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JPH0832797A - 画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法及び画像処理装置

Info

Publication number
JPH0832797A
JPH0832797A JP6166786A JP16678694A JPH0832797A JP H0832797 A JPH0832797 A JP H0832797A JP 6166786 A JP6166786 A JP 6166786A JP 16678694 A JP16678694 A JP 16678694A JP H0832797 A JPH0832797 A JP H0832797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
pixel
processing
threshold
value obtained
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6166786A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Koga
新二 古閑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP6166786A priority Critical patent/JPH0832797A/ja
Publication of JPH0832797A publication Critical patent/JPH0832797A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/403Edge-driven scaling; Edge-based scaling

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像が拡大された場合でも、高品位の線画画
像を得る。 【構成】 注目画素及びその近傍の画素の濃度データに
対して尖鋭処理部31で尖鋭処理を行う。画像選択キー
6で選択された画像が線画画像のときは、尖鋭処理部3
1で得られた値に乗算処理部32で乗算する係数を1と
する。また、上記濃度データに対して平滑処理部33で
平滑処理を行い、線画画像のときは、平滑処理部33で
得られた値に閾値処理部34で閾値処理を行う。そし
て、乗算処理部32の出力値と、閾値処理部34の出力
値とを加算処理部35で加算して、注目画素の濃度デー
タとして画像形成部7に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、読み取った原稿画像を
拡大して出力する拡大機能を有する複写機やプリンタな
どのディジタル画像処理装置に係り、特に、文字などの
線画画像を拡大した場合の画像処理方法及び画像処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理方法(例えば、「カラー
レーザーコピアにおける画像処理システム」画像電子学
会誌vol.87,no.71,1987,p.85〜p.90参照)につい
て、図4を用いて説明する。この画像処理方法では、1
列に配列された多数の受光素子からなるイメージセンサ
の受光素子が順次走査(主走査)する。そして、このイ
メージセンサが受光素子列に直交する方向に移動して副
走査し、各受光素子に対応する各画素の濃度に応じたレ
ベルの受光信号を原稿の全面に亘って得ることによっ
て、原稿画像が読み取られるようになっている。
【0003】次いで、順次注目画素に対し、注目画素及
びその近傍の画素、すなわち主走査方向に所要の個数で
あって、副走査方向に所要のライン数の画素について、
それらの濃度を、ラインメモリに抽出し、この抽出され
た画素のデータを用いて、尖鋭処理を行うとともに、平
滑処理を行い、尖鋭処理で得られた値に所定の係数M
(M=0〜1)を乗算した値と、平滑処理で得られた値
とを加算する。そして、この加算値を、注目画素の画素
濃度として出力する。
【0004】なお、係数Mは、入力画像が文字などの線
画画像のときはM=1とし、それ以外の画像、例えば網
点画像や写真画像のときは、それぞれ入力画像に応じて
適切なMの値を設定する。また、上記参照例では、注目
画素及びその近傍の画素の範囲は、尖鋭処理が5×5、
平滑処理が1×1,3×3,3×5,3×7としてお
り、その範囲に応じた容量のラインメモリが用いられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
