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JPH0880028A - 電磁式物品搬送機構及び電磁式カーテン - Google Patents

電磁式物品搬送機構及び電磁式カーテン

Info

Publication number
JPH0880028A
JPH0880028A JP23949294A JP23949294A JPH0880028A JP H0880028 A JPH0880028 A JP H0880028A JP 23949294 A JP23949294 A JP 23949294A JP 23949294 A JP23949294 A JP 23949294A JP H0880028 A JPH0880028 A JP H0880028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
electromagnetic
guide
guide yoke
movable coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23949294A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Hasegawa
文昭 長谷川
Hideki Toda
英樹 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP23949294A priority Critical patent/JPH0880028A/ja
Publication of JPH0880028A publication Critical patent/JPH0880028A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
  • Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立が容易であり、小型のものでも充分な駆
動力を有し、しかも機構が単純で安価な電磁式物品搬送
機構を提供する。 【構成】 電磁式物品搬送機構1は、長尺状のガイドヨ
ーク2に可動コイル6が挿入され、これに直流電流Iが
通電される。一方、ガイドヨーク2に対向するカウンタ
ヨーク3には、そのガイドヨーク2に面する側がN又は
Sのいずれかに2極着磁され、かつ希土類−鉄−ホウ素
系ボンド磁石で構成される永久磁石部材5が固着され
て、カウンタヨーク3からガイドヨーク2に向かう方
向、あるいはその逆方向の磁束Bを発生させる。この磁
束Bと可動コイル6を流れる直流電流Iとの相互作用に
基づく電磁力Fにより、可動コイル6はガイドヨーク2
の長手方向に沿ってスライド駆動され、これに結合され
たカーテン等の物品が搬送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁的な駆動力により
物品を所定の経路に沿って搬送する電磁式物品搬送機
構、及びその電磁式搬送機構を利用してカーテンの開閉
を行う電磁式カーテンに関する。
【0002】
【従来の技術】物品を所定経路に沿って搬送するための
電磁式物品搬送機構としては、図19に示すようなリニ
アモータを利用する搬送機構100がよく知られてい
る。これは、長尺ヨーク101の片面に、複数のフェラ
イト磁石103が隣接して配置され、これと対向する別
の長尺ヨーク102との間に、物品が取り付けられる可
動コイル104が配置されたものである。フェライト磁
石103は、その厚さ方向に、かつ隣接するもの同士が
互いに逆向きに着磁されており、ヨーク101と102
との間において方向が交互に反転する磁束Bを形成す
る。一方、可動コイル104には、フレミングの左手の
法則に基づく電磁力Fが常に一方向に作用するように、
各磁束Bの方向に対応して順次方向の変化する電流が供
給される。これにより、可動コイル104がヨーク10
1及び102の間に形成される経路に沿って駆動され、
これに取り付けられたドアやカーテン等の物品が搬送
