JPH08131568A - 墜落防止装置 - Google Patents
墜落防止装置Info
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- JPH08131568A JPH08131568A JP30324794A JP30324794A JPH08131568A JP H08131568 A JPH08131568 A JP H08131568A JP 30324794 A JP30324794 A JP 30324794A JP 30324794 A JP30324794 A JP 30324794A JP H08131568 A JPH08131568 A JP H08131568A
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 22
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
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- Emergency Lowering Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高所での作業を作業性良く、安全に行うこと
ができる墜落防止装置を提供する。 【構成】 巻取リール3のフレーム8に取り付けられた
回転体7と、回転体7に巻き取られた平ロープ4と、平
ロープ4が高速度で引き出されたとき平ロープ4の引き
出しを阻止する緊急時ロック状態を維持する緊急時ロッ
ク機構12とを備えた墜落防止装置において、緊急時ロ
ック機構12が作動しない平ロープ通常引き出し状態に
切り換える切換手段27を設けたことを特徴とする。
ができる墜落防止装置を提供する。 【構成】 巻取リール3のフレーム8に取り付けられた
回転体7と、回転体7に巻き取られた平ロープ4と、平
ロープ4が高速度で引き出されたとき平ロープ4の引き
出しを阻止する緊急時ロック状態を維持する緊急時ロッ
ク機構12とを備えた墜落防止装置において、緊急時ロ
ック機構12が作動しない平ロープ通常引き出し状態に
切り換える切換手段27を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築現場などの高所
作業現場において、作業者の墜落を防止する墜落防止装
置に関するものである。
作業現場において、作業者の墜落を防止する墜落防止装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築現場などの高所作業現場において、
作業者の墜落を防止するための墜落防止装置が使用され
ている。この装置は、巻取リールのフレームに取り付け
られた回転体と、その回転体に巻き取られた平ロープ
(命綱)とを備え、巻取リールを高所作業現場の固定物
に連結し、平ロープの先端を作業者の胴ベルトに連結
し、巻取リールおよび平ロープによって作業者の墜落を
防止するようにしたものである。また、巻取リールを作
業者の胴ベルトに連結し、平ロープの先端を高所作業現
場の固定物に連結してもよい。
作業者の墜落を防止するための墜落防止装置が使用され
ている。この装置は、巻取リールのフレームに取り付け
られた回転体と、その回転体に巻き取られた平ロープ
(命綱)とを備え、巻取リールを高所作業現場の固定物
に連結し、平ロープの先端を作業者の胴ベルトに連結
し、巻取リールおよび平ロープによって作業者の墜落を
防止するようにしたものである。また、巻取リールを作
業者の胴ベルトに連結し、平ロープの先端を高所作業現
場の固定物に連結してもよい。
【0003】さらに、最近、この種の墜落防止装置は、
緊急時ロック機構を備えていることが多い。この緊急時
ロック機構は、平ロープが高速度で引き出されたとき平
ロープの引き出しを阻止する緊急時ロック状態を維持す
るように構成され、作業者が墜落し、平ロープが高速度
で引き出されたとき平ロープの引き出しを阻止し、作業
者が長い距離落下するのを防ぎ、作業者の身体にかかる
衝撃を軽減する。
緊急時ロック機構を備えていることが多い。この緊急時
ロック機構は、平ロープが高速度で引き出されたとき平
ロープの引き出しを阻止する緊急時ロック状態を維持す
るように構成され、作業者が墜落し、平ロープが高速度
で引き出されたとき平ロープの引き出しを阻止し、作業
者が長い距離落下するのを防ぎ、作業者の身体にかかる
衝撃を軽減する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な緊急時ロック機構を備えた墜落防止装置を、足場が広
く、走り回って作業する場所で使用すると、緊急時ロッ
ク機構によって平ロープの引き出しが阻止され、作業者
の移動に支障をきたし、作業性が悪くなるとともに危険
であるという問題があった。また、固定物と作業者の間
の距離が短い場合には、平ロープが垂れ下がり、作業者
の足にからみやすく、危険であるという問題もあった。
な緊急時ロック機構を備えた墜落防止装置を、足場が広
く、走り回って作業する場所で使用すると、緊急時ロッ
ク機構によって平ロープの引き出しが阻止され、作業者
の移動に支障をきたし、作業性が悪くなるとともに危険
であるという問題があった。また、固定物と作業者の間
の距離が短い場合には、平ロープが垂れ下がり、作業者
の足にからみやすく、危険であるという問題もあった。
【0005】そこで、本発明は、かかる現況に鑑みてな
されたもので、高所での作業を作業性良くかつ安全に行
うことができる墜落防止装置を提供することを目的とす
る。
されたもので、高所での作業を作業性良くかつ安全に行
うことができる墜落防止装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の墜落防止装置は、巻取リールのフレーム
に取り付けられた回転体と、前記回転体に巻き取られた
