JPH08200501A - ピストンのシール構造 - Google Patents
ピストンのシール構造Info
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- JPH08200501A JPH08200501A JP1317495A JP1317495A JPH08200501A JP H08200501 A JPH08200501 A JP H08200501A JP 1317495 A JP1317495 A JP 1317495A JP 1317495 A JP1317495 A JP 1317495A JP H08200501 A JPH08200501 A JP H08200501A
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- ring
- seal
- backup ring
- piston
- backup
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はハウジング内を摺動するピストンの
シール構造に関し、安価にシールリングのはみ出しを防
止しすることを目的とする。 【構成】 ピストン10にシールリング16及びバック
アップリング18を配設するための配設溝14を設け
る。高圧が作用する側にシールリング16を、高圧が作
用しない側にバックアップリング18を配設する。シー
ルリング16のバックアップリング18と接触する側に
凸部16cを設けると共に、シールリング16からバッ
クアップリング18へ向かう押圧力が作用した際に、バ
ックアップリング18の内周部、及び外周部を径方向に
変位させるべく、バックアップリング18に、凸部16
cと対応する凹部18aを設ける。
シール構造に関し、安価にシールリングのはみ出しを防
止しすることを目的とする。 【構成】 ピストン10にシールリング16及びバック
アップリング18を配設するための配設溝14を設け
る。高圧が作用する側にシールリング16を、高圧が作
用しない側にバックアップリング18を配設する。シー
ルリング16のバックアップリング18と接触する側に
凸部16cを設けると共に、シールリング16からバッ
クアップリング18へ向かう押圧力が作用した際に、バ
ックアップリング18の内周部、及び外周部を径方向に
変位させるべく、バックアップリング18に、凸部16
cと対応する凹部18aを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピストンのシール構造
に係り、特にハウジングの内壁と、その内部を摺動する
ピストンとの間のシール性を、シールリングとバックア
ップリングとを用いて確保するピストンのシール構造に
関する。
に係り、特にハウジングの内壁と、その内部を摺動する
ピストンとの間のシール性を、シールリングとバックア
ップリングとを用いて確保するピストンのシール構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ハウジングの内壁と、その内
部を摺動するピストンとのシール性をシールリングとバ
ックアップリングとを用いて確保する構造が知られてい
る。すなわち、ピストンがハウジング内を摺動する場合
に、Oリング等のシールリングのみを用いてシール性を
確保しようとすれば、ピストンの圧縮工程の際、ピスト
ンピストンの摺動に伴って圧縮室が高圧になることに起
因してシールリングに圧力がかかり、シールリングがピ
ストンとハウジングとの間にはみ出し、シールリングの
局部的な劣化が促進される。
部を摺動するピストンとのシール性をシールリングとバ
ックアップリングとを用いて確保する構造が知られてい
る。すなわち、ピストンがハウジング内を摺動する場合
に、Oリング等のシールリングのみを用いてシール性を
確保しようとすれば、ピストンの圧縮工程の際、ピスト
ンピストンの摺動に伴って圧縮室が高圧になることに起
因してシールリングに圧力がかかり、シールリングがピ
ストンとハウジングとの間にはみ出し、シールリングの
局部的な劣化が促進される。
【0003】これに対して、シールリングに隣接して、
テフロン等からなるバックアップリングを配設すれば、
ピストンが圧縮工程を行う際のシールリングの変形量が
バックアップリングによって抑制され、上述の如くシー
ルリングがピストンとハウジングとの間にはみ出す事態
を回避することができ、シール部の耐久性確保に有効で
ある。
テフロン等からなるバックアップリングを配設すれば、
ピストンが圧縮工程を行う際のシールリングの変形量が
バックアップリングによって抑制され、上述の如くシー
ルリングがピストンとハウジングとの間にはみ出す事態
を回避することができ、シール部の耐久性確保に有効で
ある。
【0004】ところで、上記の如きシール構造は、ピス
トン又はハウジングの一方にシール材配設溝を設け、そ
の配設溝内にシールリング及びバックアップリングを配
設した状態で、ピストンをハウジング内に嵌挿すること
で実現される。この際、上述したシールリングのはみ出
しを防止するためには、バックアップリングが、バック
アップリング及びシールリングが摺動する面(以下、摺
動面と称す)に当接していることが必要である。
トン又はハウジングの一方にシール材配設溝を設け、そ
の配設溝内にシールリング及びバックアップリングを配
設した状態で、ピストンをハウジング内に嵌挿すること
で実現される。この際、上述したシールリングのはみ出
しを防止するためには、バックアップリングが、バック
アップリング及びシールリングが摺動する面(以下、摺
動面と称す)に当接していることが必要である。
【0005】一方、種々の寸法公差、加工精度上の限界
