JPH079360A - チエン切り - Google Patents
チエン切りInfo
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- JPH079360A JPH079360A JP15336793A JP15336793A JPH079360A JP H079360 A JPH079360 A JP H079360A JP 15336793 A JP15336793 A JP 15336793A JP 15336793 A JP15336793 A JP 15336793A JP H079360 A JPH079360 A JP H079360A
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 62
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 62
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 3
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- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な操作によって、熟練を必要とすること
なく、チエンの分断および連結操作を適正に行うことが
できる新たなチエン切りを提供することを目的とする。 【構成】 複数リンク分のチエンをその長手方向移動不
能に係合保持しうるチエン係合溝25を有する第一部材
21と、上記第一部材21に対してスライド係合すると
ともに、スライド方向と直交する方向に離脱不能な第二
部材22とを備え、第一部材21のチエン係合溝25の
底面にピン抜き操作用受支部27と、ピン挿入操作用受
支部28とを設け、第二部材22に設けた操作体保持部
40に、ピン抜き用プランジャ42bを先端に有するピ
ン抜き用ネジ操作体42と、ピン挿入用押圧部を先端に
有するピン挿入用ネジ操作体とを、それぞれ螺進退可能
に設けたことを特徴とする。
なく、チエンの分断および連結操作を適正に行うことが
できる新たなチエン切りを提供することを目的とする。 【構成】 複数リンク分のチエンをその長手方向移動不
能に係合保持しうるチエン係合溝25を有する第一部材
21と、上記第一部材21に対してスライド係合すると
ともに、スライド方向と直交する方向に離脱不能な第二
部材22とを備え、第一部材21のチエン係合溝25の
底面にピン抜き操作用受支部27と、ピン挿入操作用受
支部28とを設け、第二部材22に設けた操作体保持部
40に、ピン抜き用プランジャ42bを先端に有するピ
ン抜き用ネジ操作体42と、ピン挿入用押圧部を先端に
有するピン挿入用ネジ操作体とを、それぞれ螺進退可能
に設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、チエンをその途中で
分断し、あるいは接続するための工具である、チエン切
りに関する。
分断し、あるいは接続するための工具である、チエン切
りに関する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】たと
えば、自転車において、前ギヤと後ギヤとの間を掛け回
される自転車用チエンを取り替えるには、まず、無端状
となっているチエンをその適当な部位で分断しなけれ
ば、このチエンを自転車から取り外すことができない。
また、新たなチエンを自転車に装着する場合において
も、有端状となって提供されるチエンを、前ギヤおよび
後ギヤを掛け回るようにしながら、適当なリンク数をも
って無端状に接続する必要がある。
えば、自転車において、前ギヤと後ギヤとの間を掛け回
される自転車用チエンを取り替えるには、まず、無端状
となっているチエンをその適当な部位で分断しなけれ
ば、このチエンを自転車から取り外すことができない。
また、新たなチエンを自転車に装着する場合において
も、有端状となって提供されるチエンを、前ギヤおよび
後ギヤを掛け回るようにしながら、適当なリンク数をも
って無端状に接続する必要がある。
【0003】さらに、経時的に延びが生じてしまう自転
車用チエンの長さを適当に調節するために、いったん、
無端状となって前ギヤと後ギヤとの間を掛け回されてい
るチエンを分断し、適当数のリンクを取り除いてから、
再び無端状に接続する必要がある。
車用チエンの長さを適当に調節するために、いったん、
無端状となって前ギヤと後ギヤとの間を掛け回されてい
るチエンを分断し、適当数のリンクを取り除いてから、
再び無端状に接続する必要がある。
【0004】図37および38に示すように、自転車用
チエンCは、左右の外リンクプレート1,1と、左右の
内リンクプレート2,2とを、ピン3によって連結して
構成される。上記ピン3にはまた、ローラ4が套挿され
る。外リンクプレート1の両端部、および内リンクプレ
ート2の両端部には、それぞれ、ピン挿入孔5,6が形
成されている。外リンクプレート1のピン挿入孔5は、
ピン3に対して締まりばめ勝手となっており、ローラ4
を左右の内リンクプレート2,2間に配するとともに、
左右の内リンクプレート2,2の外側に左右の外リンク
プレート1,1を、これら四つのンクプレートのピン挿
入孔5,5,6,6が一致するように保持しながら、こ
れら各ピン挿入孔5,5,6,6にピン3を連通挿する
ことにより、チエンCは連結される。この際、この外リ
ンクプレート1のピン挿入孔5と、上記のように挿入さ
れるピン3とは、圧入関係となっている。逆に、上記の
チエンCを分断するには、上記ピン3を軸方向に抜けば
よいことになる。
チエンCは、左右の外リンクプレート1,1と、左右の
内リンクプレート2,2とを、ピン3によって連結して
構成される。上記ピン3にはまた、ローラ4が套挿され
る。外リンクプレート1の両端部、および内リンクプレ
ート2の両端部には、それぞれ、ピン挿入孔5,6が形
成されている。外リンクプレート1のピン挿入孔5は、
ピン3に対して締まりばめ勝手となっており、ローラ4
を左右の内リンクプレート2,2間に配するとともに、
左右の内リンクプレート2,2の外側に左右の外リンク
プレート1,1を、これら四つのンクプレートのピン挿
入孔5,5,6,6が一致するように保持しながら、こ
れら各ピン挿入孔5,5,6,6にピン3を連通挿する
ことにより、チエンCは連結される。この際、この外リ
ンクプレート1のピン挿入孔5と、上記のように挿入さ
れるピン3とは、圧入関係となっている。逆に、上記の
チエンCを分断するには、上記ピン3を軸方向に抜けば
よいことになる。
【0005】図36に、上記のようなチエンCの分断・
接続操作を行うための従来のチエン切り7を示す。この
従来のチエン切り7は、上ブロック部8と下ブロック部
9とを連結部10でつないだような形態をもつ本体7a
を備えている。上記連結部10は、上記上ブロック部8
および下ブロック部9に共通に設定した軸線11に対し
て側方に変位して配置されており、したがって、上記上
ブロック部8および下ブロック部9の間に所定間隔の空
間が形成されている。
接続操作を行うための従来のチエン切り7を示す。この
従来のチエン切り7は、上ブロック部8と下ブロック部
9とを連結部10でつないだような形態をもつ本体7a
を備えている。上記連結部10は、上記上ブロック部8
および下ブロック部9に共通に設定した軸線11に対し
て側方に変位して配置されており、したがって、上記上
ブロック部8および下ブロック部9の間に所定間隔の空
間が形成されている。
【0006】上記連結部10には、チエンCに係合して
その位置を規定するチエン保持片12が延出形成されて
いる。このチエン保持片12は、チエンCの内リンクプ
レート2,2間の空間に突入しうる厚みの板状を呈して
おり、かつ、チエンCのローラ4の外周を抱く半円弧状
の係合凹部13が形成されている。この係合凹部13を
形成する半円弧の中心は、上記上ブロック部8および下
ブロック部9に共通に設定された軸線11と一致するよ
うになされる。
その位置を規定するチエン保持片12が延出形成されて
いる。このチエン保持片12は、チエンCの内リンクプ
レート2,2間の空間に突入しうる厚みの板状を呈して
おり、かつ、チエンCのローラ4の外周を抱く半円弧状
の係合凹部13が形成されている。この係合凹部13を
形成する半円弧の中心は、上記上ブロック部8および下
ブロック部9に共通に設定された軸線11と一致するよ
うになされる。
【0007】上記上ブロック部8には、ピン押圧用プラ
ンジャ14を先端に有するネジ操作体15が、上記軸線
11方向に螺進退可能に螺合されている。上記ピン押圧
用プランジャ14の外径は、チエンCのピン3と同等か
それよりやや小径に設定される。また、このネジ操作体
15の基端部には、強力な回転操作力を付与することが
できるように軸直角方向に延びる回転操作ハンドル16
がスライド挿入されている。
ンジャ14を先端に有するネジ操作体15が、上記軸線
11方向に螺進退可能に螺合されている。上記ピン押圧
用プランジャ14の外径は、チエンCのピン3と同等か
それよりやや小径に設定される。また、このネジ操作体
15の基端部には、強力な回転操作力を付与することが
できるように軸直角方向に延びる回転操作ハンドル16
がスライド挿入されている。
【0008】一方、上記下ブロック部9には、上記チエ
ン保持片12に係合保持された状態のチエンCの外リン
クプレート1の外面を受支する圧力受支部17が形成さ
れており、かつ、チエンCから後述するように抜き出さ
れたピン3を逃がすためのピン逃げ溝18が形成されて
いる。
ン保持片12に係合保持された状態のチエンCの外リン
クプレート1の外面を受支する圧力受支部17が形成さ
れており、かつ、チエンCから後述するように抜き出さ
れたピン3を逃がすためのピン逃げ溝18が形成されて
いる。
【0009】さらに、上記本体7aにはまた、上記操作
ハンドル16を介してネジ操作体15に対する回転力が
与えられても、この本体7aが回転しないように保持す
るための保持ハンドル19が側方に向けて延出状に設け
られている。
ハンドル16を介してネジ操作体15に対する回転力が
与えられても、この本体7aが回転しないように保持す
るための保持ハンドル19が側方に向けて延出状に設け
