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JPH0920689A - 粒剤及びその製法 - Google Patents

粒剤及びその製法

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Publication number
JPH0920689A
JPH0920689A JP19574595A JP19574595A JPH0920689A JP H0920689 A JPH0920689 A JP H0920689A JP 19574595 A JP19574595 A JP 19574595A JP 19574595 A JP19574595 A JP 19574595A JP H0920689 A JPH0920689 A JP H0920689A
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JP
Japan
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crystalline cellulose
granules
particle size
granular
water
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Application number
JP19574595A
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English (en)
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JP4100723B2 (ja
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Kazuhiro Daibu
和博 大生
Yoshihito Yaginuma
義仁 柳沼
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 硬度が高く崩壊性の良い粒剤を得ることを目
的とする。 【構成】 積算体積50%の平均粒径が10μm以
下である結晶セルロースを含有し、500μm未満の粒
子が90重量%以上である粒剤。 結晶セルロース又
はそれと原料粉体との混合物を機械的に摩砕し、結晶セ
ルロースの積算体積50%の平均粒径が10μm以下と
して押出造粒する粒剤の製法。 【効果】 粒剤中の結晶セルロースの積算体積50%の
粒径を10μm以下とすることにより硬度が高く崩壊性
の良い粒剤が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬品、食品、化粧
品、塗料、セラミックス、樹脂、触媒、その他の工業用
品等の分野における粒剤及びその製法に関する。より詳
しくは、本発明は、積算体積50%の粒径を10μm以
下の結晶セルロース押出造粒時に用いているので、粒剤
の硬度が高く崩壊性の良いため押出造粒しても500μ
m未満の粒子が90重量%以下と極めて微細な粒子をバ
ランス良く有する粒剤を提供できる。
【0002】
【従来の技術】従来、粒剤中に結晶セルロースを含有さ
せると粒剤が優れた特性を示すことが知られている。例
えば、特公昭56−2047号公報には、押出造粒法で
製造される粒剤である顆粒剤・細粒が結晶セルロースを
含有することにより、崩壊が速く、高強度で粉化率が少
ないという特性を示すことが記載されている。しかし、
押出造粒法では、押出造粒時の負荷の増大により生産性
が極めて悪く、実際上直径が0.5mm以下の、硬度が
高く崩壊性の良い細粒を得ることは困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、医薬品の薬効の
確実な発現が要求されてきており、硬度が高く崩壊性の
良い細粒が求められている。しかし、従来の技術ではこ
の要求を満たす細粒が得られない。本発明は、医薬品、
食品、化粧品、工業用品等の広い分野において、特に医
薬品分野において十分利用可能な細粒を提供できると共
に実用的に効率よく製造できる粒剤の製法を提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
