[go: up one dir, main page]

JPH08169937A - エポキシ樹脂組成物および銅張り積層板 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物および銅張り積層板

Info

Publication number
JPH08169937A
JPH08169937A JP31518994A JP31518994A JPH08169937A JP H08169937 A JPH08169937 A JP H08169937A JP 31518994 A JP31518994 A JP 31518994A JP 31518994 A JP31518994 A JP 31518994A JP H08169937 A JPH08169937 A JP H08169937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
carbon atoms
resin composition
copper
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31518994A
Other languages
English (en)
Inventor
Ko Yamazaki
香 山崎
Yasuhiro Endo
康博 遠藤
Yoichi Ueda
陽一 上田
Mitsuhiro Shibata
充弘 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP31518994A priority Critical patent/JPH08169937A/ja
Publication of JPH08169937A publication Critical patent/JPH08169937A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Epoxy Resins (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】接着性、加工性を損なうこと無く、より高いガ
ラス転移温度(Tg)を持つ硬化物が得られるようなエポ
キシ樹脂組成物およびそれを用いた銅張り積層板を提供
する。 【構成】エポキシ樹脂と、レゾルシノール類とカルボニ
ル化合物の重縮合によって得られる多価フェノール化合
物と、硬化促進剤を必須成分とするエポキシ樹脂組成
物、および該組成物を有機溶剤に溶解せしめ基材に含浸
して得られるプリプレグと銅箔とを加熱成形してなる銅
張り積層板。上記レゾルシノール類とカルボニル化合物
の重縮合によって得られる多価フェノール化合物は、次
のような化合物である。一般式(1) (式中、nは、1以上20以下である。Pは、それぞれ
独立に、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜10のア
ルキル基等を表す。iは、0以上2以下の整数値を表
す。R1、R2、R3、R4、R5は、それぞれ独立に、水
素原子、炭素数1〜10のアルキル基等を表す。)ある
いは、一般式(2)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エポキシ樹脂組成物に
関する。これらは、成形用材料、塗料、コーティング
材、土木建築用材の他に、特に電気・電子用途、例え
ば、積層板用樹脂やIC封止用樹脂に適する。
【0002】
【従来の技術】熱硬化性樹脂の中でもエポキシ樹脂はそ
の優れた機械的特性を生かし各種産業分野に広く使用さ
れている。電気・電子用途に用いられるエポキシ樹脂の
うちプリント配線基板の材料としては、従来主としてビ
スフェノール型エポキシ樹脂とジシアンジアミドの組み
合わせが、また封止材料としては、主としてオルソクレ
ゾールノボラック型エポキシ樹脂とフェノールノボラッ
ク型硬化剤の組み合わせが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし近年、プリント
配線基板の薄型化、多層化、パッケージの小型化、薄型
化に伴い、基板材料や封止材料に高耐熱性、低誘電性、
低吸湿性、可撓性などさまざまな特性が求められてお
り、従来のものだけでは対応できなくなってきている。
なかでも耐熱性は多くの材料に求められており、これま
でにも多くの高Tg化の試みがなされている。本発明
は、従来のエポキシ樹脂の接着性、加工性を損なうこと
無く、より高いガラス転移温度(Tg)を持つ硬化物が得
られるようなエポキシ樹脂組成物を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、エポキシ
樹脂に組み合わせる硬化剤について鋭意研究を続けた結
果、特定の多価フェノール化合物を硬化剤として用いた
エポキシ樹脂組成物が前記目的を満足することを見出
し、本発明を完成させるに至った。すなわち、本発明は
次に示すとおりである。
