JPH0893919A - オイルパンのシール部 - Google Patents
オイルパンのシール部Info
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- JPH0893919A JPH0893919A JP25138394A JP25138394A JPH0893919A JP H0893919 A JPH0893919 A JP H0893919A JP 25138394 A JP25138394 A JP 25138394A JP 25138394 A JP25138394 A JP 25138394A JP H0893919 A JPH0893919 A JP H0893919A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M11/00—Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
- F01M11/0004—Oilsumps
- F01M2011/0062—Gaskets
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オイルパンと取付部材との間を密封するシー
ル部に関して、従来の液状ガスケット方式、板ガスケッ
ト方式に較べて、コスト面、シール性能面及び作業性の
面において改善された新規なシール部を提供する。 【構成】 オイルパン1の上面の周縁に設けられた取付
フランジ2に、該フランンジに沿って周廻する有底溝4
を形成し、該溝4に紐状のゴム弾性シール材5を装着す
る。オイルパン1をシリンダブロック等の取付部材8に
取付けたときにゴム弾性シール材5が圧縮され、取付部
材8とオイルパン1との接合部を密封する。
ル部に関して、従来の液状ガスケット方式、板ガスケッ
ト方式に較べて、コスト面、シール性能面及び作業性の
面において改善された新規なシール部を提供する。 【構成】 オイルパン1の上面の周縁に設けられた取付
フランジ2に、該フランンジに沿って周廻する有底溝4
を形成し、該溝4に紐状のゴム弾性シール材5を装着す
る。オイルパン1をシリンダブロック等の取付部材8に
取付けたときにゴム弾性シール材5が圧縮され、取付部
材8とオイルパン1との接合部を密封する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のエンジン及びミ
ッション等のオイルパンのシール部に関するものであ
る。
ッション等のオイルパンのシール部に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】エンジンのシリンダブロックのクランク
室下部やミッションケースの下部に取付けられ内部に潤
滑油を保持するオイルパンは、従来、オイルパンの上面
の周縁をめぐる取付フランジの面上に塗布した液状ガス
ケット或は該取付フランジ上に装着した板ガスケットに
よりシリンダブロックやミッションケース等の取付部材
との間を密封している。
室下部やミッションケースの下部に取付けられ内部に潤
滑油を保持するオイルパンは、従来、オイルパンの上面
の周縁をめぐる取付フランジの面上に塗布した液状ガス
ケット或は該取付フランジ上に装着した板ガスケットに
よりシリンダブロックやミッションケース等の取付部材
との間を密封している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】オイルパンの取付フラ
ンジに液状ガスケットを塗布して密封する場合には、液
状ガスケットの塗布前に、液状ガスケットを塗布する面
の脱脂処理を行う必要があり、また、オイルパンの補修
組み換え時にはオイルパンの取付フランジの面上に付着
し乾燥固化した液状ガスケットを除去し清掃する必要が
ある等、液状ガスケットを塗布する前の準備作業に多大
の労力を要する。また液状ガスケットの塗布には高価な
ディスペンサー設備(塗装装置)を必要とする。
ンジに液状ガスケットを塗布して密封する場合には、液
状ガスケットの塗布前に、液状ガスケットを塗布する面
の脱脂処理を行う必要があり、また、オイルパンの補修
組み換え時にはオイルパンの取付フランジの面上に付着
し乾燥固化した液状ガスケットを除去し清掃する必要が
ある等、液状ガスケットを塗布する前の準備作業に多大
の労力を要する。また液状ガスケットの塗布には高価な
ディスペンサー設備(塗装装置)を必要とする。
【0004】更に、オイルパンの取付フランジの面上に
液状ガスケットを塗布し、これをシリンダブロックやミ
ッションケース等の取付部材の下部にボルトにより取付
けたのち液状ガスケットが完全に乾燥する迄には長時間
を要するので、この間オイルパンを組み付けた取付部材
を静置しておく必要があり、そのためのスペースを必要
とするだけでなく、完全に乾燥する前に衝撃を受けた
り、内圧が加わったりすると、液状ガスケットが局部的
にはみ出し、シール機能を失って終う危険がある。しか
も、取付部材の取付面やオイルパンの取付フランジの面
が熱及び外力により大きい変形を受けたときは、液状ガ
スケットがこれに追従できず、油漏れが発生する危険が
ある。
液状ガスケットを塗布し、これをシリンダブロックやミ
ッションケース等の取付部材の下部にボルトにより取付
けたのち液状ガスケットが完全に乾燥する迄には長時間
を要するので、この間オイルパンを組み付けた取付部材
を静置しておく必要があり、そのためのスペースを必要
とするだけでなく、完全に乾燥する前に衝撃を受けた
り、内圧が加わったりすると、液状ガスケットが局部的
にはみ出し、シール機能を失って終う危険がある。しか
も、取付部材の取付面やオイルパンの取付フランジの面
が熱及び外力により大きい変形を受けたときは、液状ガ
スケットがこれに追従できず、油漏れが発生する危険が
ある。
【0005】オイルパンの取付フランジの面上に板ガス
ケットを装着して密封する場合には、板ガスケット自体
が非アスベスト化でコスト高であるだけでなく、自動車
メーカーの組立ライン内において取付フランジに板ガス
ケットを装着したオイルパンをシリンダブロックやミッ
ションケースに組み付けることになり、好ましくない。
また、長期使用中に板ガスケットがへたり、取付ボルト
が緩んで油漏れが発生する可能性があり、前記の液状ガ
スケットの場合よりもシール面の変形に対する追従性は
大きいが、取付部材の取付面やオイルパンの取付フラン
ジの面の変形が大きい場合には油漏れを生じる危険があ
る。更に、液状ガスケットの場合と同様に、補修組み換
え時に、オイルパンの取付フランジ面や取付部材の取付
面に強固に付着した板ガスケットを除去、清掃する手数
を要する。
ケットを装着して密封する場合には、板ガスケット自体
が非アスベスト化でコスト高であるだけでなく、自動車
メーカーの組立ライン内において取付フランジに板ガス
ケットを装着したオイルパンをシリンダブロックやミッ
ションケースに組み付けることになり、好ましくない。
また、長期使用中に板ガスケットがへたり、取付ボルト
が緩んで油漏れが発生する可能性があり、前記の液状ガ
スケットの場合よりもシール面の変形に対する追従性は
大きいが、取付部材の取付面やオイルパンの取付フラン
ジの面の変形が大きい場合には油漏れを生じる危険があ
る。更に、液状ガスケットの場合と同様に、補修組み換
え時に、オイルパンの取付フランジ面や取付部材の取付
面に強固に付着した板ガスケットを除去、清掃する手数
を要する。
【0006】オイルパンとシリンダブロック、ミッショ
ンケース等の取付部材との間の密封は、液状ガスケット
により行うにしても、板ガスケットにより行うにして
も、従来の方式は、上記詳述した通り、コスト面、シー
ル性能面及び作業性の面において多くの問題があり、改
善が望まれる。本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、本発明の目的は、オイルパンと取付部材との間を密
封するシール部に関して、従来の液状ガスケット方式、
板ガスケット方式に較べてコスト面、シール性能面及び
作業性の面において顕著に改善された新規なシール部を
提供することにある。
ンケース等の取付部材との間の密封は、液状ガスケット
により行うにしても、板ガスケットにより行うにして
も、従来の方式は、上記詳述した通り、コスト面、シー
ル性能面及び作業性の面において多くの問題があり、改
善が望まれる。本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、本発明の目的は、オイルパンと取付部材との間を密
封するシール部に関して、従来の液状ガスケット方式、
板ガスケット方式に較べてコスト面、シール性能面及び
作業性の面において顕著に改善された新規なシール部を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を、実施例に対応する図1乃至図3を参
照して説明すると、オイルパン1の上面の周縁に設けら
れた取付フランジ2に、該フランジ2に沿って周廻する
有底溝4を形成し、該溝4に紐状のゴム弾性シール材5
を装着し、オイルパン1をシリンダブロック、ミッショ
ンケース等の取付部材8に取付けたときに、上記ゴム弾
性シール材5が圧縮され、取付部材8とオイルパン1と
の接合部を密封するようになしたことを特徴とするもの
である。
の本発明の構成を、実施例に対応する図1乃至図3を参
照して説明すると、オイルパン1の上面の周縁に設けら
