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JPH0919998A - 印刷方法および印刷機 - Google Patents

印刷方法および印刷機

Info

Publication number
JPH0919998A
JPH0919998A JP16971395A JP16971395A JPH0919998A JP H0919998 A JPH0919998 A JP H0919998A JP 16971395 A JP16971395 A JP 16971395A JP 16971395 A JP16971395 A JP 16971395A JP H0919998 A JPH0919998 A JP H0919998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
temperature
printing paper
paper
adjusting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16971395A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Goto
真一 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP16971395A priority Critical patent/JPH0919998A/ja
Publication of JPH0919998A publication Critical patent/JPH0919998A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】印刷用紙に印刷を行なう場合の印刷品質(イン
キ着肉、形状、インキ残り等)を向上させること。 【構成】印刷用紙にインキを転移する印刷部の直前位置
に配置され、当該位置を通過する印刷用紙の被印刷面の
温度を測定する温度測定手段と、印刷部の直前でかつ温
度測定手段の配置部所よりも上流側位置に配置され、当
該位置を通過する印刷用紙の温度を調節する調温手段
と、温度測定手段により測定された温度があらかじめ定
められたある一定の温度範囲となるように、調温手段を
制御する制御手段とを備え、印刷部により印刷を行なう
直前に、印刷用紙の被印刷面の温度を、あらかじめ定め
られたある一定の温度範囲に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷部により、印刷用
紙にインキを転移して、文字、写真または図形の印刷を
行なう印刷方法および印刷機に係り、特に印刷を行なう
前に印刷用紙の温度をある一定の温度範囲に制御するこ
とにより、印刷品質を向上させるようにした印刷方法お
よび印刷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、印刷とは、原稿を基に版を作
り、この版にインキを付け、このインキを印刷用紙に移
すことにより、文字、写真または図形を印刷して複製を
行なうことであるが、この際に、原則として圧力を加え
て印刷用紙に転移をする。また、印刷機は、この圧力を
加える手段を構成する機械のことであり、通常、版装着
装置と、インキ装置と、加圧装置と、印刷用紙を供給
し、また運び処理をする装置とから成っている。
【0003】一方、印刷の方法には、版の形状により、
平版(オフセット印刷)、凹版(グラビア印刷)、凸版
(凸版印刷)、および孔版(スクリーン印刷)の4つの
印刷方法がある。
【0004】また、印刷機には、版の形と圧力を加える
形によって、平圧式、円圧式、および輪転式の3つの方
式がある。ところで、上記のような印刷方式で、印刷用
紙にインキを転移して、文字、写真または図形の印刷を
行なう場合、例えば冬場等の、印刷用紙が冷えて、乾燥
しているような時には、インキの温度や版の温度によっ
て、印刷用紙へのインキの転移性が低下し、インキの着
肉性の悪化を招いたり、形状が崩れたり、版への紙粉残
り等によって、結果的に印刷品質が低下するという問題
がある。
【0005】そこで、従来では、インキや版面の温度を
