JPH091564A - 発泡樹脂成形品の製造方法 - Google Patents
発泡樹脂成形品の製造方法Info
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- JPH091564A JPH091564A JP7149022A JP14902295A JPH091564A JP H091564 A JPH091564 A JP H091564A JP 7149022 A JP7149022 A JP 7149022A JP 14902295 A JP14902295 A JP 14902295A JP H091564 A JPH091564 A JP H091564A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】離型剤をほとんど又は全く用いないで離型性良
く成形する。 【構成】予め型面形状に形成された離型性を有する樹脂
シート10,20を分割型の型面にそれぞれ配置し、樹
脂シート10と樹脂シート20との間に発泡樹脂材料を
供給して成形品を成形する。樹脂シート10,20間で
成形するので離型剤が不要となる。
く成形する。 【構成】予め型面形状に形成された離型性を有する樹脂
シート10,20を分割型の型面にそれぞれ配置し、樹
脂シート10と樹脂シート20との間に発泡樹脂材料を
供給して成形品を成形する。樹脂シート10,20間で
成形するので離型剤が不要となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発泡樹脂成形品の製造
方法に関し、詳しくは離型剤を用いないですむ発泡樹脂
成形品の製造方法に関する。
方法に関し、詳しくは離型剤を用いないですむ発泡樹脂
成形品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばウレタンの発泡成形においては、
先ず分割型の型面に離型剤を塗布し、その後発泡樹脂材
料を注入して成形している。したがって成形品の表面に
は離型剤が付着し、それによる不具合が発生する場合が
あった。例えば成形品に塗装を施す場合には、離型剤が
付着しているとハジキや付着不良などの塗装障害が発生
しやすい。このような障害を防止するには、塗装前に成
形品を洗浄して離型剤を除去する洗浄工程を行う必要が
あり、工数が多大となるという問題がある。
先ず分割型の型面に離型剤を塗布し、その後発泡樹脂材
料を注入して成形している。したがって成形品の表面に
は離型剤が付着し、それによる不具合が発生する場合が
あった。例えば成形品に塗装を施す場合には、離型剤が
付着しているとハジキや付着不良などの塗装障害が発生
しやすい。このような障害を防止するには、塗装前に成
形品を洗浄して離型剤を除去する洗浄工程を行う必要が
あり、工数が多大となるという問題がある。
【0003】また型面に離型剤を塗布する場合には、複
雑な型面の隅々まで塗布する必要があるから、その塗布
作業の工数も多大である。さらに、型面に離型剤が堆積
して成形品の形状が損なわれる場合もあるので、型面の
洗浄も度々行わなければならないという不具合もある。
雑な型面の隅々まで塗布する必要があるから、その塗布
作業の工数も多大である。さらに、型面に離型剤が堆積
して成形品の形状が損なわれる場合もあるので、型面の
洗浄も度々行わなければならないという不具合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みてなされたものであり、離型剤をほとんど又は
全く用いないで離型性良く成形することを目的とする。
情に鑑みてなされたものであり、離型剤をほとんど又は
全く用いないで離型性良く成形することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の発泡樹脂成形品の製造方法は、予め型面形状に形成
された離型性を有する樹脂シートを分割型の少なくとも
一方の型の型面に配置し、樹脂シートと他方の型の型面
との間に発泡樹脂材料を供給して成形品を成形し、分割
型を開いて樹脂シートから成形品を離型することを特徴
とする。
明の発泡樹脂成形品の製造方法は、予め型面形状に形成
された離型性を有する樹脂シートを分割型の少なくとも
一方の型の型面に配置し、樹脂シートと他方の型の型面
との間に発泡樹脂材料を供給して成形品を成形し、分割
型を開いて樹脂シートから成形品を離型することを特徴
とする。
【0006】樹脂シートとしては、成形材料との付着性
に乏しい離型性のものが用いられ、例えばポリプロピレ
ン(PP)、シリコーン樹脂、「テフロン」(商標)な
どのフッ素樹脂などを用いることができる。また樹脂シ
ートを予め型面形状に形成するには、真空成形、圧空成
形、圧縮成形、射出成形、ブロー成形などを用いて形成
することができる。
に乏しい離型性のものが用いられ、例えばポリプロピレ
ン(PP)、シリコーン樹脂、「テフロン」(商標)な
どのフッ素樹脂などを用いることができる。また樹脂シ
ートを予め型面形状に形成するには、真空成形、圧空成
形、圧縮成形、射出成形、ブロー成形などを用いて形成
することができる。
【0007】この樹脂シートの厚さが厚くなるにつれて
圧縮変形量も大きくなるので薄い方が望ましいが、薄過
ぎると強度が低くなって破損しやすく繰り返し使用が困