れた取付フランジ2に、該フランジ2に沿って周廻する
有底溝4を形成し、該溝4に紐状のゴム弾性シール材5
を装着し、オイルパン1をシリンダブロック、ミッショ
ンケース等の取付部材8に取付けたときに、上記ゴム弾
性シール材5が圧縮され、取付部材8とオイルパン1と
の接合部を密封するようになしたことを特徴とするもの
である。
【0008】また、他の実施例に対応する図5に基づい
て説明すれば、オイルパン1の上面の周縁に設けられた
取付フランジ2に、ボルト孔3を備えた取付面21とこ
れよりも下方に位置するシール用面22とを形成し、取
付フランジ2に沿って周廻する紐状のゴム弾性シール材
5を上記シール用面22に固着し、オイルパン1をシリ
ンダブロック、ミッションケース等の取付部材に取付け
たときに上記のゴム弾性シール材5が圧縮され、取付部
材8とオイルパン1との接合部を密封するようになした
ことを特徴とするものである。
て説明すれば、オイルパン1の上面の周縁に設けられた
取付フランジ2に、ボルト孔3を備えた取付面21とこ
れよりも下方に位置するシール用面22とを形成し、取
付フランジ2に沿って周廻する紐状のゴム弾性シール材
5を上記シール用面22に固着し、オイルパン1をシリ
ンダブロック、ミッションケース等の取付部材に取付け
たときに上記のゴム弾性シール材5が圧縮され、取付部
材8とオイルパン1との接合部を密封するようになした
ことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】上記した構成を有する本発明のオイルパンのシ
ール部は、オイルパン1の取付フランジ2にゴム弾性シ
ール材5が予め一体的に装着されているので、自動車メ
ーカーにおいてはオイルパン1を取付部材8にボルト9
にて組み付けるだけでよく、かく組み付けられたとき、
ゴム弾性シール材5が適度に圧縮され、オイルパンと取
付部材との接合面が密封される。従って、自動車メーカ
ーにおいては、従来の液状ガスケット塗布、板ガスケッ
ト組み付けのような工数が不要となり、作業性が改善さ
れるとともにコストを低減できる。
ール部は、オイルパン1の取付フランジ2にゴム弾性シ
ール材5が予め一体的に装着されているので、自動車メ
ーカーにおいてはオイルパン1を取付部材8にボルト9
にて組み付けるだけでよく、かく組み付けられたとき、
ゴム弾性シール材5が適度に圧縮され、オイルパンと取
付部材との接合面が密封される。従って、自動車メーカ
ーにおいては、従来の液状ガスケット塗布、板ガスケッ
ト組み付けのような工数が不要となり、作業性が改善さ
れるとともにコストを低減できる。
【0010】また、本発明においてはゴム弾性シール材
5が弾性に富みシール面の変形に対する追従性が高いの
で、オイルパン1の取付フランジ2の面やシリンダブロ
ック、ミッションケース等の取付部材8の取付面80に
熱等による変形を生じても、シール性が良好に保持さ
れ、油漏れを生じるおそれがない。更にオイルパンの取
付フランジを取付部材8に取付けるボルト9の締結部が
液状ガスケットや板ガスケット等を介在させない、金属
同士の接触であるから、介在する液状ガスケットや板ガ
スケット等がへたりボルト9の締付力が緩むような危険
がなく、シール性能を長期にわたり良好に保持できる。
5が弾性に富みシール面の変形に対する追従性が高いの
で、オイルパン1の取付フランジ2の面やシリンダブロ
ック、ミッションケース等の取付部材8の取付面80に
熱等による変形を生じても、シール性が良好に保持さ
れ、油漏れを生じるおそれがない。更にオイルパンの取
付フランジを取付部材8に取付けるボルト9の締結部が
液状ガスケットや板ガスケット等を介在させない、金属
同士の接触であるから、介在する液状ガスケットや板ガ
スケット等がへたりボルト9の締付力が緩むような危険
がなく、シール性能を長期にわたり良好に保持できる。
【0011】
【実施例】本発明の詳細を実施例の図面に基づき以下に
説明する。図1は本発明の第一実施例のシール部を備え
たオイルパンの上面図であり、図2は図1のA−A線に
よる断面図である。図3は図1及び図2に示す第一実施
例のシール部を備えたオイルパンをエンジンのシリンダ
ブロックの下部に取付けた状態を示す断面図である。図
4は本発明の第二実施例についての図3と同様な断面図
である。図5は本発明の第三実施例についての図2と同
様な断面図であり、図6はその変形例についての同様な
断面図である。各図において同一符号は同一部分を示し
ている。
説明する。図1は本発明の第一実施例のシール部を備え
たオイルパンの上面図であり、図2は図1のA−A線に
よる断面図である。図3は図1及び図2に示す第一実施
例のシール部を備えたオイルパンをエンジンのシリンダ