【0005】(I)エポキシ樹脂と、レゾルシノール類
とカルボニル化合物の重縮合によって得られる多価フェ
ノール化合物と、硬化促進剤を必須成分とするエポキシ
樹脂組成物。 (II)レジルシノール類とカルボニル化合物の重縮合
によって得られる多価フェノール化合物が、下記一般式
(1)
【0006】
【化3】 (式中、nは、平均繰り返し数であり、1以上20以下
である。Pは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原
子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数5〜10のシ
クロアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、あるい
は炭素数7〜20のアラルキル基を表す。iは、0以上
2以下の整数値を表す。R1、R2、R3、R4、R5は、
それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜10のアルキル
基、炭素数5〜10のシクロアルキル基、炭素数6〜2
0のアリール基、あるいは炭素数7〜20のアラルキル
基を表すが、R1とR2、およびR4とR5は、それぞれ独
立に、環を形成していてもよい。)および/あるいは、
【0007】
【化4】 (式中、n、P、i、R1、R2、R3、R4、R5は、前
記一般式(1)と同様に定義される。)で表される化合
物である上記(I)のエポキシ樹脂組成物。 (III)(I)または(II)の組成物を有機溶剤に
溶解せしめ基材に含浸して得られるプリプレグと銅箔と
を加熱成形してなる銅張り積層板。
【0008】前記一般式(1)および(2)において、
nは、平均繰り返し数を表し、1以上20以下の値を取
り得るが、操作性の点からは、1以上10以下が好まし
い。本発明に用いられる多価フェノール化合物の一般的
な合成法としては、レゾルシノール類と、カルボニル化
合物との、酸存在下での縮合反応のような公知の方法で
得ることができる。ここでレゾルシノール類としては、
4位と6位に置換基を有しないものであり、レゾルシノ
ール、2−メチルレゾルシノール、5−メチルレゾルシ
ノール、2−プロピルレゾルシノール、2−n−ブチル
レゾルシノール、5−イソブチルレゾルシノール、5−
t−ブチルレゾルシノール、5−オクチルレゾルシノー
ル、5−ノニルレゾルシノール、2,5−ジメチルレゾ
ルシノール、2,5−ジエチルレゾルシノール、2,5
−ジイソプロピルレゾルシノール、2−メチル−5−ブ
チルレゾルシノール、2−メチル−5−ノニルレゾルシ
ノール等を代表とするアルキルレゾルシノール類、ある
いは2−シクロぺンチルレゾルシノール、2−シクロヘ
キシルレゾルシノール、2−シクロヘキシルクレゾール
等を代表とするシクロアルキルレゾルシノール類、ある
いは5−フェニルレゾルシノール、5−ナフチルレゾル
シノール等のアリールレゾルシノール類、あるいは5−
ベンジルレゾルシノール、5−フェネチルレゾルシノー
ル等のアラルキルレゾルシノール類、2−クロロレゾル
シノール、5−クロロレゾルシノール、2,5−ジクロ
ロレゾルシノール、2−ブロモレゾルシノール、5−ブ
ロモレゾルシノール、2,5−ジブロモレゾルシノー
ル、2−ヨードレゾルシノール、5−ヨードレゾルシノ
ール、2,5−ジヨードレゾルシノール等のハロゲン化
レゾルシノール類が例示される。これらは一種または二
種以上を混合して、用いることができる。
【0009】カルボニル化合物の例としては、アセトア
ルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、
ペンチルアルデヒド、フェニルアセトアルデヒド、シク
ロヘキシルアセトアルデヒド等に代表されるアルデヒド
類、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、
メチルプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、シク
ロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、シクロヘプタ
ノン、ベンジルフェニルケトン、ベンジルメチルケト
ン、メチルフェネチルケトン、アセトフェノン、アセト
ナフテノン、インダン−1−オン等のケトン類が挙げら
れる。これらは一種または二種以上を混合して、用いる
ことができる。
【0010】レゾルシノール類とカルボニル化合物との
縮合反応に用いる酸としては、塩酸、硫酸などの無機
酸、p−トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸およ
びメタンスルホン酸などの有機酸、酸性白土、活性アル
ミナ、ゼオライトなどの固体酸、酸性イオン交換樹脂な
どが挙げられる。
【0011】本発明で使用するエポキシ樹脂とは、分子
内に2個以上のエポキシ基を含む公知の化合物のことで
あり、特にその化学構造を限定するものではない。例示
