JPH09141801A - 離型フイルム - Google Patents
離型フイルムInfo
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- JPH09141801A JPH09141801A JP30119095A JP30119095A JPH09141801A JP H09141801 A JPH09141801 A JP H09141801A JP 30119095 A JP30119095 A JP 30119095A JP 30119095 A JP30119095 A JP 30119095A JP H09141801 A JPH09141801 A JP H09141801A
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- JP
- Japan
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- film
- release layer
- coating
- release
- polyvinyl acetal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水系粘着剤溶液、水系樹脂溶液、水系セラミ
ックスラリー等の塗工用キャリヤーフイルム或いは水系
粘着剤被膜等の保護フイルムに有用な離型フイルムを提
供する。 【解決手段】 ポリエステルフイルムの少なくとも片面
に、ポリビニルアセタールに対しポリジメチルシロキサ
ンを10〜50モル%グラフト重合したグラフト重合体
を含む塗液を塗布し加熱硬化させて得られる離型層を設
けた離型フイルム。
ックスラリー等の塗工用キャリヤーフイルム或いは水系
粘着剤被膜等の保護フイルムに有用な離型フイルムを提
供する。 【解決手段】 ポリエステルフイルムの少なくとも片面
に、ポリビニルアセタールに対しポリジメチルシロキサ
ンを10〜50モル%グラフト重合したグラフト重合体
を含む塗液を塗布し加熱硬化させて得られる離型層を設
けた離型フイルム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は離型フイルムに関
し、更に詳しくは水系塗液を用いて塗設される粘着剤被
膜の保護フイルムに有用な、或いは水系溶液や水系スラ
リーを用いて成形される樹脂シート、樹脂被膜、セラミ
ックシートの成形用キャリヤーフイルムに有用な離型フ
イルムに関する。
し、更に詳しくは水系塗液を用いて塗設される粘着剤被
膜の保護フイルムに有用な、或いは水系溶液や水系スラ
リーを用いて成形される樹脂シート、樹脂被膜、セラミ
ックシートの成形用キャリヤーフイルムに有用な離型フ
イルムに関する。
【0002】
【従来の技術】離型フイルムは、各種粘着剤被膜の保護
フイルムとして広範に使用されている。かかる粘着剤被
膜は、通常ベースフイルムの表面に粘着剤(天然ゴム系
レジン、合成ゴム系レジン、アクリル系レジン等)と溶
媒とを含む塗液を塗工した後、加熱して溶媒を除去する
方法で塗設される。そして離型フイルムは、この粘着剤
被膜の表面に積層され保護フイルムとして用いられてい
る。
フイルムとして広範に使用されている。かかる粘着剤被
膜は、通常ベースフイルムの表面に粘着剤(天然ゴム系
レジン、合成ゴム系レジン、アクリル系レジン等)と溶
媒とを含む塗液を塗工した後、加熱して溶媒を除去する
方法で塗設される。そして離型フイルムは、この粘着剤
被膜の表面に積層され保護フイルムとして用いられてい
る。
【0003】また、離型フイルムは樹脂シート、樹脂被
膜或いはセラミックシート等を成形する際のキャリヤー
フイルムとして用いられる。例えば樹脂シートは、塩化
ビニル樹脂等の樹脂と溶媒からなる塗液を離型フイルム
(キャリヤーフイルム)上に塗工(流延)した後、溶媒
を加熱除去することによりマーキングシート用の塩化ビ
ニルシート等として成形され、キャリアーフイルムから
剥離分離されて各種の用途に供される。また樹脂被膜
は、キャリヤーフイルムの表面に樹脂(粘着剤等)と溶
媒からなる塗液を塗布した後、加熱して溶媒を除去する
ことにより成形される。また、セラミックシートは、例
えばセラミック粉体とバインダー剤とを溶媒に分散させ
たスラリーをキャリヤーフイルム上に塗工した後、溶媒
を加熱除去することによりセラミック生シート(セラミ
ックグリーンシート)として成形される。
膜或いはセラミックシート等を成形する際のキャリヤー
フイルムとして用いられる。例えば樹脂シートは、塩化
ビニル樹脂等の樹脂と溶媒からなる塗液を離型フイルム
(キャリヤーフイルム)上に塗工(流延)した後、溶媒
を加熱除去することによりマーキングシート用の塩化ビ
ニルシート等として成形され、キャリアーフイルムから
剥離分離されて各種の用途に供される。また樹脂被膜
は、キャリヤーフイルムの表面に樹脂(粘着剤等)と溶
媒からなる塗液を塗布した後、加熱して溶媒を除去する
ことにより成形される。また、セラミックシートは、例
えばセラミック粉体とバインダー剤とを溶媒に分散させ
たスラリーをキャリヤーフイルム上に塗工した後、溶媒
を加熱除去することによりセラミック生シート(セラミ
ックグリーンシート)として成形される。
【0004】上記の溶媒には、従来は有機溶剤が用いら
れていた。しかし最近は有機溶剤に替わって水が用いら
れることが多くなっている。即ち、粘着剤を含む塗液に
はレジンタッキファイヤーの如き粘着剤の水溶液が用い
られ、スラリーの塗工には水分散スラリーが用いられる
ようになった。この理由として、水は有機溶剤のような
火災や環境汚染の危険が無いため、溶液やスラリーの濃
度調整工程、塗工や加熱除去工程等において薬液の取扱
いが極めて容易となることが挙げられる。
れていた。しかし最近は有機溶剤に替わって水が用いら
れることが多くなっている。即ち、粘着剤を含む塗液に
はレジンタッキファイヤーの如き粘着剤の水溶液が用い
られ、スラリーの塗工には水分散スラリーが用いられる
ようになった。この理由として、水は有機溶剤のような
火災や環境汚染の危険が無いため、溶液やスラリーの濃
度調整工程、塗工や加熱除去工程等において薬液の取扱
いが極めて容易となることが挙げられる。
【0005】しかしながら、有機溶剤に比べて水は表面
張力が大きく、表面エネルギーの小さな離型層(例えば
シリコーン系離型層)上に水溶液や水分散スラリー等の
水性塗液を塗工した際に、塗液が離型層面に均一に塗れ
ず液滴状に散在する(いわゆるハジキ)状態となること
が大きな問題となる。この問題を改良するため、例えば
塗液(水溶液や水分散スラリー)を高粘度とする方法
や、塗液の表面張力を低減するため界面活性剤を配合す
る方法が考えられる。しかしながら、高粘度とする方法
では塗工の際のレベリングが難しく塗膜厚みが均一にな
り難い欠点があり、界面活性剤を配合する方法では塗膜
の特性が界面活性剤により悪影響を受ける等の欠点があ
る。
張力が大きく、表面エネルギーの小さな離型層(例えば
シリコーン系離型層)上に水溶液や水分散スラリー等の
水性塗液を塗工した際に、塗液が離型層面に均一に塗れ
ず液滴状に散在する(いわゆるハジキ)状態となること
が大きな問題となる。この問題を改良するため、例えば
塗液(水溶液や水分散スラリー)を高粘度とする方法
や、塗液の表面張力を低減するため界面活性剤を配合す
る方法が考えられる。しかしながら、高粘度とする方法
では塗工の際のレベリングが難しく塗膜厚みが均一にな
り難い欠点があり、界面活性剤を配合する方法では塗膜
の特性が界面活性剤により悪影響を受ける等の欠点があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る従来技術の欠点を解消し、塗工用に水系の塗液を用い
てもハジキが生じない(濡れ性が良い)離型層表面を有
し、各種粘着剤被膜、樹脂シート、セラミックシート等
に対し適度の力で剥離が可能(離型性が良い)であり、
かつ経時安定性に優れた離型層を有する離型フイルムを
提供することにある。
る従来技術の欠点を解消し、塗工用に水系の塗液を用い
てもハジキが生じない(濡れ性が良い)離型層表面を有
し、各種粘着剤被膜、樹脂シート、セラミックシート等
に対し適度の力で剥離が可能(離型性が良い)であり、
かつ経時安定性に優れた離型層を有する離型フイルムを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、本発明
によれば、ポリエステルフイルムの少なくとも片面に、
ポリビニルアセタールに対しポリジメチルシロキサンを
10〜50モル%の割合でグラフト重合したグラフト重
合体を含む塗液を塗布し加熱硬化させて得られる離型層
を設けた離型フイルムにより達成される。以下、本発明
を詳細に説明する。
によれば、ポリエステルフイルムの少なくとも片面に、
ポリビニルアセタールに対しポリジメチルシロキサンを
10〜50モル%の割合でグラフト重合したグラフト重
合体を含む塗液を塗布し加熱硬化させて得られる離型層
を設けた離型フイルムにより達成される。以下、本発明
を詳細に説明する。
【0008】[ポリエステルフイルム]本発明において
は、フイルム基材としてポリエステルフイルムを用いる
が、透明性が要求される用途には透明性の良好なポリエ
ステルフイルムを用いることが好ましく、二軸延伸ポリ
エステルフイルムが特に好ましい。また、遮光性が要求
される用途には無機顔料を配合したポリエステルフイル
ムを用いることが好ましく、TiO2 、SiO2 等の如
き顔料を配合した二軸延伸ポリエステルフイルムが特に
好ましい。
は、フイルム基材としてポリエステルフイルムを用いる
が、透明性が要求される用途には透明性の良好なポリエ
ステルフイルムを用いることが好ましく、二軸延伸ポリ
エステルフイルムが特に好ましい。また、遮光性が要求
される用途には無機顔料を配合したポリエステルフイル
ムを用いることが好ましく、TiO2 、SiO2 等の如
き顔料を配合した二軸延伸ポリエステルフイルムが特に
好ましい。
【0009】かかるポリエステルフイルムを構成するポ
リエステルは、芳香族二塩基酸成分とジオール成分とか
らなる結晶性の線状飽和ポリエステルであることが好ま
しく、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポ
リエチレン―2,6―ナフタレート等を挙げることがで
きる。
リエステルは、芳香族二塩基酸成分とジオール成分とか
らなる結晶性の線状飽和ポリエステルであることが好ま
しく、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポ
リエチレン―2,6―ナフタレート等を挙げることがで
きる。
【0010】上記のポリエステルには、フイルムの滑り
性を良好なものとするため、滑剤として平均粒径が0.