ブロックの下部に取付けた状態を示す断面図である。図
4は本発明の第二実施例についての図3と同様な断面図
である。図5は本発明の第三実施例についての図2と同
様な断面図であり、図6はその変形例についての同様な
断面図である。各図において同一符号は同一部分を示し
ている。
【0012】図1乃至図3において、オイルパン1には
その上面の周縁をめぐる取付フランジ2が設けられてい
る。該取付フランジ2は複数個のボルト挿通孔3を備
え、また取付フランンジ2にはこれに沿って延長し、周
廻する有底溝4を備えている。この有底溝4は取付フラ
ンジ2をプレス成形するときに同時に形成できる。ま
た、コーナー部以外の部分も図示のように直線状に延長
する必要はなく、適宜に曲折、カーブしてもよい。6は
オイルパンの側壁であり、7は底壁である。有底溝4に
は紐状のゴム弾性シール材5が装入装着される。ゴム弾
性シール材5は例えばNBR、シリコンゴム、アクリル
ゴム、フッ素ゴム等よりなり、長尺の紐状体を溝4の長
さに合わせてカットし、カット面同士を突き合わせリン
グ状として溝4に挿入し装着する。
その上面の周縁をめぐる取付フランジ2が設けられてい
る。該取付フランジ2は複数個のボルト挿通孔3を備
え、また取付フランンジ2にはこれに沿って延長し、周
廻する有底溝4を備えている。この有底溝4は取付フラ
ンジ2をプレス成形するときに同時に形成できる。ま
た、コーナー部以外の部分も図示のように直線状に延長
する必要はなく、適宜に曲折、カーブしてもよい。6は
オイルパンの側壁であり、7は底壁である。有底溝4に
は紐状のゴム弾性シール材5が装入装着される。ゴム弾
性シール材5は例えばNBR、シリコンゴム、アクリル
ゴム、フッ素ゴム等よりなり、長尺の紐状体を溝4の長
さに合わせてカットし、カット面同士を突き合わせリン
グ状として溝4に挿入し装着する。
【0013】このとき、ゴム弾性シール材5はオイルパ
ンの取付フランジ2の上面20よりも僅かに食み出して
おり、図3に示すように、ゴム弾性シール材5を装着し
たオイルパンをシリンダブロック、ミッションケース等
の取付部材8の下部にボルト9により組み付けたときに
取付部材の取付面80により適度に圧縮され、オイルパ
ン1と取付部材8との接合部、すなわち、オイルパン1
の取付フランジの上面20と取付部材8の取付面80と
の間を密封する。なお、ゴム弾性シール材5を有底溝4
に装着したとき、ゴム弾性シール材はその弾力により確
実に溝4に固定されるが、オイルパンの運搬、取扱時に
ゴム弾性シール材5が溝4から脱落することに対する安
全性を更に高めるために、ゴム弾性シール材5を装着す
る際に予め溝部4に接着材を点付けしておいてもよい。
なお、図3におけるoはオイルパン内のオイルを示して
いる。
ンの取付フランジ2の上面20よりも僅かに食み出して
おり、図3に示すように、ゴム弾性シール材5を装着し
たオイルパンをシリンダブロック、ミッションケース等
の取付部材8の下部にボルト9により組み付けたときに
取付部材の取付面80により適度に圧縮され、オイルパ
ン1と取付部材8との接合部、すなわち、オイルパン1
の取付フランジの上面20と取付部材8の取付面80と
の間を密封する。なお、ゴム弾性シール材5を有底溝4
に装着したとき、ゴム弾性シール材はその弾力により確
実に溝4に固定されるが、オイルパンの運搬、取扱時に
ゴム弾性シール材5が溝4から脱落することに対する安
全性を更に高めるために、ゴム弾性シール材5を装着す
る際に予め溝部4に接着材を点付けしておいてもよい。
なお、図3におけるoはオイルパン内のオイルを示して
いる。
【0014】図4に示す第二実施例においては、オイル
パン1の取付フランジ2が段部23により取付面21と
該取付面21よりも僅かに下方に位置するシール用面2
2とに区分され、取付面21には複数個のボルト挿通孔
3を設け、下方位置のシール用面22には取付フランジ
2に沿って延長し周廻する有底溝4を設けている。該溝
4に紐状のゴム弾性シール材5を装着する。これ以外の
点は、取付部材8への組み付けをも含めて前記の第一実
施例の場合と同様である。
パン1の取付フランジ2が段部23により取付面21と
該取付面21よりも僅かに下方に位置するシール用面2
2とに区分され、取付面21には複数個のボルト挿通孔
3を設け、下方位置のシール用面22には取付フランジ
2に沿って延長し周廻する有底溝4を設けている。該溝
4に紐状のゴム弾性シール材5を装着する。これ以外の
点は、取付部材8への組み付けをも含めて前記の第一実
施例の場合と同様である。
【0015】上記した、第二実施例の場合においては、
シール用面22が取付面21よりも下方に位置するよう
に形成されているので、オイルパン1を取付部材に取付
