JPH08193388A - 金属屋根構造 - Google Patents
金属屋根構造Info
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- JPH08193388A JPH08193388A JP2228695A JP2228695A JPH08193388A JP H08193388 A JPH08193388 A JP H08193388A JP 2228695 A JP2228695 A JP 2228695A JP 2228695 A JP2228695 A JP 2228695A JP H08193388 A JPH08193388 A JP H08193388A
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】一部の屋根材3に伸縮吸収構造を形成すること
により、屋根材3の熱膨張を吸収して歪みや亀裂の発生
を防止することのできること。 【構成】複数の隣接するステンレス製屋根材3の端部に
立ち上り部4を折り曲げ形成し、隣り合う立ち上り部4
を連結して建造物の屋根躯体1上に連続的な防水面を形
成した金属屋根構造において、一部の屋根材3に、該屋
根材3をほぼ2分する長いスリット8を形成し、このス
リット8内に屋根に加わる応力を吸収する弾性材7を一
体的に取り付けた。
により、屋根材3の熱膨張を吸収して歪みや亀裂の発生
を防止することのできること。 【構成】複数の隣接するステンレス製屋根材3の端部に
立ち上り部4を折り曲げ形成し、隣り合う立ち上り部4
を連結して建造物の屋根躯体1上に連続的な防水面を形
成した金属屋根構造において、一部の屋根材3に、該屋
根材3をほぼ2分する長いスリット8を形成し、このス
リット8内に屋根に加わる応力を吸収する弾性材7を一
体的に取り付けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外気温や太陽熱等によ
る金属製屋根材の熱膨張を吸収し、屋根材の歪み変形や
損傷を防止する金属屋根構造に関する。
る金属製屋根材の熱膨張を吸収し、屋根材の歪み変形や
損傷を防止する金属屋根構造に関する。
【0002】
【発明の背景】一般に、屋根材に両端に立ち上り部を形
成したステンレス薄板の長尺材を使用し、その立ち上り
部同士をシーム溶接機により連続溶接して一枚の防水面
を構成する水密性に優れたステンレス溶接防水工法が知
られている。これは、ゴム系、樹脂系などの防水材に比
べ、屋根材に使用されるステンレスが下地に密着しない
ため下地のずれや割れの影響が少ない反面、露出工法の
場合には外気温や太陽熱による屋根材の熱収縮、熱膨張
を無視することができない。このため、屋根材を連結す
るところは図5に示すように屋根材3の立ち上り部4を
鈍角に折り曲げて接合部分5をシーム溶接し、屋根材3
と屋根材3との間に空間13を形成して屋根材1の伸縮
を吸収したり、パラペット2と屋根躯体1との折り曲げ
部を図6に示すように湾曲させ、屋根材3の裏側に空間
14を形成して屋根材1の膨張、収縮を吸収したりする
工夫がなされているが、従来の伸縮吸収構造は必ずしも
十分ではなかった。
成したステンレス薄板の長尺材を使用し、その立ち上り
部同士をシーム溶接機により連続溶接して一枚の防水面
を構成する水密性に優れたステンレス溶接防水工法が知
られている。これは、ゴム系、樹脂系などの防水材に比
べ、屋根材に使用されるステンレスが下地に密着しない
ため下地のずれや割れの影響が少ない反面、露出工法の
場合には外気温や太陽熱による屋根材の熱収縮、熱膨張
を無視することができない。このため、屋根材を連結す
るところは図5に示すように屋根材3の立ち上り部4を
鈍角に折り曲げて接合部分5をシーム溶接し、屋根材3
と屋根材3との間に空間13を形成して屋根材1の伸縮
を吸収したり、パラペット2と屋根躯体1との折り曲げ
部を図6に示すように湾曲させ、屋根材3の裏側に空間
14を形成して屋根材1の膨張、収縮を吸収したりする
工夫がなされているが、従来の伸縮吸収構造は必ずしも
十分ではなかった。
【0003】例えば、屋根面に開口するルーフドレンは
