JPH0910449A - 切断工具 - Google Patents
切断工具Info
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- JPH0910449A JPH0910449A JP15922595A JP15922595A JPH0910449A JP H0910449 A JPH0910449 A JP H0910449A JP 15922595 A JP15922595 A JP 15922595A JP 15922595 A JP15922595 A JP 15922595A JP H0910449 A JPH0910449 A JP H0910449A
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Landscapes
- Shearing Machines (AREA)
- Scissors And Nippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 4節リンク式の倍力機構を切断機構として採
用した切断工具において、比較的簡単な構成で、工具寿
命の延長を図る。 【構成】 一端側に刃部4a,34aを有して互いに枢着
された基本レバー1,従動レバー31と、一端側が基本
レバーの途中部に枢着された駆動レバー11と、従動レ
バーの他端側と駆動レバーの途中部に連結された連結レ
バー21とで成る4節リンク式の倍力機構を切断機構に
用いた切断工具Tcにおいて、基本レバー,従動レバーは
レバー本体と刃部プレートとで構成され、各刃部プレー
トはレバー本体に重ね合わせた上で固定ボルト48,4
9で締結固定されており、各刃部とレバー本体周縁部と
の間には所定幅の段差部が形成され、基本レバー側の固
定ボルトの端末部48aが、刃部プレートを貫通して内
側に突出し、工具開操作時、従動レバーの所定開度を越
える開動作を規制することを特徴とする。
用した切断工具において、比較的簡単な構成で、工具寿
命の延長を図る。 【構成】 一端側に刃部4a,34aを有して互いに枢着
された基本レバー1,従動レバー31と、一端側が基本
レバーの途中部に枢着された駆動レバー11と、従動レ
バーの他端側と駆動レバーの途中部に連結された連結レ
バー21とで成る4節リンク式の倍力機構を切断機構に
用いた切断工具Tcにおいて、基本レバー,従動レバーは
レバー本体と刃部プレートとで構成され、各刃部プレー
トはレバー本体に重ね合わせた上で固定ボルト48,4
9で締結固定されており、各刃部とレバー本体周縁部と
の間には所定幅の段差部が形成され、基本レバー側の固
定ボルトの端末部48aが、刃部プレートを貫通して内
側に突出し、工具開操作時、従動レバーの所定開度を越
える開動作を規制することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばケーブル類な
どを手作業で切断する際に用いられる切断工具に関す
る。
どを手作業で切断する際に用いられる切断工具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばケーブル類などを切断する
際に用いられる切断工具としては、互いに枢着された2
本のレバー部材の各先端側に刃部をそれぞれ形成すると
ともに、これら2本のレバー部材の他端側が相対向する
グリップ部となるように構成した、通常のいわゆるペン
チ状のものが一般に良く知られている。
際に用いられる切断工具としては、互いに枢着された2
本のレバー部材の各先端側に刃部をそれぞれ形成すると
ともに、これら2本のレバー部材の他端側が相対向する
グリップ部となるように構成した、通常のいわゆるペン
チ状のものが一般に良く知られている。
【0003】また、本願出願人は、上記タイプの切断工
具において、二重てこの原理を利用することにより、工
具の大型化を招くことなく、従来に比べて大幅に増力率
を高め、刃部により強大な切断力を付与することができ
る増力機構を備えたものを開発した(実公昭40−16
879号公報参照)。尚、ここで、増力率とは、切断工
具のグリップ部に加えられた操作力に対する刃部に生じ
た切断力の比率(倍率)をいうものとする。
具において、二重てこの原理を利用することにより、工
具の大型化を招くことなく、従来に比べて大幅に増力率
を高め、刃部により強大な切断力を付与することができ
る増力機構を備えたものを開発した(実公昭40−16
879号公報参照)。尚、ここで、増力率とは、切断工
具のグリップ部に加えられた操作力に対する刃部に生じ
た切断力の比率(倍率)をいうものとする。
【0004】更に、本願出願人は、特許第147690
2号において、従来に比べて飛躍的に高い倍率(原理的
には無限大の高倍率)を実現することができる倍力機構
を提案し、また、特許第1791035号において、上
記と同様の作用をすべり摩擦部分なしに4節のリンク機
構を用いて実現したものを提案した。かかる倍力機構に
よれば、後で詳しく説明するように、極めて高い増力率
が得られるとともに、出力側の移動速度について、ワー
クに対する加圧工程では極力遅くする一方、非加圧工程
では比較的高速とすることができる。
2号において、従来に比べて飛躍的に高い倍率(原理的
には無限大の高倍率)を実現することができる倍力機構
を提案し、また、特許第1791035号において、上
記と同様の作用をすべり摩擦部分なしに4節のリンク機
構を用いて実現したものを提案した。かかる倍力機構に
よれば、後で詳しく説明するように、極めて高い増力率
が得られるとともに、出力側の移動速度について、ワー
クに対する加圧工程では極力遅くする一方、非加圧工程
では比較的高速とすることができる。
【0005】また、更に、本願出願人は、上記倍力機構
における出力側の速度変化特性に着目し、特願平7−6
28号において、かかる倍力機構を光ファイバケーブル
を手作業で切断する際の切断機構に採用し、光ファイバ
ケーブルカッターとして具体化したものを提案した。か
かる切断機構を採用することにより、入力側(つまり駆
動レバー)のストローク速度を略一定に保ったままで、
切断速度を、切断工程の初期には比較的大きく、切断工
程の終期には比較的小さくなるように変化させ、光ファ
イバケーブルの周囲の軟質部分と硬度の高い芯材部分と
を支障なくスムースに切断することが可能になる。
における出力側の速度変化特性に着目し、特願平7−6
28号において、かかる倍力機構を光ファイバケーブル
を手作業で切断する際の切断機構に採用し、光ファイバ
ケーブルカッターとして具体化したものを提案した。か
かる切断機構を採用することにより、入力側(つまり駆
動レバー)のストローク速度を略一定に保ったままで、
切断速度を、切断工程の初期には比較的大きく、切断工
程の終期には比較的小さくなるように変化させ、光ファ
イバケーブルの周囲の軟質部分と硬度の高い芯材部分と
を支障なくスムースに切断することが可能になる。
【0006】すなわち、上記光ファイバケーブルは、通
常、軸芯に所定の強度および剛性を有する芯材(例えば
チタニウム系合金線材)を通し、その周囲に光ファイバ
を配設した上で、これらを表皮材で覆って形成されるケ
ーブル材として供給されるが、この光ファイバケーブル
を、配線工事時などに手作業で切断する場合、ケーブル
の芯材部分とその周囲部分とで硬さが大きく異なる関係
上、従来の切断工具では、切断性および作業性が著しく
悪くなる。つまり、光ファイバケーブルのように硬度の
高い芯材部分の周囲に軟質部分を有する素材をスムース
に切断するには、周囲の軟質部分は比較的小さい力で速
く切り、硬度の高い芯材部分は、その硬度および強度に
見合った大きい力でゆっくり切ることが求められるが、
従来の切断工具では、切断作業中に、操作側の(つまり
駆動レバーの)ストローク速度を略一定に保ったまま
で、切断力あるいは切断速度を変えることが基本的にで
きないので、芯部と周囲との硬さの変化に対応すること
ができず、このため、切断性および作業性を確保するこ
とが難しくなるのである。
常、軸芯に所定の強度および剛性を有する芯材(例えば
チタニウム系合金線材)を通し、その周囲に光ファイバ
を配設した上で、これらを表皮材で覆って形成されるケ
ーブル材として供給されるが、この光ファイバケーブル
を、配線工事時などに手作業で切断する場合、ケーブル
の芯材部分とその周囲部分とで硬さが大きく異なる関係
上、従来の切断工具では、切断性および作業性が著しく
悪くなる。つまり、光ファイバケーブルのように硬度の