平ロープと、前記平ロープが高速度で引き出されたとき
前記平ロープの引き出しを阻止する緊急時ロック状態を
維持する緊急時ロック機構とを備えた墜落防止装置にお
いて、前記緊急時ロック機構が作動しない平ロープ通常
引き出し状態に切り換える切換手段を設けたことを特徴
としている。
めに、本発明の墜落防止装置は、巻取リールのフレーム
に取り付けられた回転体と、前記回転体に巻き取られた
平ロープと、前記平ロープが高速度で引き出されたとき
前記平ロープの引き出しを阻止する緊急時ロック状態を
維持する緊急時ロック機構とを備えた墜落防止装置にお
いて、前記緊急時ロック機構が作動しない平ロープ通常
引き出し状態に切り換える切換手段を設けたことを特徴
としている。
【0007】また、上記の墜落防止装置に、前記平ロー
プの引き出しを常時阻止する常時ロック状態を維持する
常時ロック手段を設けてもよい。
プの引き出しを常時阻止する常時ロック状態を維持する
常時ロック手段を設けてもよい。
【0008】また、前記切換手段と前記常時ロック手段
を一体的に形成し、前記平ロープ通常引き出し状態、前
記緊急時ロック状態、前記常時ロック状態を選択的に取
り得るようにしてもよい。
を一体的に形成し、前記平ロープ通常引き出し状態、前
記緊急時ロック状態、前記常時ロック状態を選択的に取
り得るようにしてもよい。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。
細に説明する。
【0010】図1〜図6は本発明の第1の実施例を示
す。図1において、この墜落防止装置は、高所作業現場
で使用し、作業者の墜落を防止するためのもので、胴ベ
ルト1、バックル2、巻取リール3、平ロープ4、フッ
ク5、フック収納袋6を有する。
す。図1において、この墜落防止装置は、高所作業現場
で使用し、作業者の墜落を防止するためのもので、胴ベ
ルト1、バックル2、巻取リール3、平ロープ4、フッ
ク5、フック収納袋6を有する。
【0011】巻取リール3は平ロープ4を巻き取るため
のもので、図2に示すように、回転体7が巻取リール3
のフレーム8に設けられ、フレーム8内において、平ロ
ープ4はその回転体7に巻き取られる。さらに、シャフ
ト9がフレーム8および回転体7を貫通し、フレーム8
およびシャフト9によって回転体7が支持されており、
回転体7はシャフト9と一体的に回転する。また、フレ
ーム8の外側において、カバー10によってスプリング
11が被覆され、これがフレーム8に取り付けられてい
る。スプリング11は回転体7を弾性付勢するためのも
ので、らせん状をなし、その内端はシャフト9の溝9a
に差し込まれ、外端はカバー10の突起に係合されてい
る。したがって、スプリング11がシャフト9および回
転体7に作用し、回転体7がその回転方向に弾性付勢さ
れ、平ロープ4は回転体7に巻き取られた状態に保たれ
る。
のもので、図2に示すように、回転体7が巻取リール3
のフレーム8に設けられ、フレーム8内において、平ロ
ープ4はその回転体7に巻き取られる。さらに、シャフ
ト9がフレーム8および回転体7を貫通し、フレーム8
およびシャフト9によって回転体7が支持されており、
回転体7はシャフト9と一体的に回転する。また、フレ
ーム8の外側において、カバー10によってスプリング
11が被覆され、これがフレーム8に取り付けられてい
る。スプリング11は回転体7を弾性付勢するためのも
ので、らせん状をなし、その内端はシャフト9の溝9a
に差し込まれ、外端はカバー10の突起に係合されてい
る。したがって、スプリング11がシャフト9および回
転体7に作用し、回転体7がその回転方向に弾性付勢さ
れ、平ロープ4は回転体7に巻き取られた状態に保たれ
る。
【0012】さらに、巻取リール3は緊急時ロック機構
12を備えている。緊急時ロック機構12は、平ロープ
4が高速度で引き出されたとき平ロープ4の引き出しを
阻止する緊急時ロック状態を維持するためのもので、ラ
チェットホイール13、ポウル14および案内板15を
有する。
12を備えている。緊急時ロック機構12は、平ロープ
4が高速度で引き出されたとき平ロープ4の引き出しを
阻止する緊急時ロック状態を維持するためのもので、ラ
チェットホイール13、ポウル14および案内板15を
有する。
【0013】ラチェットホイール13は回転体7と同心
に配置され、回転体7と一体化されている。この実施例
では、回転体7の両側において、一対のラチェットホイ
ール13が回転体7と同心に配置され、回転体7と一体
化され、これがフレーム8内に収容されており、各ラチ
ェットホイール13間において、平ロープ4がその回転
体7に巻き取られている。ポウル14はラチェットホイ
ール13の歯16に係合し、ラチェットホイール13の
回転を阻止するためのもので、図3に示すように、幅が
縮小した両端17と先端縁に設けられた爪18を有し、
巻取リール3のフレーム8に設けられ、爪18がラチェ
ットホイール13の外周縁に対向し、両端17はフレー
ム8の切欠19に挿入されている。切欠19は扇形状の
もので、ポウル14は切欠19内で回動することができ
る。さらに、図4に示すように、スプリング20の一端
がポウル14に係合し、他端がカバー10に係合してお
り、その弾性がポウル14に作用し、ポウル14は図4
の時計回りの方向に弾性付勢され、切欠19の一端に押
し付けられている。
に配置され、回転体7と一体化されている。この実施例
では、回転体7の両側において、一対のラチェットホイ
ール13が回転体7と同心に配置され、回転体7と一体
化され、これがフレーム8内に収容されており、各ラチ
ェットホイール13間において、平ロープ4がその回転
体7に巻き取られている。ポウル14はラチェットホイ
ール13の歯16に係合し、ラチェットホイール13の
回転を阻止するためのもので、図3に示すように、幅が
縮小した両端17と先端縁に設けられた爪18を有し、
巻取リール3のフレーム8に設けられ、爪18がラチェ
