JPH09104314A - エアバッグ膨張器への取付ブラケットの取着方法 - Google Patents
エアバッグ膨張器への取付ブラケットの取着方法Info
- Publication number
- JPH09104314A JPH09104314A JP8229864A JP22986496A JPH09104314A JP H09104314 A JPH09104314 A JP H09104314A JP 8229864 A JP8229864 A JP 8229864A JP 22986496 A JP22986496 A JP 22986496A JP H09104314 A JPH09104314 A JP H09104314A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inflator
- mounting bracket
- sleeve
- distal end
- peripheral flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/217—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D39/00—Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders
- B21D39/03—Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders of sheet metal otherwise than by folding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/26—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
- B60R21/264—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic
- B60R21/2644—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic using only solid reacting substances, e.g. pellets, powder
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 取付ブラケット及びエアバッグ膨張器の設計
自由度を許容しつつ、信頼性を有した低コストの方法で
膨張器に取付ブラケットを取着すること。 【解決手段】 環状支持部12と、環状支持部12に隣
接して膨張器周縁フランジ84を担持するフランジ座部
14と、フランジ座部14から延長されて末端部18を
有する円筒スリーブ16とを備えた単体構造の取付ブラ
ケット10を用意する。取付ブラケット10を、膨張器
周縁フランジ84がフランジ座部14に当接される状態
に装着した膨張器80を、環状支持部12を膨張器ネス
ト72の略平坦面76に当接しつつ膨張器ネスト72内
に置く。次いでクリンプダイ70の凹面状窪部74をス
リーブ16の末端部18上に置き、矢印Aで示す適当な
大きさの軸方向力をクリンプダイ70に加える。それに
より、取付ブラケット10の末端部18を内側にクリン
プ(縁曲げ)して締着帯部20を形成する。
自由度を許容しつつ、信頼性を有した低コストの方法で
膨張器に取付ブラケットを取着すること。 【解決手段】 環状支持部12と、環状支持部12に隣
接して膨張器周縁フランジ84を担持するフランジ座部
14と、フランジ座部14から延長されて末端部18を
有する円筒スリーブ16とを備えた単体構造の取付ブラ
ケット10を用意する。取付ブラケット10を、膨張器
周縁フランジ84がフランジ座部14に当接される状態
に装着した膨張器80を、環状支持部12を膨張器ネス
ト72の略平坦面76に当接しつつ膨張器ネスト72内
に置く。次いでクリンプダイ70の凹面状窪部74をス
リーブ16の末端部18上に置き、矢印Aで示す適当な
大きさの軸方向力をクリンプダイ70に加える。それに
より、取付ブラケット10の末端部18を内側にクリン
プ(縁曲げ)して締着帯部20を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアバッグ膨張器
をエアバッグモジュール組体に使用するための、膨張器
に取付ブラケットを取着する方法に関する。特に本発明
は、運転者側エアバッグモジュール組体での使用のため
に、エアバッグ膨張器に取付ブラケットを取着する軸方
向クリンプ(縁曲げ:crimping)方法すなわち軸方向形
状付与(forming) 方法に関する。
をエアバッグモジュール組体に使用するための、膨張器
に取付ブラケットを取着する方法に関する。特に本発明
は、運転者側エアバッグモジュール組体での使用のため
に、エアバッグ膨張器に取付ブラケットを取着する軸方
向クリンプ(縁曲げ:crimping)方法すなわち軸方向形
状付与(forming) 方法に関する。
【0002】
【従来の技術】運転者側エアバッグ膨張器に取付ブラケ
ットを取着する方法が、取付ブラケット及び膨張器の設
計自由度を広く許容する信頼性を有した低コストの方法
であるならば、それは有益である。膨張式拘束システム
で使用されるエアバッグモジュール組体には、膨張器が
使用されている。膨張式拘束システムは、自動車で採用
され、自動車の衝突発生時に乗員の身体を物理的に拘束
することにより乗員を傷害から防護する。
ットを取着する方法が、取付ブラケット及び膨張器の設
計自由度を広く許容する信頼性を有した低コストの方法
であるならば、それは有益である。膨張式拘束システム
で使用されるエアバッグモジュール組体には、膨張器が
使用されている。膨張式拘束システムは、自動車で採用
され、自動車の衝突発生時に乗員の身体を物理的に拘束
することにより乗員を傷害から防護する。
【0003】エアバッグモジュール組体は通常、膨張
器、モジュール基板及びエアバッグクッションを備え
る。膨張器は、ガス発生材料を収容した膨張器ハウジン
グを備え、遠隔衝突センサの作用により起爆したガス発
生材料が、膨張ガスを生成してエアバッグクッションを
膨張させる。一般に使用されている膨張器ハウジング
は、複数のガス放出口を設けた円筒状の側壁と、それら
ガス放出口の下方で側壁から径方向外方へ膨出した一体
的な環状支持部とを備える。モジュール基板には膨張器
受容穴が設けられる。膨張器の環状支持部がモジュール
基板に当接配置された状態で、ガス放出口群を有した膨
張器の側壁の一部分が膨張器受容穴を通って延在する。
エアバッグクッションは、カラー部によって画成された
開口部を備える。カラー部には膨張器が嵌め込まれ、そ
の状態でカラー部がモジュール基板に当接配置されて、
ガス放出口群が開口部内方に配置される。エアバッグク
ッションのカラー部及び膨張器の環状支持部は、モジュ
ール基板に固定されて組体を一体に保持し、エアバッグ
クッションが膨張する間にエアバッグクッションと膨張
器とが分離することを防止する。
器、モジュール基板及びエアバッグクッションを備え
る。膨張器は、ガス発生材料を収容した膨張器ハウジン
グを備え、遠隔衝突センサの作用により起爆したガス発
生材料が、膨張ガスを生成してエアバッグクッションを
膨張させる。一般に使用されている膨張器ハウジング
は、複数のガス放出口を設けた円筒状の側壁と、それら
