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JPH0873425A - フッ素化ビタミンd誘導体および製造方法 - Google Patents

フッ素化ビタミンd誘導体および製造方法

Info

Publication number
JPH0873425A
JPH0873425A JP6234277A JP23427794A JPH0873425A JP H0873425 A JPH0873425 A JP H0873425A JP 6234277 A JP6234277 A JP 6234277A JP 23427794 A JP23427794 A JP 23427794A JP H0873425 A JPH0873425 A JP H0873425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
formula
general formula
compound represented
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6234277A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Takayama
浩明 高山
Katsuhiro Konno
勝弘 紺野
Fumihiro Kondo
文博 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Oil and Fats Co Ltd filed Critical Nippon Oil and Fats Co Ltd
Priority to JP6234277A priority Critical patent/JPH0873425A/ja
Publication of JPH0873425A publication Critical patent/JPH0873425A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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  • Steroid Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 骨量改善作用を有するフッ素化ビタミンD誘
導体[24,24−ジフルオロ−1α−ヒドロキシビタ
ミンD3 ]及びその製法並びに該誘導体の合成中間体及
びそれらの製法を提供する。 【構成】 公知のエチル−24,24−ジフルオロ−1
α,3β−ジ置換オキシ−5α,8α−(3,5−ジオ
キソ−4−置換−1,2,4−トリアゾリジン−1,2
−ジイル)−23−ヒドロキシホモコール−6−エン−
25−オエートから出発して、種々の中間体を経て式1
の24,24−ジフルオロ−1α−ヒドロキシビタミン
3 を製造する方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なフッ素化ビタミ
ンD誘導体およびその製造方法に関する。また、本発明
は、前記ビタミンD誘導体を製造するための種々の合成
中間体とその製造方法にも関する。本発明の新規なビタ
ミンD誘導体は生体内カルシウム調節作用及び腫瘍細胞
の分化誘導作用があるので有用である。
【0002】
【従来の技術】1α−ヒドロキシビタミンD3 及び1
α,25−ジヒドロキシビタミンD3 は高い生理作用を
示す活性型ビタミンD3 であり、腎不全性くる病、骨粗
鬆症、骨軟化症の治療薬として利用されている。また最
近では乾癬症の治療、抗ガン剤としての適用も試みられ
ている。さらに、フッ素を持つビタミンD3 も高い活性
を示すことが知られており、これまでにフッ素化ビタミ
ンD3 誘導体として以下のものが知られている。化学式
(VII)
【0003】
【化7】
【0004】で表わされる26,26,26,27,2
7,27−ヘキサフルオロ−1α,25−ジヒドロキシ
ビタミンD3 [Chem.Pharm.Bull.、
、4297(1982)]及び化学式(VIII)
【0005】
【化8】
【0006】で表わされる24,24−ジフルオロ−1
α,25−ジヒドロキシビタミンD3[Chem.Ph
arm.Bull.、27、3196(1979)]な
ど。しかしながら、これらの化合物は過剰に摂取する
と、その強力な生理活性のために高カルシウム血症等の
副作用を引き起こす欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、現在、活
性型ビタミンD3 と同程度、又はそれ以上の骨量改善作
用を有し、かつ副作用及び毒性のより低い活性型ビタミ
ンD誘導体の合成研究が盛んに行われている。本発明者
等も化学式(VIII)で表わされるフッ素化ビタミン
D化合物を合成し、それが従来の活性型ビタミンD誘導
体と比較して副作用が少なくかつ優れた骨量改善作用を
有することを確認している。そしてその類縁体も同様な
作用を有することが期待できるものの、その25位の水
酸基が水素に置換された化合物、すなわち化学式(I)
【0008】
【化9】
【0009】で表わされる1α−ヒドロキシ−24,2
4−ジフルオロビタミンD3 はその合成の困難性及び複
雑性から従来知られていない。
【0010】したがって、本発明の目的は、骨量改善作
用を有する化学式(I)で表わされるフッ素化ビタミン
D誘導体[24,24−ジフルオロ−1α−ヒドロキシ
ビタミンD3 (I)]、及びその合成中間体を提供する
ことにある。また本発明の別の目的は、24,24−ジ
フルオロ−1α−ヒドロキシビタミンD3 (I)を効率
よく製造する方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、フ
ッ素化ビタミンD誘導体とその製造方法に関する。さら
に詳しくは化学式(I)
【0012】
【化10】
【0013】で表わされる24,24−ジフルオロ−1
α−ヒドロキシビタミンD3 、及びその合成中間体であ
る化学式(II)
【0014】
【化11】
【0015】で表わされる化合物、一般式(III)
【0016】
【化12】
【0017】(式中、R3 はアルキル基又はアリール基
を示す)で表わされる化合物、一般式(IV)
【0018】
【化13】
【0019】(式中、R1 及びR2 は同一でも異なって
いてもよく、それぞれアルキルシリル基、アリールシリ
ル基、アセトキシ基、テトラヒドロピラニル基、テトラ
ヒドロフラニル基、メトキシメチル基又はエトキシエチ
ル基を示し、R3 は先に定義した通りであり、またR4
及びR5 は同一でも異なっていてもよく、それぞれアル
キルオキサリル基を示す)で表わされる化合物及び一般
式(V)
【0020】
【化14】
【0021】(式中、R1 、R2 及びR3 は先に定義し
た通りである)で表わされる化合物に関する。また、本
発明は、一般式(VI)
【0022】
【化15】
【0023】(式中、R1 、R2 及びR3 は先に定義し
た通りである)で表わされるプロビタミンD誘導体より
出発して、一般式(V)の化合物、一般式(IV)の化合
物、一般式(III)の化合物及び化学式(II)の化合物を
経由して化学式(I)のフッ素化ビタミンD誘導体を製
造する方法に関する。
【0024】本発明を総括して示すと下記の通りであ
る。本発明の化学式(I)で表わされる24,24−ジ
フルオロ−1α−ヒドロキシビタミンD3 は下記の反応
工程1〜5を経て得ることができる。
【0025】本発明において、有機溶媒とは、アルコー
ル系溶媒、エーテル系溶媒、非プロトン性溶媒、ハロゲ
ン系溶媒、脂肪族炭化水素溶媒及び芳香族炭化水素溶媒
を指す。アルコール系溶媒は、例えばメタノール、エタ
ノール等であり、エーテル系溶媒は、例えばエチルエー
テルのような脂肪族エーテル、テトラヒドロフランのよ
うな複素環式エーテル等である。
【0026】また非プロトン性極性溶媒は、例えばジメ
チルスルホキシド(DMSO)、アセトン、アセトニト
リル等であり、ハロゲン系溶媒は、例えば塩化メチレ
ン、クロロホルム等である。さらに、脂肪族炭化水素溶
媒は、例えばペンタン、ヘキサン等であり、芳香族炭化
水素溶媒は、例えばベンゼン、トルエン等である。ま
た、本発明において、反応は不活性ガス雰囲気下、好ま
しくはアルゴン雰囲気下で行うことが好ましい。また全
ての反応工程において、反応混合物からの中間体又は化
学式(I)のフッ素化ビタミンD誘導体の単離は、通常
用いられる精製手段、例えば抽出カラムクロマトグラフ
ィー、再結晶、プレパラティブTLC、高速液体クロマ
トグラフィー等により行われる。
【0027】反応工程1:一般式(V)で表わされる化
合物を製造するにあたり、有機溶媒中、一般式(VI)で
表わされるエチル−24,24−ジフルオロ−1α,3
β−ジ置換オキシ−5α,8α−(3,5−ジオキソ−
4−置換−1,2,4−トリアゾリジン−1,2−ジイ
ル)−23−ヒドロキシホモコール−6−エン−25−
オエートとメチル金属化合物とを反応させることを特徴
とする一般式(V)の化合物の製造工程である。ここで
メチル金属化合物は、例えばメチルマグネシウムハライ
ド(グリニヤー試薬)、メチルリチウム等である。
【0028】反応工程2:一般式(IV)で表わされる化
合物を製造するにあたり、有機溶媒中、前記反応工程1
に記載の一般式(V)で表わされる化合物を、アミンの
存在下アルキルオキサリルクロリドと反応させることを
特徴とする一般式(IV)の化合物の製造工程である。こ
こで、アミンは、例えばトリエチルアミン、ピリジン、
4−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメチルアミノ
ピリジン、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕7−
ウンデセン等である。アルキルオキサリルクロリドは、
好ましくはメチルオキサリルクロリドである。
【0029】反応工程3:一般式(III)で表わされる化
合物を製造するにあたり、有機溶媒中、前記反応工程2
に記載の一般式(IV)で表わされる化合物を、ラジカル
発生剤の存在下水素化有機スズ化合物と加熱して反応さ
せて水酸基を除去し、さらに有機溶媒中、有機酸又は無
機酸によって脱保護することを特徴とする化学式(III)
の化合物の製造工程である。ここで、ラジカル発生剤
は、例えば2,2′−アゾビス(イソブチルニトリル)
(AIBN)、過酸化ベンゾイル等であり、水素化有機
スズ化合物は、例えばトリアルキルスズヒドリド又はト
リアリールスズヒドリド等である。また、有機酸又は無
機酸は、例えばp−トルエンスルホン酸又はカンファー
−10−スルホン酸、塩酸等である。
【0030】反応工程4:化学式(II)で表わされる化
合物を製造するにあたり、有機溶媒中、前記反応工程3
に記載の一般式(III)で表わされる化合物をアルカリ金
属塩類又は水素化アルミニウム錯体類と加熱して反応さ
せることを特徴とする化学式(II)の化合物の製造工程
である。ここで、アルカリ金属塩類は、例えばNaHC
3 、K2CO3 等であり、また水素化アルミニウム錯
体類は、例えば水素化リチウムアルミニウム、水素化ジ
イソブチルアルミニウム等である。
【0031】反応工程5:化学式(I)で表わされる化
合物を製造するにあたり、有機溶媒中、前記反応工程4
に記載の化学式(II)で表わされる化合物を光照射して
開環し、さらに有機溶媒中で加熱して異性化させること
を特徴とする化学式(I)の化合物の製造工程である。
ここで、光照射は高圧水銀灯、中圧水銀灯、低圧水銀灯
などを光源として用いて行う。
【0032】以下に、本発明における各反応工程の詳細
な説明を記述する。
【0033】反応工程1において、一般式(VI)で表わ
されるプロビタミンD誘導体から一般式(V)で表わさ
れる化合物を製造する工程は、エーテル系溶媒中、原料
である一般式(VI)の化合物をメチル金属化合物(例え
ばメチルマグネシウムハライド、メチルリチウム等)と
反応させることから成る。ここで、メチル金属化合物は
一般式(VI)で表わされる化合物に対して2〜10モル
当量、好ましくは6〜8.5モル当量である。また反応温
度は−78℃〜50℃、好ましくは0℃〜室温であり、
反応時間は30分間〜4時間、好ましくは1時間〜3時
間である。なお、原料の一般式(VI)で表わされる化合
物は公知の方法で得ることができる[Chem.Pha
rm.Bull.、40、1120(1992)]。
【0034】反応工程2において、一般式(V)で表わ
される化合物から一般式(IV)で表わされる化合物を製
造する工程は、ハロゲン系溶媒、好ましくは塩化メチレ
ン中、一般式(V)で表わされる化合物をアミン(例え
ばトリエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピ
リジン等)の存在下にアルキルオキサリルクロリド、好
ましくはメチルオキサリルクロリドまたはエチルオキサ
クロリドと反応させることから成る。ここで、アミンは
一般式(V)で表わされる化合物に対して5〜15モル
当量、好ましくは8〜12モル当量であり、またメチル
オキサリルクロリドまたはエチルオキサクロリドは一般
式(V)で表わされる化合物に対して2〜10モル当
量、好ましくは4〜8モル当量である。反応温度は−5
0℃〜50℃、好ましくは−10℃〜室温であり、反応
時間は10分間〜2時間、好ましくは30分間〜1時間
である。
【0035】反応工程3において、一般式(IV)で表わ
される化合物から一般式(III)で表わされる化合物を製
造する工程は、芳香族炭化水素溶媒、好ましくはトルエ
ン中、一般式(IV)で表わされる化合物をラジカル発生
剤[例えば2,2′−アゾビス(イソブチルニトリル)
(AIBN)、過酸化ベンゾイル等]の存在下、水素化
有機スズ化合物(例えばトリアルキルスズヒドリド又は
トリアリールスズヒドリド等)と反応させ、23位及び
25位の水酸基を還元させることから成る。ここで、ラ
ジカル発生剤は一般式(IV)で表わされる化合物に対し
て2〜8モル当量、好ましくは4〜6モル当量である。
また反応温度は70℃〜150℃、好ましくは80℃〜
110℃であり、反応時間は10分間〜2時間、好まし
くは20分間〜60分間である。水酸基の還元後、反応
生成物をアルコール系溶媒、好ましくはメタノールと、
ハロゲン系溶媒、好ましくはクロロホルムの2:1乃至
1:1混合溶媒中、有機酸あるいは無機酸[例えばp−
トルエンスルホン酸又はカンファー−10−スルホン
酸、塩酸等]の存在下に反応させ1α、3β位の保護基
を脱離する。ここで、有機酸あるいは無機酸は一般式
(IV)で表わされる化合物に対し1〜5モル当量、好ま
しくは2〜4モル当量である。また反応温度は0℃〜5
0℃、好ましくは10℃〜室温であり、反応時間は5時
間〜48時間、好ましくは8時間〜24時間である。
【0036】反応工程4において、一般式(III)で表わ
される化合物から化学式(II)で表わされる化合物を製
造する工程は、非プロトン性極性溶媒、好ましくはジメ
チルスルホキシド(DMSO)中、一般式(III)で表わ
される化合物をアルカリ金属塩類(例えばNaHC
3 、K2 CO3 等)、又は水素化アルミニウム錯体類
[例えば水素化リチウムアルミニウム(LiAl
4 )、水素化ジイソブチルアルミニウム等]と反応さ
せ、ジエン保護基を脱離することから成る。ここで、ア
ルカリ金属塩類又は水素化アルミニウム錯体類は一般式
(III)で表わされる化合物に対し5〜20モル当量、好
ましくは10〜15モル当量である。反応温度は70℃
〜150℃、好ましくは80〜110℃であり、反応時
間は5時間〜48時間、好ましくは8時間〜24時間で
ある。
【0037】反応工程5において、化学式(II)で表わ
される化合物から化学式(I)で表わされる化合物を製
造する工程は、エーテル系溶媒、好ましくはエチルエー
テル中、化学式(II)で表わされる化合物を、好ましく
は氷冷下に例えば高圧水銀灯による光照射を行って開環
することから成る。反応時間は3分間〜20分間、好ま
しくは5分間〜10分間である。引き続いてアルコール
系溶媒、好ましくはエタノール中、加熱して異性化させ
る。反応温度は60℃〜100℃、好ましくは75℃〜
90℃であり、反応時間は30分間〜120分間、好ま
しくは40分間〜80分間である。
【0038】以上のようにして化学式(I)で表わされ
る24,24−ジフルオロ−1α−ヒドロキシビタミン
3 が得られる。
【0039】本発明の一般式(VI)で表わされる化合物
から出発して、化学式(I)で表わされる24,24−
ジフルオロ−1α−ヒドロキシビタミンD3 を得るまで
の合成経路を次のスキームに示す。
【0040】
【化16】
【0041】また、本発明の新規フッ素化ビタミンD3
は骨粗鬆症の治療薬として用いた場合、副作用がなく、
かつこれまで知られている活性型ビタミンD誘導体と比
較して、より高い骨量改善作用が期待される。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、新規な
ビタミンD誘導体である24,24−ジフルオロ−1α
−ヒドロキシビタミンD3 、及びその中間体を比較的簡
素で効率よく製造することができる。
【0043】次に実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。ただし、本発明はこれらの実施例のみに限
定されるものではない。
【0044】
【実施例】
(1) 1α,3β−ジ(t−ブチルジメチルシリルオ
キシ)−24,24−ジフルオロ−5α,8α−(4−
フェニル−3,5−ジオキソ−1,2,4−トリアゾリ
ジン−1,2−ジイル)コレスタ−6−エン−23,2
5−ジオール(V)の製造:
【0045】アルゴン雰囲気下、1α,3β−ジ(t−
ブチルジメチルシリルオキシ)−24,24−ジフルオ
ロ−5α,8α−(4−フェニル−3,5−ジオキソ−
1,2,4−トリアゾリジン−1,2−ジイル)コレス
タ−6−エン−24−カルボン酸エチル(VI)63mg
(0.071mmol)を乾燥エチルエーテル4mlに溶
かし、氷浴下でメチルマグネシウムブロミド(Et2
中3M)0.2ml(0.60mmol、8.5eq.)をゆ
っくり加えた。0℃で30分間攪拌し、氷浴を外し、室
温でさらに2時間攪拌した。水を入れて急冷し、エーテ
ルで抽出し、そして有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。残留物
をカラムクロマトグラフィーで精製し、41mg(収率
67%)の一般式(V)の化合物を得た。
【0046】1H−NMR(CDCl3 /TMS):δ
(ppm) 0.06(s,3H),0.88(s,3H),0.
09(s,3H),0.13(s,3H),0.82(s,3
H),0.88(s,9H),0.89(s,9H),0.92
(s,3H),1.07(d,J=6.7Hz,3H),1.8
8(ddd,J=2.4,3.0,10.1Hz,1H),1.
95−2.12(m,5H),2.43(dd,J=6.4,
12.2Hz,1H),2.45−2.59(m,2H),2.
92−2.97(m,1H),3.08−3.16(m,1
H),3.23(dd,J=5.0,13.7Hz,1H),
3.84(t,J=2.5Hz,1H),4.11(dq,J
=5.0,10.1Hz,1H),4.77(tt,J=5.
5,11.0Hz,1H),4.8(s,1H),6.21
(d,J=8.3Hz,1H),6.37(d,J=8.3H
z,1H),7.24−7.47(m,5H) IR(neat,cm-1): 3368,1748,1
686,1401 LR−MS: m/z 696(M−PTAD),63
9(M−PTAD−tBu),564(M−PTAD−
TBDMSOH),507(M−PTAD−TBDMS
OH−tBu) HR−MS: m/z(M−PTAD)C39704
2 2 として 理論値 696.4780 実測値 696.4778
【0047】(2) 1α,3β−ジ(t−ブチルジメ
チルシリルオキシ)−24,24−ジフルオロ−23,
25−ジ(メチルオキサリルオキシ)−5α,8α−
(4−フェニル−3,5−ジオキソ−1,2,4−トリ
アゾリジン−1,2−ジイル)コレスタ−6−エン−2
3,25−ジオール(IV)の製造:
【0048】アルゴン雰囲気下、1α,3β−ジ(t−
ブチルジメチルシリルオキシ)−24,24−ジフルオ
ロ−5α,8α−(4−フェニル−3,5−ジオキソ−
1,2,4−トリアゾリジン−1,2−ジイル)コレス
タ−6−エン−23,25−ジオール(V)70.3mg
(0.0348mmol)及び4−ジメチルアミノピリジ
ン(DMAP)43.6mg(0.357mmol、10e
q.)に乾燥塩化メチレン2mlを加えて溶かし、メチ
ルオキサリルクロリド20μl(0.217mmol、6
eq.)を加え、室温で30分間攪拌した。水で急冷
し、エーテルで抽出し、そして有機層を飽和硫酸銅水溶
液、水、飽和食塩水で順に洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた粗生成物をカ
ラムクロマトグラフィーで精製し、18.1mg(収率5
0%)の一般式(IV)の化合物を得た。
【0049】1H−NMR(CDCl3 /TMS):δ
(ppm) 3.84(s,3H),3.91(s,3H)
【0050】(3) 24,24−ジフルオロ−5α,
8α−(4−フェニル−3,5−ジオキソ−1,2,4
−トリアゾリジン−1,2−ジイル)コレスタ−6−エ
ン−1α,3β−ジオール(III)の製造:
【0051】1α,3β−ジ(t−ブチルジメチルシリ
ルオキシ)−24,24−ジフルオロ−23,25−ジ
(メチルオキサリルオキシ)−5α,8α−(4−フェ
ニル−3,5−ジオキソ−1,2,4−トリアゾリジン
−1,2−ジイル)コレスタ−6−エン−23,25−
ジオール(IV)18.1mg(0.0173mmol)を乾
燥トルエン2.5mlに溶かし、2,2′−アゾビス(イ
ソブチロニトリル)(AIBN)2.8mg(0.017m
mol、1eq.)及びトリブチルスズヒドリド19.0
μl(0.0706mmol、4eq.)を加えた。そし
てアルゴン置換し、110℃の油浴で30分間加熱し
た。水を入れて急冷し、エーテルで抽出し、そして有機
層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し
た。残留物をカラムクロマトグラフィーで精製し、7.2
mgの油状物を得た。これをさらにクロロホルム−メタ
ノール1:1の混合溶媒2mlに溶かし、カンファース
ルホン酸を触媒量加え、室温で一晩攪拌した。水を入れ
て急冷し、エチルエーテルで抽出し、そして有機層を洗
浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し
た。残留物をプレパラティブTLCで精製し、3.1mg
(収率28%)の一般式(III)の化合物を得た。
【0052】 [α]D =−33.6°(c1.00,CHCl3 1 H−NMR(CD3 OD/TMS):δ(ppm)
0.94(s,3H),1.02(s,3H),1.03(d,J
=6.6Hz,3H),1.04(d,J=6.6Hz,3
H),2.61(dd,J=5.3,12.7Hz,1H),
2.76(dd,J=7.0,12.7Hz,1H),3.06
(dd,J=5.7,14.1Hz,1H),3.90(t,
J=1.0Hz,1H),4.77(dd,J=5.8,11.
7Hz,1H),6.47(d,J=8.4Hz,1H),
6.55(d,J=8.4Hz,1H),7.36−7.52
(m,5H) IR(neat,cm-1): 3420,1744,1
682,1412 LR−MS: m/z 436(M−PTAD),41
8(M−PTAD−H2O),400(M−PTAD−
2H2 O) HR−MS:m/z(M−PTAD)C27422 2
として 理論値 436.3152 実測値 436.3159
【0053】(4) 24,24−ジフルオロコレスタ
−5,7−ジエン−1α,3β−ジオール(II)の製
造:
【0054】24,24−ジフルオロ−5α,8α−
(4−フェニル−3,5−ジオキソ−1,2,4−トリ
アゾリジン−1,2−ジイル)コレスタ−6−エン−1
α,3β−ジオール(III)20mg(0.032mmo
l)をジメチルスルホキシド3mlに溶かし、炭酸カリ
ウム52.2mg(0.378mmol、12eq.)を加
えた。アルゴン雰囲気下、110℃に加熱し、一晩攪拌
した。水を入れて急冷し、酢酸エチルで抽出し、そして
有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去した。残留物をプレパラティブT
LCで精製し、14mg(収率98%)の一般式(II)
の化合物を得た。
【0055】 [α]D =−53.3°(c1.00,CHCl3 ) UV(EtOH):λmax 262nm(sh),270n
m(ε6100),281nm(10500),292
nm(9600)1 H−NMR(CDCl3 /TMS):δ(ppm)
0.64(s,3H),0.95(s,3H),0.96(d,J
=6.7Hz,3H),1.009(d,J=7.0Hz,3
H),1.011(d,J=7.0Hz,3H),3.77
(bs,1H),4.07(ddd,J=4.6,11.3,
16.2Hz,1H),5.39(quin,J=2.4H
z,1H),5.74(dd,J=3.4,5.5Hz,1
H) IR(neat,cm-1): 3407,1462,1
379 LR−MS: m/z 436(M+ ),418(M−
2 O),400(M−2H2 O) HR−MS:m/z(M+ )C27422 2 として 理論値 436.3153 実測値 436.3153
【0056】(5) 24,24−ジフルオロ−1α−
ヒドロキシビタミンD3 (I)の製造:
【0057】24,24−ジフルオロコレスタ−5,7
−ジエン−1α,3β−ジオール(II)10mg(0.0
2mmol)を乾燥エチルエーテル100mlに溶か
し、パイレックス製光反応装置に入れた。アルゴン雰囲
気下に、0℃でバイコールフィルターを付けた高圧水銀
ランプ(200W)で6分間光照射した。溶媒を減圧留
去した後、エタノール100mlを加え、85℃で1時
間加熱した。常温に戻した後、溶媒を減圧留去し、粗生
成物を得た。得られた粗生成物を塩化メチレンに溶か
し、高速液体クロマトグラフィー(Lichrosor
b、4x250mm、8%i−PrOH−CH2
2 )で精製して、2.7mg(収率27%)の一般式
(I)の化合物を得た。
【0058】 [α]D =+75.6°(c0.15,CHCl3 ) UV(EtOH):λmax 265nm1 H−NMR(CDCl3 /TMS):δ(ppm)
0.55(s,3H),0.94(d,J=6.4Hz,3
H),1.00(d,J=7.0Hz,3H),4.20−4.
25(m,1H),4.43(dd,J=4.6,7.6H
z,1H),5.00(s,1H),5.33(t,J=1.7
Hz,1H),6.02(d,J=11.5Hz,1H),
6.38(d,J=11.5Hz,1H) IR(neat,cm-1): 3422,1645,1
456 LR−MS: m/z 436(M+ ),418(M−
2 O),400(M−2H2 O),152,134 HR−MS:m/z(M+ )C27422 2 として 理論値 436.3153 実測値 436.3159

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学式(I) 【化1】 で表わされる24,24−ジフルオロ−1α−ヒドロキ
    シビタミンD3
  2. 【請求項2】 化学式(II) 【化2】 で表わされる24,24−ジフルオロコレスタ−5,7
    −ジエン−1α,3β−ジオール。
  3. 【請求項3】 一般式(III) 【化3】 (式中、R3 はアルキル基又はアリール基を示す)で表
    わされる24,24−ジフルオロ−5α,8α−(3,
    5−ジオキソ−4−置換−1,2,4−トリアゾリジン
    −1,2−ジイル)コレスタ−6−エン−1α,3β−
    ジオール。
  4. 【請求項4】 一般式(IV) 【化4】 (式中、R1 及びR2 は同一でも異なっていてもよく、
    それぞれアルキルシリル基、アリールシリル基、アセト
    キシ基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニ
    ル基、メトキシメチル基又はエトキシエチル基を示し、
    3 はアルキル基又はアリール基を示し、またR4 及び
    5 は同一でも異なっていてもよく、それぞれアルキル
    オキサリル基を示す)で表わされる1α,3β−ジ置換
    オキシ−23,25−ジ置換アルキルオキサリル−2
    4,24−ジフルオロ−5α,8α−(3,5−ジオキ
    ソ−4−置換−1,2,4−トリアゾリジン−1,2−
    ジイル)コレスタ−6−エン。
  5. 【請求項5】 一般式(V) 【化5】 (式中、R1 及びR2 は同一でも異なっていてもよく、
    それぞれアルキルシリル基、アリールシリル基、アセト
    キシ基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニ
    ル基、メトキシメチル基又はエトキシエチル基を示し、
    3 はアルキル基又はアリール基を示す)で表わされる
    1α,3β−ジ置換オキシ−24,24−ジフルオロ−
    5α,8α−(3,5−ジオキソ−4−置換−1,2,
    4−トリアゾリジン−1,2−ジイル)コレスタ−6−
    エン−23,25−ジオール。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の化学式(I)で表わされ
    る化合物を製造するにあたり、有機溶媒中、請求項2記
    載の化学式(II)で表わされる化合物を光照射して開環
    し、さらに有機溶媒中で加熱して異性化させることを特
    徴とする化学式(I)の化合物の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の化学式(II)で表わされ
    る化合物を製造するにあたり、有機溶媒中、請求項3記
    載の一般式(III)で表わされる化合物をアルカリ金属塩
    類又は水素化アルミニウム錯体類と加熱して反応させる
    ことを特徴とする化学式(II)の化合物の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項3記載の一般式(III)で表わされ
    る化合物を製造するにあたり、有機溶媒中、請求項4記
    載の一般式(IV)で表わされる化合物を、ラジカル発生
    剤の存在下水素化有機スズ化合物と加熱して反応させて
    水酸基を除去し、さらに有機溶媒中、有機酸又は無機酸
    によって脱保護することを特徴とする化学式(III)の化
    合物の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項4記載の一般式(IV)で表わされ
    る化合物を製造するにあたり、有機溶媒中、請求項5記
    載の一般式(V)で表わされる化合物を、アミンの存在
    下アルキルオキサリルクロリドと反応させることを特徴
    とする一般式(IV)の化合物の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項5記載の一般式(V)で表わさ
    れる化合物を製造するにあたり、有機溶媒中、一般式
    (VI) 【化6】 (式中、R1 及びR2 は同一でも異なっていてもよく、
    それぞれアルキルシリル基、アリールシリル基、アセト
    キシ基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニ
    ル基、メトキシメチル基又はエトキシエチル基を示し、
    3 はアルキル基又はアリール基を示す)で表わされる
    1α,3β−ジ置換オキシ−24,24−ジフルオロ−
    5α,8α−(3,5−ジオキソ−4−置換−1,2,
    4−トリアゾリジン−1,2−ジイル)−23−ヒドロ
    キシコレスタ−6−エン−24−カルボン酸アルキルエ
    ステルとメチル金属化合物とを反応させることを特徴と
    する一般式(V)の化合物の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999062876A1 (en) * 1998-06-03 1999-12-09 Johns Hopkins University 24,24-difluorinated analogs of 1-alpha,25-dihydroxy vitamin d3

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WO1999062876A1 (en) * 1998-06-03 1999-12-09 Johns Hopkins University 24,24-difluorinated analogs of 1-alpha,25-dihydroxy vitamin d3

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