屋根躯体に固定されている一方、その開口部の外周面に
はステンレス屋根材の端部が当接しているが、両者間に
は伸縮吸収構造を施工しにくいので、図7に示すよう
に、ルーフドレン6と屋根材3との接合部に過大な応力
が集中し、このためルーフドレン6や屋根材3に歪みや
亀裂が生じることがあった。特に、屋根板の膨張・収縮
による応力は、屋根躯体のパラペット部や谷樋部に集中
しやすかった。
屋根躯体に固定されている一方、その開口部の外周面に
はステンレス屋根材の端部が当接しているが、両者間に
は伸縮吸収構造を施工しにくいので、図7に示すよう
に、ルーフドレン6と屋根材3との接合部に過大な応力
が集中し、このためルーフドレン6や屋根材3に歪みや
亀裂が生じることがあった。特に、屋根板の膨張・収縮
による応力は、屋根躯体のパラペット部や谷樋部に集中
しやすかった。
【0004】
【発明の目的】本発明は前記背景の下に成立したもので
あって、一部の屋根材に伸縮吸収構造を形成することに
より、屋根材の熱膨張を吸収して歪みや亀裂の発生を防
止することのできる金属屋根構造を提供することを目的
とする。
あって、一部の屋根材に伸縮吸収構造を形成することに
より、屋根材の熱膨張を吸収して歪みや亀裂の発生を防
止することのできる金属屋根構造を提供することを目的
とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る金属屋根構造は、複数の隣接するステ
ンレス製屋根材の端部に立ち上り部を折り曲げ形成し、
隣り合う立ち上り部を連結して建造物の屋根躯体上に連
続的な防水面を形成した金属屋根構造において、一部の
屋根材に、該屋根材をほぼ2分する長いスリットを形成
し、このスリット内に屋根に加わる応力を吸収する弾性
材を一体的に取り付けたことを特徴とする。
め、本発明に係る金属屋根構造は、複数の隣接するステ
ンレス製屋根材の端部に立ち上り部を折り曲げ形成し、
隣り合う立ち上り部を連結して建造物の屋根躯体上に連
続的な防水面を形成した金属屋根構造において、一部の
屋根材に、該屋根材をほぼ2分する長いスリットを形成
し、このスリット内に屋根に加わる応力を吸収する弾性
材を一体的に取り付けたことを特徴とする。
【0006】なお、前記一部の屋根材にスリットを形成
することに代え、この屋根材を二分割し、弾性材によっ
て一体的に連結するように構成してもよい。
することに代え、この屋根材を二分割し、弾性材によっ
て一体的に連結するように構成してもよい。
【0007】
【発明の作用、効果】請求項1の発明によれば、複数の
屋根材による防水面は、太陽熱や外気温の上下により膨
張・収縮したときに、その一部は弾性材で吸収すること
ができる。また、弾性材の吸収度合いは屋根材を折り曲
げて連結した場合に比べてはるかに大きいから、効率的
な伸縮吸収ができる。
屋根材による防水面は、太陽熱や外気温の上下により膨
張・収縮したときに、その一部は弾性材で吸収すること
ができる。また、弾性材の吸収度合いは屋根材を折り曲
げて連結した場合に比べてはるかに大きいから、効率的
な伸縮吸収ができる。
【0008】したがって、太陽熱により伸長した屋根材
が構造物に当接し、応力が集中して屋根材が歪んだり亀
裂が発生したりすることを有効に防止できる。
が構造物に当接し、応力が集中して屋根材が歪んだり亀
裂が発生したりすることを有効に防止できる。
【0009】しかも、このような屋根板の伸縮吸収は、
一部の屋根材に弾性材を一体的に取り付けただけの簡単
な構造によって達成することができ、複雑な吸収構造を
必要としないから、施工も簡単でコストも低く抑えるこ
とができる。
一部の屋根材に弾性材を一体的に取り付けただけの簡単
な構造によって達成することができ、複雑な吸収構造を
必要としないから、施工も簡単でコストも低く抑えるこ
とができる。
【0010】また、弾性材は屋根材に一体的に取り付け
られるので、水密性も確保することができる。
られるので、水密性も確保することができる。
【0011】請求項2の発明によれば、屋根材と弾性材
との一体的取り付けが楽になる。
との一体的取り付けが楽になる。
【0012】
【実施例】図1は本発明に係るパラペットにおける金属