01〜20μm程度の有機や無機の微粒子を、例えば
0.005〜20重量%の配合割合で含有させることが
できる。かかる微粒子の具体例としては、炭酸カルシウ
ム、カオリン、酸化ケイ素、硫酸バリウム等の無機粒
子、架橋ポリスチレン樹脂粒子、架橋シリコーン樹脂粒
子、架橋アクリル樹脂粒子等の有機粒子を挙げることが
できる。或いはポリエステルの合成反応に使用した触媒
残査から微粒子を析出させることにより、フイルム表面
に微細な凹凸を形成させ、フイルムの滑り性を良好なも
のとすることができる。
性を良好なものとするため、滑剤として平均粒径が0.
01〜20μm程度の有機や無機の微粒子を、例えば
0.005〜20重量%の配合割合で含有させることが
できる。かかる微粒子の具体例としては、炭酸カルシウ
ム、カオリン、酸化ケイ素、硫酸バリウム等の無機粒
子、架橋ポリスチレン樹脂粒子、架橋シリコーン樹脂粒
子、架橋アクリル樹脂粒子等の有機粒子を挙げることが
できる。或いはポリエステルの合成反応に使用した触媒
残査から微粒子を析出させることにより、フイルム表面
に微細な凹凸を形成させ、フイルムの滑り性を良好なも
のとすることができる。
【0011】また、ポリエステルにはその他の改良剤を
配合することができる。例えば帯電防止剤としてドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム等の如きスルホン酸塩
基を有する化合物等を含有させることができる。これら
の改良剤を含まないポリエステルも用いることができ
る。
配合することができる。例えば帯電防止剤としてドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム等の如きスルホン酸塩
基を有する化合物等を含有させることができる。これら
の改良剤を含まないポリエステルも用いることができ
る。
【0012】本発明におけるポリエステルフイルムは、
従来から知られている方法で製造することができる。例
えば、二軸延伸ポリエステルフイルムは、ポリエステル
を乾燥後、押出機にて溶融し、ダイ(例えばT−ダイ、
I−ダイ等)から回転冷却ドラム上に押出し、急冷して
未延伸フイルムとし、次いで該未延伸フイルムを二軸方
向に延伸し、必要に応じて熱固定することにより製造す
ることができる。フイルムの厚みは特に制限するもので
はないが、5〜250μmが好ましい。
従来から知られている方法で製造することができる。例
えば、二軸延伸ポリエステルフイルムは、ポリエステル
を乾燥後、押出機にて溶融し、ダイ(例えばT−ダイ、
I−ダイ等)から回転冷却ドラム上に押出し、急冷して
未延伸フイルムとし、次いで該未延伸フイルムを二軸方
向に延伸し、必要に応じて熱固定することにより製造す
ることができる。フイルムの厚みは特に制限するもので
はないが、5〜250μmが好ましい。
【0013】[離型層]本発明においては、ポリエステ
ルフイルムの少なくとも片面に、ポリビニルアセタール
にポリジメチルシロキサンをグラフト重合したグラフト
重合体を含む塗液を塗布し加熱硬化させて得られる離型
層を設けるが、本発明におけるポリビニルアセタールと
は、下記一般式(A)で示されるポリマーである。
ルフイルムの少なくとも片面に、ポリビニルアセタール
にポリジメチルシロキサンをグラフト重合したグラフト
重合体を含む塗液を塗布し加熱硬化させて得られる離型
層を設けるが、本発明におけるポリビニルアセタールと
は、下記一般式(A)で示されるポリマーである。
【0014】
【化1】
【0015】上記式(A)において、pは1〜3000
の数、qは0〜300の数、rは1〜3000の数であ
る。また、上記式(A)においてRは、ポリビニルアル
コールをアセタール化する際に用いたアルデヒドの種類
により定まるものであり、このRの種類を変えることに
よりポリビニルホルマール、ポリビニルアセトアセター
ル、ポリビニルブチラール、ポリビニルクロトンアセタ
ール、ポリビニルベンザール、ポリビニルクロロベンザ
ール、ポリビニルパルミチルアセタール、ポリビニルク
ロロアセトアルデヒドアセタール、ポリビニルケター
ル、ポリビニルクロロアセタール等を共重合成分とする
ことができる。
の数、qは0〜300の数、rは1〜3000の数であ
る。また、上記式(A)においてRは、ポリビニルアル
コールをアセタール化する際に用いたアルデヒドの種類
により定まるものであり、このRの種類を変えることに
よりポリビニルホルマール、ポリビニルアセトアセター
ル、ポリビニルブチラール、ポリビニルクロトンアセタ
ール、ポリビニルベンザール、ポリビニルクロロベンザ
ール、ポリビニルパルミチルアセタール、ポリビニルク
ロロアセトアルデヒドアセタール、ポリビニルケター
ル、ポリビニルクロロアセタール等を共重合成分とする
ことができる。
【0016】尚、上記式(A)における
【0017】
【化2】
【0018】はブロック結合を意味しているのではな
く、これらは単にそれぞれの単位の和がp,q,rであ
ることを示しているにすぎないと解すべきである。従っ
て、上記式(A)における各単位はランダム結合してい
てもよく、またブロック結合していてもよい。