高い芯材部分の周囲に軟質部分を有する素材をスムース
に切断するには、周囲の軟質部分は比較的小さい力で速
く切り、硬度の高い芯材部分は、その硬度および強度に
見合った大きい力でゆっくり切ることが求められるが、
従来の切断工具では、切断作業中に、操作側の(つまり
駆動レバーの)ストローク速度を略一定に保ったまま
で、切断力あるいは切断速度を変えることが基本的にで
きないので、芯部と周囲との硬さの変化に対応すること
ができず、このため、切断性および作業性を確保するこ
とが難しくなるのである。
【0007】例えば、従来の通常のペンチ状の切断工具
の場合には、単純なてこの原理をそのまま利用したもの
であるので、当該工具の切断作業時における増力率は常
に一定である。この増力率を変更するには、工具の柄
(レバー部材)の回動支点から刃部またはグリップ部まで
の距離を(つまり、レバー部材の長さを)変えてレバー比
を変えるしか方法がない。従って、切断作業中にこの増
力率を変えることは勿論できない。そして、かかる工具
で光ファイバケーブルを切断しようとした場合、その芯
材部分を支障なく切断するためには、レバー部材の長さ
を芯材の硬さに応じてそれだけ長く設定し、増力率を大
きくすれば良いのであるが、切断工具の増力率をこのよ
うに芯材の硬さに合わせて設定すると、芯材部分以外の
軟質部分にとっては、刃部に生じる切断力が適切な範囲
を越えて大きくなり過ぎ、両部分をスムースに切断する
ことはまずできない。
の場合には、単純なてこの原理をそのまま利用したもの
であるので、当該工具の切断作業時における増力率は常
に一定である。この増力率を変更するには、工具の柄
(レバー部材)の回動支点から刃部またはグリップ部まで
の距離を(つまり、レバー部材の長さを)変えてレバー比
を変えるしか方法がない。従って、切断作業中にこの増
力率を変えることは勿論できない。そして、かかる工具
で光ファイバケーブルを切断しようとした場合、その芯
材部分を支障なく切断するためには、レバー部材の長さ
を芯材の硬さに応じてそれだけ長く設定し、増力率を大
きくすれば良いのであるが、切断工具の増力率をこのよ
うに芯材の硬さに合わせて設定すると、芯材部分以外の
軟質部分にとっては、刃部に生じる切断力が適切な範囲
を越えて大きくなり過ぎ、両部分をスムースに切断する
ことはまずできない。
【0008】一方、上記二重てこの原理を利用した増力
機構を有する切断工具の場合には、増力率をかなり大き
くすることができるので、切断力を大きく設定してもレ
バー部材の長大化を抑制することができが、この場合で
も、切断力の増力倍率は、あくまで切断作業を通じて一
定であり、これを変えることは基本的にはできないの
で、光ファイバケーブルを切断するに際して、周囲の軟
質部分と硬度の高い芯材部分とをスムースに切断するこ
とはやはり難しい。
機構を有する切断工具の場合には、増力率をかなり大き
くすることができるので、切断力を大きく設定してもレ
バー部材の長大化を抑制することができが、この場合で
も、切断力の増力倍率は、あくまで切断作業を通じて一
定であり、これを変えることは基本的にはできないの
で、光ファイバケーブルを切断するに際して、周囲の軟
質部分と硬度の高い芯材部分とをスムースに切断するこ
とはやはり難しい。
【0009】これに対して、上記4節リンク式の倍力機
構をその切断機構として採用した光ファイバケーブルカ
ッターの場合には、上記倍力機構の増力作用により、工
具の大型化を招くことなく、従来のペンチ状のものに比
べて大幅に増力率を高め、刃部により一層強大な切断力
を付与することが可能になり、硬度の高い芯材部分の周
囲に軟質部分を有する光ファイバケーブルを切断するに
際して、硬い芯材部分を支障なく切断できるように上記
各レバー部材の長さを設定した場合でも、その必要長さ
を極力短く抑制して工具の大きさをコンパクトに保つこ
とができ、操作性および作業性の低下を最小限に止どめ
ることができるのである。
構をその切断機構として採用した光ファイバケーブルカ
ッターの場合には、上記倍力機構の増力作用により、工
具の大型化を招くことなく、従来のペンチ状のものに比
べて大幅に増力率を高め、刃部により一層強大な切断力
を付与することが可能になり、硬度の高い芯材部分の周
囲に軟質部分を有する光ファイバケーブルを切断するに
際して、硬い芯材部分を支障なく切断できるように上記
各レバー部材の長さを設定した場合でも、その必要長さ
を極力短く抑制して工具の大きさをコンパクトに保つこ
とができ、操作性および作業性の低下を最小限に止どめ
ることができるのである。
【0010】しかも、この場合において、駆動レバーの
ストローク速度を略一定に保ったままで、切断速度を、
切断工程の初期には比較的大きく、切断工程の終期には
比較的小さくなるように変化させることができる。この
結果、駆動レバーのストローク速度を略一定に保ったま
まで、周囲の軟質部分を切断する際には比較的低い増力
率で速く切断する一方、硬度の高い芯材部分を切断する
際にはこれに見合った比較的高い増力率でゆっくりと切
断するように設定することが可能になる。すなわち、硬
度の高い芯材部分の周囲に軟質部分を有する光ファイバ
ケーブルを切断するに際して、芯部と周囲との硬さの変
化に有効に対応し、これら両部分を支障なくスムースに
切断することが可能になり、光ファィバケーブルカッタ
ーとしての作業性および切断性を有効に確保することが
できる。
ストローク速度を略一定に保ったままで、切断速度を、
切断工程の初期には比較的大きく、切断工程の終期には
比較的小さくなるように変化させることができる。この
結果、駆動レバーのストローク速度を略一定に保ったま
まで、周囲の軟質部分を切断する際には比較的低い増力
率で速く切断する一方、硬度の高い芯材部分を切断する
際にはこれに見合った比較的高い増力率でゆっくりと切
断するように設定することが可能になる。すなわち、硬
度の高い芯材部分の周囲に軟質部分を有する光ファイバ
ケーブルを切断するに際して、芯部と周囲との硬さの変
化に有効に対応し、これら両部分を支障なくスムースに
切断することが可能になり、光ファィバケーブルカッタ
ーとしての作業性および切断性を有効に確保することが
できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に4節リンク式の倍力機構をその切断機構として採用し
た切断工具の場合、上記倍力機構の増力作用により、従
来のペンチ状のものに比べて大幅に増力率を高め、刃部
に非常に強大な切断力を付与することができるのである
が、反面、工具自体、特に刃部にはそれだけ大きな負担
がかかることになる。従って、かかる切断工具の場合、
その優れた特徴を生かして大きな切断力を要する作業に
繰り返し使用される程、不可避的に刃部の損耗が激しく
なり、工具としての寿命が短くなることが考えられる。
に4節リンク式の倍力機構をその切断機構として採用し
た切断工具の場合、上記倍力機構の増力作用により、従
来のペンチ状のものに比べて大幅に増力率を高め、刃部
に非常に強大な切断力を付与することができるのである
が、反面、工具自体、特に刃部にはそれだけ大きな負担
がかかることになる。従って、かかる切断工具の場合、
その優れた特徴を生かして大きな切断力を要する作業に
繰り返し使用される程、不可避的に刃部の損耗が激しく
なり、工具としての寿命が短くなることが考えられる。
【0012】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、4節リンク式の倍力機構をその切断機構として
採用した切断工具において、比較的簡単な構成で、工具
寿命の延長を図ることができる切断工具を提供すること
を基本的な目的とする。
もので、4節リンク式の倍力機構をその切断機構として
採用した切断工具において、比較的簡単な構成で、工具
寿命の延長を図ることができる切断工具を提供すること
を基本的な目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、この発明は、
一端側に相対向する刃部をそれぞれ有して第1支点部で
互いに枢着された基本レバーおよび従動レバーと、一端
側が第2支点部で上記基本レバーの途中部に枢着された
駆動レバーと、一端側が上記従動レバーの他端側に連結
されるとともに他端側が上記駆動レバーの途中部に連結
された連結レバーとで形成されたリンク機構を用いて、
てこレバー比が d/f ここで、d:駆動レバーの第2支点部から連結レバーとの
