JPH091964A - 情報記録媒体 - Google Patents
情報記録媒体Info
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- JPH091964A JPH091964A JP7151523A JP15152395A JPH091964A JP H091964 A JPH091964 A JP H091964A JP 7151523 A JP7151523 A JP 7151523A JP 15152395 A JP15152395 A JP 15152395A JP H091964 A JPH091964 A JP H091964A
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- Japan
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- magnetic
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- recording medium
- information
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Abstract
(57)【要約】
【目的】磁気の印加部分と、無印加部分との異なるコン
トラストによる画像表示でき、かつ解像度、鮮明、画像
安定性に優れる可逆表示可能な磁気記録媒体を提供す
る。 【構成】磁気記録媒体1は、基材2上に磁気記録部16
とフレーク状磁性粉22と常温において固相状態を示す
分散媒とを内包するマイクロカプセル14を含む可視情
報表示部11を有し、加熱とともに可視情報表示層12
に対して水平又は垂直方向の磁気印加によるフレーク状
磁性粉22の配向から得られる反射光のコントラストに
より画像情報が表示され、またフレーク状磁性粉22の
配向を水平又は垂直方向のいずれか一方とすることによ
り画像情報が消去される。また可視情報表示部11は磁
気記録部16に記録された情報の一部又は全部を表示す
ることが可能である。
トラストによる画像表示でき、かつ解像度、鮮明、画像
安定性に優れる可逆表示可能な磁気記録媒体を提供す
る。 【構成】磁気記録媒体1は、基材2上に磁気記録部16
とフレーク状磁性粉22と常温において固相状態を示す
分散媒とを内包するマイクロカプセル14を含む可視情
報表示部11を有し、加熱とともに可視情報表示層12
に対して水平又は垂直方向の磁気印加によるフレーク状
磁性粉22の配向から得られる反射光のコントラストに
より画像情報が表示され、またフレーク状磁性粉22の
配向を水平又は垂直方向のいずれか一方とすることによ
り画像情報が消去される。また可視情報表示部11は磁
気記録部16に記録された情報の一部又は全部を表示す
ることが可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレジットカード、キ
ャッシュカード、プリペイドカード、各種会員カード、
IDカード等に代表される情報記録媒体に関し、とくに
加熱とともに磁気の印加により可視情報が表示可能で、
かつ繰り返し表示・消去が可能な情報記録媒体に関す
る。
ャッシュカード、プリペイドカード、各種会員カード、
IDカード等に代表される情報記録媒体に関し、とくに
加熱とともに磁気の印加により可視情報が表示可能で、
かつ繰り返し表示・消去が可能な情報記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、クレジットカード、キャッシュカ
ード、プリペイドカード、各種会員カード、IDカード
等に用いられる情報記録媒体として、磁気記録手段を有
する磁気カード、ICメモリ手段を有するICカード、
光記録手段を有する光カード等があり、さらにそれらの
記録手段を複数種類備えたカードが開発・実用化されて
おり、広く利用されるようになってきている。このよう
なカードの記録手段は、専用の読み取り装置を用いるこ
とにより、記録情報を読み取ることができるものであ
り、通常必要な記録情報を上記のような読み取り装置を
用いることなしに得ることができないという不便を生じ
ていた。そこで、目視可能な情報表示方法を上記のよう
なカードに形成したものが用いられており、情報表示方
法として、カードに設けられたスケールに合わせてパン
チ穴を開けて度数又は金額などの残量表示や加熱により
発色する感熱記録層、熱による除去が可能な低融点金属
薄膜層をカード上に形成するなどによるものがあった。
ところがこれらは繰り返し表示・消去を行うことが不可
能であり、カードのような表示領域の極めて少ない場合
には、継続して表示機能を使用することはできない問題
があった。
ード、プリペイドカード、各種会員カード、IDカード
等に用いられる情報記録媒体として、磁気記録手段を有
する磁気カード、ICメモリ手段を有するICカード、
光記録手段を有する光カード等があり、さらにそれらの
記録手段を複数種類備えたカードが開発・実用化されて
おり、広く利用されるようになってきている。このよう
なカードの記録手段は、専用の読み取り装置を用いるこ
とにより、記録情報を読み取ることができるものであ
り、通常必要な記録情報を上記のような読み取り装置を
用いることなしに得ることができないという不便を生じ
ていた。そこで、目視可能な情報表示方法を上記のよう
なカードに形成したものが用いられており、情報表示方
法として、カードに設けられたスケールに合わせてパン
チ穴を開けて度数又は金額などの残量表示や加熱により
発色する感熱記録層、熱による除去が可能な低融点金属
薄膜層をカード上に形成するなどによるものがあった。
ところがこれらは繰り返し表示・消去を行うことが不可
能であり、カードのような表示領域の極めて少ない場合
には、継続して表示機能を使用することはできない問題
があった。
【0003】そこで磁性粒子を用いた可視情報表示方法
として特開昭63−291217号公報、特開平5−1
6578号公報などの情報表示カードがある。前者は磁
気記録層上に、薄片状の磁性粒子と流体よりなるマイク
ロカプセル層を有し、マイクロカプセル内の磁性粒子が
磁気記録層への書き込み磁界の作用により配向され、そ
の残留磁気力によって、配向状態が保持され、情報表示
可能にしたものである。ところで外部磁場により磁気記
録層への書き込み内容が壊されると、情報表示も不可能
になる。すなわちマイクロカプセル内が液体であるた
め、外部磁場により磁性粒子の配向が乱れる。また振動
等の物理的な力によっても、マイクロカプセル内の磁性
粒子の配向が乱れる。さらにこの情報表示カードを多数
枚積み重ねて保管すると、一つの情報表示カードの記録
部の残留磁気が、その情報表示カードの上又は下の情報
表示カードの記録部の磁性粒子の磁気的影響を与えるこ
とがある。また後者は磁気テープ又はICメモリからな
る情報収納部と、液体とこの液体の中に浮遊し、かつ磁
場に感応する磁性粉とを含有するマイクロカプセルから
なる記録層を有する磁気表示部を備える磁気記録媒体で
ある。ところで磁性粉が液体中に浮遊状態にあるため外
部磁場の影響を受けやすく、磁気表示部の内容が壊れる
ため、判読不可能となる。
として特開昭63−291217号公報、特開平5−1
6578号公報などの情報表示カードがある。前者は磁
気記録層上に、薄片状の磁性粒子と流体よりなるマイク
ロカプセル層を有し、マイクロカプセル内の磁性粒子が
磁気記録層への書き込み磁界の作用により配向され、そ
の残留磁気力によって、配向状態が保持され、情報表示
可能にしたものである。ところで外部磁場により磁気記
録層への書き込み内容が壊されると、情報表示も不可能
になる。すなわちマイクロカプセル内が液体であるた
め、外部磁場により磁性粒子の配向が乱れる。また振動
等の物理的な力によっても、マイクロカプセル内の磁性
粒子の配向が乱れる。さらにこの情報表示カードを多数
枚積み重ねて保管すると、一つの情報表示カードの記録
部の残留磁気が、その情報表示カードの上又は下の情報
表示カードの記録部の磁性粒子の磁気的影響を与えるこ
とがある。また後者は磁気テープ又はICメモリからな
る情報収納部と、液体とこの液体の中に浮遊し、かつ磁
場に感応する磁性粉とを含有するマイクロカプセルから
なる記録層を有する磁気表示部を備える磁気記録媒体で
ある。ところで磁性粉が液体中に浮遊状態にあるため外
部磁場の影響を受けやすく、磁気表示部の内容が壊れる
ため、判読不可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような磁性粉を表示手段として利用した情報表示手段
は、外部からの磁気の影響により表示した情報の部分的
又は判読が不可能な状態に情報が消去したり、或いは未
印字部にかぶりを生じるため、安定した記録を行うこと
ができず、また高い解像度の情報を表示することができ
なかった。また内包される磁性粒子の移動性、すなわち
記録の反応性の良さと記録画像の安定性の両方を備える
情報記録媒体は存在していなかった。さらに記録情報の
判別が困難となり、他の情報記録手段に記録された情報
と一致しない場合が生じると情報記録媒体の信頼性を失
うことになる。そこで、本発明は磁気印加した部分と、
無印加の部分とが異なる明暗を示し、かつ解像度が高
く、鮮明で、さらに表示情報の安定性に優れた、可逆表
示可能な可視表示部を有する情報記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
ような磁性粉を表示手段として利用した情報表示手段
は、外部からの磁気の影響により表示した情報の部分的
又は判読が不可能な状態に情報が消去したり、或いは未
印字部にかぶりを生じるため、安定した記録を行うこと
ができず、また高い解像度の情報を表示することができ
なかった。また内包される磁性粒子の移動性、すなわち
記録の反応性の良さと記録画像の安定性の両方を備える
情報記録媒体は存在していなかった。さらに記録情報の
