JPH08229106A - 滅菌装置 - Google Patents
滅菌装置Info
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- JPH08229106A JPH08229106A JP7068621A JP6862195A JPH08229106A JP H08229106 A JPH08229106 A JP H08229106A JP 7068621 A JP7068621 A JP 7068621A JP 6862195 A JP6862195 A JP 6862195A JP H08229106 A JPH08229106 A JP H08229106A
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- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 claims abstract description 68
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
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Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 滅菌処理中のバイオハザード対策のみなら
ず、滅菌装置内に滅菌物を出し入れする際等に滅菌装置
内の汚染空気が室内に流出し、作業者が汚染されるのを
防止した滅菌装置を提供すること。 【構成】 少なくとも1つの側面に扉を備えた滅菌装置
であって、被滅菌物を収容する滅菌槽(1) と、滅菌槽
(1) から系外に向かって延びる吸引ライン(10)と、前記
扉の開放時に滅菌槽(1) 内を減圧する負圧吸引手段(11)
とを備えてなることを第1の特徴とし、更に、前記吸引
ライン(10)の途中に除菌フィルタ(12)を備えたことを第
2の特徴とする。
ず、滅菌装置内に滅菌物を出し入れする際等に滅菌装置
内の汚染空気が室内に流出し、作業者が汚染されるのを
防止した滅菌装置を提供すること。 【構成】 少なくとも1つの側面に扉を備えた滅菌装置
であって、被滅菌物を収容する滅菌槽(1) と、滅菌槽
(1) から系外に向かって延びる吸引ライン(10)と、前記
扉の開放時に滅菌槽(1) 内を減圧する負圧吸引手段(11)
とを備えてなることを第1の特徴とし、更に、前記吸引
ライン(10)の途中に除菌フィルタ(12)を備えたことを第
2の特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被滅菌物からの再感
染を防止するバイオ・ハザード対応の滅菌装置に関する
ものである。
染を防止するバイオ・ハザード対応の滅菌装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、医療用器具や医薬品等の滅菌
処理には、蒸気や殺菌ガスを用いた滅菌装置を用いてい
る。近年においては、滅菌装置からの各種の菌や汚染物
質が排出されるのを防止するために、滅菌装置自体にも
種々のバイオ・ハザード対策が講じられている。例え
ば、滅菌処理中には、蒸気や殺菌ガスを充満させるため
に滅菌槽内部の空気を排出するが、この際に汚染された
空気が大気中に放出されないように除菌用のフィルタを
備えたものがある。また、蒸気を用いた滅菌装置の場
合、ドレン配管についてもこの様な対策を施してあり、
ドレン回収装置や除菌用のフィルタや熱による殺菌機構
を備えたものがある。ところで、P3,P4等のバイオ
ハザード施設では、実験室等の非清浄空間側で生じた被
滅菌物を滅菌してから、一般の清浄空間側に取り出せる
ようにした両扉式の滅菌装置が多用されている。前記の
ような非清浄空間側の室内は、汚染空気が室外に出ない
ように通常負圧を保つように設計され運用されており、
更に、この室内には、ドラフトチャンバ等の設備も設置
され、作業者が汚染物に汚染されないように考慮されて
いる。しかし、滅菌装置内に滅菌物を出し入れする際に
は、滅菌装置内から汚染物質が空気と共に室内に流出
し、実験者が汚染される可能性があり、この点について