ットホイール13の外周縁に対向し、両端17はフレー
ム8の切欠19に挿入されている。切欠19は扇形状の
もので、ポウル14は切欠19内で回動することができ
る。さらに、図4に示すように、スプリング20の一端
がポウル14に係合し、他端がカバー10に係合してお
り、その弾性がポウル14に作用し、ポウル14は図4
の時計回りの方向に弾性付勢され、切欠19の一端に押
し付けられている。
【0014】案内板15はポウル14を案内するための
もので、ポウル14の爪18に係合する歯26を有し、
一方のラチェットホイール13に設けられ、ラチェット
ホイール13とフレーム8の間に収容されている。さら
に、案内板15に長溝21が形成され、シャフト9にス
リーブ22が嵌め込まれ、これが案内板15の長溝21
に挿入されている。また、案内板15に長溝23が形成
され、ピン23aがその長溝23に挿入され、ラチェッ
トホイール13に固定されている。さらに、スプリング
24、25の一端が案内板15に係合し、他端がラチェ
ットホイール13に係合しており、後述するように、平
ロープ4が通常速度で引き出されるとき、スプリング2
4、25が案内板15に作用し、スリーブ22およびピ
ン23aが長溝21、23の一端に係合し、案内板15
は図4の位置に弾性支持される。これによって、ラチェ
ットホイール13が回転してもポウル14と案内板15
の歯26が係合しない。長溝21は遠心力が案内板15
に作用する方向にのび、長溝21のまわりにおいて、長
溝23は円弧状にのびる。したがって、後述するよう
に、平ロープ4が高速度で引き出されたとき、遠心力に
もとづき、案内板15がラチェットホイール13の半径
方向に移動する。
もので、ポウル14の爪18に係合する歯26を有し、
一方のラチェットホイール13に設けられ、ラチェット
ホイール13とフレーム8の間に収容されている。さら
に、案内板15に長溝21が形成され、シャフト9にス
リーブ22が嵌め込まれ、これが案内板15の長溝21
に挿入されている。また、案内板15に長溝23が形成
され、ピン23aがその長溝23に挿入され、ラチェッ
トホイール13に固定されている。さらに、スプリング
24、25の一端が案内板15に係合し、他端がラチェ
ットホイール13に係合しており、後述するように、平
ロープ4が通常速度で引き出されるとき、スプリング2
4、25が案内板15に作用し、スリーブ22およびピ
ン23aが長溝21、23の一端に係合し、案内板15
は図4の位置に弾性支持される。これによって、ラチェ
ットホイール13が回転してもポウル14と案内板15
の歯26が係合しない。長溝21は遠心力が案内板15
に作用する方向にのび、長溝21のまわりにおいて、長
溝23は円弧状にのびる。したがって、後述するよう
に、平ロープ4が高速度で引き出されたとき、遠心力に
もとづき、案内板15がラチェットホイール13の半径
方向に移動する。
【0015】さらに、この墜落防止装置は、図4に示す
ように、切換手段27を備えている。切換手段27は、
緊急時ロック機構12が作動しない平ロープ通常引き出
し状態に切り換えるためのもので、切換ハンドル28、
タイパー29を有する。切換ハンドル28はポウル14
を回動させるためのもので、ビス30によってカバー1
0の外周縁の位置に回動可能に支持され、一端がカバー
10から突出し、他端がフレーム8内に収容されてい
る。切換ハンドル28は一端に操作部28aを有し、他
端にポウル14を押圧するためのU字形状の押圧部28
bを有している。タイパー29は切換ハンドル28のス
トロークを制限するためのもので、フレーム8内に収容
され、一端がフレーム8に固定され、他端が切換ハンド
ル28のU字形状の押圧部28bの溝に収容されてい
る。したがって、切換ハンドル28を時計まわりの方向
に回動すると、切換ハンドル28の押圧部28bの溝の
内面がタイパー29に接触し、図5に示すように、切換
ハンドル28の回動が制限される。また、切換手段27
は係止手段(図示せず)を有する。係止手段は、切換ハ
ンドル28を図5の位置に係止するためのもので、公知
の構成のものが採用されており、説明は省略する。切換
ハンドル28が図4の位置にあるときには、ポウル14
はスプリング20によってフレーム8の切欠19の一端
に押し付けられている。この状態では、案内板15がラ
チェットホイール13の半径方向に移動しても、その歯
26がポウル14の爪18に係合しない。したがって、
平ロープ4が高速度で引き出されても、回転体7の回転
が阻止されず、平ロープ4の引き出しが阻止されない。
切換ハンドル28が図5の位置にあるときには、平ロー
プ4が通常の速度で引き出されたとき、案内板15の歯
26がポウル14の爪18に係合せず、回転体7の回転
が阻止されず、平ロープ4の引き出しが阻止されない
が、平ロープ4が高速度で引き出され、案内板15がラ
チェットホイール13の半径方向に移動すると、その歯
26がポウル14の爪18に係合し、ラチェットホイー
ル13の半径方向において、ポウル14の爪18が案内
板15の歯26に沿ってスライドし、ポウル14が図6
の位置に引き込まれ、ポウル14の先端縁がラチェット
ホイール13の歯16に係合し、これによって回転体7
の回転が阻止され、平ロープ4の引き出しが阻止され
る。
ように、切換手段27を備えている。切換手段27は、
緊急時ロック機構12が作動しない平ロープ通常引き出
し状態に切り換えるためのもので、切換ハンドル28、
タイパー29を有する。切換ハンドル28はポウル14
を回動させるためのもので、ビス30によってカバー1
0の外周縁の位置に回動可能に支持され、一端がカバー
10から突出し、他端がフレーム8内に収容されてい
る。切換ハンドル28は一端に操作部28aを有し、他
端にポウル14を押圧するためのU字形状の押圧部28
bを有している。タイパー29は切換ハンドル28のス
トロークを制限するためのもので、フレーム8内に収容
され、一端がフレーム8に固定され、他端が切換ハンド
