JPH08316003A - 角形チップ抵抗器およびその製造方法 - Google Patents
角形チップ抵抗器およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH08316003A JPH08316003A JP7114249A JP11424995A JPH08316003A JP H08316003 A JPH08316003 A JP H08316003A JP 7114249 A JP7114249 A JP 7114249A JP 11424995 A JP11424995 A JP 11424995A JP H08316003 A JPH08316003 A JP H08316003A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- substrate
- chip resistor
- plating
- rectangular chip
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- Pending
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- Details Of Resistors (AREA)
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
- Non-Adjustable Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低抵抗を有しかつTCRの小さい高精度な角
形チップ抵抗器およびその製造方法を、安定かつ安価に
供給することを目的とする 【構成】 基板11上に下地層12を介して抵抗膜13
を形成し、抵抗膜13の両端部以外を覆うように形成し
た保護膜14と、基板11の両端部を囲み、かつ保護膜
14で覆われていない抵抗膜13とを接続するように形
成した端面電極15とから構成され、低抵抗かつTCR
の小さな角形チップ抵抗器およびその製造方法が提供で
きる。
形チップ抵抗器およびその製造方法を、安定かつ安価に
供給することを目的とする 【構成】 基板11上に下地層12を介して抵抗膜13
を形成し、抵抗膜13の両端部以外を覆うように形成し
た保護膜14と、基板11の両端部を囲み、かつ保護膜
14で覆われていない抵抗膜13とを接続するように形
成した端面電極15とから構成され、低抵抗かつTCR
の小さな角形チップ抵抗器およびその製造方法が提供で
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に電子回路等に
使用され、特に抵抗値の低い領域で抵抗温度係数の小さ
い高精度な角形チップ抵抗器およびその製造方法に関す
るものである。
使用され、特に抵抗値の低い領域で抵抗温度係数の小さ
い高精度な角形チップ抵抗器およびその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器の小型化にともな
い、各種電子部品の実装面積を縮小するため、表面実装
部品への要求が高まっている。その中で角形チップ抵抗
器に対しても、従来からの半固定ボリュームの代替とし
て、高精度なものへの要求が高くなってきている。
い、各種電子部品の実装面積を縮小するため、表面実装
部品への要求が高まっている。その中で角形チップ抵抗
器に対しても、従来からの半固定ボリュームの代替とし
て、高精度なものへの要求が高くなってきている。
【0003】以下に従来の角形チップ抵抗器について、
図面を参照しながら説明する。図4は従来の角形チップ
抵抗器の断面図である。図において、1は96%アルミ
ナを含有する基板で、この基板1の上面および下面の側
部にはそれぞれ上面電極2および下面電極3を有してい
る。4は基板1上の各側部に設けられた上面電極2に電
気的に接続するように設けた抵抗体である。5は上面電
極2の一部および抵抗体4を覆うように設けられた保護
膜である。6は上面電極2と下面電極3とを電気的に接
続するように基板1の側端面に設けられた端面電極であ
る。7は端面電極6を覆うように設けられたNiからな
るNiめっき膜である。8はNiめっき膜を設けられた
はんだめっき膜である。
図面を参照しながら説明する。図4は従来の角形チップ
抵抗器の断面図である。図において、1は96%アルミ