連結点までの距離 f:従動レバーと連結レバーとの連結点と第2支点部との
間の距離 となるてこレバー比可変の倍力機構を形成するととも
に、上記基本レバーの他端部と上記駆動レバーの他端部
とが相対向するグリップ部となるように構成し、上記駆
動レバーの第2支点部から連結レバーとの連結点までの
距離と上記連結レバーの両連結点間の距離とを等しく設
定するとともに、上記従動レバーの第1支点部から連結
レバーとの連結点までの距離を第1,第2の両支点部間
の距離より微少偏心量(e)だけ長く設定し、上記駆動レ
バーを回動させて、上記距離(f)を上記微少偏心量(e)に
接近させるか等しくすることにより、極大のてこレバー
比を得るようにした切断工具において、上記基本レバー
および従動レバーは、それぞれ、レバー本体と周縁の一
部に刃部を設けた刃部プレートとで構成され、各刃部プ
レートは上記各レバー本体の一端側おける内側に重ね合
わせた上でレバー本体に対し取り替え可能に固定される
とともに、上記各刃部プレートに設けた刃部と該刃部に
対応するレバー本体周縁部との間には所定幅の段差部が
形成されており、刃部プレートをレバー本体に対して固
定する固定部材の少なくともいずれか一方は、その端末
側が刃部プレートを貫通して内側に突出しており、該突
出部は、切断工具の開操作時、所定の開度で他方の刃部
プレートに対応するレバー本体に当接し、該レバー本体
のそれ以上の開動作を規制することを特徴としたもので
ある。
一端側に相対向する刃部をそれぞれ有して第1支点部で
互いに枢着された基本レバーおよび従動レバーと、一端
側が第2支点部で上記基本レバーの途中部に枢着された
駆動レバーと、一端側が上記従動レバーの他端側に連結
されるとともに他端側が上記駆動レバーの途中部に連結
された連結レバーとで形成されたリンク機構を用いて、
てこレバー比が d/f ここで、d:駆動レバーの第2支点部から連結レバーとの
連結点までの距離 f:従動レバーと連結レバーとの連結点と第2支点部との
間の距離 となるてこレバー比可変の倍力機構を形成するととも
に、上記基本レバーの他端部と上記駆動レバーの他端部
とが相対向するグリップ部となるように構成し、上記駆
動レバーの第2支点部から連結レバーとの連結点までの
距離と上記連結レバーの両連結点間の距離とを等しく設
定するとともに、上記従動レバーの第1支点部から連結
レバーとの連結点までの距離を第1,第2の両支点部間
の距離より微少偏心量(e)だけ長く設定し、上記駆動レ
バーを回動させて、上記距離(f)を上記微少偏心量(e)に
接近させるか等しくすることにより、極大のてこレバー
比を得るようにした切断工具において、上記基本レバー
および従動レバーは、それぞれ、レバー本体と周縁の一
部に刃部を設けた刃部プレートとで構成され、各刃部プ
レートは上記各レバー本体の一端側おける内側に重ね合
わせた上でレバー本体に対し取り替え可能に固定される
とともに、上記各刃部プレートに設けた刃部と該刃部に
対応するレバー本体周縁部との間には所定幅の段差部が
形成されており、刃部プレートをレバー本体に対して固
定する固定部材の少なくともいずれか一方は、その端末
側が刃部プレートを貫通して内側に突出しており、該突
出部は、切断工具の開操作時、所定の開度で他方の刃部
プレートに対応するレバー本体に当接し、該レバー本体
のそれ以上の開動作を規制することを特徴としたもので
ある。
【0014】
【発明の作用および効果】この発明によれば、上記基本
レバーおよび従動レバーは、それぞれレバー本体と上記
刃部プレートとで構成され、各刃部プレートは上記各レ
バー本体に対し取り替え可能に固定されているので、刃
部が損耗した際には、刃部プレートをレバー本体から取
り外して新しいものと取り替えることができる。すなわ
ち、刃部プレートを取り替えるだけで、容易に新品同様
の切れ味を取り戻すことができ、工具としての寿命を延
長することができる。また、上記各刃部プレートに設け
た刃部と該刃部に対応するレバー本体周縁部との間には
所定幅の段差部が形成されているので、切断時、上記両
レバー本体が互いに閉じ合わされた場合でも、上記刃部
で切断されたワークの切断部分は上記段差部に乗り上げ
るようにして逃げることができ、切断時におけるワーク
の分離および刃部からの離脱をスムースに行わせること
ができる。特に、刃部に適度のテーパ部が形成されてい
る場合には、ワークの切断部分はこのテーパに沿って上
記段差部に乗り上げることができ、ワークの分離および
刃部からの離脱をよりスムースに行わせることができ
る。更に、刃部プレートをレバー本体に対して固定する
固定部材の少なくともいずれか一方は、その端末側が刃
部プレートを貫通して内側に突出しており、該突出部
は、切断工具の開操作時、所定の開度で他方の刃部プレ
ートに対応するレバー本体に当接し、該レバー本体のそ
れ以上の開動作を規制するようにしたので、上記固定部
材の突出部を切断工具の開操作における最大開度を定め
るストッパとして利用することができる。従って、かか
るストッパを別途に設ける必要がなくなり、部品点数の
増加を抑制することができる。
レバーおよび従動レバーは、それぞれレバー本体と上記
刃部プレートとで構成され、各刃部プレートは上記各レ
バー本体に対し取り替え可能に固定されているので、刃
部が損耗した際には、刃部プレートをレバー本体から取
り外して新しいものと取り替えることができる。すなわ
ち、刃部プレートを取り替えるだけで、容易に新品同様
の切れ味を取り戻すことができ、工具としての寿命を延
長することができる。また、上記各刃部プレートに設け
た刃部と該刃部に対応するレバー本体周縁部との間には
所定幅の段差部が形成されているので、切断時、上記両
レバー本体が互いに閉じ合わされた場合でも、上記刃部
で切断されたワークの切断部分は上記段差部に乗り上げ
るようにして逃げることができ、切断時におけるワーク
の分離および刃部からの離脱をスムースに行わせること
ができる。特に、刃部に適度のテーパ部が形成されてい
る場合には、ワークの切断部分はこのテーパに沿って上
記段差部に乗り上げることができ、ワークの分離および
刃部からの離脱をよりスムースに行わせることができ
る。更に、刃部プレートをレバー本体に対して固定する
固定部材の少なくともいずれか一方は、その端末側が刃
部プレートを貫通して内側に突出しており、該突出部
は、切断工具の開操作時、所定の開度で他方の刃部プレ
ートに対応するレバー本体に当接し、該レバー本体のそ
れ以上の開動作を規制するようにしたので、上記固定部
材の突出部を切断工具の開操作における最大開度を定め
るストッパとして利用することができる。従って、かか
るストッパを別途に設ける必要がなくなり、部品点数の
増加を抑制することができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を、添付図面に基づ
いて詳細に説明する。本発明の実施例に係る切断工具の
具体的な構成およびその作動等を説明するに先立って、
まず、4節リンク式の倍力機構の基本的な構成およびそ
の作動原理について説明する。尚、この原理的な説明
は、特許第1791035号において開示された4節リ
ンク式の倍力機構の場合と基本的に同様のものである。
いて詳細に説明する。本発明の実施例に係る切断工具の
具体的な構成およびその作動等を説明するに先立って、
まず、4節リンク式の倍力機構の基本的な構成およびそ
の作動原理について説明する。尚、この原理的な説明
は、特許第1791035号において開示された4節リ
ンク式の倍力機構の場合と基本的に同様のものである。
【0016】図15および図16は、本実施例に係る4
節リンク機構の基本原理を利用した倍力装置を模式的に
示したものである。この倍力装置は、基本メンバ121
と、その一端が支点Aで基本メンバ121に枢着された
(回動自在に支持された)駆動レバー122と、その一端
が連結部B(第1の連結部)で駆動レバー122の他端に
枢着された連結レバー123と、その一端が支点Cで基
本メンバ121に枢着された従動レバー124とを有
し、連結レバー123と従動レバー124の各他端が第
2の連結部としての従動子Fにより回転自在に連結され
て構成されている。
節リンク機構の基本原理を利用した倍力装置を模式的に
示したものである。この倍力装置は、基本メンバ121
と、その一端が支点Aで基本メンバ121に枢着された
(回動自在に支持された)駆動レバー122と、その一端
が連結部B(第1の連結部)で駆動レバー122の他端に
枢着された連結レバー123と、その一端が支点Cで基
本メンバ121に枢着された従動レバー124とを有
し、連結レバー123と従動レバー124の各他端が第
2の連結部としての従動子Fにより回転自在に連結され
て構成されている。
【0017】上記駆動レバー122は、支点Aを中心に
して、点線で示す第1位置と二点鎖線で示す第2位置と
の間の角度αの範囲内で往復揺動される。そして、支点
Cは、駆動レバー122が上記第1位置にあるときに、
連結レバー123と従動レバー124とが従動子Fを中
心に下開きの鈍角をなす位置に設けられている。また、
駆動レバー122と連結レバー123の長さdが等しく
設定されるとともに、従動レバー124の長さLは、両
支点A,C間の間隔kより微少長さeだけ長く設定されて
いる(L=k+e,ただし、e<k)。上記のように三つのレ
バー122,123及び124を有して構成される4節
リンク機構を用いて倍力装置を構成する。この倍力装置
は、基本的には、てこレバーを原理とするものであっ
て、てこレバー比は、d/FAで与えられる。ここに、d
は駆動レバー122の支点Aと連結部Bとの間の長さで
あり、FAは上記支点Aと従動子Fとを結ぶ線分の長さ
である。
して、点線で示す第1位置と二点鎖線で示す第2位置と
の間の角度αの範囲内で往復揺動される。そして、支点
Cは、駆動レバー122が上記第1位置にあるときに、
連結レバー123と従動レバー124とが従動子Fを中
心に下開きの鈍角をなす位置に設けられている。また、
駆動レバー122と連結レバー123の長さdが等しく
設定されるとともに、従動レバー124の長さLは、両
支点A,C間の間隔kより微少長さeだけ長く設定されて
いる(L=k+e,ただし、e<k)。上記のように三つのレ
バー122,123及び124を有して構成される4節
リンク機構を用いて倍力装置を構成する。この倍力装置
は、基本的には、てこレバーを原理とするものであっ
て、てこレバー比は、d/FAで与えられる。ここに、d
は駆動レバー122の支点Aと連結部Bとの間の長さで
あり、FAは上記支点Aと従動子Fとを結ぶ線分の長さ
である。
【0018】駆動レバー122が第1位置にあるとき
に、従動子Fと支点Aとの間の間隔は最も大きな値を取
る。この状態から、駆動レバー122が支点Aを中心に
時計回り方向に揺動されれば、連結レバー123は、従
動レバー124で案内されながら、連結部Bを中心にし
て、駆動レバー122との間でなす角度θを縮小されな
がら、駆動レバー122に従って時計回り方向に回動さ
れ、それに伴って従動子Fは、支点Cを曲率中心とする
半径Lの円弧a上で駆動レバー122の揺動方向と同一
方向に移動される。そして、駆動レバー122が上記第
2位置に至れば、従動子Fは微少偏心量eで支点Aに接
近する。この状態で、従動子Fと支点A間の間隔が最小
となる。つまり、てこレバー比(倍率)は極大となる。一
方、駆動レバー122が反時計回り方向に揺動される際
には、連結レバー123および従動子Fがそれぞれ上述
とは反対の方向に移動される。すなわち、駆動レバー1
22が、支点Aを中心に角度αの範囲内で往復揺動され
れば、従動レバー124は、支点Cを中心に角度β(β
<α)の範囲内で往復揺動され、従動子Fは、上述の円
弧a上で往復移動される。
に、従動子Fと支点Aとの間の間隔は最も大きな値を取
る。この状態から、駆動レバー122が支点Aを中心に
時計回り方向に揺動されれば、連結レバー123は、従
動レバー124で案内されながら、連結部Bを中心にし
て、駆動レバー122との間でなす角度θを縮小されな
がら、駆動レバー122に従って時計回り方向に回動さ
れ、それに伴って従動子Fは、支点Cを曲率中心とする
半径Lの円弧a上で駆動レバー122の揺動方向と同一
方向に移動される。そして、駆動レバー122が上記第
2位置に至れば、従動子Fは微少偏心量eで支点Aに接
近する。この状態で、従動子Fと支点A間の間隔が最小
となる。つまり、てこレバー比(倍率)は極大となる。一
方、駆動レバー122が反時計回り方向に揺動される際
には、連結レバー123および従動子Fがそれぞれ上述
とは反対の方向に移動される。すなわち、駆動レバー1
22が、支点Aを中心に角度αの範囲内で往復揺動され
れば、従動レバー124は、支点Cを中心に角度β(β
<α)の範囲内で往復揺動され、従動子Fは、上述の円
弧a上で往復移動される。
【0019】上記倍力装置における従動子Fの速度分布
曲線は、駆動レバー122が手動で略等速往復運動され
る場合には、図15においてV1で示されるようにな
り、従動子Fは支点Aの近傍では極めて低速で移動す
る。また、駆動レバー122がモータによって駆動され
る場合(駆動レバー122が正弦曲線状の速度変化を伴
って往復運動する場合)には、従動子Fの速度分布曲線
は図15においてV2で示されるようになり、やはり、
従動子Fの支点Aの近傍における速度は極めて低くな
る。従って、本装置を各種加圧装置に応用すれば、加圧
装置を加圧工程(従動子Fが支点Aの近傍に存する行程
範囲)において極低速で駆動することができる。
曲線は、駆動レバー122が手動で略等速往復運動され
る場合には、図15においてV1で示されるようにな
り、従動子Fは支点Aの近傍では極めて低速で移動す
る。また、駆動レバー122がモータによって駆動され
る場合(駆動レバー122が正弦曲線状の速度変化を伴
って往復運動する場合)には、従動子Fの速度分布曲線
は図15においてV2で示されるようになり、やはり、
従動子Fの支点Aの近傍における速度は極めて低くな
る。従って、本装置を各種加圧装置に応用すれば、加圧
装置を加圧工程(従動子Fが支点Aの近傍に存する行程
範囲)において極低速で駆動することができる。
【0020】この装置では、従動子Fが連結レバー12
3と従動レバー124とで案内され、滑り摩擦がなく転
がり摩擦のみで対処されるので、従動子Fの摩耗は極め
て僅かである。また、本装置では、微少偏心量eを小さ
くするほど、従動子Fの行程一端での速度が小さくな
り、加圧力は大きくなる。その際、図16に示すよう
に、従動子Fと支点Aとは同一平面内には無いように構
成され、互いに接触することはないので、微少偏心量e
をいかに小さくしても、構造的には全く支障がない。
尚、上記の倍力装置において、駆動レバー122の任意
の傾斜角度、換言すれば連結部Bの任意の位置b0,b1,…
(図17参照)に対応する従動子Fの位置f0,f1,…は、次
のようにして決定される。すなわち、連結部Bがある点
bi(i=0,1,…)に存在する際の従動子Ffi(i=0,1,
…)は、従動子Fの運動軌跡を表す前述の円弧aと、biを
曲率中心とする半径L'(L'は連結レバー123の長さ)
の円弧ai(i=0,1,…)との交点となる。
3と従動レバー124とで案内され、滑り摩擦がなく転
がり摩擦のみで対処されるので、従動子Fの摩耗は極め
て僅かである。また、本装置では、微少偏心量eを小さ
くするほど、従動子Fの行程一端での速度が小さくな
り、加圧力は大きくなる。その際、図16に示すよう
に、従動子Fと支点Aとは同一平面内には無いように構
成され、互いに接触することはないので、微少偏心量e
をいかに小さくしても、構造的には全く支障がない。
尚、上記の倍力装置において、駆動レバー122の任意
の傾斜角度、換言すれば連結部Bの任意の位置b0,b1,…
(図17参照)に対応する従動子Fの位置f0,f1,…は、次
のようにして決定される。すなわち、連結部Bがある点
bi(i=0,1,…)に存在する際の従動子Ffi(i=0,1,
…)は、従動子Fの運動軌跡を表す前述の円弧aと、biを
曲率中心とする半径L'(L'は連結レバー123の長さ)
の円弧ai(i=0,1,…)との交点となる。
【0021】以上、説明したように、かかる基本原理に
基づいて作動する上記4節リンク式の倍力機構を採用す
れば、増力作用において極めて高い倍率を実現すること
ができるとともに、出力側の移動速度について、ワーク
に対する加圧工程では極力遅くする一方、非加圧工程で
は比較的高速とすることができるのである。
基づいて作動する上記4節リンク式の倍力機構を採用す
れば、増力作用において極めて高い倍率を実現すること
ができるとともに、出力側の移動速度について、ワーク
に対する加圧工程では極力遅くする一方、非加圧工程で
は比較的高速とすることができるのである。
【0022】次に、かかる4節リンク式の倍力機構をそ
の切断機構に採用した本実施例に係る切断工具について
説明する。図1および図2は、本実施例に係る切断工具
Tcの刃部を開いた状態および刃部を互いに閉じ合わせ
た状態をそれぞれ示す正面説明図である。また、図3お
よび図4は、上記切断工具Tcの刃部を互いに閉じ合わ
せた状態における底面図および側面図である。これらの
図に示すように、本実施例に係る切断工具Tcは、一端
側に相対向する刃部4a,34aをそれぞれ有して第1支
点部Cで互いに枢着された基本レバー1および従動レバ
ー31と、一端側が第2支点部Aで上記基本レバー1の
途中部に枢着された駆動レバー11と、一端側が上記従
動レバー31の他端側に連結されるとともに他端側が上
記駆動レバー11の途中部に連結された連結レバー21
とで構成され、これらレバー部材1,11,21,31
で、所謂、4節のリンク機構(図1における一点鎖線参
照)が形成されている。
の切断機構に採用した本実施例に係る切断工具について
説明する。図1および図2は、本実施例に係る切断工具
Tcの刃部を開いた状態および刃部を互いに閉じ合わせ
た状態をそれぞれ示す正面説明図である。また、図3お
よび図4は、上記切断工具Tcの刃部を互いに閉じ合わ
せた状態における底面図および側面図である。これらの
図に示すように、本実施例に係る切断工具Tcは、一端
側に相対向する刃部4a,34aをそれぞれ有して第1支
点部Cで互いに枢着された基本レバー1および従動レバ
ー31と、一端側が第2支点部Aで上記基本レバー1の
途中部に枢着された駆動レバー11と、一端側が上記従
動レバー31の他端側に連結されるとともに他端側が上
記駆動レバー11の途中部に連結された連結レバー21
とで構成され、これらレバー部材1,11,21,31
で、所謂、4節のリンク機構(図1における一点鎖線参
照)が形成されている。
【0023】そして、この4節リンク機構により、てこ
レバー比が d/f (ここで、d:駆動レバー11の第2
支点部Aから連結レバー21との連結部Bまでの距離,
f:従動レバー31と連結レバー21との連結部Fと第2
支点部Aとの間の距離)となるてこレバー比可変の倍力
機構が形成されている。また、上記基本レバー1の他端
部と上記駆動レバー11の他端部とが相対向するグリッ
プ部3,13を構成している。尚、上記基本レバー1の
一端側と従動レバー31の一端側とはボルト状の第1枢
支軸41により、また、基本レバー1の途中部と駆動レ
バー11の一端側とは第2枢支軸42により、更に、従
動レバー31の他端側と連結レバー21の一端側とは第
1連結軸43により、また更に、連結レバー21の他端
側と駆動レバー11の途中部とは第2連結軸44によ
り、それぞれ回動可能に結合されている。すなわち、上
記第1及び第2枢支軸41及び42並びに第1及び第2
連結軸43及び44の各軸心が、それぞれ第1及び第2
支点C及びA並びに連結部F及びBに対応することとな
る。
レバー比が d/f (ここで、d:駆動レバー11の第2
支点部Aから連結レバー21との連結部Bまでの距離,
f:従動レバー31と連結レバー21との連結部Fと第2
支点部Aとの間の距離)となるてこレバー比可変の倍力
機構が形成されている。また、上記基本レバー1の他端
部と上記駆動レバー11の他端部とが相対向するグリッ
プ部3,13を構成している。尚、上記基本レバー1の
一端側と従動レバー31の一端側とはボルト状の第1枢
支軸41により、また、基本レバー1の途中部と駆動レ
バー11の一端側とは第2枢支軸42により、更に、従
動レバー31の他端側と連結レバー21の一端側とは第
1連結軸43により、また更に、連結レバー21の他端
側と駆動レバー11の途中部とは第2連結軸44によ
り、それぞれ回動可能に結合されている。すなわち、上
記第1及び第2枢支軸41及び42並びに第1及び第2
連結軸43及び44の各軸心が、それぞれ第1及び第2
支点C及びA並びに連結部F及びBに対応することとな
る。
【0024】本実施例では、上記駆動レバー11の第2
支点部Aから連結レバー21との連結部Bまでの距離
(d)と、上記連結レバー21の両連結部B,F間の距離と
が等しく設定されるとともに、上記従動レバー31の第
1支点部Cから連結レバー21との連結部Fまでの距離
が第1,第2の両支点部C,A間の距離より微少偏心量
(e)だけ長く設定されており、上記駆動レバー11を回
動させて、上記距離(f)を上記微少偏心量(e)に接近させ
るか等しくすることにより、上述の基本原理に基づい
て、極大のてこレバー比が得られるようになっている。
また、このとき(つまり、駆動レバー11の閉動作に伴
って連結部Fが第2支点部Aに接近し、てこレバー比が
極大となるとき)、連結部F(従動子)は支点Aの近傍で
は極めて低速で移動し、従って、従動レバー31の刃部
の移動速度も小さくなり、切断速度は極めて遅くなる。
支点部Aから連結レバー21との連結部Bまでの距離
(d)と、上記連結レバー21の両連結部B,F間の距離と
が等しく設定されるとともに、上記従動レバー31の第
1支点部Cから連結レバー21との連結部Fまでの距離
が第1,第2の両支点部C,A間の距離より微少偏心量
(e)だけ長く設定されており、上記駆動レバー11を回
動させて、上記距離(f)を上記微少偏心量(e)に接近させ
るか等しくすることにより、上述の基本原理に基づい
て、極大のてこレバー比が得られるようになっている。
また、このとき(つまり、駆動レバー11の閉動作に伴
って連結部Fが第2支点部Aに接近し、てこレバー比が
極大となるとき)、連結部F(従動子)は支点Aの近傍で
は極めて低速で移動し、従って、従動レバー31の刃部
の移動速度も小さくなり、切断速度は極めて遅くなる。
【0025】このように、上記切断工具Tcによれば、
各レバー1,11,21,31を上記のように組み合わせ
て4節リンク式の倍力機構を構成することにより、極め
て高い倍率の増力作用を行わせることができ、工具の大
型化を招くことなく、従来のペンチ状のものに比べて大
幅に増力率を高め、刃部4a,34aに一層強大な切断力
を付与することができるのである。
各レバー1,11,21,31を上記のように組み合わせ
て4節リンク式の倍力機構を構成することにより、極め
て高い倍率の増力作用を行わせることができ、工具の大
型化を招くことなく、従来のペンチ状のものに比べて大
幅に増力率を高め、刃部4a,34aに一層強大な切断力
を付与することができるのである。
【0026】従って、上記切断工具Tcを、例えば、硬
度の高い芯材部分の周囲に軟質部分を有する光ファイバ
ケーブルを切断する光ファイバケーブルカッターとして
用いた場合、硬い芯材部分を支障なく切断できるように
上記各レバー部材の長さを設定しても、その必要長さを
極力短く抑制して工具の大きさをコンパクトに保つこと
ができ、操作性および作業性の低下を最小限に止どめる
ことができる。しかも、この場合において、例えば図7
に示すように、駆動レバー11のストローク速度を略一
定に保ったままで、切断速度を、切断工程の初期には比
較的大きく、切断工程の終期には比較的小さくなるよう
に変化させることができるのである。この結果、駆動レ
バー11のストローク速度を略一定に保ったままで、周
囲の軟質部分を切断する際には比較的低い増力率で速く
切断する一方、硬度の高い芯材部分を切断する際にはこ
れに見合った比較的高い増力率でゆっくりと切断するよ
うに設定することが可能になる。すなわち、硬度の高い
芯材部分の周囲に軟質部分を有する光ファイバケーブル
を切断するに際して、芯部と周囲との硬さの変化に有効
に対応し、これら両部分をスムースに切断することが可
能になり、光ファイバケーブルカッターとしての作業性
および切断性を有効に確保することができる。
度の高い芯材部分の周囲に軟質部分を有する光ファイバ
ケーブルを切断する光ファイバケーブルカッターとして
用いた場合、硬い芯材部分を支障なく切断できるように
上記各レバー部材の長さを設定しても、その必要長さを
極力短く抑制して工具の大きさをコンパクトに保つこと
ができ、操作性および作業性の低下を最小限に止どめる
ことができる。しかも、この場合において、例えば図7
に示すように、駆動レバー11のストローク速度を略一
定に保ったままで、切断速度を、切断工程の初期には比
較的大きく、切断工程の終期には比較的小さくなるよう
に変化させることができるのである。この結果、駆動レ
バー11のストローク速度を略一定に保ったままで、周
囲の軟質部分を切断する際には比較的低い増力率で速く
切断する一方、硬度の高い芯材部分を切断する際にはこ
れに見合った比較的高い増力率でゆっくりと切断するよ
うに設定することが可能になる。すなわち、硬度の高い
芯材部分の周囲に軟質部分を有する光ファイバケーブル