は今まで考慮されていなかった。
処理には、蒸気や殺菌ガスを用いた滅菌装置を用いてい
る。近年においては、滅菌装置からの各種の菌や汚染物
質が排出されるのを防止するために、滅菌装置自体にも
種々のバイオ・ハザード対策が講じられている。例え
ば、滅菌処理中には、蒸気や殺菌ガスを充満させるため
に滅菌槽内部の空気を排出するが、この際に汚染された
空気が大気中に放出されないように除菌用のフィルタを
備えたものがある。また、蒸気を用いた滅菌装置の場
合、ドレン配管についてもこの様な対策を施してあり、
ドレン回収装置や除菌用のフィルタや熱による殺菌機構
を備えたものがある。ところで、P3,P4等のバイオ
ハザード施設では、実験室等の非清浄空間側で生じた被
滅菌物を滅菌してから、一般の清浄空間側に取り出せる
ようにした両扉式の滅菌装置が多用されている。前記の
ような非清浄空間側の室内は、汚染空気が室外に出ない
ように通常負圧を保つように設計され運用されており、
更に、この室内には、ドラフトチャンバ等の設備も設置
され、作業者が汚染物に汚染されないように考慮されて
いる。しかし、滅菌装置内に滅菌物を出し入れする際に
は、滅菌装置内から汚染物質が空気と共に室内に流出
し、実験者が汚染される可能性があり、この点について
は今まで考慮されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明が解
決しようとする課題は、滅菌処理中のバイオ・ハザード
対策のみならず、滅菌装置内に滅菌物を出し入れする際
等に滅菌装置内の汚染空気が室内に流出し、作業者が汚
染されるのを防止した滅菌装置を提供することである。
決しようとする課題は、滅菌処理中のバイオ・ハザード
対策のみならず、滅菌装置内に滅菌物を出し入れする際
等に滅菌装置内の汚染空気が室内に流出し、作業者が汚
染されるのを防止した滅菌装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述の課題
に鑑みてなされたもので、少なくとも1つの側面に扉を
備えた滅菌装置であって、被滅菌物を収容する滅菌槽
と、この滅菌槽から系外に向かって延びる吸引ライン
と、前記扉の開放時に滅菌槽内を減圧する負圧吸引手段
とを備えてなることを第1の特徴とし、更に、前記吸引
ラインの途中に除菌フィルタを備えたことを第2の特徴
とする滅菌装置である。
に鑑みてなされたもので、少なくとも1つの側面に扉を
備えた滅菌装置であって、被滅菌物を収容する滅菌槽
と、この滅菌槽から系外に向かって延びる吸引ライン
と、前記扉の開放時に滅菌槽内を減圧する負圧吸引手段
とを備えてなることを第1の特徴とし、更に、前記吸引
ラインの途中に除菌フィルタを備えたことを第2の特徴
とする滅菌装置である。
【0005】
【作用】この発明に係る滅菌装置によれば、滅菌処理の
開始前或は終了後、滅菌槽(1)の扉を開放する際には、
負圧吸引手段(11)を起動して滅菌槽(1) 内の空気を吸引
ライン(10)を介して排出し、滅菌槽(1) 内を部屋よりも
負圧に保つことにより、滅菌槽(1) 内の汚染空気が部屋
内に流入するのを防止する。更に、前記吸引ライン(10)
の途中に除菌フィルタ(12)を設けることにより、吸引ラ
イン(10)からの汚染を防止する。
開始前或は終了後、滅菌槽(1)の扉を開放する際には、
負圧吸引手段(11)を起動して滅菌槽(1) 内の空気を吸引
ライン(10)を介して排出し、滅菌槽(1) 内を部屋よりも
負圧に保つことにより、滅菌槽(1) 内の汚染空気が部屋
内に流入するのを防止する。更に、前記吸引ライン(10)
の途中に除菌フィルタ(12)を設けることにより、吸引ラ
イン(10)からの汚染を防止する。
【0006】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1はこの発明に係る滅菌装置の
一実施例を示す図面で、周知の両扉式滅菌装置に適用し
たものである。図1に示す実施例において、滅菌装置
は、周知のように被滅菌物を収容し、滅菌処理を行うた
めの滅菌槽(1) を備えている。この滅菌装置は、前述し
たように両扉式滅菌装置であって、対向する位置に扉
(2),(3) を配置してあり、各扉(2),(3) は、2つの隣接
