JPH0813531B2 - 表面処理ポリビニルアルコール系フィルム - Google Patents
表面処理ポリビニルアルコール系フィルムInfo
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- JPH0813531B2 JPH0813531B2 JP1261801A JP26180189A JPH0813531B2 JP H0813531 B2 JPH0813531 B2 JP H0813531B2 JP 1261801 A JP1261801 A JP 1261801A JP 26180189 A JP26180189 A JP 26180189A JP H0813531 B2 JPH0813531 B2 JP H0813531B2
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- emulsion
- pva
- polyvinyl alcohol
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- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は耐プロツキング性の改良されたポリビニルア
ルコール系フイルムに関するものである。
ルコール系フイルムに関するものである。
B.従来技術 ポリビニルアルコール(以下PVAと略記する)フイル
ムは透明性、表面光沢が良く、優れた強靭性を示すた
め、各種包装材料として広く使用されているが、滑り性
に乏しいためフイルム同志が密着し、いわゆるブロツキ
ング現象を起こし易く、特に自動包装機、自動製袋機に
供して高速で運転する場合、ロール状に巻取ったフイル
ムが容易に解き出され難く、またフイルムが装置に付着
したりして著しく作業性を害する欠点があり、場合によ
つてはフイルムが破断して作業することが出来なくな
る。
ムは透明性、表面光沢が良く、優れた強靭性を示すた
め、各種包装材料として広く使用されているが、滑り性
に乏しいためフイルム同志が密着し、いわゆるブロツキ
ング現象を起こし易く、特に自動包装機、自動製袋機に
供して高速で運転する場合、ロール状に巻取ったフイル
ムが容易に解き出され難く、またフイルムが装置に付着
したりして著しく作業性を害する欠点があり、場合によ
つてはフイルムが破断して作業することが出来なくな
る。
このため従来は二酸化硅素、二酸化チタン、クレー、
ベントナイト等の微粉末をフイルム表面に塗布すること
が行なわれているが、かかる方法ではフイルムの透明性
が低下して商品価値を損なつたり又粉末が脱落しがちで
ブロツキング防止の効果が充分に発揮され得ない欠点が
ある。又一般的に合成樹脂フイルムの表面に有機高分子
物質の有機溶剤溶液を塗布してブロツキングを防止する
方法も知られているが、PVAフイルムに該方法を適用し
てもかかる方法で使用される有機高分子物質は通常疎水
性の樹脂でありPVAフイルムとの接着力に乏しいため、
処理フイルムをヒートシールする場合、たとえ塗布樹脂
自体がヒートシール性の優れたものであつても塗布量と
PVAフイルム層とが剥離しやすく結果的に接合力の強い
ヒートシールを実施することが困難であったり、更に該
方法では臭化カルシウム、硝酸マグネシウム等のPVAフ
イルムの接着に通常用いられている周知の接着剤によっ
てPVAフイルムの接着を行う際に接着性が著しく低下し
てその用途が制限される等の難点がありかかる方法はPV
Aのブロツキング防止方法としては実用的な方法である
とは言えない。
ベントナイト等の微粉末をフイルム表面に塗布すること
が行なわれているが、かかる方法ではフイルムの透明性
が低下して商品価値を損なつたり又粉末が脱落しがちで
ブロツキング防止の効果が充分に発揮され得ない欠点が
ある。又一般的に合成樹脂フイルムの表面に有機高分子
物質の有機溶剤溶液を塗布してブロツキングを防止する
方法も知られているが、PVAフイルムに該方法を適用し
てもかかる方法で使用される有機高分子物質は通常疎水
性の樹脂でありPVAフイルムとの接着力に乏しいため、
処理フイルムをヒートシールする場合、たとえ塗布樹脂
自体がヒートシール性の優れたものであつても塗布量と
PVAフイルム層とが剥離しやすく結果的に接合力の強い
ヒートシールを実施することが困難であったり、更に該
方法では臭化カルシウム、硝酸マグネシウム等のPVAフ
イルムの接着に通常用いられている周知の接着剤によっ
てPVAフイルムの接着を行う際に接着性が著しく低下し
てその用途が制限される等の難点がありかかる方法はPV
Aのブロツキング防止方法としては実用的な方法である
とは言えない。
これらを改良するために、PVAフイルムにポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニリデン等の疎水性合成樹脂エマルジヨ
ンを点在させる方法が提案されている(特公昭56−3861
0号公報)。
ン、ポリ塩化ビニリデン等の疎水性合成樹脂エマルジヨ
ンを点在させる方法が提案されている(特公昭56−3861
0号公報)。
しかしながら該エマルジヨン粒子とPVAフイルムとの
接着性が悪く、印刷、製袋等の加工作業、袋詰作業等で
脱落し、ブロツキング防止能が低下するばかりでなく、
袋によつては包装された内容物に付着し色調を変化させ
