JPH08106372A - コンピュータ上のオブジェクトの制御方法及び装置 - Google Patents
コンピュータ上のオブジェクトの制御方法及び装置Info
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- JPH08106372A JPH08106372A JP6243919A JP24391994A JPH08106372A JP H08106372 A JPH08106372 A JP H08106372A JP 6243919 A JP6243919 A JP 6243919A JP 24391994 A JP24391994 A JP 24391994A JP H08106372 A JPH08106372 A JP H08106372A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンピュータ上のオブジェクトがあたかも現
実の作業と結びついているかのように仮想的に連携する
ことができ、コンピュータ操作を容易にする。 【構成】 予めIDが登録されたワイヤレスマウス16
が渡され、各展示ブースに設けられた端末機28の近傍
へ行き、操作ボタン34を操作すると、ホストコンピュ
ータ26からIDに基づくメモオブジェクトが検索さ
れ、端末機28のモニタ42上に開く。開かれたメモオ
ブジェクトは、ワイヤレスマウス16を操作した入館者
専用のオブジェクトであり、編集機能を持ち、入館者は
自由に取り扱うことができる。編集ブースでは、各展示
ブースで記録した情報の最終的な編集を行い、プリント
アウトし、ワイヤレスマウス16を返却して、退館す
る。
実の作業と結びついているかのように仮想的に連携する
ことができ、コンピュータ操作を容易にする。 【構成】 予めIDが登録されたワイヤレスマウス16
が渡され、各展示ブースに設けられた端末機28の近傍
へ行き、操作ボタン34を操作すると、ホストコンピュ
ータ26からIDに基づくメモオブジェクトが検索さ
れ、端末機28のモニタ42上に開く。開かれたメモオ
ブジェクトは、ワイヤレスマウス16を操作した入館者
専用のオブジェクトであり、編集機能を持ち、入館者は
自由に取り扱うことができる。編集ブースでは、各展示
ブースで記録した情報の最終的な編集を行い、プリント
アウトし、ワイヤレスマウス16を返却して、退館す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータに登録さ
れたオブジェクトの呼出し、開閉等の制御を行うための
コンピュータ上のオブジェクトの制御方法及び装置に関
する。
れたオブジェクトの呼出し、開閉等の制御を行うための
コンピュータ上のオブジェクトの制御方法及び装置に関
する。
【0002】ここで、「オブジェクト」とは、データと
そのアクセス手段とが一体となったものをいう。
そのアクセス手段とが一体となったものをいう。
【0003】
【従来の技術】従来、コンピュータ上のモニタには、オ
ブジェクトを立ち上げる(開く)場合に、そのオブジェ
クト名をキーボードによって入力することによって、立
ち上げる(開く)ようになっている。また、ディレクト
リ(登録されたオブジェクト)の一覧を表示させた後、
何れかを指定することも行っている。
ブジェクトを立ち上げる(開く)場合に、そのオブジェ
クト名をキーボードによって入力することによって、立
ち上げる(開く)ようになっている。また、ディレクト
リ(登録されたオブジェクト)の一覧を表示させた後、
何れかを指定することも行っている。
【0004】さらに、オブジェクトが開いた後のコマン
ドも、全てキーボードからのキー操作によって行ってい
る。
ドも、全てキーボードからのキー操作によって行ってい
る。
【0005】ところが、このような操作は、マニュアル
等によって操作を熟知した者でないと操作できないこと
が多い。このため、コンピュータ操作はごく限られた者
に頼らざるを得なかった。
等によって操作を熟知した者でないと操作できないこと
が多い。このため、コンピュータ操作はごく限られた者
に頼らざるを得なかった。
【0006】近年、キーボードの他の入力装置の1つと
して、ボード上で移動させることによって、モニタ上の
カーソルを移動させ、所定の位置を指示できる装置(マ
ウス)を使用し、かつコンピュータのモニタ上ではオブ
ジェクトを象徴する絵文字(アイコン)を導入すること
によって、簡単にオブジェクトの開閉、コマンド入力を
できるようにした、所謂グラフィカル・ユーザ・インタ
フェースの入力系が開発されている。
して、ボード上で移動させることによって、モニタ上の
カーソルを移動させ、所定の位置を指示できる装置(マ
ウス)を使用し、かつコンピュータのモニタ上ではオブ
ジェクトを象徴する絵文字(アイコン)を導入すること
によって、簡単にオブジェクトの開閉、コマンド入力を
できるようにした、所謂グラフィカル・ユーザ・インタ
フェースの入力系が開発されている。
【0007】これによれば、コンピュータ等への入力が
大幅に簡素化でき、初心者にも容易に取り扱うことが可
能となる。
大幅に簡素化でき、初心者にも容易に取り扱うことが可
能となる。
【0008】さらに、マウスは通常、キーボード等に有
線で接続されているが、その発展形としてワイヤレスマ
ウスが開発されている。このワイヤレスマウスによっ
て、操作範囲が制限されなくなり、操作性をさらに向上
することができる。
線で接続されているが、その発展形としてワイヤレスマ
ウスが開発されている。このワイヤレスマウスによっ
て、操作範囲が制限されなくなり、操作性をさらに向上
することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のマウス(ワイヤレスマウスを含む)では、モニタ上
のポインタ(オブジェクトを指示する指針であり、一般
に矢印で表示される)を移動し、このポインタで指示し
たオブジェクトに関する制御を行うのみであり、入力手
段の1つである域は越えていないことになる。
来のマウス(ワイヤレスマウスを含む)では、モニタ上
のポインタ(オブジェクトを指示する指針であり、一般
に矢印で表示される)を移動し、このポインタで指示し
たオブジェクトに関する制御を行うのみであり、入力手
段の1つである域は越えていないことになる。
【0010】すなわち、実際に仕事をする(例えば、電
話をする)ときに、この仕事に必要なデータ(例えば電
話帳)がコンピュータ上のオブジェクトとして登録され
ている場合には、実際の電話機を操作する作業と、コン
ピュータ上のオブジェクトを開きそのデータ内容を見る
作業と、は結びついていない。
話をする)ときに、この仕事に必要なデータ(例えば電
話帳)がコンピュータ上のオブジェクトとして登録され
ている場合には、実際の電話機を操作する作業と、コン
ピュータ上のオブジェクトを開きそのデータ内容を見る
作業と、は結びついていない。
【0011】このため、作業机上にTVプロジェクタ
や、液晶OHP装置等を使用して通常コンピュータのモ
ニタ上に表示されるオブジェクトの各アイコンを投影
し、さらに作業机上を移動する指示装置を設け、指示装
置と投影像とを重ね併せてそのオブジェクトを開くとい
ったことが提案されている(参考文献;Pierre Wellne
r,"The DigitalDesk Calculator: Tangible Manipulati
on on a Desk Top Display" ACM,UIST'91,November 11-
13, 1991参照)。
や、液晶OHP装置等を使用して通常コンピュータのモ
ニタ上に表示されるオブジェクトの各アイコンを投影
し、さらに作業机上を移動する指示装置を設け、指示装
置と投影像とを重ね併せてそのオブジェクトを開くとい
ったことが提案されている(参考文献;Pierre Wellne
r,"The DigitalDesk Calculator: Tangible Manipulati
on on a Desk Top Display" ACM,UIST'91,November 11-
13, 1991参照)。
【0012】しかしながら、上記システムでは、オブジ
ェクト及びそのアイコンは投影された像であるため、使
用者には手応えがなく、現実感に乏しい。
ェクト及びそのアイコンは投影された像であるため、使
用者には手応えがなく、現実感に乏しい。
【0013】また、例えば、博物館等において、コンピ
ュータを設置して展示物に関する情報を分類して記憶し
ておき、その分類毎にキーワードを設定して、入館者が
キーワードを入力することにより、情報が出力されると
いった一方的な情報提供はなされているが、この情報に
基づいてコンピュータとアクセスするといった入館者の
所望する要求を満たすまでには至っていない。
ュータを設置して展示物に関する情報を分類して記憶し
ておき、その分類毎にキーワードを設定して、入館者が
キーワードを入力することにより、情報が出力されると
いった一方的な情報提供はなされているが、この情報に
基づいてコンピュータとアクセスするといった入館者の
所望する要求を満たすまでには至っていない。
【0014】このように、「マルチメディア」、「バー
チャルリアリティ」等という言葉が時代のキーワードの
ように唱えられている昨今でも、コンピュータをより現
実の作業と結び付けることは実現が困難とされている。
チャルリアリティ」等という言葉が時代のキーワードの
ように唱えられている昨今でも、コンピュータをより現
実の作業と結び付けることは実現が困難とされている。
【0015】本発明は上記事実を考慮し、コンピュータ
上のオブジェクトがあたかも現実の作業と結びついてい
るかのように、仮想的に連携することができ、コンピュ
ータ操作を容易にすることができるコンピュータ上のオ
ブジェクトの制御方法及び装置を得ることが目的であ
る。
