JPH09158036A - 羊毛系繊維構造物の改質方法 - Google Patents
羊毛系繊維構造物の改質方法Info
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- JPH09158036A JPH09158036A JP34667395A JP34667395A JPH09158036A JP H09158036 A JPH09158036 A JP H09158036A JP 34667395 A JP34667395 A JP 34667395A JP 34667395 A JP34667395 A JP 34667395A JP H09158036 A JPH09158036 A JP H09158036A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】羊毛を含む羊毛系繊維構造物をコロナ放電処理
して改質させるにあたり、この羊毛系繊維構造物が十分
に改質されて高い湿潤性を示すと共に、コロナ放電処理
によってこの羊毛系繊維構造物におけるコシやヌメリや
フクラミやソフト性等の風合いが低下するということも
少なく、十分な湿潤性と風合いを有する羊毛系繊維構造
物が得られるようにする。 【解決手段】羊毛を含む羊毛系繊維構造物1をコロナ放
電処理して改質させる羊毛系繊維構造物の改質方法にお
いて、羊毛系繊維構造物に対するコロナ放電処理を間欠
的に行ない、この羊毛系繊維構造物をコロナ放電処理間
において冷却させるようにしたり、羊毛系繊維構造物を
誘電体との間に空間層を設けた状態でコロナ放電処理す
るようにしたり、羊毛系繊維構造物をその公定水分率よ
り高い含水率にした状態でコロナ放電処理するようにし
た。
して改質させるにあたり、この羊毛系繊維構造物が十分
に改質されて高い湿潤性を示すと共に、コロナ放電処理
によってこの羊毛系繊維構造物におけるコシやヌメリや
フクラミやソフト性等の風合いが低下するということも
少なく、十分な湿潤性と風合いを有する羊毛系繊維構造
物が得られるようにする。 【解決手段】羊毛を含む羊毛系繊維構造物1をコロナ放
電処理して改質させる羊毛系繊維構造物の改質方法にお
いて、羊毛系繊維構造物に対するコロナ放電処理を間欠
的に行ない、この羊毛系繊維構造物をコロナ放電処理間
において冷却させるようにしたり、羊毛系繊維構造物を
誘電体との間に空間層を設けた状態でコロナ放電処理す
るようにしたり、羊毛系繊維構造物をその公定水分率よ
り高い含水率にした状態でコロナ放電処理するようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、羊毛を含む羊毛
系繊維構造物を改質させる羊毛系繊維構造物の改質方法
に係り、特に、上記の羊毛系繊維構造物をコロナ放電処
理して改質させるにあたり、湿潤性をさらに向上させ、
またコロナ放電処理によって羊毛系繊維構造物の風合い
が低下するのを抑制するようにした羊毛系繊維構造物の
改質方法に関するものである。
系繊維構造物を改質させる羊毛系繊維構造物の改質方法
に係り、特に、上記の羊毛系繊維構造物をコロナ放電処
理して改質させるにあたり、湿潤性をさらに向上させ、
またコロナ放電処理によって羊毛系繊維構造物の風合い
が低下するのを抑制するようにした羊毛系繊維構造物の
改質方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、羊毛を含む羊毛系繊維構造物
を改質するにあたっては、特開平2−145873号公
報,特開平2−154075号公報,特開平3−180
571号公報,特開平5−247859号公報等に示さ
れるように、羊毛を含む羊毛系繊維構造物をコロナ放電
処理することが行なわれていた。
を改質するにあたっては、特開平2−145873号公
報,特開平2−154075号公報,特開平3−180
571号公報,特開平5−247859号公報等に示さ
れるように、羊毛を含む羊毛系繊維構造物をコロナ放電
処理することが行なわれていた。
【0003】ここで、これらの公報においては、上記の
ように羊毛を含む羊毛系繊維構造物をコロナ放電処理し
た後、シリコン溶液を付与する等の方法によって、羊毛
系繊維構造物における防縮性や染色性を向上させること
等が示されているだけであって、羊毛系繊維構造物をコ
ロナ放電処理して改質させる方法については殆ど検討さ
れていなかった。
ように羊毛を含む羊毛系繊維構造物をコロナ放電処理し
た後、シリコン溶液を付与する等の方法によって、羊毛
系繊維構造物における防縮性や染色性を向上させること
等が示されているだけであって、羊毛系繊維構造物をコ
ロナ放電処理して改質させる方法については殆ど検討さ
れていなかった。
【0004】しかし、上記のように単に羊毛系繊維構造
物をコロナ放電処理しただけでは、羊毛系繊維構造物に
対する改質効果が必ずしも十分ではなく、十分な湿潤性
をもつ羊毛系繊維構造物が得られなかったり、またコロ
ナ放電処理によってこの羊毛系繊維構造物のコシやヌメ
リやフクラミやソフト性等の風合いが悪くなったりする
等の問題があった。
物をコロナ放電処理しただけでは、羊毛系繊維構造物に
対する改質効果が必ずしも十分ではなく、十分な湿潤性
をもつ羊毛系繊維構造物が得られなかったり、またコロ
ナ放電処理によってこの羊毛系繊維構造物のコシやヌメ
リやフクラミやソフト性等の風合いが悪くなったりする
等の問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、羊毛を含
む羊毛系繊維構造物をコロナ放電処理して改質させる場
合における上記のような問題を解決することを課題とす
るものである。
む羊毛系繊維構造物をコロナ放電処理して改質させる場
合における上記のような問題を解決することを課題とす
るものである。
【0006】すなわち、この発明においては、上記のよ
うに羊毛を含む羊毛系繊維構造物をコロナ放電処理によ
り改質させるにあたり、この羊毛系繊維構造物が十分に
改質されて高い湿潤性を示すと共に、コロナ放電処理に
よってこの羊毛系繊維構造物におけるコシやヌメリやフ
クラミやソフト性等の風合いが低下するということも少
なく、十分な湿潤性と風合いを有する羊毛系繊維構造物
が得られるようにすることを課題とするものである。
うに羊毛を含む羊毛系繊維構造物をコロナ放電処理によ
り改質させるにあたり、この羊毛系繊維構造物が十分に
改質されて高い湿潤性を示すと共に、コロナ放電処理に
よってこの羊毛系繊維構造物におけるコシやヌメリやフ
クラミやソフト性等の風合いが低下するということも少
なく、十分な湿潤性と風合いを有する羊毛系繊維構造物
が得られるようにすることを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明における第1の
羊毛系繊維構造物の改質方法においては、上記のような
課題を解決するため、羊毛を含む羊毛系繊維構造物をコ
ロナ放電処理して改質させる羊毛系繊維構造物の改質方
法において、上記の羊毛系繊維構造物に対するコロナ放
