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JPH08234874A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

Info

Publication number
JPH08234874A
JPH08234874A JP7058000A JP5800095A JPH08234874A JP H08234874 A JPH08234874 A JP H08234874A JP 7058000 A JP7058000 A JP 7058000A JP 5800095 A JP5800095 A JP 5800095A JP H08234874 A JPH08234874 A JP H08234874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information processing
peripheral device
suspend
state
resume
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7058000A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyoshi Tanaka
信好 田中
Takahiro Atsuizumi
隆広 温泉
Hideyuki Kobayashi
秀行 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7058000A priority Critical patent/JPH08234874A/ja
Priority to KR1019960004130A priority patent/KR100262924B1/ko
Priority to US08/605,679 priority patent/US5845137A/en
Publication of JPH08234874A publication Critical patent/JPH08234874A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3206Monitoring of events, devices or parameters that trigger a change in power modality
    • G06F1/3215Monitoring of peripheral devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 サスペンド状態から動作状態に復帰する必要
性を常時有する周辺装置を接続して使用している場合に
は、イベント入力により何時でも動作状態に復帰するこ
とができる。 【構成】 複数のモードのサスペンド状態に移行可能な
パワーマネージメント機能を備えた情報処理システムに
おいて、所定の周辺装置の情報処理装置本体への接続状
況を検知する接続状況検知手段、及び所定の周辺装置が
動作状態に入るべきイベントを検出するイベント検知手
段を備え、接続状況検知手段により所定の周辺装置の接
続が検知されたときには、サスペンド状態のモードを、
イベントの入力があったときサスペンド状態から動作状
態に復帰可能なモードに設定する。また、蓋が閉じられ
ているときに、サスペンド状態に移行するかどうかの設
定を、外部モジュールの接続状況及び動作状況に応じて
自動的に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置本体と周
辺装置とにより構成され、サスペンド状態に移行可能な
パワーマネージメント機能を備えた情報処理システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の所謂パワーマネージメント機能
(サスペンド/レジューム機能)を有するパーソナルコ
ンピュータやワードプロセッサ等の情報処理装置は、使
用者が電源がオンされた状態で操作を中断し、一定時間
何らの操作を行わない場合に、サスペンド/レジューム
切り換えスイッチの操作等により、電力節減のために装
置をサスペンド状態に移行させる。
【0003】このサスペンド状態では、装置を中断状態
に保持するとともに動作状態への復帰を可能とするため
に装置本体内の一部の装置にのみ電力を供給する。
【0004】また、かかるパワーマネージメント機能を
備えた情報処理装置の中には、サスペンド状態から動作
状態に復帰するためのレジューム動作を、前記サスペン
ド/レジューム切り換えスイッチの操作や、所定のレジ
ュームイベント入力(情報処理装置に付随する文字キー
等のキー入力や、情報処理装置に接続されたPCカード
装置等の周辺装置によりモデムカードが使用されている
場合に電話線から入力される呼び出し信号等のイベント
入力)により開始・実行される構成とされているものが
あった。
【0005】すなわち、かかるタイプの情報処理装置で
は、サスペンド状態には複数のモードがあり、例えば、
情報処理装置への電力の供給量は低下しているが、前記
レジュームイベントを情報処理装置が検出すると直ちに
動作状態に復帰する(レジュームする)ことが可能な
「通常サスペンドモード」や、情報処理装置への電力の
供給量は最小で、装置をレジュームするためには、サス
ペンド/レジューム切り換えスイッチの操作を必要とす
る「強サスペンドモード」等の複数のサスペンドモード
を有している。そして、装置をサスペンド状態に移行さ
せる際に上記いずれかのサスペンドモードをユーザの設
定により選択できるようになっている。
【0006】また、上記従来のパワーマネージメント機
能を有する情報処理装置に、同じくパワーマネージメン
ト機能を有するCRTディスプレイやプリンタ等の周辺
装置が接続されている場合には、周辺装置は、情報処理
装置本体がサスペンド状態になったことを検出してサス
ペンド状態に移行する構成であった。
【0007】このタイプの周辺装置を備えた情報処理装
置では、使用者がサスペンド状態にある情報処理装置を
レジュームするためには、情報処理装置本体に設けられ
たサスペンド/レジューム切り換えスイッチの操作等に
よりレジュームする必要があった。
【0008】更にまた、蓋の開閉を検出するためのLI
Dスイッチを有し、該LIDスイッチにより蓋の閉じら
れたことが検出されたときにサスペンド状態に移行可能
なノート型パソコン等の情報処理装置においては、サス
