[go: up one dir, main page]

JPH08164277A - 人力走行式ブランコ装置の自動制動装置 - Google Patents

人力走行式ブランコ装置の自動制動装置

Info

Publication number
JPH08164277A
JPH08164277A JP33250594A JP33250594A JPH08164277A JP H08164277 A JPH08164277 A JP H08164277A JP 33250594 A JP33250594 A JP 33250594A JP 33250594 A JP33250594 A JP 33250594A JP H08164277 A JPH08164277 A JP H08164277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable carriage
brake
swing
rail
brake shoe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33250594A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Hosho
博文 宝諸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP33250594A priority Critical patent/JPH08164277A/ja
Publication of JPH08164277A publication Critical patent/JPH08164277A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲーム,競技,スポーツ,気分転換用等とし
てスピード,スリル,昂奮及び快楽を大きく楽しむとと
もに、走行開始時及び又は走行中の事故の発生を防止す
るための人力走行式ブランコ装置の自動制動装置を提供
する。 【構成】 可動台車2に付設されその遊動車輪5の回転
により駆動されて回転する遠心ブレーキ又は渦電流ブレ
ーキ20を備え、オーバースピードになったとき、同遠心
ブレーキ又は渦電流ブレーキ20が自動的に作動して同台
車の走行を停止すること。また、走行開始に際して、ブ
ランコの傍にいる者が吊り棒や足掛け材上の使用者の身
体を押したり引いたりしても、事故発生の防止上、可動
台車を不動に保つようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人力走行式ブランコ装
置の自動制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】公園,遊園地などに従来から広く設置さ
れているブランコ装置は、ブランコ本体が前後方向に振
子的に揺動するだけのものであるから、動作が単純であ
って、ブランコに乗る者は短時間で飽きてしまう。そこ
で、この点を改善して、図4(A)正面図及び同図
(B)側面図に示すように、ブランコ本体を揺動させた
ときの慣性力を利用してブランコ本体をその上方に架設
されたレールに沿って一方向に移動させるようにした移
動式ブランコが、実開平6−39079号(実願平4−
77090号)として提案されている。この移動式ブラ
ンコにおいては、同図に示すように、1は左右1対の平
行レールであって、直線部分及び曲線部分からなり全体
として同一水平面上で閉曲線を形成しているが、3次元
的な閉曲線レールとしてもよい。2は平行レールに沿っ
て走行可能に支持された駆動力なしの遊動車輪付き可動
台車であり、可動台車2は正面図的に角型U字状をなす
フレーム3の左右1対の対向的立上がり部の内側に同軸
的に突設された車軸4,4に、図5断面図に示すよう
に、それぞれボールベアリングを介して装着された遊動
車輪5を有するとともに同フレームの両側下端にはそれ
ぞれ吊り棒の上端を枢支するクレビス6(図4)が突設
されている。7は上端がそれぞれ横ピンを介してクレビ
ス6に枢着された等長のブランコ吊り棒で、各ブランコ
吊り棒7,7の下端間には水平の平角材からなる足掛け
材9の両端部が固着されている。10は車軸4と遊動車
輪5との間に付設された後記する一方向クラッチであ
る。この種の移動式ブランコにおいては、例えば、図7
斜視図に示すように、水平長円状の1対の平行レール1
を複数の支持柱を介して適宜高さに架設し、この平行レ
ール1に図4(B)に示すように、使用者は足掛け材9
に立つか又はこれに座る形で乗り、上半身,下半身を周
期的に要領よく屈伸して慣用のブランコと同一要領で矢
印に示すように、吊り棒及び足掛け材を振子のように前
後方向に揺動させるのである。そうすると、足掛け材の
