JPH0817075B2 - マグネトロン用陰極構体 - Google Patents
マグネトロン用陰極構体Info
- Publication number
- JPH0817075B2 JPH0817075B2 JP17572388A JP17572388A JPH0817075B2 JP H0817075 B2 JPH0817075 B2 JP H0817075B2 JP 17572388 A JP17572388 A JP 17572388A JP 17572388 A JP17572388 A JP 17572388A JP H0817075 B2 JPH0817075 B2 JP H0817075B2
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- Japan
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- pair
- lead wires
- stem insulator
- magnetron
- tubular extension
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子レンジ等のマイクロ波加熱機器に用い
られるマグネトロンの陰極構体に関するものである。
られるマグネトロンの陰極構体に関するものである。
従来の技術 一般に、電子レンジ等のマイクロ波加熱機器に用いら
れるマグネトロンは、第5図に示すような陰極構体を有
している。この陰極構体は、トリウムタングステンから
なる螺旋状の陰極本体1と、その両端部に設けられた一
対の金属製エンドハット2,3と、各エンドハット2,3から
延び出た一対のリード線4,5と、このリード線4,5の外端
縁を管外へ気密に突出させるステム絶縁体6と、ステム
絶縁体6に一方の開口端面をろう付けした鳩目状の金属
管体7とを備える。なお、金属管体7の他方の開口端面
のフランジ部7aは、その上に設けられた磁極片8を覆う
関係に陽極筒体9と気密に封着される。
れるマグネトロンは、第5図に示すような陰極構体を有
している。この陰極構体は、トリウムタングステンから
なる螺旋状の陰極本体1と、その両端部に設けられた一
対の金属製エンドハット2,3と、各エンドハット2,3から
延び出た一対のリード線4,5と、このリード線4,5の外端
縁を管外へ気密に突出させるステム絶縁体6と、ステム
絶縁体6に一方の開口端面をろう付けした鳩目状の金属
管体7とを備える。なお、金属管体7の他方の開口端面
のフランジ部7aは、その上に設けられた磁極片8を覆う
関係に陽極筒体9と気密に封着される。
一方、ステム絶縁体6の外端面上に付設されている一
対の陰極端子10のそれぞれには、チョークコイル11の一
端が接続され、各チョークコイル11の他端は高耐電圧の
貫通型コンデンサ12のセンター電極13に接続されてい
る。そして、コンデンサ12を側壁に固着した金属製シー
ルドケース14が、ステム絶縁体6およびチョークコイル
11を覆っている。15は外部磁気回路を構成する継鉄を示
す。
対の陰極端子10のそれぞれには、チョークコイル11の一
端が接続され、各チョークコイル11の他端は高耐電圧の
貫通型コンデンサ12のセンター電極13に接続されてい
る。そして、コンデンサ12を側壁に固着した金属製シー
ルドケース14が、ステム絶縁体6およびチョークコイル
11を覆っている。15は外部磁気回路を構成する継鉄を示
す。
このように構成されたマグネトロンにおいては、チョ
ークコイル11とコンデンサ12とによって構成されるLCフ
ィルタ回路およびシールドケース14が、リード線4,5を
通じて漏洩するマイクロ波成分の装置外漏出を阻止する
ので、漏洩マイクロ波による通信妨害を防止することが
できる。
ークコイル11とコンデンサ12とによって構成されるLCフ
ィルタ回路およびシールドケース14が、リード線4,5を
通じて漏洩するマイクロ波成分の装置外漏出を阻止する
ので、漏洩マイクロ波による通信妨害を防止することが
できる。
発明が解決しようとする課題 しかし、漏洩マイクロ波には発振マイクロ波の基本波
成分のみならず、数次の高調波成分が含まれているの
で、これらの装置外漏出を確実かつ効率よく阻止するの
は至難である。また、LCフィルタ回路は陰極電位に保持
され、シールドケースは陽極電位(接地)に保持される
ので、両者間にスパークが発生しないように比較的大き
いシールドケースが必要となり、これらが装置の小型化
およびコストの低減を阻む要因となっていた。
成分のみならず、数次の高調波成分が含まれているの
で、これらの装置外漏出を確実かつ効率よく阻止するの
は至難である。また、LCフィルタ回路は陰極電位に保持
され、シールドケースは陽極電位(接地)に保持される
ので、両者間にスパークが発生しないように比較的大き
いシールドケースが必要となり、これらが装置の小型化
およびコストの低減を阻む要因となっていた。
課題を解決するための手段 本発明においては、ステム絶縁体にコップ状のものを
用い、一対のエンドハットのそれぞれから延び出て前記
ステム絶縁体側へ向かう一対のリード線を包囲する金属
管体に、前記ステム絶縁体内に入り込む径小の筒状延長
部を有せしめる。ただし、この筒状延長部は前記一対の
リード線側へ張り出した底板部分を有するとともに、発
振マイクロ波の基本波成分または任意高調波成分の波長
の略N分の1(ただし、Nは任意自然数)に相当する電
気長を有するように構成される。
用い、一対のエンドハットのそれぞれから延び出て前記
ステム絶縁体側へ向かう一対のリード線を包囲する金属
管体に、前記ステム絶縁体内に入り込む径小の筒状延長
部を有せしめる。ただし、この筒状延長部は前記一対の
リード線側へ張り出した底板部分を有するとともに、発
振マイクロ波の基本波成分または任意高調波成分の波長
の略N分の1(ただし、Nは任意自然数)に相当する電
気長を有するように構成される。
作用 このように構成すると、ステム絶縁体内に入り込んだ
前記径小の筒状延長部が、リード線を通じてステム絶縁
体側へ漏洩してくるマイクロ波の特定波長成分と共振し
て同成分を減衰させるチョーク作用をなすので、漏洩マ
イクロ波をより多く減衰させることができる。また、LC
フィルタ回路の簡素化や、同回路部品およびシールドケ
ースの小型化も可能となる。さらに、前記筒状延長部内
に高誘電率体を配設することによっては、在来の高価な
貫通型コンデンサを廃止または小型化することができ
る。
前記径小の筒状延長部が、リード線を通じてステム絶縁
体側へ漏洩してくるマイクロ波の特定波長成分と共振し
て同成分を減衰させるチョーク作用をなすので、漏洩マ
イクロ波をより多く減衰させることができる。また、LC
フィルタ回路の簡素化や、同回路部品およびシールドケ
ースの小型化も可能となる。さらに、前記筒状延長部内
に高誘電率体を配設することによっては、在来の高価な
貫通型コンデンサを廃止または小型化することができ
る。
実施例 つぎに、本発明を図面に示した実施例とともに説明す
る。
る。
第1図に示す構成が、第5図に示した従来の陰極構体
の構成と基本的に異なるところは、一対のエンドハット
2,3から延び出た一対のリード線4,5の各外端部を気密に
管外へ突出させるためのセラミック製ステム絶縁体15に
コップ状のものを用いている点と、陽極筒体に封着され
るべきフランジ部16aを径大開口端に有して、一対のリ
ード線4,5を包囲する金属管体16に径小の筒状延長部16b
を有せしめ、筒状延長部16bをステム絶縁体15に入り込
ませて気密封着せしめている点と、この筒状延長部16b
に、一対のリード線4,5側へ張り出した円環状の底板部
分16cを有せしめるとともに、発振マイクロ波の基本波
成分または第2、第3、第4等の任意高調波成分の波長
の略4分の1に相当する電気長hを有せしめている点と
である。
の構成と基本的に異なるところは、一対のエンドハット
2,3から延び出た一対のリード線4,5の各外端部を気密に
管外へ突出させるためのセラミック製ステム絶縁体15に
コップ状のものを用いている点と、陽極筒体に封着され
るべきフランジ部16aを径大開口端に有して、一対のリ
ード線4,5を包囲する金属管体16に径小の筒状延長部16b
を有せしめ、筒状延長部16bをステム絶縁体15に入り込
ませて気密封着せしめている点と、この筒状延長部16b
に、一対のリード線4,5側へ張り出した円環状の底板部
分16cを有せしめるとともに、発振マイクロ波の基本波
成分または第2、第3、第4等の任意高調波成分の波長
の略4分の1に相当する電気長hを有せしめている点と
である。
この場合、リード線4,5を通じてステム絶縁体15側へ
漏洩してきたマイクロ波の特定波長成分が、径小の筒状
延長部6bおよび底板部分16cにより形成されるチョーク
で共振して減衰する。
漏洩してきたマイクロ波の特定波長成分が、径小の筒状
延長部6bおよび底板部分16cにより形成されるチョーク
で共振して減衰する。
第2図に示す実施例では、筒状延長部16bの底板部分1
6cに2個の通孔16d,16eを有せしめ、これらに一対のリ
ード線4,5を1本ずつ挿通せしめている。
6cに2個の通孔16d,16eを有せしめ、これらに一対のリ
ード線4,5を1本ずつ挿通せしめている。
第3図および第4図に示す各実施例のものでは、金属
管体16の筒状延長部16b内にセラミック製円盤状の高誘
電率体17を配設している。この高誘電率体17は、筒状延
長部16bの底板部分16cに密接する側の面に第1のメタラ
イズ層を有し、一対のリード線4,5を挿通する2個の通
孔の少なくとも一方の内周面に第2のメタライズ層を有
している。そして、第1のメタライズ層は底板部分16c
に、第2のメタライズ層は当該リード線にそれぞれろう
付けされている。
管体16の筒状延長部16b内にセラミック製円盤状の高誘
電率体17を配設している。この高誘電率体17は、筒状延
長部16bの底板部分16cに密接する側の面に第1のメタラ
イズ層を有し、一対のリード線4,5を挿通する2個の通
孔の少なくとも一方の内周面に第2のメタライズ層を有
している。そして、第1のメタライズ層は底板部分16c
に、第2のメタライズ層は当該リード線にそれぞれろう
付けされている。
このため、高誘電率体17およびこれに付設されたメタ
ライズ層が高耐電圧コンデンサとなり、漏洩マイクロ波
のとくに高調波成分に対してローパスフィルタとして作
用する。また、一対のリード線4,5に対する耐震的支持
強度を高める。
ライズ層が高耐電圧コンデンサとなり、漏洩マイクロ波
のとくに高調波成分に対してローパスフィルタとして作
用する。また、一対のリード線4,5に対する耐震的支持
強度を高める。
第3図および第4図に示す実施例での筒状延長部16b
の電気長は、発振マイクロ波の基本波成分または任意高
調波成分の波長の略N分の1(ただし、Nは任意自然整
数)に設定され、Nは使用する高誘電率体17の誘電率に
よって決定される。
の電気長は、発振マイクロ波の基本波成分または任意高
調波成分の波長の略N分の1(ただし、Nは任意自然整
数)に設定され、Nは使用する高誘電率体17の誘電率に
よって決定される。
発明の効果 本発明によると前述のように、漏洩マイクロ波をシー
ルドケースにいたる前において効率よく減衰させること
ができ、LCフィルタ回路の簡素化や、同回路部品および
シールドケースの小型化も可能となる。さらに、前記筒
状延長部内に高誘電率体を配設することによっては、従
来の高価な貫通型コンデンサを廃止または小型化するこ
とができる。
ルドケースにいたる前において効率よく減衰させること
ができ、LCフィルタ回路の簡素化や、同回路部品および
シールドケースの小型化も可能となる。さらに、前記筒
状延長部内に高誘電率体を配設することによっては、従
来の高価な貫通型コンデンサを廃止または小型化するこ
とができる。
第1図ないし第4図はそれぞれ本発明を実施したマグネ
トロン用陰極構体の側断面図、第5図は従来のマグネト
ロン用陰極構体の側断面図である。 1……陰極本体、2,3……エンドハット、4,5……リード
線、15……ステム絶縁体、16……金属管体、16b……筒
状延長部、16c……底板部分、17……高誘電率体。
トロン用陰極構体の側断面図、第5図は従来のマグネト
ロン用陰極構体の側断面図である。 1……陰極本体、2,3……エンドハット、4,5……リード
線、15……ステム絶縁体、16……金属管体、16b……筒
状延長部、16c……底板部分、17……高誘電率体。
Claims (1)
- 【請求項1】螺旋状の陰極本体の両端部に設けられた一
対のエンドハットのそれぞれから延び出てコップ状のス
テム絶縁体側へ向かう一対のリード線を包囲し、フラン
ジ部において陽極筒体に封着される金属管体が、前記ス
テム絶縁体内に入り込む径小の筒状延長部を備え、この
筒状延長部は前記一対のリード線側へ張り出した底板部
分を有するとともに、発振マイクロ波の基本波成分また
は任意高調波成分の波長の略N分の1(ただし、Nは任
意自然数)に相当する電気長を有していることを特徴と
するマグネトロン用陰極構体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17572388A JPH0817075B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | マグネトロン用陰極構体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17572388A JPH0817075B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | マグネトロン用陰極構体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0224936A JPH0224936A (ja) | 1990-01-26 |
| JPH0817075B2 true JPH0817075B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=16001111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17572388A Expired - Fee Related JPH0817075B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | マグネトロン用陰極構体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0817075B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19805898C2 (de) * | 1998-02-13 | 2003-09-18 | Roland Man Druckmasch | Druckwerk für eine Rollenrotationsdruckmaschine |
-
1988
- 1988-07-14 JP JP17572388A patent/JPH0817075B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0224936A (ja) | 1990-01-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |