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JPH08500590A - 抗血管形成オリゴマー類 - Google Patents

抗血管形成オリゴマー類

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Publication number
JPH08500590A
JPH08500590A JP6506262A JP50626294A JPH08500590A JP H08500590 A JPH08500590 A JP H08500590A JP 6506262 A JP6506262 A JP 6506262A JP 50626294 A JP50626294 A JP 50626294A JP H08500590 A JPH08500590 A JP H08500590A
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JP
Japan
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group
formula
phenyl
oligomers
methylphenyl
Prior art date
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Pending
Application number
JP6506262A
Other languages
English (en)
Inventor
エス. ライト,ポール
ジェイ. ビトーニ,アラン
Original Assignee
メレルダウファ−マス−ティカルズ インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by メレルダウファ−マス−ティカルズ インコーポレイテッド filed Critical メレルダウファ−マス−ティカルズ インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 本発明のオリゴマーは、数平均分子量<10,000のポリウレア類及びポリアミド類である。これらのオリゴマは、水溶性で、予測できる陰イオン間隔の剛性骨格を有し、製薬上受入れられる。これらのオリゴマーは、脈管形成の抑制に有用であり、腫瘍及び転移の処置に使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 抗血管形成オリゴマー類 本発明は、脈管形成(血管形成)を抑制する或る種の陰イオン性オリゴマーの 用途に関する。これらの化合物は、例えばアテローム性動脈硬化症、腫瘍、及び 転移の処置に有用である。 脈管形成(血管形成:アンギオゲネシスangiogenesis)又は血管新生(neovas cularization)は、毛細血管として新しい血管が生じる過程である。この過程は 、或る種の有益な過程、例えば傷の治癒及び胎児発育で必要である。脈管形成は 、腫瘍の増殖や糖尿病性網膜症などの或る種の悪性の効果には、必須の前提条件 であるとも信じられている。血管形成の生じていない腫瘍は、典型的には直径が 数ミリ未満で、大きさが小さいままである。その腫痕の大きさは、一次充実性腫 瘍でも転移性腫瘍でも、栄養分が腫瘍中に拡散する能力により制限されている。 しかし、一旦脈管形成がされると、腫瘍は急速に成長出来、すぐに臨床的問題を 生じる。腫瘍は腫瘍脈管形成因子とよばれる物質を放出し、これが近くの内皮細 胞を剌激して毛細血管を生じることを示す証拠がある。従って、もし、腫瘍脈管 形成因子を放出する腫瘍細胞の能力が抑制出来れば、又はもし、一旦放出されて しまったその物質を有効でなくすることが出来れば、一次腫瘍及び転移 腫瘍が移植されること又は移植されたそれらが増殖することを防止出来、病気を 抑制出来る。 その他の悪い症状は、血管新生、例えば目の血管新生病、例えば水晶体後の線 維増殖、糖尿病性網膜症、新生血管緑内障と関連していることが知られている。 そのような症状、並びに腫瘍及び腫瘍の転移は、抗血管新生剤の投与で処置出来 得る。ヘパリンとヘパリンサルフェートは、これらの目的に有用であることが報 告されている。 出願人はある合成オリゴマーのクラスが抗脈管形成活性によって増殖作用を抑 制するという点でヘパリン様の作用することを発見した。従ってそのようなオリ ゴマーは脈管形成と関連する種々の病気及び症状の処置に有用である。発明のまとめ 本発明はそれぞれ式1a及び1bの陰イオン性ポリアミド及びポリウレアオリ ゴマー類の用途に関する。 式中、XとX3はそれぞれ独立に式 のフェニレン基又は式 のビフェニレン基のいずれかを表わし、但し式1aの化合物に於てXとX3の少 なくとも一つはビフェニレン部分でなければならないことを条件とし、X”は式 の基であり mは0又は1の整数であるが、但し式1bの化合物に於てmが0のときはRは 水素原子であることを条件とし、 X’はXとX3のフェニル又はビフェニル基の任意のものから選択されること が出来、 nは3〜50の整数であり、 Rは水素原子、C1〜C4アルキル基、フェニル基又は1〜2個の−SO32、 −CO22、−PO3(R22又は−OPO32から選択される置換基で置換さ れることもあり得、かつ1〜3個のクロロ、ブロモ又はC1〜C4アルキルから選 択される置換基で置換されることもあり得るフェニルであり、 R1は−SO32、−CO22、−PO3(R22又は−OPO32であり、 R2は水素原子又は製薬上受入れられる陽イオンを表わし、 R3は-R又はX”-NH2でありここでRとX”は前に定義した通りであり、 R6は、H2N-X”-NH-、R2O-、R-NH-、又はR-C(=O)-NH-X” -NH-であり、そして R7は、水素原子、R2O-C(=O)-X”-C(=O)-、R-C(=O)-又は RNH-C(=O)-X”-C(=O)-を表わす。発明の詳細な記載 本発明のオリゴマー類は数平均分子量Mn<10.000を有し、カルボニル結合部分 によって結合された繰返し単位を含んでいるポリアミド類及びポリウレア類であ り、そのオリゴマーは水性媒体中で陰イオン基の間の規則正しい間隔が存在する ように、陰イオン基と主として線状の構造とを有している。オリゴマーは好まし くはその骨格が線状であり、またそれらの塩型であり得る。特に好ましい塩は製 薬上受入れられる塩である。 「製薬上受入れられる陽イオン」という用語は、製薬用途に受入れられる陽イ オンを意味する。所望効果を達成するのに投与される適量に於て、実質的に毒性 でなく、有意義な薬理学的活性を独立に有しないもは、この用語「製薬上受入れ られる陽イオン」に含まれる。例示すると、これらの塩にはアルカリ金属、例え ばナトリウム及びカリウム、アルカリ土類金属、例えばカルシウム及びマグネシ ウム、アンモニウム、アルミニウムを含めた第IIIA族の軽金属、及び有機第1級 、第2級及び第3級アミン例えばトリエチルアミンを含めたトリアルキルアミ ン、プロカイン、ジベンジルアミン、N,N'-ジベンジルエチレンジアミン、ジヒ ドロアビエチルアミン、N-(C1〜C4)アルキルピペリジン及び任意の他の適当 なアミン類が含まれる。ナトリウム及びカリウム塩が好ましい。「製薬上受入れ られる」という用語は、温血動物、特に人に投与するのに適していることを意味 し、無毒であること、例えば製薬用途に適している意味を含み、温血動物に対し 毒性でないことを意味する。本発明のオリゴマーの製薬上受入れられる陽イオン は、慣用のイオン交換法により、又はRl酸を適当な塩基で処理することにより 、製造される。 本発明のオリゴマー類は低分子量の剛性骨格の水溶性重合体である。更にオリ ゴマーは規則正しい陰イオン間隔を有している。「順序正しい陰イオン間隔」又 は「規則正しい陰イオン基の間の間隔」というのは、陰イオン基(R1)が、使 用された出発物質試薬によって決められる間隔で、重合体の骨格中に存在し、そ して陰イオン基の出現が予測できる方法で制御されている事を意味する。 水性媒体中で「主として線状の結合構造(geometry)」という用語は、オリゴマ ーの溶液立体配置を指している。重合体分子の溶液立体配置の特性決定の分野に 於てよく知られた方法は、マークーホーウインク等式と呼ばれる次の式に基づく 。[「物理重合科学へのイントロダクシ ョン(Introduction to Physical Polymer Science)」L.H.スペルリング編、 ジョン ウィリーアンドサンズ出版(1985)81〜83頁] [η]=KMα 式中ηは固有粘度であり、Mは重量平均分子量であり、Kは鎖の結合の寸法に 関連する定数であり、αは重合体立体配置によって決定される定数である。ラン ダムコイル重合体に対する固有粘度(η)は、0.5<α<0.9であり、線状重合体 に対しては0.98≦α<1.8である。この式は溶液粘度「η」を分子量「M」に関 連させている。この発明については、線状重合体は0.9より大きいかそれに等し いα値を有するものと定義される。剛性棒状重合体については、理論的な上限は 1.8である。与えられた分子量に対し、ランダムコイルとして存在する重合体の 粘度と比較して、より高い溶液粘度が線状の立体配置を有する重合体から得られ る。追加的な考慮事項はα値が使用される溶媒の関数であることである。与えら れた水溶性重合体に対するαは、異なる塩濃度において異なり得る。この発明に ついては塩濃度は血清中に存在する水準と決める(およそ80g/リットルのNa Cl、4g/リットルのKCl)。 本明細書で、「オリゴマー」という用語は、nに対する全ての可能な値、例え ば3から50を包含している。オリゴマーは好ましくは線状で、nが3から50に等 しく、 好ましくは3から20、より好ましくは3から15に等しい。もちろんnの値は生じ るオリゴマーの分子量と比例している。これらのオリゴマーは、腎臓の分泌膜を 通過するに十分低分子であるが、脈管形成を抑制することが可能であることが必 須である。平均分子量は、試薬の化学量論に支配される。数平均分子量(Mn) <10,000、好ましくは数平均分子量(Mn)が約400から約10,000、もっと好ま しくは約1,000から約6,000である。 本発明の目的には、本明細書に記載したオリゴマーと生理学的に受入れられる その塩とは、均等と考えられる。生理学的に受入れられる塩とは、R1基の少な くとも一つの酸基と塩を形成する塩基との塩であって、そして本明細書に記載さ れる様に、投与された時に重大な悪い生理的な影響を生じることのない塩を指し ている。適当な塩基には例えばアルカリ金属及びアルカリ土類金属の水酸化物、 炭酸塩、及び重炭酸塩、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カル シウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸マグネシウムなど、アンモニア 、第1級、第2級及び第3級アミン類などが含まれる。 薬理学的及び・治療的な活性を有する化合物類の全ての一般式群について言え るように、幾つかの化合物類及び化合物類のサブクループ類が好ましい。式1a 及び1bの化合物類のうち、nが3〜18の整数である化合物が好ましく、nが 5〜15の化合物類がより好ましく、 nが整数5〜9である化合物が最も好ましい。式1a及び1bの化合物のうちR1 基が−SO32である化合物、特にR2基が製薬上受入れられる陽イオン、最も 好ましくはその陽イオンがナトリウム陽イオンであるのが好ましい。 また、好ましいのは、R6がR-C(=O)-NH-X”-NH-基であり、特にR が任意付加的に置換されることもあり得るフェニル基、最も特に好ましくはRが フェニル又は4−メチルフェニル基でありそしてX”が式 の一つである基であり、 X3がフェニレン基、特に式 のパラフェニレン基であり、 Xがビフェニレン基、特に式 の一つのビフェニレン基であり、 R7がR−C(=O)−基、特にRがフェニル基又は4-メチルフェニル基のも のであり、 nが3〜9の整数、特に5又は9の整数である、式1aのポリアミド化合物で ある。 また、Rが任意付加的に置換されていてもよいフェニル基、特にRがフェニル 基又は4−メチルフェニル基であり、mが整数1であり、X’が1又は2個の− SO32基で置換された、フェニル又はビフェニル基、特にR2がナトリウム陽 イオンの場合、そしてR3が任意付加的に置換されていてもよいフェニル基、特 にRがフェニル基又は4−メチルフェニル基である式1bのポリウレア化合物も 好ましい。 特に好ましいのはX’が次の式 の一つのフェニル又はビフェニル基である式1bの化合物、特にR2基がナトリ ウム陽イオンであるR1基が−SO32である化合物である。 最も好ましい化合物は、 R6が RC(=O)NHX”NH−であって、ここで Rがp-メチルフェニル、 X”が式 のビフェニル基で、 R1が−SO32であるもの、 特にR2がナトリウム陽イオンであるもの、 R7が C(=O)R基であってRがp-メチルフェニル、 X3が パラフェニレン基、 Xが 式 の基であって、 特にR1が−SO32基、特に R2がナトリウム陽イオンであるもの、 nが5又は6の整数である、式1aの化合物である。 オリゴマー類は1991年7月8日に出願され1992年1月22日に公開されたヨーロッ パ特許出願91111315.7中に記載される手順によって製造できる。 本発明の硫酸化オリゴマーが脈管形成の抑制剤として作用する能力は、ベース メントメンブレンプレパレーション上で培養される人臍静脈内皮細胞(HUVEC) がインビトロで急速に並び(ラインアップ)かつ毛細血管様の構造を形成する傾 向を抑制するその能力により実証できる。HUVECの分化、毛細血管形成は、細胞 がベースメントメンブレン成分に取付いたときにDNA合成が急速に落ち るので、増殖応答ではない。これらの成分はラミニン、IV型コラーゲン、エンタ クチン、ヘパリンサルフェートプロテオグリカンを含む。インビトロでの毛細血 管形成は、化合物が脈管形成を促進するか抑制するかの能力を予測する指標とし て使用されできた。本発明の代表的化合物は、市販のベースメントメンブレンプ レパレーション(マトリゲル)上でHUVECによる管形成を封鎖する能力についで 試験された(実施例2参照)。 投与されるべき式1aと1bの硫酸化オリゴマーの量は、用いられる特定の投 与単位、処置の期間、処置される患者の年令と性、処置される病気の性質と程度 、及び選ばれる特定の硫酸化オリゴマーの種類によって広く変化し得る。更に硫 酸化オリゴマーは、平滑筋細胞増殖と脈管形成により生じる病気及び症状と関連 する症状及び併発症を処置するのに有用であることが知られる平滑筋細胞増殖及 び脈管形成を抑制するのに有用な他の試薬と一緒に使用することが出来る。脈管 形成と平滑筋細胞抑制の有効量は一般に約15mg/kg〜500mg/kgであろう。単位投 与形は25〜500mgの硫酸化オリゴマーを含有することが出来、1日当り1又はそ れ以上の回数投与できる。硫酸化オリゴマー類は経口、非経口又は局所のいずれ かの慣用の投与単位形を使用して製薬上受入れられる担体と共に投与できる。 本明細書で「患者」という用語は人を含めた霊長類、 ヒツジ、ウマ、ウシ、ブタ、イヌ、ネコ、ラット及びマウスをなどの哺乳類を意 味する。 好ましい投与経路は経口投与である。経口投与には、硫酸化オリゴマーをカプ セル剤、丸薬、錠剤、トローチ剤、ロゼンジ剤、;容融剤、散剤、溶液、懸濁液 、又は乳濁液のような固体や液体の製剤に処方できる。固体単位適量形式は、通 常の硬殻又は軟殼ゼラチン型のものであって、例えば表面活性剤、潤滑剤、及び 乳糖、庶糖、燐酸カルシウム、及びトウモロコシ澱粉のような不活性充填剤を含 有しているカプセル剤でありうる。別の態様では、本発明化合物類を、乳糖、庶 糖、及びトウモロコシ澱粉のような慣用の錠剤基剤で、アラビアゴム、トウモロ コシ澱粉、又はゼラチンのような結合剤;投与後の錠剤の崩壊と溶解を助けるた めの崩壊剤、例えばバレイショ澱粉、アルギン酸、トウモロコシ澱粉、及びグア ーゴム;錠剤造粒の流れを改良し、錠剤ダイス及びパンチ表面への錠剤材料の接 着を予防するための潤滑剤、例えば滑石、ステアリン酸、又はステアリン酸マグ ネシウム、ステアリン酸カルシウム又はステアリン酸亜鉛;錠剤の美観を増強し 、患者に受け入れやすくするための染科、着色剤及び風味料と組み合わせて、錠 剤化できる。経口液体適量形式の使用に適した付形剤は、水とアルコール、例え ばエタノール、ベンジルアルコール、及びポリエチレンアルコールのような増量 剤を包含し、また製薬上受 け入れられる表面活性剤、懸濁剤、又は乳化剤を加えても加えなくてもよい。 本発明の硫酸化オリゴマーは、製薬担体を伴った生理学的に受け入れられる増 量剤中のその化合物の注射適量として非経口的に、すなわち皮下、静脈内、筋肉 内、又は腹腔内に投与できる。その製薬担体は、減菌液体又は液体混合物であっ て、例えば水、食塩水、水性デキストロース及び関連糖溶液;エタノール、イソ プロパノール、又はヘキサデシルアルコールのようなアルコール;プロピレング リコールやポリエチレングリコールのようなグリコール類;2,2-ジメチル-1,3- ジオキソラン-4-メタノールのようなグリセロールケタール;ポリ(エチレング リコール)400のようなエーテル類:油、脂肪酸、脂肪酸エステル又はグリセリ ド;又はアセチル化脂肪酸グリセリドであり、また石鹸や洗剤のような製薬上受 け入れられる表面活性剤;ペクチン、カルボマー、メチルセルロース、ヒドロキ シプロピルメチルセルロース、又はカルボキシメチルセルロースのような懸濁剤 ;又は乳化剤その他の製薬上受け入れられる助剤を加えたもの又は加えないもの でありうる。本発明の非経口処方剤に使用できる油類の例は、石油、動植物、又 は合成起源のもの、例えば落花生油、大豆油、ごま油、綿実油、トウモロコシ油 、オリーブ油、ペトロラタム、及び鉱油である。適当な脂肪酸は、オレイン酸、 ステアリン酸、及びイソステ アリシ酸を含む。適当な脂肪酸エステルは、例えばオレイン酸エチルとミリスチ ン酸イソプロピルてある。適当な石鹸類は脂肪酸アルカリ金属、アンモニウム及 びトリエタノールアミン塩類であり、適当な洗剤は陽イオン洗剤、例えばジメチ ルジアルキルアンモニウムハライド類、アルキルピリジニウムハライド類、及び アルキルアミンアセテート類;陰イオン洗剤、例えばアルキル、アリール、及び オレフィンスルホネート類、アルキル、オレフィン、エーテル、及びモノグリセ リドサルフェート類、及びスルホサクシネート類:非イオン性洗剤、例えば脂肪 酸アミンオキシド、脂肪酸アルカノールアミド、及びポリオキシエチレンポリプ ロピレン共重合体類:及び両性洗剤、例えばアルキル−β−アミノプロピオネー ト類、及び2−アルキルイミダゾリン第四級アンモニウム塩類、並びに混合物を 含む。本発明の非経口組成物類は、典型的には溶液中に式1の硫酸化オリゴマー 約0.5ないし・約25重量%を含有する。防腐剤と緩衝剤も有利に使用できる。注 射部位の剌激を最小限化ないし排除するために、このような組成物類は約12ない し約17の親水/親油バランス(HLB)をもつ非イオン性表面活性剤を含有できる 。このような処方剤中の表面活性剤量は、約5ないし・約15重量%の範囲にある 。表面活性剤は、上のHLBをもつ単一成分でもよく、また所望のHLBをもつ二つ以 上の成分の混合物でもよい。非経口処方剤に使用される表面活性 剤の例は、ポリエチレンソルビタン脂肪酸エステルの部類、例えばソルビタンモ ノオレートや、プロピレンオキシドとプロピレングリコールとの縮合で生成する 疎水性基剤とエチレンオキシドとの高分子量アダクトである。 また、本発明の化合物類は局所的に投与できる。これは、好ましくはエタノー ルやジメチルスルホキシド(DMSO)のような経皮吸収を促進することが知られて いる溶媒を使用して、またその他の付形剤を加えて、又は加えずに、単に投与化 合物の溶液を調製することによって達成できる。好ましくは、局所投与は貯液型 や多孔性膜型、又は固体基剤変形型のパッチを使用して達成される。 適当な幾つかの経皮デバイスは米国特許第3,742,951号、第3,797,494号、第3, 996,934号、及び4,031,894号に記載されている。これらのデバイスは、一般に片 面を構成する裏張り材、他方の表面を構成する活性剤透過性の接着層、及び両表 面の間に挟まれた少なくとも一つの活性剤含有貯液層を含む。その代わりに、透 過性接着剤層全体に分布する複数のミクロカプセル中に活性剤を含有できる。何 れの場合も、活性剤は、貯液又はミクロカプセルから膜を通して、受容者の皮膚 や粘膜と接触している活性剤透過性接着剤層へ継続的に運ばれる。活性剤が皮膚 を通して吸収される場合、活性剤の制御された、所定の流れが受容者に投与され る。ミクロカプセルの場合、カプセル封入剤も膜として機能しうる。 本発明に従って化合物類を経皮投与するためのもう一つのデバイスでは、製薬 上活性な化合物は基材中に含有され、そこから所望の、緩慢で、一定の制御され た速度で送り出される。基材は拡散又はミクロ多孔性の流れによる化合物の放出 に対して透過性である。放出は、速度制御的である。膜を必要としない、このよ うな系は、米国特許第3,921,636号に記載されている。これらのシステムでは、 少なくとも二つの型の放出が可能である。基材が非多孔性の時に、拡散による放 出が起こる。製薬上有効な化合物は、基材自体の中に溶解し、拡散する。製薬上 有効な化合物が基材の多孔内の液相を通して運ばれる時には、ミクロ多孔性の流 れによる放出が起こる。定義 本出願で使用される用語は次の通り定義される。 nは全ての式を通じて分布の数平均繰返し長さを表わす。 MDL 101,028及びMDL 101,508は上の式1bでRとR3がそれぞれ4-メチルフェ ニル、R2がナトリウム、X’が式 mが1、そしてnがそれぞれ6及び9であるときを意味する。 MDL 102,809は上の式1bでRとR3がそれぞれ4-メチルフェニル、mが1、X ’が式 2がナトリウム、そしてnが15であるときを意味する。 MDL 100,079及びMDL 100,023は上の式1bでRとR3がそれぞれ4-メチルフェ ニル、mが1、X’が式 2がナトリウム、そしてnがそれぞれ6及び9であるときを意味する。 MDL 100,758、MDL 101,995、MDL 100,127、及び MDL 101,044、は上の式1a でRがR-C(=O)-NH-X"-、RとR7がそれぞれ4-メチルフェニル、X3XとX”がそれぞれ式 2がナトリウム、そしてnがそれぞれ3,5,6及び9であるときを意味する 。実施例 次の実施例は本発明の種々の面を説明する。実施例1 人の臍静脈内皮細胞(HUVEC)の増殖に対する陰イオン性ポリアミド及びポリウ レアオリゴマーの効果インビトロでの毛細血管形成の抑制 ベースメントメンブレンプレパレーション上で培養される人臍静脈内皮細胞( HUVEC)は、インビトロで急速に並び(line up)かつ毛細血管様の構造を形成す る。HUVECの分化、毛細血管形成は、細胞がベースメントメンブレン成分に取付 いたときにDNA合成が急速に落ちるので、増殖応答ではない。これらの成分は ラミニン、IV型コラーゲン、エンタクチン、及びヘバリンサルフェートプロテオ グリカンを含む。インビトロでの毛細血管形成は、化合物が脈管形成を促進する か抑制するかの能力を予測する他の者による指標として使用されている。以前に ヘパリン断片及びヘパリン類似体及びヘキスウロニルヘキソスアミノグリカンサ ルフェートにハイドロコーチゾンをプラスしたものが、脈管形成の負の制御剤で あることが示されている。メレルダウシリーズの硫酸化ヘパリン様ポリマー類は 、市販のベースメントメンブレンプレパレーション(マトリゲル)上でのHUVEC の脈管形成を封じるそれらの能力について試験された。ポリマー類は、HUVECが マトリゲル上に植え付けられるときに加え られ、そして一緒に培養するように残された。脈管形成は、細胞を植えた後に約 16時問顕微鏡で視覚的に評価された。試験されたうち最も有効なポリマーの一つ であるMDL 101044は、1μMで加えられたときに管形成を完全に防止し、0.5及び0 .2μMの時、幾らか抑制的であった。逆に、MDL 102869は、2μMの時に有効では なく、5μMで部分的のみ抑制的であった。試験された他のポリマー類には、MDL 101508、101028、100127、100758、100023及び100079を含むが、これらは2及び5 μMで脈管形成を完全に抑制した。どのポリマーも、内皮細胞マトリゲルへの付 着を防止しなかった。これらの発見に基づいて、これらのポリマー類は脈管形成 の効果的な抑制剤ありそうである。 DNAへの[3H]チミジンの取込み(トリクロロ酢酸沈殿可能な計数値)をウェ ル当り5×104細胞で植え付けたHUVEC培養基から測定した(12ウェルのクラスタ ープレト,コースター製)。HUVECとコンプリート生育培地(EGM)を、(カリフ ォルニア州サンジエゴの)クローンティックス(Clonetics)から得た。化合物 類は培養基中で24時間[3H]チミジン(1μCi/ml)と共に培養し、燐酸緩衝化 食塩水で2回洗浄し、次に0.25mlの10%トリクロル酢酸を加え、培養基を15分間 4℃で冷却した。酸を除去し、細胞性の物質を0.25mlの1N NaOHで溶解し、H Clで中和し、そしてCPMを螢光計数で測定した。数は、二つ の培養基の平均である。 *化合物は全て、重台体の平均分子量に基づいて2μMで培養基に加えた。実施例2 陰イオン性ポリアミド及びポリウレアオリゴマーでの発生中のニワトリの胚中の 卵黄嚢血管新生の抑制 化合物を0.5%のメチルセルロース+60μgのハイドロコーチゾン中に溶解し、 次にテフロンのディスク上で固形物に乾燥した。試験物質を含有しているメチル セルロスディスクを、受精4日の発生中のニワトリの胚の卵黄嚢上に置いた(ダ ン等(1980)Anat. Rec. 199,33-43により記載されている殻ナシ培養法(Shell- less culture method)を使用)。48時間後、メチルセルロースディ スクの近くの血管新生が切開スコープで観測され、そして化合物によって誘発さ れた応答を独立の二人の判定者によって抑制(駆血帯域の発達又は微細血管密度 の大きな減少)又は非抑制(微細血管密度の減少なし又は僅かな減少)として記 録した。 以前にはヘパリン断片又はヘパリン類似体、ヘキスウロニルヘキソスアミノグ リカンサルフェート+ハイドロコーチソンが卵黄嚢の血管新生検定に於て、脈管 形成の負の調整剤であることが示されている。 実施例3 陰イオン性ポリアミド及びポリウレアオリゴマーでの人胱静脈内皮細胞による毛 細血管形成の抑制 人の内皮細胞を(グラント等1989. Cell 58, 933-934により記載される通りに )以下に示すようにポリマ類をプラスするか又はマイナス(加えない)したもの を、5×104でマトリゲル上にプレートにした。化合物がインビトロで毛細血管形 成を抑制する能力は、プレートにした後16〜18時間に評価した。 本発明の他の具体例は本明細書又は本明細書に開示される発明の実施を考慮し て当業者に自明である。明細書と実施例は例示のみのものと考えられ、発明の真 の範囲と精神は次の特許請求の範囲に示されることが意図されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A61K 31/795 ADS 9454−4C 31/80 ADU 9454−4C C07C 235/84 9547−4H 275/40 9451−4H C08G 69/32 NST 9286−4J 73/00 NTB 9285−4J // C07F 9/38 D 9155−4H C08G 18/32 NDT 8620−4J 18/76 NFH 8620−4J 18/77 NFJ 8620−4J (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,US,VN (72)発明者 ビトーニ,アラン ジェイ. アメリカ合衆国 45039 オハイオ州 メ インビル マリナーレーン 8204

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.それぞれ式1a及び1b 〔式中、XとX3はそれぞれ独立に式 のフェニレン基、又は式 のビフエニレン基のいずれかを表わし、但し式1aの化合物に於てXとX3の少 なくとも一つはビフェニレン部分でなければならないことを条件とし、 X”は式 の基であり、 mは0又は1の整数であるが、但し式1bの化合物に於てmが0のときはRは 水素原子であることを条件とし、 X’はXとX3のフエニル又はビフェニル基の任意のものから選択されること が出来、 nは3〜50の整数であり、 Rは水素原子、Cl4アルキル基、フェニル基、又は1〜2個の−SO32、 −CO22、−PO3(R22又は−OPO32から選択される置換基で置換さ れていてもよく、そして1〜3個のクロロ、ブロモ又はC1〜C4アルキルから選 択される置換基で置換されていてもよいフェニルであり、 R1は-SO32、-CO22、-PO3(R22、又は−OPO32であり、 R2は水素原子又は製薬上受入れられる陽イオンを表わし、 R3は−R又は−X”-NH2であり、ここでRとX”は上に定義した通りであ り、 R6はH2N-X”-NH-、R2O-、又はRNH-、又はR-C(=O)-NH-X ”-NH-であり、そして R7は水素原子、R2O-C(=O)-X”-C(=O)−、R-C(=O)-又は RNH-C(=O)-X”-C(=O)-を表わす。〕の陰イオン性ポリアミド及び ポリウレアオリゴマーの抗脈管形成量を患者に投与することからなる、脈管形成 の抑制を必要とする患者の脈管形成の抑制方法。 2.nが6〜15の整数である請求項1に記載の方法。 3.nが整数9である請求項1に記載の方法。 4.Rlが-SO32基である請求項2に記載の方法。 5.R2がナトリウム陽イオンである請求項4に記載の 方法。 6.R6がR-C(=O)-NH-X”-NH-基である請求項4に記載の方法。 7.Rがフェニル又は4-メチルフェニル基である請求項6に記載の方法。 8.X”が式 である請求項6に記載の方法。 9.R7がR-C(=O)-基である請求項4に記載の方法。 10.Rがフェニル又は4-メチルフェニル基である請求項9に記載の方法。 11.X3がパラフェニレン基である請求項4に記載の方法。 12.Xが式 である請求項4に記載の方法。 13.R6がR-C(=0)-NH-X”-NH-であり、X3がパラフェニレン基であり、Xが のビフェニレン基でありR7がR−C(=0)−基であり、Rが4−メチルフェ ニル基である請求項4に記載の方法。 14.mが整数1である請求項4に記載の方法。 15.Rがフェニル又は4-メチルフェニル基である請求項14に記載の方法。 16.X’が式 である請求項14に記載の方法。 17.Rが4-メチルフェニル基であり、X’が式 でありR3が4-メチルフェニル基である請求項14に記載の方法。 18.オリゴマーがR及びR3が4-メチルフェニル基でありmが1でありnが3 〜15でありXが であり、R2が請求項1に定義される通りである式1のポリウレアである、請求 項1に記載の方法。 19.脈管形成の抑制に有用な製剤組成物を製造する請求項1に記載の化合物の 用途。
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