技術の課題を種々検討した結果、積算体積50%の粒径
を10μm以下の結晶セルロース押出造粒時に用いてい
るので、粒剤の硬度が高く崩壊性の良いため押出造粒し
ても500μm未満の粒子が90重量%以下と極めて微
細な粒子をバランス良く有する粒剤を提供できる。
【0005】即ち、本発明は: 積算体積50%の粒径が10μm以下である結晶セ
ルロースを含有し、500μm未満の粒子が90重量%
以上である粒剤を提供する。また、 結晶セルロース、もしくは原料粉体と結晶セルロー
スの混合物を機械的に磨砕し、結晶セルロースの積算体
積50%の粒径を10μm以下として押出造粒する記
載の粒剤の製法を提供する。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
粒剤は、粒剤中に含まれる結晶セルロースの積算体積5
0%の粒径が10μm以下、好ましくは0.1〜10μ
m、より好ましくは0.3〜8μmであることが必要で
ある。すなわち、本発明の効果をより高めるためには積
算体積50%の粒径は8μm以下であることが好まし
い。本発明の粒剤の粒径の下限は特に限定されないが、
実用的な生産性を達成できるのは現在0.3μm程度ま
でである。
【0007】また、粒径が10μmを超えると押出造粒
時の負荷が増大して生産性が極めて悪く実用に耐えな
い。更に、粒径が10μmを越えると、結晶セルロース
粒子同士の結合性が弱くなり、細粒の強度が低下し、ま
た結合剤の過度の添加が必要となり細粒の崩壊性が悪く
なる。本発明の粒剤は、ロータップ式篩振盪機によりJ
IS標準篩を用い粒剤50gを20分間篩分した時の粒
剤の粒度分布において500μm未満の粒子が90重量
%以上であることが必要である。
【0008】このような粒度分布を有する粒剤を用いる
ことにより医薬品の薬局での調剤、患者の服用がし易く
なる等の利点がある。過去に市販結晶セルロース「アビ
セル」PH−101を含有し、500μm未満の粒子が
90重量%以下の細粒が得られているが、このものでは
比較例5で示すようにこの細粒中の結晶セルロースの積
算体積50%の粒径は10μmを越えており、細粒強度
が低下し細粒の崩壊が悪い。
【0009】また、これまで組成物中の結晶セルロース
の粒径を規定したものとして、特公昭55−16563
号公報に、β−1、4グルカン粉末(結晶セルロース)
と水溶性粘結剤を加えて練合した時、練合物中のβ−
1、4グルカン粉末の粒子径が5〜20μm以下(セイ
シン企業(株)製ミクロンフォトサイザー使用)である
錠剤組成物の記載がある。該公報における結晶セルロー
スの粒径に関する作用については、錠剤中での結晶セル
ロースの成形性を高めることについての記載があるのみ
である。また、該公報には、粒径が5〜20μm以下の
β−1、4グルカン粉末を含む練合物を造粒した例とし
て破砕型造粒機(不二パウダル(株)製「フラッシュミ
ル」FL−200型5mmφスクリーン)による造粒が
記載されているのみである。従って、これまでに粒径が
10μm以下の結晶セルロースを用いた押出造粒法によ
り、押出性を著しく向上し、得られた細粒の硬度を高
め、崩壊を速くすることが可能でことは知られていなか
った。
【0010】本発明の粒剤は具体的には以下の方法によ
り製造される。すなわち、結晶セルロース、もしくは原
料粉体と結晶セルロースの混合物を機械的に磨砕し、結
晶セルロースの積算体積50%の粒径を10μm以下と
して押出造粒することによって得られる。本発明でいう
結晶セルロースとは、木材パルプ、精製リンター、再生
繊維等のセルロース系素材を酸加水分解、アルカリ酸化
分解、酵素分解、スチームエクスプロージョン分解等に
よって解重合した後精製した重合度30〜375(銅安
法で測定)の水湿セルロース及びこれを乾燥したセルロ
ースである。また、パルプ等を鉱酸により軽度に加水分
解した後粉砕したセルロースであっても良い。
【0011】本発明でいう原料粉体とは、主剤または補
助剤または主剤と補助剤とを含むものをいう。主剤とし
ては、医薬品薬効成分粉末の他、農薬成分粉末、肥料成
分粉末、飼料成分粉末、食品成分粉末、化粧品成分粉
末、色材粉末、金属粉末、セラミックス粉末、触媒粉
末、香料粉末、界面活性剤粉末等が挙げられる。
【0012】医薬品薬効成分としては、例えばビタミン
