JPH08201067A - 角速度センサ - Google Patents
角速度センサInfo
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- JPH08201067A JPH08201067A JP7031366A JP3136695A JPH08201067A JP H08201067 A JPH08201067 A JP H08201067A JP 7031366 A JP7031366 A JP 7031366A JP 3136695 A JP3136695 A JP 3136695A JP H08201067 A JPH08201067 A JP H08201067A
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- angular velocity
- vibration
- piezoelectric element
- shaped
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Abstract
(57)【要約】
[目的] 2軸の角速度を検出できる角速度センサを得
る。 [構成] 振動ノード部を円筒支持する円板形振動基板
の振動ノードより内側に複数個のスリットを設け、該円
板形振動基板の上面に、上面に励振電極を兼ねる検出電
極を設け下面には少なくとも前記電極に対向して電極を
設けた円板形圧電素子を貼付し、前記振動基板の下面
に、下面中央部に帰還電極を設け上面には少なくとも該
帰還電極と対向する電極を設けた円板形圧電素子を貼付
したセンサ部の中央部に重錘体を設けた。
る。 [構成] 振動ノード部を円筒支持する円板形振動基板
の振動ノードより内側に複数個のスリットを設け、該円
板形振動基板の上面に、上面に励振電極を兼ねる検出電
極を設け下面には少なくとも前記電極に対向して電極を
設けた円板形圧電素子を貼付し、前記振動基板の下面
に、下面中央部に帰還電極を設け上面には少なくとも該
帰還電極と対向する電極を設けた円板形圧電素子を貼付
したセンサ部の中央部に重錘体を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は角速度センサに関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】姿勢制御、位置制御が可能な角速度セン
サは、ビデオカメラの手ぶれ防止や、自動車のナビゲー
ションに使うことを目的に小型化、高性能化の開発が行
われている。角速度センサにもいろいろあるが、サイズ
やコストの面では圧電振動型の角速度センサが有利であ
り、音叉型、音片型(四角柱)、円柱型、三角柱型等が
製品化されている。
サは、ビデオカメラの手ぶれ防止や、自動車のナビゲー
ションに使うことを目的に小型化、高性能化の開発が行
われている。角速度センサにもいろいろあるが、サイズ
やコストの面では圧電振動型の角速度センサが有利であ
り、音叉型、音片型(四角柱)、円柱型、三角柱型等が
製品化されている。
【0003】図1は音片型圧電振動角速度センサを説明
するための構造図である。圧電振動型角速度センサの原
理は、振動している振動子の中心軸(Z軸)回りに、回
転角速度(ω0)が加わると、もとの振動方向(X軸)
に対し、直角方向(Y軸)に回転角速度に比例したコリ
オリ力(Fc)が生じる力学現象を利用したもので、駆
動用圧電セラミックスを用いてX軸に振動を与え、Y軸
に設けた検出用圧電セラミックスによってコリオリ力を
電圧として検出するものである。コリオリ力は一般に次
式により求められる。 Fc=2m×v×ω0 mは質
量、vは速度 、ω0は角速度である。
するための構造図である。圧電振動型角速度センサの原
理は、振動している振動子の中心軸(Z軸)回りに、回
転角速度(ω0)が加わると、もとの振動方向(X軸)
に対し、直角方向(Y軸)に回転角速度に比例したコリ
オリ力(Fc)が生じる力学現象を利用したもので、駆
動用圧電セラミックスを用いてX軸に振動を与え、Y軸
に設けた検出用圧電セラミックスによってコリオリ力を
電圧として検出するものである。コリオリ力は一般に次
式により求められる。 Fc=2m×v×ω0 mは質
量、vは速度 、ω0は角速度である。