等から、バックアップリングを配設溝と摺動面の双方に
当接させることは事実上不可能である。このため、かか
る構造を採用する場合、バックアップリングと配設溝と
の間にはある程度の隙間が許容されることになる。
等から、バックアップリングを配設溝と摺動面の双方に
当接させることは事実上不可能である。このため、かか
る構造を採用する場合、バックアップリングと配設溝と
の間にはある程度の隙間が許容されることになる。
【0006】しかしながら、バックアップリングと配設
溝との間にかかる隙間が存在すると、ピストンの圧縮工
程時にシールリングが受ける力のよって、シールリング
がバックアップリング側に押圧された際に、上記隙間内
にシールリングがはみ出し、シールリングの耐久性上好
ましくない事態が生ずる。この意味で、バックアップリ
ングと配設溝との間にある程度の隙間を許容する構造
は、ピストンのシール構造として必ずしも理想的なもの
ではなかった。
溝との間にかかる隙間が存在すると、ピストンの圧縮工
程時にシールリングが受ける力のよって、シールリング
がバックアップリング側に押圧された際に、上記隙間内
にシールリングがはみ出し、シールリングの耐久性上好
ましくない事態が生ずる。この意味で、バックアップリ
ングと配設溝との間にある程度の隙間を許容する構造
は、ピストンのシール構造として必ずしも理想的なもの
ではなかった。
【0007】これに対して、例えば実開平2−1090
72号公報には、バックアップリングの配設溝側に弾性
材料層を設け、バックアップリングと配設溝との隙間を
埋める構造が開示されている。この場合、弾性材料層で
種々の寸法公差を吸収することができ、バックアップリ
ングをハウジング及び配設溝の双方に当接させることが
できるため、シールリングのはみ出しを防止するうえで
は機能上理想的な構造が形成できることになる。
72号公報には、バックアップリングの配設溝側に弾性
材料層を設け、バックアップリングと配設溝との隙間を
埋める構造が開示されている。この場合、弾性材料層で
種々の寸法公差を吸収することができ、バックアップリ
ングをハウジング及び配設溝の双方に当接させることが
できるため、シールリングのはみ出しを防止するうえで
は機能上理想的な構造が形成できることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のピ
ストンのシール構造は、弾性材料層の復元力により、常
にバックアップリングが摺動面に押圧される構造であ
る。この場合、バックアップリングと摺動面との間に
は、常に比較的大きな摩擦力作用することになり、摺動
損失の増大やバックアップリングの磨耗促進等の不利益
が伴う。また、バックアップリングに弾性材料層を形成
する加工は、生産技術上必ずしも容易ではなく、生産性
の低下、生産コストの上昇等の不利益をも伴う。
ストンのシール構造は、弾性材料層の復元力により、常
にバックアップリングが摺動面に押圧される構造であ
る。この場合、バックアップリングと摺動面との間に
は、常に比較的大きな摩擦力作用することになり、摺動
損失の増大やバックアップリングの磨耗促進等の不利益
が伴う。また、バックアップリングに弾性材料層を形成
する加工は、生産技術上必ずしも容易ではなく、生産性
の低下、生産コストの上昇等の不利益をも伴う。
【0009】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、シールリングがバックアップリング側に押圧さ
れる時のみ、バックアップリングとハウジングあるいは
配設溝との間の隙間を、バックアップリングによって塞
ぐことにより、シールリングのはみ出しを有効に防止し
得るピストンのシール構造を提供することを目的とす
る。
であり、シールリングがバックアップリング側に押圧さ
れる時のみ、バックアップリングとハウジングあるいは
配設溝との間の隙間を、バックアップリングによって塞
ぐことにより、シールリングのはみ出しを有効に防止し
得るピストンのシール構造を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、シール材配設溝に、シールリングとバ
ックアップリングとを配設してなるピストンのシール構
造において、前記シールリングが前記バックアップリン
グの高圧側に配設されると共に、前記シールリングから
前記バックアップリングへ向かう押圧力が作用した際
に、該バックアップリングをバックアップリングの内径
方向あるいは外径方向の少なくとも1つの方向に変位さ
せる径方向変位付与手段を備えるピストンのシール構造
により達成される。
に記載する如く、シール材配設溝に、シールリングとバ
ックアップリングとを配設してなるピストンのシール構
造において、前記シールリングが前記バックアップリン
グの高圧側に配設されると共に、前記シールリングから
前記バックアップリングへ向かう押圧力が作用した際
に、該バックアップリングをバックアップリングの内径
方向あるいは外径方向の少なくとも1つの方向に変位さ
せる径方向変位付与手段を備えるピストンのシール構造
により達成される。
【0011】また、上記の目的は、請求項2に記載する
如く、上記請求項1記載ピストンのシール構造におい
て、前記径方向変位付与手段が、前記シールリングに凸
部を設け、かつ、前記バックアップリングに前記凸部に
嵌合する凹部を設けることで構成されるピストンのシー
ル構造によっても達成される。
如く、上記請求項1記載ピストンのシール構造におい
て、前記径方向変位付与手段が、前記シールリングに凸
部を設け、かつ、前記バックアップリングに前記凸部に
嵌合する凹部を設けることで構成されるピストンのシー
ル構造によっても達成される。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明において、前記シールリン