ガス放出口の下方で側壁から径方向外方へ膨出した一体
的な環状支持部とを備える。モジュール基板には膨張器
受容穴が設けられる。膨張器の環状支持部がモジュール
基板に当接配置された状態で、ガス放出口群を有した膨
張器の側壁の一部分が膨張器受容穴を通って延在する。
エアバッグクッションは、カラー部によって画成された
開口部を備える。カラー部には膨張器が嵌め込まれ、そ
の状態でカラー部がモジュール基板に当接配置されて、
ガス放出口群が開口部内方に配置される。エアバッグク
ッションのカラー部及び膨張器の環状支持部は、モジュ
ール基板に固定されて組体を一体に保持し、エアバッグ
クッションが膨張する間にエアバッグクッションと膨張
器とが分離することを防止する。
【0004】環状支持部が独立した部材であって膨張器
に容易に取着できる構成によれば、製造時間が節約さ
れ、コストが削減される。既存の膨張器の多くは、環状
支持部が膨張器ハウジングに一体化されているので、膨
張器ハウジングの製造が著しく困難でコスト高なものと
なっている。膨張器を製造するために打抜き加工技術を
採用することは、コストの観点で好ましいが、環状支持
部を膨張器の一体部分として組込むことは容易でない。
したがって、膨張器ハウジングに一体形の周縁取付ブラ
ケットを設ける代わりに、エアバッグモジュール組体内
に膨張器を装備する前に膨張器に容易に取着できる別体
の着脱式取付ブラケットを備えることが有益である。
に容易に取着できる構成によれば、製造時間が節約さ
れ、コストが削減される。既存の膨張器の多くは、環状
支持部が膨張器ハウジングに一体化されているので、膨
張器ハウジングの製造が著しく困難でコスト高なものと
なっている。膨張器を製造するために打抜き加工技術を
採用することは、コストの観点で好ましいが、環状支持
部を膨張器の一体部分として組込むことは容易でない。
したがって、膨張器ハウジングに一体形の周縁取付ブラ
ケットを設ける代わりに、エアバッグモジュール組体内
に膨張器を装備する前に膨張器に容易に取着できる別体
の着脱式取付ブラケットを備えることが有益である。
【0005】1つの従来技術としての膨張器を開示する
米国特許第 5,275,431号は、膨張器と、径方向クリンプ
方法すなわち径方向形状付与方法を用いて膨張器に固着
される独立した保持部材すなわち取付ブラケットとを提
供するものである。この膨張器は膨張器フランジを備
え、取付ブラケットは、膨張器及び膨張器フランジを包
囲する環状壁面すなわち円筒スリーブを備える。エアバ
ッグモジュールへの取付け用の第1のフランジである環
状支持部は、円筒スリーブから外方へ延設され、第2の
フランジである締着(clamping)帯部は、膨張器フラン
ジ上に内方へ延設される。円筒スリーブが膨張器フラン
ジ及び膨張器に摺動式に装着された後、クリンプされた
部分であるフランジ座部が、径方向クリンプないし形状
付与方法によって円筒スリーブに形成される。このよう
にして、フランジ座部と、取付ブラケットを膨張器に固
定する締着帯部との間に、膨張器フランジが締着され
る。
米国特許第 5,275,431号は、膨張器と、径方向クリンプ
方法すなわち径方向形状付与方法を用いて膨張器に固着
される独立した保持部材すなわち取付ブラケットとを提
供するものである。この膨張器は膨張器フランジを備
え、取付ブラケットは、膨張器及び膨張器フランジを包
囲する環状壁面すなわち円筒スリーブを備える。エアバ
ッグモジュールへの取付け用の第1のフランジである環
状支持部は、円筒スリーブから外方へ延設され、第2の
フランジである締着(clamping)帯部は、膨張器フラン
ジ上に内方へ延設される。円筒スリーブが膨張器フラン
ジ及び膨張器に摺動式に装着された後、クリンプされた
部分であるフランジ座部が、径方向クリンプないし形状
付与方法によって円筒スリーブに形成される。このよう
にして、フランジ座部と、取付ブラケットを膨張器に固
定する締着帯部との間に、膨張器フランジが締着され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第 5,275,431
号に記載された膨張器の組立てに用いられる径方向クリ
ンプないし形状付与方法は、多くの欠点を有している。
第1に、径方向クリンプ方法は扱い難く時間のかかる組
立方法である。さらに径方向クリンプ方法は、径方向ク
リンプ工具を使用するための空間を許容すべく、環状支
持部と締着帯部との間に最小限の距離を付与することを
要件として、取付ブラケットを設計することを要する。
この要件により、取付ブラケット及び膨張器の設計の選
択的範囲が制限される。これは、永続的な設計目標が、
ステアリングホイールに装着されるべく構成されたエア
バッグモジュールにおける寸法制限に適合するよう、上
記距離を可及的に削減することにあるので、重大であ
る。
号に記載された膨張器の組立てに用いられる径方向クリ
ンプないし形状付与方法は、多くの欠点を有している。
第1に、径方向クリンプ方法は扱い難く時間のかかる組
立方法である。さらに径方向クリンプ方法は、径方向ク
リンプ工具を使用するための空間を許容すべく、環状支
持部と締着帯部との間に最小限の距離を付与することを
要件として、取付ブラケットを設計することを要する。
この要件により、取付ブラケット及び膨張器の設計の選
択的範囲が制限される。これは、永続的な設計目標が、
ステアリングホイールに装着されるべく構成されたエア
バッグモジュールにおける寸法制限に適合するよう、上
記距離を可及的に削減することにあるので、重大であ
る。
【0007】したがって、運転者側エアバッグ膨張器に
取付ブラケットを取着するための単純でかつ信頼性を有
した低コストの方法であって、取付ブラケット及び膨張
器の設計自由度を許容する方法を提供することが有益で
ある。取付ブラケットは、膨張器に係合して膨張器をエ
アバッグモジュール組体内に取付けるとともに、取付ブ
ラケットに対する膨張器の回動を防止することが必要で
ある。取付ブラケットは、膨張器をエアバッグモジュー
ル組体に固着して、エアバッグの膨張の間に膨張力に抵
抗するとともに、振動及びがたつき音の無い取付けを可
能にすることが肝要である。
取付ブラケットを取着するための単純でかつ信頼性を有
した低コストの方法であって、取付ブラケット及び膨張
器の設計自由度を許容する方法を提供することが有益で
ある。取付ブラケットは、膨張器に係合して膨張器をエ
アバッグモジュール組体内に取付けるとともに、取付ブ
ラケットに対する膨張器の回動を防止することが必要で
ある。取付ブラケットは、膨張器をエアバッグモジュー
ル組体に固着して、エアバッグの膨張の間に膨張力に抵
抗するとともに、振動及びがたつき音の無い取付けを可
能にすることが肝要である。
【0008】したがって本発明の目的は、運転者側エア
バッグ膨張器に取付ブラケットを取着するための、信頼
性を有した低コストの方法を提供することにある。本発
明の他の目的は、運転者側エアバッグ膨張器に取付ブラ
ケットを取着するための、信頼性を有した低コストの方
法であって、取付ブラケット及び膨張器の設計自由度を
許容する方法を提供することにある。
バッグ膨張器に取付ブラケットを取着するための、信頼
性を有した低コストの方法を提供することにある。本発
明の他の目的は、運転者側エアバッグ膨張器に取付ブラ
ケットを取着するための、信頼性を有した低コストの方
法であって、取付ブラケット及び膨張器の設計自由度を
許容する方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、側壁と、この側壁から径方向に張り出し