ル28のU字形状の押圧部28bの溝に収容されてい
る。したがって、切換ハンドル28を時計まわりの方向
に回動すると、切換ハンドル28の押圧部28bの溝の
内面がタイパー29に接触し、図5に示すように、切換
ハンドル28の回動が制限される。また、切換手段27
は係止手段(図示せず)を有する。係止手段は、切換ハ
ンドル28を図5の位置に係止するためのもので、公知
の構成のものが採用されており、説明は省略する。切換
ハンドル28が図4の位置にあるときには、ポウル14
はスプリング20によってフレーム8の切欠19の一端
に押し付けられている。この状態では、案内板15がラ
チェットホイール13の半径方向に移動しても、その歯
26がポウル14の爪18に係合しない。したがって、
平ロープ4が高速度で引き出されても、回転体7の回転
が阻止されず、平ロープ4の引き出しが阻止されない。
切換ハンドル28が図5の位置にあるときには、平ロー
プ4が通常の速度で引き出されたとき、案内板15の歯
26がポウル14の爪18に係合せず、回転体7の回転
が阻止されず、平ロープ4の引き出しが阻止されない
が、平ロープ4が高速度で引き出され、案内板15がラ
チェットホイール13の半径方向に移動すると、その歯
26がポウル14の爪18に係合し、ラチェットホイー
ル13の半径方向において、ポウル14の爪18が案内
板15の歯26に沿ってスライドし、ポウル14が図6
の位置に引き込まれ、ポウル14の先端縁がラチェット
ホイール13の歯16に係合し、これによって回転体7
の回転が阻止され、平ロープ4の引き出しが阻止され
る。
【0016】この墜落防止装置は、高所での作業に際し
て、胴ベルト1を胴に巻き、平ロープ4の先端のフック
5を高所作業現場の固定物に係合する。
て、胴ベルト1を胴に巻き、平ロープ4の先端のフック
5を高所作業現場の固定物に係合する。
【0017】この墜落防止装置を、足場がそれほど広く
ない通常の高所作業現場において使用するときには、切
換手段27の切換ハンドル28を図5の位置にし、平ロ
ープ4が高速度で引き出されたとき平ロープ4の引き出
しを阻止する緊急時ロック状態にする。作業者の動作に
ともない、平ロープ4が巻取リール3から巻き出され、
通常速度で引き出されるとき、スプリング24、25が
案内板15に作用し、スリーブ22およびピン23aが
長溝21、23の一端に係合し、案内板15は図4の位
置に弾性支持される。そして、その状態で平ロープ4が
引き出され、案内板15はラチェットホイール13およ
び回転体7と一体的に回転する。したがって、ラチェッ
トホイール13の回転にともない、案内板15の歯26
がポウル14の爪18の位置に達しても、案内板15の
歯26とポウル14の爪18の間に間隔があるため、ポ
ウル14の爪18が案内板15の歯26に食い込まず、
ポウル14が図6の位置に引き込まれない。したがっ
て、ポウル14の先端縁とラチェットホイール13の歯
16の係合が防止され、回転体7は自在に回転すること
ができ、平ロープ4は支障なく引き出される。
ない通常の高所作業現場において使用するときには、切
換手段27の切換ハンドル28を図5の位置にし、平ロ
ープ4が高速度で引き出されたとき平ロープ4の引き出
しを阻止する緊急時ロック状態にする。作業者の動作に
ともない、平ロープ4が巻取リール3から巻き出され、
通常速度で引き出されるとき、スプリング24、25が
案内板15に作用し、スリーブ22およびピン23aが
長溝21、23の一端に係合し、案内板15は図4の位
置に弾性支持される。そして、その状態で平ロープ4が
引き出され、案内板15はラチェットホイール13およ
び回転体7と一体的に回転する。したがって、ラチェッ
トホイール13の回転にともない、案内板15の歯26
がポウル14の爪18の位置に達しても、案内板15の
歯26とポウル14の爪18の間に間隔があるため、ポ
ウル14の爪18が案内板15の歯26に食い込まず、
ポウル14が図6の位置に引き込まれない。したがっ
て、ポウル14の先端縁とラチェットホイール13の歯
16の係合が防止され、回転体7は自在に回転すること
ができ、平ロープ4は支障なく引き出される。
【0018】そして、作業者が高所作業現場から墜落
し、それにともない、平ロープ4が高速度で引き出され
ると、遠心力が案内板15に作用し、遠心力にもとづ
き、案内板15がピン23aのまわりを揺動し、ラチェ
ットホイール13の半径方向に変位し、長溝21および
スリーブ22によってそれが吸収され、スリーブ22が
長溝21に沿って移行する。さらに、長溝21によって
案内板15の変位が制限され、案内板15の外周縁がポ
ウル14の爪18に係合する位置まで突出したとき、ス
リーブ22が長溝21の他端に係合し、案内板15はそ
の位置に保たれる。したがって、その後、案内板15の
回転にともない、その歯16がポウル14の爪18の位
置に達すると、ポウル14の爪18が案内板15の歯2
6に係合する。
し、それにともない、平ロープ4が高速度で引き出され
ると、遠心力が案内板15に作用し、遠心力にもとづ
き、案内板15がピン23aのまわりを揺動し、ラチェ
ットホイール13の半径方向に変位し、長溝21および
スリーブ22によってそれが吸収され、スリーブ22が
長溝21に沿って移行する。さらに、長溝21によって
案内板15の変位が制限され、案内板15の外周縁がポ
ウル14の爪18に係合する位置まで突出したとき、ス
リーブ22が長溝21の他端に係合し、案内板15はそ
の位置に保たれる。したがって、その後、案内板15の
回転にともない、その歯16がポウル14の爪18の位
置に達すると、ポウル14の爪18が案内板15の歯2
6に係合する。
【0019】したがって、その後、ポウル14によって
案内板15の回転が阻止され、ラチェットホイール13
および回転体7だけが回転し、長溝23およびピン23
aによってそれが吸収され、ピン23aが長溝23に沿