グは、前記バックアップリングの高圧側に配設されてい
る。このため、前記シールリングが低圧側に移行しよう
とすれば、前記シールリングから前記バックアップリン
グへ向かう押圧力が作用する。
グは、前記バックアップリングの高圧側に配設されてい
る。このため、前記シールリングが低圧側に移行しよう
とすれば、前記シールリングから前記バックアップリン
グへ向かう押圧力が作用する。
【0013】また、前記径方向変位付与手段は、かかる
押圧力が作用した際に、前記バックアップリングをバッ
クアップリングの内径方向あるいは外径方向の少なくと
も1つの方向に変位させる。そして、前記バックアップ
リングに、かかる径方向の変位が付与されると、前記配
設溝と前記バックアップリングとの間隙、及び該バック
アップリングが当接すべき摺動面と該バックアップリン
グとの間隙が共に縮小される。
押圧力が作用した際に、前記バックアップリングをバッ
クアップリングの内径方向あるいは外径方向の少なくと
も1つの方向に変位させる。そして、前記バックアップ
リングに、かかる径方向の変位が付与されると、前記配
設溝と前記バックアップリングとの間隙、及び該バック
アップリングが当接すべき摺動面と該バックアップリン
グとの間隙が共に縮小される。
【0014】請求項2記載の発明において、前記バック
アップリングには、前記シールリングに設けられた凸部
に嵌合するような凹部が設けられている。従って、前記
シールリングに高圧が作用し、該シールリングが前記バ
ックアップリング側に押圧されると、前記凹部に嵌合し
ている前記シールリングの凸部は、前記凹部の内径側を
前記バックアップリングが縮径する方向に押圧し、か
つ、前記凹部の外径側を前記バックアップリングが拡径
する方向に押圧する。このため、前記バックアップリン
グと前記配設溝との隙間、及び前記バップアックリング
と外バックアップリングが当接すべき摺動面との隙間が
共に縮小される。
アップリングには、前記シールリングに設けられた凸部
に嵌合するような凹部が設けられている。従って、前記
シールリングに高圧が作用し、該シールリングが前記バ
ックアップリング側に押圧されると、前記凹部に嵌合し
ている前記シールリングの凸部は、前記凹部の内径側を
前記バックアップリングが縮径する方向に押圧し、か
つ、前記凹部の外径側を前記バックアップリングが拡径
する方向に押圧する。このため、前記バックアップリン
グと前記配設溝との隙間、及び前記バップアックリング
と外バックアップリングが当接すべき摺動面との隙間が
共に縮小される。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例であるピストンの
シール構造を表す要部断面図を示す。同図においてピス
トン10は、ハウジング12内に摺動可能に嵌挿されて
いる。
シール構造を表す要部断面図を示す。同図においてピス
トン10は、ハウジング12内に摺動可能に嵌挿されて
いる。
【0016】ここで、ピストン10の外周面には環状の
シール材配設溝(以下、単に配設溝と称す)14が設け
られている。そして、その配設溝14には、高圧が作用
する側にゴム等の弾性材料で構成したシールリング16
が、高圧が作用しない側にテフロン等で構成したバック
アップリング18が配設されている。
シール材配設溝(以下、単に配設溝と称す)14が設け
られている。そして、その配設溝14には、高圧が作用
する側にゴム等の弾性材料で構成したシールリング16
が、高圧が作用しない側にテフロン等で構成したバック
アップリング18が配設されている。
【0017】シールリング16には、ハウジング12の
内壁に接触する面、配設溝14の側面に接触する面、及
びバックアップリング18に接触する面に、それぞれ凸
部16a,16b,16cが設けられている。一方、バ
ックアップリング18には、凸部16cと嵌合する凹部
18aが設けられている。
内壁に接触する面、配設溝14の側面に接触する面、及
びバックアップリング18に接触する面に、それぞれ凸
部16a,16b,16cが設けられている。一方、バ
ックアップリング18には、凸部16cと嵌合する凹部
18aが設けられている。
【0018】従って、シールリング16がバックアップ
リング18側に押圧されると、その押圧力は凸部16
c、及び凹部18aを介してバックアップリング18に
伝達される。この際、凸部16c、及び凹部18aは適
当な曲率が付与されているため、上記の如く伝達された
押圧力は、バックアップリング18の外径bu18bを
拡大し、かつ内径部18cを縮小するように作用する。
リング18側に押圧されると、その押圧力は凸部16
c、及び凹部18aを介してバックアップリング18に
伝達される。この際、凸部16c、及び凹部18aは適
当な曲率が付与されているため、上記の如く伝達された
押圧力は、バックアップリング18の外径bu18bを
拡大し、かつ内径部18cを縮小するように作用する。
【0019】一方、バックアップリング18は、ピスト
ン10やハウジング12の寸法公差等を考慮し、バック
アップリング18の外周面が適当な付勢力を以てハウジ
ング12の内壁に当接し、かつ、その内周面と配設溝1
4との間に適当な間隙が形成されるように寸法諸元が設
定されている。
ン10やハウジング12の寸法公差等を考慮し、バック
アップリング18の外周面が適当な付勢力を以てハウジ
ング12の内壁に当接し、かつ、その内周面と配設溝1
4との間に適当な間隙が形成されるように寸法諸元が設
定されている。
【0020】このため、図1に示すピストンのシール構
造において、シールリング16に、バックアップリング
18側へ向かう押圧力が作用していない場合、バックア