する部屋(A),(B) において開閉可能に位置させてある。
そして、被滅菌物は、この扉(2),(3) から滅菌槽(1) 内
に出し入れし、これを閉じた後は、蒸気を漏らすこと無
く密閉される。前記の2つの部屋(A),(B) は、例えば、
一般室と手術室,通常の部屋と生化学実験室等であっ
て、以下の説明では、清浄空間側を部屋(A) ,非清浄空
間側を部屋(B) とする。尚、前記非清浄空間側の部屋
(B) は、前述のように汚染空気が室外に出ないように通
常負圧を保つように設計され運用されており、ドラフト
チャンバ等の設備により、作業者が汚染物に汚染されな
いように考慮されている。
いて詳細に説明する。図1はこの発明に係る滅菌装置の
一実施例を示す図面で、周知の両扉式滅菌装置に適用し
たものである。図1に示す実施例において、滅菌装置
は、周知のように被滅菌物を収容し、滅菌処理を行うた
めの滅菌槽(1) を備えている。この滅菌装置は、前述し
たように両扉式滅菌装置であって、対向する位置に扉
(2),(3) を配置してあり、各扉(2),(3) は、2つの隣接
する部屋(A),(B) において開閉可能に位置させてある。
そして、被滅菌物は、この扉(2),(3) から滅菌槽(1) 内
に出し入れし、これを閉じた後は、蒸気を漏らすこと無
く密閉される。前記の2つの部屋(A),(B) は、例えば、
一般室と手術室,通常の部屋と生化学実験室等であっ
て、以下の説明では、清浄空間側を部屋(A) ,非清浄空
間側を部屋(B) とする。尚、前記非清浄空間側の部屋
(B) は、前述のように汚染空気が室外に出ないように通
常負圧を保つように設計され運用されており、ドラフト
チャンバ等の設備により、作業者が汚染物に汚染されな
いように考慮されている。
【0007】この滅菌槽(1) には、蒸気を供給するため
の蒸気ライン(4) 、内部に導入した蒸気やそのドレン等
を排出するための排出ライン(5) 、並びに、この排出の
際に内部の蒸気等と置換させるための空気の導入ライン
(6) とを接続してある。尚、前記の空気導入ライン(6)
には、滅菌槽(1) 内に導入する空気を無菌状態とするた
めの除菌フィルタ(7) を接続してある。前記排出ライン
(5) には、上流側からドレンタンク(8) ,排出ポンプ
(9) を接続してある。このドレンタンク(8) は、滅菌処
理中等に排出されるドレン等を一次的に貯溜し、加熱に
よってドレンを殺菌するためのものである。一方、排出
ポンプ(9) は、滅菌処理を開始する際に滅菌槽(1) 内の
空気を排出し、また、滅菌処理時に生成したドレン等を
速やかにドレンタンク(8) 内に吸引するためのもので、
液封式の真空ポンプやジェットポンプ等が用いられる。
更に、この滅菌槽(1) には、吸引ライン(10)を接続して
あり、この吸引ライン(10)には、負圧吸引手段(11)を備
えている。この負圧吸引手段(11)は、ブロアや真空ポン
プ等であって、前記扉(2),(3) の開放時には少なくとも
作動状態にあるように構成されている。例えば、被滅菌
物を滅菌槽(1) 内に収納する際、すなわち、前記扉(2),
(3) の開放状態を検出した時点で負圧吸引手段(11)が作
動状態となるように滅菌装置自体の制御に組み込むか、
あるいは、被滅菌物を滅菌槽(1)内に収納する際に手動
の操作ボタン等によって負圧吸引手段(11)が起動するよ
うに構成する。更に、前記吸引ライン(10)には、負圧吸
引手段(11)の下流側に、除菌フィルタ(12)を備えてい
る。この除菌フィルタ(12)は、滅菌槽(1) 内の空気を大
気中に放出する際に汚染物質が排出されないように捕捉
する。尚、前記除菌フィルタ(12)は、負圧吸引手段(11)
の下流側に設けてもよいが、この場合は負圧吸引手段(1
1)自体に雑菌の洩れや繁殖を防ぐための対策を設けてお
く。
の蒸気ライン(4) 、内部に導入した蒸気やそのドレン等
を排出するための排出ライン(5) 、並びに、この排出の
際に内部の蒸気等と置換させるための空気の導入ライン
(6) とを接続してある。尚、前記の空気導入ライン(6)
には、滅菌槽(1) 内に導入する空気を無菌状態とするた
めの除菌フィルタ(7) を接続してある。前記排出ライン
(5) には、上流側からドレンタンク(8) ,排出ポンプ