って移行する。これと同時に、案内板15の歯26によ
ってポウル14の爪18が案内され、ラチェットホイー
ル13の半径方向において、ポウル14の爪18が案内
板15の歯26に沿ってスライドし、ポウル14が図6
の位置に引き込まれる。そして、ポウル14の先端縁が
ラチェットホイール13の歯16に係合し、これによっ
て回転体7の回転が阻止される。
案内板15の回転が阻止され、ラチェットホイール13
および回転体7だけが回転し、長溝23およびピン23
aによってそれが吸収され、ピン23aが長溝23に沿
って移行する。これと同時に、案内板15の歯26によ
ってポウル14の爪18が案内され、ラチェットホイー
ル13の半径方向において、ポウル14の爪18が案内
板15の歯26に沿ってスライドし、ポウル14が図6
の位置に引き込まれる。そして、ポウル14の先端縁が
ラチェットホイール13の歯16に係合し、これによっ
て回転体7の回転が阻止される。
【0020】したがって、作業者の墜落後、回転体7の
回転が即座に阻止され、平ロープ4はそれ以上引き出さ
れない。したがって、高所作業現場の固定物と作業者間
で平ロープ4が緊張し、平ロープ4によって作業者の身
体が支えられ、これによって作業者の墜落が防止され
る。
回転が即座に阻止され、平ロープ4はそれ以上引き出さ
れない。したがって、高所作業現場の固定物と作業者間
で平ロープ4が緊張し、平ロープ4によって作業者の身
体が支えられ、これによって作業者の墜落が防止され
る。
【0021】この墜落防止装置を、足場が広く、走り回
って作業する高所作業現場において使用する場合には、
切換手段27の切換ハンドル28を図4の位置に切り換
え、緊急時ロック機構12が作動しない平ロープ通常引
き出し状態にする。図4の状態において、高所作業現場
の作業者の動作にともない、平ロープ4が巻取リール3
から巻き出され、高速度で引き出されるとき、遠心力に
もとづき、案内板15がピン23aのまわりを揺動し、
ラチェットホイール13の半径方向に変位し、スリーブ
22が長溝21に沿って移行する。そして、スリーブ2
2が長溝21の他端に係合し、案内板15はその位置に
保たれる。この状態において、案内板15の回転にとも
ない、その歯26がポウル14の爪18の位置に達して
も、ポウル14の爪18が案内板15の歯26に係合し
ない。したがって、ポウル14が引き込まれず、回転体
7は自在に回転することができ、平ロープ4は支障なく
引き出される。したがって、作業者が走り回って作業を
しても、支障をきたすことがない。
って作業する高所作業現場において使用する場合には、
切換手段27の切換ハンドル28を図4の位置に切り換
え、緊急時ロック機構12が作動しない平ロープ通常引
き出し状態にする。図4の状態において、高所作業現場
の作業者の動作にともない、平ロープ4が巻取リール3
から巻き出され、高速度で引き出されるとき、遠心力に
もとづき、案内板15がピン23aのまわりを揺動し、
ラチェットホイール13の半径方向に変位し、スリーブ
22が長溝21に沿って移行する。そして、スリーブ2
2が長溝21の他端に係合し、案内板15はその位置に
保たれる。この状態において、案内板15の回転にとも
ない、その歯26がポウル14の爪18の位置に達して
も、ポウル14の爪18が案内板15の歯26に係合し
ない。したがって、ポウル14が引き込まれず、回転体
7は自在に回転することができ、平ロープ4は支障なく
引き出される。したがって、作業者が走り回って作業を
しても、支障をきたすことがない。
【0022】次に、図7〜図9にもとづいて本発明の第
2の実施例について説明する。この実施例では、常時ロ
ック手段31が設けられている。常時ロック手段31
は、平ロープ4の引き出しを常時阻止する常時ロック状
態を維持するためのもので、切換ハンドル32を有す
る。
2の実施例について説明する。この実施例では、常時ロ
ック手段31が設けられている。常時ロック手段31
は、平ロープ4の引き出しを常時阻止する常時ロック状
態を維持するためのもので、切換ハンドル32を有す
る。
【0023】切換ハンドル32はポウル14を回動させ
るためのもので、ビス30によってカバー10の外周縁
の位置に回動可能に支持され、一端がカバー10から突
出し、他端がフレーム8内に位置している。切換ハンド
ル32は一端に操作部32aを有し、他端にポウル14
を押圧するための押圧部32bを有している。また、切
換ハンドル32は、一端と他端の間においてストッパ部
32cを有している。ストッパ部32cはハンドル32
のストロークを制限するためのもので、切換ハンドル3
2を図8の時計まわりの方向に回動すると、ストッパ3
2cがカバー10に接触し、図9に示すように、切換ハ
ンドル32の回動が制限される。また、常時ロック手段
31は係止手段(図示せず)を有する。係止手段は、切
換ハンドル32を図9の位置に係止するためのもので、
公知の構成のものが採用されており、説明は省略する。
切換手段27の切換ハンドル28が図4の位置にあり、
常時ロック手段31の切換ハンドル32が図8の位置に
あるときには、ポウル14はスプリング20によってフ
レーム8の切欠19の一端に押し付けられている。この
状態では、案内板15がラチェットホイール13の半径
方向に移動しても、その歯26がポウル14の爪18に
係合しない。したがって、平ロープ4が高速度で引き出
されても、回転体7の回転が阻止されず、平ロープ4の
引き出しが阻止されない。ハンドル32が図9の位置に
あるときには、ラチェットホイール13が回転すると、
案内板15の位置に関係なく、ラチェットホイール13
の歯16がポウル14の先端縁に係合し、これによって
回転体7の回転が阻止される。したがって、平ロープ4
が引き出されると、常に回転体7の回転が阻止され、平
ロープ4の引き出しが阻止される。
るためのもので、ビス30によってカバー10の外周縁
の位置に回動可能に支持され、一端がカバー10から突
