JPH09160903A - 物理量分布推定方法 - Google Patents
物理量分布推定方法Info
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- JPH09160903A JPH09160903A JP31682195A JP31682195A JPH09160903A JP H09160903 A JPH09160903 A JP H09160903A JP 31682195 A JP31682195 A JP 31682195A JP 31682195 A JP31682195 A JP 31682195A JP H09160903 A JPH09160903 A JP H09160903A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 密行列を解く必要があるため、行列方程式の
計算に長い時間を必要とする。 【解決手段】 与えられた支配方程式を境界積分方程式
に変換し(ST2)、その境界積分方程式を離散化方程
式に変換し(ST3)、その離散化方程式を行列方程式
A・x=bに変換し(ST4)、得られた行列方程式A
・x=bをウェーブレット変換し(ST4)、変換され
た行列方程式At ・xt =bt を、その行列At 中の絶
対値が閾値以下の行列要素をゼロに置き換えて近似的に
解き(ST6)、その近似解xt をウェーブレット逆変
換して近似的な物理量分布x* を求め(ST7)、繰り
返し計算によってその近似的な物理量分布x* の補正を
行う(ST8)。
計算に長い時間を必要とする。 【解決手段】 与えられた支配方程式を境界積分方程式
に変換し(ST2)、その境界積分方程式を離散化方程
式に変換し(ST3)、その離散化方程式を行列方程式
A・x=bに変換し(ST4)、得られた行列方程式A
・x=bをウェーブレット変換し(ST4)、変換され
た行列方程式At ・xt =bt を、その行列At 中の絶
対値が閾値以下の行列要素をゼロに置き換えて近似的に
解き(ST6)、その近似解xt をウェーブレット逆変
換して近似的な物理量分布x* を求め(ST7)、繰り
返し計算によってその近似的な物理量分布x* の補正を
行う(ST8)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電位分布、電磁
界分布、応力分布、変位分布、温度分布などをはじめと
する各種物理量分布を高速に推定する方法に関するもの
であり、さらに詳しくは、境界要素法と呼ばれる物理量
分布の推定方法を著しく高速化した物理量分布推定方法
に関するものである。
界分布、応力分布、変位分布、温度分布などをはじめと
する各種物理量分布を高速に推定する方法に関するもの
であり、さらに詳しくは、境界要素法と呼ばれる物理量
分布の推定方法を著しく高速化した物理量分布推定方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば「境界要素解析」(榎薗
正人著、昭和61年 培風館発行)の19頁に示され
た、従来の境界要素法による物理量分布推定方法をわか
りやすく改変して示す説明図である。図において、1は
対象システムの物理現象を表す支配方程式を与えるため
の支配方程式設定部、2は与えられた支配方程式を境界
積分方程式に変換する境界積分方程式変換部であり、3
はこの境界積分方程式への変換に用いられる積分定理で
ある。4はその境界積分方程式を離散化方程式に変換す
る離散化方程式変換部であり、5はこの離散化方程式へ
の変換の際の、境界を複数の要素に分割した境界要素で
ある。6はその離散化方程式より連立一次方程式(実際
には行列方程式A・x=b)を導出する連立一次方程式
変換部であり、7はこの行列方程式A・x=bをガウス
の消去法で解いて未知ベクトルxを得る行列方程式計算
部である。
正人著、昭和61年 培風館発行)の19頁に示され
た、従来の境界要素法による物理量分布推定方法をわか
りやすく改変して示す説明図である。図において、1は
対象システムの物理現象を表す支配方程式を与えるため
の支配方程式設定部、2は与えられた支配方程式を境界
積分方程式に変換する境界積分方程式変換部であり、3
はこの境界積分方程式への変換に用いられる積分定理で
ある。4はその境界積分方程式を離散化方程式に変換す
る離散化方程式変換部であり、5はこの離散化方程式へ
の変換の際の、境界を複数の要素に分割した境界要素で
ある。6はその離散化方程式より連立一次方程式(実際
には行列方程式A・x=b)を導出する連立一次方程式
変換部であり、7はこの行列方程式A・x=bをガウス
の消去法で解いて未知ベクトルxを得る行列方程式計算
部である。
【0003】以下、この図9に従って従来の物理量分布
推定方法について説明する。まず最初に、支配方程式設
定部1において、対象システムの物理現象を表す支配方
程式を微分方程式および境界条件式によって与える。次
に境界積分方程式変換部2において、この支配方程式設
定部1にて与えられた支配方程式を、積分定理3を用い
て対象システムの境界領域における境界積分方程式に変
換する。次に境界をたくさんの境界要素5に分割し、境
界積分方程式変換部2で得られた境界積分方程式より離
散化方程式変換部4にて離散化方程式を作る。次に連立
一次方程式変換部6において、その離散化方程式変換部
4で得られた離散化方程式より連立一次方程式(実際に
は行列方程式A・x=b)を導出する。そして行列方程
式計算部7において、連立一次方程式変換部6で得られ
た行列方程式A・x=bより、ガウスの消去法などを用
いて未知ベクトルxを解く。ここで、上記離散化方程式
変換部4、連立一次方程式変換部6、および行列方程式
計算部7は、コンピュータ・ブログラミングによって実
現されている。
推定方法について説明する。まず最初に、支配方程式設
定部1において、対象システムの物理現象を表す支配方
程式を微分方程式および境界条件式によって与える。次
に境界積分方程式変換部2において、この支配方程式設
定部1にて与えられた支配方程式を、積分定理3を用い
て対象システムの境界領域における境界積分方程式に変
換する。次に境界をたくさんの境界要素5に分割し、境
界積分方程式変換部2で得られた境界積分方程式より離
散化方程式変換部4にて離散化方程式を作る。次に連立
一次方程式変換部6において、その離散化方程式変換部
4で得られた離散化方程式より連立一次方程式(実際に
は行列方程式A・x=b)を導出する。そして行列方程
式計算部7において、連立一次方程式変換部6で得られ
た行列方程式A・x=bより、ガウスの消去法などを用
いて未知ベクトルxを解く。ここで、上記離散化方程式
変換部4、連立一次方程式変換部6、および行列方程式
計算部7は、コンピュータ・ブログラミングによって実
現されている。
【0004】なお、上記行列方程式A・x=b中の、A
は対象システムに依存するシステム行列、xは前記境界
上の未知の物理量分布を表す未知ベクトル、bは定数ベ
クトルをそれぞれ示している。
は対象システムに依存するシステム行列、xは前記境界
上の未知の物理量分布を表す未知ベクトル、bは定数ベ
クトルをそれぞれ示している。
【0005】ここで、実際の計算においては、対象シス
テムに依存するシステム行列Aを導出するための時間に
比べて、行列方程式A・x=bを解くための時間が大変
長くなる。これは、ゼロ要素がほとんどない行列(通常
密行列と呼ばれている)に関する行列方程式を解く必要
があり、さらにこの行列は非対称行列であるため、計算
効率の悪いガウスの消去法、またはLU分解という方法
を用いる必要があるからである。
