JPH0912903A - ゼロ収縮またはわずかな膨張を示す成形品を得るための着色可能な成形用熱硬化性組成物 - Google Patents
ゼロ収縮またはわずかな膨張を示す成形品を得るための着色可能な成形用熱硬化性組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 欠陥のない滑らかな表面、高い表面光沢、さ
らに実質的にゼロの収縮またはわずかな膨張を示す、着
色されたまたは無色の成形品の製造を可能にする、着色
可能な熱硬化性組成物を提供する。 【解決手段】 上記の組成物は熱硬化性樹脂、触媒、1
50μmより小さい粒径を有する粉末状の(メト)アク
リル酸系ポリマー、少なくとも1種の無機充填剤、任意
に、強化用繊維および無機または有機顔料を含有する。 【効果】 熱硬化性樹脂と粉末状の(メト)アクリル酸
系ポリマーをベースとした本発明の組成物は、車のボデ
ィー構造部材、照明装置の反射鏡、家庭電気製品部材な
どを製造するのに有用である。
らに実質的にゼロの収縮またはわずかな膨張を示す、着
色されたまたは無色の成形品の製造を可能にする、着色
可能な熱硬化性組成物を提供する。 【解決手段】 上記の組成物は熱硬化性樹脂、触媒、1
50μmより小さい粒径を有する粉末状の(メト)アク
リル酸系ポリマー、少なくとも1種の無機充填剤、任意
に、強化用繊維および無機または有機顔料を含有する。 【効果】 熱硬化性樹脂と粉末状の(メト)アクリル酸
系ポリマーをベースとした本発明の組成物は、車のボデ
ィー構造部材、照明装置の反射鏡、家庭電気製品部材な
どを製造するのに有用である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実質的にゼロの最
終収縮(一般には「低プロフィール(low profile) 」と
呼ばれており、0〜0.05%程度の収縮率をいう)ま
たはわずかな膨張(すなわち寸法の増加、例えば+0.
02〜+0.09%の増加率)を示す成形品を得るため
の、特に不飽和ポリエステル樹脂をベースとした、成形
用の熱硬化性組成物に関するものである。
終収縮(一般には「低プロフィール(low profile) 」と
呼ばれており、0〜0.05%程度の収縮率をいう)ま
たはわずかな膨張(すなわち寸法の増加、例えば+0.
02〜+0.09%の増加率)を示す成形品を得るため
の、特に不飽和ポリエステル樹脂をベースとした、成形
用の熱硬化性組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常の不飽和ポリエステル樹脂は、意図
した用途に必要とされる粘度に調整するために、エチレ
ン性(ビニルまたはアクリル)不飽和を有するモノマー
で不飽和ポリエステルを希釈したものである。このモノ
マーはポリエステルおよび架橋剤の溶媒として利用され
る。ポリエステルとモノマーとの架橋(または硬化)反
応中に体積の収縮が認められる。この収縮は成形品に亀
裂や外観上のきず、さらに変形を生じさせる。それゆ
え、一般に熱可塑性物質からなる収縮調整剤が添加され
る。収縮調整剤が粉末の形でまたはスチレン希釈液の形
で導入される場合、これらの剤はポリスチレン、ポリエ
チレン、ポリ塩化ビニルまたはポリメチルメタクリレー
トの種類のもので、成形後に0.2〜0.1%(低収縮
率)の線収縮をもたらす。あるいは、これらの剤はポリ
酢酸ビニル、飽和ポリエステルまたはエラストマーの種
類のもので、ゼロに近い収縮(低プロフィール)をもた
らす。こうした収縮調整添加剤が架橋前の樹脂に可溶性
であろうとなかろうと、それらは架橋時に相分離を引き
起こす。形成されたミクロドメインが真空体積を生じさ
せ、これがポリエステルの収縮を調整する。
した用途に必要とされる粘度に調整するために、エチレ
ン性(ビニルまたはアクリル)不飽和を有するモノマー
で不飽和ポリエステルを希釈したものである。このモノ
マーはポリエステルおよび架橋剤の溶媒として利用され
る。ポリエステルとモノマーとの架橋(または硬化)反
応中に体積の収縮が認められる。この収縮は成形品に亀
裂や外観上のきず、さらに変形を生じさせる。それゆ
え、一般に熱可塑性物質からなる収縮調整剤が添加され
る。収縮調整剤が粉末の形でまたはスチレン希釈液の形
で導入される場合、これらの剤はポリスチレン、ポリエ
チレン、ポリ塩化ビニルまたはポリメチルメタクリレー
トの種類のもので、成形後に0.2〜0.1%(低収縮
率)の線収縮をもたらす。あるいは、これらの剤はポリ
酢酸ビニル、飽和ポリエステルまたはエラストマーの種
類のもので、ゼロに近い収縮(低プロフィール)をもた
らす。こうした収縮調整添加剤が架橋前の樹脂に可溶性
であろうとなかろうと、それらは架橋時に相分離を引き
起こす。形成されたミクロドメインが真空体積を生じさ
せ、これがポリエステルの収縮を調整する。
【0003】既知の収縮調整添加剤から製造された、ゼ
ロ収縮を有する熱硬化性組成物は均質に着色することが
できず、特に、白っぽい大理石模様(marbling effect)
が観察される。従って、顔料や染料が均質に分配された
成形品を得ることができない。これは、例えば家庭電気
製品の分野で、着色された成形品を製造しようとする場
合に問題を提起する。
ロ収縮を有する熱硬化性組成物は均質に着色することが
できず、特に、白っぽい大理石模様(marbling effect)
が観察される。従って、顔料や染料が均質に分配された
成形品を得ることができない。これは、例えば家庭電気
製品の分野で、着色された成形品を製造しようとする場
合に問題を提起する。
【0004】また、成形用の熱硬化性組成物は、塗料、
ワニス、金属性の物質などの層でコーティングされ得る
完全に滑らかな表面を有する成形品を得ることが望まれ
ている分野、すなわち、特に自動車部品材料(例えば、
ボディー構造部材)および照明装置の反射鏡の場合、に
おいても使用されている。
ワニス、金属性の物質などの層でコーティングされ得る
完全に滑らかな表面を有する成形品を得ることが望まれ
ている分野、すなわち、特に自動車部品材料(例えば、
ボディー構造部材)および照明装置の反射鏡の場合、に
おいても使用されている。
【0005】自動車用のボディー構造部材は、主として
不飽和ポリエステル樹脂、無機充填剤、強化用繊維およ
び少なくとも1種の収縮調整剤を含有するBMC(バル
ク成形コンパウンド)型の、またはSMC(シート成形
コンパウンド)型の熱硬化性材料を成形(例えば、圧縮
成形または射出成形)することにより製造される。この
収縮調整剤はボディー構造部材を形作ることを目的とし
たBMCまたはSMCの場合には特に重要となる。なぜ
ならば、自動車分野のクラスAの必要条件を満たすため
に(例えば、収縮くぼみのない、完全に滑らかな表面を
得るために)、ある場合にはゼロのまたは実質的にゼロ
の収縮(低プロフィール)を、そして他の場合にはわず
かな膨張を示すことが必要となるからである。
不飽和ポリエステル樹脂、無機充填剤、強化用繊維およ
び少なくとも1種の収縮調整剤を含有するBMC(バル
ク成形コンパウンド)型の、またはSMC(シート成形
コンパウンド)型の熱硬化性材料を成形(例えば、圧縮
成形または射出成形)することにより製造される。この
収縮調整剤はボディー構造部材を形作ることを目的とし
たBMCまたはSMCの場合には特に重要となる。なぜ
ならば、自動車分野のクラスAの必要条件を満たすため
に(例えば、収縮くぼみのない、完全に滑らかな表面を
得るために)、ある場合にはゼロのまたは実質的にゼロ
の収縮(低プロフィール)を、そして他の場合にはわず
かな膨張を示すことが必要となるからである。
【0006】自動車用の成形部材、例えばボディー構造
部材やエンジンコンパートメントの部材、は塗装可能で
なければならない。一般に、ポリエステルで作られた部
材の塗装には、塗膜の接着を促進しかつ塗料を塗る前の
表面品質を改善する下塗(プライマーとも呼ばれる)を
付着させる必要がある。例えば、静電ガンスプレーを用
いて着色する場合は、前もって導電性被膜を付着させて
おく必要がある。
部材やエンジンコンパートメントの部材、は塗装可能で
なければならない。一般に、ポリエステルで作られた部
材の塗装には、塗膜の接着を促進しかつ塗料を塗る前の
表面品質を改善する下塗(プライマーとも呼ばれる)を
付着させる必要がある。例えば、静電ガンスプレーを用
いて着色する場合は、前もって導電性被膜を付着させて
おく必要がある。
【0007】この予備処理をなくすために、熱硬化性混
合物中に導電性の顔料を配合することが考えられた。し
かしながら、上述したように、低プロフィール型の収縮
またはわずかな膨張とするためにこれまでに使用されて
きたような既知の収縮調整剤を含む組成物を用いると、
均質な着色を得ることが難しく、成形品の場合には、静
電ガンスプレーによる滑らかで均質な塗膜の付着に適合
しない表面品質となってしまう。
合物中に導電性の顔料を配合することが考えられた。し
かしながら、上述したように、低プロフィール型の収縮
またはわずかな膨張とするためにこれまでに使用されて
きたような既知の収縮調整剤を含む組成物を用いると、
均質な着色を得ることが難しく、成形品の場合には、静
電ガンスプレーによる滑らかで均質な塗膜の付着に適合
しない表面品質となってしまう。
【0008】さらに、熱硬化性材料は、例えば自動車の
照明装置の(放物面)反射鏡の製造にも用いられる。反
射鏡はきわめて良好な品質の反射面をもつ必要がある。
このために、反射板の凹型内面は薄いアルミニウム被膜
で覆われる。この被膜(アルミニウムコーティング)を
付着させる前に、成形品に完全な表面品質を付与しかつ
アルミニウムコーティングの付着を促進するための予備
処理(例えば、ワニスの付着)が成形品に施される。考
えられるもう一つの処理は、アルミニウムコーティング
の接着を促進する薄膜を得るために、表面を帯電防止し
て高温で粉末を付着させるものである。
照明装置の(放物面)反射鏡の製造にも用いられる。反
射鏡はきわめて良好な品質の反射面をもつ必要がある。
このために、反射板の凹型内面は薄いアルミニウム被膜
で覆われる。この被膜(アルミニウムコーティング)を
付着させる前に、成形品に完全な表面品質を付与しかつ
アルミニウムコーティングの付着を促進するための予備
処理(例えば、ワニスの付着)が成形品に施される。考
えられるもう一つの処理は、アルミニウムコーティング
の接着を促進する薄膜を得るために、表面を帯電防止し
て高温で粉末を付着させるものである。
【0009】これらの処理には費用がかかるので、明ら
かな経済的理由のため、BMCまたはSMC熱硬化性材
料からの成形品の予備処理を、それが塗料付着前の処理
であるか、それともアルミニウムコーティング前の処理
であるかに係わりなく、排除して、アルミニウムまたは
塗料の直接付着が可能な表面品質をもつ成形品が得られ
るようにすることが本来望ましいだろう。
かな経済的理由のため、BMCまたはSMC熱硬化性材
料からの成形品の予備処理を、それが塗料付着前の処理
であるか、それともアルミニウムコーティング前の処理
であるかに係わりなく、排除して、アルミニウムまたは
塗料の直接付着が可能な表面品質をもつ成形品が得られ
るようにすることが本来望ましいだろう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、欠陥
のない滑らかな表面、著しく高い表面光沢、さらに低プ
ロフィール型の収縮(0〜0.05%程度の収縮率)ま
たはわずかな膨張を示す、着色されたまたは無色の成形
品の製造を可能にする、着色可能な熱硬化性組成物を提
供することである。
のない滑らかな表面、著しく高い表面光沢、さらに低プ
ロフィール型の収縮(0〜0.05%程度の収縮率)ま
たはわずかな膨張を示す、着色されたまたは無色の成形
品の製造を可能にする、着色可能な熱硬化性組成物を提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による着色可能な
成形用熱硬化性組成物は、重量基準で、15〜45%の
熱硬化性樹脂;0.2〜1%の触媒;3〜15%の、粒
径が150μmより小さい粉末状の(メト)アクリル酸
系ポリマー;3〜60%の無機充填剤;0〜5%の有機
または無機顔料;60%までの強化用繊維;を含有する
ものである。
成形用熱硬化性組成物は、重量基準で、15〜45%の
熱硬化性樹脂;0.2〜1%の触媒;3〜15%の、粒
径が150μmより小さい粉末状の(メト)アクリル酸
系ポリマー;3〜60%の無機充填剤;0〜5%の有機
または無機顔料;60%までの強化用繊維;を含有する
ものである。
【0012】熱硬化性樹脂と粉末状の(メト)アクリル
酸系ポリマーをベースとした、本発明特有の組成物は、
全体的に色むらのない(大理石模様のない)物品の製造
を可能にするが、それは顔料または染料の良好な分散に
よるものであり、そして大多数の場合には保護および/
または装飾用のコーティング、あるいは特定の機能(例
えば、光の反射)を有するコーティングの直接塗装を可
能にするに足る表面品質によるものである。
酸系ポリマーをベースとした、本発明特有の組成物は、
全体的に色むらのない(大理石模様のない)物品の製造
を可能にするが、それは顔料または染料の良好な分散に
よるものであり、そして大多数の場合には保護および/
または装飾用のコーティング、あるいは特定の機能(例
えば、光の反射)を有するコーティングの直接塗装を可
能にするに足る表面品質によるものである。
【0013】このような注目すべき特性(滑らかな表
面、光沢、均質な着色)を備えた成形品は、例えば家庭
電気製品や家具として、直接使用することができる。ま
た、それらはある種の物質(塗料、ワニスなど)の付着
が必要となる自動車のような分野でも使用され、その場
合、こうした付着は通常の予備処理なしで行うことがで
きる。
面、光沢、均質な着色)を備えた成形品は、例えば家庭
電気製品や家具として、直接使用することができる。ま
た、それらはある種の物質(塗料、ワニスなど)の付着
が必要となる自動車のような分野でも使用され、その場
合、こうした付着は通常の予備処理なしで行うことがで
きる。
【0014】用いる熱硬化性樹脂は不飽和ポリエステル
樹脂であってよく、周知のごとく、この樹脂は少なくと
も1種の不飽和二酸またはその無水物と少なくとも1種
のジオールとの重縮合により得られるポリエステルであ
る。不飽和二酸として、特にマレイン酸およびその無水
物、そしてフマル酸を挙げることができる。最終生成物
の機械的および化学的性質を改変する目的で、少量の芳
香族、脂環式または飽和脂肪族二酸またはそれらの無水
物を用いてもよい。こうして、オルト−フタル酸および
その無水物、イソフタル酸、アジピン酸およびテトラヒ
ドロフタル酸無水物を使用することができる。耐火性を
向上させた樹脂の場合には、テトラブロモ−またはテト
ラクロロフタル酸の無水物およびヘキサクロロエンドメ
チレンテトラヒドロフタル酸のようなハロゲン化モノマ
ーを使用することが可能である。ジオールとしては、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレン
グリコール、ジプロピレングリコール、ネオペンチルグ
リコールまたは1,3−ブタンジオールが一般的に使用
されている。
樹脂であってよく、周知のごとく、この樹脂は少なくと
も1種の不飽和二酸またはその無水物と少なくとも1種
のジオールとの重縮合により得られるポリエステルであ
る。不飽和二酸として、特にマレイン酸およびその無水
物、そしてフマル酸を挙げることができる。最終生成物
の機械的および化学的性質を改変する目的で、少量の芳
香族、脂環式または飽和脂肪族二酸またはそれらの無水
物を用いてもよい。こうして、オルト−フタル酸および
その無水物、イソフタル酸、アジピン酸およびテトラヒ
ドロフタル酸無水物を使用することができる。耐火性を
向上させた樹脂の場合には、テトラブロモ−またはテト
ラクロロフタル酸の無水物およびヘキサクロロエンドメ
チレンテトラヒドロフタル酸のようなハロゲン化モノマ
ーを使用することが可能である。ジオールとしては、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレン
グリコール、ジプロピレングリコール、ネオペンチルグ
リコールまたは1,3−ブタンジオールが一般的に使用
されている。
【0015】先に示したように、ポリエステルは意図し
た用途に必要な粘度の樹脂を得るためにエチレン性不飽
和を有するモノマー中に希釈される。このモノマーは架
橋反応において三次元網状構造を形成する際にも利用さ
れる。種々のモノマーを使用することができ、主なもの
としてアクリル系またはビニル系モノマー、例えばスチ
レン、α−メチルスチレンまたはビニルトルエンがあ
る。常用されるモノマーはスチレンである。用いる熱硬
化性樹脂は酸、特に(メト)アクリル酸、で改質された
エポキシ樹脂であるエポキシビニルエステル樹脂であっ
てもよい。
た用途に必要な粘度の樹脂を得るためにエチレン性不飽
和を有するモノマー中に希釈される。このモノマーは架
橋反応において三次元網状構造を形成する際にも利用さ
れる。種々のモノマーを使用することができ、主なもの
としてアクリル系またはビニル系モノマー、例えばスチ
レン、α−メチルスチレンまたはビニルトルエンがあ
る。常用されるモノマーはスチレンである。用いる熱硬
化性樹脂は酸、特に(メト)アクリル酸、で改質された
エポキシ樹脂であるエポキシビニルエステル樹脂であっ
てもよい。
【0016】触媒はポリエステルの架橋を生じさせるた
めに用いられる。それらは一般には有機過酸化物であ
り、重合温度に応じて過酸化ジ−t−ブチル、過オクタ
ン酸t−ブチル、過安息香酸t−ブチルおよび過酸化ベ
ンゾイルであり得る。
めに用いられる。それらは一般には有機過酸化物であ
り、重合温度に応じて過酸化ジ−t−ブチル、過オクタ
ン酸t−ブチル、過安息香酸t−ブチルおよび過酸化ベ
ンゾイルであり得る。
【0017】(メト)アクリル酸系ポリマー粉末は、有
利には、メチルメタクリレートホモポリマー、またはメ
チルメタクリレートモノマーとアルキルアクリレートモ
ノマー(アルキル基の炭素原子数は1〜4)(20重量
%まで)またはスチレンのようなビニルモノマーとのコ
ポリマーから作られる。コポリマーは通常の量の、例え
ばモノマー類の合計量に対して1重量%より少ない量
の、二官能性モノマーを使って架橋させてもよい。
利には、メチルメタクリレートホモポリマー、またはメ
チルメタクリレートモノマーとアルキルアクリレートモ
ノマー(アルキル基の炭素原子数は1〜4)(20重量
%まで)またはスチレンのようなビニルモノマーとのコ
ポリマーから作られる。コポリマーは通常の量の、例え
ばモノマー類の合計量に対して1重量%より少ない量
の、二官能性モノマーを使って架橋させてもよい。
【0018】(メト)アクリル酸系ポリマーの重量分子
量は非常に広い範囲にわたって変化し、例えば100,
000から架橋までであり得る。(メト)アクリル酸系
ポリマー粉末の粒径は150μmより小さく、100μ
mより小さいことが好ましい。特に、それは10〜50
μmである。粒径が大きすぎると(150μmより
大)、得られる成形品が表面欠陥(ざらざらした粗い外
観)を示すようになる。
量は非常に広い範囲にわたって変化し、例えば100,
000から架橋までであり得る。(メト)アクリル酸系
ポリマー粉末の粒径は150μmより小さく、100μ
mより小さいことが好ましい。特に、それは10〜50
μmである。粒径が大きすぎると(150μmより
大)、得られる成形品が表面欠陥(ざらざらした粗い外
観)を示すようになる。
【0019】(メト)アクリル酸系ポリマー粉末は収縮
調整剤として作用し、また、おそらくエチレン性不飽和
を有するモノマー(例えば、スチレン)の該ポリマー粉
末による吸収と関連した粘度増加の結果として、エージ
ング剤(aging agent) の不在下で全成分の均質化と安定
化に役立っていると考えられる。しかし、アルカリ土類
金属の酸化物または水酸化物(例えば、酸化マグネシウ
ム、マグネシア)のような従来のエージング剤を加える
ことも可能である。
調整剤として作用し、また、おそらくエチレン性不飽和
を有するモノマー(例えば、スチレン)の該ポリマー粉
末による吸収と関連した粘度増加の結果として、エージ
ング剤(aging agent) の不在下で全成分の均質化と安定
化に役立っていると考えられる。しかし、アルカリ土類
金属の酸化物または水酸化物(例えば、酸化マグネシウ
ム、マグネシア)のような従来のエージング剤を加える
ことも可能である。
【0020】微細な(メト)アクリル酸系ポリマー粉末
はいろいろな方法によって得ることができ、例えば乳化
重合法もしくは懸濁重合法(後者が特に好ましい)によ
り、または適当な分散法(例えば、固体のポリマーを溶
解し、非溶剤中に分配する)により、あるいはシート、
ブロック、顆粒または粒子を粉砕することにより得られ
る。
はいろいろな方法によって得ることができ、例えば乳化
重合法もしくは懸濁重合法(後者が特に好ましい)によ
り、または適当な分散法(例えば、固体のポリマーを溶
解し、非溶剤中に分配する)により、あるいはシート、
ブロック、顆粒または粒子を粉砕することにより得られ
る。
【0021】本発明による組成物は無機充填剤、例えば
炭酸カルシウム、アルミナ水和物などを含有する。よく
知られているように、これらの充填剤は流動学的性質、
耐火性、化学的性質のような諸性質を付与するものであ
る。本組成物はさらに60重量%までの強化用繊維を含
むことができ、それらは特に3〜25mmの長さのガラ
ス繊維、または炭素もしくはアラミド繊維、例えばDuPo
nt de Nemours からKevlarという商標名で販売されてい
るもの、から選ばれる。
炭酸カルシウム、アルミナ水和物などを含有する。よく
知られているように、これらの充填剤は流動学的性質、
耐火性、化学的性質のような諸性質を付与するものであ
る。本組成物はさらに60重量%までの強化用繊維を含
むことができ、それらは特に3〜25mmの長さのガラ
ス繊維、または炭素もしくはアラミド繊維、例えばDuPo
nt de Nemours からKevlarという商標名で販売されてい
るもの、から選ばれる。
【0022】本組成物はさらに、曲げ破壊強度のような
性質を調整するために、ポリスチレン、酢酸ビニルポリ
マー、エチレンと酢酸ビニルのコポリマー、エラストマ
ーなどの他の収縮調整添加剤を含むことができる。これ
らの添加剤は一般に組成物の0〜25重量%に相当す
る。本組成物はまた、モールドからの取出しを容易にす
る物質、例えばワックスまたはステアリン酸金属塩
(例:ステアリン酸亜鉛またはカルシウム)を4重量%
まで含むことができる。
性質を調整するために、ポリスチレン、酢酸ビニルポリ
マー、エチレンと酢酸ビニルのコポリマー、エラストマ
ーなどの他の収縮調整添加剤を含むことができる。これ
らの添加剤は一般に組成物の0〜25重量%に相当す
る。本組成物はまた、モールドからの取出しを容易にす
る物質、例えばワックスまたはステアリン酸金属塩
(例:ステアリン酸亜鉛またはカルシウム)を4重量%
まで含むことができる。
【0023】それはまた、合成中またはエチレン性モノ
マーによる希釈中にポリエステルの架橋が起こるのを抑
制するために、ヒドロキノン、ベンゾキノン、p−ベン
ゾキノンのような抑制剤を0.1重量%まで含むことが
できる。本組成物はさらに、アニマルブラック、酸化鉄
のような有機または無機顔料を含むことができる。
マーによる希釈中にポリエステルの架橋が起こるのを抑
制するために、ヒドロキノン、ベンゾキノン、p−ベン
ゾキノンのような抑制剤を0.1重量%まで含むことが
できる。本組成物はさらに、アニマルブラック、酸化鉄
のような有機または無機顔料を含むことができる。
【0024】本発明による好ましい組成物は、重量基準
で、15〜35%の熱硬化性樹脂;0.3〜0.9%の
触媒;35〜56%の無機充填剤;0.1〜5%の顔
料;7〜25%の強化用繊維;4〜12%の(メト)ア
クリル酸系ポリマー粉末;0〜12%の収縮防止剤;
0.5〜4%の離型剤;を含有するものである。
で、15〜35%の熱硬化性樹脂;0.3〜0.9%の
触媒;35〜56%の無機充填剤;0.1〜5%の顔
料;7〜25%の強化用繊維;4〜12%の(メト)ア
クリル酸系ポリマー粉末;0〜12%の収縮防止剤;
0.5〜4%の離型剤;を含有するものである。
【0025】この組成物は特に成形によって自動車のボ
ディー構造部材を形作るために用いられる。それはま
た、エンジンコンパートメントの部材、特にロッカーカ
バー、の製造にも用いられる。照明装置の反射鏡の形成
に特に用いられる本発明の組成物は、10重量%まで、
好ましくは5〜10%、のバロチーニを含むことができ
る。このバロチーニは光の反射を高める目的で用いられ
る。
ディー構造部材を形作るために用いられる。それはま
た、エンジンコンパートメントの部材、特にロッカーカ
バー、の製造にも用いられる。照明装置の反射鏡の形成
に特に用いられる本発明の組成物は、10重量%まで、
好ましくは5〜10%、のバロチーニを含むことができ
る。このバロチーニは光の反射を高める目的で用いられ
る。
【0026】本発明による組成物はさらに植物および/
または合成繊維を、例えば組成物の45重量%まで、特
に5〜35%、含むことができる。その場合、組成物は
より少ない量の、例えば3〜20重量%の、無機充填剤
を含みうる。特許出願FR-A-2704863に記載されるよう
に、セルロース繊維は組成物の密度を低下させることが
でき、その結果、こうした組成物から作られた部材は、
通常のBMC組成物から作られた同様の部材と比較し
て、その重さが非常に軽くなる。これらの繊維はいろい
ろな起源のものであってよく、場合によっては粉砕した
再生品からのもの、例えばセルロース型繊維(木材、
綿、サイザルなどの繊維)、合成繊維(ポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレートなど)であり得、ま
た、さまざまな長さ(2,3ミクロンから数ミリメータ
ー)のものであってよい。こうした組成物から得られた
製品は、上記特許明細書に記載されるように、リサイク
ルが可能である。
または合成繊維を、例えば組成物の45重量%まで、特
に5〜35%、含むことができる。その場合、組成物は
より少ない量の、例えば3〜20重量%の、無機充填剤
を含みうる。特許出願FR-A-2704863に記載されるよう
に、セルロース繊維は組成物の密度を低下させることが
でき、その結果、こうした組成物から作られた部材は、
通常のBMC組成物から作られた同様の部材と比較し
て、その重さが非常に軽くなる。これらの繊維はいろい
ろな起源のものであってよく、場合によっては粉砕した
再生品からのもの、例えばセルロース型繊維(木材、
綿、サイザルなどの繊維)、合成繊維(ポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレートなど)であり得、ま
た、さまざまな長さ(2,3ミクロンから数ミリメータ
ー)のものであってよい。こうした組成物から得られた
製品は、上記特許明細書に記載されるように、リサイク
ルが可能である。
【0027】本発明による別の好ましい組成物は、重量
基準で、15〜35%の熱硬化性樹脂;0.3〜0.9
%の触媒;3〜20%の無機充填剤;0.1〜5%の顔
料;7〜25%の強化用繊維;4〜12%の(メト)ア
クリル酸系ポリマー粉末;0〜18%の収縮防止剤;
0.5〜4%の離型剤;5〜35%のセルロース繊維;
を含有するものである。
基準で、15〜35%の熱硬化性樹脂;0.3〜0.9
%の触媒;3〜20%の無機充填剤;0.1〜5%の顔
料;7〜25%の強化用繊維;4〜12%の(メト)ア
クリル酸系ポリマー粉末;0〜18%の収縮防止剤;
0.5〜4%の離型剤;5〜35%のセルロース繊維;
を含有するものである。
【0028】本発明の組成物から得られた成形品は、低
プロフィール型の収縮(0〜0.05%ほどの収縮率)
または+0.05〜+0.09%程度のわずかな膨張を
示し、そのため特に自動車のボディー構造部材として用
いられる。これらの組成物から得られた成形品は、欠陥
のない、特に突起および強化用リブに収縮くぼみのな
い、非常に滑らかな表面を有する。本発明による組成物
には顔料や染料を均質に分散させることができ、こうし
て全体が完全に着色された成形品が得られる。それゆ
え、これらの部材は均質な着色を示すことが必要とされ
る製品、例えば家庭電気製品、に使用され得る。
プロフィール型の収縮(0〜0.05%ほどの収縮率)
または+0.05〜+0.09%程度のわずかな膨張を
示し、そのため特に自動車のボディー構造部材として用
いられる。これらの組成物から得られた成形品は、欠陥
のない、特に突起および強化用リブに収縮くぼみのな
い、非常に滑らかな表面を有する。本発明による組成物
には顔料や染料を均質に分散させることができ、こうし
て全体が完全に着色された成形品が得られる。それゆ
え、これらの部材は均質な着色を示すことが必要とされ
る製品、例えば家庭電気製品、に使用され得る。
【0029】本発明の組成物中には顔料が均質に分配さ
れる結果、これらの顔料が導電性であるならば、103
〜107 Ω/log10の表面抵抗率(NFCスタンダ
ード26215 に従って測定)を有する部材を得ることが可
能である。このような表面品質の部材は、導電性プライ
マーを下塗りしなくとも、静電ガンスプレーにより着色
することができる。例えば、自動車のヘッドランプ用の
放物面(反射鏡)を形成する場合には、通常の予備処理
なしで、成形部材の上に直接アルミニウム被膜(アルミ
ニウムコーティング)を蒸着させることができる。10
3 〜107 Ω/log10の表面抵抗率を有する成形部
材を形作るための組成物は1〜4%の導電性物質、特に
カーボンブラック、を含有する。
れる結果、これらの顔料が導電性であるならば、103
〜107 Ω/log10の表面抵抗率(NFCスタンダ
ード26215 に従って測定)を有する部材を得ることが可
能である。このような表面品質の部材は、導電性プライ
マーを下塗りしなくとも、静電ガンスプレーにより着色
することができる。例えば、自動車のヘッドランプ用の
放物面(反射鏡)を形成する場合には、通常の予備処理
なしで、成形部材の上に直接アルミニウム被膜(アルミ
ニウムコーティング)を蒸着させることができる。10
3 〜107 Ω/log10の表面抵抗率を有する成形部
材を形作るための組成物は1〜4%の導電性物質、特に
カーボンブラック、を含有する。
【0030】本発明による組成物はいろいろな方法で得
ることができる。好ましい方法は2つのブレンダー(配
合機)を使用するものである。1つ目のリボンブレンダ
ーを使用すると、各種の無機充填剤、ガラス繊維、(メ
ト)アクリル酸系ポリマー粉末、配合可能な他の収縮調
整添加剤、セルロース繊維といった固体成分の均質混合
物が得られる。2つ目のZ形羽根ブレンダーは最初の工
程で液体成分(樹脂、触媒、染料など)を混ぜ合わせる
ために使われる。次に、それは最終作業において固体成
分の混合物に液体混合物を含浸させるために使われる。
ることができる。好ましい方法は2つのブレンダー(配
合機)を使用するものである。1つ目のリボンブレンダ
ーを使用すると、各種の無機充填剤、ガラス繊維、(メ
ト)アクリル酸系ポリマー粉末、配合可能な他の収縮調
整添加剤、セルロース繊維といった固体成分の均質混合
物が得られる。2つ目のZ形羽根ブレンダーは最初の工
程で液体成分(樹脂、触媒、染料など)を混ぜ合わせる
ために使われる。次に、それは最終作業において固体成
分の混合物に液体混合物を含浸させるために使われる。
【0031】例を挙げると、容量が1200リットルの
リボンブレンダーに300kgの固体材料を入れる。こ
れらの材料をその中で毎分42回転数で1分から1分半
ブレンドする。2つ目のZ形羽根ブレンダーも1200
リットルの容量であり、毎分42回転数で作動させる。
液体成分のブレンドを約10分間行い、その後、ガラス
繊維のパーセントに応じて固体成分の含浸を4〜6分間
行う。
リボンブレンダーに300kgの固体材料を入れる。こ
れらの材料をその中で毎分42回転数で1分から1分半
ブレンドする。2つ目のZ形羽根ブレンダーも1200
リットルの容量であり、毎分42回転数で作動させる。
液体成分のブレンドを約10分間行い、その後、ガラス
繊維のパーセントに応じて固体成分の含浸を4〜6分間
行う。
【0032】
【発明の実施の形態】以下の実施例は本発明を例示する
ものであって、いかなる場合も本発明を制限するもので
はない。実施例1〜5 :車のボディー構造部材用の組成物 上記の方法によりBMC組成物を調製した。この組成物
の各成分の分量を表1に示す。これらの量は重量基準で
ある。樹脂は改質o−フタル酸ポリエステル樹脂(Reic
holdから販売されるレジン8532)であった。(メト)ア
クリル酸系ポリマー粉末は、粒径が10〜50μmの、
メチルメタクリレートとエチルアクリレートの架橋コポ
リマーの粒子から成っていた。この架橋コポリマーの粒
子の製造については後述する。触媒は過オクタン酸t−
ブチルと過安息香酸t−ブチルの50/50混合物(重
量基準)であった。導電性カーボンブラックはVulcanか
ら販売されている製品 PF300であった。収縮調整添加剤
はMacstra から商標名 XF504で販売されているエチレン
−酢酸ビニルコポリマーと商標名 XF300で販売されてい
るエラストマーとの混合物(重量基準でほぼ50/5
0)であった。用いた無機充填剤はアルミナ水和物と炭
酸カルシウムの50/50混合物(重量基準)であっ
た。離型剤としてはステアリン酸カルシウムを用いた。
ものであって、いかなる場合も本発明を制限するもので
はない。実施例1〜5 :車のボディー構造部材用の組成物 上記の方法によりBMC組成物を調製した。この組成物
の各成分の分量を表1に示す。これらの量は重量基準で
ある。樹脂は改質o−フタル酸ポリエステル樹脂(Reic
holdから販売されるレジン8532)であった。(メト)ア
クリル酸系ポリマー粉末は、粒径が10〜50μmの、
メチルメタクリレートとエチルアクリレートの架橋コポ
リマーの粒子から成っていた。この架橋コポリマーの粒
子の製造については後述する。触媒は過オクタン酸t−
ブチルと過安息香酸t−ブチルの50/50混合物(重
量基準)であった。導電性カーボンブラックはVulcanか
ら販売されている製品 PF300であった。収縮調整添加剤
はMacstra から商標名 XF504で販売されているエチレン
−酢酸ビニルコポリマーと商標名 XF300で販売されてい
るエラストマーとの混合物(重量基準でほぼ50/5
0)であった。用いた無機充填剤はアルミナ水和物と炭
酸カルシウムの50/50混合物(重量基準)であっ
た。離型剤としてはステアリン酸カルシウムを用いた。
【0033】この組成物を約145℃の温度に加熱しな
がら、約80バールの圧力をかけて10s/mmで圧縮
成形した。得られた成形部材は+0.05〜+0.09
%の膨張率を示した。この部材の表面品質は申し分な
く、光沢のある外観および均質な着色(カーボンブラッ
クの均質分配)を示した。これらの成形部材の機械的特
性および誘電特性を測定し、その結果を表2に示した。
がら、約80バールの圧力をかけて10s/mmで圧縮
成形した。得られた成形部材は+0.05〜+0.09
%の膨張率を示した。この部材の表面品質は申し分な
く、光沢のある外観および均質な着色(カーボンブラッ
クの均質分配)を示した。これらの成形部材の機械的特
性および誘電特性を測定し、その結果を表2に示した。
【0034】架橋コポリマーの粒子の製造 馬蹄形攪拌機、還流冷却器、温度計、気体吹き込み用の
浸漬パイプを備えた2リットルのジャケット付きガラス
反応器に、2重量%のポリビニルアルコール(加水分解
度、モル%、約88;分子量=150,000 )を含む水溶液
825gを導入し、次に周囲温度で窒素を30分間吹き
込んで空気を追い出した。その間攪拌機を毎分50回転
数に維持した。その後、回転数を500回/分に上げ、
メチルメタクリレート268.7g、エチルアクリレー
ト13.5gおよびエチレングリコールジメタクリレー
ト2.75gの混合物(上記のごとく脱酸素したもの)
を導入した。この溶液に過酸化ラウロイル1.35gを
溶解させた。周囲温度で60分間攪拌し、その後75分
かけて内部温度を75℃に上昇させた。ジャケットの温
度を80℃にコントロールすると、40〜60分以内に
約85℃の内部温度ピークが現れる。ジャケットを80
℃に30分間維持した後で冷却し、粒子を濾別し、洗浄
し、最後に乾燥させた。最終生成物は約25〜30μm
の粒径(直径の平均値)を有していた。
浸漬パイプを備えた2リットルのジャケット付きガラス
反応器に、2重量%のポリビニルアルコール(加水分解
度、モル%、約88;分子量=150,000 )を含む水溶液
825gを導入し、次に周囲温度で窒素を30分間吹き
込んで空気を追い出した。その間攪拌機を毎分50回転
数に維持した。その後、回転数を500回/分に上げ、
メチルメタクリレート268.7g、エチルアクリレー
ト13.5gおよびエチレングリコールジメタクリレー
ト2.75gの混合物(上記のごとく脱酸素したもの)
を導入した。この溶液に過酸化ラウロイル1.35gを
溶解させた。周囲温度で60分間攪拌し、その後75分
かけて内部温度を75℃に上昇させた。ジャケットの温
度を80℃にコントロールすると、40〜60分以内に
約85℃の内部温度ピークが現れる。ジャケットを80
℃に30分間維持した後で冷却し、粒子を濾別し、洗浄
し、最後に乾燥させた。最終生成物は約25〜30μm
の粒径(直径の平均値)を有していた。
【0035】実施例6:対照 実施例1〜5の諸成分からBMC組成物を調製した。た
だし、この組成物は(メト)アクリル酸系ポリマー粒子
を含んでいなかった。表面には顔料の不十分な分散から
生じる大理石模様が見られた。表面品質は満足のゆくも
のではなかった(滑らかさおよび光沢の乏しい領域が出
現した)。諸成分の量を表1に、その特性を表2に示
す。
だし、この組成物は(メト)アクリル酸系ポリマー粒子
を含んでいなかった。表面には顔料の不十分な分散から
生じる大理石模様が見られた。表面品質は満足のゆくも
のではなかった(滑らかさおよび光沢の乏しい領域が出
現した)。諸成分の量を表1に、その特性を表2に示
す。
【0036】実施例7:対照 実施例1〜5と同じ成分を含む組成物を調製したが、
(メト)アクリル酸系ポリマー粒子とカーボンブラック
を除外した。諸成分の量を表1に、その特性を表2に示
す。
(メト)アクリル酸系ポリマー粒子とカーボンブラック
を除外した。諸成分の量を表1に、その特性を表2に示
す。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】表2の結果から、本発明による組成物はと
りわけ全表面にわたって均質な表面抵抗率を示す成形品
の製造を可能にするが、対照の組成物(実施例6)では
導電性顔料の不十分な分散が1.2×104 から7×1
05 Ω/log10の間で変化する表面抵抗率に反映さ
れ、塗料の均質な直接付着を妨げることがわかる。カー
ボンブラックを含まない組成物の場合は表面抵抗率が3
×1012Ω/log10となることに注目すべきであ
る。絶縁性が非常によいということは、結果的に塗料の
直接付着が不可能になることである。一方、本発明によ
る成形品は、プライマーの付着を必要とすることなく、
静電ガンスプレーにより塗膜を直接付着させることがで
きる。
りわけ全表面にわたって均質な表面抵抗率を示す成形品
の製造を可能にするが、対照の組成物(実施例6)では
導電性顔料の不十分な分散が1.2×104 から7×1
05 Ω/log10の間で変化する表面抵抗率に反映さ
れ、塗料の均質な直接付着を妨げることがわかる。カー
ボンブラックを含まない組成物の場合は表面抵抗率が3
×1012Ω/log10となることに注目すべきであ
る。絶縁性が非常によいということは、結果的に塗料の
直接付着が不可能になることである。一方、本発明によ
る成形品は、プライマーの付着を必要とすることなく、
静電ガンスプレーにより塗膜を直接付着させることがで
きる。
【0040】実施例8〜10:車のヘッドランプ反射鏡
用の組成物 本発明による2つのBMC組成物(実施例8および9)
および対照の組成物(実施例10)を調製した。これら
の組成物に含まれる諸成分の量(重量基準)を表3に示
す。これらの組成物を用いて実施例1〜5に示した条件
で圧縮成形することにより反射鏡を製造した。実施例1
〜5と同様に測定された物理的性質を表4に示す。
用の組成物 本発明による2つのBMC組成物(実施例8および9)
および対照の組成物(実施例10)を調製した。これら
の組成物に含まれる諸成分の量(重量基準)を表3に示
す。これらの組成物を用いて実施例1〜5に示した条件
で圧縮成形することにより反射鏡を製造した。実施例1
〜5と同様に測定された物理的性質を表4に示す。
【0041】
【表3】
【0042】
【表4】
【0043】本発明による組成物を用いると、成形品の
表面に直接(通常の予備処理なしで)アルミニウムの層
(アルミニウムコーティング)を付着させることができ
る成形品が得られ、表面を十分に磨いた(0.05μm
以下の粗さ)モールドを用いたときは尚更そうであっ
た。対照の成形品において測定された抵抗率は全表面に
わたって均質ではなく、これはアルミニウムの不均質な
付着をもたらす。
表面に直接(通常の予備処理なしで)アルミニウムの層
(アルミニウムコーティング)を付着させることができ
る成形品が得られ、表面を十分に磨いた(0.05μm
以下の粗さ)モールドを用いたときは尚更そうであっ
た。対照の成形品において測定された抵抗率は全表面に
わたって均質ではなく、これはアルミニウムの不均質な
付着をもたらす。
【0044】実施例11 実施例3の手順に従ったが、懸濁重合により得られた、
重量平均分子量が1,900,000 で、粒径が24〜43μm
の非架橋ポリメチルメタクリレートを(メト)アクリル
酸系ポリマー粒子として用いた。この組成物から得られ
た成形品は4.5×106 Ω/log10の表面抵抗率
および5kV/mmの絶縁耐力を示した。
重量平均分子量が1,900,000 で、粒径が24〜43μm
の非架橋ポリメチルメタクリレートを(メト)アクリル
酸系ポリマー粒子として用いた。この組成物から得られ
た成形品は4.5×106 Ω/log10の表面抵抗率
および5kV/mmの絶縁耐力を示した。
【0045】実施例12および13 2つの組成物を調製した。すなわち、本発明による一方
の組成物(実施例12)は実施例1〜5の架橋メタクリ
ル酸ポリマー粒子を含み、他方(実施例13、対照)は
含んでいなかった。両組成物は不飽和ポリエステル樹脂
(実施例1〜5で用いた樹脂)、収縮防止剤(Reichold
からXM300 という名で売られているポリ酢酸ビニル)、
過オクタン酸t−ブチル触媒、炭酸カルシウム充填剤、
カーボンブラック(Vulcanからの製品 PF300)、ステア
リン酸カルシウム離型剤、ガラス繊維(13mm)およ
びセルロース(綿)繊維を含んでいた。これら組成物の
諸成分の量を表5に示す。
の組成物(実施例12)は実施例1〜5の架橋メタクリ
ル酸ポリマー粒子を含み、他方(実施例13、対照)は
含んでいなかった。両組成物は不飽和ポリエステル樹脂
(実施例1〜5で用いた樹脂)、収縮防止剤(Reichold
からXM300 という名で売られているポリ酢酸ビニル)、
過オクタン酸t−ブチル触媒、炭酸カルシウム充填剤、
カーボンブラック(Vulcanからの製品 PF300)、ステア
リン酸カルシウム離型剤、ガラス繊維(13mm)およ
びセルロース(綿)繊維を含んでいた。これら組成物の
諸成分の量を表5に示す。
【0046】これらの組成物の射出成形により成形品を
製造した。成形品は自動車分野のクラスAの必要条件を
満たし、表面品質は申し分なかった。本発明の組成物
(実施例12)から得られた成形品は色むらがなく、カ
ーボンブラックのきわめて良好な分散を示したが、対照
の組成物(実施例13)の場合はそうではなかった。実
施例12および13から得られた両成形品はFR-A-27048
63の方法に従ってリサイクルが可能である。機械的特性
および誘電特性を表6に示す。対照の組成物(実施例1
3)から得られた成形品は、カーボンブラックの不十分
な分散の結果として、全表面にわたって均一でない表面
抵抗率を示す点に注目すべきである。
製造した。成形品は自動車分野のクラスAの必要条件を
満たし、表面品質は申し分なかった。本発明の組成物
(実施例12)から得られた成形品は色むらがなく、カ
ーボンブラックのきわめて良好な分散を示したが、対照
の組成物(実施例13)の場合はそうではなかった。実
施例12および13から得られた両成形品はFR-A-27048
63の方法に従ってリサイクルが可能である。機械的特性
および誘電特性を表6に示す。対照の組成物(実施例1
3)から得られた成形品は、カーボンブラックの不十分
な分散の結果として、全表面にわたって均一でない表面
抵抗率を示す点に注目すべきである。
【0047】
【表5】 実施例 成 分 12 13(対照) ポリエステル樹脂 27.37% 27.37% ポリマー粒子 6.30% 0.00% 過酸化物触媒 0.90% 0.90% 収縮防止剤 17.67% 23.97% 離型剤 3.0 % 3.0 % セルロース(綿) 6.2 % 6.2 % 無機充填剤 18.56% 18.56% 導電性カーボンブラック 2.0 % 2.0 % ガラス繊維 18.0 % 18.0 %
【0048】
【表6】 実施例 特 性 12 13(対照) 密度 1.35 1.33 曲げ強さ(MPa) 137 140 曲げ弾性率(MPa) 13,200 13,000 衝撃強さ kJ/m2 24 25 表面抵抗率 Ω/log 10 2x104 7x104〜8x105 絶縁耐力 kV/mm 5 7 膨張率 % +0.05 +0.05
【0049】実施例14および15:ロッカーカバー用
の組成物 2つのBMC組成物を調製した。これらの組成物の諸成
分を表7に示す。詳細には、熱硬化性樹脂はエポキシビ
ニルエステル樹脂(DSM からのレジン810 )であった。
触媒は過オクタン酸t−ブチルであった。収縮調整添加
剤は Macstra社からXF300 という名で販売されているエ
ラストマーとElf Atochem S.A.から販売されているポリ
スチレン JA100から成るものであった。重合抑制剤はス
チレン中の50%ヒドロキノン溶液であった。
の組成物 2つのBMC組成物を調製した。これらの組成物の諸成
分を表7に示す。詳細には、熱硬化性樹脂はエポキシビ
ニルエステル樹脂(DSM からのレジン810 )であった。
触媒は過オクタン酸t−ブチルであった。収縮調整添加
剤は Macstra社からXF300 という名で販売されているエ
ラストマーとElf Atochem S.A.から販売されているポリ
スチレン JA100から成るものであった。重合抑制剤はス
チレン中の50%ヒドロキノン溶液であった。
【0050】これらの組成物から成形によってロッカー
カバーを作った。これらの部材の表面仕上りは申し分な
く、光沢のある外観であった。着色は均質であった(す
なわち、カーボンブラックがむらなく分配された)。機
械的特性および誘電特性を表8に示す。得られた成形部
材は約140℃の温度に連続して耐えることができ、ま
た、200℃ものピーク温度にも耐えることができた。
それらは優れた機械的特性、特に衝撃強さ、を有してい
た。
カバーを作った。これらの部材の表面仕上りは申し分な
く、光沢のある外観であった。着色は均質であった(す
なわち、カーボンブラックがむらなく分配された)。機
械的特性および誘電特性を表8に示す。得られた成形部
材は約140℃の温度に連続して耐えることができ、ま
た、200℃ものピーク温度にも耐えることができた。
それらは優れた機械的特性、特に衝撃強さ、を有してい
た。
【0051】
【表7】 実施例 成 分 14 15 樹脂 エポキシビニルエステル 26.6 31.2 ポリマー粒子 実施例11から 5.6 7.4 触媒 過オクタン酸t−ブチル 1 1 無機充填剤 炭酸カルシウム 31.17 7.47 カーボンブラック PF 300 (Vulcan製) 2 2 収縮防止剤 エラストマー 4.4 5.7 ポリスチレン 1.2 2.2 離型剤 ステアリン酸カルシウム 3 3 重合抑制剤 ヒドロキノン 0.03 0.03 13mmガラス繊維 25 40
【0052】
【表8】 実施例 特 性 14 15 密度 1.72 1.65 曲げ強さ(MPa) 140 247 曲げ弾性率(MPa) 12000 14700 衝撃強さ(kJ/m2) 35 65 表面抵抗率 (Ω/log 10) 104 104 絶縁耐力(kV/mm) 8 8 収縮率(%) 0.05 0.05 特に注目すべき点は、抵抗率が低いと、静電ガンスプレ
ーによって直接塗料を付着させることができる点であ
る。
ーによって直接塗料を付着させることができる点であ
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の組成物か
ら得られた成形品は、0〜0.05%ほどの収縮率また
は+0.05〜+0.09%程度のわずかな膨張率を示
し、そのため車のボディー構造部材として有用である。
これらの組成物から得られた成形品は、欠陥のない、非
常に滑らかな表面を有する。また、本発明の組成物には
顔料や染料を均質に分散させることができ、全体的に均
質に着色された成形品が得られ、例えば家庭電気製品に
使用され得る。さらに、本発明の組成物中には導電性顔
料が均質に分配することができ、103 〜107 Ω/l
og10の表面抵抗率を有する成形部材を得ることが可
能である。このような表面品質の部材は予備処理なしで
静電ガンスプレーにより直接着色することができる。
ら得られた成形品は、0〜0.05%ほどの収縮率また
は+0.05〜+0.09%程度のわずかな膨張率を示
し、そのため車のボディー構造部材として有用である。
これらの組成物から得られた成形品は、欠陥のない、非
常に滑らかな表面を有する。また、本発明の組成物には
顔料や染料を均質に分散させることができ、全体的に均
質に着色された成形品が得られ、例えば家庭電気製品に
使用され得る。さらに、本発明の組成物中には導電性顔
料が均質に分配することができ、103 〜107 Ω/l
og10の表面抵抗率を有する成形部材を得ることが可
能である。このような表面品質の部材は予備処理なしで
静電ガンスプレーにより直接着色することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/14 KAV C08K 5/14 KAV 7/02 KCJ 7/02 KCJ C08L 23/08 LDJ C08L 23/08 LDJ 25/00 LDV 25/00 LDV 31/04 LHH 31/04 LHH 33/06 LHU 33/06 LHU LJD LJD 67/06 MSC 67/06 MSC MSG MSG
Claims (18)
- 【請求項1】 重量基準で、 15〜45%の熱硬化性樹脂;0.2〜1%の触媒;3
〜15%の、粒径が150μmより小さい(メト)アク
リル酸系ポリマー粉末;3〜60%の無機充填剤;0〜
5%の有機または無機顔料;60%までの強化用繊維;
を含有することを特徴とする、ゼロまたは実質的にゼロ
の収縮またはわずかな膨張を示す成形品を得るための着
色可能な成形用熱硬化性組成物。 - 【請求項2】 熱硬化性樹脂がマレイン酸、その無水物
またはフマル酸と少なくとも1種のジオールから誘導さ
れる不飽和ポリエステル樹脂から選ばれる、請求項1に
記載の組成物。 - 【請求項3】 ポリエステルが芳香族、脂環式または飽
和脂肪族二酸または酸無水物の存在下で製造されるもの
である、請求項2に記載の組成物。 - 【請求項4】 (メト)アクリル酸系ポリマーがメチル
メタクリレートホモポリマーまたはメチルメタクリレー
トコモノマーとアルキルアクリレート(アルキル基の炭
素原子数は1〜4)コモノマーまたはビニルコモノマー
とのコポリマーである、請求項1〜3のいずれか1つに
記載の組成物。 - 【請求項5】 (メト)アクリル酸系ポリマーが10
0,000より大きい重量平均分子量を有するポリメチ
ルメタクリレートである、請求項4に記載の組成物。 - 【請求項6】 前記の粉末粒子が10〜50μmの粒径
を有するものである、請求項1に記載の組成物。 - 【請求項7】 有機過酸化物から選ばれる触媒を含有す
る、請求項1〜6のいずれか1つに記載の組成物。 - 【請求項8】 炭酸カルシウムおよびアルミナ水和物か
ら選ばれる充填剤を含有する、請求項1〜7のいずれか
1つに記載の組成物。 - 【請求項9】 ガラス繊維、炭素繊維またはアラミド繊
維から選ばれる強化用繊維を含有する、請求項1〜8の
いずれか1つに記載の組成物。 - 【請求項10】 0.1〜5重量%の有機または無機顔
料を含有する、請求項1〜9のいずれか1つに記載の組
成物。 - 【請求項11】 顔料が導電性顔料、例えばカーボンブ
ラック、である、請求項10に記載の組成物。 - 【請求項12】 ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、エラ
ストマーおよびエチレンと酢酸ビニルとのコポリマーか
ら選ばれる収縮防止剤をさらに含有する、請求項1〜1
1のいずれか1つに記載の組成物。 - 【請求項13】 ステアリン酸カルシウム、ステアリン
酸亜鉛およびワックスから選ばれる離型剤をさらに含有
する、請求項1〜12のいずれか1つに記載の組成物。 - 【請求項14】 重量基準で、 15〜35%の熱硬化性樹脂;0.3〜0.9%の触
媒;35〜56%の無機充填剤;0.1〜5%の顔料;
7〜25%の強化用繊維;4〜12%の(メト)アクリ
ル酸系ポリマー粉末;0〜12%の収縮防止剤;0.5
〜4%の離型剤;を含有する、請求項1〜13のいずれ
か1つに記載の組成物。 - 【請求項15】 0〜10重量%のバロチーニを含有す
る、請求項1〜14のいずれか1つに記載の組成物。 - 【請求項16】 植物繊維および/または合成繊維をさ
らに含有する、請求項1〜14のいずれか1つに記載の
組成物。 - 【請求項17】 重量基準で、 15〜35%の熱硬化性樹脂;0.3〜0.9%の触
媒;3〜20%の無機充填剤;0.1〜5%の顔料;7
〜25%の強化用繊維;4〜12%の(メト)アクリル
酸系ポリマー粉末;0〜18%の収縮防止剤;0.5〜
4%の離型剤;5〜35%のセルロース繊維;を含有す
る、請求項16に記載の組成物。 - 【請求項18】 請求項1および17のいずれか1つに
記載の組成物から得られたゼロもしくは実質的にゼロの
収縮またはわずかな膨張を示す成形品であって、1〜4
重量%の導電性顔料を含み、103 〜107 Ω/log
10の表面抵抗率を示すことを特徴とする成形品。
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| FR2880895B1 (fr) * | 2005-01-20 | 2007-02-23 | Arkema Sa | Materiaux thermodurs a tenue au choc amelioree |
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-
1996
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