(スライド)される。コイル104を流れる電流の方向
変化は、直流電流の極性をブラシ機構等で反転させた
り、交流電流を用いることにより行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図19に示した従来の
搬送機構100においては、着磁方向の異なる多数の磁
石をヨーク101に固着する必要があり、組立が面倒で
あった。また、磁力の比較的小さいフェライト磁石が使
用されていたため、磁石重量を大きくしないと充分な駆
動力が確保されず、機構が大型・重量化する問題があっ
た。さらに、直流電流を用いる場合にはブラシ機構等の
電流反転機構が、交流電流を用いる場合には搬送速度調
整のためのインバータ制御機構等が必要となり、構成が
複雑化してコスト高となるので、自動車用や家庭用等に
は不向きであった。
【0004】本発明の課題は、組立が容易であり、小型
のものでも充分な駆動力を有し、しかも機構が単純で安
価な電磁式物品搬送機構と、これを利用した電磁式カー
テンを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電磁式物品
搬送機構は、磁性材で長尺状に構成されるガイドヨー
ク、同じく磁性材で長尺状に構成されてガイドヨークの
長手方向と対向する少なくとも1以上のカウンタヨー
ク、磁性材で構成されてガイドヨークとカウンタヨーク
をその少なくとも一方の端部側において互いに連結する
端部ヨーク、カウンタヨークのガイドヨークに面する側
に固着される永久磁石部材、及びガイドヨークに挿入さ
れる可動コイルを含む。
【0006】永久磁石部材はボンド磁石により長尺状に
形成され、カウンタヨークの表面に長手方向に沿って固
着されるとともに、そのガイドヨークに面する側がN又
はSのいずれかの極性を有するように2極着磁される。
また、可動コイルはガイドヨークの外側に挿入され、搬
送されるべき物品が直接又は間接的に結合されるととも
に、直流電流が通電されて永久磁石部材による磁束とそ
の直流電流との相互作用に基づく電磁力により、そのガ
イドヨークの長手方向に沿ってスライド駆動され、物品
をそのスライド方向に搬送する。
【0007】永久磁石部材は、希土類−鉄−ホウ素系ボ
ンド磁石を使用することができ、特に希土類−鉄−ホウ
素系ボンド磁石粉末が樹脂バインダとともに押出し成形
されたものを使用することができる。また、ガイドヨー
ク、カウンタヨーク及び端部ヨークは、永久磁石部材及
び可動コイルから発生する磁束の磁路を形成するので、
保磁力が小さく透磁率の高い、いわゆる軟磁性材料で構
成することが望ましい。そして、これらヨーク及び永久
磁石部材の具体的な構成態様として、ガイドヨークを長
尺平板状に形成し、カウンタヨークをその板面がガイド
ヨークの板面に対向する長尺平板状に形成し、永久磁石
部材を押出し形成により長尺平板状に形成し、その板面
の一方をカウンタヨークのガイドヨークに面する板面に
接着する構成を例示することができる。
【0008】本発明の電磁式物品搬送機構は、ガイドヨ
ークに対向して長尺状に設けられ、そのガイドヨークに
対向する表面の長手方向に正負の各金属条部が形成され
る電流供給部材と、可動コイルの巻線の両端に設けられ
てそれぞれの端部が電流供給部材の各金属条部と対向し
てこれと接触し、その金属条部からの直流電流を可動コ
イルに供給する接触端子部とを含むものとすることがで
きる。接触端子部は、上記金属条部との接触部を弾性部
材で構成することができる。
【0009】本発明に係る電磁式カーテンは、上記構成
の電磁式物品搬送機構と、その物品搬送機構のガイドヨ
ーク部材に対し、その長手方向に沿ってスライド可能に
設けられた複数のカーテン保持部材と、そのカーテン保
持部材及び可動コイルによりその上端部が保持されて、
可動コイルのガイドヨークに沿ったスライド運動に伴
い、カーテン保持部材とともにスライドするカーテン
と、スイッチ機構とを備える。スイッチ機構は、可動コ
イルに直流電流が正逆いずれかの方向に供給されるオン
状態と、可動コイルに直流電流が供給されないオフ状態
とを切り換えるものとされる。