た膨張器周縁フランジとを備えた膨張器に、取付ブラケ
ットを取着する方法を提供する。この方法では、環状支
持部と、環状支持部に隣接して膨張器周縁フランジを担
持するフランジ座部と、フランジ座部から延長されて末
端部を有し、膨張器周縁フランジを受容する寸法及び形
状を付与されたスリーブとを備えた単体構造の取付ブラ
ケットが用意される。取付ブラケットのスリーブは、膨
張器周縁フランジがフランジ座部に当接されるまで、膨
張器の側壁上に摺動式に装着される。スリーブの末端部
は径方向内側に変形されて、少なくとも膨張器周縁フラ
ンジの一部分の下側に重なる締着帯部が形成され、それ
により、締着帯部とフランジ座部との間に膨張器周縁フ
ランジが締着されて、取付ブラケットが膨張器に固定さ
れる。
に、本発明は、側壁と、この側壁から径方向に張り出し
た膨張器周縁フランジとを備えた膨張器に、取付ブラケ
ットを取着する方法を提供する。この方法では、環状支
持部と、環状支持部に隣接して膨張器周縁フランジを担
持するフランジ座部と、フランジ座部から延長されて末
端部を有し、膨張器周縁フランジを受容する寸法及び形
状を付与されたスリーブとを備えた単体構造の取付ブラ
ケットが用意される。取付ブラケットのスリーブは、膨
張器周縁フランジがフランジ座部に当接されるまで、膨
張器の側壁上に摺動式に装着される。スリーブの末端部
は径方向内側に変形されて、少なくとも膨張器周縁フラ
ンジの一部分の下側に重なる締着帯部が形成され、それ
により、締着帯部とフランジ座部との間に膨張器周縁フ
ランジが締着されて、取付ブラケットが膨張器に固定さ
れる。
【0010】さらに本発明は、上記方法において、取付
ブラケットのスリーブの末端部を受容する寸法を有した
略凹面状窪部を備えるクリンプダイを用意し、取付ブラ
ケットのスリーブを膨張器上に摺動式に装着した後にク
リンプダイの凹面状窪部をスリーブの末端部上に置き、
適当な大きさの軸方向力をクリンプダイに加えて、クリ
ンプダイによりスリーブの末端部を径方向内側に変形し
て締着帯部を形成することをさらに有した方法を提供す
る。
ブラケットのスリーブの末端部を受容する寸法を有した
略凹面状窪部を備えるクリンプダイを用意し、取付ブラ
ケットのスリーブを膨張器上に摺動式に装着した後にク
リンプダイの凹面状窪部をスリーブの末端部上に置き、
適当な大きさの軸方向力をクリンプダイに加えて、クリ
ンプダイによりスリーブの末端部を径方向内側に変形し
て締着帯部を形成することをさらに有した方法を提供す
る。
【0011】さらに本発明は、上記方法において、膨張
器の一部分を受容する寸法を有した凹部を包囲する面を
備えた膨張器ネストを用意し、膨張器の一部分を凹部内
に配置して、スリーブの末端部を変形する前に取付ブラ
ケットの環状支持部をこの面に当接させることをさらに
有した方法を提供する。さらに本発明は、上記方法にお
いて、スリーブの末端部が、フランジ座部と締着帯部と
の間に膨張器周縁フランジを締着して、取付ブラケット
を膨張器に固定するだけでなく、取付ブラケットに対す
る膨張器の回動を防止するに充分な程度まで変形される
方法を提供する。
器の一部分を受容する寸法を有した凹部を包囲する面を
備えた膨張器ネストを用意し、膨張器の一部分を凹部内
に配置して、スリーブの末端部を変形する前に取付ブラ
ケットの環状支持部をこの面に当接させることをさらに
有した方法を提供する。さらに本発明は、上記方法にお
いて、スリーブの末端部が、フランジ座部と締着帯部と
の間に膨張器周縁フランジを締着して、取付ブラケット
を膨張器に固定するだけでなく、取付ブラケットに対す
る膨張器の回動を防止するに充分な程度まで変形される
方法を提供する。
【0012】締着帯部は連続体であることが好ましい。
環状支持部は連続体であることが好ましい。フランジ座
部は連続体であることが好ましい。膨張器の側壁は円筒
形であることが好ましい。スリーブの末端部は、末端部
に適当な大きさの軸方向力を加えることにより変形され
ることが好ましい。本発明の他の形態によれば、円筒側
壁と、円筒側壁から径方向に張り出した膨張器周縁フラ
ンジとを備えた膨張器に、取付ブラケットを取着する方
法であって、連続した環状支持部と、環状支持部に隣接
して膨張器周縁フランジを担持する連続したフランジ座
部と、フランジ座部から延長されて末端部を有する円筒
スリーブとを備えた単体構造の取付ブラケットを用意
し、取付ブラケットの円筒スリーブを、膨張器周縁フラ
ンジがフランジ座部に当接されるまで、膨張器の円筒側
壁上に摺動式に装着し、円筒スリーブの末端部に適当な
大きさの力を加えて、末端部を径方向内側に、少なくと
も膨張器周縁フランジの一部分の下側に重なる連続した
締着帯部を成すまで変形することにより、締着帯部とフ
ランジ座部との間に膨張器周縁フランジを締着し、以
て、取付ブラケットを膨張器に固定するとともに、取付
ブラケットに対する膨張器の回動を防止する、各ステッ
プを有したことを特徴とする方法が提供される。
環状支持部は連続体であることが好ましい。フランジ座
部は連続体であることが好ましい。膨張器の側壁は円筒
形であることが好ましい。スリーブの末端部は、末端部
に適当な大きさの軸方向力を加えることにより変形され
ることが好ましい。本発明の他の形態によれば、円筒側
壁と、円筒側壁から径方向に張り出した膨張器周縁フラ
ンジとを備えた膨張器に、取付ブラケットを取着する方
法であって、連続した環状支持部と、環状支持部に隣接
して膨張器周縁フランジを担持する連続したフランジ座
部と、フランジ座部から延長されて末端部を有する円筒
スリーブとを備えた単体構造の取付ブラケットを用意
し、取付ブラケットの円筒スリーブを、膨張器周縁フラ
ンジがフランジ座部に当接されるまで、膨張器の円筒側
壁上に摺動式に装着し、円筒スリーブの末端部に適当な
大きさの力を加えて、末端部を径方向内側に、少なくと
も膨張器周縁フランジの一部分の下側に重なる連続した
締着帯部を成すまで変形することにより、締着帯部とフ
ランジ座部との間に膨張器周縁フランジを締着し、以
て、取付ブラケットを膨張器に固定するとともに、取付
ブラケットに対する膨張器の回動を防止する、各ステッ
プを有したことを特徴とする方法が提供される。
【0013】本発明のさらに他の形態によれば、円筒側
壁と、円筒側壁から径方向に張り出した膨張器周縁フラ
ンジとを備えた膨張器に、取付ブラケットを取着する方
法であって、環状支持部と、環状支持部に隣接して膨張
器周縁フランジを担持するフランジ座部と、フランジ座
部から延長されて末端部を有する円筒スリーブとを備え
た単体構造の取付ブラケットを用意し、円筒スリーブの
末端部を受容する寸法を有した略凹面状窪部を備えるク
リンプダイを用意し、取付ブラケットの円筒スリーブ
を、膨張器周縁フランジがフランジ座部に当接されるま
で、膨張器の円筒側壁上に摺動式に装着し、クリンプダ
イの凹面状窪部を円筒スリーブの末端部上に置き、適当
な大きさの軸方向力をクリンプダイに加えて、クリンプ
ダイにより円筒スリーブの末端部を径方向内側に、少な
くとも膨張器周縁フランジの一部分の下側に重なる締着
帯部を成すまで変形することにより、締着帯部とフラン
ジ座部との間に膨張器周縁フランジを締着し、以て、取
付ブラケットを膨張器に固定する、各ステップを有した
ことを特徴とする方法が提供される。
壁と、円筒側壁から径方向に張り出した膨張器周縁フラ
ンジとを備えた膨張器に、取付ブラケットを取着する方