(9) を接続してある。このドレンタンク(8) は、滅菌処
理中等に排出されるドレン等を一次的に貯溜し、加熱に
よってドレンを殺菌するためのものである。一方、排出
ポンプ(9) は、滅菌処理を開始する際に滅菌槽(1) 内の
空気を排出し、また、滅菌処理時に生成したドレン等を
速やかにドレンタンク(8) 内に吸引するためのもので、
液封式の真空ポンプやジェットポンプ等が用いられる。
更に、この滅菌槽(1) には、吸引ライン(10)を接続して
あり、この吸引ライン(10)には、負圧吸引手段(11)を備
えている。この負圧吸引手段(11)は、ブロアや真空ポン
プ等であって、前記扉(2),(3) の開放時には少なくとも
作動状態にあるように構成されている。例えば、被滅菌
物を滅菌槽(1) 内に収納する際、すなわち、前記扉(2),
(3) の開放状態を検出した時点で負圧吸引手段(11)が作
動状態となるように滅菌装置自体の制御に組み込むか、
あるいは、被滅菌物を滅菌槽(1)内に収納する際に手動
の操作ボタン等によって負圧吸引手段(11)が起動するよ
うに構成する。更に、前記吸引ライン(10)には、負圧吸
引手段(11)の下流側に、除菌フィルタ(12)を備えてい
る。この除菌フィルタ(12)は、滅菌槽(1) 内の空気を大
気中に放出する際に汚染物質が排出されないように捕捉
する。尚、前記除菌フィルタ(12)は、負圧吸引手段(11)
の下流側に設けてもよいが、この場合は負圧吸引手段(1
1)自体に雑菌の洩れや繁殖を防ぐための対策を設けてお
く。
【0008】このように構成された滅菌装置において、
滅菌作業は以下のように行う。先ず、滅菌槽(1) 内に被
滅菌物を収容するに際しては、前記負圧吸引手段(11)を
作動させて滅菌槽(1) 内の空気を吸引ライン(10)から排
出することによって、滅菌槽(1) 内を部屋(B) よりも負
圧下に置いた状態で扉(3) を開放する。すると、滅菌槽
(1) 内は部屋(B) よりも負圧下にあるため、滅菌槽(1)
内の空気が部屋(A) ,あるいは部屋(B) に向けて流出す
ることがない。従って、従来のように、被滅菌物に付着
した汚染物質が、滅菌槽(1) から流出する空気とともに
部屋に流入し、作業者にふりかかって作業者が汚染され
るのが防止される。このようにして滅菌槽(1) 内に被滅
菌物を収容した後、扉(2) あるいは(3) を閉鎖し密閉す
る。その後、負圧吸引手段(11)を停止させた後、蒸気ラ
イン(4) ,空気導入ライン(6) を閉鎖し、排出ライン
(5) を開放した状態で、排出ポンプ(9) によって、前記
滅菌槽(1) 内の空気を吸引することによって滅菌槽(1)
内を減圧する。次に、滅菌槽(1) 内の圧力が所定圧まで
低下した状態で、排出ライン(5) を閉じる一方前記蒸気
ライン(4) を開放し、蒸気ライン(4) から滅菌槽(1) 内
に蒸気を供給する。そして、再度蒸気ライン(4) を閉鎖
し、排出ライン(5) を開放し、滅菌槽(1) 内を吸引する
ことにより蒸気と共に残留する空気を排出する。この操
作を数回繰り返すことによって、滅菌槽(1) 内を蒸気で
満たす。そして、この状態を所定時間継続することによ
って滅菌処理を行う。この滅菌処理の際に、前記排出ラ
イン(3) 内で凝縮したドレンは、ドレンタンク(8) 内に
吸引され、前記排出ポンプ(9) によって、排出ライン
(3) 終端から系外に排出される。
滅菌作業は以下のように行う。先ず、滅菌槽(1) 内に被
滅菌物を収容するに際しては、前記負圧吸引手段(11)を
作動させて滅菌槽(1) 内の空気を吸引ライン(10)から排
出することによって、滅菌槽(1) 内を部屋(B) よりも負
圧下に置いた状態で扉(3) を開放する。すると、滅菌槽
(1) 内は部屋(B) よりも負圧下にあるため、滅菌槽(1)
内の空気が部屋(A) ,あるいは部屋(B) に向けて流出す
ることがない。従って、従来のように、被滅菌物に付着
した汚染物質が、滅菌槽(1) から流出する空気とともに
部屋に流入し、作業者にふりかかって作業者が汚染され
るのが防止される。このようにして滅菌槽(1) 内に被滅
菌物を収容した後、扉(2) あるいは(3) を閉鎖し密閉す
る。その後、負圧吸引手段(11)を停止させた後、蒸気ラ