【0010】
【発明の作用及び効果】本発明の電磁式物品搬送機構
は、長尺状のガイドヨークに可動コイルが挿入され、こ
れに直流電流が通電される一方、カウンタヨークには、
ガイドヨークに面する側がN又はSのいずれかに2極着
磁された永久磁石部材が固着されて、カウンタヨークか
らガイドヨークに向かう方向、あるいはその逆方向の磁
束を発生させる。これにより、可動コイルを流れる直流
電流と上記磁束の相互作用に基づく電磁力、すなわちフ
レミングの左手の法則に基づく力により、可動コイルは
ガイドヨークの長手方向に沿ってスライド駆動され、こ
れに結合された物品が搬送される。
【0011】ここで、磁石部材はボンド磁石により長尺
状に形成されるので、従来の搬送機構のようにヨークに
多数の小磁石を固着する必要がなくなり、組立が容易に
なる。さらに、可動コイルの移動方向(すなわち物品の
搬送方向)を反転させない限り、コイルを流れる直流電
流の方向は一定であり、ブラシ機構等の電流反転機構が
不要となるので、搬送機構の構成が単純で安価なものと
なる。また、永久磁石部材を希土類−鉄−ホウ素系ボン
ド磁石により構成することにより、小型あるいは薄板状
の磁石部材でも充分な強さの磁束を発生させることがで
きるので、搬送機構全体を小型・軽量化することができ
る。また、押出し成形を用いることにより、高性能の長
尺形状の磁石部材を容易に得ることができる。
【0012】次に、ガイドヨークに対向する表面の長手
方向に正負の各金属条部が形成される電流供給部材と、
その金属条部と接触する接触端子部が可動コイルの巻線
の両端に設けられた構成によれば、直流電流は電流供給
部材を介して可動コイルに供給されるので、電流を供給
するためのリード線をコイルから引き出す必要がなくな
り、配線が邪魔にならず見栄えもよくなる。そして、接
触端子部を弾性部材で構成することにより、端子部と電
流供給部材との接触不良等が起こりにくくなる。
【0013】本発明の電磁式物品搬送機構を使用した電
磁式カーテンは、カーテンレール部に相当する部分が本
発明の物品搬送機構により小型・軽量化されるので、自
動車用ないし家庭用に好適である。そして、可動コイル
に直流電流が正逆いずれかの方向に供給されるオン状態
と、可動コイルに直流電流が供給されないオフ状態とを
切り換えるスイッチ機構を備えることにより、カーテン
の開閉及び任意の位置での停止を容易に行うことができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明のいくつかの実施例を図面に基
づいて説明する。 (実施例1)図1は、本発明に係る電磁式物品搬送機構
を概念的に示すものである。電磁式物品搬送機構(以
下、単に搬送機構という)1は、長尺状に構成されるガ
イドヨーク2、ガイドヨーク2の長手方向と対向するカ
ウンタヨーク3、ガイドヨーク2とカウンタヨーク3を
その両端で連結する端部ヨーク4、カウンタヨーク3の
ガイドヨーク2に面する側に固着される永久磁石部材
5、及びガイドヨーク2に挿入される可動コイル6等を
備える。
【0015】永久磁石部材5は、希土類−鉄−ホウ素系
ボンド磁石で長尺状に構成され、ガイドヨーク2に面す
る側がN又はSのいずれかの極性を有するように2極着
磁されて、カウンタヨーク3からガイドヨーク2に向か
う方向、又はその逆方向の磁束Bを形成する。一方、可
動コイル6の巻線の両端には中継ケーブル7を介して電
池、自動車用バッテリ等の直流電源9が接続され、可動
コイル6に所定の電圧の直流電流が供給されるようにな
っている。また、ケーブル7の中間には、電流のオン・
オフ及び極性反転のためのスイッチ機構8が設けられて
いる。
【0016】永久磁石部材5は、ネオジム、鉄及びホウ
素を主成分とする急冷ボンド磁石粉末を樹脂バインダと
混合後、例えば押出成形ないし射出成形することにより
製造されるものである。押出成形法により磁石部材5を
製造する場合、上記磁石粉末の平均粒度は150μm程
度とされ、樹脂バインダは磁石全体に対し6〜10重量
%の範囲で混合される。樹脂バインダには熱可塑性樹脂
