[go: up one dir, main page]

JPH0789200B2 - ハロゲン化銀乳剤の製造方法 - Google Patents

ハロゲン化銀乳剤の製造方法

Info

Publication number
JPH0789200B2
JPH0789200B2 JP63217274A JP21727488A JPH0789200B2 JP H0789200 B2 JPH0789200 B2 JP H0789200B2 JP 63217274 A JP63217274 A JP 63217274A JP 21727488 A JP21727488 A JP 21727488A JP H0789200 B2 JPH0789200 B2 JP H0789200B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver halide
grains
gelatin
nucleation
molecular weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63217274A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01158426A (ja
Inventor
光雄 斎藤
茂治 占部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP63217274A priority Critical patent/JPH0789200B2/ja
Publication of JPH01158426A publication Critical patent/JPH01158426A/ja
Publication of JPH0789200B2 publication Critical patent/JPH0789200B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はハロゲン化銀(以後、AgXと記す)乳剤の製造
方法に関する。
(先行技術とその問題点) 平行双晶面を含む平板状AgX粒子のその写真特性は特開
昭63−11928号に記載の如く、優れているが、従来知ら
れている平板状粒子の製造方法で製造すると、平板状粒
子以外に、非平行双晶面を2枚以上有する粒子や単一双
晶粒子が混入し、平板状粒子のみを全粒子の投影面積の
95%以上にすることができたかつた。
このような低い割合でも、非平板状粒子が混入すると、
画質を劣化させる為に問題であつた。
特に粒子サイド分布の狭い単分散平板状粒子からなるAg
X写真感光材料ではその画質が良好な為、このような低
い割合でも、非平板状粒子が混入することは問題であつ
た。
従来の平板状粒子の製造法については、特開昭58−1139
26号、同58−113927号、同58−113928号、同62−157024
号の記載を参考にすることができるが、この問題を解決
する方法については述べられていない。
(発明の目的) 本発明の目的はまず第1に、非平板粒子の混入比率の少
ない、平板状AgX粒子からなるAgX乳剤の製造方法を提供
することにある。
第2の目的は、非平板粒子の混入比率の少ない、主表面
の形状が六角形状の単分散平板状AgX粒子からなるAgX乳
剤の製造方法を提供することにある。
(発明の開示) このような目的は、下記の本発明によつて達成された。
すなわち、本発明は、AgX粒子の核形成及びそれに引き
続いてオストワルド熟成をするか、または核形成オスト
ワルド熟成、粒子成長の順に経ることによつて平行双晶
面を含む平板状AgX粒子を含有したAgX乳剤を製造する方
法であり、分散媒が低分子量ゼラチンでありかつpBr1.0
〜2.5の条件下で核形成することを特徴とするAgX乳剤の
製造方法である。
(発明の具体的構成) 本発明のAgX乳剤の製造方法は、AgX粒子の核形成に続い
てオストワルド熟成工程を経る。好ましくはオストワル
ド熟成後に粒子成長工程を経る。この方法は、特開昭51
−39027号、同63−11928号に記載されている。
1)核形成 このような製造方法において、核形成は低分子量ゼラチ
ンを分散媒とし、pBr1.0〜2.5の条件下で核形成する。
この場合の低分子量ゼラチンの分子量は7万以下、好ま
しくは、500〜6万、より好ましくは1000〜4万であ
る。
平均分子量が7万以上では、本発明の効果(全AgX粒子
の投影面積の95%以上が六角形状平板粒子となる)が少
なくなる。平均分子量が500以下ではゼラチンの製造
上、難点がある。
分散媒の50重量%以上好ましくは70重量%以上が低分子
量ゼラチンであることが好ましい。
分散媒の濃度は0.05〜5重量%を用いることができるが
0.05〜1.6重量%の低濃度域が特に有効である。その理
由は、特開昭63−11928号にも記してあるように、低Br-
濃度下で双晶面形成頻度を高くすることができ、本発明
の効果を大きくすることができる為である。
ゼラチンの種類としては、通常アルカリ処理ゼラチンが
用いられるが、その他酸処理ゼラチン、フタル化ゼラチ
ンの如き修飾ゼラチンも用いることができる。
核形成時に双晶面が形成される頻度は、種々の過飽和因
子(核形成時の温度、ゼラチン濃度、銀塩水溶液とハロ
ゲン化アルカリ水溶液の添加速度、Br-濃度、撹拌回転