前進ストロークの後半では使用者及びブランコ本体が有
する全エネルギーが速度エネルギーとなり、これにより
可動台車は前方へ移動するが、後退ストロークのときは
一方向クラッチの作用により、可動台車3は移動せず、
次の前進ストロークで使用者及びブランコ本体は移動台
車とも再び前進する作用を繰り返す。その結果、1サイ
クルの揺動のうち前進ストロークの後半部の都度、可動
台車は間欠的に付勢され間欠的に前進することになるの
である。この一方向性クラッチ10は、図6に示すよう
に、車軸4に嵌着された内筒11と、内筒11に外挿さ
れ一方向にのみ回転可能な外筒12を有しており、外筒
12は遊動車輪5の中心孔に固定されている。外筒12
は内筒11に対して順方向(図4(B)矢印に示す反時
計方向)には回転フリーであるが、時計方向には回転不
能となっている。なお、内筒11は車軸4を介してブラ
ンコ本体3を吊持する可動台車2に固定されている。し
たがって、遊動車輪5は車軸4の周りに反時計方向にの
み回転が許容され、台車は逆行不能になっている。この
種の一方向クラッチによれば、自転車の後輪のスプロケ
ットに慣用されたフリーホイールの一方向クラッチと同
様に、遊動車輪は前進方向の回動は常に自由であるが、
その逆方向の回動は自動的にロックされ、その際、遊動
車輪は固着車輪として作用することとなるので、可動台
車はレールとの間の摩擦力の関係で逆行は不可能とな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の移動式ブラン
コは周回レール上を走行する車輪に吊持されたブランコ
であり、レール周回部の旋回半径は小さいものでは約1
m程度である。走行速度は取扱上手な人であれば、約5
m/secにも及ぶ速度がでる上、この移動式ブランコ
は監視人がいない一般公園にも設置され、不特定の人が
利用する関係上、取扱注意の銘板を掲示はするが、使用
者が乗員数や体重制限を必ずしも守ることは期待できな
いので、旋回部での遠心力や曲線入口部で急激に発生す
る回転運動により生ずるトルクは相当高いレベルになり
得る。一方、移動式ブランコは人力で効果的に揺動及び
それによる走行を継続するためには、吊り棒は慣用のブ
ランコにおけるロープやチェーンのような可撓部材では
思わしくなく、一体棒や管のような剛直材が望ましい。
それ故、もし吊り棒,足掛け材,吊り棒上端の揺動用ピ
ボット軸受が走行方向のみ可動で横方向には剛構造(ラ
ーメン構造等)にすると、高速走行の際に上記の力によ
り生ずる曲げや捻じり応力は過大となり、折損事故を起
こしかねない。しかし、これらの応力を軽減するため
に、部材を大きくすると重量増加を来たし、人力でブラ
ンコを軽快に走らせることが困難となる。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、ゲーム,競技,スポーツ,気分転換用等とし
てスピード,スリル,昂奮及び快感を大きく楽しむとと
もに、事故の発生を防止するための人力走行式ブランコ
装置の自動制動装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1の発
明では、適宜間隔で地上に立設された複数の支持柱によ
り適宜高さに架設された左右1対からなる平行レールか
らなり滑らかな閉曲線をなすループ状平行レールと、同
平行レールに沿って移動する転動自在に軸支された左右
1対の遊動輪を有する可動台車と、同可動台車の下端に
吊持され左右1対の等長の長尺鉛直吊り棒及びその下端
間を連結する足掛け材により形成され同可動台車の走行
方向及びこれに直角の横方向に揺動自在に懸吊された竪
長長方形のブランコ本体と、上記可動台車の左右端に左
右端がそれぞれ固着された横軸と同横軸に外挿された上
記各遊動輪の中心孔との間に付設され上記可動台車の前
進時にのみ同遊動輪の自由な回動を許容するが前進時以
外はその回動を規制する一方向クラッチとを備えてなる
人力走行式ブランコ装置において、その可動台車に付設
されその遊動輪の回転により駆動されて回転する遠心ブ
レーキ又は渦電流ブレーキを備え、同遠心ブレーキ又は
渦電流ブレーキの回転数が設定値以上になったとき同遠
心ブレーキ又は渦電流ブレーキが自動的に作動すること
により、同遊動輪の回転を停止することを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、適宜間隔で地上に立設
された複数の支持柱により適宜高さに架設された左右1
対からなる平行レールからなり滑らかな閉曲線をなすル
ープ状平行レールと、同平行レールに沿って移動する転
動自在に軸支された左右1対の遊動輪を有する可動台車
と、同可動台車の下端に吊持され左右1対の等長の長尺
鉛直吊り棒及びその下端間を連結する足掛け材により形