すれば、ビスフェノールAのジグリシジルエーテル、テ
トラブロモビスフェノールAのジグリシジルエーテルの
ような2官能型エポキシ化合物、あるいは、トリス(4
−ヒドロキシフェニル)メタンのグリシジルエーテル、
1,1,1−トリス(4−ヒドロキシフェニル)エタン
のグリシジルエーテルのような3官能型エポキシ化合
物、あるいは、フェノールノボラックのグリシジルエー
テル、クレゾールノボラックのグリシジルエーテル、フ
ェノール類とヒドロキシアリールアルデヒド類との脱水
縮合によって得られるノボラックのグリシジルエーテ
ル、ポリ(4−ヒドロキシスチレン)のグリシジルエー
テル、フェノール変性ポリブタジエンのグリシジルエー
テル、フェノール−ジシクロペンタジエン付加物のグリ
シジルエーテル、ビスフェノールAノボラックのグリシ
ジルエーテルのような多官能型エポキシ化合物、エポキ
シ樹脂とビスフェノールA、レゾルシン、テトラブロモ
ビスフェノールAあるいはテトラクロロビスフェノール
A等のフェノール化合物を予め反応させて得られた生成
物、2種以上のエポキシ樹脂の混合物などが挙げられる
が、これらに限定されない。
【0012】さらに本発明におけるエポキシ樹脂と多価
フェノール化合物との量的割合は、エポキシ樹脂中のエ
ポキシ基のモル数と多価フェノール化合物のフェノール
性水酸基のモル数との比率が、エポキシ基1モルに対し
フェノール性水酸基が0.3〜1.5モルになるように
配合することが好ましく、さらに好ましくは0.5〜
1.2モルの範囲である。フェノール性水酸基のモル数
がこの範囲を外れると硬化不良が起こり、良好な硬化物
が得られない。
【0013】本発明における硬化促進剤とはエポキシ樹
脂と硬化剤の硬化反応を促進させる通常の化合物のこと
であり、例示すると2−エチル−4−メチルイミダゾー
ル、4−メチルイミダゾールの様なイミダゾール類、ト
リエチルアミン、ベンジルジメチルアミンの様な3級ア
ミン類、臭化テトラn−ブチルアンモニウム、臭化テト
ラn−アミルアンモニウムの様な4級アンモニウム塩
類、トリフェニルホスフィンの様なリン系化合物等が挙
げられる。またその量的割合は全樹脂中に0.05〜3
重量%になるように添加することが望ましい。
【0014】また、本発明の効果を損なわない程度に、
エポキシ樹脂以外の他の熱硬化性樹脂あるいは官能基を
有する熱可塑性樹脂等を併用することも可能である。具
体的には、シアネート樹脂、マレイミド樹脂、グリシジ
ル修飾ポリブタジエン、無水マレイン酸修飾ポリエチレ
ン等である。本発明では、目的に応じて組成物中に難燃
剤、表面処理剤等の公知の添加剤を加えても良い。難燃
剤としては三酸化アンチモン、水酸化アルミ、赤リン等
を、表面処理剤としてはシランカップリング剤を挙げる
ことができる。
【0015】本発明の銅張り積層板樹脂組成物の作成は
公知の方法に従って行うことができる。即ち、上記エポ
キシ樹脂組成物を有機溶剤に溶解した樹脂ワニスを基材
に含浸させ、熱処理してプリプレグとした後にプリプレ
グと銅箔とを積層加熱成形して銅張り積層板とする方法
である。使用される有機溶剤はアセトン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、エチレングリコール
モノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチル
エーテル、トルエン、キシレン、N,N-ジメチルホルムア
ミド、ジオキサン、テトラヒドロフラン等の中から単独
あるいは二種以上の混合溶媒として選択される。樹脂ワ
ニスを含浸させる基材はガラス繊維、ポリエステル繊
維、ポリアミド繊維等の無機繊維、有機繊維からなる織
布、不織布、マットまたは紙等であり、これらを単独あ
るいは組み合わせて用いられる。プリプレグの熱処理条
件は使用する溶剤、添加触媒、各種添加剤の種類や使用
量に応じて適宜選択されるが、通常80℃〜220℃の
温度で3分〜30分といった条件で行われる。加熱成形
条件は150℃〜300℃の温度で10kg/cm2
100kg/cm2 の成形圧で20分〜300分の熱プ
レス成形が例示される。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこ
れに限定されるものではない。例中、エポキシ当量と
は、エポキシ基1個あたりのエポキシ樹脂の分子量で定
義され、OH当量とはOH基1個あたりのポリフェノー
ル化合物の分子量で定義される。 合成例1 本合成例は、本発明のエポキシ樹脂組成物に用いるエポ
キシ樹脂の原料である、2−t−ブチル−5−メチルフ
ェノールのノボラックのグリシジルエーテルの製法に関
するものである。2−t−ブチル−5−メチルフェノー
ル 2231.0g(13.58 OHmol)、p−
トルエンスルホン酸12.9g(0.068mol)、
イオン交換水223.2gを温度計、攪拌装置、冷却
管、滴下管を付けた5リットル4つ口丸底フラスコに仕
込み、100℃に昇温する。37%ホルマリン218.
4g(2.715mol)を2時間かけて滴下した後、
100℃で2時間保温して反応を行った。その後80℃
まで冷却し、10%NaOH水溶液27.7g(0.0
69mol)で中和した。分液後の有機層を700gの
イオン交換水で2回洗浄した。洗浄後の有機層を減圧濃
縮 (180℃/10mmHg/1時間)して樹脂状物8
57.2gを得た。得られた樹脂状物のOH当量は17
6.0g/eqであった。
【0017】上記のようにして得られた反応生成物24
6.4g(1.4 OHmol)、エピクロロヒドリン
906.5g(9.8mol)、ジメチルスルホキシ
ド453.3g、イオン交換水 14.0gを、温度
計、攪拌装置、分離管付き冷却管を付けた2リットル4
つ口丸底フラスコに仕込み、49℃ 42torrの条
件下で48.6%苛性ソーダ水溶液 108.31g
(1.316mol)を5時間かけて滴下する。この
間、温度は49℃に保ちながら、共沸するエピクロロヒ
ドリンと水を冷却液化し、有機層を反応系内に戻しなが
ら反応させた。反応終了後は、未反応のエピクロロヒド
リンを減圧濃縮により除去し、副生塩とジメチルスルホ
キシドを含むエポキシ化物をメチルイソブチルケトンに
溶解させ、副生塩とジメチルスルホキシドを温水洗浄に
より除去した。減圧下で溶媒を除くことによりにより、
エポキシ樹脂304.9gを得た。このようにして得ら
れたエポキシ樹脂のエポキシ当量は256g/eqであ
った。赤外吸収スペクトル測定の結果、フェノール性O
Hの吸収3200−3600cm-1は消失し、エポキシ
ドの吸収1240、910cm-1の吸収を有することが
確認された。
【0018】合成例2 本合成例は、合成例1で得られたエポキシ樹脂とテトラ
ブロモビスフェノールAのジグリシジルエーテル、およ
びテトラブロモビスフェノールAとの付加反応により、
末端エポキシ樹脂を得る方法に関するものである。合成
例1で得られたエポキシ樹脂 62.0g 、テトラブロモビ
スフェノールAのジグリシジルエーテル(住友化学工業
(株)製、商品名スミエポキシESB−400、エポキ
シ当量403g/eq)25.3g、テトラブロモビス
フェノールA 12.7gを、温度計、冷却管および攪拌
装置を付けた300ml4つ口丸底フラスコに仕込み、
110℃で加熱溶融させた。その後、トリフェニルホス
フィン40mg (対樹脂 4×10-4wt%)をメチルエチ
ルケトン2.25gに溶解した液を加え、110℃で4
時間保持しエポキシ基とフェノール性水酸基の付加反応
を行った。反応後、系内を90℃まで冷却しメチルエチ
ルケトン22.75gを滴下しながら加えて樹脂固形分
80.62wt%の樹脂溶液123.9gを得た。得られ
た樹脂付加物のエポキシ当量は、399.0g/eq.
であった。
【0019】合成例3 本合成例は、本発明の一般式(1)において、nが1で
あり、Pが水素原子であり、R1、R2、R5がメチル基
であり、R3、R4が水素原子である、2,4,4−トリ
メチル−2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−7−
ヒドロキシクロマン(CAS No.26505−28
−2)の製法に関するものである。レゾルシノール10
0.0g(0.91mol)、p−トルエンスルホン酸
0.69g(0.0036mol)、メタノール33.
0g、アセトン17.6g(0.30mol)を温度
計、攪拌装置、冷却管、滴下漏斗を付けた0.5リット
ル4つ口丸底フラスコに仕込み、65℃に昇温した。9
時間65℃に保持した後、イオン交換水72.5gを仕
込み、40℃で3時間保持した後、析出した結晶を濾
過、洗浄した。得られた粗結晶は、メタノールに溶解し
た後イオン交換水を滴下して再結晶を行った。濾過、乾
燥後の得量は26.5gであった。
【0020】合成例4 本合成例は、一般式(1)において、nが1であり、P
が水素原子であり、R 1とR2、R4とR5がそれぞれテト
ラメチレン鎖で6員環を形成しており、R3が水素原子
である、4−[1’,2’,3’,4’,4’a,9’
a−ヘキサヒドロ−6’−ヒドロキシスピロ(シクロヘ
キサン−1,9’−キサンテン)−4’a−イル]レゾ
ルシノール(CAS No.138446−23−8)
の製法に関するものである。レゾルシノール88.0g
(0.80mol)、p−トルエンスルホン酸7.35
g(0.039mol)、メタノール120.0g、シ
クロヘキサノン49.5g(0.50mol)を温度
計、攪拌装置、冷却管、滴下漏斗を付けた0.5リット
ル4つ口丸底フラスコに仕込み、60℃に昇温した。2
0時間60℃に保持した後、イオン交換水79.0gを
仕込み、40℃で3時間保持した後、析出した結晶を濾
過、洗浄した。得られた粗結晶は、メタノールに溶解し
た後イオン交換水を滴下して再結晶を行った。濾過、乾
燥後の得量は33.9gであった。
【0021】合成例5 本合成例は、レゾルシノールとシクロヘキサノンの重縮
合によって得られる多価フェノール化合物の製法に関す
るものである。レゾルシノール22.0g(0.20m
ol)、p−トルエンスルホン酸15.22g(0.0
8mol)、トルエン40.0g、シクロヘキサノン1
9.63g(0.40mol)を温度計、攪拌装置、冷
却管、滴下漏斗を付けた0.5リットル4つ口丸底フラ
スコに仕込み、60℃に昇温した。10時間60℃に保
持した後、水酸化ナトリウム水溶液で中和し、メチルイ
ソブチルケトン80.0gを仕込み、イオン交換水2
0.0gで3回洗浄した。油層を減圧濃縮し、粉末状の
樹脂51.2gを得た。
【0022】実施例1〜12 エポキシ樹脂としてビスフェノールAのジグリシジルエ
ーテル(住友化学工業(株)製、商品名 スミエポキシ
ELA−128、エポキシ当量 186g/eq)、
合成例1、2で得られたエポキシ樹脂を用い、これらと
合成例3、4、5で得られた多価フェノール化合物、お
よびテトラブロモビスフェノールAのジグリシジルエー
テル(住友化学工業(株)製、商品名スミエポキシ E
SB−400T、エポキシ当量 403g/eq)、硬
化促進剤の2−エチル−4−メチルイミダゾール(四国
化成工業(株)商品名 キュアゾール2E4MZ)とを
表1に示す割合(重量比)で配合し溶剤に溶解して均一
な樹脂ワニスとした。樹脂ワニスから溶媒を加熱留去し
て得られる樹脂混合物をプレス成形して厚さが一定の樹
脂硬化板を得た。
【0023】また、該ワニスをガラスクロス(商品名
KS−1600S962LP、鐘紡(株)製)に含浸
し、150℃の熱風乾燥器で5〜10分処理してプリプ
レグを得た。プリプレグ5枚と銅箔(TTAI処理 3
5μ厚、古河サーキットホイル(株)製)を重ね合わ
せ、170℃×50kg/cm2 ×120分熱プレス成
形して1mm厚の銅張り積層板を得た。樹脂硬化板およ
び積層板のガラス転移温度(Tg)は島津製作所製熱分析
装置DT−30を用いて熱膨張曲線の変曲点から求め
た。積層板の銅箔引き剥し強さ、煮沸吸水率、半田耐熱
性はJIS−C−6481に準じて測定した。測定結果
を表1〜4に示す。
【0024】比較例1〜4 エポキシ樹脂としてビスフェノールAのジグリシジルエ
ーテル(住友化学工業(株)製、商品名 スミエポキシ
ELA−128)、あるいはビスフェノールAのジグリ
シジルエーテルとテトラブロモビスフェノールAとを付
加反応させて得られる末端エポキシ樹脂(住友化学工業
(株)製、商品名 スミエポキシ ESB−500)お
よびクレゾールノボラック型エポキシ樹脂(住友化学工
業(株)製、商品名 スミエポキシ ESCN−22
0)を、硬化剤としてフェノールノボラック樹脂(荒川
化学工業(株)製、商品名 タマノル758)あるいは
ジシアンジアミド、硬化促進剤に2−エチル−4−メチ
ルイミダゾール(商品名 キュアゾール2E4MZ)を
用い、表1に示す割合で配合し溶剤に溶解して均一な樹
脂ワニスとした。該ワニスを用いて実施例と同様の方法
で樹脂硬化板および銅張り積層板を作成し、その物性を
実施例と同様に測定した。測定結果を表1〜4に示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】
【発明の効果】本発明のエポキシ樹脂組成物は、従来の
ものに比べ硬化性が良好で、ガラス転移点の高い硬化物
を与える。これらの組成物は、特に電気、電子材料、例
えば多層プリント配線板用樹脂等に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 8/22 NBV (72)発明者 柴田 充弘 茨城県つくば市北原6 住友化学工業株式 会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エポキシ樹脂と、レゾルシノール類とカル