法であって、環状支持部と、環状支持部に隣接して膨張
器周縁フランジを担持するフランジ座部と、フランジ座
部から延長されて末端部を有する円筒スリーブとを備え
た単体構造の取付ブラケットを用意し、円筒スリーブの
末端部を受容する寸法を有した略凹面状窪部を備えるク
リンプダイを用意し、取付ブラケットの円筒スリーブ
を、膨張器周縁フランジがフランジ座部に当接されるま
で、膨張器の円筒側壁上に摺動式に装着し、クリンプダ
イの凹面状窪部を円筒スリーブの末端部上に置き、適当
な大きさの軸方向力をクリンプダイに加えて、クリンプ
ダイにより円筒スリーブの末端部を径方向内側に、少な
くとも膨張器周縁フランジの一部分の下側に重なる締着
帯部を成すまで変形することにより、締着帯部とフラン
ジ座部との間に膨張器周縁フランジを締着し、以て、取
付ブラケットを膨張器に固定する、各ステップを有した
ことを特徴とする方法が提供される。
【0014】この方法では、膨張器の円筒側壁の一部分
を受容する寸法を有した略円筒形の凹部を包囲する面を
備えた膨張器ネストを用意し、取付ブラケットを設置し
た膨張器を凹部内に配置して、クリンプダイの凹面状窪
部を円筒スリーブの末端部上に置く前に取付ブラケット
の環状支持部を該面に当接させることをさらに有するこ
とが好ましい。
を受容する寸法を有した略円筒形の凹部を包囲する面を
備えた膨張器ネストを用意し、取付ブラケットを設置し
た膨張器を凹部内に配置して、クリンプダイの凹面状窪
部を円筒スリーブの末端部上に置く前に取付ブラケット
の環状支持部を該面に当接させることをさらに有するこ
とが好ましい。
【0015】またこの方法では、クリンプダイに加えら
れる軸方向力の大きさが、フランジ座部と締着帯部との
間に膨張器周縁フランジを締着して、取付ブラケットを
膨張器に固定するだけでなく、取付ブラケットに対する
膨張器の回動を防止するに充分な大きさであることが好
ましい。上記したような本発明の方法によれば、取付ブ
ラケットのスリーブの末端部がクリンプすなわち変形さ
れるので、環状支持部と締着帯部との間のスリーブは、
径方向クリンプ工具を受け入れるように構成される必要
がない。言い換えれば、環状支持部と締着帯部との間の
距離は、径方向クリンプ工具を受け入れるに充分に大き
くする必要がない。したがって本発明は、運転者側エア
バッグ膨張器に取付ブラケットを取着するための簡単で
かつ信頼性を有した低コストの方法であって、取付ブラ
ケット及び膨張器の設計の自由度を許容する方法を提供
するものである。
れる軸方向力の大きさが、フランジ座部と締着帯部との
間に膨張器周縁フランジを締着して、取付ブラケットを
膨張器に固定するだけでなく、取付ブラケットに対する
膨張器の回動を防止するに充分な大きさであることが好
ましい。上記したような本発明の方法によれば、取付ブ
ラケットのスリーブの末端部がクリンプすなわち変形さ
れるので、環状支持部と締着帯部との間のスリーブは、
径方向クリンプ工具を受け入れるように構成される必要
がない。言い換えれば、環状支持部と締着帯部との間の
距離は、径方向クリンプ工具を受け入れるに充分に大き
くする必要がない。したがって本発明は、運転者側エア
バッグ膨張器に取付ブラケットを取着するための簡単で
かつ信頼性を有した低コストの方法であって、取付ブラ
ケット及び膨張器の設計の自由度を許容する方法を提供
するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明をその好適な実施の形態に基づき詳細に説明する。全
図面を通して、同一の構成要素には同一の参照符号を付
す。図1〜図4を参照すると、本発明は、円筒側壁82
と、円筒側壁82から径方向に膨出する膨張器周縁フラ
ンジ84とを備えた膨張器80に、取付ブラケット10
を取着するための方法として示される。
明をその好適な実施の形態に基づき詳細に説明する。全
図面を通して、同一の構成要素には同一の参照符号を付
す。図1〜図4を参照すると、本発明は、円筒側壁82
と、円筒側壁82から径方向に膨出する膨張器周縁フラ
ンジ84とを備えた膨張器80に、取付ブラケット10
を取着するための方法として示される。
【0017】この方法ではまず、連続した環状支持部1
2と、環状支持部12に隣接して膨張器周縁フランジ8
4を担持する連続したフランジ座部14と、フランジ座
部14から延長されて末端部18を有する円筒スリーブ
16とを備えた単体構造の取付ブラケット10が用意さ
れる。図1に示すように、この取着方法の第1ステップ
で、膨張器80を受容する位置に取付ブラケット10を
配置する。次にこの位置から、取付ブラケット10の円
筒スリーブ16を、図2(第2ステップ)に示すように
膨張器周縁フランジ84がフランジ座部14に当接され
る状態まで、膨張器80に摺動式に装着する。第3ステ
ップでは、円筒スリーブ16の末端部18を径方向内側
に変形して、少なくとも膨張器周縁フランジ84の一部
分の下側に重なる連続した締着帯部20を形成する(図
3参照)。締着帯部20は、フランジ座部14との間に
膨張器周縁フランジ84を締着して、膨張器80が取付
ブラケット10に対し回転することを防止しつつ、取付
ブラケット10を膨張器80に固定する。なお図1〜図
3では、取付ブラケット10及び膨張器80は、図4に
示すような組立てられたエアバッグモジュール86にお
ける本来の配置方向とは逆の配置で示されており、方向
表示もそれに従って解釈できるものである。
2と、環状支持部12に隣接して膨張器周縁フランジ8
4を担持する連続したフランジ座部14と、フランジ座
部14から延長されて末端部18を有する円筒スリーブ
16とを備えた単体構造の取付ブラケット10が用意さ
れる。図1に示すように、この取着方法の第1ステップ
で、膨張器80を受容する位置に取付ブラケット10を
配置する。次にこの位置から、取付ブラケット10の円
筒スリーブ16を、図2(第2ステップ)に示すように
膨張器周縁フランジ84がフランジ座部14に当接され
る状態まで、膨張器80に摺動式に装着する。第3ステ
ップでは、円筒スリーブ16の末端部18を径方向内側
に変形して、少なくとも膨張器周縁フランジ84の一部
分の下側に重なる連続した締着帯部20を形成する(図
3参照)。締着帯部20は、フランジ座部14との間に
膨張器周縁フランジ84を締着して、膨張器80が取付
ブラケット10に対し回転することを防止しつつ、取付
ブラケット10を膨張器80に固定する。なお図1〜図
3では、取付ブラケット10及び膨張器80は、図4に
示すような組立てられたエアバッグモジュール86にお
ける本来の配置方向とは逆の配置で示されており、方向
表示もそれに従って解釈できるものである。
【0018】図2及び図3に示すように、円筒スリーブ
16の末端部18をクリンプないし変形する目的で、ク
リンプダイ70及び膨張器ネスト72が好適に使用され
る。しかし他の工具や方法を用いて末端部18を変形す
ることもできる。さらに、加えられる力の方向は、必ず
しも軸方向である必要は全くない。クリンプダイ70
は、取付ブラケット10の円筒スリーブ16の末端部1
8を受容する寸法を有した略円形又は部分的半球形の凹
面状窪部74を備える。膨張器ネスト72は略平坦面7
6を備え、この略平坦面76に、膨張器80の円筒側壁
82を受容する寸法を有した略円筒形の凹部78が設け
られる。取付ブラケット10を上記のように設置した膨
張器80は、取付ブラケット10の環状支持部12を膨
張器ネスト72の略平坦面76に当接した状態で、膨張
器ネスト72内に置かれる。次いでクリンプダイ70の
凹面状窪部74が、円筒スリーブ16の末端部18上に
置かれ、図3に示すように、矢印Aで示す適当な大きさ
の軸方向力がクリンプダイ70に加えられる。それによ
りクリンプダイ70は、末端部18を内側にクリンプ
(縁曲げ)して締着帯部20を形成する。他の工具を使
用して軸方向力Aを加えることもできるが、クリンプダ
イ70によれば、実質的一様に軸方向力Aが負荷される
ので、膨張器80を損傷する危惧が低減される。
16の末端部18をクリンプないし変形する目的で、ク
リンプダイ70及び膨張器ネスト72が好適に使用され
る。しかし他の工具や方法を用いて末端部18を変形す
ることもできる。さらに、加えられる力の方向は、必ず
しも軸方向である必要は全くない。クリンプダイ70
は、取付ブラケット10の円筒スリーブ16の末端部1
8を受容する寸法を有した略円形又は部分的半球形の凹
面状窪部74を備える。膨張器ネスト72は略平坦面7
6を備え、この略平坦面76に、膨張器80の円筒側壁
82を受容する寸法を有した略円筒形の凹部78が設け
られる。取付ブラケット10を上記のように設置した膨
張器80は、取付ブラケット10の環状支持部12を膨
張器ネスト72の略平坦面76に当接した状態で、膨張
器ネスト72内に置かれる。次いでクリンプダイ70の
凹面状窪部74が、円筒スリーブ16の末端部18上に
置かれ、図3に示すように、矢印Aで示す適当な大きさ
の軸方向力がクリンプダイ70に加えられる。それによ
りクリンプダイ70は、末端部18を内側にクリンプ
(縁曲げ)して締着帯部20を形成する。他の工具を使
用して軸方向力Aを加えることもできるが、クリンプダ
イ70によれば、実質的一様に軸方向力Aが負荷される
ので、膨張器80を損傷する危惧が低減される。
【0019】図4は、軸方向クリンプ工程の後に運転者
側エアバッグモジュール86内で固定された取付ブラケ
ット10及び膨張器80を示す。エアバッグモジュール
86は、モジュール基板87、エアバッグクッション8
8及びエアバッグ保持具89を備える。膨張器80の円
筒側壁82は、複数のガス放出口81を備えるとともに
ガス発生材料を収容する。ガス発生材料は、遠隔衝突セ
ンサ(図示せず)により起爆されたときに膨張ガスを生
成して、エアバッグクッション88を膨張させる。取付
ブラケット10の環状支持部12は、モジュール基板8
7に当接配置され、それによりガス放出口群81を含む
膨張器の円筒側壁82の一部分が、モジュール基板87
の膨張器受容穴90を通り抜けて配置される。エアバッ
グクッション88は、カラー部92によって画成された
開口部91を備える。カラー部92には膨張器80が嵌
め込まれ、その状態で、カラー部92がモジュール基板
87に当接配置されて、ガス放出口群81が開口部91
の内方に配置される。エアバッグ保持具89は、エアバ
ッグクッション88のカラー部92を覆って配置され、
エアバッグ保持具89、カラー部92及び環状支持部1
2が、固定具93a、93bによってモジュール基板8
7に固定される。固定具93a、93bはそれぞれ、エ
アバッグ保持具89の受け孔94a、94b、カラー部
92の受け孔95a、95b、モジュール基板87の受
け孔96a、96b、及び環状支持部12の受け孔2
2、23を貫通し、ナット98、99又はその均等物に
よって固定される。エアバッグクッション88が膨張す
る間に、膨張力は膨張器80を下方に押圧する傾向があ
るが、締着帯部20は膨張器80をエアバッグモジュー
ル86内に保持する。
側エアバッグモジュール86内で固定された取付ブラケ
ット10及び膨張器80を示す。エアバッグモジュール
86は、モジュール基板87、エアバッグクッション8
8及びエアバッグ保持具89を備える。膨張器80の円
筒側壁82は、複数のガス放出口81を備えるとともに
ガス発生材料を収容する。ガス発生材料は、遠隔衝突セ
ンサ(図示せず)により起爆されたときに膨張ガスを生
成して、エアバッグクッション88を膨張させる。取付
ブラケット10の環状支持部12は、モジュール基板8
7に当接配置され、それによりガス放出口群81を含む
膨張器の円筒側壁82の一部分が、モジュール基板87
の膨張器受容穴90を通り抜けて配置される。エアバッ
グクッション88は、カラー部92によって画成された
開口部91を備える。カラー部92には膨張器80が嵌
め込まれ、その状態で、カラー部92がモジュール基板
87に当接配置されて、ガス放出口群81が開口部91
の内方に配置される。エアバッグ保持具89は、エアバ
ッグクッション88のカラー部92を覆って配置され、
エアバッグ保持具89、カラー部92及び環状支持部1
2が、固定具93a、93bによってモジュール基板8
7に固定される。固定具93a、93bはそれぞれ、エ
アバッグ保持具89の受け孔94a、94b、カラー部
92の受け孔95a、95b、モジュール基板87の受
け孔96a、96b、及び環状支持部12の受け孔2
2、23を貫通し、ナット98、99又はその均等物に
よって固定される。エアバッグクッション88が膨張す
る間に、膨張力は膨張器80を下方に押圧する傾向があ
るが、締着帯部20は膨張器80をエアバッグモジュー
ル86内に保持する。
【0020】上記したように本発明は、運転者側エアバ
ッグ膨張器80に取付ブラケット10を取着するための
単純でかつ信頼性を有した低コストの方法であって、取
付ブラケット10及び膨張器80の設計自由度を許容す
る方法を提供するものである。取付ブラケット10は、
膨張器80を固定するとともに、エアバッグモジュール
組体86内に膨張器80を取付け、しかも取付ブラケッ
ト10に対する膨張器80の回動を防止する。取付ブラ
ケット10は、膨張器80をエアバッグモジュール組体
86に固着して、エアバッグの膨張の間に膨張力に抵抗
するとともに、振動及びがたつき音の無い取付けを供与
する。
ッグ膨張器80に取付ブラケット10を取着するための
単純でかつ信頼性を有した低コストの方法であって、取
付ブラケット10及び膨張器80の設計自由度を許容す
る方法を提供するものである。取付ブラケット10は、
膨張器80を固定するとともに、エアバッグモジュール
組体86内に膨張器80を取付け、しかも取付ブラケッ
ト10に対する膨張器80の回動を防止する。取付ブラ
ケット10は、膨張器80をエアバッグモジュール組体
86に固着して、エアバッグの膨張の間に膨張力に抵抗
するとともに、振動及びがたつき音の無い取付けを供与
する。
【0021】特定の作動要件及び作動環境に適合した他
の要件及び環境は、当業者にとって自明であろう。した
がって本発明は、例示を目的とした上記実施形態に限定
されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、また
その均等物としての、本発明の精神及び範囲から逸脱す
ることなく、様々な修正及び変更を為し得るものであ
る。
の要件及び環境は、当業者にとって自明であろう。した
がって本発明は、例示を目的とした上記実施形態に限定
されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、また
その均等物としての、本発明の精神及び範囲から逸脱す
ることなく、様々な修正及び変更を為し得るものであ
る。
【図1】本発明の一実施形態による取着方法の第1ステ
ップを示す図で、膨張器を受容すべく配置された予成形
取付ブラケットを示す部分断面側面図である。
