JPH08253801A - 還元鉱石の高炉使用方法 - Google Patents
還元鉱石の高炉使用方法Info
- Publication number
- JPH08253801A JPH08253801A JP5468895A JP5468895A JPH08253801A JP H08253801 A JPH08253801 A JP H08253801A JP 5468895 A JP5468895 A JP 5468895A JP 5468895 A JP5468895 A JP 5468895A JP H08253801 A JPH08253801 A JP H08253801A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reduced
- ore
- blast furnace
- iron
- reduction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacture Of Iron (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高炉に還元鉄を使用する際の還元鉱石に要求
される金属化率の適正値について、トータル的なエネル
ギー所要量を最適とする値を規定する。 【構成】 原料鉱石を還元して金属化率が40〜80%
の還元鉱石とし、高炉の炉頂および/または羽口から装
入する。
される金属化率の適正値について、トータル的なエネル
ギー所要量を最適とする値を規定する。 【構成】 原料鉱石を還元して金属化率が40〜80%
の還元鉱石とし、高炉の炉頂および/または羽口から装
入する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高炉において還元鉱石
を使用する際の、最適な金属化率の還元鉱石の高炉使用
方法に関する。
を使用する際の、最適な金属化率の還元鉱石の高炉使用
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高炉において金属化率の高い還元鉄を使
用すると、還元に要する燃料比が低下し生産性が向上す
る効果が知られている。高炉において還元鉄を使用した
実績に関しては、例えば「鉄と鋼(第61年(197
5)第5号496〜497ページ)」に示されている。
これは、金属化率94%の還元ペレットを配合率10%
で使用し、燃料比を51kg/t−溶銑低下させたものであ
る。
用すると、還元に要する燃料比が低下し生産性が向上す
る効果が知られている。高炉において還元鉄を使用した
実績に関しては、例えば「鉄と鋼(第61年(197
5)第5号496〜497ページ)」に示されている。
これは、金属化率94%の還元ペレットを配合率10%
で使用し、燃料比を51kg/t−溶銑低下させたものであ
る。
【0003】粉鉱石の還元方法としては、例えば特開平
6−81019号公報に開示されているように、直列連
続的に配置された複数の流動層により還元する、いわゆ
る多段流動還元法が知られている。これは、高品位すな
わち高金属化率の還元鉱石を得るには適した方法であ
り、成品品位としては金属化率92%のものが得られて
いる。また、ペレットや塊鉱石はシャフト炉を用いて還
元する技術が知られており、この場合も成品の金属化率
は90%以上である。
6−81019号公報に開示されているように、直列連
続的に配置された複数の流動層により還元する、いわゆ
る多段流動還元法が知られている。これは、高品位すな
わち高金属化率の還元鉱石を得るには適した方法であ
り、成品品位としては金属化率92%のものが得られて
いる。また、ペレットや塊鉱石はシャフト炉を用いて還
元する技術が知られており、この場合も成品の金属化率
は90%以上である。
【0004】このように、高い金属化率の物を製造する
狙いは、還元鉱石の主たる使用先である電気炉にとって
高金属化率の方が好ましいからに他ならない。「製銑ハ
ンドブック(重見彰利著:地人書館1979年発行)」
274頁にもあるように、「電気製銑では高級なエネル
ギーである電力を熱源として使用するので、その消費量
を少しでも減らす意味から、造滓成分の少ない原燃料」
が望まれており、スラグとなる酸化鉄の形態ではなく金
