JPH09111426A - 高強度Al合金の製造方法 - Google Patents
高強度Al合金の製造方法Info
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- JPH09111426A JPH09111426A JP29735295A JP29735295A JPH09111426A JP H09111426 A JPH09111426 A JP H09111426A JP 29735295 A JP29735295 A JP 29735295A JP 29735295 A JP29735295 A JP 29735295A JP H09111426 A JPH09111426 A JP H09111426A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21C—MANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES, PROFILES OR LIKE SEMI-MANUFACTURED PRODUCTS OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
- B21C23/00—Extruding metal; Impact extrusion
- B21C23/001—Extruding metal; Impact extrusion to improve the material properties, e.g. lateral extrusion
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Of Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高強度なAl合金を得る。
【解決手段】 Al合金の製造に当り、析出型Al合金
組成を有する素材に溶体化処理を施して1次中間体A1
を得る工程と、1次中間体A1 に、真ひずみε≧0.4
を生じさせる冷間加工を施す、例えば1次中間体A1 を
屈曲角φ=135°のダイス孔9を1回通す冷間加工を
行って、結晶粒の微細化を達成された2次中間体を得る
工程と、2次中間体に時効処理を施して析出相を現出さ
せる工程と、を用いる。この結晶粒の微細化と析出強化
とによりAl合金の高強度化が達成される。
組成を有する素材に溶体化処理を施して1次中間体A1
を得る工程と、1次中間体A1 に、真ひずみε≧0.4
を生じさせる冷間加工を施す、例えば1次中間体A1 を
屈曲角φ=135°のダイス孔9を1回通す冷間加工を
行って、結晶粒の微細化を達成された2次中間体を得る
工程と、2次中間体に時効処理を施して析出相を現出さ
せる工程と、を用いる。この結晶粒の微細化と析出強化
とによりAl合金の高強度化が達成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高強度Al合金の製
造方法に関する。
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、Al合金の製造に当っては、その
高強度化を図るべく、結晶粒の微細化を狙って熱間押出
し加工法が適用されている(例えば、特開平7−706
88号公報参照)。この場合、特に、押出し比が大きく
なればなる程結晶粒の微細化が期待される。
高強度化を図るべく、結晶粒の微細化を狙って熱間押出
し加工法が適用されている(例えば、特開平7−706
88号公報参照)。この場合、特に、押出し比が大きく
なればなる程結晶粒の微細化が期待される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記押
出し比には加圧機構等の設備上の制約から上限値が存
し、したがって結晶粒の微細化にも自ずと限界が生じ
る。例えばビレットにおける結晶粒の平均粒径が200
μmである場合、最大押出し比を15に設定しても、押
出し材における結晶粒の平均粒径は高々120μm程度
である。
出し比には加圧機構等の設備上の制約から上限値が存
し、したがって結晶粒の微細化にも自ずと限界が生じ
る。例えばビレットにおける結晶粒の平均粒径が200
μmである場合、最大押出し比を15に設定しても、押
出し材における結晶粒の平均粒径は高々120μm程度
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、特定の手段を
採用することによって、結晶粒の微細化と、析出強化ま
たは粒子分散強化とにより高強度化を達成されたAl合
金を得ることのできる前記製造方法を提供することを目
的とする。
採用することによって、結晶粒の微細化と、析出強化ま
たは粒子分散強化とにより高強度化を達成されたAl合
金を得ることのできる前記製造方法を提供することを目
的とする。
【0005】前記目的を達成するため本発明によれば、
析出型Al合金組成を有する素材に溶体化処理を施して
1次中間体を得る工程と、前記1次中間体に、真ひずみ
ε≧0.4を生じさせる冷間加工を施して2次中間体を
得る工程と、前記2次中間体に時効処理を施す工程と、
を用いる高強度Al合金の製造方法が提供される。
析出型Al合金組成を有する素材に溶体化処理を施して
1次中間体を得る工程と、前記1次中間体に、真ひずみ
ε≧0.4を生じさせる冷間加工を施して2次中間体を
得る工程と、前記2次中間体に時効処理を施す工程と、
を用いる高強度Al合金の製造方法が提供される。
【0006】前記溶体化処理により過飽和固溶体である
1次中間体が得られる。1次中間体に前記のように特定
された冷間加工を施すと、2次中間体における平均結晶
粒径は1次中間体のそれの半分以下となる。つまり、結
晶粒の微細化が図られる。また時効処理により析出相の
現出と分散が図られ、これにより析出強化が達成され
る。
1次中間体が得られる。1次中間体に前記のように特定
された冷間加工を施すと、2次中間体における平均結晶
粒径は1次中間体のそれの半分以下となる。つまり、結
晶粒の微細化が図られる。また時効処理により析出相の
現出と分散が図られ、これにより析出強化が達成され
る。
【0007】このような結晶粒の微細化と析出強化とに
より、高硬度化、したがって高強度化を達成されたAl
合金を得ることができる。ただし、真ひずみεがε<
0.4では、冷間加工による結晶粒の微細化は達成され
ない。
より、高硬度化、したがって高強度化を達成されたAl
合金を得ることができる。ただし、真ひずみεがε<
0.4では、冷間加工による結晶粒の微細化は達成され
ない。
【0008】また本発明によれば、AlおよびAl合金
の一方よりなるマトリックスと、そのマトリックスより
も高い硬さを有し、且つ平均粒径Dが0.01μm≦D
≦10μmであって、体積分率Vfが3%≦Vf≦20
%である分散粒子とよりなる素材に、真ひずみε≧0.
4を生じさせる冷間加工を施す高強度Al合金の製造方
法が提供される。
の一方よりなるマトリックスと、そのマトリックスより
も高い硬さを有し、且つ平均粒径Dが0.01μm≦D
≦10μmであって、体積分率Vfが3%≦Vf≦20
%である分散粒子とよりなる素材に、真ひずみε≧0.