ペンド処理に関する環境設定は「サスペンド処理を行
う」か「サスペンド処理を行わない」かのいずれか一方
のみしか選択できないようになっており、「サスペンド
処理を行う」設定とされたときには、外部モジュールの
接続状況に拘わらず、蓋の閉じられたことにより無条件
にサスペンド状態に移行する構成とされていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の複数のサス
ペンドモードを有する情報処理装置においては、PCカ
ードとしてモデムカードを使用しているときに、サスペ
ンドモードを上記「強サスペンドモード」に設定した場
合には、電話回線から呼び出し信号が入力されても情報
処理装置はレジュームされないので、通信ができない等
の不都合があった。
【0010】また、上記従来の情報処理装置にパワーマ
ネージメント機能を有するCRTディスプレイやプリン
タ等の周辺装置が接続されている場合には、サスペンド
状態の情報処理装置をレジュームするためには、情報処
理装置本体に設けられたサスペンド/レジューム切り換
えスイッチを操作する必要があるため、例えばノート型
パソコン等の情報処理装置の蓋が閉じられている場合の
ように上記スイッチが操作しずらい状態にある場合に
は、情報処理装置をレジュームするための操作が煩雑で
ある等の問題があった。
【0011】更にまた、上記従来のLIDスイッチを有
する情報処理装置においては、CRTディスプレイやキ
ーボード等の外部モジュールを情報処理装置に接続して
使用する場合に、サスペンド環境設定が「サスペンド処
理を行う」設定であると、蓋を閉じた状態で情報処理装
置を使用することができないので、前記外部モジュール
の接続状況等に応じて、サスペンド環境設定の変更を行
わなければならないという不都合があった。
【0012】本発明の目的は、サスペンド状態から動作
状態に復帰する必要性を常時有する周辺装置を接続して
使用している場合には、イベント入力により何時でも動
作状態に復帰することができる情報処理システムを提供
することにある。
【0013】また、本発明の他の目的は、接続された周
辺装置のスイッチ操作を検出して情報処理装置をサスペ
ンド状態から動作状態に復帰させることができる情報処
理システムを提供することにある。
【0014】また、本発明の更に他の目的は、情報処理
装置の蓋が閉じられたときにサスペンド状態に移行する
か否かの設定を、外部モジュールの接続状況および動作
状況に応じて自動的に切り換えることができる情報処理
システムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
情報処理装置本体と周辺装置とにより構成され、複数の
モードのサスペンド状態に移行可能なパワーマネージメ
ント機能を備えた情報処理システムにおいて、所定の周
辺装置の前記情報処理装置本体への接続状況を検知する
接続状況検知手段と、前記所定の周辺装置が動作状態に
入るべきイベントを検出するイベント検知手段と、前記
接続状況検知手段により前記所定の周辺装置の接続が検
知されたときには、前記サスペンド状態のモードを、前
記イベントの入力があったときサスペンド状態から動作
状態に復帰可能なモードに設定するモード設定手段とを
備えたことを特徴とする。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の情
報処理システムにおいて、前記サスペンド状態のモード
は、前記イベントが検出されたときに前記所定の周辺装
置が動作状態に復帰可能なモードと、人為的な操作によ
ってのみ前記所定の周辺装置が動作状態に復帰可能なモ
ードとから成ることを特徴とする。
【0017】請求項3記載の発明は、情報処理装置本体
と周辺装置とにより構成された情報処理システムであっ
て、該システムをサスペンド状態から動作状態に復帰す
るレジューム動作を行うレジューム手段を備えた情報処
理システムにおいて、前記情報処理装置本体に接続され
た周辺装置のスイッチの操作状況を検知する検知手段
と、該検知手段により前記周辺装置のスイッチ操作が検
知されたときには、前記レジューム手段に対して前記レ
ジューム動作の開始を指示する指示手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0018】請求項4記載の発明は、情報処理装置本体
と周辺装置とにより構成された情報処理システムであっ
て、蓋の開閉を検出するスイッチと、該スイッチにより
蓋の閉じられたことが検出されたときにシステムをサス
ペンド状態に移行する移行手段とを備えた情報処理シス
テムにおいて、前記周辺装置の前記情報処理装置本体へ
の接続状況および接続された周辺装置の動作状況を検知
する検知手段と、前記スイッチにより蓋の閉じられたこ
とが検出されたときに、前記検知手段により検知された
前記周辺装置の接続状況および動作状況に基づいて、シ
ステムをサスペンド状態に移行させるべきか否かを判断
する判断手段と、該判断手段がシステムをサスペンド状
態に移行させることが妥当ではないと判断したときに
は、前記移行手段がシステムをサスペンド状態に移行す
ることを禁止する禁止手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項4記載の情
報処理システムにおいて、前記禁止手段により、前記移
行手段によるシステムのサスペンド状態への移行が禁止
されたときには、前記検知手段により接続が検知された
周辺装置に対応してシステムの動作環境を再設定する再
設定手段を備えたことを特徴とする。
【0020】
【作用】請求項1記載の情報処理装置では、接続状況検
知手段により所定の周辺装置の前記情報処理装置への接
続状況が検知され、イベント検知手段により前記所定の
周辺装置が動作状態に入るべきイベントが検出され、モ
ード設定手段により、前記接続状況検知手段により前記
所定の周辺装置の接続が検知されたときには、前記サス
ペンド状態のモードを、前記イベントの入力があったと
きサスペンド状態から動作状態に復帰可能なモードに設
定される。
【0021】請求項2記載の情報処理装置では、前記サ
スペンド状態のモードは、前記イベントが検出されたと
きに前記所定の周辺装置が動作状態に復帰可能なモード
と、人為的な操作によってのみ前記所定の周辺装置が動
作状態に復帰可能なモードとから成る。
【0022】請求項3記載の情報処理装置では、検知手
段により情報処理装置本体に接続された周辺装置のスイ