数、添加するハロゲン化アルカリ水溶液中のI-含量、ハ
ロゲン化銀溶剤量、pH、塩濃度(KNO3、NaNO3など)な
ど)に依存し、その依存性は本発明者らによる特願昭61
−238808号の図に示されている。具体的には、これらの
図の依存性を見ながら、核形成時に1粒子あたり2枚の
双晶面が平行に形成される確率が高くなり、最終的に生
成したハロゲン化銀粒子の形態が本発明の乳剤の条件範
囲に入るように、これらの種々の過飽和因子を調節する
ことにより行なわれる。より具体的には、最終的に生成
したハロゲン化銀粒子のレプリカ像を透過型電子顕微鏡
により観察しながら、核形成時の前記過飽和因子の条件
を調節すればよい。
通常、これらの過飽和因子を増していくと、生成される
粒子は、a)八面体レギュラー粒子→b)単一双晶面を
有する粒子→c)平行な2枚の双晶面を有する粒子(目
的物)→d)非平行双晶面を有する粒子およびe)3枚
以上の双晶面を有する粒子のように変化するが、c)の
粒子の存在比率が、最終的に得られる粒子において本発
明の効果の範囲内になるようにこれらの種々の過飽和因
子を調節するものである。
これらの種々の因子を調節して、最終的に得られる平板
状粒子を観察すると、前記条件を用いて核形成して得ら
れた平板状粒子は通常の平板分子量10万の写真用ゼラチ
ンを分散媒として用いた場合に比べて特に非平板状粒子
の混入比率が低いことがわかつた。また、形状として特
願昭61−299155号記載の隣接辺比率2以下の六角形状平
板粒子比率が高い。その他、核形成時の好ましい条件と
しては、次の通りである。核形成時に添加する銀塩水溶
液とハロゲン化アリカリ水溶液のうち、銀塩水溶液側も
しくは両方の水溶液が分散媒を0.05〜2.0重量%含有し
た水溶液を用いることが好ましい。この場合の分散媒と
しては、通常の写真用ゼラチンも用いることができる
が、前記の低分子量ゼラチンであることがより好まし
い。温度は5〜60℃、好ましくは15〜50℃が好ましい。
予め投入しておく溶液中のI-含量は0.03モル/以下が
好ましく、0.01モル/以下がより好ましい。AgNO3
添加速度は1の反応水溶液あたり0.5g/分〜30g/分が
好ましい。
添加するハロゲン化アルカリ溶液の組成としては、Br-
に対するI-含量は生成するAgBrIの固溶限界以下、好ま
しくは10モル%以下が好ましい。
反応溶液中に無関係塩濃度は0〜1mol/が好ましい。
反応溶液のpHは2〜10を用いることができるが、還元増
感銀核を導入する場合は、8.0〜9.5が好ましい。反応溶
液中のAgX溶剤の濃度としては、0〜3.0×10-1mol/が
好ましい。AgX溶剤の種類は後述のものを用いることが
できる。
2)熟成 1)に述べた核形成では微小な平板粒子核が形成される
が、同時に多数のそれ以外の微粒子(特に八面対および
一重双晶粒子)が形成される。次に述べる成長過程に入
る前に平板粒子核以外の粒子を消滅せしめ、平板状粒子
となるべき形成でかつ単分散性の良い核を得る必要があ
る。これを可能にする方法として核形成に続いてオスト
ワルド熟成を行う方法が知られている。
この熟成法としては、特願昭61−299155号の記載事項以
外に次の方法も有効である。
核形成後、その乳剤の1部を種晶としてとりだし、ゼラ
チン水溶液を添加するか、もしくは単に核形成後ゼラチ
ン水溶液を添加し、pBr、ゼラチン濃度を調節する。こ
の場合の好ましいpBrは1.3〜2.0であり、ゼラチン濃度
は1〜10重量%である。この場合に用いられるゼラチン
は、通常、写真業界でよく用いられている平均分子量10
万〜30万のゼラチンが好ましい。
次に温度を上昇させ、第1熟成すると、平板状粒子が成
長し、非平板状粒子が消失する。次にAgNO3水溶液を加
えて溶液のpBrを1.8〜3.5に調節した後、AgX溶剤を加
え、第2熟成する。この場合の好ましいAgX溶剤濃度は
0〜3×10-1M/、より好ましくは10-4〜2×10-1M/
である。
このように熟成して、ほぼ〜100%平板状粒子のみとす
る。
3)成長 本発明においてはオストワルド熟成後、粒子成長工程を
経ることが好ましい。
本発明において熟成過程に続く結晶成長期は、pBr1.4〜
3.5に保つことが好ましい。また、結晶成長期に於る銀
イオン、及びハロゲンイオンの添加速度を結晶臨界成長
速度の20〜100%、好ましくは30〜100%の結晶成長速度
になる添加速度にすることが好ましい。
即ち、結晶成長期の成長雰囲気としては、低pAgの方
が、また、過飽和度は高くなる程、平板状粒子は成長と
ともにより単分散化する為、好ましい。
この場合、結晶成長とともに銀イオンおよびハロゲンイ
オンを添加させていく方法については特願昭61−299155
の記載に参考にすることができる。
結晶成長期に成長を促進する為にAgX溶剤を用いること
ができる。その場合のAgX溶剤の濃度としては、0〜0.3
mol/が好ましく、0〜0.1M/がより好ましい。
本発明でいうAgXのハロゲン組成の好ましい範囲、より
好ましい範囲は、核形成時、結晶成長時、AgX粒子全体
で異なり、その範囲は表1で示される。またその好まし
い調整条件はまとめると、表2で示される。
本発明の方法によつて調製される乳剤は、好ましくは主
として沃臭化銀粒子からなるものであるが、沃化銀の粒