4を生じさせる冷間加工を施す高強度Al合金の製造方
法が提供される。
【0009】前記のように特定された分散粒子を前記体
積分率Vfにてマトリックスに分散させると、前記冷間
加工において、前記分散粒子による助勢作用が得られる
ので、マトリックスの結晶粒の微細化が効率良く行われ
る。また分散粒子により粒子分散強化が達成される。
積分率Vfにてマトリックスに分散させると、前記冷間
加工において、前記分散粒子による助勢作用が得られる
ので、マトリックスの結晶粒の微細化が効率良く行われ
る。また分散粒子により粒子分散強化が達成される。
【0010】このようなマトリックスの結晶粒の微細化
と粒子分散強化とにより、高硬度化、したがって高強度
化を達成されたAl合金を得ることができる。
と粒子分散強化とにより、高硬度化、したがって高強度
化を達成されたAl合金を得ることができる。
【0011】ただし、真ひずみεがε<0.4では、冷
間加工によるマトリックスの結晶粒の微細化は達成され
ない。また分散粒子の平均粒径DがD>10μmでは冷
間加工において素材に割れが生じ、一方、D<0.01
μmの分散粒子はその製造が困難である。さらに分散粒
子の体積分率VfがVf>20%では素材の靱性が低下
するため、冷間加工において素材に割れが生じ、一方、
Vf<3%では分散粒子による粒子分散強化が達成され
ず、また結晶粒微細化のための助勢作用が得られない。
間加工によるマトリックスの結晶粒の微細化は達成され
ない。また分散粒子の平均粒径DがD>10μmでは冷
間加工において素材に割れが生じ、一方、D<0.01
μmの分散粒子はその製造が困難である。さらに分散粒
子の体積分率VfがVf>20%では素材の靱性が低下
するため、冷間加工において素材に割れが生じ、一方、
Vf<3%では分散粒子による粒子分散強化が達成され
ず、また結晶粒微細化のための助勢作用が得られない。
【0012】さらに本発明によれば、析出型Al合金組
成を有する素材に溶体化処理を施して1次中間体を得る
工程と、前記1次中間体に時効処理を施してマトリック
スよりも高い硬さを有する析出相の現出と分散を図られ
た2次中間体を得る工程と、前記2次中間体に、真ひず
みε≧0.4を生じさせる冷間加工を施す工程と、を用
いる高強度Al合金の製造方法が提供される。
成を有する素材に溶体化処理を施して1次中間体を得る
工程と、前記1次中間体に時効処理を施してマトリック
スよりも高い硬さを有する析出相の現出と分散を図られ
た2次中間体を得る工程と、前記2次中間体に、真ひず
みε≧0.4を生じさせる冷間加工を施す工程と、を用
いる高強度Al合金の製造方法が提供される。
【0013】前記溶体化処理により過飽和固溶体である
1次中間体が得られる。1次中間体に時効処理を施して
得られた2次中間体においては、硬さの高い析出相が現
出すると共に分散しており、これにより析出強化が達成
される。そして、次の冷間加工においては、高硬度析出
相による助勢作用が得られるので、マトリックスの結晶
粒の微細化が効率良く行われる。
1次中間体が得られる。1次中間体に時効処理を施して
得られた2次中間体においては、硬さの高い析出相が現
出すると共に分散しており、これにより析出強化が達成
される。そして、次の冷間加工においては、高硬度析出
相による助勢作用が得られるので、マトリックスの結晶
粒の微細化が効率良く行われる。
【0014】このようなマトリックスの結晶粒の微細化
と析出強化とにより、高硬度化、したがって高強度化を
達成されたAl合金を得ることができる。ただし、真ひ
ずみεがε<0.4では、冷間加工によるマトリックス
の結晶粒の微細化は達成されない。
と析出強化とにより、高硬度化、したがって高強度化を
達成されたAl合金を得ることができる。ただし、真ひ
ずみεがε<0.4では、冷間加工によるマトリックス
の結晶粒の微細化は達成されない。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜3において、冷間加工に用
いられるダイス1は二つ割の第1,第2半体2,3より
なり、それら半体2,3は複数の通しボルト4およびナ
ット5により締付けられる。
いられるダイス1は二つ割の第1,第2半体2,3より
なり、それら半体2,3は複数の通しボルト4およびナ
ット5により締付けられる。
【0016】第1半体2において、その第2半体3との
合せ面6に、屈曲し、且つ上下方向に伸びる凹形溝7が
形成され、その凹形溝7と第2半体3の合せ面8との協
働で屈曲するダイス孔9が形成される。そのダイス孔9
の入口10はダイス1上面に開口し、また出口11はダ
イス1下面に開口する。
合せ面6に、屈曲し、且つ上下方向に伸びる凹形溝7が
形成され、その凹形溝7と第2半体3の合せ面8との協
働で屈曲するダイス孔9が形成される。そのダイス孔9
の入口10はダイス1上面に開口し、また出口11はダ
イス1下面に開口する。
【0017】ダイス孔9の屈曲部12を挟む両上側、下
側孔部13,14は、それらの軸線a,b方向と直交す
る方向の断面が正方形であり、またそれらの断面積は略
同一、実施例では同一に設定される。
側孔部13,14は、それらの軸線a,b方向と直交す
る方向の断面が正方形であり、またそれらの断面積は略
同一、実施例では同一に設定される。
【0018】また屈曲部12における両上側、下側孔部
13,14間の屈曲角、即ち、両上側、下側孔部13,
14の軸線a,bの交点cから延出する部分a1 ,b1
間の角度φは90°≦φ≦135°に設定される。図示
例では屈曲角φはφ=135°である。
13,14間の屈曲角、即ち、両上側、下側孔部13,
14の軸線a,bの交点cから延出する部分a1 ,b1
間の角度φは90°≦φ≦135°に設定される。図示
例では屈曲角φはφ=135°である。
【0019】ダイス孔1において、正方形断面の寸法は
縦d=10.5mm、横e=10.5mmであり、また入口
10から両軸線a,bの交点cまでの長さfはf=60
mm、その交点cから出口11までの長さgはg=55mm
である。
縦d=10.5mm、横e=10.5mmであり、また入口
10から両軸線a,bの交点cまでの長さfはf=60
mm、その交点cから出口11までの長さgはg=55mm
である。
【0020】第1半体2において、下側孔部14に開口
する挿通孔15が形成され、その挿通孔15にノックア
ウトピン16が挿通される。
する挿通孔15が形成され、その挿通孔15にノックア
ウトピン16が挿通される。
【0021】図4は他のダイス1における第1半体2を
示し、この場合、ダイス孔9の屈曲部12における屈曲
角φはφ=90°に設定されている。ダイス孔9の入口
10はダイス1上面に開口し、また出口11はダイス1
側面に開口する。
示し、この場合、ダイス孔9の屈曲部12における屈曲
角φはφ=90°に設定されている。ダイス孔9の入口
10はダイス1上面に開口し、また出口11はダイス1
側面に開口する。
【0022】ダイス孔9において、正方形断面の寸法
は、前記同様に縦d=10.5mm、横e=10.5mmで
あり、また入口10から両軸線a,bの交点cまでの長
さfはf=67.5mm、その交点cから出口11までの
長さgはg=50mmである。その他の構成は前記ダイス
1と略同じである。 〔実施例1〕 [I] 素材における析出型Al合金組成 表1は、素材における三種の析出型Al合金組成A,
B,Cを示す。
は、前記同様に縦d=10.5mm、横e=10.5mmで