ッチの操作状況が検知され、指示手段により、前記検知
手段により前記周辺装置のスイッチ操作が検知されたと
きには、前記レジューム手段に対して前記レジューム動
作の開始が指示される。
【0023】請求項4記載の情報処理装置では、検知手
段により周辺装置の情報処理装置本体への接続状況およ
び接続された周辺装置の動作状況が検知され、判断手段
により、前記スイッチにより蓋の閉じられたことが検出
されたときに、前記検知手段により検知された前記周辺
装置の接続状況および動作状況に基づいて、システムを
サスペンド状態に移行させるべきか否かが判断され、禁
止手段により、前記判断手段がシステムをサスペンド状
態に移行させるべきではないと判断したときには、前記
移行手段がシステムをサスペンド状態に移行することが
禁止される。
【0024】請求項5記載の情報処理装置では、再設定
手段により、前記禁止手段により、前記移行手段による
システムのサスペンド状態への移行が禁止されたときに
は、前記検知手段により接続が検知された周辺装置に対
応してシステムの動作環境が再設定される。
【0025】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0026】図1は本発明の第1実施例に係る情報処理
システムのハードウェアシステムの概略構成を示すブロ
ック図である。この実施例の情報処理システムは、情報
処理装置としてパワーマネージメント機能を備えるパー
ソナルコンピュータを備え、使用中に操作を中断した場
合には、省電力等を目的として、システムを操作を中断
した状態に保持し、使用の再開に備えるサスペンド状態
に移行する。また、情報処理システムは情報処理装置に
接続可能でサスペンド状態において外部イベントに応じ
て自動的に動作状態に復帰すべき周辺装置としてPCカ
ード装置を備え、PCカードとしてモデムカードを使用
して電話回線との接続が可能である。
【0027】情報処理装置が移行するサスペンド状態に
は、システムへの電力の供給量は低下しているが、キー
ボードやマウス等が操作されたことによるイベントの発
生や、前記PCカード装置によりモデムカードを使用し
ている場合に、電話回線から入力される呼び出し信号等
の外部イベントの入力によりシステムが動作状態に復帰
する(以下、レジュームするという)通常サスペンドモ
ードと、電力の供給が最小になっており、システムをレ
ジュームするためには情報処理装置に設けられたサスペ
ンド/レジューム切り換えスイッチを押下する必要があ
る強サスペンドモードとが設けられている。
【0028】図1に示すように、情報処理装置は、CP
U(中央処理装置)101、ROM(リードオンリメモ
リ)102、RAM(ランダムアクセスメモリ)10
3、キーボード104、ディスプレイ105、補助記憶
装置106、PCカードコントローラ107、およびP
Cカードスロット108により構成され、また、PCカ
ードスロット108には、PCカードとしてのモデムカ
ード109が装着可能とされている。
【0029】CPU101は情報処理装置を制御し、各
種処理のためのプログラムを実行する。ROM102
は、CPU101が実行するプログラムを格納する。R
AM103はCPU101がプログラムを実行する際の
作業領域として使用される。キーボード104は操作に
関する情報や文字情報等の各種情報を入力する。ディス
プレイ105は各種情報を表示する。補助記憶装置10
6はプログラムや各種データを格納し、必要に応じて情
報の読み出し・書き込みを行う。PCカードコントロー
ラ107はPCカード装置を制御する。PCカードスロ
ット108にはモデムカード等の各種PCカードが装着
される。
【0030】次に、図2を参照して情報処理装置のソフ
トウェアシステムを説明する。図2はRAM103に格
納されているプログラム構成を示すブロック図である。
【0031】同図に示すように、情報処理装置のソフト
ウェアシステムは、サスペンドモードフラグ201、サ
スペンドモード設定手段202、アクティビティ監視手
段203、サスペンドモード移行手段204、レジュー
ムイベント検出手段205、レジューム手段206、P
Cカード種類検出手段207、周辺装置指定手段20
8、および周辺装置記憶手段209等により構成されて
いる。
【0032】サスペンドモードフラグ201は、1)シ
ステムがサスペンド状態に移行しない、2)上記通常サ
スペンドモードに移行する、3)強サスペンドモードに
移行するの3つのモードのうちユーザが指定したモード
を格納する。サスペンドモード設定手段202は、ユー
ザによる指定により上記3つのモードのいずれかの設定
を行う。
【0033】サスペンドモード設定手段202によりサ
スペンドモードを設定する際には、図1のディスプレイ
105にサスペンドモードの選択メニューを表示し、表
示された選択肢をキーボード104や不図示のマウス等
により選択する。
【0034】アクティビティ監視手段203はシステム
の動作状況を監視して、現在システムが有用な仕事をし
ているか否かを判定する。この判定は、キー入力が行わ
れたか否か、又は図1の補助記憶装置106にアクセス
が発生したか否か等を監視することにより行い、所定時
間キー入力や補助記憶装置106へのアクセスが発生し
ない場合には現在システムが有用な仕事をしていないと
判定する。
【0035】サスペンドモード移行手段204は、アク
ティビティ監視手段203が現在システムが有用な仕事
をしていないと判定した場合に、上記サスペンドモード
フラグ201に設定されたサスペンド状態に移行するた
めのハードウェアシステムの制御を行う。レジュームイ
ベント検出手段205は、システムのサスペンド時に、
キーボード104によるキー入力や、シリアルポートか
らの信号入力、またはサスペンド/レジュームスイッチ
によるスイッチ入力等のシステムをレジュームすべきイ
ベントを検出する。
【0036】レジューム手段206は、システムをレジ
ュームするためのハードウェアシステムの制御を行う。
PCカード種類検出手段207は、PCカード内に格納
されている情報を参照して図1のPCカードスロット1
08に装着されたPCカードの種類を判定する。ここ
で、装着されたPCカードがモデムカードであるか否か
は、PCMCIA規格Release2.1対応のカー
ドであれば、ファンクションIDタプルおよびファンク
ション拡張タプルにより判定する。前記規格に対応しな
いカードについては、判定は不完全になるが、使用可能
なI/Oアドレスがモデムカードによって使用されるも
