JPH0915225A - 血清リポタンパク質の分析方法 - Google Patents
血清リポタンパク質の分析方法Info
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- JPH0915225A JPH0915225A JP8051700A JP5170096A JPH0915225A JP H0915225 A JPH0915225 A JP H0915225A JP 8051700 A JP8051700 A JP 8051700A JP 5170096 A JP5170096 A JP 5170096A JP H0915225 A JPH0915225 A JP H0915225A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】測定操作の繁雑さを改良し、短時間で精密にか
つ再現性良く、血清中のCM、VLDL、LDL及びH
DLを一括定量でき、更に分析の自動化が容易な血清リ
ポタンパク質の分析方法を提供する。 【解決手段】血清試料中のカイロミクロン、超低比重リ
ポタンパク質、低比重リポタンパク質及び高比重リポタ
ンパク質を液体クロマトグラフイーで分離し、その結果
得られたクロマトグラムをガウス分布曲線近似法を含む
波形処理によりカイロミクロン、超低比重リポタンパク
質、低比重リポタンパク質及び高比重リポタンパク質に
分画する処理を行うことを特徴とする、当該血清試料中
のカイロミクロン、超低比重リポタンパク質、低比重リ
ポタンパク質及び高比重リポタンパク質の分析方法。
つ再現性良く、血清中のCM、VLDL、LDL及びH
DLを一括定量でき、更に分析の自動化が容易な血清リ
ポタンパク質の分析方法を提供する。 【解決手段】血清試料中のカイロミクロン、超低比重リ
ポタンパク質、低比重リポタンパク質及び高比重リポタ
ンパク質を液体クロマトグラフイーで分離し、その結果
得られたクロマトグラムをガウス分布曲線近似法を含む
波形処理によりカイロミクロン、超低比重リポタンパク
質、低比重リポタンパク質及び高比重リポタンパク質に
分画する処理を行うことを特徴とする、当該血清試料中
のカイロミクロン、超低比重リポタンパク質、低比重リ
ポタンパク質及び高比重リポタンパク質の分析方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血清リポタンパク
質の分析方法に関するものである。
質の分析方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】血中のリポタンパク質は、コレステロー
ル、中性脂肪(トリグリセリド)、リン脂質などの脂質
とアポリポタンパク質が会合した、脂質とタンパク質の
複合体であり、アポタンパク質の種類や脂質の含有比率
などによっていくつかの種類がある。したがって、血中
のリポタンパク質は単一のものではなくリポタンパク質
の種類よって機能が異なるため、血清リポタンパクを分
析する上で血中の総リポタンパク質を測定するだけでな
く、リポタンパク質を分離し、分離した各リポタンパク
質を定量することが、虚血性心疾患、肝疾患、糖尿病な
どの疾病と脂質代謝異常との相関の解明に重要である。
ル、中性脂肪(トリグリセリド)、リン脂質などの脂質
とアポリポタンパク質が会合した、脂質とタンパク質の
複合体であり、アポタンパク質の種類や脂質の含有比率
などによっていくつかの種類がある。したがって、血中
のリポタンパク質は単一のものではなくリポタンパク質
の種類よって機能が異なるため、血清リポタンパクを分
析する上で血中の総リポタンパク質を測定するだけでな
く、リポタンパク質を分離し、分離した各リポタンパク
質を定量することが、虚血性心疾患、肝疾患、糖尿病な
どの疾病と脂質代謝異常との相関の解明に重要である。
【0003】従来、リポタンパク質の分析方法として
は、リポタンパク質の比重の差を利用して分離する超遠
心法、リポタンパク質の表面電荷の違いを利用して分離
する電気泳動法、コロイドの安定性やヘパリンとCaC
l2 或いはデキストラン硫酸があるリポタンパク質と不
溶性の沈殿物を形成することを利用した結合沈殿法、リ
ポタンパク質分子の大きさの違いを利用して分離する液
体クロマトグラフイー法などがある。
は、リポタンパク質の比重の差を利用して分離する超遠
心法、リポタンパク質の表面電荷の違いを利用して分離
する電気泳動法、コロイドの安定性やヘパリンとCaC
l2 或いはデキストラン硫酸があるリポタンパク質と不
溶性の沈殿物を形成することを利用した結合沈殿法、リ
ポタンパク質分子の大きさの違いを利用して分離する液
体クロマトグラフイー法などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】超遠心法は、分析に長
時間を要し、装置が高価で操作が繁雑であるなどの課題
がある。電気泳動法は、日常検査に広く用いられ、定性
的には優れているが、非定量的でかつカイロミクロンが
分析できないなどの課題がある。結合沈殿法は、日常検
査に最も広く用いられているが、高比重リポタンパク質
の測定が主流で他のリポタンパク質の測定ができず、更
に沈殿条件によって測定値が異なり、操作が繁雑である
などの課題がある。
時間を要し、装置が高価で操作が繁雑であるなどの課題
がある。電気泳動法は、日常検査に広く用いられ、定性
的には優れているが、非定量的でかつカイロミクロンが
分析できないなどの課題がある。結合沈殿法は、日常検
査に最も広く用いられているが、高比重リポタンパク質
の測定が主流で他のリポタンパク質の測定ができず、更
に沈殿条件によって測定値が異なり、操作が繁雑である
などの課題がある。
【0005】一方、液体クロマトグラフイー法は、前処
理操作が不要で、再現性が良く、数種のリポタンパク質
を同時に分析できるなどの利点があるが、分離能が低
く、分子サイズの大きい超低比重リポタンパク質、低比
重リポタンパク質を精密に定量できないという課題があ
る。
理操作が不要で、再現性が良く、数種のリポタンパク質
を同時に分析できるなどの利点があるが、分離能が低
く、分子サイズの大きい超低比重リポタンパク質、低比
重リポタンパク質を精密に定量できないという課題があ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前述の課
題点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、高速液体
クロマトグラフイーにより血清中のリポタンパク質を分