イン(4) ,空気導入ライン(6) を閉鎖し、排出ライン
(5) を開放した状態で、排出ポンプ(9) によって、前記
滅菌槽(1) 内の空気を吸引することによって滅菌槽(1)
内を減圧する。次に、滅菌槽(1) 内の圧力が所定圧まで
低下した状態で、排出ライン(5) を閉じる一方前記蒸気
ライン(4) を開放し、蒸気ライン(4) から滅菌槽(1) 内
に蒸気を供給する。そして、再度蒸気ライン(4) を閉鎖
し、排出ライン(5) を開放し、滅菌槽(1) 内を吸引する
ことにより蒸気と共に残留する空気を排出する。この操
作を数回繰り返すことによって、滅菌槽(1) 内を蒸気で
満たす。そして、この状態を所定時間継続することによ
って滅菌処理を行う。この滅菌処理の際に、前記排出ラ
イン(3) 内で凝縮したドレンは、ドレンタンク(8) 内に
吸引され、前記排出ポンプ(9) によって、排出ライン
(3) 終端から系外に排出される。
【0009】滅菌処理が終了すれば、蒸気ライン(4) を
閉鎖して、滅菌槽(1) 内へ蒸気の供給を中止すると共
に、空気導入ライン(6) を開放することによって、滅菌
槽(1)内の蒸気を空気によって置換する。この際には、
前記滅菌槽(1) 内の蒸気は、前記排出ポンプ(9) によっ
てドレンタンク(8) を介して吸引され、排出ライン(3)
から系外に排出される。以上のようにして、滅菌槽(1)
内を大気圧に戻した後、扉(2),(3) を開放し、滅菌槽
(1) 内から滅菌処理後の被滅菌物を取り出す。尚、この
滅菌処理後の被滅菌物を取出すに際しては、前記負圧吸
引手段(11)を作動させて滅菌槽(1) 内を負圧下に置いた
状態で扉(2) ,或は扉(3) を開放することにより、扉を
開ける際に、内部の残留蒸気等が作業者に向けて噴出す
る等といった事故も効果的に防止できる。
閉鎖して、滅菌槽(1) 内へ蒸気の供給を中止すると共
に、空気導入ライン(6) を開放することによって、滅菌
槽(1)内の蒸気を空気によって置換する。この際には、
前記滅菌槽(1) 内の蒸気は、前記排出ポンプ(9) によっ
てドレンタンク(8) を介して吸引され、排出ライン(3)
から系外に排出される。以上のようにして、滅菌槽(1)
内を大気圧に戻した後、扉(2),(3) を開放し、滅菌槽
(1) 内から滅菌処理後の被滅菌物を取り出す。尚、この
滅菌処理後の被滅菌物を取出すに際しては、前記負圧吸
引手段(11)を作動させて滅菌槽(1) 内を負圧下に置いた
状態で扉(2) ,或は扉(3) を開放することにより、扉を
開ける際に、内部の残留蒸気等が作業者に向けて噴出す
る等といった事故も効果的に防止できる。
【0010】ここで、前記図1に示す実施例において
は、吸引ライン(10)とドレン等の排出ライン(5) を独立
して別個に設けたものとしたが、この吸引ライン(10)と
排出ライン(5) とは供用させ、大気に開放させるか排水
溝に開口させるかを適宜の切り換え弁によって選択する
ようにした構成であってもよい。
は、吸引ライン(10)とドレン等の排出ライン(5) を独立
して別個に設けたものとしたが、この吸引ライン(10)と
排出ライン(5) とは供用させ、大気に開放させるか排水
溝に開口させるかを適宜の切り換え弁によって選択する
ようにした構成であってもよい。
【0011】尚、以上の実施例においては、この発明を
両扉式滅菌装置に適用した実施例について説明したが、
この発明においては、一箇所に扉のある一般的な蒸気滅
菌装置にも適用できる。更に、滅菌装置は、滅菌槽(1)
の外周に蒸気ジャケットを設けた一般的な蒸気滅菌装置
としているが、この発明では、酸化エチレンガス等の殺
菌ガスを用いたガス滅菌装置や、単なる密閉式の圧力容
器を利用したものにおいても同様に適用できるのは云う
までもない。
両扉式滅菌装置に適用した実施例について説明したが、
この発明においては、一箇所に扉のある一般的な蒸気滅
菌装置にも適用できる。更に、滅菌装置は、滅菌槽(1)
の外周に蒸気ジャケットを設けた一般的な蒸気滅菌装置
としているが、この発明では、酸化エチレンガス等の殺
菌ガスを用いたガス滅菌装置や、単なる密閉式の圧力容
器を利用したものにおいても同様に適用できるのは云う
までもない。