製剤(例、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、
ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミン
E、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム等)、
胃腸薬(例、炭酸マグネシウム、炭酸水素ナトリウム、
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、合成ヒドロタルサ
イト、沈降炭酸カルシウム、酸化マグネシウム、ロート
エキス、ビオジアスターゼ、リパーゼAP、アルジオキ
サ等)、カゼ薬(例、アセトアミノフェン、アスピリ
ン、マレイン酸クロルフェニラミン、リン酸ジヒドロコ
デイン、ノスカピン、塩酸メチルエフェドリン、カフェ
イン、セラペプターゼ、塩化リゾチーム等)、
【0013】鎮咳去痰薬(例、塩酸クロペラスチン、臭
化水素酸デキストロメトルファン、テオフィリン、グア
ヤコールスルホン酸カリウム等)、解熱鎮痛薬(例、エ
テンザミド、サリチルアミド、ブロムワレリル尿素、塩
酸チノリジン、無水カフェイン等)、抗生物質製剤
(例、セファレキシン、アモキシシリン、塩酸ピブメシ
リナム、塩酸セフォチアム等)、精神神経用剤(例、ジ
アゼパム、ロラゼパム、オキサゾラム、レオドパ等)、
鎮痙剤(例、臭化水素酸スコポラミン、塩酸ジフェンヒ
ドラミン、塩酸パパベリン、アミノフィリン等)、抗骨
粗鬆症剤(例、イプリフラボン等)、血圧降下剤(例、
塩酸デラプリル、カプトプリル、塩酸マニジピン等)、
血管拡張剤(例、モルシドミン、ニフェジピン、硝酸イ
ソソルビド、塩酸ジルチアゼム等)、アレルギー用薬
(例、アンレキサノクス、トラニラスト等)、催眠鎮静
剤(例、エスタゾラム、ニトラゼパム、フェノバルビタ
ールナトリウム等)、利尿薬(例、イソソルビド、フロ
セミド等)、利胆剤(例、トレピブトン、ウルソデスオ
キシコール酸等)等が用いられる。
【0014】補助剤としては希釈剤、結合剤、崩壊剤等
一般に主剤と共に用いられるものが挙げられる。該希釈
剤には、例えば、糖類(例、乳糖、グラニュー糖、コー
ンスターチ等)、糖アルコール類(例、マンニトール
等)及びその誘導体(例、ヒドロキシプロピルセルロー
ス等)、無機物類(例、タルク等)等が用いられる。該
結合剤にはヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、メチルセルロース、デキス
トリン、アルファ化デンプン等が用いられる。
【0015】該崩壊剤にはカルボキシメチルセルロース
カルシウム、カルボキシメチルセルロース、カルメロー
スナトリウムの架橋重合物(クロスカルメロースナトリ
ウム)、クロスポビドン、コーンスターチ等が用いられ
る。上述の補助剤は、主剤の種類や使用目的を考慮して
適宜選択すればよい。本発明でいう機械的な磨砕とは湿
式・乾式の別を問わず、ボールミル、ハンマーミル、ビ
ーズミル、チューブミル、振動ミル等の粉砕形式による
粉砕またはニーダー、プラネタリーミキサー、コロイド
ミル、リボンブレンダー等の汎用の練合機、磨砕機械ま
たはエクストルーダー等の押出造粒機等を用いての粉砕
により、結晶セルロースを微細化することをいう。
【0016】好ましくはニーダー、プラネタリーミキサ
ー等の練合機中で水、または水溶性の結合液と共に練合
するのがよいが、この場合の水の量または水溶性結合液
の量としては、原料粉体と結晶セルロースの混合物が水
または水溶性結合液と練合された時、練合物がフニキュ
ラー、乃至キャピラリー領域(化学工学24、230
(1960)参照)を満足しているものでなければなら
ない。特にプラネタリーミキサー(例、品川工業所製5
−DM型)による磨砕では、本発明の実施例で示す結晶
セルロースを使用する場合、5分の短時間でも練合物中
の結晶セルロースの粒径を10μm以下に微細化できる
ので好ましい。
【0017】プラネタリーミキサー等の練合機による練
合で結晶セルロースの積算体積50%の粒径が10μm
以下になるのは、理由は定かではないが結晶セルロース
の諸性質、例えば重合度、飽和吸水量、保水量が関係し
ていると思われ、適度な範囲の重合度、飽和吸水量、保
水量を有し、粒子間空隙が比較的狭い結晶セルロースを
用いると積算体積50%の粒径が10μm以下になり易
い。押出造粒に用いる装置やその運転操作等は公知の技
術を適用すれば良いが、装置については好ましくは一軸
または複数軸を有するスクリュー型押出造粒機であっ
て、前面に0.1〜1.0mmφ(好ましくは0.1〜
0.5mmφ更に好ましくは0.2〜0.4mmφ)の
範囲の孔径の孔を多数有する平板もしくは半球面上のダ
イを備えたスクリュー型押出造粒機が良く、市販されて
いる装置としては不二パウダル(株)製「ドームグラ
ン」「ツインドームグラン」等が挙げられる。
【0018】本発明の粒剤は顆粒剤、散剤、細粒等であ
るが、好ましくは細粒であり、カプセル剤、錠剤、流動
食等の用途に用いることができる。本発明でいう積算体
積50%の粒径とは結晶セルロースを水に分散させ、堀
場製作所(株)製レーザー回折式粒度分布測定装置LA
−500型で測定する時(屈折率の設定;標準、分散
液;1%Tween20溶液、超音波分散時間2分)の
体積基準粒度分布における積算体積50%の粒径であ
る。ここでいう粒径とは粒剤10個についての粒径の平
均値を指す。
【0019】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明を更に詳しく説
明する。まず実施例、比較例で用いる結晶セルロース
(A)〜(D)のサンプルの調製について以下に示す。
製造例及び実施例における各種測定は以下の通りに行っ
た。 飽和吸水量;得られた結晶セルロース粉末の乾燥重
量5gに対して純水を滴下しながらヘラで練り、結晶セ
ルロース表面にわずかに水が滲み出る時を終点としてそ
の時の純水滴下量(ml)を結晶セルロース粉末乾燥重
量5gで除した値である。 保水量:結晶セルロース粉末の乾燥重量2gに純水
30mlを加え十分分散させ、遠心分離(7400G、
10分間)を行い、上澄みを除いた時の結晶セルロース
が保持できる純水の量(ml)を測定し、その量を結晶
セルロース粉末の乾燥重量2gで除した値である。
【0020】 粒剤中の結晶セルロースの積算体積5
0%の粒径:粒剤500mgに純水0.8mlを加え、
さらに10N水酸化ナトリウム0.2ml、2M酢酸
1.6ml、純水25ml、10%グルコアミラーゼを
加えて37℃で2時間撹拌した。次いで、遠心分離(7
400G、10分間)し、上澄みを除いた後、残渣に純
水4ml、エタノール16mlを加え、遠心分離(74
00G、10分間)した。遠心分離後、上澄みを除き希
酸1ml、純水30mlを加え100℃30分間加温し
た。さらに遠心分離(7400G、10分間)し、上澄
みを除いた残渣に純水30mlを加え希アルカリで中和
後、再度遠心分離(7400G、10分間)し、上澄み
を除き、残渣を純水に分散し、レーザー回折式粒度分布
測定装置LA−500型(堀場製作所(株)製)にて積
算体積50%の粒径を測定した。
【0021】 離水の目視時期:押出の最中の離水を
目視で観察した。 粒度分布:表中の目開きを有するJIS標準篩を用
いて粒剤50gを20分間ロータップ式篩分機で篩分し
た時の粒度分布である。 摩損試験:粒剤10gを精秤し粒径は直径3mm、
100個と共に15分間摩損試験し、粉化した重量を測
定し粒剤重量10gで除して摩損度〔粉化率(%)〕を
算出する。
【0022】 崩壊時間:粒剤を355μmの篩で篩
い、篩上の残留物0.1gを網目の開き0.3μmの網
を有する補助筒6個に取る他は顆粒の崩壊試験に準じて
行い、試料の残留物を認めなくなる時間を測定した。
【0023】<結晶セルロースの製造> (製造例1)市販DPパルプ(a)1kgを細断し、1
%塩酸溶液中で加圧下120℃、30分間加水分解し、
得られた酸不要残渣を濾過洗浄し、風乾後、ハンマーミ
ルで解砕し60号(目開き250μm)の篩で粗大物を
除き、篩下積算分布の粒子径D50が32μm、重合度1
30(銅安法で測定)、飽和吸水量1.66、保水量1
75%の結晶セルロース(A)を650g得た。
【0024】(製造例2)市販DPパルプ(b)1kg
を細断し、10%塩酸溶液中で加圧下105℃20分間
加水分解し、得られた酸不要残渣を濾過洗浄し、風乾
後、ハンマーミルで解砕し60号(目開き250μm)
の篩で粗大物を除き、篩下積算分布の粒子径D50が35
μm、重合度180(銅安法で測定)、飽和吸水量2.
