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JPH091862A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

Info

Publication number
JPH091862A
JPH091862A JP7154420A JP15442095A JPH091862A JP H091862 A JPH091862 A JP H091862A JP 7154420 A JP7154420 A JP 7154420A JP 15442095 A JP15442095 A JP 15442095A JP H091862 A JPH091862 A JP H091862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
image
head
ink
nozzles
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7154420A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruyuki Nishii
照幸 西井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7154420A priority Critical patent/JPH091862A/ja
Publication of JPH091862A publication Critical patent/JPH091862A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチパス制御による記録において、高速記
録と高品質画像記録とを両立することができる画像記録
装置を提供する。 【構成】 高速記録モード時には、8つのセグメント信
号(SEG1〜SEG8)の内、4つのセグメント信号
(SEG1、SEG3、SEG5、SEG7)と別の4
つのセグメント信号(SEG2、SEG4、SEG6、
SEG8)とを1記録動作ごとに交互に用いて記録を行
なうように制御する。これによって、ある記録動作時に
は、64個のノズル内、奇数番目のノズル(32個)だ
けが記録動作に用いられ、次の記録動作時には、64個
のノズル内、偶数番目のノズル(32個)だけが記録動
作に用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像記録装置に関し、特
に、例えば、インクジェット方式に従う記録部を含むフ
ァクシミリ装置のような画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット方式に従う記録ヘ
ッドを用いてシリアル記録を行なうファクシミリ装置に
おいては、記録ヘッドの1走査によって記録可能な記録
幅は、その走査方向に垂直方向に配列された記録ヘッド
のノズル数によって定められる。このような記録を行う
場合、各ノズル間のインク吐出のばらつきにより、記録
される画像の品質が低下するという問題があるので、記
録ヘッドのノズルを複数のブロックに分割し、本来は記
録ヘッドの1走査によって記録が完了できる記録媒体上
の同じ領域を、複数回走査して、その分割ブロック毎に
インク吐出を行なわせ、記録を行なっていた(これをマ
ルチパス記録制御という)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、画像記録に時間がかかり、記録速度が低下する
という欠点があった。本発明は上記従来例に鑑みてなさ
れたものであり、高品質な画像記録を行ないながらも高
速記録を行なうこともできる画像記録装置を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像記録装置は、以下のような構成からな
る。即ち、所定の記録幅をもつ記録ヘッドを用い、前記
所定の記録幅の記録を記録動作単位とする記録を繰り返
すことによって記録媒体上に画像記録を行なう記録手段
を有した画像記録装置であって、画像データを記憶する
記憶手段と、外部より高速記録を行なうかどうかを指示
する指示手段と、前記指示手段による指示に従って、高
速記録時には、前記画像データを間引く間引き手段と、
前記間引き手段によって間引かれた画像データを、前記
記録ヘッドの複数回の走査により記録するべく前記記録
手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする画
像記録装置を備える。
【0005】
【作用】以上の構成により本発明は、所定の記録幅をも
つ記録ヘッドを用い、所定の記録幅の記録を記録動作単
位とする記録を繰り返すことによって記録媒体上に画像
記録を行なう際、外部より高速記録を行なうかどうかの
指示に従って、高速記録時には、画像データを間引き、
その間引かれた画像データを、記録ヘッドの複数回の走
査により記録するべく制御する。
【0006】
【実施例】以下添付図面を参照して、本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。図1は、本発明の代表的な実施
例であるファクシミリ装置の構成を示すブロック図であ
る。このファクシミリ装置の記録にはインクジェット方
式に従う記録ヘッドを用いて記録を行なう記録部が用い
られる。
【0007】図1において、1はマイクロプロセッサ
(MPU)などで構成され装置全体の制御を行なう制御
部、2は画像原稿の読取を行うスキャナを備えた読み取
り部、3は受信画像信号や読み取り画像信号に基づいて
画像記録を行なったり、制御部からの指示に基づいて各
種レポート出力を行なうインクジェット方式に従う記録
部、4はオペレータが画像送信指示、画像複写指示、レ
ポート出力指示、通信相手の電話番号登録等の各種指示
を行なう操作部、5はモデムやNCU(網制御装置)等
で構成され通信データの授受を行う通信制御部である。
【0008】また、6は制御部1が実行する制御プログ
ラムや処理プログラムを格納するROM、7は電話番号
登録の際のガイダンスメッセージ、各種警告メッセー
ジ、時刻、画像の送受信状況などを表示するLCDなど
で構成される表示部、8は制御部1が制御プログラムや
処理プログラムを実行する際に作業領域として用いられ
たり、オペレータが操作部4より入力した各種定数の格
納、送受信画像データの蓄積を行うRAM、9は画像デ
ータの符号化、及び、復号化処理を行う符号/復号化
部、10は構成要素を相互に接続する共通バスである。
【0009】図2は、記録部3の主要部の構成を示すブ
ロック図である。記録部には、記録用紙などの記録媒体
をフィードしたり、搬送したりするフィード・搬送機構
や、記録ヘッドを記録用紙に対向させて往復移動させる
キャリッジやその移動機構が備えられているが、これら
の機構は既に公知であるので、図2には示していない。
また、記録ヘッドには記録のためのインクを供給するた
めのインクカートリッジが装着されるが、これも公知で
あるので、図2には示していない。
【0010】なお、本実施例の記録部3はモノクロ用記
録用の記録部であり、ここで説明する記録ヘッドは記録
媒体の搬送方向に添ってインク滴を吐出する64個のノ
ズルを有しており、その64個のノズルは後述する2つ
の仕方で、8個づつ8つのノズルグループに分割される
とする。さらに、画像データ1ビットのデータがノズル
1つに対応し、そのビット値が“1(ON)”であれ
ば、対応するノズルからインク滴が吐出して記録が行な
われ、一方、そのビット値が“0(OFF)”であれ
ば、対応するノズルからのインク滴吐出はない。
【0011】以下の説明では、記録ヘッドを搭載するキ
ャリッジの移動方向を主走査方向、記録媒体が搬送され
る方向(ノズルの配列方向)を副走査方向という。図2
において、11は記録データのラッチやノズルグループ
の選択を行う記録データ生成部、12は2種類の信号
(セグメント信号SEG1〜SEG8、コモン信号CO
M1〜COM8)によって記録ヘッドを駆動するヘッド
ドライバ、13は記録ヘッドの論理回路部である。
【0012】記録データ生成部11は、制御部1の制御
によってRAM8に格納された画像データを64ビット
(8バイト)づつ入力してラッチするラッチ回路11
1、コモン信号COM1〜COM8を発生するコモンタ
イミング発生回路112、コモン信号COM1〜COM
8をデコードしてそのデコードされた信号をヘッドドラ
イバ12に出力するデコーダ113、後述するようなタ
イミングでコモン信号COM1〜COM8の発生に同期
してセグメント信号SEG1〜SEG8を発生するセグ
メント信号発生回路114、ラッチ回路111にラッチ
された画像データを1バイトづつ、セグメント信号SE
G1〜SEG8のいづれかの信号とマルチプレクスして
マルチプレクスされた信号をヘッドドライバ12に出力
するマルチプレクサ115で構成される。
【0013】コモンタイミング発生回路112は、8つ
のコモン信号COM1〜COM8を1つづつ順次発生す
る。記録ヘッドの論理回路部13には64個のノズルに
対応して64個のヒータ(H1〜H64)が備えられて
おり、それぞれのヒータはダイオードと印加電流に基づ
いて熱を発生する抵抗体を有している。ここで、ヒータ
H1〜H64は8つのグループ(H1、H9、H17、
……、H57;H2、H10、……、H58;……;H
8、H16、……、H64)に分割され、それぞれのノ
ズルグループはセグメント信号SEG1、SEG2、…
…、SEG8によって選択される。また、ヒータH1〜
H64は別の仕方で8つのグループ(H1〜H8、H9
〜H16、H17〜H24、H25〜H32、H33〜
H40、H41〜H48、H49〜H56、H57〜H
64)に分割され、それぞれのノズルグループは、コモ
ン信号COM1、COM2、……、COM8によって選
択される。
【0014】さて、本実施例における記録動作では64
個全てのヒータとノズルを用いて記録を行なう“通常記
録モード”と64個のヒータとノズルを1つおきに32
個のヒータとノズルを用いて記録を行なう“高速記録モ
ード”とがある。図3は、“通常記録モード”の1記録
動作におけるコモン信号(COM1〜COM8)とセグ
メント信号(SEG1〜SEG8)との関係を示すタイ
ムチャートである。図3において、H1、H2、……の
記号は、対応するコモン信号(COM1〜COM8)と
セグメント信号(SEG1〜SEG8)とが“ON”で
あるときに、駆動電流が印加されるヒータを表してい
る。図3に示すように、セグメント信号の1つ、例え
ば、SEG1が“ON”となっている間に、コモン信号
COM1、COM2、……、COM8が順次、所定時間
(Δt)だけ“ON”となる。そして、別のセグメント
信号の1つ、例えば、SEG2が“ON”となっている
間に、再びコモン信号COM1、COM2、……、CO
M8が順次、所定時間(Δt)だけ“ON”となる。こ
のようにして、記録はヘッドドライバ12から出力され
るコモン信号の“ON”とセグメント信号の“ON”と
が一致したところのヒータ(H1〜H64)に駆動電流
が流れ、そのヒータによってインクを加熱し、対応する
ノズルよりインク滴が吐出されることによって行われ、
その結果、64個のヒータ全てに順次通電が行なわれ、
1記録動作が完了する。
【0015】また、コモン信号COM1、COM2、…
…、COM8が順次“ON”となる1サイクルが終了す
ると、コモンタイミング発生回路112は、制御信号C
NTLをセグメント信号発生回路114に出力する。セ
グメント信号発生回路114では、この制御信号CNT
Lを受信する度毎に、セグメント信号をSEG1→SE
G2→……→SEG8と順次切り替える。
【0016】なお、図3のタイムチャートでは、コモン
信号COM1、COM2、……、COM8が順次、所定
時間(Δt)だけ“ON”となる間(8×Δt)、セグ
メント信号(SEG1〜SEG8)が“ON”状態を維
持するように記しているが、セグメント信号(SEG1
〜SEG8)はラッチされた画像データとのマルチプレ
クス(例えば、論理積)の結果であるので、ある画素の
画像データの値が例えば、“0(OFF)”であれば、
それに対応する時間、セグメント信号(SEG1〜SE
G8)も“OFF”となり、ヒータへの通電は行なわれ
ず、インク滴の吐出はない。
【0017】図4は、“高速記録モード”の1記録動作
におけるコモン信号(COM1〜COM8)とセグメン
ト信号(SEG1〜SEG8)との関係を示すタイムチ
ャートである。図4において用いられている記号は、図
3のそれと同じである。高速記録モードでは、図4に示
すように、1記録動作において、8つのセグメント信号
(SEG1〜SEG8)の内、4つのセグメント信号
(SEG1、SEG3、SEG5、SEG7)を“O
N”として、記録を行ない、次回の1記録動作では、別
の4つのセグメント信号(SEG2、SEG4、SEG
6、SEG8)を“ON”として、記録を行なう。この
ように、1記録動作毎に用いるセグメント信号を入れ替
えながら交互に4つづつのセグメント信号を用いてヒー
タとノズル選択を行なって記録を行なうことで、記録の
間引きに起因する白すじの発生を防止している。
【0018】ここで、図3に示す“通常記録モード”と
図4に示す“高速記録モード”との1記録動作当たりの
記録時間を比較すると、高速記録モードは通常記録モー
ドの2倍の速度で記録を行なうことができることがわか
る。図5は本実施例に従うマルチパス記録制御の概要を
説明する図である。この図は記録用紙等の記録媒体上の
同一領域を4回走査することで記録を完了するように制
御する場合の例を示している。図5では、記録ヘッドは
副走査方向に64個配列されたノズルを4つの記録領域
に分け、さらに、各記録領域は4(主走査方向)×4
(副走査方向)のマトリックスを1つのパターンとする
マスクパターンによって、1回の記録比率を1/4にし
ている。
【0019】なお、このマスクパターンは、図5に示す
例では、第1〜第4記録領域各々で異なるパターンを用
いているが、同じパターンを用いても良い。次に、以上
のような構成と機能の装置を用いた記録制御について、
図6に示すフローチャートを参照して説明する。ファク
シミリ装置が画像記録や各種レポートの出力を行う際、
この記録制御処理が実行される。
【0020】まず、ステップS1では、画像記録出力を
行う前に、マルチパス制御を行うか、あるいは通常の記
録動作を行うかを決定する。この決定は、オペレータに
よる操作部4からの指示入力に従うか、或いは、装置内
で画像データの記録画素数をカウントして得られる記録
用紙の単位記録面積当たりドット記録数に従う。さて、
マルチパス制御を行うと決定された場合、処理はステッ
プS2に進み、記録を“通常記録モード”で行なうか、
或いは、“高速記録モード”で行うかを決定する。この
決定は、本実施例では、オペレータによる操作部4から
の指示入力に従うとする。記録モードが“高速記録モー
ド”に決定された場合、処理はステップS3に進み、高
速記録モード用マスクパターンの設定を行う。
【0021】さて、4パスのマルチパス制御では、1回
の記録比率を25%(1/4)にして4回の走査で計1
00%の記録が達成されるようにデータ補完を行いなが
ら記録を行なう。しかしながら、1回で100%の記録
を行う場合(即ち、マルチパス制御をしない場合)に比
べ、インクと記録紙の性質により、若干濃度が薄くな
る。従って、高速記録モードでは、記録ドットの間引き
を行なうので、さらなる濃度低下も予想されるため、高
速記録モード用マスクパターンとして、本実施例では1
00%以上の記録比率になるようにマスクパターンを設
定する。
【0022】次に処理はステップS4に進み、記録部3
が高速記録モードで動作するように設定する。これに対
して、記録モードが“通常記録モード”に決定された場
合、処理はステップS5に進み、通常記録モード用マス
クパターンの設定を行う。ここでは、100%のデータ
補完がなされるようにマスクパターンを設定している
が、先述したようにマルチパス制御を行なわずに記録を
行う場合に比べ、インクと記録紙の性質により若干濃度
が薄くなるため、100%以上の記録比率になるように
マスクパターンを設定しても良い。その後、処理はステ
ップS6において、記録部3が通常記録モードで動作す
るように設定する。
【0023】さて、ステップS1での処理において、マ
ルチパス制御を行わないことを決定した場合、処理はス
テップS7に進み、オペレータによる操作部4からの指
示入力に従って、動作記録モード(“高速記録モード”
或いは“通常印字モード”)を記録部3に設定する。処
理はステップS8において、パス数の設定を行う。パス
数は通常数が多いほど記録画像の品質の向上が期待でき
るが、その数に比例して記録時間が遅くなるため本実施
例では“4”とした。なお、マルチパス制御を行なわな
い場合、パス数が“1”となることは言うまでもない。
また、パス数の値は、オペレータによる操作部4からの
指示入力により変更できるようにしても良い。
【0024】その後、ステップS9では、設定された記
録モードとパス数に従って記録用紙1ページ分の記録動
作を実行する。最後に、ステップS10では次のページ
に記録すべき記録データがあるかどうを調べ、次ページ
に記録する記録データがある場合には処理はステップS
1に戻り、最終ページの記録完了までこの処理を繰り返
す。これに対して、次ページに記録する記録データがな
い場合には、記録処理を終了する。
【0025】従って本実施例に従えば、マルチパス制御
において装置利用者が指示した記録モードに従って記録
画素を間引いて記録することができるので、その記録を
高速に行なうことができる。さらに、このような高速記
録の時、記録画素を間引く場所を1記録動作毎に変更し
ているので、その間引きによる画質劣化を抑えることが
でき、画質を高品位に保つことができる。
【0026】なお本実施例では、メモリ容量や、マスク
処理の容易さを考え、マスクパターンのサイズを4×4
画素としてマルチパス制御を行なっているが、本発明は
これによって限定されるものではない。例えば、このマ
スクパターンサイズを大きくすることで(n×n)、よ
りランダム性に優れ、ノズル間のバラツキによる画像劣
化の影響を受けにくくした記録処理を行なうこともでき
る。
【0027】さらに本実施例では、高速記録実現のため
に、記録画素を2画素に1画素間引いて記録するよう、
1記録動作当たり8つのセグメント信号の内、4つのセ
グメント信号(SEGi)だけを用いているが、本発明
はこれによって限定されるものではない。例えば、間引
きの割合を変化させ、間引き率を上げれば、より高速な
記録が可能になる。
【0028】以上の実施例は、特にインクジェット記録
方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用される
エネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば
電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギー
によりインクの状態変化を生起させる方式を用いること
で記録の高密度化、高精細化が達成できる。その代表的
な構成や原理については、例えば、米国特許第4723
129号明細書、同第4740796号明細書に開示さ
れている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。こ
の方式はいわゆるオンデマンド型、コンティニュアス型
のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型
の場合には、液体(インク)が保持されているシートや
液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情
報に対応していて膜沸騰を越える急速な温度上昇を与え
る少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、
電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッド
の熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信
号に1対1で対応した液体(インク)内の気泡を形成で
きるので有効である。この気泡の成長、収縮により吐出
用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくと
も1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状をす
ると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に
応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より
好ましい。
【0029】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。記録ヘ
ッドの構成としては、上述の各明細書に開示されている
ような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用面が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書、米国特許第4459600号
明細書を用いた構成でも良い。加えて、複数の電気熱変
換体に対して、共通するスロットを電気熱変換体の吐出
部とする構成を開示する特開昭59−123670号公
報や熱エネルギーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対
応させる構成を開示する特開昭59−138461号公
報に基づいた構成としても良い。
【0030】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
また、以上の実施例の記録装置の構成に、記録ヘッドに
対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加すること
は記録動作を一層安定にできるので好ましいものであ
る。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対しての
キャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは吸
引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子あ
るいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段を設ける
ことや、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを設け
ることなどがある。
【0031】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。以上説明した実施例においては、インクが液体で
あることを前提として説明しているが、室温やそれ以下
で固化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化
するものを用いても良く、あるいはインクジェット方式
ではインク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で
温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるよ
うに温度制御するものが一般的であるから、使用記録信
号付与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0032】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0033】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置の形態を取るものであって
も良い。尚、本発明は、複数の機器から構成されるシス
テムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、所
定の記録幅をもつ記録ヘッドを用い、所定の記録幅の記
録を記録動作単位とする記録を繰り返すことによって記
録媒体上に画像記録を行なう際、外部より高速記録を行
なうかどうかの指示に従って、高速記録時には、画像デ
ータを間引き、その間引かれた画像データを、記録ヘッ
ドの複数回の走査により記録するよう制御するので、高
品質な画像記録を行ないながらも高速記録を行なうこと
もできるという効果がある。
【0035】特に、高速記録時には、例えば、記録に用
いられる記録ヘッドの記録要素が記録動作単位毎に入れ
替わるよう記録制御されることで、記録ヘッドの記録要
素がほぼ均等に用いられることになり、記録要素間のば
らつきによる記録画像の劣化が防止され、特定の記録要
素を偏って用いることによって発生する記録画像の白抜
けといった画像品質の低下を防止し、高品位な画質を維
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例であるファクシミリ装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】記録部の主要部の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】通常記録モードの1記録動作におけるコモン信
号(COM1〜COM8)とセグメント信号(SEG1
〜SEG8)との関係を示すタイムチャートである。
【図4】高速記録モードの1記録動作におけるコモン信
号(COM1〜COM8)とセグメント信号(SEG1
〜SEG8)との関係を示すタイムチャートである。
【図5】マルチパス記録制御による記録の様子を示す図
である。
【図6】記録制御処理を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御部 2 読み取り部 3 記録部 4 操作部 5 通信制御部 6 ROM 7 表示部 8 RAM 9 符号化/復号化部 10 共通バス 11 記録データ生成部 12 ヘッドドライバ 13 記録ヘッドの論理回路部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の記録幅をもつ記録ヘッドを用い、
    前記所定の記録幅の記録を記録動作単位とする記録を繰
    り返すことによって記録媒体上に画像記録を行なう記録
    手段を有した画像記録装置であって、 画像データを記憶する記憶手段と、 外部より高速記録を行なうかどうかを指示する指示手段
    と、 前記指示手段による指示に従って、高速記録時には、前
    記画像データを間引く間引き手段と、 前記間引き手段によって間引かれた画像データを、前記
    記録ヘッドの複数回の走査により記録するべく前記記録
    手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする画
    像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段は、 前記記録ヘッドを第1の方向に走査する走査手段と、 前記記録媒体を前記第1の方向とは異なる第2の方向に
    搬送する搬送手段とを有することを特徴とする請求項1
    に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記指示手段は、さらに、前記記録媒体
    の同一領域を前記記録ヘッドが複数回走査して画像記録
    が完了させるか、或いは、1回の走査によって前記画像
    記録を完了させるかを指示することを特徴とする請求項
    1に記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する請求項1に記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
    える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像記
    録装置。
  6. 【請求項6】 前記画像記録装置は、ファクシミリ装置
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装
    置。
JP7154420A 1995-06-21 1995-06-21 画像記録装置 Withdrawn JPH091862A (ja)

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