[go: up one dir, main page]

JPH0840203A - シートベルト巻取装置 - Google Patents

シートベルト巻取装置

Info

Publication number
JPH0840203A
JPH0840203A JP6194656A JP19465694A JPH0840203A JP H0840203 A JPH0840203 A JP H0840203A JP 6194656 A JP6194656 A JP 6194656A JP 19465694 A JP19465694 A JP 19465694A JP H0840203 A JPH0840203 A JP H0840203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
webbing
clamp lever
shaft
seat belt
retractor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6194656A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Mishina
丞司 三科
Masahiro Tanabe
昌弘 田辺
Yutaka Yamaguchi
豊 山口
Hideo Izeki
秀雄 井関
Yuuichi Sawato
雄一 澤渡
Yoshikazu Nakayama
芳和 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takata Corp filed Critical Takata Corp
Priority to JP6194656A priority Critical patent/JPH0840203A/ja
Publication of JPH0840203A publication Critical patent/JPH0840203A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クランプロック機構を備えたシートベルト巻
取装置に安価な手段でEA機構を盛り込む。 【構成】 クランプロック機構10のクランプレバー2
0を、リトラクタケース2に形成された軸受部に軸端が
支持された回動軸7を介してリトラクタケース2内に収
容し、回動軸7をクランプレバー20を介して伝達され
る所定値以上の圧縮力Nの作用により軸受部に形成され
た切欠部9に向けて変位させる。これによりクランプレ
バー20とスライド部材13との間にウェビングWが所
定張力を保持しながら引き出されるのを許容する程度の
離隔が生じるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシートベルト巻取装置に
係り、特に乗員の移動を拘束する際に乗員へ加わる衝撃
エネルギーを吸収するようにしたシートベルト巻取装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】シートベルト装置は衝突時に生じる加速
度や衝撃力による乗員の急激な移動を拘束し、乗員の身
体の安全を図る装置として、自動車等において不可欠な
装置である。この種のシートベルト装置は、通常ウェビ
ング(以下、本明細書では日本工業規格に規定されてい
るような幅50mm程度の通常の繊維材料からなる織り
ベルトをウェビングと呼ぶ。)と、このウェビングをバ
ネ力により巻取軸に巻回して内部に引き込むとともに、
衝撃が作用した時にのみウェビングの巻取軸からの引き
出しをロックして乗員を拘束するリトラクタ(以下、E
LR:Emergency Locking Retractorと記す。)と、ウ
ェビングを乗員の身体にフィットするように装着させる
ために車内の所定位置に設置されたバックル装置、アン
カー等から構成されている。
【0003】従来、前述のようなシートベルト装置で
は、衝突時にはELRからのウェビングの引き出しがロ
ックされ、このロックされたウェビングにより前方に急
激に移動する乗員の身体が拘束される。ところが、この
ように乗員の前方への移動が急激に拘束されると、乗員
には拘束された反作用による衝撃力がウェビングを介し
て作用する。この乗員の身体へ加わる衝撃力を緩和する
のに、ウェビングによる拘束動作時にウェビングの拘束
長さをわずかに増加させる方法が有効であることが実験
により確認されている。すなわち、ウェビングで乗員の
移動を拘束する際に、ELRによりロックされた直後
に、ウェビングが所定引張荷重を保持して所定量だけ繰
り出されるようにし、乗員に作用する衝撃エネルギーを
吸収させるようにすることが好ましい。なお、本明細書
では、このエネルギー吸収効果をEA(Energy Absor
b)効果と記す。
【0004】この課題を解決するために従来より種々の
シートベルト巻取装置が提案されている。図9の各図は
前述のELRとしての機能を有するシートベルト巻取装
置内のウェビング巻取軸に嵌着されたホイール状部材の
一例を示したものである。このホイール状部材は前述の
衝撃力を吸収するエネルギー吸収部材としての機能を有
する。図9(a)において符号50はウェビング巻取軸
を示しており、このウェビング巻取軸50には所定幅の
スロット50aが形成され、このスロット50aに端部
が定着ピン51に定着されたウェビングWが固定されて
いる。さらにウェビング巻取軸50の外周位置には金属
製あるいは樹脂製のスペーサ52が外嵌され、そのスペ
ーサ52の外周面にウェビングWが所定量だけ巻回され
るようになっている。本従来例では、張力Tが作用し、
ウェビング巻取軸50がA方向に回転して、ウェビング
Wが巻き締まった後に、スペーサ52の爪状体53が変
形することによりエネルギー吸収部材としての機能を果