属鉄の形態で鉄源を供給することが期待されている。
狙いは、還元鉱石の主たる使用先である電気炉にとって
高金属化率の方が好ましいからに他ならない。「製銑ハ
ンドブック(重見彰利著:地人書館1979年発行)」
274頁にもあるように、「電気製銑では高級なエネル
ギーである電力を熱源として使用するので、その消費量
を少しでも減らす意味から、造滓成分の少ない原燃料」
が望まれており、スラグとなる酸化鉄の形態ではなく金
属鉄の形態で鉄源を供給することが期待されている。
【0005】また、高炉装入原料に還元鉄を使用するに
際しては、「製銑ハンドブック」201頁にあるよう
に、「全ての鉱石を所定の金属化率まで還元するより
も、一部の鉱石をできるだけ還元し、その他の鉱石と混
合して全体の鉱石の平均金属化率を、所定の金属化率と
することが望ましい」とされてきた。
際しては、「製銑ハンドブック」201頁にあるよう
に、「全ての鉱石を所定の金属化率まで還元するより
も、一部の鉱石をできるだけ還元し、その他の鉱石と混
合して全体の鉱石の平均金属化率を、所定の金属化率と
することが望ましい」とされてきた。
【0006】予備還元炉と溶融還元炉との組み合わせに
よる、いわゆる溶融還元法に関しては多数の技術が提案
されており、例えば特開昭63−255310号公報
に、「鉄鉱石をまず還元性ガスにより少なくとも部分的
に還元してスポンジ鉄となし、次いで溶融ガス化装置内
で溶融し、そして所望により最終的に還元」する技術が
開示されている。
よる、いわゆる溶融還元法に関しては多数の技術が提案
されており、例えば特開昭63−255310号公報
に、「鉄鉱石をまず還元性ガスにより少なくとも部分的
に還元してスポンジ鉄となし、次いで溶融ガス化装置内
で溶融し、そして所望により最終的に還元」する技術が
開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電気炉や溶
融還元炉で還元鉱石を使用するのではなく、専ら高炉に
使用することを前提とした際の還元鉱石の最適な還元率
を提示しようとするものである。すなわち、その際の還
元鉱石に要求される金属化率の適正値についてトータル
的なエネルギーバランスの観点から適正な負荷分配や条
件を種々検討し、その適正値を見いだし、これを規定し
ようとするものである。
融還元炉で還元鉱石を使用するのではなく、専ら高炉に
使用することを前提とした際の還元鉱石の最適な還元率
を提示しようとするものである。すなわち、その際の還
元鉱石に要求される金属化率の適正値についてトータル
的なエネルギーバランスの観点から適正な負荷分配や条
件を種々検討し、その適正値を見いだし、これを規定し
ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、原料鉱石を還
元して金属化率が40〜80%の還元鉱石とし、高炉の
炉頂および/または羽口から装入することを特徴とす
る。また、原料鉱石を還元して金属化率が50〜70%
の還元鉱石とし、高炉の炉頂および/または羽口から装
入することを特徴とする。ここで、金属化率は還元鉱石
中の(金属鉄質量分率)/(全鉄分質量分率)で定義す
る。
元して金属化率が40〜80%の還元鉱石とし、高炉の
炉頂および/または羽口から装入することを特徴とす
る。また、原料鉱石を還元して金属化率が50〜70%
の還元鉱石とし、高炉の炉頂および/または羽口から装
入することを特徴とする。ここで、金属化率は還元鉱石
中の(金属鉄質量分率)/(全鉄分質量分率)で定義す
る。
【0009】
【作用】高炉において還元鉄を使用する際に、還元鉄の
金属化率が高い方が燃料比低減の効果は大きい。しか
し、高炉はもともと酸化鉄を還元する装置であるため、
必ずしも原料中の全ての鉄分が金属化している必要は無
い。このため、一例として図2に示すように、金属鉄の
装入原単位に応じた高炉の燃料比低減効果が期待でき
る。
金属化率が高い方が燃料比低減の効果は大きい。しか
し、高炉はもともと酸化鉄を還元する装置であるため、
必ずしも原料中の全ての鉄分が金属化している必要は無
い。このため、一例として図2に示すように、金属鉄の
装入原単位に応じた高炉の燃料比低減効果が期待でき
る。
【0010】電気炉で高い金属化率が要求されるのは、
本来電気炉では還元能力がなく溶解のみを行うためであ
る。つまり、金属化されていない鉄分が入ると、スラグ
となり電気エネルギーロスが生じるとともに酸化鉄中の
鉄分もスラグとしてロスするためである。このように、
鉄源に要求される品位は高炉使用の場合は自ずから電気
炉使用の場合と異なる。
本来電気炉では還元能力がなく溶解のみを行うためであ
る。つまり、金属化されていない鉄分が入ると、スラグ
となり電気エネルギーロスが生じるとともに酸化鉄中の
鉄分もスラグとしてロスするためである。このように、
鉄源に要求される品位は高炉使用の場合は自ずから電気
炉使用の場合と異なる。
【0011】粉鉱石を流動層で還元して高い金属化率を
得る場合、通常は多段化が必須となる。なぜならば、単
段の流動層内の粒子は完全混合状態とみなせるため、一
段の流動層では成品中に未還元の原料が混入する機会が
多くなり、極めて長い滞留時間を確保しないかぎり高金
属化率の成品を得ることはできない。図3に完全混合流
動層単段の場合の無次元平均滞留時間と成品還元率との
関係を示す。
得る場合、通常は多段化が必須となる。なぜならば、単
段の流動層内の粒子は完全混合状態とみなせるため、一
段の流動層では成品中に未還元の原料が混入する機会が
多くなり、極めて長い滞留時間を確保しないかぎり高金
属化率の成品を得ることはできない。図3に完全混合流
動層単段の場合の無次元平均滞留時間と成品還元率との
関係を示す。
【0012】単段の場合には、還元率の増加とともに必
要な平均滞留時間は飛躍的に増加し、100%の金属化
率を得るには理論上、無限大の滞留時間を要する。この
ため、流動層を直列多段に構成し、高金属化率の成品を
得る際の生産性の低下という問題を解決しようとするの
が多段化法であるが、当然ながら設備は複雑になり設備
費が増加するとともに還元途中の中間成品のハンドリン
グなどトラブル機会も増加する。
要な平均滞留時間は飛躍的に増加し、100%の金属化
率を得るには理論上、無限大の滞留時間を要する。この
ため、流動層を直列多段に構成し、高金属化率の成品を
得る際の生産性の低下という問題を解決しようとするの
が多段化法であるが、当然ながら設備は複雑になり設備
費が増加するとともに還元途中の中間成品のハンドリン
グなどトラブル機会も増加する。
【0013】これに対して、成品の金属化率を低くする
ことにより、単段でも滞留時間が短縮できるため、還元
鉄製造時の生産性は向上する。さらに、流動還元の場合
は高金属化率になれば還元鉱石同士が固着するいわゆる
スティッキングの問題が生じるが、金属化率が低下する
とその問題も生じない。当然ながら、粉鉱石をシャフト
炉で製造する際にも高い金属化率を得る場合は、生産性
が低下し多量のエネルギーを必要とするが、金属化率を
低下することにより生産性は向上しガス原単位は低下す
る。
ことにより、単段でも滞留時間が短縮できるため、還元
鉄製造時の生産性は向上する。さらに、流動還元の場合
は高金属化率になれば還元鉱石同士が固着するいわゆる
スティッキングの問題が生じるが、金属化率が低下する
とその問題も生じない。当然ながら、粉鉱石をシャフト
炉で製造する際にも高い金属化率を得る場合は、生産性
が低下し多量のエネルギーを必要とするが、金属化率を
低下することにより生産性は向上しガス原単位は低下す
る。
【0014】溶融還元製鉄法においては、予備還元鉱石
を溶融還元炉で溶解状態で直接還元し銑鉄を得るもので
あるが、直接還元は吸熱反応であるとともに高温還元の
ため、燃料中の還元材である炭素はCOとして炉外に排
出され、CO2 として排出される場合に比べて燃料原単
位は高くなる。
を溶融還元炉で溶解状態で直接還元し銑鉄を得るもので
あるが、直接還元は吸熱反応であるとともに高温還元の
ため、燃料中の還元材である炭素はCOとして炉外に排
出され、CO2 として排出される場合に比べて燃料原単
位は高くなる。
【0015】これに対して、高炉で還元鉱石を使用する
場合は、還元鉄中に含まれる金属鉄まで還元されていな
い酸化鉄分は間接還元と直接還元の両方で還元されるた
め、熱的にも有利であり排ガスもCOのみではなく、間
接還元で一部のCOがCO2になるまで利用されるため
燃料利用効率は高くなる。
場合は、還元鉄中に含まれる金属鉄まで還元されていな
い酸化鉄分は間接還元と直接還元の両方で還元されるた
