JPH09192811A - 半溶融金属ダイキャスト成形機 - Google Patents
半溶融金属ダイキャスト成形機Info
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- JPH09192811A JPH09192811A JP390796A JP390796A JPH09192811A JP H09192811 A JPH09192811 A JP H09192811A JP 390796 A JP390796 A JP 390796A JP 390796 A JP390796 A JP 390796A JP H09192811 A JPH09192811 A JP H09192811A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 半溶融金属を形状を損なうことなく、簡便容
易に射出スリーブ内へ収納して射出充填し、良好な品質
の鋳造品を成形することが可能な半溶融金属ダイキャス
ト成形機を提供するものである。 【解決手段】 左右一対の金型と、該両金型で形成され
る金型キャビティ内に半溶融金属を射出充填する射出ス
リーブとを備えた半溶融金属成形用の横型の半溶融金属
ダイキャスト成形機であって、該射出スリーブは、略垂
直状態と水平状態の間を傾動自在な射出シリンダの前方
に進退動自在に配設された筒状のドッキングフレームの
先端部に嵌装され、かつ、該射出スリーブ内に該射出シ
リンダのピストンロッドに連結されたプランジャチップ
が進退動自在に嵌装された構成とした。
易に射出スリーブ内へ収納して射出充填し、良好な品質
の鋳造品を成形することが可能な半溶融金属ダイキャス
ト成形機を提供するものである。 【解決手段】 左右一対の金型と、該両金型で形成され
る金型キャビティ内に半溶融金属を射出充填する射出ス
リーブとを備えた半溶融金属成形用の横型の半溶融金属
ダイキャスト成形機であって、該射出スリーブは、略垂
直状態と水平状態の間を傾動自在な射出シリンダの前方
に進退動自在に配設された筒状のドッキングフレームの
先端部に嵌装され、かつ、該射出スリーブ内に該射出シ
リンダのピストンロッドに連結されたプランジャチップ
が進退動自在に嵌装された構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアルミニウム合金や
マグネシウム合金などの微細な初晶が液相中に分散した
半溶融金属成形用の横型の半溶融金属ダイキャスト成形
機であって、特に容器無しでは射出スリーブに挿入前に
成形に使用する金属素材の形状を維持することが困難な
液相率の高い半溶融金属や、あるいは、固液共存温度範
囲が狭いので温度管理が困難であるため容器無しでは射
出スリーブに挿入前に金属素材の形状を維持することが
困難な展伸合金などを、金属素材の形状を極力保持した
まま成形することが可能な半溶融金属ダイキャスト成形
機に関する。
マグネシウム合金などの微細な初晶が液相中に分散した
半溶融金属成形用の横型の半溶融金属ダイキャスト成形
機であって、特に容器無しでは射出スリーブに挿入前に
成形に使用する金属素材の形状を維持することが困難な
液相率の高い半溶融金属や、あるいは、固液共存温度範
囲が狭いので温度管理が困難であるため容器無しでは射
出スリーブに挿入前に金属素材の形状を維持することが
困難な展伸合金などを、金属素材の形状を極力保持した
まま成形することが可能な半溶融金属ダイキャスト成形
機に関する。
【0002】
【従来の技術】チクソキャスト法は、従来の鋳造法に比
べて鋳造欠陥や偏析が少なく、金属組織が均一で、金型
寿命が長いことや成形サイクルが短いなどの利点があ
り、最近注目されている半溶融成形技術である。この成
形法において使用されるビレットは、射出スリーブに挿
入するために通常、運搬、把持するに必要な所定の硬さ
を有する、半溶融温度域に保持されたものが普通であ
る。
べて鋳造欠陥や偏析が少なく、金属組織が均一で、金型
寿命が長いことや成形サイクルが短いなどの利点があ
り、最近注目されている半溶融成形技術である。この成
形法において使用されるビレットは、射出スリーブに挿