屋根構造を示す。符号1は屋根躯体であり、上面には発
泡樹脂1aが配されている。2はパラペットで、屋根躯
体1の端部から立設されている。屋根躯体1とパラペッ
ト2の内側面は、互いに隣接する複数のステンレス製の
屋根材3を連結して成る防水面で覆われている。
屋根構造を示す。符号1は屋根躯体であり、上面には発
泡樹脂1aが配されている。2はパラペットで、屋根躯
体1の端部から立設されている。屋根躯体1とパラペッ
ト2の内側面は、互いに隣接する複数のステンレス製の
屋根材3を連結して成る防水面で覆われている。
【0013】屋根材3はSUS304又はSUS316
等のステンレスの薄板で形成され、屋根材3の隣接端部
には立ち上り部4が折り曲げ形成されている。この立ち
上り部4は鈍角に形成されている。そして、隣り合う屋
根材3の立ち上り部4は三角形の斜辺を成すように対向
して先端同士が当接し、シーム溶接5により一体に連結
されている。なお、パラペット2の内側面上に配された
立ち上り部4は、横向きに倒される。隣接する屋根材3
の立ち上り部4の基部間には図5に示す空間13と同じ
空間が形成されている。また、屋根材3のパラペット2
の基部に対応する部分は弯曲形成され、パラペット2の
基部の角部と屋根材3の裏面との間にも、図6に示す空
間14と同じ空間が形成されている。
等のステンレスの薄板で形成され、屋根材3の隣接端部
には立ち上り部4が折り曲げ形成されている。この立ち
上り部4は鈍角に形成されている。そして、隣り合う屋
根材3の立ち上り部4は三角形の斜辺を成すように対向
して先端同士が当接し、シーム溶接5により一体に連結
されている。なお、パラペット2の内側面上に配された
立ち上り部4は、横向きに倒される。隣接する屋根材3
の立ち上り部4の基部間には図5に示す空間13と同じ
空間が形成されている。また、屋根材3のパラペット2
の基部に対応する部分は弯曲形成され、パラペット2の
基部の角部と屋根材3の裏面との間にも、図6に示す空
間14と同じ空間が形成されている。
【0014】6は排水用のルーフドレンである。このル
ーフドレン6は屋根躯体1の角隅部に配置されるもの
で、従来と同じく屋根躯体1に貫通された貫通孔(図示
せず)に固定され、その周縁に屋根材3が接合してい
る。
ーフドレン6は屋根躯体1の角隅部に配置されるもの
で、従来と同じく屋根躯体1に貫通された貫通孔(図示
せず)に固定され、その周縁に屋根材3が接合してい
る。
【0015】ところで、ルーフドレン6に近い屋根材3
aには屋根に加わる応力を吸収する弾性材7が一体的に
取り付けられている。すなわち、図2及び図3に示され
るように、この屋根材3aの中央には全体をほぼ2分す
る長いU字形のスリット8が形成され、このスリット8
内に弾性材7が一体的に取り付けられている。弾性材7
の端面には嵌合溝9が形成され、この嵌合溝9に屋根材
3aのスリット8の縁8aを嵌合させ、一体的に圧着し
ている。例えば、弾性材7としてクロロプレンゴムを採
用した場合、屋根材3aとクロロプレンゴムとを約17
0°C〜220°Cに加熱して圧着すればよい。また、
スリット8の溝幅は40mmにプラスマイナス10mm程度
に設定すれば十分である。
aには屋根に加わる応力を吸収する弾性材7が一体的に
取り付けられている。すなわち、図2及び図3に示され
るように、この屋根材3aの中央には全体をほぼ2分す
る長いU字形のスリット8が形成され、このスリット8
内に弾性材7が一体的に取り付けられている。弾性材7
の端面には嵌合溝9が形成され、この嵌合溝9に屋根材
3aのスリット8の縁8aを嵌合させ、一体的に圧着し
ている。例えば、弾性材7としてクロロプレンゴムを採
用した場合、屋根材3aとクロロプレンゴムとを約17
0°C〜220°Cに加熱して圧着すればよい。また、
スリット8の溝幅は40mmにプラスマイナス10mm程度
に設定すれば十分である。
【0016】なお、屋根材3のスリット8を2分割せず
に接続部9を残してU字形に形成した理由は、接続部9
は屋根材3aをシーム溶接するために必要だからであ
る。
に接続部9を残してU字形に形成した理由は、接続部9
は屋根材3aをシーム溶接するために必要だからであ
る。