のになっているか否かをチェックして判定する。
【0037】周辺装置指定手段208は、システムのサ
スペンド状態において、外部イベント入力により、サス
ペンド状態から常に動作状態に復帰すべき周辺装置を指
定する。周辺装置記憶手段209は、周辺装置指定手段
208により指定された周辺装置を記憶する。
【0038】次に、図1および図2と共に、図3乃至図
5を参照して本実施例装置の動作を具体的に説明する。
【0039】図3は周辺装置指定手段208によりサス
ペンド状態において外部イベントにより自動的に動作状
態に復帰すべき周辺装置を指定する場合に、ディスプレ
イ106上に表示される周辺装置選択メニューを示す図
である。
【0040】同図において、301は、ディスプレイ1
06上の周辺装置選択メニュー表示画面である。302
は、周辺装置指定手段208により指定可能な周辺装置
の選択肢であり、この例においては、PCカード装置の
みが表示されている。
【0041】303は、指定可能なPCカードの選択肢
が表示される領域である。ここでは、PCカードの選択
肢305として「モデム」だけが表示されている。選択
可能なPCカードが他にある場合はここに追加して表示
する。
【0042】ユーザは、キーボード104、または不図
示のマウス等により上記選択肢302および305の選
択動作を実行する。
【0043】304は選択肢305が選択された場合に
は選択されたことを示すために、×印が表示されるボッ
クスである。306は、表示された画面における指定を
確定するための了解ボタンである。了解ボタン306が
マウス等により選択されると、前記指定が確定されると
ともに、周辺装置記憶手段209に格納される。307
は取消ボタンであり、表示された画面上の指定を無視す
る。
【0044】図4はサスペンドモードフラグ201にお
ける設定に応じてシステムの動作が変わることを示すフ
ローチャートである。
【0045】まず、ステップS401において、システ
ムの起動時、またはサスペンドモードの指定の変更によ
りサスペンドモードフラグ201の設定が変更されたと
きには、サスペンドモードフラグ201の設定をチェッ
クし、「サスペンドしない」モードに設定されていれば
処理を終了する。また、設定が「通常サスペンドする」
または「強サスペンドする」のいずれかである場合に
は、ステップS402に進み、アクティビティ監視手段
203によりアクティビティ監視処理を実行する(ステ
ップS402)。
【0046】図5は、図4のステップS402で実行さ
れるアクティビティ監視処理において、アクティビティ
監視手段203によりサスペンド状態に入ってよいと判
定された場合の処理を示すフローチャートである。
【0047】上記アクティビティ監視処理において、ア
クティビティ監視手段203によりサスペンド状態に入
ってよいと判定され、システムがサスペンド状態に移行
する際には、ステップS501において、サスペンドモ
ードフラグをチェックし、サスペンドモードフラグによ
る設定が「通常サスペンする」であれば、ステップS5
02に進み、サスペンドモード移行手段によりシステム
を通常サスペンドモードに移行し、処理を終了する。
【0048】前記ステップS501において、サスペン
ドモードフラグによる設定が「強サスペンドする」であ
れば、ステップS503に進み、PCカード種類検出手
段207によりPCカードスロット108に装着された
PCカードの種類をチェックする。モデムカード以外の
PCカードが装着されている場合には、ステップS50
4に進み、システムを強サスペンドモードに移行して、
処理を終了する。装着されたPCカードがモデムカード
であれば、ステップS502に進み、システムを通常サ
スペンドモードに移行して、処理を終了する。
【0049】以上詳述したように、本実施例の情報処理
システムによれば、周辺装置選択メニューにおいてPC
カード装置およびモデムカードが選択され、PCカード
スロット108へのモデムカードの装着が検出された場
合には、誤って強サスペンドモードに移行するように設
定された場合にも、サスペンド状態に移行する際にシス
テムは通常サスペンドモードに移行するので、電話回線
からの呼び出し信号によりシステムは動作状態に復帰
し、ユーザは継続することができる。
【0050】尚、上述した実施例においては、選択でき
る周辺装置をPCカード装置のみとしたので、サスペン
ドモードフラグのチェックの実行後に直ちにPCカード
の種類をチェックする構成としたが、選択できる周辺装
置が複数ある場合には、サスペンドモードフラグをチェ
ックした後で、選択された周辺装置が接続されているか
否かをチェックする処理を行う。
【0051】また、上記実施例においては、周辺装置指
定手段208により、外部イベントにより動作状態に復
帰すべき周辺装置を指定する構成としたが、外部イベン
トにより動作状態に復帰すべき周辺装置をシステムで固
定して、周辺装置記憶手段209に記憶しておく構成と
してもよい。
【0052】次に、本発明の第2実施例を図6および図
7を参照して説明する。
【0053】図6は本発明の第2実施例に係る情報処理
システムの概略構成を示すブロック図である。情報処理
システムは第1実施例と同様に情報処理装置としてパワ
ーマネージメント機能を備えたパーソナルコンピュータ
を備え、外付けのCRTディスプレイやプリンタ等の周
辺装置が接続可能とされている。
【0054】同図において、1001は電源スイッチで
あり、情報処理装置への電力の供給を制御する。100
2はレジューム/サスペンドスイッチであり、レジュー
ム状態とサスペンド状態との間のシステムの移行を制御
するとともに、各状態における周辺装置への電力の供給
を制御する。また、レジューム/サスペンドスイッチ0
02は、レジューム処理検出制御装置1005により制
御可能とされている。
【0055】1003はバッテリであり、情報処理装置
に電力を供給する。1004はCRTコネクタであり、
情報処理装置と外部CRT装置とを接続するCRTケー
ブル1014の一端が接続される。1005はレジュー
ム処理検出制御装置であり、各種レジューム処理要求を
検出し、レジューム処理の開始・実行を制御する。
【0056】1006はメモリであり、各種情報を記憶
する。1007はキーボードであり、各種情報を入力す
る。1008はCPU(中央処理装置)であり、情報処
理装置の動作を制御する。1009はハードディスク、
1010はフロッピーディスクドライブ、1011はビ
デオ出力装置である。
【0057】1012は電源ラインであり、バッテリ1
003と、CRTコネクタ1004、レジューム処理検
出制御装置1005、メモリ1006、キーボード10
07、CPU1008、ハードディスク1009、フロ
ッピーディスクドライブ1010、およびビデオ出力装
置1011とを接続する。1013は制御ラインであ
り、CRTコネクタ1004、レジューム処理検出制御
装置1005、およびレジューム/サスペンドスイッチ
1002を相互に接続する。
【0058】図7は情報処理装置の特徴部を更に詳細に
示す図である。
【0059】同図において、2001は外部CRT装置
であり、外部CRT装置2001は情報処理装置がサス
ペンド状態に移行したことを検出してサスペンド状態に
移行するパワーマネージメント機能を備える。2002
は外部CRT装置2001に設けられたCRTスイッチ
である。
【0060】CRTケーブル1014は15本の信号線
で構成され、これら15本の信号線はCRTコネクタ1
004の15本のコネクタピンに夫々接続されている。
【0061】コネクタピン1にはRed信号の信号線が
接続され、コネクタピン2にはGreen信号の信号線
が接続され、コネクタピン3にはBlue信号の信号線
が接続され、コネクタピン4にはGroundが接続さ
れ、コネクタピン5にはGroundが接続され、コネ
クタピン6にはR−Groundが接続され、コネクタ
ピン7にはG−Groundが接続され、コネクタピン
8にはB−Groundが接続され、コネクタピン9に
はレジューム要求信号の信号線が接続され、コネクタピ
ン10にはSync−Groundが接続され、コネク
タピン11にはGroundが接続され、コネクタピン
12はNo Connectionとされ、コネクタピ
ン13にはH−Sync信号の信号線が接続され、コネ
クタピン14にはV−Sync信号の信号線が接続さ
れ、コネクタピン15はNo Connectionと
されている。
【0062】次に、情報処理装置の動作を図6および図
7を参照して説明する。
【0063】電源スイッチ1001をオンにすると、電
源ライン1012を介して、バッテリ1003から、C
RTコネクタ1004、レジューム処理検出制御装置1
005、メモリ1006、キーボード1007、CPU
1008、ハードディスク1009、フロッピーディス
クドライブ1010、およびビデオ出力装置1011へ
の電力の供給が開始され、情報処理装置は動作を開始す
る。
【0064】そして、ビデオ出力装置1011は、CR
Tコネクタ1004およびCRTケーブル1014を介
して外部CRT装置2001にビデオ信号を出力する。
このとき、外部CRT装置2001の電源がオンであれ
ば、外部CRT装置2001は、CRTコネクタ100
4の前記コネクタピン1,2,3,13,14を介して
入力されたビデオ信号に従って描画を行う。
【0065】使用者は情報処理装置の使用を中断して、
システムをサスペンド状態に移行する際には、レジュー
ム/サスペンドスイッチ1002を操作する。レジュー
ム/サスペンドスイッチ1002は電源ライン1012
を制御して、キーボード1007、CPU1008、ハ
ードディスク1009、フロッピーディスクドライブ1
010、およびビデオ出力装置1011への電力の供給
を停止し、情報処理装置はサスペンド状態に移行する。
このとき、レジューム処理検出制御装置1005には電
力の供給は継続される。
【0066】情報処理装置がサスペンド状態になると、
ビデオ出力装置1011は外部へのビデオ信号の出力を
全て停止する。外部CRT装置2001は、情報処理装
置からのビデオ信号の入力が停止されたことを検出し、
この状態が所定時間継続した場合には、情報処理装置本
体がサスペンド状態になったと判断して、サスペンド状
態に移行する。
【0067】次に、使用者はサスペンド状態になった情
報処理装置を再び使用する場合、レジューム/サスペン
ドスイッチ1002を操作するか、又は、外部CRT装
置2001のCRTスイッチ2002を操作する。CR
Tスイッチ2002が操作されると、外部CRT装置2
001はレジュームされ、CRTケーブル1014の信
号線9を介してレジューム要求信号を情報処理装置に送
出する。
【0068】情報処理装置が外部CRT装置2001か
らのレジューム要求信号を受け取ると、レジューム処理
検出制御装置1005がレジューム要求信号が入力され
たことを検出し、レジューム/サスペンドスイッチ10
02を制御して、情報処理装置のレジューム処理を開始
させる。
【0069】レジューム/サスペンドスイッチ1002
は電源ライン1012を制御して、バッテリ1003か
ら、キーボード1007、CPU1008、ハードディ
スク1009、フロッピーディスクドライブ1010、
およびビデオ出力装置1011への電力の供給を再開す
る。
【0070】以上、詳述したように本実施例の情報処理
システムによれば、情報処理システムがサスペンド状態
にあるときにも、レジューム処理検出制御装置1005
に電力が供給され、レジューム処理検出制御装置100
5が外部CRT装置2001のCRTスイッチ2002
が操作されたことを検出してレジューム動作を開始させ
るので、情報処理装置のレジューム/サスペンドスイッ
チ1002を操作することなく情報処理システムをレジ
ュームすることができる。
【0071】次に、図8および図9を参照して本発明の
第3実施例を説明する。
【0072】図8は本発明の第3実施例に係る情報処理
システムの概略構成を示すブロック図である。同図に示
すとおり、本実施の情報処理装置が第2実施例の情報処
理装置と異なる点は、CRTコネクタ1004の代わり
にプリンタ装置を接続するためのプリンタコネクタ30
04を有し、ビデオ出力装置1011の代わりにプリン
タ装置にプリントデータを出力するためのプリントデー
タ出力装置3011を有し、CRTコネクタ1014の
代わりにプリンタケーブル3014を介して情報処理装
置とプリンタを接続するためのプリンタコネクタ301
4を有する点である。
【0073】図9は情報処理装置の特徴部の詳細を示す
図である。
【0074】同図において、4001はプリンタ装置で
あり、該プリンタ装置4001は、情報処理装置がサス
ペンド状態に移行したことを検出してサスペンド状態に
移行するパワーマネージメント機能を備える。4002
はプリンタ装置4001に設けられたプリンタスイッチ
である。
【0075】プリンタケーブル3014は25本の信号
線で構成され、各信号線はプリンタコネクタ3004の
25本のコネクタピンにそれぞれ接続されている。
【0076】コネクタピン1にはストローブ信号の信号
線が接続され、コネクタピン2にはデータ0信号の信号
線が接続され、コネクタピン3にはデータ1信号の信号
線が接続され、コネクタピン4にはデータ2信号の信号
線が接続され、コネクタピン5にはデータ3信号の信号
線が接続され、コネクタピン6にはデータ4信号の信号
線が接続され、コネクタピン7にはデータ5信号の信号
線が接続され、コネクタピン8にはデータ6信号の信号
線が接続され、コネクタピン9にはデータ7信号の信号
線が接続されている。
【0077】コネクタピン10にはAACKNLG信号
の信号線が接続され、コネクタピン11にはBUSY信
号の信号線が接続され、コネクタピン12にはペーパー
エンド信号の信号線が接続され、コネクタピン13には
セレクト信号の信号線が接続され、コネクタピン14に
はオートフィード信号の信号線が接続され、コネクタピ
ン15にはエラー信号の信号線が接続され、コネクタピ
ン16にはINIT信号の信号線が接続され、コネクタ
ピン17にはSLCTIN信号の信号線が接続され、コ
ネクタピン18にはレジューム要求信号の信号線が接続
されている。
【0078】また、コネクタピン19〜25はアースさ
れている。
【0079】次に、上記図8および図9を参照して情報
処理装置の動作を説明する。
【0080】まず、電源スイッチ1001がオンされる
と、第2実施例の情報処理装置と同様に装置各部への電
力の供給が開始され、情報処理装置は動作を開始する。
【0081】そして、プリントデータ出力装置3011
が、プリントデータをプリンタコネクタ3004および
プリンタケーブル3014を介してプリンタ装置400
1に出力すると、プリンタ装置4001は受け取ったプ
リントデータに従って、印字を開始する。
【0082】使用者が情報処理装置の使用を中断し、シ
ステムをサスペンド状態に移行する場合には、レジュー
ム/サスペンドスイッチ1002を操作する。レジュー
ム/サスペンドスイッチ1002が操作されると、情報
処理装置は第2実施例におけると同様の処理を行ってサ
スペンド状態となる。このとき、レジューム処理検出制
御装置1005には電力の供給は継続される。
【0083】情報処理装置がサスペンド状態になると、
情報処理装置は外部へのプリントデータの出力を全て停
止する。プリンタ装置4001は、プリントデータが所
定期間入力されない場合には、情報処理装置本体がサス
ペンド状態になったと判断して、サスペンド状態に移行
する。
【0084】次に、使用者がサスペンド状態になった情
報処理装置を再び使用する場合には、レジューム/サス
ペンドスイッチ1002を操作するか、又は、プリンタ
装置4001のプリンタスイッチ4002を操作する。
プリンタスイッチ4002が操作されると、プリンタ装
置4001はレジュームされ、プリンタケーブル301
4の信号線18を介してレジューム要求信号を情報処理
装置に送出する。
【0085】情報処理装置がプリンタ装置4001から
のレジューム要求信号を受け取ると、レジューム処理検
出制御装置1005がレジューム要求信号が入力された
ことを検出し、上記第2実施例と同様の処理により、情
報処理装置のレジューム処理を開始させる。
【0086】以上、詳述したように本実施例の情報処理
システムによれば、情報処理システムがサスペンド状態
にあるときにも、レジューム処理検出制御装置1005
に電力が供給され、レジューム処理検出制御装置100
5がプリンタ装置4001のプリンタスイッチ4002
が操作されたことを検出して情報処理装置をレジューム
させるので、情報処理装置のレジューム/サスペンドス
イッチ1002を操作することなく情報処理システムを
レジュームすることができる。
【0087】次に、図10乃至図13を参照して本発明
の第4実施例を説明する。
【0088】図10は、本発明の第4実施例に係る情報
処理システムの概略構成を示すブロック図である。
【0089】本実施例の情報処理システムは、所謂ノー
ト型パーソナルコンピュータ等の蓋部を有する情報処理
装置を備え、「サスペンド処理を行う」か「サスペンド
処理を行わない」かのいずれかのサスペンド環境の設定
が可能である。また、情報処理装置は、CPU1、外部
記憶部2、メモリ3、LIDスイッチ4、液晶パネル
5、キーボード制御CPU7、およびキーボード8等に
より構成されている。また、情報処理装置には、外部C
RT装置6および外部キーボード9が接続可能とされて
いる。
【0090】CPU1は情報処理装置全体の制御を行
う。外部記憶部2は外部CRT装置6の制御プログラム
や各種キーボードの制御プログラム、サスペンド処理お
よびレジューム処理を行う際のプログラム等を格納す
る。外部記憶部2に格納された各種プログラムは、必要
に応じてメモリ3にロードされる。LIDスイッチ4は
情報処理装置の蓋の開閉を検出し、LIDスイッチ4に
より蓋の閉成が検出されると、ハードウェアの割り込み
が発生し、サスペンド処理を行うためのプログラムが起
動する。
【0091】液晶パネル5は情報処理装置に内蔵された
ディスプレイ装置であり、外部CRT装置6は情報処理
装置に外付けされるディスプレイ装置である。キーボー
ド制御CPU7はCPU1との通信の下に、キーボード
8の状態や外部キーボード9のタイプおよび接続状況等
を管理する。
【0092】図11は、外部CRT装置6がCRTケー
ブルを介して接続される情報処理装置のCRTコネクタ
の詳細を示す説明図である。
【0093】上記CRTコネクタに接続されるCRTケ
ーブルは15本の信号線で構成され、これら15本の信
号線は前述した第2実施例のCRTコネクタ1004と
同様のCRTコネクタの15本のコネクタピンに各々接
続されている。
【0094】第2実施例と同様に、コネクタピン1には
Red信号の信号線が接続され、コネクタピン2にはG
reen信号の信号線が接続され、コネクタピン3には
Blue信号の信号線が接続され、コネクタピン4には
Groundが接続され、コネクタピン5にはGrou
ndが接続され、コネクタピン6にはR−Ground
が接続され、コネクタピン7にはG−Groundが接
続され、コネクタピン8にはB−Groundが接続さ
れ、コネクタピン10にはSync−Groundが接
続され、コネクタピン11にはGroundが接続さ
れ、コネクタピン12はNo Connectionと
され、コネクタピン13にはH−Sync信号の信号線
が接続され、コネクタピン14にはV−Sync信号の
信号線が接続され、コネクタピン15はNo Conn
ectionとされている。ここで、第2実施例と異な
る点は、コネクタピン9に接続される信号線を介して、
外部CRT装置6の接続確認用信号が伝達可能とされて
いることである。
【0095】次に、図10および図11と共に、図12
および図13を参照して情報処理装置の動作を説明す
る。
【0096】図12は、CRTコネクタのコネクタピン
9に接続される信号線を介して、外部CRT装置6の接
続を確認する場合の処理を示すフローチャートである。
【0097】同図のステップS1においては、蓋が閉め
られたことによるLIDスイッチの割り込みが発生した
か否かをチェックする。割り込みが発生した場合には、
ステップS2に進み、メモリ3に設定されているシステ
ムの現在のサスペンド環境を判断し、「サスペンド処理
を行わない」環境に設定されている場合には処理を終了
する。「サスペンド処理を行う」環境に設定されている
場合には、ステップS3に進み、設定されているサスペ
ンド環境が、LIDスイッチからの割り込みにより無条
件にサスペンド処理を行う環境に設定されているか否か
を判断し、無条件にサスペンド処理を行う環境に設定さ
れている場合には、ステップS8に進み、LIDスイッ
チからの割り込みに応じて、現在の動作環境をディスク
にセーブし、CPU等の各種デバイスへの電力の供給を
ストップするサスペンド処理を実行し、処理を終了す
る。
【0098】前記ステップS3において、設定されてい
るサスペンド環境が、LIDスイッチからの割り込みに
より無条件にサスペンド処理を行う環境に設定されてい
ない場合には、ステップS4に進み、外部CRT装置6
の接続状況を判断する。外部CRT装置6の接続状況
は、CRTコネクタの前記9番ピンをI/Oポートの入
力ポートとして割り当て、CRT側からは前記9番ピン
に対して書き込みを行ってもらい、CPU1で該書き込
みを認識することにより判断する。尚、本実施例におい
ては、接続確認用信号を伝達する信号線の接続ピンを9
番ピンとしたが、9番ピンと同様に通常は使用されない
12番ピン、あるいは15番ピンを接続確認用信号の信
号線として使用してもよい。
【0099】前記ステップS4において、外部CRTが
接続されていないと判断された場合には、前記ステップ
S8に進み、上記サスペンド処理を行い、処理を終了す
る。外部CRTが接続されていると判断された場合に
は、ステップS5に進み、外部キーボードの接続状況を
判断する。外部キーボードの接続状況は、I/Oポート
を介してキーボード制御CPU7にキーボードの接続状
況を問い合わせることにより判断する。
【0100】前記ステップS5で、外部キーボードが接
続されていないと判断された場合には、前記ステップS
8に進み、上記サスペンド処理を行い、処理を終了す
る。接続されていると判断された場合には、ステップS
6に進み、キーボードの環境設定処理を行う。
【0101】このキーボードの環境設定処理において
は、キーボード制御CPU7に、接続された外部キーボ
ードのタイプを問い合わせ、必要に応じて外部記憶部2
から接続されているキーボードの制御のためのプログラ
ムをロードして、接続されたキーボードが正常に動作す
るようにする。
【0102】ステップS6のキーボードの環境設定処理
が終了すると、ステップS7に進み、CRTの環境設定
処理を行う。
【0103】このCRTの環境設定処理においては、必
要に応じて外部記憶部2からCRT制御用のプログラム
をロードして、あらかじめ設定されている解像度に再設
定し、ビデオ信号の出力先を内蔵の液晶パネル5から外
部CRT6に変更する。
【0104】図13は、外部CRT装置6が接続されて
いるものとして、その接続の有無を確認しない場合の処
理を示すフローチャートである。図13の処理が図12
の処理と異なるのは、上記ステップS4における外部C
RT装置6の接続の有無の判断を省略している点のみで
あるので、その詳細説明は省略する。
【0105】以上詳述したように、本実施例の情報処理
装置によれば、サスペンド環境が「サスペンド処理を行
う」設定のままでも、外部CRT装置や外部キーボード
等の周辺装置の接続が検知されたときには、LIDスイ
ッチが蓋の閉成を検出した場合にもサスペンド処理が行
われないので、周辺装置の接続状況に応じてサスペンド
環境の設定を変更する必要がない。
【0106】
【発明の効果】請求項1の情報処理装置によれば、接続
状況検知手段により所定の周辺装置の前記情報処理装置
への接続状況が検知され、イベント検知手段により前記
所定の周辺装置が動作状態に入るべきイベントが検出さ
れ、モード設定手段により、前記接続状況検知手段によ
り前記所定の周辺装置の接続が検知されたときには、前
記サスペンド状態のモードを、前記イベントの入力があ
ったときサスペンド状態から動作状態に復帰可能なモー
ドに設定されるので、サスペンド状態から動作状態に復
帰する必要性を常時有する周辺装置を接続して使用して
いる場合には、イベント入力により何時でも動作状態に
復帰することができる。
【0107】請求項2記載の情報処理装置によれば、前
記サスペンド状態のモードは、前記イベントが検出され
たときに前記所定の周辺装置が動作状態に復帰可能なモ
ードと、人為的な操作によってのみ前記所定の周辺装置
が動作状態に復帰可能なモードとから成るので、サスペ
ンド状態から動作状態に復帰する必要性を常時有する周
辺装置を接続して使用している場合には、イベント入力
により何時でも動作状態に復帰することができる。
【0108】請求項3記載の情報処理装置によれば、検
知手段により情報処理装置本体に接続された周辺装置の
スイッチの操作状況が検知され、指示手段により、前記
検知手段により前記周辺装置のスイッチ操作が検知され
たときには、前記レジューム手段に対して前記レジュー
ム動作の開始が指示されるので、接続された周辺装置の
スイッチ操作を検出して情報処理装置をサスペンド状態
から動作状態に復帰させることができる。
【0109】請求項4記載の情報処理装置によれば、検
知手段により周辺装置の情報処理装置本体への接続状況
および接続された周辺装置の動作状況が検知され、判断
手段により、前記スイッチにより蓋の閉じられたことが
検出されたときに、前記検知手段により検知された前記
周辺装置の接続状況および動作状況に基づいて、システ
ムをサスペンド状態に移行させるべきか否かが判断さ
れ、禁止手段により、前記判断手段がシステムをサスペ
ンド状態に移行させるべきではないと判断したときに