入するために通常、運搬、把持するに必要な所定の硬さ
を有する、半溶融温度域に保持されたものが普通であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
成形に使用している金属素材の液相率は、必ずしも成形
に適した液相率ではない。特に薄肉製品、長い製品を成
形する場合、また、固液共存温度範囲が狭い合金を使用
して成形する場合では、ロボット等のアームにより運
搬、把持できる温度の半溶融金属では、成形が容易でな
いことがある。このため、成形に適した液相率を示すま
で容器内の金属素材の温度を上げるが、上げ過ぎると射
出スリーブへの金属の挿入は容易になるが、挿入された
金属が射出スリーブに接触して半溶融金属の温度が低下
したり、成形した製品中に粗大な成分偏析が生じたり、
さらに金型キャビティに金属を充填中に空気を巻き込み
やすい。このことから、ロボット等のアームにより運
搬、把持が困難だが、容器に入れて運搬し、射出スリー
ブの内部にビレットの元の形状をなるべく維持して入れ
ることが可能な通常の成形よりも液相率の高い半溶融金
属を成形する必要があった。この要求に対応するために
は、通常の横型ダイキャストにおいては、射出スリーブ
の長手方向が型締め方向に平行に位置しており、このた
めに、射出スリーブ開口部からの半溶融金属の挿入が容
易に行なわれないという問題があった。本発明は、上述
の問題点に着目し、成形に使用する金属素材の形状を容
器無しではスリーブに挿入前に維持することが困難な液
相率の高い半溶融金属や、容器無しでは射出スリーブに
挿入前に固液共存温度範囲が狭いので温度管理が困難で
あるため金属素材の形状を維持することが困難な展伸合
金などを成形することが可能な半溶融金属ダイキャスト
成形機を提供することを目的とするものである。
成形に使用している金属素材の液相率は、必ずしも成形
に適した液相率ではない。特に薄肉製品、長い製品を成
形する場合、また、固液共存温度範囲が狭い合金を使用
して成形する場合では、ロボット等のアームにより運
搬、把持できる温度の半溶融金属では、成形が容易でな
いことがある。このため、成形に適した液相率を示すま
で容器内の金属素材の温度を上げるが、上げ過ぎると射
出スリーブへの金属の挿入は容易になるが、挿入された
金属が射出スリーブに接触して半溶融金属の温度が低下
したり、成形した製品中に粗大な成分偏析が生じたり、
さらに金型キャビティに金属を充填中に空気を巻き込み
やすい。このことから、ロボット等のアームにより運
搬、把持が困難だが、容器に入れて運搬し、射出スリー
ブの内部にビレットの元の形状をなるべく維持して入れ
ることが可能な通常の成形よりも液相率の高い半溶融金
属を成形する必要があった。この要求に対応するために
は、通常の横型ダイキャストにおいては、射出スリーブ
の長手方向が型締め方向に平行に位置しており、このた
めに、射出スリーブ開口部からの半溶融金属の挿入が容
易に行なわれないという問題があった。本発明は、上述
の問題点に着目し、成形に使用する金属素材の形状を容
器無しではスリーブに挿入前に維持することが困難な液
相率の高い半溶融金属や、容器無しでは射出スリーブに
挿入前に固液共存温度範囲が狭いので温度管理が困難で
あるため金属素材の形状を維持することが困難な展伸合
金などを成形することが可能な半溶融金属ダイキャスト
成形機を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、第1の発明においては、左右一対の金型
と、該両金型で形成される金型キャビティ内に半溶融金
属を射出充填する射出スリーブとを備えた半溶融金属成
形用の横型の半溶融金属ダイキャスト成形機であって、
該射出スリーブは、略垂直状態と水平状態の間を傾動自
在な射出シリンダの前方に進退動自在に配設された筒状
のドッキングフレームの先端部に嵌装され、かつ、該射
出スリーブ内に該射出シリンダのピストンロッドに連結
されたプランジャチップが進退動自在に嵌装された構成
とした。また、第2の発明においては、第1の発明にお
ける射出シリンダの傾動手段を、液圧シリンダまたは電
動機としたものである。そして、第3の発明では、左右
一対の金型と、該金型に固設され内部に軸方向進退動自