子内部分布は、均一でも内部高濃度でも、表面高濃度で
もよく、漸増型でも急峻型でもよく、それぞれの目的に
応じて使いわけることができる。
本発明で用いられる低分子量ゼラチンは、通常、次のよ
うにして作ることができる。通常用いられる平均分子量
10万のゼラチンを水に溶かし、ゼラチン分解酵素を加え
て、ゼラチン分子を酵素分解する。この方法について
は、R.L.Cox,Photographic Gelatin II,Academic Pres
s,London,1976年、P.233〜251、P.335〜346の記載を参
考にすることができる。この場合、酵素が分解する結合
位置は決つている為、比較的分子量分布の狭い低分子量
ゼラチンが得られ、好ましい。この場合、酵素分解時間
を長くする程、より低分子量化する。酵素は、通常は次
に加熱などにより失活させる。その他、低pH(pH1〜
3)もしくは高pH(pH10〜12)雰囲気下で加熱し、加水
分解する方法もある。
本発明のハロゲン化銀粒子は、上記のハロゲン化銀粒子
それ自体で乳剤として使用できるが、その粒子をコアと
してコアとして/シエル型直接反転乳剤を形成し、それ
を用いてもよい。これについては特願昭61−299155の実
施例13、および米国特許第3,761,276号、同第4,269,927
号、同等3,367,778号を参考にすることができる。
また、該平板粒子をコアとして、浅内溝型乳剤を形成し
て用いてもよい。これについては、特開昭59−133542
号、英国特許第145876号を参考にすることができる。
また該平板粒子をホスト粒子とし、エピタキシヤル粒子
を形成しても用いてもよい。これについては、特開昭58
−108526号、同57−133540号、特開昭62−32443号を参
照にすることができる。
また、該平板粒子をサブストレート粒子とし、ラツフル
ド粒子を形成して用いてもよい。これについては、米国
特許第4643966号を参考にすることができる。
また該平板粒子をコイとして、内部に転位線を有する粒
子を形成してもよい。これについては特願昭62−54640
号の記載を参考にすることができる。
該平板粒子を高硬膜系で用いることもできる。
これについては特開昭58−113926号、Research Disclos
ure、184巻、1979年8月、アイテム18431、K項を参考
にすることができる。
また、金増感熟成を終了するまでH2O2、ペルオキシ酸等
の酸化剤を添加し、その御、還元性物質を添加する方法
や、金増感熟成後、感材中のフリーな金イオンを少なく
する方法を用いることができる。これについては特開昭
61−3134号、同61−3136号、特願昭60−96237号、特開
昭61−219948号、同61−219949号、特願昭61−184890
号、同61−183949号を参考にすることができる。該平板
粒子をアンテナ色素で分光増感してもよい。これについ
ては特開昭62−209532号、特願昭61−284271号、同61−
284272号の記載を参考にすることができる。
また、本発明の該平板粒子をサブストレートとして、平
板粒子の主平面に対して垂直方向へハロゲン組成の異な
るAgX層を積層させてもよい。これについては特願昭61
−253371号を参考にすることができる。この場合、積層
させるAgX層としてAgBr、AgBrClI(沃度含量0〜固溶限
界、Cl含量は0〜100モル%)がより好ましい。
該平板粒子の光干渉性を利用することに関して、および
上記事項の詳細やその他の事項については、特願昭61−
299155号を参考にすることができる。
本発明の核形成過程において、双晶面形成頻度を決める
過飽和条件を調節する為にハロゲン化銀溶剤を用いても
よい。
また、本発明の熟成過程においては、熟成を促進するた
めに、また、この熟成後の結晶成長期間において、結晶
成長を促進するためにハロゲン化銀溶剤を用いてもよ
い。
しばしば用いられるハロゲン化銀溶剤としては、チオシ
アン酸塩、アンモニア、チオエーテル、チオ尿素類など
の挙げることが出来る。
例えばチオシアン酸塩(米国特許第2,222,264号、同等
2,448,534号、同等3,320,069号など),アンモニア、チ
オエーテル化合物(例えば米国特許第3,271,157号、同
等3,574,628号、同等3,704,130号、同等4,297,439号、
同等4,276,347号など)、チオン化合物(例えば特開昭5
3−144319号、同53−82408号、同55−77737号など)、
アミン化合物(例えば特開昭54−100717号など)などを
用いることができる。
本発明で得られたハロゲン化銀乳剤を用いた写真感光材
料の乳剤層のその他の構成については特に制限はなく、
必要に応じて種々の添加剤を用いることができる。
添加することのできる化学増感剤、分光増感色素、かぶ
り防止剤、安定剤、金属イオンドープ、ハロゲン化銀溶
剤、染料、カラーカプラー、DIRカプラー、バインダ
ー、硬膜剤、塗布助剤、増粘剤、乳剤沈降剤、可塑剤、
寸度安定改良剤、帯電防止剤、螢光増白剤、滑剤、艶消
剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、散乱または吸収材料、
硬化剤、接着防止、写真特性改良剤(例えば現象促進
剤、硬調化剤など)、現像剤等写真的に有用なフラグメ