たすようになっている(実開昭64−14454号明細
書参照)。
【0005】図9(b)にはウェビング巻取軸50に外
嵌された中空部を有する略円環状のエネルギー吸収部材
が示されている。このエネルギー吸収部材は前述のスペ
ーサ52に相当する部材が同軸的に二重構造をなした円
筒により内部に中空部Sが形成された略円環形状の中空
筒状体54からなり、その一部にはウェビングWを挿通
可能なスリット54aが形成されている(実公昭58−
13864号公報参照)。本従来例でもウェビングWが
この中空筒状体54の外周に巻回され、衝突時にウェビ
ング巻締め力により中空筒状体54が圧壊してウェビン
グ巻取径が小さくなり、その分ウェビングWが繰り出さ
れてEA効果が得られるようになっている。
【0006】図9(c)は円周状に連結された複数の細
径パイプ55がウェビング巻取軸50の外周部に配置さ
れ、ウェビングWがその外周に巻回されるような巻取軸
を示している。本従来例においても細径パイプ55の集
合体がウェビング荷重作用時にウェビング巻締め力によ
り圧壊してEA効果を発揮する(米国特許第4,25
6,273号公報参照)。
【0007】ここで、上述したエネルギー吸収部材を使
用した場合のウェビングWに作用する引張荷重とウェビ
ング繰り出し量との関係を図10を参照して説明する。
拘束の初期段階では図10に実線aで示したようにウェ
ビングWに所定の引張荷重が発生し増加するのに伴い、
ウェビングWはウェビング巻き締まり力によりウェビン
グ巻取軸50に強く巻き締められ、巻き締め余裕分のウ
ェビングWが繰り出される。このときウェビング巻締め
力はエネルギー吸収部材を締め付けるように作用してい
るので、この締付け力がエネルギー吸収部材の強度を越
えると(点P)、エネルギー吸収部材は潰されるように
変形し始める。したがってこのエネルギー吸収部材が変
形開始するとウェビング巻取径が小さくなり、その分の
ウェビングWが点Qまで引張荷重をほとんど上昇させず
に繰り出され、EA効果が発揮される(実線b)。その
後エネルギー吸収部材が完全に圧壊してしまうと、ウェ
ビングWの引張荷重は再びウェビング繰り出し量に比例
するように増加する(実線c)。このように前述の各従
来例ではウェビング巻締め力によりエネルギー吸収部材
が変形ないし破壊され、ウェビング巻取径が小さくなっ
た分だけウェビングWが所定量だけ繰り出されるように
なっている。このようにして乗員に作用する衝撃エネル
ギーの一部が吸収され、EA効果が得られ、乗員拘束時
に乗員に作用する衝撃が緩和される。
【0008】ところで、図9の各図に示したウェビング
巻取軸50の回転を緊急ロックさせるには、ウェビング
巻取軸50の軸端に嵌着されたロックリング(図示せ
ず)の係止歯に係止爪(パウル)を噛合させてウェビン
グ巻取軸50の回転をロックさせるようになっている。
なお、本明細書では、ウェビング巻取軸をロックさせ、
ウェビングの引き出しをロックするようにしたロック機
構を「リールロック機構」と呼ぶ。このリールロック機
構は、緊急時のウェビングの引き出しをロックする簡易
で確実な手段として、種々の機構が開発、実施されてい
る。
【0009】また、通常走行時において、ウェビング
は、ウェビング巻取軸の軸端に装着されたうずまきバネ
状のリターンスプリングによる巻回力によりウェビング
巻取軸に巻き取られるようになっている。このリターン
スプリングは、通常使用時にウェビングが急速に巻回さ
れないように、バネ巻回力はそれほど大きく設定されて
いない。このため通常状態では、ウェビング巻取軸には
多少の緩みをもってウェビングが巻き取られるようにな
っている。よってウェビングに急激な引張力が作用する
と、ウェビング巻取軸がロックされても、ウェビングが
緩く巻回された分だけ引き出されてしまう巻き締まり現
象が生じてしまう。このウェビングの巻き締まりは、ウ
ェビングに衝撃が作用すると同時に生じるため、前述の
ようなウェビングの引き出しによりウェビングに作用す
る引張荷重を一定量に押さえるEA効果のような効果は
奏しない。単に、乗員の前方移動を拘束するタイミング
が遅れるだけである。
【0010】そこで、出願人は、リールロック機構に代
え、引き出されようとするウェビングをクランプ機構で
直接把持してウェビングの引き出しをロックするように
したクランプロック機構を提案している(特願昭63−
185522号、特願平1−235245号参照)。な
お、これらの出願にかかるシートベルトリトラクタは、
ロック機構の動作を確実にするためにクランプロック機
構と前述のリールロック機構とを両方とも取りいれたも
のである。
【0011】このうち、クランプロック機構の一例につ
いて図11を参照して説明する。クランプロック機構1
00は、図11に示したようにリトラクタケース101
内に収容された、回動軸122に対して揺動可能なクラ
ンプレバー103(移動挟持部材)と、このクランプレ
バー103に対向する位置にウェビングWの引き出し方
向にスライド可能なスライド部材102(対向挟持部
材)とから構成されている。そしてクランプレバー10
3の先端に取着されたクランプティース104(クラン
プ部材)と、スライド部材102の一部に取着されたス
ライドティース105(当接部材)とが噛み合うように
してウェビングWを挟持し、ウェビングWの引き出しを
阻止するようになっている。
【0012】以上のクランプロック機構100のウェビ
ング挟持動作について、図11、図12を参照して簡単
に説明する。図11はクランプロック機構100が動作
していない常時の部材位置関係を示している。クランプ
レバー103、スライド部材102はともに板バネ状の
付勢部材106、107によって初期位置が規定されて
おり、この状態ではウェビングWは自由に引き出しがで
きる。このときクランプレバー103の中間位置にはリ