判別が困難となり、他の情報記録手段に記録された情報
と一致しない場合が生じると情報記録媒体の信頼性を失
うことになる。そこで、本発明は磁気印加した部分と、
無印加の部分とが異なる明暗を示し、かつ解像度が高
く、鮮明で、さらに表示情報の安定性に優れた、可逆表
示可能な可視表示部を有する情報記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであり、請求項1に記載の発
明は、少なくとも基材上に書き換え可能な可視情報表示
部及び書き換え可能な可視情報表示部と異なる情報記録
手段を有する情報記録媒体であって、書き換え可能な可
視情報表示部が、少なくとも磁性粉とこれを分散してな
る常温において固相状態を示す分散媒とを内包するマイ
クロカプセル化表示粒子をバインダー中に分散配置して
なる可視情報表示層と、可視情報表示層を被覆保護する
透明な保護層とからなることを特徴とする情報記録媒
体。
成するためになされたものであり、請求項1に記載の発
明は、少なくとも基材上に書き換え可能な可視情報表示
部及び書き換え可能な可視情報表示部と異なる情報記録
手段を有する情報記録媒体であって、書き換え可能な可
視情報表示部が、少なくとも磁性粉とこれを分散してな
る常温において固相状態を示す分散媒とを内包するマイ
クロカプセル化表示粒子をバインダー中に分散配置して
なる可視情報表示層と、可視情報表示層を被覆保護する
透明な保護層とからなることを特徴とする情報記録媒
体。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の情報
記録媒体において、磁性粉の平均長径10〜20μm、
厚さ0.1〜5μmの間にあるフレーク状であり、かつ
保磁力が1000Oe以下であることを特徴とするもの
である。
記録媒体において、磁性粉の平均長径10〜20μm、
厚さ0.1〜5μmの間にあるフレーク状であり、かつ
保磁力が1000Oe以下であることを特徴とするもの
である。
【0007】請求項3の発明は、請求項1に記載の情報
記録媒体において、分散媒が融点35℃以上80℃以下
の有機化合物であることを特徴とするものである。
記録媒体において、分散媒が融点35℃以上80℃以下
の有機化合物であることを特徴とするものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項1に記載の情報
記録媒体において、マイクロカプセル化表示粒子の平均
粒径が20μmから100μmの間にあることを特徴と
するものである。
記録媒体において、マイクロカプセル化表示粒子の平均
粒径が20μmから100μmの間にあることを特徴と
するものである。
【0009】請求項5の発明は、請求項1に記載の情報
記録媒体において、バインダーが水系樹脂であることを
特徴とするものである。
記録媒体において、バインダーが水系樹脂であることを
特徴とするものである。
【0010】請求項6の発明は、請求項1に記載の情報
記録媒体において、書き換え可能な可視情報表示部には
情報記録手段に記録された情報と一部又は全部を表示し
てなることを特徴とするものである。
記録媒体において、書き換え可能な可視情報表示部には
情報記録手段に記録された情報と一部又は全部を表示し
てなることを特徴とするものである。
【0011】請求項7の発明は、請求項1に記載の情報
記録媒体において、情報記録手段は磁気記録部、IC記
録手段、光記録手段の何れか一つ以上選択されてなるこ
とを特徴とするものである。
記録媒体において、情報記録手段は磁気記録部、IC記
録手段、光記録手段の何れか一つ以上選択されてなるこ
とを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明の情報記録媒体は、フレーク状磁性粉と
常温において固相状態を示す分散媒とを内包するマイク
ロカプセルを含む可視情報表示部及び可視情報表示部と
異なる情報記録手段とを有しており、可視情報表示部の
情報消去時には加熱とともに可視情報表示部全面に対し
て垂直磁場、又は水平磁場を印加することによりフレー
ク状磁性粉は垂直方向、又は水平方向に配向され、可視
情報表示部全面で入射光を散乱・吸収、又は可視情報表
示部全面で入射光を反射する。また可視情報表示部の情
報記録時にはフレーク状磁性粉が水.方向又は垂直方向
に配向された可視情報表示部に対して文字・数字・マー
ク・模様等の記録情報に応じて部分的に加熱とともに可
視情報表示部に対して垂直磁場、又は水平磁場を印加す
ることにより、部分的にフレーク状磁性粉は垂直方向、
又は水平方向に配向され、入射光を散乱・吸収、又は反
射する。これにより可視情報表示部は入射光の散乱・吸
収による暗い像或いは入射光の可視情報表示部の透過・
基材表面の反射による基材色の表示と、フレーク状磁性
粉の金属光沢による明るい像の表示とのコントラストに
より可視情報の表示を行うことができる。このように可
視情報表示部はフレーク状磁性粉が水平方向又は垂直方
向の配向による情報表示であるため、一方を記録状態と
すれば他方が消去状態(未記録状態)となり、この可視
情報表示部の情報表示は2通りの選択が可能である。
常温において固相状態を示す分散媒とを内包するマイク
ロカプセルを含む可視情報表示部及び可視情報表示部と
異なる情報記録手段とを有しており、可視情報表示部の
情報消去時には加熱とともに可視情報表示部全面に対し
て垂直磁場、又は水平磁場を印加することによりフレー
ク状磁性粉は垂直方向、又は水平方向に配向され、可視
情報表示部全面で入射光を散乱・吸収、又は可視情報表
示部全面で入射光を反射する。また可視情報表示部の情
報記録時にはフレーク状磁性粉が水.方向又は垂直方向
に配向された可視情報表示部に対して文字・数字・マー
ク・模様等の記録情報に応じて部分的に加熱とともに可
視情報表示部に対して垂直磁場、又は水平磁場を印加す
ることにより、部分的にフレーク状磁性粉は垂直方向、
又は水平方向に配向され、入射光を散乱・吸収、又は反
射する。これにより可視情報表示部は入射光の散乱・吸
収による暗い像或いは入射光の可視情報表示部の透過・
基材表面の反射による基材色の表示と、フレーク状磁性
粉の金属光沢による明るい像の表示とのコントラストに
より可視情報の表示を行うことができる。このように可
視情報表示部はフレーク状磁性粉が水平方向又は垂直方
向の配向による情報表示であるため、一方を記録状態と
すれば他方が消去状態(未記録状態)となり、この可視
情報表示部の情報表示は2通りの選択が可能である。
【0013】さらに可視情報表示部と異なる情報記録手
段に記録された情報の一部又は全部を可視情報表示部に
書き換え可能な情報として記録することにより、記録情
報の目視による確認を容易とする。
段に記録された情報の一部又は全部を可視情報表示部に
書き換え可能な情報として記録することにより、記録情
報の目視による確認を容易とする。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて詳細に説明す
る。図1は本発明の情報記録媒体の一実施例を示す平面
図であり、図2は図1に示す情報記録媒体のX−X線に
おける断面図であり、図3は本発明の情報記録媒体の可
視情報表示部の構成を示す部分拡大断面図であり、図4
は本発明の情報記録媒体の可視情報表示部に対しフレー
ク状磁性粉を平行に配向させてなる状態を示す説明図で
あり、図5は本発明の情報記録媒体の可視情報表示部に
対し部分的にフレーク状磁性粉を垂直方向に配向させて
なる状態を示す説明図である。
る。図1は本発明の情報記録媒体の一実施例を示す平面
図であり、図2は図1に示す情報記録媒体のX−X線に
おける断面図であり、図3は本発明の情報記録媒体の可
視情報表示部の構成を示す部分拡大断面図であり、図4
は本発明の情報記録媒体の可視情報表示部に対しフレー
ク状磁性粉を平行に配向させてなる状態を示す説明図で
あり、図5は本発明の情報記録媒体の可視情報表示部に
対し部分的にフレーク状磁性粉を垂直方向に配向させて
なる状態を示す説明図である。
【0015】図1の本発明の情報記録媒体1の平面図及
び図2の図1の情報記録媒体のX−X線における断面図
に示されるように本発明の情報記録媒体1は、基体2に
可視情報表示部11と磁気記録部16とを有する。な
お、図示しないが磁気記録部16以外にも可視情報表示
部11と異なる性質を有する情報記録手段であればよ
く、例えばIC記録手段、光記録手段などの公知の情報
記録手段がある。好ましくは機械的に記録情報の読み出
しが可能な情報記録手段が良い。
び図2の図1の情報記録媒体のX−X線における断面図
に示されるように本発明の情報記録媒体1は、基体2に
可視情報表示部11と磁気記録部16とを有する。な
お、図示しないが磁気記録部16以外にも可視情報表示
部11と異なる性質を有する情報記録手段であればよ
く、例えばIC記録手段、光記録手段などの公知の情報
記録手段がある。好ましくは機械的に記録情報の読み出
しが可能な情報記録手段が良い。
【0016】まず、基体2はポリ塩化ビニル、ポリエス
テル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポ
リスチレン,ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂
類、天然樹脂、紙、合成紙、金属、セラッミクスなどを
単独または組み合わせた複合体として用いることができ
る。また形状はカードサイズなど用途に応じて適宜設定
される。さらに用途に応じて要求される物性、例えば強
度、剛性、隠蔽性、光不透過性等を考慮し、上記材料か
ら適宜選択することができる。また、可視情報表示部1
1はフレーク状磁性粉22等を含むマイクロカプセル化
表示粒子(以下、マイクロカプセル)14がバインダー
15に分散されてなる塗布剤を塗布形成してなる可視情
報表示層12と、さらに保護層13が積層されている。
テル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポ
リスチレン,ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂
類、天然樹脂、紙、合成紙、金属、セラッミクスなどを
単独または組み合わせた複合体として用いることができ
る。また形状はカードサイズなど用途に応じて適宜設定
される。さらに用途に応じて要求される物性、例えば強
度、剛性、隠蔽性、光不透過性等を考慮し、上記材料か
ら適宜選択することができる。また、可視情報表示部1
1はフレーク状磁性粉22等を含むマイクロカプセル化
表示粒子(以下、マイクロカプセル)14がバインダー
15に分散されてなる塗布剤を塗布形成してなる可視情
報表示層12と、さらに保護層13が積層されている。
【0017】さらに磁気記録部16は、情報記録可能な
磁気ストライプであり、公知の材料から構成される。例
えばγ−Fe2 O3 、Co被着γ−Fe2 O3 、Ba−
フェライト Sr−フェライト等をバインダー中に分散
した磁気インキの塗布、又はこの磁気インキを塗布して
なる磁気転写テープ、磁気転写箔を用いて熱転写により
形成する。可視情報表示部11と磁気記録部16は、基
材の同一面又は反対面にそれぞれ設けることも可能であ
る。
磁気ストライプであり、公知の材料から構成される。例
えばγ−Fe2 O3 、Co被着γ−Fe2 O3 、Ba−
フェライト Sr−フェライト等をバインダー中に分散
した磁気インキの塗布、又はこの磁気インキを塗布して
なる磁気転写テープ、磁気転写箔を用いて熱転写により
形成する。可視情報表示部11と磁気記録部16は、基
材の同一面又は反対面にそれぞれ設けることも可能であ
る。
【0018】次に図3は可視情報表示部11の部分拡大
断面図であり、この可視情報表示部11はマイクロカプ
セル14がバインダー15に分散されてなる可視情報表
示層12と保護層13が積層されている。なお、可視情
報表示層12は基材2上に直接設けずに、支持体(図示
せず)を用いて、この上にマイクロカプセル14をバイ
ンダー15に分散してなる塗布剤を塗布した構成として
もよく、これを基材2に配置することができる。
断面図であり、この可視情報表示部11はマイクロカプ
セル14がバインダー15に分散されてなる可視情報表
示層12と保護層13が積層されている。なお、可視情
報表示層12は基材2上に直接設けずに、支持体(図示
せず)を用いて、この上にマイクロカプセル14をバイ
ンダー15に分散してなる塗布剤を塗布した構成として
もよく、これを基材2に配置することができる。
【0019】上記のマイクロカプセル14は、フレーク
状磁性粉22が常温において固相状態を示す分散媒(例
えばワックスなど有機化合物)23中に分散されたサス
ペンジョンを主成分とする芯物質21を、ポリマー等よ
りなる殻物質24でカプセル化した構成である。
状磁性粉22が常温において固相状態を示す分散媒(例
えばワックスなど有機化合物)23中に分散されたサス
ペンジョンを主成分とする芯物質21を、ポリマー等よ
りなる殻物質24でカプセル化した構成である。
【0020】上記のフレーク状磁性粉22は、例えば
鉄、ニッケル、鉄・ニッケル、鉄・ニッケル・クロム等
のステンレススチール、コバルト、コバルト・アルミニ
ウムやサマリウム・コバルト合金等の微粒子等をアトマ
イザーやハンマーミル等でフレーク状としたものを用い
ることができる。とくに磁性粒子を有機溶媒等との親和
性を高めるために、高級エステル処理、シランカップリ
ング処理、チタネート系カップリング処理等を施してお
くとよい。本発明におけるフレーク状磁性粒子22の大
きさは、磁気印加によるマイクロカプセル内での回転の
しやすさ、可視情報表示層12の画像コントラスト等を
考慮すると平均長径10〜20μm、厚さが0.1μm
から5μmの間であることが好ましい。長径が10μm
を下回る場合あるいは20μmを上回る場合は、水平方
向に配向したフレーク状磁性粉と下地(基材)とのコン
トラストが低下し、記録した可視画像の視認性が劣る。
また厚さが0.1μmを下回る場合にはフレーク状磁性
粉が脆くなるため、記録・消去の繰り返しにより、フレ
ーク状磁性粉の破損を生じ、画像が正確に表示されない
ため、コントラストが低下し、さらに厚さが5μmを上
回る場合は垂直磁場により配向したフレーク状磁性粉が
入射光を反射するため、下地(基材)と水平方向に配向
したフレーク状磁性粉とのコントラストが低下するな
ど、いずれも記録した可視画像の視認性が劣るという問
題がある。
鉄、ニッケル、鉄・ニッケル、鉄・ニッケル・クロム等
のステンレススチール、コバルト、コバルト・アルミニ
ウムやサマリウム・コバルト合金等の微粒子等をアトマ
イザーやハンマーミル等でフレーク状としたものを用い
ることができる。とくに磁性粒子を有機溶媒等との親和
性を高めるために、高級エステル処理、シランカップリ
ング処理、チタネート系カップリング処理等を施してお
くとよい。本発明におけるフレーク状磁性粒子22の大
きさは、磁気印加によるマイクロカプセル内での回転の
しやすさ、可視情報表示層12の画像コントラスト等を
考慮すると平均長径10〜20μm、厚さが0.1μm
から5μmの間であることが好ましい。長径が10μm
を下回る場合あるいは20μmを上回る場合は、水平方
向に配向したフレーク状磁性粉と下地(基材)とのコン
トラストが低下し、記録した可視画像の視認性が劣る。
また厚さが0.1μmを下回る場合にはフレーク状磁性
粉が脆くなるため、記録・消去の繰り返しにより、フレ
ーク状磁性粉の破損を生じ、画像が正確に表示されない
ため、コントラストが低下し、さらに厚さが5μmを上
回る場合は垂直磁場により配向したフレーク状磁性粉が
入射光を反射するため、下地(基材)と水平方向に配向
したフレーク状磁性粉とのコントラストが低下するな
ど、いずれも記録した可視画像の視認性が劣るという問
題がある。
【0021】また、磁気に対するフレーク状磁性粉の応
答のしやすさを考慮すると、磁気特性の一つである保磁
力は、1000Oe以下が好ましい。保磁力は1000
Oeを越えると、記録・消去の際の垂直磁場又は水平磁
場に対するフレーク状磁性粉の応答が鈍くなるため、記
録消去、すなわちフレーク状磁性粉の配向又は回転(移
動)に時間を要するようになり、迅速な応答が困難にな
る。
答のしやすさを考慮すると、磁気特性の一つである保磁
力は、1000Oe以下が好ましい。保磁力は1000
Oeを越えると、記録・消去の際の垂直磁場又は水平磁
場に対するフレーク状磁性粉の応答が鈍くなるため、記
録消去、すなわちフレーク状磁性粉の配向又は回転(移
動)に時間を要するようになり、迅速な応答が困難にな
る。
【0022】なお、フレーク状磁性粉22の表面に透明
性を有する高屈折率の金属酸化物からなる光干渉性薄膜
からなる着色膜を形成し、この着色の原理が光の干渉作
用であることから金属酸化物の膜厚を変化させること
で、フレーク状磁性粉22の表面をパール光沢を有する
多種多色に着色することができる。また、フレーク状磁
性粉22の表面に顔料を主成分とする被膜からなる着色
膜を形成することもできる。
性を有する高屈折率の金属酸化物からなる光干渉性薄膜
からなる着色膜を形成し、この着色の原理が光の干渉作
用であることから金属酸化物の膜厚を変化させること
で、フレーク状磁性粉22の表面をパール光沢を有する
多種多色に着色することができる。また、フレーク状磁
性粉22の表面に顔料を主成分とする被膜からなる着色
膜を形成することもできる。
【0023】例えば、前者の着色膜を構成する透明性を
有する高屈折率の金属酸化物は、例えば高屈折率を示す
二酸化チタン、酸化スズ、酸化ジルコニウム等が挙げら
れる。この着色膜の形成方法としては、フレーク状磁性
粉22を有機金属化合物溶液に浸漬し引き上げて乾燥し
た後に、焼成し有機金属化合物を分解することにより金
属酸化物からなる薄膜を形成する方法、金属塩の希薄酸
性溶液中にフレーク状磁性粒子を懸濁させ、金属塩を加
水分解し、その表面に水和金属酸化物を析出させた後
に、焼成し金属酸化物からなる薄膜を形成する方法など
が挙げられるが、これらの方法に限定されるものではな
い。
有する高屈折率の金属酸化物は、例えば高屈折率を示す
二酸化チタン、酸化スズ、酸化ジルコニウム等が挙げら
れる。この着色膜の形成方法としては、フレーク状磁性
粉22を有機金属化合物溶液に浸漬し引き上げて乾燥し
た後に、焼成し有機金属化合物を分解することにより金
属酸化物からなる薄膜を形成する方法、金属塩の希薄酸
性溶液中にフレーク状磁性粒子を懸濁させ、金属塩を加
水分解し、その表面に水和金属酸化物を析出させた後
に、焼成し金属酸化物からなる薄膜を形成する方法など
が挙げられるが、これらの方法に限定されるものではな
い。
【0024】具体例として、最も一般的に用いられる酸
化チタン薄膜の形成方法を詳述する。フレーク状磁性粉
22をpH3〜5.5の水に懸濁し、この懸濁液に0.
1〜3Nに相当する遊離酸を含有する0.1〜5モルの
チタン塩水溶液と、1〜10Nの塩基とを同時に添加す
る。塩基の添加速度は、チタン塩溶液に含有される酸及
び反応中に産出される酸を中和できるように維持する。
反応(加水分解)温度は50〜100℃、好ましくは7
0〜80℃である。この加水分解反応では、添加される
チタン塩の量とフレーク状磁性粒子表面で析出する二酸
化チタンの量が均衡を保つように、すなわち懸濁液中に
遊離チタン塩が残存しないように注意する必要がある。
塩基は、アルカリ金属水酸化物が有用であり、とくに水
酸化ナトリウム、水酸化アンモニウム、或いはアンモニ
アガスが好ましい。また反応中pHを維持するために必
要であれば緩衝剤を添加することも可能である。なお、
添加するチタン塩水溶液の濃度、反応温度等を制御する
ことにより、フレーク状磁性粒子表面に析出する二酸化
チタンの膜厚を任意に変えることが可能であり、これに
より種々の色調(とくにパール光沢)を有するフレーク
状着色磁性粉を得ることができる。
化チタン薄膜の形成方法を詳述する。フレーク状磁性粉
22をpH3〜5.5の水に懸濁し、この懸濁液に0.