電処理を間欠的に行ない、この羊毛系繊維構造物をコロ
ナ放電処理間において冷却させるようにしたのである。
羊毛系繊維構造物の改質方法においては、上記のような
課題を解決するため、羊毛を含む羊毛系繊維構造物をコ
ロナ放電処理して改質させる羊毛系繊維構造物の改質方
法において、上記の羊毛系繊維構造物に対するコロナ放
電処理を間欠的に行ない、この羊毛系繊維構造物をコロ
ナ放電処理間において冷却させるようにしたのである。
【0008】そして、この発明における第1の羊毛系繊
維構造物の改質方法に示すように、羊毛系繊維構造物を
コロナ放電処理して改質させるにあたり、この羊毛系繊
維構造物に対するコロナ放電処理を間欠的に行ない、羊
毛系繊維構造物をコロナ放電処理間において冷却させる
ようにすると、羊毛系繊維構造物を連続してコロナ放電
処理する場合に比べて、コロナ放電処理による羊毛系繊
維構造物の改質が新たに何度も行なわれ、改質層が何層
にも形成されるようになると共に、コロナ放電による照
射熱によって羊毛系繊維構造物が劣化するということも
抑制され、得られた羊毛系繊維構造物における湿潤性が
向上すると共に、この羊毛系繊維構造物におけるコシ,
ヌメリ,フクラミ,ソフト性等の風合いの低下も抑制さ
れると考えられる。
維構造物の改質方法に示すように、羊毛系繊維構造物を
コロナ放電処理して改質させるにあたり、この羊毛系繊
維構造物に対するコロナ放電処理を間欠的に行ない、羊
毛系繊維構造物をコロナ放電処理間において冷却させる
ようにすると、羊毛系繊維構造物を連続してコロナ放電
処理する場合に比べて、コロナ放電処理による羊毛系繊
維構造物の改質が新たに何度も行なわれ、改質層が何層
にも形成されるようになると共に、コロナ放電による照
射熱によって羊毛系繊維構造物が劣化するということも
抑制され、得られた羊毛系繊維構造物における湿潤性が
向上すると共に、この羊毛系繊維構造物におけるコシ,
ヌメリ,フクラミ,ソフト性等の風合いの低下も抑制さ
れると考えられる。
【0009】また、この発明における第2の羊毛系繊維
構造物の改質方法においては、上記のような課題を解決
するため、羊毛を含む羊毛系繊維構造物をコロナ放電装
置と誘電体との間でコロナ放電処理して改質させる羊毛
系繊維構造物の改質方法において、上記の羊毛系繊維構
造物と誘電体との間に空間層を設けた状態でコロナ放電
処理するようにしたのである。
構造物の改質方法においては、上記のような課題を解決
するため、羊毛を含む羊毛系繊維構造物をコロナ放電装
置と誘電体との間でコロナ放電処理して改質させる羊毛
系繊維構造物の改質方法において、上記の羊毛系繊維構
造物と誘電体との間に空間層を設けた状態でコロナ放電
処理するようにしたのである。
【0010】そして、この発明における第2の羊毛系繊
維構造物の改質方法に示すように、羊毛系繊維構造物を
コロナ放電装置と誘電体との間でコロナ放電処理して改
質させるにあたり、この羊毛系繊維構造物を誘電体との
間に空間層を設けた状態でコロナ放電を行なうと、コロ
ナ放電の照射がこの羊毛系繊維構造物の内部まで入り易
くなり、これによって羊毛系繊維構造物がその内部まで
十分に改質され、得られた羊毛系繊維構造物における湿
潤性が向上するものと考えられる。
維構造物の改質方法に示すように、羊毛系繊維構造物を
コロナ放電装置と誘電体との間でコロナ放電処理して改
質させるにあたり、この羊毛系繊維構造物を誘電体との
間に空間層を設けた状態でコロナ放電を行なうと、コロ
ナ放電の照射がこの羊毛系繊維構造物の内部まで入り易
くなり、これによって羊毛系繊維構造物がその内部まで
十分に改質され、得られた羊毛系繊維構造物における湿
潤性が向上するものと考えられる。
【0011】また、この発明における第3の羊毛系繊維
構造物の改質方法においては、上記のような課題を解決
するため、羊毛を含む羊毛系繊維構造物をコロナ放電処
理して改質させる羊毛系繊維構造物の改質方法におい
て、上記の羊毛系繊維構造物をその公定水分率より高い
含水率にした状態でコロナ放電処理するようにしたので
ある。
構造物の改質方法においては、上記のような課題を解決
するため、羊毛を含む羊毛系繊維構造物をコロナ放電処
理して改質させる羊毛系繊維構造物の改質方法におい
て、上記の羊毛系繊維構造物をその公定水分率より高い
含水率にした状態でコロナ放電処理するようにしたので
ある。
【0012】そして、この発明における第3の羊毛系繊
維構造物の改質方法に示すように、羊毛系繊維構造物を
公定水分率より高い含水率にした状態でコロナ放電処理
を行なうと、コロナ放電時における照射熱の一部がこの
羊毛系繊維構造物に含まれる水分の蒸発に使われて、コ
ロナ放電時における照射熱による羊毛系繊維構造物の劣
化が抑制されると共に、羊毛系繊維構造物の繊維が水分
を含浸して膨潤した状態でコロナ放電されることによ
り、コロナ放電処理の効果が向上し、これにより改質さ
れた羊毛系繊維構造物における湿潤性が向上すると共
に、この羊毛系繊維構造物におけるコシ,ヌメリ,フク
ラミ,ソフト性等の風合いの低下も抑制されると考えら
れる。
維構造物の改質方法に示すように、羊毛系繊維構造物を
公定水分率より高い含水率にした状態でコロナ放電処理
を行なうと、コロナ放電時における照射熱の一部がこの
羊毛系繊維構造物に含まれる水分の蒸発に使われて、コ
ロナ放電時における照射熱による羊毛系繊維構造物の劣
化が抑制されると共に、羊毛系繊維構造物の繊維が水分
を含浸して膨潤した状態でコロナ放電されることによ
り、コロナ放電処理の効果が向上し、これにより改質さ
れた羊毛系繊維構造物における湿潤性が向上すると共
に、この羊毛系繊維構造物におけるコシ,ヌメリ,フク
ラミ,ソフト性等の風合いの低下も抑制されると考えら
れる。
【0013】また、この発明における上記の第1〜第3
の羊毛系繊維構造物の改質方法において、上記のように
羊毛系繊維構造物をコロナ放電処理するにあたり、この
羊毛系繊維構造物の厚みを測定してコロナ放電処理する
条件を調整させるようにすると、コロナ放電処理する羊
毛系繊維構造物の厚みが変わった場合であっても、コロ
ナ放電装置とこの羊毛系繊維構造物との間隔等を一定に
してコロナ放電処理することができるようになり、様々
な厚みの羊毛系繊維構造物に対しても安定した改質が行
なえるようになる。
の羊毛系繊維構造物の改質方法において、上記のように
羊毛系繊維構造物をコロナ放電処理するにあたり、この
羊毛系繊維構造物の厚みを測定してコロナ放電処理する
条件を調整させるようにすると、コロナ放電処理する羊
毛系繊維構造物の厚みが変わった場合であっても、コロ
ナ放電装置とこの羊毛系繊維構造物との間隔等を一定に
してコロナ放電処理することができるようになり、様々
な厚みの羊毛系繊維構造物に対しても安定した改質が行
なえるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る羊毛系繊維
構造物の改質方法の実施形態を添付図面に基づいて具体
的に説明すると共に、実施例を挙げて、この発明に係る
羊毛系繊維構造物の改質方法が羊毛系繊維構造物を改質