ップリング18とハウジング12の内壁との間に作用す
る摩擦力は、比較的小さく抑制される。
造において、シールリング16に、バックアップリング
18側へ向かう押圧力が作用していない場合、バックア
ップリング18とハウジング12の内壁との間に作用す
る摩擦力は、比較的小さく抑制される。
【0021】一方、シールリング16に、バックアップ
リング18側へ向かう押圧力が作用した際には、バック
アップリング18とハウジング12の内壁との間に比較
的大きな付勢力が発生し、その間へのシールリング16
のはみ出しが確実に防止されると共に、バックアップリ
ング18と配設溝14との間の間隙が縮小され、その間
へのシールリング16のはみ出しをも防止される。
リング18側へ向かう押圧力が作用した際には、バック
アップリング18とハウジング12の内壁との間に比較
的大きな付勢力が発生し、その間へのシールリング16
のはみ出しが確実に防止されると共に、バックアップリ
ング18と配設溝14との間の間隙が縮小され、その間
へのシールリング16のはみ出しをも防止される。
【0022】ところで、上記図1に示すピストンのシー
ル構造は、例えば図2に示す如きプランジャポンプ20
のシール構造として用いることができる。尚、図2に示
すプランジャポンプ20は、車両用アンチロックブレー
キシステム(ABS)に用いるABSポンプとして公知
の構成である。
ル構造は、例えば図2に示す如きプランジャポンプ20
のシール構造として用いることができる。尚、図2に示
すプランジャポンプ20は、車両用アンチロックブレー
キシステム(ABS)に用いるABSポンプとして公知
の構成である。
【0023】同図に示すプランジャポンプ20は、ピス
トン10の一端に当接して回転する偏心カム22と、ピ
ストン10の他端に当接してピストン10を偏心カム側
へ付勢するスプリング24とを備えている。ここで、ス
プリング24は、プラグ26に支持された状態で、ハウ
ジング12内に設けられたポンプ室28内に配設されて
いる。また、ポンプ室28には、吸入通路30、及びリ
ザーバタンク31側からポンプ室28への流れのみを許
容する逆止弁32、及びポンプ室28から吐出通路34
への流れのみを許容する逆止弁36が連通している。
トン10の一端に当接して回転する偏心カム22と、ピ
ストン10の他端に当接してピストン10を偏心カム側
へ付勢するスプリング24とを備えている。ここで、ス
プリング24は、プラグ26に支持された状態で、ハウ
ジング12内に設けられたポンプ室28内に配設されて
いる。また、ポンプ室28には、吸入通路30、及びリ
ザーバタンク31側からポンプ室28への流れのみを許
容する逆止弁32、及びポンプ室28から吐出通路34
への流れのみを許容する逆止弁36が連通している。
【0024】そして、ピストン10に設けた配設溝14
には、ポンプ室28側にシールリング16が、偏心カム
22側にバックアップリング18がそれぞれ位置するよ
うに、シールリング16とバックアップリング18とが
配設されている。この場合、偏心カム20からピストン
10に作用する押圧力が解除されると、ピストン10が
図2中左方へ向けて変位し、その結果、ポンプ室28の
容積が拡大し、逆止弁32が開弁して流体の吸入が行わ
れる。
には、ポンプ室28側にシールリング16が、偏心カム
22側にバックアップリング18がそれぞれ位置するよ
うに、シールリング16とバックアップリング18とが
配設されている。この場合、偏心カム20からピストン
10に作用する押圧力が解除されると、ピストン10が
図2中左方へ向けて変位し、その結果、ポンプ室28の
容積が拡大し、逆止弁32が開弁して流体の吸入が行わ
れる。
【0025】この際、ポンプ室28には逆止弁32の開
弁圧に相当する負圧が発生するが、その開弁圧は十分に
低圧に設定することができるため、上記の吸入行程で、
シールリング16に過剰な負荷がかかることはない。更
に、ピストン10が偏心カム22側へ移行する過程で
は、シールリング16とバックアップリング18との間
に押圧力は作用せず、バックアップリング18とハウジ
ング12との間に作用する摩擦力は小さく抑制される。
弁圧に相当する負圧が発生するが、その開弁圧は十分に
低圧に設定することができるため、上記の吸入行程で、
シールリング16に過剰な負荷がかかることはない。更
に、ピストン10が偏心カム22側へ移行する過程で
は、シールリング16とバックアップリング18との間
に押圧力は作用せず、バックアップリング18とハウジ
ング12との間に作用する摩擦力は小さく抑制される。
【0026】このため、プランジャポンプ20において
は、シールリング16をピストン10とハウジング12
との間にはみ出させることがないと同時に、摺動損失、
及びバックアップリング18の磨耗量を抑制した吸入行
程を実行することができる。かかる状況から、偏心カム
22がピストン10を押圧すると、ピストン10は図2
中右方へ向けて変位し、その結果、ポンプ室28の容積
が縮小して逆止弁36から吐出通路34への流体の吐出
が行われる。
は、シールリング16をピストン10とハウジング12
との間にはみ出させることがないと同時に、摺動損失、
及びバックアップリング18の磨耗量を抑制した吸入行
程を実行することができる。かかる状況から、偏心カム
22がピストン10を押圧すると、ピストン10は図2
中右方へ向けて変位し、その結果、ポンプ室28の容積
が縮小して逆止弁36から吐出通路34への流体の吐出
が行われる。
【0027】この際、ポンプ室28には比較的高圧の吐
出圧が発生する。また、ピストン10がポンプ室28の
容積を縮小する方向に変位する過程では、シールリング
16はポンプ室28から高い圧力を受けるため、シール
リング16が相対的にバックアップリング18側に移行