1〜3Nに相当する遊離酸を含有する0.1〜5モルの
チタン塩水溶液と、1〜10Nの塩基とを同時に添加す
る。塩基の添加速度は、チタン塩溶液に含有される酸及
び反応中に産出される酸を中和できるように維持する。
反応(加水分解)温度は50〜100℃、好ましくは7
0〜80℃である。この加水分解反応では、添加される
チタン塩の量とフレーク状磁性粒子表面で析出する二酸
化チタンの量が均衡を保つように、すなわち懸濁液中に
遊離チタン塩が残存しないように注意する必要がある。
塩基は、アルカリ金属水酸化物が有用であり、とくに水
酸化ナトリウム、水酸化アンモニウム、或いはアンモニ
アガスが好ましい。また反応中pHを維持するために必
要であれば緩衝剤を添加することも可能である。なお、
添加するチタン塩水溶液の濃度、反応温度等を制御する
ことにより、フレーク状磁性粒子表面に析出する二酸化
チタンの膜厚を任意に変えることが可能であり、これに
より種々の色調(とくにパール光沢)を有するフレーク
状着色磁性粉を得ることができる。
【0025】上記の加水分解反応により、含水二酸化チ
タン被膜が形成され、この被膜は、空気中に放置、或い
は強制乾燥により脱水され、二酸化チタン薄膜となる。
タン被膜が形成され、この被膜は、空気中に放置、或い
は強制乾燥により脱水され、二酸化チタン薄膜となる。
【0026】また後者の着色膜を構成する被膜に用いら
れる顔料は、例えば周知の二酸化チタン、硫化亜鉛、チ
タン酸鉛、酸化ジルコニウム、鉛白、カドミウム赤、カ
ドミウム黄等の無機顔料、フタロシアニン系顔料などの
有機顔料の微粒子があり、顔料単独、或いは数種の顔料
の混合物、さらには顔料とポリマーからなる混合物を用
いることができる。着色膜の形成方法としては、各種マ
イクロカプセル化技法を用いることができるが、これら
に限定されるものではない。
れる顔料は、例えば周知の二酸化チタン、硫化亜鉛、チ
タン酸鉛、酸化ジルコニウム、鉛白、カドミウム赤、カ
ドミウム黄等の無機顔料、フタロシアニン系顔料などの
有機顔料の微粒子があり、顔料単独、或いは数種の顔料
の混合物、さらには顔料とポリマーからなる混合物を用
いることができる。着色膜の形成方法としては、各種マ
イクロカプセル化技法を用いることができるが、これら
に限定されるものではない。
【0027】次に分散媒23としては、常温(約10〜
35℃の範囲)で固体のもの(固相状態を示す)で、か
つ常温以上の温度(約40〜80℃の範囲)に加熱され
ると流動状態になるものであればよく、例えば有機化合
物で、パラフィンワックスやポリエチレンワックス等の
合成ワックス、カルナバワックスやワセリンなどの天然
ワックス、天然或いは合成樹脂、またはステアリン酸ブ
チル、ステアリン酸メチル、ミリスチン酸ミリスチルや
ミリスチン酸ステアリル等の高級脂肪酸エステル、ドデ
シルアルコール、ステアリルアルコールやミリスチルア
ルコールなどの高級アルコールなど上記条件を満たすも
のを単独、或いは混合して適宜使用することができる。
なお、光透過性を妨げない範囲で着色してもよい。
35℃の範囲)で固体のもの(固相状態を示す)で、か
つ常温以上の温度(約40〜80℃の範囲)に加熱され
ると流動状態になるものであればよく、例えば有機化合
物で、パラフィンワックスやポリエチレンワックス等の
合成ワックス、カルナバワックスやワセリンなどの天然
ワックス、天然或いは合成樹脂、またはステアリン酸ブ
チル、ステアリン酸メチル、ミリスチン酸ミリスチルや
ミリスチン酸ステアリル等の高級脂肪酸エステル、ドデ
シルアルコール、ステアリルアルコールやミリスチルア
ルコールなどの高級アルコールなど上記条件を満たすも
のを単独、或いは混合して適宜使用することができる。
なお、光透過性を妨げない範囲で着色してもよい。
【0028】上記したフレーク状磁性粉22、分散媒2
3などを主成分とする芯物質21をポリマー等の殻物質
24で覆い、マイクロカプセル化する。この殻物質24
として用いられる樹脂には、一般に用いられている樹
脂、例えばアクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリス
チレン、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリウ
レア樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、天然樹脂等
が挙げられ、これらを単独、あるいは2種以上混合して
使用することも可能である。
3などを主成分とする芯物質21をポリマー等の殻物質
24で覆い、マイクロカプセル化する。この殻物質24
として用いられる樹脂には、一般に用いられている樹
脂、例えばアクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリス
チレン、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリウ
レア樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、天然樹脂等
が挙げられ、これらを単独、あるいは2種以上混合して
使用することも可能である。
【0029】上述の殻物質を有するマイクロカプセル1
4の製造法としては、ポリマー溶液に分散させた芯物質
のまわりにポリマーの濃厚相を分離させる相分離法、ポ
リマー溶液中の芯物質のまわりにポリマーの硬化試験薬
等によりポリマーを硬化させる液中硬化被覆法、芯物質
を分散させたエマルジョンの内、あるいは外相のいずれ
か一方からモノマーや重合触媒を供給し芯物質の表面を
ポリマーで覆うインシチュー重合法、芯物質を分散させ
たエマルジョンの内相と外相の両方からモノマーを供給
する界面重合法等のマイクロカプセル化技法が好適であ
るが、これらの方法に限定されるものではない。
4の製造法としては、ポリマー溶液に分散させた芯物質
のまわりにポリマーの濃厚相を分離させる相分離法、ポ
リマー溶液中の芯物質のまわりにポリマーの硬化試験薬
等によりポリマーを硬化させる液中硬化被覆法、芯物質
を分散させたエマルジョンの内、あるいは外相のいずれ
か一方からモノマーや重合触媒を供給し芯物質の表面を
ポリマーで覆うインシチュー重合法、芯物質を分散させ
たエマルジョンの内相と外相の両方からモノマーを供給
する界面重合法等のマイクロカプセル化技法が好適であ
るが、これらの方法に限定されるものではない。
【0030】とくに芯物質21であるフレーク状磁性粒
子22を分散媒23に均一に分散させたサスペンジョン
の外相からモノマーを供給するインシチュー重合法、あ
るいは相分離法を用いて製造することにより、粒径の揃
った、かつフレーク状磁性粒子22の移動が容易なマイ
クロカプセル14を製造することができる。ここで用い
る重合性モノマーは、アクリル酸エステル、メタクリル
酸エステル、スチレンおよびその誘導体、イソシアネー
ト、各種アミン、エポキシ基を有する化合物等が好適で
ある。
子22を分散媒23に均一に分散させたサスペンジョン
の外相からモノマーを供給するインシチュー重合法、あ
るいは相分離法を用いて製造することにより、粒径の揃
った、かつフレーク状磁性粒子22の移動が容易なマイ
クロカプセル14を製造することができる。ここで用い
る重合性モノマーは、アクリル酸エステル、メタクリル
酸エステル、スチレンおよびその誘導体、イソシアネー
ト、各種アミン、エポキシ基を有する化合物等が好適で
ある。
【0031】次に、マイクロカプセル14を分散するバ
インダー15としては、水系バインダー、溶剤系バイン
ダー、エマルション系バインダー等が適宜用いられる。
さらに、保護層13としては、エポキシ樹脂、テトラフ
ルオロエチレン等、またはポリ塩化ビニル、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリ
スチレン,ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂、
天然樹脂等が使用可能である。この保護層13は、基材
2上に形成されたマイクロカプセル14を保持するとと
もに、外部からマイクロカプセル14内のフレーク状磁
性粉22が見えるような光透過性を有している必要があ
り、強度など必要な条件を満たすものであれば用いるこ
とができる。
インダー15としては、水系バインダー、溶剤系バイン
ダー、エマルション系バインダー等が適宜用いられる。
さらに、保護層13としては、エポキシ樹脂、テトラフ
ルオロエチレン等、またはポリ塩化ビニル、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリ
スチレン,ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂、
天然樹脂等が使用可能である。この保護層13は、基材
2上に形成されたマイクロカプセル14を保持するとと
もに、外部からマイクロカプセル14内のフレーク状磁
性粉22が見えるような光透過性を有している必要があ
り、強度など必要な条件を満たすものであれば用いるこ
とができる。
【0032】なお、保護層13は、下層の可視情報表示
層12の読み取りに影響しない範囲で着色してもよく、
また光透過性を有する着色層(図示しない)を設けても
よい。なお保護層の着色には顔料又は染料を混合する
か、着色層(図示しない)を設ける場合は顔料又は染料
をバインダー等に分散、或いは溶解させたものを可視情
報表示層12上に塗布形成する。上記の顔料又は染料と
しては、顔料単独、数種の顔料の混合物、顔料とポリマ
ーからなる混合物、染料単独、数種の染料の混合物など
を用いることができる。例えば、顔料は一般に知られて
いる二酸化チタン、硫化亜鉛、チタン酸鉛、酸化ジルコ
ニウム、鉛白、カドミウム赤、カドミウム黄等の無機顔
料、フタロシアニン系顔料等の有機顔料の微粒子、また
染料はアゾ染料、キノリン染料、フタロシアニン系染料
など公知の各種顔料、染料が用いられる。また、顔料或
いは顔料とポリマーからなる混合物を用いる場合には、
上述の顔料或いは顔料とポリマーを混練後、粉砕する、
または、顔料或いは顔料を分散したモノマーを、乳化重
合、懸濁重合、分散重合等の方法を用い重合する等の方
法が用いられる。この場合、ポリマーは架橋性のものと
することが好ましい。これらの顔料又は染料を分散、溶
解させるバインダーは、水系バインダー、溶剤系バイン
ダー、エマルジョン系バインダーなどが用いられる。
層12の読み取りに影響しない範囲で着色してもよく、
また光透過性を有する着色層(図示しない)を設けても
よい。なお保護層の着色には顔料又は染料を混合する
か、着色層(図示しない)を設ける場合は顔料又は染料
をバインダー等に分散、或いは溶解させたものを可視情
報表示層12上に塗布形成する。上記の顔料又は染料と
しては、顔料単独、数種の顔料の混合物、顔料とポリマ
ーからなる混合物、染料単独、数種の染料の混合物など
を用いることができる。例えば、顔料は一般に知られて
いる二酸化チタン、硫化亜鉛、チタン酸鉛、酸化ジルコ
ニウム、鉛白、カドミウム赤、カドミウム黄等の無機顔
料、フタロシアニン系顔料等の有機顔料の微粒子、また
染料はアゾ染料、キノリン染料、フタロシアニン系染料
など公知の各種顔料、染料が用いられる。また、顔料或
いは顔料とポリマーからなる混合物を用いる場合には、
上述の顔料或いは顔料とポリマーを混練後、粉砕する、
または、顔料或いは顔料を分散したモノマーを、乳化重
合、懸濁重合、分散重合等の方法を用い重合する等の方
法が用いられる。この場合、ポリマーは架橋性のものと
することが好ましい。これらの顔料又は染料を分散、溶
解させるバインダーは、水系バインダー、溶剤系バイン
ダー、エマルジョン系バインダーなどが用いられる。
【0033】これらの可視情報表示層12、保護層1
3、の形成方法は、例えばオフセット印刷法、グラビア
印刷法、シルクスクリーン印刷法等の周知の印刷方式
や、ロール塗布法、ナイフエッジ法などの塗布方式、上
述のマイクロカプセル14を混入した転写層に有する転
写シートによる転写方式、また上述のマイクロカプセル
14を混入したインキを基材に吹き付けるインキジェッ
ト方式、基材2と保護層13との間に上述のマイクロカ
プセル14を混入した溶液を充填する方式などの形成方
法により作成することができ、作成する情報記録媒体の
用途、数量に応じて上述の方式から適宜選択することが
できる。
3、の形成方法は、例えばオフセット印刷法、グラビア
印刷法、シルクスクリーン印刷法等の周知の印刷方式
や、ロール塗布法、ナイフエッジ法などの塗布方式、上
述のマイクロカプセル14を混入した転写層に有する転
写シートによる転写方式、また上述のマイクロカプセル
14を混入したインキを基材に吹き付けるインキジェッ
ト方式、基材2と保護層13との間に上述のマイクロカ
プセル14を混入した溶液を充填する方式などの形成方
法により作成することができ、作成する情報記録媒体の
用途、数量に応じて上述の方式から適宜選択することが
できる。
【0034】次に、本発明の磁気記録体における表示画
像の形成方法を説明する。図3の本発明の情報記録媒体
1の一部を拡大した断面図のように、作製された当初は
フレーク状磁性粉22が分散媒23である有機溶媒に分
散されたサスペンジョンを内包したマイクロカプセル1
4内で、フレーク状磁性粉22は適当に分散された状態
で分散媒25中に固定化されている。
像の形成方法を説明する。図3の本発明の情報記録媒体
1の一部を拡大した断面図のように、作製された当初は
フレーク状磁性粉22が分散媒23である有機溶媒に分
散されたサスペンジョンを内包したマイクロカプセル1
4内で、フレーク状磁性粉22は適当に分散された状態
で分散媒25中に固定化されている。
【0035】図4は、可視情報表示部11に対しマイク
ロカプセル14内のフレーク状磁性粉22を平行に配向
してなる状態を示す説明図である。全面に渡ってフレー
ク状磁性粉22を同一配向とすることで消去状態(又は
未記録状態)としている。すなわち、この可視情報表示
部12の全面を熱・磁気記録ヘッド30により加熱する
と、マイクロカプセル内の分散媒23が溶融状態にな
り、フレーク状磁性粉22が配向又は移動(回転)可能
となる。そしてその配向状態が磁気印加方向(Y)と同
じになる。したがって、図中では可視情報表示部11を
熱・磁気記録ヘッド30の矢印方向への移動により一様
に加熱・水平方向に印加された磁界(Y)により、マイ
クロカプセル14中のフレーク状磁性粉22は可視情報
表示層12に水平に配向される。これによって、可視情
報表示層では、フレーク状磁性粉22により入射光の大
部分が反射され、フレーク状磁性粉22の有する色によ
る均一な明るい色調となる。
ロカプセル14内のフレーク状磁性粉22を平行に配向
してなる状態を示す説明図である。全面に渡ってフレー
ク状磁性粉22を同一配向とすることで消去状態(又は
未記録状態)としている。すなわち、この可視情報表示
部12の全面を熱・磁気記録ヘッド30により加熱する
と、マイクロカプセル内の分散媒23が溶融状態にな
り、フレーク状磁性粉22が配向又は移動(回転)可能
となる。そしてその配向状態が磁気印加方向(Y)と同
じになる。したがって、図中では可視情報表示部11を
熱・磁気記録ヘッド30の矢印方向への移動により一様
に加熱・水平方向に印加された磁界(Y)により、マイ
クロカプセル14中のフレーク状磁性粉22は可視情報
表示層12に水平に配向される。これによって、可視情
報表示層では、フレーク状磁性粉22により入射光の大
部分が反射され、フレーク状磁性粉22の有する色によ
る均一な明るい色調となる。
【0036】なお、図示しないが上記方法とは反対に加
熱・垂直方向に磁界を印加するとマイクロカプセル14
中のフレーク状磁性粉22は可視情報表示層12に水平
に配向される。これにより、可視情報表示層では、入射
光はほとんど反射されず、散乱・吸収され、暗い色調と
なるか、或いは入射光は可視情報表示層12を透過し基
材表面の反射による基材の色彩が表示される。
熱・垂直方向に磁界を印加するとマイクロカプセル14
中のフレーク状磁性粉22は可視情報表示層12に水平
に配向される。これにより、可視情報表示層では、入射
光はほとんど反射されず、散乱・吸収され、暗い色調と
なるか、或いは入射光は可視情報表示層12を透過し基
材表面の反射による基材の色彩が表示される。
【0037】図5は、情報記録媒体1の可視情報表示部
11に対して熱・磁気記録ヘッド30による部分的に加
熱し、マイクロカプセル内の分散媒23が溶融状態とす
るとともに、フレーク状磁性粉22が配向又は移動(回
転)可能となり、その配向状態は磁気印加方向(Z)と
同じとなる。したがって、図中では可視情報表示層12
のマイクロカプセル14中の水平方向の配向されたフレ
ーク状磁性粉22は可視情報表示層12に対して部分的
に加熱・垂直方向に印加された磁界(Z)により、垂直
方向に配向される。これにより入射光は、フレーク状磁
性粉22によりほとんど反射されない状態となるため、
可視情報表示層12に水平方向に配向されたフレーク状
磁性粉22と垂直方向に配向されたフレーク状磁性粉2
2との反射の差(又は基材の吸収)、すなわちコントラ
ストが得られ、これにより可視表示情報を記録すること
ができる。
11に対して熱・磁気記録ヘッド30による部分的に加
熱し、マイクロカプセル内の分散媒23が溶融状態とす
るとともに、フレーク状磁性粉22が配向又は移動(回
転)可能となり、その配向状態は磁気印加方向(Z)と
同じとなる。したがって、図中では可視情報表示層12
のマイクロカプセル14中の水平方向の配向されたフレ
ーク状磁性粉22は可視情報表示層12に対して部分的
に加熱・垂直方向に印加された磁界(Z)により、垂直
方向に配向される。これにより入射光は、フレーク状磁
性粉22によりほとんど反射されない状態となるため、
可視情報表示層12に水平方向に配向されたフレーク状
磁性粉22と垂直方向に配向されたフレーク状磁性粉2
2との反射の差(又は基材の吸収)、すなわちコントラ
ストが得られ、これにより可視表示情報を記録すること
ができる。
【0038】なお、図示しないが上記方法とは反対に可
視情報表示層12のマイクロカプセル14中の可視情報
表示層12に垂直方向の配向されたフレーク状磁性粉2
2と可視情報表示層12に水平方向に配向されたフレー
ク状磁性粉22との反射の差により、すなわちコントラ
ストが得られ、これによって可視表示情報を記録するこ
とができる。
視情報表示層12のマイクロカプセル14中の可視情報
表示層12に垂直方向の配向されたフレーク状磁性粉2
2と可視情報表示層12に水平方向に配向されたフレー
ク状磁性粉22との反射の差により、すなわちコントラ
ストが得られ、これによって可視表示情報を記録するこ
とができる。
【0039】この熱・磁気ヘッド30は、例えば可視情
報表示部11全体に一様な磁場を形成した後、記録箇所
のみに熱を印加して記録を行なう方法、可視情報表示部
11全体に一様に熱を印加した後、記録箇所のみに磁場
を形成して記録を行なう方法があり、(1)具体的には
レーザ光などの熱変換が可能な光ヘッドと一様な磁場の
印加が可能な磁場形成手段、(2)熱ヘッドと一様な磁
場の印加が可能な磁場形成手段、(3)磁気ヘッドと一
様な熱印加可能な熱印加手段などがあり、また熱と磁場
をライン状に走査する構成としてもよく、用途に応じて
適宜選択することができる。とくに熱印加する加熱手段
はワックス、有機化合物など上記した分散媒23を溶融
させるだけの加熱能力を有していればよい。
報表示部11全体に一様な磁場を形成した後、記録箇所
のみに熱を印加して記録を行なう方法、可視情報表示部
11全体に一様に熱を印加した後、記録箇所のみに磁場
を形成して記録を行なう方法があり、(1)具体的には
レーザ光などの熱変換が可能な光ヘッドと一様な磁場の
印加が可能な磁場形成手段、(2)熱ヘッドと一様な磁
場の印加が可能な磁場形成手段、(3)磁気ヘッドと一
様な熱印加可能な熱印加手段などがあり、また熱と磁場
をライン状に走査する構成としてもよく、用途に応じて
適宜選択することができる。とくに熱印加する加熱手段
はワックス、有機化合物など上記した分散媒23を溶融
させるだけの加熱能力を有していればよい。
【0040】この画像形成は、磁気と分散媒の粘度を低
下させる程度の低エネルギーの熱による単純なものであ
るため、記録が容易であり、マイクロカプセルの粒径を
制御することにより、解像度の高い像形成が可能であ
る。また熱・磁気ヘッドで形成された画像は、分散媒が
常温に戻ると同時に固定状態となるため、その記録安定
性がよく、しかも、溶融状態以外では磁気のみでの画像
形成が行えないため、磁石に触れてかぶりを生ずること
がない。本発明による磁気記録体は内包されるフレーク
状着色磁性粒子の記録時の移動性(回転)、すなわち記
録の反応性の良さと記録画像の安定性の両方を備えるも
のである。また、磁気記録層に対してフレーク状磁性粉
の配向状態が平行方向又は垂直方向の何れか一方をベー
スとし、部分的に他方とすることにより情報を記録する