させる点で優れていることを明らかにする。
構造物の改質方法の実施形態を添付図面に基づいて具体
的に説明すると共に、実施例を挙げて、この発明に係る
羊毛系繊維構造物の改質方法が羊毛系繊維構造物を改質
させる点で優れていることを明らかにする。
【0015】(実施形態1)この実施形態における羊毛
系繊維構造物の改質方法においては、羊毛系繊維構造物
1をコロナ放電処理するにあたり、図1に示すように、
羊毛系繊維構造物1を移動させながらコロナ放電装置2
と誘電体ロール3との間に導き、この羊毛系繊維構造物
1を誘電体ロール3に接触させた状態で、上記のコロナ
放電装置2からコロナ放電を行なって、この羊毛系繊維
構造物1の表面1aと裏面1bとをそれぞれコロナ放電
処理するようにしている。
系繊維構造物の改質方法においては、羊毛系繊維構造物
1をコロナ放電処理するにあたり、図1に示すように、
羊毛系繊維構造物1を移動させながらコロナ放電装置2
と誘電体ロール3との間に導き、この羊毛系繊維構造物
1を誘電体ロール3に接触させた状態で、上記のコロナ
放電装置2からコロナ放電を行なって、この羊毛系繊維
構造物1の表面1aと裏面1bとをそれぞれコロナ放電
処理するようにしている。
【0016】ここで、この実施形態のものにおいては、
上記のように羊毛系繊維構造物1をコロナ放電装置2と
誘電体ロール3との間に導いて、この羊毛系繊維構造物
1の表面1a及び裏面1bを複数回コロナ放電処理する
にあたり、1回のコロナ放電処理を行なう度に、コロナ
放電処理された羊毛系繊維構造物1を空冷等の冷却手段
(図示せず)によって常温程度まで冷却させるように
し、上記のコロナ放電処理を間欠的に行なうようにして
いる。
上記のように羊毛系繊維構造物1をコロナ放電装置2と
誘電体ロール3との間に導いて、この羊毛系繊維構造物
1の表面1a及び裏面1bを複数回コロナ放電処理する
にあたり、1回のコロナ放電処理を行なう度に、コロナ
放電処理された羊毛系繊維構造物1を空冷等の冷却手段
(図示せず)によって常温程度まで冷却させるように
し、上記のコロナ放電処理を間欠的に行なうようにして
いる。
【0017】そして、この実施形態に示すように、羊毛
系繊維構造物1に対してコロナ放電処理を間欠的に行な
い、コロナ放電処理を行なう度に、この羊毛系繊維構造
物1を常温程度まで冷却させるようにすると、羊毛系繊
維構造物1の改質が新たに何度も行なわれて、羊毛系繊
維構造物1が十分に改質されると共に、コロナ放電によ
る照射熱によって羊毛系繊維構造物1が劣化するという
ことも少なく、得られた羊毛系繊維構造物1における湿
潤性が向上すると共に、この羊毛系繊維構造物1におけ
るコシ,ヌメリ,フクラミ,ソフト性等の風合いの低下
も抑制されるようになる。
系繊維構造物1に対してコロナ放電処理を間欠的に行な
い、コロナ放電処理を行なう度に、この羊毛系繊維構造
物1を常温程度まで冷却させるようにすると、羊毛系繊
維構造物1の改質が新たに何度も行なわれて、羊毛系繊
維構造物1が十分に改質されると共に、コロナ放電によ
る照射熱によって羊毛系繊維構造物1が劣化するという
ことも少なく、得られた羊毛系繊維構造物1における湿
潤性が向上すると共に、この羊毛系繊維構造物1におけ
るコシ,ヌメリ,フクラミ,ソフト性等の風合いの低下
も抑制されるようになる。
【0018】また、この実施形態のものにおいては、上
記のように羊毛系繊維構造物1をコロナ放電装置2と誘
電体ロール3との間に導いてコロナ放電処理するにあた
り、コロナ放電処理する羊毛系繊維構造物1の厚みを厚
み検査用のセンサー4により測定し、このセンサー4に
よって測定された結果を制御装置5に与え、この制御装
置5により上記のコロナ放電装置2を羊毛系繊維構造物
1に対して近接或いは離間させるシリンダー等の移動手
段6を作動させ、上記のコロナ放電装置2を移動させ
て、このコロナ放電装置2とコロナ放電処理する羊毛系
繊維構造物1との間隔を一定に保つようにしている。
記のように羊毛系繊維構造物1をコロナ放電装置2と誘
電体ロール3との間に導いてコロナ放電処理するにあた
り、コロナ放電処理する羊毛系繊維構造物1の厚みを厚
み検査用のセンサー4により測定し、このセンサー4に
よって測定された結果を制御装置5に与え、この制御装
置5により上記のコロナ放電装置2を羊毛系繊維構造物
1に対して近接或いは離間させるシリンダー等の移動手
段6を作動させ、上記のコロナ放電装置2を移動させ
て、このコロナ放電装置2とコロナ放電処理する羊毛系
繊維構造物1との間隔を一定に保つようにしている。
【0019】このようにすると、厚みが異なる数種類の
羊毛系繊維構造物1をコロナ放電処理する場合において
も、各羊毛系繊維構造物1とコロナ放電装置2との間隔
を一定にして、各羊毛系繊維構造物1に対して安定した
コロナ放電処理が行なえるようになり、様々な厚みの羊
毛系繊維構造物1に対して安定した改質が行なえるよう
になる。
羊毛系繊維構造物1をコロナ放電処理する場合において
も、各羊毛系繊維構造物1とコロナ放電装置2との間隔
を一定にして、各羊毛系繊維構造物1に対して安定した
コロナ放電処理が行なえるようになり、様々な厚みの羊
毛系繊維構造物1に対して安定した改質が行なえるよう
になる。
【0020】次に、この実施形態による羊毛系繊維構造
物の改質方法が優れていることを明らかにするため、上
記のように羊毛系繊維構造物1をコロナ放電処理するに
あたって、このコロナ放電処理を間欠的に行なって、コ
ロナ放電処理間において羊毛系繊維構造物1を冷却させ
るようにした場合と、上記のようなコロナ放電処理を連
続して行なった場合とにおける羊毛系繊維構造物1の改
質状態を比較するようにした。
物の改質方法が優れていることを明らかにするため、上
記のように羊毛系繊維構造物1をコロナ放電処理するに
あたって、このコロナ放電処理を間欠的に行なって、コ
ロナ放電処理間において羊毛系繊維構造物1を冷却させ
るようにした場合と、上記のようなコロナ放電処理を連
続して行なった場合とにおける羊毛系繊維構造物1の改
質状態を比較するようにした。
【0021】ここで、改質を行なう羊毛系繊維構造物1
としては、下記の6種類の羊毛系繊維構造物A〜Fを用
いるようにした。
としては、下記の6種類の羊毛系繊維構造物A〜Fを用
いるようにした。
【0022】ここで、羊毛系繊維構造物Aとしては60
番双糸を用いたサキソニーを、羊毛系繊維構造物Bとし
ては60番双糸を用いたトロピカルを、羊毛系繊維構造
物Cとしては40番双糸を用いたサキソニーを、羊毛系
繊維構造物Dとしては40番単糸を用いたシャツ地を、
羊毛系繊維構造物Eとしては72番双糸を用いたギャバ
を、羊毛系繊維構造物Fとしては60番双糸を用いたギ
ャバを、羊毛繊維構造物Gとしては60番双糸を用いた
アルゴレーヌを使用した。
番双糸を用いたサキソニーを、羊毛系繊維構造物Bとし
ては60番双糸を用いたトロピカルを、羊毛系繊維構造
物Cとしては40番双糸を用いたサキソニーを、羊毛系
繊維構造物Dとしては40番単糸を用いたシャツ地を、
羊毛系繊維構造物Eとしては72番双糸を用いたギャバ