ることもあり、上記方法はまだ満足できる方法とは言え
なかつた。
接着性が悪く、印刷、製袋等の加工作業、袋詰作業等で
脱落し、ブロツキング防止能が低下するばかりでなく、
袋によつては包装された内容物に付着し色調を変化させ
ることもあり、上記方法はまだ満足できる方法とは言え
なかつた。
このような問題点を解決するために、スチレン系樹脂
エマルジヨンやメタクリル系樹脂エマルジヨン、ポリビ
ニルアルコール水溶液、シリコーン系撥水剤および特定
の粒子径の微粒子体の水分散物からなる組成物をコート
する方法が提案されている(特開昭57−92031号公
報)。しかしながら、この方法はコート液調製が繁雑で
あるばかりでなく、透明性、耐ブロツキング性、PVAフ
イルムのヒートシール性および印刷、製袋等の加工作業
でコート物が脱落しないという性質(耐摩擦性)を同時
にすべてを満足することは出来ず、とうてい満足できる
方法とは言えないのが現状である。
エマルジヨンやメタクリル系樹脂エマルジヨン、ポリビ
ニルアルコール水溶液、シリコーン系撥水剤および特定
の粒子径の微粒子体の水分散物からなる組成物をコート
する方法が提案されている(特開昭57−92031号公
報)。しかしながら、この方法はコート液調製が繁雑で
あるばかりでなく、透明性、耐ブロツキング性、PVAフ
イルムのヒートシール性および印刷、製袋等の加工作業
でコート物が脱落しないという性質(耐摩擦性)を同時
にすべてを満足することは出来ず、とうてい満足できる
方法とは言えないのが現状である。
C.発明が解決しようとする課題 上記の問題が全くない、表面処理ポリビニルアルコー
ル系フイルムを提供するのが本発明の目的である。
ル系フイルムを提供するのが本発明の目的である。
D.課題を解決するための手段 本発明者等は上記欠点を改善すべく鋭意研究を重ねた
結果、ポリビニルアルコールをバインダーに用いて、特
定の粒子径を有する特定の組成のメタクリル酸メチル
(A)/スチレン(B)/官能基を有するモノマー
(C)の共重合体粒子を少くとも片面に、特定量固定化
した表面処理ポリビニルアルコール系フイルムが、フイ
ルムの透明性を損なわず、フイルムのブロツキング現象
を著しくし低下せしめ得ると共に、PVAフイルムのヒー
トシール性や臭化カルシウム、硝酸マグネシウム等PVA
フイルム用に通常使用されている接着剤によるフイルム
の接着性等の諸性質を何等損なうことがなく、PVAフイ
ルムを自動包装機、自動製袋機等に供して貼り合せ、製
袋等種々の加工を行なうことができ、さらにその際に何
ら脱落物を生じないことを見出し本発明を完成するに至
つた。
結果、ポリビニルアルコールをバインダーに用いて、特
定の粒子径を有する特定の組成のメタクリル酸メチル
(A)/スチレン(B)/官能基を有するモノマー
(C)の共重合体粒子を少くとも片面に、特定量固定化
した表面処理ポリビニルアルコール系フイルムが、フイ
ルムの透明性を損なわず、フイルムのブロツキング現象
を著しくし低下せしめ得ると共に、PVAフイルムのヒー
トシール性や臭化カルシウム、硝酸マグネシウム等PVA
フイルム用に通常使用されている接着剤によるフイルム
の接着性等の諸性質を何等損なうことがなく、PVAフイ
ルムを自動包装機、自動製袋機等に供して貼り合せ、製
袋等種々の加工を行なうことができ、さらにその際に何
ら脱落物を生じないことを見出し本発明を完成するに至
つた。
すなわち、本発明はポリビニルアルコールをバインダ
ーに用いて、メタクリル酸メチル(A)40〜80重量%、
スチレン(B)20〜60重量%および水酸基、カルボキシ
ル基、アミド基およびアミノ基の官能基群から選ばれた
少なくとも一種の官能基を有するビニルモノマー(C)
0.5〜20重量%の共重合体である平均粒径0.02〜1μm
の共重合体粒子を、少なくとも片面に、片面当たり0.01
〜0.2g/m2固定化した表面処理ポリビニルアルコール系
フイルムである。
ーに用いて、メタクリル酸メチル(A)40〜80重量%、
スチレン(B)20〜60重量%および水酸基、カルボキシ
ル基、アミド基およびアミノ基の官能基群から選ばれた
少なくとも一種の官能基を有するビニルモノマー(C)
0.5〜20重量%の共重合体である平均粒径0.02〜1μm
の共重合体粒子を、少なくとも片面に、片面当たり0.01
〜0.2g/m2固定化した表面処理ポリビニルアルコール系
フイルムである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に於て対象となるPVAフイルムとしては、まず
ポリ酢酸ビニルをケン化して得らえるPVAを溶液流延
法、溶融押出法等の公知の製膜方法によつて製造される
水溶性のフイルムあるいは該フイルムを更に熱処理ある
いはホルマール化、アセタール化等の耐水化処理をして
水離溶性ないしは水不溶性としたいわゆるビニロンフイ
ルム等が挙げられる。PVAの重合度並びにケン化度につ
いては特に制限はないが、通常重合度500〜3000好まし
くは1000〜2000、ケン化度75モル%以上好ましくは85モ
ル%以上の品種のものがフイルムの機械的強度、ガス不
透化性の点で優れているので好適に使用される。
ポリ酢酸ビニルをケン化して得らえるPVAを溶液流延
法、溶融押出法等の公知の製膜方法によつて製造される
水溶性のフイルムあるいは該フイルムを更に熱処理ある
いはホルマール化、アセタール化等の耐水化処理をして