【0017】また、弾性材7はクロロプレンゴムからな
る耐候性ゴムで構成するのが好ましいが、耐候性、耐燃
性などの条件を備えるものであれば他の材料でもよい。
例えば、フッソゴム、フッソシリコンゴム、EPDM
(エチレン−プロピレン−ジエンゴム)などを使用して
もよい。
る耐候性ゴムで構成するのが好ましいが、耐候性、耐燃
性などの条件を備えるものであれば他の材料でもよい。
例えば、フッソゴム、フッソシリコンゴム、EPDM
(エチレン−プロピレン−ジエンゴム)などを使用して
もよい。
【0018】以上のように、隣接する屋根材3の立ち上
り部4の基部間及び屋根躯体1とパラペット2との間の
角部と屋根材3の裏面との間には、それぞれ空間が形成
されているから、屋根材3が外気温、太陽熱等により膨
張・収縮しても、その伸縮部分は上記空間に逃げて吸収
される。
り部4の基部間及び屋根躯体1とパラペット2との間の
角部と屋根材3の裏面との間には、それぞれ空間が形成
されているから、屋根材3が外気温、太陽熱等により膨
張・収縮しても、その伸縮部分は上記空間に逃げて吸収
される。
【0019】また、屋根材3が太陽熱で膨張して膨張が
図1の矢印方向に進んでも、この膨張は、屋根材31に
形成されたスリット8内の弾性材7が収縮して効率的に
吸収されるので、ルーフドレン6や屋根躯体1の角隅部
に応力が集中してルーフドレン6やその周辺の屋根材3
に歪みや亀裂が発生することを防止できる。
図1の矢印方向に進んでも、この膨張は、屋根材31に
形成されたスリット8内の弾性材7が収縮して効率的に
吸収されるので、ルーフドレン6や屋根躯体1の角隅部
に応力が集中してルーフドレン6やその周辺の屋根材3
に歪みや亀裂が発生することを防止できる。
【0020】また、弾性材7は屋根材3に一体的に取り
付けられるので、水密性も確保することができる。
付けられるので、水密性も確保することができる。
【0021】次に、図4は屋根躯体1の谷樋部分10に
おける金属屋根構造を示すもので、谷樋部分10の屋根
材3はコ字状に折り曲げられ、隣接する屋根材3は上述
と同じ要領で立ち上げ形成された立ち上げ部4を介して
当接し、シーム溶接5により一体に連結されている。ま
た、谷樋部分10の両側の立ち上がり11の上端は内側
に直角に折り曲げられ、この折り曲げ部12には軒先水
切13の係合溝14が係合し、さらに軒先水切13は水
平な屋根材3の端部の係合溝15に係合して連続してい
る。
おける金属屋根構造を示すもので、谷樋部分10の屋根
材3はコ字状に折り曲げられ、隣接する屋根材3は上述
と同じ要領で立ち上げ形成された立ち上げ部4を介して
当接し、シーム溶接5により一体に連結されている。ま
た、谷樋部分10の両側の立ち上がり11の上端は内側
に直角に折り曲げられ、この折り曲げ部12には軒先水
切13の係合溝14が係合し、さらに軒先水切13は水
平な屋根材3の端部の係合溝15に係合して連続してい
る。
【0022】また、ルーフドレン6を配した屋根材3に
隣接する屋根材3aにも弾性材7が取り付けられている
が、この例の場合、屋根材3aの上記折り曲げ部12は
軒先水切13に係合するだけであって溶接されないか
ら、ステンレス部分は必要がない。したがって、この屋
根材3aは二分されたステンレス部16を弾性材7を介
して前述の要領で一体的に連結されている。
隣接する屋根材3aにも弾性材7が取り付けられている
が、この例の場合、屋根材3aの上記折り曲げ部12は
軒先水切13に係合するだけであって溶接されないか
ら、ステンレス部分は必要がない。したがって、この屋
根材3aは二分されたステンレス部16を弾性材7を介
して前述の要領で一体的に連結されている。
【0023】上述の金属屋根構造によっても、屋根材3
が膨張・収縮した場合、弾性材7が伸縮して吸収するの
で、ルーフドレン6などにに応力が集中するのを有効に
防止することができる。また、ルーフドレン回りに格別
の処理を施す必要もない。
が膨張・収縮した場合、弾性材7が伸縮して吸収するの
で、ルーフドレン6などにに応力が集中するのを有効に
防止することができる。また、ルーフドレン回りに格別
の処理を施す必要もない。
【図1】パラペットの近傍における金属屋根構造の一部
を示す斜視図
を示す斜視図
【図2】一部の屋根材の平面図
【図3】図2のXーX線上の断面図
【図4】谷樋部分の金属屋根構造を示す要部の斜視図
【図5】屋根材の熱による伸縮を吸収する構造の例を示
す斜視図
す斜視図
【図6】屋根材の伸縮を吸収する構造の他の例を示す斜
視図
視図
【図7】ルーフドレン付近の屋根材の熱膨張による歪み
を説明する断面図
を説明する断面図
1 屋根躯体 2 パラペット 3 屋根材 4 立ち上り部 7 弾性材 8 スリット 11 谷樋部分
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の隣接するステンレス製屋根材の端
部に立ち上り部を折り曲げ形成し、隣り合う立ち上り部
を連結して建造物の屋根躯体上に連続的な防水面を形成
した金属屋根構造において、 一部の屋根材に、該屋根材をほぼ2分する長いスリット
を形成し、このスリット内に屋根に加わる応力を吸収す
る弾性材を一体的に取り付けたことを特徴とする金属屋
根構造。 - 【請求項2】 前記一部の屋根材にスリットを形成する
ことに代え、この屋根材を二分割し、前記弾性材を介し
て一体的に連結した請求項1記載の金属屋根構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2228695A JPH08193388A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 金属屋根構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2228695A JPH08193388A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 金属屋根構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08193388A true JPH08193388A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=12078513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2228695A Pending JPH08193388A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 金属屋根構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08193388A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100392880B1 (ko) * | 2000-11-10 | 2003-07-28 | 송병창 | 건물의 옥상구조 |
| CN107338914A (zh) * | 2017-08-31 | 2017-11-10 | 中铝南铝(福建)铝结构技术开发有限公司 | 一种有女儿墙柱的山墙的节点构造系统 |
| CN112196193A (zh) * | 2019-12-05 | 2021-01-08 | 怀化沃普环保科技有限公司 | 组合式表面能防水系统 |
-
1995
- 1995-01-17 JP JP2228695A patent/JPH08193388A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100392880B1 (ko) * | 2000-11-10 | 2003-07-28 | 송병창 | 건물의 옥상구조 |
| CN107338914A (zh) * | 2017-08-31 | 2017-11-10 | 中铝南铝(福建)铝结构技术开发有限公司 | 一种有女儿墙柱的山墙的节点构造系统 |
| CN112196193A (zh) * | 2019-12-05 | 2021-01-08 | 怀化沃普环保科技有限公司 | 组合式表面能防水系统 |
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