けるとき、シール用面がボルト締結に対して障害となる
ことがなく、強固にボルト締結でき、またボルト締結部
が確実に金属同士の接触となり、ボルトが緩むことがな
い。
シール用面22が取付面21よりも下方に位置するよう
に形成されているので、オイルパン1を取付部材に取付
けるとき、シール用面がボルト締結に対して障害となる
ことがなく、強固にボルト締結でき、またボルト締結部
が確実に金属同士の接触となり、ボルトが緩むことがな
い。
【0016】図5に示す第三実施例においては、取付フ
ランジ2が第二実施例の場合と同様に段部23によりボ
ルト挿通孔3を備えた取付面21とこれよりも下方に位
置するシール用面22とに区分されている。ただし、シ
ール用面22には有底溝4を設けず、シール用面22に
直接に断面半円形の紐状のゴム弾性シール材5を取付フ
ランジに沿って周廻するように接着材により固着してい
る。
ランジ2が第二実施例の場合と同様に段部23によりボ
ルト挿通孔3を備えた取付面21とこれよりも下方に位
置するシール用面22とに区分されている。ただし、シ
ール用面22には有底溝4を設けず、シール用面22に
直接に断面半円形の紐状のゴム弾性シール材5を取付フ
ランジに沿って周廻するように接着材により固着してい
る。
【0017】図6に示す第三実施例の変形例において
は、シール用面22に凹部24が設けられ、断面ほぼ半
円形のゴム弾性シール材5が凹部24を充填しかつこれ
を覆うように固着されている。この場合、図5に示した
ものよりもゴム弾性シール材5の固着が強固であり、ま
た溝の深さ分だけ圧縮代が大きくなるので追従性及び耐
圧壊性が向上する。
は、シール用面22に凹部24が設けられ、断面ほぼ半
円形のゴム弾性シール材5が凹部24を充填しかつこれ
を覆うように固着されている。この場合、図5に示した
ものよりもゴム弾性シール材5の固着が強固であり、ま
た溝の深さ分だけ圧縮代が大きくなるので追従性及び耐
圧壊性が向上する。
【0018】前記説明した第一実施例及び第二実施例に
おいては、有底溝4に装着する紐状のゴム弾性シール材
の断面形状は円形のみを示したが、勿論これに限られる
ものではなく、例えば図7の(イ)〜(ヘ)に示す種々
の断面形状のゴム弾性シール材もそれぞれ有利に用いる
ことができる。図7の(イ)及び(ロ)に示す断面形状
のゴム弾性シール材は有底溝4に装着したときの保持性
が向上し、溝4から脱落する危険が少ない。図7の
(ハ)に示す断面形状のゴム弾性シール材は取付部材8
に組み付けたときに複数のシールラインを形成し、シー
ル性が向上する。
おいては、有底溝4に装着する紐状のゴム弾性シール材
の断面形状は円形のみを示したが、勿論これに限られる
ものではなく、例えば図7の(イ)〜(ヘ)に示す種々
の断面形状のゴム弾性シール材もそれぞれ有利に用いる
ことができる。図7の(イ)及び(ロ)に示す断面形状
のゴム弾性シール材は有底溝4に装着したときの保持性
が向上し、溝4から脱落する危険が少ない。図7の
(ハ)に示す断面形状のゴム弾性シール材は取付部材8
に組み付けたときに複数のシールラインを形成し、シー
ル性が向上する。
【0019】図7の(ニ)に示すものはゴム弾性シール
材の上下の方向性を容易に識別できるように上下の一方
の側に凹みを設けたもので、ゴム弾性シール材を有底溝
4に装着するときの作業性を向上させる。図7の(ホ)
に示すものは中心に中空部51を有する中空円形断面の
ゴム弾性シール材で、有底溝4の加工精度不足等により
ゴム弾性シール材の圧縮代が局部的に大きい所があって
も、ゴム弾性シール材が圧壊するおそれがないという利
点がある。図7にはワイヤー等の芯材52入りのゴム弾
性シール材を示している。
材の上下の方向性を容易に識別できるように上下の一方
の側に凹みを設けたもので、ゴム弾性シール材を有底溝
4に装着するときの作業性を向上させる。図7の(ホ)
に示すものは中心に中空部51を有する中空円形断面の
ゴム弾性シール材で、有底溝4の加工精度不足等により
ゴム弾性シール材の圧縮代が局部的に大きい所があって
も、ゴム弾性シール材が圧壊するおそれがないという利
点がある。図7にはワイヤー等の芯材52入りのゴム弾
性シール材を示している。
【0020】
【発明の効果】本発明によるオイルパンのシール部は上
記説明したとおりの構成を有し、かつ上記した通りに作
用するので、シール面すなわち取付部材の取付面やオイ
ルパンの取付フランジの面の変形に対する追従性が高
く、シール性が良好であり、またボルト締結部がメタル
接触であるから、ガスケットのへたりによるボルトの緩
みがなく、シール性能を長く良好に維持できる。そして
ゴム弾性シール材がオイルパンと一体化されているため