在なプランジャチップを嵌装し該両金型で形成される金
型キャビティ内に半溶融金属を射出充填する水平な射出
スリーブとを備えた半溶融金属成形用の横型ダイキャス
ト成形機であって、略円筒状の半溶融金属を収納できる
傾斜した円筒状の供給スリーブを、該射出スリーブの供
給口の上方に金型開閉方向に向かって進退動自在に配設
した構成とした。
するために、第1の発明においては、左右一対の金型
と、該両金型で形成される金型キャビティ内に半溶融金
属を射出充填する射出スリーブとを備えた半溶融金属成
形用の横型の半溶融金属ダイキャスト成形機であって、
該射出スリーブは、略垂直状態と水平状態の間を傾動自
在な射出シリンダの前方に進退動自在に配設された筒状
のドッキングフレームの先端部に嵌装され、かつ、該射
出スリーブ内に該射出シリンダのピストンロッドに連結
されたプランジャチップが進退動自在に嵌装された構成
とした。また、第2の発明においては、第1の発明にお
ける射出シリンダの傾動手段を、液圧シリンダまたは電
動機としたものである。そして、第3の発明では、左右
一対の金型と、該金型に固設され内部に軸方向進退動自
在なプランジャチップを嵌装し該両金型で形成される金
型キャビティ内に半溶融金属を射出充填する水平な射出
スリーブとを備えた半溶融金属成形用の横型ダイキャス
ト成形機であって、略円筒状の半溶融金属を収納できる
傾斜した円筒状の供給スリーブを、該射出スリーブの供
給口の上方に金型開閉方向に向かって進退動自在に配設
した構成とした。
【0005】
【発明の実施の態様】第1の発明においては、左右一対
の金型と、該両金型で形成される金型キャビティ内に半
溶融金属を射出充填する射出スリーブとを備えた半溶融
金属成形用の横型の半溶融金属ダイキャスト成形機であ
って、該射出スリーブは、略垂直状態と水平状態の間を
傾動自在な射出シリンダの前方に進退動自在に配設され
た筒状のドッキングフレームの先端部に嵌装され、か
つ、該射出スリーブ内に該射出シリンダのピストンロッ
ドに連結されたプランジャチップが進退動自在に嵌装さ
れた構成として、半溶融金属をそのまま素材形状を維持
しつつ射出する。したがって、容器無しでは射出スリー
ブに挿入前に成形に使用する金属素材の形状を維持する
ことが困難な液相率の高い半溶融金属や、あるいは、容
器無しでは射出スリーブに挿入前に固液共存温度範囲が
狭いので温度管理が困難であるため金属素材の形状を維
持することが困難な展伸合金などを、金属素材の形状を
そのまま保持したまま成形することができ、均一な組織
の成形体が得られる。第2の発明においては、射出シリ
ンダの傾動手段を、液圧シリンダまたは電動機としたの
で、遠隔操作で簡便容易に射出スリーブを傾動できる。
第3の発明においては、左右一対の金型と、該金型に固
設され内部に軸方向進退動自在なプランジャチップを嵌
装し該両金型で形成される金型キャビティ内に半溶融金
属を射出充填する水平な射出スリーブとを備えた半溶融
金属成形用の横型ダイキャスト成形機であって、略円筒
状の半溶融金属を収納できる傾斜した円筒状の供給スリ
ーブを、該射出スリーブの供給口の上方に金型開閉方向
に向かって進退動自在に配設した構成としたので、略円
筒状の半溶融金属の長手方向をそのまま射出スリーブの
長手方向に沿って収納し、その後、射出スリーブ内を摺
動するプランジャチップの移動により、該射出スリーブ
内の半溶融金属を金型キャビティ内へ射出する。したが
って、射出スリーブに挿入前に容器無しでは形状を維持
することが困難な液相率の高い半溶融金属や、容器無し
では射出スリーブに挿入前に固液共存温度範囲が狭いの
で温度管理が困難であるため金属素材の形状を維持する
ことが困難な展伸合金を成形し、均一な組織の成形体が
得られる。
の金型と、該両金型で形成される金型キャビティ内に半
溶融金属を射出充填する射出スリーブとを備えた半溶融
金属成形用の横型の半溶融金属ダイキャスト成形機であ
って、該射出スリーブは、略垂直状態と水平状態の間を
傾動自在な射出シリンダの前方に進退動自在に配設され
た筒状のドッキングフレームの先端部に嵌装され、か
つ、該射出スリーブ内に該射出シリンダのピストンロッ