を切断するに際して、芯部と周囲との硬さの変化に有効
に対応し、これら両部分をスムースに切断することが可
能になり、光ファイバケーブルカッターとしての作業性
および切断性を有効に確保することができる。
【0027】ところで、本実施例では、切断工具Tcが
大きな切断力を要する作業に繰り返し使用された結果、
刃部4a,34aが一定限度を越えて損耗した場合、比較
的簡単にこの刃部4a,34aを新しいものと取り替え、
工具寿命の延長を図ることができるようにしている。す
なわち、本実施例では、上記基本レバー1および従動レ
バー31は、それぞれ、レバー本体2,32と周縁の一
部に刃部4a,34aを設けた刃部プレート4,34とで構
成され、各刃部プレート4,34は上記各レバー本体2,
32の一端側おける内側に重ね合わせた上でレバー本体
2,32に対し取り替え可能に固定されている。
大きな切断力を要する作業に繰り返し使用された結果、
刃部4a,34aが一定限度を越えて損耗した場合、比較
的簡単にこの刃部4a,34aを新しいものと取り替え、
工具寿命の延長を図ることができるようにしている。す
なわち、本実施例では、上記基本レバー1および従動レ
バー31は、それぞれ、レバー本体2,32と周縁の一
部に刃部4a,34aを設けた刃部プレート4,34とで構
成され、各刃部プレート4,34は上記各レバー本体2,
32の一端側おける内側に重ね合わせた上でレバー本体
2,32に対し取り替え可能に固定されている。
【0028】以下、上記切断工具Tcを構成する各部品
について、図8〜図14を参照しながら説明する。上記
基本レバー1のレバー本体2は、図8に示すように、全
体としては略平板状に形成され、その長手方向における
途中部より先端側は、図4から良く分かるように、所定
量段下げされている。そして、その段下げされた部分の
略中間部に、第1枢支軸41,第2枢支軸42をそれぞ
れ挿通させる貫通孔2a,2bが形成されている。また、
段下げされた部分の先端側は、平面視で屈曲した形状を
呈しており、この部分には、刃部プレート4をレバー本
体2に固定する固定部材としての固定ボルト48を挿通
させる貫通孔2cが設けられている。また、この基本レ
バー1のレバー本体2の他端側には、例えば樹脂製のグ
リップ部3を固定するための一対の穴部2dが設けられ
ている。
について、図8〜図14を参照しながら説明する。上記
基本レバー1のレバー本体2は、図8に示すように、全
体としては略平板状に形成され、その長手方向における
途中部より先端側は、図4から良く分かるように、所定
量段下げされている。そして、その段下げされた部分の
略中間部に、第1枢支軸41,第2枢支軸42をそれぞ
れ挿通させる貫通孔2a,2bが形成されている。また、
段下げされた部分の先端側は、平面視で屈曲した形状を
呈しており、この部分には、刃部プレート4をレバー本
体2に固定する固定部材としての固定ボルト48を挿通
させる貫通孔2cが設けられている。また、この基本レ
バー1のレバー本体2の他端側には、例えば樹脂製のグ
リップ部3を固定するための一対の穴部2dが設けられ
ている。
【0029】駆動レバー11のレバー本体12は、図9
に示すように、全体としては真直して延びる平板状に形
成され、その一端側には第2枢支軸42を挿通させる貫
通孔12aが、また、他端側には第2連結軸44を挿通
させる貫通孔12bが形成されている。尚、この貫通孔
12bより更に端末側には、例えば樹脂製のグリップ部
13を固定するための一対の穴部12cが設けられてい
る。また、連結レバー21は、図10に示すように、真
直して延びる平板状に形成され、その一端側には第1連
結軸43を挿通させる貫通孔21aが、また、他端側に
は第2連結軸44を挿通させる貫通孔21bが形成され
ている。
に示すように、全体としては真直して延びる平板状に形
成され、その一端側には第2枢支軸42を挿通させる貫
通孔12aが、また、他端側には第2連結軸44を挿通
させる貫通孔12bが形成されている。尚、この貫通孔
12bより更に端末側には、例えば樹脂製のグリップ部
13を固定するための一対の穴部12cが設けられてい
る。また、連結レバー21は、図10に示すように、真
直して延びる平板状に形成され、その一端側には第1連
結軸43を挿通させる貫通孔21aが、また、他端側に
は第2連結軸44を挿通させる貫通孔21bが形成され
ている。
【0030】更に、従動レバー31のレバー本体32
は、図11に示すように、全体としては平板状に形成さ
れ、その先端側は平面視で屈曲した形状を呈している。
そして、この部分には、刃部プレート34をレバー本体
32に固定する固定部材としての固定ボルト49を挿通
させる貫通孔32cが設けられている。また、このレバ
ー本体32の他端側には、第1連結軸43を挿通させる
貫通孔32bが形成され、両貫通孔32b,32cの間に
は、第1枢支軸41のネジ部と螺合する雌ネジ部32a
が設けられている。
は、図11に示すように、全体としては平板状に形成さ
れ、その先端側は平面視で屈曲した形状を呈している。
そして、この部分には、刃部プレート34をレバー本体
32に固定する固定部材としての固定ボルト49を挿通
させる貫通孔32cが設けられている。また、このレバ
ー本体32の他端側には、第1連結軸43を挿通させる
貫通孔32bが形成され、両貫通孔32b,32cの間に
は、第1枢支軸41のネジ部と螺合する雌ネジ部32a
が設けられている。
【0031】一方、基本レバー1の刃部プレート4と従
動レバー31の刃部プレート34とは、ともに平板状で
しかも同一の平面形状を有しており、例えば従動レバー
31側のものを例にとって説明すれば、図12に示すよ
うに、従動レバー31のレバー本体32の先端側の形状
に対応して、片側が平面視で屈曲した形状を呈してい
る。そして、この部分に固定ボルト49(基本レバー1
側のものであれば固定ボルト48)を螺着させる雌ネジ
部34d(4d)が設けられるとともに、他端側には第1枢
支軸41を挿通させる貫通孔34e(4e)が形成されてい
る。また、この刃部プレート34の屈曲状部分の片側の
周縁には刃部34a(4a)が形成され、この刃部34a(4
a)は、図13に示すように、片面側に所定の傾斜角を有
するテーパ部34b(4b)を備えている。
動レバー31の刃部プレート34とは、ともに平板状で
しかも同一の平面形状を有しており、例えば従動レバー
31側のものを例にとって説明すれば、図12に示すよ
うに、従動レバー31のレバー本体32の先端側の形状
に対応して、片側が平面視で屈曲した形状を呈してい
る。そして、この部分に固定ボルト49(基本レバー1
側のものであれば固定ボルト48)を螺着させる雌ネジ
部34d(4d)が設けられるとともに、他端側には第1枢
支軸41を挿通させる貫通孔34e(4e)が形成されてい
る。また、この刃部プレート34の屈曲状部分の片側の
周縁には刃部34a(4a)が形成され、この刃部34a(4
a)は、図13に示すように、片面側に所定の傾斜角を有
するテーパ部34b(4b)を備えている。
【0032】以上の各部品を組み立てて切断工具Tcを
構成する際には、まず、各刃部プレート4,34を、そ
れぞれ対応する各レバー本体2,32の一端側おける内
側に重ね合わせた上で、各刃部プレート4,34の雌ネ
ジ部4d,34dの中心と各レバー本体2,32の貫通孔2
c,32cの中心とを一致させ、各固定ボルト48,49を
用いてレバー本体2,32に対し締結固定する。つま
り、各刃部プレート4,34は、各レバー本体2,32に
対して取り替え可能に固定される。尚、刃部プレート4
の貫通孔4eと基本レバー1の貫通孔2a、および刃部プ
レート34の貫通孔34eと従動レバー31のレバー本
体32の雌ネジ部32aについても、それぞれ中心が一
致するように重ね合わされる。このとき、図14に示す
ように、上記各刃部プレート4,34に設けた刃部4a,
34aと該刃部4a,34aにそれぞれ対応するレバー本体
2,32の周縁部との間に、所定幅の段差部5,35が形
成されるようになっている。
構成する際には、まず、各刃部プレート4,34を、そ
れぞれ対応する各レバー本体2,32の一端側おける内
側に重ね合わせた上で、各刃部プレート4,34の雌ネ
ジ部4d,34dの中心と各レバー本体2,32の貫通孔2
c,32cの中心とを一致させ、各固定ボルト48,49を
用いてレバー本体2,32に対し締結固定する。つま
り、各刃部プレート4,34は、各レバー本体2,32に
対して取り替え可能に固定される。尚、刃部プレート4