成され同可動台車の走行方向及びこれに直角の横方向に
揺動自在に懸吊された竪長長方形のブランコ本体と、上
記可動台車の左右端に左右端がそれぞれ固着された横軸
と同横軸に外挿された上記各遊動輪の中心孔との間に付
設され上記可動台車の前進時にのみ同遊動輪の自由な回
動を許容するが前進時以外はその回動を規制する一方向
クラッチとを備えてなる人力走行式ブランコ装置におい
て、その可動台車の吊り棒の上端の上方であってレール
の直上位置に横方向支点ピンにより後端が枢支され同レ
ールに沿ってほぼ平行的に前方へ延びるとともに央部下
面に下端が同レールの上面に当接するブレーキシューを
突設してなるブレーキシューレバーと、上端が上記ブレ
ーキシューレバーの支点ピンとブレーキシューとの中間
位置に枢着されるとともに、下端が同吊り棒の上端から
若干下方の位置に横ピンを介して枢着された急速伸長〜
緩速縮長型のほぼ鉛直方向の第1のダッシュポットと、
同可動台車の前部に下端部が取付けられ、上端が同ブレ
ーキシューレバーの前端部下面に当接する急速上昇〜緩
速下降型の第2のダッシュポットと、同可動台車前端部
に付設され上記ブレーキシューレバーの前端を常時下方
へ付勢するスプリングとを具え、同吊り棒の大振幅の揺
動の際は上記ブレーキシューは制動作用を行わず、同吊
り棒の小振幅の傾斜の際のみ同ブレーキシューが制動作
用を行うことを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1の制動装置と
請求項2の制動装置を同一の可動台車に併設したことを
特徴とする。
【0008】
【作用】本発明においては、使用者による人力走行式ブ
ランコ装置の本来の正規な操作の際の過速度を防止する
ための制動装置と、取扱者による変則的な取扱の際に生
ずるブランコ装置の運動を制動するための自動制動装置
に大別できる。まず、前者では、図1の第1実施例に示
すように、制動装置として遊動車輪の回転により駆動さ
れる遠心ブレーキ又は渦電流ブレーキを利用し、これを
可動台車に付設して遊動車輪からベルト,ロープ,チェ
ーン,歯車等で連動してその回転数が設定回転数を超え
たときに、自動的にブレーキとして作動させることによ
り、同遊動車輪の回転を停止させるのである。このよう
な第1実施例によれば、遠心ブレーキであっても、渦電
流ブレーキであっても、回転速度が上昇するとともに制
動力が増加するので安全装置として最も好ましい。次
に、後者では正規の操作以外の操作としては、例えば傍
にいた人が、好奇心,気まぐれ等により不意に人力走行
式ブランコの吊り棒,足掛け材を又は足掛け材に乗った
人を押す又は引く等の変則的な操作を行い、これにより
ブランコは突然揺動〜移動するから危険である。そこ
で、吊り棒が一方向に傾斜したとしても、吊り棒は揺動
しないようにする。この場合、第2実施例ではこの状態
a(図2)では第1,第2の両ダッシュポットはともに
短縮し、ブレーキシューはレールを押し付けた制動状態
を維持する。しかし、正規のブランコの操作で吊り棒が
揺動する場合、吊り棒が急速にa位置に来ると、第1の
ダッシュポットは急速には縮まないのでブレーキシュー
を押し上げる。そのとき、第2のダッシュポットは解放
され急速に伸びブレーキシューレバーの上動に追随して
そのロッドが上昇する。その結果、ブレーキはレリース
されて走行台車は走行可能の状態となるのである。本発
明制動装置ではブランコ上での使用者自身による高速走
行時には、オーバースピードを検出して可動台車を停止
させる制動装置の特性として走行速度の上昇とともに制
動力が増加する制動装置が最も好ましく、また、地上で
ブランコに触ってこれを動かしてみたいブランコの取扱
者に対しては、吊り棒を押し又は引いても事故防止上、
台車が移動しないように自動的にロックすることができ
る。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
図1はその本来の正規な操作による走行中のオーバース
ピードによる事故を防止するために好適な第1実施例を
示す側面図、図2は不用意な取扱者により生ずるブラン
コ装置の変則的な運動による危険の発生を防止するため
に好適な第2実施例を示す側面図、図3は図2の人力走
行式ブランコにおける可動台車の速度分布を示す線図で
ある。
【0010】まず、図1に示す第1実施例において、図
4〜図5と同一の符号はそれぞれ同図と同一の部材を示
し、20は可動台車2のフレーム3に軸支された遊動車
輪5に軸方向が平行的にフレーム3に搭載された遠心ブ
レーキ又は渦電流ブレーキである。
【0011】このような構造において、遠心ブレーキ又
は渦電流ブレーキ20は、遊動車輪5にベルト,チェー
ン,歯ギヤ等の連動部材を介して回転駆動されるように
なっている。いま、遊動車輪5の回転数が上昇してその