め、熱的にも有利であり排ガスもCOのみではなく、間
接還元で一部のCOがCO2になるまで利用されるため
燃料利用効率は高くなる。
【0016】以上述べたように、本発明は、還元鉄製造
に係わる負荷を大幅に低減しつつ、高炉における還元鉄
使用のメリットも享受できる作用を狙ったものである。
本発明の主要な装置構成を図1に示す。原料鉱石1は予
備還元炉2に装入され、還元性ガス3により還元され金
属化率が50〜80%の還元鉱石4を得る。還元鉱石中
の−1mmの粒子の質量割合がおおよそ70%以上の場合
は、そのまま高炉10の羽口部11より吹き込むことが
可能である。
に係わる負荷を大幅に低減しつつ、高炉における還元鉄
使用のメリットも享受できる作用を狙ったものである。
本発明の主要な装置構成を図1に示す。原料鉱石1は予
備還元炉2に装入され、還元性ガス3により還元され金
属化率が50〜80%の還元鉱石4を得る。還元鉱石中
の−1mmの粒子の質量割合がおおよそ70%以上の場合
は、そのまま高炉10の羽口部11より吹き込むことが
可能である。
【0017】また、高炉10の炉頂部12より装入する
場合は、還元鉱石を塊成化マシン5を介して平均粒径が
数mm以上の塊成化還元鉱石6にしてから装入する。シャ
フト炉で生産した還元鉱石の場合のように、還元鉱石が
もともと数mm以上の塊状の場合は、そのまま高炉10の
炉頂部12より装入される。
場合は、還元鉱石を塊成化マシン5を介して平均粒径が
数mm以上の塊成化還元鉱石6にしてから装入する。シャ
フト炉で生産した還元鉱石の場合のように、還元鉱石が
もともと数mm以上の塊状の場合は、そのまま高炉10の
炉頂部12より装入される。
【0018】金属化率の高い還元鉄を造るには、金属化
率の低い還元鉄を造るよりも多量のエネルギーを必要と
し、生産性も低下する。この際の主要なエネルギーは、
還元材である還元性ガスを製造するための天然ガス、石
炭、重油などであり、その他に還元性ガスの吹き込みや
循環に使用されるブロワーの電力や、脱炭酸ガス装置な
ど還元性ガスの改質に必要なエネルギー等である。
率の低い還元鉄を造るよりも多量のエネルギーを必要と
し、生産性も低下する。この際の主要なエネルギーは、
還元材である還元性ガスを製造するための天然ガス、石
炭、重油などであり、その他に還元性ガスの吹き込みや
循環に使用されるブロワーの電力や、脱炭酸ガス装置な
ど還元性ガスの改質に必要なエネルギー等である。
【0019】還元鉄を製造する際の還元ガス原単位は金
属化率が低くなるほど小さくなるため、エネルギー原単
位も減少する。ただし、金属化率の低い還元鉄は高炉で
の燃料比低減効果は低い。このため金属化率の最適な値
が存在する。
属化率が低くなるほど小さくなるため、エネルギー原単
位も減少する。ただし、金属化率の低い還元鉄は高炉で
の燃料比低減効果は低い。このため金属化率の最適な値
が存在する。
【0020】この関係を銑鉄トン当り所要エネルギーで
表現したのが図4である。高炉所要エネルギーとして
は、高炉燃料比および熱風炉、発生高炉ガス、送風に要
するエネルギーを評価した。還元鉄所要エネルギーとし
ては、還元ガス原単位および塊成化、輸送、各種ユーテ
ィリティー、設備建設、維持に要するエネルギーを評価
した。トータルエネルギーは高炉所要エネルギーと還元
鉄所要エネルギーとの和である。
表現したのが図4である。高炉所要エネルギーとして
は、高炉燃料比および熱風炉、発生高炉ガス、送風に要
するエネルギーを評価した。還元鉄所要エネルギーとし
ては、還元ガス原単位および塊成化、輸送、各種ユーテ
ィリティー、設備建設、維持に要するエネルギーを評価
した。トータルエネルギーは高炉所要エネルギーと還元
鉄所要エネルギーとの和である。
【0021】また、還元鉱石の高炉装入量は200kg/t
−溶銑で一定としたが、還元鉱石使用原単位と所要エネ
ルギーは概ね比例することを確認している。操作条件お
よび設備条件によりばらつきは有るものの、図4に示す
ように金属化率が概ね40%以上80%以下の領域にト
ータルエネルギーが低くなる領域が存在する。すなわち
この領域が、還元鉄製造エネルギーを低減しつつ高炉で
の省エネルギー効果も期待できる領域である。
−溶銑で一定としたが、還元鉱石使用原単位と所要エネ
ルギーは概ね比例することを確認している。操作条件お