テムに依存するシステム行列Aを導出するための時間に
比べて、行列方程式A・x=bを解くための時間が大変
長くなる。これは、ゼロ要素がほとんどない行列(通常
密行列と呼ばれている)に関する行列方程式を解く必要
があり、さらにこの行列は非対称行列であるため、計算
効率の悪いガウスの消去法、またはLU分解という方法
を用いる必要があるからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の物理量分布推定
方法は以上のように構成されているので、ゼロ要素がほ
とんどない密行列と呼ばれる行列に関する行列方程式を
解く必要があり、さらにこの行列は非対称行列であるた
め、計算効率の悪いガウスの消去法やLU分解などの方
法により解を求めざるを得ず、その計算時間が非常に長
くなるという課題があった。
方法は以上のように構成されているので、ゼロ要素がほ
とんどない密行列と呼ばれる行列に関する行列方程式を
解く必要があり、さらにこの行列は非対称行列であるた
め、計算効率の悪いガウスの消去法やLU分解などの方
法により解を求めざるを得ず、その計算時間が非常に長
くなるという課題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ウェーブレット変換処理により、
密行列をゼロ要素が多く含まれる疎行列に変換して行列
方程式を解くことによって、その計算時間を大幅に短縮
し、高速に物理量分布を推定することができる物理量分
布推定方法を得ることを目的とする。
めになされたもので、ウェーブレット変換処理により、
密行列をゼロ要素が多く含まれる疎行列に変換して行列
方程式を解くことによって、その計算時間を大幅に短縮
し、高速に物理量分布を推定することができる物理量分
布推定方法を得ることを目的とする。
【0008】請求項1記載の発明に係る物理量分布推定
方法は、与えられた支配方程式を境界積分方程式に、そ
の境界積分方程式を離散化方程式に、その離散化方程式
を行列方程式A・x=bに順次変換し、得られた行列方
程式A・x=bをウェーブレット変換したAt ・xt =
bt を、その行列At 中の絶対値が閾値以下の行列要素
をゼロに置き換えることによって近似的に解き、得られ
た近似解xt をウェーブレット逆変換することで近似的
な物理量分布x* を求め、その近似的な物理量分布x*
を繰り返し計算によつて補正することによって解の精度
を向上させたものである。
方法は、与えられた支配方程式を境界積分方程式に、そ
の境界積分方程式を離散化方程式に、その離散化方程式
を行列方程式A・x=bに順次変換し、得られた行列方
程式A・x=bをウェーブレット変換したAt ・xt =
bt を、その行列At 中の絶対値が閾値以下の行列要素
をゼロに置き換えることによって近似的に解き、得られ
た近似解xt をウェーブレット逆変換することで近似的
な物理量分布x* を求め、その近似的な物理量分布x*
を繰り返し計算によつて補正することによって解の精度
を向上させたものである。
【0009】請求項2記載の発明に係る物理量分布推定
方法は、ドビッシーの4係数型ウェーブレットを用いて
ウェーブレット変換を行うようにしたものである。
方法は、ドビッシーの4係数型ウェーブレットを用いて
ウェーブレット変換を行うようにしたものである。
【0010】請求項3記載の発明に係る物理量分布推定
方法は、ウェーブレット変換された行列方程式At ・x
t =bt を近似的に解く際の閾値を、行列At の各行列
要素の絶対値の最大値の0.01%ないし0.0000
1%の範囲に選定したものである。
方法は、ウェーブレット変換された行列方程式At ・x
t =bt を近似的に解く際の閾値を、行列At の各行列
要素の絶対値の最大値の0.01%ないし0.0000
1%の範囲に選定したものである。
【0011】請求項4記載の発明に係る物理量分布推定
方法は、前処理付き双共役勾配法を用いて行列方程式A
t ・xt =bt を近似的に解くようにしたものである。
方法は、前処理付き双共役勾配法を用いて行列方程式A
t ・xt =bt を近似的に解くようにしたものである。
【0012】請求項5記載の発明に係る物理量分布推定
方法は、境界積分方程式の離散化方程式への変換に際し
て、離散化したときの境界要素数が2のべき乗となるよ
うにしたものである。
方法は、境界積分方程式の離散化方程式への変換に際し
て、離散化したときの境界要素数が2のべき乗となるよ
うにしたものである。
【0013】請求項6記載の発明に係る物理量分布推定
方法は、繰り返し計算による近似的な物理量分布x* の
補正を、近似的な物理量分布x* とシステム行列Aおよ
び定数ベクトルbから算出された誤差db より、誤差行
列方程式A・dx =db に基づいて誤差dx を求め、近
似的な物理量分布x* からその誤差dx を差し引いて得
られた真の解x1 を近似的な物理量分布x* に代入し、
上記処理を再度実行することによって解x2 を求め、こ
の解x2 と真の解x1 との相対誤差が所定の設定値より
も小さくなるまで、その解x2 を真の解x1 に代入して
解x2 の計算を繰り返すことによって行うようにしたも
のである。
方法は、繰り返し計算による近似的な物理量分布x* の
補正を、近似的な物理量分布x* とシステム行列Aおよ
び定数ベクトルbから算出された誤差db より、誤差行
列方程式A・dx =db に基づいて誤差dx を求め、近
似的な物理量分布x* からその誤差dx を差し引いて得
られた真の解x1 を近似的な物理量分布x* に代入し、
上記処理を再度実行することによって解x2 を求め、こ
の解x2 と真の解x1 との相対誤差が所定の設定値より
も小さくなるまで、その解x2 を真の解x1 に代入して
解x2 の計算を繰り返すことによって行うようにしたも
のである。
【0014】請求項7記載の発明に係る物理量分布推定
方法は、行列方程式をウェーブレット変換して近似的に
解き、得られた近似解をさらにウェーブレット逆変換す
るという手順に従って、誤差行列方程式A・dx =db
から誤差dx を求めるようにしたものである。
方法は、行列方程式をウェーブレット変換して近似的に
解き、得られた近似解をさらにウェーブレット逆変換す
るという手順に従って、誤差行列方程式A・dx =db
から誤差dx を求めるようにしたものである。
【0015】請求項8記載の発明に係る物理量分布推定
方法は、真の解x1 と解x2 との相対誤差の検定のため
の所定の設定値を、0.01%ないし0.0001%の
範囲で選定するようにしたものである。
方法は、真の解x1 と解x2 との相対誤差の検定のため
の所定の設定値を、0.01%ないし0.0001%の
範囲で選定するようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による物
理量分布推定方法を示すフローチャートである。図にお
いて、ST1は対象システムの支配方程式を与える第1
のステップ、ST2はその支配方程式を境界積分方程式
に変換する第2のステップ、ST3はその境界積分方程
式を離散化方程式に変換する第3のステップ、ST4は
その離散化方程式を行列方程式A・x=bに変換する第
4のステップである。なお、これら第1のステップST
1ないし第4のステップST4による、支配方程式から
行列方程式A・x=bを得るまでの処理は、図9に示し
た従来の物理量分布推定方法における、支配方程式設定
部1、境界積分方程式変換部2、離散化方程式変換部
4、および連立一次方程式変換部6による処理と同等で
ある。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による物
理量分布推定方法を示すフローチャートである。図にお
いて、ST1は対象システムの支配方程式を与える第1
のステップ、ST2はその支配方程式を境界積分方程式
に変換する第2のステップ、ST3はその境界積分方程
式を離散化方程式に変換する第3のステップ、ST4は
その離散化方程式を行列方程式A・x=bに変換する第
4のステップである。なお、これら第1のステップST
1ないし第4のステップST4による、支配方程式から
行列方程式A・x=bを得るまでの処理は、図9に示し
た従来の物理量分布推定方法における、支配方程式設定
部1、境界積分方程式変換部2、離散化方程式変換部
4、および連立一次方程式変換部6による処理と同等で
ある。
【0017】また、ST5は行列方程式A・x=bの両
辺をウェーブレット変換して、新たな行列方程式At ・
xt =bt を得る第5のステップであり、ST6はその
行列At の行列要素中の、絶対値が所定の閾値以下の行
列要素をゼロに置き換え、近似的にこの行列方程式At
・xt =bt を解いて、近似解xt を求める第6のステ
ップである。ST7は得られた近似解xt に対してウェ
ーブレット逆変換を行い、近似的な物理量分布x* を求
める第7のステップであり、ST8はその近似的に求め
た物理量分布x* を繰り返し計算によつて補正する第8
のステップである。
辺をウェーブレット変換して、新たな行列方程式At ・
xt =bt を得る第5のステップであり、ST6はその
行列At の行列要素中の、絶対値が所定の閾値以下の行
列要素をゼロに置き換え、近似的にこの行列方程式At
・xt =bt を解いて、近似解xt を求める第6のステ
ップである。ST7は得られた近似解xt に対してウェ
ーブレット逆変換を行い、近似的な物理量分布x* を求
める第7のステップであり、ST8はその近似的に求め
た物理量分布x* を繰り返し計算によつて補正する第8
のステップである。
【0018】次に動作について説明する。ここで、図2
は今回考える対象システムの一例を示す説明図であり、
4つの辺10、11、12、13で囲まれた解析領域は
正方形の内部である。また、図2に示した対象システム
では、境界領域は当該正方形の4つの辺10、11、1
2、13であり、境界領域(この場合は境界線)上に要
素番号1から32が付与された境界要素がある。また、
辺10は電位u=0V、辺12は電位u=300Vに固
定されているものとする。なお、他の2つの辺11、1
3は、電界ベクトルが各辺に平行に向き、電界の辺に垂
直な成分du/dnはゼロと仮定する。
は今回考える対象システムの一例を示す説明図であり、
4つの辺10、11、12、13で囲まれた解析領域は
正方形の内部である。また、図2に示した対象システム
では、境界領域は当該正方形の4つの辺10、11、1
2、13であり、境界領域(この場合は境界線)上に要
素番号1から32が付与された境界要素がある。また、
辺10は電位u=0V、辺12は電位u=300Vに固
定されているものとする。なお、他の2つの辺11、1
3は、電界ベクトルが各辺に平行に向き、電界の辺に垂
直な成分du/dnはゼロと仮定する。
【0019】まず、第1のステップST1において、対
象システムの物理現象を支配する微分方程式と境界条件
式を支配方程式として与える。この支配方程式として
は、ラプラス方程式、ポアソン方程式、ヘルムホルツ方
程式、あるいは波動方程式などが考えられる。例えば、
図2に示した対象システムでは、支配方程式として次式
で示すラプラス方程式が選ばれる。
象システムの物理現象を支配する微分方程式と境界条件
式を支配方程式として与える。この支配方程式として
は、ラプラス方程式、ポアソン方程式、ヘルムホルツ方
程式、あるいは波動方程式などが考えられる。例えば、
図2に示した対象システムでは、支配方程式として次式
で示すラプラス方程式が選ばれる。
【0020】
【数1】
【0021】ここで、境界条件は、辺10は電位u=0
V、辺12は電位u=300Vであり、他の2辺につい
ては電界の各辺に垂直な成分du/dnがゼロというも
のである。なお、この明細書においては、jをkで偏微
分することをdj/dkと表記する。
V、辺12は電位u=300Vであり、他の2辺につい
ては電界の各辺に垂直な成分du/dnがゼロというも
のである。なお、この明細書においては、jをkで偏微
分することをdj/dkと表記する。
【0022】次に第2のステップST2において、上記
第1のステップST1で与えられた支配方程式を積分定
理(グリーンの定理)を用いて、境界領域に対する次式
の境界積分方程式に変換する。
第1のステップST1で与えられた支配方程式を積分定
理(グリーンの定理)を用いて、境界領域に対する次式
の境界積分方程式に変換する。
【0023】
【数2】
【0024】ここで、ui は境界領域上の点iにおける
ポテンシャルuを表わしている。図2に示した対象シス
テムでは、境界領域は正方形の4つの辺10、11、1
2、13である。また、qはポテンシャルuの境界に垂
直な方向の傾きdu/dnを表わしている。なお、積分
は境界領域上の積分であり、図2では正方形の4つの辺
10、11、12、13に沿った線積分となる。さら
に、u* は領域内部に点エネルギー源があったときの解
(基本解)を表わし、q* はdu* /dnで定義され
る。
ポテンシャルuを表わしている。図2に示した対象シス
テムでは、境界領域は正方形の4つの辺10、11、1
2、13である。また、qはポテンシャルuの境界に垂
直な方向の傾きdu/dnを表わしている。なお、積分
は境界領域上の積分であり、図2では正方形の4つの辺
10、11、12、13に沿った線積分となる。さら
に、u* は領域内部に点エネルギー源があったときの解
(基本解)を表わし、q* はdu* /dnで定義され
る。
【0025】次に第3のステップST3において、上記
第2のステップST2で得られた境界積分方程式を離散
化方程式に変換する。そのために、境界領域を多くの境
界要素に分割(図2に示した例では、境界領域である4
つの辺10ないし辺13は要素番号1ないし32が付さ
れた32の境界要素に分割)して、積分演算を加算演算
で近似する。この結果は次式の行列表現で記述できる。 H・u=G・q ここに、HとGは対象システムを記述する行列である。
なお、ウェーブレット変換するために、境界要素の数は
2のべき乗個にすることが好ましい。
第2のステップST2で得られた境界積分方程式を離散
化方程式に変換する。そのために、境界領域を多くの境
界要素に分割(図2に示した例では、境界領域である4
つの辺10ないし辺13は要素番号1ないし32が付さ
れた32の境界要素に分割)して、積分演算を加算演算
で近似する。この結果は次式の行列表現で記述できる。 H・u=G・q ここに、HとGは対象システムを記述する行列である。
なお、ウェーブレット変換するために、境界要素の数は
2のべき乗個にすることが好ましい。
【0026】次に第4のステップST4において、上記
第3のステップST3で得られた離散化方程式を行列方
程式に変換する。ここで、上記H・u=G・qの形は解
くのに不便である。なぜならば、変数uとqの一部は境
界条件として与えられており、それら以外が未知変数だ
からである。そこで、未知変数の部分だけをまとめ直し
て、未知の物理量分布を表す未知ベクトルxを考える。
その結果、次式の行列方程式に変換することができる。 A・x=b ここで、Aは対象システムに依存するシステム行列であ
り、bは定数ベクトルである。なお、この第1のステッ
プST1から第4のステップST4までの処理は「境界
要素解析」(榎薗正人著、昭和61年 培風館発行)な
どに示された、従来の物理量分布推定方法における処理
と同様である。
第3のステップST3で得られた離散化方程式を行列方
程式に変換する。ここで、上記H・u=G・qの形は解
くのに不便である。なぜならば、変数uとqの一部は境
界条件として与えられており、それら以外が未知変数だ
からである。そこで、未知変数の部分だけをまとめ直し
て、未知の物理量分布を表す未知ベクトルxを考える。
その結果、次式の行列方程式に変換することができる。 A・x=b ここで、Aは対象システムに依存するシステム行列であ
り、bは定数ベクトルである。なお、この第1のステッ
プST1から第4のステップST4までの処理は「境界
要素解析」(榎薗正人著、昭和61年 培風館発行)な
どに示された、従来の物理量分布推定方法における処理
と同様である。
【0027】次に第5のステップST5において、上記
第4のステップST4で得られた行列方程式A・x=b
において、行列Aおよびベクトルx、bに対してそれぞ
れウェーブレット変換を行う。ここで、このウェーブレ
ット変換とは、データの平均値の情報と微分係数の情報
を分離して効率よく保存する変換で、画像の圧縮などに
よく利用されているものであり、ケンブリッジ大学出版
から1992年に発刊された、ウイリアム・プレス(Wi
lliam H.Press )等による「ニューメリカル・レシピー
ズ (Numerical Recipes)」第2版の584頁〜599頁
などに記載されている公知のものであるため、ここでは
その詳細な説明は割愛する。なお、具体的には、ウェー
ブレット変換行列Wおよびその転置行列WT に対して、
次の変換式で実行する。 At =W・A・WT xt =W・x bt =W・b
第4のステップST4で得られた行列方程式A・x=b
において、行列Aおよびベクトルx、bに対してそれぞ
れウェーブレット変換を行う。ここで、このウェーブレ
ット変換とは、データの平均値の情報と微分係数の情報
を分離して効率よく保存する変換で、画像の圧縮などに
よく利用されているものであり、ケンブリッジ大学出版
から1992年に発刊された、ウイリアム・プレス(Wi
lliam H.Press )等による「ニューメリカル・レシピー
ズ (Numerical Recipes)」第2版の584頁〜599頁
などに記載されている公知のものであるため、ここでは
その詳細な説明は割愛する。なお、具体的には、ウェー
ブレット変換行列Wおよびその転置行列WT に対して、
次の変換式で実行する。 At =W・A・WT xt =W・x bt =W・b
【0028】なお、このウェーブレット変換をするため
には、行列およびベクトルのサイズは2のべき乗が計算
効率上好ましい。すなわち、32、64、128、25
6、512、1024、2048、・・・などが好まし
いサイズである。また、この実施の形態1ではウェーブ
レット変換として、公知のドビッシーの4係数型ウェー
ブレットを用いている。このドビッシーの4係数型ウェ
ーブレットを用いた場合と、より複雑なドビッシーの1
2係数型ウェーブレットを用いた場合について比較して
みたが、その結果は同等であった。他にも種々のウェー
ブレットがあるが、どれを用いても、ここで記載したも
のと同様な結果が得られる。従って、このようにドビッ
シーの4係数型ウェーブレットを用いれば、より簡単な
計算によってウェーブレット変換を行うことができる。
には、行列およびベクトルのサイズは2のべき乗が計算
効率上好ましい。すなわち、32、64、128、25
6、512、1024、2048、・・・などが好まし
いサイズである。また、この実施の形態1ではウェーブ
レット変換として、公知のドビッシーの4係数型ウェー
ブレットを用いている。このドビッシーの4係数型ウェ
ーブレットを用いた場合と、より複雑なドビッシーの1
2係数型ウェーブレットを用いた場合について比較して
みたが、その結果は同等であった。他にも種々のウェー
ブレットがあるが、どれを用いても、ここで記載したも
のと同様な結果が得られる。従って、このようにドビッ
シーの4係数型ウェーブレットを用いれば、より簡単な
計算によってウェーブレット変換を行うことができる。
【0029】上記ウェーブレット変換の結果、上記行列
方程式A・x=bは次式で示す行列方程式に変換され
る。 At ・xt =bt
方程式A・x=bは次式で示す行列方程式に変換され
る。 At ・xt =bt
【0030】次に第6のステップST6において、上記
第5のステップST5で得られた行列方程式At ・xt
=bt について、その行列At の行列要素中の絶対値が
所定の閾値以下の行列要素をゼロに置き換えることによ
り、近似的にそれを解いて近似解xt を求める。ここ
で、図3および図4はそれぞれ、システム行列Aおよび
そのウェーブレット変換後の行列At を疑似3次元表示
した説明図である。図3からシステム行列Aは複雑な構
造をしている様子がわかる。また、ゼロ要素はほとんど
なく、非対称行列であることもわかる。一方、図4のウ
ェーブレット変換後の行列At は、対角成分が主要にな
り、全体にゼロに近い要素が非常に多くなっていること
がわかる。例えば、図4では絶対値が0.5以上の行列
要素は120個(約10%のデータに相当)しかないの
で、絶対値が0.5以下を0に置き換えると、ゼロ要素
が多い疎行列に近似できる。ここで、このゼロに置き換
える際の閾値を大きくしすぎると、行列方程式At ・x
t =bt が解けなくなることがわかった。経験的には、
行列At の各行列要素の絶対値の最大値の0.01%な
いし0.00001%程度を閾値とすると、最も高速に
解を求められることがわかった。
第5のステップST5で得られた行列方程式At ・xt
=bt について、その行列At の行列要素中の絶対値が
所定の閾値以下の行列要素をゼロに置き換えることによ
り、近似的にそれを解いて近似解xt を求める。ここ
で、図3および図4はそれぞれ、システム行列Aおよび
そのウェーブレット変換後の行列At を疑似3次元表示
した説明図である。図3からシステム行列Aは複雑な構
造をしている様子がわかる。また、ゼロ要素はほとんど
なく、非対称行列であることもわかる。一方、図4のウ
ェーブレット変換後の行列At は、対角成分が主要にな
り、全体にゼロに近い要素が非常に多くなっていること
がわかる。例えば、図4では絶対値が0.5以上の行列
要素は120個(約10%のデータに相当)しかないの
で、絶対値が0.5以下を0に置き換えると、ゼロ要素
が多い疎行列に近似できる。ここで、このゼロに置き換
える際の閾値を大きくしすぎると、行列方程式At ・x
t =bt が解けなくなることがわかった。経験的には、
行列At の各行列要素の絶対値の最大値の0.01%な
いし0.00001%程度を閾値とすると、最も高速に
解を求められることがわかった。
【0031】このような近似を行って、第5のステップ
ST5でウェーブレット変換された行列方程式At ・x
t =bt を解く方法としては、公知の疎行列用の高速計
算法を用いることができる。この実施の形態1ではその
一つである、前処理付き双共役勾配法(preconditioned
bi-conjugate gradient method )を用いてこの行列方
程式At ・xt =bt を解いている。ここで、この前処
理付き双共役勾配法とは、行列方程式A・x=bを解く
際に、A・x−bがなるべく小さくなる様に、くり返し
反復計算して未知ベクトルxの値を求めることにより、
この行列方程式A・x=bを簡略的に解くものであり、
例えば、前述した「ニューメリカル・レシピーズ」第2
版(ウイリアム・プレス外 ケンブリッジ大学出版 1
992年)などにも記載されているポピュラーなもので
あるため、ここではその詳細な説明を割愛する。
ST5でウェーブレット変換された行列方程式At ・x
t =bt を解く方法としては、公知の疎行列用の高速計
算法を用いることができる。この実施の形態1ではその
一つである、前処理付き双共役勾配法(preconditioned
bi-conjugate gradient method )を用いてこの行列方
程式At ・xt =bt を解いている。ここで、この前処
理付き双共役勾配法とは、行列方程式A・x=bを解く
際に、A・x−bがなるべく小さくなる様に、くり返し
反復計算して未知ベクトルxの値を求めることにより、
この行列方程式A・x=bを簡略的に解くものであり、
例えば、前述した「ニューメリカル・レシピーズ」第2
版(ウイリアム・プレス外 ケンブリッジ大学出版 1
992年)などにも記載されているポピュラーなもので
あるため、ここではその詳細な説明を割愛する。
【0032】なお、この疎行列用の高速計算法として
は、上記前処理付き双共役勾配法以外にも数多くの手法
が存在しており、いずれの手法を用てもよいが、この前
処理付き双共役勾配法を用いることによって、行列方程
式At ・xt =bt をより高速に解くことができる。
は、上記前処理付き双共役勾配法以外にも数多くの手法
が存在しており、いずれの手法を用てもよいが、この前
処理付き双共役勾配法を用いることによって、行列方程
式At ・xt =bt をより高速に解くことができる。
【0033】次に第7のステップST7において、上記
第6のステップST6で行列方程式At ・xt =bt を
解くことによって得られた近似解xt に対して、次式に
よるウェーブレット逆変換を行い、近似的な物理量分布
x* を求める。 x* =WT ・xt
第6のステップST6で行列方程式At ・xt =bt を
解くことによって得られた近似解xt に対して、次式に
よるウェーブレット逆変換を行い、近似的な物理量分布
x* を求める。 x* =WT ・xt
【0034】ここで、図5は上述のようにして行列方程
式At ・xt =bt を解き、得られた近似解xt をウェ
ーブレット逆変換し、近似的な物理量分布(この例では
電位と電界成分の分布)x* を求めた結果を示す説明図
である。また、図6はそれと対比するために従来の方法
で計算した結果を示す説明図である。なお、図5および
図6において、横軸の座標1ないし32は図2の要素番
号1ないし32に対応しており、横軸の座標1ないし
8、および17ないし24は各要素中心における電位を
表している。一方、横軸座標9ないし16、および25
ないし32は各要素中心における辺に垂直な電界成分を
表している。この図5と図6とを比較すると、近似的に
は解が求められたが、その精度が悪いことがわかる。こ
れは、ウェーブレット変換後、絶対値が0.5以下の行
列要素を0に置き換えたことによるものである。
式At ・xt =bt を解き、得られた近似解xt をウェ
ーブレット逆変換し、近似的な物理量分布(この例では
電位と電界成分の分布)x* を求めた結果を示す説明図
である。また、図6はそれと対比するために従来の方法
で計算した結果を示す説明図である。なお、図5および
図6において、横軸の座標1ないし32は図2の要素番
号1ないし32に対応しており、横軸の座標1ないし
8、および17ないし24は各要素中心における電位を
表している。一方、横軸座標9ないし16、および25
ないし32は各要素中心における辺に垂直な電界成分を
表している。この図5と図6とを比較すると、近似的に
は解が求められたが、その精度が悪いことがわかる。こ
れは、ウェーブレット変換後、絶対値が0.5以下の行
列要素を0に置き換えたことによるものである。
【0035】次に第8のステップST8において、上記
第7のステップST7で近似的に求めた物理量分布x*
の補正を行ってその精度を向上させる。すなわち、近似
的に求めた物理量分布x* を繰り返し計算によって補正
することにより、その近似的な物理量分布x* の精度を
向上させるわけである。
第7のステップST7で近似的に求めた物理量分布x*
の補正を行ってその精度を向上させる。すなわち、近似
的に求めた物理量分布x* を繰り返し計算によって補正
することにより、その近似的な物理量分布x* の精度を
向上させるわけである。
【0036】実施の形態2.次に、上記第8のステップ
ST8による近似的に求めた物理量分布x* の補正につ
いての具体的な手法を実施の形態2として説明する。図
7は近似的な物理量分布x* の繰り返し計算による補正
の手順を示すフローチャートである。図において、ST
9は近似的な物理量分布x* とシステム行列Aおよび定
数ベクトルbから誤差db を計算する第9のステップ、
ST10はこの第9のステップST9で算出された誤差
db より誤差行列方程式に基づいて誤差dx を求める第
10のステップであり、ST11はこの第10のステッ
プST10で得られた誤差dxを近似的な物理量分布x*
から差し引いて、真の解x1 を求める第11のステッ
プである。ST12はこの第11のステップST11で
得られた真の解x1 を近似的な物理量分布x* に代入し
て再度第9のステップないし第11のステップを実行
し、より精度の高い解x2 を求める第12のステップで
あり、ST13はこの第12のステップST12にて得
られた解x2 と第11のステップST11で得られた真
の解x1 とを比較し、それらの相対誤差が所定の設定値
よりも小さければ(例えば、設定値未満であれば)一連
の計算処理を終了し、設定値よりも大きければ(例え
ば、設定値以上であれば)解x2 を真の解x1 に代入し
た後、処理を第12のステップ12に戻す第13のステ
ップである。
ST8による近似的に求めた物理量分布x* の補正につ
いての具体的な手法を実施の形態2として説明する。図
7は近似的な物理量分布x* の繰り返し計算による補正
の手順を示すフローチャートである。図において、ST
9は近似的な物理量分布x* とシステム行列Aおよび定
数ベクトルbから誤差db を計算する第9のステップ、
ST10はこの第9のステップST9で算出された誤差
db より誤差行列方程式に基づいて誤差dx を求める第
10のステップであり、ST11はこの第10のステッ
プST10で得られた誤差dxを近似的な物理量分布x*
から差し引いて、真の解x1 を求める第11のステッ
プである。ST12はこの第11のステップST11で
得られた真の解x1 を近似的な物理量分布x* に代入し
て再度第9のステップないし第11のステップを実行
し、より精度の高い解x2 を求める第12のステップで
あり、ST13はこの第12のステップST12にて得
られた解x2 と第11のステップST11で得られた真
の解x1 とを比較し、それらの相対誤差が所定の設定値
よりも小さければ(例えば、設定値未満であれば)一連
の計算処理を終了し、設定値よりも大きければ(例え
ば、設定値以上であれば)解x2 を真の解x1 に代入し
た後、処理を第12のステップ12に戻す第13のステ
ップである。
【0037】次に動作について説明する。まず第9のス
テップST9において、図1に示す第7のステップST
7で近似的に求められた物理量分布x* と、第4のステ
ップST4で得られた行列方程式A・x=bにおけるシ
ステム行列Aおよび定数ベクトルbから、次式を用いて
誤差db の計算を行う。 db =A・x* −b
テップST9において、図1に示す第7のステップST
7で近似的に求められた物理量分布x* と、第4のステ
ップST4で得られた行列方程式A・x=bにおけるシ
ステム行列Aおよび定数ベクトルbから、次式を用いて
誤差db の計算を行う。 db =A・x* −b
【0038】次に第10のステップST10において、
上記第9のステップST9で算出された誤差db を用い
て、以下に示す誤差行列方程式から誤差dx を求める。 A・dx =db ただし、実際の計算は誤差行列方程式A・dx =db を
ウェーブレット変換して近似的に解き、得られた近似解
をウェーブレット逆変換することによって誤差dx をよ
り高速に計算する。すなわち、図1における第5のステ
ップST5ないし第7のステップST7と同一の手順に
よってこの誤差行列方程式A・dx =db を解いてい
る。
上記第9のステップST9で算出された誤差db を用い
て、以下に示す誤差行列方程式から誤差dx を求める。 A・dx =db ただし、実際の計算は誤差行列方程式A・dx =db を
ウェーブレット変換して近似的に解き、得られた近似解
をウェーブレット逆変換することによって誤差dx をよ
り高速に計算する。すなわち、図1における第5のステ
ップST5ないし第7のステップST7と同一の手順に
よってこの誤差行列方程式A・dx =db を解いてい
る。
【0039】次に第11のステップST11において、
上記第10のステップST10で得られた誤差dx を次
式のように、近似的な物理量分布x* から差し引いて、
真の解x1 を求める。 x1 =x* −dx
上記第10のステップST10で得られた誤差dx を次
式のように、近似的な物理量分布x* から差し引いて、
真の解x1 を求める。 x1 =x* −dx
【0040】次に第12のステップST12において、
上記第11のステップST11にて得られた真の解x1
を近似的な物理量分布x* に代入して、再度第9のステ
ップST9ないし第11のステップST11を実行し、
より精度の向上した解x2 を求める。
上記第11のステップST11にて得られた真の解x1
を近似的な物理量分布x* に代入して、再度第9のステ
ップST9ないし第11のステップST11を実行し、
より精度の向上した解x2 を求める。
【0041】次に第13のステップST13において、
上記第11のステップST11で得られた真の解x1 と
第12のステップST12で得られたより精度の向上し
た解x2 とを比較し、両者の相対誤差があらかじめ定め
られた所定の設定値未満であれば、この一連の計算処理
を終了する。一方、両者の相対誤差が設定値以上であれ
ば、第12のステップST12で得られた解x2 を真の
解x1 に代入して、第12のステップST12の処理を
繰り返す。なお、両者の相対誤差の検定に用いられる設
定値としては、0.01%ないし0.0001%が現実
的な値であり、この設定値として0.01%を選んだ場
合には、解の精度は多少ラフなものとなるが解を高速に
求めることができ、0.0001%を選んだ場合には、
解を得るのに多少時間はかかるが精度の高い正確な解を
求めることができる。
上記第11のステップST11で得られた真の解x1 と
第12のステップST12で得られたより精度の向上し
た解x2 とを比較し、両者の相対誤差があらかじめ定め
られた所定の設定値未満であれば、この一連の計算処理
を終了する。一方、両者の相対誤差が設定値以上であれ
ば、第12のステップST12で得られた解x2 を真の
解x1 に代入して、第12のステップST12の処理を
繰り返す。なお、両者の相対誤差の検定に用いられる設
定値としては、0.01%ないし0.0001%が現実
的な値であり、この設定値として0.01%を選んだ場
合には、解の精度は多少ラフなものとなるが解を高速に
求めることができ、0.0001%を選んだ場合には、
解を得るのに多少時間はかかるが精度の高い正確な解を
求めることができる。
【0042】ここで、図8は上記繰り返し計算の結果を
示す説明図である。この図8と繰り返し計算による補正
前の結果を示した図5と比較すれば、解の精度は非常に
改善されていることがわかる。また図6と比べれば、時
間がかかるが正確な解が求められる従来の方法で計算し
た場合とほぼ同一精度の解が得られていることも理解で
きる。
示す説明図である。この図8と繰り返し計算による補正
前の結果を示した図5と比較すれば、解の精度は非常に
改善されていることがわかる。また図6と比べれば、時
間がかかるが正確な解が求められる従来の方法で計算し
た場合とほぼ同一精度の解が得られていることも理解で
きる。
【0043】ここで、上記実施の形態においては境界要
素数が32、すなわち32行32列のシステム行列につ
いて説明したが、実際の推定問題では、さらに行列の要
素数が増大して、推定時間が大幅に増加する。例えば、
1024個の要素数の場合を例に取れば、システム行列
Aの各要素を計算する時間は合計34秒、ガウスの消去
法で行列方程式A・x=bを解く時間は976秒かかっ
た。これに対して、この発明の実施の形態1および2に
よる物理量分布推定方法では、21秒で行列方程式A・
x=bを解くことができた。なお、解の精度は0.01
%として収束を判定した。また、計算機にはDEC A
lphaを用い、計算コードはFORTRAN言語を用
いた。この結果、従来の場合よりも40倍程度高速に物
理量分布の推定が行えることがわかった。
素数が32、すなわち32行32列のシステム行列につ
いて説明したが、実際の推定問題では、さらに行列の要
素数が増大して、推定時間が大幅に増加する。例えば、
1024個の要素数の場合を例に取れば、システム行列
Aの各要素を計算する時間は合計34秒、ガウスの消去
法で行列方程式A・x=bを解く時間は976秒かかっ
た。これに対して、この発明の実施の形態1および2に
よる物理量分布推定方法では、21秒で行列方程式A・
x=bを解くことができた。なお、解の精度は0.01
%として収束を判定した。また、計算機にはDEC A
lphaを用い、計算コードはFORTRAN言語を用
いた。この結果、従来の場合よりも40倍程度高速に物
理量分布の推定が行えることがわかった。
【0044】なお、上記各実施の形態では、対象システ
ムの支配方程式が、電位分布に関するラプラス方程式で
あったが、これに限らず、あらゆる境界要素解析の適用
対象が同様に扱える。例えば、電磁界分布、温度分布、
歪み分布、応力分布、変位分布、流速分布など種々の物
理量分布を、この発明の物理量分布推定方法によれば従
来の場合よりも一桁以上も高速に推定することができ
る。その結果、従来は一回の解析しかできなかった時間
で、数十回の計算ができ、例えばシステムの形状を表わ
すパラメータを逐次変化させて、システムの設計者が希
望する物理量分布を発生する最適形状システムを構築す
ることが可能になる。
ムの支配方程式が、電位分布に関するラプラス方程式で
あったが、これに限らず、あらゆる境界要素解析の適用
対象が同様に扱える。例えば、電磁界分布、温度分布、
歪み分布、応力分布、変位分布、流速分布など種々の物
理量分布を、この発明の物理量分布推定方法によれば従
来の場合よりも一桁以上も高速に推定することができ
る。その結果、従来は一回の解析しかできなかった時間
で、数十回の計算ができ、例えばシステムの形状を表わ
すパラメータを逐次変化させて、システムの設計者が希
望する物理量分布を発生する最適形状システムを構築す
ることが可能になる。
【0045】また、図7のフローチャートに示した近似
的な物理量分布x* を繰り返し計算によって補正する処
理は、最も単純な例を示したに過ぎず、この方法を改良
した種々の方法をとることが可能であり、それぞれ上記
実施の形態と同等の効果を奏する。
的な物理量分布x* を繰り返し計算によって補正する処
理は、最も単純な例を示したに過ぎず、この方法を改良
した種々の方法をとることが可能であり、それぞれ上記
実施の形態と同等の効果を奏する。
【0046】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、ウェーブレット変換によって行列方程式A・x=
bより変換されたAt ・xt =bt を近似的に解き、得
られた近似解xt をウェーブレット逆変換して近似的な
物理量分布x* を求め、それを繰り返し計算によって補
正するように構成したので、密行列に関する行列方程式
を直接解く必要がなくなって、上記行列方程式の計算時
間が大幅に短縮され、物理量分布を高速に推定すること
が可能となるため、各種電磁機器や構造体の最適な形状
設計などが容易になる効果がある。
れば、ウェーブレット変換によって行列方程式A・x=
bより変換されたAt ・xt =bt を近似的に解き、得
られた近似解xt をウェーブレット逆変換して近似的な
物理量分布x* を求め、それを繰り返し計算によって補
正するように構成したので、密行列に関する行列方程式
を直接解く必要がなくなって、上記行列方程式の計算時
間が大幅に短縮され、物理量分布を高速に推定すること
が可能となるため、各種電磁機器や構造体の最適な形状
設計などが容易になる効果がある。
【0047】請求項2記載の発明によれば、ウェーブレ
ット変換をドビッシーの4係数型ウェーブレットを用い
て行うように構成したので、より簡単な計算によってウ
ェーブレット変換が可能となる効果がある。
ット変換をドビッシーの4係数型ウェーブレットを用い
て行うように構成したので、より簡単な計算によってウ
ェーブレット変換が可能となる効果がある。
【0048】請求項3記載の発明によれば、行列方程式
At ・xt =bt を近似的に解く際の閾値を、行列At
の各行列要素の絶対値の最大値の0.01%ないし0.
00001%の範囲に選定するように構成したので、近
似解xt をより高速に求めることができる効果がある。
At ・xt =bt を近似的に解く際の閾値を、行列At
の各行列要素の絶対値の最大値の0.01%ないし0.
00001%の範囲に選定するように構成したので、近
似解xt をより高速に求めることができる効果がある。
【0049】請求項4記載の発明によれば、行列方程式
At ・xt =bt を前処理付き双共役勾配法を用いて近
似的に解くように構成したので、近似解xt の計算速度
を向上させることができる効果がある。
At ・xt =bt を前処理付き双共役勾配法を用いて近
似的に解くように構成したので、近似解xt の計算速度
を向上させることができる効果がある。
【0050】請求項5記載の発明によれば、離散化した
ときの境界要素数が2のべき乗となるようにして境界積
分方程式を離散化方程式に変換するように構成したの
で、ウェーブレット変換の際の計算効率を向上させるこ
とができる効果がある。
ときの境界要素数が2のべき乗となるようにして境界積
分方程式を離散化方程式に変換するように構成したの
で、ウェーブレット変換の際の計算効率を向上させるこ
とができる効果がある。
【0051】請求項6記載の発明によれば、誤差db =
A・x* −bにより誤差行列方程式A・dx =db に基
づいて誤差dx を求め、x1 =x* −db より得られた
真の解x1 を近似的な物理量分布x* に代入して解x2
を求め、得られた解x2 と真の解x1 の相対誤差が所定
の設定値よりも小さくなるまで、その解x2 を真の解x
1 に代入して解x2 の算出を繰り返すことで、近似的な
物理量分布x* の補正を行うように構成したので、得ら
れる解の精度を向上させることができる効果がある。
A・x* −bにより誤差行列方程式A・dx =db に基
づいて誤差dx を求め、x1 =x* −db より得られた
真の解x1 を近似的な物理量分布x* に代入して解x2
を求め、得られた解x2 と真の解x1 の相対誤差が所定
の設定値よりも小さくなるまで、その解x2 を真の解x
1 に代入して解x2 の算出を繰り返すことで、近似的な
物理量分布x* の補正を行うように構成したので、得ら
れる解の精度を向上させることができる効果がある。
【0052】請求項7記載の発明によれば、誤差行列方
程式A・dx =db から、行列方程式をウェーブレット
変換して近似的に解き、得られた近似解をウェーブレッ
ト逆変換して近似的な物理量分布を求めるという手順に
従って誤差dx を求めるように構成したので、誤差の補
正を高速に行うことができる効果がある。
程式A・dx =db から、行列方程式をウェーブレット
変換して近似的に解き、得られた近似解をウェーブレッ
ト逆変換して近似的な物理量分布を求めるという手順に
従って誤差dx を求めるように構成したので、誤差の補
正を高速に行うことができる効果がある。
【0053】請求項8記載の発明によれば、真の解x1
と解x2 との相対誤差の検定のための所定の設定値を、
0.01%ないし0.0001%の範囲で選定するよう
に構成したので、比較的ラフな精度の解を高速で求めた
り、多少の時間をかけて精度の高い解を求めるなど、要
求に応じた選択が可能となる効果がある。
と解x2 との相対誤差の検定のための所定の設定値を、
0.01%ないし0.0001%の範囲で選定するよう
に構成したので、比較的ラフな精度の解を高速で求めた
り、多少の時間をかけて精度の高い解を求めるなど、要
求に応じた選択が可能となる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1による物理量分布推
定方法の処理手順を示すフローチャートである。
定方法の処理手順を示すフローチャートである。
【図2】 上記実施の形態における対象となるシステム
の一例を示す説明図である。
の一例を示す説明図である。
【図3】 上記実施の形態におけるシステム行列Aを疑
似3次元表示にて示した説明図である。
似3次元表示にて示した説明図である。
【図4】 上記実施の形態におけるウェーブレット変換
後の行列At を疑似3次元表示にて示した説明図であ
る。
後の行列At を疑似3次元表示にて示した説明図であ
る。
【図5】 上記実施の形態にて近似的な物理量分布x*
を求めた結果を示す説明図である。
を求めた結果を示す説明図である。
【図6】 上記図5と対比するために従来の方法で計算
した結果を示す説明図である。
した結果を示す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態2における近似的な物
理量分布x* の補正のための繰り返し計算の手順を示す
フローチャートである。
理量分布x* の補正のための繰り返し計算の手順を示す
フローチャートである。
【図8】 上記実施の形態における繰り返し計算による
補正結果を示す説明図である。
補正結果を示す説明図である。
【図9】 従来の境界要素解析方法を示す説明図であ
る。
る。
ST1 第1のステップ、ST2 第2のステップ、S
T3 第3のステップ、ST4 第4のステップ、ST
5 第5のステップ、ST6 第6のステップ、ST7
第7のステップ、ST8 第8のステップ、ST9
第9のステップ、ST10 第10のステップ、ST1
1 第11のステップ、ST12 第12のステップ、
ST13 第13のステップ。
T3 第3のステップ、ST4 第4のステップ、ST
5 第5のステップ、ST6 第6のステップ、ST7
第7のステップ、ST8 第8のステップ、ST9
第9のステップ、ST10 第10のステップ、ST1
1 第11のステップ、ST12 第12のステップ、
ST13 第13のステップ。
Claims (8)
- 【請求項1】 対象システムの支配方程式を与える第1
のステップと、 前記支配方程式を境界積分方程式に変換する第2のステ
ップと、 前記境界積分方程式を離散化方程式に変換する第3のス
テップと、 前記離散化方程式を、前記対象システムに依存したシス
テム行列A、未知の物理量分布を表す未知ベクトルx、
および定数ベクトルbによる行列方程式A・x=bに変
換する第4のステップと、 前記行列方程式A・x=bの両辺をウェーブレット変換
して、新たな行列方程式At ・xt =bt を得る第5の
ステップと、 前記行列方程式At ・xt =bt における行列At の行
列要素中の、絶対値が所定の閾値以下のものをゼロに置
き換え、前記行列方程式At ・xt =bt を近似的に解
いて、近似解xt を求める第6のステップと、 前記近似解xt をウェーブレット逆変換して、近似的な
物理量分布x* を求める第7のステップと、 前記近似的に求めた物理量分布x* を繰り返し計算によ
つて補正する第8のステップとを備えた物理量分布推定
方法。 - 【請求項2】 第5のステップにおけるウェーブレット
変換として、ドビッシーの4係数型ウェーブレットを用
いたことを特徴とする請求項1記載の物理量分布推定方
法。 - 【請求項3】 第6のステップにおける所定の閾値を、
行列At の各行列要素の絶対値の最大値の0.01%な
いし0.00001%に選んだことを特徴とする請求項
1記載の物理量分布推定方法。 - 【請求項4】 第6のステップにおける行列方程式At
・xt =bt を近似的に解く方法として、前処理付き双
共役勾配法を用いたことを特徴とする請求項1記載の物
理量分布推定方法。 - 【請求項5】 境界積分方程式を離散化方程式に変換す
る第3のステップにおいて、離散化したときの境界要素
数を2のべき乗に選んだことを特徴とする請求項1記載
の物理量分布推定方法。 - 【請求項6】 近似的に求めた物理量分布x* を繰り返
し計算によって補正する第8のステップが、 前記近似的な物理量分布x* とシステム行列Aおよび定
数ベクトルbから、誤差db =A・x* −bを計算する
第9のステップと、 誤差行列方程式A・dx =db に基づいて、算出された
前記誤差db から誤差dx を求める第10のステップ
と、 得られた誤差dx を前記近似的な物理量分布x* から減
算して、真の解x1 を求める第11のステップと、 得られた真の解x1 を前記近似的な物理量分布x* に代
入して再度第9のステップないし第11のステップを実
行し、解x2 を求める第12のステップと、 前記真の解x1 と解x2 の相対誤差が所定の設定値より
も小さければ計算を終了し、設定値よりも大きければ解
x2 を真の解x1 に代入して処理を第12のステップに
戻す第13のステップとを備えたことを特徴とする請求
項1記載の物理量分布推定方法。 - 【請求項7】 誤差行列方程式A・dx =db から誤差
dx を求める第10のステップは、第5のステップない
し第7のステップと同等の手順にて、前記誤差dx を求
める処理を実行することを特徴とする請求項6記載の物
理量分布推定方法。 - 【請求項8】 第13のステップにおける所定の設定値
として、0.01%ないし0.0001%を選んだこと
を特徴とする請求項6記載の物理量分布推定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31682195A JPH09160903A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 物理量分布推定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31682195A JPH09160903A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 物理量分布推定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09160903A true JPH09160903A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18081297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31682195A Pending JPH09160903A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 物理量分布推定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09160903A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008026261A1 (en) * | 2006-08-30 | 2008-03-06 | Fujitsu Limited | High-speed calculation process method of combination equation based on finite element method and boundary element method |
| WO2008123432A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Kyoto University | 測定により場を取得する装置および方法 |
| WO2012153496A1 (ja) * | 2011-05-09 | 2012-11-15 | 国立大学法人神戸大学 | 分布解析装置 |
| CN117009708A (zh) * | 2023-07-04 | 2023-11-07 | 华北电力大学 | 一种改进型有理式积分变换活化能计算方法 |
-
1995
- 1995-12-05 JP JP31682195A patent/JPH09160903A/ja active Pending
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| WO2008123432A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Kyoto University | 測定により場を取得する装置および方法 |
| JPWO2008123432A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2010-07-15 | 国立大学法人京都大学 | 測定により場を取得する装置および方法 |
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| JP6035535B2 (ja) * | 2011-05-09 | 2016-11-30 | 国立大学法人神戸大学 | 分布解析装置 |
| US9568567B2 (en) | 2011-05-09 | 2017-02-14 | National University Corporation Kobe University | Distribution analysis device |
| CN117009708A (zh) * | 2023-07-04 | 2023-11-07 | 华北电力大学 | 一种改进型有理式积分变换活化能计算方法 |
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