設定回転数を超すに至ると、図示省略の回転数センサー
の作用により遠心ブレーキ又は渦電流ブレーキ20は自
動的に作動して遊動車輪5の回転を停止する。したがっ
て、可動台車の走行は停止されることとなり、これによ
り可動台車のオーバースピードによる事故の発生を未然
に防ぐことができる。このような第1実施例において
は、遊動車輪の回転数が上昇するとともに、そのブレー
キの制動力が増加する構造であるから、オーバースピー
ド防止手段としては、最も好適な安全装置であるといえ
る。
【0012】次に、図2に示す第2実施例において、図
1と同一の符号はそれぞれ同図と同一の部材を示し、3
0はブレーキシューレバーであり、その後端はフレーム
3の央部であってフレーム3を前後方向に貫通するレー
ル1の直上位置に横方向支点ピン31を介してフレーム
3に枢支され、レール1に平行的に前端がフレーム3の
ほぼ前端近くまで延び、央部下面に下端がレール1の上
面に当接するブレーキシュー32が突設されている。3
3は急速伸長〜緩速縮長型の第1のダッシュポットであ
り、第1のダッシュポット33の上端はブレーキシュー
レバー30の支点ピン31とブレーキシュー32との中
間位置に横ピン34を介してフレーム3の側板に枢支さ
れ、その下端は吊り棒7の上端から若干下方の位置に前
方へ突設されたアイプレート35に横ピン36に枢着さ
れている。37はフレーム3の側板内面に固着された急
速上昇緩速〜下降型の第2のダッシュポットで、その上
端はブレーキシューレバー30の前端の下面に当接して
いる。38は上端がフレームの側板の上端内面に固定さ
れたスプリングで、その下端でブレーキシューレバー3
0の前端部39を下方へ付勢している。
【0013】ところで、この種の人力走行式ブランコに
おいては、使用者がブランコを揺動して前進する速度は
ブレーキが無く無風状態であれば、図3に示すように、
吊り棒の1揺れのたびに間欠的に走行し、そのピーク速
度は乗る人の技量により上手な人では5.5m/s程
度,下手な人や軽量な人手は1m/s以下というように
大きなバラつきがある。これに対し、地上の人が数人か
かって押し引きするときは、容易に5m/sていどには
なり得るし、20m/sの追風があると8m/s以上に
達する。ただし、これら外部力の場合はブランコは揺動
せず、その吊り棒はほぼ一定の角度を保って傾斜した姿
勢で走行する。
【0014】ここで、図2の構造によるブレーキはこの
吊り棒が往復揺動しながら間欠走行しているときはブレ
ーキシュー32がレール1に当接する時間が無く、した
がってブレーキが作用しないのに対し、吊り棒が往復運
動しない外部力に基づく傾斜姿勢での走行時は、ブレー
キシュー32がレールを圧接してブレーキが作用する構
造を採っている。そのために、本実施例の構造では、ブ
レーキシュー32はブレーキシューレバー30に突設し
てレール1に当接分離可能となし、第2のダッシュポッ
ト37でブレーキシュー32の降下速度を減少させ、吊
り棒の1往復約1.7秒間程度では降下しきらぬように
する。第1のダッシュポット33は、吊り棒の揺動運動
があるときは1往復ごとにブレーキシュを上方へ突き上
げてレール1に当接することを防止する。吊り棒7が外
部力で位置aに停止しているときは第1のダッシュポッ
トは短縮して、ブレーキシュー32はレールに当接し制
動作用を行う。
【0015】いま、同図において、吊り棒を実線矢印に
示すように、小速度で位置bから位置aへ移動する異常
操作とは地上の人がブランコの吊り棒,足掛け材又は乗
った人を押す又は引く操作であり、この場合ブランコつ
まり吊り棒は一方向に傾斜したまま停止し揺動しない。
この状態aでは第1,第2の両ダッシュポット33,3
7とも縮長し、ブレーキシュー32はレール1を押し付
け制動状態を維持する。しかし、正常な取扱いでブラン
コが揺動する場合、吊り棒が急速に位置aに来ると、第
1のダッシュポット33は急速には縮まないので、ブレ
ーキシュー32を押し上げる。その結果、第2のダッシ
ュポット37は解放され急速に伸びブレーキシューレバ
ー30に追随してそのロッドが上昇する。次に、ブラン
コ吊り棒が位置b〜c位置へ後退するときは、第1のダ
ッシュポット33は急速に伸び、第2のダッシュポット
37は急には縮まないので、ブレーキシューレバー30
は上昇位置に残留し、ゆっくり降下しようとする。この
速度を適正に設定することにより、正常操作では制動せ
ず異常取扱い時にのみ制動力を発揮することができる。
要するに、このような制動装置によれば、吊り棒の小速
度での揺動のときは、台車をレールに拘束するが、大速
度での揺動のときは台車をブレーキで拘束することはな
いのである。第1実施例においても、第2実施例におい
ても、台車の制動のためにはシューをレールに押し付け