しようとする。このため、バックアップリング18の凹
部18aに比較的大きな押圧力が作用する。
出圧が発生する。また、ピストン10がポンプ室28の
容積を縮小する方向に変位する過程では、シールリング
16はポンプ室28から高い圧力を受けるため、シール
リング16が相対的にバックアップリング18側に移行
しようとする。このため、バックアップリング18の凹
部18aに比較的大きな押圧力が作用する。
【0028】従って、プランジャポンプ20において
は、流体の吐出行程が開始されると、バックアップリン
グ18の外径部18b及び内径部18cがそれぞれバッ
クアップリング18の外径方向および内径方向に変位
し、バックアップリング18とハウジング12との隙
間、及びバックアップリング18と配設溝14との隙間
をバックアップリングが塞ぐことにさるので、それぞれ
の隙間へのシールリング16のはみ出しが確実に防止さ
れる。
は、流体の吐出行程が開始されると、バックアップリン
グ18の外径部18b及び内径部18cがそれぞれバッ
クアップリング18の外径方向および内径方向に変位
し、バックアップリング18とハウジング12との隙
間、及びバックアップリング18と配設溝14との隙間
をバックアップリングが塞ぐことにさるので、それぞれ
の隙間へのシールリング16のはみ出しが確実に防止さ
れる。
【0029】このように、上記図1に示すピストンのシ
ール構造を用いた場合、バックアップリング18に弾性
材料層を設けることなく、かつ、バックアップリング1
8とハウジング12との間に摩擦力を不要に高めること
なくシールリング16のはみ出しを防止することができ
る。この意味で、図1に示す本実施例のシール構造は、
優れた生産性の下、安価に、耐久性に優れたピストンの
シール機構を実現することができるという利益を有して
いることになる。
ール構造を用いた場合、バックアップリング18に弾性
材料層を設けることなく、かつ、バックアップリング1
8とハウジング12との間に摩擦力を不要に高めること
なくシールリング16のはみ出しを防止することができ
る。この意味で、図1に示す本実施例のシール構造は、
優れた生産性の下、安価に、耐久性に優れたピストンの
シール機構を実現することができるという利益を有して
いることになる。
【0030】尚、上記図1に示す実施例においては、シ
ールリング16が備える凸部16c、及びバックアップ
リング18が備える凹部18aが前記した径方向変位付
与手段を構成している。図3は、本発明の第2実施例で
あるピストンのシール構造を表す要部断面図を示す。こ
こで、同図において、上記図1に示す構成部分と同一の
部分については、同一の符号を付してその説明を省略す
る。
ールリング16が備える凸部16c、及びバックアップ
リング18が備える凹部18aが前記した径方向変位付
与手段を構成している。図3は、本発明の第2実施例で
あるピストンのシール構造を表す要部断面図を示す。こ
こで、同図において、上記図1に示す構成部分と同一の
部分については、同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0031】すなわち、図3に示すピストンのシール構
造は、シールリング40として一般的なDリングを用
い、バックアップリング42を内環42aと外環42b
とで構成した点に特徴を有している。尚、シールリング
40が高圧側、バックアップリング42が低圧側に配設
される点については、上記図1に示す構造と同様であ
る。
造は、シールリング40として一般的なDリングを用
い、バックアップリング42を内環42aと外環42b
とで構成した点に特徴を有している。尚、シールリング
40が高圧側、バックアップリング42が低圧側に配設
される点については、上記図1に示す構造と同様であ
る。
【0032】本実施例において、バックアップリング4
2の内環42a及び外環42bは、それぞれ対向面に傾
斜を有している。このため、シールリング40からバッ
クアップリング42へ向かう押圧力が作用すると、内環
42aはその内径を縮小する方向に、外環42bはその
外径を拡大する方向にそれぞれ変形する。
2の内環42a及び外環42bは、それぞれ対向面に傾
斜を有している。このため、シールリング40からバッ
クアップリング42へ向かう押圧力が作用すると、内環
42aはその内径を縮小する方向に、外環42bはその
外径を拡大する方向にそれぞれ変形する。
【0033】尚、内環42a、及び外環42bには、配
設溝14に組み付ける際に用いる切断部が図示しない任
意の部位に設けられている。このため、シールリング4
0からバックアップリング42へ向かう押圧力が作用し
た際には、容易に上記の如く変形することができる。
設溝14に組み付ける際に用いる切断部が図示しない任
意の部位に設けられている。このため、シールリング4
0からバックアップリング42へ向かう押圧力が作用し
た際には、容易に上記の如く変形することができる。
【0034】この場合、図3中シールリング40の右方
に高圧が作用しない状況下、すなわち、シールリング4
0のはみ出しが問題とならない状況下では、バックアッ
プリング42とハウジング12との間の摩擦力が不用に
高められることがなく、一方、シールリング40の右方
に高圧が作用した場合には、内環42aと配設溝14と
の隙間が縮小され、かつ、外環42bとハウジング12
との間に作用する付勢力が増大せられる。
に高圧が作用しない状況下、すなわち、シールリング4
0のはみ出しが問題とならない状況下では、バックアッ
プリング42とハウジング12との間の摩擦力が不用に
高められることがなく、一方、シールリング40の右方
に高圧が作用した場合には、内環42aと配設溝14と
の隙間が縮小され、かつ、外環42bとハウジング12