の貫通孔4eと基本レバー1の貫通孔2a、および刃部プ
レート34の貫通孔34eと従動レバー31のレバー本
体32の雌ネジ部32aについても、それぞれ中心が一
致するように重ね合わされる。このとき、図14に示す
ように、上記各刃部プレート4,34に設けた刃部4a,
34aと該刃部4a,34aにそれぞれ対応するレバー本体
2,32の周縁部との間に、所定幅の段差部5,35が形
成されるようになっている。
【0033】かかる段差部5,35を設けることによ
り、切断時、上記両レバー本体2,32が互いに閉じ合
わされた場合でも、上記刃部4a,34aで切断されたワ
ークWの切断部分は上記段差部5,35に乗り上げるよ
うにして逃げることができ、切断時におけるワークWの
分離および刃部4a,34aからの離脱をスムースに行わ
せることができるのである。特に、刃部4a,34aにテ
ーパ部4b,34bが形成されているので、ワークWの切
断部分はこのテーパ4b,34bに沿って上記段差部5,3
5に乗り上げることができ、ワークWの分離および刃部
4a,34aからの離脱をよりスムースに行わせることが
できる。
り、切断時、上記両レバー本体2,32が互いに閉じ合
わされた場合でも、上記刃部4a,34aで切断されたワ
ークWの切断部分は上記段差部5,35に乗り上げるよ
うにして逃げることができ、切断時におけるワークWの
分離および刃部4a,34aからの離脱をスムースに行わ
せることができるのである。特に、刃部4a,34aにテ
ーパ部4b,34bが形成されているので、ワークWの切
断部分はこのテーパ4b,34bに沿って上記段差部5,3
5に乗り上げることができ、ワークWの分離および刃部
4a,34aからの離脱をよりスムースに行わせることが
できる。
【0034】次に、駆動レバー11のレバー本体12の
貫通孔12aと基本レバー1のレバー本体2の貫通孔2
b、駆動レバー11のレバー本体12の貫通孔12bと連
結レバー21の貫通孔21b、および該連結レバー21
の貫通孔21aと従動レバー31のレバー本体32の貫
通孔32bを、それぞれ中心が一致するようにして重ね
合わせた上で、各々第2枢支軸42,第2連結軸44お
よび第1連結軸43を挿通させ、これら軸部材42,4
4,43により、第2支点A,連結部B及びFを回動自在
に枢支させる。
貫通孔12aと基本レバー1のレバー本体2の貫通孔2
b、駆動レバー11のレバー本体12の貫通孔12bと連
結レバー21の貫通孔21b、および該連結レバー21
の貫通孔21aと従動レバー31のレバー本体32の貫
通孔32bを、それぞれ中心が一致するようにして重ね
合わせた上で、各々第2枢支軸42,第2連結軸44お
よび第1連結軸43を挿通させ、これら軸部材42,4
4,43により、第2支点A,連結部B及びFを回動自在
に枢支させる。
【0035】その後、基本レバー1に従動レバー31を
重ね合わせる。つまり、基本レバー1の貫通孔2aおよ
び刃部プレート4の貫通孔4e、並びに刃部プレート3
4の貫通孔34eおよび従動レバー31のレバー本体3
2の雌ネジ部32aの各中心が一致するように重ね合わ
される。これにより、図4,図5および図6から良く分
かるように、各図において下から順番に、基本レバー1
のレバー本体2,刃部プレート4,刃部プレート34,従
動レバー31のレバー本体32が重ね合わされることに
なる。そして、基本レバー1側からボルト状の第1枢支
軸41を通し、従動レバー31側からワッシャ部材52
を介装した上で割りナット51を第1枢支軸41に螺合
させて締め付ける。
重ね合わせる。つまり、基本レバー1の貫通孔2aおよ
び刃部プレート4の貫通孔4e、並びに刃部プレート3
4の貫通孔34eおよび従動レバー31のレバー本体3
2の雌ネジ部32aの各中心が一致するように重ね合わ
される。これにより、図4,図5および図6から良く分
かるように、各図において下から順番に、基本レバー1
のレバー本体2,刃部プレート4,刃部プレート34,従
動レバー31のレバー本体32が重ね合わされることに
なる。そして、基本レバー1側からボルト状の第1枢支
軸41を通し、従動レバー31側からワッシャ部材52
を介装した上で割りナット51を第1枢支軸41に螺合
させて締め付ける。
【0036】上記第1枢支軸41の先端側には例えば6
0度間隔でピン孔が穿設されており、このピン孔と割り
ナット51の割り溝51aの一つとを位置合わせし、割
りピン53を挿通させて、第1枢支軸41と割りナット
51の回り止めを行う。尚、上記のように割りナット5
1と割りピン53とを用いて回り止めを行う代わりに、
回り止め用の袋ナットを上記第1枢支軸41のネジ部に
螺合させて締め付けることにより、無段階的に調整して
回り止めを行うようにしても良い。
0度間隔でピン孔が穿設されており、このピン孔と割り
ナット51の割り溝51aの一つとを位置合わせし、割
りピン53を挿通させて、第1枢支軸41と割りナット
51の回り止めを行う。尚、上記のように割りナット5
1と割りピン53とを用いて回り止めを行う代わりに、
回り止め用の袋ナットを上記第1枢支軸41のネジ部に
螺合させて締め付けることにより、無段階的に調整して
回り止めを行うようにしても良い。
【0037】上記各刃部プレート4,34をレバー本体
2,32に対して固定する固定ボルト48,49の少なく
ともいずれか一方(本実施例においては両方)は、その端
末側が刃部プレート4,34を貫通して内側に突出して
いる。そして、本実施例においては、基本レバー1側の
固定ボルト48の突出部48aが、切断工具Tcの開操作
時、所定の開度で従動レバー31のレバー本体32に当
接し、該レバー本体32のそれ以上の開動作を規制する
ように、固定ボルト48の位置が設定されている。
2,32に対して固定する固定ボルト48,49の少なく
ともいずれか一方(本実施例においては両方)は、その端
末側が刃部プレート4,34を貫通して内側に突出して
いる。そして、本実施例においては、基本レバー1側の
固定ボルト48の突出部48aが、切断工具Tcの開操作
時、所定の開度で従動レバー31のレバー本体32に当
接し、該レバー本体32のそれ以上の開動作を規制する
ように、固定ボルト48の位置が設定されている。
【0038】すなわち、上記固定ボルト48は、その突
出部48aが切断工具Tcの開操作における最大開度を定
めるストッパとしての役割を果たすことになる。従っ
て、かかるストッパを別途に設ける必要はなく、部品点
数の増加を抑制することができるのである。
出部48aが切断工具Tcの開操作における最大開度を定
めるストッパとしての役割を果たすことになる。従っ
て、かかるストッパを別途に設ける必要はなく、部品点
数の増加を抑制することができるのである。
【0039】上記のようにして組み立てられた切断工具
Tcについて、その刃部4a,34aが損耗し、使用に差し
支えが生じた際には、上記の組立時とは逆に、まず、割
りピン53を抜脱し、割りナット51を緩めて第1枢支
軸41から抜き取った後、この第1枢支軸41を抜脱
し、基本レバー1と従動レバー31との連結を解除す
る。そして、固定ボルト48又は49をを緩めて抜脱
し、損耗した刃部4a又は34aを設けた刃部プレート4
又は34を新しいものに取り替えた上で、再組立を行え
ば良い。
Tcについて、その刃部4a,34aが損耗し、使用に差し
支えが生じた際には、上記の組立時とは逆に、まず、割
りピン53を抜脱し、割りナット51を緩めて第1枢支
軸41から抜き取った後、この第1枢支軸41を抜脱
し、基本レバー1と従動レバー31との連結を解除す
る。そして、固定ボルト48又は49をを緩めて抜脱
し、損耗した刃部4a又は34aを設けた刃部プレート4
又は34を新しいものに取り替えた上で、再組立を行え
ば良い。
【0040】このように、本実施例によれば、上記基本
レバー1および従動レバー31は、それぞれレバー本体
2,32と上記刃部プレート4,34とで構成され、各刃
部プレート4,34は上記各レバー本体2,32に対し取
り替え可能に固定されているので、刃部4a,34aが損
耗した際には、刃部プレート4,34をレバー本体2,3
2から取り外して新しいものと取り替えることができ
る。すなわち、上記刃部プレート4,34を取り替える
だけで、容易に新品同様の切れ味を取り戻すことがで
き、工具としての寿命を延長することができるのであ
る。
レバー1および従動レバー31は、それぞれレバー本体
2,32と上記刃部プレート4,34とで構成され、各刃
部プレート4,34は上記各レバー本体2,32に対し取
り替え可能に固定されているので、刃部4a,34aが損
耗した際には、刃部プレート4,34をレバー本体2,3
2から取り外して新しいものと取り替えることができ
る。すなわち、上記刃部プレート4,34を取り替える
だけで、容易に新品同様の切れ味を取り戻すことがで
き、工具としての寿命を延長することができるのであ
る。
【0041】尚、本発明は、以上の実施態様に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々の改良あるいは設計上の変更が可能であることは言
うまでもない。
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々の改良あるいは設計上の変更が可能であることは言
うまでもない。
【図1】 本発明の実施例に係る切断工具の刃部を開い
た状態を示す正面図である。
た状態を示す正面図である。
【図2】 上記切断工具の刃部を互いに閉じ合わせた状
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
【図3】 上記切断工具の刃部を互いに閉じ合わせた状
態における底面図である。
態における底面図である。
【図4】 上記切断工具の刃部を互いに閉じ合わせた状
態における側面図である。
態における側面図である。
【図5】 図2のX−X方向からの矢視図である。
【図6】 図2のY−Y線方向における断面説明図であ
る。
る。
【図7】 上記切断工具の駆動レバーの開閉速度と切断
速度の関係を示す説明図である。
速度の関係を示す説明図である。
【図8】 上記切断工具の基本レバーのレバー本体の正
面説明図である。
面説明図である。
【図9】 上記切断工具の駆動レバーのレバー本体の正
面説明図である。
面説明図である。
【図10】 上記切断工具の連結レバーのの正面説明図
である。
である。
【図11】 上記切断工具の従動レバーのレバー本体の
正面説明図である。
正面説明図である。
【図12】 上記切断工具の刃部プレートの正面説明図
である。
である。
【図13】 図12のZ−Z線方向における断面説明図
である。
である。
【図14】 上記レバー本体と刃部プレートの組立状態
を示す断面説明図である。
を示す断面説明図である。
【図15】 上記切断工具の作動原理を説明するための
4節リンク式の倍力装置を模式的に示す説明図である。
4節リンク式の倍力装置を模式的に示す説明図である。
【図16】 上記倍力装置の平面形状を示す模式的な説
明図である。
明図である。
【図17】 上記倍力装置における従動子の位置の求め
方を示す説明図である。
方を示す説明図である。
1…基本レバー 2,32…レバー本体 3,13…グリップ部 4,34…刃部プレート 4a.34a…刃部 5,35…段差部 11…駆動レバー 21…連結レバー 31…従動レバー 48…固定ボルト A…第2支点部 C…第1支点部 Tc…切断工具 W…ワーク
Claims (1)
- 【請求項1】 一端側に相対向する刃部をそれぞれ有し
て第1支点部で互いに枢着された基本レバーおよび従動
レバーと、一端側が第2支点部で上記基本レバーの途中
部に枢着された駆動レバーと、一端側が上記従動レバー
の他端側に連結されるとともに他端側が上記駆動レバー
の途中部に連結された連結レバーとで形成されたリンク
機構を用いて、てこレバー比が d/f ここで、d:駆動レバーの第2支点部から連結レバーとの
連結点までの距離 f:従動レバーと連結レバーとの連結点と第2支点部との
間の距離 となるてこレバー比可変の倍力機構を形成するととも
に、上記基本レバーの他端部と上記駆動レバーの他端部
とが相対向するグリップ部となるように構成し、上記駆
動レバーの第2支点部から連結レバーとの連結点までの
距離と上記連結レバーの両連結点間の距離とを等しく設
定するとともに、上記従動レバーの第1支点部から連結
レバーとの連結点までの距離を第1,第2の両支点部間
の距離より微少偏心量(e)だけ長く設定し、上記駆動レ
バーを回動させて、上記距離(f)を上記微少偏心量(e)に
接近させるか等しくすることにより、極大のてこレバー
比を得るようにした切断工具において、 上記基本レバーおよび従動レバーは、それぞれ、レバー
本体と周縁の一部に刃部を設けた刃部プレートとで構成
され、各刃部プレートは上記各レバー本体の一端側おけ
る内側に重ね合わせた上でレバー本体に対し取り替え可
能に固定されるとともに、上記各刃部プレートに設けた
刃部と該刃部に対応するレバー本体周縁部との間には所
定幅の段差部が形成されており、刃部プレートをレバー
本体に対して固定する固定部材の少なくともいずれか一
方は、その端末側が刃部プレートを貫通して内側に突出
しており、該突出部は、切断工具の開操作時、所定の開
度で他方の刃部プレートに対応するレバー本体に当接
し、該レバー本体のそれ以上の開動作を規制することを
特徴とする切断工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15922595A JPH0910449A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 切断工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15922595A JPH0910449A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 切断工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0910449A true JPH0910449A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15689079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15922595A Pending JPH0910449A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 切断工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0910449A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7313868B2 (en) | 2004-11-15 | 2008-01-01 | Suzuki Motor Corporation | Cutoff tool |
| JP2016016503A (ja) * | 2014-07-11 | 2016-02-01 | 篠原電機株式会社 | レール切断装置 |
| CN114381857A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-22 | 上海东北亚新纺织科技有限公司 | 一种织袜机长距离剪线器 |
| WO2024209799A1 (ja) * | 2023-04-04 | 2024-10-10 | マクセルイズミ株式会社 | ナット割り工具 |
-
1995
- 1995-06-26 JP JP15922595A patent/JPH0910449A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7313868B2 (en) | 2004-11-15 | 2008-01-01 | Suzuki Motor Corporation | Cutoff tool |
| DE102005054655B4 (de) * | 2004-11-15 | 2011-04-14 | Suzuki Motor Corp., Hamamatsu-Shi | Schneidwerkzeug |
| JP2016016503A (ja) * | 2014-07-11 | 2016-02-01 | 篠原電機株式会社 | レール切断装置 |
| CN114381857A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-22 | 上海东北亚新纺织科技有限公司 | 一种织袜机长距离剪线器 |
| WO2024209799A1 (ja) * | 2023-04-04 | 2024-10-10 | マクセルイズミ株式会社 | ナット割り工具 |
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