ント(現像抑制剤または促進剤、漂白促進剤、現像剤、
ハロゲン化銀溶剤、トナー、硬膜剤、かぶり防止剤、競
争カプラー、化学または分光増感剤および減感剤等)を
放出するカプラー、像色素安定剤、自己抑制現像剤、お
よびその使用法、また、分光増感における超増感、分光
増感色素のハロゲン受容体効果や電子受容体効果、かぶ
り防止剤、安定剤、現像促進剤または抑制剤の作成、そ
の他、本発明の乳剤の製造に用いる製造装置、反応装
置、撹拌装置、塗布、乾燥法、露光法(光源、露光雰囲
気、露光方法)、そして写真支持体、微孔性支持体、下
塗り層、表面保護層、マツト剤、中間層、ハレーション
防止層および写真処理剤、写真処理方法についてはリサ
ーチ・デイスクロージヤー誌、176巻、1978年、12月号
(アイテム17643)、同、184巻1979年8月号(アイテム
18431号)、同134巻19575年6月(アイテム13452)プロ
ダクト、タイセンジング インデツクス誌92巻107〜110
(1971年12月)、特開昭58−113926号、同58−113927
号、同58−113928号、同61−3134号、日化協月報1984
年、12月号、p.18〜27T.H.James,The Theory of The Ph
otographic Process,Fourth Edition,Macmillan,New Yo
rk,1977年、V.L.Zelikman et.al.著、Making and Coati
ng Photographic Emulsion.(The Focal Prss 刊、1964
年)及び特開昭62−6251の記載を参考にすることができ
る。
本発明のハロゲン化銀乳剤は必要により他の乳剤や保護
層、中間層、フイルター層と共に支持体上に一層もしく
はそれ以上(例えば2層、3層)設けることができる。
また、支持体の片側に限らず両面に設けることができ
る。また、異なる感色性の乳剤として重層することもで
きる。
この層構成について、その他、特開昭61−3134号、特願
昭61−299155の記載を参考にすることができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、黒白ハロゲン化銀写真感
光材料(例えば、Xレイ感材、リス型感材、黒白撮影用
ネガフイルムなど)やカラー写真感光材料(例えば、カ
ラーネガフイルム、カラー反転フイルム、カラーペーパ
ー、銀色素漂泊法写真など)に用いることができる。さ
らに拡散転写用感光材料(例えば、カラー拡散転写要
素、銀塩拡散転写要素)銀色素漂白法写真、米国特許第
4,500,626号の如き熱現像感光材料(黒白、カラー)な
どにも用いることができる。
本発明の乳剤は特開昭62−269958号の実施例1、同62−
141112号、同63−151618号の実施例13、14、特願昭62−
203635号の実施例9、同61−109773号、同62−54640
号、同62−208241号、同62−219173号、同63−129226
号、同62−263319号の実施例の構成乳剤として好ましく
用いることができる。
(本発明の効果) かくして得られる本発明のAgX乳剤粒子は、全粒子の投
影面積の95%以上が平板状粒子であり、高画質の写真特
性を有するAgX乳剤を提供することができる。
また、全粒子の投影面積の93%以上が隣接辺比率2以下
の六角形状単分散平板状粒子であり、高画質の写真特性
を有するAgX乳剤を提供することができる。
実施例1 4の容積を有する反応容器中にゼラチン水溶液(水10
00ml、酵素処理低分子量ゼラチン(平均分子量2万)7
g、KBr4.5g、/NKON水溶液でpH6.0に調節、pBr1.42)を
入れ、溶液温度を30゜に保ちつつ、AgNO3水溶液25ml(A
gNO38gと該低分子量ゼラチン0.16gを含む)と、KBr水溶
液25ml(KBr5.8gと該低分子量ゼラチン0.16gを含む)を
同時に1分間かけて(流速25ml/分)添加し、1分間撹
拌した後、その内の350mlを種晶とし、そこへゼラチン
水溶液〔水650ml、脱イオン化アルカリ処理ゼラチン
(平均分子量10万)20g、KBr1.2g、pH8.0〕を添加し、
温度を75℃に上げる。この時のpBrは1.79。昇温後40分
間熟成した後、AgNO3水溶液(AgNO31.8gを含む)を加
え、次にNH4NO3(50重量%)を6mlとNH3(25重量%)を
6mlを添加し、25分間熟成した。この時点で得られた乳
剤粒子のレプリカの透過型電子顕微鏡写真(TEM)を第
1図に示す。その乳剤粒子の全投影面積に対し、平板状
粒子を占める投影面積割合は99%であつた。
次に温度60℃に下げ、HNO3/N液でpH7.0にし、AgNO3水溶
液(100ml中にAgNO3を10g含む)とKBr水溶液を用いては
じめの10分間は10ml/分で、次の20分間15ml/分で銀電位
(対飽和カロメル電極)−20mVでC.D.J.添加した。この
時得られた乳剤粒子のTEM像を第2図に示した。乳剤粒
子の全投影面積に対し、平板状粒子の占める投影面積割
合は99.5%であつた。この乳剤を金−イオウ増感し、か
ぶり防止剤、硬膜剤を加え、塗布し、ウエツジ露光した
所、予想通り、従来法に比べて粒状性、シヤープネス等
の画質の改良が認められた。
実施例2 実施例1と同じ処方で、該形成時のゼラチンのみ、平均