ナを含有する基板で、この基板1の上面および下面の側
部にはそれぞれ上面電極2および下面電極3を有してい
る。4は基板1上の各側部に設けられた上面電極2に電
気的に接続するように設けた抵抗体である。5は上面電
極2の一部および抵抗体4を覆うように設けられた保護
膜である。6は上面電極2と下面電極3とを電気的に接
続するように基板1の側端面に設けられた端面電極であ
る。7は端面電極6を覆うように設けられたNiからな
るNiめっき膜である。8はNiめっき膜を設けられた
はんだめっき膜である。
【0004】以上のように設けられた角形チップ抵抗器
について、以下にその製造方法について説明する。
について、以下にその製造方法について説明する。
【0005】まず、チップ状の96%アルミナを含有す
る基板1の上面の側部に厚膜銀系による一対の上面電極
2を形成すると共に、基板1の裏面に上面電極2と対応
させて厚膜銀系の裏面電極3を形成する。
る基板1の上面の側部に厚膜銀系による一対の上面電極
2を形成すると共に、基板1の裏面に上面電極2と対応
させて厚膜銀系の裏面電極3を形成する。
【0006】次に、基板1の側部の上面電極2と電気的
に接続されるように基板1上に酸化ルテニウム系の厚膜
グレーズによる抵抗体4を形成する。
に接続されるように基板1上に酸化ルテニウム系の厚膜
グレーズによる抵抗体4を形成する。
【0007】次に、抵抗体4の抵抗値を所定の抵抗値に
揃えるためにレーザートリミングによる抵抗値修正を行
う。
揃えるためにレーザートリミングによる抵抗値修正を行
う。
【0008】次に、レーザートリミング修正済みの抵抗
体4を完全に覆うホウケイ酸鉛系のガラスによる保護膜
5を形成する。この際、レーザートリミングを除いた部
位に、スクリーン印刷によりパターン形成をした後、8
50℃あるいは600℃の高温にて焼成して形成する。
体4を完全に覆うホウケイ酸鉛系のガラスによる保護膜
5を形成する。この際、レーザートリミングを除いた部
位に、スクリーン印刷によりパターン形成をした後、8
50℃あるいは600℃の高温にて焼成して形成する。
【0009】次に、アルミナ基板1の側端面に上面電極
2と裏面電極3とを接続する厚膜銀系の端面電極6を形
成する。この際、端面電極6についても一般的に600
℃付近の高温にて焼成して形成する。
2と裏面電極3とを接続する厚膜銀系の端面電極6を形
成する。この際、端面電極6についても一般的に600
℃付近の高温にて焼成して形成する。
【0010】最後に、はんだ付け時の信頼性確保のた
め、端面電極6を覆うように電気めっきによりNiめっ
き膜7を形成し、その後、Niめっき膜7を覆うように
はんだめっき膜8を形成して、角形チップ抵抗器を製造
していた。
め、端面電極6を覆うように電気めっきによりNiめっ
き膜7を形成し、その後、Niめっき膜7を覆うように
はんだめっき膜8を形成して、角形チップ抵抗器を製造
していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成および製造方法では、1Ω以下の低い抵抗値を有
する抵抗体4は、酸化ルテニウムを主成分とする厚膜グ
レーズ材料では、比抵抗の限界により形成することがで
きないため、AgあるいはPd等の金属粉末を添加した
抵抗体材料が使用され、酸化ルテニウム系のみからなる
抵抗体材料では、抵抗温度特性(以下TCRと略す)を
コントロール可能なTCR調整剤(おもに金属酸化物)
を添加することにより、±50ppm/℃程度を達成す
ることは可能であるが、1Ω以下の抵抗値領域では、抵
抗体材料組成におけるAgあるいはPdの含有率が高い
ために、TCR調整剤によるTCRのコントロールが不
可能となり、TCR値は金属粉末(AgあるいはPd)
自身がもつ+600〜1000ppm/℃となることは
避けられず、低い抵抗値を形成することはできても、T
CRの小さい高精度な角形チップ抵抗器を製造すること
ができないという課題を有していた。
の構成および製造方法では、1Ω以下の低い抵抗値を有
する抵抗体4は、酸化ルテニウムを主成分とする厚膜グ
レーズ材料では、比抵抗の限界により形成することがで
きないため、AgあるいはPd等の金属粉末を添加した
抵抗体材料が使用され、酸化ルテニウム系のみからなる
抵抗体材料では、抵抗温度特性(以下TCRと略す)を
コントロール可能なTCR調整剤(おもに金属酸化物)
を添加することにより、±50ppm/℃程度を達成す
ることは可能であるが、1Ω以下の抵抗値領域では、抵
抗体材料組成におけるAgあるいはPdの含有率が高い
ために、TCR調整剤によるTCRのコントロールが不
可能となり、TCR値は金属粉末(AgあるいはPd)
自身がもつ+600〜1000ppm/℃となることは
避けられず、低い抵抗値を形成することはできても、T
CRの小さい高精度な角形チップ抵抗器を製造すること
ができないという課題を有していた。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、上面に下地層を介して抵抗膜を有してなる
基板と、この基板の上面の抵抗膜の上に設けてなる保護
膜と、前記基板の両側端面に前記抵抗膜と電気的に接続
してなる端面電極と、この端面電極を覆うように設けて
なるめっき膜の構成を有するものである。
に本発明は、上面に下地層を介して抵抗膜を有してなる
基板と、この基板の上面の抵抗膜の上に設けてなる保護
膜と、前記基板の両側端面に前記抵抗膜と電気的に接続
してなる端面電極と、この端面電極を覆うように設けて
なるめっき膜の構成を有するものである。
【0013】また、基板の上面に活性化処理をして下地
層を形成し、この下地層の上面にCuおよびNiを交互
に積層し加熱して合金化して抵抗膜を形成し、この抵抗
膜上に保護膜を形成し、前記基板の両側端面に樹脂を含
有してなるAgまたはCuなるペーストを印刷・硬化し
て端面電極を形成し、この端面電極を覆うようにめっき
膜を形成してなる角形チップ抵抗器の製造方法からなる
ものである。
層を形成し、この下地層の上面にCuおよびNiを交互
に積層し加熱して合金化して抵抗膜を形成し、この抵抗
膜上に保護膜を形成し、前記基板の両側端面に樹脂を含
有してなるAgまたはCuなるペーストを印刷・硬化し
て端面電極を形成し、この端面電極を覆うようにめっき
膜を形成してなる角形チップ抵抗器の製造方法からなる
ものである。
【0014】
【作用】上記構成により、抵抗膜にCu−Ni合金を用
いて形成しているので、Cu−Niの比率を変えること
によりTCRをコントロールすることができる。このた
め1Ω以下の低い抵抗値でありながら、Cu:Ni比率
を65〜55:35〜45に調整することにより、TC
Rが±100ppm/℃以内を達成しうる角形チップ抵
抗器を実現することができる。
いて形成しているので、Cu−Niの比率を変えること
によりTCRをコントロールすることができる。このた
め1Ω以下の低い抵抗値でありながら、Cu:Ni比率
を65〜55:35〜45に調整することにより、TC
Rが±100ppm/℃以内を達成しうる角形チップ抵
抗器を実現することができる。
【0015】また、Ag系またはCu系の電導率の優れ
た導電性樹脂材料により端面電極層を形成するため、端
面電極材料による抵抗値変化がほとんどなく、かつ高温
焼成しなくてよい。したがって、高温による特性の劣化
を防ぐことができるとともに、抵抗値ドリフトやTCR
を抑えることができる。
た導電性樹脂材料により端面電極層を形成するため、端
面電極材料による抵抗値変化がほとんどなく、かつ高温
焼成しなくてよい。したがって、高温による特性の劣化
を防ぐことができるとともに、抵抗値ドリフトやTCR
を抑えることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例における角形チップ
抵抗器について、図面を参照しながら説明する。
抵抗器について、図面を参照しながら説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例における角形チ
ップ抵抗器の断面図である。図1において、11は基板
で、好ましくは96%アルミナを含有するものである。
12は基板11の上面に設けられた下地層である。13
は下地層12の上面に設けられた抵抗膜で、好ましくは
Cu−Ni合金からなるものである。14は抵抗膜13
の上面に設けられた保護膜である。15は基板11の両
側端面に設けられ抵抗膜13と電気的に接続された端面
電極で、好ましくは樹脂を含有してなるものである。1
6は端面電極15を覆うように設けられた第1のめっき
膜であり、好ましくはNiを含有してなるものである。
17は第1のめっき膜16を覆いかつ、保護膜14と接
するように設けられた第2のめっき膜である。
ップ抵抗器の断面図である。図1において、11は基板
で、好ましくは96%アルミナを含有するものである。
12は基板11の上面に設けられた下地層である。13
は下地層12の上面に設けられた抵抗膜で、好ましくは
Cu−Ni合金からなるものである。14は抵抗膜13
の上面に設けられた保護膜である。15は基板11の両
側端面に設けられ抵抗膜13と電気的に接続された端面
電極で、好ましくは樹脂を含有してなるものである。1
6は端面電極15を覆うように設けられた第1のめっき
膜であり、好ましくはNiを含有してなるものである。
17は第1のめっき膜16を覆いかつ、保護膜14と接
するように設けられた第2のめっき膜である。
【0018】以上のように構成された角形チップ抵抗器
について、以下にその製造方法について、図面を参照し
ながら説明する。
について、以下にその製造方法について、図面を参照し
ながら説明する。
【0019】図2は、本発明の一実施例における角形チ
ップ抵抗器の製造方法を示す工程図である。
ップ抵抗器の製造方法を示す工程図である。
【0020】まず、96%アルミナを含有してなる基板
11を受け入れこの基板11の上面に、後工程のCu−
Ni合金抵抗膜13と基板11の表面を粗化し、アンカ
ー効果により密着性を向上させるため、フッ酸系水溶液
によるエッチング処理を行い、Cu−Ni合金抵抗膜下
地層12を形成するために、無電解Niめっきを行う。
この際、無電解Niめっきの前処理においては、センシ
タイジング、アクチベーティングを交互に複数回行う、
活性化処理を施している。
11を受け入れこの基板11の上面に、後工程のCu−
Ni合金抵抗膜13と基板11の表面を粗化し、アンカ
ー効果により密着性を向上させるため、フッ酸系水溶液
によるエッチング処理を行い、Cu−Ni合金抵抗膜下
地層12を形成するために、無電解Niめっきを行う。
この際、無電解Niめっきの前処理においては、センシ
タイジング、アクチベーティングを交互に複数回行う、
活性化処理を施している。
【0021】次に、Cu−Ni合金抵抗膜下地層12上
に電解めっきにより、CuめっきおよびNiめっきを交
互に複数回繰り返してCu−Niの多層めっき層を形成
する。この際Niめっきは必ずCuめっきの後に行い、
また最外層は必ずNiめっきとなるよう製造する。Cu
めっき膜およびNiめっき膜の膜厚は、後工程での高温
処理された合金抵抗膜のCuとNiの比率が65〜5
5:35〜45になるようにめっき条件(めっき時間、
めっき電流、めっき回数等)を設定した。これは、図3
のCu−Ni合金の比率と性質の関係図に示すように、
CuとNiの比率が65〜55:35〜45の範囲から
外れると、TCRを±100ppm/℃以内に制御する
ことができなくなってしまうためである。
に電解めっきにより、CuめっきおよびNiめっきを交
互に複数回繰り返してCu−Niの多層めっき層を形成
する。この際Niめっきは必ずCuめっきの後に行い、
また最外層は必ずNiめっきとなるよう製造する。Cu
めっき膜およびNiめっき膜の膜厚は、後工程での高温
処理された合金抵抗膜のCuとNiの比率が65〜5
5:35〜45になるようにめっき条件(めっき時間、
めっき電流、めっき回数等)を設定した。これは、図3
のCu−Ni合金の比率と性質の関係図に示すように、
CuとNiの比率が65〜55:35〜45の範囲から
外れると、TCRを±100ppm/℃以内に制御する
ことができなくなってしまうためである。
【0022】次に、多層めっき層を高温処理により、C
u−Niの層状めっき膜を合金化させCu−Ni合金抵
抗膜13を形成する。この際、高温処理は、800℃に
設定した熱処理炉に2時間放置するとともに、抵抗膜の
酸化を防止するためにグリーンガス(水素10%入り窒
素ガス)を供給する。
u−Niの層状めっき膜を合金化させCu−Ni合金抵
抗膜13を形成する。この際、高温処理は、800℃に
設定した熱処理炉に2時間放置するとともに、抵抗膜の
酸化を防止するためにグリーンガス(水素10%入り窒
素ガス)を供給する。
【0023】次に、Cu−Ni合金抵抗膜13を目的の
抵抗値が得られるようレーザートリミングにより抵抗値
修正を行う。この工程により、所望の抵抗値ならびにT
CRをもつCu−Ni合金抵抗膜13が形成され、これ
以降の工程では抵抗特性に影響を与える高温工程がない
ことが不可欠である。すなわち、以下の工程は、低温プ
ロセス工法である。
抵抗値が得られるようレーザートリミングにより抵抗値
修正を行う。この工程により、所望の抵抗値ならびにT
CRをもつCu−Ni合金抵抗膜13が形成され、これ
以降の工程では抵抗特性に影響を与える高温工程がない
ことが不可欠である。すなわち、以下の工程は、低温プ
ロセス工法である。
【0024】次に、抵抗値修正済みCu−Ni合金抵抗
膜13の一部を除いて露出されることがないように、耐
湿および耐熱特性に優れたエポキシ系樹脂ペーストをス
クリーン印刷し、200℃雰囲気のBOX乾燥機で30
分間乾燥硬化して保護膜14を形成する。
膜13の一部を除いて露出されることがないように、耐
湿および耐熱特性に優れたエポキシ系樹脂ペーストをス
クリーン印刷し、200℃雰囲気のBOX乾燥機で30
分間乾燥硬化して保護膜14を形成する。
【0025】次に、基板11の両側端部を略コ字状に囲
み、かつCu−Ni合金抵抗膜13の露出された部分と
接続する樹脂の端面電極15を形成するため、導電性の
樹脂Agペーストをローラー塗布機により塗布し、20
0℃雰囲気のBOX乾燥機で30分間乾燥硬化する。こ
の端面電極15は、Cu系などの電導率の優れた樹脂材
料であれば、他の樹脂材料でもよく、カーボン等も使用
することができる。
み、かつCu−Ni合金抵抗膜13の露出された部分と
接続する樹脂の端面電極15を形成するため、導電性の
樹脂Agペーストをローラー塗布機により塗布し、20
0℃雰囲気のBOX乾燥機で30分間乾燥硬化する。こ
の端面電極15は、Cu系などの電導率の優れた樹脂材
料であれば、他の樹脂材料でもよく、カーボン等も使用
することができる。
【0026】最後に、露出した端面電極15のはんだ付
け時の信頼性を確保するため、電解めっきにより、Ni
めっき膜16およびはんだめっき膜17を形成して、本
発明による角形チップ抵抗器を得るものである。
け時の信頼性を確保するため、電解めっきにより、Ni
めっき膜16およびはんだめっき膜17を形成して、本
発明による角形チップ抵抗器を得るものである。
【0027】以上のように製造された角形チップ抵抗器
は、抵抗値が約20mΩから200mΩの抵抗値を有し
ながら、TCRが約+30ppm/℃を有する高精度な
製品であることが確認できた。
は、抵抗値が約20mΩから200mΩの抵抗値を有し
ながら、TCRが約+30ppm/℃を有する高精度な
製品であることが確認できた。
【0028】なお、この本実施例の角形チップ抵抗器で
は、個片状のチップ抵抗器で製造工程を説明したが、一
般的には量産性を向上させるため、複数のチップを同時
に生産すべく縦横方向に複数の分割用スリットを形成し
たシート状のアルミナ基板を使用する。したがって、端
面電極を形成する前工程として端面部を露出させるため
の一次分割工程、および端面電極形成後に個片状チップ
抵抗器とするための二次分割工程が付加される。
は、個片状のチップ抵抗器で製造工程を説明したが、一
般的には量産性を向上させるため、複数のチップを同時
に生産すべく縦横方向に複数の分割用スリットを形成し
たシート状のアルミナ基板を使用する。したがって、端
面電極を形成する前工程として端面部を露出させるため
の一次分割工程、および端面電極形成後に個片状チップ
抵抗器とするための二次分割工程が付加される。
【0029】なお、Cu−Niのめっき膜は電解めっき
により形成したが、無電解めっきでも同様にめっき膜は
形成できる。ただし、めっき膜の成長が遅いため、生産
性を考えた場合、電解めっきの方が有利である。また、
本実施例のCu−Niのめっき膜はCuめっきおよびN
iめっきを交互に複数回繰り返した多層めっき層により
形成したが、電解Cu−Ni合金めっきにより一層で形
成することもできる。
により形成したが、無電解めっきでも同様にめっき膜は
形成できる。ただし、めっき膜の成長が遅いため、生産
性を考えた場合、電解めっきの方が有利である。また、
本実施例のCu−Niのめっき膜はCuめっきおよびN
iめっきを交互に複数回繰り返した多層めっき層により
形成したが、電解Cu−Ni合金めっきにより一層で形
成することもできる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による製造方法によれば、Cu−Niの合金により抵抗
膜を形成することにより、1Ω以下の低い抵抗値で、か
つTCRが±50〜100ppm/℃を有する角形チッ
プ抵抗器を提供することができるものである。
による製造方法によれば、Cu−Niの合金により抵抗
膜を形成することにより、1Ω以下の低い抵抗値で、か
つTCRが±50〜100ppm/℃を有する角形チッ
プ抵抗器を提供することができるものである。
【0031】また、従来の厚膜チップ抵抗器の生産設備
であるスクリーン印刷機、端面塗布機および焼成炉、め
っき設備等を使用することにより、量産性に富みかつ安
価に製品を製造することができるものである。
であるスクリーン印刷機、端面塗布機および焼成炉、め
っき設備等を使用することにより、量産性に富みかつ安
価に製品を製造することができるものである。
【図1】本発明の一実施例における角形チップ抵抗器の
断面図
断面図
【図2】同製造方法を示す工程図
【図3】Cu−Ni合金の比率と性質の関係を示す図
【図4】従来の角形チップ抵抗器の断面図
11 基板 12 下地層 13 Cu−Ni合金抵抗膜 14 保護膜 15 端面電極 16 第1のめっき膜 17 第2のめっき膜
Claims (4)
- 【請求項1】 上面に下地層を介して抵抗膜を有してな
る基板と、この基板の上面の抵抗膜の上に設けてなる保
護膜と、前記基板の両側端面に前記抵抗膜と電気的に接
続してなる端面電極と、この端面電極を覆うように設け
てなるめっき膜とからなる角形チップ抵抗器。 - 【請求項2】 抵抗膜は、Cu−Ni合金でかつその含
有比率が、Cu:Ni=65〜55:35〜45である
請求項1記載の角形チップ抵抗器。 - 【請求項3】 端面電極は、Ag系またはCu系の樹脂
材料を含有してなる請求項1記載の角形チップ抵抗器。 - 【請求項4】 基板の上面に活性化処理をして下地層を
形成し、この下地層の上面にCuおよびNiを交互に積
層し加熱して合金化して抵抗膜を形成し、この抵抗膜上
に保護膜を形成し、前記基板の両側端面に樹脂を含有し
てなるAgまたはCuなるペーストを印刷・硬化して端
面電極を形成し、この端面電極を覆うようにめっき膜を
形成してなる角形チップ抵抗器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7114249A JPH08316003A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 角形チップ抵抗器およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7114249A JPH08316003A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 角形チップ抵抗器およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08316003A true JPH08316003A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14633043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7114249A Pending JPH08316003A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 角形チップ抵抗器およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08316003A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115295262A (zh) * | 2022-07-14 | 2022-11-04 | 捷群电子科技(淮安)有限公司 | 一种抗硫化厚膜片式固定电阻器及其使用方法 |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP7114249A patent/JPH08316003A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115295262A (zh) * | 2022-07-14 | 2022-11-04 | 捷群电子科技(淮安)有限公司 | 一种抗硫化厚膜片式固定电阻器及其使用方法 |
| CN115295262B (zh) * | 2022-07-14 | 2024-06-11 | 捷群电子科技(淮安)有限公司 | 一种抗硫化厚膜片式固定电阻器及其使用方法 |
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