ことができるため、上記とは逆にフレーク状磁性粉の配
向状態が垂直方向にあるのをベースとし、部分的に平行
方向に配向状態を変化させて可視表示情報の記録をを行
なうようにしてもよい。
下させる程度の低エネルギーの熱による単純なものであ
るため、記録が容易であり、マイクロカプセルの粒径を
制御することにより、解像度の高い像形成が可能であ
る。また熱・磁気ヘッドで形成された画像は、分散媒が
常温に戻ると同時に固定状態となるため、その記録安定
性がよく、しかも、溶融状態以外では磁気のみでの画像
形成が行えないため、磁石に触れてかぶりを生ずること
がない。本発明による磁気記録体は内包されるフレーク
状着色磁性粒子の記録時の移動性(回転)、すなわち記
録の反応性の良さと記録画像の安定性の両方を備えるも
のである。また、磁気記録層に対してフレーク状磁性粉
の配向状態が平行方向又は垂直方向の何れか一方をベー
スとし、部分的に他方とすることにより情報を記録する
ことができるため、上記とは逆にフレーク状磁性粉の配
向状態が垂直方向にあるのをベースとし、部分的に平行
方向に配向状態を変化させて可視表示情報の記録をを行
なうようにしてもよい。
【0041】さらに、マイクロカプセルはバインダーに
混ぜることで塗液化することができるため、様々な支持
体に塗布することができ、また、様々な形状に加工する
ことが可能であり、製造工程も簡単であることから、用
途範囲を広げることができる。さらにフレーク状磁性粉
の着色、分散媒の着色、保護層の着色など適宜選択する
ことにより、種々の色を示す情報記録媒体を得ることが
できる。
混ぜることで塗液化することができるため、様々な支持
体に塗布することができ、また、様々な形状に加工する
ことが可能であり、製造工程も簡単であることから、用
途範囲を広げることができる。さらにフレーク状磁性粉
の着色、分散媒の着色、保護層の着色など適宜選択する
ことにより、種々の色を示す情報記録媒体を得ることが
できる。
【0042】上記のように基材2上に可視情報表示部1
1と磁気記録部16を設けた情報記録媒体1は、磁気記
録装置により磁気記録部16へ情報の記録とともに同様
の情報を可視情報表示部11に記録することにより、情
報記録媒体1から直に記録情報を目視確認することがで
き、情報の読み取りのための装置が不要となる。磁気記
録部16に記録された情報で、可視情報表示部11に記
録される情報は同一であっても、またその中の一部でも
よく、特定のものであってもよい。磁気記録部16以外
にも、ICカード等に用いられる外部と情報の書き込み
・読み出し等が可能なするIC記録手段や光カード等に
用いられる光記録材料からなる光記録手段などを用いる
ことも可能である。
1と磁気記録部16を設けた情報記録媒体1は、磁気記
録装置により磁気記録部16へ情報の記録とともに同様
の情報を可視情報表示部11に記録することにより、情
報記録媒体1から直に記録情報を目視確認することがで
き、情報の読み取りのための装置が不要となる。磁気記
録部16に記録された情報で、可視情報表示部11に記
録される情報は同一であっても、またその中の一部でも
よく、特定のものであってもよい。磁気記録部16以外
にも、ICカード等に用いられる外部と情報の書き込み
・読み出し等が可能なするIC記録手段や光カード等に
用いられる光記録材料からなる光記録手段などを用いる
ことも可能である。
【0043】以下、本発明の具体的な実施例を挙げて、
詳細に説明する。 <実施例1>フレーク状磁性粉(長径10μm、厚さ1
μmの軟磁性鉄粉)をトリメトキシ塩化シランによりシ
ランカップリング処理し、磁性粉表面の疎水化処理を行
った。次にフレーク状磁性粉をカルナウバワックス(融
点55℃)と70℃の加熱下で十分に分散させた。これ
をアラビアゴム水溶液中で乳化させ、ゼラチン水溶液と
混合し、40℃に保ち、酢酸を滴下した後、反応系全体
を冷却し、ホルムアルデヒドを滴下し、壁材を効果さ
せ、フレーク状磁性粉と分散媒(カルナウバワックス)
を内包した平均粒径50μmの大きさであるマイクロカ
プセル化表示粒子であるマイクロカプセルを調整した。
詳細に説明する。 <実施例1>フレーク状磁性粉(長径10μm、厚さ1
μmの軟磁性鉄粉)をトリメトキシ塩化シランによりシ
ランカップリング処理し、磁性粉表面の疎水化処理を行
った。次にフレーク状磁性粉をカルナウバワックス(融
点55℃)と70℃の加熱下で十分に分散させた。これ
をアラビアゴム水溶液中で乳化させ、ゼラチン水溶液と
混合し、40℃に保ち、酢酸を滴下した後、反応系全体
を冷却し、ホルムアルデヒドを滴下し、壁材を効果さ
せ、フレーク状磁性粉と分散媒(カルナウバワックス)
を内包した平均粒径50μmの大きさであるマイクロカ
プセル化表示粒子であるマイクロカプセルを調整した。
【0044】次に、このマイクロカプセル化表示粒子を
ウレタン樹脂/イソシアネートエマルジョン水溶液中に
分散させ、黒色のポリエチレンテレフタレート(PE
T)フィルム上に、塗液を塗布し50℃で1時間乾燥さ
せて厚さ100μmの可視情報表示層を設け、さらにア
クリル樹脂からなる保護層を積層し可視情報表示部を形
成し、基材上の可視情報表示部以外の箇所に公知の磁気
ストライプを設け、本発明の情報記録媒体を得た。この
情報記録媒体の全面を加熱し、外部から可視情報表示層
に平行となる磁界を印加し、マイクロカプセル中のフレ
ーク状磁性粉を可視情報表示層の表面に対して平行とな
るように配向させ、次に加熱機能付き磁気ヘッド等を用
いて記録情報に合わせて部分的に加熱するとともに磁気
記録層に垂直方向に磁界を印加しフレーク状磁性粉を可
視情報表示層に対して垂直となるように配向させること
により基材の黒色にフレーク状磁性粉の金属色のコント
ラストのはっきりした鮮明な画像が得られた。
ウレタン樹脂/イソシアネートエマルジョン水溶液中に
分散させ、黒色のポリエチレンテレフタレート(PE
T)フィルム上に、塗液を塗布し50℃で1時間乾燥さ
せて厚さ100μmの可視情報表示層を設け、さらにア
クリル樹脂からなる保護層を積層し可視情報表示部を形
成し、基材上の可視情報表示部以外の箇所に公知の磁気
ストライプを設け、本発明の情報記録媒体を得た。この
情報記録媒体の全面を加熱し、外部から可視情報表示層
に平行となる磁界を印加し、マイクロカプセル中のフレ
ーク状磁性粉を可視情報表示層の表面に対して平行とな
るように配向させ、次に加熱機能付き磁気ヘッド等を用
いて記録情報に合わせて部分的に加熱するとともに磁気
記録層に垂直方向に磁界を印加しフレーク状磁性粉を可
視情報表示層に対して垂直となるように配向させること
により基材の黒色にフレーク状磁性粉の金属色のコント
ラストのはっきりした鮮明な画像が得られた。
【0045】<実施例2>フレーク状磁性粉(長径15
μm、厚さ1μmの軟磁性ニッケル粉)をトリメトキシ
塩化シランによりシランカップリング処理し、磁性粉表
面の疎水化処理を行った。次にフレーク状磁性粉をカル
ボン酸ドデシル(融点70℃)と80℃の加熱下で十分
に分散させた。これをアラビアゴム水溶液中で乳化さ
せ、ゼラチン水溶液と混合し、40℃に保ち、酢酸を滴
下した後、反応系全体を冷却し、ホルムアルデヒドを滴
下し、壁材を効果させ、フレーク状磁性粉と分散媒(カ
ルナウバワックス)を内包した平均粒径70μmの大き
さであるマイクロカプセル化表示粒子であるマイクロカ
プセルを調整した。
μm、厚さ1μmの軟磁性ニッケル粉)をトリメトキシ
塩化シランによりシランカップリング処理し、磁性粉表
面の疎水化処理を行った。次にフレーク状磁性粉をカル
ボン酸ドデシル(融点70℃)と80℃の加熱下で十分
に分散させた。これをアラビアゴム水溶液中で乳化さ
せ、ゼラチン水溶液と混合し、40℃に保ち、酢酸を滴
下した後、反応系全体を冷却し、ホルムアルデヒドを滴
下し、壁材を効果させ、フレーク状磁性粉と分散媒(カ
ルナウバワックス)を内包した平均粒径70μmの大き
さであるマイクロカプセル化表示粒子であるマイクロカ
プセルを調整した。
【0046】次に、このマイクロカプセル化表示粒子を
エポキシ樹脂/ポリアミドエマルジョン水溶液中に分散
させ、白色のポリエチレンテレフタレート(PET)フ
ィルム上に、塗液を塗布し50℃で1時間乾燥させて厚
さ150μmの可視情報表示層を設け、さらに黄色の染
料とアクリル樹脂からなる保護層を積層し可視情報表示
部を形成し、基材上の可視情報表示部以外の箇所に公知
の磁気ストライプを設け、本発明の情報記録媒体を得
た。実施例1と同様にして、この情報記録媒体の全面を
加熱し、外部から可視情報表示層に平行となる磁界を印
加し、マイクロカプセル中のフレーク状磁性粉を可視情
報表示層の表面に対して平行となるように配向させ、次
に加熱機能付き磁気ヘッド等を用いて記録情報に合わせ
て部分的に加熱するとともに磁気記録層に垂直方向に磁
界を印加しフレーク状磁性粉を可視情報表示層に対して
垂直となるように配向させることにより基材の保護層の
黄色にフレーク状磁性粉の金属色のコントラストのはっ
きりした鮮明な画像が得られた。
エポキシ樹脂/ポリアミドエマルジョン水溶液中に分散
させ、白色のポリエチレンテレフタレート(PET)フ
ィルム上に、塗液を塗布し50℃で1時間乾燥させて厚
さ150μmの可視情報表示層を設け、さらに黄色の染
料とアクリル樹脂からなる保護層を積層し可視情報表示
部を形成し、基材上の可視情報表示部以外の箇所に公知
の磁気ストライプを設け、本発明の情報記録媒体を得
た。実施例1と同様にして、この情報記録媒体の全面を
加熱し、外部から可視情報表示層に平行となる磁界を印
加し、マイクロカプセル中のフレーク状磁性粉を可視情
報表示層の表面に対して平行となるように配向させ、次
に加熱機能付き磁気ヘッド等を用いて記録情報に合わせ
て部分的に加熱するとともに磁気記録層に垂直方向に磁
界を印加しフレーク状磁性粉を可視情報表示層に対して
垂直となるように配向させることにより基材の保護層の
黄色にフレーク状磁性粉の金属色のコントラストのはっ
きりした鮮明な画像が得られた。
【0047】さらに他の構成からなる可視情報表示層を
有する情報記録媒体を作成し、本発明の情報記録媒体と
比較した。 <比較例1>フレーク状磁性粉(長径15μm、厚さ1
μmの軟磁性ニッケル粉)をトリメトキシ塩化シランに
よりシランカップリング処理し、磁性粉表面の疎水化処
理を行った。次に磁性粉をカルボン酸ドデシル(融点7
0℃)と80℃の加熱下で十分に分散させた。これをア
ラビアゴム水溶液中で乳化させ、ゼラチン水溶液と混合
