JPH08200992A - 遊底式機関砲のカムドラム停止機構 - Google Patents
遊底式機関砲のカムドラム停止機構Info
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- JPH08200992A JPH08200992A JP4894495A JP4894495A JPH08200992A JP H08200992 A JPH08200992 A JP H08200992A JP 4894495 A JP4894495 A JP 4894495A JP 4894495 A JP4894495 A JP 4894495A JP H08200992 A JPH08200992 A JP H08200992A
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- JP
- Japan
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- cam drum
- stop member
- stop
- cam
- breech
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F41—WEAPONS
- F41A—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
- F41A7/00—Auxiliary mechanisms for bringing the breech-block or bolt or the barrel to the starting position before automatic firing; Drives for externally-powered guns; Remote-controlled gun chargers
- F41A7/08—Drives for externally-powered guns, i.e. drives for moving the breech-block or bolt by an external force during automatic firing
- F41A7/10—Drives for externally-powered guns, i.e. drives for moving the breech-block or bolt by an external force during automatic firing using a rotating cylindrical drum having a camming groove
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F41—WEAPONS
- F41A—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
- F41A17/00—Safety arrangements, e.g. safeties
- F41A17/18—Hang-fire prevention
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F41—WEAPONS
- F41A—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
- F41A9/00—Feeding or loading of ammunition; Magazines; Guiding means for the extracting of cartridges
- F41A9/50—External power or control systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カムドラムを強制的に停止する時の衝撃力を
緩和する。 【構成】 係合穴19を有する停止部材17がばねブツ
シユ20を介してカムドラム軸12に固着されている。
遊底2が前方位置に到達した時に、ロツク機構24が作
動し、ロツクピン25が突出して停止部材17の側面に
当接する。弾丸が発射した場合には、ロツクピン25が
没入して停止部材17から離れ、係合穴19に係合しな
いため、停止部材17がロツクされず、カムドラム3は
回転を継続する。弾丸が発射しない場合には、ロツクピ
ン25は停止部材17に当接した状態であり、撃発作動
直後に係合穴19が対向位置に到達した時に係合穴19
に係合し、停止部材17をロツクする。これにより、ば
ねブツシユ20による摩擦力が制動力としてカムドラム
軸12に作用し、カムドラム軸12いいかえればカムド
ラム3を減速しながら停止する。
緩和する。 【構成】 係合穴19を有する停止部材17がばねブツ
シユ20を介してカムドラム軸12に固着されている。
遊底2が前方位置に到達した時に、ロツク機構24が作
動し、ロツクピン25が突出して停止部材17の側面に
当接する。弾丸が発射した場合には、ロツクピン25が
没入して停止部材17から離れ、係合穴19に係合しな
いため、停止部材17がロツクされず、カムドラム3は
回転を継続する。弾丸が発射しない場合には、ロツクピ
ン25は停止部材17に当接した状態であり、撃発作動
直後に係合穴19が対向位置に到達した時に係合穴19
に係合し、停止部材17をロツクする。これにより、ば
ねブツシユ20による摩擦力が制動力としてカムドラム
軸12に作用し、カムドラム軸12いいかえればカムド
ラム3を減速しながら停止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続回転するカムドラ
ムで遊底を前進−停止−後退−停止を1サイクルとして
往復移動させる遊底式機関砲に関し、詳細にはトラブル
発生時等においてカムドラムを強制的に停止し、射撃動
作を中止させるカムドラム停止機構に関する。
ムで遊底を前進−停止−後退−停止を1サイクルとして
往復移動させる遊底式機関砲に関し、詳細にはトラブル
発生時等においてカムドラムを強制的に停止し、射撃動
作を中止させるカムドラム停止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】遊底式機関砲については、遊底を高速で
往復移動することにより射撃速度を高速化することが要
望され、遊底の往復移動をカムドラムで行うものが提案
されている。この遊底式機関砲は、カムドラムを連続回
転することにより遊底を前進−停止−後退−停止を1サ
イクルとして往復移動するとともに、遊底の往復動作と
関連して射撃動作を行うようになつている。すなわち、
遊底の後方停止時に給弾機から弾薬を遊底に供給し、遊
底の前進動作により弾薬を砲身に装填し、前方停止時に
砲身の閉鎖及び弾薬の撃発を行い、弾丸を発射させる。
遊底の後退時には、弾丸の発射後に砲身内に残留してい
る空薬莢を砲身から引き抜いて抽筒し、抽筒された空薬
莢を蹴子で排除する。そして、遊底の後方停止時に次の
弾薬を供給するようになつている。
往復移動することにより射撃速度を高速化することが要
望され、遊底の往復移動をカムドラムで行うものが提案
されている。この遊底式機関砲は、カムドラムを連続回
転することにより遊底を前進−停止−後退−停止を1サ
イクルとして往復移動するとともに、遊底の往復動作と
関連して射撃動作を行うようになつている。すなわち、
遊底の後方停止時に給弾機から弾薬を遊底に供給し、遊
底の前進動作により弾薬を砲身に装填し、前方停止時に
砲身の閉鎖及び弾薬の撃発を行い、弾丸を発射させる。
遊底の後退時には、弾丸の発射後に砲身内に残留してい
る空薬莢を砲身から引き抜いて抽筒し、抽筒された空薬
莢を蹴子で排除する。そして、遊底の後方停止時に次の
弾薬を供給するようになつている。
【0003】ところで、上記遊底式機関砲においては、
トラブル発生時には二次災害を防止するために射撃動作
を中止することが要望されており、カムドラムを停止す
ることが提案されている。例えば、弾薬を撃発したにも
拘わらず弾丸が発射しないことがあるが、この弾薬は遅
れて爆発するいわゆる遅発することがある。ところが、
カムドラムが連続回転しているため、この弾薬が遊底の
後退動作により抽筒され、砲身から抽筒された後に爆発
する恐れがあり、危険であつた。そこで、弾丸が発射し
ない時には、弾薬の抽筒を中止し、遊底で砲身を閉鎖し
ておく必要があり、例えば特願平6−101681号の
発明のようにカムドラムを強制的に停止するようにした
ものが提案されている。この発明は、カムドラムの側面
に係合溝を形成し、ロツクピンを有するロツク機構を固
定設置し、撃発作動により弾丸が発射しない場合には遊
底が後退開始する前にロツク機構のロツクピンがカムド
ラムの係合溝に係合し、カムドラムの回転を停止して遊
底の後退を阻止するようになつている。これにより、弾
薬が遅発したとしても、砲身が閉鎖状態であるため、弾
丸が砲口から発射され、遅発による危険を回避すること
ができる。
トラブル発生時には二次災害を防止するために射撃動作
を中止することが要望されており、カムドラムを停止す
ることが提案されている。例えば、弾薬を撃発したにも
拘わらず弾丸が発射しないことがあるが、この弾薬は遅
れて爆発するいわゆる遅発することがある。ところが、
カムドラムが連続回転しているため、この弾薬が遊底の
後退動作により抽筒され、砲身から抽筒された後に爆発
する恐れがあり、危険であつた。そこで、弾丸が発射し
ない時には、弾薬の抽筒を中止し、遊底で砲身を閉鎖し
ておく必要があり、例えば特願平6−101681号の
発明のようにカムドラムを強制的に停止するようにした
ものが提案されている。この発明は、カムドラムの側面
に係合溝を形成し、ロツクピンを有するロツク機構を固
定設置し、撃発作動により弾丸が発射しない場合には遊
底が後退開始する前にロツク機構のロツクピンがカムド
ラムの係合溝に係合し、カムドラムの回転を停止して遊
底の後退を阻止するようになつている。これにより、弾
薬が遅発したとしても、砲身が閉鎖状態であるため、弾
丸が砲口から発射され、遅発による危険を回避すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
発明のようにカムドラムをロツク機構のロツクピンと係
合溝との係合により強制的に停止させるものは、ロツク
ピンが係合溝に係合することによりカムドラム等の回転
体が瞬時に停止されため、上記回転体の回転エネルギー
によりロツクピン、係合溝及び上記回転体等に大きな衝
撃力が作用する場合にはこれらを損傷する恐れがある。
発明のようにカムドラムをロツク機構のロツクピンと係
合溝との係合により強制的に停止させるものは、ロツク
ピンが係合溝に係合することによりカムドラム等の回転
体が瞬時に停止されため、上記回転体の回転エネルギー
によりロツクピン、係合溝及び上記回転体等に大きな衝
撃力が作用する場合にはこれらを損傷する恐れがある。
【0005】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、その課題は、トラブル発生時等において大き
な衝撃力を発生することなく、迅速かつ確実にカムドラ
ムを停止し得る遊底式機関砲のカムドラム停止機構を提
供することにある。
たもので、その課題は、トラブル発生時等において大き
な衝撃力を発生することなく、迅速かつ確実にカムドラ
ムを停止し得る遊底式機関砲のカムドラム停止機構を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、停止部材をばねブツシュ等の摩擦係合
部材を介してカムドラム軸に固着し、固定設置されたロ
ツク機構をトラブル発生時等に作動して停止部材をロツ
クすることにより、カムドラム軸に制動力を作用させて
カムドラムを停止するようになつている。
に、本発明では、停止部材をばねブツシュ等の摩擦係合
部材を介してカムドラム軸に固着し、固定設置されたロ
ツク機構をトラブル発生時等に作動して停止部材をロツ
クすることにより、カムドラム軸に制動力を作用させて
カムドラムを停止するようになつている。
【0007】すなわち、本発明は、連続回転するカムド
ラムで遊底を前進−停止−後退−停止を1サイクルとし
て往復移動させる遊底式機関砲におけるカムドラム停止
機構であつて、係合部を有し、カムドラムと一体のカム
ドラム軸に摩擦係合部材を介して固着された停止部材
と、カムドラムを停止させる時に停止部材の係合部に係
合するロツク部を有し、ロツク部が停止部材の係合部と
対向するように固定設置されたロツク機構とを備えてい
ることを特徴としている。
ラムで遊底を前進−停止−後退−停止を1サイクルとし
て往復移動させる遊底式機関砲におけるカムドラム停止
機構であつて、係合部を有し、カムドラムと一体のカム
ドラム軸に摩擦係合部材を介して固着された停止部材
と、カムドラムを停止させる時に停止部材の係合部に係
合するロツク部を有し、ロツク部が停止部材の係合部と
対向するように固定設置されたロツク機構とを備えてい
ることを特徴としている。
【0008】カムドラムに制限ストツパを設け、停止部
材に制限ドツグを設け、この制限ドツグを制限ストツパ
よりもカムドラムの回転方向における下流側において所
定角度離れた位置に配置したものでもよい。
材に制限ドツグを設け、この制限ドツグを制限ストツパ
よりもカムドラムの回転方向における下流側において所
定角度離れた位置に配置したものでもよい。
【0009】停止部材を係合部が撃発作動直後にロツク
機構のロツク部に対向する位置に到達するようにカムド
ラム軸に固着し、ロツク機構を弾丸が発射しない時にロ
ツク部が停止部材の係合部に係合して停止部材をロツク
するものでもよい。その際、制限ストツパと制限ドツグ
とを設けている場合には、制限ドツグは停止部材のロツ
ク時点から遊底の後退開始までに制限ストツパが当接す
るように配置されていることが好ましい。
機構のロツク部に対向する位置に到達するようにカムド
ラム軸に固着し、ロツク機構を弾丸が発射しない時にロ
ツク部が停止部材の係合部に係合して停止部材をロツク
するものでもよい。その際、制限ストツパと制限ドツグ
とを設けている場合には、制限ドツグは停止部材のロツ
ク時点から遊底の後退開始までに制限ストツパが当接す
るように配置されていることが好ましい。
【0010】カムドラムは、ドラム本体の一端側内周に
円筒状の案内部が形成されており、停止部材は一側面に
係合部を有する円盤状体で、その外周面がドラム本体の
案内部に摺接するようにカムドラム軸に固着されていて
もよい。摩擦係合部材は、ばねブツシユ、特に摩擦結合
力を調整し得る構造のものであることが好ましい。
円筒状の案内部が形成されており、停止部材は一側面に
係合部を有する円盤状体で、その外周面がドラム本体の
案内部に摺接するようにカムドラム軸に固着されていて
もよい。摩擦係合部材は、ばねブツシユ、特に摩擦結合
力を調整し得る構造のものであることが好ましい。
【0011】
【作用】ロツク機構のロツク部が停止部材の係合部に係
合することにより、停止部材をロツクする。停止部材の
ロツクにより摩擦係合部材の摩擦力がカムドラム軸に作
用し、カムドラム軸を減速しながら停止させる。すなわ
ち、カムドラム等の回転体の回転エネルギーを上記摩擦
力で短時間に吸収し、ロツク部、係合部及びカムドラム
等の回転体等に大きな衝撃力を与えることなくカムドラ
ムを停止させる。
合することにより、停止部材をロツクする。停止部材の
ロツクにより摩擦係合部材の摩擦力がカムドラム軸に作
用し、カムドラム軸を減速しながら停止させる。すなわ
ち、カムドラム等の回転体の回転エネルギーを上記摩擦
力で短時間に吸収し、ロツク部、係合部及びカムドラム
等の回転体等に大きな衝撃力を与えることなくカムドラ
ムを停止させる。
【0012】制限ドツグと制限ストツパとが設けられて
いる場合には、ロツク機構のロツク部が停止部材の係合
部に係合し、摩擦係合部材の摩擦力でカムドラム軸を減
速するが、カムドラム軸が所定角度回転した時に制限ス
トツパが制限ドツグに当接し、カムドラムを停止する。
すなわち、摩擦係合部材の摩擦力でロツク機構、停止部
材及びカムドラム等の回転体等への衝撃力を緩衝し、制
限ドツグと制限ストツパとでカムドラムを所定位置に正
確に停止する。
いる場合には、ロツク機構のロツク部が停止部材の係合
部に係合し、摩擦係合部材の摩擦力でカムドラム軸を減
速するが、カムドラム軸が所定角度回転した時に制限ス
トツパが制限ドツグに当接し、カムドラムを停止する。
すなわち、摩擦係合部材の摩擦力でロツク機構、停止部
材及びカムドラム等の回転体等への衝撃力を緩衝し、制
限ドツグと制限ストツパとでカムドラムを所定位置に正
確に停止する。
【0013】停止部材の係合部が撃発作動直後にロツク
機構のロツク部に対向する位置に到達し、ロツク機構の
ロツク部が弾丸が発射しない時に停止部材の係合部に係
合するようになつている場合には、弾丸が発射しない時
には遊底が前方位置に停上して砲身を閉鎖した状態にあ
るため、弾薬が遅発したとしても砲身内で爆発し、弾丸
を砲身の砲口から発射させる。これにより、遅発に伴う
危険が回避される。また、制限ドツグと制限ストツパと
を設けている場合には、これらの作用により遊底が前方
位置に停止した状態となるようにカムドラムを正確に停
止させる。
機構のロツク部に対向する位置に到達し、ロツク機構の
ロツク部が弾丸が発射しない時に停止部材の係合部に係
合するようになつている場合には、弾丸が発射しない時
には遊底が前方位置に停上して砲身を閉鎖した状態にあ
るため、弾薬が遅発したとしても砲身内で爆発し、弾丸
を砲身の砲口から発射させる。これにより、遅発に伴う
危険が回避される。また、制限ドツグと制限ストツパと
を設けている場合には、これらの作用により遊底が前方
位置に停止した状態となるようにカムドラムを正確に停
止させる。
【0014】カムドラムがドラム本体の一端側内周に円
筒面からなる案内部が形成され、停止部材が一側面に係
合部を有する円盤状体で、その外周面がドラム本体の案
内部に摺接するようにカムドラム軸に固着されている場
合には、停止部材が上記ドラム本体の一端側をカムドラ
ム軸に対して支持する部材として兼用することもでき
る。また、カムドラムの設置空間を利用して停止部材を
設けることになり、停止部材の設置空間を別途必要とし
ない。
筒面からなる案内部が形成され、停止部材が一側面に係
合部を有する円盤状体で、その外周面がドラム本体の案
内部に摺接するようにカムドラム軸に固着されている場
合には、停止部材が上記ドラム本体の一端側をカムドラ
ム軸に対して支持する部材として兼用することもでき
る。また、カムドラムの設置空間を利用して停止部材を
設けることになり、停止部材の設置空間を別途必要とし
ない。
【0015】摩擦係合部材がばねブツシユである場合に
は、ばねブツシユの弾性力により停止部材とカムドラム
軸との間に摩擦力を発生し、この摩擦力でカムドラム軸
を制動する。ばねブツシュが摩擦結合力を調整しる構造
である場合には、ばねブツシユの弾性力を調節すること
により上記摩擦力を適宜設定することができる。
は、ばねブツシユの弾性力により停止部材とカムドラム
軸との間に摩擦力を発生し、この摩擦力でカムドラム軸
を制動する。ばねブツシュが摩擦結合力を調整しる構造
である場合には、ばねブツシユの弾性力を調節すること
により上記摩擦力を適宜設定することができる。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を図に基づいて説明する。図
に示す遊底式機関砲1は、遊底2がカムドラム3により
前後方向に往復移動し、遊底2の往復動作に関連して射
撃動作を行うようになつている。遊底2は、前端に弾薬
W又は空薬莢を保持する抽筒子(図示せず)を有し、下
部にカムドラムのカム溝5に噛合して遊底2をカムドラ
ム3に駆動連結するカムフオロア4を有し、尾筒6に一
体に設けられた砲身7の後方に図1に実線で示す後方位
置と砲身7に当接する前方位置との間を移動可能に設け
られている。カムドラム3は、円筒状のドラム本体8の
一端側にリブ9が一体的に設けられ、他端側の内周に円
筒状の案内部10が形成されている。カムドラム3は、
リブ9がキー11によりカムドラム軸12に固定連結さ
れ、ドラム本体の案内部10が後述する停止部材17で
支持されており、カムドラム軸12を駆動モータ13で
回転することにより一体に回転するようになつている。
カムドラムのカム溝5は、カムドラム3の1回転により
遊底2を前進−停止−後退−停止を1サイクルとして往
復移動するように形成されており、カムドラム3の回転
角と遊底2の往復移動との関連は例えば図5に示すよう
になつている。すなわち、遊底2は、カムドラム3が角
度Aの範囲を回転する間は後方位置に停止しており、角
度Bの範囲を回転する間に前進し、角度Cの範囲を回転
する間は前方位置に停止し、角度Dの範囲を回転する間
に後退するようになつている。
に示す遊底式機関砲1は、遊底2がカムドラム3により
前後方向に往復移動し、遊底2の往復動作に関連して射
撃動作を行うようになつている。遊底2は、前端に弾薬
W又は空薬莢を保持する抽筒子(図示せず)を有し、下
部にカムドラムのカム溝5に噛合して遊底2をカムドラ
ム3に駆動連結するカムフオロア4を有し、尾筒6に一
体に設けられた砲身7の後方に図1に実線で示す後方位
置と砲身7に当接する前方位置との間を移動可能に設け
られている。カムドラム3は、円筒状のドラム本体8の
一端側にリブ9が一体的に設けられ、他端側の内周に円
筒状の案内部10が形成されている。カムドラム3は、
リブ9がキー11によりカムドラム軸12に固定連結さ
れ、ドラム本体の案内部10が後述する停止部材17で
支持されており、カムドラム軸12を駆動モータ13で
回転することにより一体に回転するようになつている。
カムドラムのカム溝5は、カムドラム3の1回転により
遊底2を前進−停止−後退−停止を1サイクルとして往
復移動するように形成されており、カムドラム3の回転
角と遊底2の往復移動との関連は例えば図5に示すよう
になつている。すなわち、遊底2は、カムドラム3が角
度Aの範囲を回転する間は後方位置に停止しており、角
度Bの範囲を回転する間に前進し、角度Cの範囲を回転
する間は前方位置に停止し、角度Dの範囲を回転する間
に後退するようになつている。
【0017】また、射撃動作については、次のように行
うように構成されている。遊底2が後方位置に停止して
いる間に間欠運動機構14により駆動される送弾ホイー
ル15で弾薬Wを遊底2に供給し、遊底2の前進動作に
より弾薬Wを砲身7に装填する。遊底2が前方位置に到
達して停止するが、これと同時に弾薬Wの装填を完了す
るとともに砲身7を閉鎖する。砲身7の閉鎖後に撃発機
構(図示せず)が作動し、弾薬Wを撃発して弾丸を発射
させる。弾丸の発射後に遊底2が後退し、砲身7の閉鎖
を解除する。その際、弾丸の発射後に砲身7内に残留し
ている空薬莢を遊底2の後退動作により砲身7から抜き
取つて抽筒し、蹴子(図示せず)により外部に排出す
る。そして、抽筒動作後に遊底2が後方位置に到達して
停止し、停止中に送弾ホイール15で次の弾薬Wを供給
するようになつている。以上のように射撃動作は遊底2
の動作と関連して行うようになつているが、カムドラム
3の回転角との関係は例えば図5で示すようになつてい
る。
うように構成されている。遊底2が後方位置に停止して
いる間に間欠運動機構14により駆動される送弾ホイー
ル15で弾薬Wを遊底2に供給し、遊底2の前進動作に
より弾薬Wを砲身7に装填する。遊底2が前方位置に到
達して停止するが、これと同時に弾薬Wの装填を完了す
るとともに砲身7を閉鎖する。砲身7の閉鎖後に撃発機
構(図示せず)が作動し、弾薬Wを撃発して弾丸を発射
させる。弾丸の発射後に遊底2が後退し、砲身7の閉鎖
を解除する。その際、弾丸の発射後に砲身7内に残留し
ている空薬莢を遊底2の後退動作により砲身7から抜き
取つて抽筒し、蹴子(図示せず)により外部に排出す
る。そして、抽筒動作後に遊底2が後方位置に到達して
停止し、停止中に送弾ホイール15で次の弾薬Wを供給
するようになつている。以上のように射撃動作は遊底2
の動作と関連して行うようになつているが、カムドラム
3の回転角との関係は例えば図5で示すようになつてい
る。
【0018】次に、カムドラム停止機構16は、撃発作
動により弾丸が発射しない場合にカムドラム3を強制的
に停止するためのものであり、停止部材17、摩擦係合
部材であるばねブツシユ20、ロツク機構24、制限ス
トツパ26、28及び制限ドツグ27等を備えている。
停止部材17は、中央にボス部18を有し、外周が円筒
面に形成された円盤状体であり、一側に係合部である係
合穴19が形成されている。係合部は、円周方向に溝状
に形成された係合溝であつてもよい。停止部材17は、
外周面がカムドラムの案内部10に摺接するように装着
され、ボス部18にばねブツシユ20を介してカムドラ
ム軸12に固着されている。その際、停止部材17は、
弾薬Wの撃発作動直後に係合穴19が後述するロツク機
構のロツクピン25と対向する位置に到達するようにカ
ムドラム軸12に固着されている。これをカムドラム3
の回転角との関係で説明すれば、例えば図5に示すよう
に、遊底2が前方位置に到達した時点Gからカムドラム
3が角度Eだけ回転した時点Hにおいて停止部材の係合
穴19がロツク機構のロツクピン25に対向する位置に
到達するように設定されている。
動により弾丸が発射しない場合にカムドラム3を強制的
に停止するためのものであり、停止部材17、摩擦係合
部材であるばねブツシユ20、ロツク機構24、制限ス
トツパ26、28及び制限ドツグ27等を備えている。
停止部材17は、中央にボス部18を有し、外周が円筒
面に形成された円盤状体であり、一側に係合部である係
合穴19が形成されている。係合部は、円周方向に溝状
に形成された係合溝であつてもよい。停止部材17は、
外周面がカムドラムの案内部10に摺接するように装着
され、ボス部18にばねブツシユ20を介してカムドラ
ム軸12に固着されている。その際、停止部材17は、
弾薬Wの撃発作動直後に係合穴19が後述するロツク機
構のロツクピン25と対向する位置に到達するようにカ
ムドラム軸12に固着されている。これをカムドラム3
の回転角との関係で説明すれば、例えば図5に示すよう
に、遊底2が前方位置に到達した時点Gからカムドラム
3が角度Eだけ回転した時点Hにおいて停止部材の係合
穴19がロツク機構のロツクピン25に対向する位置に
到達するように設定されている。
【0019】ばねブツシユ20は、図2にも示すよう
に、スリツトを有する伸縮可能なばねリングからなる内
輪21と外輪22とを備え、内輪21に装着されたボル
ト23で外輪22をカムドラム軸12の軸方向に移動
し、内輪21及び外輪22とを半径方向に伸縮させるこ
とにより、停止部材17とカムドラム軸12との間の摩
擦結合力を調整するようになつている。ばねブツシユ2
0による摩擦結合力は、停止部材17が後述するように
ロツク機構24でロツクされた後においてはカムドラム
軸12に制動力として作用し、停止部材17のロツク後
に許容されるカムドラム軸12の回転量とカムドラム軸
12、カムドラム3等の回転体の回転エネルギーとに基
づいて調整される。すなわち、ばねブツシユ20の摩擦
結合力は、カムドラム軸12が停止部材17のロツク後
に許容量回転する間に上記回転エネルギーを吸収するよ
うに調整される。カムドラム軸12の最大許容回転量
は、例えば図5で説明すれば、遊底2が前方位置に停止
している中間の時点Hから遊底2が後退開始する時点J
までのカムドラム3が回転する角度Fに相当する。な
お、ばねブツシユ20は、内輪21と外輪22とがスラ
スト方向に相対的に移動可能になつていればよく、外輪
22に対して内輪21を移動するようになつていてもよ
い。
に、スリツトを有する伸縮可能なばねリングからなる内
輪21と外輪22とを備え、内輪21に装着されたボル
ト23で外輪22をカムドラム軸12の軸方向に移動
し、内輪21及び外輪22とを半径方向に伸縮させるこ
とにより、停止部材17とカムドラム軸12との間の摩
擦結合力を調整するようになつている。ばねブツシユ2
0による摩擦結合力は、停止部材17が後述するように
ロツク機構24でロツクされた後においてはカムドラム
軸12に制動力として作用し、停止部材17のロツク後
に許容されるカムドラム軸12の回転量とカムドラム軸
12、カムドラム3等の回転体の回転エネルギーとに基
づいて調整される。すなわち、ばねブツシユ20の摩擦
結合力は、カムドラム軸12が停止部材17のロツク後
に許容量回転する間に上記回転エネルギーを吸収するよ
うに調整される。カムドラム軸12の最大許容回転量
は、例えば図5で説明すれば、遊底2が前方位置に停止
している中間の時点Hから遊底2が後退開始する時点J
までのカムドラム3が回転する角度Fに相当する。な
お、ばねブツシユ20は、内輪21と外輪22とがスラ
スト方向に相対的に移動可能になつていればよく、外輪
22に対して内輪21を移動するようになつていてもよ
い。
【0020】ロツク機構24は、ロツクピン25を有し
ており、ロツクピン25が図1に示すように停止部材1
7に対向する位置において尾筒6に固定設置されてい
る。ロツク機構24は、ロツクピン25を遊底2が前方
位置に停止した時に弾性力により停止部材17に当接す
るように突出させ、弾丸の発射により発生する後座運動
を利用してロツクピン25を没入させて復帰するように
なつている。すなわち、ロツクピン25を後方すなわち
停止部材17の方向に弾性付勢して設け、一端が前後方
向に移動するように他端が尾筒6に対して枢支された復
帰用レバー(図示せず)の一端をロツクピン25に係合
し、復帰用レバーの中間に連結された重り(図示せず)
を尾筒6に対して前後方向に移動可能で後方に弾性付勢
して設け、重りを前方に保持するロツク爪(図示せず)
を重りに係合するように弾性付勢するとともに、ソレノ
イド(図示せず)のON作動で解除作動するように設
け、遊底2が前方位置に到達した時にソレノイドをON
作動するようになつている。これにより、遊底2が前方
位置に到達した時にソレノイドがON作動し、ロツク爪
を解除する。ロツク爪の解除により、重りが弾性力によ
り後方に移動し、復帰用レバーが後方に揺動し、ロツク
ピン25が後方に移動して停止部材17に当接する。こ
の状態は、遊底2が前方位置に到達して撃発作動するま
で少なくとも維持される。そして、撃発により弾丸が発
射した時には、砲身7、尾筒6、カムドラム3等の後座
部が発射の反動により後退し、復帰用レバーの枢支部が
一緒に後退するが、重りは慣性によりその場に止どまろ
うとする。そのため、復帰用レバーが相対的に前方に揺
動し、ロツクピン25を前方に移動して没入させる。す
なわち、ロツクピン25が停止部材17から離れ、係合
穴19に係合せず通過することになる。従つて、停止部
材17は、ロツクされずカムドラム軸12とともに回転
を継続する。一方、弾丸が発射しない場合には、発射エ
ネルギーが発生しないため砲身7、尾筒6、カムドラム
3等の後座部が後退せず、復帰用レバーが前方に揺動し
ないため、ロツクピン25は停止部材17に当接した状
態にある。従つて、撃発作動直後にロツクピン25が係
合穴19に係合し、停止部材17をロツクすることにな
る。
ており、ロツクピン25が図1に示すように停止部材1
7に対向する位置において尾筒6に固定設置されてい
る。ロツク機構24は、ロツクピン25を遊底2が前方
位置に停止した時に弾性力により停止部材17に当接す
るように突出させ、弾丸の発射により発生する後座運動
を利用してロツクピン25を没入させて復帰するように
なつている。すなわち、ロツクピン25を後方すなわち
停止部材17の方向に弾性付勢して設け、一端が前後方
向に移動するように他端が尾筒6に対して枢支された復
帰用レバー(図示せず)の一端をロツクピン25に係合
し、復帰用レバーの中間に連結された重り(図示せず)
を尾筒6に対して前後方向に移動可能で後方に弾性付勢
して設け、重りを前方に保持するロツク爪(図示せず)
を重りに係合するように弾性付勢するとともに、ソレノ
イド(図示せず)のON作動で解除作動するように設
け、遊底2が前方位置に到達した時にソレノイドをON
作動するようになつている。これにより、遊底2が前方
位置に到達した時にソレノイドがON作動し、ロツク爪
を解除する。ロツク爪の解除により、重りが弾性力によ
り後方に移動し、復帰用レバーが後方に揺動し、ロツク
ピン25が後方に移動して停止部材17に当接する。こ
の状態は、遊底2が前方位置に到達して撃発作動するま
で少なくとも維持される。そして、撃発により弾丸が発
射した時には、砲身7、尾筒6、カムドラム3等の後座
部が発射の反動により後退し、復帰用レバーの枢支部が
一緒に後退するが、重りは慣性によりその場に止どまろ
うとする。そのため、復帰用レバーが相対的に前方に揺
動し、ロツクピン25を前方に移動して没入させる。す
なわち、ロツクピン25が停止部材17から離れ、係合
穴19に係合せず通過することになる。従つて、停止部
材17は、ロツクされずカムドラム軸12とともに回転
を継続する。一方、弾丸が発射しない場合には、発射エ
ネルギーが発生しないため砲身7、尾筒6、カムドラム
3等の後座部が後退せず、復帰用レバーが前方に揺動し
ないため、ロツクピン25は停止部材17に当接した状
態にある。従つて、撃発作動直後にロツクピン25が係
合穴19に係合し、停止部材17をロツクすることにな
る。
【0021】なお、ロツク機構24は、弾丸が発射する
場合にはロツクピン25が係合穴19を通過し、発射し
ない場合には係合するようになつていればよく、例えば
撃発作動前にロツクピン25を停止部材17に当接し、
弾丸が発射した時に停止部材17から離す方法、又は弾
丸が発射しない時にのみロツクピン25を突出して係合
穴19に係合させる方法等のいずれであつてもよい。そ
して、ロツクピン25の作動機構としては、例えばばね
とソレノイドを利用し、撃発作動後の所定時間内におけ
る砲身7内のガス圧や温度、砲身7の歪み、加速度や衝
撃力等を検出し、所定値以下の場合にソレノイドを励磁
又は消磁し、ロツクピン25を突出し又は突出状態に保
持するようにしたものでもよい。また、ばねとガス圧を
利用し、発射した時にはガス圧によりロツクピン25を
没入して復帰させるようにしたものでもよい。
場合にはロツクピン25が係合穴19を通過し、発射し
ない場合には係合するようになつていればよく、例えば
撃発作動前にロツクピン25を停止部材17に当接し、
弾丸が発射した時に停止部材17から離す方法、又は弾
丸が発射しない時にのみロツクピン25を突出して係合
穴19に係合させる方法等のいずれであつてもよい。そ
して、ロツクピン25の作動機構としては、例えばばね
とソレノイドを利用し、撃発作動後の所定時間内におけ
る砲身7内のガス圧や温度、砲身7の歪み、加速度や衝
撃力等を検出し、所定値以下の場合にソレノイドを励磁
又は消磁し、ロツクピン25を突出し又は突出状態に保
持するようにしたものでもよい。また、ばねとガス圧を
利用し、発射した時にはガス圧によりロツクピン25を
没入して復帰させるようにしたものでもよい。
【0022】次に、制限ストツパ26、28と制限ドツ
グ27とは、停止部材17がロツクされた後にカムドラ
ム3が相対的に回転する範囲を設定するものであり、制
限ストツパ26、28はドラム本体の案内部10に隣接
して形成された切欠溝の各端に設けられ、制限ドツグ2
7は停止部材17の裏面に突出して形成されている。制
限ドツグ27は、カムドラム3の回転方向における制限
ストツパ26、28の下流側に回転角αだけ離れた位置
に配置されている。例えば、図3に示すように、カムド
ラム3がX矢印方向に回転している場合には、一方の制
限ストツパ26よりも下流に回転角α離れた位置に配置
されており、X矢印と逆方向に回転している場合には他
方の制限ストツパ28の下流側となるように配置されて
いる。この回転角αは、例えば図5に示すように、カム
ドラム3が回転する角度Fの範囲に設定され、遊底2が
後退開始するまでに制限ドツグ27に制限ストツパ26
又は28の一方が当接するようになつている。これによ
り、弾丸が発射しない時には、停止部材17がロツク機
構24でロツクされた時点Hからカムドラム3が角度α
だけ回転した時に制限ストツパ26又は28が制限ドツ
グ27に当接し、遊底2が後退開始する時点Jに達する
以前にカムドラム3を停止するようになつている。
グ27とは、停止部材17がロツクされた後にカムドラ
ム3が相対的に回転する範囲を設定するものであり、制
限ストツパ26、28はドラム本体の案内部10に隣接
して形成された切欠溝の各端に設けられ、制限ドツグ2
7は停止部材17の裏面に突出して形成されている。制
限ドツグ27は、カムドラム3の回転方向における制限
ストツパ26、28の下流側に回転角αだけ離れた位置
に配置されている。例えば、図3に示すように、カムド
ラム3がX矢印方向に回転している場合には、一方の制
限ストツパ26よりも下流に回転角α離れた位置に配置
されており、X矢印と逆方向に回転している場合には他
方の制限ストツパ28の下流側となるように配置されて
いる。この回転角αは、例えば図5に示すように、カム
ドラム3が回転する角度Fの範囲に設定され、遊底2が
後退開始するまでに制限ドツグ27に制限ストツパ26
又は28の一方が当接するようになつている。これによ
り、弾丸が発射しない時には、停止部材17がロツク機
構24でロツクされた時点Hからカムドラム3が角度α
だけ回転した時に制限ストツパ26又は28が制限ドツ
グ27に当接し、遊底2が後退開始する時点Jに達する
以前にカムドラム3を停止するようになつている。
【0023】本実施例のカムドラム停止機構16は上記
のように構成されており、その作用をカムドラム3がX
矢印方向に回転する場合において次に説明する。停止部
材17は、カムドラム3と一体的に回転し、ロツク機構
24は遊底2が前方位置に到達するまで非作動状態にあ
り、ロツクピン25が没入している。遊底2が前方位置
に到達した時、すなわちカムドラム3が図5に示すGの
時点まで回転した時にロツク機構24が作動し、ロツク
ピン25が突出して停止部材17の側面に当接する。ま
た、遊底2が前方位置に到達することにより、弾薬Wが
装填され、砲身7が閉鎖される。しかる後、図5に示す
時点に撃発作動される。撃発作動により弾丸が発射する
場合には、上記したように発射エネルギーによる砲身
7、尾筒6、カムドラム3等の後座部の後座運動により
ロツク機構のロツクピン25が没入し、停止部材17か
ら離れる。停止部材の係合穴19は、ロツクピン25が
停止部材17から離れた直後、すなわちカムドラム3が
図5に示すHの時点まで回転した時にロツクピン25と
対向する位置に到達する。これにより、ロツクピン25
が係合穴19に係合せず相対的に通過し、停止部材17
はロツク機構24によりロツクされず、またいずれの制
限ストツパ26、28も制限ドツグ27に当接しない。
その結果、カムドラム3は回転を継続し、遊底2を後退
して射撃動作を継続することになる。
のように構成されており、その作用をカムドラム3がX
矢印方向に回転する場合において次に説明する。停止部
材17は、カムドラム3と一体的に回転し、ロツク機構
24は遊底2が前方位置に到達するまで非作動状態にあ
り、ロツクピン25が没入している。遊底2が前方位置
に到達した時、すなわちカムドラム3が図5に示すGの
時点まで回転した時にロツク機構24が作動し、ロツク
ピン25が突出して停止部材17の側面に当接する。ま
た、遊底2が前方位置に到達することにより、弾薬Wが
装填され、砲身7が閉鎖される。しかる後、図5に示す
時点に撃発作動される。撃発作動により弾丸が発射する
場合には、上記したように発射エネルギーによる砲身
7、尾筒6、カムドラム3等の後座部の後座運動により
ロツク機構のロツクピン25が没入し、停止部材17か
ら離れる。停止部材の係合穴19は、ロツクピン25が
停止部材17から離れた直後、すなわちカムドラム3が
図5に示すHの時点まで回転した時にロツクピン25と
対向する位置に到達する。これにより、ロツクピン25
が係合穴19に係合せず相対的に通過し、停止部材17
はロツク機構24によりロツクされず、またいずれの制
限ストツパ26、28も制限ドツグ27に当接しない。
その結果、カムドラム3は回転を継続し、遊底2を後退
して射撃動作を継続することになる。
【0024】弾丸が発射しなかつた場合には、ロツクピ
ン25が突出して停止部材17に当接した状態にあり、
カムドラム3が図5に示すHの時点まで回転した時に停
止部材の係合穴19がロツクピン25に対向し、ロツク
ピン25が係合穴19に係合する。これにより、停止部
材17がロツクされる。一方、カムドラム3は、回転エ
ネルギーにより回転を継続するが、停止部材17がばね
ブツシユ20を介してカムドラム軸12に固着されてい
るため、ばねブツシユ20の摩擦力がカムドラム軸12
に制動力として作用し、カムドラム軸12を減速する。
そして、停止部材17がロツクされた後にカムドラム3
が図3に示す角度αだけ回転した時に、図4に示すよう
に一方の制限ストツパ26が制限ドツグ27に当接し、
カムドラム3を停止することになる。その際、一方の制
限ストツパ26が制限ドツグ27に当接する時には、カ
ムドラム3がほぼ停止寸前であり、回転エネルギーが低
下した状態であるため、両者26,27間に作用する衝
撃力は僅かである。また、図4に示す状態は、図5に示
すカムドラム停止の時点に相当し、遊底2が後退開始す
る時点Jの直前である。従つて、弾薬Wが遅発したとし
ても、砲身7内であるため周囲に影響を与えることがな
い。しかも、遊底2により閉鎖された状態であるため、
弾丸が砲口から発射される。これにより、遅発による危
険を回避することができる。なお、カムドラム3がX矢
印と逆方向に回転する場合には、制限ドツグ27の上流
側にある他方の制限ストツパ28が制限ドツグ27に当
接してカムドラム3を停止することになる。
ン25が突出して停止部材17に当接した状態にあり、
カムドラム3が図5に示すHの時点まで回転した時に停
止部材の係合穴19がロツクピン25に対向し、ロツク
ピン25が係合穴19に係合する。これにより、停止部
材17がロツクされる。一方、カムドラム3は、回転エ
ネルギーにより回転を継続するが、停止部材17がばね
ブツシユ20を介してカムドラム軸12に固着されてい
るため、ばねブツシユ20の摩擦力がカムドラム軸12
に制動力として作用し、カムドラム軸12を減速する。
そして、停止部材17がロツクされた後にカムドラム3
が図3に示す角度αだけ回転した時に、図4に示すよう
に一方の制限ストツパ26が制限ドツグ27に当接し、
カムドラム3を停止することになる。その際、一方の制
限ストツパ26が制限ドツグ27に当接する時には、カ
ムドラム3がほぼ停止寸前であり、回転エネルギーが低
下した状態であるため、両者26,27間に作用する衝
撃力は僅かである。また、図4に示す状態は、図5に示
すカムドラム停止の時点に相当し、遊底2が後退開始す
る時点Jの直前である。従つて、弾薬Wが遅発したとし
ても、砲身7内であるため周囲に影響を与えることがな
い。しかも、遊底2により閉鎖された状態であるため、
弾丸が砲口から発射される。これにより、遅発による危
険を回避することができる。なお、カムドラム3がX矢
印と逆方向に回転する場合には、制限ドツグ27の上流
側にある他方の制限ストツパ28が制限ドツグ27に当
接してカムドラム3を停止することになる。
【0025】本実施例において、ばねブツシュ20によ
る摩擦結合力を高精度に設定するならば、カムドラム3
の停止位置を規制する制限ストツパ26、28及び制限
ドツグ27は必ずしも必要としない。また、停止部材1
7に設ける係合部は、係合穴、係合溝等のみではなく、
突起状に形成されたものでもよい。
る摩擦結合力を高精度に設定するならば、カムドラム3
の停止位置を規制する制限ストツパ26、28及び制限
ドツグ27は必ずしも必要としない。また、停止部材1
7に設ける係合部は、係合穴、係合溝等のみではなく、
突起状に形成されたものでもよい。
【0026】なお、本実施例のカムドラム停止機構16
は遅発安全対策に適用されたものであるが、本発明は各
種の目的に応じて適用し得るものである。例えば、操作
者の判断によりカムドラム3を任意の位置に停止させた
い場合には、停止部材17に複数の係合部である係合穴
19等を設け、ロツク機構24にばねとソレノイドを採
用し、ソレノイドをリモートスイツチで作動し、ロツク
ピン25を突出させるようにしたものでもよい。この場
合でも、停止部材17をロツク機構24でロツクした
後、カムドラム軸12にばねブツシュ20の摩擦力を作
用させ、カムドラム3を減速しながら停止することにな
る。これにより、停止部材17、ロツク機構24、カム
ドラム3等の回転体に大きな衝撃力を作用させることな
く、カムドラム3を迅速かつ正確に停止することができ
る。
は遅発安全対策に適用されたものであるが、本発明は各
種の目的に応じて適用し得るものである。例えば、操作
者の判断によりカムドラム3を任意の位置に停止させた
い場合には、停止部材17に複数の係合部である係合穴
19等を設け、ロツク機構24にばねとソレノイドを採
用し、ソレノイドをリモートスイツチで作動し、ロツク
ピン25を突出させるようにしたものでもよい。この場
合でも、停止部材17をロツク機構24でロツクした
後、カムドラム軸12にばねブツシュ20の摩擦力を作
用させ、カムドラム3を減速しながら停止することにな
る。これにより、停止部材17、ロツク機構24、カム
ドラム3等の回転体に大きな衝撃力を作用させることな
く、カムドラム3を迅速かつ正確に停止することができ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、停止部材を摩擦係合部
材を介してカムドラム軸に固着したことにより、停止部
材、ロツク機構、カムドラム等の回転体等に作用する衝
撃力を緩和するとともに、迅速かつ正確にカムドラムを
停止することが可能になつた。制限ストツパ及び制限ド
ツグを設けることにより、カムドラムを所定の位置によ
り正確に停止することができる。特に、停止部材の係合
部を弾薬の撃発直後にロツク機構のロツク部に対向する
位置に到達するようにしたものについては、弾丸が発射
しない場合には停止部材をロツク機構でロツクし、遊底
が後退開始するまでにカムドラムを減速しながら停止す
ることができ、これにより弾薬の遅発に対する安全を確
保することが可能になつた。
材を介してカムドラム軸に固着したことにより、停止部
材、ロツク機構、カムドラム等の回転体等に作用する衝
撃力を緩和するとともに、迅速かつ正確にカムドラムを
停止することが可能になつた。制限ストツパ及び制限ド
ツグを設けることにより、カムドラムを所定の位置によ
り正確に停止することができる。特に、停止部材の係合
部を弾薬の撃発直後にロツク機構のロツク部に対向する
位置に到達するようにしたものについては、弾丸が発射
しない場合には停止部材をロツク機構でロツクし、遊底
が後退開始するまでにカムドラムを減速しながら停止す
ることができ、これにより弾薬の遅発に対する安全を確
保することが可能になつた。
【0028】また、カムドラムがドラム本体の一端側内
周に円筒面からなる案内部が形成され、停止部材が一側
面に係合部を有する円盤状体で、その外周面がドラム本
体の案内部に摺接してカムドラム軸に固着することによ
り、停止部材が上記ドラム本体の一端側をカムドラム軸
に対して支持する部材として兼用することもでき、カム
ドラムの軽量化を図ることができる。しかも、カムドラ
ムの設置空間を利用して停止部材を設けることができ、
停止部材の設置空間を別途必要としないため、カムドラ
ム停止機構をコンパクトに設置することができる。
周に円筒面からなる案内部が形成され、停止部材が一側
面に係合部を有する円盤状体で、その外周面がドラム本
体の案内部に摺接してカムドラム軸に固着することによ
り、停止部材が上記ドラム本体の一端側をカムドラム軸
に対して支持する部材として兼用することもでき、カム
ドラムの軽量化を図ることができる。しかも、カムドラ
ムの設置空間を利用して停止部材を設けることができ、
停止部材の設置空間を別途必要としないため、カムドラ
ム停止機構をコンパクトに設置することができる。
【図1】本発明を適用した遊底式機関砲の概念的な説明
図で、遊底が後方位置に停止している状態を示す。
図で、遊底が後方位置に停止している状態を示す。
【図2】図1の要部の拡大説明図で、停止部材のカムド
ラム軸への取付構造を示す。
ラム軸への取付構造を示す。
【図3】図1のI−I線拡大断面図で、制限ストツパと
制限ドツグとの関係を示す。
制限ドツグとの関係を示す。
【図4】図1のI−I線拡大断面図で、制限ストツパと
制限ドツグの作動状態を示す。
制限ドツグの作動状態を示す。
【図5】図1に示す遊底式機関砲の作動の説明図で、カ
ムドラムの回転角と遊底の往復動作、射撃動作及びカム
ドラム停止機構の動作との関係を例示的に示す。
ムドラムの回転角と遊底の往復動作、射撃動作及びカム
ドラム停止機構の動作との関係を例示的に示す。
1 遊底式機関砲 2 遊底 3 カムドラム 6 尾筒 7 砲身 8 カムドラ
ムのドラム本体 10 ドラムの案内部 12 カムド
ラム軸 16 カムドラム停止機構 17 停止部
材 19 停上部材の係合穴(係合部) 20 ばねブ
ツシユ(摩擦係合部材) 24 ロツク機構 25 ロツク
ピン(ロツク部) 26、28 制限ストツパ 27 制限ド
ツグ W 弾薬
ムのドラム本体 10 ドラムの案内部 12 カムド
ラム軸 16 カムドラム停止機構 17 停止部
材 19 停上部材の係合穴(係合部) 20 ばねブ
ツシユ(摩擦係合部材) 24 ロツク機構 25 ロツク
ピン(ロツク部) 26、28 制限ストツパ 27 制限ド
ツグ W 弾薬
Claims (6)
- 【請求項1】 連続回転するカムドラム(3)で遊底
(2)を前進−停止−後退−停止を1サイクルとして往
復移動させる遊底式機関砲(1)におけるカムドラム停
止機構(16)であつて、係合部(19)を有し、カム
ドラム(3)と一体のカムドラム軸(12)に摩擦係合
部材(20)を介して固着された停止部材(17)と、
カムドラム(3)を停止させる時に停止部材の係合部
(19)に係合するロツク部(25)を有し、ロツク部
(25)が停止部材の係合部(19)と対向するように
固定設置されたロツク機構(24)とを備えていること
を特徴とする遊底式機関砲のカムドラム停止機構。 - 【請求項2】 カムドラム(3)に設けられた制限スト
ツパ(26,28)と、停止部材(17)に設けられ、
制限ストツパ(26,28)よりもカムドラム(3)の
回転方向における下流側において所定角度(α)離れた
位置に配置された制限ドツグ(27)とを備えている請
求項1記載の遊底式機関砲のカムドラム停止機構。 - 【請求項3】 停止部材(17)は、係合部(19)が
撃発作動直後にロツク機構のロツク部(25)に対向す
る位置に到達するようにカムドラム軸(12)に固着さ
れ、ロツク機構(24)は弾丸が発射しない時にロツク
部(25)が停止部材の係合部(19)に係合して停止
部材(17)をロツクするようになつている請求項1記
載の遊底式機関砲のカムドラム停止機構。 - 【請求項4】 停止部材(17)は、係合部(19)が
撃発作動直後にロツク機構のロツク部(25)に対向す
る位置に到達するようにカムドラム軸(12)に固着さ
れ、ロツク機構(24)は弾丸が発射しない時にロツク
部(25)が停止部材の係合部(19)に係合して停止
部材(17)をロツクするようになつており、制限ドツ
グ(27)は停止部材(17)のロツク時点から遊底
(2)の後退開始までに制限ストツパ(26,28)が
当接するように配置されている請求項2記載の遊底式機
関砲のカムドラム停止機構。 - 【請求項5】 カムドラム(3)は、ドラム本体(8)
の一端側内周に円筒状の案内部(10)が形成されてお
り、停止部材(17)は一側面に係合部(19)を有す
る円盤状体で、その外周面がドラム本体の案内部(1
0)に摺接するようにカムドラム軸(12)に固着され
ている請求項1〜4のいずれか1項記載の遊底式機関砲
のカムドラム停止機構。 - 【請求項6】 摩擦係合部材(20)は、ばねブツシユ
である請求項1〜5のいずれか1項記載の遊底式機関砲
のカムドラム停止機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4894495A JPH08200992A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 遊底式機関砲のカムドラム停止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4894495A JPH08200992A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 遊底式機関砲のカムドラム停止機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200992A true JPH08200992A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=12817394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4894495A Pending JPH08200992A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 遊底式機関砲のカムドラム停止機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200992A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010086122A1 (de) * | 2009-02-02 | 2010-08-05 | Rheinmetall Waffe Munition Gmbh | Schnellstopp für eine maschinenkanone |
-
1995
- 1995-01-30 JP JP4894495A patent/JPH08200992A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010086122A1 (de) * | 2009-02-02 | 2010-08-05 | Rheinmetall Waffe Munition Gmbh | Schnellstopp für eine maschinenkanone |
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