【0004】振動周波数が同じであればX軸の振幅が大
きいほどY軸変位は大きく、検出電圧(感度)を高める
にはX軸の振幅が大きく、Y軸の検出効率を高めた共振
型振動角速度センサが有利である。音片型振動角速度セ
ンサは共振型であり、感度は高くできるが、駆動辺と検
出辺の振動姿勢を崩さず、共振周波数を正確に調整する
ことが難しく、しかも駆動辺と検出辺の共振特性の不一
致やズレによる顕著な特性変化や高機械的品質係数(Q
m)がゆえに応答速度が遅いなど問題も多い。前記問題
を解決する角速度センサとして、駆動辺と検出辺との分
離構成ではなく、駆動と検出を一辺(体)化することに
より、同一共振系による駆動・検出を可能にした正三角
形音片振動角速度センサを構成し、共振特性に不一致や
ズレの難題を克服した製品が開発された。
きいほどY軸変位は大きく、検出電圧(感度)を高める
にはX軸の振幅が大きく、Y軸の検出効率を高めた共振
型振動角速度センサが有利である。音片型振動角速度セ
ンサは共振型であり、感度は高くできるが、駆動辺と検
出辺の振動姿勢を崩さず、共振周波数を正確に調整する
ことが難しく、しかも駆動辺と検出辺の共振特性の不一
致やズレによる顕著な特性変化や高機械的品質係数(Q
m)がゆえに応答速度が遅いなど問題も多い。前記問題
を解決する角速度センサとして、駆動辺と検出辺との分
離構成ではなく、駆動と検出を一辺(体)化することに
より、同一共振系による駆動・検出を可能にした正三角
形音片振動角速度センサを構成し、共振特性に不一致や
ズレの難題を克服した製品が開発された。
【0005】図2は正三角形音片型振動角速度センサの
構造図である。一辺をaとし、長さをlとした正三角形
音片振動子の共振周波数fΔは、数1で求めることが出
来る。
構造図である。一辺をaとし、長さをlとした正三角形
音片振動子の共振周波数fΔは、数1で求めることが出
来る。
【0006】
【数1】 mは定数、Eはヤング率、ρは密度である。振動子は恒
弾性金属材料(エリンバ材)で作製し、各辺の中央部に
圧電セラミックスをエポキシ系接着剤で貼り合わせた。
ノード点は有限要素法によるシミュレーションより求
め、Y軸モードの完全ノード点にあたる稜線部分で理想
的支持を行った。また、組み合わせる圧電セラミックス
の負の熱弾性係数を考慮して、エリンバ材の析出効果を
利用した時効処理を施し、正の弾性係数と組み合わせ、
周波数温度特性が、±1ppm/℃以下の良好な特性と
振動子自体の検出電圧が数百mVと従来の非共振型振動
角速度センサと比較してけた違いの高感度(高出力)が
得られた。(電子情報通信学会誌、1/’93、圧電振
動ジャイロスコープ、中村武)
弾性金属材料(エリンバ材)で作製し、各辺の中央部に
圧電セラミックスをエポキシ系接着剤で貼り合わせた。
ノード点は有限要素法によるシミュレーションより求
め、Y軸モードの完全ノード点にあたる稜線部分で理想
的支持を行った。また、組み合わせる圧電セラミックス
の負の熱弾性係数を考慮して、エリンバ材の析出効果を
利用した時効処理を施し、正の弾性係数と組み合わせ、
周波数温度特性が、±1ppm/℃以下の良好な特性と
振動子自体の検出電圧が数百mVと従来の非共振型振動
角速度センサと比較してけた違いの高感度(高出力)が
得られた。(電子情報通信学会誌、1/’93、圧電振
動ジャイロスコープ、中村武)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】周波数温度特性が良
く、高感度角速度センサにより、カメラ一体型ビデオカ
メラの手ぶれ防止用角速度センサとして有用であるが、
一つのセンサで一軸の角速度の検出しかできないという
欠点があり、二軸の角速度を検出するには2個のセンサ
を必要とし、組立工数の増加、組立部品数の増加は免れ
なかった。二軸で有れば、単純にみても2倍のコストに
なる。
く、高感度角速度センサにより、カメラ一体型ビデオカ
メラの手ぶれ防止用角速度センサとして有用であるが、
一つのセンサで一軸の角速度の検出しかできないという
欠点があり、二軸の角速度を検出するには2個のセンサ
を必要とし、組立工数の増加、組立部品数の増加は免れ
なかった。二軸で有れば、単純にみても2倍のコストに
なる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の角速度セ