出し、他端がフレーム8内に位置している。切換ハンド
ル32は一端に操作部32aを有し、他端にポウル14
を押圧するための押圧部32bを有している。また、切
換ハンドル32は、一端と他端の間においてストッパ部
32cを有している。ストッパ部32cはハンドル32
のストロークを制限するためのもので、切換ハンドル3
2を図8の時計まわりの方向に回動すると、ストッパ3
2cがカバー10に接触し、図9に示すように、切換ハ
ンドル32の回動が制限される。また、常時ロック手段
31は係止手段(図示せず)を有する。係止手段は、切
換ハンドル32を図9の位置に係止するためのもので、
公知の構成のものが採用されており、説明は省略する。
切換手段27の切換ハンドル28が図4の位置にあり、
常時ロック手段31の切換ハンドル32が図8の位置に
あるときには、ポウル14はスプリング20によってフ
レーム8の切欠19の一端に押し付けられている。この
状態では、案内板15がラチェットホイール13の半径
方向に移動しても、その歯26がポウル14の爪18に
係合しない。したがって、平ロープ4が高速度で引き出
されても、回転体7の回転が阻止されず、平ロープ4の
引き出しが阻止されない。ハンドル32が図9の位置に
あるときには、ラチェットホイール13が回転すると、
案内板15の位置に関係なく、ラチェットホイール13
の歯16がポウル14の先端縁に係合し、これによって
回転体7の回転が阻止される。したがって、平ロープ4
が引き出されると、常に回転体7の回転が阻止され、平
ロープ4の引き出しが阻止される。
【0024】その他の構成は第1の実施例と同様であ
る。
る。
【0025】この墜落防止装置を、高所作業現場の固定
物と作業者の間の距離が短い作業現場において使用する
場合には、常時ロック手段31のハンドル32を図9の
位置に切り換え、平ロープ4の引き出しを常時阻止する
常時ロック状態にする。高所作業現場の作業者の動作に
ともない、平ロープ4が巻取リール3から巻き出され、
引き出されるとき、ラチェットホイール13の歯16が
ポウル14の先端縁に係合し、これによって回転体7の
回転が阻止され、平ロープ4の引き出しが阻止される。
したがって、作業者と高所作業現場の固定物との間で平
ロープ4が垂れ下がることがなく、平ロープ4が作業者
の足にからむのを防止することができる。
物と作業者の間の距離が短い作業現場において使用する
場合には、常時ロック手段31のハンドル32を図9の
位置に切り換え、平ロープ4の引き出しを常時阻止する
常時ロック状態にする。高所作業現場の作業者の動作に
ともない、平ロープ4が巻取リール3から巻き出され、
引き出されるとき、ラチェットホイール13の歯16が
ポウル14の先端縁に係合し、これによって回転体7の
回転が阻止され、平ロープ4の引き出しが阻止される。
したがって、作業者と高所作業現場の固定物との間で平
ロープ4が垂れ下がることがなく、平ロープ4が作業者
の足にからむのを防止することができる。
【0026】次に、図10〜図15にもとづいて本発明
の第3の実施例について説明する。この実施例では、切
換手段と常時ロック手段が一体的に形成され、緊急時ロ
ック状態、平ロープ通常引き出し状態、常時ロック状態
を選択的に取り得る機構33を備えている。
の第3の実施例について説明する。この実施例では、切
換手段と常時ロック手段が一体的に形成され、緊急時ロ
ック状態、平ロープ通常引き出し状態、常時ロック状態
を選択的に取り得る機構33を備えている。
【0027】この機構33は、切換ハンドル34を有す
る。切換ハンドル34はポウル14を回動させるための
もので、ビス30によってカバー10の外周縁の位置に
回動可能に支持され、一端がカバー10から突出し、他
端がフレーム8内に収容されている。切換ハンドル34
は一端に操作部34aを有し、他端にポウル14を押圧
するための押圧部34bを有している。また、切換ハン
ドル34は、図11に示すように、カバー10のフラン
ジ10aと対向する面に半球状の係合凸部34cを有し
ている。一方、カバー10のフランジ10aには、三個
の係合凹部35、36、37が設けられている。係合凹
部35、36、37は、切換ハンドル34の係合凸部3
4cが係合するためのもので、係合凸部34cと対応す
る大きさを有し、ピン30の中心を中心とする一つの円
周上に配置されている。係合凸部34cが係合凹部3
5、36、37に係合した状態において、切換ハンドル
34にビス30のまわりに回動するように力を加える
と、フランジ10aが図11の右方向に弾性変形し、係
合凸部34cが係合凹部35、36、37から外れ、切
換ハンドル34が回動する。したがって、切換ハンドル
34をビス30のまわりに回動させ、係合凸部34cを
係合凹部35、36、37に係合させ、切換ハンドル3
4を係合凹部35、36、37によって係止することが
できる。図12に示すように、切換ハンドル34の係合
凸部34cが係合凹部35に係合しているときには、ポ
ウル14はスプリング20によってフレーム8の切欠1
9の一端に押し付けられている。この状態では、案内板
15がラチェットホイール13の半径方向に移動して
も、その歯26がポウル14の爪18に係合しない。し
たがって、平ロープ4が高速度で引き出されても、回転
体7の回転が阻止されず、平ロープ4の引き出しが阻止
されない。図13に示すように、切換ハンドル34の係
合凸部34cが係合凹部36に係合しているときには、
案内板15がラチェットホイール13の半径方向に移動
すると、その歯26がポウル14の爪18に係合し、図
14に示すように、歯26によってポウル14が引き込
まれ、ポウル14の先端縁がラチェットホイール13の
歯16に係合し、これによって回転体7の回転が阻止さ
れる。したがって、平ロープ4が高速度で引き出される
と、回転体7の回転が阻止され、平ロープ4の引き出し
が阻止される。図15に示すように、切換ハンドル34
の係合凸部34cが係合凹部37に係合しているときに