上のオブジェクトがあたかも現実の作業と結びついてい
るかのように、仮想的に連携することができ、コンピュ
ータ操作を容易にすることができるコンピュータ上のオ
ブジェクトの制御方法及び装置を得ることが目的であ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、表示装置と、実在し且つオブジェクトと関係付ける
こと及びその関係付けを解除することを可能とする指示
装置とを有するコンピュータ・システムにおいて、関係
付けられた状態で、前記オブジェクトのアイコン表示を
前記表示装置に行い、前記指示装置の移動操作に追従し
て前記アイコン表示を移動させるさせることができるス
テップと、前記指示装置からの指示により、前記オブジ
ェクトとの関係付けを解除し、前記オブジェクトの内容
を開示するステップと、開示されているオブジェクトに
対するコマンド指示を実行するステップと、を含んでい
る。
は、表示装置と、実在し且つオブジェクトと関係付ける
こと及びその関係付けを解除することを可能とする指示
装置とを有するコンピュータ・システムにおいて、関係
付けられた状態で、前記オブジェクトのアイコン表示を
前記表示装置に行い、前記指示装置の移動操作に追従し
て前記アイコン表示を移動させるさせることができるス
テップと、前記指示装置からの指示により、前記オブジ
ェクトとの関係付けを解除し、前記オブジェクトの内容
を開示するステップと、開示されているオブジェクトに
対するコマンド指示を実行するステップと、を含んでい
る。
【0017】請求項2に記載の発明は、特定のIDが登
録され、操作部の操作によりこのIDが出力される、少
なくとも1つの指示装置と、ホストコンピュータと、そ
れぞれ所定の場所に設置され、各々表示装置を有する複
数の端末機と、前記ホストコンピュータと前記複数の端
末機とを接続するネットワークラインと、各前記IDに
対応する、予め定められたオブジェクトと少なくとも読
み出し可能な情報とを記憶する記憶手段と、を備えたネ
ットワークシステムと、特定の前記端末機が前記IDを
検知したときに、前記IDに基づくオブジェクトを前記
特定の端末機上に呼び出す手段と、呼び出された前記オ
ブジェクトを、前記指示装置の操作に応答して開かせる
アクセス手段と、を有し、呼び出された状態の前記オブ
ジェクトは、前記指示装置に関係付けられており、前記
表示装置にアイコン表示され、前記指示装置の移動操作
に追従して移動し、前記アクセス手段により前記オブジ
ェクトが開いている状態では、前記指示装置が前記オブ
ジェクト内のコマンド実行を指示可能なポインティング
機能を有することを特徴としている。
録され、操作部の操作によりこのIDが出力される、少
なくとも1つの指示装置と、ホストコンピュータと、そ
れぞれ所定の場所に設置され、各々表示装置を有する複
数の端末機と、前記ホストコンピュータと前記複数の端
末機とを接続するネットワークラインと、各前記IDに
対応する、予め定められたオブジェクトと少なくとも読
み出し可能な情報とを記憶する記憶手段と、を備えたネ
ットワークシステムと、特定の前記端末機が前記IDを
検知したときに、前記IDに基づくオブジェクトを前記
特定の端末機上に呼び出す手段と、呼び出された前記オ
ブジェクトを、前記指示装置の操作に応答して開かせる
アクセス手段と、を有し、呼び出された状態の前記オブ
ジェクトは、前記指示装置に関係付けられており、前記
表示装置にアイコン表示され、前記指示装置の移動操作
に追従して移動し、前記アクセス手段により前記オブジ
ェクトが開いている状態では、前記指示装置が前記オブ
ジェクト内のコマンド実行を指示可能なポインティング
機能を有することを特徴としている。
【0018】請求項3に記載の発明は、前記請求項2に
記載の発明において、前記指示装置が、前記記憶手段に
記憶された情報を読み出すよう操作可能であり、編集機
能を有するメモオブジェクトに関係付けられていること
を特徴としている。
記載の発明において、前記指示装置が、前記記憶手段に
記憶された情報を読み出すよう操作可能であり、編集機
能を有するメモオブジェクトに関係付けられていること
を特徴としている。
【0019】請求項4に記載の発明は、前記請求項3に
記載の発明において、前記ネットワークシステムが、複
数のブースに別れて展示される博物館に設置され、前記
指示装置が博物館に入館する入館者のそれぞれに渡され
ることを特徴としている。
記載の発明において、前記ネットワークシステムが、複
数のブースに別れて展示される博物館に設置され、前記
指示装置が博物館に入館する入館者のそれぞれに渡され
ることを特徴としている。
【0020】請求項5に記載の発明は、作業用デスクと
投影用スクリーンを兼ねるボードと、前記ボード面を撮
影するカメラと、前記カメラで撮影した画像状態が入力
されるコンピュータ本体と、物理的に実在し、前記コン
ピュータ本体に登録されたオブジェクトと関係付けるこ
と、及びその関係付けを解除することが可能であり、関
係付けられた状態でアイコン表示された前記オブジェク
トを移動させ、開示されたオブジェクトに対するコマン
ド指示を実行可能な指示装置と、前記オブジェクトの表
示を前記ボード上に投影する投影手段と、前記カメラに
よる撮影により前記指示装置の位置を認識し、前記指示
装置の所定の操作によって、前記指示装置と前記オブジ
ェクトの関係付け及び関係付け解除、前記オブジェクト
の開閉、オブジェクトに対するコマンド指示を制御する
制御手段と、を有している。
投影用スクリーンを兼ねるボードと、前記ボード面を撮
影するカメラと、前記カメラで撮影した画像状態が入力
されるコンピュータ本体と、物理的に実在し、前記コン
ピュータ本体に登録されたオブジェクトと関係付けるこ
と、及びその関係付けを解除することが可能であり、関
係付けられた状態でアイコン表示された前記オブジェク
トを移動させ、開示されたオブジェクトに対するコマン
ド指示を実行可能な指示装置と、前記オブジェクトの表
示を前記ボード上に投影する投影手段と、前記カメラに
よる撮影により前記指示装置の位置を認識し、前記指示
装置の所定の操作によって、前記指示装置と前記オブジ
ェクトの関係付け及び関係付け解除、前記オブジェクト
の開閉、オブジェクトに対するコマンド指示を制御する
制御手段と、を有している。
【0021】請求項6に記載の発明は、それぞれIDを
有し、各前記特定のIDに対応するオブジェクトに関係
付けること、及びその関係付けを解除することを可能に
し、関係付けられた状態ではアイコン表示された前記対
応するオブジェクトを移動し、オブジェクトが開いてい
る状態ではそのオブジェクトのコマンド実行を指示可能
なポインティング機能を有する、複数の指示装置と、前
記オブジェクトを記憶する記録装置と、前記オブジェク
トを開いた状態、及び閉じた状態であるアイコン表示、
前記コマンド実行の結果を表示する表示装置と、前記指
示装置の操作によって、前記指示装置と前記オブジェク
トの関係付け及び関係付け解除、前記オブジェクトの開
示、開示されている状態でのコマンド指示、及び特定の
前記指示装置と前記対応するオブジェクトが関係付けら
れた状態では他の前記指示装置による前記対応するオブ
ジェクトのアクセスの禁止を制御する制御手段と、を有
している。
有し、各前記特定のIDに対応するオブジェクトに関係
付けること、及びその関係付けを解除することを可能に
し、関係付けられた状態ではアイコン表示された前記対
応するオブジェクトを移動し、オブジェクトが開いてい
る状態ではそのオブジェクトのコマンド実行を指示可能
なポインティング機能を有する、複数の指示装置と、前
記オブジェクトを記憶する記録装置と、前記オブジェク
トを開いた状態、及び閉じた状態であるアイコン表示、
前記コマンド実行の結果を表示する表示装置と、前記指
示装置の操作によって、前記指示装置と前記オブジェク
トの関係付け及び関係付け解除、前記オブジェクトの開
示、開示されている状態でのコマンド指示、及び特定の
前記指示装置と前記対応するオブジェクトが関係付けら
れた状態では他の前記指示装置による前記対応するオブ
ジェクトのアクセスの禁止を制御する制御手段と、を有
している。
【0022】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、コンピュータ
上のオブジェクト、すなわち現実には存在しない表示の
みの画像と、物理的に実在する、すなわち手応えのある
指示装置と、を関係付ける。
上のオブジェクト、すなわち現実には存在しない表示の
みの画像と、物理的に実在する、すなわち手応えのある
指示装置と、を関係付ける。
【0023】この関係付けは、指示装置からの指示によ
ってなされ、関係付けを解除することもできる。また、
関係付けられた状態では、当該オブジェクトを開いた
り、閉じたりすることができ、かつ開いている状態でコ
マンドを実行することができる状態をいう。
ってなされ、関係付けを解除することもできる。また、
関係付けられた状態では、当該オブジェクトを開いた
り、閉じたりすることができ、かつ開いている状態でコ
マンドを実行することができる状態をいう。
【0024】例えば、この指示装置がワイヤレスであ
り、かつ小型であれば、これを作業者がポケットにしま
いこんでおけば、あたかも特定のオブジェクト(例え
ば、秘密書類が記録されたファイル等)をクリップで挟
んで保管しているかの如く扱うことができる。
り、かつ小型であれば、これを作業者がポケットにしま
いこんでおけば、あたかも特定のオブジェクト(例え
ば、秘密書類が記録されたファイル等)をクリップで挟
んで保管しているかの如く扱うことができる。
【0025】請求項2に記載の発明によれば、ネットワ
ークシステムにおいて、少なくとも1つの指示装置にそ
れぞれ予めIDを登録する。このそれぞれのIDに基づ
いて、記憶手段ではホストコンピュータ内の別々のオブ
ジェクトを記憶する。
ークシステムにおいて、少なくとも1つの指示装置にそ
れぞれ予めIDを登録する。このそれぞれのIDに基づ
いて、記憶手段ではホストコンピュータ内の別々のオブ
ジェクトを記憶する。
【0026】1つの指示装置を所定の端末機近傍で操作
すると、IDに基づくオブジェクトがホストコンピュー
タからアクセスされて端末機上で開かせることができ
る。
すると、IDに基づくオブジェクトがホストコンピュー
タからアクセスされて端末機上で開かせることができ
る。
【0027】すなわち、指示装置を持ち歩くことによっ
て、例えば重要書類を持ち歩くのと同じ状況とすること
ができ、秘密保持を確立することができる。言い換えれ
ば、他の者は、この指示装置と関係付けられているオブ
ジェクトを開くことができない状態であり、これは、例
えばキーワード(又は暗唱番号)による秘密保持に比
べ、数段機密性に優れ、かつ、指示装置を保持している
者はあたかもその秘密書類を持ち歩いているかの如く取
り扱うことが可能となる。
て、例えば重要書類を持ち歩くのと同じ状況とすること
ができ、秘密保持を確立することができる。言い換えれ
ば、他の者は、この指示装置と関係付けられているオブ
ジェクトを開くことができない状態であり、これは、例
えばキーワード(又は暗唱番号)による秘密保持に比
べ、数段機密性に優れ、かつ、指示装置を保持している
者はあたかもその秘密書類を持ち歩いているかの如く取
り扱うことが可能となる。
【0028】請求項3に記載の発明によれば、前記請求
項2の指示装置に関係付けられるオブジェクトがメモオ
ブジェクトであり、アクセス後(オブジェクトが開いた
状態)に追記、削除、印刷等の各編集作業を行うことが
でき、端末機のあるところであれば、手帳を持ち歩いて
いるように、ホストコンピュータを取り扱うことができ
る。このような、メモオブジェクトであれば、ホストコ
ンピュータ内に記憶されている膨大なデータから必要な
データを簡単にアクセスすることもでき、汎用性の高い
メ手帳として取り扱うことができる。
項2の指示装置に関係付けられるオブジェクトがメモオ
ブジェクトであり、アクセス後(オブジェクトが開いた
状態)に追記、削除、印刷等の各編集作業を行うことが
でき、端末機のあるところであれば、手帳を持ち歩いて
いるように、ホストコンピュータを取り扱うことができ
る。このような、メモオブジェクトであれば、ホストコ
ンピュータ内に記憶されている膨大なデータから必要な
データを簡単にアクセスすることもでき、汎用性の高い
メ手帳として取り扱うことができる。
【0029】請求項4に記載の発明によれば、前記請求
項3のメモオブジェクトの適用として、博物館に入館す
る入館者にそれぞれメモオブジェクトと関係付けられて
いる(例えば、ID番号で特定されている)指示装置を
手渡す。
項3のメモオブジェクトの適用として、博物館に入館す
る入館者にそれぞれメモオブジェクトと関係付けられて
いる(例えば、ID番号で特定されている)指示装置を
手渡す。
【0030】博物館内の各ブースには端末機が設置さ
れ、ホストコンピュータには展示物に関する情報が記憶
されている。ここで、入館者は手渡された指示装置を端
末機に向かって操作すると、個人のメモオブジェクトを
開くことができ、さらに、このオブジェクトのコマンド
によって、ホストコンピュータから必要な情報を取込
み、登録することができる。
れ、ホストコンピュータには展示物に関する情報が記憶
されている。ここで、入館者は手渡された指示装置を端
末機に向かって操作すると、個人のメモオブジェクトを
開くことができ、さらに、このオブジェクトのコマンド
によって、ホストコンピュータから必要な情報を取込
み、登録することができる。
【0031】また、次にのブースに行ったときにも同様
に情報を取り込むことができ、通常、大事な情報をメモ
したりパンフレットをもらったりするのと同じ作用を、
指示装置を持ち歩くだけで実行することができる。
に情報を取り込むことができ、通常、大事な情報をメモ
したりパンフレットをもらったりするのと同じ作用を、
指示装置を持ち歩くだけで実行することができる。
【0032】さらに、例えば、退館直前に端末機を利用
して、取り込んだ情報の編集や印刷等を行うことによ
り、必要な情報を持ち帰ることも可能となる。
して、取り込んだ情報の編集や印刷等を行うことによ
り、必要な情報を持ち帰ることも可能となる。
【0033】請求項5に記載の発明によれば、ボードに
は例えば電話機が載置されている。また、このボードは
投影用スクリーンを兼ねており、通常コンピュータのモ
ニタに表示される内容が投影手段によって投影されてい
る。
は例えば電話機が載置されている。また、このボードは
投影用スクリーンを兼ねており、通常コンピュータのモ
ニタに表示される内容が投影手段によって投影されてい
る。
【0034】さらに、ボード上には指示装置が載置され
カメラによる撮影で、この指示装置の位置はコンピュー
タ上で認識されている。
カメラによる撮影で、この指示装置の位置はコンピュー
タ上で認識されている。
【0035】ここで、指示装置を投影されている特定の
オブジェクト(例えば、自動ダイヤル機能付き電話帳ア
プリケーション)に重ね合わせ、所定の指示をすると、
このオブジェクトは指示装置を仮想的に関係付ける。関
係付いた後は、指示装置のボード上の移動に追従して該
オブジェクトの投影像が移動する。
オブジェクト(例えば、自動ダイヤル機能付き電話帳ア
プリケーション)に重ね合わせ、所定の指示をすると、
このオブジェクトは指示装置を仮想的に関係付ける。関
係付いた後は、指示装置のボード上の移動に追従して該
オブジェクトの投影像が移動する。
【0036】従って、このオブジェクトを開きたいとき
は、ボード上の扱いやすい位置(作業者の前)に指示装
置を移動し、所定の操作する。これにより、オブジェク
トは開き、例えば、電話帳の一覧が表示(投影)され
る。この状態では、指示装置はコマンド入力可能な状
態、すなわち、通常のマウスとしての機能を持つため、
特定の人物を指定し、ダイヤルすべきコマンドを操作す
ると、コンピュータから電話機へ自動的に信号を送信さ
れ、自動ダイヤルされる。
は、ボード上の扱いやすい位置(作業者の前)に指示装
置を移動し、所定の操作する。これにより、オブジェク
トは開き、例えば、電話帳の一覧が表示(投影)され
る。この状態では、指示装置はコマンド入力可能な状
態、すなわち、通常のマウスとしての機能を持つため、
特定の人物を指定し、ダイヤルすべきコマンドを操作す
ると、コンピュータから電話機へ自動的に信号を送信さ
れ、自動ダイヤルされる。
【0037】このように、指示装置とオブジェクトを仮
想的に関係付けることにより、ボード上に実在する書類
(例えば、電話帳)を検索しながら電話機を操作してい
るように扱うことができ、投影像を現実に存在するもの
として取り扱うことができる。
想的に関係付けることにより、ボード上に実在する書類
(例えば、電話帳)を検索しながら電話機を操作してい
るように扱うことができ、投影像を現実に存在するもの
として取り扱うことができる。
【0038】請求項6に記載の発明によれば、コンピュ
ータのモニタ上に表示されている複数のポインタに対応
してそれぞれワイヤレス指示装置を用意する。このワイ
ヤレス指示装置は、それぞれ特定のIDに基づいてそれ
ぞれ1つのポインタと関係付けが可能であり、関係付け
られた後はそれぞれ独立して各ポインタでオブジェクト
を指示することができる。制御手段では、ポインタで指
示したオブジェクトを指示装置に仮想的に関係付けられ
た状態で、他の指示装置によるオブジェクトのアクセス
(開閉制御や開いているときのコマンド指示)を禁止す
る。
ータのモニタ上に表示されている複数のポインタに対応
してそれぞれワイヤレス指示装置を用意する。このワイ
ヤレス指示装置は、それぞれ特定のIDに基づいてそれ
ぞれ1つのポインタと関係付けが可能であり、関係付け
られた後はそれぞれ独立して各ポインタでオブジェクト
を指示することができる。制御手段では、ポインタで指
示したオブジェクトを指示装置に仮想的に関係付けられ
た状態で、他の指示装置によるオブジェクトのアクセス
(開閉制御や開いているときのコマンド指示)を禁止す
る。
【0039】これにより、各オブジェクトを独立したも
のとして取り扱うことが可能となる。
のとして取り扱うことが可能となる。
【0040】
(第1実施例)図1には、本発明が適用された博物館1
0が示されている。この博物館10は、入口12を通過
すると受付ブース14が設けられており、入館者はこの
受付ブース14で、第1実施例に係る指示装置であるワ
イヤレスマウス16を受け取るようになっている。この
ワイヤレスマウス16については後述する。
0が示されている。この博物館10は、入口12を通過
すると受付ブース14が設けられており、入館者はこの
受付ブース14で、第1実施例に係る指示装置であるワ
イヤレスマウス16を受け取るようになっている。この
ワイヤレスマウス16については後述する。
【0041】博物館10内は受付ブース14の他に第1
乃至第3の展示ブース18、20、22が設けられ、そ
れぞれの展示ブース18、20、22では、テーマに沿
った展示がなされ、入館者は通常第1の展示ブース1
8、第2の展示ブース20、第3の展示ブース22の順
路で通過していき、最終的には編集ブース24に至るよ
うになっている。
乃至第3の展示ブース18、20、22が設けられ、そ
れぞれの展示ブース18、20、22では、テーマに沿
った展示がなされ、入館者は通常第1の展示ブース1
8、第2の展示ブース20、第3の展示ブース22の順
路で通過していき、最終的には編集ブース24に至るよ
うになっている。
【0042】各展示ブース18、20、22には、それ
ぞれホストコンピュータ26(図2参照)とネットワー
クされた端末機28が設置され、博物館システムが構成
されている。この端末機28は入館者が自由に操作でき
るように設置されている。
ぞれホストコンピュータ26(図2参照)とネットワー
クされた端末機28が設置され、博物館システムが構成
されている。この端末機28は入館者が自由に操作でき
るように設置されている。
【0043】また、編集ブース24には、複数台の端末
機28が設置されており、この端末機28も入館者が自
由に操作できるように設置されている。
機28が設置されており、この端末機28も入館者が自
由に操作できるように設置されている。
【0044】編集ブース24の一角には前記受付ブース
14で受け取ったワイヤレスマウス16を返却するテー
ブル30が設けられ、入館者はこのテーブル30にワイ
ヤレスマウス16を置いて退出するようになっている。
14で受け取ったワイヤレスマウス16を返却するテー
ブル30が設けられ、入館者はこのテーブル30にワイ
ヤレスマウス16を置いて退出するようになっている。
【0045】図2には、この博物館10に設置されたホ
ストコンピュータ26と各ブース18、20、22、2
4に設けられた端末機28とのネットワークシステムが
示されている。
ストコンピュータ26と各ブース18、20、22、2
4に設けられた端末機28とのネットワークシステムが
示されている。
【0046】ホストコンピュータ26には、上記博物館
10に展示されている出品物に関する情報が記憶されて
おり、端末機28の操作によってこれらの情報をアクセ
スすることができる。
10に展示されている出品物に関する情報が記憶されて
おり、端末機28の操作によってこれらの情報をアクセ
スすることができる。
【0047】各展示ブース18、20、22の端末機2
8にはキーボード32が、編集ブース24の端末機28
には、キーボード32とプリンタ33とが接続されてい
る。
8にはキーボード32が、編集ブース24の端末機28
には、キーボード32とプリンタ33とが接続されてい
る。
【0048】ワイヤレスマウス16には、それぞれ予め
IDが登録されている。このIDは、ホストコンピュー
タ26で管理されており、各ID毎にメモオブジェクト
が結びついている。
IDが登録されている。このIDは、ホストコンピュー
タ26で管理されており、各ID毎にメモオブジェクト
が結びついている。
【0049】図3に示される如く、ワイヤレスマウス1
6には、操作ボタン34とこの操作ボタン34の操作及
びワイヤレスマウス16の移動により点灯するLED3
6とが設けられている。LED36は、ワイヤレスマウ
ス16内の制御部38で設定されたパルス信号に基づい
て発光され、この光はそれぞれ特定のIDを送信するこ
とができるようになっている。
6には、操作ボタン34とこの操作ボタン34の操作及
びワイヤレスマウス16の移動により点灯するLED3
6とが設けられている。LED36は、ワイヤレスマウ
ス16内の制御部38で設定されたパルス信号に基づい
て発光され、この光はそれぞれ特定のIDを送信するこ
とができるようになっている。
【0050】すなわち、このワイヤレスマウス16で転
送されるデータは、図3(B)に示される如く、従来の
X方向、Y方向の移動差分データD1 、D2 と操作ボタ
ン34のオン・オフデータD3 に加え、IDデータD4
がフォーマットされ、操作ボタン34の操作によってI
Dデータを転送できるようになっている。
送されるデータは、図3(B)に示される如く、従来の
X方向、Y方向の移動差分データD1 、D2 と操作ボタ
ン34のオン・オフデータD3 に加え、IDデータD4
がフォーマットされ、操作ボタン34の操作によってI
Dデータを転送できるようになっている。
【0051】一方、各端末機28にはこのワイヤレスマ
ウス16から出力される光を受光する受光部40が設け
られ、ホストコンピュータ26に対して受光した光のI
Dに該当するメモオブジェクトをアクセスするように制
御される。
ウス16から出力される光を受光する受光部40が設け
られ、ホストコンピュータ26に対して受光した光のI
Dに該当するメモオブジェクトをアクセスするように制
御される。
【0052】すなわち、ワイヤレスマウス16の各々、
言い換えれば入館者のそれぞれに異なるメモオブジェク
トが用意されており、入館者が何れかのブース18、2
0、22、24の端末機28の前でワイヤレスマウス1
6の操作ボタン34を操作するのみで、その入館者特有
のメモオブジェクトのアイコンを当該端末機28で呼び
出すことができる。
言い換えれば入館者のそれぞれに異なるメモオブジェク
トが用意されており、入館者が何れかのブース18、2
0、22、24の端末機28の前でワイヤレスマウス1
6の操作ボタン34を操作するのみで、その入館者特有
のメモオブジェクトのアイコンを当該端末機28で呼び
出すことができる。
【0053】図4(A)に示すように、呼び出されたメ
モオブジェクトはアイコン42Cとして端末機28のモ
ニタ42に表示される。このアイコン42Cは、ワイヤ
レスマウス16を移動すると、それに追従してモニタ4
2上を移動する。また、モニタ42に表示されている検
索ツール(プログラム。図示せず)のコマンドバー等を
ワイヤレスマウス16の操作ボタン34を操作する(例
えば、クリック)ことにより、所望のデータをモニタ4
2に表示させる。図4(A)は、所望のデータを表示さ
せた状態であり、写真42Aや文章42Bが表示され、
スクロールアロー42Dにより表示を上下させることも
できる。
モオブジェクトはアイコン42Cとして端末機28のモ
ニタ42に表示される。このアイコン42Cは、ワイヤ
レスマウス16を移動すると、それに追従してモニタ4
2上を移動する。また、モニタ42に表示されている検
索ツール(プログラム。図示せず)のコマンドバー等を
ワイヤレスマウス16の操作ボタン34を操作する(例
えば、クリック)ことにより、所望のデータをモニタ4
2に表示させる。図4(A)は、所望のデータを表示さ
せた状態であり、写真42Aや文章42Bが表示され、
スクロールアロー42Dにより表示を上下させることも
できる。
【0054】ここで、ワイヤレスマウス16を操作ボタ
ン34を操作することにより(例えば、ダブルクリッ
ク)、メモオブジェクト42Cを開くと、図4(B)の
ようになる。メモオブジェクト42Cを開くと、ポイン
タ42Eが表示される。このポインタ42Eは、通常の
マウスによる操作を行うことができ、例えば図4(B)
のように、文書52Bをドラッグし、「編集」というプ
ルダウンメニューを選択し、且つその中の「取込み」を
選択するとメモオブジェクト42Cの所望の場所に取り
込むこともできる。なお、単に文書42Bをドラッグし
て取り込んでもよい。当然、写真42Aもドラッグ等の
操作にて取り込むことができる。
ン34を操作することにより(例えば、ダブルクリッ
ク)、メモオブジェクト42Cを開くと、図4(B)の
ようになる。メモオブジェクト42Cを開くと、ポイン
タ42Eが表示される。このポインタ42Eは、通常の
マウスによる操作を行うことができ、例えば図4(B)
のように、文書52Bをドラッグし、「編集」というプ
ルダウンメニューを選択し、且つその中の「取込み」を
選択するとメモオブジェクト42Cの所望の場所に取り
込むこともできる。なお、単に文書42Bをドラッグし
て取り込んでもよい。当然、写真42Aもドラッグ等の
操作にて取り込むことができる。
【0055】編集ブース24の端末機28には、プリン
タ33が接続されている。すなわち、編集ブース24で
は、各展示ブース18、20、22で取込み、編集して
入館者自身のファイルに記憶したデータをプリントアウ
トするようになっている。このようにすれば、各展示ブ
ース18、20、22において、筆記具を使用して必要
な情報のメモをとったり、パンフレットをもらってきた
りすることなく、編集ブースで必要な情報をプリントア
ウトすることによって、資料を手に入れることができる
ことになる。
タ33が接続されている。すなわち、編集ブース24で
は、各展示ブース18、20、22で取込み、編集して
入館者自身のファイルに記憶したデータをプリントアウ
トするようになっている。このようにすれば、各展示ブ
ース18、20、22において、筆記具を使用して必要
な情報のメモをとったり、パンフレットをもらってきた
りすることなく、編集ブースで必要な情報をプリントア
ウトすることによって、資料を手に入れることができる
ことになる。
【0056】以下に第1実施例の作用を説明する。入館
者が入口を通過し、受付ブース14に至るとこの受付ブ
ース14でワイヤレスマウス16を受け取る。このワイ
ヤレスマウス16には、予めIDが登録されており、複
数の入館者にそれぞれ異なるIDが登録されたワイヤレ
スマウス16が渡される。
者が入口を通過し、受付ブース14に至るとこの受付ブ
ース14でワイヤレスマウス16を受け取る。このワイ
ヤレスマウス16には、予めIDが登録されており、複
数の入館者にそれぞれ異なるIDが登録されたワイヤレ
スマウス16が渡される。
【0057】受付ブース14を通過すると、第1の展示
ブース18へ入場する。以下、第2の展示ブース20、
第3の展示ブース22の順に入館者が入場し、各展示ブ
ース18、20、22に展示された展示品を観覧する。
ブース18へ入場する。以下、第2の展示ブース20、
第3の展示ブース22の順に入館者が入場し、各展示ブ
ース18、20、22に展示された展示品を観覧する。
【0058】この観覧中に、展示品についての情報を記
録したい場合、従来は、展示品の近傍に設けられたパネ
ルに書かれた文字を読み取ってメモをとったり、パンフ
レットを配付したりしていた。
録したい場合、従来は、展示品の近傍に設けられたパネ
ルに書かれた文字を読み取ってメモをとったり、パンフ
レットを配付したりしていた。
【0059】しかし、本第1実施例では、各展示ブース
18、20、22に設けられた端末機28の近傍へ行
き、受付ブース14で受け取ったワイヤレスマウス16
を操作する。
18、20、22に設けられた端末機28の近傍へ行
き、受付ブース14で受け取ったワイヤレスマウス16
を操作する。
【0060】すると、ワイヤレスマウス16からは、予
め登録されたIDに基づく光信号が出力される。この出
力された光信号は、端末機28の受光部40で受信し、
IDを認識する。
め登録されたIDに基づく光信号が出力される。この出
力された光信号は、端末機28の受光部40で受信し、
IDを認識する。
【0061】端末機28では、認識したIDに基づい
て、ホストコンピュータ26とアクセスし、このIDに
基づくメモオブジェクトのアイコンを端末機28のモニ
タ42に表示する。
て、ホストコンピュータ26とアクセスし、このIDに
基づくメモオブジェクトのアイコンを端末機28のモニ
タ42に表示する。
【0062】操作ボタン34を操作してメモオブジェク
トが開くと、その時点でワイヤレスマウス16は、モニ
タ42上に表示されるポインタを移動し、かつコマンド
を指示するための指示装置として働く。すなわち、操作
ボタン34を操作しながらワイヤレスマウス16を移動
させると、ポインタはこのワイヤレスマウス16の移動
に追従して移動される。
トが開くと、その時点でワイヤレスマウス16は、モニ
タ42上に表示されるポインタを移動し、かつコマンド
を指示するための指示装置として働く。すなわち、操作
ボタン34を操作しながらワイヤレスマウス16を移動
させると、ポインタはこのワイヤレスマウス16の移動
に追従して移動される。
【0063】開かれたメモオブジェクトは、ワイヤレス
マウス16を操作した入館者専用のオブジェクトであ
り、編集機能を持ち、入館者は自由に取り扱うことがで
きる。
マウス16を操作した入館者専用のオブジェクトであ
り、編集機能を持ち、入館者は自由に取り扱うことがで
きる。
【0064】例えば、キーボード32を用いて、ワープ
ロ形式で文書を入力をしたり、検索ツールを操作するこ
とにより、ホストコンピュータ26(サーバコンピュー
タ)に記憶されている情報を読み出し、かつ必要な部分
を複写したりする。
ロ形式で文書を入力をしたり、検索ツールを操作するこ
とにより、ホストコンピュータ26(サーバコンピュー
タ)に記憶されている情報を読み出し、かつ必要な部分
を複写したりする。
【0065】また、画像のペーストも可能な機能を持つ
ことによって、独自のパンフレットを構成することがで
きる。さらに、展示ブースの端末機28にて編集を行う
こともできる。
ことによって、独自のパンフレットを構成することがで
きる。さらに、展示ブースの端末機28にて編集を行う
こともできる。
【0066】所定の作業が終了すると、入館者はワイヤ
レスマウス16の操作ボタン34で終了をコマンドする
ことにより、矢印からメモオブジェクトはアイコンに戻
る。
レスマウス16の操作ボタン34で終了をコマンドする
ことにより、矢印からメモオブジェクトはアイコンに戻
る。
【0067】入館者はメモオブジェクトを閉じないで別
の端末機28に移動することもあるが、その場合には別
の端末機28にてワイヤレスマウス16の光信号中に同
一IDを検出した際に、元の端末機28のメモオブジェ
クトを閉じてアイコン化し、別の端末機にてさらにアイ
コンを呼び出すようにすれば便利である。
の端末機28に移動することもあるが、その場合には別
の端末機28にてワイヤレスマウス16の光信号中に同
一IDを検出した際に、元の端末機28のメモオブジェ
クトを閉じてアイコン化し、別の端末機にてさらにアイ
コンを呼び出すようにすれば便利である。
【0068】ここで、編集した内容は、ホストコンピュ
ータ26によって管理され、保存される。
ータ26によって管理され、保存される。
【0069】上記作業を各展示ブース18、20、22
で必要に応じて行った後、入館者は、最後のブースであ
る編集ブース24へと至る。
で必要に応じて行った後、入館者は、最後のブースであ
る編集ブース24へと至る。
【0070】編集ブース24では、複数の端末機28が
配設されており、入館者が開いている端末機28によっ
て、ワイヤレスマウス16の操作ボタン34を操作する
と、前記展示ブース18、20、22内の端末機28と
同様に、自身のメモオブジェクトを操作することができ
る。
配設されており、入館者が開いている端末機28によっ
て、ワイヤレスマウス16の操作ボタン34を操作する
と、前記展示ブース18、20、22内の端末機28と
同様に、自身のメモオブジェクトを操作することができ
る。
【0071】この編集ブース24でも、各展示ブース1
8、20、22で記録した情報の最終的な編集を行うこ
とができ、不要な情報を削除し、見やすいようにレイア
ウトを変更した後、プリンタ33によってメモオブジェ
クト内の情報をプリントアウトする。
8、20、22で記録した情報の最終的な編集を行うこ
とができ、不要な情報を削除し、見やすいようにレイア
ウトを変更した後、プリンタ33によってメモオブジェ
クト内の情報をプリントアウトする。
【0072】プリントアウトが終了すると、入館者はプ
リントアウトされた書類を持ち、ワイヤレスマウス16
を返却して、退館する。
リントアウトされた書類を持ち、ワイヤレスマウス16
を返却して、退館する。
【0073】これにより、不要な情報は予め廃棄でき、
従来のようにそれぞれの展示品の傍で配付されるパンフ
レットをもらうことによって、荷物が増えるようなこと
がない。また、展示品の観覧中のみでは得られない情報
も短時間で簡単に得ることができる。
従来のようにそれぞれの展示品の傍で配付されるパンフ
レットをもらうことによって、荷物が増えるようなこと
がない。また、展示品の観覧中のみでは得られない情報
も短時間で簡単に得ることができる。
【0074】また、その場(博物館10の編集ブース2
4)で、得られた情報を編集することができるため、あ
とで見直すときに、情報を無駄なく、かつ効率良く活用
することができる。
4)で、得られた情報を編集することができるため、あ
とで見直すときに、情報を無駄なく、かつ効率良く活用
することができる。
【0075】なお、本第1実施例では、各展示ブース1
8、20、22に端末機28を各1台としたが、もちろ
ん複数台設置してもよい。また、本第1実施例で説明す
る博物館10は、各種常設及び仮設の展示場、動物園
等、他の名称で呼ばれている施設を含む。 (第2実施例)以下に本発明の第2実施例について説明
する。なお、前記第1実施例の同一構成部分について
は、同一の符号を付してその構成の説明を省略する。
8、20、22に端末機28を各1台としたが、もちろ
ん複数台設置してもよい。また、本第1実施例で説明す
る博物館10は、各種常設及び仮設の展示場、動物園
等、他の名称で呼ばれている施設を含む。 (第2実施例)以下に本発明の第2実施例について説明
する。なお、前記第1実施例の同一構成部分について
は、同一の符号を付してその構成の説明を省略する。
【0076】図5(A)及び(B)には、本第2実施例
に係るボード(机)110が示されている。このボード
110は、通常の作業を行うためのデスクトップとして
の役目と、後述する投影機から投影される画像を投影す
るためのスクリーンとしての役目とを有している。
に係るボード(机)110が示されている。このボード
110は、通常の作業を行うためのデスクトップとして
の役目と、後述する投影機から投影される画像を投影す
るためのスクリーンとしての役目とを有している。
【0077】ボード110上には、実際の電話機112
が載置されている。また、ボード110の上方には、こ
のボード110面上を撮影するカメラ114が取付けら
れている。カメラ114で撮影された画像信号は、ボー
ド110と対応配置されたコンピュータ116へ送信さ
れ、このコンピュータ116では、ボード110面上の
指示装置16の平面的な位置(座標)を認識する。ま
た、電話機112は、コンピュータ116に接続され、
このコンピュータ116からの信号で、通話状態、ダイ
ヤル等の制御が可能となっている。
が載置されている。また、ボード110の上方には、こ
のボード110面上を撮影するカメラ114が取付けら
れている。カメラ114で撮影された画像信号は、ボー
ド110と対応配置されたコンピュータ116へ送信さ
れ、このコンピュータ116では、ボード110面上の
指示装置16の平面的な位置(座標)を認識する。ま
た、電話機112は、コンピュータ116に接続され、
このコンピュータ116からの信号で、通話状態、ダイ
ヤル等の制御が可能となっている。
【0078】さらに、コンピュータ116には、表示装
置としての投影機118が接続されている。すなわち、
通常コンピュータ116に接続されるモニタの代わり
に、投影機118が接続され、この投影機118は、ボ
ード110上にコンピュータ116から出力される信号
に応じて、画像を投影するようになっている。この投影
された画像が、通常のモニタ画面の代わりとなる。本実
施例では、この投影画像として電話帳オブジェクト12
0が投影されている。
置としての投影機118が接続されている。すなわち、
通常コンピュータ116に接続されるモニタの代わり
に、投影機118が接続され、この投影機118は、ボ
ード110上にコンピュータ116から出力される信号
に応じて、画像を投影するようになっている。この投影
された画像が、通常のモニタ画面の代わりとなる。本実
施例では、この投影画像として電話帳オブジェクト12
0が投影されている。
【0079】この結果、ボード110上には、実在する
電話機112と仮想的に表現された画像(電話帳オブジ
ェクト120)とが共存することになる(図5(B)参
照)。
電話機112と仮想的に表現された画像(電話帳オブジ
ェクト120)とが共存することになる(図5(B)参
照)。
【0080】また、ボード110上には、物理的に実在
する指示装置16が載置されている。この指示装置16
は、第1実施例と同様に上面に操作ボタン34とLED
36とが配設され、操作ボタン34が操作されることに
よってLED36が点灯するようになっている。
する指示装置16が載置されている。この指示装置16
は、第1実施例と同様に上面に操作ボタン34とLED
36とが配設され、操作ボタン34が操作されることに
よってLED36が点灯するようになっている。
【0081】なお、この第2実施例では、ボード110
上の範囲内で移動できればよいため、ワイヤレスである
必要性はないが、取扱の便利さを考慮すれば、ワイヤレ
スであることが好ましい。
上の範囲内で移動できればよいため、ワイヤレスである
必要性はないが、取扱の便利さを考慮すれば、ワイヤレ
スであることが好ましい。
【0082】ここで、LED36が点灯すると、このL
ED36からの発光光を前記カメラ114で検出し、コ
ンピュータ116では、指示装置16のボード110上
での位置を認識することができる。
ED36からの発光光を前記カメラ114で検出し、コ
ンピュータ116では、指示装置16のボード110上
での位置を認識することができる。
【0083】電話帳オブジェクト120には、クローズ
ボタン120Aが設けられており、このクローズボタン
120A上に前記指示装置16を移動し、操作ボタン3
4を操作してLED36を点灯させると、コンピュータ
116では、指示装置16と、電話帳オブジェクト12
0とが仮想的に結び付いたと判断し、図5(A)に示さ
れる如く、電話帳オブジェクト120を閉じてアイコン
化し(アイコン119)、指示装置16の矢印ポインタ
と置き換わる。この状態では、指示装置16の操作ボタ
ン34を操作しながら移動すると、それにアイコン11
9は追従する。アイコン化した状態で開く操作(例え
ば、ダブルクリックする)を行うと、その場所に電話帳
オブジェクト120が開く。一旦開くと、電話帳オブジ
ェクト120のタイトルバーをドラッグすることによ
り、すなわち、操作ボタン34を操作しつづけならが、
指示装置16を移動すると、投影された電話帳オブジェ
クト120もこれに追従して、ボード110上を移動す
る構成である。
ボタン120Aが設けられており、このクローズボタン
120A上に前記指示装置16を移動し、操作ボタン3
4を操作してLED36を点灯させると、コンピュータ
116では、指示装置16と、電話帳オブジェクト12
0とが仮想的に結び付いたと判断し、図5(A)に示さ
れる如く、電話帳オブジェクト120を閉じてアイコン
化し(アイコン119)、指示装置16の矢印ポインタ
と置き換わる。この状態では、指示装置16の操作ボタ
ン34を操作しながら移動すると、それにアイコン11
9は追従する。アイコン化した状態で開く操作(例え
ば、ダブルクリックする)を行うと、その場所に電話帳
オブジェクト120が開く。一旦開くと、電話帳オブジ
ェクト120のタイトルバーをドラッグすることによ
り、すなわち、操作ボタン34を操作しつづけならが、
指示装置16を移動すると、投影された電話帳オブジェ
クト120もこれに追従して、ボード110上を移動す
る構成である。
【0084】この動作は、通常のコンピュータにおい
て、モニタ上にオブジェクトが表示され、かつポインタ
が表示されている状態で、操作者が指示装置を使ってポ
インタでオブジェクトのタイトルバーを指示し、指示装
置のボタンを押したまま指示装置を移動したときに、オ
ブジェクトが移動するのと同等であり、周知であるた
め、コンピュータ116内の詳細な制御については、説
明を省略する。
て、モニタ上にオブジェクトが表示され、かつポインタ
が表示されている状態で、操作者が指示装置を使ってポ
インタでオブジェクトのタイトルバーを指示し、指示装
置のボタンを押したまま指示装置を移動したときに、オ
ブジェクトが移動するのと同等であり、周知であるた
め、コンピュータ116内の詳細な制御については、説
明を省略する。
【0085】結び付けられた電話帳オブジェクト120
のアイコンは、指示装置16の移動によって、ボード1
10上の操作者の所望する位置まで移動させることがで
きるようになっている。また、結び付いた状態で、ダブ
ルクリック(操作ボタン34を速く2回押す)すること
により、コンピュータ116では、結びついたオブジェ
クト(ここでは、電話帳オブジェクト120)を開き、
その内容をボード110上に投影する。
のアイコンは、指示装置16の移動によって、ボード1
10上の操作者の所望する位置まで移動させることがで
きるようになっている。また、結び付いた状態で、ダブ
ルクリック(操作ボタン34を速く2回押す)すること
により、コンピュータ116では、結びついたオブジェ
クト(ここでは、電話帳オブジェクト120)を開き、
その内容をボード110上に投影する。
【0086】ここで、オブジェクトが開いた状態では、
指示装置16はポインタと同等の機能を持つようになっ
ており、開かれたオブジェクト内容のメニュー項目と重
ね合わせ、かつクリック操作を行うことにより、その重
ね合わされたコマンドの実行をコンピュータ116へ指
示することができる。本第2実施例では、電話帳オブジ
ェクト120のコマンドとして、電話番号の登録、検
索、自動ダイヤル機能等を持つ。
指示装置16はポインタと同等の機能を持つようになっ
ており、開かれたオブジェクト内容のメニュー項目と重
ね合わせ、かつクリック操作を行うことにより、その重
ね合わされたコマンドの実行をコンピュータ116へ指
示することができる。本第2実施例では、電話帳オブジ
ェクト120のコマンドとして、電話番号の登録、検
索、自動ダイヤル機能等を持つ。
【0087】以下に、本第2実施例の作用を説明する。
操作者が電話機112で電話をする際に、コンピュータ
116に登録された電話帳オブジェクト120を使用す
るとき、まず、投影された電話帳オブジェクト120上
に指示装置16を移動させる。このとき、電話帳オブジ
ェクト120と指示装置16とは、仮想的に結びついて
おらず、指示装置16のみが移動して、投影された電話
帳オブジェクト120へ移動させる。
操作者が電話機112で電話をする際に、コンピュータ
116に登録された電話帳オブジェクト120を使用す
るとき、まず、投影された電話帳オブジェクト120上
に指示装置16を移動させる。このとき、電話帳オブジ
ェクト120と指示装置16とは、仮想的に結びついて
おらず、指示装置16のみが移動して、投影された電話
帳オブジェクト120へ移動させる。
【0088】電話帳オブジェクト120のクローズボタ
ン120A上で指示装置16の操作ボタン34を操作す
る。この操作によって、LED36が点灯し、この点灯
した位置をカメラ114を介してコンピュータ116が
認識する。
ン120A上で指示装置16の操作ボタン34を操作す
る。この操作によって、LED36が点灯し、この点灯
した位置をカメラ114を介してコンピュータ116が
認識する。
【0089】コンピュータ116では、投影位置(電話
帳オブジェクト120の位置)は予め認識しており、こ
の位置と指示装置16の位置が一致したと判断すると、
仮想的に電話帳オブジェクト120と指示装置16とを
結び付けポインタを電話帳オブジェクト120のアイコ
ン119に変える。
帳オブジェクト120の位置)は予め認識しており、こ
の位置と指示装置16の位置が一致したと判断すると、
仮想的に電話帳オブジェクト120と指示装置16とを
結び付けポインタを電話帳オブジェクト120のアイコ
ン119に変える。
【0090】以後、操作ボタン34の操作中は、指示装
置16の移動に追従して、電話帳オブジェクト120の
アイコン119の投影位置を移動させることができる。
このため、操作者は、一番操作し易い位置に電話帳オブ
ジェクト120を移動させ、その後、操作ボタン34を
ダブルクリックする。
置16の移動に追従して、電話帳オブジェクト120の
アイコン119の投影位置を移動させることができる。
このため、操作者は、一番操作し易い位置に電話帳オブ
ジェクト120を移動させ、その後、操作ボタン34を
ダブルクリックする。
【0091】この操作により、電話帳オブジェクト12
0は開き、その内容が投影される。また、この時点で、
指示装置16は、システムのポインティングデバイスに
なり、ポインタは矢印となる。
0は開き、その内容が投影される。また、この時点で、
指示装置16は、システムのポインティングデバイスに
なり、ポインタは矢印となる。
【0092】開かれた電話帳オブジェクト120の内容
から、検索コマンドを捜し、指示装置16をこの検索メ
ニュー項目上に移動させ、クリックすると、検索に必要
な投影がなされる。例えば、氏名の頭文字の入力要求
や、一覧表示といった別の投影がなされる。操作者はこ
れを見て、必要な入力や指定を行った後、実行させる
と、投影がさらに展開して、電話する相手の電話番号や
住所や相手の顔写真等のウィンドウ120Bが投影され
る(図6参照)。
から、検索コマンドを捜し、指示装置16をこの検索メ
ニュー項目上に移動させ、クリックすると、検索に必要
な投影がなされる。例えば、氏名の頭文字の入力要求
や、一覧表示といった別の投影がなされる。操作者はこ
れを見て、必要な入力や指定を行った後、実行させる
と、投影がさらに展開して、電話する相手の電話番号や
住所や相手の顔写真等のウィンドウ120Bが投影され
る(図6参照)。
【0093】操作者はこれを確認して、ダイヤルコマン
ドを指示し、実行させると、コンピュータ116に接続
された電話機112が自動制御され、ダイヤル操作が開
始され、操作者は通話することができる。
ドを指示し、実行させると、コンピュータ116に接続
された電話機112が自動制御され、ダイヤル操作が開
始され、操作者は通話することができる。
【0094】通話が終了すると、操作者は順次展開され
た投影を閉じることによって、当初の電話帳オブジェク
ト120のアイコンを投影することができ、操作ボタン
34を操作したまま、ボード110上の所定の位置に移
動させることによって、電話帳オブジェクト120のア
イコンはこの指示装置16の移動に追従して、例えば、
ボード110の適切な場所に保管すうことができる。
た投影を閉じることによって、当初の電話帳オブジェク
ト120のアイコンを投影することができ、操作ボタン
34を操作したまま、ボード110上の所定の位置に移
動させることによって、電話帳オブジェクト120のア
イコンはこの指示装置16の移動に追従して、例えば、
ボード110の適切な場所に保管すうことができる。
【0095】このように、ボード110上の物理的に実
在する指示装置16と、投影された画像(電話帳オブジ
ェクト120)とを仮想的に結び付けることによって、
操作者は、実感として、実在する電話帳を用いて電話番
号等を調べているかの如く扱うことができ、所謂バーチ
ャルリアリティの実現を可能とする。
在する指示装置16と、投影された画像(電話帳オブジ
ェクト120)とを仮想的に結び付けることによって、
操作者は、実感として、実在する電話帳を用いて電話番
号等を調べているかの如く扱うことができ、所謂バーチ
ャルリアリティの実現を可能とする。
【0096】なお、本第2実施例では、実在する電話機
112と投影される電話帳オブジェクト120を例にと
り説明したが、ボード110上に複数のオブジェクトが
投影される場合には、指示装置16でそれぞれのオブジ
ェクトを結び付ける操作により、必要なオブジェクトと
仮想的に結び付けることができる。
112と投影される電話帳オブジェクト120を例にと
り説明したが、ボード110上に複数のオブジェクトが
投影される場合には、指示装置16でそれぞれのオブジ
ェクトを結び付ける操作により、必要なオブジェクトと
仮想的に結び付けることができる。
【0097】また、指示装置16を複数個用意して、各
オブジェクトと仮想的に結びつけておいてもよい。
オブジェクトと仮想的に結びつけておいてもよい。
【0098】さらに、この場合、指示装置として固形の
ものを使用したが、磁石やシール等で様々な場所に貼付
けることができるシート上の部材を用いてもよい。この
ようにすれば、あたかも電話帳ファイルをクリップして
いるかの如く取り扱うことができる。また、例えば、電
話機112に電話帳オブジェクト120と仮想的に結び
付いたシート上のものを貼付けておけば、電話帳オブジ
ェクト120をボード110上から捜す手間を省くこと
ができる。 (第3実施例)次に本発明の第3実施例について説明す
る。なお、第1実施例と同一構成部分については、同一
の符号を付してその構成の説明は省略する。
ものを使用したが、磁石やシール等で様々な場所に貼付
けることができるシート上の部材を用いてもよい。この
ようにすれば、あたかも電話帳ファイルをクリップして
いるかの如く取り扱うことができる。また、例えば、電
話機112に電話帳オブジェクト120と仮想的に結び
付いたシート上のものを貼付けておけば、電話帳オブジ
ェクト120をボード110上から捜す手間を省くこと
ができる。 (第3実施例)次に本発明の第3実施例について説明す
る。なお、第1実施例と同一構成部分については、同一
の符号を付してその構成の説明は省略する。
【0099】図7には、ネットワーク化された複数の端
末機210が示されている。これらの端末機210は、
ホストコンピュータ212にそれぞれ接続され、ホスト
コンピュータと自由にアクセスすることができるように
なっている。
末機210が示されている。これらの端末機210は、
ホストコンピュータ212にそれぞれ接続され、ホスト
コンピュータと自由にアクセスすることができるように
なっている。
【0100】端末機210に対応して、複数のワイヤレ
スマウス16が載置されており、このワイヤレスマウス
16の数は、端末機210の数と同等かそれよりも多く
設けられている(以下、ワイヤレスマウス16を個別に
示す場合には、末尾に”A、B・・・を付す。)。
スマウス16が載置されており、このワイヤレスマウス
16の数は、端末機210の数と同等かそれよりも多く
設けられている(以下、ワイヤレスマウス16を個別に
示す場合には、末尾に”A、B・・・を付す。)。
【0101】各ワイヤレスマウス16には、操作ボタン
34とLED36が設けられ、かつそれぞれに独自のI
Dが登録されている。
34とLED36が設けられ、かつそれぞれに独自のI
Dが登録されている。
【0102】ここで、ホストコンピュータでは、このI
Dと所定のオブジェクトとが予め結びつけられている。
すなわち、図8に示される如く、1つのワイヤレスマウ
ス16Aは電話帳オブジェクトと仮想的に結び付けら
れ、他の1つのワイヤレスマウス16Bは顧客リストオ
ブジェクトと仮想的に結びついている。
Dと所定のオブジェクトとが予め結びつけられている。
すなわち、図8に示される如く、1つのワイヤレスマウ
ス16Aは電話帳オブジェクトと仮想的に結び付けら
れ、他の1つのワイヤレスマウス16Bは顧客リストオ
ブジェクトと仮想的に結びついている。
【0103】ワイヤレスマウス16は、通常所定の位置
に保管されている。ここで、オペレータが端末機210
を操作する際に必要なオブジェクトと結びついているワ
イヤレスマウス16Aをピックアップして持ち出し、空
いている端末機210の傍に移動するようになってい
る。
に保管されている。ここで、オペレータが端末機210
を操作する際に必要なオブジェクトと結びついているワ
イヤレスマウス16Aをピックアップして持ち出し、空
いている端末機210の傍に移動するようになってい
る。
【0104】所定の端末機210の前で操作ボタン34
を操作すると、LED36からIDに基づく光信号が出
力され、これを端末機210の受光部40で受光するよ
うになっている。
を操作すると、LED36からIDに基づく光信号が出
力され、これを端末機210の受光部40で受光するよ
うになっている。
【0105】端末機210で光信号を受光すると、ホス
トコンピュータ212では、IDに応じたオブジェクト
を検索し、受光した端末機210のモニタ42上に該当
するオブジェクトのアイコンを表示させるようになって
いる。
トコンピュータ212では、IDに応じたオブジェクト
を検索し、受光した端末機210のモニタ42上に該当
するオブジェクトのアイコンを表示させるようになって
いる。
【0106】オペレータは、ワイヤレスマウス16Aの
操作ボタン34をダブルクリック操作することによっ
て、このオブジェクトを開くことができ、かつその後は
ワイヤレスマウス16Aはポインタを移動させる指示装
置としての役目を持つようになっている。
操作ボタン34をダブルクリック操作することによっ
て、このオブジェクトを開くことができ、かつその後は
ワイヤレスマウス16Aはポインタを移動させる指示装
置としての役目を持つようになっている。
【0107】以下に第3実施例の作用を説明する。複数
のワイヤレスマウス16は予め所定の位置に整理され保
管されている。オペレータが端末機210を操作する
際、必要なオブジェクトに該当するワイヤレスマウス1
6Aをピックアップして持ち出す。このワイヤレスマウ
ス16Aは、予め所定のオブジェクトと仮想的に結びつ
いている。オペレータが端末機210の前に着座して、
持ち出したワイヤレスマウス16Aの操作ボタン34を
操作すると、LED36が発光し、この光を端末機21
0の受光部40で受光する。受光した光信号にはIDが
含まれており、ホストコンピュータでは、このIDと仮
想的に結びついているオブジェクトを検索して、当該端
末機210のモニタ42にそのオブジェクトのアイコン
を表示する。
のワイヤレスマウス16は予め所定の位置に整理され保
管されている。オペレータが端末機210を操作する
際、必要なオブジェクトに該当するワイヤレスマウス1
6Aをピックアップして持ち出す。このワイヤレスマウ
ス16Aは、予め所定のオブジェクトと仮想的に結びつ
いている。オペレータが端末機210の前に着座して、
持ち出したワイヤレスマウス16Aの操作ボタン34を
操作すると、LED36が発光し、この光を端末機21
0の受光部40で受光する。受光した光信号にはIDが
含まれており、ホストコンピュータでは、このIDと仮
想的に結びついているオブジェクトを検索して、当該端
末機210のモニタ42にそのオブジェクトのアイコン
を表示する。
【0108】オペレータはの表示内容を見て、所望のオ
ブジェクトと一致していることを確認した後、操作ボタ
ン34をダブルクリック操作し、このオブジェクトを開
いて、作業を開始する。
ブジェクトと一致していることを確認した後、操作ボタ
ン34をダブルクリック操作し、このオブジェクトを開
いて、作業を開始する。
【0109】作業が終了した時点で、オブジェクトを閉
じることにより、このオブジェクトのモニタ42への表
示はアイコンとなり、ホストコンピュータに作業内容が
格納される。また、オペレータはワイヤレスマウス16
Aを所定の場所に戻す。
じることにより、このオブジェクトのモニタ42への表
示はアイコンとなり、ホストコンピュータに作業内容が
格納される。また、オペレータはワイヤレスマウス16
Aを所定の場所に戻す。
【0110】このように、ワイヤレスマウス16毎にオ
ブジェクトを仮想的に結び付けておくことにより、必要
なワイヤレスマウス16を持って端末機210の前で操
作することにより、容易にオブジェクトを開き作業を行
うことができる。
ブジェクトを仮想的に結び付けておくことにより、必要
なワイヤレスマウス16を持って端末機210の前で操
作することにより、容易にオブジェクトを開き作業を行
うことができる。
【0111】また、このワイヤレスマウス16を管理、
保管することにより、例え端末機210でオブジェクト
を開こうとしても、ワイヤレスマウス16に仮想的に結
びついているオブジェクトは開くことができず、重要な
オブジェクトの秘密を保持することができる。
保管することにより、例え端末機210でオブジェクト
を開こうとしても、ワイヤレスマウス16に仮想的に結
びついているオブジェクトは開くことができず、重要な
オブジェクトの秘密を保持することができる。
【0112】すなわち、このワイヤレスマウス16を持
つことにより、実際にファイルを持つのと同等の作用と
なり、重要ファイルの安全性を高めることができる。例
えば会議場に端末機210を設置しておき、重要の書類
を会議場に持ち運ばなければならない場合、ワイヤレス
マウス16をポケット等にしまい込んで、持ち運ぶこと
により、会議場の端末機210で重要ファイルを取り出
すことができる。
つことにより、実際にファイルを持つのと同等の作用と
なり、重要ファイルの安全性を高めることができる。例
えば会議場に端末機210を設置しておき、重要の書類
を会議場に持ち運ばなければならない場合、ワイヤレス
マウス16をポケット等にしまい込んで、持ち運ぶこと
により、会議場の端末機210で重要ファイルを取り出
すことができる。
【0113】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るコンピュ
ータ上のオブジェクトの制御方法及び装置は、コンピュ
ータ上のオブジェクトがあたかも現実の作業と結びつい
ているかのように、仮想的に連携することができ、コン
ピュータ操作を容易にすることができるという優れた効
果を有する。
ータ上のオブジェクトの制御方法及び装置は、コンピュ
ータ上のオブジェクトがあたかも現実の作業と結びつい
ているかのように、仮想的に連携することができ、コン
ピュータ操作を容易にすることができるという優れた効
果を有する。
【図1】第1実施例に係る博物館の内部のレイアウトを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】博物館におけるコンピュータネットワークシス
テム(博物館システム)のブロック図である。
テム(博物館システム)のブロック図である。
【図3】(A)はワイヤレスマウスと端末機との関係を
示す概略図、(B)はワイヤレスマウスで送信されるデ
ータフォーマット図である。
示す概略図、(B)はワイヤレスマウスで送信されるデ
ータフォーマット図である。
【図4】(A)及び(B)は、モニタ上に表示される画
面(オブジェクト)の一例を示す概略図である。
面(オブジェクト)の一例を示す概略図である。
【図5】第2実施例に係るボード及びその周辺を示す概
略図であり、(A)はオブジェクトを開く前、(B)は
オブジェクトが開いた後を示す図である。
略図であり、(A)はオブジェクトを開く前、(B)は
オブジェクトが開いた後を示す図である。
【図6】電話帳オブジェクト内の1つのウィンドウ投影
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
【図7】第3実施例に係るコンピュータネットワークシ
ステムの概略図である。
ステムの概略図である。
【図8】ID−オブジェクトの対応マップ図である。
10 博物館 14 受付ブース 16 ワイヤレスマウス(指示装置) 18、20、22 展示ブース 24 編集ブース 26 ホストコンピュータ 28 端末機 34 操作ボタン 36 LED 40 受光部 110 ボード 112 電話機 114 カメラ 116 コンピュータ 118 投影機 120 電話帳オブジェクト 210 端末機 212 ホストコンピュータ
Claims (6)
- 【請求項1】 表示装置と、実在し且つオブジェクトと
関係付けること及びその関係付けを解除することを可能
とする指示装置とを有するコンピュータ・システムにお
いて、 関係付けられた状態で、前記オブジェクトのアイコン表
示を前記表示装置に行い、前記指示装置の移動操作に追
従して前記アイコン表示を移動させることができるステ
ップと、 前記指示装置からの指示により、前記オブジェクトとの
関係付けを解除し、前記オブジェクトの内容を開示する
ステップと、 開示されているオブジェクトに対するコマンド指示を実
行するステップと、 を含むコンピュータ上のオブジェクトの制御方法。 - 【請求項2】 特定のIDが登録され、操作部の操作に
よりこのIDが出力される、少なくとも1つの指示装置
と、 ホストコンピュータと、それぞれ所定の場所に設置さ
れ、各々表示装置を有する複数の端末機と、前記ホスト
コンピュータと前記複数の端末機とを接続するネットワ
ークラインと、各前記IDに対応する、予め定められた
オブジェクトと少なくとも読み出し可能な情報とを記憶
する記憶手段と、を備えたネットワークシステムと、 特定の前記端末機が前記IDを検知したときに、前記I
Dに基づくオブジェクトを前記特定の端末機上に呼び出
す手段と、 呼び出された前記オブジェクトを、前記指示装置の操作
に応答して開かせるアクセス手段と、 を有し、 呼び出された状態の前記オブジェクトは、前記指示装置
に関係付けられており、前記表示装置にアイコン表示さ
れ、前記指示装置の移動操作に追従して移動し、 前記アクセス手段により前記オブジェクトが開いている
状態では、前記指示装置が前記オブジェクト内のコマン
ド実行を指示可能なポインティング機能を有することを
特徴とするコンピュータ上のオブジェクトの制御装置。 - 【請求項3】前記指示装置は、前記記憶手段に記憶され
た情報を読み出すよう操作可能であり、編集機能を有す
るメモオブジェクトに関係付けられていることを特徴と
する請求項2記載のコンピュータ上のオブジェクトの制
御装置。 - 【請求項4】 前記ネットワークシステムが、複数のブ
ースに別れて展示される博物館に設置され、前記指示装
置が博物館に入館する入館者のそれぞれに渡されること
を特徴とする請求項3記載のコンピュータ上のオブジェ
クトの制御装置。 - 【請求項5】 作業用デスクと投影用スクリーンを兼ね
るボードと、 前記ボード面を撮影するカメラと、 前記カメラで撮影した画像状態が入力されるコンピュー
タ本体と、 物理的に実在し、前記コンピュータ本体に登録されたオ
ブジェクトと関係付けること、及びその関係付けを解除
することが可能であり、関係付けられた状態でアイコン
表示された前記オブジェクトを移動させ、開示されたオ
ブジェクトに対するコマンド指示を実行可能な指示装置
と、 前記オブジェクトの表示を前記ボード上に投影する投影
手段と、 前記カメラによる撮影により前記指示装置の位置を認識
し、前記指示装置の所定の操作によって、前記指示装置
と前記オブジェクトの関係付け及び関係付け解除、前記
オブジェクトの開閉、オブジェクトに対するコマンド指
示を制御する制御手段と、 を有するコンピュータ上のオブジェクトの制御装置。 - 【請求項6】 それぞれIDを有し、各前記特定のID
に対応するオブジェクトに関係付けること、及びその関
係付けを解除することを可能にし、関係付けられた状態
ではアイコン表示された前記対応するオブジェクトを移
動し、オブジェクトが開いている状態ではそのオブジェ
クトのコマンド実行を指示可能なポインティング機能を
有する、複数の指示装置と、 前記オブジェクトを記憶する記録装置と、 前記オブジェクトを開いた状態、及び閉じた状態である
アイコン表示、前記コマンド実行の結果を表示する表示
装置と、 前記指示装置の操作によって、前記指示装置と前記オブ
ジェクトの関係付け及び関係付け解除、前記オブジェク
トの開示、開示されている状態でのコマンド指示、及び
特定の前記指示装置と前記対応するオブジェクトが関係
付けられた状態では他の前記指示装置による前記対応す
るオブジェクトのアクセスの禁止を制御する制御手段
と、を有するコンピュータ上のオブジェクト制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6243919A JPH08106372A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | コンピュータ上のオブジェクトの制御方法及び装置 |
US08/539,391 US5943042A (en) | 1994-10-07 | 1995-10-05 | Control method and system for objects on a computer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6243919A JPH08106372A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | コンピュータ上のオブジェクトの制御方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08106372A true JPH08106372A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17110973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6243919A Pending JPH08106372A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | コンピュータ上のオブジェクトの制御方法及び装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5943042A (ja) |
JP (1) | JPH08106372A (ja) |
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