ドに連結されたプランジャチップが進退動自在に嵌装さ
れた構成として、半溶融金属をそのまま素材形状を維持
しつつ射出する。したがって、容器無しでは射出スリー
ブに挿入前に成形に使用する金属素材の形状を維持する
ことが困難な液相率の高い半溶融金属や、あるいは、容
器無しでは射出スリーブに挿入前に固液共存温度範囲が
狭いので温度管理が困難であるため金属素材の形状を維
持することが困難な展伸合金などを、金属素材の形状を
そのまま保持したまま成形することができ、均一な組織
の成形体が得られる。第2の発明においては、射出シリ
ンダの傾動手段を、液圧シリンダまたは電動機としたの
で、遠隔操作で簡便容易に射出スリーブを傾動できる。
第3の発明においては、左右一対の金型と、該金型に固
設され内部に軸方向進退動自在なプランジャチップを嵌
装し該両金型で形成される金型キャビティ内に半溶融金
属を射出充填する水平な射出スリーブとを備えた半溶融
金属成形用の横型ダイキャスト成形機であって、略円筒
状の半溶融金属を収納できる傾斜した円筒状の供給スリ
ーブを、該射出スリーブの供給口の上方に金型開閉方向
に向かって進退動自在に配設した構成としたので、略円
筒状の半溶融金属の長手方向をそのまま射出スリーブの
長手方向に沿って収納し、その後、射出スリーブ内を摺
動するプランジャチップの移動により、該射出スリーブ
内の半溶融金属を金型キャビティ内へ射出する。したが
って、射出スリーブに挿入前に容器無しでは形状を維持
することが困難な液相率の高い半溶融金属や、容器無し
では射出スリーブに挿入前に固液共存温度範囲が狭いの
で温度管理が困難であるため金属素材の形状を維持する
ことが困難な展伸合金を成形し、均一な組織の成形体が
得られる。
【0006】
【実施例】以下図面に基づいて、本発明の実施例の詳細
について説明する。図1〜図3は本発明の実施例に係
り、図1は半溶融金属ダイキャスト成形機(第1実施
例)の工程説明図、図2は図1の半溶融金属ダイキャス
ト成形機の射出装置の縦断面図、図3は他の実施例を示
す半溶融金属ダイキャスト成形機(第2実施例)の工程
説明図、図4は別の他の実施例を示す半溶融金属ダイキ
ャスト成形機(第3実施例)の工程説明図である。
について説明する。図1〜図3は本発明の実施例に係
り、図1は半溶融金属ダイキャスト成形機(第1実施
例)の工程説明図、図2は図1の半溶融金属ダイキャス
ト成形機の射出装置の縦断面図、図3は他の実施例を示
す半溶融金属ダイキャスト成形機(第2実施例)の工程
説明図、図4は別の他の実施例を示す半溶融金属ダイキ
ャスト成形機(第3実施例)の工程説明図である。
【0007】図1〜図4において、半溶融金属ダイキャ
スト成形機100は、固定盤1と可動盤2に各々固設さ
れた左右一対の固定金型3と可動金型4からなる金型装
置10と、この金型装置10を型締する型締装置20
(詳細は図示せず)と、両金型3、4の間に形成された
金型キャビティ5へ半溶融金属Mを射出充填する射出装
置30とで形成される、いわゆる横型ダイキャスト機で
ある。そして、図1の実施例における射出装置30は、
図2に示すように、筒状のドッキングフレーム34の頂
部透孔に嵌装された円筒状の射出スリーブ32と、ドッ
キングフレーム34と、ドッキングフレーム34の下端
に装着された複数個(2個または4個の場合が多い)の
ドッキングシリンダ36と、ドッキングシリンダ36に
進退動自在に連結されピンジョイント38b回りに傾動
自在な射出シリンダ38と、射出シリンダ38の傾動を
司る傾動シリンダ40とから構成され、ドッキングシリ
ンダ34は射出シリンダ38に対して前後進自在で、か
つ、射出スリーブ32内に収納された半溶融金属Mは射
出スリーブ内を射出スリーブ内に嵌装されカップリング
39aを介して射出シリンダ38のピストンロッド38
aと連結されたプランジャチップ39の進退動により移
動自在とされる。
スト成形機100は、固定盤1と可動盤2に各々固設さ
れた左右一対の固定金型3と可動金型4からなる金型装
置10と、この金型装置10を型締する型締装置20
(詳細は図示せず)と、両金型3、4の間に形成された
金型キャビティ5へ半溶融金属Mを射出充填する射出装
置30とで形成される、いわゆる横型ダイキャスト機で
ある。そして、図1の実施例における射出装置30は、
図2に示すように、筒状のドッキングフレーム34の頂
部透孔に嵌装された円筒状の射出スリーブ32と、ドッ
キングフレーム34と、ドッキングフレーム34の下端
に装着された複数個(2個または4個の場合が多い)の
ドッキングシリンダ36と、ドッキングシリンダ36に
進退動自在に連結されピンジョイント38b回りに傾動
自在な射出シリンダ38と、射出シリンダ38の傾動を
司る傾動シリンダ40とから構成され、ドッキングシリ
ンダ34は射出シリンダ38に対して前後進自在で、か
つ、射出スリーブ32内に収納された半溶融金属Mは射
出スリーブ内を射出スリーブ内に嵌装されカップリング
39aを介して射出シリンダ38のピストンロッド38
aと連結されたプランジャチップ39の進退動により移
動自在とされる。
【0008】このように構成された第1実施例の半溶融
金属ダイキャスト成形機100(図1)における射出工
程は、図1の(a)〜(d)の順に作業が進められる。
すなわち、工程(a)では、一体となった射出スリーブ
32とドッキングフレーム34と射出シリンダ38を傾
動シリンダ40を操作して垂直または垂直に近い状態に
傾斜して保持し図示しない給湯ロボットなどの搬送装置
により、射出スリーブ32内へ半固体状態の半溶融金属
Mを挿入した後、工程(b)で射出スリーブ32を静か
に傾動して水平状態とする。そして、工程(c)ではド
ッキングシリンダ36を操作して射出シリンダ38に対
して射出スリーブ32を金型方向に前進し固定盤1の給
湯口1aに射出スリーブ32の先端を嵌装する。つぎ
に、工程(d)では射出シリンダ38を操作し、プラン
ジャチップ39を前進させて射出スリーブ32内の半溶
融金属Mを金型キャビティ5内へ射出充填する。以上の
ようにして、射出スリーブ32内へ挿入された半溶融金
属Mを形状を壊すことなく金型キャビティ5内へ射出充
填することができる。
金属ダイキャスト成形機100(図1)における射出工
程は、図1の(a)〜(d)の順に作業が進められる。
すなわち、工程(a)では、一体となった射出スリーブ
32とドッキングフレーム34と射出シリンダ38を傾
動シリンダ40を操作して垂直または垂直に近い状態に
傾斜して保持し図示しない給湯ロボットなどの搬送装置
により、射出スリーブ32内へ半固体状態の半溶融金属
Mを挿入した後、工程(b)で射出スリーブ32を静か
に傾動して水平状態とする。そして、工程(c)ではド
ッキングシリンダ36を操作して射出シリンダ38に対
して射出スリーブ32を金型方向に前進し固定盤1の給
湯口1aに射出スリーブ32の先端を嵌装する。つぎ
に、工程(d)では射出シリンダ38を操作し、プラン
ジャチップ39を前進させて射出スリーブ32内の半溶
融金属Mを金型キャビティ5内へ射出充填する。以上の
ようにして、射出スリーブ32内へ挿入された半溶融金
属Mを形状を壊すことなく金型キャビティ5内へ射出充
填することができる。
【0009】一方、図3の第2実施例の半溶融金属ダイ
キャスト成形機100は、射出スリーブ32の傾動手段
として傾動シリンダの代わりに電動機50を採用したも
ので、ピンジョイント38bの回転軸を電動機50で回
動することにより(あるいは電動機50の代わりに液圧
モータを採用してもよい)、射出スリーブ32、ドッキ
ングフレーム34および射出シリンダ38を一体的に傾
動するようになっている。すなわち、図3の(e)は、
射出シリンダ38の回転中心であるピンジョイント部に
電動機50を取り付ける状態を示しており、図1と同様
に、工程(a)から工程(d)の順に電動機50やドッ
キングシリンダ36、射出シリンダ38を操作して射出
シリンダ32内の半溶融金属Mを金型キャビティ5内へ
射出充填する。
キャスト成形機100は、射出スリーブ32の傾動手段
として傾動シリンダの代わりに電動機50を採用したも
ので、ピンジョイント38bの回転軸を電動機50で回
動することにより(あるいは電動機50の代わりに液圧
モータを採用してもよい)、射出スリーブ32、ドッキ
ングフレーム34および射出シリンダ38を一体的に傾
動するようになっている。すなわち、図3の(e)は、