ップを示す図で、膨張器を受容すべく配置された予成形
取付ブラケットを示す部分断面側面図である。
【図2】本発明の一実施形態による取着方法の第2ステ
ップを示す図で、膨張器に担持された予成形取付ブラケ
ットを示す部分断面側面図であって、膨張器ネストとク
リンプダイとの間に配置された取付ブラケット及び膨張
器を示す。
ップを示す図で、膨張器に担持された予成形取付ブラケ
ットを示す部分断面側面図であって、膨張器ネストとク
リンプダイとの間に配置された取付ブラケット及び膨張
器を示す。
【図3】本発明の一実施形態による取着方法の第3ステ
ップを示す図で、取付ブラケットを軸方向クリンプした
後の膨張器及び取付ブラケットを示す部分断面側面図で
あって、膨張器ネストとクリンプダイとの間に配置され
た取付ブラケット及び膨張器を示す。
ップを示す図で、取付ブラケットを軸方向クリンプした
後の膨張器及び取付ブラケットを示す部分断面側面図で
あって、膨張器ネストとクリンプダイとの間に配置され
た取付ブラケット及び膨張器を示す。
【図4】取付ブラケットを軸方向クリンプした後の膨張
器及び取付ブラケットを示す部分断面側面図であって、
エアバッグモジュール組体に固定された取付ブラケット
及び膨張器を示す。
器及び取付ブラケットを示す部分断面側面図であって、
エアバッグモジュール組体に固定された取付ブラケット
及び膨張器を示す。
10…取付ブラケット 12…環状支持部 14…フランジ座部 16…スリーブ 18…末端部 20…締着帯部 70…クリンプダイ 72…膨張器ネスト 74…凹面状窪部 76…平坦面 78…凹部 80…膨張器 82…円筒側壁 84…膨張器周縁フランジ 86…エアバッグモジュール
フロントページの続き (72)発明者 ブライアン エイチ.ファルマー アメリカ合衆国,ユタ 84404,ファー ウェスト,ノース 2536 ウェスト 2125
Claims (16)
- 【請求項1】 側壁と該側壁から径方向に張り出した膨
張器周縁フランジとを備えた膨張器に、取付ブラケット
を取着する方法であって、 環状支持部と、該環状支持部に隣接して前記膨張器周縁
フランジを担持するフランジ座部と、該フランジ座部か
ら延長されて末端部を有し、前記膨張器周縁フランジを
受容する寸法及び形状を付与されたスリーブとを備えた
単体構造の取付ブラケットを用意し、 前記取付ブラケットの前記スリーブを、前記膨張器周縁
フランジが前記フランジ座部に当接されるまで、前記膨
張器の前記側壁上に摺動式に装着し、 前記スリーブの前記末端部を径方向内側に変形して、少
なくとも前記膨張器周縁フランジの一部分の下側に重な
る締着帯部を形成し、それにより、該締着帯部と前記フ
ランジ座部との間に前記膨張器周縁フランジを締着し
て、前記取付ブラケットを前記膨張器に固定する、各ス
テップを有したことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記取付ブラケットの前記スリーブの前
記末端部を受容する寸法を有した略凹面状窪部を備える
クリンプダイを用意し、前記取付ブラケットの前記スリ
ーブを前記膨張器上に摺動式に装着した後に該クリンプ
ダイの該凹面状窪部を前記スリーブの前記末端部上に置
き、適当な大きさの軸方向力を該クリンプダイに加え
て、該クリンプダイにより前記スリーブの前記末端部を
径方向内側に変形して前記締着帯部を形成する、各ステ
ップをさらに有した請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記膨張器の一部分を受容する寸法を有
した凹部を包囲する面を備えた膨張器ネストを用意し、
前記膨張器の一部分を該凹部内に配置して、前記スリー
ブの前記末端部を変形する前に前記取付ブラケットの前
記環状支持部を該面に当接させる、各ステップをさらに
有した請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 前記スリーブの前記末端部が、前記フラ
ンジ座部と前記締着帯部との間に前記膨張器周縁フラン
ジを締着して、前記取付ブラケットを前記膨張器に固定
するだけでなく、前記取付ブラケットに対する前記膨張
器の回動を防止するに充分な程度まで変形される請求項
1に記載の方法。 - 【請求項5】 前記締着帯部が連続体である請求項1に
記載の方法。 - 【請求項6】 前記環状支持部が連続体である請求項1
に記載の方法。 - 【請求項7】 前記フランジ座部が連続体である請求項
1に記載の方法。 - 【請求項8】 前記膨張器の前記側壁が円筒形である請
求項1に記載の方法。 - 【請求項9】 前記スリーブの前記末端部が、該末端部
に適当な大きさの軸方向力を加えることにより変形され
る請求項1に記載の方法。 - 【請求項10】 円筒側壁と該円筒側壁から径方向に張
り出した膨張器周縁フランジとを備えた膨張器に、取付
ブラケットを取着する方法であって、 連続した環状支持部と、該環状支持部に隣接して前記膨
張器周縁フランジを担持する連続したフランジ座部と、
該フランジ座部から延長されて末端部を有する円筒スリ
ーブとを備えた単体構造の取付ブラケットを用意し、 前記取付ブラケットの前記円筒スリーブを、前記膨張器
周縁フランジが前記フランジ座部に当接されるまで、前
記膨張器の前記円筒側壁上に摺動式に装着し、 前記円筒スリーブの前記末端部に適当な大きさの力を加
えて、該末端部を径方向内側に、少なくとも前記膨張器
周縁フランジの一部分の下側に重なる連続した締着帯部
を成すまで変形することにより、該締着帯部と前記フラ
ンジ座部との間に前記膨張器周縁フランジを締着し、以
て、前記取付ブラケットを前記膨張器に固定するととも
に、前記取付ブラケットに対する前記膨張器の回動を防
止する、各ステップを有したことを特徴とする方法。 - 【請求項11】 円筒側壁と該円筒側壁から径方向に張
り出した膨張器周縁フランジとを備えた膨張器に、取付
ブラケットを取着する方法であって、 環状支持部と、該環状支持部に隣接して前記膨張器周縁
フランジを担持するフランジ座部と、該フランジ座部か
ら延長されて末端部を有する円筒スリーブとを備えた単
体構造の取付ブラケットを用意し、 前記円筒スリーブの前記末端部を受容する寸法を有した
略凹面状窪部を備えるクリンプダイを用意し、 前記取付ブラケットの前記円筒スリーブを、前記膨張器
周縁フランジが前記フランジ座部に当接されるまで、前
記膨張器の前記円筒側壁上に摺動式に装着し、 前記クリンプダイの前記凹面状窪部を前記円筒スリーブ
の前記末端部上に置き、 適当な大きさの軸方向力を前記クリンプダイに加えて、
該クリンプダイにより前記円筒スリーブの前記末端部を
径方向内側に、少なくとも前記膨張器周縁フランジの一
部分の下側に重なる締着帯部を成すまで変形することに
より、該締着帯部と前記フランジ座部との間に前記膨張
器周縁フランジを締着し、以て、前記取付ブラケットを
前記膨張器に固定する、各ステップを有したことを特徴
とする方法。 - 【請求項12】 前記膨張器の前記円筒側壁の一部分を
受容する寸法を有した略円筒形の凹部を包囲する面を備
えた膨張器ネストを用意し、前記取付ブラケットを設置
した前記膨張器を該凹部内に配置して、前記クリンプダ
イの前記凹面状窪部を前記円筒スリーブの前記末端部上
に置く前に前記取付ブラケットの前記環状支持部を該面
に当接させる、各ステップをさらに有した請求項11に
記載の方法。 - 【請求項13】 前記クリンプダイに加えられる前記軸
方向力の大きさが、前記フランジ座部と前記締着帯部と
の間に前記膨張器周縁フランジを締着して、前記取付ブ
ラケットを前記膨張器に固定するだけでなく、前記取付
ブラケットに対する前記膨張器の回動を防止するに充分
な大きさである請求項12に記載の方法。 - 【請求項14】 前記締着帯部が連続体である請求項1
3に記載の方法。 - 【請求項15】 前記環状支持部が連続体である請求項
14に記載の方法。 - 【請求項16】 前記フランジ座部が連続体である請求
項15に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/522,836 US5503426A (en) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | Method of attaching a mounting bracket to an airbag inflator |
| US08/522836 | 1995-09-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09104314A true JPH09104314A (ja) | 1997-04-22 |
| JP2960685B2 JP2960685B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=24082584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8229864A Expired - Fee Related JP2960685B2 (ja) | 1995-09-01 | 1996-08-30 | エアバッグ膨張器への取付ブラケットの取着方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5503426A (ja) |
| EP (1) | EP0761511A3 (ja) |
| JP (1) | JP2960685B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010143562A (ja) * | 2009-04-02 | 2010-07-01 | Miyata:Kk | エアバッグ用インフレータおよびそのケースならびにエアバッグ用インフレータの製造法 |
| WO2014077037A1 (ja) | 2012-11-13 | 2014-05-22 | タカタ株式会社 | エアバッグ装置 |
| JP2015151075A (ja) * | 2014-02-18 | 2015-08-24 | タカタ株式会社 | エアバッグ装置 |
| WO2018110350A1 (ja) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | 株式会社ダイセル | リテーナおよびガス発生器 |
| JP2018100079A (ja) * | 2016-12-16 | 2018-06-28 | 株式会社ダイセル | リテーナおよびガス発生器 |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5813695A (en) * | 1996-09-17 | 1998-09-29 | United Technologies Corporation | Igniter post for airbag gas generator |
| DE59809761D1 (de) * | 1997-04-16 | 2003-11-06 | Volkswagen Ag | Lenksäule für Insassenschutzeinrichtungen und Sicherheitslenkungen |
| US5924728A (en) * | 1997-04-18 | 1999-07-20 | Autoliv Asp, Inc. | Fuel bottle attachment in fluid fueled inflator |
| US6364343B1 (en) | 2000-07-21 | 2002-04-02 | Daimlerchrysler Corporation | Grab handle bracket/airbag igniter retainer |
| DE10150275A1 (de) * | 2001-10-12 | 2003-04-17 | Zf Lemfoerder Metallwaren Ag | Gehäuse für einen aufblasbaren Gassack eines Kraftfahrzeuges |
| US6945554B2 (en) | 2002-08-26 | 2005-09-20 | Autoliv Asp, Inc. | Inflator press fit housing for inflatable curtains |
| US20090250914A1 (en) * | 2008-04-02 | 2009-10-08 | Autoliv Asp, Inc. | Module housing inflator flange |
| JP2012504073A (ja) * | 2008-09-30 | 2012-02-16 | ティーアールダブリュー・エアバッグ・システムズ・ゲーエムベーハー | インフレータ、インフレータを製造する方法、およびこのインフレータを含むモジュール |
| CN102380553A (zh) * | 2011-10-19 | 2012-03-21 | 芜湖市恒联机电有限公司 | 前左安全气囊安装支架的冲压模具 |
| JP6215646B2 (ja) * | 2013-10-22 | 2017-10-18 | 株式会社ダイセル | インフレータとエアバッグの固定構造 |
| US12344183B2 (en) * | 2021-11-01 | 2025-07-01 | Autoliv Asp, Inc. | Systems and methods for improved airbag aspiration |
| CN116351961B (zh) * | 2023-03-28 | 2023-11-17 | 泰兴市唯艺传媒广告有限公司 | 一种广告展览架金属支架的加工处理装置 |
| WO2025038324A1 (en) * | 2023-08-17 | 2025-02-20 | Autoliv Asp, Inc | Method for assembly of an aspirating airbag cushion assembly |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05201303A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-08-10 | Trw Inc | 車輌乗員拘束装置 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0647362B2 (ja) * | 1986-02-28 | 1994-06-22 | 本田技研工業株式会社 | 自動車のエアバック用カバ− |
| JPS6460756A (en) * | 1987-08-28 | 1989-03-07 | Fuji Heavy Ind Ltd | Start controller for engine |