が用いられ、特にナイロン樹脂、ポリエチレン樹脂等が
好適に使用される。押出条件は磁石寸法によって異なる
が、例えば押出時の圧力が500〜1000kgf/c
2とされ、上記押出し成形時の磁石粉末と樹脂バイン
ダの混合物の温度は100〜250℃とされる。
【0017】上記方法により得られる永久磁石部材5の
磁気特性及び形状は、搬送機構1の寸法と出力に応じて
適宜設定されるが、例えば残留磁束密度の範囲が5〜7
kG程度、保磁力の範囲がbHc:3〜6kOe、かつ
iHc:8〜13kOe程度とされ、最大エネルギー積
((BH)max)は6〜10MGOeの範囲となるよ
うに設定される。
【0018】ガイドヨーク2、カウンタヨーク3及び端
部ヨーク4は軟磁性材料で構成することが望ましく、軟
鉄、硅素鋼、パーマロイ等の鉄系高透磁率材料、さらに
はMn−Znフェライト等のソフトフェライトなどを使
用することができる。
【0019】図2に示すように、直流電源9(図1)よ
り直流電流Iを矢印の方向に通電すると可動コイル6に
は、巻線の向きに対応して紙面後方から前方へ向かう方
向、又はその逆方向に電流Iが流れる。一方、カウンタ
ヨーク3からガイドヨーク2へ向かう方向(あるいはそ
の逆方向)には、永久磁石部材5により磁束Bが形成さ
れている。この磁束Bと電流Iの作用によってコイル6
には、ガイドヨーク2の長手方向に沿ってフレミングの
左手の法則に基づく力Fが働き、この力Fが駆動力とな
って、可動コイル6はガイドヨーク2に沿ってスライド
運動する。そして、この可動コイル6の下側にカーテン
やドア等の物品を取り付けておけば、可動コイル6のス
ライド運動に伴ってそれら物品もスライド駆動させられ
ることとなる(カーテンを駆動させる構成については、
実施例2で詳しく説明する)。ここで、スイッチ機構8
(図1)により電流Iの通電方向を反転させると、図中
破線の矢印で示すように、力Fの向きも反転し、コイル
6及び物品の搬送方向も反転する。そして、電流Iの通
電を停止すると、それに対応してコイル6及び物品の移
動も停止する。
【0020】図2に示すように、ガイドヨーク2、カウ
ンタヨーク3及び端部ヨーク4を透磁率の高い材料で構
成した場合、これらヨークはコイル6の両側において磁
束Bに対する磁気回路Cを形成するので、磁束Bの回路
外への漏洩が防止され、電流Iの駆動力Fへの変換効率
を高めることができる。この場合、端部ヨーク4の一方
を省略したり、図3に示すように、非磁性部材10で置
き換えることもできる。
【0021】搬送機構1は、ドアやカーテンを駆動させ
る以外に、図4に示すように、玩具11を駆動させるの
に用いたり、図5に示すようにコイル6にトレイ12を
取り付け、このトレイ12に物品13を載せて搬送する
のに用いることもできる。なお、図5において、60は
コイル6とガイドヨーク2との間の摩擦を低減するため
のベアリングである。また、搬送機構1は、シャッター
やブラインド等の開閉に用いることもできる。
【0022】カウンタヨーク3及び磁石部材5は、図6
に示すようにガイドヨーク2の両側に一組ずつ計2組設
けたり、図7に示すように、ガイドヨーク2を取り囲む
ように3組ないしそれ以上設けることもできる。この場
合、各永久磁石部材5は、それぞれの磁束Bによる力F
がコイル6に対して同一方向に作用するように、ガイド
ヨーク2に面する側の磁極が同じ種類になるように配置
される。また、ガイドヨーク2、カウンタヨーク3、永
久磁石部材5及び可動コイル6の断面形状は矩形のもの
に限らず、例えば図8に示すように、円形断面のガイド
ヨーク2に円形のコイル6を挿入し、カウンタヨーク3
及び永久磁石部材5をこれに対応した断面形状に形成す
ることができる。
【0023】次に、可動コイル6の搬送経路を形成する
ガイドヨーク2、カウンタヨーク3及び永久磁石部材5
は直線状のものに限らず、図9に示すように曲線状に形
成することもできる。また、図10に示すように、途中
に屈曲部Rを設けてL字状に形成したり、図11に示す
ようにU字状に形成したり、また、図12に示すように
複数の屈曲部Rを設けて、さらに複雑な形状に形成する