ンサの課題を解決するためのものであり、小型であり、
高感度ながら安価な角速度センサを提供する。
ンサの課題を解決するためのものであり、小型であり、
高感度ながら安価な角速度センサを提供する。
【0009】振動基板の両面に、両面に電極を設けた圧
電素子を貼付する。上面に貼付する圧電素子は、上面に
は励振電極(または帰還電極)を兼ねる検出電極を設け
下面(振動基板に貼付する面)には少なくとも前記検出
電極に対向する電極を設ける。検出電極は振動基板の振
動ノードの内側(内径部)に配置し、検出電極からは引
出電極を振動ノードまで出し、電極と回路との接続を振
動ノード上で行う。
電素子を貼付する。上面に貼付する圧電素子は、上面に
は励振電極(または帰還電極)を兼ねる検出電極を設け
下面(振動基板に貼付する面)には少なくとも前記検出
電極に対向する電極を設ける。検出電極は振動基板の振
動ノードの内側(内径部)に配置し、検出電極からは引
出電極を振動ノードまで出し、電極と回路との接続を振
動ノード上で行う。
【0010】下面に貼付する圧電素子は、振動基板に貼
付する面(上面)には、少なくとも下面に形成する励振
電極(または帰還電極)に対向する電極を設け、下面に
は中央部に励振電極(または帰還電極)を設ける。前記
の構成のセンサ部に重錘体を設ける。前記センサ部の振
動ノード部を円筒部材の開口部に固定する。
付する面(上面)には、少なくとも下面に形成する励振
電極(または帰還電極)に対向する電極を設け、下面に
は中央部に励振電極(または帰還電極)を設ける。前記
の構成のセンサ部に重錘体を設ける。前記センサ部の振
動ノード部を円筒部材の開口部に固定する。
【0011】圧電素子の励振電極と対向電極に交流をか
けると圧電素子が振動し、それとともに貼付されている
振動基板が振動する。圧電素子の歪みにより検出電極に
電荷が発生する。振動状態でセンサに角速度が作用する
と、センサ部にコリオリ力が生じ、センサ部の歪みが変
化するので、検出電極にコリオリ力による電荷が発生す
る。センサ部には重錘体が設けてあるので質量mが大き
くなり、発生するコリオリ力が大きくなる。
けると圧電素子が振動し、それとともに貼付されている
振動基板が振動する。圧電素子の歪みにより検出電極に
電荷が発生する。振動状態でセンサに角速度が作用する
と、センサ部にコリオリ力が生じ、センサ部の歪みが変
化するので、検出電極にコリオリ力による電荷が発生す
る。センサ部には重錘体が設けてあるので質量mが大き
くなり、発生するコリオリ力が大きくなる。
【0012】
【実施例】図3は本発明の一実施例の角速度センサの分
解斜視図である。図4は図3とは反対側から見た分解斜
視図である。
解斜視図である。図4は図3とは反対側から見た分解斜
視図である。
【0013】圧電素子である例えば圧電セラミックス
(PZT)の円板1の上面には夫れ夫れ引出電極6a、
7a、8a、9aを有する4つの検出電極6、7、8、
9が形成される。4つの電極は図示のごとくX軸、Y軸
上に対称にする。振動基板の中心に対して(本実施例で
は同心円状であるが同心円でなくとも点対称であればよ
い。)下面には電極11が検出電極6、7、8、9の外
周円と対向する径以上の径で形成されている。電極11
からは上面に続く接続電極4が形成されている。電極は
真空蒸着、スパッタリング等で形成されている。
(PZT)の円板1の上面には夫れ夫れ引出電極6a、
7a、8a、9aを有する4つの検出電極6、7、8、
9が形成される。4つの電極は図示のごとくX軸、Y軸
上に対称にする。振動基板の中心に対して(本実施例で
は同心円状であるが同心円でなくとも点対称であればよ
い。)下面には電極11が検出電極6、7、8、9の外
周円と対向する径以上の径で形成されている。電極11
からは上面に続く接続電極4が形成されている。電極は
真空蒸着、スパッタリング等で形成されている。
【0014】電極形成後圧電セラミックスの分極を行う
が、4つの検出電極6、7、8、9をプラス、電極11
をマイナスにして行う。
が、4つの検出電極6、7、8、9をプラス、電極11
をマイナスにして行う。
【0015】振動基板2は、常温で熱膨張係数が少ない
金属板であり、図のように両面に圧電セラミックス1、
3が貼付される。
金属板であり、図のように両面に圧電セラミックス1、
3が貼付される。
【0016】電極11と振動基板2は電気的に接続され
て接着されるので、振動基板2と励振電極を兼ねる検出
電極6、7、8、9(6、7、8、9は結線)に交流を
かけると圧電セラミックス1が振動し振動基板2も一緒
に振動する。円筒支持部材で支持をすると振動ノードは
図3の点線13近傍(振動基板2の外径をDとすると
0.54〜0.70Dの部分に発生応力の小さい部分が
ある)に現れるので、円筒状の支持部材12の開口部
(好ましくはナイフエッジにする)で支持する。図8は
円筒支持径と支持部に発生する応力の関係を示すグラフ
である。振動基板や圧電素子、電極により発生する応力
は変化するが0.54〜0.70D付近に発生応力の小
さい部分が出る。本実施例で使用する振動は圧電セラミ
ックスの径振動であり、支持することによりいわゆるベ
ンデイング振動となる。振動ノード付近で支持すること
により振動漏れを少なく抑えることが出来る。検出電極
6、7、8、9は円筒支持の内側に設けている。尚、セ
ンサ部の支持は上下どちらでも良い。検出電極6、7、
8、9は励振電極を兼ねており電極10が帰還電極にし
てあるが、検出電極に帰還電極を兼ねさせることもで
き、その場合は電極10は励振電極とする。
て接着されるので、振動基板2と励振電極を兼ねる検出
電極6、7、8、9(6、7、8、9は結線)に交流を
かけると圧電セラミックス1が振動し振動基板2も一緒
に振動する。円筒支持部材で支持をすると振動ノードは
図3の点線13近傍(振動基板2の外径をDとすると
0.54〜0.70Dの部分に発生応力の小さい部分が
ある)に現れるので、円筒状の支持部材12の開口部
(好ましくはナイフエッジにする)で支持する。図8は
円筒支持径と支持部に発生する応力の関係を示すグラフ
である。振動基板や圧電素子、電極により発生する応力
は変化するが0.54〜0.70D付近に発生応力の小
さい部分が出る。本実施例で使用する振動は圧電セラミ
ックスの径振動であり、支持することによりいわゆるベ
ンデイング振動となる。振動ノード付近で支持すること
により振動漏れを少なく抑えることが出来る。検出電極
6、7、8、9は円筒支持の内側に設けている。尚、セ
ンサ部の支持は上下どちらでも良い。検出電極6、7、
8、9は励振電極を兼ねており電極10が帰還電極にし
てあるが、検出電極に帰還電極を兼ねさせることもで
き、その場合は電極10は励振電極とする。
【0017】振動ノード部を円筒支持し支持部材を基板
に固定するとセンサ部と支持部材の位置ずれ、センサ部
や支持部材のバラツキ等により振動漏れが発生する。本
実施例では円筒支持部材の2箇所をワイヤー14、1
4’で固定し(突き当ててレーザー溶接している)ワイ
ヤーの他端を基板に固定する構造とした。図5は円筒支
持部材とワイヤーの固定の別構造である。2本のワイヤ
ーa、bを並行に配置し、円筒支持部材12をはさみ込
むような形態で円筒支持部材を支持する構造である。図
中×印の部分をレーザー溶接等で固定する。
に固定するとセンサ部と支持部材の位置ずれ、センサ部
や支持部材のバラツキ等により振動漏れが発生する。本
実施例では円筒支持部材の2箇所をワイヤー14、1
4’で固定し(突き当ててレーザー溶接している)ワイ
ヤーの他端を基板に固定する構造とした。図5は円筒支
持部材とワイヤーの固定の別構造である。2本のワイヤ
ーa、bを並行に配置し、円筒支持部材12をはさみ込
むような形態で円筒支持部材を支持する構造である。図
中×印の部分をレーザー溶接等で固定する。
【0018】角速度センサに角速度が作用すると、重錘
体にコリオリ力が生じ、その影響で角速度センサの圧電
素子が変形する。検出電極6、7、8、9で得られる電
圧が変化し、X軸、Y軸に作用した角速度が検出でき
る。円筒支持した場合に振動基板2と圧電素子1、3で
構成されているセンサ部は変形しにくいので、本実施例
では振動基板2に複数のスリット28を設け変形しやす
くしている。図6はスリット28の形状を示す平面図で
ある。大小16のスリット28が振動基板の中心点に対
して点対称に設けてある。スリット28の代わりに凹部
(溝部)を設ければ同心円にすることができるのでセン
サの方向性の影響をなくすことができる。
体にコリオリ力が生じ、その影響で角速度センサの圧電
素子が変形する。検出電極6、7、8、9で得られる電
圧が変化し、X軸、Y軸に作用した角速度が検出でき
る。円筒支持した場合に振動基板2と圧電素子1、3で
構成されているセンサ部は変形しにくいので、本実施例
では振動基板2に複数のスリット28を設け変形しやす
くしている。図6はスリット28の形状を示す平面図で
ある。大小16のスリット28が振動基板の中心点に対
して点対称に設けてある。スリット28の代わりに凹部
(溝部)を設ければ同心円にすることができるのでセン
サの方向性の影響をなくすことができる。
【0019】次に第二実施例について断面図である図7
を参照して説明する。第二実施例が第一実施例と異なる
のは重錘体が支持部材と反対側に配されている点であり
円筒支持部材も短くできる。回路基板15には重錘体1
6を収納する穴15aが形成されており、センサ全体と
しての薄型化、小型化が可能な構造である。
を参照して説明する。第二実施例が第一実施例と異なる
のは重錘体が支持部材と反対側に配されている点であり
円筒支持部材も短くできる。回路基板15には重錘体1
6を収納する穴15aが形成されており、センサ全体と
しての薄型化、小型化が可能な構造である。
【0020】次に本発明で角速度の検出が出来る理論に
ついて説明する。図9はY軸の回りに角速度ωが作用し
た状態の側面断面図である。コリオリ力により重錘体が
移動することでセンサ部が変形し検出電極6、7には図
のごとくプラスとマイナスの電荷が発生する。
ついて説明する。図9はY軸の回りに角速度ωが作用し
た状態の側面断面図である。コリオリ力により重錘体が
移動することでセンサ部が変形し検出電極6、7には図
のごとくプラスとマイナスの電荷が発生する。
【0021】図10は発生した電荷から角速度を検出す
る回路の構成図である。X軸方向及びY軸方向の回転角
速度に比例したコリオリ力を検出する回路ブロック図で
あるが、X軸、Y軸とも同じ信号処理をするのでX軸方
向にコリオリ力が発生した場合を例に取り説明する(Y
軸回りに回転角速度が作用した場合)。検出電極6、
7、8、9はインピーダンス変換回路に接続され、イン
ピーダンス変換回路の出力は差動増幅回路に接続されて
いる。
る回路の構成図である。X軸方向及びY軸方向の回転角
速度に比例したコリオリ力を検出する回路ブロック図で
あるが、X軸、Y軸とも同じ信号処理をするのでX軸方
向にコリオリ力が発生した場合を例に取り説明する(Y
軸回りに回転角速度が作用した場合)。検出電極6、
7、8、9はインピーダンス変換回路に接続され、イン
ピーダンス変換回路の出力は差動増幅回路に接続されて
いる。
【0022】増幅回路25、位相補正回路26を介して
駆動信号を印加してセンサ部を励振する。検出電極6、
7はそれぞれ同方向に分極されているので、出力する駆
動信号は同位相のものである。この状態で回転が加わる
と回転角速度に比例したコリオリ力によって発生した電
荷が電圧として駆動信号に重畳する。そのときコリオリ
力による相対する検出電圧が同位相となるため、出力電
圧17及び18のように電圧出力に差が生じる。差動増
幅回路19によって減算されると駆動信号は相殺されて
コリオリ力によって発生した電圧20のみ取り出すこと
ができる。このコリオリ力によって発生した電圧を同期
検波回路21によって半波整流し、フィルター27を通
した後出力電圧22が得られる。この出力電圧を直流増
幅回路23によって平滑して回転角速度に比例した出力
電圧24が得られる。
駆動信号を印加してセンサ部を励振する。検出電極6、
7はそれぞれ同方向に分極されているので、出力する駆
動信号は同位相のものである。この状態で回転が加わる
と回転角速度に比例したコリオリ力によって発生した電
荷が電圧として駆動信号に重畳する。そのときコリオリ
力による相対する検出電圧が同位相となるため、出力電
圧17及び18のように電圧出力に差が生じる。差動増
幅回路19によって減算されると駆動信号は相殺されて
コリオリ力によって発生した電圧20のみ取り出すこと
ができる。このコリオリ力によって発生した電圧を同期
検波回路21によって半波整流し、フィルター27を通
した後出力電圧22が得られる。この出力電圧を直流増
幅回路23によって平滑して回転角速度に比例した出力
電圧24が得られる。
【0023】
【発明の効果】本発明は前記のような構成にすることで