離した後、分離したリポタンパク質のコレステロール及
び/又はトリグリセリドと反応する酵素を含む試薬とリ
ポタンパク質のコレステロール及び/又はトリグリセリ
ドを反応させて得られる血清リポタンパク質のクロマト
グラムにガウス分布曲線近似法を含む波形処理を行うこ
とでカイロミクロン(以下、CM)、超低比重リポタン
パク質(以下、VLDL)、低比重リポタンパク質(以
下、LDL)及び高比重リポタンパク質(以下、HD
L)の各成分を簡便に再現性良くかつ短時間で精密に定
量できることを見出し、本発明を完成した。
題点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、高速液体
クロマトグラフイーにより血清中のリポタンパク質を分
離した後、分離したリポタンパク質のコレステロール及
び/又はトリグリセリドと反応する酵素を含む試薬とリ
ポタンパク質のコレステロール及び/又はトリグリセリ
ドを反応させて得られる血清リポタンパク質のクロマト
グラムにガウス分布曲線近似法を含む波形処理を行うこ
とでカイロミクロン(以下、CM)、超低比重リポタン
パク質(以下、VLDL)、低比重リポタンパク質(以
下、LDL)及び高比重リポタンパク質(以下、HD
L)の各成分を簡便に再現性良くかつ短時間で精密に定
量できることを見出し、本発明を完成した。
【0007】即ち本発明は、血清試料中のCM、VLD
L、LDL及びHDLを液体クロマトグラフイーで分離
し、その結果得られたクロマトグラムをガウス分布曲線
近似法を含む波形処理によりCM、VLDL、LDL及
びHDLに分画する処理を行うことを特徴とする分析方
法であり、特に、ゲルろ過用充填剤を充填してなるカラ
ムを用いた液体クロマトグラフイーにより、血清試料中
のCM、VLDL、LDL及びHDLを分離し、分離さ
れたCM、VLDL、LDL及びHDLのコレステロー
ル及び/又はトリグリセリドを測定し、得られたクロマ
トグラムをガウス分布曲線近似法を含む波形処理に供す
ることを特徴とする分析方法である。以下本発明を詳細
に説明する。
L、LDL及びHDLを液体クロマトグラフイーで分離
し、その結果得られたクロマトグラムをガウス分布曲線
近似法を含む波形処理によりCM、VLDL、LDL及
びHDLに分画する処理を行うことを特徴とする分析方
法であり、特に、ゲルろ過用充填剤を充填してなるカラ
ムを用いた液体クロマトグラフイーにより、血清試料中
のCM、VLDL、LDL及びHDLを分離し、分離さ
れたCM、VLDL、LDL及びHDLのコレステロー
ル及び/又はトリグリセリドを測定し、得られたクロマ
トグラムをガウス分布曲線近似法を含む波形処理に供す
ることを特徴とする分析方法である。以下本発明を詳細
に説明する。
【0008】実施例1に示したように、超遠心法によっ
て分離されたヒト血清のVLDL、LDL及びHDLの
各標準リポタンパク質の混合比率を変えて調製した各試
料を高速液体クロマトグラフイーで分離し、得られたク
ロマトグラムをガウス分布曲線近似法を含む波形処理を
行うことで求められた各試料中のVLDL、LDL及び
HDLのコレステロール量及びトリグリセリド量の割合
(%)には、測定値と理論値との間に高い相関関係があ
る。このため、本発明によれば、血清中のLDL、VL
DL及びHDLのコレステロール量及び/又はトリグリ
セリド量を測定することで、LDL等を定量できるので
ある。
て分離されたヒト血清のVLDL、LDL及びHDLの
各標準リポタンパク質の混合比率を変えて調製した各試
料を高速液体クロマトグラフイーで分離し、得られたク
ロマトグラムをガウス分布曲線近似法を含む波形処理を
行うことで求められた各試料中のVLDL、LDL及び
HDLのコレステロール量及びトリグリセリド量の割合
(%)には、測定値と理論値との間に高い相関関係があ
る。このため、本発明によれば、血清中のLDL、VL
DL及びHDLのコレステロール量及び/又はトリグリ
セリド量を測定することで、LDL等を定量できるので
ある。
【0009】本発明に用いられるガウス分布曲線近似法
による波形処理は、分離が不十分なピークをガウス分布
曲線で近似することにより各ピークに分離する方法であ
る。この場合、液体クロマトグラフイーでの分離が高い
ほど近似精度は高くなる。また、CMのコレステロール
量及びトリグリセリド量は、総コレステロール量及び総
トリグリセリド量から定量されたVLDL、LDL及び
HDLのコレステロール量の和及びトリグリセリド量の
和を差引くことによって定量できる。
による波形処理は、分離が不十分なピークをガウス分布
曲線で近似することにより各ピークに分離する方法であ
る。この場合、液体クロマトグラフイーでの分離が高い
ほど近似精度は高くなる。また、CMのコレステロール
量及びトリグリセリド量は、総コレステロール量及び総
トリグリセリド量から定量されたVLDL、LDL及び
HDLのコレステロール量の和及びトリグリセリド量の
和を差引くことによって定量できる。
【0010】図1(A)は、VLDL:LDL:HDL
のコレステロール量比が15.6:57.0:27.4
(%)の混合試料を高速液体クロマトグラフイーで分離
したクロマトグラムであるが、VLDLとLDLの分離
が不十分なためVLDLとLDLを精密に定量するのは
困難である。これに対し、図1(B)は、図1(A)の
クロマトグラムについてガウス分布曲線近似法による波
形処理を行った結果(破線のクロマトグラムが波形処理
後のVLDLとLDLのクロマトグラム)であるが、そ
の面積比は15.5:57.2となり混合試料のコレス
テロール量比とほぼ等しく、精密な定量が可能となる。
のコレステロール量比が15.6:57.0:27.4
(%)の混合試料を高速液体クロマトグラフイーで分離
したクロマトグラムであるが、VLDLとLDLの分離
が不十分なためVLDLとLDLを精密に定量するのは
困難である。これに対し、図1(B)は、図1(A)の
クロマトグラムについてガウス分布曲線近似法による波
形処理を行った結果(破線のクロマトグラムが波形処理
後のVLDLとLDLのクロマトグラム)であるが、そ
の面積比は15.5:57.2となり混合試料のコレス
テロール量比とほぼ等しく、精密な定量が可能となる。
【0011】一方、図2(A)は、VLDL:LDL:
HDLのトリグリセリド量比が32.4:44.3:2
3.3(%)の混合試料を高速液体クロマトグラフイー
で分離したクロマトグラムである。トリグリセリドの測
定の場合、3成分以外にCMと遊離グリセロールのピー
クも認められるが、分離が不十分なため各成分の定量は
困難である。これに対して図2(B)は、波形処理後の
クロマトグラムである。波形処理後のVLDL:LDL
の面積比は32.9:43.5となり混合試料のトリグ
リセリド量比とほぼ等しくなる。
HDLのトリグリセリド量比が32.4:44.3:2
3.3(%)の混合試料を高速液体クロマトグラフイー
で分離したクロマトグラムである。トリグリセリドの測
定の場合、3成分以外にCMと遊離グリセロールのピー
クも認められるが、分離が不十分なため各成分の定量は
困難である。これに対して図2(B)は、波形処理後の
クロマトグラムである。波形処理後のVLDL:LDL
の面積比は32.9:43.5となり混合試料のトリグ
リセリド量比とほぼ等しくなる。
【0012】血清試料は、例えば、ヒトの血液から血球
成分などを除去したものが使用されるが、特別な前処理
などは不要である。
成分などを除去したものが使用されるが、特別な前処理
などは不要である。
【0013】血清リポタンパク質の液体クロマトグラフ
イーによる分離は、操作性や迅速性の向上といった観点
から、高速液体クロマトグラフイーによることが好まし
い。中でも、ゲルろ過用充填剤を充填してなるカラムを
用いて行う高速液体クロマトグラフイーが特に好まし
い。分離条件に特に制限はないが、試料中にCMが存在
する場合には、少なくともVLDLから独立したピーク
として分離し得るものであることが好ましく、特に好ま
しい例としてこれらの物質の分子サイズの差異を利用す
るゲルろ過用充填剤を充填してなるカラムを用いて行う
高速液体クロマトグラフイーを例示できる。
イーによる分離は、操作性や迅速性の向上といった観点
から、高速液体クロマトグラフイーによることが好まし
い。中でも、ゲルろ過用充填剤を充填してなるカラムを
用いて行う高速液体クロマトグラフイーが特に好まし
い。分離条件に特に制限はないが、試料中にCMが存在
する場合には、少なくともVLDLから独立したピーク
として分離し得るものであることが好ましく、特に好ま
しい例としてこれらの物質の分子サイズの差異を利用す
るゲルろ過用充填剤を充填してなるカラムを用いて行う
高速液体クロマトグラフイーを例示できる。
【0014】特に、ゲルろ過用充填剤を充填してなるカ
ラムを用いて行う高速液体クロマトグラフイーにより本
発明を実施すれば、血清中のCM、VLDL、LDL及
びHDLを良好に分離できる。CM、VLDL、LDL
及びHDLを分離し得るゲルろ過用充填剤として、特
に、800〜1200オングストロームの平均細孔径を
有するものが例示できる。平均細孔径が800オングス
トローム未満の充填剤ではCMやVLDLなどの分子サ
イズの大きいリポタンパク質は細孔内に入り難くなり、
一方、平均細孔径が1200オングストロームを超える
充填剤ではLDLやHDLなどの分子サイズの小さいリ
ポタンパク質の分離が悪化するため、前述の通り平均細
孔径が800〜1200オングストロームのものが好ま
しい。中でも平均細孔径が900〜1100オングスト
ロームの充填剤は、血清中のCM、VLDL、LDL及
びHDLを良好に分離でき、最終的ににより精度の高い
リポタンパク質の分析を行うことを可能とする。
ラムを用いて行う高速液体クロマトグラフイーにより本
発明を実施すれば、血清中のCM、VLDL、LDL及
びHDLを良好に分離できる。CM、VLDL、LDL
及びHDLを分離し得るゲルろ過用充填剤として、特
に、800〜1200オングストロームの平均細孔径を
有するものが例示できる。平均細孔径が800オングス
トローム未満の充填剤ではCMやVLDLなどの分子サ
イズの大きいリポタンパク質は細孔内に入り難くなり、
一方、平均細孔径が1200オングストロームを超える
充填剤ではLDLやHDLなどの分子サイズの小さいリ
ポタンパク質の分離が悪化するため、前述の通り平均細
孔径が800〜1200オングストロームのものが好ま
しい。中でも平均細孔径が900〜1100オングスト
ロームの充填剤は、血清中のCM、VLDL、LDL及
びHDLを良好に分離でき、最終的ににより精度の高い
リポタンパク質の分析を行うことを可能とする。
【0015】即ち、以上のような充填剤を充填したカラ
ムを用いる高速液体クロマトグラフイーによる分離は、
ガウス分布曲線近似法によるデータ処理を容易にさせ、
リポタンパク質の分析精度を向上させるのである。ま
た、操作の簡便性、分析の再現性、迅速性、さらには分
析の自動化が容易であるという観点でも好ましい。なお
ルーチン分析として使用するには、分析時間が重視され
るため高速液体クロマトグラフイーでの測定が好ましい
が、この場合、充填剤としては高速液体クロマトグラフ
イーでの使用に充分耐える機械的強度を有するものを選
択する必要がある。このような基材としては、例えば、
シリカゲル、ポリビニルアルコール、ポリヒドロキシメ
タクリレート及びその他の親水性樹脂を基材とする充填
剤(例えばTSKgel Lipopropak、商品
名、東ソー(株)製)を一例として例示することでき
る。
ムを用いる高速液体クロマトグラフイーによる分離は、
ガウス分布曲線近似法によるデータ処理を容易にさせ、
リポタンパク質の分析精度を向上させるのである。ま
た、操作の簡便性、分析の再現性、迅速性、さらには分
析の自動化が容易であるという観点でも好ましい。なお
ルーチン分析として使用するには、分析時間が重視され
るため高速液体クロマトグラフイーでの測定が好ましい
が、この場合、充填剤としては高速液体クロマトグラフ
イーでの使用に充分耐える機械的強度を有するものを選
択する必要がある。このような基材としては、例えば、
シリカゲル、ポリビニルアルコール、ポリヒドロキシメ
タクリレート及びその他の親水性樹脂を基材とする充填
剤(例えばTSKgel Lipopropak、商品
名、東ソー(株)製)を一例として例示することでき
る。
【0016】使用する溶離液としてはリン酸緩衝液、ト
リス緩衝液、ビスートリス緩衝液等を例示できるが、リ
ポタンパク質を分離できるものであれば特に制限はな
い。緩衝液の濃度としては20〜200mM、特に好ま
しくは50〜100mMの範囲が良い。緩衝液の濃度が
20mM未満では緩衝能が小さく、200mMを超える
と後述の酵素試薬とCM、VLDL、LDL及びHDL
のコレステロール又はトリグリセリドの反応が阻害され
る恐れが生じるからである。緩衝液のpHは、5〜9、
特に好ましくは7〜8である。緩衝液のpHが5未満、
あるいはpHが9を超えると、前記同様、酵素試薬との
反応が阻害される恐れが生じるからである。しかし、コ
レステロール及び/又はトリグリセリドの測定を、酵素
を用いないで行う場合等はこの限りではない。