難となる。したがって樹脂シートの最適厚さ(t)は
0.2mm以上のできるだけ薄い厚さで用いることが好
ましい。ところで樹脂シートの厚さが部分的に不均一な
場合には、型閉め時の型割面における相手型と樹脂シー
トとの密着性が損なわれ、発泡樹脂材料のはみ出しによ
る成形品のバリが生じる場合がある。そこでこのような
不具合を防止する第2発明の発泡樹脂成形品の製造方法
は、分割型の型割面において樹脂シートと一方の型との
間には弾性シール材が配置され、型閉め時に弾性シール
材が弾性変形するように構成されたことを特徴とする。
圧縮変形量も大きくなるので薄い方が望ましいが、薄過
ぎると強度が低くなって破損しやすく繰り返し使用が困
難となる。したがって樹脂シートの最適厚さ(t)は
0.2mm以上のできるだけ薄い厚さで用いることが好
ましい。ところで樹脂シートの厚さが部分的に不均一な
場合には、型閉め時の型割面における相手型と樹脂シー
トとの密着性が損なわれ、発泡樹脂材料のはみ出しによ
る成形品のバリが生じる場合がある。そこでこのような
不具合を防止する第2発明の発泡樹脂成形品の製造方法
は、分割型の型割面において樹脂シートと一方の型との
間には弾性シール材が配置され、型閉め時に弾性シール
材が弾性変形するように構成されたことを特徴とする。
【0008】このように弾性シール材を配置することに
より、型閉め力により弾性シール材が弾性変形し、その
反力で樹脂シートが相手型に押圧されるので発泡樹脂材
料の漏れを防止することができる。なお、従来の発泡成
形においても、一対の分割型の間に弾性シール材を配置
して発泡樹脂材料の漏れを防止することが行われてい
る。しかしこの場合は、弾性シール材と離型剤及び発泡
樹脂材料が直接接触するため、離型剤を溶解した溶剤や
発泡樹脂材料に侵されにくい弾性シール材を選択する必
要があり、またそうしたとしても耐久性は十分とはいえ
なかった。
より、型閉め力により弾性シール材が弾性変形し、その
反力で樹脂シートが相手型に押圧されるので発泡樹脂材
料の漏れを防止することができる。なお、従来の発泡成
形においても、一対の分割型の間に弾性シール材を配置
して発泡樹脂材料の漏れを防止することが行われてい
る。しかしこの場合は、弾性シール材と離型剤及び発泡
樹脂材料が直接接触するため、離型剤を溶解した溶剤や
発泡樹脂材料に侵されにくい弾性シール材を選択する必
要があり、またそうしたとしても耐久性は十分とはいえ
なかった。
【0009】しかし本発明では、発泡樹脂材料と弾性シ
ール材が直接接触することがないので、弾性シール材は
ウレタンフォーム、ゴムスポンジ、シリコーンスポン
ジ、不織布など弾性変形可能な公知のシール材から任意
に選択でき、耐久性の問題も解決される。なお、この弾
性シール材は、キャビティを一周するリング状に設ける
ことが望ましい。
ール材が直接接触することがないので、弾性シール材は
ウレタンフォーム、ゴムスポンジ、シリコーンスポン
ジ、不織布など弾性変形可能な公知のシール材から任意
に選択でき、耐久性の問題も解決される。なお、この弾
性シール材は、キャビティを一周するリング状に設ける
ことが望ましい。
【0010】また発泡成形の場合には、ガス溜まりによ
る成形不良を防止するために、成形途中に発泡ガスを外
部に逃がす必要がある。樹脂シートを用いた場合に発泡
ガスを容易に逃がすことができる第3発明の発泡樹脂成
形品の製造方法は、分割型の型割面において樹脂シート
と他方の型との間にはキャビティと外部とを連通するガ
ス抜き溝が設けられていることを特徴とする。
る成形不良を防止するために、成形途中に発泡ガスを外
部に逃がす必要がある。樹脂シートを用いた場合に発泡
ガスを容易に逃がすことができる第3発明の発泡樹脂成
形品の製造方法は、分割型の型割面において樹脂シート
と他方の型との間にはキャビティと外部とを連通するガ
ス抜き溝が設けられていることを特徴とする。
【0011】このガス抜き溝は、他方の型に設けてもよ
いし、一方の型に溝を設け、この溝と略同一形状の溝を
樹脂シートに設けるようにしてもよい。さらに両方の型
面に一対の樹脂シートを設ける場合には、一対の樹脂シ
ートの間にガス抜き溝が形成されるので、発泡樹脂材料
と型面との接触が生じずガス抜き溝内にも離型剤を塗布
する必要がなくなる。
いし、一方の型に溝を設け、この溝と略同一形状の溝を
樹脂シートに設けるようにしてもよい。さらに両方の型
面に一対の樹脂シートを設ける場合には、一対の樹脂シ
ートの間にガス抜き溝が形成されるので、発泡樹脂材料
と型面との接触が生じずガス抜き溝内にも離型剤を塗布
する必要がなくなる。
【0012】一方、樹脂シートの厚さが不均一な場合な
ど樹脂シートと型面との間に空気が残留しやすい場合に
は、樹脂シートを型面に確実に沿わせて配置することが
困難となる場合がある。このような不具合を防ぐ第4発
明の発泡樹脂成形品の製造方法は、分割型の少なくとも
一方には、その一方の型の型面と樹脂シートの間の空間
と外部とを連通する通気孔が設けられ、樹脂シートを型
面に配置する際に通気孔から前記空間に存在する空気を
排出することを特徴とする。これにより樹脂シートは型
面と確実に密着し、正確に型面形状の表面をもつ成形品
を製造することができる。
ど樹脂シートと型面との間に空気が残留しやすい場合に
は、樹脂シートを型面に確実に沿わせて配置することが