分子量2000,5000、1万、4万、10万のゼラチンに置き
かえて粒子形成した。得られたAgX乳剤粒子のTEM像よ
り、全粒子の投影面積に対する平板状粒子の投影面積比
率を求め、第3図に示した。平板状粒子の投影面積比率
は平均分子量5000〜4万領域で高くなつていることがわ
かる。
なお、平均分子量10万のゼラチンの場合に得られた六角
平板粒子の投影面積比率は90%であり、実施例1のそれ
が99%であり、六角平板粒子比率も高かつた。
なお、ゼラチンの平均分子量はゲル過クロマトグラム
法で測定した。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は実施例1で得られたハロゲン化銀乳
剤中のハロゲン化銀結晶粒子の構造を示した電子顕微鏡
写真でありその倍率は4,300倍及び2,900倍である。 第3図は実施例2における該形成時のゼラチン平均分子
量と乳剤中の平板状粒子の割合との関係を示すグラフで
あり、横軸はゼラチンの平均分子量、縦軸は平板状粒子
の投影面積の和(%)である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハロゲン化銀粒子の核形成及びそれに引き
    続いてオストワルド熟成をするか、または核形成、オス
    トワルド熟成、粒子成長の順に経ることによって平行双
    晶面を含む平板状ハロゲン化銀粒子を含有したハロゲン
    化銀乳剤を製造する方法であり、分散媒が低分子量ゼラ
    チン(分子量7万以下)で、かつ、pBr1.0〜2.5の条件
    下で核形成することを特徴とするハロゲン化銀乳剤の製
    造方法。
  2. 【請求項2】核形成が分散媒を0.05〜1.6重量%含有し
    た水溶液中で行なわれることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のハロゲン化銀乳剤の製造方法。
  3. 【請求項3】平板状ハロゲン化銀粒子が全ハロゲン化銀
    粒子の投影面積の95%以上占めることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のハロゲン化銀乳剤の製造方法。
JP63217274A 1987-09-04 1988-08-31 ハロゲン化銀乳剤の製造方法 Expired - Lifetime JPH0789200B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63217274A JPH0789200B2 (ja) 1987-09-04 1988-08-31 ハロゲン化銀乳剤の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-221288 1987-09-04
JP22128887 1987-09-04
JP63217274A JPH0789200B2 (ja) 1987-09-04 1988-08-31 ハロゲン化銀乳剤の製造方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7023344A Division JP2709799B2 (ja) 1995-01-19 1995-01-19 ハロゲン化銀乳剤の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01158426A JPH01158426A (ja) 1989-06-21
JPH0789200B2 true JPH0789200B2 (ja) 1995-09-27

Family

ID=26521926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63217274A Expired - Lifetime JPH0789200B2 (ja) 1987-09-04 1988-08-31 ハロゲン化銀乳剤の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0789200B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5525460A (en) 1992-03-19 1996-06-11 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide photographic emulsion and light-sensitive material using the same
EP0562476B1 (en) 1992-03-19 2000-10-04 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method for preparing a silver halide photographic emulsion
JPH05265113A (ja) * 1992-03-24 1993-10-15 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀乳剤粒子の製造方法
US5407791A (en) 1993-01-18 1995-04-18 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide photographic material