に、従来の液体ガスケットや板ガスケットの場合に往々
にして発生する塗布忘れや組み付け忘れが発生する危険
がない。
記説明したとおりの構成を有し、かつ上記した通りに作
用するので、シール面すなわち取付部材の取付面やオイ
ルパンの取付フランジの面の変形に対する追従性が高
く、シール性が良好であり、またボルト締結部がメタル
接触であるから、ガスケットのへたりによるボルトの緩
みがなく、シール性能を長く良好に維持できる。そして
ゴム弾性シール材がオイルパンと一体化されているため
に、従来の液体ガスケットや板ガスケットの場合に往々
にして発生する塗布忘れや組み付け忘れが発生する危険
がない。
【0021】また、本発明のオイルパンのシール部によ
れば、前述のように、自動車メーカーにおける作業性が
向上し、コストを低減できるだけでなく、NBR等の安
価なゴムを使用する場合は従来の板ガスケットに較べ材
料費を低減できる。従来の液状ガスケットにおけるよう
なディスペンサー設備等の高価な設備も必要としない。
更に、本発明の第一実施例、第二実施例のように、ゴム
弾性シール材を有底溝に装着する場合には、補修時のシ
ール面の清掃が容易である利点がある。
れば、前述のように、自動車メーカーにおける作業性が
向上し、コストを低減できるだけでなく、NBR等の安
価なゴムを使用する場合は従来の板ガスケットに較べ材
料費を低減できる。従来の液状ガスケットにおけるよう
なディスペンサー設備等の高価な設備も必要としない。
更に、本発明の第一実施例、第二実施例のように、ゴム
弾性シール材を有底溝に装着する場合には、補修時のシ
ール面の清掃が容易である利点がある。
【図1】本発明の第一実施例のシール部を備えたオイル
パンの上面図である。
パンの上面図である。
【図2】図1のA−A線による断面図である。
【図3】本発明の第一実施例のシール部を備えたオイル
パンをエンジンのシリンダブロックの下部に取り付けた
状態を示す断面図である。
パンをエンジンのシリンダブロックの下部に取り付けた
状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第二実施例についての図3と同様な断
面図である。
面図である。
【図5】本発明の第三実施例についての図2と同様な断
面図である。
面図である。
【図6】第三実施例の変形例についての同様な断面図で
ある。
ある。
【図7】(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)及び
(ヘ)は、夫々、本発明における紐状のゴム弾性シール
材の横断面形状を示す。
(ヘ)は、夫々、本発明における紐状のゴム弾性シール
材の横断面形状を示す。
1 オイルパン 2 取付フランジ 3 ボルト挿通孔 4 有底溝 5 ゴム弾性シール材 8 取付部材 9 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川中 輝明 神奈川県大和市深見西1丁目5番2号 日 本ラインツ株式会社内 (72)発明者 岸 文男 神奈川県大和市深見西1丁目5番2号 日 本ラインツ株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 オイルパンの上面の周縁に設けられた取
付フランジに、該フランジに沿って周廻する有底溝を形
成し、該溝に紐状のゴム弾性シール材を装着し、オイル
パンをシリンダブロック、ミッションケース等の取付部
材に取付たときに、上記ゴム弾性シール材が圧縮され、
取付部材とオイルパンとの接合部を密封するようになし
たことを特徴とするオイルパンのシール部。 - 【請求項2】 請求項1記載のオイルパンのシール部に
おいて、有底溝が、取付ボルト孔を備えた取付面よりも
下方に位置するシール用面に形成されていることを特徴
とするオイルパンのシール部。 - 【請求項3】 オイルパンの上面の周縁に設けられた取
付フランジに、ボルト孔を備えた取付面とこれよりも下
方に位置するシール用面とを形成し、取付フランジに沿
って周廻する紐状のゴム弾性シール材を上記シール用面
に固着し、オイルパンをシリンダブロック、ミッション
ケース等の取付部材に取付けたときに、上記ゴム弾性シ
ール材が圧縮され、取付部材とオイルパンとの接合部を
密封するようになしたことを特徴とするオイルパンのシ
ール部。 - 【請求項4】 請求項3記載のオイルパンのシール部に
おいて、シール用面にオイルパンの周縁を周廻するよう
に凹部が形成され、紐状のゴム弾性シール材が上記凹部
を充填しかつこれを覆うように固着されていることを特