し、40℃に保ち、酢酸を滴下した後、反応系全体を冷
却し、ホルムアルデヒドを滴下し、壁材を硬化させ、磁
性粉と分散媒(カルボン酸ドデシル)を内包した平均粒
径70μmの大きさであるマイクロカプセル化表示粒子
であるマイクロカプセルを調整した。
有する情報記録媒体を作成し、本発明の情報記録媒体と
比較した。 <比較例1>フレーク状磁性粉(長径15μm、厚さ1
μmの軟磁性ニッケル粉)をトリメトキシ塩化シランに
よりシランカップリング処理し、磁性粉表面の疎水化処
理を行った。次に磁性粉をカルボン酸ドデシル(融点7
0℃)と80℃の加熱下で十分に分散させた。これをア
ラビアゴム水溶液中で乳化させ、ゼラチン水溶液と混合
し、40℃に保ち、酢酸を滴下した後、反応系全体を冷
却し、ホルムアルデヒドを滴下し、壁材を硬化させ、磁
性粉と分散媒(カルボン酸ドデシル)を内包した平均粒
径70μmの大きさであるマイクロカプセル化表示粒子
であるマイクロカプセルを調整した。
【0048】これをウレタン樹脂エマルジョン水溶液中
に分散させ、実施例1と同様に可視情報表示部及び磁気
ストライプを形成し、情報記録媒体を作成した。
に分散させ、実施例1と同様に可視情報表示部及び磁気
ストライプを形成し、情報記録媒体を作成した。
【0049】<比較例2>フレーク状磁性粉(長径30
μm、厚さ1μmの軟磁性鉄粉)をトリメトキシ塩化シ
ランによりシランカップリング処理し、磁性粉表面の疎
水化処理を行った。次に磁性粉をカルボン酸ドデシル
(融点70℃)と80℃の加熱下で十分に分散させた。
これをアラビアゴム水溶液中で乳化させ、ゼラチン水溶
液と混合し、40℃に保ち、酢酸を滴下した後、反応系
全体を冷却し、ホルムアルデヒドを滴下し、壁材を硬化
させ、磁性粉と分散媒(カルボン酸ドデシル)を内包し
た平均粒径70μmの大きさであるマイクロカプセル化
表示粒子であるマイクロカプセルを調整した。
μm、厚さ1μmの軟磁性鉄粉)をトリメトキシ塩化シ
ランによりシランカップリング処理し、磁性粉表面の疎
水化処理を行った。次に磁性粉をカルボン酸ドデシル
(融点70℃)と80℃の加熱下で十分に分散させた。
これをアラビアゴム水溶液中で乳化させ、ゼラチン水溶
液と混合し、40℃に保ち、酢酸を滴下した後、反応系
全体を冷却し、ホルムアルデヒドを滴下し、壁材を硬化
させ、磁性粉と分散媒(カルボン酸ドデシル)を内包し
た平均粒径70μmの大きさであるマイクロカプセル化
表示粒子であるマイクロカプセルを調整した。
【0050】これをウレタン樹脂/イソシアネートエマ
ルジョン水溶液中に分散させ、実施例1と同様に可視情
報表示部及び磁気ストライプを形成し、情報記録媒体を
作成した。
ルジョン水溶液中に分散させ、実施例1と同様に可視情
報表示部及び磁気ストライプを形成し、情報記録媒体を
作成した。
【0051】<比較例3>フレーク状磁性粉(長径10
μm、厚さ1μmの軟磁性鉄粉)をトリメトキシ塩化シ
ランによりシランカップリング処理し、磁性粉表面の疎
水化処理を行った。次に磁性粉を流動パラフィンと40
℃の加熱下で十分に分散させた。これをアラビアゴム水
溶液中で乳化させ、ゼラチン水溶液と混合し、40℃に
保ち、酢酸を滴下した後、反応系全体を冷却し、ホルム
アルデヒドを滴下し、壁材を硬化させ、磁性粉と分散媒
(流動パラフィン)を内包した平均粒径50μmの大き
さであるマイクロカプセル化表示粒子であるマイクロカ
プセルを調整した。
μm、厚さ1μmの軟磁性鉄粉)をトリメトキシ塩化シ
ランによりシランカップリング処理し、磁性粉表面の疎
水化処理を行った。次に磁性粉を流動パラフィンと40
℃の加熱下で十分に分散させた。これをアラビアゴム水
溶液中で乳化させ、ゼラチン水溶液と混合し、40℃に
保ち、酢酸を滴下した後、反応系全体を冷却し、ホルム
アルデヒドを滴下し、壁材を硬化させ、磁性粉と分散媒
(流動パラフィン)を内包した平均粒径50μmの大き
さであるマイクロカプセル化表示粒子であるマイクロカ
プセルを調整した。
【0052】これをエポキシ樹脂/ポリアミドエマルジ
ョン水溶液中に分散させ、実施例1と同様に可視情報表
示部及び磁気ストライプを形成し、情報記録媒体を作成
した。
ョン水溶液中に分散させ、実施例1と同様に可視情報表
示部及び磁気ストライプを形成し、情報記録媒体を作成
した。
【0053】<比較例4>フレーク状磁性粉(長径10
μm、厚さ1μmの軟磁性の鉄ニッケル合金)をトリメ
トキシ塩化シランによりシランカップリング処理し、磁
性粉表面の疎水化処理を行った。次に磁性粉をカルボン
酸ドデシル(融点70℃)と80℃の加熱下で十分に分
散させた。これをアラビアゴム水溶液中で乳化させ、ゼ
ラチン水溶液と混合し、40℃に保ち、酢酸を滴下した
後、反応系全体を冷却し、ホルムアルデヒドを滴下し、
壁材を硬化させ、フレーク状磁性粉と分散媒(カルボン
酸ドデシル)を内包した平均粒径200μmの大きさで
あるマイクロカプセル化表示粒子であるマイクロカプセ
ルを調整した。
μm、厚さ1μmの軟磁性の鉄ニッケル合金)をトリメ
トキシ塩化シランによりシランカップリング処理し、磁
性粉表面の疎水化処理を行った。次に磁性粉をカルボン
酸ドデシル(融点70℃)と80℃の加熱下で十分に分
散させた。これをアラビアゴム水溶液中で乳化させ、ゼ
ラチン水溶液と混合し、40℃に保ち、酢酸を滴下した
後、反応系全体を冷却し、ホルムアルデヒドを滴下し、
壁材を硬化させ、フレーク状磁性粉と分散媒(カルボン
酸ドデシル)を内包した平均粒径200μmの大きさで
あるマイクロカプセル化表示粒子であるマイクロカプセ
ルを調整した。
【0054】これをエポキシ樹脂/ポリアミドエマルジ
ョン水溶液中に分散させ、実施例1と同様に可視情報表
示部及び磁気ストライプを形成し、情報記録媒体を作成
した。ただし可視情報表示層の厚さを300μmとし
た。
ョン水溶液中に分散させ、実施例1と同様に可視情報表
示部及び磁気ストライプを形成し、情報記録媒体を作成
した。ただし可視情報表示層の厚さを300μmとし
た。
【0055】<比較例5>フレーク状磁性粉(長径10
μm、厚さ1μmの軟磁性の鉄ニッケル合金)をトリメ
トキシ塩化シランによりシランカップリング処理し、磁
性粉表面の疎水化処理を行った。次に磁性粉を流動パラ
フィンと40℃の加熱下で十分に分散させた。これをア
ラビアゴム水溶液中で乳化させ、ゼラチン水溶液と混合
し、40℃に保ち、酢酸を滴下した後、反応系全体を冷
却し、ホルムアルデヒドを滴下し、壁材を硬化させ、フ
レーク状磁性粉と分散媒(流動パラフィン)を内包した
大きさ200μmのマイクロカプセル化表示粒子である
マイクロカプセルを調整した。
μm、厚さ1μmの軟磁性の鉄ニッケル合金)をトリメ
トキシ塩化シランによりシランカップリング処理し、磁
性粉表面の疎水化処理を行った。次に磁性粉を流動パラ
フィンと40℃の加熱下で十分に分散させた。これをア
ラビアゴム水溶液中で乳化させ、ゼラチン水溶液と混合
し、40℃に保ち、酢酸を滴下した後、反応系全体を冷
却し、ホルムアルデヒドを滴下し、壁材を硬化させ、フ
レーク状磁性粉と分散媒(流動パラフィン)を内包した
大きさ200μmのマイクロカプセル化表示粒子である
マイクロカプセルを調整した。
【0056】これをエポキシ樹脂/ポリアミドエマルジ
ョン水溶液中に分散させ、実施例1と同様に可視情報表
示部及び磁気ストライプを形成し、情報記録媒体を作成
した。ただし可視情報表示層の厚さを300μmとし
た。
ョン水溶液中に分散させ、実施例1と同様に可視情報表
示部及び磁気ストライプを形成し、情報記録媒体を作成
した。ただし可視情報表示層の厚さを300μmとし
た。
【0057】比較例1〜5の情報記録媒体の可視情報表
示部に対して加熱、水平磁場の印加により磁性粉の金属
色を示し、部分的に加熱と垂直磁場を印加し、表示情報
の記録を行ったところ、基材の黒色に磁性粉の金属色の
コントラストによる画像が得られた。
示部に対して加熱、水平磁場の印加により磁性粉の金属
色を示し、部分的に加熱と垂直磁場を印加し、表示情報
の記録を行ったところ、基材の黒色に磁性粉の金属色の
コントラストによる画像が得られた。
【0058】この比較例1〜5と実施例1、2の情報記
録媒体の可視情報表示部に所定の画像を形成し、各画像
の画像鮮明度(記録部分のかぶり等の発生)、画像安定
性(外部磁場による影響)、視認性、耐圧性について、
評価を行った。その結果を表1に示す。なお、画像鮮明
度は、表示された画像の線幅を測定し、書き込みの線幅
より20%を越える線幅の場合を×とし、20%以内で
あれば○とした。また画像安定性は、1000ガウスの
永久磁石を可視情報表示部の画像に接触させ、磁気の作
用による影響で判読不能となった場合を×とし、磁気の
作用による影響が少なく判読可能である場合を○とし
た。次に視認性は、光学濃度計を用いて、可視情報表示
部の画像と非画像の濃度差が1.0以上であれば、コン
トラスト良で○とし、1.0を下回る場合は×とした。
さらに耐圧性は、可視情報表示部の画像上に200g/
cm2 の圧力を加え、判読可能である場合を○とし、判
読不能の場合を×とした。
録媒体の可視情報表示部に所定の画像を形成し、各画像
の画像鮮明度(記録部分のかぶり等の発生)、画像安定
性(外部磁場による影響)、視認性、耐圧性について、
評価を行った。その結果を表1に示す。なお、画像鮮明
度は、表示された画像の線幅を測定し、書き込みの線幅
より20%を越える線幅の場合を×とし、20%以内で
あれば○とした。また画像安定性は、1000ガウスの
永久磁石を可視情報表示部の画像に接触させ、磁気の作
用による影響で判読不能となった場合を×とし、磁気の
作用による影響が少なく判読可能である場合を○とし
た。次に視認性は、光学濃度計を用いて、可視情報表示
部の画像と非画像の濃度差が1.0以上であれば、コン
トラスト良で○とし、1.0を下回る場合は×とした。
さらに耐圧性は、可視情報表示部の画像上に200g/
cm2 の圧力を加え、判読可能である場合を○とし、判
読不能の場合を×とした。
【0059】
【表1】
【0060】表1に示すように、実施例1、2はマイク
ロカプセル化表示粒子を細かくすることにより、画像鮮
明度が高くなり高解像が得られたが、比較例2、4、5
はマイクロカプセル化表示粒子が大きいため、画像の鮮
明さに欠けていた。また比較例3、4、5は非画像部に
かぶりを生じていた。次に画像に外部磁場を印加したと
ころ、実施例1、2、比較例1、2は画像に変化は無か
ったが、比較例3はマイクロカプセル内の分散媒が液体
であり、比較例4はマイクロカプセルが大きく、比較例
5はその両方であるため画像が乱れ、画像安定性に欠け
ていた。また比較例2、3、4、5は視認性が劣り、さ
らに比較例1、5はバインダーが熱硬化せず、柔らかい
ため、耐圧性に欠けている。
ロカプセル化表示粒子を細かくすることにより、画像鮮
明度が高くなり高解像が得られたが、比較例2、4、5
はマイクロカプセル化表示粒子が大きいため、画像の鮮
明さに欠けていた。また比較例3、4、5は非画像部に
かぶりを生じていた。次に画像に外部磁場を印加したと
ころ、実施例1、2、比較例1、2は画像に変化は無か
ったが、比較例3はマイクロカプセル内の分散媒が液体
であり、比較例4はマイクロカプセルが大きく、比較例
5はその両方であるため画像が乱れ、画像安定性に欠け
ていた。また比較例2、3、4、5は視認性が劣り、さ
らに比較例1、5はバインダーが熱硬化せず、柔らかい
ため、耐圧性に欠けている。
【0061】
【発明の効果】本発明の情報記録媒体は、磁気記録部と
ともにフレーク状磁性粉と、これを分散し常温で固相状
態を示す分散媒を内包するマイクロカプセル化表示粒子
を含む可視情報表示部を有し、加熱によりマイクロカプ
セル化表示粒子内の分散媒を溶融状態として、このフレ
ーク状磁性粉を可視情報表示層に対し平行又は垂直に配
向させることにより、反射光のコントラストから画像情
報の記録表示ができる。また、フレーク状磁性粒子の配
向状態を可視情報表示層に対し平行又は垂直の何れか一
方に配向させることにより画像情報を消去することがで
きる。すなわち、本発明は磁気を印加した部分と無印加
の部分とが明確に異なるように明暗がはっきりとし、か
つ解像度の高く、鮮明で、さらに画像の安定性に優れた
記録消去可能な情報記録媒体である。
ともにフレーク状磁性粉と、これを分散し常温で固相状
態を示す分散媒を内包するマイクロカプセル化表示粒子
を含む可視情報表示部を有し、加熱によりマイクロカプ
セル化表示粒子内の分散媒を溶融状態として、このフレ
ーク状磁性粉を可視情報表示層に対し平行又は垂直に配
向させることにより、反射光のコントラストから画像情
報の記録表示ができる。また、フレーク状磁性粒子の配
向状態を可視情報表示層に対し平行又は垂直の何れか一
方に配向させることにより画像情報を消去することがで
きる。すなわち、本発明は磁気を印加した部分と無印加
の部分とが明確に異なるように明暗がはっきりとし、か
つ解像度の高く、鮮明で、さらに画像の安定性に優れた
記録消去可能な情報記録媒体である。
【0062】さらに可視情報表示部と異なる情報記録手
段、例えば磁気記録部の記録情報の一部又は全部を可視
情報表示部に記録表示することにより、この磁気記録部
の情報を再生する必要がなく可視情報表示部から直接情
報を目視でき、この磁気記録部の情報を読み取るための
装置が不要となり、随時その情報を確認することができ
る。加えて、磁気記録部以外の情報記録手段を用いるこ
とも可能である。
段、例えば磁気記録部の記録情報の一部又は全部を可視
情報表示部に記録表示することにより、この磁気記録部
の情報を再生する必要がなく可視情報表示部から直接情
報を目視でき、この磁気記録部の情報を読み取るための
装置が不要となり、随時その情報を確認することができ
る。加えて、磁気記録部以外の情報記録手段を用いるこ
とも可能である。
【0063】また本発明の情報記録媒体は、低温度の加
熱と磁気の印加により簡易に像形成を行うことができる
ため、低エネルギー消費であり、記録層にマイクロカプ
セル化表示粒子を用いることにより、マイクロカプセル
化表示粒子の粒径を制御することで解像度を高めること
ができる。しかもマイクロカプセル化表示粒子内で磁性
粒子が常温で固相状態を示す分散媒に分散され、記録消
去時以外は固定されているため、情報記録後に外部から
磁石などの磁気が印加されても、マイクロカプセル化表
示粒子内の磁性粒子に移動を生じることがなく、安定し
た記録が得られる。加熱・磁気印加された部分のみに磁
性粒子の移動(配向)をほぼ限定できるため、解像度が
高く、常温で固相状態を示す分散媒を用いることで画像
の安定性も優れる。
熱と磁気の印加により簡易に像形成を行うことができる
ため、低エネルギー消費であり、記録層にマイクロカプ
セル化表示粒子を用いることにより、マイクロカプセル
化表示粒子の粒径を制御することで解像度を高めること
ができる。しかもマイクロカプセル化表示粒子内で磁性
粒子が常温で固相状態を示す分散媒に分散され、記録消
去時以外は固定されているため、情報記録後に外部から
磁石などの磁気が印加されても、マイクロカプセル化表
示粒子内の磁性粒子に移動を生じることがなく、安定し
た記録が得られる。加熱・磁気印加された部分のみに磁
性粒子の移動(配向)をほぼ限定できるため、解像度が
高く、常温で固相状態を示す分散媒を用いることで画像
の安定性も優れる。
【0064】またマイクロカプセル化表示粒子を含む塗
液を塗布する工程とすることができるため、磁気記録体
の製造工程を簡略化することができる。
液を塗布する工程とすることができるため、磁気記録体
の製造工程を簡略化することができる。
【0065】とくにフレーク状磁性粉を着色膜により被
覆することにより明るい像の表示とすることができ、着
色膜を種々変更することにより多種多様の色により可視
情報の表示を行うことができる。
覆することにより明るい像の表示とすることができ、着
色膜を種々変更することにより多種多様の色により可視
情報の表示を行うことができる。
【図1】本発明の情報記録媒体の一実施例の平面図であ
る。
る。
【図2】図1に示す情報記録媒体のX−X線における断
面図である。
面図である。
【図3】本発明の情報記録媒体の可視情報表示部の構成
を示す部分拡大断面図である。
を示す部分拡大断面図である。
【図4】本発明の情報記録媒体の可視情報表示部に対し
フレーク状磁性粉を平行に配向させてなる状態を示す説
明図である。
フレーク状磁性粉を平行に配向させてなる状態を示す説
明図である。
【図5】本発明の情報記録媒体の可視情報表示部に対し
部分的にフレーク状磁性粉を垂直方向に配向させてなる
状態を示す説明図である。
部分的にフレーク状磁性粉を垂直方向に配向させてなる
状態を示す説明図である。
1 情報記録媒体 2 基材 11 可視情報表示部 12 可視情報表示層 13 保護層 14 マイクロカプセル 15 バインダー 16 磁気記録部 21 芯物質 22 フレーク状磁性粉 23 分散媒 24 殻物質 30 熱・磁気ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 13/00 G06K 19/00 B
Claims (7)
- 【請求項1】少なくとも基材上に書き換え可能な可視情
報表示部及び前記書き換え可能な可視情報表示部と異な
る情報記録手段を有する情報記録媒体であって、前記書
き換え可能な可視情報表示部が、少なくとも磁性粉とこ
れを分散してなる常温において固相状態を示す分散媒と
を内包するマイクロカプセル化表示粒子をバインダー中
に分散配置してなる可視情報表示層と、該可視情報表示
層を被覆保護する透明又は半透明な保護層とからなるこ
とを特徴とする情報記録媒体。 - 【請求項2】前記磁性粉の平均長径10〜20μm、厚
さ0.1〜5μmの間にあるフレーク状であり、かつ保
磁力が1000Oe以下であることを特徴とする請求項
1記載の情報記録媒体。 - 【請求項3】前記分散媒が融点35℃以上80℃以下の
有機化合物であることを特徴とする請求項1記載の情報
記録媒体。 - 【請求項4】前記マイクロカプセル化表示粒子の平均粒
径が20μmから100μmの間にあることを特徴とす
る請求項1記載の情報記録媒体。 - 【請求項5】前記バインダーが水系樹脂であることを特
徴とする請求項1記載の情報記録媒体。 - 【請求項6】前記書き換え可能な可視情報表示部には前
記情報記録手段に記録された情報の一部又は全部を表示
してなることを特徴とする請求項1記載の情報記録媒
体。 - 【請求項7】前記情報記録手段は磁気記録部、IC記録
手段、光記録手段の何れか一つ以上選択されてなること
を特徴とする請求項1記載の情報記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7151523A JPH091964A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7151523A JPH091964A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 情報記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH091964A true JPH091964A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15520385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7151523A Pending JPH091964A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 情報記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH091964A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018135416A (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-30 | 住友ベークライト株式会社 | 表面処理金属粉及び成形材料 |
-
1995
- 1995-06-19 JP JP7151523A patent/JPH091964A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018135416A (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-30 | 住友ベークライト株式会社 | 表面処理金属粉及び成形材料 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040415 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040427 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041116 |