られている。
【0010】チエンCを分断しようとする場合、分断し
ようとする部位に対応するローラ4が上記係合凹部13
に嵌まり込むようにして上記チエン保持片12に図37
に示すようにしてチエンCを保持させる。そして、上記
ネジ操作体15を回転させることによって先端のピン押
圧用プランジャ14を前進させる。ピン3は、上記プラ
ンジャ14によって強力な軸方向押力を受け、次第に、
図37の左方向に抜けてゆく。
ようとする部位に対応するローラ4が上記係合凹部13
に嵌まり込むようにして上記チエン保持片12に図37
に示すようにしてチエンCを保持させる。そして、上記
ネジ操作体15を回転させることによって先端のピン押
圧用プランジャ14を前進させる。ピン3は、上記プラ
ンジャ14によって強力な軸方向押力を受け、次第に、
図37の左方向に抜けてゆく。
【0011】図37に示すように、ピン3が、右側の外
リンクプレート、左右の内リンクプレートを抜け、左側
の外リンクプレートにのみ嵌合している状態にいたる
と、ピン3を介した外リンクプレート1と内リンクプレ
ート2との間の連結関係が解け、チエンCを分断するこ
とができる。
リンクプレート、左右の内リンクプレートを抜け、左側
の外リンクプレートにのみ嵌合している状態にいたる
と、ピン3を介した外リンクプレート1と内リンクプレ
ート2との間の連結関係が解け、チエンCを分断するこ
とができる。
【0012】実際上重要なことは、ネジ操作体15ない
しピン押圧用プランジャ14によるピン3の押圧を、図
37に示す状態で止めおくことである。仮にピン3が完
全に四つのリンクプレート1,1,2,2から抜け出て
しまうと、このチエンCを連結する際において、ピン3
を外リンクプレートのピン挿入孔5に挿入する作業がき
わめて厄介なものとなるからである。
しピン押圧用プランジャ14によるピン3の押圧を、図
37に示す状態で止めおくことである。仮にピン3が完
全に四つのリンクプレート1,1,2,2から抜け出て
しまうと、このチエンCを連結する際において、ピン3
を外リンクプレートのピン挿入孔5に挿入する作業がき
わめて厄介なものとなるからである。
【0013】しかしながら、ピン3の抜け状態は、外部
から視認することができず、したがって、ある程度ピン
3を抜け動させた状態において、トライ・アンド・エラ
ーを繰り返しながら、少しずつネジ操作体15を螺進さ
せ、ピン3が左側の内リンクプレートを抜けた状態を確
認するという面倒な操作が必要である。
から視認することができず、したがって、ある程度ピン
3を抜け動させた状態において、トライ・アンド・エラ
ーを繰り返しながら、少しずつネジ操作体15を螺進さ
せ、ピン3が左側の内リンクプレートを抜けた状態を確
認するという面倒な操作が必要である。
【0014】一方、チエンを連結する場合には、図38
に示すように、連結するべき外リンクプレート1,1間
に内リンクプレート2,2をこれらのピン挿入孔が一致
するように配置した状態で、上記ネジ操作体15を螺進
させてその先端のピン押圧用プランジャ14によってピ
ン3を挿入してゆく。
に示すように、連結するべき外リンクプレート1,1間
に内リンクプレート2,2をこれらのピン挿入孔が一致
するように配置した状態で、上記ネジ操作体15を螺進
させてその先端のピン押圧用プランジャ14によってピ
ン3を挿入してゆく。
【0015】図37のチエン分断操作時と、図38のチ
エン連結操作時とを比較すれば明らかなように、従来の
チエン切り7は、ピン押圧用プランジャ14によってピ
ン3を軸方向に押圧することによって、ピンの抜きおよ
び挿入の双方の操作を行おうとしているため、チエン切
り7の方向が、チエン分断操作時とチエン連結時とでは
逆になる。このことは、実際上、次のような不具合を生
じさせる。
エン連結操作時とを比較すれば明らかなように、従来の
チエン切り7は、ピン押圧用プランジャ14によってピ
ン3を軸方向に押圧することによって、ピンの抜きおよ
び挿入の双方の操作を行おうとしているため、チエン切
り7の方向が、チエン分断操作時とチエン連結時とでは
逆になる。このことは、実際上、次のような不具合を生
じさせる。
【0016】すなわち、チエンを分断しようとする時、
当然のことながら、このチエンCは無端状となってい
て、前ギヤと後ギヤとの間を掛け回されている。このよ
うな無端状のチエンCを分断する操作においては、図3
7に示すように、上記ネジ操作体15がチエンCの外
側、換言すると、自転車に関してその外側に位置してい
るので、かかる操作は比較的行いやすいが、図38に示
すチエン連結操作時においては、ネジ操作体15がチエ
ンCの内側、換言すると、自転車に関して内側に位置す
るため、その操作が非常に厄介なものになる。
当然のことながら、このチエンCは無端状となってい
て、前ギヤと後ギヤとの間を掛け回されている。このよ
うな無端状のチエンCを分断する操作においては、図3
7に示すように、上記ネジ操作体15がチエンCの外
側、換言すると、自転車に関してその外側に位置してい
るので、かかる操作は比較的行いやすいが、図38に示
すチエン連結操作時においては、ネジ操作体15がチエ
ンCの内側、換言すると、自転車に関して内側に位置す
るため、その操作が非常に厄介なものになる。
【0017】さらに、前述したように、ネジ操作体15
を回転させてその先端のネジ押圧用プランジャ14によ
って正しくピン3を軸方向に押圧するためには、チエン
Cを正しく上記チエン保持片12に係合保持させねばな
らない。プランジャ14によって与えられる比較的大き
な力に抗して、チエンCを上記のような正規位置に保持
させるためには、どうしても、チエンCそれ自体を上記
チエン保持片12に向けて押しつけておく必要がある。
この作業は、チエン切り本体7aを把持する作業者の指
によって行われるのであり、使用状態にあるチエンCが
油や泥によって汚れていることに鑑みると、作業者の手
指が汚れざるをえないということになる。
を回転させてその先端のネジ押圧用プランジャ14によ
って正しくピン3を軸方向に押圧するためには、チエン
Cを正しく上記チエン保持片12に係合保持させねばな
らない。プランジャ14によって与えられる比較的大き
な力に抗して、チエンCを上記のような正規位置に保持
させるためには、どうしても、チエンCそれ自体を上記
チエン保持片12に向けて押しつけておく必要がある。
この作業は、チエン切り本体7aを把持する作業者の指
によって行われるのであり、使用状態にあるチエンCが
油や泥によって汚れていることに鑑みると、作業者の手
指が汚れざるをえないということになる。
【0018】本願発明は、上述した事情のもとで考え出
されたものであって、より簡便かつ確実にチエンの分断
および連結操作をなしうる新たなチエン切りを提供する
ことをその課題としている。
されたものであって、より簡便かつ確実にチエンの分断
および連結操作をなしうる新たなチエン切りを提供する
ことをその課題としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0020】本願の請求項1に記載したチエン切りは、
次の構成を備える。
次の構成を備える。
【0021】複数リンク分のチエンをその長手方向移動
不能に係合保持しうるチエン係合溝を有する第一部材
と、上記第一部材に対して上記チエン係合溝の延びる方
向にスライド係合することができ、スライド係合時、チ
エン係合溝の延びる方向と直交する方向に離脱不能な第
二部材とを備え、上記第一部材の上記チエン係合溝の底
面には、このチエン係合溝に係合されるチエンのピン位
置と対応して、ピン抜き操作用受支部と、ピン挿入操作
用受支部とが設けられており、上記第二部材には、上記
チエン係合溝の開口を覆う操作体保持部が形成されてお
り、この操作体保持部には、上記ピン抜き操作用受支部
あるいは上記ピン挿入操作用受支部と対向しうるように
して、ピン抜き用プランジャを先端に有するピン抜き用
ネジ操作体と、ピン挿入用押圧部を先端に有するピン挿
入用ネジ操作体とが、螺進退可能に螺合されている。
不能に係合保持しうるチエン係合溝を有する第一部材
と、上記第一部材に対して上記チエン係合溝の延びる方
向にスライド係合することができ、スライド係合時、チ
エン係合溝の延びる方向と直交する方向に離脱不能な第
二部材とを備え、上記第一部材の上記チエン係合溝の底
面には、このチエン係合溝に係合されるチエンのピン位
置と対応して、ピン抜き操作用受支部と、ピン挿入操作
用受支部とが設けられており、上記第二部材には、上記
チエン係合溝の開口を覆う操作体保持部が形成されてお
り、この操作体保持部には、上記ピン抜き操作用受支部
あるいは上記ピン挿入操作用受支部と対向しうるように
して、ピン抜き用プランジャを先端に有するピン抜き用
ネジ操作体と、ピン挿入用押圧部を先端に有するピン挿
入用ネジ操作体とが、螺進退可能に螺合されている。
【0022】本願の請求項2に記載したチエン切りは、
上記請求項1のチエン切りにおいて、上記ピン抜き操作
用受支部は、チエンの外リンクプレートの外面を受支す
る受支面と、上記受支面から所定深さをもつ有底状のピ
ン収容孔とを備えて形成されている。
上記請求項1のチエン切りにおいて、上記ピン抜き操作
用受支部は、チエンの外リンクプレートの外面を受支す
る受支面と、上記受支面から所定深さをもつ有底状のピ
ン収容孔とを備えて形成されている。
【0023】本願の請求項3に記載したチエン切りは、
上記請求項1または2のチエン切りにおいて、上記ピン
挿入操作用受支部は、チエンの外リンクプレートの外面
を受支する受支面と、この受支面に形成されたピン係合
凹部とを備えて形成されている。
上記請求項1または2のチエン切りにおいて、上記ピン
挿入操作用受支部は、チエンの外リンクプレートの外面
を受支する受支面と、この受支面に形成されたピン係合
凹部とを備えて形成されている。
【0024】本願の請求項4の記載したチエン切りは、
上記請求項1ないし3のチエン切りにおいて、上記ピン
抜き用ネジ操作体および上記ピン挿入用ネジ操作体の基
端部に、工具係合手段が形成されており、この工具係合
手段に所定の工具を係合させてこれらネジ操作体を回転
操作することができるようになっている。
上記請求項1ないし3のチエン切りにおいて、上記ピン
抜き用ネジ操作体および上記ピン挿入用ネジ操作体の基