よび設備条件によりばらつきは有るものの、図4に示す
ように金属化率が概ね40%以上80%以下の領域にト
ータルエネルギーが低くなる領域が存在する。すなわち
この領域が、還元鉄製造エネルギーを低減しつつ高炉で
の省エネルギー効果も期待できる領域である。
【0022】さらに、金属化率が50%〜70%の範囲
でのトータルエネルギーの低下は顕著である。これは、
金属化率が50%未満では高炉所要エネルギー低減の効
果が減少し、金属化率が70%超では、還元鉄製造のた
めのエネルギーの増加が顕著になるためである。
でのトータルエネルギーの低下は顕著である。これは、
金属化率が50%未満では高炉所要エネルギー低減の効
果が減少し、金属化率が70%超では、還元鉄製造のた
めのエネルギーの増加が顕著になるためである。
【0023】
〔実施例1〕原料鉱石は−5ミリの粉鉱石で全鉄分比率
は64%のヘマタイト鉱石を用いた。還元鉱石製造時は
水素比率90%の還元ガスを用い、還元温度は750〜
860℃とした。この条件で金属化率30%から90%
の還元鉱石を流動層により製造し、羽口から吹き込ん
だ。
は64%のヘマタイト鉱石を用いた。還元鉱石製造時は
水素比率90%の還元ガスを用い、還元温度は750〜
860℃とした。この条件で金属化率30%から90%
の還元鉱石を流動層により製造し、羽口から吹き込ん
だ。
【0024】金属化率の変更は原料の供給速度の増減に
よりおこなった。還元鉱石は平均粒径230〜450μ
m、−1mm質量比率72〜84%であり、ランスを介し
て羽口より高炉に吹き込んだ。高炉に吹き込んだ還元鉱
石の量は160kg/t−溶銑で一定とした。
よりおこなった。還元鉱石は平均粒径230〜450μ
m、−1mm質量比率72〜84%であり、ランスを介し
て羽口より高炉に吹き込んだ。高炉に吹き込んだ還元鉱
石の量は160kg/t−溶銑で一定とした。
【0025】〔実施例2〕実施例1と同様の方法で製造
した平均粒径230〜450μmの還元鉱石粉を、熱間
成形により平均粒径20mmのホットブリケットとした。
半還元ホットブリケットは高炉装入原料に混入させ通常
原料とともに炉頂より高炉に装入した。高炉に装入した
還元鉱石の量は100kg/t−溶銑で一定とした。
した平均粒径230〜450μmの還元鉱石粉を、熱間
成形により平均粒径20mmのホットブリケットとした。
半還元ホットブリケットは高炉装入原料に混入させ通常
原料とともに炉頂より高炉に装入した。高炉に装入した
還元鉱石の量は100kg/t−溶銑で一定とした。
【0026】〔実施例3〕原料鉱石は平均14mm,全鉄
分比率は68%のペレットを用いた。このペレットを還
元用シャフト炉により金属化率30%から90%の還元
鉱石にして、高炉炉頂より装入した。金属化率の変更は
成品還元鉱石の排出速度の増減によりおこなった。還元
用シャフト炉に用いた還元ガスは、天然ガスを改質して
水素55%、CO30%、温度790℃のものである。
還元鉱石は高炉装入原料に混入させ通常原料とともに炉
頂より高炉に装入した。高炉に装入した還元鉱石の量は
200kg/t−溶銑で一定とした。
分比率は68%のペレットを用いた。このペレットを還
元用シャフト炉により金属化率30%から90%の還元
鉱石にして、高炉炉頂より装入した。金属化率の変更は
成品還元鉱石の排出速度の増減によりおこなった。還元
用シャフト炉に用いた還元ガスは、天然ガスを改質して
水素55%、CO30%、温度790℃のものである。
還元鉱石は高炉装入原料に混入させ通常原料とともに炉
頂より高炉に装入した。高炉に装入した還元鉱石の量は
200kg/t−溶銑で一定とした。
【0027】実施例1〜3における、溶銑を1トン製造
するに要するトータルエネルギーの削減幅を表1に示し
た。ここで、トータルエネルギーの削減幅とは、還元鉄
を使用した場合の高炉所要エネルギーとその還元鉄を製
造するに要した還元鉄所要エネルギーとの和であるトー
タルエネルギーと、還元鉄を使用しない通常の高炉操業
におけるエネルギー所要量との差である。
するに要するトータルエネルギーの削減幅を表1に示し
た。ここで、トータルエネルギーの削減幅とは、還元鉄
を使用した場合の高炉所要エネルギーとその還元鉄を製
造するに要した還元鉄所要エネルギーとの和であるトー
タルエネルギーと、還元鉄を使用しない通常の高炉操業
におけるエネルギー所要量との差である。
【0028】いずれの場合も金属化率が40%未満ある
いは80%超ではトータルエネルギーの削減幅が小さい
か、むしろ増加することが確認された。また、各実施例
でトータルエネルギー削減幅が最大となる点は、金属化
率が50%〜70%の範囲に存在した。
いは80%超ではトータルエネルギーの削減幅が小さい
か、むしろ増加することが確認された。また、各実施例
でトータルエネルギー削減幅が最大となる点は、金属化
率が50%〜70%の範囲に存在した。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】本発明により、原料鉱石から溶銑を製造
する際のトータルエネルギーを低減することが可能とな
り、溶銑製造コストの低減が図れる。
する際のトータルエネルギーを低減することが可能とな
り、溶銑製造コストの低減が図れる。
【図1】本発明方法に基づく銑鉄製造フローの模式図。
【図2】金属鉄原単位と高炉燃料比の関係の図表。
【図3】単段流動層における無次元平均滞留時間と成品
還元率の関係の図表。
還元率の関係の図表。
【図4】還元鉱石の金属化率と銑鉄トン当り所要エネル
ギーの関係の図表。
ギーの関係の図表。
1 原料鉱石 2 予備還元炉 3 還元性ガス 4 還元鉱石 5 塊成化マシン 6 塊成化還元鉱石 10 高炉 11 羽口部 12 炉頂部
Claims (2)
- 【請求項1】 原料鉱石を還元して金属化率が40〜8
0%の還元鉱石とし、高炉の炉頂および/または羽口か
ら装入することを特徴とする還元鉱石の高炉使用方法。 - 【請求項2】 原料鉱石を還元して金属化率が50〜7
0%の還元鉱石とし、高炉の炉頂および/または羽口か
ら装入することを特徴とする還元鉱石の高炉使用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5468895A JPH08253801A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 還元鉱石の高炉使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5468895A JPH08253801A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 還元鉱石の高炉使用方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08253801A true JPH08253801A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=12977742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5468895A Pending JPH08253801A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 還元鉱石の高炉使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08253801A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001018256A1 (fr) * | 1999-09-06 | 2001-03-15 | Nkk Corporation | Procede et equipement pour la fusion du metal |
| WO2023048232A1 (ja) | 2021-09-24 | 2023-03-30 | 日本製鉄株式会社 | 塊成鉱及びその製造方法 |
| US12545970B2 (en) | 2020-09-03 | 2026-02-10 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Production method of pig iron |
-
1995
- 1995-03-14 JP JP5468895A patent/JPH08253801A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001018256A1 (fr) * | 1999-09-06 | 2001-03-15 | Nkk Corporation | Procede et equipement pour la fusion du metal |