あり、また入口10から両軸線a,bの交点cまでの長
さfはf=67.5mm、その交点cから出口11までの
長さgはg=50mmである。その他の構成は前記ダイス
1と略同じである。 〔実施例1〕 [I] 素材における析出型Al合金組成 表1は、素材における三種の析出型Al合金組成A,
B,Cを示す。
【0023】
【表1】
【0024】表1において、析出型Al合金組成AはA
l−Cu系合金組成およびAl−Cu−Mg系合金組成
の一方であり、好適例としては2000系Al合金組成
を挙げることができる。
l−Cu系合金組成およびAl−Cu−Mg系合金組成
の一方であり、好適例としては2000系Al合金組成
を挙げることができる。
【0025】各化学成分において、Cu,MgおよびM
nは必須成分であり、Siは選択成分である。
nは必須成分であり、Siは選択成分である。
【0026】Cuは、時効処理においてGPゾーン(析
出相)を生成し、これにより析出強化が達成される。た
だし、Cu含有量がCu<1.5重量%では効果が無
く、一方、Cu>6.8重量%では溶体化が困難となる
ためθ相(安定相Al2 Cu)が粗大化する。
出相)を生成し、これにより析出強化が達成される。た
だし、Cu含有量がCu<1.5重量%では効果が無
く、一方、Cu>6.8重量%では溶体化が困難となる
ためθ相(安定相Al2 Cu)が粗大化する。
【0027】Mgは固溶強化作用を発揮する。ただし、
Mg含有量がMg<0.02重量%では前記作用が減退
し、一方、Mg>1.8重量%では金属間化合物が生成
されて、それが粗大化する。
Mg含有量がMg<0.02重量%では前記作用が減退
し、一方、Mg>1.8重量%では金属間化合物が生成
されて、それが粗大化する。
【0028】Mnは応力腐食割れ防止作用を発揮する。
ただし、Mn含有量がMn<0.2重量%では前記作用
が減退し、一方、Mn>1.2重量%では金属間化合物
が生成されて、それが粗大化する。
ただし、Mn含有量がMn<0.2重量%では前記作用
が減退し、一方、Mn>1.2重量%では金属間化合物
が生成されて、それが粗大化する。
【0029】Siは、時効処理においてMg2 Si相
(析出相)を生成し、これにより高温時効性の改善と耐
熱性の向上とが達成される。ただし、Si含有量がSi
<0.2重量%では効果が無く、一方、Si>1.2重
量%ではSi晶が晶出して、それが粗大化する。
(析出相)を生成し、これにより高温時効性の改善と耐
熱性の向上とが達成される。ただし、Si含有量がSi
<0.2重量%では効果が無く、一方、Si>1.2重
量%ではSi晶が晶出して、それが粗大化する。
【0030】選択成分としては、前記Siの外に、再結
晶温度上昇の目的で添加されるCrおよびZr、被削性
向上の目的で添加されるPbおよびBi、ならびに耐熱
性向上の目的で添加されるNiを挙げることができる。
この場合、CrおよびZrの含有量は0.1重量%に、
またPbおよびBiの含有量は0.2重量%≦Pb等≦
0.6重量%に、さらにNiの含有量は0.4重量%≦
Ni≦1.4重量%にそれぞれ設定される。
晶温度上昇の目的で添加されるCrおよびZr、被削性
向上の目的で添加されるPbおよびBi、ならびに耐熱
性向上の目的で添加されるNiを挙げることができる。
この場合、CrおよびZrの含有量は0.1重量%に、
またPbおよびBiの含有量は0.2重量%≦Pb等≦
0.6重量%に、さらにNiの含有量は0.4重量%≦
Ni≦1.4重量%にそれぞれ設定される。
【0031】表1において、析出型Al合金組成BはA
l−Mg−Si系合金組成であり、好適例としては60
00系Al合金組成を挙げることができる。
l−Mg−Si系合金組成であり、好適例としては60
00系Al合金組成を挙げることができる。
【0032】各化学成分において、MgおよびSiは必
須成分であり、CuおよびCrは選択成分である。
須成分であり、CuおよびCrは選択成分である。
【0033】Mgは、時効処理においてMg2 Si相
(析出相)を生成し、これにより時効硬化が達成され
る。ただし、Mg含有量がMg<0.35重量%では効
果が無く、一方、Mg>1.5重量%では、AlMg系
金属間化合物が粗大化する。
(析出相)を生成し、これにより時効硬化が達成され
る。ただし、Mg含有量がMg<0.35重量%では効
果が無く、一方、Mg>1.5重量%では、AlMg系
金属間化合物が粗大化する。
【0034】SiはMgと同様の作用を発揮する。ただ
し、Si含有量がSi<0.2重量%では効果が無く、
一方、Si>1.2重量%ではSi晶が晶出して、それ
が粗大化する。
し、Si含有量がSi<0.2重量%では効果が無く、
一方、Si>1.2重量%ではSi晶が晶出して、それ
が粗大化する。
【0035】Cuは、時効処理においてGPゾーンを生
成し、析出強化をなす。ただし、Cu含有量がCu<
0.1重量%では効果が無く、一方、Cu>0.4重量
%では加工性および耐食性が悪化する。
成し、析出強化をなす。ただし、Cu含有量がCu<
0.1重量%では効果が無く、一方、Cu>0.4重量
%では加工性および耐食性が悪化する。
【0036】Crは耐応力腐食割れ性改善に寄与する。
ただし、Cr含有量がCr<0.03重量%では効果が
無く、一方、Cr>0.35重量%では金属間化合物が
析出し、それが粗大化する。
ただし、Cr含有量がCr<0.03重量%では効果が
無く、一方、Cr>0.35重量%では金属間化合物が
析出し、それが粗大化する。
【0037】表1において、析出型Al合金組成CはA
l−Zn−Mg系合金組成およびAl−Zn−Mg−C
u系合金組成の一方であり、好適例としては7000系
Al合金組成を挙げることができる。
l−Zn−Mg系合金組成およびAl−Zn−Mg−C
u系合金組成の一方であり、好適例としては7000系
Al合金組成を挙げることができる。
【0038】各化学成分において、ZnおよびMgは必
須成分であり、CuおよびCr、ならびにMnは選択成
分である。
須成分であり、CuおよびCr、ならびにMnは選択成
分である。
【0039】Znは、時効処理においてMgZn2 相
(析出相)を生成し、これにより析出強化が達成され
る。ただし、Zn含有量がZn<4.0重量%では効果
が無く、一方、Zn>6.7重量%では応力腐食割れが
発生し易くなる。
(析出相)を生成し、これにより析出強化が達成され
る。ただし、Zn含有量がZn<4.0重量%では効果
が無く、一方、Zn>6.7重量%では応力腐食割れが
発生し易くなる。
【0040】MgはZnと同様の作用を発揮する。ただ
し、Mg含有量がMg<0.5重量%では効果が無く、
一方、Mg>2.9重量%ではAlMg系金属間化合物
が粗大化する。
し、Mg含有量がMg<0.5重量%では効果が無く、
一方、Mg>2.9重量%ではAlMg系金属間化合物
が粗大化する。
【0041】Cuは、時効処理においてGPゾーン(析
出相)を生成し、これにより析出強化が達成される。た
だし、Cu含有量がCu<0.1重量%では効果が無
く、一方、Cu>2.6重量%では金属間化合物が析出
して、それが粗大化する。
出相)を生成し、これにより析出強化が達成される。た
だし、Cu含有量がCu<0.1重量%では効果が無
く、一方、Cu>2.6重量%では金属間化合物が析出
して、それが粗大化する。
【0042】Crは再結晶粒を微細化し、耐応力腐食割
れ性改善に寄与する。ただし、Cr含有量がCr<0.