制御することにより、印刷品質を高めるようにしている
が、印刷用紙に問題がある場面では、それ程の改善は期
待することができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
印刷方法、あるいは印刷機においては、印刷用紙に問題
がある状況では、印刷品質が低下するという問題があっ
た。本発明は上述のような問題を解決するために成され
たもので、印刷用紙に印刷を行なう場合の印刷品質(イ
ンキ着肉、形状、インキ残り等)を向上させることが可
能な印刷方法および印刷機を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、まず、請求項1に対応する発明では、印刷用紙に
インキを転移する印刷部により、文字、写真または図形
の印刷を行なう印刷方法において、印刷部により印刷を
行なう直前に、印刷用紙の被印刷面の温度を、あらかじ
め定められたある一定の温度範囲に制御するようにして
いる。
【0008】また、請求項2に対応する発明では、印刷
用紙にインキを転移する印刷部を備え、当該印刷部によ
り文字、写真または図形の印刷を行なう印刷機におい
て、印刷部の直前位置に配置され、当該位置を通過する
印刷用紙の被印刷面の温度を測定する温度測定手段と、
印刷部の直前でかつ温度測定手段の配置部所よりも上流
側位置に配置され、当該位置を通過する印刷用紙の温度
を調節する調温手段と、温度測定手段により測定された
温度があらかじめ定められたある一定の温度範囲となる
ように、調温手段を制御する制御手段とを備えて成る。
【0009】ここで、特に上記調温手段としては、例え
ば請求項3に記載したように、印刷用紙に接触して当該
印刷用紙を印刷部に移動させるローラーの表面の温度を
調節することにより、印刷用紙に熱伝達して印刷用紙の
温度を調節するものであることが好ましい。
【0010】より好ましくは、例えば請求項4に記載し
たように、印刷用紙を印刷部に移動させるローラーに湯
または油を通過させてローラーの表面の温度を調節する
ものとする。あるいは、例えば請求項5に記載したよう
に、印刷用紙を印刷部に移動させるローラーに接触して
配置されたローラーを、水と接触させてローラーの表面
の温度を調節するものとする。
【0011】一方、上記調温手段としては、例えば請求
項6に記載したように、印刷用紙に熱風を当てることに
より、印刷用紙の温度を調節するものであることが好ま
しい。
【0012】また、上記調温手段としては、例えば請求
項7に記載したように、印刷用紙に赤外線(IR)を照
射することにより、印刷用紙の温度を調節するものであ
ることが好ましい。
【0013】さらに、上記調温手段としては、例えば請
求項8に記載したように、印刷用紙に蒸気を発生させて
当てることにより、印刷用紙の温度を調節するものであ
ることが好ましい。
【0014】一方、上記調温手段としては、例えば請求
項9に記載したように、印刷用紙に紫外線(UV)を照
射することにより、印刷用紙の温度を調節するものであ
ることが好ましい。
【0015】また、上記調温手段としては、例えば請求
項10に記載したように、印刷用紙を印刷部に供給する
フィーダーボードの表面の温度を調節することにより、
印刷用紙に熱伝達して印刷用紙の温度を調節するもので
あることが好ましい。
【0016】さらに、上記調温手段としては、例えば請
求項11に記載したように、印刷用紙に湯または水をス
プレーすることにより、印刷用紙の温度を調節するもの
であることが好ましい。
【0017】
【作用】従って、本発明の印刷方法および印刷機におい
ては、印刷部により印刷を行なう直前に、温度測定手段
で印刷用紙の被印刷面の温度を測定し、この印刷用紙の
被印刷面の温度があらかじめ定められたある一定の温度
範囲となるように、制御手段で調温手段を制御すること
により、例えば冬場等の、印刷用紙が冷えて、乾燥して
いるような時にも、印刷前の印刷用紙を温度処理して、
印刷用紙へのインキの転移性を低下させないようにする
ことが可能となる。
【0018】これにより、インキの着肉性の悪化や、形
状の崩れ、版へのインキ残り等を招くようなことがなく
なり、結果的に印刷用紙に印刷を行なう場合の印刷品質
を向上させることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。 (第1の実施例)図1は、本発明を適用する巻取り輪転
機(オフセット)の構成例を示す概要図である。
【0020】図1に示すように、巻取り輪転機は、複数
個のローラーからなり、印刷用紙0をインフィード装置
2へ送出す巻出し装置1と、巻出し装置1からの印刷用
紙0を取込んで印刷ユニット部3へ送出すインフィード
装置2と、インフィード装置2からの印刷用紙0にオフ
セット印刷方式でインキを転移して、文字、写真または
図形の印刷を行なう4段の印刷部を有する印刷ユニット
部3と、印刷ユニット部3からの印刷が終了した印刷用
紙0を乾燥する乾燥装置4と、乾燥装置4からの乾燥し
た印刷用紙0を冷却する冷却装置5と、冷却装置5から
の冷却した印刷用紙0を折畳む折機6とから成ってい
る。
【0021】図2は、本実施例による印刷用紙温度調節
装置を、上記図1の巻取り輪転機に適用した場合の要部
構成例を示す概要図である。図2に示すように、本実施
例の印刷用紙温度調節装置は、温度測定手段である温度
計21と、調温器22、ローラー23、および水24が
収容された容器25から構成される調温手段と、制御装
置26とから成っている。
【0022】ここで、温度計21は、上記印刷ユニット
部3の1段の印刷部の一部を構成するブラン胴27およ
びブラン胴28の直前位置に配置され、当該位置を通過
する印刷用紙0の被印刷面の温度を測定するものであ
る。
【0023】また、調温手段は、水24が収容された容
器25内に1個のローラー23を図示のように配置し、
このローラー23を調温器22で回転駆動することによ
り、温度計21の配置部所よりも上流側に位置し、ロー
ラー23に接触しかつ印刷用紙0を挟んだ状態で配置さ
れた上記インフィード装置2の一部を構成するローラー
29を間接的に水と接触させてその表面の温度を調節
し、印刷用紙0に熱伝達して印刷用紙0の温度を調節す
るものである。
【0024】さらに、制御装置26は、温度計21によ
り測定された温度があらかじめ定められたある一定の温
度範囲となるように、上記調温器22を制御するもので
ある。
【0025】次に、以上のように構成した本実施例の印
刷用紙温度調節装置を適用した巻取り輪転機における印
刷方法について説明する。図1において、巻出し装置1
から送出された印刷用紙0は、インフィード装置2に取
込まれ、これから印刷ユニット部3に送出される。
【0026】印刷ユニット部3においては、オフセット
印刷方式で印刷用紙0にインキを転移して、文字、写真
または図形等の印刷が行なわれる。そして、印刷ユニッ
ト部3による印刷が終了した印刷用紙0は、乾燥装置4
で乾燥され、さらに冷却装置5で冷却され、最終的に折
機6で折畳まれる。
【0027】一方、本実施例では、上記印刷ユニット部
3において印刷用紙0に印刷を行なう場合、次のような
制御が行なわれる。すなわち、図2において、印刷ユニ
ット部3の印刷部の一部を構成するブラン胴27および
ブラン胴28の直前位置に配置した温度計21により、
その位置を通過する印刷用紙0の被印刷面の温度が測定
される。
【0028】一方、制御装置26により、温度計21で
測定した温度があらかじめ定めたある一定の温度範囲と
なるように、調温器22が制御される。そして、調温器
22では、水24が収容された容器25内のローラー2
3を回転させることにより、インフィード装置2の一部
を構成するローラー29が、間接的に水と接触してその
表面温度が調節されることにより、印刷用紙0に熱伝達
して印刷用紙0の温度は、上記あらかじめ定めたある一
定の温度範囲となるように調節される。
【0029】この場合、あらかじめ定めたある一定の温
度範囲としては、例えば次のような温度範囲に、印刷用
紙0の温度が調節されるものである。すなわち、図3は
印刷用紙0の給紙側の紙面温度とベタ濃度との関係の実
験結果の一例を示す特性図、図4は同じく印刷用紙0の
給紙側の紙面温度とベタ濃度との関係の実験結果の一例
を示す対応図である。
【0030】図3および図4から、印刷用紙0の給紙側
の紙面温度が30℃で、ベタ濃度の値が最も大きくな
り、印刷用紙0の給紙側の紙面温度が26℃乃至38℃
で、ベタ濃度の値がある程度大きくなり、給紙側紙面温
度制御によるベタ濃度効果が得られることがわかる。
【0031】よって、制御装置26により、印刷用紙0
の給紙側の紙面温度が、26℃乃至38℃の温度範囲、
好ましくは28℃乃至32℃の温度範囲、より好ましく
は30℃となるように、調温器22を制御することによ
って、高い印刷品質を得ることができる。
【0032】上述したように、本実施例では、印刷ユニ
ット部3の1段の印刷部の一部を構成するブラン胴27
およびブラン28の直前位置に配置され、当該位置を通
過する印刷用紙0の被印刷面の温度を測定する温度計2
1と、水24が収容された容器25内に1個のローラー
23を図示のように配置し、このローラー23を調温器
22で回転駆動することにより、温度計21の配置部所
よりも上流側に位置し、ローラー23に接触しかつ印刷
用紙0を挟んだ状態で配置された上記インフィード装置
2の一部を構成するローラー29を間接的に水と接触さ
せてその表面の温度を調節し、印刷用紙0に熱伝達して
印刷用紙0の温度を調節する調温手段と、温度計21に
より測定された温度があらかじめ定められたある一定の
温度範囲となるように調温器22を制御する制御装置2
6とから印刷用紙温度調節装置を構成し、印刷ユニット
部3により印刷用紙0に印刷を行なう直前に、印刷用紙
0の被印刷面の温度を、あらかじめ定められたある一定
の温度範囲(26℃乃至38℃、好ましくは28℃乃至
32℃、より好ましくは30℃)に制御するようにした
ものである。
【0033】従って、例えば冬場等の、印刷用紙0が冷
えて、乾燥しているような時にも、印刷前の印刷用紙0
を温度処理して、印刷用紙0へのインキの転移性を低下
させないようにすることができる。
【0034】これにより、印刷用紙0に印刷を行なう場
合のインキの着肉性(巻取り輪転機(オフセット)で
は、網点の大きさの度合い)の悪化や、形状の崩れ、版
へのインキ残り等を招くようなことがなくなり、結果的
に印刷用紙0に印刷を行なう場合の印刷品質を向上させ
ることが可能となる。
【0035】(第2の実施例)図5は、本発明を適用す
る枚葉機(オフセット)の構成例を示す概要図である。
【0036】図5に示すように、枚葉機は、印刷用紙3
1aを収納し、当該印刷用紙31aをフィーダーボード
32へ送出す給紙装置31と、給紙装置31からの印刷
用紙31aを印刷装置33へ送出すフィーダーボード3
2と、版胴33a、インキ部33b、混し部33c、ブ
ラン胴33d、圧胴33e、および排紙胴33fからな
り、フィーダーボード32からの印刷用紙31aにオフ
セット印刷方式でインキを転移して、文字、写真または
図形の印刷を行なう印刷装置33と、印刷装置33から
の印刷が終了した印刷用紙31aを排紙する排紙装置3
4とから成っている。
【0037】図6は、本実施例による印刷用紙温度調節
装置を、上記図5の枚葉機に適用した場合の要部構成例
を示す概要図である。図6に示すように、本実施例の印
刷用紙温度調節装置は、温度測定手段である温度計41
と、調温手段である調温器42と、制御装置43とから
成っている。
【0038】ここで、温度計41は、上記印刷装置33
の印刷部の一部を構成する版胴33a、ブラン胴33
d、圧胴33eの直前位置に配置され、当該位置を通過
する印刷用紙31aの被印刷面の温度を測定するもので
ある。
【0039】また、調温器42は、印刷用紙31aを印
刷装置33の印刷部に供給するフィーダーボード32の
表面の温度を調節し、印刷用紙31aに熱伝達して印刷
用紙31aの温度を調節するものである。
【0040】さらに、制御装置43は、温度計41によ
り測定された温度があらかじめ定められたある一定の温
度範囲となるように、上記調温器42を制御するもので
ある。
【0041】次に、以上のように構成した本実施例の印
刷用紙温度調節装置を適用した巻取り輪転機における印
刷方法について説明する。図5において、給紙装置31
から送出された印刷用紙31aは、フィーダーボード3
2に取込まれ、これから印刷装置33に送出される。
【0042】印刷装置33においては、オフセット印刷
方式で印刷用紙31aにインキを転移して、文字、写真
または図形等の印刷が行なわれる。そして、印刷装置3
3による印刷が終了した印刷用紙31aは、排紙胴33
fで排紙装置34に送出され、印刷が終了した印刷用紙
31aが最終的に排紙される。
【0043】一方、本実施例では、上記印刷装置33に
おいて印刷用紙31aに印刷を行なう場合、次のような
制御が行なわれる。すなわち、図6において、印刷装置
33の印刷部の一部を構成する版胴33a、ブラン胴3
3d、圧胴33eの直前位置に配置した温度計41によ
り、その位置を通過する印刷用紙31aの被印刷面の温
度が測定される。
【0044】一方、制御装置43により、温度計41で
測定した温度があらかじめ定めたある一定の温度範囲と
なるように、調温器42が制御される。そして、調温器
42では、印刷用紙31aを印刷装置33の印刷部に供
給するフィーダーボード32の表面の温度が調節される
ことにより、印刷用紙31aに熱伝達して印刷用紙31
aの温度は、上記あらかじめ定めたある一定の温度範囲
となるように調節される。
【0045】この場合、あらかじめ定めたある一定の温
度範囲としては、前記第1の実施例で述べたような温度
範囲に、印刷用紙31aの温度が調節されるものであ
る。すなわち、図3に示した印刷用紙31aの給紙側の
紙面温度とベタ濃度との関係特性図、図4に示した印刷
用紙31aの給紙側の紙面温度とベタ濃度との関係対応
図に基づいて、印刷用紙31aの給紙側の紙面温度が、
26℃乃至38℃の温度範囲、好ましくは28℃乃至3
2℃の温度範囲、より好ましくは30℃となるように、
調温器22を制御することによって、高い印刷品質を得
ることができる。
【0046】上述したように、本実施例では、印刷装置
33の印刷部の一部を構成する版胴33a、ブラン胴3
3d、圧胴33eの直前位置に配置され、当該位置を通
過する印刷用紙31aの被印刷面の温度を測定する温度
計41と、印刷用紙31aを印刷装置33の印刷部に供
給するフィーダーボード32の表面の温度を調節し、印
刷用紙31aに熱伝達して印刷用紙31aの温度を調節
する調温器42と、温度計41により測定された温度が
あらかじめ定められたある一定の温度範囲となるよう
に、上記調温器42を制御する制御装置43とから印刷
用紙温度調節装置を構成し、印刷装置33により印刷用
紙31aに印刷を行なう直前に、印刷用紙31aの被印
刷面の温度を、あらかじめ定められたある一定の温度範
囲(26℃乃至38℃、好ましくは28℃乃至32℃、
より好ましくは30℃)に制御するようにしたものであ
る。
【0047】従って、例えば冬場等の、印刷用紙31a
が冷えて、乾燥しているような時にも、印刷前の印刷用
紙31aを温度処理して、印刷用紙31aへのインキの
転移性を低下させないようにすることができる。
【0048】これにより、印刷用紙31aに印刷を行な
う場合のインキの着肉性(巻取り輪転機(オフセット)
では、網点の大きさの度合い)の悪化や、形状の崩れ、
版へのインキ残り等を招くようなことがなくなり、結果
的に印刷用紙31aに印刷を行なう場合の印刷品質を向
上させることが可能となる。
【0049】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、次のようにしても同様に実施できるものであ
る。 (a)上記各実施例では、本発明をオフセット印刷機
(平版)として、巻取り輪転機、および枚葉機に適用し
た場合について説明したが、これに限らず、サテライド
型のオフセット印刷機出もよく、さらにグラビア印刷機
(凹版)、あるいは凸版印刷機(凸版)についても、本
発明を同様に適用して前述の場合と同様の作用効果を得
ることが可能である。
【0050】(b)上記第1の実施例では、調温手段と
して、印刷用紙に接触して当該印刷用紙を印刷部に移動
させるローラーの表面の温度を調節することにより、印
刷用紙に熱伝達して印刷用紙の温度を調節するものにつ
いて説明したが、これに限らず、例えば印刷用紙を印刷
部に移動させるローラーに湯または油を通過させてロー
ラーの表面の温度を調節することにより、印刷用紙に熱
伝達して印刷用紙の温度を調節するものとしてもよい。
【0051】(c)上記第1の実施例では、調温手段と
して、印刷用紙に接触して当該印刷用紙を印刷部に移動
させるローラーの表面の温度を調節することにより、印
刷用紙に熱伝達して印刷用紙の温度を調節するものにつ
いて説明したが、これに限らず、例えば印刷用紙に熱風
を当てることにより、印刷用紙の温度を調節するものと
してもよい。
【0052】(d)上記第1の実施例では、調温手段と
して、印刷用紙に接触して当該印刷用紙を印刷部に移動
させるローラーの表面の温度を調節することにより、印
刷用紙に熱伝達して印刷用紙の温度を調節するものにつ
いて説明したが、これに限らず、例えば印刷用紙に赤外
線(IR)を照射することにより、印刷用紙の温度を調
節するものとしてもよい。
【0053】(e)上記第1の実施例では、調温手段と
して、印刷用紙に接触して当該印刷用紙を印刷部に移動
させるローラーの表面の温度を調節することにより、印
刷用紙に熱伝達して印刷用紙の温度を調節するものにつ
いて説明したが、これに限らず、例えば印刷用紙に蒸気
を発生させて当てることにより、印刷用紙の温度を調節
するものとしてもよい。
【0054】(f)上記第1の実施例では、調温手段と
して、印刷用紙に接触して当該印刷用紙を印刷部に移動
させるローラーの表面の温度を調節することにより、印
刷用紙に熱伝達して印刷用紙の温度を調節するものにつ
いて説明したが、これに限らず、例えば印刷用紙に紫外
線(UV)を照射することにより、印刷用紙の温度を調
節するものとしてもよい。
【0055】(g)上記第1の実施例では、調温手段と
して、印刷用紙に接触して当該印刷用紙を印刷部に移動
させるローラーの表面の温度を調節することにより、印
刷用紙に熱伝達して印刷用紙の温度を調節するものにつ
いて説明したが、これに限らず、例えば印刷用紙に湯ま
たは水をスプレーすることにより、印刷用紙の温度を調
節するものとしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
刷用紙にインキを転移する印刷部の直前位置に配置さ
れ、当該位置を通過する印刷用紙の被印刷面の温度を測
定する温度測定手段と、印刷部の直前でかつ温度測定手
段の配置部所よりも上流側位置に配置され、当該位置を
通過する印刷用紙の温度を調節する調温手段と、温度測
定手段により測定された温度があらかじめ定められたあ
る一定の温度範囲となるように、調温手段を制御する制
御手段とを備え、印刷部により印刷を行なう直前に、印
刷用紙の被印刷面の温度を、あらかじめ定められたある
一定の温度範囲に制御するようにしたので、印刷用紙に
印刷を行なう場合の印刷品質(インキ着肉、形状、イン
キ残り等)を向上させることが可能な印刷方法および印
刷機が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する巻取り輪転機(オフセット)
の構成例を示す概要図。
【図2】本発明の第1の実施例による印刷用紙温度調節
装置を、巻取り輪転機に適用した場合の要部構成例を示
す概要図。
【図3】印刷用紙の給紙側の紙面温度とベタ濃度との関
係の実験結果の一例を示す特性図。
【図4】印刷用紙の給紙側の紙面温度とベタ濃度との関
係の実験結果の一例を示す対応図。
【図5】本発明を適用する枚葉機(オフセット)の構成
例を示す概要図。
【図6】本発明の第2の実施例による印刷用紙温度調節
装置を、枚葉機に適用した場合の要部構成例を示す概要
図。
【符号の説明】
0…印刷用紙、 1…巻出し装置、 2…インフィード装置、 3…印刷ユニット部、 4…乾燥装置、 5…冷却装置、 6…折機、 21…温度計、 22…調温器、 23…ローラー、 24…水、 25…容器、 26…制御装置、 27…ブラン胴、 28…ブラン胴、 29…ローラー、 31…給紙装置、 31a…印刷用紙、 32…フィーダーボード、 33…印刷装置、 33a…版胴、 33b…インキ部、 33c…混し部、 33d…ブラン胴、 33e…圧胴、 33f…排紙胴、 34…排紙装置、 41…温度計、 42…調温器、 43…制御装置。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷用紙にインキを転移する印刷部によ
    り、文字、写真または図形の印刷を行なう印刷方法にお
    いて、 前記印刷部により印刷を行なう直前に、前記印刷用紙の
    被印刷面の温度を、あらかじめ定められたある一定の温