端部に、工具係合手段が形成されており、この工具係合
手段に所定の工具を係合させてこれらネジ操作体を回転
操作することができるようになっている。
【0025】さらに、本願の請求項5に記載したチエン
切りは、上記請求項1ないし4のチエン切りにおいて、
上記相互スライドしうる第一部材と第二部材とが、上記
ピン抜き操作用受支部と上記ピン抜き用ネジ操作体とが
相互に対向するスライド位置、および、上記ピン挿入操
作用受支部と上記ピン挿入用ネジ操作体とが相互に対向
するスライド位置において、節度感をもって係止される
ようになっている。
切りは、上記請求項1ないし4のチエン切りにおいて、
上記相互スライドしうる第一部材と第二部材とが、上記
ピン抜き操作用受支部と上記ピン抜き用ネジ操作体とが
相互に対向するスライド位置、および、上記ピン挿入操
作用受支部と上記ピン挿入用ネジ操作体とが相互に対向
するスライド位置において、節度感をもって係止される
ようになっている。
【0026】
【発明の作用および効果】本願発明のチエン切りは、相
互にスライド係合しうる第一部材と第二部材とを基本的
に備え、上記第一部材のチエン係合溝に係合保持される
チエンに対し、上記第二部材の操作体保持部のピン抜き
用ネジ操作体、またはピン挿入用ネジ操作体によって、
ピン抜き力、あるいはピン挿入力を作用させることによ
り、チエンの分断、あるいはチエンの連結操作を行うこ
とができるようになっている。
互にスライド係合しうる第一部材と第二部材とを基本的
に備え、上記第一部材のチエン係合溝に係合保持される
チエンに対し、上記第二部材の操作体保持部のピン抜き
用ネジ操作体、またはピン挿入用ネジ操作体によって、
ピン抜き力、あるいはピン挿入力を作用させることによ
り、チエンの分断、あるいはチエンの連結操作を行うこ
とができるようになっている。
【0027】チエンの分断操作にあたっては、第二部材
を取り外した第一部材のチエン係合溝に、チエンを、分
断するべき部位のピンがピン抜き操作用受支部に対応す
るようにして係合保持させる。そして、第二部材を第一
部材にスライド係合させ、このスライド位置をピン抜き
用ネジ操作体が上記チエンを挟んで上記ピン抜き操作用
受支部と対向するように調節する。そして、ピン抜き用
ネジ操作体を螺進させてその先端のピン抜き用プランジ
ャを前進させる。第一部材と第二部材とは、これらのス
ライド方向と直交する方向には離脱不能となっており、
チエンが保持されるチエン係合溝の底面にはチエンの外
リンクプレートを受け止めるピン抜き操作用受支部が形
成されているので、上記ピン抜き用プランジャによる押
圧力は、有効にピンを軸方向に圧し進める力として作用
する。こうして軸方向に圧し進められるピンが、一対の
内リンクプレートのピン挿入孔を抜けた時点で、チエン
は、実質的に分断される。
を取り外した第一部材のチエン係合溝に、チエンを、分
断するべき部位のピンがピン抜き操作用受支部に対応す
るようにして係合保持させる。そして、第二部材を第一
部材にスライド係合させ、このスライド位置をピン抜き
用ネジ操作体が上記チエンを挟んで上記ピン抜き操作用
受支部と対向するように調節する。そして、ピン抜き用
ネジ操作体を螺進させてその先端のピン抜き用プランジ
ャを前進させる。第一部材と第二部材とは、これらのス
ライド方向と直交する方向には離脱不能となっており、
チエンが保持されるチエン係合溝の底面にはチエンの外
リンクプレートを受け止めるピン抜き操作用受支部が形
成されているので、上記ピン抜き用プランジャによる押
圧力は、有効にピンを軸方向に圧し進める力として作用
する。こうして軸方向に圧し進められるピンが、一対の
内リンクプレートのピン挿入孔を抜けた時点で、チエン
は、実質的に分断される。
【0028】この場合、本願の請求項2に記載している
ように、ピン抜き操作用受支部に設けられる有底状のピ
ン収容孔の深さを、上記ピンがピン抜き操作用受支部側
の外リンクプレートにのみ嵌合している時点で、ピンの
先端がピン収容孔の底部に突き当たるように設定してお
くと、上記ピン抜き用ネジ操作体を上記ピンがピン収容
孔の底部に突き当たって操作抵抗力が増大するまで螺進
させるだけで、従来技術の項で説明したような、ピンが
一方の外リンクプレートにのみ嵌合している状態を得な
がら、チエンの分断状態を得ることができる。
ように、ピン抜き操作用受支部に設けられる有底状のピ
ン収容孔の深さを、上記ピンがピン抜き操作用受支部側
の外リンクプレートにのみ嵌合している時点で、ピンの
先端がピン収容孔の底部に突き当たるように設定してお
くと、上記ピン抜き用ネジ操作体を上記ピンがピン収容
孔の底部に突き当たって操作抵抗力が増大するまで螺進
させるだけで、従来技術の項で説明したような、ピンが
一方の外リンクプレートにのみ嵌合している状態を得な
がら、チエンの分断状態を得ることができる。
【0029】従来例のチエン切りにおいては、かかる操
作を、トライ・アンド・エラーを繰り返しながら慎重に
行う必要があったが、本願発明のチエン切りによれば、
ピン抜き用ネジ操作体を締切りいっぱいまで螺進させる
だけで、外リンクプレートにピンが残った状態でのチエ
ン分断を達成することができるので、その作業性が著し
く向上させられることになる。
作を、トライ・アンド・エラーを繰り返しながら慎重に
行う必要があったが、本願発明のチエン切りによれば、
ピン抜き用ネジ操作体を締切りいっぱいまで螺進させる
だけで、外リンクプレートにピンが残った状態でのチエ
ン分断を達成することができるので、その作業性が著し
く向上させられることになる。
【0030】また、チエンCは、第一部材のチエン係合
溝内に係合保持されていて、操作中外部に露出すること
がないので、作業者は、第一部材と第二部材とがスライ
ド係合状態にある本願発明のチエン切りを保持し、所定
の工具で上記ピン抜き用ネジ操作体を螺進操作するだけ
でよく、従来例のように作業中手が汚れるといったこと
が少なくなる。
溝内に係合保持されていて、操作中外部に露出すること
がないので、作業者は、第一部材と第二部材とがスライ
ド係合状態にある本願発明のチエン切りを保持し、所定
の工具で上記ピン抜き用ネジ操作体を螺進操作するだけ
でよく、従来例のように作業中手が汚れるといったこと
が少なくなる。
【0031】一方、分断状態にあるチエンを連結操作す
るにあたっては、第二部材を取り外した第一部材のチエ
ン係合溝に、チエンを、その連結するべき部位がピン挿
入操作用受支部と対応するようにして係合保持させる。
もちろん、このとき、一対の外リンクプレートの間に
は、ローラを挟持した一対の内リンクプレートを、これ
らのピン挿入孔が一致するように配置される。本願発明
においては、この場合のチエンの向きを、挿入するべき
ピンがチエン係合溝の底部側に位置するようにしてもよ
いし、チエン係合溝の開口側に位置するようにしてもよ
い。
るにあたっては、第二部材を取り外した第一部材のチエ
ン係合溝に、チエンを、その連結するべき部位がピン挿
入操作用受支部と対応するようにして係合保持させる。
もちろん、このとき、一対の外リンクプレートの間に
は、ローラを挟持した一対の内リンクプレートを、これ
らのピン挿入孔が一致するように配置される。本願発明
においては、この場合のチエンの向きを、挿入するべき
ピンがチエン係合溝の底部側に位置するようにしてもよ
いし、チエン係合溝の開口側に位置するようにしてもよ
い。
【0032】次に、第二部材を第一部材に対してスライ
ド係合させ、そして、ピン挿入用ネジ操作体が上記ピン
挿入操作用受支部と対向するように上記第二部材のスラ
イド位置を選択する。そして、ピン挿入用ネジ操作体を
螺進させてゆくと、このピン挿入用ネジ操作体の先端の
ピン挿入用押圧部と、チエン係合溝の底部のピン挿入操
作用受支部との間隔が次第に狭まり、これによって、上
記ピンは、一対の外リンクプレートおよび一対の内リン
クプレートの各ピン挿入孔に連通挿されるように相対的
に前進させられる。
ド係合させ、そして、ピン挿入用ネジ操作体が上記ピン
挿入操作用受支部と対向するように上記第二部材のスラ
イド位置を選択する。そして、ピン挿入用ネジ操作体を
螺進させてゆくと、このピン挿入用ネジ操作体の先端の
ピン挿入用押圧部と、チエン係合溝の底部のピン挿入操
作用受支部との間隔が次第に狭まり、これによって、上
記ピンは、一対の外リンクプレートおよび一対の内リン
クプレートの各ピン挿入孔に連通挿されるように相対的
に前進させられる。
【0033】このように、本願発明においては、ピンを
挿入するにあたって、従来のように、ピン押圧用のプラ
ンジャをピン挿入にあたっても使用するのではなく、ピ
ン抜き用ネジ操作体とは別のピン挿入用ネジ操作体を用
い、その先端部のピン挿入用押圧部とチエン係合溝の底
部受支部との間隔を強制的に狭めることによって、実質
的にピン挿入操作を行うようにしている。したがって、
上述したように、チエンの連結操作をするにあたり、一
方の外リンクプレートにのみ嵌合した状態にあるピン
が、第一部材側にあっても、第二部材側にあっても、い
ずれの場合においてもこれを適正に挿入することができ
る。
挿入するにあたって、従来のように、ピン押圧用のプラ
ンジャをピン挿入にあたっても使用するのではなく、ピ
ン抜き用ネジ操作体とは別のピン挿入用ネジ操作体を用
い、その先端部のピン挿入用押圧部とチエン係合溝の底
部受支部との間隔を強制的に狭めることによって、実質
的にピン挿入操作を行うようにしている。したがって、
上述したように、チエンの連結操作をするにあたり、一
方の外リンクプレートにのみ嵌合した状態にあるピン
が、第一部材側にあっても、第二部材側にあっても、い
ずれの場合においてもこれを適正に挿入することができ
る。
【0034】このようなピン挿入によるチエン連結操作
においても、作業者の手が汚れることがないということ
は、上記のピン抜きによるチエン分断操作の場合と同様
であるが、チエンをいずれの方向にもセットすることが
できることにより、ピンの抜き方向と、ピンの挿入方向
とが逆になるにもかかわらず、同一の方向からの各ネジ
操作体の操作によって、ピン抜き操作とピン挿入操作と
を行うことができる。
においても、作業者の手が汚れることがないということ
は、上記のピン抜きによるチエン分断操作の場合と同様
であるが、チエンをいずれの方向にもセットすることが
できることにより、ピンの抜き方向と、ピンの挿入方向
とが逆になるにもかかわらず、同一の方向からの各ネジ
操作体の操作によって、ピン抜き操作とピン挿入操作と
を行うことができる。
【0035】従来は、すでに説明したように、特にピン
挿入操作を、自転車に掛設されるべきチエンの内側から
行わねばならず、その作業が非常に困難であったが、本
願発明のチエン切りによれば、ピン挿入操作も、ピン抜
き操作と同様、たとえば、チエンの外方からの操作によ
って行うことができるようになったのであり、これによ
る作業性の向上も著しいものがある。
挿入操作を、自転車に掛設されるべきチエンの内側から
行わねばならず、その作業が非常に困難であったが、本
願発明のチエン切りによれば、ピン挿入操作も、ピン抜
き操作と同様、たとえば、チエンの外方からの操作によ
って行うことができるようになったのであり、これによ
る作業性の向上も著しいものがある。
【0036】本願の請求項5に記載したチエン切りおい
ては、上記相互スライドしうる第一部材と第二部材と
を、所定のスライド位置で節度感をもって係止されるよ
うにして、上記のチエン分断、およびチエン連結操作の
作業性をさらに向上させている。すなわち、たとえば、
ディテント機構等により、第一部材と第二部材とを、ピ
ン抜き操作用受支部とピン抜き用ネジ操作体とが相互に
対向するスライド位置、および、上記ピン挿入操作用受
支部と上記ピン挿入用ネジ操作体とが相互に対向するス
ライド位置とが、簡便に選択できるようにしてあるので
あり、これによる作業性の著しい向上も期待することが
できる。
ては、上記相互スライドしうる第一部材と第二部材と
を、所定のスライド位置で節度感をもって係止されるよ
うにして、上記のチエン分断、およびチエン連結操作の
作業性をさらに向上させている。すなわち、たとえば、
ディテント機構等により、第一部材と第二部材とを、ピ
ン抜き操作用受支部とピン抜き用ネジ操作体とが相互に
対向するスライド位置、および、上記ピン挿入操作用受
支部と上記ピン挿入用ネジ操作体とが相互に対向するス
ライド位置とが、簡便に選択できるようにしてあるので
あり、これによる作業性の著しい向上も期待することが
できる。
【0037】以上のように、本願発明のチエン切りは、
従来例に比較し、作業者の手指を油等で汚すことなく、
より簡便かつ確実、迅速にチエンの分断操作および連結
操作を行うことができるようになる。
従来例に比較し、作業者の手指を油等で汚すことなく、
より簡便かつ確実、迅速にチエンの分断操作および連結
操作を行うことができるようになる。
【0038】
【実施例の説明】以下、本願発明の好ましい実施例を、
図1ないし図35を参照して、具体的に説明する。
図1ないし図35を参照して、具体的に説明する。
【0039】本願発明のチエン切り20は、相互にスラ
イド係合しうる第一部材21と第二部材22とを基本的
に備えている。第一部材21は、図3ないし図6に示す
ように、互いに平行状に対向する立て壁部23,23
と、底壁部24との内面によって形成されるチエン係合
溝25を備えている。このチエン係合溝25は、上方お
よび長手方向両端部が開放している。このチエン係合溝
25の各立て壁部23,23の内面には、図4の平面図
に示すように、チエンの側面視形状とほぼ対応した波形
断面の凹凸26がチエンの複数ピッチ分等間隔に形成さ
れており、これらの凹凸26に合わせるようにしてチエ
ンCをこのチエン係合溝25に上方から保持させること
により、このチエンCは、長手方向への移動が不可能と
なる。
イド係合しうる第一部材21と第二部材22とを基本的
に備えている。第一部材21は、図3ないし図6に示す
ように、互いに平行状に対向する立て壁部23,23
と、底壁部24との内面によって形成されるチエン係合
溝25を備えている。このチエン係合溝25は、上方お
よび長手方向両端部が開放している。このチエン係合溝
25の各立て壁部23,23の内面には、図4の平面図
に示すように、チエンの側面視形状とほぼ対応した波形
断面の凹凸26がチエンの複数ピッチ分等間隔に形成さ
れており、これらの凹凸26に合わせるようにしてチエ
ンCをこのチエン係合溝25に上方から保持させること
により、このチエンCは、長手方向への移動が不可能と
なる。
【0040】上記チエン係合溝25の底壁部24は上下
方向に所定の厚みをもっており、この底壁部24の内面
に、複数の受支部材27,28,29が埋設されてい
る。本実施例においては、上記チエン係合溝25に係合
保持される複数リンク分のチエンCにおける、ピン3の
位置と対応するようにして、三個の受支部材27,2
8,29が設けられている。
方向に所定の厚みをもっており、この底壁部24の内面
に、複数の受支部材27,28,29が埋設されてい
る。本実施例においては、上記チエン係合溝25に係合
保持される複数リンク分のチエンCにおける、ピン3の
位置と対応するようにして、三個の受支部材27,2
8,29が設けられている。
【0041】図4および図6において左側に表れている
受支部材27は、ピン抜き操作用受支部27aを形成す
るための受支部材であって、図6にその断面が表れてい
るように、チエン係合溝25の底面から若干突出してチ
エンの外リンクプレートの外面を受支する環状の受支面
27bと、その中央に穿設された所定深さのピン収容孔
27cとを備えている。なお、このピン収容孔27cの
受支面27bからの深さは、後述するように、ピン抜き
操作をする場合に、軸方向に押し出されてこのピン収容
孔27c内に入り込むピン3がこのピン収容孔27cの
底面に当接させられたとき、当該ピン3が受支面27b
に接する外リンクプレート1にのみ嵌合することになる
ように設定される。
受支部材27は、ピン抜き操作用受支部27aを形成す
るための受支部材であって、図6にその断面が表れてい
るように、チエン係合溝25の底面から若干突出してチ
エンの外リンクプレートの外面を受支する環状の受支面
27bと、その中央に穿設された所定深さのピン収容孔
27cとを備えている。なお、このピン収容孔27cの
受支面27bからの深さは、後述するように、ピン抜き
操作をする場合に、軸方向に押し出されてこのピン収容
孔27c内に入り込むピン3がこのピン収容孔27cの
底面に当接させられたとき、当該ピン3が受支面27b
に接する外リンクプレート1にのみ嵌合することになる
ように設定される。
【0042】図4および図6において中央に表れている
受支部材28は、ピン挿入操作用受支部28aを形成す
るべき受支部材であり、チエン係合溝25の底面から所
定高さ突出する環状の受支面28bとその中央に形成さ
れた浅状のピン係合凹部28cとを備えている。
受支部材28は、ピン挿入操作用受支部28aを形成す
るべき受支部材であり、チエン係合溝25の底面から所
定高さ突出する環状の受支面28bとその中央に形成さ
れた浅状のピン係合凹部28cとを備えている。
【0043】そして、図4および図6において右側に表
れている受支部材29は、特殊なピンを挿入する場合に
用いるものであって、チエン係合溝25の底面から所定
高さ突出する環状の受支面29aと、その中央に軸方向
に貫通するピン逃げ孔29bとが形成されている。
れている受支部材29は、特殊なピンを挿入する場合に
用いるものであって、チエン係合溝25の底面から所定
高さ突出する環状の受支面29aと、その中央に軸方向
に貫通するピン逃げ孔29bとが形成されている。
【0044】上記のようなチエン係合溝25を構成する
一対の対向する立て壁部23,23および、底壁部24
と一体に、各立て壁部23,23の外面に対して一定間
隔を隔てて位置する一対のカバー壁30,30が、上記
底壁部24の下端から延出形成されている。図5によく
表れているように、上記立て壁部23,23の外面下端
部には、内方に段落ちさせられた係合段部31が形成さ
れている。
一対の対向する立て壁部23,23および、底壁部24
と一体に、各立て壁部23,23の外面に対して一定間
隔を隔てて位置する一対のカバー壁30,30が、上記
底壁部24の下端から延出形成されている。図5によく
表れているように、上記立て壁部23,23の外面下端
部には、内方に段落ちさせられた係合段部31が形成さ
れている。
【0045】さらに、図3に表れているように、一方の
カバー壁30の上縁には、上記ピン抜き操作用受支部2
7aの位置を示す「OUT」との表示を付した指標32
と、上記ピン挿入操作用受支部28aの位置を示す「I
N」との表示を付した指標33と、上記特殊なピン挿入
用の受支部29aの位置を示すための「IN* 」との表
示を付した指標34とが設けられている。
カバー壁30の上縁には、上記ピン抜き操作用受支部2
7aの位置を示す「OUT」との表示を付した指標32
と、上記ピン挿入操作用受支部28aの位置を示す「I
N」との表示を付した指標33と、上記特殊なピン挿入
用の受支部29aの位置を示すための「IN* 」との表
示を付した指標34とが設けられている。
【0046】さらに、上記の各指標32,33,34が
形成されているカバー壁30には、切り込み35を形成
することによって弾性的に変位可能とした舌片36を設
け、この舌片36の内面に係合凸部37を形成してい
る。
形成されているカバー壁30には、切り込み35を形成
することによって弾性的に変位可能とした舌片36を設
け、この舌片36の内面に係合凸部37を形成してい
る。
【0047】この係合凸部37は、第一部材21に対し
てスライド係合しうる後述する第二部材22に設けた複
数個の係合凹部38と協働して、第一部材21と第二部
材22とを、所定の相互スライド位置において、節度感
をもって係止する役割を果たすものである。
てスライド係合しうる後述する第二部材22に設けた複
数個の係合凹部38と協働して、第一部材21と第二部
材22とを、所定の相互スライド位置において、節度感
をもって係止する役割を果たすものである。
【0048】なお、上記第一部材21は、基本的には強
化樹脂を成形することによって形成されるが、各受支部
材27,28,29は工具鋼等の硬質金属によって形成
される。
化樹脂を成形することによって形成されるが、各受支部
材27,28,29は工具鋼等の硬質金属によって形成
される。
【0049】一方、上記第二部材22は、図7ないし図
10に示すように、第一部材21における一対の立て壁
部23,23の外面に沿って延びる一対の対向壁部3
9,39と、この対向壁部39,39の上端どうしをつ
なぐように位置する操作体保持部40とを有する断面略
下開きコ字状を呈している。上記一対の対向壁部39,
39の厚みは、上記第一部材21における各立て壁部2
3,23とカバー壁30,30とのなす隙間と同等とな
っており、かつ各対向壁部39,39の下端部は、内向
きに屈曲させられて係合部41が形成されている。そし
て、この第二部材22は、全体として、上記第一部材2
1の長さと同じ長さをもっており、また、強化樹脂を成
形することによって形成することができる
10に示すように、第一部材21における一対の立て壁
部23,23の外面に沿って延びる一対の対向壁部3
9,39と、この対向壁部39,39の上端どうしをつ
なぐように位置する操作体保持部40とを有する断面略
下開きコ字状を呈している。上記一対の対向壁部39,
39の厚みは、上記第一部材21における各立て壁部2
3,23とカバー壁30,30とのなす隙間と同等とな
っており、かつ各対向壁部39,39の下端部は、内向
きに屈曲させられて係合部41が形成されている。そし
て、この第二部材22は、全体として、上記第一部材2
1の長さと同じ長さをもっており、また、強化樹脂を成
形することによって形成することができる
【0050】上記第一部材21と第二部材22とは、横
方向にスライド係合させられて組み合わすことができ
る。係合状態において、図10に表れているように、第
二部材22の上記各対向壁部39,39が、第一部材2
1における各立て壁部23,23の外面とカバー壁3
0,30との間の隙間に入り込み、かつ、第二部材22
の各対向壁部39,39の下端に形成した係合部41
が、第一部材21側の係合段部31に係合して、係合状
態において両部材21,22が、そのスライド方向と直
交する方向には離脱不能となる。
方向にスライド係合させられて組み合わすことができ
る。係合状態において、図10に表れているように、第
二部材22の上記各対向壁部39,39が、第一部材2
1における各立て壁部23,23の外面とカバー壁3
0,30との間の隙間に入り込み、かつ、第二部材22
の各対向壁部39,39の下端に形成した係合部41
が、第一部材21側の係合段部31に係合して、係合状
態において両部材21,22が、そのスライド方向と直
交する方向には離脱不能となる。
【0051】図10に表れているように、第一部材21
と第二部材22とが相互係合状態にあるとき、第二部材
22の操作体保持部40は、第一部材21のチエン係合
溝25の上部開口を覆うように位置する。この操作体保
持部40は、上下方向にある程度の肉厚をもっており、
次の二つのネジ操作体42,42が組み込まれる。
と第二部材22とが相互係合状態にあるとき、第二部材
22の操作体保持部40は、第一部材21のチエン係合
溝25の上部開口を覆うように位置する。この操作体保
持部40は、上下方向にある程度の肉厚をもっており、
次の二つのネジ操作体42,42が組み込まれる。
【0052】図7および図9において左側に示されてい
るネジ操作体42は、ピン抜き用ネジ操作体であり、上
記操作体保持部40に上下方向に貫通するように設けら
れたネジ孔44に螺合される雄ネジ部42aの下端部
に、ピン抜き用プランジャ42bが取付けられて構成さ
れている。このピン抜き用プランシャ42bは、チエン
のピン3と同等もしくはそれよりやや小さな外径をもっ
ており、好ましくは、上記雄ネジ部42aに対して相対
軸転できるように連結される。上記雄ネジ部42aの上
端には、六角孔状の工具係合孔42cが形成されてい
る。
るネジ操作体42は、ピン抜き用ネジ操作体であり、上
記操作体保持部40に上下方向に貫通するように設けら
れたネジ孔44に螺合される雄ネジ部42aの下端部
に、ピン抜き用プランジャ42bが取付けられて構成さ
れている。このピン抜き用プランシャ42bは、チエン
のピン3と同等もしくはそれよりやや小さな外径をもっ
ており、好ましくは、上記雄ネジ部42aに対して相対
軸転できるように連結される。上記雄ネジ部42aの上
端には、六角孔状の工具係合孔42cが形成されてい
る。
【0053】一方、図7および図9において右側に示さ
れているネジ操作体43は、ピン挿入用ネジ操作体であ
り、上記ピン抜き用ネジ操作体42と同じく、操作体保
持部40に上下方向に貫通するように形成されたネジ孔
45に螺合される雄ネジ部43aと、この雄ネジ部43
aの下端部に形成されたピン挿入用押圧部43bとを備
えて形成されている。本実施例において上記ピン挿入用
押圧部43bは、ピン挿入操作において、チエンの外リ
ンクプレート1の外面を押圧することと、ピン3それ自
体を都合よく押圧することの双方が可能なように、図9
に表れているように、ピンの外径よりも大径の環状押圧
面43b’の内側にピン係合用凹部43b”が形成され
た形態となっている。そして、このピン挿入用ネジ操作
体43においても、その雄ネジ部43aの上端には、六
角孔状の工具係合孔43cが形成されている。
れているネジ操作体43は、ピン挿入用ネジ操作体であ
り、上記ピン抜き用ネジ操作体42と同じく、操作体保
持部40に上下方向に貫通するように形成されたネジ孔
45に螺合される雄ネジ部43aと、この雄ネジ部43
aの下端部に形成されたピン挿入用押圧部43bとを備
えて形成されている。本実施例において上記ピン挿入用
押圧部43bは、ピン挿入操作において、チエンの外リ
ンクプレート1の外面を押圧することと、ピン3それ自
体を都合よく押圧することの双方が可能なように、図9
に表れているように、ピンの外径よりも大径の環状押圧
面43b’の内側にピン係合用凹部43b”が形成され
た形態となっている。そして、このピン挿入用ネジ操作
体43においても、その雄ネジ部43aの上端には、六
角孔状の工具係合孔43cが形成されている。
【0054】この第二部材22の一方の対向壁部39の
外面には、図7に示すように、上記ピン抜き用ネジ操作
体42の位置を示すための、「OUT」との表示を付し
た指標46と、上記ピン挿入用ネジ操作体43の位置を
示すための、「IN」との表示を付した指標47とが、
組合せ状態における上記第一部材21のカバー壁30の
上縁と隣接するようにして設けられている。
外面には、図7に示すように、上記ピン抜き用ネジ操作
体42の位置を示すための、「OUT」との表示を付し
た指標46と、上記ピン挿入用ネジ操作体43の位置を
示すための、「IN」との表示を付した指標47とが、
組合せ状態における上記第一部材21のカバー壁30の
上縁と隣接するようにして設けられている。
【0055】図11ないし図13に示すように、第一部
材側の「OUT」の指標32と、第二部材側の「OU
T」の指標46とが合う位置に第一部材21および第二
部材22をスライドさせると、第一部材21のチエン係
合溝25の底部における上記ピン抜き操作用受支部27
aと上記第二部材22側のピン抜き用ネジ操作体42と
が同一軸線上に対応して位置することになる。
材側の「OUT」の指標32と、第二部材側の「OU
T」の指標46とが合う位置に第一部材21および第二
部材22をスライドさせると、第一部材21のチエン係
合溝25の底部における上記ピン抜き操作用受支部27
aと上記第二部材22側のピン抜き用ネジ操作体42と
が同一軸線上に対応して位置することになる。
【0056】同様に、図14ないし図16に示すよう
に、第一部材側の「IN」の指標33と第二部材側の
「IN」の指標47とが合うように第一部材21および
第二部材22をスライドさせると、第一部材21のチエ
ン係合溝25の底部のピン挿入操作用受支部28aと、
第二部材22側のピン挿入用ネジ操作体43とが、同一
軸線上に対応して位置することになる。
に、第一部材側の「IN」の指標33と第二部材側の
「IN」の指標47とが合うように第一部材21および
第二部材22をスライドさせると、第一部材21のチエ
ン係合溝25の底部のピン挿入操作用受支部28aと、
第二部材22側のピン挿入用ネジ操作体43とが、同一
軸線上に対応して位置することになる。
【0057】また、第二部材22の上記対向壁部39の
外面には、前述したように第一部材21のカバー壁30
の内面に形成した係合突部37と協働し、この係合突部
37が弾性的に係入して第一部材21および第二部材2
2のスライド方向の相互位置決め作用を行う複数個の係
合凹部38が設けられている。本実施例においてこの係
合凹部38は、四か所設けられている。すなわち、第一
部材21および第二部材22がその端部が揃う通常状態
としての第一の状態と、上述した「OUT」どうしが合
う第二の状態と、上述した「IN」どうしが合う第三の
状態と、第一部材側の「IN* 」と第二部材側の「I
N」が合う第四の状態との四つの状態が、節度感をもっ
て規定されるのである。
外面には、前述したように第一部材21のカバー壁30
の内面に形成した係合突部37と協働し、この係合突部
37が弾性的に係入して第一部材21および第二部材2
2のスライド方向の相互位置決め作用を行う複数個の係
合凹部38が設けられている。本実施例においてこの係
合凹部38は、四か所設けられている。すなわち、第一
部材21および第二部材22がその端部が揃う通常状態
としての第一の状態と、上述した「OUT」どうしが合
う第二の状態と、上述した「IN」どうしが合う第三の
状態と、第一部材側の「IN* 」と第二部材側の「I
N」が合う第四の状態との四つの状態が、節度感をもっ
て規定されるのである。
【0058】さて、本実施例のチエン切り20において
は、上記ピン抜き用ネジ操作体42および上記ピン挿入
用ネジ操作体43は、それぞれ、その上端に形成された
六角孔状の工具係合孔42c,43cに六角軸状の工具
48を係合させ、かかる工具を回転させて操作される
が、本実施例では、上記六角軸状工具48もまた、次の
ようにして、都合よく付属させられている。
は、上記ピン抜き用ネジ操作体42および上記ピン挿入
用ネジ操作体43は、それぞれ、その上端に形成された
六角孔状の工具係合孔42c,43cに六角軸状の工具
48を係合させ、かかる工具を回転させて操作される
が、本実施例では、上記六角軸状工具48もまた、次の
ようにして、都合よく付属させられている。
【0059】図17ないし21に表れているように、こ
の工具48は、上記操作体保持部40と同様の形態をも
つようなデザイン形成をして、第二部材22の操作体保
持部40に対する一体感がでるように成された把持部4
9の下面中央に、六角軸状の工具ピース48aをインサ
ート成形して大略構成されている。これに対応して、上
記第二部材22における操作体保持部40の上面中央に
は、上記工具ピース48bが入り込みうる挿入孔50が
形成されている。上記操作体保持部40の上面における
各ネジ操作体螺合部の頂面には、環状の凸部51,51
がそれぞれ形成されており、上記把持部49の下面両端
部に形成した凹部52が上記各環状凸部51,51に嵌
合するとともに、上記工具ピース48aが上記工具挿入
孔50に挿入されることにより、上記工具48は、上記
操作体保持部40の上部に一体的に積み重なるようにし
て、付属させられる。こうして工具48が付属させられ
ている状態において、操作体保持部40と、工具48に
おける把持部49が、デザイン上一体感をもっているこ
とは、上述したとおりである。
の工具48は、上記操作体保持部40と同様の形態をも
つようなデザイン形成をして、第二部材22の操作体保
持部40に対する一体感がでるように成された把持部4
9の下面中央に、六角軸状の工具ピース48aをインサ
ート成形して大略構成されている。これに対応して、上
記第二部材22における操作体保持部40の上面中央に
は、上記工具ピース48bが入り込みうる挿入孔50が
形成されている。上記操作体保持部40の上面における
各ネジ操作体螺合部の頂面には、環状の凸部51,51
がそれぞれ形成されており、上記把持部49の下面両端
部に形成した凹部52が上記各環状凸部51,51に嵌
合するとともに、上記工具ピース48aが上記工具挿入
孔50に挿入されることにより、上記工具48は、上記
操作体保持部40の上部に一体的に積み重なるようにし
て、付属させられる。こうして工具48が付属させられ
ている状態において、操作体保持部40と、工具48に
おける把持部49が、デザイン上一体感をもっているこ
とは、上述したとおりである。
【0060】さらに本実施例における上記工具48の把
持部49には、次のような工夫が施されている。この把
持部49の頂面中央に、六角孔状の係合孔53を設ける
とともに、この係合孔53に係合しうる共通の六角軸部
をもつ複数の工具ピース54を、上記把持部40に設け
た収容穴内に挿入保持させているのである。かかる工具
ピース54としては、プラスドライバピース、マイナス
ドライバピース、太さの異なる六角軸工具ピースが選択
されている。また、把持部49の上面に挿入保持される
各工具ピース54の不用意な脱落を防止するために、イ
ンテグラルヒンジ55を介して開閉するカバー56,5
6が設けられている。
持部49には、次のような工夫が施されている。この把
持部49の頂面中央に、六角孔状の係合孔53を設ける
とともに、この係合孔53に係合しうる共通の六角軸部
をもつ複数の工具ピース54を、上記把持部40に設け
た収容穴内に挿入保持させているのである。かかる工具
ピース54としては、プラスドライバピース、マイナス
ドライバピース、太さの異なる六角軸工具ピースが選択
されている。また、把持部49の上面に挿入保持される
各工具ピース54の不用意な脱落を防止するために、イ
ンテグラルヒンジ55を介して開閉するカバー56,5
6が設けられている。
【0061】次に、上記の構成をもつ本実施例のチエン
切り20の使用方法を説明する。
切り20の使用方法を説明する。
【0062】「チエン分断操作」
【0063】自転車用の無端チエンCをその適部で分断
する操作は、次のようにして行われる。まず、図22お
よび図23に示すように、第一部材21と第二部材22
とを分離し、第一部材21のチエン係合溝25におけ
る、ピン抜き操作用受支部(「OUT」の指標32の位
置)27に、分断に際して抜き操作をするべきピン3が
位置するように、チエンCを上記チエン係合溝25に係
合保持させる。チエン係合溝25は、チエンの側面視と
対応した凹凸26が形成されているから、このようにチ
エン係合溝25に係合保持させたチエンCは、もはや係
合溝25の長手方向に相対動することができず、これに
よって、抜き操作するべきピン3の位置が決まる。
する操作は、次のようにして行われる。まず、図22お
よび図23に示すように、第一部材21と第二部材22
とを分離し、第一部材21のチエン係合溝25におけ
る、ピン抜き操作用受支部(「OUT」の指標32の位
置)27に、分断に際して抜き操作をするべきピン3が
位置するように、チエンCを上記チエン係合溝25に係
合保持させる。チエン係合溝25は、チエンの側面視と
対応した凹凸26が形成されているから、このようにチ
エン係合溝25に係合保持させたチエンCは、もはや係
合溝25の長手方向に相対動することができず、これに
よって、抜き操作するべきピン3の位置が決まる。
【0064】次いで、図24および図25に示すよう
に、上記第一部材21に対して、第二部材22をスライ
ド係合させ、両部材の「OUT」の指標32,46どう
しが合うように相互のスライド位置を合わせる。本実施
例においては、「OUT」の指標32,46どうしが合
うと、その位置が節度感をもって保持され、不用意にず
れることがないことは、上述したとおりである。
に、上記第一部材21に対して、第二部材22をスライ
ド係合させ、両部材の「OUT」の指標32,46どう
しが合うように相互のスライド位置を合わせる。本実施
例においては、「OUT」の指標32,46どうしが合
うと、その位置が節度感をもって保持され、不用意にず
れることがないことは、上述したとおりである。
【0065】この状態において、図26に示すように、
ピン抜き用ネジ操作体42を、上記工具48を用いて回
転させで螺進させる。そうすると、強大な力をもってこ
のピン抜き用ネジ操作体42の先端部のプランシャ42
bがピン3を反対方向、すなわちチエン係合溝25の底
壁方向に押し出す。やがてこのようにして押し出される
ピン3は、図27に示すように、ピン抜き操作用受支部
27に設けたピン収容孔27cの底面に当接してそれ以
上の抜け動が阻止される。この時点で、ピン3は、図2
7に表れているように、チエン係合溝25側の外リンク
プレート1のピン挿入孔5にのみわずかに嵌合している
状態となる。
ピン抜き用ネジ操作体42を、上記工具48を用いて回
転させで螺進させる。そうすると、強大な力をもってこ
のピン抜き用ネジ操作体42の先端部のプランシャ42
bがピン3を反対方向、すなわちチエン係合溝25の底
壁方向に押し出す。やがてこのようにして押し出される
ピン3は、図27に示すように、ピン抜き操作用受支部
27に設けたピン収容孔27cの底面に当接してそれ以
上の抜け動が阻止される。この時点で、ピン3は、図2
7に表れているように、チエン係合溝25側の外リンク
プレート1のピン挿入孔5にのみわずかに嵌合している
状態となる。
【0066】この状態において、ピン3は、その一部が
外リンクプレート1のピン挿入孔5に嵌合した状態であ
るといえども、内リンクプレート2との関連が解かれて
いるので、チエンCは、実質的にこの部で分断されたこ
とになる。上記ピン抜き用ネジ操作体42を螺退させて
プランシャ42bと各リンクプレート間の干渉を解き、
第二部材22をスライドさせて第一部材21から取り外
し、チエンCを上記チエン係合溝25から抜き去ると、
チエンCを引っ張れば、上記ピン3が抜けた部分でチエ
ンは分断される。
外リンクプレート1のピン挿入孔5に嵌合した状態であ
るといえども、内リンクプレート2との関連が解かれて
いるので、チエンCは、実質的にこの部で分断されたこ
とになる。上記ピン抜き用ネジ操作体42を螺退させて
プランシャ42bと各リンクプレート間の干渉を解き、
第二部材22をスライドさせて第一部材21から取り外
し、チエンCを上記チエン係合溝25から抜き去ると、
チエンCを引っ張れば、上記ピン3が抜けた部分でチエ
ンは分断される。
【0067】チエンの分断操作、換言すると、ピンの抜
き操作をするにあたり、ピン3を完全に抜きさるのでは
なく、その一部が一方の外リンクプレート1のピン挿入
孔5に嵌入した状態に残しておくことが、続いてチエン
Cを連結操作をする上で重要であることはすでに述べた
とおりであるが、かかるピン3を外リンクプレート1に
残した状態でチエンCを分断する操作を、本願発明で
は、上記ピン抜き用ネジ操作体42を締切いっぱいまで
螺進させるだけで、微妙なトライ・アンド・エラー等の
煩雑な操作をすることなく、誰にでも簡単に行うことが
できるのである。
き操作をするにあたり、ピン3を完全に抜きさるのでは
なく、その一部が一方の外リンクプレート1のピン挿入
孔5に嵌入した状態に残しておくことが、続いてチエン
Cを連結操作をする上で重要であることはすでに述べた
とおりであるが、かかるピン3を外リンクプレート1に
残した状態でチエンCを分断する操作を、本願発明で
は、上記ピン抜き用ネジ操作体42を締切いっぱいまで
螺進させるだけで、微妙なトライ・アンド・エラー等の
煩雑な操作をすることなく、誰にでも簡単に行うことが
できるのである。
【0068】「チエン連結操作」
【0069】上記のようにして分断された状態にあるチ
エンCを再び連結する操作は、次のようにして行われ
る。
エンCを再び連結する操作は、次のようにして行われ
る。
【0070】第二部材22を取り外した状態において、
図28および図29に示すように、第一部材21の上記
チエン係合溝25に、ピン3が抜け状態で一部付属する
外リンクプレート1と、これと対向する外リンクプレー
トとの間に、ローラ4を挟持した状態での一対の内リン
クプレート2,2を入り込ませた状態で、これらチエン
Cを、チエン係合溝25に係合保持させる。ただし、上
記挿入するべきピン3が、チエン係合溝25におけるピ
ン挿入操作用受支部28aと対応するようにするのはい
うまでもない。この場合、第一部材21の「IN」との
指標33の位置に、上記挿入するべきピン3が位置する
ようにして、簡単にチエンCのチエン係合溝25への保
持操作を行うことができる。
図28および図29に示すように、第一部材21の上記
チエン係合溝25に、ピン3が抜け状態で一部付属する
外リンクプレート1と、これと対向する外リンクプレー
トとの間に、ローラ4を挟持した状態での一対の内リン
クプレート2,2を入り込ませた状態で、これらチエン
Cを、チエン係合溝25に係合保持させる。ただし、上
記挿入するべきピン3が、チエン係合溝25におけるピ
ン挿入操作用受支部28aと対応するようにするのはい
うまでもない。この場合、第一部材21の「IN」との
指標33の位置に、上記挿入するべきピン3が位置する
ようにして、簡単にチエンCのチエン係合溝25への保
持操作を行うことができる。
【0071】なお、図29においては、挿入するべきピ
ン3が、チエン係合溝25の底面側に位置するようにチ
エンCを係合保持させているが、これとは逆に、挿入す
るべきピン3がチエン係合溝25の開口側に位置するよ
うにチエンCを係合保持させてもよい。
ン3が、チエン係合溝25の底面側に位置するようにチ
エンCを係合保持させているが、これとは逆に、挿入す
るべきピン3がチエン係合溝25の開口側に位置するよ
うにチエンCを係合保持させてもよい。
【0072】ただし、図29に示す方向にチエンCを係
合保持させる方が、後述するピン挿入用ネジ操作体43
によるピン挿入操作を、上述したピン抜き操作と同じ方
向から行うことができるので都合がよい。
合保持させる方が、後述するピン挿入用ネジ操作体43
によるピン挿入操作を、上述したピン抜き操作と同じ方
向から行うことができるので都合がよい。
【0073】上記したようなチエンCの係合保持を行っ
た後、図30に示すように、第一部材21に対して第二
部材22をスライド係合させる。そして、図31に示す
ように両部材21,21の「IN」の指標33,47ど
うしが合うように両部材21,22の位置を合わせる。
この場合においても、かかる位置調節後の状態は、節度
感をもって保持されるのは上述したとおりである。
た後、図30に示すように、第一部材21に対して第二
部材22をスライド係合させる。そして、図31に示す
ように両部材21,21の「IN」の指標33,47ど
うしが合うように両部材21,22の位置を合わせる。
この場合においても、かかる位置調節後の状態は、節度
感をもって保持されるのは上述したとおりである。
【0074】次いで、図32および図33に示すように
ピン挿入用ネジ操作体43を、工具48を用いて回転さ
せ、螺進させる。そうすると、このピン挿入用ネジ操作
体43は、外リンクプレート1の外面を次第に押圧す
る。すなわち、このピン挿入用ネジ操作体43の先端押
圧部43bと、チエン係合溝25の底部のピン挿入操作
用受支部28aとの間隔が、強制的に圧し縮められる。
このときの押圧力は、結果的に、上記ピン挿入用受支部
28aの係合凹部28cに一端が係止されたピン3を、
各リンクプレート1,1,2,2のピン挿入孔5,5,
6,6に連通挿させる力として作用し、やがて、このピ
ン3は、すべてのリンクプレート1,1,2,2に連通
挿され、これによって、分断状態にあったチエンCは、
このピン3によって連結されることになる。
ピン挿入用ネジ操作体43を、工具48を用いて回転さ
せ、螺進させる。そうすると、このピン挿入用ネジ操作
体43は、外リンクプレート1の外面を次第に押圧す
る。すなわち、このピン挿入用ネジ操作体43の先端押
圧部43bと、チエン係合溝25の底部のピン挿入操作
用受支部28aとの間隔が、強制的に圧し縮められる。
このときの押圧力は、結果的に、上記ピン挿入用受支部
28aの係合凹部28cに一端が係止されたピン3を、
各リンクプレート1,1,2,2のピン挿入孔5,5,
6,6に連通挿させる力として作用し、やがて、このピ
ン3は、すべてのリンクプレート1,1,2,2に連通
挿され、これによって、分断状態にあったチエンCは、
このピン3によって連結されることになる。
【0075】ピン挿入用ネジ操作体43を螺退させてチ
エンCとの干渉を完全に解いた上で、第二部材22をス
ライドさせて第一部材21から外し、チエン係合溝25
から取り出されたチエンCは、連結された状態となる。
エンCとの干渉を完全に解いた上で、第二部材22をス
ライドさせて第一部材21から外し、チエン係合溝25
から取り出されたチエンCは、連結された状態となる。
【0076】上記からわかるように、本願発明のチエン
切り20を用いたチエン分断操作、およびチエン連結操
作は、第一部材21のチエン係合溝25内にチエンCを
係合保持させ、このチエン係合溝25を覆い隠すように
して第一部材21と組み合わされた第二部材22の各ネ
ジ操作体42,43を螺進させることによって行うの
で、最も力を必要とする段階において、作業者は、なん
らチエンCに直接手を触れる必要がない。
切り20を用いたチエン分断操作、およびチエン連結操
作は、第一部材21のチエン係合溝25内にチエンCを
係合保持させ、このチエン係合溝25を覆い隠すように
して第一部材21と組み合わされた第二部材22の各ネ
ジ操作体42,43を螺進させることによって行うの
で、最も力を必要とする段階において、作業者は、なん
らチエンCに直接手を触れる必要がない。
【0077】また、好ましい実施例においては、チエン
抜き用ネジ操作体42を単に締切いっぱいまで螺進させ
るだけで、ピン3の一部が一方の外リンクプレートのピ
ン挿通孔に嵌入した状態で、チエンの実質的な分断を行
うことができ、誰にでも簡単に、適正なチエン分断操作
を行うことができる。
抜き用ネジ操作体42を単に締切いっぱいまで螺進させ
るだけで、ピン3の一部が一方の外リンクプレートのピ
ン挿通孔に嵌入した状態で、チエンの実質的な分断を行
うことができ、誰にでも簡単に、適正なチエン分断操作
を行うことができる。
【0078】さらに、本願発明のチエン切りでは、ピン
抜き操作と、ピン挿入操作とを、別のネジ操作体42,
43を用いて行うようにしており、ピン挿入操作におい
ては、ピン挿入操作用ネジ操作体43と、第一部材21
のチエン係合溝25の底部との間隔を縮小することによ
って、ピンの挿入力を得ているので、ピン3を、チエン
のいずれの方向から挿入する場合においても対応するこ
とができる。このことは換言すると、ピン抜き操作と、
ピン挿入操作とを、同一方向からのネジ操作体42,4
3に対する操作を行うことによって実現できることを意
味し、これによる作業性の改善は著しいものとなる。
抜き操作と、ピン挿入操作とを、別のネジ操作体42,
43を用いて行うようにしており、ピン挿入操作におい
ては、ピン挿入操作用ネジ操作体43と、第一部材21
のチエン係合溝25の底部との間隔を縮小することによ
って、ピンの挿入力を得ているので、ピン3を、チエン
のいずれの方向から挿入する場合においても対応するこ
とができる。このことは換言すると、ピン抜き操作と、
ピン挿入操作とを、同一方向からのネジ操作体42,4
3に対する操作を行うことによって実現できることを意
味し、これによる作業性の改善は著しいものとなる。
【0079】以上の結果、本願発明のチエン切りによれ
ば、誰にでも簡単に、チエンの分断および連結操作を、
適正に行うことができ、また、不用意に作業者の手指が
汚れるといったことがなくなる。
ば、誰にでも簡単に、チエンの分断および連結操作を、
適正に行うことができ、また、不用意に作業者の手指が
汚れるといったことがなくなる。
【0080】さらに、本実施例においては、図34およ
び図35に示すように、各ネジ操作体42,43を操作
するための工具48を、都合よく第二部材22に付属さ
せており、自転車の修理あるいは部品交換等に必要最少
限の工具ピースを、この工具における把持部49に収納
させている。したがって、本実施例のチエン切り20
は、単にチエンの分断および連結操作をするための工具
だけではなく、自転車の修理あるいはメインテナンスの
ための最小限必要な工具を揃えた工具セットとしても機
能することなり、非常に利便性の高いものとなる。な
お、工具セットとしての使用方法は、図34および図3
5に参考的に示される。
び図35に示すように、各ネジ操作体42,43を操作
するための工具48を、都合よく第二部材22に付属さ
せており、自転車の修理あるいは部品交換等に必要最少
限の工具ピースを、この工具における把持部49に収納
させている。したがって、本実施例のチエン切り20
は、単にチエンの分断および連結操作をするための工具
だけではなく、自転車の修理あるいはメインテナンスの
ための最小限必要な工具を揃えた工具セットとしても機
能することなり、非常に利便性の高いものとなる。な
お、工具セットとしての使用方法は、図34および図3
5に参考的に示される。
【0081】もちろん、本願発明の範囲は上述した実施
例に限定されるものではない。実施例では、自転車用チ
エンの分断および連結を前提として説明したが、同一の
形態をもつチエンであれば、用途に限定されないあらゆ
るチエンの分断・連結操作具として用いることができ
る。
例に限定されるものではない。実施例では、自転車用チ
エンの分断および連結を前提として説明したが、同一の
形態をもつチエンであれば、用途に限定されないあらゆ
るチエンの分断・連結操作具として用いることができ
る。
【0082】また、第一部材および第二部材の具体的に
形状は、種々変形可能である。
形状は、種々変形可能である。
【図1】本願発明の一実施例にかかるチエン切りの全体
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】上記チエン切りを構成する第一部材の正面図で
ある。
ある。
【図4】図3のIV−IV線に沿う平面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】上記チエン切りを構成する第二部材の正面図で
ある。
ある。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】上記チエン切りを構成する第一部材と第二部
材とをスライド連結させた際の断面図である。
材とをスライド連結させた際の断面図である。
【図11】上記チエン切りにおいてチエン分断操作をす
る際の第一部材と第二部材との相互スライド位置を示す
正面図である。
る際の第一部材と第二部材との相互スライド位置を示す
正面図である。
【図12】図11のXII −XII 線に沿う断面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線に沿う断面図である。
【図14】上記チエン切りにおいてチエン連結操作をす
る際の第一部材と第二部材との相互スライド位置を示す
正面図である。
る際の第一部材と第二部材との相互スライド位置を示す
正面図である。
【図15】図14のXV−XV線に沿う断面図である。
【図16】図15のXVI −XVI 線に沿う断面図である。
【図17】上記チエン切りに属する工具の正面図であ
る。
る。
【図18】図17のXVIII −XVIII 線に沿う下面図であ
る。
る。
【図19】図18のXIX −XIV 線に沿う断面図である。
【図20】図19のXX−XX線に沿う断面図である。
【図21】図19のXXI −XXI 線に沿う断面図である。
【図22】上記チエン切りを用いたチエン分断操作の説
明図であり、第一部材のチエン保持部にチエンを保持さ
せた状態を示す。
明図であり、第一部材のチエン保持部にチエンを保持さ
せた状態を示す。
【図23】図22の要部拡大図である。
【図24】上記チエン切りを用いたチエン分断操作の説
明図であり、図22に示す状態に続いて、第一部材と第
二部材とをスライド係合させようとしている状態を示
す。
明図であり、図22に示す状態に続いて、第一部材と第
二部材とをスライド係合させようとしている状態を示
す。
【図25】上記チエン切りを用いたチエン分断操作の説
明図であり、図24に示す状態に続いて、第一部材と第
二部材とを所定の相互スライド関係とした状態を示す。
明図であり、図24に示す状態に続いて、第一部材と第
二部材とを所定の相互スライド関係とした状態を示す。
【図26】上記チエン切りを用いたチエン分断操作の説
明図であり、図25に示す状態に続いて、ピン抜き用ネ
ジ操作体を工具を用いて螺進させている状態を示す。
明図であり、図25に示す状態に続いて、ピン抜き用ネ
ジ操作体を工具を用いて螺進させている状態を示す。
【図27】図26に示す状態での上記チエン切りの内部
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図28】上記チエン切りを用いたチエン連結操作の説
明図であり、第一部材のチエン保持部にチエンを保持さ
せた状態を示す。
明図であり、第一部材のチエン保持部にチエンを保持さ
せた状態を示す。
【図29】図28に示す状態での第一部材の内部を示す
断面図である。
断面図である。
【図30】上記チエン切りに用いたチエン連結操作の説
明図であり、図28に示す状態を続いて、第一部材に第
二部材をスライド係合させようとしている状態を示す。
明図であり、図28に示す状態を続いて、第一部材に第
二部材をスライド係合させようとしている状態を示す。
【図31】上記チエン切りを用いたチエン連結操作の説
明図であり、図30に示す状態に続いて、第一部材と第
二部材とを所定の相互スライド関係とした状態を示す。
明図であり、図30に示す状態に続いて、第一部材と第
二部材とを所定の相互スライド関係とした状態を示す。
【図32】上記チエン切りを用いたチエン連結操作の説
明図であり、図31に示す状態に続いて、ピン挿入用ネ
ジ操作体を工具を用いて螺進させている状態を示す。
明図であり、図31に示す状態に続いて、ピン挿入用ネ
ジ操作体を工具を用いて螺進させている状態を示す。
【図33】図32に示す状態での上記チエン切りの内部
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図34】上記チエン切りに付属する工具の工具セット
としての使用方法を示す斜視図である。
としての使用方法を示す斜視図である。
【図35】上記チエン切りに付属する工具の工具セット
としての使用方法を示す斜視図である。
としての使用方法を示す斜視図である。
【図36】従来例のチエン切りの斜視図である。
【図37】従来例のチエン切りを用いたチエン分断操作
を説明するための一部断面平面図である。
を説明するための一部断面平面図である。
【図38】従来例のチエン切りを用いたチエン連結操作
を説明するための一部断面平面図である。
を説明するための一部断面平面図である。
C チエン 1 外リンクプレート 2 内リンクプレート 3 ピン 20 チエン切り 21 第一部材 22 第二部材 27a ピン抜き操作用受支部 27b 受支面 27c ピン収容孔 28a ピン挿入操作用受支部 28b 受支面 40 操作体保持部 42 ピン抜き用ネジ操作体 42b ピン抜き用プランジャ 42c 工具係合孔(工具係合手段) 43 ピン挿入用ネジ操作体 43c 工具係合孔(工具係合手段) 48 工具
Claims (5)
- 【請求項1】 複数リンク分のチエンをその長手方向移
動不能に係合保持しうるチエン係合溝を有する第一部材
と、 上記第一部材に対して上記チエン係合溝の延びる方向に
スライド係合することができ、スライド係合時、チエン
係合溝の延びる方向と直交する方向に離脱不能な第二部
材とを備え、 上記第一部材の上記チエン係合溝の底面には、このチエ
ン係合溝に係合されるチエンのピン位置と対応して、ピ
ン抜き操作用受支部と、ピン挿入操作用受支部とが設け
られており、 上記第二部材には、上記チエン係合溝の開口を覆う操作
体保持部が形成されており、この操作体保持部には、上
記ピン抜き操作用受支部あるいは上記ピン挿入操作用受
支部と対向しうるようにして、ピン抜き用プランジャを
先端に有するピン抜き用ネジ操作体と、ピン挿入用押圧
部を先端に有するピン挿入用ネジ操作体とが、螺進退可
能に螺合されていることを特徴とする、チエン切り。 - 【請求項2】 上記ピン抜き操作用受支部は、チエンの
外リンクプレートの外面を受支する受支面と、上記受支
面から所定深さをもつ有底状のピン収容孔とを備えて形
成されている、請求項1のチエン切り。 - 【請求項3】 上記ピン挿入操作用受支部は、チエンの
外リンクプレートの外面を受支する受支面と、この受支
面に形成されたピン係合凹部とを備えて形成されてい
る、請求項1または2のチエン切り。 - 【請求項4】 上記ピン抜き用ネジ操作体および上記ピ
ン挿入用ネジ操作体の基端部には、工具係合手段が形成
されており、この工具係合手段に所定の工具を係合させ
てこれらネジ操作体を回転操作することができるように
なっている、請求項1ないし3のいずれかのチエン切
り。 - 【請求項5】 上記相互スライドしうる第一部材と第二
部材とは、上記ピン抜き操作用受支部と上記ピン抜き用
ネジ操作体とが相互に対向するスライド位置、および、
上記ピン挿入操作用受支部と上記ピン挿入用ネジ操作体
とが相互に対向するスライド位置において、節度感をも
って係止されるようになっている、請求項1ないし4の
いずれかのチエン切り。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15336793A JPH079360A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | チエン切り |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15336793A JPH079360A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | チエン切り |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH079360A true JPH079360A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15560909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15336793A Pending JPH079360A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | チエン切り |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079360A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08229756A (ja) * | 1994-12-29 | 1996-09-10 | Daido Kogyo Co Ltd | チェーンの切断接続装置 |
| CN109226662A (zh) * | 2018-10-12 | 2019-01-18 | 邱国盛 | 一种装配用链条截断器 |
| CN109530610A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-03-29 | 安徽省绩溪县飞奔链传动有限公司 | 一种链条切断装置 |
| DE102020101342B4 (de) | 2019-04-23 | 2022-02-24 | Louis Chuang | Kettenwerkzeug |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP15336793A patent/JPH079360A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08229756A (ja) * | 1994-12-29 | 1996-09-10 | Daido Kogyo Co Ltd | チェーンの切断接続装置 |
| CN109226662A (zh) * | 2018-10-12 | 2019-01-18 | 邱国盛 | 一种装配用链条截断器 |
| CN109530610A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-03-29 | 安徽省绩溪县飞奔链传动有限公司 | 一种链条切断装置 |
| DE102020101342B4 (de) | 2019-04-23 | 2022-02-24 | Louis Chuang | Kettenwerkzeug |
| US11458529B2 (en) | 2019-04-23 | 2022-10-04 | Louis Chuang | Chain tool |
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