【0012】
【発明の効果】この発明に係る滅菌装置によれば、扉を
開け滅菌槽に滅菌物を出し入れする際に、負圧吸引手段
により滅菌槽内を負圧下に保持した状態するようにした
ので、この滅菌槽からの汚染空気が室内に流入するのを
防止することができるため、感染事故を防止することが
できる。更に、扉を開ける際に、内部の残留蒸気等が作
業者に向けて噴出する等といった事故も防止できる。
開け滅菌槽に滅菌物を出し入れする際に、負圧吸引手段
により滅菌槽内を負圧下に保持した状態するようにした
ので、この滅菌槽からの汚染空気が室内に流入するのを
防止することができるため、感染事故を防止することが
できる。更に、扉を開ける際に、内部の残留蒸気等が作
業者に向けて噴出する等といった事故も防止できる。
【図1】この発明に係る滅菌装置の一実施例を説明する
ための図面である。
ための図面である。
(1) 滅菌槽 (2) 扉 (3) 扉 (10) 吸引ライン (11) 負圧吸引手段 (12) 除菌フィルタ (A) 部屋 (B) 部屋
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも1つの側面に扉を備えた滅菌
装置であって、被滅菌物を収容する滅菌槽(1) と、滅菌
槽(1) から系外に向かって延びる吸引ライン(10)と、前
記扉の開放時に滅菌槽(1) 内を減圧する負圧吸引手段(1
1)とを備えてなることを特徴とする滅菌装置。 - 【請求項2】 前記吸引ライン(10)の途中に除菌フィル
タ(12)を備えたことを特徴とする請求項1記載の滅菌装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7068621A JPH08229106A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 滅菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7068621A JPH08229106A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 滅菌装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08229106A true JPH08229106A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13379019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7068621A Pending JPH08229106A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 滅菌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08229106A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001149447A (ja) * | 1999-11-26 | 2001-06-05 | Cosmo Project Kk | 感染性廃棄物の滅菌方法 |
| JP2004195067A (ja) * | 2002-12-20 | 2004-07-15 | Nec Ameniplantex Ltd | 汚染物処理エリアにおける安全管理設備 |
| JP2013220131A (ja) * | 2012-04-13 | 2013-10-28 | Green:Kk | 滅菌処理装置、及び、滅菌処理方法 |
| JP2014119119A (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Miura Co Ltd | 両扉式真空冷却機 |
-
1995
- 1995-03-01 JP JP7068621A patent/JPH08229106A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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