は、前記移行手段がシステムをサスペンド状態に移行す
ることが禁止されるので、情報処理装置の蓋が閉じられ
たときにサスペンド状態に移行するか否かの設定を、外
部モジュールの接続状況および動作状況に応じて自動的
に切り換えることができる。
【0110】請求項5記載の情報処理装置によれば、再
設定手段により、前記禁止手段により、前記移行手段に
よるシステムのサスペンド状態への移行が禁止されたと
きには、前記検知手段により接続が検知された周辺装置
に対応してシステムの動作環境が再設定されるので、情
報処理装置の蓋が閉じられたときにサスペンド状態に移
行するか否かの設定を、外部モジュールの接続状況およ
び動作状況に応じて自動的に切り換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る情報処理装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】同装置のプログラムシステムの概略構成を示す
ブロック図である。
【図3】同装置のディスプレイ装置上の表示例を示す説
明図である。
【図4】同装置の制御システムが行う処理を示すフロー
チャートである。
【図5】同装置の制御システムが行う処理を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の第2実施例に係る情報処理装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図7】同装置の特徴部の詳細を示すブロック図であ
る。
【図8】本発明の第3実施例に係る情報処理装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図9】同装置の特徴部の詳細を示すブロック図であ
る。
【図10】本発明の第4実施例に係る情報処理装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図11】同装置のCRTコネクタの詳細を示す説明図
である。
【図12】同装置の動作を示すフローチャートである。
【図13】同装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 CPU 107 PCカードコントローラ 204 サスペンドモード移行手段 207 PCカード種類検出手段 208 周辺装置指定手段 209 周辺装置記憶手段 1−2 レジューム/サスペンドスイッチ 1−4 CRTコネクタ 1−5 レジューム処理検出制御装置 2−1 外部CRT装置 2−2 CRTスイッチ 3−4 プリンタコネクタ 3−5 レジューム処理検出制御装置 4−1 外部CRT装置 4−2 CRTスイッチ 4 LIDスイッチ 6 外部CRT 7 キーボード制御CPU 9 外部キーボード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置本体と周辺装置とにより構
    成され、複数のモードのサスペンド状態に移行可能なパ
    ワーマネージメント機能を備えた情報処理システムにお
    いて、所定の周辺装置の前記情報処理装置本体への接続
    状況を検知する接続状況検知手段と、前記所定の周辺装
    置が動作状態に入るべきイベントを検出するイベント検
    知手段と、前記接続状況検知手段により前記所定の周辺
    装置の接続が検知されたときには、前記サスペンド状態
    のモードを、前記イベントの入力があったときサスペン
    ド状態から動作状態に復帰可能なモードに設定するモー
    ド設定手段とを備えたことを特徴とする情報処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記サスペンド状態のモードは、前記イ
    ベントが検出されたときに前記所定の周辺装置が動作状
    態に復帰可能なモードと、人為的な操作によってのみ前
    記所定の周辺装置が動作状態に復帰可能なモードとから
    なることを特徴とする請求項1記載の情報処理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 情報処理装置本体と周辺装置とにより構
    成された情報処理システムであって、該システムをサス
    ペンド状態から動作状態に復帰するレジューム動作を行
    うレジューム手段を備えた情報処理システムにおいて、
    前記情報処理装置本体に接続された周辺装置のスイッチ
    の操作状況を検知する検知手段と、該検知手段により前
    記周辺装置のスイッチ操作が検知されたときには、前記
    レジューム手段に対して前記レジューム動作の開始を指
    示する指示手段とを備えたことを特徴とする情報処理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 情報処理装置本体と周辺装置とにより構
    成された情報処理システムであって、蓋の開閉を検出す
    るスイッチと、該スイッチにより蓋の閉じられたことが
    検出されたときにシステムをサスペンド状態に移行する
    移行手段とを備えた情報処理システムにおいて、前記周
    辺装置の前記情報処理装置本体への接続状況および接続
    された周辺装置の動作状況を検知する検知手段と、前記
    スイッチにより蓋の閉じられたことが検出されたとき
    に、前記検知手段により検知された前記周辺装置の接続
    状況および動作状況に基づいて、システムをサスペンド
    状態に移行させるべきか否かを判断する判断手段と、該
    判断手段がシステムをサスペンド状態に移行させること
    が妥当ではないと判断したときには、前記移行手段がシ
    ステムをサスペンド状態に移行することを禁止する禁止
    手段とを備えたことを特徴とする情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記禁止手段により、前記移行手段によ
    るシステムのサスペンド状態への移行が禁止されたとき
    には、前記検知手段により接続が検知された周辺装置に
    対応してシステムの動作環境を再設定する再設定手段を
    備えたことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
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