徴とするオイルパンのシール部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25138394A JPH0893919A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | オイルパンのシール部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25138394A JPH0893919A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | オイルパンのシール部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0893919A true JPH0893919A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=17222024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25138394A Pending JPH0893919A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | オイルパンのシール部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0893919A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008281110A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Nok Corp | 密封構造 |
| DE102008062681A1 (de) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Elringklinger Ag | Muldenförmiges Blechformteil, insbesondere Ölwanne |
| CN113719612A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-11-30 | 岚图汽车科技有限公司 | 一种发动机油底壳密封结构、发动机及汽车 |
| CN117405861A (zh) * | 2023-12-15 | 2024-01-16 | 逸文环境发展有限公司 | 用于土壤重金属墒情修复的土壤检测装置 |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP25138394A patent/JPH0893919A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008281110A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Nok Corp | 密封構造 |
| WO2008140031A1 (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Nok Corporation | 密封構造 |
| GB2461483A (en) * | 2007-05-10 | 2010-01-06 | Nok Corp | Sealing Structure |
| GB2461483B (en) * | 2007-05-10 | 2011-09-14 | Nok Corp | Sealing Structure |
| US8783694B2 (en) | 2007-05-10 | 2014-07-22 | Nok Corporation | Sealing structure |
| DE102008062681A1 (de) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Elringklinger Ag | Muldenförmiges Blechformteil, insbesondere Ölwanne |
| CN113719612A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-11-30 | 岚图汽车科技有限公司 | 一种发动机油底壳密封结构、发动机及汽车 |
| CN117405861A (zh) * | 2023-12-15 | 2024-01-16 | 逸文环境发展有限公司 | 用于土壤重金属墒情修复的土壤检测装置 |
| CN117405861B (zh) * | 2023-12-15 | 2024-03-08 | 逸文环境发展有限公司 | 用于土壤重金属墒情修复的土壤检测装置 |
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