    度範囲に制御するようにしたことを特徴とする印刷方
    法。
  2. 【請求項2】 印刷用紙にインキを転移する印刷部を備
    え、当該印刷部により文字、写真または図形の印刷を行
    なう印刷機において、 前記印刷部の直前位置に配置され、当該位置を通過する
    前記印刷用紙の被印刷面の温度を測定する温度測定手段
    と、 前記印刷部の直前でかつ前記温度測定手段の配置部所よ
    りも上流側位置に配置され、当該位置を通過する前記印
    刷用紙の温度を調節する調温手段と、 前記温度測定手段により測定された温度があらかじめ定
    められたある一定の温度範囲となるように、前記調温手
    段を制御する制御手段と、 を備えて成ることを特徴とする印刷機。
  3. 【請求項3】 前記調温手段としては、印刷用紙に接触
    して当該印刷用紙を印刷部に移動させるローラーの表面
    の温度を調節することにより、印刷用紙に熱伝達して印
    刷用紙の温度を調節するものであることを特徴とする請
    求項2に記載の印刷機。
  4. 【請求項4】 前記調温手段としては、印刷用紙を印刷
    部に移動させるローラーに湯または油を通過させてロー
    ラーの表面の温度を調節するものであることを特徴とす
    る請求項3に記載の印刷機。
  5. 【請求項5】 前記調温手段としては、印刷用紙を印刷
    部に移動させるローラーに接触して配置されたローラー
    を、水と接触させてローラーの表面の温度を調節するも
    のであることを特徴とする請求項3に記載の印刷機。
  6. 【請求項6】 前記調温手段としては、印刷用紙に熱風
    を当てることにより、印刷用紙の温度を調節するもので
    あることを特徴とする請求項2に記載の印刷機。
  7. 【請求項7】 前記調温手段としては、印刷用紙に赤外
    線(IR)を照射することにより、印刷用紙の温度を調
    節するものであることを特徴とする請求項2に記載の印
    刷機。
  8. 【請求項8】 前記調温手段としては、印刷用紙に蒸気
    を発生させて当てることにより、印刷用紙の温度を調節
    するものであることを特徴とする請求項2に記載の印刷
    機。
  9. 【請求項9】 前記調温手段としては、印刷用紙に紫外
    線(UV)を照射することにより、印刷用紙の温度を調
    節するものであることを特徴とする請求項2に記載の印
    刷機。
  10. 【請求項10】 前記調温手段としては、印刷用紙を印
    刷部に供給するフィーダーボードの表面の温度を調節す
    ることにより、印刷用紙に熱伝達して印刷用紙の温度を
    調節するものであることを特徴とする請求項2に記載の
    印刷機。
  11. 【請求項11】 前記調温手段としては、印刷用紙に湯
    または水をスプレーすることにより、印刷用紙の温度を
    調節するものであることを特徴とする請求項2に記載の
    印刷機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6153861A (en) * 1998-07-28 2000-11-28 Robert Bosch Gmbh Heating element for lambda sensors
JP2008143176A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Heidelberger Druckmas Ag 印刷機で印刷または塗工された枚葉紙を乾かす方法
JP2011063023A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Xerox Corp 予熱領域全体を通じて媒体の温度と大きさを均一に保つ方法
JP2018187930A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフトHeidelberger Druckmaschinen AG シート用の温度調整装置を備えるデジタル印刷機

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