射出シリンダ38の回転中心であるピンジョイント部に
電動機50を取り付ける状態を示しており、図1と同様
に、工程(a)から工程(d)の順に電動機50やドッ
キングシリンダ36、射出シリンダ38を操作して射出
シリンダ32内の半溶融金属Mを金型キャビティ5内へ
射出充填する。
【0010】さらに、図4の第3実施例では、従来公知
の横型締横鋳込のダイキャスト成形機を半溶融金属ダイ
キャスト成形機100として使用する。すなわち、固定
盤1の固設された射出スリーブ32の給湯口の上方に、
斜めに傾斜させた供給スリーブ60を配設し、前後進シ
リンダ70のピストンロッド70aの連結して前後進自
在に構成した。このように構成した図3の半溶融金属ダ
イキャスト成形機100においては、供給スリーブ60
内へ半溶融金属Mを挿入してから、工程(a)、工程
(b)、工程(c)の順に半溶融金属Mの長手方向を射
出スリーブ32内の軸方向に沿わせて挿入し、射出シリ
ンダ38を操作して射出充填する。
の横型締横鋳込のダイキャスト成形機を半溶融金属ダイ
キャスト成形機100として使用する。すなわち、固定
盤1の固設された射出スリーブ32の給湯口の上方に、
斜めに傾斜させた供給スリーブ60を配設し、前後進シ
リンダ70のピストンロッド70aの連結して前後進自
在に構成した。このように構成した図3の半溶融金属ダ
イキャスト成形機100においては、供給スリーブ60
内へ半溶融金属Mを挿入してから、工程(a)、工程
(b)、工程(c)の順に半溶融金属Mの長手方向を射
出スリーブ32内の軸方向に沿わせて挿入し、射出シリ
ンダ38を操作して射出充填する。
【0011】以上説明したように、本発明においては、
半溶融金属を挿入することを容易にする上記3種の実施
例の射出部を有する半溶融金属ダイキャスト成形機10
0を用いることにより、容器無しでは形状を維持するこ
とが困難な液相率の高い半溶融金属や、固液共存温度範
囲が狭いために温度管理が困難であることから成形に使
用する金属素材の形状を容器無しでは維持することが射
出スリーブ32に挿入前に困難な展伸合金の半溶融金属
を射出スリーブ32に簡単に挿入し、その後成形し、良
好な鋳造材を得ることができる。表1に鋳造材の品質に
及ぼす成形条件およびダイキャスト機の影響を示す。
半溶融金属を挿入することを容易にする上記3種の実施
例の射出部を有する半溶融金属ダイキャスト成形機10
0を用いることにより、容器無しでは形状を維持するこ
とが困難な液相率の高い半溶融金属や、固液共存温度範
囲が狭いために温度管理が困難であることから成形に使
用する金属素材の形状を容器無しでは維持することが射
出スリーブ32に挿入前に困難な展伸合金の半溶融金属
を射出スリーブ32に簡単に挿入し、その後成形し、良
好な鋳造材を得ることができる。表1に鋳造材の品質に
及ぼす成形条件およびダイキャスト機の影響を示す。
【0012】
【表1】
【0013】本発明の半溶融金属ダイキャスト成形機1
00によれば、形状を容器無しでは維持することが困難
な液相率の高い半溶融金属や、固液共存温度範囲が狭く
温度管理が困難であることから成形に使用する金属素材
の形状を容器無しでは維持することが射出スリーブ32
に挿入前に困難な展伸合金の半溶融金属を用いて、偏析
や割れのない良好な製品が得られる。一方、従来の横型
締横鋳込式のダイキャスト成形機のように、横型の固定
式の射出スリーブを有する半溶融金属ダイキャスト成形
機100によれば、形状を容器無しでは維持することが
困難な液相率の高い半溶融金属や、固液共存温度範囲が
狭く温度管理が困難であることから成形に使用する金属
素材の形状を容器なしでは維持することが射出スリーブ
に挿入前に困難な展伸合金は射出スリーブへの挿入が困
難であるし、また、金属の粘度を小さくするためにさら
に高液相率まで昇温すれば、射出スリーブへの挿入は可
能であるが、鋳造した製品に熱間割れや、成分偏析が発
生したりして良品が得られないが、本発明により、容易
に半溶融金属Mを形状を維持しつつ射出スリーブ内へ挿
入できるから、偏析や割れのない良好な製品が得られ
る。
00によれば、形状を容器無しでは維持することが困難
な液相率の高い半溶融金属や、固液共存温度範囲が狭く
温度管理が困難であることから成形に使用する金属素材
の形状を容器無しでは維持することが射出スリーブ32
に挿入前に困難な展伸合金の半溶融金属を用いて、偏析
や割れのない良好な製品が得られる。一方、従来の横型
締横鋳込式のダイキャスト成形機のように、横型の固定
式の射出スリーブを有する半溶融金属ダイキャスト成形
機100によれば、形状を容器無しでは維持することが
困難な液相率の高い半溶融金属や、固液共存温度範囲が
狭く温度管理が困難であることから成形に使用する金属
素材の形状を容器なしでは維持することが射出スリーブ
に挿入前に困難な展伸合金は射出スリーブへの挿入が困
難であるし、また、金属の粘度を小さくするためにさら
に高液相率まで昇温すれば、射出スリーブへの挿入は可
能であるが、鋳造した製品に熱間割れや、成分偏析が発
生したりして良品が得られないが、本発明により、容易
に半溶融金属Mを形状を維持しつつ射出スリーブ内へ挿
入できるから、偏析や割れのない良好な製品が得られ
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明に係る半溶融金属ダイキャスト成形機により、成
形に使用する金属素材の形状を容器無しでは維持するこ
とが射出スリーブに挿入前に困難な液相率の高い半溶融
金属や、固液共存温度範囲が狭いために温度管理が困難
であることから成形に使用する金属素材の形状を容器無
しでは維持することが射出スリーブに挿入前に困難な展
伸合金を、成形し良好な品質の鋳造品を成形することが
可能である。
本発明に係る半溶融金属ダイキャスト成形機により、成
形に使用する金属素材の形状を容器無しでは維持するこ
とが射出スリーブに挿入前に困難な液相率の高い半溶融
金属や、固液共存温度範囲が狭いために温度管理が困難
であることから成形に使用する金属素材の形状を容器無
しでは維持することが射出スリーブに挿入前に困難な展
伸合金を、成形し良好な品質の鋳造品を成形することが
可能である。
【図1】本発明の実施例に係る半溶融金属ダイキャスト
成形機(第1実施例)の工程説明図である。
成形機(第1実施例)の工程説明図である。
【図2】図1の半溶融金属ダイキャスト成形機の射出装
置の縦断面図である。
置の縦断面図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る半溶融金属ダイキャ
スト成形機(第2実施例)の工程説明図である。
スト成形機(第2実施例)の工程説明図である。
【図4】本発明の別の他の実施例に係る半溶融金属ダイ
キャスト成形機(第3実施例)の工程説明図である。
キャスト成形機(第3実施例)の工程説明図である。
1 固定盤 2 可動盤 3 固定金型 4 可動金型 5 金型キャビティ 10 金型装置 20 型締装置 30 射出装置 32 射出スリーブ 34 ドッキングフレーム 36 ドッキングシリンダ 38 射出シリンダ 38a ピストンロッド 38b ピンジョイント 39 プランジャチップ 39a カップリング 40 傾動シリンダ 40a ピストンロッド 50 電動機 60 供給スリーブ 70 前後進シリンダ 100 半溶融金属ダイキャスト成形機 M 半溶融金属
Claims (3)
- 【請求項1】 左右一対の金型と、該両金型で形成され
る金型キャビティ内に半溶融金属を射出充填する射出ス
リーブとを備えた半溶融金属成形用の横型の半溶融金属
ダイキャスト成形機であって、 該射出スリーブは、略垂直状態と水平状態の間を傾動自
在な射出シリンダの前方に進退動自在に配設された筒状
のドッキングフレームの先端部に嵌装され、かつ、該射
出スリーブ内に該射出シリンダのピストンロッドに連結
されたプランジャチップが進退動自在に嵌装されたこと
を特徴とする半溶融金属ダイキャスト成形機。 - 【請求項2】 射出シリンダの傾動手段を、液圧シリン
ダまたは電動機とした請求項1記載の半溶融金属ダイキ
ャスト成形機。 - 【請求項3】 左右一対の金型と、該金型に固設され内
部に軸方向進退動自在なプランジャチップを嵌装し該両
金型で形成される金型キャビティ内に半溶融金属を射出
充填する水平な射出スリーブとを備えた半溶融金属成形
用の横型ダイキャスト成形機であって、 略円筒状の半溶融金属を収納できる傾斜した円筒状の供