ことも可能である。このように、ガイドヨーク2及びカ
ウンタヨーク3を各種形状に形成することにより、コイ
ル6を複雑な経路に沿って駆動することが可能となる。
【0024】ガイドヨーク2とカウンタヨーク3は、必
ずしもそれらに挟まれる空隙部が上下方向に開放するよ
うに配置される必要はなく、例えば図7に示すように、
横方向に開放するように配置してもよい。この場合、物
品はコイル6の側方に取り付けられてスライドさせられ
ることとなる。例えば、図12に示す形状のものを用い
る場合、両端の直線部分Hを水平方向のスライド経路と
し、中間の直線部分Pを高さ方向のスライド経路とし
て、コイル6を立体的な経路に沿って駆動させることも
可能となる。換言すれば、コイル6による物品の搬送は
同一平面内の搬送に限らず、上下方向に伸びる経路や、
水平方向と上下方向が結合された経路に沿った搬送も可
能となり、例えば曲面や段付面を覆う各種のブラインド
ないしシャッター等の開閉や、階の異なる部屋同士のレ
ターの搬送等にも適用できるようになる。
【0025】永久磁石部材5の着磁については、図13
に示すように、部材5の板面全面を均一に着磁すること
が望ましい。ここで、希土類−鉄−ホウ素系ボンド磁石
を充分に着磁するためには10〜30kOe程度の大き
な着磁磁界が必要であり、全面を一度に着磁しようとす
ると大出力の着磁用パルス磁界発生装置等が必要となる
ので、例えば部材5の長手方向に沿って小面積の着磁を
繰り返して、最終的に全体が着磁されるようにすればよ
い。この場合、図14に示すように、長手方向に沿って
並ぶ着磁領域14の間に狭い未着磁領域15が存在して
いてもよい。
【0026】なお、可動コイル6への電流の供給は、前
記中継ケーブル7に替えて、次の実施例2で用いる金属
条部22及びこれに当接・スライドする接触端子部25
(例えば図17を参照)を用いることもできる。
【0027】(実施例2)図15は、本発明の物品搬送
機構を用いた電磁式カーテンの一例を示すものである。
電磁式カーテン16は、例えば自動車室内において、窓
Wの上方壁面20に搬送機構17を取り付け、その下側
にカーテン18を吊り下げて窓Wを覆うようにしたもの
である。搬送機構17は、それぞれ長尺状に形成されて
横方向に配置されるカウンタヨーク3、その板面に固着
される永久磁石部材5、ガイドヨーク2、電流供給部材
19が、壁面に遠い側からこの順序で互いにほぼ平行に
配置され、それらの両端部が端部ヨーク4によって連結
されている。そして、電流供給部材19あるいは端部ヨ
ーク4を壁面20に対して、絶縁材を介してビス止め、
フック機構、接着等により固定することにより、搬送機
構17全体が壁面20に対して固定される。また、搬送
機構17は、下側を除いてカバー21で覆われている。
【0028】ガイドヨーク2には可動コイル6が挿入さ
れるとともに、可動コイル6に対して一方の側に、複数
のカーテン保持部材26が挿入され、可動コイル6及び
これら保持部材26の下部に設けられたフック部27に
対し、吊下金具28を介してカーテン18の上端部が取
り付けられている。
【0029】次に、電流供給部材19はガイドヨーク2
に対向して長尺状に設けられ、その本体がプラスチック
やセラミックス等の絶縁体で構成されるとともに、図1
6(a)、(b)に示すように、そのガイドヨーク2に
対向する表面の長手方向には、銅又は銅合金、あるいは
銅−黒鉛系の焼結集電材料等で構成される正負の各金属
条部22が形成されている。そして、金属条部22には
配線23、24が取り付けられ、図17(a)に示すよ
うに、スイッチ機構8を介してバッテリ等の直流電源9
に接続されている。
【0030】また、図17(a)に示すように、可動コ
イル6の巻線の両端には接触端子部25が設けられ、そ
れぞれの端部が電流供給部材19の各金属条部22と対
向してこれと接触し、この接触状態を維持しながらコイ
ル6とともにガイドヨーク2に沿ってスライドするよう
になっている。図17(b)に示すように、接触端子部
25の接触部25aは、例えば冷間加工銅、ベリリウム
銅、ばね鋼等の金属弾性材料の板部材を曲げることによ
り、鉤状断面又はU字状断面を有するものとされ、金属
条部22に押し付けられて弾性変形し、その弾性復帰力
により金属条部22との良好な接触状態を維持するもの
とされている。また、図17(a)に示すように、接触
部25aは、その板幅方向が金属条部22の幅方向に一
致するように配置される。ここで、図18に示すよう
に、ばね部材25cを介して接触部25aを端子基端部
25bに支持させ、そのばね部材25cにより、接触部
25aを金属条部22に対して付勢する構成としてもよ
い。
【0031】次に、図17に示すように、スイッチ機構
8は、例えば壁面20等に取り付けられるベース29
と、そのベース29に設けられた凹所29a内で左右に
回転可能に支持される操作部材30とを有する。ベース
29の凹所29aの底部には、接点端子42、43及び
44、41が設けられて、それぞれ電流供給部材19か
らの配線23及び直流電源9からの配線24が接続され
ている。また、操作部材30の裏面には接点端子51〜
54が設けられ、端子51と53及び52と54がそれ
ぞれ結線37及び38により互いに接続されている。こ
こで、操作部材30の外周面及び凹所29aの内周面に
は、操作部材30の左右両側への回転限度を規定するス
トッパ部39及び40がそれぞれ形成されている。ま
た、操作部材30の左右のストッパ部39は、それぞれ
ばね部材45によって凹所29aの内周面と連結されて
おり、操作部材30は、これらばね部材45の弾性力の
バランスにより中立位置に保持されるようになってい
る。
【0032】図17において破線で示すように、ばね部
材45の弾性力に抗しながらスイッチ機構8の操作部材
30を、ストッパ39がストッパ40に当たる位置まで
右方向(時計方向)に回転させると、操作部材30側の
接点端子51〜54が、ベース29側の端子41〜44
にそれぞれ重なり合って接触し、配線23及び24が結
線37及び38を介して接続されてオン状態となる。こ
れにより、直流電源9からの直流電流Iが、電流供給部
材19の金属条部22を介して可動コイル6に供給さ
れ、可動コイル6がガイドヨーク2に対してスライドし
てカーテン18を駆動する。ここで、操作部材30を上
記と逆方向に回転させると、接点端子51〜54はベー
ス29側の端子42、43、44、41とそれぞれ重な
り、電流Iの向きは上記とは逆となって、コイル6及び
カーテン18のスライド方向も反転する。そして、操作
部材30の回転のための付勢を解除すると、操作部材3
0はばね部材45の弾性復帰により中立位置へ戻り、接
点端子51〜54及び41〜44の接触状態が解除され
てオフ状態となり、コイル6及びカーテン18のスライ
ドが停止する。
【0033】なお、本実施例は、カーテンの他にバーチ
カルブラインドにもそのまま適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁式物品搬送機構の一例を概念的に
示す斜視図。
【図2】図1の平面図。
【図3】端部ヨークの一方を非磁性部材で置き換えた例
を示す平面図。
【図4】本発明の電磁式物品搬送機構による物品搬送の
例を示す図。
【図5】本発明の電磁式物品搬送機構による物品搬送の
別の例を示す図。
【図6】カウンタヨーク及び永久磁石部材を2組設けた
例を示す平面図。
【図7】カウンタヨーク及び永久磁石部材を3組設けた
例を示す断面図。
【図8】円形断面を有するガイドヨークと可動コイルを
用いた例を示す断面図。
【図9】ガイドヨーク及びカウンタヨークを曲線状に形
成した例を示す斜視図。
【図10】ガイドヨーク及びカウンタヨークに屈曲部を
形成した例を示す平面図。
【図11】ガイドヨーク及びカウンタヨークをU字形状
に形成した例を示す平面図。
【図12】ガイドヨーク及びカウンタヨークに複数の屈
曲部を形成した例を示す平面図。
【図13】永久磁石部材の板面を全面均一に着磁した状
態を示す斜視図。
【図14】永久磁石部材の板面に部分的に未着磁領域が
形成された状態を示す斜視図。
【図15】本発明の電磁式カーテンの一例を示す斜視
図。
【図16】電流供給部材の例を示す図。
【図17】図15のA−A断面図。
【図18】接触端子部の変形例を示す断面図。
【図19】従来の電磁式物品搬送機構の例を示す斜視
図。
【符号の説明】
1、17 電磁式物品搬送機構 2 ガイドヨーク 3 カウンタヨーク 4 端部ヨーク 5 永久磁石部材 6 可動コイル 8 スイッチ機構 9 直流電源 I 電流 B 磁束 F 力 11、13 物品 16 電磁式カーテン 18 カーテン 19 電流供給部材 22 金属条部 25 接触端子部 25a 接触部(弾性部材) 25c ばね部材(弾性部材) 26 カーテン保持部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材で長尺状に構成されるガイドヨー
    クと、 磁性材で長尺状に構成され、前記ガイドヨークの長手方
    向に沿ってこれと対向する少なくとも1以上のカウンタ
    ヨークと、 磁性材で構成され、前記ガイドヨークと前記カウンタヨ
    ークをその少なくとも一方の端部側において互いに連結
    する端部ヨークと、 ボンド磁石により長尺状に形成され、前記カウンタヨー
    クの前記ガイドヨークに対向する表面に長手方向に沿っ
    て固着されるとともに、その前記ガイドヨークに面する
    側がN又はSのいずれかの極性を有するように2極着磁
    されてなる永久磁石部材と、 前記ガイドヨークの外側に挿入され、搬送されるべき物
    品が直接又は間接的に結合されるとともに、直流電流が
    通電されて前記永久磁石部材による磁束とその直流電流
    との相互作用に基づく電磁力により、該ガイドヨークの
    長手方向に沿ってスライド駆動され、前記物品をそのス
    ライド方向に搬送する可動コイルと、 を含むことを特徴とする電磁式物品搬送機構。
  2. 【請求項2】 前記永久磁石部材は、希土類−鉄−ホウ
    素系ボンド磁石粉末が樹脂バインダとともに押出成形さ
    れたものである請求項1記載の電磁式物品搬送機構。
  3. 【請求項3】 前記ガイドヨークは長尺平板状に形成さ
    れ、前記カウンタヨークはその板面が前記ガイドヨーク
    の板面に対向する長尺平板状に形成されるとともに、前
    記永久磁石部材は押出成形により長尺平板状に形成さ
    れ、その板面の一方が前記カウンタヨークの前記ガイド
    ヨークに面する板面に接着されるものである請求項2記
    載の電磁式物品搬送機構。
  4. 【請求項4】 前記ガイドヨークに対向して長尺状に設
    けられ、そのガイドヨークに対向する表面の長手方向に
    正負の各金属条部が形成される電流供給部材と、 前記可動コイルの巻線の両端に設けられてそれぞれの端
    部が前記電流供給部材の各金属条部と対向してこれと接
    触し、その金属条部からの直流電流を前記可動コイルに
    供給する接触端子部と、 を含む請求項1ないし3のいずれかに記載の電磁式物品
    搬送機構。
  5. 【請求項5】 前記接触端子部は、前記金属条部との接
    触部が弾性部材で構成される請求項4記載の電磁式物品
    搬送機構。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5に記載の電磁式物品搬
    送機構と、 その物品搬送機構の前記ガイドヨークに対し、その長手
    方向に沿ってスライド可能に設けられた複数のカーテン
    保持部材と、 そのカーテン保持部材及び前記可動コイルによりその上
    端部が保持されて、前記可動コイルの前記ガイドヨーク
    に沿ったスライド運動に伴い、前記カーテン保持部材と
    ともにスライドするカーテンと、 前記可動コイルに前記直流電流が正逆いずれかの方向に
    供給されるオン状態と、前記可動コイルに前記直流電流
    が供給されないオフ状態とを切り換えるスイッチ機構
    と、 を備えたことを特徴とする電磁式カーテン。
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