は、ラチェットホイール13が回転すると、案内板15
の位置に関係なく、ラチェットホイール13の歯16が
ポウル14の先端縁に係合し、これによって回転体7の
回転が阻止される。したがって、平ロープ4が引き出さ
れると、常に回転体7の回転が阻止され、平ロープ4の
引き出しが阻止される。
る。切換ハンドル34はポウル14を回動させるための
もので、ビス30によってカバー10の外周縁の位置に
回動可能に支持され、一端がカバー10から突出し、他
端がフレーム8内に収容されている。切換ハンドル34
は一端に操作部34aを有し、他端にポウル14を押圧
するための押圧部34bを有している。また、切換ハン
ドル34は、図11に示すように、カバー10のフラン
ジ10aと対向する面に半球状の係合凸部34cを有し
ている。一方、カバー10のフランジ10aには、三個
の係合凹部35、36、37が設けられている。係合凹
部35、36、37は、切換ハンドル34の係合凸部3
4cが係合するためのもので、係合凸部34cと対応す
る大きさを有し、ピン30の中心を中心とする一つの円
周上に配置されている。係合凸部34cが係合凹部3
5、36、37に係合した状態において、切換ハンドル
34にビス30のまわりに回動するように力を加える
と、フランジ10aが図11の右方向に弾性変形し、係
合凸部34cが係合凹部35、36、37から外れ、切
換ハンドル34が回動する。したがって、切換ハンドル
34をビス30のまわりに回動させ、係合凸部34cを
係合凹部35、36、37に係合させ、切換ハンドル3
4を係合凹部35、36、37によって係止することが
できる。図12に示すように、切換ハンドル34の係合
凸部34cが係合凹部35に係合しているときには、ポ
ウル14はスプリング20によってフレーム8の切欠1
9の一端に押し付けられている。この状態では、案内板
15がラチェットホイール13の半径方向に移動して
も、その歯26がポウル14の爪18に係合しない。し
たがって、平ロープ4が高速度で引き出されても、回転
体7の回転が阻止されず、平ロープ4の引き出しが阻止
されない。図13に示すように、切換ハンドル34の係
合凸部34cが係合凹部36に係合しているときには、
案内板15がラチェットホイール13の半径方向に移動
すると、その歯26がポウル14の爪18に係合し、図
14に示すように、歯26によってポウル14が引き込
まれ、ポウル14の先端縁がラチェットホイール13の
歯16に係合し、これによって回転体7の回転が阻止さ
れる。したがって、平ロープ4が高速度で引き出される
と、回転体7の回転が阻止され、平ロープ4の引き出し
が阻止される。図15に示すように、切換ハンドル34
の係合凸部34cが係合凹部37に係合しているときに
は、ラチェットホイール13が回転すると、案内板15
の位置に関係なく、ラチェットホイール13の歯16が
ポウル14の先端縁に係合し、これによって回転体7の
回転が阻止される。したがって、平ロープ4が引き出さ
れると、常に回転体7の回転が阻止され、平ロープ4の
引き出しが阻止される。
【0028】その他の構成は第1の実施例と同様であ
る。
る。
【0029】この墜落防止装置を、足場が広く、走り回
って作業する高所作業現場において使用する場合には、
切換ハンドル34の係合凸部34cを係合凹部35に係
合させ、緊急時ロック機構12が作動しない平ロープ通
常引き出し状態にする。また、高所作業現場の固定物と
作業者の間の距離が短い作業現場において使用する場合
には、切換ハンドル34の係合凸部34cを係合凹部3
7に係合させ、平ロープ4の引き出しを常時阻止する常
時ロック状態にする。その他の作業現場において使用す
る場合には、切換ハンドル34の係合凸部34cを係合
凹部36に係合させ、平ロープ4が高速度で引き出され
たとき平ロープ4の引き出しを阻止する緊急時ロック状
態にする。
って作業する高所作業現場において使用する場合には、
切換ハンドル34の係合凸部34cを係合凹部35に係
合させ、緊急時ロック機構12が作動しない平ロープ通
常引き出し状態にする。また、高所作業現場の固定物と
作業者の間の距離が短い作業現場において使用する場合
には、切換ハンドル34の係合凸部34cを係合凹部3
7に係合させ、平ロープ4の引き出しを常時阻止する常
時ロック状態にする。その他の作業現場において使用す
る場合には、切換ハンドル34の係合凸部34cを係合
凹部36に係合させ、平ロープ4が高速度で引き出され
たとき平ロープ4の引き出しを阻止する緊急時ロック状
態にする。
【0030】なお、緊急時ロック機構、切換手段、常時
ロック手段は、上記各実施例で示したものに限定される
ものではなく、他の構成のものを採用することもでき
る。
ロック手段は、上記各実施例で示したものに限定される
ものではなく、他の構成のものを採用することもでき
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る墜落
防止装置は、緊急時ロック機構が作動しないようにする
ことができるので、足場が広く走り回って作業する場所
において、作業者の移動に支障をきたすことがなく、作
業性が向上するとともに安全である。また、平ロープの
引き出しを常時阻止する常時ロック手段を設けた構成に
すると、固定物と作業者の間の距離が短い場合に平ロー
プが垂れ下がらず、平ロープが作業者の足にからまない
ので安全である。
防止装置は、緊急時ロック機構が作動しないようにする
ことができるので、足場が広く走り回って作業する場所
において、作業者の移動に支障をきたすことがなく、作
業性が向上するとともに安全である。また、平ロープの
引き出しを常時阻止する常時ロック手段を設けた構成に
すると、固定物と作業者の間の距離が短い場合に平ロー
プが垂れ下がらず、平ロープが作業者の足にからまない
ので安全である。
【図1】本発明に係る墜落防止装置の第1の実施例の正
面図である。
面図である。