水離溶性ないしは水不溶性としたいわゆるビニロンフイ
ルム等が挙げられる。PVAの重合度並びにケン化度につ
いては特に制限はないが、通常重合度500〜3000好まし
くは1000〜2000、ケン化度75モル%以上好ましくは85モ
ル%以上の品種のものがフイルムの機械的強度、ガス不
透化性の点で優れているので好適に使用される。
しかして、本発明に於て対象となるPVAフイルムに
は、上記ポリ酢酸ビニルをケン化して得られるPVAを製
膜して製造されるフイルムのみならず、酢酸ビニルと共
重合可能なエチレン性不飽和単量体例えばクロトン酸、
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸等
のエチレン性不飽和カルボン酸、あるいはこれらのアル
キルエステル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリル
アミド、アクリロニトリルあるいはアルキルビニルエー
テル、エチレン、プロピレン等のα−オレフイン等の少
量を共重合成分として含有するポリ酢酸ビニル系共重合
体のケン化物の如き変性PVAから得られるフイルムある
いは更に該フイルムを熱処理あるいは不溶化処理をした
フイルム等がいずれも含まれる。
は、上記ポリ酢酸ビニルをケン化して得られるPVAを製
膜して製造されるフイルムのみならず、酢酸ビニルと共
重合可能なエチレン性不飽和単量体例えばクロトン酸、
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸等
のエチレン性不飽和カルボン酸、あるいはこれらのアル
キルエステル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリル
アミド、アクリロニトリルあるいはアルキルビニルエー
テル、エチレン、プロピレン等のα−オレフイン等の少
量を共重合成分として含有するポリ酢酸ビニル系共重合
体のケン化物の如き変性PVAから得られるフイルムある
いは更に該フイルムを熱処理あるいは不溶化処理をした
フイルム等がいずれも含まれる。
また本発明で用いられるPVA系フイルムは厚み5mm以下
のシートをも含むものであるが、5〜200μmの厚みの
ものが通常好んで用いられる。
のシートをも含むものであるが、5〜200μmの厚みの
ものが通常好んで用いられる。
該官能基を有するビニルモノマー(C)としては以下
のものが挙げられる。
のものが挙げられる。
水酸基を有するビニルモノマーとしては2−ヒドロキ
シアクリレート、2−ヒドロキシメタクリレート、アリ
ルアルコール、メチロールアクリルアミド等が挙げら
れ、カルボキシル基を有するビニルモノマーとしてはア
クリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸、マレ
イン酸、イタコン酸モノアルキルエステル、フマル酸モ
ノアルキルエステル、マレイン酸モノアルキルエステル
が挙げられ、アミド基を有するモノマーとしてはアクリ
ルアミド、メタクリルアミド、N−ビニルピロリドンが
挙げられ、アミノ基を有するモノマーとしてはビニルピ
リジンが挙げられる。これらの(C)成分のうち、特に
水酸基を有するモノマーを一成分とする共重合体が好ま
しい。
シアクリレート、2−ヒドロキシメタクリレート、アリ
ルアルコール、メチロールアクリルアミド等が挙げら
れ、カルボキシル基を有するビニルモノマーとしてはア
クリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸、マレ
イン酸、イタコン酸モノアルキルエステル、フマル酸モ
ノアルキルエステル、マレイン酸モノアルキルエステル
が挙げられ、アミド基を有するモノマーとしてはアクリ
ルアミド、メタクリルアミド、N−ビニルピロリドンが
挙げられ、アミノ基を有するモノマーとしてはビニルピ
リジンが挙げられる。これらの(C)成分のうち、特に
水酸基を有するモノマーを一成分とする共重合体が好ま
しい。
本発明において使用するメタクリル酸メチル(A)、
スチレン(B)および水酸基、カルボキシル基、アミド
基およびアミノ基のうち少くとも一種の官能基を有する
ビニルモノマー(C)の共重合体の共重合組成は、
(A)成分40〜80重量%、(B)成分20〜60重量%およ
び(C)成分0.5〜20重量%の共重合組成であり、
(A)成分50〜70重量%、(B)成分30〜50重量%およ
び(C)成分1〜15重量%がより好ましい共重合組成で
ある。
スチレン(B)および水酸基、カルボキシル基、アミド
基およびアミノ基のうち少くとも一種の官能基を有する
ビニルモノマー(C)の共重合体の共重合組成は、
(A)成分40〜80重量%、(B)成分20〜60重量%およ
び(C)成分0.5〜20重量%の共重合組成であり、
(A)成分50〜70重量%、(B)成分30〜50重量%およ
び(C)成分1〜15重量%がより好ましい共重合組成で
ある。
該共重合体組成については、メタクリル酸メチル
(A)が40〜80重量%、スチレン(B)20〜60重量%で
ある必要があり、この範囲を外れた共重合体を用いると
フイルムの透明性を損ねる場合がある。
(A)が40〜80重量%、スチレン(B)20〜60重量%で
ある必要があり、この範囲を外れた共重合体を用いると
フイルムの透明性を損ねる場合がある。
さらに該官能基を有するビニルモノマー(C)の組成
が0.5重量%以下では耐ブロツキング性が低下し、20重
量%以上では自動製袋機等に供した際フイルム表面の摩
擦により粒子が脱落し易く、いわゆる耐摩擦性が低下し
易くなる。
が0.5重量%以下では耐ブロツキング性が低下し、20重
量%以上では自動製袋機等に供した際フイルム表面の摩
擦により粒子が脱落し易く、いわゆる耐摩擦性が低下し
易くなる。
本発明においては、該共重合体粒子の粒子径を選択す
ることが重要であり、0.02〜1μmの範囲のものを使用
する必要がある。より好ましい粒径は0.05〜0.2μmで
ある。平均径が0.02μm未満では耐ブロツキング性が低
下し、一方、1μmを超えるものではフイルムの透明性
が低下するので不都合である。
ることが重要であり、0.02〜1μmの範囲のものを使用
する必要がある。より好ましい粒径は0.05〜0.2μmで
ある。平均径が0.02μm未満では耐ブロツキング性が低
下し、一方、1μmを超えるものではフイルムの透明性
が低下するので不都合である。
該共重合体粒子は種々の方法で得られた該共重合体を
所定の大きさに粉砕等の物理的方法で調整したものでも
良いが、とりわけ乳化重合等で得られるエマルジヨンを
用いるのが経済的に有利である。
所定の大きさに粉砕等の物理的方法で調整したものでも
良いが、とりわけ乳化重合等で得られるエマルジヨンを
用いるのが経済的に有利である。
又、上記エマルジヨンは単独で用いても充分なブロツ
キング防止効果を発揮し得るが、必要に応じて他のブロ
ツキング防止剤例えば酸化硅素、二酸化チタン、クレ
ー、ベントナイト、ステアリン酸及びその塩又はアミド
等を適宜併用することが出来る。
キング防止効果を発揮し得るが、必要に応じて他のブロ
ツキング防止剤例えば酸化硅素、二酸化チタン、クレ
ー、ベントナイト、ステアリン酸及びその塩又はアミド
等を適宜併用することが出来る。
また本発明のポリビニルアルコール系フイルムは、平
均粒径0.02〜1μmのメタクリル酸メチル(A)/スチ
レン(B)/官能基含有モノマー(C)共重合体粒子
を、少くとも片面に、片面当り0.01〜0.2g/m2である。
均粒径0.02〜1μmのメタクリル酸メチル(A)/スチ
レン(B)/官能基含有モノマー(C)共重合体粒子
を、少くとも片面に、片面当り0.01〜0.2g/m2である。
0.01g/m2未満では充分なブロツキング性が得られず、
また0.2g/m2を超えるとヒートシール性、糊シール性が
不良となるので好ましくない。
また0.2g/m2を超えるとヒートシール性、糊シール性が
不良となるので好ましくない。
また本発明の、平均粒径0.02〜1μmのメタクリル酸
メチル(A)/スチレン(B)/官能基含有モノマー
(C)共重合体粒子を、少くとも片面に、片面当り0.01
〜0.2g/m2有することを特徴とする表面処理ポリビニル
アルコール系フイルムの製造方法としては、何等の制限
を有するものではないが、好適な製造方法としては例え
ば、平均粒径0.02〜1μmの上記の共重合体粒子、好ま
しくは乳化重合等で得られる該共重合体エマルジヨン
を、ポリビニルアルコールをバインダーとして、片面当
り共重合体粒子固形分として0.01〜0.2g/m2塗布乾燥し
て得ることができる。
メチル(A)/スチレン(B)/官能基含有モノマー
(C)共重合体粒子を、少くとも片面に、片面当り0.01
〜0.2g/m2有することを特徴とする表面処理ポリビニル
アルコール系フイルムの製造方法としては、何等の制限
を有するものではないが、好適な製造方法としては例え
ば、平均粒径0.02〜1μmの上記の共重合体粒子、好ま
しくは乳化重合等で得られる該共重合体エマルジヨン
を、ポリビニルアルコールをバインダーとして、片面当
り共重合体粒子固形分として0.01〜0.2g/m2塗布乾燥し
て得ることができる。
そして上記の好ましい製造例において、該共重合体粒
子、好ましくは該共重合体エマルジヨンを、ポリビニル
アルコール系フイルム上に塗工するにおいては、バイン
ダーとしてポリビニルアルコール(以下PVAと略称す
る。)を用いる必要がある。バインダーを用いないと、
フイルム表面にかかる少しの摩擦でも粒子が脱落し易く
なり、またPVA以外のバインダーでは基体ポリビニルア
ルコール系フイルムとの接着力が低く、コート層が脱落
し易くなるのである。
子、好ましくは該共重合体エマルジヨンを、ポリビニル
アルコール系フイルム上に塗工するにおいては、バイン
ダーとしてポリビニルアルコール(以下PVAと略称す
る。)を用いる必要がある。バインダーを用いないと、
フイルム表面にかかる少しの摩擦でも粒子が脱落し易く
なり、またPVA以外のバインダーでは基体ポリビニルア
ルコール系フイルムとの接着力が低く、コート層が脱落
し易くなるのである。
該PVAとしてはケン化度80モル%以上の水可溶性のPVA
であれば良く、重合度も特に制限されず平均重合度100
〜4000のものが好適に用いられる他、クロトン酸、アク
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸等のエ
チレン性不飽和カルボン酸あるいはこれらのアルキルエ
ステル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリルアミ
ド、アクリロニトリルあるいはアルキルビニルエーテ
ル、アルコキシビニルシラン、エチレン、プロピレン等
のα−オレフインの少量を共重合成分として含有するポ
リ酢酸ビニル系共重合体のケン化物のような変性PVAも
好適に使用できる。
であれば良く、重合度も特に制限されず平均重合度100
〜4000のものが好適に用いられる他、クロトン酸、アク
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸等のエ
チレン性不飽和カルボン酸あるいはこれらのアルキルエ
ステル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリルアミ
ド、アクリロニトリルあるいはアルキルビニルエーテ
ル、アルコキシビニルシラン、エチレン、プロピレン等
のα−オレフインの少量を共重合成分として含有するポ
リ酢酸ビニル系共重合体のケン化物のような変性PVAも
好適に使用できる。
上記エマルジヨンを塗布する場合に用いるPVAとエマ
ルジヨンとの使用割合は特に限定されないが、PVA/エマ
ルジヨン(固定分重量比)が20/1〜1/20、好ましくは5/
1〜1/2の範囲が好適である。
ルジヨンとの使用割合は特に限定されないが、PVA/エマ
ルジヨン(固定分重量比)が20/1〜1/20、好ましくは5/
1〜1/2の範囲が好適である。
これらの塗工液の濃度についても特に制限はなく、前
記塗布量に応じて適当な濃度を選定すべきであるが、乾
燥工程、作業性を考慮して通常総固形分含量で0.05〜5
%、好ましくは0.1〜3%の範囲を採るのが適当であ
る。
記塗布量に応じて適当な濃度を選定すべきであるが、乾
燥工程、作業性を考慮して通常総固形分含量で0.05〜5
%、好ましくは0.1〜3%の範囲を採るのが適当であ
る。
上記エマルジヨンとPVAをPVAフイルム表面に塗布する
方法としては、ロールコーター法、エアドクター法、ブ
レードコーター法、スプレー法、デイツプ法等、公知の
任意の方法が採用される。
方法としては、ロールコーター法、エアドクター法、ブ
レードコーター法、スプレー法、デイツプ法等、公知の
任意の方法が採用される。
本発明のコーテイングを行なうに当つては、PVAフイ
ルムが共存する水により膨潤するので、フイルムを緊張
下に保つておくことが必要である。
ルムが共存する水により膨潤するので、フイルムを緊張
下に保つておくことが必要である。
本発明のコーテイングを実施した後、フイルムは常法
により乾燥される。乾燥温度は特に限定はないが30℃未
満ではフイルムにしわや凹凸が出来易い傾向があるのみ
ならず、乾燥に長時間を要し実用的でなく、一方160℃
より高温ではフイルムの収縮や劣化を生ずるので通常30
〜160℃の範囲より選ぶのが適当である。
により乾燥される。乾燥温度は特に限定はないが30℃未
満ではフイルムにしわや凹凸が出来易い傾向があるのみ
ならず、乾燥に長時間を要し実用的でなく、一方160℃
より高温ではフイルムの収縮や劣化を生ずるので通常30
〜160℃の範囲より選ぶのが適当である。
本発明は前述のように主としてシート状のフイルムに
ついてその片面または両面について適用され得るが、こ
れのみに限定されるものではなく、インフレーシヨン法
によつて得られたチユーブ状のフイルムについても、フ
イルムを緊張下に保ちチユーブ内に本発明の塗工液をス
プレー法等により塗布するのが適当である。また必要と
あれば、チユーブ状フイルムの内面ばかりでなく、外面
にもブロツキング防止処理を行うことが出来る。
ついてその片面または両面について適用され得るが、こ
れのみに限定されるものではなく、インフレーシヨン法
によつて得られたチユーブ状のフイルムについても、フ
イルムを緊張下に保ちチユーブ内に本発明の塗工液をス
プレー法等により塗布するのが適当である。また必要と
あれば、チユーブ状フイルムの内面ばかりでなく、外面
にもブロツキング防止処理を行うことが出来る。
E.実施例 以下実例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。以
下「部」又は「%」とあるのは特にことわりのない限り
重量基準である。
下「部」又は「%」とあるのは特にことわりのない限り
重量基準である。
実施例1 撹拌機付き反応器に水100部にドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム0.8部を溶解後、メチルメタクリレー
ト(MMA)22.8部、スチレン(St)15.2部、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート(HEA)2部を添加し、過硫酸
アンモニウムを使用して70℃にて乳化重合を行ない、平
均粒径0.1μmのエマルジヨン[エマルジヨン−
(I)]を得た。
ホン酸ナトリウム0.8部を溶解後、メチルメタクリレー
ト(MMA)22.8部、スチレン(St)15.2部、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート(HEA)2部を添加し、過硫酸
アンモニウムを使用して70℃にて乳化重合を行ない、平
均粒径0.1μmのエマルジヨン[エマルジヨン−
(I)]を得た。
次いで平均重合度1700、ケン化度99.2モル%のPVAの
2%水溶液にPVA/エマルジヨン(固形分)=1/1になる
ようにエマルジヨン(I)を添加し塗工液とし、これを
ロールコーターで、厚さ30μmのPVAフイルムにエマル
ジヨン固形分換算で0.03g/m2になるように塗布し、80
℃、2秒間熱風乾燥した。得られたフイルムの諸物性を
第1表に示す。透明性、耐ブロツキング性、耐摩耗性、
ヒートシール強度、糊接着強度のすべての物性を満足す
るものであった。
2%水溶液にPVA/エマルジヨン(固形分)=1/1になる
ようにエマルジヨン(I)を添加し塗工液とし、これを
ロールコーターで、厚さ30μmのPVAフイルムにエマル
ジヨン固形分換算で0.03g/m2になるように塗布し、80
℃、2秒間熱風乾燥した。得られたフイルムの諸物性を
第1表に示す。透明性、耐ブロツキング性、耐摩耗性、
ヒートシール強度、糊接着強度のすべての物性を満足す
るものであった。
なお対照例として上記処理を行なわなかつた場合につ
いてのPVAフイルムの物性値を第1表に併記する。
いてのPVAフイルムの物性値を第1表に併記する。
実施例2および3 実施例1で使用した反応器で平均粒径0.10μm、MMA/
St/アクリル酸(AA)=58/39/3のエマルジヨン(実施例
2)とMMA/St/N−メチロールアクリルアミド(N−MA
N)=60/38/2のエマルジヨン(実施例3)を作成した。
それぞれPVA/エマルジヨン(固形分)=1/1のコート液
を調製し、エマルジヨン固形分換算で0.02g/m2となるよ
うに実施例1で用いたPVAフイルムに実施例1と同様に
コートし乾燥した。得られたPVAフイルムの諸物性を第
1表に記す。
St/アクリル酸(AA)=58/39/3のエマルジヨン(実施例
2)とMMA/St/N−メチロールアクリルアミド(N−MA
N)=60/38/2のエマルジヨン(実施例3)を作成した。
それぞれPVA/エマルジヨン(固形分)=1/1のコート液
を調製し、エマルジヨン固形分換算で0.02g/m2となるよ
うに実施例1で用いたPVAフイルムに実施例1と同様に
コートし乾燥した。得られたPVAフイルムの諸物性を第
1表に記す。
比較例1 実施例1で使用した反応器で平均粒径0.10μm、MMA/
St=60/40のエマルジヨンを作成し、実施例1と同様、P
VA/エマルジヨン(固形分)=1/1のコート液を用い、エ
マルジヨン固形分換算で0.03g/m2の割合でPVAフイルム
にコートした結果を第1表に示す。
St=60/40のエマルジヨンを作成し、実施例1と同様、P
VA/エマルジヨン(固形分)=1/1のコート液を用い、エ
マルジヨン固形分換算で0.03g/m2の割合でPVAフイルム
にコートした結果を第1表に示す。
比較例2および3 実施例1においてエマルジヨン塗工量を0.03g/m2から
0.002g/m2(比較例2)、および1.20g/m2(比較例3)
に変更した以外は実施例1と同じ方法によりPVAフイル
ムを得た。その結果を第1表に示す。
0.002g/m2(比較例2)、および1.20g/m2(比較例3)
に変更した以外は実施例1と同じ方法によりPVAフイル
ムを得た。その結果を第1表に示す。
実施例4 MMA/St/HEA=57/38/5、平均粒径0.05μmのエマルジ
ヨンとPVA(平均重合度1700、ケン化度98.5モル%)をP
VA/エマルジヨン(固形分)=3/1の比で混合しコート液
とした。エマルジヨン塗工量を0.02g/m2の割合で実施例
1で用いたPVAフイルムにコートした結果を第1表に示
す。
ヨンとPVA(平均重合度1700、ケン化度98.5モル%)をP
VA/エマルジヨン(固形分)=3/1の比で混合しコート液
とした。エマルジヨン塗工量を0.02g/m2の割合で実施例
1で用いたPVAフイルムにコートした結果を第1表に示
す。
実施例5 MMA/St/HEA=67/28/5、平均粒径0.1μmのエマルジヨ
ンとPVA(平均重合度1300、ケン化度99.5モル%)をPVA
/エマルジヨン(固形分)=2/1の比で混合し、コート液
とした。エマルジヨン塗工量を0.05g/m2の割合で実施例
1で用いたPVAフイルムにコートした結果を第1表に示
す。
ンとPVA(平均重合度1300、ケン化度99.5モル%)をPVA
/エマルジヨン(固形分)=2/1の比で混合し、コート液
とした。エマルジヨン塗工量を0.05g/m2の割合で実施例
1で用いたPVAフイルムにコートした結果を第1表に示
す。
実施例6 MMA/St/HEA=57/38/5、平均粒径0.3μmのエマルジヨ
ンをPVA(平均重合度1300、ケン化度99.5モル%)をPVA
/エマルジヨン(固形分)=2/1の比で混合し、コート液
とした。エマルジヨン塗工量を0.10g/m2の割合で実施例
1で用いたPVAフイルムにコートした結果を第1表に示
す。
ンをPVA(平均重合度1300、ケン化度99.5モル%)をPVA
/エマルジヨン(固形分)=2/1の比で混合し、コート液
とした。エマルジヨン塗工量を0.10g/m2の割合で実施例
1で用いたPVAフイルムにコートした結果を第1表に示
す。
実施例7 実施例1のエマルジヨン塗工量0.03g/m2から0.01g/m2
に変更した以外は同例と同じ方法により表面処理PVAフ
イルムを得た。結果を第1表に示す。
に変更した以外は同例と同じ方法により表面処理PVAフ
イルムを得た。結果を第1表に示す。
実施例8 実施例1においてエマルジヨン−(I)に代えて、MM
A/St/2−ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)=54
/36/10、平均粒径0.10μmのエマルジヨンを用いる以外
は実施例1と同じ方法により、表面処理PVAフイルムを
得た。結果を第1表に示す。
A/St/2−ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)=54
/36/10、平均粒径0.10μmのエマルジヨンを用いる以外
は実施例1と同じ方法により、表面処理PVAフイルムを
得た。結果を第1表に示す。
比較例4 MMA/St/HEA=57/38/5、平均粒径1.2μmのエマルジヨ
ンとPVA(平均重合度1700、ケン化度99.2モル%)とを
固形分で1/1になるように混合しコート液とし、エマル
ジヨン塗工量を0.30g/m2の割でコートしたPVAフイルム
を得た。結果を第1表に表す。
ンとPVA(平均重合度1700、ケン化度99.2モル%)とを
固形分で1/1になるように混合しコート液とし、エマル
ジヨン塗工量を0.30g/m2の割でコートしたPVAフイルム
を得た。結果を第1表に表す。
比較例5 MMA/St/HEA=57/38/5、平均粒径0.015μmのエマルジ
ヨンをPVA(平均重合度1700、ケン化度99.2モル%)と
を固形分で1/1になるように混合しコート液とし、エマ
ルジヨン塗工量を0.005g/m2の割でコートしたPVAフイル
ムを得た。結果を第1表に示す。
ヨンをPVA(平均重合度1700、ケン化度99.2モル%)と
を固形分で1/1になるように混合しコート液とし、エマ
ルジヨン塗工量を0.005g/m2の割でコートしたPVAフイル
ムを得た。結果を第1表に示す。
比較例6 St/HEA=95/5、平均粒径0.10μmのエマルジヨンとPV
A(平均重合度1700、ケン化度99.2モル%)とを固形分
で1/1になるように混合しコート液とし、エマルジヨン
塗工量を0.03g/m2の割でコートしたPVAフイルムを得
た。結果を第1表示す。
A(平均重合度1700、ケン化度99.2モル%)とを固形分
で1/1になるように混合しコート液とし、エマルジヨン
塗工量を0.03g/m2の割でコートしたPVAフイルムを得
た。結果を第1表示す。
比較例7 実施例1においてPVAバインダーを用いない以外は同
例と同条件でコートしたPVAフイルムを得た。結果を第
1表に示す。
例と同条件でコートしたPVAフイルムを得た。結果を第
1表に示す。
以上のように本発明の条件を外れる場合は要求される
諸物性のすべては満足されず実用に供し得ないものとな
ることが分る。
諸物性のすべては満足されず実用に供し得ないものとな
ることが分る。
1) MMA;メチルメタクリレート、St;スチレン、HEA;2
−ヒドロキシエチルアクリレート、AA;アクリル酸、N
−MAM;N−メチロールアクリルアミド、HEMA;2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート 2) 透明性は重ねたフイルムを通して9ポイント活字
を読み得る枚数で表わした。(フイルム厚みは1枚あた
り30μm) 3) 耐ブロツキング性は、10cm×10cm大のフイルムを
約50枚重ね、その上に80g/m2の荷重をかけ、80℃、80%
RH雰囲気に24時間放置后、フイルム相互の密着力を引張
り試験機によりT剥離強度(g/10cm)で評価した。
−ヒドロキシエチルアクリレート、AA;アクリル酸、N
−MAM;N−メチロールアクリルアミド、HEMA;2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート 2) 透明性は重ねたフイルムを通して9ポイント活字
を読み得る枚数で表わした。(フイルム厚みは1枚あた
り30μm) 3) 耐ブロツキング性は、10cm×10cm大のフイルムを
約50枚重ね、その上に80g/m2の荷重をかけ、80℃、80%
RH雰囲気に24時間放置后、フイルム相互の密着力を引張
り試験機によりT剥離強度(g/10cm)で評価した。
4) 耐摩耗性は、外径32mm、幅24mmの円筒の外表面に
黒色の綿ビロードを貼付した1kgの治具をフイルム上の5
0cmの長さにわたり、ころがさずにすべらし、ビロード
上に付着する微粉量により、官能時に評価した。
黒色の綿ビロードを貼付した1kgの治具をフイルム上の5
0cmの長さにわたり、ころがさずにすべらし、ビロード
上に付着する微粉量により、官能時に評価した。
A:微粉が付かない。
B:微粉が付くが微量である。
C:微粉が多量に付く。
5) ヒートシール強度は富士インパルスシーラーFI−
600形(富士製作所(株)製)により20℃−65%RHに24
時間調湿したPVAフイルムをヒートシールし、幅15mmあ
たりのシール強力を引張試験機により測定する。
600形(富士製作所(株)製)により20℃−65%RHに24
時間調湿したPVAフイルムをヒートシールし、幅15mmあ
たりのシール強力を引張試験機により測定する。
6) 糊接着強度は塩化リチウム20部、水32部、メタノ
ール48部からなる塩化リチウム溶液を20℃、65%RH雰囲
気下、PVAフイルムに塗布し、もう一枚のPVAフイルムを
貼合せ、4時間放置后の幅15mmあたりの接着強度を引貼
試験機により測定する。
ール48部からなる塩化リチウム溶液を20℃、65%RH雰囲
気下、PVAフイルムに塗布し、もう一枚のPVAフイルムを
貼合せ、4時間放置后の幅15mmあたりの接着強度を引貼
試験機により測定する。
比較例8 実施例1において使用したエマルジョンおよび塗工条
件に代えて、第2表に示すエマルジョンおよび塗工条件
を採用したほかは、実施例1と同様にして、表面処理PV
Aフイルムを得た。結果を第2表に示す。
件に代えて、第2表に示すエマルジョンおよび塗工条件
を採用したほかは、実施例1と同様にして、表面処理PV
Aフイルムを得た。結果を第2表に示す。
F.発明の効果 上記の実施例で明らかなとおり、従来のポリビニルア
ルコール系フイルムに比較して、本発明の表面処理ポリ
ビニルアルコールは透明性、耐ブロツキング性、耐摩耗
性、ヒートシール強度および糊接着強度のいずれもが非
常に優れており、工業的な価値が極めて高いものであ
る。
ルコール系フイルムに比較して、本発明の表面処理ポリ
ビニルアルコールは透明性、耐ブロツキング性、耐摩耗
性、ヒートシール強度および糊接着強度のいずれもが非
常に優れており、工業的な価値が極めて高いものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 216/04 MKV 220/04 MLU 8619−4J 220/28 MMN 220/56 220/58 MNG 226/06 MNM 226/10 MNN
Claims (2)
- 【請求項1】ポリビニルアルコールをバインダーに用い
て、メタクリル酸メチル(A)40〜80重量%、スチレン
(B)20〜60重量%および水酸基、カルボキシル基、ア
ミド基およびアミノ基の官能基群から選ばれた少なくと
も一種の官能基を有するビニルモノマー(C)0.5〜20
重量%の共重合体である平均粒径0.02〜1μmの共重合
体粒子を、少なくとも片面に、片面当たり0.01〜0.2g/m
2固定化した表面処理ポリビニルアルコール系フイル
ム。 - 【請求項2】ポリビニルアルコールをバインダーに用い
て、請求項1記載の共重合体粒子のエマルジョンを少な
くとも片面に、片面当たり固形分換算で0.01〜0.2g/m2
塗布した後、乾燥することを特徴とする表面処理ポリビ
ニルアルコール系フイルムの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1261801A JPH0813531B2 (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 表面処理ポリビニルアルコール系フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1261801A JPH0813531B2 (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 表面処理ポリビニルアルコール系フィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03121841A JPH03121841A (ja) | 1991-05-23 |
| JPH0813531B2 true JPH0813531B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=17366901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1261801A Expired - Lifetime JPH0813531B2 (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 表面処理ポリビニルアルコール系フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0813531B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5579464B2 (ja) * | 2010-02-24 | 2014-08-27 | 株式会社クラレ | ポリビニルアルコール系重合体フィルム用接着剤 |
| JP5653680B2 (ja) * | 2010-08-19 | 2015-01-14 | 株式会社クラレ | 表面処理されたポリビニルアルコール系重合体フィルム |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5879027A (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-12 | Denki Kagaku Kogyo Kk | ポリビニルアルコール系フィルム |
| JPS5949910A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-22 | 日本鋼弦コンクリ−ト株式会社 | プレキヤストコンクリ−トの表面仕上げ工法 |
-
1989
- 1989-10-05 JP JP1261801A patent/JPH0813531B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03121841A (ja) | 1991-05-23 |
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