リス緩衝液、ビスートリス緩衝液等を例示できるが、リ
ポタンパク質を分離できるものであれば特に制限はな
い。緩衝液の濃度としては20〜200mM、特に好ま
しくは50〜100mMの範囲が良い。緩衝液の濃度が
20mM未満では緩衝能が小さく、200mMを超える
と後述の酵素試薬とCM、VLDL、LDL及びHDL
のコレステロール又はトリグリセリドの反応が阻害され
る恐れが生じるからである。緩衝液のpHは、5〜9、
特に好ましくは7〜8である。緩衝液のpHが5未満、
あるいはpHが9を超えると、前記同様、酵素試薬との
反応が阻害される恐れが生じるからである。しかし、コ
レステロール及び/又はトリグリセリドの測定を、酵素
を用いないで行う場合等はこの限りではない。
【0017】以上のようにして分離されたCM、VLD
L、LDL及びHDLのコレステロール及び/又はトリ
グリセリドを、コレステロール及び/又はトリグリセリ
ドと反応して光学的に測定可能な信号を発する酵素と発
色色素からなる試薬と反応させる。ここでいう光学的に
測定可能な信号とは、例えば蛍光検出器や紫外可視検出
器などで測定し得る信号を意味する。
L、LDL及びHDLのコレステロール及び/又はトリ
グリセリドを、コレステロール及び/又はトリグリセリ
ドと反応して光学的に測定可能な信号を発する酵素と発
色色素からなる試薬と反応させる。ここでいう光学的に
測定可能な信号とは、例えば蛍光検出器や紫外可視検出
器などで測定し得る信号を意味する。
【0018】本発明で使用するコレステロールと反応す
る試薬としては、酵素では例えばアスコルビン酸オキシ
ダーゼ、コレステロールエステラーゼ、コレステロール
オキシダーゼ及びパーオキシダーゼを、これら酵素と組
合わせる発色色素では例えばキノン系発色色素を挙げる
ことができる。キノン系発色色素としては、N−エチル
−N−(3−メチルフェニル)−N’−サクシニルエチ
レンジアミン又はN−エチル−N−(3−スルホプロピ
ル)−m−アニシジンと4−アンチアミノピリンの酸化
縮合体が挙げられる。より具体的には、市販のデタミナ
ーLTC(商品名、協和メデックス(株)製)や、コレ
スカラー・リキッド(商品名、東洋紡(株)製)等が例
示できる。
る試薬としては、酵素では例えばアスコルビン酸オキシ
ダーゼ、コレステロールエステラーゼ、コレステロール
オキシダーゼ及びパーオキシダーゼを、これら酵素と組
合わせる発色色素では例えばキノン系発色色素を挙げる
ことができる。キノン系発色色素としては、N−エチル
−N−(3−メチルフェニル)−N’−サクシニルエチ
レンジアミン又はN−エチル−N−(3−スルホプロピ
ル)−m−アニシジンと4−アンチアミノピリンの酸化
縮合体が挙げられる。より具体的には、市販のデタミナ
ーLTC(商品名、協和メデックス(株)製)や、コレ
スカラー・リキッド(商品名、東洋紡(株)製)等が例
示できる。
【0019】また、トリグリセリドと反応する試薬とし
ては、酵素では、例えばアスコルビン酸オキシダーゼ、
グリセロールキナーゼ、グリセロール−3リン酸オキシ
ダーゼ、リポプロテインリパーゼ及びパーオキシダーゼ
を、これら酵素と組合せる発色色素では、例えばキノン
系発色色素を挙げることができる。キノン系発色色素と
しては、N−エチル−N−(3−メチルフェニル)−
N’−サクシニルエチレンジアミン又はN−エチル−N
−(3−スルホプロピル)−m−アニシジンと4−アン
チアミノピリンの酸化縮合体が挙げられる。より具体的
には、市販のデタミナーLTG(商品名、協和メデック
ス(株)製)や、リピドス・リキッド(商品名、東洋紡
(株)製)等が例示できる。
ては、酵素では、例えばアスコルビン酸オキシダーゼ、
グリセロールキナーゼ、グリセロール−3リン酸オキシ
ダーゼ、リポプロテインリパーゼ及びパーオキシダーゼ
を、これら酵素と組合せる発色色素では、例えばキノン
系発色色素を挙げることができる。キノン系発色色素と
しては、N−エチル−N−(3−メチルフェニル)−
N’−サクシニルエチレンジアミン又はN−エチル−N
−(3−スルホプロピル)−m−アニシジンと4−アン
チアミノピリンの酸化縮合体が挙げられる。より具体的
には、市販のデタミナーLTG(商品名、協和メデック
ス(株)製)や、リピドス・リキッド(商品名、東洋紡
(株)製)等が例示できる。
【0020】これらの試薬とCM、VLDL、LDL及
びHDLのコレステロール及び/又はトリグリセリドと
の反応温度は、35〜50℃、好ましくは45〜50℃
が良い。反応温度が35℃未満では反応が不十分になり
やすく、また、50℃を超えると反応中に酵素が劣化す
る恐れが生じるからある。コレステロール及び/又はト
リグリセリド量の決定は、例えば紫外可視検出器を用い
て吸光度を測定する場合、コレステロール濃度及び/又
はトリグリセリド濃度が既知の標準血清について同様の
操作(測定)を実施した時の結果に基づき作成された検
量線と、実際に測定された吸光度を比較すること実施で
きる。なお、前記のキノン系発色色素の試薬を用いた場
合の紫外可視検出器の測定波長は、540〜560nm
とすれば良い。
びHDLのコレステロール及び/又はトリグリセリドと
の反応温度は、35〜50℃、好ましくは45〜50℃
が良い。反応温度が35℃未満では反応が不十分になり
やすく、また、50℃を超えると反応中に酵素が劣化す
る恐れが生じるからある。コレステロール及び/又はト
リグリセリド量の決定は、例えば紫外可視検出器を用い
て吸光度を測定する場合、コレステロール濃度及び/又
はトリグリセリド濃度が既知の標準血清について同様の
操作(測定)を実施した時の結果に基づき作成された検
量線と、実際に測定された吸光度を比較すること実施で
きる。なお、前記のキノン系発色色素の試薬を用いた場
合の紫外可視検出器の測定波長は、540〜560nm
とすれば良い。
【0021】本発明を実施するための装置について、図
10で示した分析装置の一例に基づき具体的に説明す
る。
10で示した分析装置の一例に基づき具体的に説明す
る。
【0022】試料は、一度に多数の検体がセットできる
試料注入装置4にセットされる。4から注入された試料
は、高速液体クロマトグラフイー用送液ポンプ3によっ
て送液される溶離液1と共に分離カラム5に導入され
る。分離カラム5に導入された試料は、血清中のCM、
VLDL、LDL及びHDLに約15分以内で分離され
る。分離されたCM、VLDL、LDL及びHDLは送
液ポンプ3で送液されるコレステロール又はトリグリセ
リド反応試薬2と分離カラム5の出口で混合され、反応
オーブン7の中の反応コイル7に導入されコイル内で約
1〜3分間反応される。反応生成物の吸光度は紫外可視
検出器8で測定される。測定された反応生成物の吸収曲
線、即ち、クロマトグラムはさらにデータ処理機能を内
蔵したシステム制御装置9でガウス分布曲線近似法によ
りデータ処理され、CM、VLDL、LDL及びHDL
の4成分に分画された後、CM、VLDL、LDL及び
HDLのコレステロール量又はトリグリセリド量が測定
結果として出力される。また、多量の試料を自動分析す
る場合は、送液ポンプ3の流速、試料注入装置4の試料
注入量及び試料注入順序、反応オーブン6の反応温度、
紫外可視検出器8の検出波長及び吸光度の測定、さらに
データ処理及び測定結果の出力等の各機器の制御にシス
テム制御装置9が使用される。
試料注入装置4にセットされる。4から注入された試料
は、高速液体クロマトグラフイー用送液ポンプ3によっ
て送液される溶離液1と共に分離カラム5に導入され
る。分離カラム5に導入された試料は、血清中のCM、
VLDL、LDL及びHDLに約15分以内で分離され
る。分離されたCM、VLDL、LDL及びHDLは送
液ポンプ3で送液されるコレステロール又はトリグリセ
リド反応試薬2と分離カラム5の出口で混合され、反応
オーブン7の中の反応コイル7に導入されコイル内で約
1〜3分間反応される。反応生成物の吸光度は紫外可視
検出器8で測定される。測定された反応生成物の吸収曲
線、即ち、クロマトグラムはさらにデータ処理機能を内
蔵したシステム制御装置9でガウス分布曲線近似法によ
りデータ処理され、CM、VLDL、LDL及びHDL
の4成分に分画された後、CM、VLDL、LDL及び
HDLのコレステロール量又はトリグリセリド量が測定
結果として出力される。また、多量の試料を自動分析す
る場合は、送液ポンプ3の流速、試料注入装置4の試料
注入量及び試料注入順序、反応オーブン6の反応温度、
紫外可視検出器8の検出波長及び吸光度の測定、さらに
データ処理及び測定結果の出力等の各機器の制御にシス
テム制御装置9が使用される。
【0023】
【発明の効果】従来、リポタンパク質の分析には、超遠
心法、電気泳動法、結合沈殿法などが用いられていた
が、CM、VLDL、LDL及びHDLの簡便、短時間
の再現性良い分析やこれら4成分の同時分析は困難であ
った。一方、液体クロマトグラフイー法は、他の従来法
に比べて短時間で簡便に、かつ同時分析ができるなどの
多くの利点があったが、CM、VLDL、LDL及びH
DLを完全に分画することが困難で、精密な分析は困難
であった。
心法、電気泳動法、結合沈殿法などが用いられていた
が、CM、VLDL、LDL及びHDLの簡便、短時間
の再現性良い分析やこれら4成分の同時分析は困難であ
った。一方、液体クロマトグラフイー法は、他の従来法
に比べて短時間で簡便に、かつ同時分析ができるなどの
多くの利点があったが、CM、VLDL、LDL及びH
DLを完全に分画することが困難で、精密な分析は困難
であった。
【0024】これに対して本発明では、液体クロマトグ
ラフイー法の分離能の低さをガウス分布曲線近似法によ
るデータ処理を行うことによって解決し、血清リポタン
パク質の分析をカラムによる分離とデータ処理とを組み
合わせることによって、血清中のCM、VLDL、LD
L及びHDLの量を反映するコレステロール量及び/又
はトリグリセリド量を精密に定量することが可能とな
る。従って本発明によれば、試料の前処理を必要とせ
ず、特に好ましく血清を高速液体クロマトグラフイーで
分析した場合、1検体の分析時間がコレステロール分析
の場合約15分、トリグリセリド分析の場合約26分
で、CM、VLDL、LDL及びHDLを同時分析でき
るという、従来の分析法に比べて操作性、迅速性かつ定
量性の面において優れた分析法が提供される。
ラフイー法の分離能の低さをガウス分布曲線近似法によ
るデータ処理を行うことによって解決し、血清リポタン
パク質の分析をカラムによる分離とデータ処理とを組み
合わせることによって、血清中のCM、VLDL、LD
L及びHDLの量を反映するコレステロール量及び/又
はトリグリセリド量を精密に定量することが可能とな
る。従って本発明によれば、試料の前処理を必要とせ
ず、特に好ましく血清を高速液体クロマトグラフイーで
分析した場合、1検体の分析時間がコレステロール分析
の場合約15分、トリグリセリド分析の場合約26分
で、CM、VLDL、LDL及びHDLを同時分析でき
るという、従来の分析法に比べて操作性、迅速性かつ定
量性の面において優れた分析法が提供される。
【0025】また、本発明は、分析システムの各構成機
器の設定条件を制御できるシステムコントローラを使用
することにより、自動化も容易である。
器の設定条件を制御できるシステムコントローラを使用
することにより、自動化も容易である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例により更に
詳細に説明するが、本発明は実施例に必ずしも限定され
るものではない。
詳細に説明するが、本発明は実施例に必ずしも限定され
るものではない。
【0027】実施例 1 図10に示した装置により、血清リポタンパク質の分析
を実施した。分離カラムとしては市販のカラム(TSK
gel Lipopropak 商品名、東ソー(株)
製、内径7.5mm、長さ30cm)を、試料注入装置
4には市販の装置(AS−8020 商品名、東ソー
(株)製)を、紫外可視検出器8には市販の装置(UV
−8020 商品名、東ソー(株)製)を用い、検出波
長は550nmに設定した。
を実施した。分離カラムとしては市販のカラム(TSK
gel Lipopropak 商品名、東ソー(株)
製、内径7.5mm、長さ30cm)を、試料注入装置
4には市販の装置(AS−8020 商品名、東ソー
(株)製)を、紫外可視検出器8には市販の装置(UV
−8020 商品名、東ソー(株)製)を用い、検出波
長は550nmに設定した。
【0028】反応オーブンは6には市販の装置(CO−
8020 商品名、東ソー(株)製)を、反応コイルに
は市販の装置(反応コイルK、商品名、東ソー(株)
製、内径0.4mm、長さ7.5m)を用い、反応温度
は45℃とした。
8020 商品名、東ソー(株)製)を、反応コイルに
は市販の装置(反応コイルK、商品名、東ソー(株)
製、内径0.4mm、長さ7.5m)を用い、反応温度
は45℃とした。
【0029】また、送液ポンプ3には市販の装置(CC
PM 商品名、東ソー(株)製)を用い、送液ポンプの
流速は溶離液に対して0.7ml/min、コレステロ
ール反応試薬又はトリグリセリド反応試薬に対して0.
35ml/minに設定した。
PM 商品名、東ソー(株)製)を用い、送液ポンプの
流速は溶離液に対して0.7ml/min、コレステロ
ール反応試薬又はトリグリセリド反応試薬に対して0.
35ml/minに設定した。
【0030】溶離液1には、75mM トリス緩衝液
(pH7.5)を用いた。反応試薬2には、コレステロ
ール分析の場合、市販の試薬(デタミナーLTC、商品
名、協和メデックス(株)製)を用いた。また、トリグ
リセリド分析の場合、市販の試薬(デタミナーLTG、
商品名、協和メデックス(株)製)を用いた。試料とし
ては、超遠心法によって分離されたヒト血清のVLD
L、LDL及びHDLの標準リポタンパク質を混合比率
(タンパク質量比)を変えて調製した試料を、コレステ
ロール分析の場合各10μl、トリグリセリド分析の場
合各20μl使用した。
(pH7.5)を用いた。反応試薬2には、コレステロ
ール分析の場合、市販の試薬(デタミナーLTC、商品
名、協和メデックス(株)製)を用いた。また、トリグ
リセリド分析の場合、市販の試薬(デタミナーLTG、
商品名、協和メデックス(株)製)を用いた。試料とし
ては、超遠心法によって分離されたヒト血清のVLD
L、LDL及びHDLの標準リポタンパク質を混合比率
(タンパク質量比)を変えて調製した試料を、コレステ
ロール分析の場合各10μl、トリグリセリド分析の場
合各20μl使用した。
【0031】コレステロールの分析結果を表1、図3、
図4及び図5に、トリグリセリドの分析結果を表2、図
6、図7及び図8に示す。
図4及び図5に、トリグリセリドの分析結果を表2、図
6、図7及び図8に示す。
【0032】
【表1】
【0033】表1は、前記の混合試料中のVLDL、L
DL及びHDLのコレステロール量比(%)について、
各標品を単独で測定して得られるコレステロール量から
求めた理論値と、同一試料を前記分析条件で分離し、ガ
ウス分布曲線近似法によるデータ処理によって得られた
コレステロール量の比(%)の測定値を比較したもので
ある。
DL及びHDLのコレステロール量比(%)について、
各標品を単独で測定して得られるコレステロール量から
求めた理論値と、同一試料を前記分析条件で分離し、ガ
ウス分布曲線近似法によるデータ処理によって得られた
コレステロール量の比(%)の測定値を比較したもので
ある。
【0034】図3、4、及び5は表1の結果に基づいて
作成した各混合試料中のVLDL、LDL及びHDLの
コレステロールの量の理論値と測定値の相関関係を示す
ものである。図から明らかなように、VLDL、LDL
及びHDLとも理論値と測定値には高い相関関係があ
る。また、試料中の総コレステロール、VLDL、LD
L及びHDLのコレステロール量を測定し、総コレステ
ロールからVLDL、LDL及びHDLのコレステロー
ル量の和を差引くことよりCMのコレステロール量も算
出できる。
作成した各混合試料中のVLDL、LDL及びHDLの
コレステロールの量の理論値と測定値の相関関係を示す
ものである。図から明らかなように、VLDL、LDL
及びHDLとも理論値と測定値には高い相関関係があ
る。また、試料中の総コレステロール、VLDL、LD
L及びHDLのコレステロール量を測定し、総コレステ
ロールからVLDL、LDL及びHDLのコレステロー
ル量の和を差引くことよりCMのコレステロール量も算
出できる。
【0035】
【表2】
【0036】表2は、同様に、各混合試料中のVLD
L、LDL及びHDLのトリグリセリド量比(%)につ
いて、理論値と測定値を比較したものである。 図6、
7、及び8は表2の結果に基づいて作成した各試料中の
VLDL、LDL及びHDLのトリグリセリドの量の理
論値と測定値の相関関係を示すものである。図から明ら
かなように、VLDL、LDL及びHDLとも理論値と
測定値には高い相関関係があり、同様に、トリグリセリ
ドの各分画の定量を行うことが可能である。
L、LDL及びHDLのトリグリセリド量比(%)につ
いて、理論値と測定値を比較したものである。 図6、
7、及び8は表2の結果に基づいて作成した各試料中の
VLDL、LDL及びHDLのトリグリセリドの量の理
論値と測定値の相関関係を示すものである。図から明ら
かなように、VLDL、LDL及びHDLとも理論値と
測定値には高い相関関係があり、同様に、トリグリセリ
ドの各分画の定量を行うことが可能である。
【0037】実施例 2 実施例1と同様に、総コレステロール量が152mg/
dlの血清試料を分析した。図9は、従来のデータ処理
方法でCM、VLDL、LDL及びHDLに分離された
クロマトグラムを示すものである。
dlの血清試料を分析した。図9は、従来のデータ処理
方法でCM、VLDL、LDL及びHDLに分離された
クロマトグラムを示すものである。
【0038】本発明によって測定した総コレステロー
ル、CM、VLDL、LDL及びHDLのコレステロー
ル量は、それぞれ151.0mg/dl、1.2mg/
dl、44.1mg/dl、65.3mg/dl及び4
0.4mg/dlであった。これに対し、同一試料につ
いて、ガウス分布曲線近似法による波形処理を行わずに
従来の液体クロマトグラフイー法のデータ処理方法に用
いられているピーク分割法で測定した総コレステロー
ル、CM、VLDL、LDL及びHDLのコレステロー
ル量は、それぞれ151.2mg/dl、1.3mg/
dl、29.0mg/dl、80.6mg/dl及び4
0.3mg/dlであった。
ル、CM、VLDL、LDL及びHDLのコレステロー
ル量は、それぞれ151.0mg/dl、1.2mg/
dl、44.1mg/dl、65.3mg/dl及び4
0.4mg/dlであった。これに対し、同一試料につ
いて、ガウス分布曲線近似法による波形処理を行わずに
従来の液体クロマトグラフイー法のデータ処理方法に用
いられているピーク分割法で測定した総コレステロー
ル、CM、VLDL、LDL及びHDLのコレステロー
ル量は、それぞれ151.2mg/dl、1.3mg/
dl、29.0mg/dl、80.6mg/dl及び4
0.3mg/dlであった。
【0039】同一試料中のトリグリセリドを市販のトリ
グリセリド測定用の試薬キット(デタミナーLTG、商
品名、協和メデックス(株)製)を用いてマニュアルに
従って測定したところ、試料中のトリグリセリド量は2