【図2】図1の巻取リール3の縦断面図である。
【図3】図2のポウル14の斜視図である。
【図4】図1の巻取リール3の横断面図である。
【図5】図4の切換手段27の作用状態を示す横断面図
である。
である。
【図6】図5の次の状態を示す横断面図である。
【図7】本発明に係る墜落防止装置の第2の実施例の巻
取リール3の縦断面図である。
取リール3の縦断面図である。
【図8】図7の巻取リール3の横断面図である。
【図9】図8の常時ロック手段31の作用状態を示す横
断面図である。
断面図である。
【図10】本発明に係る墜落防止装置の第3の実施例の
巻取リール3の縦断面図である。
巻取リール3の縦断面図である。
【図11】図10のA−A’線断面図である。
【図12】図10の巻取リール3の横断面図である。
【図13】図10の機構33の作用状態を示す横断面図
である。
である。
【図14】図13の次の状態を示す横断面図である。
【図15】図10の機構33の作用状態を示す横断面図
である。
である。
3 巻取リール 4 平ロープ 7 回転体 8 フレーム 12 緊急時ロック機構 27 切換手段
Claims (3)
- 【請求項1】 巻取リールのフレームに取り付けられた
回転体と、前記回転体に巻き取られた平ロープと、前記
平ロープが高速度で引き出されたとき前記平ロープの引
き出しを阻止する緊急時ロック状態を維持する緊急時ロ
ック機構とを備えた墜落防止装置において、前記緊急時
ロック機構が作動しない平ロープ通常引き出し状態に切
り換える切換手段を設けたことを特徴とする墜落防止装
置。 - 【請求項2】 前記平ロープの引き出しを常時阻止する
常時ロック状態を維持する常時ロック手段を設けたこと
を特徴とする請求項1に記載の墜落防止装置。 - 【請求項3】 前記切換手段と前記常時ロック手段が一
体的に形成され、前記平ロープ通常引き出し状態、前記
緊急時ロック状態、前記常時ロック状態を選択的に取り
得るようにしたことを特徴とする請求項2に記載の墜落
防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30324794A JPH08131568A (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | 墜落防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30324794A JPH08131568A (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | 墜落防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08131568A true JPH08131568A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17918655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30324794A Pending JPH08131568A (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | 墜落防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08131568A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009160329A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-23 | Fujii Denko Co Ltd | 安全帯用ストラップ巻取機及び安全帯 |
| JP2010240325A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-10-28 | Fujii Denko Co Ltd | 導電型巻取器及びそれを備えた導電型安全帯 |
| JP2012519573A (ja) * | 2009-03-09 | 2012-08-30 | ディ・ビー・インダストリーズ・インコーポレイテッド | 落下阻止及び降下モード備えた安全装置 |
| US10688323B2 (en) | 2009-03-09 | 2020-06-23 | D B Industries, Llc | Safety device with fall arrest and descending modes |
-
1994
- 1994-11-10 JP JP30324794A patent/JPH08131568A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009160329A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-23 | Fujii Denko Co Ltd | 安全帯用ストラップ巻取機及び安全帯 |
| JP2012519573A (ja) * | 2009-03-09 | 2012-08-30 | ディ・ビー・インダストリーズ・インコーポレイテッド | 落下阻止及び降下モード備えた安全装置 |
| US10688323B2 (en) | 2009-03-09 | 2020-06-23 | D B Industries, Llc | Safety device with fall arrest and descending modes |
| JP2010240325A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-10-28 | Fujii Denko Co Ltd | 導電型巻取器及びそれを備えた導電型安全帯 |
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