との間に作用する付勢力が増大せられる。
【0035】従って、本実施例のシール構造によって
も、上記図1に示すシール構造と同様に、摺動損失の低
減、バックアップリング42の磨耗量の低減等を図りつ
つ、適切にシールリング40のはみ出しを防止すること
ができる。尚、本実施例においては、バックアップリン
グ42の内環42a、及び外環42bが有する傾斜面が
前記した径方向変位付与手段を構成している。
も、上記図1に示すシール構造と同様に、摺動損失の低
減、バックアップリング42の磨耗量の低減等を図りつ
つ、適切にシールリング40のはみ出しを防止すること
ができる。尚、本実施例においては、バックアップリン
グ42の内環42a、及び外環42bが有する傾斜面が
前記した径方向変位付与手段を構成している。
【0036】図4は、本発明の第3実施例であるピスト
ンのシール構造を表す要部断面図を示す。ここで、同図
において、上記図1乃至図3に示す構成部分と同一の部
分については、同一の符号を付してその説明を省略す
る。図4に示すピストンのシール構造は、ピストン50
が傾斜面52aを有する配設溝52を備え、かつ、バッ
クアップリング54が、その傾斜面52aの外周に当接
して配設されている点に特徴を有している。
ンのシール構造を表す要部断面図を示す。ここで、同図
において、上記図1乃至図3に示す構成部分と同一の部
分については、同一の符号を付してその説明を省略す
る。図4に示すピストンのシール構造は、ピストン50
が傾斜面52aを有する配設溝52を備え、かつ、バッ
クアップリング54が、その傾斜面52aの外周に当接
して配設されている点に特徴を有している。
【0037】尚、シールリング40がバックアップリン
グ54の高圧側に配設される点、及びバックアップリン
グ54が図示しない任意の点に切断部を有している点に
ついては、上記図3に示す構造と同様である。かかる構
造によれば、シールリング40からバックアップリング
54へ向かう押圧力が作用しない場合、バックアップリ
ング54とハウジング12との間に作用する摩擦力は極
めて小さく抑制される。
グ54の高圧側に配設される点、及びバックアップリン
グ54が図示しない任意の点に切断部を有している点に
ついては、上記図3に示す構造と同様である。かかる構
造によれば、シールリング40からバックアップリング
54へ向かう押圧力が作用しない場合、バックアップリ
ング54とハウジング12との間に作用する摩擦力は極
めて小さく抑制される。
【0038】一方、シールリング40からバックアップ
リング54へ向かう押圧力が作用すると、バックアップ
リング54が傾斜面52aに沿って変位し、その結果、
バックアップリング54の外径が広がり、バックアップ
リング54とハウジング12との間の隙間が消滅する。
リング54へ向かう押圧力が作用すると、バックアップ
リング54が傾斜面52aに沿って変位し、その結果、
バックアップリング54の外径が広がり、バックアップ
リング54とハウジング12との間の隙間が消滅する。
【0039】このため、本実施例のシール構造によって
も、上記図1、及び図3に示すシール構造と同様に、摺
動損失の低減等を図りつつ、ピストン50の摺動に伴う
シールリング40のはみ出しを適切に防止することがで
きる。尚、本実施例においては、配設溝52の傾斜面5
2aが前記した径方向変位付与手段を構成している。
も、上記図1、及び図3に示すシール構造と同様に、摺
動損失の低減等を図りつつ、ピストン50の摺動に伴う
シールリング40のはみ出しを適切に防止することがで
きる。尚、本実施例においては、配設溝52の傾斜面5
2aが前記した径方向変位付与手段を構成している。
【0040】図5は、本発明の第4実施例であるピスト
ンのシール構造を表す要部断面図を示す。ここで、同図
において、上記図1乃至図4に示す構成部分と同一の部
分については、同一の符号を付してその説明を省略す
る。すなわち、図5に示すピストンのシール構造は、バ
ックアップリング60が、シールリング40と接触する
面に凹部60aを備えている点に特徴を有している。
尚、シールリング40がバックアップリング60の高圧
側に配設される点については、上記図1、図3及び図4
に示す構造と同様である。
ンのシール構造を表す要部断面図を示す。ここで、同図
において、上記図1乃至図4に示す構成部分と同一の部
分については、同一の符号を付してその説明を省略す
る。すなわち、図5に示すピストンのシール構造は、バ
ックアップリング60が、シールリング40と接触する
面に凹部60aを備えている点に特徴を有している。
尚、シールリング40がバックアップリング60の高圧
側に配設される点については、上記図1、図3及び図4
に示す構造と同様である。
【0041】図5に示すシール構造において、シールリ
ング40からバックアップリング60へ向かう押圧力が
作用していない場合、バックアップリング60には何ら
特別な負荷はかからない。従って、この場合、バックア
ップリング60とハウジング12との間の摩擦力が不要
に大きくなることはない。
ング40からバックアップリング60へ向かう押圧力が
作用していない場合、バックアップリング60には何ら
特別な負荷はかからない。従って、この場合、バックア
ップリング60とハウジング12との間の摩擦力が不要
に大きくなることはない。
【0042】一方、シールリング40からバックアップ
リング60へ向かう押圧力が作用すると、シールリング
40がバックアップリング60の凹部60aに沿って変
形し、その一部が凹部60aの内部に収納される。この
際、シールリング40は、その肉圧方向における中間
部、すなわち外周部と内周部の中間部がバックアップリ
ング60側に突出した状態に変形し、その影響で、シー
ルリング40の外周部と内周部は相対的にバックアップ
リング60から離間した状態となる。
リング60へ向かう押圧力が作用すると、シールリング
40がバックアップリング60の凹部60aに沿って変
形し、その一部が凹部60aの内部に収納される。この
際、シールリング40は、その肉圧方向における中間
部、すなわち外周部と内周部の中間部がバックアップリ
ング60側に突出した状態に変形し、その影響で、シー
ルリング40の外周部と内周部は相対的にバックアップ
リング60から離間した状態となる。
【0043】更に、上記の如くバックアップリング60
の凹部60a内に、シールリング40の一部が変形して
収納される場合、シールリング40からの押圧力は凹部
60aを押し広げる方向に作用する。このため、バック
アップリング60は、凹部60aの内周部60bが縮径
するように、また、凹部60aの外周部60cが拡径す
るように変形する。
の凹部60a内に、シールリング40の一部が変形して
収納される場合、シールリング40からの押圧力は凹部
60aを押し広げる方向に作用する。このため、バック
アップリング60は、凹部60aの内周部60bが縮径
するように、また、凹部60aの外周部60cが拡径す
るように変形する。
【0044】つまり、図5に示すシール構造において、
シールリング40からバックアップリング60に向けて
押圧力が作用した場合、シールリング40は、その外周
部、及び内周部が、バックアップリング60の内外周か
らはみ出し難い状態に変形し、バックアップリング60
は、ハウジング12との付勢力を増加せしめ、かつ、配
設溝14との隙間が縮小する方向に変形する。
シールリング40からバックアップリング60に向けて
押圧力が作用した場合、シールリング40は、その外周
部、及び内周部が、バックアップリング60の内外周か
らはみ出し難い状態に変形し、バックアップリング60
は、ハウジング12との付勢力を増加せしめ、かつ、配
設溝14との隙間が縮小する方向に変形する。
【0045】このため、本実施例のシール構造によれ
ば、上記図1、図3及び図4に示すシール構造と同様
に、摺動損失の低減、バックアップリング60の磨耗量
抑制等を図りつつ、シールリング40のはみ出し防止に
ついて、更に優れた効果を享受することができる。
ば、上記図1、図3及び図4に示すシール構造と同様
に、摺動損失の低減、バックアップリング60の磨耗量
抑制等を図りつつ、シールリング40のはみ出し防止に
ついて、更に優れた効果を享受することができる。
【0046】ところで、上述した第1乃至第4実施例
は、配設溝14,52をピストン10,50側に設ける
構成としているが、これに限るものではなく、ハウジン
グ12側に配設溝を設けることとしても良い。
は、配設溝14,52をピストン10,50側に設ける
構成としているが、これに限るものではなく、ハウジン
グ12側に配設溝を設けることとしても良い。
【0047】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、シールリングに高圧が作用した場合にのみバックア
ップリングと配設溝との隙間、及びバックアップリング
と、その摺動面との隙間を共に狭めることができる。
ば、シールリングに高圧が作用した場合にのみバックア
ップリングと配設溝との隙間、及びバックアップリング
と、その摺動面との隙間を共に狭めることができる。
【0048】従って、本発明に係るピストンのシール構
造によれば、バックアップリングに弾性材料層を形成す
ることなく、かつ、シールリングにシール能力が要求さ
れる場合にのみバックアップリングの摺動抵抗を高める
ことで、摺動損失の低減を図りつつ確実にシールリング
のはみ出しを防止することができる。
造によれば、バックアップリングに弾性材料層を形成す
ることなく、かつ、シールリングにシール能力が要求さ
れる場合にのみバックアップリングの摺動抵抗を高める
ことで、摺動損失の低減を図りつつ確実にシールリング
のはみ出しを防止することができる。
【0049】また、請求項2記載の発明によれば、シー
ルリングに高圧が作用すると、バックアップリングと配
設溝との隙間、及びバックアップリングとその摺動面と
の隙間が縮小すると共に、シールリングがバックアップ
リングの内外周にはみ出し難くなる。
ルリングに高圧が作用すると、バックアップリングと配
設溝との隙間、及びバックアップリングとその摺動面と
の隙間が縮小すると共に、シールリングがバックアップ
リングの内外周にはみ出し難くなる。
【0050】このため、本発明にかかるピストンのシー
ル構造によれば、上記請求項1記載のシール構造と同様
に摺動損失の低減を図りつつ、より確実にシールリング
のはみ出しを防止することができる。
ル構造によれば、上記請求項1記載のシール構造と同様
に摺動損失の低減を図りつつ、より確実にシールリング
のはみ出しを防止することができる。
【図1】本発明の第1実施例であるピストンのシール構
造を表す要部断面図である。
造を表す要部断面図である。
【図2】本実施例のシール構造を用いて構成したプラン
ジャポンプの構成を表す断面図である。
ジャポンプの構成を表す断面図である。
【図3】本発明の第2実施例であるピストンのシール構
造を表す要部断面図である。
造を表す要部断面図である。
【図4】本発明の第3実施例であるピストンのシール構
造を表す要部断面図である。
造を表す要部断面図である。
【図5】本発明の第4実施例であるピストンのシール構
造を表す要部断面図である。
造を表す要部断面図である。
10,50 ピストン 12 ハウジング 14,52 配設溝 16,40 シールリング 16a,16b,16c 凸部 18,42,54,60 バックアップリング 18a,60a 凹部 20 プランジャポンプ 42a 内環 42b 外環 52a 傾斜面