給スリーブを、該射出スリーブの供給口の上方に金型開
閉方向に向かって進退動自在に配設したことを特徴とす
る半溶融金属ダイキャスト成形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP390796A JPH09192811A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 半溶融金属ダイキャスト成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP390796A JPH09192811A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 半溶融金属ダイキャスト成形機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09192811A true JPH09192811A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11570266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP390796A Pending JPH09192811A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 半溶融金属ダイキャスト成形機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09192811A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1134049A1 (de) * | 2000-03-15 | 2001-09-19 | Alusuisse Technology & Management AG | Füllkammer einer Horizontal-Thixoformanlage |
| KR100360685B1 (ko) * | 2000-05-03 | 2002-11-13 | 강충길 | 반용융 다이캐스팅 금형장치 |
| CN113210583A (zh) * | 2020-02-05 | 2021-08-06 | 丰田自动车株式会社 | 热金属供给注射方法以及热金属供给注射装置 |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP390796A patent/JPH09192811A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1134049A1 (de) * | 2000-03-15 | 2001-09-19 | Alusuisse Technology & Management AG | Füllkammer einer Horizontal-Thixoformanlage |
| WO2001068294A1 (de) * | 2000-03-15 | 2001-09-20 | Alcan Technology & Management Ltd | Füllkammer einer horizontal-thixoformanlage |
| KR100360685B1 (ko) * | 2000-05-03 | 2002-11-13 | 강충길 | 반용융 다이캐스팅 금형장치 |
| CN113210583A (zh) * | 2020-02-05 | 2021-08-06 | 丰田自动车株式会社 | 热金属供给注射方法以及热金属供给注射装置 |
| US11241731B2 (en) | 2020-02-05 | 2022-02-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hot metal supply injection method and hot metal supply injection device |
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