次のような効果が生じる。 1 一つのセンサで2軸の角速度を測定できる。 2 円板状平板と円筒の組み合わせであり、加工と組立
が容易である。 3 センサ部の円筒支持部材部をワイヤーで吊り固定し
たので漏れ振動が減衰され、角速度センサの信頼性が高
い。 4 振動基板にスリットを設けたのでセンサ部が変形し
やすく圧電素子に発生する電荷が多くなり、各速度の検
出が容易になる。 5 重錘体を付けることでコリオリ力の作用が大きくな
り検出が容易になる。 6 検出電極と励振電極または検出電極と帰還電極を兼
ねるので電極構造が簡単になる。 7 重錘体を回路側に設けることにより薄型化が図れ
る。
次のような効果が生じる。 1 一つのセンサで2軸の角速度を測定できる。 2 円板状平板と円筒の組み合わせであり、加工と組立
が容易である。 3 センサ部の円筒支持部材部をワイヤーで吊り固定し
たので漏れ振動が減衰され、角速度センサの信頼性が高
い。 4 振動基板にスリットを設けたのでセンサ部が変形し
やすく圧電素子に発生する電荷が多くなり、各速度の検
出が容易になる。 5 重錘体を付けることでコリオリ力の作用が大きくな
り検出が容易になる。 6 検出電極と励振電極または検出電極と帰還電極を兼
ねるので電極構造が簡単になる。 7 重錘体を回路側に設けることにより薄型化が図れ
る。
【図1】音片型圧電振動角速度センサを説明するための
構造図
構造図
【図2】正三角形音片型振動角速度センサの構造図
【図3】本発明の第一実施例の角速度センサの分解斜視
図
図
【図4】本発明の第一実施例の角速度センサの分解斜視
図
図
【図5】円筒支持部材とワイヤーの固定構造図で斜視図
【図6】スリット形状を示す平面図
【図7】本発明の第二実施例の角速度センサの断面図
【図8】円筒支持径と支持部に発生する応力の関係を示
すグラフ
すグラフ
【図9】本発明の理論を説明するための状態図
【図10】角速度検出回路構成図
1 セラミックス円板 2 金属板 3 セラミックス円板 4 電極 5 電極 6 検出電極 7 検出電極 6a 引き出し電極 7a 引き出し電極 8a 引き出し電極 9a 引き出し電極 8 検出電極 9 検出電極 10 電極 11 電極 12 支持部材 13 振動ノード 14 ワイヤー 14’ ワイヤー a ワイヤー b ワイヤー 15 回路基板 15a 収納穴 16 重錘体 17 出力電圧波形 18 出力電圧波形 19 差動増幅回路 20 電圧波形 21 同期検波回路 22 出力電圧波形 23 直流増幅回路 24 出力電圧波形 25 増幅回路 26 位相補正回路 27 フィルター 28 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 並木 智雄 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4107番 地5 ミヨタ株式会社内 (72)発明者 重田 利靖 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4107番 地5 ミヨタ株式会社内 (72)発明者 畠山 稔 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4107番 地5 ミヨタ株式会社内 (72)発明者 岡田 和廣 埼玉県上尾市菅谷4丁目73番地
Claims (7)
- 【請求項1】 円板形振動基板の上面に、上面に励振電
極を兼ねる検出電極を設け下面には少なくとも前記電極
に対向して電極を設けた円板形圧電素子を貼付し、前記
円板形振動基板の下面に、下面中央部に帰還電極を設け
上面には少なくとも該帰還電極と対向する電極を設けた
円板形圧電素子を貼付したセンサ部の中央部に重錘体を
設けたことを特徴とする角速度センサ。 - 【請求項2】 振動ノード部を円筒支持する円板形振動
基板の振動ノードより内側に複数個のスリットを設け、
該円板形振動基板の上面に、上面に励振電極を兼ねる検
出電極を設け下面には少なくとも前記電極に対向して電
極を設けた円板形圧電素子を貼付し、前記振動基板の下
面に、下面中央部に帰還電極を設け上面には少なくとも
該帰還電極と対向する電極を設けた円板形圧電素子を貼
付したセンサ部の中央部に重錘体を設けたことを特徴と
する角速度センサ。 - 【請求項3】 円板形振動基板の上面に、上面に帰還電
極を兼ねる検出電極を設け下面には少なくとも前記電極
に対向して電極を設けた円板形圧電素子を貼付し、前記
円板形振動基板の下面に、下面中央部に励振電極を設け
上面には少なくとも該励振電極と対向する電極を設けた
円板形圧電素子を貼付したセンサ部の中央部に重錘体を
設けたことを特徴とする角速度センサ。 - 【請求項4】 振動ノード部を円筒支持する円板形振動
基板の振動ノードより内側に複数個のスリットを設け、
該円板形振動基板の上面に、上面に帰還電極を兼ねる検
出電極を設け下面には少なくとも前記電極に対向して電
極を設けた円板形圧電素子を貼付し、前記振動基板の下
面に、下面中央部に励振電極を設け上面には少なくとも
該励振電極と対向する電極を設けた円板形圧電素子を貼
付したセンサ部の中央部に重錘体を設けたことを特徴と
する角速度センサ。 - 【請求項5】 センサ部を円筒支持したことを特徴とす
る請求項1または請求項3の角速度センサ。 - 【請求項6】 円筒支持部材を2本のワイヤで吊り固定
したことを特徴とする請求項2、4または請求項5の角
速度センサ。 - 【請求項7】 センサ部の片面に円筒支持部材、反対面
に重錘体を設けたことを特徴とする請求項7の角速度セ
ンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7031366A JPH08201067A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 角速度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7031366A JPH08201067A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 角速度センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08201067A true JPH08201067A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=12329254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7031366A Pending JPH08201067A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 角速度センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08201067A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6539804B1 (en) | 1998-06-22 | 2003-04-01 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Two-axis yaw rate sensor |
| EP1950528A2 (en) | 2007-01-24 | 2008-07-30 | Yamaha Corporation | Motion sensor, accelerometer, inclination sensor, pressure sensor, and tactile controller |
-
1995
- 1995-01-27 JP JP7031366A patent/JPH08201067A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6539804B1 (en) | 1998-06-22 | 2003-04-01 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Two-axis yaw rate sensor |
| EP1950528A2 (en) | 2007-01-24 | 2008-07-30 | Yamaha Corporation | Motion sensor, accelerometer, inclination sensor, pressure sensor, and tactile controller |
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