18、保水量221%の結晶セルロース(B)を600
g得た。
【0025】(製造例3)市販DPパルプ(c)1kg
を細断し、9%塩酸溶液中で加圧下105℃20分間加
水分解し、得られた酸不要残渣を濾過洗浄し、風乾後、
ハンマーミルで解砕しミクロンセパレーターで30μm
以上の粗大粒子を除き、篩下積算分布の粒子径D50が2
9μm、重合度140(銅安法で測定)、飽和吸水量
1.16、保水量135%の結晶セルロース(C)を5
40g得た。
【0026】(製造例4)市販DPパルプ(d)1kg
を細断し、9%塩酸溶液中で加圧下105℃20分間加
水分解し、得られた酸不要残渣を濾過洗浄し、風乾後、
ハンマーミルで解砕しミクロンセパレーターで30μm
以上の粗大粒子を除き、篩下積算分布の粒子径D50が1
3μm、重合度140(銅安法で測定)、飽和吸水量
1.12、保水量140%の結晶セルロース(D)を6
00g得た。
【0027】<粒剤の製造> (実施例1)製造例1の結晶セルロース(A)300g
をプラネタリーミキサー(品川工業所製5−DM型、パ
ドルはビーター型使用)内に仕込み、加水量(仕込み重
量に対する純水の体積;ml/g−仕込み)を下表のよ
うにし、63rpmで5分間練合し、練合物の一部を水
に分散させ、レーザー回折式粒度分布測定装置で練合物
中の結晶セルロース(A)の積算体積50%の粒径を測
定し、粒径を算出した。
【0028】また、これらの練合物を0.3mmφの押
出ダイを備える押出造粒機(不二パウダル(株)製「ド
ームグラン」DG−L1型)で造粒した。この方法によ
り得られた造粒物の重量を測定し1分間当たりの排出量
を測定した(この場合、練合物はホッパーに一度に投入
した)。押出状態、押出された造粒物同士の付着性、ダ
イ表面からの水の排出(離水)は目視により観察を行っ
た。その結果を表1に示す。また得られた粒剤の粒度分
布を表2に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】(比較例1)製造例1の結晶セルロース
(A)の代わりに製造例2の結晶セルロース(B)を用
い、それ以外は実施例1と同様に操作した。その結果を
表3に示す。また得られた粒剤の粒度分布を表4に示
す。
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】(比較例2)製造例1の結晶セルロース
(A)の代わりに製造例3の結晶セルロース(C)を用
い、それ以外は実施例1と同様に操作した。その結果を
表5に示す。
【表5】
【0035】(比較例3)製造例1の結晶セルロース
(A)の代わりに製造例4の結晶セルロース(D)を用
い、それ以外は実施例1と同様に操作した。結果を表6
に示す。
【表6】
【0036】(実施例2)製造例1の結晶セルロース
(A)150gと200メッシュ乳糖(DMV製)10
5g、コーンスターチ(日澱化学製)45gとをビニー
ル袋内で混合した後、その混合物をプラネタリーミキサ
ー(品川工業所製5−DM型、パドルはビーター型使
用)内に仕込み、加水量(仕込み重量に対する純水の体
積;ml/g−仕込み)は表7記載のようにし、63r
pmで5分間練合し、0.3mmφの押出ダイを備える
押出造粒機(不二パウダル(株)製「ドームグラン」D
G−L1型)で造粒した。
【0037】また、押出造粒により得られた造粒物の重
量を測定し1分間当たりの排出量を測定した(この場
合、練合物はホッパーに一度に投入した)。押出状態、
押出された造粒物同士の付着性、ダイ表面からの水の排
出(離水)は目視により観察を行った。その結果を表7
に示す。また得られた粒剤の粒度分布を表8に示す。ま
た、摩損度試験の結果を表9に示す。
【0038】
【表7】
【0039】
【表8】
【0040】
【表9】
【0041】(比較例4)製造例1記載の結晶セルロー
ス(A)の代わりに製造例2記載の結晶セルロース
(B)を用いる以外は実施例2と同様に操作した。その
結果を表10に示す。また得られた粒剤の粒度分布を表
11に示す。また摩損度試験の結果を表12に示す。
【表10】
【0042】
【表11】
【0043】
【表12】
【0044】(実施例3)アセトアミノフェン(山本化
学製)500g、結晶セルロース(A)240g、20
0メッシュ乳糖(DMV製)700g、コーンスターチ
(日澱化学製)300gとをビニール袋内で混合した
後、その混合物をプラネタリーミキサー(品川工業所製
5−DM型、パドルはビーター型使用)内に仕込み、加
水量(仕込み重量に対する純水の体積;ml/g−仕込
み)は表13記載のようにし、63rpmで5分間練合
し、0.3mmφの押出ダイを備える押出造粒機(不二
パウダル(株)製「ドームグラン」DG−L1型)で造
粒した。乾燥後の粒剤中の500μm未満の粒子は90
重量%以上であった。
【0045】粒剤中の結晶セルロースの積算体積50%
の粒径の測定は実施例2と同様にして行った。粒剤の摩
損度試験及び、崩壊試験を行った結果を表13に示す。
【表13】
【0046】(比較例5)アセトアミノフェン(山本化
学製)500g、結晶セルロース「アビセル」PH−1
01、240g、200メッシュ乳糖(DMV製)70
0g、コーンスターチ(日澱化学製)300g結合剤H
PC−EFP(信越化学工業製)75gとをビニール袋
内で混合した後、その混合物をプラネタリーミキサー
(品川工業所製5−DM型、パドルはビーター型使用)
内に仕込み、加水量(仕込み重量に対する純水の体積;
ml/g−仕込み)は表中記載のようにし、63rpm
で5分間練合し、0.3mmφの押出ダイを備える押出
造粒機(不二パウダル(株)製「ドームグラン」DG−
L1型)で造粒した。乾燥後の粒剤中の500μm未満
の粒子は90重量%以上であった。
【0047】粒剤中の結晶セルロースの積算体積50%
の粒径の測定は実施例2と同様にして行った。粒剤の摩
損度試験し、崩壊試験を行った結果を表14に示す。
【表14】
【0048】
【発明の効果】以上の通り、本発明では、積算体積50
%の粒径を10μm以下の結晶セルロース押出造粒時に
用いているので、粒剤の硬度が高く崩壊性の良いため押
出造粒しても500μm未満の粒子が90重量%以下と
極めて微細な粒子をバランス良く有する粒剤を提供でき
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積算体積50%の粒径が10μm以下で
    ある結晶セルロースを含有し、500μm未満の粒子が
    90重量%以上であることを特徴とする粒剤。
  2. 【請求項2】 結晶セルロース、もしくは原料粉体と結
    晶セルロースの混合物を機械的に磨砕し、結晶セルロー
    スの積算体積50%の粒径を10μm以下として押出造
    粒することを特徴とする請求項1記載の粒剤の製法。
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