24mg/dlであった。現在、LDLのコレステロー
ル量は、(LDLコレステロール)=(総コレステロー
ル)−(HDLコレステロール)−(0.2×トリグリ
セリド)という経験式(Friedewaldの式)よ
り算出されていることから、LDLのコレステロール量
をトリグリセリドの測定結果と経験式より求めると6
6.1mg/dlとなり、本発明法の測定結果とは良く
一致するが、従来のデータ処理方法で得られたLDLの
コレステロール量とは約20%の測定誤差が認められ
た。
グリセリド測定用の試薬キット(デタミナーLTG、商
品名、協和メデックス(株)製)を用いてマニュアルに
従って測定したところ、試料中のトリグリセリド量は2
24mg/dlであった。現在、LDLのコレステロー
ル量は、(LDLコレステロール)=(総コレステロー
ル)−(HDLコレステロール)−(0.2×トリグリ
セリド)という経験式(Friedewaldの式)よ
り算出されていることから、LDLのコレステロール量
をトリグリセリドの測定結果と経験式より求めると6
6.1mg/dlとなり、本発明法の測定結果とは良く
一致するが、従来のデータ処理方法で得られたLDLの
コレステロール量とは約20%の測定誤差が認められ
た。
【0040】実施例 3 実施例1と同様に、2種類の血清試料(試料A、B)中
のコレステロールを分析した。その結果、試料Aの総コ
レステロール、CM、VLDL、LDL及びHDLのコ
レステロール量は、153.0、1.1、73.3、4
0.8、及び37.3mg/dlであった。また、試料
Bの総コレステロール、CM、VLDL、LDL及びH
DLのコレステロール量は、280.2、1.9、7
5.4、125.5及び77.4mg/dlであった。
のコレステロールを分析した。その結果、試料Aの総コ
レステロール、CM、VLDL、LDL及びHDLのコ
レステロール量は、153.0、1.1、73.3、4
0.8、及び37.3mg/dlであった。また、試料
Bの総コレステロール、CM、VLDL、LDL及びH
DLのコレステロール量は、280.2、1.9、7
5.4、125.5及び77.4mg/dlであった。
【0041】実施例 4 実施例1と同様に、2種類の血清試料(試料C、D)中
のトリグリセリドを分析した。その結果、試料Cの総ト
リグリセリド、CM、VLDL、LDL及びHDLのト
リグリセリド量は、309.9、0.8、214.7、
57.1及び37.3mg/dlであった。また、試料
Dは、総トリグリセリド、CM、VLDL、LDL及び
HDLのトリグリセリド量は、148.3、7.9、7
7.4、52.2及び10.7mg/dlであった。
のトリグリセリドを分析した。その結果、試料Cの総ト
リグリセリド、CM、VLDL、LDL及びHDLのト
リグリセリド量は、309.9、0.8、214.7、
57.1及び37.3mg/dlであった。また、試料
Dは、総トリグリセリド、CM、VLDL、LDL及び
HDLのトリグリセリド量は、148.3、7.9、7
7.4、52.2及び10.7mg/dlであった。
【図1】図1は、VLDL、LDL、及びHDLのコレ
ステロール量比が15.6:57.0:27.4(%)
の混合試料を高速液体クロマトグラフイーで分離して得
られたクロマトグラム(A)とガウス分布曲線近似法に
よる波形処理をして得られたクロマトグラム(B)を示
す。
ステロール量比が15.6:57.0:27.4(%)
の混合試料を高速液体クロマトグラフイーで分離して得
られたクロマトグラム(A)とガウス分布曲線近似法に
よる波形処理をして得られたクロマトグラム(B)を示
す。
【図2】図2は、VLDL、LDL、及びHDLのトリ
グリセリド量比が32.4:44.3:23.3(%)
の混合試料を高速液体クロマトグラフイーで分離して得
られたクロマトグラム(A)とガウス曲線近似法による
波形処理をして得られたクロマトグラム(B)を示す。
グリセリド量比が32.4:44.3:23.3(%)
の混合試料を高速液体クロマトグラフイーで分離して得
られたクロマトグラム(A)とガウス曲線近似法による
波形処理をして得られたクロマトグラム(B)を示す。
【図3】図3は、縦軸に各試料中のVLDLのコレステ
ロール量の割合(%)の測定値、横軸に同一試料中のV
LDLのコレステロール量の割合(%)の理論値をプロ
ットした相関図である。
ロール量の割合(%)の測定値、横軸に同一試料中のV
LDLのコレステロール量の割合(%)の理論値をプロ
ットした相関図である。
【図4】図4は、縦軸に各試料中のLDLのコレステロ
ール量の割合(%)の測定値、横軸に同一試料中のLD
Lのコレステロール量の割合(%)の理論値をプロット
した相関図である。
ール量の割合(%)の測定値、横軸に同一試料中のLD
Lのコレステロール量の割合(%)の理論値をプロット
した相関図である。
【図5】図5は、縦軸に各試料中のHDLのコレステロ
ール量の割合(%)の測定値、横軸に同一試料中のHD
Lのコレステロール量の割合(%)の理論値をプロット
した相関図である。
ール量の割合(%)の測定値、横軸に同一試料中のHD
Lのコレステロール量の割合(%)の理論値をプロット
した相関図である。
【図6】図6は、縦軸に各試料中のVLDLのトリグリ
セリド量の割合(%)の測定値、横軸に同一試料中のV
LDLのトリグリセリド量の割合(%)の理論値をプロ
ットした相関図である。
セリド量の割合(%)の測定値、横軸に同一試料中のV
LDLのトリグリセリド量の割合(%)の理論値をプロ
ットした相関図である。
【図7】図7は、縦軸に各試料中のLDLのトリグリセ
リド量の割合(%)の測定値、横軸に同一試料中のLD
Lのトリグリセリド量の割合(%)の理論値をプロット
した相関図である。
リド量の割合(%)の測定値、横軸に同一試料中のLD
Lのトリグリセリド量の割合(%)の理論値をプロット
した相関図である。
【図8】図8は、縦軸に各試料中のHDLのトリグリセ
リド量の割合(%)の測定値、横軸に同一試料中のHD
Lのトリグリセリド量の割合(%)の理論値をプロット
した相関図である。
リド量の割合(%)の測定値、横軸に同一試料中のHD
Lのトリグリセリド量の割合(%)の理論値をプロット
した相関図である。
【図9】図9は、実施例2で得られたクロマトグラムを
示す。
示す。