尖鋭処理で得られた値と平滑処理で得られた値とを加算
する方法では、画像を拡大して出力する場合、線画画像
の輪郭にジャギー(画像の輪郭にガタがあること)が残
ってしまい、高品位の画像が得られない。このジャギー
は、拡大倍率が大きくなるほど目立つようになり、画像
品質が劣化する。
【0006】また、上記注目画素及びその近傍の画素の
範囲、すなわちラインメモリの容量は、部品点数や回路
基板面積などの観点から、小さいほど好ましい。
【0007】本発明は、上記問題を解決するもので、原
稿画像が拡大された場合でも、高品位の線画画像が得ら
れる画像処理方法及び画像処理装置を提供することを目
的とする。
【0008】また、本発明は、ラインメモリの容量を低
減する画像処理方法及び画像処理装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、注目画素及びその近傍の画素の濃度デー
タに対して尖鋭処理を行い、また上記濃度データに対し
て平滑処理を行って、両方の処理で得られた値を加算し
た値を上記注目画素の濃度データとして出力する画像処
理方法において、線画画像を拡大した場合には、画像の
拡大倍率に応じて設定された第1の演算式を用いて、上
記平滑処理を行って得られた値に対して閾値処理を行
い、この閾値処理で得られた値と上記尖鋭処理で得られ
た値とを加算した値を上記注目画素の濃度データとして
出力するようにした(請求項1)。
【0010】また、上記第1の演算式は、上記平滑処理
で得られる値をS、上記閾値処理で得られる値をS’、
画像の拡大倍率をnとすると、S’=(2n−1)S−
(n−1)である(請求項2)。
【0011】また、請求項1記載の画像処理方法におい
て、線画画像の濃度変化が2画素以下で生じる場合に
は、上記閾値処理は、画像の拡大倍率に応じて設定され
た第2の演算式を用いて行う(請求項3)。
【0012】また、上記第2の演算式は、上記平滑処理
で得られる値をS、上記閾値処理で得られる値をS’、
画像の拡大倍率をnとすると、S’={(2n−1)S
−(X−1)}/(2n−2X+1)であって、かつ、
Xは、線画画像の濃度変化が1画素毎に生じているとき
は1、2画素で生じているときはnとし、1画素と2画
素の間で生じているときは1とnの間でリニアに変化さ
せている(請求項4)。
【0013】また、上記注目画素の近傍の画素の範囲
は、上記拡大倍率に応じて設定されている(請求項
5)。
【0014】また、注目画素及びその近傍の画素の濃度
データに対して尖鋭処理を行う尖鋭処理手段と、上記濃
度データに対して平滑処理を行う平滑処理手段と、上記
尖鋭処理手段の出力値と上記平滑処理手段の出力値とを
加算した値を上記注目画素の濃度データとして出力する
加算処理手段とを備えた画像処理装置において、上記平
滑手段の出力値に画像の拡大倍率に応じて設定された第
1の演算式を用いて閾値処理演算を行う閾値処理手段を
備え、上記加算手段は、閾値処理演算で得られた値と上
記尖鋭手段の出力値とを加算するものである(請求項
6)。
【0015】また、請求項6記載の画像処理装置におい
て、線画画像の濃度変化が生じる画素数を検出する微小
線検出手段を備え、上記閾値処理手段は、画像の拡大倍
率に応じて設定された第2の演算式を用いて閾値処理演
算を行うものである(請求項7)。
【0016】また、上記注目画素の近傍の範囲は、画像
の拡大倍率に応じて設定されている(請求項8)。
【0017】
【作用】請求項1、6記載の発明によれば、線画画像を
拡大した場合には、まず、注目画素及びその近傍の画素
の濃度データに対して尖鋭処理が行われ、また上記濃度
データに対して平滑処理が行われる。次いで、上記平滑
処理を行って得られた値に対して、第1の演算式を用い
て閾値処理が行われる。この第1の演算式によって、画
像の拡大倍率に応じた適切な閾値処理が行われる。そし
て、閾値処理で得られた値と上記尖鋭処理で得られた値
とが加算された値が、上記注目画素の濃度データとして
出力される。
【0018】また、請求項2記載の発明によれば、第1
の演算式S’=(2n−1)S−(n−1)を用いた閾
値処理によって、中間階調の濃度データを有する画素の
範囲が縮小される。従って、画像を拡大する場合でも、
拡大された線画画像の輪郭が鮮明になり、高品位の線画
画像が得られることとなる。
【0019】また、請求項3、7記載の発明によれば、
線画画像の濃度変化が2画素以下で生じる場合には、第
2の演算式によって、画像の拡大倍率に応じた適切な閾
値処理が行われる。
【0020】また、請求項4記載の発明によれば、閾値
処理は、第2の演算式S’={(2n−1)S−(X−
1)}/(2n−2X+1)を用いて行われる。この場