を、羊毛系繊維構造物Fとしては60番双糸を用いたギ
ャバを、羊毛繊維構造物Gとしては60番双糸を用いた
アルゴレーヌを使用した。
【0023】そして、実施例1,2及び比較例1,2に
おいては、先ず上記の羊毛系繊維構造物A〜Eをコロナ
放電処理するにあたり、これらの羊毛系繊維構造物A〜
Eを3m/分の速度で移動させると共に、上記のコロナ
放電装置2により出力2KW,周波数35KHzの条件
でコロナ放電処理を行なうようにした。
おいては、先ず上記の羊毛系繊維構造物A〜Eをコロナ
放電処理するにあたり、これらの羊毛系繊維構造物A〜
Eを3m/分の速度で移動させると共に、上記のコロナ
放電装置2により出力2KW,周波数35KHzの条件
でコロナ放電処理を行なうようにした。
【0024】ここで、実施例1,2のものにおいては、
上記の羊毛系繊維構造物A〜Eをそれぞれ間欠的にコロ
ナ放電処理するようにし、各コロナ放電処理間において
羊毛系繊維構造物A〜Eをそれぞれ室温まで冷却させる
ようにし、実施例1においては、上記のようにして羊毛
系繊維構造物A〜Eの表面1aをそれぞれ5回コロナ放
電処理した後、その裏面1bを5回コロナ放電処理する
ようにし、また実施例2においては、上記実施例1のよ
うにして羊毛系繊維構造物A〜Eの表面1a及び裏面1
bをそれぞれ5回間欠的にコロナ放電処理する操作を2
度行ない、羊毛系繊維構造物A〜Eの表面1a及び裏面
1bをそれぞれ10回コロナ放電処理するようにした。
上記の羊毛系繊維構造物A〜Eをそれぞれ間欠的にコロ
ナ放電処理するようにし、各コロナ放電処理間において
羊毛系繊維構造物A〜Eをそれぞれ室温まで冷却させる
ようにし、実施例1においては、上記のようにして羊毛
系繊維構造物A〜Eの表面1aをそれぞれ5回コロナ放
電処理した後、その裏面1bを5回コロナ放電処理する
ようにし、また実施例2においては、上記実施例1のよ
うにして羊毛系繊維構造物A〜Eの表面1a及び裏面1
bをそれぞれ5回間欠的にコロナ放電処理する操作を2
度行ない、羊毛系繊維構造物A〜Eの表面1a及び裏面
1bをそれぞれ10回コロナ放電処理するようにした。
【0025】一方、比較例1,2のものにおいては、上
記の羊毛系繊維構造物A〜Eをコロナ放電処理するにあ
たり、このコロナ放電処理を連続して行なうようにし、
比較例1においては、各羊毛系繊維構造物A〜Eの表面
1aを5回連続してコロナ放電処理した後、その裏面1
bを5回連続してコロナ放電処理するようにし、また比
較例2においては、上記のように羊毛系繊維構造物A〜
Eの表面1a及び裏面1bをそれぞれ5回連続してコロ
ナ放電処理する操作を2度行ない、羊毛系繊維構造物A
〜Eの表面1a及び裏面1bをそれぞれ10回コロナ放
電処理するようにした。
記の羊毛系繊維構造物A〜Eをコロナ放電処理するにあ
たり、このコロナ放電処理を連続して行なうようにし、
比較例1においては、各羊毛系繊維構造物A〜Eの表面
1aを5回連続してコロナ放電処理した後、その裏面1
bを5回連続してコロナ放電処理するようにし、また比
較例2においては、上記のように羊毛系繊維構造物A〜
Eの表面1a及び裏面1bをそれぞれ5回連続してコロ
ナ放電処理する操作を2度行ない、羊毛系繊維構造物A
〜Eの表面1a及び裏面1bをそれぞれ10回コロナ放
電処理するようにした。
【0026】そして、上記の実施例1,2及び比較例
1,2に示すようにしてコロナ放電処理された上記の各
羊毛系繊維構造物A〜Eにおける湿潤性を調べるため、
コロナ放電処理された各羊毛系繊維構造物A〜Eに対し
てそれぞれ蒸留水を0.6ml滴下し、この蒸留水が完
全に浸透するまでの時間(秒)を測定し、その結果を下
記の表1に示した。
1,2に示すようにしてコロナ放電処理された上記の各
羊毛系繊維構造物A〜Eにおける湿潤性を調べるため、
コロナ放電処理された各羊毛系繊維構造物A〜Eに対し
てそれぞれ蒸留水を0.6ml滴下し、この蒸留水が完
全に浸透するまでの時間(秒)を測定し、その結果を下
記の表1に示した。
【0027】
【表1】
【0028】この結果、上記の羊毛系繊維構造物A,
C,Dは、上記実施例1,2及び比較例1,2の何れの
改質方法においても湿潤性が良くなっていたが、羊毛系
繊維構造物B,Eにおいては、上記実施例1,2の改質
方法によって改質したものの方が比較例1,2の改質方
法によって改質したものに比べて湿潤性が著しく向上し
ていた。
C,Dは、上記実施例1,2及び比較例1,2の何れの
改質方法においても湿潤性が良くなっていたが、羊毛系
繊維構造物B,Eにおいては、上記実施例1,2の改質
方法によって改質したものの方が比較例1,2の改質方
法によって改質したものに比べて湿潤性が著しく向上し
ていた。
【0029】次に、前記の羊毛系繊維構造物Fをレベリ
ング染めした羊毛系繊維構造物F1と、晒し染めした羊
毛系繊維構造物F2 とについて、上記実施例1及び比較
例1に示す改質方法により、これらの羊毛系繊維構造物
F1 ,F2 を改質させ、このように改質された各羊毛系
繊維構造物F1 ,F2 についてそれぞれKES(KAWABA
TA EBALUATION SYSTEM)方式により、そのコシ,ヌメ
リ,フクラミの風合いを調べ、その結果を下記の表2に
示した。
ング染めした羊毛系繊維構造物F1と、晒し染めした羊
毛系繊維構造物F2 とについて、上記実施例1及び比較
例1に示す改質方法により、これらの羊毛系繊維構造物
F1 ,F2 を改質させ、このように改質された各羊毛系
繊維構造物F1 ,F2 についてそれぞれKES(KAWABA
TA EBALUATION SYSTEM)方式により、そのコシ,ヌメ
リ,フクラミの風合いを調べ、その結果を下記の表2に
示した。
【0030】
【表2】
【0031】この結果、上記の実施例1に示すようにコ
ロナ放電処理を間欠的に行ない、コロナ放電処理間にお
いて各羊毛系繊維構造物F1 ,F2 を冷却させるように
して改質させた場合、上記の比較例1に示すように羊毛
系繊維構造物F1 ,F2 に対してコロナ放電処理を連続
して行なって改質させた場合に比べ、改質された羊毛系
繊維構造物F1 ,F2 のコシを示す値が低くなってお
り、比較例1の方法によって改質された羊毛系繊維構造
物F1 ,F2 より実施例1の方法によって改質された羊
毛系繊維構造物F1 ,F2 の方が柔らかくなっており、
またヌメリやフクラミを示す値は、実施例1の方法によ
って改質された羊毛系繊維構造物F1 ,F2 の方が比較
例1の方法によって改質された羊毛系繊維構造物F1 ,
F2 により高くなっていて、ヌメリやフクラミも良好で
あり、全体的に実施例1の方法によって改質された羊毛
系繊維構造物F1 ,F2 の方が、比較例1の方法によっ
て改質された羊毛系繊維構造物F1 ,F2 に比べて風合
いが向上していた。
ロナ放電処理を間欠的に行ない、コロナ放電処理間にお
いて各羊毛系繊維構造物F1 ,F2 を冷却させるように
して改質させた場合、上記の比較例1に示すように羊毛
系繊維構造物F1 ,F2 に対してコロナ放電処理を連続
して行なって改質させた場合に比べ、改質された羊毛系