く、これらは単にそれぞれの単位の和がp,q,rであ
ることを示しているにすぎないと解すべきである。従っ
て、上記式(A)における各単位はランダム結合してい
てもよく、またブロック結合していてもよい。
【0019】尚、上記のポリビニルアセタールの重合度
は300〜3000であることが好ましい。重合度が3
00未満であると離型層の強度が不足し、離型フイルム
の加工中に離型層が削れる等の問題が生じることがあ
り、重合度が3000を超えると塗液の粘度が高くなり
すぎ塗工が困難となることがある。
は300〜3000であることが好ましい。重合度が3
00未満であると離型層の強度が不足し、離型フイルム
の加工中に離型層が削れる等の問題が生じることがあ
り、重合度が3000を超えると塗液の粘度が高くなり
すぎ塗工が困難となることがある。
【0020】また、本発明におけるポリジメチルシロキ
サンとは、下記式(B)で示されるポリマーである。
サンとは、下記式(B)で示されるポリマーである。
【0021】
【化3】
【0022】上記式(B)で、R1 、R2 は水素元素、
メチル基または水酸基、nは50〜1000である。
メチル基または水酸基、nは50〜1000である。
【0023】本発明においては、ポリエステルフイルム
の少なくとも片面に、上記のポリビニルアセタール10
0モル%に対しポリジメチルシロキサンを10〜50モ
ル%の割合でグラフト重合したグラフト重合体を含む塗
液を塗布し加熱硬化させて得られる離型層を設ける。
の少なくとも片面に、上記のポリビニルアセタール10
0モル%に対しポリジメチルシロキサンを10〜50モ
ル%の割合でグラフト重合したグラフト重合体を含む塗
液を塗布し加熱硬化させて得られる離型層を設ける。
【0024】このポリビニルアセタールに対するポリジ
メチルシロキサンの割合が10モル%未満であると離型
層の離型性が不足して積層した粘着剤層などが剥がれ難
くなり、50モル%を超えるとポリビニルアセタール中
の水酸基濃度が高くても離型層の濡れ性が不足して水性
塗液のハジキが生じる。
メチルシロキサンの割合が10モル%未満であると離型
層の離型性が不足して積層した粘着剤層などが剥がれ難
くなり、50モル%を超えるとポリビニルアセタール中
の水酸基濃度が高くても離型層の濡れ性が不足して水性
塗液のハジキが生じる。
【0025】また、本発明における離型層は、下記式
(I)で求まる最大表面張力(γL max )が30〜50
dyne/cmであることが好ましい。
(I)で求まる最大表面張力(γL max )が30〜50
dyne/cmであることが好ましい。
【0026】
【数2】γL max =1/b+γC /2 ……式(I) [式(I)で、bはzismanプロットより求まる定
数、γC は臨界表面張力を示す。]
数、γC は臨界表面張力を示す。]
【0027】ここで、bは下記のzismanプロット
より求まる定数であり、γC は下記の方法で求まる臨界
表面張力である。即ち、表面張力が20〜40dyne/cm
の範囲にある数種の標準液を調整し、この標準液をフイ
ルムの離型層上に滴下して標準液と離型層との接触角
(θ)を測定する。得られた接触角(θ)からcosθ
値を算出し、このcosθ値と標準液の表面張力の値と
をプロット(Zismanプロット)し、その直線の傾
きをbとする。また、このZismanプロットの直線
と、cosθ=1で示される直線との交点における表面
張力の値をγC (臨界表面張力)とする。
より求まる定数であり、γC は下記の方法で求まる臨界
表面張力である。即ち、表面張力が20〜40dyne/cm
の範囲にある数種の標準液を調整し、この標準液をフイ
ルムの離型層上に滴下して標準液と離型層との接触角
(θ)を測定する。得られた接触角(θ)からcosθ
値を算出し、このcosθ値と標準液の表面張力の値と
をプロット(Zismanプロット)し、その直線の傾
きをbとする。また、このZismanプロットの直線
と、cosθ=1で示される直線との交点における表面
張力の値をγC (臨界表面張力)とする。
【0028】尚、このγL max は下記式(II)で示され
る付着の力(W)を最大にする液体の表面張力と規定さ
れる。
る付着の力(W)を最大にする液体の表面張力と規定さ
れる。
【0029】
【数3】W=γS +γL −γSL ……式(II) 式(II)で、γS は固体の表面張力、γL は液体の表面
張力、γSLは固体〜液体間の界面張力を示す。
張力、γSLは固体〜液体間の界面張力を示す。
【0030】離型層の最大表面張力(γL max )が30
dyne/cm未満であると離型層の水系の樹脂溶液、粘着剤
溶液或いはセラミックスラリーに対する濡れ性が悪くな
ることがあり、γL max が50 dyne/cmを超えると樹脂
シート、粘着剤被膜或いはセラミック生シートに対する
接着力が強くなり過ぎ離型性が不足することがある。
dyne/cm未満であると離型層の水系の樹脂溶液、粘着剤
溶液或いはセラミックスラリーに対する濡れ性が悪くな
ることがあり、γL max が50 dyne/cmを超えると樹脂
シート、粘着剤被膜或いはセラミック生シートに対する
接着力が強くなり過ぎ離型性が不足することがある。
【0031】最大表面張力(γL max )が30〜50 d
yne/cmである離型層は、例えば前記式(A)における
p、q、rの比率がp4〜81.6モル%、q0〜6モ
ル%、r13.4〜96モル%(好ましくは20〜60
モル%)のポリビニルアセタールに対しポリジメチルシ
ロキサンを10〜50モル%をグラフト重合したグラフ
ト重合体を含む塗液を塗布し加熱硬化させることにより
得ることができる。
yne/cmである離型層は、例えば前記式(A)における
p、q、rの比率がp4〜81.6モル%、q0〜6モ
ル%、r13.4〜96モル%(好ましくは20〜60
モル%)のポリビニルアセタールに対しポリジメチルシ
ロキサンを10〜50モル%をグラフト重合したグラフ
ト重合体を含む塗液を塗布し加熱硬化させることにより
得ることができる。
【0032】[その他の配合剤]本発明における離型層
には本発明の目的を妨げない範囲で公知の各種添加剤を
配合することができる。この添加剤としては、例えば紫
外線吸収剤、顔料、消泡剤、ポットライフ延長剤、架橋
剤等を挙げることができる。
には本発明の目的を妨げない範囲で公知の各種添加剤を
配合することができる。この添加剤としては、例えば紫
外線吸収剤、顔料、消泡剤、ポットライフ延長剤、架橋
剤等を挙げることができる。
【0033】[離型層の塗設方法]本発明における離型
層は、ポリエステルフイルムの少なくとも片面に、ポリ
ビニルアセタールにポリジメチルシロキサンをグラフト
重合したグラフト重合体を含む水性塗液を塗布した後加
熱し、乾燥および硬化反応させて塗膜を形成させること
により塗設することができる。この加熱の条件は、例え
ば80〜160℃で20〜120秒間、特に100〜1
50℃で30〜60秒間とすることが、乾燥および硬化
反応が十分なものとなるため好ましい。尚、水性塗液の
塗布方法としては、公知の任意の塗工法が適用でき、例
えばロールコーター法、ブレードコーター法等を挙げる
ことができるが、これらの方法に限定されるものではな
い。
層は、ポリエステルフイルムの少なくとも片面に、ポリ
ビニルアセタールにポリジメチルシロキサンをグラフト
重合したグラフト重合体を含む水性塗液を塗布した後加
熱し、乾燥および硬化反応させて塗膜を形成させること
により塗設することができる。この加熱の条件は、例え
ば80〜160℃で20〜120秒間、特に100〜1
50℃で30〜60秒間とすることが、乾燥および硬化
反応が十分なものとなるため好ましい。尚、水性塗液の
塗布方法としては、公知の任意の塗工法が適用でき、例
えばロールコーター法、ブレードコーター法等を挙げる
ことができるが、これらの方法に限定されるものではな
い。
【0034】[接着層]本発明においては、ポリエステ
ルフイルムと離型層との密着性を高めるためにポリエス
テルフイルムの少なくとも片面に接着層を設け、該接着
層の上に更に離型層を積層することができる。この接着
層には例えばシランカップリング剤を好ましく用いるこ
とができる。このシランカップリング剤としては,一般
式Y−Si−X3 で示されるものを挙げることができ
る。ここで、Yは例えばアミノ基、エポキシ基、ビニル
基、メタクリル基、メルカプト基等で代表される官能
基、Xはアルコキシ基で代表される加水分解性の官能基
を示す。上記の接着層の好ましい厚みは0.01〜5μ
m程度であり、特に0.02〜2μm程度である。接着
層の厚みが上記の範囲であるとポリエステルフイルムと
離型層の密着性が良好となり、また接着層を設けたポリ
エステルフイルムがブロッキングし難いため取り扱う際
に支障が生じ難い。
ルフイルムと離型層との密着性を高めるためにポリエス
テルフイルムの少なくとも片面に接着層を設け、該接着
層の上に更に離型層を積層することができる。この接着
層には例えばシランカップリング剤を好ましく用いるこ
とができる。このシランカップリング剤としては,一般
式Y−Si−X3 で示されるものを挙げることができ
る。ここで、Yは例えばアミノ基、エポキシ基、ビニル
基、メタクリル基、メルカプト基等で代表される官能
基、Xはアルコキシ基で代表される加水分解性の官能基
を示す。上記の接着層の好ましい厚みは0.01〜5μ
m程度であり、特に0.02〜2μm程度である。接着
層の厚みが上記の範囲であるとポリエステルフイルムと
離型層の密着性が良好となり、また接着層を設けたポリ
エステルフイルムがブロッキングし難いため取り扱う際
に支障が生じ難い。
【0035】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明を更に説明す
る。尚、フイルムの各特性値は下記の方法で測定した。
る。尚、フイルムの各特性値は下記の方法で測定した。
【0036】1.γL max エタノールに対しエチレングリコールを適宜割合で配合
し、表面張力が20〜40dyne/cm の範囲にある数種の
標準液を調整する。この表面張力はデュヌイの輪環引上
げ法により測定する。次いで、この標準液をフイルムの
離型層上に滴下して標準液と離型層との接触角(θ)を
測定する。得られた接触角(θ)からcosθ値を算出
し、このcosθ値と上記の方法により測定された表面
張力とのプロット(Zismanプロット)を作成しそ
の直線の傾きをbとする。また、このZismanプロ
ットの直線とcosθ=1で示される直線との交点にお
ける表面張力の値をγC (臨界表面張力)とする。かく
して得られたb、γC を用い下記式(I)からγL max
を求めた。
し、表面張力が20〜40dyne/cm の範囲にある数種の
標準液を調整する。この表面張力はデュヌイの輪環引上
げ法により測定する。次いで、この標準液をフイルムの
離型層上に滴下して標準液と離型層との接触角(θ)を
測定する。得られた接触角(θ)からcosθ値を算出
し、このcosθ値と上記の方法により測定された表面
張力とのプロット(Zismanプロット)を作成しそ
の直線の傾きをbとする。また、このZismanプロ
ットの直線とcosθ=1で示される直線との交点にお
ける表面張力の値をγC (臨界表面張力)とする。かく
して得られたb、γC を用い下記式(I)からγL max
を求めた。
【0037】
【数4】γL max =1/b+γC /2 ……式(I) 式(I)で、bは上記のZismanプロットより求ま
る定数、γC は上記の方法で求まる臨界表面張力を示
す。
る定数、γC は上記の方法で求まる臨界表面張力を示
す。
【0038】2.水系塗料の濡れ性 下記組成のセラミック粉体分散スラリーを調整する。 (a)チタン酸バリウム:100重量部 (b)水溶性アクリルエマルジョン:9〜13重量部 (c)水溶性ポリウレタン樹脂:1重量部 (d)ポリカルボン酸アンモニウム:1重量部 (e)水:10〜20重量部 (f)アンモニア:1重量部
【0039】セラミック粉体分散スラリーの調整はボー
ルミルにて、ヘッグマングラインドゲージで7以上の分
散状態となるよう行なう。次いで、このセラミック粉体
分散スラリーを1milの間隙を有するストレートエッ
ジアプリケーターを用いて離型フイルムの離型層面に塗
工し、140℃にて1分間乾燥後、塗工エッジのハジキ
の程度を観察し下記の基準にて水系塗料の濡れ性を評価
した。 A:ハジキが観察されない ……濡れ性良好 B:ハジキが若干観察される……濡れ性やや良好 C:ハジキが観察される ……濡れ性不良
ルミルにて、ヘッグマングラインドゲージで7以上の分
散状態となるよう行なう。次いで、このセラミック粉体
分散スラリーを1milの間隙を有するストレートエッ
ジアプリケーターを用いて離型フイルムの離型層面に塗
工し、140℃にて1分間乾燥後、塗工エッジのハジキ
の程度を観察し下記の基準にて水系塗料の濡れ性を評価
した。 A:ハジキが観察されない ……濡れ性良好 B:ハジキが若干観察される……濡れ性やや良好 C:ハジキが観察される ……濡れ性不良
【0040】3.剥離強度(ラビングテスト) ポリエステルフイルムの離型層面にポリエステル粘着テ
ープ(ニットー31B)を貼合わせ、5kgの圧着ロー
ラーで圧着し20時間放置後、離型層と粘着テープとの
剥離力を引張り試験機にて測定した。
ープ(ニットー31B)を貼合わせ、5kgの圧着ロー
ラーで圧着し20時間放置後、離型層と粘着テープとの
剥離力を引張り試験機にて測定した。
【0041】尚、剥離強度の好ましい範囲は5〜100
g/inである。剥離強度が5g/in以下であると、
離型フイルムに樹脂シート等を積層した積層シートを巻
き取る際等に樹脂シート等が離型フイルムから剥離して
しまうことがあるため好ましくない。また、剥離強度が
100g/in以上であると、積層シートから樹脂シー
ト等を剥離分離して使用する際に剥離が困難となること
があるため好ましくない。
g/inである。剥離強度が5g/in以下であると、
離型フイルムに樹脂シート等を積層した積層シートを巻
き取る際等に樹脂シート等が離型フイルムから剥離して
しまうことがあるため好ましくない。また、剥離強度が
100g/in以上であると、積層シートから樹脂シー
ト等を剥離分離して使用する際に剥離が困難となること
があるため好ましくない。
【0042】4.残留接着率 ポリエステル粘着テープ(ニットー31B)をJIS・
G4305に規定する冷間圧延ステンレス板(SUS3
04)に貼付けた後の剥離力を測定し、基礎接着力(f
0 )とする。また前記ポリエステル粘着テープをサンプ
ルフイルムの離型層塗設面に5kgの圧着ローラーで圧
着し、30秒間放置した後粘着テープを剥がす。そして
剥がした粘着テープを上記のステンレス板に貼り、該貼
合部の剥離力を測定し、残留接着力(f)とする。得ら
れた基礎接着力(f0 )と残留接着力(f)より下記式
を用いて残留接着率を求める。
G4305に規定する冷間圧延ステンレス板(SUS3
04)に貼付けた後の剥離力を測定し、基礎接着力(f
0 )とする。また前記ポリエステル粘着テープをサンプ
ルフイルムの離型層塗設面に5kgの圧着ローラーで圧
着し、30秒間放置した後粘着テープを剥がす。そして
剥がした粘着テープを上記のステンレス板に貼り、該貼
合部の剥離力を測定し、残留接着力(f)とする。得ら
れた基礎接着力(f0 )と残留接着力(f)より下記式
を用いて残留接着率を求める。
【0043】
【数5】残留接着率(%)=(f/f0 )×100 尚、残留接着率の好ましい範囲は85%以上である。残
留接着率が85%未満であると、例えば離型フイルムを
ロール状に巻いて保管する際に、離型層を構成する成分
が隣接するフイルムの表面に転写(いわゆる背面転写)
し、離型層の特性が不良となったり、隣接フイルム表面
の接着性等の特性が不良となることがあるため好ましく
ない。
留接着率が85%未満であると、例えば離型フイルムを
ロール状に巻いて保管する際に、離型層を構成する成分
が隣接するフイルムの表面に転写(いわゆる背面転写)
し、離型層の特性が不良となったり、隣接フイルム表面
の接着性等の特性が不良となることがあるため好ましく
ない。
【0044】[実施例1]前記式(A)において、Rが
−C3 H7 、p/q/rが65/3/32モル%のポリ
ビニルアセタール(エタノール/トルエン=1/1混合
溶剤中10重量%溶液の回転粘度計(BM型)での20
℃における粘度が200cpsのもの)に対し、前記式
(B)におけるnが400、R1 が−CH3 、R2 が−
CH3 、mが1である末端がシラノール型のポリジメチ
ルシロキサンを30モル%の割合でグラフト重合させた
共重合体をメチルエチルケトン中に固形分濃度として3
重量%となるよう溶解した溶液を作成した。次いで、こ
の溶液を二軸延伸ポリエステルフイルム(厚さ38μ
m)の片面に6g/m2 の塗布量で塗布し、温度120
℃、時間1分の条件で乾燥及び硬化反応させて離型層の
厚さ0.2μmの離型フイルムを作成した。この離型フ
イルムの特性を表1に示す。
−C3 H7 、p/q/rが65/3/32モル%のポリ
ビニルアセタール(エタノール/トルエン=1/1混合
溶剤中10重量%溶液の回転粘度計(BM型)での20
℃における粘度が200cpsのもの)に対し、前記式
(B)におけるnが400、R1 が−CH3 、R2 が−
CH3 、mが1である末端がシラノール型のポリジメチ
ルシロキサンを30モル%の割合でグラフト重合させた
共重合体をメチルエチルケトン中に固形分濃度として3
重量%となるよう溶解した溶液を作成した。次いで、こ
の溶液を二軸延伸ポリエステルフイルム(厚さ38μ
m)の片面に6g/m2 の塗布量で塗布し、温度120
℃、時間1分の条件で乾燥及び硬化反応させて離型層の
厚さ0.2μmの離型フイルムを作成した。この離型フ
イルムの特性を表1に示す。
【0045】[実施例2]前記式(A)において、Rが
−H、p/q/rが70/5/25モル%のポリビニル
アセタール(重合度:840)に対し、前記式(B)に
おけるnが750、R1 が−CH3 、R2 が−CH3 、
mが1である末端がシラノール型のポリジメチルシロキ
サンを25モル%の割合でグラフト重合させた共重合体
を用いる以外は実施例1と同様にして離型フイルムを作
成した。この離型フイルムの特性を表1に示す。
−H、p/q/rが70/5/25モル%のポリビニル
アセタール(重合度:840)に対し、前記式(B)に
おけるnが750、R1 が−CH3 、R2 が−CH3 、
mが1である末端がシラノール型のポリジメチルシロキ
サンを25モル%の割合でグラフト重合させた共重合体
を用いる以外は実施例1と同様にして離型フイルムを作
成した。この離型フイルムの特性を表1に示す。
【0046】[比較例1]ポリビニルアセタールに対
し、末端がシラノール型のポリジメチルシロキサンを6
0モル%の割合でグラフト重合させた共重合体を用いる
以外は実施例1と同様にして離型フイルムを作成した。
この離型フイルムの特性を表1に示す。
し、末端がシラノール型のポリジメチルシロキサンを6
0モル%の割合でグラフト重合させた共重合体を用いる
以外は実施例1と同様にして離型フイルムを作成した。
この離型フイルムの特性を表1に示す。
【0047】[比較例2]ポリビニルアセタールに対
し、末端がシラノール型のポリジメチルシロキサンを5
モル%の割合でグラフト重合させた共重合体を用いる以
外は実施例1と同様にして離型フイルムを作成した。こ
の離型フイルムの特性を表1に示す。
し、末端がシラノール型のポリジメチルシロキサンを5
モル%の割合でグラフト重合させた共重合体を用いる以
外は実施例1と同様にして離型フイルムを作成した。こ
の離型フイルムの特性を表1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】表1より明らかなように、実施例1〜2に
示した本発明の離型フイルムは水系塗料に対する濡れ
性、剥離強度及び残留接着率に優れるものであった。
示した本発明の離型フイルムは水系塗料に対する濡れ
性、剥離強度及び残留接着率に優れるものであった。
【0050】
【発明の効果】本発明の離型フイルムは、離型層に特定
なポリマーを硬化させたものを用い、離型層表面が特定
の最大表面張力(γLmax)を有するものであるため、各
種被膜やシート成形用に水系塗液を用いた際に濡れ性に
優れ、各種樹脂シート、樹脂被膜やセラミックシート等
に対する剥離性に優れるため、粘着剤被膜の保護フイル
ムや樹脂シート、樹脂被膜、セラミックシート等の成形
用キャリヤーフイルムに有用である。
なポリマーを硬化させたものを用い、離型層表面が特定
の最大表面張力(γLmax)を有するものであるため、各
種被膜やシート成形用に水系塗液を用いた際に濡れ性に
優れ、各種樹脂シート、樹脂被膜やセラミックシート等
に対する剥離性に優れるため、粘着剤被膜の保護フイル
ムや樹脂シート、樹脂被膜、セラミックシート等の成形
用キャリヤーフイルムに有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JKV C09J 7/02 JKV JKY JKY 183/10 PMS 183/10 PMS
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリエステルフイルムの少なくとも片面
に、ポリビニルアセタールに対しポリジメチルシロキサ
ンを10〜50モル%の割合でグラフト重合したグラフ
ト重合体を含む塗液を塗布し加熱硬化させて得られる離
型層を設けた離型フイルム。 - 【請求項2】 離型層の下記式(I)で求まる最大表面
張力(γL max )が30〜50 dyne/cmである請求項1
記載の離型フイルム。 【数1】γL max =1/b+γC /2 ……式(I) [式(I)で、bはzismanプロットより求まる定
数、γC は臨界表面張力を示す。]
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30119095A JPH09141801A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 離型フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30119095A JPH09141801A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 離型フイルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09141801A true JPH09141801A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=17893865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30119095A Pending JPH09141801A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 離型フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09141801A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SG103924A1 (en) * | 2002-05-31 | 2004-05-26 | Nitto Denko Corp | Pressure-sensitive adhesive tape and method of adhering same to porous surface |
| JP2007501303A (ja) * | 2003-08-21 | 2007-01-25 | ワッカー ケミー アクチエンゲゼルシャフト | シリコーンを含有するポリビニルアセタール |
| CN103881568A (zh) * | 2012-12-21 | 2014-06-25 | 董春珍 | 一种含有高分子增强材料的硅氧烷溶液 |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP30119095A patent/JPH09141801A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SG103924A1 (en) * | 2002-05-31 | 2004-05-26 | Nitto Denko Corp | Pressure-sensitive adhesive tape and method of adhering same to porous surface |
| JP2007501303A (ja) * | 2003-08-21 | 2007-01-25 | ワッカー ケミー アクチエンゲゼルシャフト | シリコーンを含有するポリビニルアセタール |
| US7429423B2 (en) | 2003-08-21 | 2008-09-30 | Wacker Chemie Ag | Silicone-containing polyvinyl acetals |
| CN103881568A (zh) * | 2012-12-21 | 2014-06-25 | 董春珍 | 一种含有高分子增强材料的硅氧烷溶液 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040618 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040622 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041026 |