合において、線画画像の濃度変化が1画素毎に生じてい
るときはX=1であって、第2の演算式はS’=Sとな
り、閾値処理は行われないこととなる。これによって、
微小な線画画像がつぶれることなく再現される。また、
線画画像の濃度変化が2画素で生じているときはX=n
であって、第2の演算式は第1の演算式に等しくなり、
請求項2記載の発明と同様の閾値処理が行われる。更
に、線画画像の濃度変化が1画素と2画素の間で生じて
いるときは、Xは1とnの間でリニアに変化し、濃度変
化の度合いに応じた第2の演算式によって、閾値処理が
行われることとなる。
【0021】また、請求項5、8記載の発明によれば、
尖鋭処理及び平滑処理は、画像の拡大倍率に応じて設定
された注目画素及びその近傍の画素の範囲の濃度データ
を用いて行われる。従って、拡大倍率が大きくなると、
注目画素の近傍の画素の範囲が大きくなるので、尖鋭処
理及び平滑処理がより適切に行われる。また、その平滑
処理に対して、閾値処理が行われるので、中間階調の濃
度データを有する画素の範囲が1画素に縮小される。従
って、画像を拡大する場合でも、拡大された線画画像の
輪郭が鮮明になり、高品位の線画画像が得られることと
なる。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係る画像処理方法が適用され
る画像処理装置の実施例について図面を参照しながら説
明する。図1は同第1実施例の構成の主要部を示すブロ
ック図である。
【0023】この画像処理装置は、画像読取部1、拡大
処理部2及び画像処理部3などを備えており、装置本体
の表面適所には、倍率設定キー5及び画像選択キー6等
が配設されている。倍率設定キー5は、原稿に対する拡
大倍率を設定するもので、例えば100%(等倍)〜4
00%(4倍)の範囲で任意に設定可能になっている。
画像選択キー6は、例えば文字等の線画画像、網点画像
及び写真画像を選択する選択キーを備え、原稿画像の種
類に応じて操作者がキーを選択するようになっている。
【0024】画像読取部1は、受光部や画像メモリなど
を備え、原稿画像の画素濃度からなる画像信号を読み取
って記憶するものである。受光部は、例えばCCDなど
からなる多数の受光素子が1列に配列されて構成されて
いる。そして、各受光素子が原稿を走査(主走査)しつ
つ、受光素子列に直交する方向に移動して副走査するこ
とによって、各受光素子に対応する各画素の濃度に応じ
たレベルの受光信号が、原稿の全面に亘って得られるよ
うになっている。
【0025】画像メモリは、受光部で得られた各画素の
受光信号レベルを記憶するもので、原稿画像の全画素に
対する画像信号が記憶可能な容量を有している。なお、
受光信号レベルは、0のとき白、1のとき黒で、その間
を、例えば256(8ビット)階調で読み取っている。
【0026】拡大処理部2は、倍率設定キー5で設定さ
れた拡大倍率で原稿画像を拡大するものである。得られ
た画像信号は、ラインメモリ4に順次送出される。ライ
ンメモリ4は、画像処理部3で処理を行う分の画像信
号、すなわち注目画素及びその近傍の画素濃度を記憶し
て画像処理部3に送出するためのバッファである。ライ
ンメモリ4としては、本実施例では、副走査方向で3ラ
イン分の画像信号を並列的に記憶可能なものを採用して
いる。
【0027】画像処理部3は、尖鋭処理部31、乗算処
理部32、平滑処理部33、閾値処理部34及び加算処
理部35などからなり、各処理部は、シフトレジスタ、
加算器、乗算器や除算器等の論理回路で構成されてい
る。この画像処理部3は、高品位な画像を得るために、
ラインメモリ4に記憶された画像信号に対して画像処理
を行うものである。
【0028】尖鋭処理部31には、ラインメモリ4か
ら、注目画素のラインを中心として3ラインの画像信号
が、不図示のクロック発生部で発生されるクロック信号
に従って、順次入力されるようになっている。また、同
様に、平滑処理部33には、注目画素のラインの画像信
号が、順次入力されるようになっている。
【0029】尖鋭処理部31は、注目画素を中心に3×
3の範囲の画素濃度に対してラプラシアン等で尖鋭処理
を行うものである。ラプラシアンは、例えば数1や数2
で示されるようなマトリクスが用いられ、このマトリク
スと原稿の画像信号とのたたみ込みをとることにより、
尖鋭処理が行われる。
【0030】
【数1】
【0031】
【数2】
【0032】乗算処理部32は、尖鋭処理で得られた値
に係数Mを乗算するものである。この係数Mの値は、画
像選択キー6で選択された画像の種類によって決定され
るもので、線画画像のときはM=1になっている。な
お、写真画像のときはM=0.4前後、網点画像のとき
はM=0.1前後であることが好ましい。
【0033】平滑処理部33は、注目画素を中心に1×
3の範囲の画素濃度に対して平滑処理を行うもので、例
えば数3で示されるようなマトリクスが用いられる。な
お、数3が用いられる場合には、平滑処理は、注目画素
を中心に1×3の範囲の画素濃度の平均値を注目画素の
濃度とすることとなる。
【0034】
【数3】
【0035】閾値処理部34は、平滑処理で得られた値
に対して数4を用いて閾値処理するものである。但し、
数4において、平滑処理で得られる値をS、この閾値処
理で得られる値をS’、画像の拡大倍率をnとする。
【0036】
【数4】
【0037】この閾値処理は、S’≦0のときはS’=
0(白画素)、1≦S’のときはS’=1(黒画素)と
し、その間の0<S’<1の範囲では、リニアに補間し
た中間階調の濃度とするものである。
【0038】従って、例えばn=2のときは、数4は
S’=3S−1となるので、S≦1/3では、S’=
0、2/3≦Sでは、S’=1、1/3<S<2/3で
は、0<S’<1の範囲でリニアに補間して中間階調で
表すこととなる。
【0039】また、例えばn=4のときは、数4はS’
=7S−3となるので、S≦3/7では、S’=0、4
/7≦Sでは、S’=1、3/7<S<4/7では、0
<S’<1の範囲でリニアに補間して中間階調で表すこ
ととなる。
【0040】なお、閾値処理部34は、画像選択キー6
で選択された画像が線画画像以外の場合には、n=1と
している。この場合、数4はS’=Sとなり、閾値処理
を行わないこととなる。すなわち、網点画像や写真画像
の場合には、平滑処理部33の出力値を使用することに
より、高品位の画像が得られるようになっている。
【0041】加算処理部35は、乗算処理部32及び閾
値処理部34で得られた値を加算し、この加算値を注目
画素の画像濃度として画像形成部7に出力するものであ
る。画像形成部7は、レーザ発光部や感光体などからな
り、画像濃度データに基づいて画像形成を行うものであ
る。
【0042】このように、平滑処理した値に対して閾値
処理すると、中間階調で表される画素の範囲が短縮され
るので、画像を拡大した場合でも、ジャギーのない輪郭
のはっきりした高品位の線画画像を得ることができる。
また、文字等の線のエッジ部もきれいに再現できる。ま
た、線画画像以外の写真画像や網点画像の場合には、閾
値処理を行わないようにすることによって、それぞれ高
品位の画像を得ることができる。
【0043】なお、尖鋭処理を行うマトリクスサイズを
5×5としても同様の効果が得られるが、3×3で十分
高品位の画像が得られている。また、平滑処理を行うマ
トリクスサイズを1×3や3×5としても同様の効果が
得られる。
【0044】次に、本発明に係る画像処理方法が適用さ
れる画像処理装置の第2実施例について説明する。第2
実施例は、注目画素及びその近傍の画素の範囲、すなわ
ち尖鋭処理及び平滑処理を行うマトリクスサイズを、拡
大倍率に応じて設定するものである。
【0045】尖鋭処理は、注目画素を中心として3×
(2n+1)の範囲について行う。ラプラシアンは、1
<n≦2の場合には、例えば数5や数6、3<n≦4の
場合には、例えば数7や数8で示されるようなマトリク
スが用いられる。
【0046】
【数5】
【0047】
【数6】
【0048】
【数7】
【0049】
【数8】
【0050】また、平滑処理は、注目画素を中心として
1×(2n−1)の範囲について行う。2<n≦3の場
合には、例えば数9、3<n≦4の場合には、例えば数
10で示されるようなマトリクスが用いられる。
【0051】
【数9】
【0052】
【数10】
【0053】ここで、拡大倍率n=4のときの閾値処理
について、図2を用いて定性的に説明する。原稿画像
は、図2のに示すように、線画画像の白黒の境界、す
なわち文字や線のエッジ部分では、画像品位の向上のた
めに、1画素分が中間階調で表現されているとする。こ
のとき画像が4倍に拡大されると、図2のに示すよう
に、中間階調の範囲が4画素分になるので、文字や線の
輪郭がぼやける。これに対して、1×(2n−1)、す
なわち1×7画素の範囲について平滑処理を行うと、図
2のに示すように、中間階調の範囲が7画素分になる
ので、文字や線の輪郭が一層ぼやけてしまうこととな
る。
【0054】そこで、閾値処理を行うと、S≦3/7で
は、S’=0、4/7≦Sでは、S’=1、3/7<S
<4/7では、0<S’<1の範囲でリニアに補間して
中間階調で表すこととなるので、図2のに示すよう
に、中間階調の範囲が1画素分に戻されるため、文字や
線の輪郭がぼやけることのない、高品位の画像が得られ
ることとなる。
【0055】このように、注目画素及びその近傍の画素
の範囲、すなわち尖鋭処理及び平滑処理を行うマトリク
スサイズを、拡大倍率に応じて設定するようにすれば、
画像の拡大倍率nに関わりなく、一層輪郭のはっきりし
た高品位の線画画像を得ることができる。
【0056】また、ラインメモリ4は、この画像処理装
置の最大の拡大倍率がn=4であれば、3×9の容量を
備えていればよい。従って、少ないライン数で、高品位
の線画画像を得ることができる。
【0057】次に、本発明に係る画像処理方法が適用さ
れる画像処理装置の第3実施例について説明する。図3
は同第3実施例の構成の主要部を示すブロック図であ
る。なお、第1実施例と同一物には、同一符号を付して
いる。
【0058】微小線検出部36は、原稿の線画画像の濃
度変化が何画素毎に生じるかを検出するものである。原
稿画像の注目画素の濃度は、例えば数11及び数12で
示されるようなマトリクスを用いたり、あるいは数13
で示されるようなマトリクスを用いて、原稿画像の注目
画素及びその近傍の範囲の画素濃度とのたたみ込みをと
ることによって、検出する。これによって各画素の濃度
を検出し、隣接する画素の濃度を比較して、何画素毎に
濃度変化が生じるかを検出している。
【0059】
【数11】
【0060】
【数12】
【0061】
【数13】
【0062】この場合には、ラインメモリ4は、5×5
の容量を備えていればよい。但し、第1実施例と同様
に、尖鋭処理は3×3、平滑処理は1×3とする。
【0063】閾値処理部37は、平滑処理で得られた値
に対して、数14を用いて閾値処理するものである。但
し、数14において、平滑処理で得られる値をS、この
閾値処理で得られる値をS’、画像の拡大倍率をnとす
る。
【0064】
【数14】
【0065】この閾値処理は、第1実施例と同様に、
S’≦0のときはS’=0(白画素)、1≦S’のとき
はS’=1(黒画素)とし、その間の0<S’<1の範
囲では、リニアに補間した中間階調の濃度とするもので
ある。
【0066】また、数14のXは、微小線検出部36に
よって濃度変化が1画素毎に生じていることが検出され
れば1とし、2画素以上であればnとし、濃度変化が1
画素〜2画素の範囲で生じていれば、1〜nの間でリニ
アに変化させている。
【0067】数14において、X=1とすると、S’=
Sになる。従って、濃度変化が1画素毎に生じていると
きは、閾値処理を行わないこととなる。一方、数14に
おいて、X=nとすると、数4になる。従って、濃度変
化が2画素以上であれば、第1実施例と同様の閾値処理
を行うこととなる。
【0068】また、濃度変化が1.5画素毎で、かつ拡
大倍率n=2であれば、X=1.5とする。一方、濃度
変化が1.5画素毎で、かつ拡大倍率n=4であれば、
X=2.5とする。
【0069】このように、第3実施例によれば、微小線
検出部36を設け、濃度変化が生じる画素数に応じて閾
値処理部37によって閾値処理を行うようにしたので、
微小な線画画像の線と線との間がつぶれることなく再現
できる。従って、高品位の画像を得ることができる。
【0070】なお、第3実施例においても、第2実施例
と同様に、尖鋭処理及び平滑処理を行うマトリクスサイ
ズを、拡大倍率に応じて設定するようにしてもよい。す
なわち、尖鋭処理は、注目画素を中心として3×(2n
+1)の範囲、また、平滑処理は、注目画素を中心とし
て1×(2n−1)の範囲について行う。また、ライン
メモリ4のマトリクスサイズは、最大の拡大倍率がn=
4であれば5×9の容量を備えていればよい。
【0071】この場合には、第2実施例と同様に、画像
の拡大倍率nに関わりなく、一層高品位の線画画像を得
ることができる。
【0072】なお、微小線検出部36で用いるマトリク
スサイズは、5×5に限られず、3×3や7×7でもよ
い。また、ラインメモリ4の容量は、そのマトリクスサ
イズに応じて設定すればよい。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2、6
の発明によれば、線画画像を拡大した場合には、画像の
拡大倍率に応じて設定された第1の演算式を用いて、注
目画素及びその近傍の画素の濃度データに対して平滑処
理を行って得られた値に対して閾値処理を行い、この閾
値処理で得られた値と尖鋭処理で得られた値とを加算し
た値を注目画素の濃度データとして出力するようにした
ので、ジャギーのない輪郭のはっきりした高品位の線画
画像を得ることができる。
【0074】また、請求項3、4、7の発明によれば、
線画画像の濃度変化が2画素未満で生じる場合には、上
記閾値処理は、画像の拡大倍率に応じて設定された第2
の演算式を用いて行うようにしたので、微小な線画画像
の線と線との間がつぶれることなく再現できる。従っ
て、高品位の画像を得ることができる。
【0075】また、請求項5、8の発明によれば、注目
画素の近傍の画素の範囲は、拡大倍率に応じて設定する
ようにしたので、画像の拡大倍率に関わりなく、一層輪
郭のはっきりした高品位の線画画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像処理装置の第1実施例
の構成の主要部を示すブロック図である。
【図2】閾値処理の説明図である。
【図3】本発明が適用される画像処理装置の第3実施例
の構成の主要部を示すブロック図である。
【図4】従来の画像処理方法を説明するためのブロック
図である。
【符号の説明】
1 画像読取部 2 拡大処理部 3 画像処理部 31 尖鋭処理部 32 乗算処理部 33 平滑処理部 34,37 閾値処理部 35 加算処理部 36 微小線検出部 4 ラインメモリ 5 倍率設定キー 6 画像選択キー 7 画像形成部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注目画素及びその近傍の画素の濃度デー
    タに対して尖鋭処理を行い、また上記濃度データに対し
    て平滑処理を行って、両方の処理で得られた値を加算し
    た値を上記注目画素の濃度データとして出力する画像処
    理方法において、線画画像を拡大した場合には、画像の
    拡大倍率に応じて設定された第1の演算式を用いて、上
    記平滑処理を行って得られた値に対して閾値処理を行
    い、この閾値処理で得られた値と上記尖鋭処理で得られ
    た値とを加算した値を上記注目画素の濃度データとして
    出力するようにしたことを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 上記第1の演算式は、上記平滑処理で得
    られる値をS、上記閾値処理で得られる値をS’、画像
    の拡大倍率をnとすると、S’=(2n−1)S−(n
    −1)であることを特徴とする請求項1記載の画像処理
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像処理方法において、
    線画画像の濃度変化が2画素以下で生じる場合には、上
    記閾値処理は、画像の拡大倍率に応じて設定された第2
    の演算式を用いて行うことを特徴とする画像処理方法。
  4. 【請求項4】 上記第2の演算式は、上記平滑処理で得
    られる値をS、上記閾値処理で得られる値をS’、画像
    の拡大倍率をnとすると、S’={(2n−1)S−
    (X−1)}/(2n−2X+1)であって、かつ、X
    は、線画画像の濃度変化が1画素毎に生じているときは
    1、2画素で生じているときはnとし、1画素と2画素
    の間で生じているときは1とnの間でリニアに変化させ
    ていることを特徴とする請求項3記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 上記注目画素の近傍の画素の範囲は、上
    記拡大倍率に応じて設定されていることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 注目画素及びその近傍の画素の濃度デー
    タに対して尖鋭処理を行う尖鋭処理手段と、上記濃度デ
    ータに対して平滑処理を行う平滑処理手段と、上記尖鋭
    処理手段の出力値と上記平滑処理手段の出力値とを加算
    した値を上記注目画素の濃度データとして出力する加算
    処理手段とを備えた画像処理装置において、上記平滑手
    段の出力値に画像の拡大倍率に応じて設定された第1の
    演算式を用いて閾値処理演算を行う閾値処理手段を備
    え、上記加算手段は、閾値処理演算で得られた値と上記
    尖鋭手段の出力値とを加算するものであることを特徴と
    する画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の画像処理装置において、
    線画画像の濃度変化が生じる画素数を検出する微小線検
    出手段を備え、上記閾値処理手段は、画像の拡大倍率に
    応じて設定された第2の演算式を用いて閾値処理演算を
    行うものであることを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 上記注目画素の近傍の範囲は、画像の拡
    大倍率に応じて設定されていることを特徴とする請求項
    6または7記載の画像処理装置。
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