    ボニル化合物の重縮合によって得られる多価フェノール
    化合物と、硬化促進剤を必須成分とするエポキシ樹脂組
    成物。
  2. 【請求項2】レゾルシノール類とカルボニル化合物の重
    縮合によって得られる多価フェノール化合物が、一般式
    (1) 【化1】 (式中、nは、平均繰り返し数であり、1以上20以下
    である。Pは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原
    子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数5〜10のシ
    クロアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、あるい
    は炭素数7〜20のアラルキル基を表す。iは、0以上
    2以下の整数値を表す。R1、R2、R3、R4、R5は、
    それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜10のアルキル
    基、炭素数5〜10のシクロアルキル基、炭素数6〜2
    0のアリール基、あるいは炭素数7〜20のアラルキル
    基を表すが、R1とR2、およびR4とR5は、それぞれ独
    立に、環を形成していてもよい。)および/あるいは、 【化2】 (式中、n、P、i、R1、R2、R3、R4、R5は、前
    記一般式(1)と同様に定義される。)で表される化合
    物である、請求項1記載のエポキシ樹脂組成物。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のエポキシ樹脂組成
    物を有機溶剤に溶解せしめ基材に含浸して得られるプリ
    プレグと銅箔とを加熱成形してなる銅張り積層板。
JP31518994A 1994-12-19 1994-12-19 エポキシ樹脂組成物および銅張り積層板 Pending JPH08169937A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31518994A JPH08169937A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 エポキシ樹脂組成物および銅張り積層板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31518994A JPH08169937A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 エポキシ樹脂組成物および銅張り積層板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08169937A true JPH08169937A (ja) 1996-07-02

Family

ID=18062494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31518994A Pending JPH08169937A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 エポキシ樹脂組成物および銅張り積層板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08169937A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0811619A1 (en) * 1996-06-06 1997-12-10 Sumitomo Chemical Company, Limited Novel ester compound and thermosetting resin composition using the same
JP2009149544A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Taoka Chem Co Ltd 4−[1’,2’,3’,4’,4’a,9’a−ヘキサヒドロ−6’−ヒドロキシスピロ(シクロヘキサン−1,9’−キサンテン)−4’a−イル]レゾルシノールの製造方法
WO2010137720A1 (ja) * 2009-05-28 2010-12-02 住友化学株式会社 レゾルシンとアセトンとの縮合物
JP2013181166A (ja) * 2012-03-05 2013-09-12 Showa Denko Kk フェノール樹脂および熱硬化性樹脂組成物
WO2015076229A1 (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 日本化薬株式会社 フェノール樹脂、エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物およびそれらの硬化物
JP2016196592A (ja) * 2015-04-06 2016-11-24 アイカSdkフェノール株式会社 エポキシ樹脂およびそれを含む熱硬化性樹脂組成物

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0811619A1 (en) * 1996-06-06 1997-12-10 Sumitomo Chemical Company, Limited Novel ester compound and thermosetting resin composition using the same