ンク部材110が連結されている。リンク部材110の
回動動作によりクランプレバー103は図12に示した
矢印D1方向に回動し、クランプティース104がウェ
ビングWの一面に当接できる。さらに、クランプレバー
103が回動してスライドティース105との間でウェ
ビングWを挟持した状態で噛み合う。すると、クランプ
レバー103の回動に伴い、スライド部材102がウェ
ビング引き出し方向にスライドし、ティース同士の噛み
合いが一層確実になる。これによりウェビングWがクラ
ンプレバー103のクランプティース104とスライド
ティース105との間で確実に挟持され、引き出しが完
全に阻止される。
【0013】ここで、クランプレバー103の回動を引
き起こすリンク部材110の回動動作について図12を
参照して簡単に説明する。ウェビングWに急激な引き出
し力が作用すると、ウェビング巻取軸120と同軸的に
設けられているロックリング(図示せず)が回動し、そ
の回動動作に連動してリンク部材110に枢着されてい
る係合部材111の爪先111aが僅かに矢印C1方向
に回動し、爪先111aがラチェットホィール112の
歯部に係合する。このときラチェットホィール112は
A1方向に回動しているので、この回動動作に連動して
係合部材111、リンク部材110の変位動作が生じ、
その結果クランプレバー103がD1方向に回動する。
【0014】なお、特願平1−235245号にかかる
出願のシートベルトリトラクタでは、前述のロックリン
グによってクランプロック機構、リールロック機構の2
個のロック機構のロック開始を適正なタイミングで行え
るようにしている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したク
ランプロック機構を備えたシートベルト巻取装置では、
リールロック機構で効果を発揮するような図9の各図に
示したようなエネルギー吸収部材をウェビング巻取軸に
装着しても、ウェビングWの引き出しとほぼ同時にクラ
ンプロック機構がリールロック機構に先行して動し、確
実にウェビングWの引き出しがロックされてしまう。こ
のためウェビングWの巻き締まり、ウェビング巻取軸回
りに装着されたエネルギー吸収部材の変形、圧壊という
過程をとることができない。この結果、クランプロック
機構を備えたシートバック巻取装置では、EA効果を得
るような有効なエネルギー吸収機構を備えることができ
なかった。
【0016】そこで、本発明の目的は上述した従来の技
術が有する問題点を解消し、クランプロック機構の一部
にエネルギー吸収機構を設け、ウェビングの急激な引き
出しにシートベルト巻取装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は少なくとも、ウェビングがリトラクタケー
スから急激に引き出されるのを感知して、所定方向に回
動するクランプレバーと、該クランプレバーと対向位置
に配置され、前記ウェビングを介在させた状態で、前記
クランプレバーの回動動作に追従して前記ウェビングの
引き出し方向にスライドし、前記クランプレバーと協働
して前記ウェビングの引き出しを阻止するスライド部材
とを備えたシートベルト巻取装置において、前記クラン
プレバーは、前記リトラクタケースに形成された軸受部
に軸端が支持された回動軸を介して前記リトラクタケー
ス内に収容され、該回動軸は該クランプレバーを介して
伝達される所定値以上の圧縮力の作用により前記軸受部
に形成された切欠部に向けて変位し、これにより該クラ
ンプレバーと前記スライド部材との間に前記ウェビング
が所定張力を保持しながら引き出されるのを許容する程
度の離隔が生じるようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0018】また、少なくとも、ウェビングがリトラク
タケースから急激に引き出されるのを感知して、所定方
向に回動するクランプレバーと、該クランプレバーと対
向位置に配置され、前記ウェビングを介在させた状態
で、前記クランプレバーの回動動作に追従して前記ウェ
ビングの引き出し方向にスライドし、前記クランプレバ
ーと協働して前記ウェビングの引き出しを阻止するスラ
イド部材とを備えたシートベルト巻取装置において、前
記クランプレバーは、一部に緩衝プレートが介装され、
該緩衝プレートが該クランプレバーを介して伝達される
所定値以上の圧縮力の作用により圧壊し、これにより該
クランプレバーと前記スライド部材との間に前記ウェビ
ングが所定張力を保持しながら引き出されるのを許容す
る程度の離隔が生じるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0019】さらに、少なくとも、ウェビングがリトラ
クタケースから急激に引き出されるのを感知して、所定
方向に回動するクランプレバーと、該クランプレバーと
対向位置に配置され、前記ウェビングを介在させた状態
で、前記クランプレバーの回動動作に追従して前記ウェ
ビングの引き出し方向にスライドし、前記クランプレバ
ーと協働して前記ウェビングの引き出しを阻止するスラ
イド部材とを備えたシートベルト巻取装置において、前
記スライド部材は、一部に緩衝プレートが介装され、該
緩衝プレートが該スライド部材に伝達される所定値以上
の押圧力の作用により圧壊し、これにより該スライド部
材と前記クランプレバーとの間に前記ウェビングが所定
張力を保持しながら引き出されるのを許容する程度の離
隔が生じるようにしたことを特徴とするものである。
【0020】前記ウェビングが巻回されたウェビング巻
取軸はウェビングの巻き締まり力により縮径されるリブ
部材を形成することが好ましい。
【0021】または、前記ウェビングは、前記リトラク
タケースに支持されたシャフト部に同軸的に螺合された
中空ウェビング巻取軸に巻回され、該中空ウェビング巻
取軸と前記シャフト部とは、所定トルクで軸部が破断す
る位置決めピンで相対回転が抑止された状態に固定さ
れ、前記ウェビングが引き出された際にウェビング巻き
締まり動作の後に作用するウェビングを引き出す方向に
作用する回転力が前記所定トルクを越えた場合に、前記
位置決めピンの軸部が破断し、前記中空ウェビング巻取
軸のみが前記螺合部を緩めるように回転して前記中空ウ
ェビング巻取軸に巻回されたウェビングを所定量だけ繰
り出すようにすることが好ましい。
【0022】
【作用】本発明によれば、前記クランプレバーを、前記
リトラクタケースに形成された軸受部に軸端が支持され
た回動軸を介して前記リトラクタケース内に収容し、該
回動軸を該クランプレバーを介して伝達される所定値以
上の圧縮力の作用により前記軸受部に形成された切欠部
に向けて変位させ、これにより該クランプレバーと前記
スライド部材との間に前記ウェビングが所定張力を保持
しながら引き出されるのを許容する程度の離隔が生じる
ようにしたことにより、前述したクランプロック機構に
おいて、安価で有効なEA効果をもたらすことができ
る。
【0023】また、前記クランプレバーの一部に緩衝プ
レートを介装し、該緩衝プレートが該クランプレバーを
介して伝達される所定値以上の圧縮力の作用により圧壊
し、これにより該クランプレバーと前記スライド部材と
の間に前記ウェビングが所定張力を保持しながら引き出
されるのを許容する程度の離隔が生じるようにし、ま
た、前記スライド部材の一部に緩衝プレートを介装し、
該緩衝プレートが該スライド部材に伝達される所定値以
上の押圧力の作用により圧壊し、これにより該スライド
部材と前記クランプレバーとの間に前記ウェビングが所
定張力を保持しながら引き出されるのを許容する程度の
離隔が生じるようにしたことにより簡単で安価な部材に
より定量的なEA効果を発揮させることができる。
【0024】前記ウェビングが巻回されたウェビング巻
取軸はウェビングの巻き締まり力により縮径されるリブ
部材を形成することで、ウェビングの繰り出し量を十分
にとることができ、EAの範囲を広くとることができ
る。
【0025】または、前記ウェビングは、前記リトラク
タケースに支持されたシャフト部に同軸的に螺合された
中空ウェビング巻取軸に巻回され、該中空ウェビング巻
取軸と前記シャフト部とは、所定トルクで軸部が破断す
る位置決めピンで相対回転が抑止された状態に固定さ
れ、前記ウェビングが引き出された際にウェビング巻き
締まり動作の後に作用するウェビングを引き出す方向に
作用する回転力が前記所定トルクを越えた場合に、前記
位置決めピンの軸部が破断し、前記中空ウェビング巻取
軸のみが前記螺合部を緩めるように回転して前記中空ウ
ェビング巻取軸に巻回されたウェビングを所定量だけ繰
り出すようにしたので、一層ウェビングの繰り出し量を
大きくすることができ、EA効果をより確実、効果的に
実現することができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明によるシートベルト巻取装置の
一実施例を添付図面を参照して説明する。図1は、シー
トベルト巻取装置1のリトラクタケース2の内部に収容
されたウェビング巻取軸3に巻回されたウェビングW
と、このウェビングWの緊急時の引き出しをロックする
ためのクランプロック機構10を、説明のために抜き出
して示した部分分解側面図である。したがって、同図で
は、クランプロック機構10を動作させるための前述し
たリンク部材や、このリンク部材に所定の入力を与える
ロックリング等の部材は図示を省略してある。
【0027】同図において、ウェビング巻取軸3の外周
面には、ほぼ等角の間隔をあけて6本の巻取りリブ4が
放射状に立設されている。この巻取りリブ4は、エネル
ギー吸収部材の役割を果たし、後述するようにウェビン
グWが巻き締まった状態で倒れ込み、ウェビングWの巻
取り径を縮径させることができる。また、このウェビン
グ巻取軸3には、その中心部を横切るようにスロット5
が形成されており、そのスロットの一端に嵌着された定
着ピン6にウェビングWの端部が定着されている。同図
には、ウェビングWが巻取りリブ4の周囲に所定巻き数
だけ巻回された状態が示されている。
【0028】リトラクタケース2の背部2aの上部には
スライドベース部材11が固着されている。このスライ
ドベース部材11はリトラクタケース2の幅にほぼ等し
い幅の板状曲げ加工部材で、この内部にはティースホル
ダ12がウェビングWの引き出し方向にスライド可能に
収容されている。ティースホルダ12はスライドティー
ス13を保持し、スライドベース部材11に沿ってスラ
イドティース13をスライドさせるためのガイド部材の
役割を果たしている。スライドティース13は、ウェビ
ング当接面が波状に仕上げられた金属板で、クランプレ
バー20の先端に取着された回動ティース21の波状面
と噛み合うようにしてウェビングWを挟持し、ウェビン
グWの引き出しをロックするようになっている。
【0029】クランプレバー20は図11に示したタイ
プと同様の構成からなり、リトラクタケース2の両側面
を掛け渡された回動軸7に、一端が取り付けられたレバ
ー部材で、回動軸7に関して回動可能に支持されてい
る。幅はスライドティース13との噛み合い時にウェビ
ングWを有効に挟持できる程度に設定されている。ま
た、クランプレバー20先端のウェビング当接面には回
動ティース21が固着されている。このときクランプレ
バー20の上面には板状バネ22が装着されており、ク
ランプレバー20は図1に示した位置を初期位置とする
ように付勢されている。ここで、リトラクタケース2に
形成された回動軸7の取付孔について図5(a)、
(b)を参照して説明する。回動軸7の取付孔8は所定
径をなす回動軸7を回転可能に軸支する。さらに円形取
付8孔の一部には切欠9が形成されている。この切欠9
は、この円形孔の直径より僅かに細い幅をなし、回動軸
7とほぼ同径の円弧部9aを有している。切欠9の両端
のケース側面には肩部2bが形成されている。このため
回動軸7は円形取付孔8内に確実に収容されるようにな
っている。
【0030】ところが、クランプレバー20が図示しな
いリンク部材に連動して矢印D1方向に回動し、回動テ
ィース21がスライドティース13と協働してウェビン
グWを挟持し始めると、スライドティース13との当接
によりクランプレバー20の長手方向に沿って反力とし
ての圧縮力Nが発生する。そしてクランプレバー20の
回動角度が増し、ティース同士の噛み合いの度合いが強
くなるに従い、圧縮力Nが増加し、圧縮力Nが一定値以
上になると、切欠両端位置の肩部2bが回動軸7に押圧
されて圧壊し、図5(b)に示したように回動軸7は距
離t1だけ切欠部分にめり込むようにずれて変位する。
この軸の変位量は切欠の厚みt0にほぼ等しくなる。す
なわち、リトラクタケース2に形成される切欠9の肩部
2bの張り出し具合、板厚等を調整することにより回動
軸7が切欠に食い込む圧縮力Nを所定の値に設定するこ
とができる。
【0031】このようにクランプロック機構10は本来
の機能として、ウェビングWが所定の張力で引き出され
ようとすると、瞬時にクランプレバー20が回動してウ
ェビングWの引き出しがロックされる。そしてウェビン
グWの引き出しをロックした状態が僅かに継続すると、
ロック機構のクランプレバー20の回動軸7の支持部が
僅かに圧壊して回動軸7がずれてクランプレバー20の
回動ティース21のウェビング押圧力が減少する。すな
わち、ウェビングWを挟むように作用している回動ティ
ース21とスライドティース13との噛み合いが緩む。
これによりウェビングWが引き出され、クランプレバー
20が回動規制ピン25の位置まで回動し、定位置で停
止する。この状態でウェビングWは張力を一定に保持し
ながら引き出される。このようにしてEA効果をクラン
プロック機構10部分で実現することができる。EA開
始荷重は、前述のように切欠9の形状等を適宜設定して
ウェビングWに作用した引張荷重に対応した荷重として
適宜設定することができる。なお、このEA開始荷重は
本実施例では、ウェビング引張荷重が300〜800k
gfとなる範囲で設定されることが好ましい。
【0032】次に、このように構成されたクランプロッ
ク機構10内のEA機構の動作について、図2、図3の
状態説明図を参照して説明する。まず、通常のシートベ
ルト装置使用時には、同図(a)に示したようにクラン
プレバー20は板バネ(図示せず)により付勢されてい
る。このため先端に固着された回動ティース21と、対
向位置にあるスライドティース13とは接触せず、ウェ
ビングWはリトラクタから自由に引き出すことができる
(状態A:初期状態)。
【0033】次いで、引張力Fにより急激なウェビング
引き出しが生じると、瞬時にクランプロック機構10が
作動する。すなわち、クランプレバー20が前述のリン
ク部材(図示せず)の変位に連動して僅かに作動方向D
1に回動し、回動ティース21と、スライドティース1
3とがウェビングWを挟持するように噛み合い、ウェビ
ングWの引き出しをロックすることができる(同図
(b)参照、状態B:クランプロック機構作動状態)。
【0034】そして、ティース部分で挟持されている部
分より先端側のウェビングWの引張荷重Fが増加し、E
A開始荷重に到達すると、クランプレバー20の回動軸
7の切欠9が圧壊し始め、クランプレバー20の回動軸
7が僅かに矢印方向にずれてクランプレバー20が僅か
に後退する。これによりそれまでウェビングWを挟んで
噛み合い状態にあったスライドティース13との間に隙
間が生じ、ウェビングWを挟持しているティース間の噛
み合いが弱くなり、ウェビングWが滑り出し、クランプ
レバー20も引き続き矢印D1方向に回動する(同図
(c)、状態C:EA開始荷重到達状態)。さらに、ウ
ェビングWの引き出しによりクランプレバー20は回動
規制ピン25の位置まで回動する。そしてクランプレバ
ー20は回動規制ピン25で位置保持され、回動ティー
ス21とスライドティース13との位置関係も一定とな
る。この状態で引き続きウェビングWが引き出され、ウ
ェビングWに作用するEA荷重はほぼ一定値に保持され
る。
【0035】一方、ウェビングWが引き出されるのに僅
かに遅れてリールロック機構が作動し、ウェビング巻取
軸3の回転がロックされる。したがって、まずウェビン
グWの引き出しとして、同図(d)に示した巻き締まり
力F1により巻取りリブ4に緩く巻回されたウェビング
Wが巻き締まりにより引き出される。そしてウェビング
Wが巻き締まると、巻取りリブ4が同図(d)に示した
ようにウェビングW巻き締まり力F1により締め付けら
れるように倒れ込み、ウェビング巻取り径が縮径する。
これによりウェビングWがさらに繰り出されることにな
る。
【0036】この状態では、クランプレバー20の回動
ティース21とスライドティース13との噛み合い力F
2はほぼ一定となり、さらにウェビングWが巻取りリブ
4が完全に倒れ込むまで引き出されると、巻き締められ
たウェビングWの巻回された部分がウェビングW荷重を
負担するようになる。すなわち、クランプロック機構1
0でのEA動作が完了して、以後ウェビング巻取軸3が
ウェビングWの引張荷重Fを負担する(状態E:EA完
了)。
【0037】図4は、以上に述べた各状態A〜Dにおけ
るウェビングW繰り出し量−引張荷重曲線を示した特性
曲線図である。同図に示したように本発明によるEA機
構では、EA効果を発揮するEAストロークの範囲が通
常のウェビング巻取軸に装着したEA機構より大きく取
ることができる。衝突直後から早い時期での初期EAを
実現することが、自動車等の限られた空間内では特に有
効である。
【0038】図5(c)、(d)はリトラクタケース2
に形成される回動軸7の変位を生じさせる切欠の変形例
を示したものである。リトラクタケース2の側面部には
あらかじめ長孔が形成され、この長孔に樹脂製の軸受部
材31が嵌着された状態が示されている。同図(c)に
示されたように軸受部材31には回動軸7を回動自在に
支持する軸受孔32が形成されている。さらに軸受孔3
2に隣接した部分にはクランプレバー(図示せず)から
伝達される圧縮力Nにより圧壊する変形しろ33が形成
されている。この変形しろ33として、本変形例ではE
A開始荷重の値を調整するくり抜き窓33aが形成され
ている。同図(d)は軸受部材31が圧壊した状態を示
している。このようにEA開始荷重は変形しろ33部分
の形状、寸法を変えて圧壊強さを調整することで適宜設
定することができる。
【0039】図6はクランプレバー20の回動軸7の軸
受部分に形成された切欠に代わる変形例を示したクラン
プロック機構10の部分断面図である。同図(a)にお
いて、クランプレバー20と、回動ティース21との間
には円弧状の緩衝プレート34が介装されている。この
緩衝プレート34は、板面が細かい波状に形成された金
属製プレートで、前述のようにウェビングWの引き出し
が開始され、図2(c)に示したような状態Cに達する
と、この緩衝プレート34の波状部が塑性変形して潰れ
出し、回動ティース21がクランプレバー20と密着す
る。これによりティース間に隙間が生じ、EA機構とし
て動作し始めることとなる。
【0040】同図(b)はティースホルダ12とスライ
ドベース部材11との間に同図(a)で使用した緩衝プ
レート35を介装している。したがってクランプレバー
20が回動して回動ティース21とスライドティース1
3とがウェビングWを挟持して、さらにクランプレバー
20が回動してティース間の噛み合いの度合いが増す
と、ティースホルダ12の背後にある緩衝プレート35
の波状部が押しつぶされ、ティース間に隙間が生じ、E
A機構として動作するようになる。図6に示したEA機
構は使用する緩衝プレート34、35の板厚、波状部の
形状等を変えることによりEA開始荷重を適宜設定する
ことができる。
【0041】次に、ウェビング巻取軸3に形成された巻
取りリブ4に代えて、よりウェビングWの繰り出し量を
大きくするようにしたウェビング巻取軸3の構成につい
て図7、図8を参照して説明する。図7(a)は本変形
例によるウェビング巻取軸40の部分断面を示した説明
図である。同図に示したようにウェビング巻取軸40は
ボビンを構成する中空ホィール41と、この中空ホィー
ル41の中空部に嵌挿されたシャフト部42とから構成
されている。中空ホィール41は図8に示したように中
心から偏心した位置にウェビングWの端部を定着できる
ようになっており、外周部分にウェビングWが巻回され
るようになっている。さらに中空ホィール41はシャフ
ト部42とネジ部43を介して螺合され、他端の所定位
置に螺着された位置決めピン44により中空ホィール4
1はシャフト部42とは一体的に回転するようになって
いる。
【0042】この初期状態からウェビングWが引き出さ
れ、クランプロック機構10のEA機構が作動して、ウ
ェビングWが一定のEA荷重のもとで引き出されると、
中空ホィール41が矢印方向A(図8参照)に回転し、
ウェビングWの巻き締まりが生じる。そして巻き締まり
が完了すると、巻き締まり力が回転トルクとして中空ホ
ィール41に作用する。このとき位置決めピン44には
所定トルクで破断する切欠44aが形成されており、巻
き締まり力が所定トルクに達すると、位置決めピン44
の切欠44aが破断する。その結果、中空ホィール41
は単独で矢印A方向に自由に回転できるようになる。す
なわちロックされたシャフト部42と別個にウェビング
Wを引き出すことが可能になる。このとき中空ホィール
41は回転に伴い、ロックされた状態のシャフト部42
に対してネジ嵌合を緩める方向B(図7参照)に前進す
る。そして図7(b)に示したように中空ホィール41
がネジ嵌合を緩める方向へ所定量Lだけ進むと、位置決
めピン44の頭部軸44bがシャフト部42の端面に当
接して中空ホィール41の回転が抑止される。これによ
りウェビングWの引き出しもロックされる。
【0043】このときのウェビングWの繰り出し量は中
空ホィール41が回転抑止されるまでの中空ホィール4
1の回転数で決定される。すなわちシャフト部42に形
成されたネジ部43のピッチと、位置決めピン44の頭
部軸44bとシャフト部42の端面との離れとで決定さ
れるので、これらの部位の寸法等を適宜調整することで
ウェビングWの繰り出し量を適正に規定することができ
る。
【0044】ところで、以上で説明したティース部材
(回動ティース21、スライドティース13)は、とも
に金属製成型品であったが、この他、ガラス繊維補強さ
れた6−ナイロン、POM(ポリアセタール)等のプラ
スチック部品を使用することも可能である。また、図6
で説明した緩衝プレートは所定量の潰れ(塑性変形)に
よってティース間にクリアランスを形成できれば、その
形状材質は問わないことはいうまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、クランプロック機構を備えたシートベルト巻
取装置においても、安価な手段により確実なEA機構を
盛り込むことができ、衝突時のエネルギー吸収動作をと
れるという効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシートベルト巻取装置の一実施例
を示した部分分解側面図。
【図2】本発明のシートベルト巻取装置のEA機構の一
連の動作状態を示した動作状態説明図(状態A〜状態
D)。
【図3】本発明のシートベルト巻取装置のEA機構の一
連の動作状態を示した動作状態説明図(状態E)。
【図4】図2、3に示した各動作状態(状態A〜状態
E)に対応したEA機構のウェビング繰り出し量−引張
荷重曲線図。
【図5】EA機構である軸受部の切欠を示した部分拡大
図。
【図6】EA機構の変形例を示した部分拡大図。
【図7】ウェビング巻取軸に設けられるウェビング繰り
出し量調整部材の変形例を示した部分断面図。
【図8】図7に示したVIII-VIII断面線に沿って示した
断面図。
【図9】従来のウェビング巻取軸に用いられるEA部材
の一例を示した断面図。
【図10】図9に示したEA部材の一例のウェビング繰
り出し量−引張荷重曲線図。
【図11】従来のクランプロック機構の一例を示した部
分断面側面図。
【図12】図11に示したクランプロック機構のロック
状態を模式的に示した部分断面側面図。
【符号の説明】
1 シートベルト巻取装置 3,40 ウェビング巻取軸 4 巻取りリブ 7 回動軸 9 切欠 10 クランプロック機構 11 スライドベース部材 12 ティースホルダ 13 スライドティース 20 クランプレバー 21 回動ティース 25 回動規制ピン 34,35 緩衝プレート 41 中空ホィール 42 シャフト部 44 位置決めピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤渡 雄一 滋賀県伊香郡木之本町黒田939 (72)発明者 中山 芳和 滋賀県彦根市稲部町477−26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、ウェビングがリトラクタケー
    スから急激に引き出されるのを感知して、所定方向に回
    動するクランプレバーと、該クランプレバーと対向位置
    に配置され、前記ウェビングを介在させた状態で、前記
    クランプレバーの回動動作に追従して前記ウェビングの
    引き出し方向にスライドし、前記クランプレバーと協働
    して前記ウェビングの引き出しを阻止するスライド部材
    とを備えたシートベルト巻取装置において、 前記クランプレバーは、前記リトラクタケースに形成さ
    れた軸受部に軸端が支持された回動軸を介して前記リト
    ラクタケース内に収容され、該回動軸は該クランプレバ
    ーを介して伝達される所定値以上の圧縮力の作用により
    前記軸受部に形成された切欠部に向けて変位し、これに
    より該クランプレバーと前記スライド部材との間に前記
    ウェビングが所定張力を保持しながら引き出されるのを
    許容する程度の離隔が生じるようにしたことを特徴とす
    るシートベルト巻取装置。
  2. 【請求項2】少なくとも、ウェビングがリトラクタケー
    スから急激に引き出されるのを感知して、所定方向に回
    動するクランプレバーと、該クランプレバーと対向位置
    に配置され、前記ウェビングを介在させた状態で、前記
    クランプレバーの回動動作に追従して前記ウェビングの
    引き出し方向にスライドし、前記クランプレバーと協働
    して前記ウェビングの引き出しを阻止するスライド部材
    とを備えたシートベルト巻取装置において、 前記クランプレバーは、一部に緩衝プレートが介装さ
    れ、該緩衝プレートが該クランプレバーを介して伝達さ
    れる所定値以上の圧縮力の作用により圧壊し、これによ
    り該クランプレバーと前記スライド部材との間に前記ウ
    ェビングが所定張力を保持しながら引き出されるのを許
    容する程度の離隔が生じるようにしたことを特徴とする
    シートベルト巻取装置。
  3. 【請求項3】少なくとも、ウェビングがリトラクタケー
    スから急激に引き出されるのを感知して、所定方向に回
    動するクランプレバーと、該クランプレバーと対向位置
    に配置され、前記ウェビングを介在させた状態で、前記
    クランプレバーの回動動作に追従して前記ウェビングの
    引き出し方向にスライドし、前記クランプレバーと協働
    して前記ウェビングの引き出しを阻止するスライド部材
    とを備えたシートベルト巻取装置において、 前記スライド部材は、一部に緩衝プレートが介装され、
    該緩衝プレートが該スライド部材に伝達される所定値以
    上の押圧力の作用により圧壊し、これにより該スライド
    部材と前記クランプレバーとの間に前記ウェビングが所
    定張力を保持しながら引き出されるのを許容する程度の
    離隔が生じるようにしたことを特徴とするシートベルト
    巻取装置。
  4. 【請求項4】前記ウェビングが巻回されたウェビング巻
    取軸はウェビングの巻き締まり力により縮径されるリブ
    部材が形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれか1項に記載のシートベルト巻取装置。
  5. 【請求項5】前記ウェビングは、前記リトラクタケース
    に支持されたシャフト部に同軸的に螺合された中空ウェ
    ビング巻取軸に巻回され、該中空ウェビング巻取軸と前
    記シャフト部とは、所定トルクで軸部が破断する位置決
    めピンで相対回転が抑止された状態に固定され、前記ウ
    ェビングが引き出された際にウェビング巻き締まり動作
    の後に作用するウェビングを引き出す方向に作用する回
    転力が前記所定トルクを越えた場合に、前記位置決めピ
    ンの軸部が破断し、前記中空ウェビング巻取軸のみが前
    記螺合部を緩めるように回転して前記中空ウェビング巻
    取軸に巻回されたウェビングを所定量だけ繰り出すよう
    にしたことを特徴とする請求項1、請求項3または請求
    項4記載のいずれか1項に記載のシートベルト巻取装
    置。
JP6194656A 1994-07-27 1994-07-27 シートベルト巻取装置 Pending JPH0840203A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6194656A JPH0840203A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 シートベルト巻取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6194656A JPH0840203A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 シートベルト巻取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0840203A true JPH0840203A (ja) 1996-02-13

Family

ID=16328141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6194656A Pending JPH0840203A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 シートベルト巻取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0840203A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190099919A (ko) * 2018-02-20 2019-08-28 엘지전자 주식회사 허리 지지 구조가 개선된 근력 보조 로봇
KR20190099918A (ko) * 2018-02-20 2019-08-28 엘지전자 주식회사 허리 지지 구조가 개선된 근력 보조 로봇
KR20190106375A (ko) * 2018-03-09 2019-09-18 엘지전자 주식회사 허리 지지 구조가 개선된 근력 보조 로봇
CN115626108A (zh) * 2022-12-22 2023-01-20 张家港欣迈克五金工具有限公司 一种可快速收卷的车用货物固定装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190099919A (ko) * 2018-02-20 2019-08-28 엘지전자 주식회사 허리 지지 구조가 개선된 근력 보조 로봇
KR20190099918A (ko) * 2018-02-20 2019-08-28 엘지전자 주식회사 허리 지지 구조가 개선된 근력 보조 로봇
KR20190106375A (ko) * 2018-03-09 2019-09-18 엘지전자 주식회사 허리 지지 구조가 개선된 근력 보조 로봇
CN115626108A (zh) * 2022-12-22 2023-01-20 张家港欣迈克五金工具有限公司 一种可快速收卷的车用货物固定装置
CN115626108B (zh) * 2022-12-22 2023-03-14 张家港欣迈克五金工具有限公司 一种可快速收卷的车用货物固定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1213195B1 (en) Seat belt retractor
US7152824B2 (en) Seat belt retractor and seat belt device equipped with the same
US5820058A (en) Retractor for a vehicle safety belt
EP1488968B1 (en) Seat belt retractor
JPH08127313A (ja) シートベルト巻取装置
US6648260B2 (en) Selectable load limiting seat restraint retractor
JP2005035517A (ja) シートベルトリトラクタ
EP1090820B1 (en) Seat belt retractor
JP2001058559A (ja) シートベルトリトラクタ
JPH0325053A (ja) プリテンショナー装置
US3961761A (en) Storage device for a safety belt
JPH04283150A (ja) シートベルトリトラクタ
JP2006501105A (ja) シートベルトリトラクタ
JP3836971B2 (ja) シートベルトリトラクタ
JP4632277B2 (ja) シートベルト巻取り装置
US20060243843A1 (en) Pretensioner device for a seatbelt retractor
CN101274617B (zh) 安全带卷收器及具有该安全带卷收器的安全带装置
JP2003276563A (ja) ベルトフォースリミッタ、シートベルト装置および自動車のシートベルト装置を作動させる方法
JPH0840203A (ja) シートベルト巻取装置
JP4859131B2 (ja) シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置
JP2512931Y2 (ja) プリロ―ド装置
JP2006341711A (ja) シートベルトのリトラクター装置及びシートベルト装置
JPH11192923A (ja) シートベルトリトラクタ
JP3464545B2 (ja) プリローダ装置
JP4391499B2 (ja) シートベルトリトラクタ