| US12545970B2 (en) | 2020-09-03 | 2026-02-10 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Production method of pig iron |
| WO2023048232A1 (ja) | 2021-09-24 | 2023-03-30 | 日本製鉄株式会社 | 塊成鉱及びその製造方法 |
| KR20240051985A (ko) | 2021-09-24 | 2024-04-22 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 괴성광 및 그 제조 방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5785733A (en) | Fluidized bed type reduction apparatus for iron ore particles and method for reducing iron ore particles using the apparatus | |
| JP4348152B2 (ja) | フェロニッケルおよびフェロニッケル精錬原料の製造方法 | |
| CN102031324B (zh) | 直接使用粉煤或块煤及铁粉矿制造铁水的设备、方法、采用它们的联合钢厂及方法 | |
| US4597790A (en) | Method of producing unbaked agglomerates | |
| JP5334240B2 (ja) | 製鋼用還元鉄塊成鉱の製造方法 | |
| EP1718775A4 (en) | PRE-TREATMENT PROCEDURE FOR MATERIAL FOR DIRECT REDUCTION PROCEDURES | |
| JPH10147806A (ja) | 製鉄ダストからの高品位還元鉄の製造方法 | |
| JPH08253801A (ja) | 還元鉱石の高炉使用方法 | |
| JP4060986B2 (ja) | 転炉製鋼におけるダスト利用方法 | |
| JP2000510535A (ja) | 微粉鉄鉱石の予備還元用の二段階二連単一流動床型予備還元装置及びそのための方法 | |
| JPH06220513A (ja) | 粉鉄鉱石の循環流動層式予備還元炉 | |
| JPH09268332A (ja) | 製鉄ダストからの酸化亜鉛の回収装置 | |
| JPH03130314A (ja) | 溶融還元製鉄法 | |
| JPS6342315A (ja) | 鉱石の溶融還元方法 | |
| Lyalyuk et al. | Improvement in blast-furnace performance by using a new form of iron ore | |
| CN113736991A (zh) | 一种高炉炼铁用自熔性冷压复合炉料及其制备方法 | |
| KR102463040B1 (ko) | 석탄 투입 방법 및 니켈 광석 분체를 이용한 니켈 선철 제조 방법 | |
| KR940008446B1 (ko) | 분철광석으로부터 선철을 제조하는 방법 및 장치 | |
| JP2011179090A (ja) | 粒鉄製造方法 | |
| JPS63103008A (ja) | 高Al↓2O↓3鉱石を用いた高炉操業法 | |
| JP4724942B2 (ja) | 高炉操業方法 | |
| JPH02175809A (ja) | 溶融還元製鉄法 | |
| JPS63247308A (ja) | 溶融還元製鉄法 | |
| CN108018391A (zh) | 一种多段还原复杂难选铁矿粉生产铁水的方法 | |
| RU97117883A (ru) | Способ эксплуатации вертикальной печи |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020521 |