US6270899B1 (en) * 1996-06-06 2001-08-07 Sumitomo Chemical Company, Limited Ester compound and thermosetting resin composition using the same
JP2009149544A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Taoka Chem Co Ltd 4−[1’,2’,3’,4’,4’a,9’a−ヘキサヒドロ−6’−ヒドロキシスピロ(シクロヘキサン−1,9’−キサンテン)−4’a−イル]レゾルシノールの製造方法
WO2010137720A1 (ja) * 2009-05-28 2010-12-02 住友化学株式会社 レゾルシンとアセトンとの縮合物
JP2013181166A (ja) * 2012-03-05 2013-09-12 Showa Denko Kk フェノール樹脂および熱硬化性樹脂組成物
WO2015076229A1 (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 日本化薬株式会社 フェノール樹脂、エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物およびそれらの硬化物
JPWO2015076229A1 (ja) * 2013-11-19 2017-03-16 日本化薬株式会社 フェノール樹脂、エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物およびそれらの硬化物
JP2016196592A (ja) * 2015-04-06 2016-11-24 アイカSdkフェノール株式会社 エポキシ樹脂およびそれを含む熱硬化性樹脂組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0699670B1 (en) Aryl ester compound, its production process, epoxy resin composition using said compound, and copper-clad laminate using the epoxy resin composition
US4529790A (en) Epoxy resin composition
WO2007099670A1 (ja) フェノール樹脂の製造方法、およびエポキシ樹脂の製造方法
JP2000336248A (ja) エポキシ樹脂組成物および電気積層板
JP3230025B2 (ja) エピスルフィド化合物、それを含む熱硬化性樹脂組成物
JPH08169937A (ja) エポキシ樹脂組成物および銅張り積層板
JPH0834832A (ja) 熱硬化性樹脂組成物および銅張り積層板
JP3944765B2 (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物
JP3074013B2 (ja) エポキシ樹脂組成物及びその硬化物
JPH06246871A (ja) エポキシ樹脂銅張り積層板
JP6403003B2 (ja) シアン酸エステル化合物、シアン酸エステル樹脂、硬化性組成物、その硬化物、ビルドアップフィルム、半導体封止材料、プリプレグ、回路基板、及びシアン酸エステル樹脂の製造方法
EP0612782B1 (en) Cyanate resin composition and copper-clad laminate using the composition
US5560968A (en) Semiconductor device encapsulated with an epoxy resin and a process for encapsulation
JPH10130189A (ja) 多価フェノール化合物、およびそれを用いた樹脂組成物
JP3178058B2 (ja) エポキシ化合物およびその組成物
JP3931616B2 (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物、芳香族ポリオール化合物及びその硬化物。
JP3374317B2 (ja) エポキシ樹脂組成物および銅張り積層板
JPH1112267A (ja) 多価フェノール化合物の製造法、エポキシ樹脂組成物、ならびに該組成物を用いた製品
JP4678453B2 (ja) 多価ヒドロキシ化合物とその製造方法、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物
JP2004244526A (ja) 新規フェノール樹脂、エポキシ樹脂用硬化剤、及びエポキシ樹脂組成物
JPH08269039A (ja) 新規なアリールエステル化合物とその製法、およびそれを用いたエポキシ樹脂組成物
JPH06100660A (ja) エポキシ樹脂組成物および銅張り積層板
JPH05125149A (ja) 積層板用エポキシ樹脂組成物
JPH08169936A (ja) エポキシ樹脂組成物および銅張り積層板
JPH0820710A (ja) エポキシ樹脂組成物および銅張り積層板