繊維構造物F1 ,F2 のコシを示す値が低くなってお
り、比較例1の方法によって改質された羊毛系繊維構造
物F1 ,F2 より実施例1の方法によって改質された羊
毛系繊維構造物F1 ,F2 の方が柔らかくなっており、
またヌメリやフクラミを示す値は、実施例1の方法によ
って改質された羊毛系繊維構造物F1 ,F2 の方が比較
例1の方法によって改質された羊毛系繊維構造物F1 ,
F2 により高くなっていて、ヌメリやフクラミも良好で
あり、全体的に実施例1の方法によって改質された羊毛
系繊維構造物F1 ,F2 の方が、比較例1の方法によっ
て改質された羊毛系繊維構造物F1 ,F2 に比べて風合
いが向上していた。
【0032】(実施形態2)この実施形態における羊毛
系繊維構造物の改質方法においては、図2に示すよう
に、羊毛系繊維構造物1を移動させながらコロナ放電装
置2と誘電体7との間に導いてコロナ放電処理するにあ
たり、この羊毛系繊維構造物1がコロナ放電装置2と対
向する部分において、この羊毛系繊維構造物1と誘電体
7との間に空間層7aを設けるようにしてコロナ放電処
理を行なうようにしている。
系繊維構造物の改質方法においては、図2に示すよう
に、羊毛系繊維構造物1を移動させながらコロナ放電装
置2と誘電体7との間に導いてコロナ放電処理するにあ
たり、この羊毛系繊維構造物1がコロナ放電装置2と対
向する部分において、この羊毛系繊維構造物1と誘電体
7との間に空間層7aを設けるようにしてコロナ放電処
理を行なうようにしている。
【0033】また、この実施形態のものにおいても、上
記実施形態1の場合と同様に、羊毛系繊維構造物1の厚
みを前記のセンサー4により測定して、これを制御装置
5に伝え、この制御装置5により移動手段6を作動さ
せ、上記のコロナ放電装置2を移動させて、このコロナ
放電装置2とコロナ放電処理する羊毛系繊維構造物1と
の間隔を一定に保つようにしている。
記実施形態1の場合と同様に、羊毛系繊維構造物1の厚
みを前記のセンサー4により測定して、これを制御装置
5に伝え、この制御装置5により移動手段6を作動さ
せ、上記のコロナ放電装置2を移動させて、このコロナ
放電装置2とコロナ放電処理する羊毛系繊維構造物1と
の間隔を一定に保つようにしている。
【0034】そして、この実施形態のように、コロナ放
電装置2と対向する部分において、羊毛系繊維構造物1
と誘電体7との間に空間層7aを設けてコロナ放電処理
を行なうと、図1に示したように、コロナ放電処理する
羊毛系繊維構造物1を誘電体ロール3に接触させた状態
でコロナ放電処理する場合に比べて、コロナ放電の照射
がこの羊毛系繊維構造物1の内部まで入り易くなり、こ
れにより羊毛系繊維構造物1がその内部まで十分に改質
され、羊毛系繊維構造物1における湿潤性が向上する。
なお、この実施形態の場合においても、上記の実施形態
1に示すように、羊毛系繊維構造物1に対してコロナ放
電処理を間欠的に行ない、コロナ放電処理を行なう度
に、この羊毛系繊維構造物1を常温程度まで冷却させる
ようにすると、羊毛系繊維構造物1がさらに改質される
ようになり、羊毛系繊維構造物1における湿潤性がさら
に向上する。
電装置2と対向する部分において、羊毛系繊維構造物1
と誘電体7との間に空間層7aを設けてコロナ放電処理
を行なうと、図1に示したように、コロナ放電処理する
羊毛系繊維構造物1を誘電体ロール3に接触させた状態
でコロナ放電処理する場合に比べて、コロナ放電の照射
がこの羊毛系繊維構造物1の内部まで入り易くなり、こ
れにより羊毛系繊維構造物1がその内部まで十分に改質
され、羊毛系繊維構造物1における湿潤性が向上する。
なお、この実施形態の場合においても、上記の実施形態
1に示すように、羊毛系繊維構造物1に対してコロナ放
電処理を間欠的に行ない、コロナ放電処理を行なう度
に、この羊毛系繊維構造物1を常温程度まで冷却させる
ようにすると、羊毛系繊維構造物1がさらに改質される
ようになり、羊毛系繊維構造物1における湿潤性がさら
に向上する。
【0035】次に、この実施形態に示すように、コロナ
放電装置2と対向する部分において、羊毛系繊維構造物
1と誘電体7との間に空間層7aを形成して羊毛系繊維
構造物1をコロナ放電処理して改質させた場合と、上記
の図1に示すように、羊毛系繊維構造物1を誘電体ロー
ル3に接触させた状態でコロナ放電処理して羊毛系繊維
構造物1を改質させた場合とにおける改質の効果を比較
する実験を行なった。
放電装置2と対向する部分において、羊毛系繊維構造物
1と誘電体7との間に空間層7aを形成して羊毛系繊維
構造物1をコロナ放電処理して改質させた場合と、上記
の図1に示すように、羊毛系繊維構造物1を誘電体ロー
ル3に接触させた状態でコロナ放電処理して羊毛系繊維
構造物1を改質させた場合とにおける改質の効果を比較
する実験を行なった。
【0036】ここで、改質を行なう羊毛系繊維構造物1
としては、前記の羊毛系繊維構造物A,C〜Eを用い、
これらの羊毛系繊維構造物A,C〜Eをコロナ放電処理
するにあたり、これらの羊毛系繊維構造物A,C〜Eを
4.8m/分の速度で移動させると共に、上記のコロナ
放電装置2により出力0.47KW,周波数35KHz
の条件でコロナ放電処理を行なうようにし、また前記の
実施例1,2の場合と同様にコロナ放電処理を間欠的に
行ない、コロナ放電処理間において各羊毛系繊維構造物
A,C〜Eをそれぞれ室温まで冷却させるようにした。
としては、前記の羊毛系繊維構造物A,C〜Eを用い、
これらの羊毛系繊維構造物A,C〜Eをコロナ放電処理
するにあたり、これらの羊毛系繊維構造物A,C〜Eを
4.8m/分の速度で移動させると共に、上記のコロナ
放電装置2により出力0.47KW,周波数35KHz
の条件でコロナ放電処理を行なうようにし、また前記の
実施例1,2の場合と同様にコロナ放電処理を間欠的に
行ない、コロナ放電処理間において各羊毛系繊維構造物
A,C〜Eをそれぞれ室温まで冷却させるようにした。
【0037】ここで、実施例3,5,7,9,11,1
3においては、前記の実施例1,2の場合と同様に、各
羊毛系繊維構造物A,C〜Eをそれぞれ誘電体ロール3
に接触させた状態でコロナ放電処理する一方、実施例
4,6,8,10,12,14においては、上記のよう
にコロナ放電装置2と対向する部分において、コロナ放
電処理する羊毛系繊維構造物A,C〜Eと誘電体7との
間に5mmの空間層7aを形成してコロナ放電処理する
ようにした。
3においては、前記の実施例1,2の場合と同様に、各
羊毛系繊維構造物A,C〜Eをそれぞれ誘電体ロール3
に接触させた状態でコロナ放電処理する一方、実施例
4,6,8,10,12,14においては、上記のよう
にコロナ放電装置2と対向する部分において、コロナ放
電処理する羊毛系繊維構造物A,C〜Eと誘電体7との
間に5mmの空間層7aを形成してコロナ放電処理する
ようにした。
【0038】そして、上記のようにして各羊毛系繊維構
造物A,C〜Eをコロナ放電処理するにあたっては、下
記の表3に示すように、実施例3,4ではその表面1a
及び裏面1bをそれぞれ間欠的に3回コロナ放電処理す
るようにし、また実施例5,6ではその表面1aだけを
間欠的に5回コロナ放電処理するようにし、また実施例
7,8ではその表面1a及び裏面1bを間欠的にそれぞ
れ5回コロナ放電処理するようにし、また実施例9,1
0ではその表面1aだけを間欠的に10回コロナ放電処
理するようにし、また実施例11,12ではその表面1
a及び裏面1bをそれぞれ間欠的に10回コロナ放電処
理するようにし、また実施例13,14ではその表面1
aだけを間欠的に15回コロナ放電処理するようにし、
それぞれコロナ放電処理されて改質された各羊毛系繊維
構造物A,C〜Eの表面1a及び裏面1bにおける湿潤
性を前記の場合と同様にして調べ、その結果を表3に合
わせて示した。
造物A,C〜Eをコロナ放電処理するにあたっては、下
記の表3に示すように、実施例3,4ではその表面1a
及び裏面1bをそれぞれ間欠的に3回コロナ放電処理す
るようにし、また実施例5,6ではその表面1aだけを
間欠的に5回コロナ放電処理するようにし、また実施例
7,8ではその表面1a及び裏面1bを間欠的にそれぞ
れ5回コロナ放電処理するようにし、また実施例9,1
0ではその表面1aだけを間欠的に10回コロナ放電処
理するようにし、また実施例11,12ではその表面1
a及び裏面1bをそれぞれ間欠的に10回コロナ放電処
理するようにし、また実施例13,14ではその表面1
aだけを間欠的に15回コロナ放電処理するようにし、
それぞれコロナ放電処理されて改質された各羊毛系繊維
構造物A,C〜Eの表面1a及び裏面1bにおける湿潤
性を前記の場合と同様にして調べ、その結果を表3に合
わせて示した。
【0039】
【表3】
【0040】この結果から明らかなように、前記のよう
にコロナ放電処理間において羊毛系繊維構造物A,C〜
Eを空冷させてコロナ放電処理を間欠的に行ない、各羊
毛系繊維構造物A,C〜Eを改質させる場合において、
実施例4,6,8,10,12,14に示すように、羊
毛系繊維構造物A,C〜Eが空間層7aを介した状態で
コロナ放電処理を行なうようにすると、羊毛系繊維構造
物A,C〜Eの改質がより効果的に行なわれ、羊毛系繊
維構造物A,C〜Eにおける湿潤性が更に向上してい
た。
にコロナ放電処理間において羊毛系繊維構造物A,C〜
Eを空冷させてコロナ放電処理を間欠的に行ない、各羊
毛系繊維構造物A,C〜Eを改質させる場合において、
実施例4,6,8,10,12,14に示すように、羊
毛系繊維構造物A,C〜Eが空間層7aを介した状態で
コロナ放電処理を行なうようにすると、羊毛系繊維構造
物A,C〜Eの改質がより効果的に行なわれ、羊毛系繊
維構造物A,C〜Eにおける湿潤性が更に向上してい
た。
【0041】(実施形態3)この実施形態における羊毛
系繊維構造物の改質方法においては、図3に示すよう
に、羊毛系繊維構造物1をコロナ放電装置2と誘電体ロ
ール3との間でコロナ放電処理するにあたり、この羊毛
系繊維構造物1を水槽8中に浸漬させて水8aを含浸さ
せ、このように水8aが含浸された羊毛系繊維構造物1
をマングル9により脱水させて公定水分率より高い所定
の含水率にし、この状態でこの羊毛系繊維構造物1を誘
電体ロール3とコロナ放電装置2との間に導いてコロナ
放電処理を行なうようにしている。
系繊維構造物の改質方法においては、図3に示すよう
に、羊毛系繊維構造物1をコロナ放電装置2と誘電体ロ
ール3との間でコロナ放電処理するにあたり、この羊毛
系繊維構造物1を水槽8中に浸漬させて水8aを含浸さ
せ、このように水8aが含浸された羊毛系繊維構造物1
をマングル9により脱水させて公定水分率より高い所定
の含水率にし、この状態でこの羊毛系繊維構造物1を誘
電体ロール3とコロナ放電装置2との間に導いてコロナ
放電処理を行なうようにしている。
【0042】ここで、このように公定水分率より高い含
水率の状態で羊毛系繊維構造物1をコロナ放電処理する
と、コロナ放電による熱の一部が水分の蒸発に使われて
コロナ放電の熱による羊毛系繊維構造物1の劣化が抑制
されると共に、この羊毛系繊維構造物1の繊維が含水し
て膨潤した状態でコロナ放電処理され、羊毛系繊維構造
物1の改質が効果的に行なわれるようになり、改質され
た羊毛系繊維構造物1におけるヌメリ,フクラミ,ソフ
ト性が改善されると共に、その湿潤性も向上する。
水率の状態で羊毛系繊維構造物1をコロナ放電処理する
と、コロナ放電による熱の一部が水分の蒸発に使われて
コロナ放電の熱による羊毛系繊維構造物1の劣化が抑制
されると共に、この羊毛系繊維構造物1の繊維が含水し
て膨潤した状態でコロナ放電処理され、羊毛系繊維構造
物1の改質が効果的に行なわれるようになり、改質され
た羊毛系繊維構造物1におけるヌメリ,フクラミ,ソフ
ト性が改善されると共に、その湿潤性も向上する。
【0043】なお、この実施形態のように公定水分率よ
り高い含水率の状態で羊毛系繊維構造物1をコロナ放電
処理するにあたっても、上記の実施形態1の場合と同様
に、コロナ放電処理を間欠的に行ない、コロナ放電処理
間において羊毛系繊維構造物1を冷却させるようにする
ことも可能であり、またこのようにコロナ放電処理間に
おいて羊毛系繊維構造物1を冷却させるにあたっては、
上記のように羊毛系繊維構造物1を水槽8中に浸漬させ
て冷却させた後、マングル9により脱水させて所定の含
水率にした状態でコロナ放電処理を行なうようにした
り、更に上記実施形態2の場合と同様に、コロナ放電処
理を行なうにあたり、コロナ放電装置2と対向する位置
において、この羊毛系繊維構造物1と誘電体7との間に
空間層7aを設けた状態でコロナ放電処理させることも
可能である。
り高い含水率の状態で羊毛系繊維構造物1をコロナ放電
処理するにあたっても、上記の実施形態1の場合と同様
に、コロナ放電処理を間欠的に行ない、コロナ放電処理
間において羊毛系繊維構造物1を冷却させるようにする
ことも可能であり、またこのようにコロナ放電処理間に
おいて羊毛系繊維構造物1を冷却させるにあたっては、
上記のように羊毛系繊維構造物1を水槽8中に浸漬させ
て冷却させた後、マングル9により脱水させて所定の含
水率にした状態でコロナ放電処理を行なうようにした
り、更に上記実施形態2の場合と同様に、コロナ放電処
理を行なうにあたり、コロナ放電装置2と対向する位置
において、この羊毛系繊維構造物1と誘電体7との間に
空間層7aを設けた状態でコロナ放電処理させることも
可能である。
【0044】次に、この実施形態のようにコロナ放電処
理する羊毛系繊維構造物1を水槽8中に浸漬させた後、
マングルにより脱水させて含水率が公定水分率より高く
なった状態で羊毛系繊維構造物1をコロナ放電処理して
改質させた場合と、含水させずに羊毛系繊維構造物1を
公定水分率の状態でコロナ放電処理して改質させた場合
とにおける改質の効果を比較する実験を行なった。
理する羊毛系繊維構造物1を水槽8中に浸漬させた後、
マングルにより脱水させて含水率が公定水分率より高く
なった状態で羊毛系繊維構造物1をコロナ放電処理して
改質させた場合と、含水させずに羊毛系繊維構造物1を