る代わりに、これを遊動車輪又は車軸に押し付けてもよ
いことはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】要するに請求項1の発明によれば、適宜
間隔で地上に立設された複数の支持柱により適宜高さに
架設された左右1対からなる平行レールからなり滑らか
な閉曲線をなすループ状平行レールと、同平行レールに
沿って移動する転動自在に軸支された左右1対の遊動輪
を有する可動台車と、同可動台車の下端に吊持され左右
1対の等長の長尺鉛直吊り棒及びその下端間を連結する
足掛け材により形成され同可動台車の走行方向及びこれ
に直角の横方向に揺動自在に懸吊された竪長長方形のブ
ランコ本体と、上記可動台車の左右端に左右端がそれぞ
れ固着された横軸と同横軸に外挿された上記各遊動輪の
中心孔との間に付設され上記可動台車の前進時にのみ同
遊動輪の自由な回動を許容するが前進時以外はその回動
を規制する一方向クラッチとを備えてなる人力走行式ブ
ランコ装置において、その可動台車に付設されその遊動
輪の回転により駆動されて回転する遠心ブレーキ又は渦
電流ブレーキを備え、同遠心ブレーキ又は渦電流ブレー
キの回転数が設定値以上になったとき同遠心ブレーキ又
は渦電流ブレーキが自動的に作動することにより、同遊
動輪の回転を停止することにより、レールに沿って走行
中の人力走行式ブランコがオーバースピードになると、
自動的にその可動台車の走行を停止し、オーバースピー
ドによる事故の発生を未然に防ぐ人力走行式ブランコ装
置の自動制動装置を得るから、本発明は産業上極めて有
益なものである。
【0017】また、請求項2の発明によれば、適宜間隔
で地上に立設された複数の支持柱により適宜高さに架設
された左右1対からなる平行レールからなり滑らかな閉
曲線をなすループ状平行レールと、同平行レールに沿っ
て移動する転動自在に軸支された左右1対の遊動輪を有
する可動台車と、同可動台車の下端に吊持され左右1対
の等長の長尺鉛直吊り棒及びその下端間を連結する足掛
け材により形成され同可動台車の走行方向及びこれに直
角の横方向に揺動自在に懸吊された竪長長方形のブラン
コ本体と、上記可動台車の左右端に左右端がそれぞれ固
着された横軸と同横軸に外挿された上記各遊動輪の中心
孔との間に付設され上記可動台車の前進時にのみ同遊動
輪の自由な回動を許容するが前進時以外はその回動を規
制する一方向クラッチとを備えてなる人力走行式ブラン
コ装置において、その可動台車の吊り棒の上端の上方で
あってレールの直上位置に横方向支点ピンにより後端が
枢支され同レールに沿ってほぼ平行的に前方へ延びると
ともに央部下面に下端が同レールの上面に当接するブレ
ーキシューを突設してなるブレーキシューレバーと、上
端が上記ブレーキシューレバーの支点ピンとブレーキシ
ューとの中間位置に枢着されるとともに、下端が同吊り
棒の上端から若干下方の位置に横ピンを介して枢着され
た急速伸長〜緩速縮長型のほぼ鉛直方向の第1のダッシ
ュポットと、同可動台車の前部に下端部が取付けられ、
上端が同ブレーキシューレバーの前端部下面に当接する
急速上昇〜緩速下降型の第2のダッシュポットと、同可
動台車前端部に付設され上記ブレーキシューレバーの前
端を常時下方へ付勢するスプリングとを具え、同吊り棒
の大振幅の揺動の際は上記ブレーキシューは制動作用を
行わず、同吊り棒の小振幅の傾斜の際のみ同ブレーキシ
ューが制動作用を行うことにより、人力走行式ブランコ
の走行開始の際に、傍にいる人が不意に吊り棒,足掛け
材をもしくは足掛け材上の使用者を前方へ押したり又は
後方へ引いたりしたときに、吊り棒は一方向に傾斜する
が、可動台車は自動的に制動され移動することなく不動
の位置に保持されて、不意の台車の移動により生ずる事
故の発生を未然に防ぐ人力走行式ブランコ装置の自動制
動装置を得るから、本発明は産業上極めて有益なもので
ある。
【0018】請求項3の発明によれば、請求項1の制動
装置と請求項2の制動装置を同一の可動台車に併設した
ことにより、可動台車の走行中に生ずるオーバースピー
ドによる事故を防止するとともに、走行開始の際に地上
でブランコの傍にいる者が吊り棒や足掛け上の使用者の
身体を押したり引いたりすることに対して安全上可動台
車を不動に保持する人力走行式ブランコ装置の自動制動
装置を得るから、本発明は産業上極めて有益なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の正規な操作による走行中
のオーバースピードを防止する構造を示す側面図であ
る。
【図2】本発明の第2実施例の不用意な取扱者による走
行開始前の暴走を防止する構造を示す側面図である。
【図3】図2の人力走行式ブランコにおける可動台車の
走行速度分布を示す線図である。
【図4】実開平6−39079号(実願平4−7709
0号)にて提案された移動式ブランコの移動台車及びブ
ランコ本体を示す正面図及び側面図である。
【図5】図4のV部である遊動車輪を示す縦断面図であ
る。
【図6】図5の一方向クラッチを示す拡大図である。
【図7】図4に示された平行レールからなる長円形架設
レールを示す全体斜視図である。
【符号の説明】
1 平行レール(レール) 2a,2b 可動台車 3 フレーム 4 車軸 5 遊動車輪 6 クレビス 7 吊り棒 8 天秤材 9 足掛け材 10 一方向性クラッチ 20 遠心ブレーキ(渦電流ブレーキ) 30 ブレーキシューレバー 31 支点ピン 32 ブレーキシュー 33 第1のダッシュポット(急速伸長〜緩速縮長型) 34 横ピン 35 アイプレート 36 横ピン 37 第2のダッシュポット(急速上昇〜緩速下降型) 38 スプリング 39 ブレーキシューレバーの前端部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜間隔で地上に立設された複数の支持
    柱により適宜高さに架設された左右1対からなる平行レ
    ールからなり滑らかな閉曲線をなすループ状平行レール
    と、同平行レールに沿って移動する転動自在に軸支され
    た左右1対の遊動輪を有する可動台車と、同可動台車の
    下端に吊持され左右1対の等長の長尺鉛直吊り棒及びそ
    の下端間を連結する足掛け材により形成され同可動台車
    の走行方向及びこれに直角の横方向に揺動自在に懸吊さ
    れた竪長長方形のブランコ本体と、上記可動台車の左右
    端に左右端がそれぞれ固着された横軸と同横軸に外挿さ
    れた上記各遊動輪の中心孔との間に付設され上記可動台
    車の前進時にのみ同遊動輪の自由な回動を許容するが前
    進時以外はその回動を規制する一方向クラッチとを備え
    てなる人力走行式ブランコ装置において、その可動台車
    に付設されその遊動輪の回転により駆動されて回転する
    遠心ブレーキ又は渦電流ブレーキを備え、同遠心ブレー
    キ又は渦電流ブレーキの回転数が設定値以上になったと
    き同遠心ブレーキ又は渦電流ブレーキが自動的に作動す
    ることにより、同遊動輪の回転を停止することを特徴と
    する人力走行式ブランコ装置の自動制動装置。
  2. 【請求項2】 適宜間隔で地上に立設された複数の支持
    柱により適宜高さに架設された左右1対からなる平行レ
    ールからなり滑らかな閉曲線をなすループ状平行レール
    と、同平行レールに沿って移動する転動自在に軸支され
    た左右1対の遊動輪を有する可動台車と、同可動台車の
    下端に吊持され左右1対の等長の長尺鉛直吊り棒及びそ
    の下端間を連結する足掛け材により形成され同可動台車
    の走行方向及びこれに直角の横方向に揺動自在に懸吊さ
    れた竪長長方形のブランコ本体と、上記可動台車の左右
    端に左右端がそれぞれ固着された横軸と同横軸に外挿さ
    れた上記各遊動輪の中心孔との間に付設され上記可動台
    車の前進時にのみ同遊動輪の自由な回動を許容するが前
    進時以外はその回動を規制する一方向クラッチとを備え
    てなる人力走行式ブランコ装置において、その可動台車
    の吊り棒の上端の上方であってレールの直上位置に横方
    向支点ピンにより後端が枢支され同レールに沿ってほぼ
    平行的に前方へ延びるとともに央部下面に下端が同レー
    ルの上面に当接するブレーキシューを突設してなるブレ
    ーキシューレバーと、上端が上記ブレーキシューレバー
    の支点ピンとブレーキシューとの中間位置に枢着される
    とともに、下端が同吊り棒の上端から若干下方の位置に
    横ピンを介して枢着された急速伸長〜緩速縮長型のほぼ
    鉛直方向の第1のダッシュポットと、同可動台車の前部
    に下端部が取付けられ、上端が同ブレーキシューレバー
    の前端部下面に当接する急速上昇〜緩速下降型の第2の
    ダッシュポットと、同可動台車前端部に付設され上記ブ
    レーキシューレバーの前端を常時下方へ付勢するスプリ
    ングとを具え、同吊り棒の大振幅の揺動の際は上記ブレ
    ーキシューは制動作用を行わず、同吊り棒の小振幅の傾
    斜の際のみ同ブレーキシューが制動作用を行うことを特
    徴とする人力走行式ブランコ装置の自動制動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の制動装置と請求項2の制動装
    置を同一の可動台車に併設したことを特徴とする人力走
    行式ブランコ装置の自動制動装置。