04重量%では効果が無く、一方、Cr>0.3重量%
では金属間化合物が析出し、それが粗大化する。
れ性改善に寄与する。ただし、Cr含有量がCr<0.
04重量%では効果が無く、一方、Cr>0.3重量%
では金属間化合物が析出し、それが粗大化する。
【0043】MnはCrと同様の作用を発揮する。ただ
し、Mn含有量がMn<0.1重量%では効果が無く、
一方、Mn>0.7重量%では金属間化合物が析出し、
それが粗大化する。 [II] 高強度Al合金の製造 (1)表2に示す析出型Al合金組成A〜Cを有する三
種の溶製材に機械加工を施して、縦10mm、横10mm、
長さ40mmの三種の素材を得た。
し、Mn含有量がMn<0.1重量%では効果が無く、
一方、Mn>0.7重量%では金属間化合物が析出し、
それが粗大化する。 [II] 高強度Al合金の製造 (1)表2に示す析出型Al合金組成A〜Cを有する三
種の溶製材に機械加工を施して、縦10mm、横10mm、
長さ40mmの三種の素材を得た。
【0044】
【表2】
【0045】析出型Al合金組成Aは2024合金組成
に、また同Bは6061合金組成に、さらに同Cは70
75合金組成にそれぞれ相当する。 (2)各素材に表3に示す溶体化処理を施して1次中間
体A1 ,B1 ,C1 を得た。1次中間体A1 ,B1 ,C
1 は前記Al合金組成A,B,Cにそれぞれ対応する。
に、また同Bは6061合金組成に、さらに同Cは70
75合金組成にそれぞれ相当する。 (2)各素材に表3に示す溶体化処理を施して1次中間
体A1 ,B1 ,C1 を得た。1次中間体A1 ,B1 ,C
1 は前記Al合金組成A,B,Cにそれぞれ対応する。
【0046】
【表3】
【0047】(3)各1次中間体A1 ,B1 ,C1 に、
図2に示した屈曲角φ=135°のダイス1、図4に示
した屈曲角φ=90°のダイス1および図示しない屈曲
角φ=150°のダイスを用いて冷間加工を施し、これ
により2次中間体を得た。
図2に示した屈曲角φ=135°のダイス1、図4に示
した屈曲角φ=90°のダイス1および図示しない屈曲
角φ=150°のダイスを用いて冷間加工を施し、これ
により2次中間体を得た。
【0048】この冷間加工に当っては、例えば図2に示
すように1次中間体A1 をダイス孔9の入口10より上
側孔部13内に挿入し、次いで加圧プランジャ17を上
側孔部13に嵌入して加圧下で1次中間体A1 を上側孔
部13より下側孔部14に押出して、その1次中間体A
1 に剪断変形を生じさせる。この場合、加圧プランジャ
17は、その下端面が図2において未加工の1次中間体
A1 の下端面位置付近まで移動するので1次中間体A1
の先端部分を除く大部分に剪断変形が生じる。剪断変形
を生じなかった先端部分は切除される。
すように1次中間体A1 をダイス孔9の入口10より上
側孔部13内に挿入し、次いで加圧プランジャ17を上
側孔部13に嵌入して加圧下で1次中間体A1 を上側孔
部13より下側孔部14に押出して、その1次中間体A
1 に剪断変形を生じさせる。この場合、加圧プランジャ
17は、その下端面が図2において未加工の1次中間体
A1 の下端面位置付近まで移動するので1次中間体A1
の先端部分を除く大部分に剪断変形が生じる。剪断変形
を生じなかった先端部分は切除される。
【0049】前記冷間加工作業は1回以上行われ、これ
により2次中間体を得る。ただし、2回目以後の冷間加
工作業に当っては、その前の作業において1次中間体A
1 のh面とダイス孔9のk面とが対向していたときに
は、1次中間体A1 をその軸線回りに回転させて、1次
中間体A1 の、例えばm面とダイス孔9のk面とが対向
するようにし、これにより1次中間体A1 に均等に剪断
変形を生じさせる。 (4)各2次中間体に時効処理を施してAl合金を得
た。
により2次中間体を得る。ただし、2回目以後の冷間加
工作業に当っては、その前の作業において1次中間体A
1 のh面とダイス孔9のk面とが対向していたときに
は、1次中間体A1 をその軸線回りに回転させて、1次
中間体A1 の、例えばm面とダイス孔9のk面とが対向
するようにし、これにより1次中間体A1 に均等に剪断
変形を生じさせる。 (4)各2次中間体に時効処理を施してAl合金を得
た。
【0050】表4は、析出型Al合金組成Aを有する素
材を用い、前記方法により得られたAl合金の例(1)
〜(7)および冷間加工を行わずに前記素材にT6処理
を施して得られたAl合金の例(8)〜(11)に関す
る各種データを示す。
材を用い、前記方法により得られたAl合金の例(1)
〜(7)および冷間加工を行わずに前記素材にT6処理
を施して得られたAl合金の例(8)〜(11)に関す
る各種データを示す。
【0051】表中、真ひずみεは、ε=(2/√3)×
(1/tan 0.5φ)より求められた。ただし、φは屈
曲角である。これは以下同じである。
(1/tan 0.5φ)より求められた。ただし、φは屈
曲角である。これは以下同じである。
【0052】
【表4】
【0053】表4から明らかなように、Al合金の例
(3)〜(7)のごとく、冷間加工における真ひずみε
をε≧0.4、実施例ではε≧0.48に設定すると、
結晶粒の微細化を図ることができる。また時効処理にお
いて析出強化がなされるので、前記結晶粒の微細化と相
俟って、Al合金の硬さが大いに高められ、これにより
Al合金の高強度化が達成される。
(3)〜(7)のごとく、冷間加工における真ひずみε
をε≧0.4、実施例ではε≧0.48に設定すると、
結晶粒の微細化を図ることができる。また時効処理にお
いて析出強化がなされるので、前記結晶粒の微細化と相
俟って、Al合金の硬さが大いに高められ、これにより
Al合金の高強度化が達成される。
【0054】この場合、真ひずみεが増加すると、それ
に伴い結晶粒の微細化が進行し、硬さも高くなる。
に伴い結晶粒の微細化が進行し、硬さも高くなる。
【0055】Al合金の例(4)において、図5は1次
中間体の金属組織を示す光学顕微鏡写真であり、図6は
2次中間体の金属組織を示す光学顕微鏡写真である。図
5と図6を比べると、冷間加工により結晶粒の微細化が
図られていることが明らかである。
中間体の金属組織を示す光学顕微鏡写真であり、図6は
2次中間体の金属組織を示す光学顕微鏡写真である。図
5と図6を比べると、冷間加工により結晶粒の微細化が
図られていることが明らかである。
【0056】図7はAl合金の例(4)における2次中
間体の金属組織を示す透過電子顕微鏡写真であり、また
図8はAl合金の例(3)における2次中間体の金属組
織を示す透過電子顕微鏡写真である。
間体の金属組織を示す透過電子顕微鏡写真であり、また
図8はAl合金の例(3)における2次中間体の金属組
織を示す透過電子顕微鏡写真である。
【0057】図7,8において、相対向する2つの矢印
間に存する直線状部分および曲線状部分が粒界を示すも
ので、これにより結晶粒が分断されていることが判る。
また斑模様はひずみ(転位)を大量に含んでいることを
示し、加工硬化を生じていることが判る。
間に存する直線状部分および曲線状部分が粒界を示すも
ので、これにより結晶粒が分断されていることが判る。
また斑模様はひずみ(転位)を大量に含んでいることを
示し、加工硬化を生じていることが判る。
【0058】真ひずみεをε<0.4に設定されたAl
合金の例(1),(2)においては結晶粒の微細化は達
成されない。ただし、冷間加工による加工硬化により、
T6処理によるAl合金の例(8)〜(11)に比べて
硬さが若干向上している。
合金の例(1),(2)においては結晶粒の微細化は達
成されない。ただし、冷間加工による加工硬化により、
T6処理によるAl合金の例(8)〜(11)に比べて
硬さが若干向上している。
【0059】表5は、析出型Al合金組成Bを有する素
材を用い、前記方法により得られたAl合金の例(1)
〜(7)および冷間加工を行わずに前記素材にT6処理
を施して得られたAl合金の例(8)〜(10)に関す
る各種データを示す。
材を用い、前記方法により得られたAl合金の例(1)
〜(7)および冷間加工を行わずに前記素材にT6処理
を施して得られたAl合金の例(8)〜(10)に関す
る各種データを示す。
【0060】
【表5】
【0061】表5から明らかなように、Al合金の例
(3)〜(7)のごとく、冷間加工における真ひずみε
をε≧0.4、実施例ではε≧0.48に設定すると、
結晶粒の微細化を図ることができる。また時効処理にお
いて析出強化がなされるので、前記結晶粒の微細化と相
俟って、Al合金の硬さが大いに高められ、これにより
Al合金の高強度化が達成される。
(3)〜(7)のごとく、冷間加工における真ひずみε
をε≧0.4、実施例ではε≧0.48に設定すると、
結晶粒の微細化を図ることができる。また時効処理にお
いて析出強化がなされるので、前記結晶粒の微細化と相
俟って、Al合金の硬さが大いに高められ、これにより
Al合金の高強度化が達成される。
【0062】表6は、析出型Al合金組成Cを有する素
材を用い、前記方法により得られたAl合金の例(1)
〜(6)および冷間加工を行わずに前記素材にT6処理
を施して得られたAl合金の例(7),(8)に関する
各種データを示す。
材を用い、前記方法により得られたAl合金の例(1)
〜(6)および冷間加工を行わずに前記素材にT6処理
を施して得られたAl合金の例(7),(8)に関する
各種データを示す。
【0063】
【表6】
【0064】表6から明らかなように、Al合金の例
(3)〜(6)のごとく、冷間加工における真ひずみε
をε≧0.4、実施例ではε≧0.48に設定すると、
結晶粒の微細化を図ることができる。また時効処理にお
いて析出強化がなされるので、前記結晶粒の微細化と相
俟って、Al合金の硬さが大いに高められ、これにより
Al合金の高強度化が達成される。
(3)〜(6)のごとく、冷間加工における真ひずみε
をε≧0.4、実施例ではε≧0.48に設定すると、
結晶粒の微細化を図ることができる。また時効処理にお
いて析出強化がなされるので、前記結晶粒の微細化と相
俟って、Al合金の硬さが大いに高められ、これにより
Al合金の高強度化が達成される。
【0065】以上の事実から、ダイス1の屈曲部12に
おける両上、下側孔部13,14間の屈曲角φは90°
≦φ≦135°であることが望ましいと言える。屈曲角
φがφ>135°では真ひずみε≧0.4を達成するこ
とができず、一方、φ<90°では加圧力を過大にしな
ければならず、またそれに耐えるダイス1を得ることが
困難である。
おける両上、下側孔部13,14間の屈曲角φは90°
≦φ≦135°であることが望ましいと言える。屈曲角
φがφ>135°では真ひずみε≧0.4を達成するこ
とができず、一方、φ<90°では加圧力を過大にしな
ければならず、またそれに耐えるダイス1を得ることが
困難である。
【0066】時効処理において、その加熱温度Tは結晶
粒の微細状態維持のため90℃≦T≦175℃であるこ
とが望ましい。この場合、加熱温度TがT<90℃では
効果が無く、一方、T>175℃では結晶粒および析出
相の粗大化を招くおそれがある。ただし、加熱温度Tは
2次中間体の組成および真ひずみεにより変化し、また
通常のT8処理の場合よりも低くなる。
粒の微細状態維持のため90℃≦T≦175℃であるこ
とが望ましい。この場合、加熱温度TがT<90℃では
効果が無く、一方、T>175℃では結晶粒および析出
相の粗大化を招くおそれがある。ただし、加熱温度Tは
2次中間体の組成および真ひずみεにより変化し、また
通常のT8処理の場合よりも低くなる。
【0067】加熱時間tは2次中間体の大きさにもよる
が、1h≦t≦24hであることが望ましい。この場
合、加熱時間tがt<1hでは効果が無く、一方、t>
24hでは結晶粒および析出相の粗大化を招くおそれが
ある。 〔実施例2〕 〔例−I〕るつぼを用い、200gの純Alを溶解して
790℃の溶湯を調製した。次いでその溶湯に、0.3
84gの純Feを添加し、さらに18.64gのK2 T
iF6 粉末と23.00gのKBF4 粉末とを添加し
て、平均粒径D=0.05μmで、且つFeを含むTi
B粒子(分散粒子)を生成させた。反応終了後、溶湯を
Cu鋳型に注入してAl合金製インゴットを得た。
が、1h≦t≦24hであることが望ましい。この場
合、加熱時間tがt<1hでは効果が無く、一方、t>
24hでは結晶粒および析出相の粗大化を招くおそれが
ある。 〔実施例2〕 〔例−I〕るつぼを用い、200gの純Alを溶解して
790℃の溶湯を調製した。次いでその溶湯に、0.3
84gの純Feを添加し、さらに18.64gのK2 T
iF6 粉末と23.00gのKBF4 粉末とを添加し
て、平均粒径D=0.05μmで、且つFeを含むTi
B粒子(分散粒子)を生成させた。反応終了後、溶湯を
Cu鋳型に注入してAl合金製インゴットを得た。
【0068】その後、インゴットに機械加工を施して、
縦10mm、横10mm、長さ40mmの素材(1)を得た。
この場合、Alマトリックスのビッカース硬さHvは3
0であり、一方、TiB粒子のビッカース硬さHvは2
800である。したがって、TiB粒子の硬さはAlマ
トリックスのそれよりも高い。
縦10mm、横10mm、長さ40mmの素材(1)を得た。
この場合、Alマトリックスのビッカース硬さHvは3
0であり、一方、TiB粒子のビッカース硬さHvは2
800である。したがって、TiB粒子の硬さはAlマ
トリックスのそれよりも高い。
【0069】また純Fe、K2 TiF6 粉末およびKB
F4 粉末の添加量を変えた、ということ以外は前記と同
一条件にて前記同様の方法を実施し、これにより各種素
材(2)〜(10)を得た。各素材(2)〜(10)に
おいて、TiB粒子の平均粒径DはD=0.05μmで
あった。
F4 粉末の添加量を変えた、ということ以外は前記と同
一条件にて前記同様の方法を実施し、これにより各種素
材(2)〜(10)を得た。各素材(2)〜(10)に
おいて、TiB粒子の平均粒径DはD=0.05μmで
あった。
【0070】表7は各素材(1)〜(10)に関する各
種化学成分の配合量を示す。
種化学成分の配合量を示す。
【0071】
【表7】
【0072】次に各素材(1)〜(10)に、実施例1
と同様の冷間加工を施して各種Al合金(1)〜(1
0)を得た。Al合金(1)〜(10)は素材(1)〜
(10)にそれぞれ対応する。
と同様の冷間加工を施して各種Al合金(1)〜(1
0)を得た。Al合金(1)〜(10)は素材(1)〜
(10)にそれぞれ対応する。
【0073】表8は各Al合金(1)〜(10)に関す
る各種データを示す。なお、TiB粒子の分散状態はA
l合金の方が素材よりも良好であった。
る各種データを示す。なお、TiB粒子の分散状態はA
l合金の方が素材よりも良好であった。
【0074】
【表8】
【0075】表8から明らかなように、Al合金
(2),(4)〜(10)のごとく、素材において、T
iB粒子の平均粒径Dを0.01μm≦D≦10μm、
この例−IではD=0.05μmに、またそのTiB粒
子の体積分率Vfを3%≦Vf≦20%、この例−Iで
は3%≦Vf≦8%にそれぞれ設定し、さらに冷間加工
において真ひずみε≧0.4、この例−Iではε≧0.
48を生じさせると、Alマトリックスの結晶粒の微細
化とTiB粒子による粒子分散強化とを得てAl合金の
硬さが大いに高められ、これによりAl合金の高強度化
が達成される。 〔例−II〕るつぼを用い、200gのAl合金(505
2材)を溶解して800℃の溶湯を調製した。次いでそ
の溶湯に、平均粒径D=5μmで、且つ41gのTiC
粒子(分散粒子)をアルミ箔に包んで添加し、溶湯をア
ルミナ棒により十分に攪拌してTiC粒子をその溶湯中
に均一に分散させた。その後、るつぼを冷却してAl合
金製インゴットを得た。
(2),(4)〜(10)のごとく、素材において、T
iB粒子の平均粒径Dを0.01μm≦D≦10μm、
この例−IではD=0.05μmに、またそのTiB粒
子の体積分率Vfを3%≦Vf≦20%、この例−Iで
は3%≦Vf≦8%にそれぞれ設定し、さらに冷間加工
において真ひずみε≧0.4、この例−Iではε≧0.
48を生じさせると、Alマトリックスの結晶粒の微細
化とTiB粒子による粒子分散強化とを得てAl合金の
硬さが大いに高められ、これによりAl合金の高強度化
が達成される。 〔例−II〕るつぼを用い、200gのAl合金(505
2材)を溶解して800℃の溶湯を調製した。次いでそ
の溶湯に、平均粒径D=5μmで、且つ41gのTiC
粒子(分散粒子)をアルミ箔に包んで添加し、溶湯をア
ルミナ棒により十分に攪拌してTiC粒子をその溶湯中
に均一に分散させた。その後、るつぼを冷却してAl合
金製インゴットを得た。
【0076】インゴットに機械加工を施して、縦10m
m、横10mm、長さ40mmの素材(1)を得た。この場
合、Al合金マトリックスのビッカース硬さHvは48
であり、一方、TiC粒子のビッカース硬さHvは30
00である。したがって、TiC粒子の硬さはAl合金
マトリックスのそれよりも高い。
m、横10mm、長さ40mmの素材(1)を得た。この場
合、Al合金マトリックスのビッカース硬さHvは48
であり、一方、TiC粒子のビッカース硬さHvは30
00である。したがって、TiC粒子の硬さはAl合金
マトリックスのそれよりも高い。
【0077】またTiC粒子の平均粒径Dおよびその添
加量を変えた、ということ以外は前記と同一条件にて前
記同様の方法を実施し、これにより各種素材(2)〜
(8)を得た。
加量を変えた、ということ以外は前記と同一条件にて前
記同様の方法を実施し、これにより各種素材(2)〜
(8)を得た。
【0078】表9は各素材(1)〜(8)に関する各種
化学成分の配合量を示す。
化学成分の配合量を示す。
【0079】
【表9】
【0080】次に各素材(1)〜(7)に、実施例1と
同様の冷間加工を施して各種Al合金(1)〜(7)を
得た。Al合金(1)〜(7)は素材(1)〜(7)に
それぞれ対応する。素材(8)は冷間加工において屈曲
角φ=150°にて割れを生じた。
同様の冷間加工を施して各種Al合金(1)〜(7)を
得た。Al合金(1)〜(7)は素材(1)〜(7)に
それぞれ対応する。素材(8)は冷間加工において屈曲
角φ=150°にて割れを生じた。
【0081】表10は各Al合金(1)〜(7)および
素材(8)に関する各種データを示す。なお、TiC粒
子の分散状態はAl合金の方が素材よりも良好であっ
た。
素材(8)に関する各種データを示す。なお、TiC粒
子の分散状態はAl合金の方が素材よりも良好であっ
た。
【0082】
【表10】
【0083】表10から明らかなように、Al合金
(2)〜(7)のごとく、素材において、TiC粒子の
平均粒径Dを0.01μm≦D≦10μm、この例−II
では5μm≦D≦10μmに、またそのTiC粒子の体
積分率Vfを3%≦Vf≦20%、この例−IIでは10
%≦Vf≦20%にそれぞれ設定し、さらに冷間加工に
おいて真ひずみε≧0.4、この例−IIではε≧0.4
8を生じさせると、Al合金マトリックスの結晶粒の微
細化とTiC粒子による粒子分散強化とを得てAl合金
の硬さが大いに高められ、これによりAl合金の高強度
化が達成される。
(2)〜(7)のごとく、素材において、TiC粒子の
平均粒径Dを0.01μm≦D≦10μm、この例−II
では5μm≦D≦10μmに、またそのTiC粒子の体
積分率Vfを3%≦Vf≦20%、この例−IIでは10
%≦Vf≦20%にそれぞれ設定し、さらに冷間加工に
おいて真ひずみε≧0.4、この例−IIではε≧0.4
8を生じさせると、Al合金マトリックスの結晶粒の微
細化とTiC粒子による粒子分散強化とを得てAl合金
の硬さが大いに高められ、これによりAl合金の高強度
化が達成される。
【0084】この実施例2において、分散粒子として
は、前記TiB粒子等のチタンホウ化物粒子および前記
TiC粒子等のチタン炭化物粒子の外に、SiC粒子等
のシリコン炭化物粒子および酸化アルミニウム粒子を用
いることが可能である。これらは単独または二種以上の
混合物として用いられる。 〔実施例3〕 〔I〕素材における析出型Al合金組成 表11は、素材における析出型Al合金組成を示す。表
中、合金元素AEはFe、Si、Ti、CuおよびMn
から選択される少なくとも一種である。
は、前記TiB粒子等のチタンホウ化物粒子および前記
TiC粒子等のチタン炭化物粒子の外に、SiC粒子等
のシリコン炭化物粒子および酸化アルミニウム粒子を用
いることが可能である。これらは単独または二種以上の
混合物として用いられる。 〔実施例3〕 〔I〕素材における析出型Al合金組成 表11は、素材における析出型Al合金組成を示す。表
中、合金元素AEはFe、Si、Ti、CuおよびMn
から選択される少なくとも一種である。
【0085】
【表11】
【0086】Zrは時効処理において、Al3 Zr相
(析出相)を生成し、これにより析出強化が達成され
る。このAl3 Zr相はAl合金マトリックスに分散
し、そのAl合金マトリックスよりも高い硬さを有す
る。またAl3 Zr相の平均粒径Dおよび体積分率Vf
はそれぞれ実施例2同様に、それと同様の理由から、
0.01μm≦D≦10μmおよび3%≦Vf≦20%
である。
(析出相)を生成し、これにより析出強化が達成され
る。このAl3 Zr相はAl合金マトリックスに分散
し、そのAl合金マトリックスよりも高い硬さを有す
る。またAl3 Zr相の平均粒径Dおよび体積分率Vf
はそれぞれ実施例2同様に、それと同様の理由から、
0.01μm≦D≦10μmおよび3%≦Vf≦20%
である。
【0087】ただし、Zrの含有量がZr<0.2重量
%では、Al3 Zr相の体積分率VfがVf<3%とな
るため効果がなく、一方、Zr>0.5重量%ではAl
3 Zr相が粗大となる。
%では、Al3 Zr相の体積分率VfがVf<3%とな
るため効果がなく、一方、Zr>0.5重量%ではAl
3 Zr相が粗大となる。
【0088】合金元素AEはAl合金マトリックスを強
化する作用を有する。ただし、合金元素AEの含有量が
AE<0.01重量%では効果がなく、一方、AE>
0.3重量%では固溶量が多くなるため析出相が粗大化
し、また熱伝導性および電気伝導性が低下する。 〔II〕高強度Al合金の製造 (1)表12に示す析出型Al合金組成を有する溶製材
に機械加工を施して、縦10mm、横10mm、長さ40mm
の素材を得た。
化する作用を有する。ただし、合金元素AEの含有量が
AE<0.01重量%では効果がなく、一方、AE>
0.3重量%では固溶量が多くなるため析出相が粗大化
し、また熱伝導性および電気伝導性が低下する。 〔II〕高強度Al合金の製造 (1)表12に示す析出型Al合金組成を有する溶製材
に機械加工を施して、縦10mm、横10mm、長さ40mm
の素材を得た。
【0089】
【表12】
【0090】(2)素材に、620℃、24hの条件で
溶体化処理を施して1次中間体を得た。 (3) 1次中間体に、420℃、1hの条件で時効処
理を施して2次中間体を得た。この場合、Al合金マト
リックスのビッカース硬さHvは30であり、一方、球
状Al3 Zr相のビッカース硬さHvは560であっ
た。したがってAl3 Zr相の硬さはAl合金マトリッ
クスのそれよりも高い。またAl3 Zr相の平均粒径D
はD=0.01μmであった。 (4)2次中間体に実施例1と同様の冷間加工を施して
Al合金を得た。
溶体化処理を施して1次中間体を得た。 (3) 1次中間体に、420℃、1hの条件で時効処
理を施して2次中間体を得た。この場合、Al合金マト
リックスのビッカース硬さHvは30であり、一方、球
状Al3 Zr相のビッカース硬さHvは560であっ
た。したがってAl3 Zr相の硬さはAl合金マトリッ
クスのそれよりも高い。またAl3 Zr相の平均粒径D
はD=0.01μmであった。 (4)2次中間体に実施例1と同様の冷間加工を施して
Al合金を得た。
【0091】表13はAl合金に関する各種データを示
す。
す。
【0092】
【表13】
【0093】表13から明らかなように2次中間体にお
いて、Al3 Zr相の平均粒径Dを0.01μm≦D≦
10μm、この実施例ではD=0.01μmに、またそ
のAl3 Zr相の体積分率Vfを3%≦Vf≦20%、
この実施例ではVf=4%にそれぞれ設定し、さらに冷
間加工において真ひずみε≧0.4、この実施例ではε
=2.30を生じさせると、Al合金マトリックスの結
晶粒の微細化とAl3Zr相による析出強化とを得てA
l合金の硬さが大いに高められ、これによりAl合金の
高強度化が達成される。
いて、Al3 Zr相の平均粒径Dを0.01μm≦D≦
10μm、この実施例ではD=0.01μmに、またそ
のAl3 Zr相の体積分率Vfを3%≦Vf≦20%、
この実施例ではVf=4%にそれぞれ設定し、さらに冷
間加工において真ひずみε≧0.4、この実施例ではε
=2.30を生じさせると、Al合金マトリックスの結
晶粒の微細化とAl3Zr相による析出強化とを得てA
l合金の硬さが大いに高められ、これによりAl合金の
高強度化が達成される。
【0094】このAl合金はAl濃度が高く、したがっ
て高熱伝導材料および高電気伝導材料として有効であ
る。
て高熱伝導材料および高電気伝導材料として有効であ
る。
【0095】
【発明の効果】本発明によれば、前記のように特定され
た手段を採用することによって、高強度なAl合金を得
ることができる。
た手段を採用することによって、高強度なAl合金を得
ることができる。
【図1】ダイスの一例を示す斜視図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】図2の3−3線矢視図である。
【図4】ダイスの他例を示す断面図で、図2に対応す
る。
る。
【図5】1次中間体の金属組織を示す光学顕微鏡写真で
ある。
ある。
【図6】2次中間体の一例の金属組織を示す光学顕微鏡
写真である。
写真である。
【図7】2次中間体の一例の金属組織を示す透過電子顕
微鏡写真である。
微鏡写真である。
【図8】2次中間体の他例の金属組織を示す透過電子顕
微鏡写真である。
微鏡写真である。
1 ダイス 9 ダイス孔 17 加圧プランジャ A1 1次中間体 φ 屈曲角
フロントページの続き (72)発明者 鹿屋 出 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 篠原 雅志 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 藤原 良也 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 小池 精一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 市川 政夫 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 本間 健介 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (14)
- 【請求項1】 析出型Al合金組成を有する素材に溶体
化処理を施して1次中間体を得る工程と、前記1次中間
体に、真ひずみε≧0.4を生じさせる冷間加工を施し
て2次中間体を得る工程と、前記2次中間体に時効処理
を施す工程と、を用いることを特徴とする高強度Al合
金の製造方法。 - 【請求項2】 屈曲するダイス孔を備えたダイスを用意
し、そのダイス孔の屈曲部を挟む両孔部における軸線方
向と直交する方向の断面積は略同一に設定され、前記冷
間加工に当っては、前記1次中間体を前記ダイス孔の一
方の孔部より他方の孔部に押出して、その1次中間体に
前記屈曲部において剪断変形を生じさせる、請求項1記
載の高強度Al合金の製造方法。 - 【請求項3】 前記屈曲部における両孔部間の屈曲角φ
は90°≦φ≦135°である、請求項2記載の高強度
Al合金の製造方法。 - 【請求項4】 前記析出型Al合金組成は、Al−Cu
系合金組成およびAl−Cu−Mg系合金組成の一方で
ある、請求項1,2または3記載の高強度Al合金の製
造方法。 - 【請求項5】 前記析出型Al合金組成は、Al−Mg
−Si系合金組成である、請求項1,2または3記載の
高強度Al合金の製造方法。 - 【請求項6】 前記析出型Al合金組成は、Al−Zn
−Mg系合金組成およびAl−Zn−Mg−Cu系合金
組成の一方である、請求項1,2または3記載の高強度
Al合金の製造方法。 - 【請求項7】 AlおよびAl合金の一方よりなるマト
リックスと、そのマトリックスよりも高い硬さを有し、
且つ平均粒径Dが0.01μm≦D≦10μmであっ
て、体積分率Vfが3%≦Vf≦20%である分散粒子
とよりなる素材に、真ひずみε≧0.4を生じさせる冷
間加工を施すことを特徴とする高強度Al合金の製造方
法。 - 【請求項8】 屈曲するダイス孔を備えたダイスを用意
し、そのダイス孔の屈曲部を挟む両孔部における軸線方
向と直交する方向の断面積は略同一に設定され、前記冷
間加工に当っては、前記素材を前記ダイス孔の一方の孔
部より他方の孔部に押出して、その素材に前記屈曲部に
おいて剪断変形を生じさせる、請求項7記載の高強度A
l合金の製造方法。 - 【請求項9】 前記屈曲部における両孔部間の屈曲角φ
は90°≦φ≦135°である、請求項8記載の高強度
Al合金の製造方法。 - 【請求項10】 前記分散粒子は、チタンホウ化物粒
子、チタン炭化物粒子、シリコン炭化物粒子および酸化
アルミニウム粒子から選択される少なくとも一種であ
る、請求項7,8または9記載の高強度Al合金の製造
方法。 - 【請求項11】 析出型Al合金組成を有する素材に溶
体化処理を施して1次中間体を得る工程と、前記1次中
間体に時効処理を施してマトリックスよりも高い硬さを
有する析出相の現出と分散を図られた2次中間体を得る
工程と、前記2次中間体に、真ひずみε≧0.4を生じ
させる冷間加工を施す工程と、を用いることを特徴とす
る高強度Al合金の製造方法。 - 【請求項12】 屈曲するダイス孔を備えたダイスを用
意し、そのダイス孔の屈曲部を挟む両孔部における軸線
方向と直交する方向の断面積は略同一に設定され、前記
冷間加工に当っては、前記2次中間体を前記ダイス孔の
一方の孔部より他方の孔部に押出して、その2次中間体
に前記屈曲部において剪断変形を生じさせる、請求項1
1記載の高強度Al合金の製造方法。 - 【請求項13】 前記屈曲部における両孔部間の屈曲角
φは90°≦φ≦135°である、請求項12記載の高
強度Al合金の製造方法。 - 【請求項14】 前記析出型Al合金組成において、Z
rの含有量が0.2重量%≦Zr≦0.5重量%であ
り、またFe、Si、Ti、CuおよびMnから選択さ
れる少なくとも一種の合金元素AEの含有量が0.01
重量%≦AE≦0.3重量%であり、さらに残部がAl
である、請求項11,12または13記載の高強度Al
合金の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29735295A JPH09111426A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 高強度Al合金の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29735295A JPH09111426A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 高強度Al合金の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09111426A true JPH09111426A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17845404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29735295A Pending JPH09111426A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 高強度Al合金の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09111426A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005080623A1 (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-01 | Rinascimetalli Ltd. | 金属加工方法及び金属体 |
| WO2008099651A1 (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | アルミニウム合金材の製造方法及び熱処理型アルミニウム合金材 |
| US8999079B2 (en) | 2010-09-08 | 2015-04-07 | Alcoa, Inc. | 6xxx aluminum alloys, and methods for producing the same |
| US9587298B2 (en) | 2013-02-19 | 2017-03-07 | Arconic Inc. | Heat treatable aluminum alloys having magnesium and zinc and methods for producing the same |
| US9926620B2 (en) | 2012-03-07 | 2018-03-27 | Arconic Inc. | 2xxx aluminum alloys, and methods for producing the same |
-
1995
- 1995-10-20 JP JP29735295A patent/JPH09111426A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005080623A1 (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-01 | Rinascimetalli Ltd. | 金属加工方法及び金属体 |
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| JP2008196009A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Toyota Motor Corp | アルミニウム合金材の製造方法及び熱処理型アルミニウム合金材 |
| US8142579B2 (en) | 2007-02-13 | 2012-03-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Process for producing aluminum alloy material and heat treated aluminum alloy material |
| US8999079B2 (en) | 2010-09-08 | 2015-04-07 | Alcoa, Inc. | 6xxx aluminum alloys, and methods for producing the same |
| US9194028B2 (en) | 2010-09-08 | 2015-11-24 | Alcoa Inc. | 2xxx aluminum alloys, and methods for producing the same |
| US9249484B2 (en) | 2010-09-08 | 2016-02-02 | Alcoa Inc. | 7XXX aluminum alloys, and methods for producing the same |
| US9359660B2 (en) | 2010-09-08 | 2016-06-07 | Alcoa Inc. | 6XXX aluminum alloys, and methods for producing the same |
| US9926620B2 (en) | 2012-03-07 | 2018-03-27 | Arconic Inc. | 2xxx aluminum alloys, and methods for producing the same |
| US9587298B2 (en) | 2013-02-19 | 2017-03-07 | Arconic Inc. | Heat treatable aluminum alloys having magnesium and zinc and methods for producing the same |
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