公定水分率の状態でコロナ放電処理して改質させた場合
とにおける改質の効果を比較する実験を行なった。
【0045】ここで、コロナ放電処理する羊毛系繊維構
造物1としては、上記の羊毛系繊維構造物A〜Dを用
い、これらの羊毛系繊維構造物A〜Dをコロナ放電処理
するにあたっては、これらの羊毛系繊維構造物A〜Dを
3.0m/分の速度で移動させると共に、上記のコロナ
放電装置2により出力3.10KW,周波数40KHz
の条件でコロナ放電処理を行なうようにした。
造物1としては、上記の羊毛系繊維構造物A〜Dを用
い、これらの羊毛系繊維構造物A〜Dをコロナ放電処理
するにあたっては、これらの羊毛系繊維構造物A〜Dを
3.0m/分の速度で移動させると共に、上記のコロナ
放電装置2により出力3.10KW,周波数40KHz
の条件でコロナ放電処理を行なうようにした。
【0046】そして、実施例15においては、これらの
羊毛系繊維構造物A〜Dを上記のように水槽8中に浸漬
させた後、マングル9により脱水させてその含水率を約
65%に調整して使用する一方、実施例16において
は、これらの羊毛系繊維構造物A〜Dを含水させずに含
水率が約15%の公定水分率の状態のままで使用し、各
羊毛系繊維構造物A〜Dに対して、前記の実施例1,2
の場合と同様に、コロナ放電処理を間欠的に行ない、コ
ロナ放電処理間において各羊毛系繊維構造物A〜Dをそ
れぞれ室温まで冷却させるようにして、上記のコロナ放
電条件でそれぞれその表面1a及び裏面1bを3回コロ
ナ放電処理して改質させた。なお、この実施例15にお
いて、これらの羊毛系繊維構造物A〜Dを上記のように
コロナ放電処理して改質させた後における含水率は約4
0%になっていた。
羊毛系繊維構造物A〜Dを上記のように水槽8中に浸漬
させた後、マングル9により脱水させてその含水率を約
65%に調整して使用する一方、実施例16において
は、これらの羊毛系繊維構造物A〜Dを含水させずに含
水率が約15%の公定水分率の状態のままで使用し、各
羊毛系繊維構造物A〜Dに対して、前記の実施例1,2
の場合と同様に、コロナ放電処理を間欠的に行ない、コ
ロナ放電処理間において各羊毛系繊維構造物A〜Dをそ
れぞれ室温まで冷却させるようにして、上記のコロナ放
電条件でそれぞれその表面1a及び裏面1bを3回コロ
ナ放電処理して改質させた。なお、この実施例15にお
いて、これらの羊毛系繊維構造物A〜Dを上記のように
コロナ放電処理して改質させた後における含水率は約4
0%になっていた。
【0047】ここで、上記のようにコロナ放電処理して
改質させた羊毛系繊維構造物G,C,Dについて、その
表面1a及び裏面1bにおける湿潤性を前記の場合と同
様にして調べ、その結果を表4に示した。
改質させた羊毛系繊維構造物G,C,Dについて、その
表面1a及び裏面1bにおける湿潤性を前記の場合と同
様にして調べ、その結果を表4に示した。
【0048】
【表4】
【0049】この結果、実施例15のように羊毛系繊維
構造物G,C,Dを公定水分率より高い65%の含水率
にして間欠的にコロナ放電処理を行なうと、各羊毛系繊
維構造物G,C,Dの改質が十分に行なわれるようにな
り、羊毛系繊維構造物G,C,Dを公定水分率の状態で
間欠的にコロナ放電処理して改質させた実施例16の場
合よりも、いずれも湿潤性が向上していた。
構造物G,C,Dを公定水分率より高い65%の含水率
にして間欠的にコロナ放電処理を行なうと、各羊毛系繊
維構造物G,C,Dの改質が十分に行なわれるようにな
り、羊毛系繊維構造物G,C,Dを公定水分率の状態で
間欠的にコロナ放電処理して改質させた実施例16の場
合よりも、いずれも湿潤性が向上していた。
【0050】また、実施例15に示すように公定水分率
より高い65%の含水率の状態で間欠的にコロナ放電処
理して改質させた羊毛系繊維構造物G,B,Cと、実施
例16に示すように公定水分率の状態で間欠的にコロナ
放電処理して改質させた羊毛系繊維構造物G,B,Cと
について、それぞれKES方式によりコシ,ヌメリ,フ
クラミ,ソフト性を測定し、その結果を下記の表5に示
した。
より高い65%の含水率の状態で間欠的にコロナ放電処
理して改質させた羊毛系繊維構造物G,B,Cと、実施
例16に示すように公定水分率の状態で間欠的にコロナ
放電処理して改質させた羊毛系繊維構造物G,B,Cと
について、それぞれKES方式によりコシ,ヌメリ,フ
クラミ,ソフト性を測定し、その結果を下記の表5に示
した。
【0051】
【表5】
【0052】この結果、実施例15のように公定水分率
より高い65%の含水率の状態で間欠的にコロナ放電処
理を行なった羊毛系繊維構造物G,B,Cと、実施例1
6のように公定水分率の状態で間欠的にコロナ放電処理
を行なった羊毛系繊維構造物G,B,Cとを比較する
と、各羊毛系繊維構造物G,B,Cにおけるコシについ
ては殆ど差がなかったが、ヌメリ,フクラミ及びソフト
性については、含水率が65%の湿潤状態でコロナ放電
処理した実施例15の方が公定水分率の乾いた状態でコ
ロナ放電処理した実施例16に比べて、これらの値が一
般に高くなっており、ヌメリ,フクラミ及びソフト性の
風合いが何れも優れていた。
より高い65%の含水率の状態で間欠的にコロナ放電処
理を行なった羊毛系繊維構造物G,B,Cと、実施例1
6のように公定水分率の状態で間欠的にコロナ放電処理
を行なった羊毛系繊維構造物G,B,Cとを比較する
と、各羊毛系繊維構造物G,B,Cにおけるコシについ
ては殆ど差がなかったが、ヌメリ,フクラミ及びソフト
性については、含水率が65%の湿潤状態でコロナ放電
処理した実施例15の方が公定水分率の乾いた状態でコ
ロナ放電処理した実施例16に比べて、これらの値が一
般に高くなっており、ヌメリ,フクラミ及びソフト性の
風合いが何れも優れていた。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
第1の羊毛系繊維構造物の改質方法においては、羊毛系
繊維構造物に対するコロナ放電処理を間欠的に行ない、
この羊毛系繊維構造物をコロナ放電処理間において冷却
させるようにしたため、羊毛系繊維構造物の改質が十分
に行なわれると共に、コロナ放電時における羊毛系繊維
構造物の劣化も抑制され、得られた羊毛系繊維構造物の
コシ,ヌメリ,フクラミ,ソフト性等の風合いが低下す
ることなく、その湿潤性が著しく向上した。
第1の羊毛系繊維構造物の改質方法においては、羊毛系
繊維構造物に対するコロナ放電処理を間欠的に行ない、
この羊毛系繊維構造物をコロナ放電処理間において冷却
させるようにしたため、羊毛系繊維構造物の改質が十分
に行なわれると共に、コロナ放電時における羊毛系繊維
構造物の劣化も抑制され、得られた羊毛系繊維構造物の
コシ,ヌメリ,フクラミ,ソフト性等の風合いが低下す
ることなく、その湿潤性が著しく向上した。
【0054】また、この発明における第2の羊毛系繊維
構造物の改質方法においては、羊毛系繊維構造物をコロ
ナ放電処理するにあたり、羊毛系繊維構造物を誘電体と
の間に空間層を設けた状態でコロナ放電処理するように
したため、このコロナ放電処理により羊毛系繊維構造物
がその内部まで十分に改質され、得られた羊毛系繊維構
造物における湿潤性が著しく向上した。
構造物の改質方法においては、羊毛系繊維構造物をコロ
ナ放電処理するにあたり、羊毛系繊維構造物を誘電体と
の間に空間層を設けた状態でコロナ放電処理するように
したため、このコロナ放電処理により羊毛系繊維構造物
がその内部まで十分に改質され、得られた羊毛系繊維構
造物における湿潤性が著しく向上した。
【0055】また、この発明における第3の羊毛系繊維
構造物の改質方法においては、羊毛系繊維構造物をその
公定水分率より高い含水率にした状態でコロナ放電処理
するようにしたため、コロナ放電時の照射熱による羊毛
系繊維構造物の劣化が抑制されると共に、この羊毛系繊
維構造物に対するコロナ放電処理の効果が向上して、こ
の羊毛系繊維構造物が十分に改質され、得られた羊毛系
繊維構造物のコシ,ヌメリ,フクラミ,ソフト性等の風
合いが低下することなく、その湿潤性が著しく向上し
た。
構造物の改質方法においては、羊毛系繊維構造物をその
公定水分率より高い含水率にした状態でコロナ放電処理
するようにしたため、コロナ放電時の照射熱による羊毛
系繊維構造物の劣化が抑制されると共に、この羊毛系繊
維構造物に対するコロナ放電処理の効果が向上して、こ
の羊毛系繊維構造物が十分に改質され、得られた羊毛系
繊維構造物のコシ,ヌメリ,フクラミ,ソフト性等の風
合いが低下することなく、その湿潤性が著しく向上し
た。
【0056】そして、この発明における各羊毛系繊維構
造物の改質方法のように、羊毛系繊維構造物における湿
潤性がさらに向上することにより、薬品等の浸透の付着
割合が多くなり、従来と同条件で処理しても、羊毛系繊
維構造物における撥水性,制電性,防汚性等の機能面で
の性能がより向上した。
造物の改質方法のように、羊毛系繊維構造物における湿
潤性がさらに向上することにより、薬品等の浸透の付着
割合が多くなり、従来と同条件で処理しても、羊毛系繊
維構造物における撥水性,制電性,防汚性等の機能面で
の性能がより向上した。
【図1】この発明の実施形態1に係る羊毛系繊維構造物
の改質方法において、羊毛系繊維構造物をコロナ放電処
理して改質させる状態を示した概略説明図である。
の改質方法において、羊毛系繊維構造物をコロナ放電処
理して改質させる状態を示した概略説明図である。
【図2】この発明の実施形態2に係る羊毛系繊維構造物
の改質方法において、羊毛系繊維構造物をコロナ放電処
理して改質させる状態を示した概略説明図である。
の改質方法において、羊毛系繊維構造物をコロナ放電処
理して改質させる状態を示した概略説明図である。
【図3】この発明の実施形態3に係る羊毛系繊維構造物
の改質方法において、羊毛系繊維構造物をコロナ放電処
理して改質させる状態を示した概略説明図である。
の改質方法において、羊毛系繊維構造物をコロナ放電処
理して改質させる状態を示した概略説明図である。
1 羊毛系繊維構造物 2 コロナ放電装置 3 誘電体ロール 4 センサー 5 制御装置 6 移動手段 7 誘電体 7a 空間層 8 水槽 8a 水 9 マングル
Claims (4)
- 【請求項1】 羊毛を含む羊毛系繊維構造物をコロナ放
電処理して改質させる羊毛系繊維構造物の改質方法にお
いて、上記の羊毛系繊維構造物に対するコロナ放電処理
を間欠的に行ない、この羊毛系繊維構造物をコロナ放電
処理間において冷却させるようにしたことを特徴とする
羊毛系繊維構造物の改質方法。 - 【請求項2】 羊毛を含む羊毛系繊維構造物をコロナ放
電装置と誘電体との間でコロナ放電処理して改質させる
羊毛系繊維構造物の改質方法において、上記の羊毛系繊
維構造物と誘電体との間に空間層を設けた状態でコロナ
放電処理することを特徴とする羊毛系繊維構造物の改質
方法。 - 【請求項3】 羊毛を含む羊毛系繊維構造物をコロナ放
電処理して改質させる羊毛系繊維構造物の改質方法にお
いて、上記の羊毛系繊維構造物をその公定水分率より高
い含水率にした状態でコロナ放電処理することを特徴と
する羊毛系繊維構造物の改質方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項に記載した羊
毛系繊維構造物の改質方法において、上記の羊毛系繊維
構造物の厚みを測定してコロナ放電処理する条件を調整
することを特徴とする羊毛系繊維構造物の改質方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34667395A JPH09158036A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 羊毛系繊維構造物の改質方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34667395A JPH09158036A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 羊毛系繊維構造物の改質方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09158036A true JPH09158036A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18385046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34667395A Pending JPH09158036A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 羊毛系繊維構造物の改質方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09158036A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006525627A (ja) * | 2003-05-05 | 2006-11-09 | コモンウェルス サイエンティフィック アンド インダストリアル リサーチ オーガニゼーション | プラズマ処理装置および方法 |
-
1995
- 1995-12-12 JP JP34667395A patent/JPH09158036A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006525627A (ja) * | 2003-05-05 | 2006-11-09 | コモンウェルス サイエンティフィック アンド インダストリアル リサーチ オーガニゼーション | プラズマ処理装置および方法 |
| JP4914713B2 (ja) * | 2003-05-05 | 2012-04-11 | コモンウェルス サイエンティフィック アンド インダストリアル リサーチ オーガニゼイション | プラズマ処理装置および方法 |
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