【図10】図10は、本発明法を用いた装置の一例を示
す概略図である。
す概略図である。
1 溶離液 2 反応液 3 送液ポンプ 4 試料注入装置 5 分離カラム 6 反応オーブン 7 反応コイル 8 紫外可視検出器 9 システムコントローラ
Claims (12)
- 【請求項1】血清試料中のカイロミクロン、超低比重リ
ポタンパク質、低比重リポタンパク質及び高比重リポタ
ンパク質を液体クロマトグラフイーで分離し、その結果
得られたクロマトグラムをガウス分布曲線近似法を含む
波形処理によりカイロミクロン、超低比重リポタンパク
質、低比重リポタンパク質及び高比重リポタンパク質に
分画する処理を行うことを特徴とする、当該血清試料中
のカイロミクロン、超低比重リポタンパク質、低比重リ
ポタンパク質及び高比重リポタンパク質の分析方法。 - 【請求項2】ゲルろ過用充填剤を充填してなるカラムを
用いた液体クロマトグラフイーにより血清試料中のカイ
ロミクロン、超低比重リポタンパク質、低比重リポタン
パク質及び高比重リポタンパク質を分離し、分離された
カイロミクロン、超低比重リポタンパク質、低比重リポ
タンパク質及び高比重リポタンパク質のコレステロール
及び/又はトリグリセリドを測定し、得られたクロマト
グラムをガウス分布曲線近似法を含む波形処理に供する
ことを特徴とする請求項1のリポタンパク質の分析方
法。 - 【請求項3】試料がヒト血清試料である請求項1又は2
のリポタンパク質の分析方法。 - 【請求項4】分離されたカイロミクロン、超低比重リポ
タンパク質、低比重リポタンパク質及び高比重リポタン
パク質のコレステロール量の測定を、コレステロールと
反応して光学的に測定可能な信号を発する酵素と発色色
素の組合せを用いて行うことを特徴とする請求項2のリ
ポタンパク質の分析方法。 - 【請求項5】分離されたカイロミクロン、超低比重リポ
タンパク質、低比重リポタンパク質及び高比重リポタン
パク質のトリグリセリド量の測定を、トリグリセリドと
反応して光学的に測定可能な信号を発する酵素と発色色
素の組合せを用いて行うことを特徴とする請求項2のリ
ポタンパク質の分析方法。 - 【請求項6】酵素と発色色素の組合せが、少なくともア
スコルビン酸オキシダーゼ、コレステロールエステラー
ゼ、コレステロールオキシダーゼ及びパーオキシダーゼ
からなる群から選ばれる酵素とキノン系発色色素の組合
せであることを特徴とする請求項4のリポタンパク質の
分析方法。 - 【請求項7】酵素と発色色素の組合せが、少なくともア
スコルビン酸オキシダーゼ、グリセロールキナーゼ、グ
リセロール−3リン酸オキシダーゼ、リポプロテインリ
パーゼ及びパーオキシダーゼからなる群から選ばれる酵
素とキノン系発色色素の組合せであることを特徴とする
請求項5のリポタンパク質の分析方法。 - 【請求項8】キノン系発色色素が、N−エチル−N−
(3−メチルフェニル)−N’−サクシニルエチレンジ
アミン又はN−エチル−N−(3−スルホプロピル)−
m−アニシジンと4−アミノアンチピリンとの酸化縮合
物であることを特徴とする請求項6又は7のリポタンパ
ク質の分析方法。 - 【請求項9】ゲルろ過用充填剤が800〜1200オン
グストロームの平均細孔径を有する充填剤であることを
特徴とする請求項2のリポタンパク質の分析方法。 - 【請求項10】ゲルろ過用充填剤が900〜1100オ
ングストロームの平均細孔径を有する充填剤であること
を特徴とする請求項2のリポタンパク質の分析方法。 - 【請求項11】酵素及び発色色素を35〜50℃の温度
条件下でカイロミクロン、超低比重リポタンパク質、低
比重リポタンパク質及び高比重リポタンパク質のコレス
テロール及び/又はトリグリセリドと反応させることを
特徴とする請求項4又は5のリポタンパク質の分析方
法。 - 【請求項12】酵素及び色素を45〜50℃の温度条件
下でカイロミクロン、超低比重リポタンパク質、低比重
リポタンパク質及び高比重リポタンパク質のコレステロ
ール及び/又はトリグリセリドと反応させることを特徴
とする請求項4又は5のリポタンパク質の分析方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8051700A JPH0915225A (ja) | 1995-04-28 | 1996-03-08 | 血清リポタンパク質の分析方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-106221 | 1995-04-28 | ||
| JP10622195 | 1995-04-28 | ||
| JP8051700A JPH0915225A (ja) | 1995-04-28 | 1996-03-08 | 血清リポタンパク質の分析方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0915225A true JPH0915225A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=26392265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8051700A Pending JPH0915225A (ja) | 1995-04-28 | 1996-03-08 | 血清リポタンパク質の分析方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0915225A (ja) |
Cited By (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001324488A (ja) * | 2000-02-04 | 2001-11-22 | Tosoh Corp | リポ蛋白質分析方法 |
| JP2002243745A (ja) * | 2001-02-15 | 2002-08-28 | Tosoh Corp | リポ蛋白質分析装置 |
| WO2003104486A1 (ja) * | 2002-06-10 | 2003-12-18 | 株式会社シノテスト | トリグリセライドの選択的測定方法 |
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