DE69424983T2 (de) 1993-11-24 2000-10-19 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photographische Verarbeitungszusammensetzung und Verarbeitungsverfahren
JPH08202001A (ja) 1995-01-30 1996-08-09 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH09152696A (ja) 1995-11-30 1997-06-10 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料
EP1033615B1 (en) * 1996-08-29 2003-08-06 Konica Corporation A method of manufacturing a silver halide emulsion
TW434453B (en) * 1996-11-14 2001-05-16 Teijin Ltd Base film for photographic films
US6312857B1 (en) 1999-04-17 2001-11-06 Mitsubishi Paper Mills Ltd. Photomask material and method of processing thereof

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5945132B2 (ja) * 1979-04-23 1984-11-05 富士写真フイルム株式会社 感光性ハロゲン化銀結晶の製造方法
JPS58211143A (ja) * 1982-06-02 1983-12-08 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀写真乳剤の製造方法
CA1284050C (en) * 1985-12-19 1991-05-14 Joe E. Maskasky Process for precipitating a tabular grain emulsion in the presence of a gelatino-peptizer and an emulsion produced thereby

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01158426A (ja) 1989-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4945037A (en) Silver halide photographic emulsion and method for manufacture thereof
US4184877A (en) Process for the manufacture of photographic silver halide emulsions containing silver halide crystals of the twinned type
JPS6019496B2 (ja) ハロゲン化銀双晶を含有する写真用ハロゲン化銀乳剤の製法
JPS6330616B2 (ja)
JPH0659360A (ja) ハロゲン化銀乳剤
JPH0789200B2 (ja) ハロゲン化銀乳剤の製造方法
JP3383397B2 (ja) ハロゲン化銀乳剤
JP2794247B2 (ja) ハロゲン化銀乳剤
JPH07146522A (ja) ハロゲン化銀乳剤
JP2709799B2 (ja) ハロゲン化銀乳剤の製造方法
JPS63151618A (ja) ハロゲン化銀乳剤
JPH0711679B2 (ja) ハロゲン化銀乳剤の製造方法
JPH055094B2 (ja)
JPS59111144A (ja) ハロゲン化銀写真乳剤の製造方法
JPS63106744A (ja) 赤外光に対して高感度のハロゲン化銀写真感光材料
JPH0617988B2 (ja) ハロゲン化銀写真乳剤およびその製造方法
DE69615036T2 (de) Verfahren zur Herstellung einer Silberhalogenidemulsion
JP3388914B2 (ja) ハロゲン化銀乳剤
JP2907964B2 (ja) 高感度で現像性が良好なハロゲン化銀乳剤
JP2603168B2 (ja) ハロゲン化銀写真乳剤の製造方法
JP3388926B2 (ja) ハロゲン化銀写真乳剤の製造方法
JPS6046415B2 (ja) ハロゲン化銀写真乳剤
JP3325954B2 (ja) ハロゲン化銀乳剤
JPH07101291B2 (ja) ハロゲン化銀乳剤及びその製造方法
JPS63218938A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070927

Year of fee payment: 12

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term