| US5286054A (en) * | 1989-12-04 | 1994-02-15 | Talley Automotive Products, Inc. | Aspirating/venting motor vehicle passenger airbag module |
| US5141247A (en) * | 1990-12-18 | 1992-08-25 | Trw Inc. | Air bag inflator assembly |
| DE4141902A1 (de) * | 1990-12-18 | 1992-07-02 | Trw Inc | Hermetisch abgedichteter behaelter fuer eine airbagaufblasvorrichtung |
| US5342084A (en) * | 1993-07-02 | 1994-08-30 | Morton International, Inc. | Retention structure for a flange based inflator of an airbag restraint assembly |
| US5470101A (en) * | 1993-12-20 | 1995-11-28 | Alliedsignal Inc. | Driver side air bag module |
-
1995
- 1995-09-01 US US08/522,836 patent/US5503426A/en not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-08-27 EP EP96306188A patent/EP0761511A3/en not_active Withdrawn
- 1996-08-30 JP JP8229864A patent/JP2960685B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05201303A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-08-10 | Trw Inc | 車輌乗員拘束装置 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010143562A (ja) * | 2009-04-02 | 2010-07-01 | Miyata:Kk | エアバッグ用インフレータおよびそのケースならびにエアバッグ用インフレータの製造法 |
| WO2014077037A1 (ja) | 2012-11-13 | 2014-05-22 | タカタ株式会社 | エアバッグ装置 |
| US9539977B2 (en) | 2012-11-13 | 2017-01-10 | Takata Corporation | Airbag apparatus |
| JP2015151075A (ja) * | 2014-02-18 | 2015-08-24 | タカタ株式会社 | エアバッグ装置 |
| WO2018110350A1 (ja) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | 株式会社ダイセル | リテーナおよびガス発生器 |
| JP2018100079A (ja) * | 2016-12-16 | 2018-06-28 | 株式会社ダイセル | リテーナおよびガス発生器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2960685B2 (ja) | 1999-10-12 |
| EP0761511A3 (en) | 1997-10-08 |
| US5503426A (en) | 1996-04-02 |
| EP0761511A2 (en) | 1997-03-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2960685B2 (ja) | エアバッグ膨張器への取付ブラケットの取着方法 | |
| JP3029284U (ja) | エアバッグ保持用リング及びこのリングを用いたクランプ装置 | |
| JP2522623B2 (ja) | 車輌乗員拘束装置 | |
| JP2816328B2 (ja) | ガスバッグ拘束モジュール | |
| JP3035296U (ja) | 膨張装置用マウント及びモジュールハウジング | |
| EP0489754B1 (en) | Integral retainer, heat shield and assembly | |
| US20060186645A1 (en) | Retaining device | |
| JP3036890U (ja) | エアバッグモジュール組立品及びエアバッグハウジング | |
| JP3903801B2 (ja) | インフレータの固定方法及び構造並びにエアバッグ装置 | |
| US20070267850A1 (en) | Airbag module assembly | |
| EP0782943A2 (en) | Airbag inflator attachment with snap-in sleeve related application | |
| EP0631908B1 (en) | Anti-rattle and retention structure for a flangeless inflator of an airbag restraint assembly | |
| US5615907A (en) | Airbag inflator retention tabs | |
| JP3047916U (ja) | エアバッグ装置、エアバッグ膨張器組立体、及び、膨張器及びクッションの双方を保持するための保持装置 | |
| CA2112957A1 (en) | Air bag module with a center mounted tubular inflator | |
| US5577763A (en) | Air bag mounting structure and method | |
| EP0551732A1 (en) | Driver restraint attachment brackets | |
| JPH05213134A (ja) | エアバッグ保持用クランプ装置 | |
| JPH08150891A (ja) | エアバッグ装置 | |
| JP3034761U (ja) | 乗客側エアバッグモジュール | |
| US5560643A (en) | Airbag module with clamped attachment of airbag cushion | |
| JPH07137597A (ja) | エアバッグ束縛インフレータ組立体 | |
| EP0648649A2 (en) | Air bag module with a centrally mounted inflator using a clamshell inflator retention system | |
| US20050189739A1 (en) | Airbag retention collar for airbag module assembly | |
| JPH05162602A (ja) | エアバッグ装置のエアバッグ取付構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |