JPH0849171A - 遮熱用シート材料 - Google Patents
遮熱用シート材料Info
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- JPH0849171A JPH0849171A JP20024794A JP20024794A JPH0849171A JP H0849171 A JPH0849171 A JP H0849171A JP 20024794 A JP20024794 A JP 20024794A JP 20024794 A JP20024794 A JP 20024794A JP H0849171 A JPH0849171 A JP H0849171A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 遮熱性を有しており、ミシン縫製によらず
に、高周波ウェルダによる熱融着縫製が可能であり、従
来ミシン縫製後に行っていた縫目の目止め処理を廃止す
ることができる。 【構成】 繊維基材シートの表面に接着剤層を介して難
燃剤および顔料を含む塩化ビニル樹脂の難燃性不透明着
色層と、アルミニウム粉末を含む塩化ビニル樹脂の反射
層と、少量の顔料を含む塩化ビニル樹脂の半透明着色層
とが順に積層される。
に、高周波ウェルダによる熱融着縫製が可能であり、従
来ミシン縫製後に行っていた縫目の目止め処理を廃止す
ることができる。 【構成】 繊維基材シートの表面に接着剤層を介して難
燃剤および顔料を含む塩化ビニル樹脂の難燃性不透明着
色層と、アルミニウム粉末を含む塩化ビニル樹脂の反射
層と、少量の顔料を含む塩化ビニル樹脂の半透明着色層
とが順に積層される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テント、日除けおよ
び乗用車、トラック、貨車等の幌材として好適な遮熱用
シート材料に関するものである。
び乗用車、トラック、貨車等の幌材として好適な遮熱用
シート材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テント、日除けおよび幌材等に使用され
る遮熱用シート材料として、綿糸、ポリエステル糸また
はポリビニルアルコール糸等で製織された帆布に塩化ビ
ニル樹脂ペーストを含浸させたものが知られている。こ
れらの遮熱用シート材料は、ミシン縫製によって所望の
形態に形成した後、縫目にビニル系目止め剤を塗布して
縫目の孔を塞ぎ、雨漏りを防ぐ必要があった。また、帆
布に塩化ビニル樹脂ペーストを含浸させただけであるた
め、日光等の熱線の反射性が全く無く、遮熱性が低いと
いう問題があった。
る遮熱用シート材料として、綿糸、ポリエステル糸また
はポリビニルアルコール糸等で製織された帆布に塩化ビ
ニル樹脂ペーストを含浸させたものが知られている。こ
れらの遮熱用シート材料は、ミシン縫製によって所望の
形態に形成した後、縫目にビニル系目止め剤を塗布して
縫目の孔を塞ぎ、雨漏りを防ぐ必要があった。また、帆
布に塩化ビニル樹脂ペーストを含浸させただけであるた
め、日光等の熱線の反射性が全く無く、遮熱性が低いと
いう問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来のミ
シン縫製によらずに、高周波ウェルダによる熱融着縫製
が可能であり、そのためミシン縫製後に行っていた縫目
の目止め処理を廃止することができ、かつ難燃性を付与
し、遮熱性を向上するものである。
シン縫製によらずに、高周波ウェルダによる熱融着縫製
が可能であり、そのためミシン縫製後に行っていた縫目
の目止め処理を廃止することができ、かつ難燃性を付与
し、遮熱性を向上するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
繊維基材シートの表面に接着剤層を介して難燃剤および
顔料を含む塩化ビニル樹脂の難燃性不透明着色層と、ア
ルミニウム粉末を含む塩化ビニル樹脂の反射層と、少量
の顔料を含む塩化ビニル樹脂の半透明着色層とが順に積
層されていることを特徴とする遮熱用シート材料であ
る。
繊維基材シートの表面に接着剤層を介して難燃剤および
顔料を含む塩化ビニル樹脂の難燃性不透明着色層と、ア
ルミニウム粉末を含む塩化ビニル樹脂の反射層と、少量
の顔料を含む塩化ビニル樹脂の半透明着色層とが順に積
層されていることを特徴とする遮熱用シート材料であ
る。
【0005】上記の繊維基材シートは、従来と同様に綿
糸、ポリエステル糸またはポリビニルアルコール糸等で
製織された帆布、これらの糸で編成された編地、または
綿繊維、ポリエステル繊維、ポリビニルアルコール繊維
等からなる不織布等のいずれでもよいが、耐久性の点で
上記の帆布が好ましい。
糸、ポリエステル糸またはポリビニルアルコール糸等で
製織された帆布、これらの糸で編成された編地、または
綿繊維、ポリエステル繊維、ポリビニルアルコール繊維
等からなる不織布等のいずれでもよいが、耐久性の点で
上記の帆布が好ましい。
【0006】上記繊維基材シートの表面に塗布される接
着剤は、繊維基材シートに塩化ビニル樹脂を主成分とす
る難燃性不透明着色層を接着するものであればよく、エ
ステル系ポリウレタン樹脂、エーテル系ポリウレタン樹
脂、ポリカーボネート系樹脂等が例示されるが、耐久性
の点で2液型エステル系ポリウレタン樹脂が好ましい。
なお、この接着剤の塗布量は、ウエットで16〜100
g/m2 が、またドライで5〜30g/m2 がそれぞれ
好ましい。
着剤は、繊維基材シートに塩化ビニル樹脂を主成分とす
る難燃性不透明着色層を接着するものであればよく、エ
ステル系ポリウレタン樹脂、エーテル系ポリウレタン樹
脂、ポリカーボネート系樹脂等が例示されるが、耐久性
の点で2液型エステル系ポリウレタン樹脂が好ましい。
なお、この接着剤の塗布量は、ウエットで16〜100
g/m2 が、またドライで5〜30g/m2 がそれぞれ
好ましい。
【0007】上記の接着剤層を介して積層される難燃性
不透明着色層は、塩化ビニル樹脂に可塑剤および安定剤
等の一般的配合剤以外に難燃剤および顔料を添加したも
のである。上記の塩化ビニル樹脂は、平均重合度200
0以上のものが好ましく、これよりも低い場合は、耐久
性が不足する。難燃剤としては、リン酸エステル系、含
ハロゲンリン酸エステル系、含ハロゲンホスホネート系
および塩素化合物等が使用可能であり、特にこれらと三
酸化二アンチモンの併用が好ましい。また、可塑剤とし
ては、フタル酸エステル系可塑剤(DOP、DBP)、
リン酸エステル系可塑剤、エポキシ系可塑剤およびポリ
エステル系可塑剤等が例示され、安定剤としては、Ba
−Zn系安定剤およびSn系安定剤等が例示される。
不透明着色層は、塩化ビニル樹脂に可塑剤および安定剤
等の一般的配合剤以外に難燃剤および顔料を添加したも
のである。上記の塩化ビニル樹脂は、平均重合度200
0以上のものが好ましく、これよりも低い場合は、耐久
性が不足する。難燃剤としては、リン酸エステル系、含
ハロゲンリン酸エステル系、含ハロゲンホスホネート系
および塩素化合物等が使用可能であり、特にこれらと三
酸化二アンチモンの併用が好ましい。また、可塑剤とし
ては、フタル酸エステル系可塑剤(DOP、DBP)、
リン酸エステル系可塑剤、エポキシ系可塑剤およびポリ
エステル系可塑剤等が例示され、安定剤としては、Ba
−Zn系安定剤およびSn系安定剤等が例示される。
【0008】上記の塩化ビニル樹脂、可塑剤、安定剤、
難燃剤および顔料、の好ましい配合量は、下記のとおり
である。 塩化ビニル樹脂 100重量部 可塑剤 60〜100重量部 安定剤 2〜5重量部 難燃剤 10〜20重量部 顔料 10〜20重量部
難燃剤および顔料、の好ましい配合量は、下記のとおり
である。 塩化ビニル樹脂 100重量部 可塑剤 60〜100重量部 安定剤 2〜5重量部 難燃剤 10〜20重量部 顔料 10〜20重量部
【0009】上記難燃性不透明着色層の上に積層される
反射層は、塩化ビニル樹脂に可塑剤および安定剤等の一
般的配合剤以外にアルミニウム粉末を配合したものであ
る。塩化ビニル樹脂、可塑剤および安定剤は、上記の難
燃性不透明着色層に使用したものと同じものが使用可能
である。
反射層は、塩化ビニル樹脂に可塑剤および安定剤等の一
般的配合剤以外にアルミニウム粉末を配合したものであ
る。塩化ビニル樹脂、可塑剤および安定剤は、上記の難
燃性不透明着色層に使用したものと同じものが使用可能
である。
【0010】上記の反射層における塩化ビニル樹脂、可
塑剤、安定剤およびアルミニウム粉末の好ましい配合量
は、下記のとおりである。 塩化ビニル樹脂 100重量部 可塑剤 60〜100重量部 安定剤 2〜5重量部 アルミニウム粉末 10〜40重量部
塑剤、安定剤およびアルミニウム粉末の好ましい配合量
は、下記のとおりである。 塩化ビニル樹脂 100重量部 可塑剤 60〜100重量部 安定剤 2〜5重量部 アルミニウム粉末 10〜40重量部
【0011】上記反射層の上に積層される半透明着色層
は、塩化ビニル樹脂に可塑剤および安定剤等の一般的配
合剤以外に該着色層が半透明となる程度に若干量の顔料
を添加したものである。なお、塩化ビニル樹脂、可塑剤
および安定剤は、上記の難燃性不透明着色層に使用した
ものと同じものが使用可能である。
は、塩化ビニル樹脂に可塑剤および安定剤等の一般的配
合剤以外に該着色層が半透明となる程度に若干量の顔料
を添加したものである。なお、塩化ビニル樹脂、可塑剤
および安定剤は、上記の難燃性不透明着色層に使用した
ものと同じものが使用可能である。
【0012】上記の半透明着色層における塩化ビニル樹
脂、可塑剤、安定剤および顔料の好ましい配合量は、下
記のとおりである。 塩化ビニル樹脂 100重量部 可塑剤 60〜100重量部 安定剤 2〜5重量部 顔料 1〜5重量部
脂、可塑剤、安定剤および顔料の好ましい配合量は、下
記のとおりである。 塩化ビニル樹脂 100重量部 可塑剤 60〜100重量部 安定剤 2〜5重量部 顔料 1〜5重量部
【0013】上記の繊維基材シート、難燃性不透明着色
層、反射層および半透明着色層の積層は、次のように行
われる。すなわち、繊維基材シートの表面に接着剤をコ
ーティングし、乾燥して接着剤層を形成し、次いで難燃
性不透明着色層用の塩化ビニル樹脂組成物、反射層用の
塩化ビニル樹脂組成物および半透明着色層用の塩化ビニ
ル樹脂組成物を順にトッピングし、しかるのち180〜
210℃の熱風炉でキュアリングし、更に必要に応じて
エンボス加工を施して製品とする。なお、接着剤のコー
ティングは、グラビアコーターまたはナイフコーターに
よるのが好ましい。また、トッピングはカレンダ法によ
るのが好ましい。
層、反射層および半透明着色層の積層は、次のように行
われる。すなわち、繊維基材シートの表面に接着剤をコ
ーティングし、乾燥して接着剤層を形成し、次いで難燃
性不透明着色層用の塩化ビニル樹脂組成物、反射層用の
塩化ビニル樹脂組成物および半透明着色層用の塩化ビニ
ル樹脂組成物を順にトッピングし、しかるのち180〜
210℃の熱風炉でキュアリングし、更に必要に応じて
エンボス加工を施して製品とする。なお、接着剤のコー
ティングは、グラビアコーターまたはナイフコーターに
よるのが好ましい。また、トッピングはカレンダ法によ
るのが好ましい。
【0014】上記の難燃性不透明着色層、反射層および
半透明着色層の好ましい塗布厚み(ドライ)は、下記の
とおりである。 難燃性不透明着色層 100〜300μm 反射層 100〜200μm 半透明着色層 60〜200μm
半透明着色層の好ましい塗布厚み(ドライ)は、下記の
とおりである。 難燃性不透明着色層 100〜300μm 反射層 100〜200μm 半透明着色層 60〜200μm
【0015】上記の遮熱用シート材料は、その裏面にも
顔料を含む樹脂の着色層を設けることができる。この裏
面側着色層は、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、塩化ビ
ニル−ウレタン共重合樹脂または塩素化ポリエチレン樹
脂のいずれかに可塑剤および安定剤等の一般的配合剤以
外に顔料および前記同様の難燃剤を添加したものであ
る。その塗布はカレンダー法またはコーティング法によ
って行うことができる。なお、カレンダー法の場合は、
接着剤層を介在させる。
顔料を含む樹脂の着色層を設けることができる。この裏
面側着色層は、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、塩化ビ
ニル−ウレタン共重合樹脂または塩素化ポリエチレン樹
脂のいずれかに可塑剤および安定剤等の一般的配合剤以
外に顔料および前記同様の難燃剤を添加したものであ
る。その塗布はカレンダー法またはコーティング法によ
って行うことができる。なお、カレンダー法の場合は、
接着剤層を介在させる。
【0016】カレンダー法を使用する場合、上記の裏面
着色層における塩化ビニル樹脂、可塑剤、安定剤、難燃
剤、顔料の好ましい配合量および塗布厚みは、下記のと
おりである。 塩化ビニル樹脂 100重量部 可塑剤 60〜100重量部 安定剤 2〜5重量部 難燃剤 10〜20重量部 顔料 2〜15重量部 塗布厚み 60〜200μm
着色層における塩化ビニル樹脂、可塑剤、安定剤、難燃
剤、顔料の好ましい配合量および塗布厚みは、下記のと
おりである。 塩化ビニル樹脂 100重量部 可塑剤 60〜100重量部 安定剤 2〜5重量部 難燃剤 10〜20重量部 顔料 2〜15重量部 塗布厚み 60〜200μm
【0017】
【作用】この発明の遮熱用シート材料は、表面に接着剤
層を介して難燃性不透明着色層、反射層および半透明着
色層が順に積層されており、これらの難燃性不透明着色
層、反射層および半透明着色層がすべて塩化ビニル樹脂
からなるので、層間の剥離が生じ難く、この表面層同士
を重ねて高周波等による熱融着縫製をした場合に、その
熱融着縫製が容易で、かつ接着強度が高い。そして、難
燃性不透明着色層を有するので、難燃性を有すると共
に、上記熱融着に際し高周波電極によって難燃性不透明
着色層に達する窪みが生じた場合に遮熱用シート材料が
透けて見えることがなく、そのため高周波ウエルダーに
よる接合部の外観が向上する。
層を介して難燃性不透明着色層、反射層および半透明着
色層が順に積層されており、これらの難燃性不透明着色
層、反射層および半透明着色層がすべて塩化ビニル樹脂
からなるので、層間の剥離が生じ難く、この表面層同士
を重ねて高周波等による熱融着縫製をした場合に、その
熱融着縫製が容易で、かつ接着強度が高い。そして、難
燃性不透明着色層を有するので、難燃性を有すると共
に、上記熱融着に際し高周波電極によって難燃性不透明
着色層に達する窪みが生じた場合に遮熱用シート材料が
透けて見えることがなく、そのため高周波ウエルダーに
よる接合部の外観が向上する。
【0018】また、上記の遮熱用シート材料は、表面の
半透明着色層の下にアルミニウム粉末を含む反射層を有
しているので、遮熱効果が高い。そして、この反射層の
上に半透明着色層を有するので、反射層が保護されると
共に、半透明着色層に配合する顔料の種類によって種々
の色彩効果を表すことができる。そして、上記の遮熱用
シート材料をテント、幌等に使用した場合、表面側から
雨水が侵入したり、継ぎ目から雨水が漏れたりすること
がなく、また汚れた場合には容易に拭き取ることができ
る。
半透明着色層の下にアルミニウム粉末を含む反射層を有
しているので、遮熱効果が高い。そして、この反射層の
上に半透明着色層を有するので、反射層が保護されると
共に、半透明着色層に配合する顔料の種類によって種々
の色彩効果を表すことができる。そして、上記の遮熱用
シート材料をテント、幌等に使用した場合、表面側から
雨水が侵入したり、継ぎ目から雨水が漏れたりすること
がなく、また汚れた場合には容易に拭き取ることができ
る。
【0019】しかして、繊維基材シートの裏面にも着色
層を設けた場合は、裏面から水が浸透したり、汚れたり
することがなく、かつ2枚の繊維基材シートを接合する
際、一方の裏面に他方の表面を重ねて熱融着縫製するこ
とができる。
層を設けた場合は、裏面から水が浸透したり、汚れたり
することがなく、かつ2枚の繊維基材シートを接合する
際、一方の裏面に他方の表面を重ねて熱融着縫製するこ
とができる。
【0020】
実施例1 繊維基材シートとして、ポリエステル繊維からなる10
号帆布を使用し、その表面に2液型エステル系ポリウレ
タン樹脂をグラビアコーターで塗布し、乾燥して塗布量
(ドライ分)10g/m2 の接着剤層を形成した。次い
で、この接着剤層の上に塩化ビニル樹脂(平均重合度2
000)100重量部、可塑剤(DOP)80重量部、
Ba−Zn系安定剤3重量部、難燃剤(三酸化二アンチ
モンと含ハロゲンリン酸エステル系難燃剤の混合物)1
4重量部、顔料15重量部からなる樹脂配合物をカレン
ダ法でトッピングし、厚み150μmの難燃性不透明着
色層を形成した。続いて、塩化ビニル樹脂(平均重合度
2000)100重量部、可塑剤(DOP)80重量
部、Ba−Zn系安定剤3重量部およびアルミニウム粉
末20重量部からなる樹脂配合物をカレンダ法でトッピ
ングし、厚み120μmの反射層を形成した。
号帆布を使用し、その表面に2液型エステル系ポリウレ
タン樹脂をグラビアコーターで塗布し、乾燥して塗布量
(ドライ分)10g/m2 の接着剤層を形成した。次い
で、この接着剤層の上に塩化ビニル樹脂(平均重合度2
000)100重量部、可塑剤(DOP)80重量部、
Ba−Zn系安定剤3重量部、難燃剤(三酸化二アンチ
モンと含ハロゲンリン酸エステル系難燃剤の混合物)1
4重量部、顔料15重量部からなる樹脂配合物をカレン
ダ法でトッピングし、厚み150μmの難燃性不透明着
色層を形成した。続いて、塩化ビニル樹脂(平均重合度
2000)100重量部、可塑剤(DOP)80重量
部、Ba−Zn系安定剤3重量部およびアルミニウム粉
末20重量部からなる樹脂配合物をカレンダ法でトッピ
ングし、厚み120μmの反射層を形成した。
【0021】更に、その上に塩化ビニル樹脂(平均重合
度2000)100重量部、可塑剤(DOP)80重量
部、Ba−Zn系安定剤3重量部、顔料3重量部からな
る樹脂配合物をカレンダ法でトッピングし、厚み120
μmの半透明着色層を形成した。そして、上記繊維基材
シートの裏面に塩化ビニル樹脂(平均重合度1500)
100重量部、可塑剤(DOP)80重量部、Ba−Z
n系安定剤3重量部、顔料10重量部および上記同様の
難燃剤15重量部からなる樹脂配合物をナイフコーター
で塗布し、塗布量(ドライ分)100g/m2 の裏面側
着色層を形成し、しかるのち200℃の熱風炉において
2分間のキュアリングを施した。
度2000)100重量部、可塑剤(DOP)80重量
部、Ba−Zn系安定剤3重量部、顔料3重量部からな
る樹脂配合物をカレンダ法でトッピングし、厚み120
μmの半透明着色層を形成した。そして、上記繊維基材
シートの裏面に塩化ビニル樹脂(平均重合度1500)
100重量部、可塑剤(DOP)80重量部、Ba−Z
n系安定剤3重量部、顔料10重量部および上記同様の
難燃剤15重量部からなる樹脂配合物をナイフコーター
で塗布し、塗布量(ドライ分)100g/m2 の裏面側
着色層を形成し、しかるのち200℃の熱風炉において
2分間のキュアリングを施した。
【0022】得られた遮熱用シート材料を高周波ウエル
ダー(山本ビニター社製、YSA−15000H型)で
接合して乗用車用の幌を製作し、気温27〜32℃の太
陽光下における車室内の遮熱性の性能試験をしたとこ
ろ、室内温度が50〜55℃となり、上記の反射層を有
しないビニロン帆布からなる幌に比べて室内温度が3℃
以上低くなった。
ダー(山本ビニター社製、YSA−15000H型)で
接合して乗用車用の幌を製作し、気温27〜32℃の太
陽光下における車室内の遮熱性の性能試験をしたとこ
ろ、室内温度が50〜55℃となり、上記の反射層を有
しないビニロン帆布からなる幌に比べて室内温度が3℃
以上低くなった。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載された発明は、繊維基材
シートの表面に接着剤層を介して難燃剤および顔料を含
む塩化ビニル樹脂の難燃性不透明着色層と、アルミニウ
ム粉末を含む塩化ビニル樹脂の反射層と、少量の顔料を
含む塩化ビニル樹脂の半透明着色層とが順に積層された
遮熱用シート材料であるから、耐水性を有していてテン
ト、日除けおよび幌に使用することができ、かつ2枚の
遮熱用シート材料を重ねて高周波ウェルダーによって熱
融着縫製をすることができる。したがって、従来のミシ
ン縫製の場合の手間が省かれ、かつ縫目の目止め処理が
不要になる。
シートの表面に接着剤層を介して難燃剤および顔料を含
む塩化ビニル樹脂の難燃性不透明着色層と、アルミニウ
ム粉末を含む塩化ビニル樹脂の反射層と、少量の顔料を
含む塩化ビニル樹脂の半透明着色層とが順に積層された
遮熱用シート材料であるから、耐水性を有していてテン
ト、日除けおよび幌に使用することができ、かつ2枚の
遮熱用シート材料を重ねて高周波ウェルダーによって熱
融着縫製をすることができる。したがって、従来のミシ
ン縫製の場合の手間が省かれ、かつ縫目の目止め処理が
不要になる。
【0024】そして、上記の難燃性不透明着色層、反射
層および半透明着色層がいずれも塩化ビニル樹脂を主成
分とするので、上記高周波ウェルダーによる接合が容易
で、接合部の接着強度が高い。しかも、繊維基材シート
の表面を被覆する難燃性不透明着色層が、顔料を含む不
透明な着色層であるから、高周波ウェルダーによる接合
によって表面に半透明着色層に達する窪みが生じた際、
繊維基材シートが透けて見えることがない。また、この
難燃性不透明着色層が難燃性を有するため、火災に対し
て安全である。
層および半透明着色層がいずれも塩化ビニル樹脂を主成
分とするので、上記高周波ウェルダーによる接合が容易
で、接合部の接着強度が高い。しかも、繊維基材シート
の表面を被覆する難燃性不透明着色層が、顔料を含む不
透明な着色層であるから、高周波ウェルダーによる接合
によって表面に半透明着色層に達する窪みが生じた際、
繊維基材シートが透けて見えることがない。また、この
難燃性不透明着色層が難燃性を有するため、火災に対し
て安全である。
【0025】また、アルミニウム粉末を含む反射層を備
えているので、熱線反射性や遮熱性に優れており、テン
ト、日除け、幌等に使用した場合、上記反射層を有しな
いものに比べて内側の温度が3℃以上低下する。しか
も、この反射層の上に半透明着色層が設けられているの
で、反射層が保護され、耐久性が向上すると共に、半透
明着色層に配合する顔料によって色彩を種々に変更する
ことができる。
えているので、熱線反射性や遮熱性に優れており、テン
ト、日除け、幌等に使用した場合、上記反射層を有しな
いものに比べて内側の温度が3℃以上低下する。しか
も、この反射層の上に半透明着色層が設けられているの
で、反射層が保護され、耐久性が向上すると共に、半透
明着色層に配合する顔料によって色彩を種々に変更する
ことができる。
【0026】請求項2に記載した発明は、請求項1に記
載した発明において、その繊維基材シートの裏面に顔料
を含む塩化ビニル樹脂その他の樹脂の着色層を積層した
ものであるから、2枚の繊維基材シートを接合する際、
表面と裏面を重ねて熱融着加工をすることができる。そ
して、裏面の耐水性が向上し、汚れ難くなり、また付着
した汚れを容易に拭き去ることができ、かつ裏面から繊
維基材シートが透けて見えることもない。
載した発明において、その繊維基材シートの裏面に顔料
を含む塩化ビニル樹脂その他の樹脂の着色層を積層した
ものであるから、2枚の繊維基材シートを接合する際、
表面と裏面を重ねて熱融着加工をすることができる。そ
して、裏面の耐水性が向上し、汚れ難くなり、また付着
した汚れを容易に拭き去ることができ、かつ裏面から繊
維基材シートが透けて見えることもない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 肥田 美和 大阪府泉南市樽井六丁目29番1号 東洋ク ロス株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 繊維基材シートの表面に接着剤層を介し
て難燃剤および顔料を含む塩化ビニル樹脂の難燃性不透
明着色層と、アルミニウム粉末を含む塩化ビニル樹脂の
反射層と、少量の顔料を含む塩化ビニル樹脂の半透明着
色層とが順に積層されていることを特徴とする遮熱用シ
ート材料。 - 【請求項2】 繊維基材シートの裏面に顔料を含む塩化
ビニル樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル−ウレタン共重
合樹脂または塩素化ポリエチレン樹脂のいずれかの着色
層が積層された請求項1に記載された遮熱用シート材
料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20024794A JP2957420B2 (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 遮熱用シート材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20024794A JP2957420B2 (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 遮熱用シート材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0849171A true JPH0849171A (ja) | 1996-02-20 |
| JP2957420B2 JP2957420B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=16421232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20024794A Expired - Fee Related JP2957420B2 (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 遮熱用シート材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2957420B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100569508C (zh) | 2003-03-28 | 2009-12-16 | 阿基里斯株式会社 | 具有光线遮蔽效果的着色片材 |
| KR101876882B1 (ko) * | 2016-09-02 | 2018-07-10 | 주식회사 나경 | 블라인드용 암막직물의 제조방법 |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP20024794A patent/JP2957420B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100569508C (zh) | 2003-03-28 | 2009-12-16 | 阿基里斯株式会社 | 具有光线遮蔽效果的着色片材 |
| KR101876882B1 (ko) * | 2016-09-02 | 2018-07-10 | 주식회사 나경 | 블라인드용 암막직물의 제조방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2957420B2 (ja) | 1999-10-04 |
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Legal Events
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