困難となる場合がある。このような不具合を防ぐ第4発
明の発泡樹脂成形品の製造方法は、分割型の少なくとも
一方には、その一方の型の型面と樹脂シートの間の空間
と外部とを連通する通気孔が設けられ、樹脂シートを型
面に配置する際に通気孔から前記空間に存在する空気を
排出することを特徴とする。これにより樹脂シートは型
面と確実に密着し、正確に型面形状の表面をもつ成形品
を製造することができる。
【0013】また上記不具合を防ぐ第5発明の発泡樹脂
成形品の製造方法は、分割型の少なくとも一方には、一
方の型の型面と樹脂シートの間の空間と外部とを連通す
る通気孔が設けられ、樹脂シートを型面に配置する際に
は通気孔を介して真空吸引することで樹脂シートを型面
に密着させ、成形品の脱型時には通気孔を介して加圧空
気を供給することで樹脂シートを型面から離脱させるこ
とを特徴とする。
成形品の製造方法は、分割型の少なくとも一方には、一
方の型の型面と樹脂シートの間の空間と外部とを連通す
る通気孔が設けられ、樹脂シートを型面に配置する際に
は通気孔を介して真空吸引することで樹脂シートを型面
に密着させ、成形品の脱型時には通気孔を介して加圧空
気を供給することで樹脂シートを型面から離脱させるこ
とを特徴とする。
【0014】型開き時に通気孔から加圧空気を供給すれ
ば、加圧空気により樹脂シートが成形品とともに型面か
ら浮き上がり、型からの離型が一層容易となる。表皮一
体成形の場合などには、樹脂シートは一方の型の型面に
配置するだけで足りるが、そうでない場合には樹脂シー
トは分割型の全ての型の型面に配置するように形成する
ことが望ましい。例えば上型と下型の一対の型を用いる
場合は、それぞれの型面形状をもつ一対の樹脂シートを
用いるのが好ましい。
ば、加圧空気により樹脂シートが成形品とともに型面か
ら浮き上がり、型からの離型が一層容易となる。表皮一
体成形の場合などには、樹脂シートは一方の型の型面に
配置するだけで足りるが、そうでない場合には樹脂シー
トは分割型の全ての型の型面に配置するように形成する
ことが望ましい。例えば上型と下型の一対の型を用いる
場合は、それぞれの型面形状をもつ一対の樹脂シートを
用いるのが好ましい。
【0015】複数の樹脂シートを用いた場合にも、上記
のように分割型の型割面において樹脂シートと一方の型
との間には弾性シール材を配置することが望ましい。こ
のようにすれば、弾性シール材の弾性変形による反力で
互いに対向する樹脂シートどうしの圧接力が強まり、樹
脂シートどうしの間からの発泡樹脂材料の漏れが防止さ
れる。
のように分割型の型割面において樹脂シートと一方の型
との間には弾性シール材を配置することが望ましい。こ
のようにすれば、弾性シール材の弾性変形による反力で
互いに対向する樹脂シートどうしの圧接力が強まり、樹
脂シートどうしの間からの発泡樹脂材料の漏れが防止さ
れる。
【0016】さらに、発泡成形の場合には型割面などに
発泡樹脂材料を注入する注入口が設けられる場合がある
が、注入口には発泡樹脂材料が接触するから、従来は注
入口及びその注入口を塞ぐ栓にも離型剤を塗布する必要
があった。この不具合を解決する第6発明の発泡樹脂成
形品の製造方法は、樹脂シートは複数の分割型にそれぞ
れ配置され、発泡樹脂材料は互いに対向して配置された
一対の樹脂シートの間で樹脂シートの一部から形成され
た注入口より注入されることを特徴とする。これにより
注入口への離型剤の塗布も不要となり、離型剤の塗布を
全く行わなくてもよくなる。
発泡樹脂材料を注入する注入口が設けられる場合がある
が、注入口には発泡樹脂材料が接触するから、従来は注
入口及びその注入口を塞ぐ栓にも離型剤を塗布する必要
があった。この不具合を解決する第6発明の発泡樹脂成
形品の製造方法は、樹脂シートは複数の分割型にそれぞ
れ配置され、発泡樹脂材料は互いに対向して配置された
一対の樹脂シートの間で樹脂シートの一部から形成され
た注入口より注入されることを特徴とする。これにより
注入口への離型剤の塗布も不要となり、離型剤の塗布を
全く行わなくてもよくなる。
【0017】
【作用】本発明の発泡樹脂成形品の製造方法では、予め
型面形状の樹脂シートが形成される。これは正確に目的
とする型面をもつ型を用い、所定厚さとなるように成形
することで容易に形成することができる。樹脂シートを
繰り返し使用する場合であっても、予備に複数枚の樹脂
シートを形成しておくのが好ましい。また複数の型に樹
脂シートを用いる場合は、それぞれの型の型面形状にそ
れぞれ成形しておく必要がある。
型面形状の樹脂シートが形成される。これは正確に目的
とする型面をもつ型を用い、所定厚さとなるように成形
することで容易に形成することができる。樹脂シートを
繰り返し使用する場合であっても、予備に複数枚の樹脂
シートを形成しておくのが好ましい。また複数の型に樹
脂シートを用いる場合は、それぞれの型の型面形状にそ
れぞれ成形しておく必要がある。
【0018】この樹脂シートは成形前に分割型の少なく
とも一方の型の型面に配置される。一方の型の型面は樹
脂シートの背面形状に形成しておけばよく、必ずしも目
的とする成形品表面と類似形状としなくてもよい。第4
発明又は第5発明のように一方の型に通気孔を設けてお
けば、手などによる押圧又は通気孔からの吸引により樹
脂シートと型面を確実に密着させることができる。この
時少なくとも一方の型面では、発泡樹脂材料は樹脂シー
トとのみ接触するので、離型剤の塗布が不要となる。
とも一方の型の型面に配置される。一方の型の型面は樹
脂シートの背面形状に形成しておけばよく、必ずしも目
的とする成形品表面と類似形状としなくてもよい。第4
発明又は第5発明のように一方の型に通気孔を設けてお
けば、手などによる押圧又は通気孔からの吸引により樹
脂シートと型面を確実に密着させることができる。この
時少なくとも一方の型面では、発泡樹脂材料は樹脂シー
トとのみ接触するので、離型剤の塗布が不要となる。
【0019】そして型閉め後、樹脂シートと他方の型
(相手型)との間に形成されたキャビティ内で成形品が
成形される。相手型にも樹脂シートが配置されている場
合には、樹脂シートどうしで形成されたキャビティ内で
成形品が成形される。なお第6発明のように注入口が樹
脂シートから形成されている場合は、その注入口から発
泡樹脂材料が注入され、発泡成形が行われる。もちろん
注入口への離型剤塗布は不要である。
(相手型)との間に形成されたキャビティ内で成形品が
成形される。相手型にも樹脂シートが配置されている場
合には、樹脂シートどうしで形成されたキャビティ内で
成形品が成形される。なお第6発明のように注入口が樹
脂シートから形成されている場合は、その注入口から発
泡樹脂材料が注入され、発泡成形が行われる。もちろん
注入口への離型剤塗布は不要である。
【0020】この時第2発明のように弾性シール材を介
在させておけば、型割面において樹脂シートと相手型あ
るいは樹脂シートどうしが確実に圧接されるので、発泡
樹脂材料のはみ出しが確実に防止されバリの発生が防止
される。また第3発明のようにガス抜き溝を設けておけ
ば、発泡成形時のガスを容易に逃がすことができる。そ
して成形後に分割型を開き、成形品を取り出す。この時
第5発明のように通気孔から加圧空気を供給することに
より樹脂シートとともに成形品を容易に離型できる。そ
して樹脂シートが薄ければ、樹脂シートを変形させなが
ら引き剥がすことで成形品を容易に脱型することができ
る。
在させておけば、型割面において樹脂シートと相手型あ
るいは樹脂シートどうしが確実に圧接されるので、発泡
樹脂材料のはみ出しが確実に防止されバリの発生が防止
される。また第3発明のようにガス抜き溝を設けておけ
ば、発泡成形時のガスを容易に逃がすことができる。そ
して成形後に分割型を開き、成形品を取り出す。この時
第5発明のように通気孔から加圧空気を供給することに
より樹脂シートとともに成形品を容易に離型できる。そ
して樹脂シートが薄ければ、樹脂シートを変形させなが
ら引き剥がすことで成形品を容易に脱型することができ
る。
【0021】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。 (実施例1)図1に本実施例に用いた発泡成形用金型の
断面図を示す。この金型は上型1と下型2とからなり、
上型1の型面には上型用樹脂シート10が配置され、下
型2の型面には下型用樹脂シート20が載置されてい
る。この上型用樹脂シート10及び下型用樹脂シート2
0はそれぞれPPから厚さ0.2〜0.5mmに形成さ
れ、それぞれ上型1及び下型2の型面形状を裏面にもち
表面には所定の成形品形状の型面をもつように、予め真
空成形により形成されたものである。
断面図を示す。この金型は上型1と下型2とからなり、
上型1の型面には上型用樹脂シート10が配置され、下
型2の型面には下型用樹脂シート20が載置されてい
る。この上型用樹脂シート10及び下型用樹脂シート2
0はそれぞれPPから厚さ0.2〜0.5mmに形成さ
れ、それぞれ上型1及び下型2の型面形状を裏面にもち
表面には所定の成形品形状の型面をもつように、予め真
空成形により形成されたものである。
【0022】上記のように構成された金型では、上型1
と下型2が閉じられた後に上型用樹脂シート10及び下
型用樹脂シート20の間に形成されたキャビティ空間
に、図示しない注入口から所定量の発泡樹脂が注入さ
れ、発泡成形が行われる。形成された成形品は、上型用
樹脂シート10及び下型用樹脂シート20が離型性を有
しているため容易に離型され、上型用樹脂シート10及
び下型用樹脂シート20は再び成形に利用される。した
がって本実施例では離型剤をほとんど用いずに成形でき
るので、離型剤による各種不具合が回避されている。 (実施例2)上記実施例1では、上型用樹脂シート10
又は下型用樹脂シート20の厚さが不均一な場合や、型
閉め力が小さな場合には、型割面において上型用樹脂シ
ート10及び下型用樹脂シート20の間に発泡樹脂がは
み出してバリとなる場合がある。このようにバリが発生
すると、成形後に成形品からバリを切除する後加工工程
が必要となり、工数の増大を招く。
と下型2が閉じられた後に上型用樹脂シート10及び下
型用樹脂シート20の間に形成されたキャビティ空間
に、図示しない注入口から所定量の発泡樹脂が注入さ
れ、発泡成形が行われる。形成された成形品は、上型用
樹脂シート10及び下型用樹脂シート20が離型性を有
しているため容易に離型され、上型用樹脂シート10及
び下型用樹脂シート20は再び成形に利用される。した
がって本実施例では離型剤をほとんど用いずに成形でき
るので、離型剤による各種不具合が回避されている。 (実施例2)上記実施例1では、上型用樹脂シート10
又は下型用樹脂シート20の厚さが不均一な場合や、型
閉め力が小さな場合には、型割面において上型用樹脂シ
ート10及び下型用樹脂シート20の間に発泡樹脂がは
み出してバリとなる場合がある。このようにバリが発生
すると、成形後に成形品からバリを切除する後加工工程
が必要となり、工数の増大を招く。
【0023】そこで本実施例では、図2に示すように下
型2のキャビティとの境界部分の型割面にキャビティを
一周するリング溝21を形成し、そのリング溝21にウ
レタンフォーム製で板状のシールリング3を配置する。
シールリング3は、リング溝21に配置された状態でそ
の断面積の約半分が型割面から突出している。そして下
型2に下型用樹脂シート20を配置し、上型用樹脂シー
ト10をもつ上型1と型閉めすると、型割面においてシ
ールリング3は下型用樹脂シート20から押圧されて弾
性変形し、逆に下型用樹脂シート20には局部的にシー
ルリング3からの弾性力が作用する。したがってシール
リング3からの弾性力により、シールリング3の位置で
は下型用樹脂シート20と上型用樹脂シート10との圧
接力が増大し、高いシール性が発現される。
型2のキャビティとの境界部分の型割面にキャビティを
一周するリング溝21を形成し、そのリング溝21にウ
レタンフォーム製で板状のシールリング3を配置する。
シールリング3は、リング溝21に配置された状態でそ
の断面積の約半分が型割面から突出している。そして下
型2に下型用樹脂シート20を配置し、上型用樹脂シー
ト10をもつ上型1と型閉めすると、型割面においてシ
ールリング3は下型用樹脂シート20から押圧されて弾
性変形し、逆に下型用樹脂シート20には局部的にシー
ルリング3からの弾性力が作用する。したがってシール
リング3からの弾性力により、シールリング3の位置で
は下型用樹脂シート20と上型用樹脂シート10との圧
接力が増大し、高いシール性が発現される。
【0024】したがって本実施例では、上型用樹脂シー
ト10又は下型用樹脂シート20の厚さが不均一な場合
や、型閉め力が小さな場合であっても、型割面において
上型用樹脂シート10及び下型用樹脂シート20の間に
発泡樹脂がはみ出してバリとなるのが防止され、後加工
が不要な成形品を製造することができる。 (実施例3)ところで発泡成形の場合には、成形中又は
成形後に発泡ガスをキャビティから型外に逃がす必要が
生じる場合がある。そこで本実施例では、図3に示すよ
うに上型1の型割面にキャビティと外部を連通する型溝
11を設け、上型用樹脂シート10には裏面側に突出し
型溝11に嵌合する凸部12を設けている。凸部12の
表面側にはシート溝13が形成されている。
ト10又は下型用樹脂シート20の厚さが不均一な場合
や、型閉め力が小さな場合であっても、型割面において
上型用樹脂シート10及び下型用樹脂シート20の間に
発泡樹脂がはみ出してバリとなるのが防止され、後加工
が不要な成形品を製造することができる。 (実施例3)ところで発泡成形の場合には、成形中又は
成形後に発泡ガスをキャビティから型外に逃がす必要が
生じる場合がある。そこで本実施例では、図3に示すよ
うに上型1の型割面にキャビティと外部を連通する型溝
11を設け、上型用樹脂シート10には裏面側に突出し
型溝11に嵌合する凸部12を設けている。凸部12の
表面側にはシート溝13が形成されている。
【0025】このシート溝13はキャビティ空間と外部
とに連通しているので、発泡ガスを容易に型外部へ逃が
すガス抜き溝として機能し、ガス溜まりなどによる不良
品の発生を防止できる。また実施例2のように型割面に
シールリング3をもつ場合には、型溝11の部分でシー
ルリング3を部分的に切除する。これによりシート溝1
3にはシールリング3からの弾性力が作用しないので、
キャビティ空間と外部との連通が確保されシート溝13
がガス抜き溝として機能する。
とに連通しているので、発泡ガスを容易に型外部へ逃が
すガス抜き溝として機能し、ガス溜まりなどによる不良
品の発生を防止できる。また実施例2のように型割面に
シールリング3をもつ場合には、型溝11の部分でシー
ルリング3を部分的に切除する。これによりシート溝1
3にはシールリング3からの弾性力が作用しないので、
キャビティ空間と外部との連通が確保されシート溝13
がガス抜き溝として機能する。
【0026】なお、型閉め力が小さい場合などには、型
溝11及びシート溝13を形成せずにシールリング3を
部分的に切除するだけでもよい。この場合は、シールリ
ング3が切除された部分で上型用樹脂シート10及び下
型用樹脂シート20の圧接力が小さくなり、そこからガ
スを外部へ逃がすことが可能となる。 (実施例4)図4に実施例4で用いた発泡成形用金型の
断面図を示す。この金型は、上型1及び下型2に型面と
外部とを連通する複数の通気孔14,22をもつこと以
外は実施例2と同様である。
溝11及びシート溝13を形成せずにシールリング3を
部分的に切除するだけでもよい。この場合は、シールリ
ング3が切除された部分で上型用樹脂シート10及び下
型用樹脂シート20の圧接力が小さくなり、そこからガ
スを外部へ逃がすことが可能となる。 (実施例4)図4に実施例4で用いた発泡成形用金型の
断面図を示す。この金型は、上型1及び下型2に型面と
外部とを連通する複数の通気孔14,22をもつこと以
外は実施例2と同様である。
【0027】通気孔14,22はそれぞれ図示しない真
空源及び圧空源に連結され、図示しないタイマーと電磁
弁により真空−圧空の供給を切替可能に構成されてい
る。本実施例では、先ず下型2の型割面の型溝11にシ
ールリング3が配置され、上型用樹脂シート10及び下
型用樹脂シート20がそれぞれ型面に配置される。する
と通気孔14,22には真空源が連結され、上型1及び
下型2の型面と上型用樹脂シート10及び下型用樹脂シ
ート20との間に負圧が供給される。これにより上型用
樹脂シート10及び下型用樹脂シート20はそれぞれ上
型1及び下型2の型面に吸着され、正確な型面形状が確
保される。
空源及び圧空源に連結され、図示しないタイマーと電磁
弁により真空−圧空の供給を切替可能に構成されてい
る。本実施例では、先ず下型2の型割面の型溝11にシ
ールリング3が配置され、上型用樹脂シート10及び下
型用樹脂シート20がそれぞれ型面に配置される。する
と通気孔14,22には真空源が連結され、上型1及び
下型2の型面と上型用樹脂シート10及び下型用樹脂シ
ート20との間に負圧が供給される。これにより上型用
樹脂シート10及び下型用樹脂シート20はそれぞれ上
型1及び下型2の型面に吸着され、正確な型面形状が確
保される。
【0028】この状態で実施例1と同様に発泡成形が行
われ、成形完了後上型1と下型2が型開きされる。この
とき成形品は下型2側で下型用樹脂シート20に密着し
ている。すると通気孔22には圧空源が連結され、下型
2の型面と下型用樹脂シート20との間に加圧空気が供
給される。これにより下型用樹脂シート20は成形品に
密着した状態で下型2の型面から剥がれる。下型用樹脂
シート20は変形が容易であるため成形品から捲るよう
に剥がすことができ、成形品を容易に脱型することがで
きる。 (実施例5)発泡成形においては、キャビティ内へ発泡
樹脂を注入するための注入口を金型に形成することが望
ましい。しかし注入口には発泡樹脂が付着するから、注
入口及び注入口を塞ぐ栓にも離型剤の塗布が必要とな
る。
われ、成形完了後上型1と下型2が型開きされる。この
とき成形品は下型2側で下型用樹脂シート20に密着し
ている。すると通気孔22には圧空源が連結され、下型
2の型面と下型用樹脂シート20との間に加圧空気が供
給される。これにより下型用樹脂シート20は成形品に
密着した状態で下型2の型面から剥がれる。下型用樹脂
シート20は変形が容易であるため成形品から捲るよう
に剥がすことができ、成形品を容易に脱型することがで
きる。 (実施例5)発泡成形においては、キャビティ内へ発泡
樹脂を注入するための注入口を金型に形成することが望
ましい。しかし注入口には発泡樹脂が付着するから、注
入口及び注入口を塞ぐ栓にも離型剤の塗布が必要とな
る。
【0029】そこで本実施例では、図5に示すように上
型1と下型2との型割面に形成された注入口15に上型
用樹脂シート10及び下型用樹脂シート20の注入溝1
6,23を係合させるようにしたものである。そして注
入溝16,23で囲まれた空間を注入口として利用す
る。このように構成することにより、注入口への離型剤
の塗布が不要となる。また栓自体もPPなどの離型性樹
脂から形成すれば離型剤の塗布が不要となり、発泡成形
における離型剤の使用を皆無とすることができる。
型1と下型2との型割面に形成された注入口15に上型
用樹脂シート10及び下型用樹脂シート20の注入溝1
6,23を係合させるようにしたものである。そして注
入溝16,23で囲まれた空間を注入口として利用す
る。このように構成することにより、注入口への離型剤
の塗布が不要となる。また栓自体もPPなどの離型性樹
脂から形成すれば離型剤の塗布が不要となり、発泡成形
における離型剤の使用を皆無とすることができる。
【0030】なお、上記実施例では上型用樹脂シート1
0及び下型用樹脂シート20の注入溝16,23で注入
口を形成したが、図6に示すように一方の樹脂シート
(ここでは上型用樹脂シート10)のみで注入口を形成
することもできる。 (実施例6)図7に本実施例で用いた金型と、成形直前
の状態の金型内部の様子を示す断面図を示す。この金型
は、上型1’及び下型2’とから構成され、下型2’の
型面には表皮4が配置されている。また上型1’の型面
には上型用樹脂シート10’が配置されている。そして
表皮4と上型用樹脂シート10’の間には、下型2’か
ら突出し表皮4を貫通するピン24に樹脂製芯材5が浮
遊状態で保持されている。
0及び下型用樹脂シート20の注入溝16,23で注入
口を形成したが、図6に示すように一方の樹脂シート
(ここでは上型用樹脂シート10)のみで注入口を形成
することもできる。 (実施例6)図7に本実施例で用いた金型と、成形直前
の状態の金型内部の様子を示す断面図を示す。この金型
は、上型1’及び下型2’とから構成され、下型2’の
型面には表皮4が配置されている。また上型1’の型面
には上型用樹脂シート10’が配置されている。そして
表皮4と上型用樹脂シート10’の間には、下型2’か
ら突出し表皮4を貫通するピン24に樹脂製芯材5が浮
遊状態で保持されている。
【0031】本実施例では、上型1’と下型2’が型閉
めされると、表皮4と上型用樹脂シート10’の間に発
泡樹脂が注入され発泡成形が行われる。型割面では表皮
4と上型用樹脂シート10’とが圧接され、表皮4は圧
縮による自己弾性が発現しているので、表皮4と上型用
樹脂シート10’は密着しその間に発泡樹脂がはみ出し
てバリとなるのが防止されている。
めされると、表皮4と上型用樹脂シート10’の間に発
泡樹脂が注入され発泡成形が行われる。型割面では表皮
4と上型用樹脂シート10’とが圧接され、表皮4は圧
縮による自己弾性が発現しているので、表皮4と上型用
樹脂シート10’は密着しその間に発泡樹脂がはみ出し
てバリとなるのが防止されている。
【0032】発泡樹脂の発泡により、上型用樹脂シート
10’と表皮4はそれぞれ上型1’及び下型2’の型面
に押圧されて正確な型面形状となり、芯材5が埋設され
表皮4で表面が一体的に被覆された成形品が製造され
る。本実施例のように一方の型面のみに樹脂シートを配
置した場合においても、離型剤の塗布がほとんど不要と
なり離型剤に起因する種々の不具合が回避されている。
10’と表皮4はそれぞれ上型1’及び下型2’の型面
に押圧されて正確な型面形状となり、芯材5が埋設され
表皮4で表面が一体的に被覆された成形品が製造され
る。本実施例のように一方の型面のみに樹脂シートを配
置した場合においても、離型剤の塗布がほとんど不要と
なり離型剤に起因する種々の不具合が回避されている。
【0033】
【発明の効果】すなわち本発明の樹脂成形品の製造方法
によれば、離型剤をほとんど使用しなくとも離型性よく
製造することができるので、離型剤に起因する各種不具
合を回避することができる。そして第2発明の製造方法
によればバリを効果的に防止することができ、第3発明
によればガス溜まりによる不具合を確実に防止できる。
また第4発明及び第5発明によれば樹脂シートを確実に
型面に密着させることができるので形状不良が防止され
る。そして第5発明によれば成形品の脱型を容易に行う
ことができ、第6発明によれば離型剤の使用を一層削減
でき離型剤を全く用いないようにすることも可能とな
る。
によれば、離型剤をほとんど使用しなくとも離型性よく
製造することができるので、離型剤に起因する各種不具
合を回避することができる。そして第2発明の製造方法
によればバリを効果的に防止することができ、第3発明
によればガス溜まりによる不具合を確実に防止できる。
また第4発明及び第5発明によれば樹脂シートを確実に
型面に密着させることができるので形状不良が防止され
る。そして第5発明によれば成形品の脱型を容易に行う
ことができ、第6発明によれば離型剤の使用を一層削減
でき離型剤を全く用いないようにすることも可能とな
る。
【図1】本発明の一実施例に用いた金型の型閉め前の断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の第2の実施例に用いた金型の型閉め前
の要部断面図である。
の要部断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例に用いた金型の型閉め後
の要部断面図である。
の要部断面図である。
【図4】本発明の第4の実施例に用いた金型の型閉め前
の断面図である。
の断面図である。
【図5】本発明の第5の実施例に用いた金型の型閉め後
の要部断面図である。
の要部断面図である。
【図6】本発明の第5の実施例に用いた金型の他の態様
を示し型閉め後の断面図である。
を示し型閉め後の断面図である。
【図7】本発明の第6の実施例に用いた金型の型閉め前
の断面図である。
の断面図である。
1:上型 2:下型 3:シールリング(弾性シール材) 4:表皮 5:芯材 10:上型用樹
脂シート 15:注入口 20:下型用
樹脂シート
脂シート 15:注入口 20:下型用
樹脂シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29C 39/28 7726−4F B29C 39/28 // B29K 105:04
Claims (6)
- 【請求項1】 予め型面形状に形成された離型性を有す
る樹脂シートを分割型の少なくとも一方の型の型面に配
置し、該樹脂シートと他方の型の型面との間に発泡樹脂
材料を供給して成形品を成形し、該分割型を開いて該樹
脂シートから成形品を離型することを特徴とする発泡樹
脂成形品の製造方法。 - 【請求項2】 前記分割型の型割面において前記樹脂シ
ートと前記一方の型との間には弾性シール材が配置さ
れ、型閉め時に該弾性シール材が弾性変形するように構
成されたことを特徴とする請求項1記載の発泡樹脂成形
品の製造方法。 - 【請求項3】 前記分割型の型割面において前記樹脂シ
ートと前記他方の型との間にはキャビティと外部とを連
通するガス抜き溝が設けられていることを特徴とする請
求項1記載の発泡樹脂成形品の製造方法。 - 【請求項4】 前記分割型の少なくとも一方には、前記
一方の型の型面と前記樹脂シートの間の空間と外部とを
連通する通気孔が設けられ、該樹脂シートを該型面に配
置する際に該通気孔から該空間に存在する空気を排出す
ることを特徴とする請求項1記載の発泡樹脂成形品の製
造方法。 - 【請求項5】 前記分割型の少なくとも一方には、前記
一方の型の型面と前記樹脂シートの間の空間と外部とを
連通する通気孔が設けられ、該樹脂シートを該型面に配
置する際には該通気孔を介して真空吸引することで該樹
脂シートを該型面に密着させ、前記成形品の脱型時には
該通気孔を介して加圧空気を供給することで該樹脂シー
トを該型面から離脱させることを特徴とする請求項1記
載の発泡樹脂成形品の製造方法。 - 【請求項6】 前記樹脂シートは複数の分割型にそれぞ
れ配置され、前記発泡樹脂材料は互いに対向して配置さ
れた一対の該樹脂シートの間で該樹脂シートの一部から
形成された注入口より注入されることを特徴とする請求
項1記載の発泡樹脂成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7149022A JPH091564A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 発泡樹脂成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7149022A JPH091564A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 発泡樹脂成形品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH091564A true JPH091564A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15465965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7149022A Pending JPH091564A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 発泡樹脂成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH091564A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11325484A (ja) * | 1998-05-14 | 1999-11-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | こんろトッププレートシール部の製造方法 |
| JP2012236285A (ja) * | 2011-05-10 | 2012-12-06 | Bridgestone Corp | 衝撃吸収パッドの製造方法、および衝撃吸収パッド |
| JP2013163287A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-22 | Inoac Corp | 発泡成形品の製造方法及びこれに用いる袋状体付き発泡型 |
| JP2015040426A (ja) * | 2013-08-22 | 2015-03-02 | 株式会社プロト技研 | 畳の製造方法及び畳 |
| KR20180096352A (ko) * | 2017-02-21 | 2018-08-29 | 경상대학교산학협력단 | 발포금형 |
| JP2020093500A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 名古屋油化株式会社 | 保護カバー及び発泡樹脂用の成形型 |
| JP2020139588A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 三菱電機株式会社 | 断熱構造体および断熱部材の製造方法 |
-
1995
- 1995-06-15 JP JP7149022A patent/JPH091564A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11325484A (ja) * | 1998-05-14 | 1999-11-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | こんろトッププレートシール部の製造方法 |
| JP2012236285A (ja) * | 2011-05-10 | 2012-12-06 | Bridgestone Corp | 衝撃吸収パッドの製造方法、および衝撃吸収パッド |
| JP2013163287A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-22 | Inoac Corp | 発泡成形品の製造方法及びこれに用いる袋状体付き発泡型 |
| JP2015040426A (ja) * | 2013-08-22 | 2015-03-02 | 株式会社プロト技研 | 畳の製造方法及び畳 |
| KR20180096352A (ko) * | 2017-02-21 | 2018-08-29 | 경상대학교산학협력단 | 발포금형 |
| JP2020093500A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 名古屋油化株式会社 | 保護カバー及び発泡樹脂用の成形型 |
| JP2020139588A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 三菱電機株式会社 | 断熱構造体および断熱部材の製造方法 |
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