JP33250594A 1994-12-13 1994-12-13 人力走行式ブランコ装置の自動制動装置 Withdrawn JPH08164277A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33250594A JPH08164277A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 人力走行式ブランコ装置の自動制動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33250594A JPH08164277A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 人力走行式ブランコ装置の自動制動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08164277A true JPH08164277A (ja) 1996-06-25

Family

ID=18255687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33250594A Withdrawn JPH08164277A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 人力走行式ブランコ装置の自動制動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08164277A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020143789A (ja) * 2014-12-04 2020-09-10 エディ・カーレント・リミテッド・パートナーシップ 渦電流制動を組み込んだ伝達機構及び渦電流抗力を伝達する方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020143789A (ja) * 2014-12-04 2020-09-10 エディ・カーレント・リミテッド・パートナーシップ 渦電流制動を組み込んだ伝達機構及び渦電流抗力を伝達する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWM393460U (en) Improved kick scooter
CN1700944A (zh) 大容量娱乐车
US4724771A (en) Closed-loop amusement ride system
CA2181352C (en) Swing type amusement ride with pendulum damper
FR2939050A1 (fr) Dispositif d'assistance au saut pour realiser des figures acrobatiques et artistiques dans l'espace
CN109731346A (zh) 一种变速安全跷跷板
CN102358387A (zh) 拉、蹬和后坐力自行车
JPH08164277A (ja) 人力走行式ブランコ装置の自動制動装置
US9242696B2 (en) Scooter having a variable speed cam drive system
WO2007131427A1 (en) Manufacturing and using methods of a roller device and a walking wheeled vehicle
US5607359A (en) User propelled merry-go-round
KR100668623B1 (ko) 보행 운동 기구
CN214436457U (zh) 一种骑行玩具
JP2002178912A (ja) 吊架式自転車
US6220614B1 (en) Jumping bike
JP2003024498A (ja) 走行具
KR800000469B1 (ko) 유희용 탑승구
CN223800061U (zh) 一种滑动飞行秋千
JPH08164278A (ja) 人力走行式ブランコ装置の制動装置
KR910000125B1 (ko) 궤도주행 승물
CN221214403U (zh) 一种新型滑板车
KR102569259B1 (ko) 유원지용 자동 그네
JPH0966170A (ja) 昇降遊戯具
CN219646641U (zh) 脚踩转轮运动装置
KR200239837Y1 (ko) 핸들과 발판으로 움직이는 승마.

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020305