Claims (2)
- 【請求項1】 シール材配設溝に、シールリングとバッ
クアップリングとを配設してなるピストンのシール構造
において、 前記シールリングが前記バックアップリングの高圧側に
配設されると共に、 前記シールリングから前記バックアップリングへ向かう
押圧力が作用した際に、該バックアップリングを前記バ
ックアップリングの内径方向あるいは外径方向の少なく
とも1つの方向に変位させる径方向変位付与手段を備え
ることを特徴とするピストンのシール構造。 - 【請求項2】 請求項1記載のピストンのシール構造に
おいて、 前記径方向変位付与手段が、前記シールリングに凸部を
設け、かつ、前記バックアップリングに前記凸部に嵌合
する凹部を設けることで構成されることを特徴とするピ
ストンのシール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1317495A JPH08200501A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | ピストンのシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1317495A JPH08200501A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | ピストンのシール構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200501A true JPH08200501A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11825827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1317495A Pending JPH08200501A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | ピストンのシール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200501A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002161983A (ja) * | 2000-11-24 | 2002-06-07 | Nok Corp | 密封装置 |
| JP2004060723A (ja) * | 2002-07-26 | 2004-02-26 | Kayaba Ind Co Ltd | 油圧シリンダのシール構造 |
| JP2004511682A (ja) * | 1999-07-13 | 2004-04-15 | エンベンチヤー・グローバル・テクノロジー・エル・エル・シー | 拡張可能な継手連結具 |
| JP2005504237A (ja) * | 2001-09-18 | 2005-02-10 | ブザック + シャンバン ゲー エム ベー ハー | 高圧封止装置 |
| JP2005255156A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Janel Hydro Co | 改良型自動車用油圧ブレーキシステム及びその中で利用する油圧ブレーキ増大装置 |
| WO2006123588A1 (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-23 | Mitsubishi Cable Industries, Ltd. | 塗装機用ピストンパッキン |
| CN100385120C (zh) * | 2005-07-06 | 2008-04-30 | 大庆油田有限责任公司 | 液压自封柱塞抽油泵 |
| JP2008525725A (ja) * | 2004-12-24 | 2008-07-17 | ルーク ラメレン ウント クツプルングスバウ ベタイリグングス コマンディートゲゼルシャフト | トルクコンバータロックアップクラッチのためのシール |
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| JP2010203497A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Jtekt Corp | パワーシリンダ及びこれを用いた油圧式パワーステアリング装置 |
| JP2011153636A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Higashio Mech Co Ltd | 管継手 |
| CN105443759A (zh) * | 2015-11-28 | 2016-03-30 | 江门市格雷亚特流体密封技术有限公司 | 一种pgl型活塞密封组合圈 |
| JP2018004027A (ja) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | Nok株式会社 | 密封装置 |
| KR20210075956A (ko) * | 2019-04-08 | 2021-06-23 | 주식회사 국일인토트 | 유압실린더용 실링부재 및 결합 방법 |
-
1995
- 1995-01-30 JP JP1317495A patent/JPH08200501A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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