JPH078543A - 殺菌、消毒、脱臭組成物 - Google Patents
殺菌、消毒、脱臭組成物Info
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- JPH078543A JPH078543A JP5157516A JP15751693A JPH078543A JP H078543 A JPH078543 A JP H078543A JP 5157516 A JP5157516 A JP 5157516A JP 15751693 A JP15751693 A JP 15751693A JP H078543 A JPH078543 A JP H078543A
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- disinfecting
- higher alkylamine
- deodorizing
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N37/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most two bonds to halogen, e.g. carboxylic acids
- A01N37/18—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most two bonds to halogen, e.g. carboxylic acids containing the group —CO—N<, e.g. carboxylic acid amides or imides; Thio analogues thereof
- A01N37/20—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most two bonds to halogen, e.g. carboxylic acids containing the group —CO—N<, e.g. carboxylic acid amides or imides; Thio analogues thereof containing the group, wherein Cn means a carbon skeleton not containing a ring; Thio analogues thereof
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- H10P72/50—
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- A01N25/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 優れた耐熱性およびMRSAを初めグラム陰
性菌、陽性菌のいずれに対しても優れた滅菌力を有する
殺菌、消毒、脱臭組成物を得ること。 【構成】 高級アルキルアミン縮合物、特に炭素数12
〜24でエチレンオキサイド付加モル数20以下のもの
を有効成分として含有する殺菌、消毒、脱臭組成物及び
これらを用いる衛生材料(用品)、並びに固形状殺菌、
消毒、脱臭組成物及び上記殺菌、消毒、脱臭組成物を含
む熱可塑性プラスチック成形体。
性菌、陽性菌のいずれに対しても優れた滅菌力を有する
殺菌、消毒、脱臭組成物を得ること。 【構成】 高級アルキルアミン縮合物、特に炭素数12
〜24でエチレンオキサイド付加モル数20以下のもの
を有効成分として含有する殺菌、消毒、脱臭組成物及び
これらを用いる衛生材料(用品)、並びに固形状殺菌、
消毒、脱臭組成物及び上記殺菌、消毒、脱臭組成物を含
む熱可塑性プラスチック成形体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、殺菌、消毒、脱臭組成
物に関する。さらに詳しくは、高級アルキルアミン縮合
物を有効成分として含有する殺菌、消毒、脱臭組成物、
溶液状または乳濁状殺菌、消毒、脱臭組成物、スプレー
用液状殺菌、消毒、脱臭組成物及びこれらを用いる衛生
材料(用品)、並びに固形状殺菌、消毒、脱臭組成物及
び上記殺菌、消毒、脱臭組成物を含む熱可塑性プラスチ
ック成形体に関する。
物に関する。さらに詳しくは、高級アルキルアミン縮合
物を有効成分として含有する殺菌、消毒、脱臭組成物、
溶液状または乳濁状殺菌、消毒、脱臭組成物、スプレー
用液状殺菌、消毒、脱臭組成物及びこれらを用いる衛生
材料(用品)、並びに固形状殺菌、消毒、脱臭組成物及
び上記殺菌、消毒、脱臭組成物を含む熱可塑性プラスチ
ック成形体に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】従来より殺
菌、消毒、脱臭組成物としては種々の化合物が使用され
ている。例えば、プラスチック類に殺菌剤を混入した製
品として食品容器、食品包装用のフィルム、野菜、果実
などの鮮度維持フィルム、マナ板などが知られている。
これらは、大腸菌、黄色ブドウ球菌、連鎖球菌、緑膿菌
などの食中毒の原因となる細菌の発生を防止することお
よび腐敗菌を滅菌することを目的としている。
菌、消毒、脱臭組成物としては種々の化合物が使用され
ている。例えば、プラスチック類に殺菌剤を混入した製
品として食品容器、食品包装用のフィルム、野菜、果実
などの鮮度維持フィルム、マナ板などが知られている。
これらは、大腸菌、黄色ブドウ球菌、連鎖球菌、緑膿菌
などの食中毒の原因となる細菌の発生を防止することお
よび腐敗菌を滅菌することを目的としている。
【0003】この殺菌剤に要求される条件としては、 1) 毒性が低いこと、 2) 厚生省告示370号の食品衛生規格に合格するこ
と、 3) ポリオレフィン衛生協議会の認定品であること、 4) 殺菌力が長時間〜数年間も持続されること が挙げられるが、今のところ有機化合物で上記の条件に
合格し、食品包装用プラスチック添加剤として認定され
たものは、本発明の高級アルキルアミン縮合物以外には
見当らない。
と、 3) ポリオレフィン衛生協議会の認定品であること、 4) 殺菌力が長時間〜数年間も持続されること が挙げられるが、今のところ有機化合物で上記の条件に
合格し、食品包装用プラスチック添加剤として認定され
たものは、本発明の高級アルキルアミン縮合物以外には
見当らない。
【0004】一方、無機化合物では、銀イオン系の化合
物、具体的には硝酸銀が低毒性であるため、プラスチッ
ク用に一部使用されている。
物、具体的には硝酸銀が低毒性であるため、プラスチッ
ク用に一部使用されている。
【0005】しかしながら、低毒性であるとはいえ、銀
は有毒物であり、しかもその殺菌力は大腸菌などのグラ
ム陰性菌には有効であるが、メチシリン耐性黄色ブドウ
球菌(MRSA)などのグラム陽性菌には効力が弱く、
全く殺菌力がないと言えるほどである。更に、銀系化合
物は無機物であるからプラスチックに混入しても成形品
の内部に偏在し表面に露出しなく、すなわち殺菌力を有
効に発揮し難く、その上銀系化合物は硝酸銀を出発物質
とするため、熱や紫外線曝露による変色が著しく、プラ
スチック混入用には不向きなものである。また、銀イオ
ンはイオンの力で殺菌する故水分がなければ全く力を発
揮できないのである。
は有毒物であり、しかもその殺菌力は大腸菌などのグラ
ム陰性菌には有効であるが、メチシリン耐性黄色ブドウ
球菌(MRSA)などのグラム陽性菌には効力が弱く、
全く殺菌力がないと言えるほどである。更に、銀系化合
物は無機物であるからプラスチックに混入しても成形品
の内部に偏在し表面に露出しなく、すなわち殺菌力を有
効に発揮し難く、その上銀系化合物は硝酸銀を出発物質
とするため、熱や紫外線曝露による変色が著しく、プラ
スチック混入用には不向きなものである。また、銀イオ
ンはイオンの力で殺菌する故水分がなければ全く力を発
揮できないのである。
【0006】また、最近新聞、テレビなどを通じて全国
的に問題となっている病院内で発生する院内感染菌MR
SAや結核菌、大腸菌、緑膿菌などの細菌の滅菌、防菌
の目的で医師、看護婦が使用する使い捨て手袋や衣類、
器具などの包装用ポリオレフィン製袋やフィルムにも殺
菌性能が要望されているが、現在このような効果的な殺
菌剤を添加したフィルム類は見当らない。
的に問題となっている病院内で発生する院内感染菌MR
SAや結核菌、大腸菌、緑膿菌などの細菌の滅菌、防菌
の目的で医師、看護婦が使用する使い捨て手袋や衣類、
器具などの包装用ポリオレフィン製袋やフィルムにも殺
菌性能が要望されているが、現在このような効果的な殺
菌剤を添加したフィルム類は見当らない。
【0007】特に病院内の殺菌、消毒がMRSAの発生
で格別に重大で緊急に解決を要する問題となっている
が、現在使用されている消毒剤として最も一般的なもの
はアルコールであり、ほかには陽性石ケンと云われるカ
チオン系の界面活性剤、および両性界面活性剤のなかの
TEGO系逆性石鹸(ゴールドシミッツ社製)が挙げら
れる。
で格別に重大で緊急に解決を要する問題となっている
が、現在使用されている消毒剤として最も一般的なもの
はアルコールであり、ほかには陽性石ケンと云われるカ
チオン系の界面活性剤、および両性界面活性剤のなかの
TEGO系逆性石鹸(ゴールドシミッツ社製)が挙げら
れる。
【0008】しかしながら、アルコール類は沸点が60
〜80℃でプラスチック練り込み用には使用できない。
また、アルコールの殺菌力はその濃度と細菌の菌種によ
り著しい差が生じ、例えばブドウ球菌には殺菌力が乏し
く、長時間の生息を可能にしている。一般に消毒液とし
て使用されている濃度60%のアルコールでは、黄色ブ
ドウ球菌や大腸菌は約1時間以上も生息可能である。更
に、アルコールは蒸発速度が大きく殺菌力の持続性がな
い。その上皮フを荒らす欠点さえもある。
〜80℃でプラスチック練り込み用には使用できない。
また、アルコールの殺菌力はその濃度と細菌の菌種によ
り著しい差が生じ、例えばブドウ球菌には殺菌力が乏し
く、長時間の生息を可能にしている。一般に消毒液とし
て使用されている濃度60%のアルコールでは、黄色ブ
ドウ球菌や大腸菌は約1時間以上も生息可能である。更
に、アルコールは蒸発速度が大きく殺菌力の持続性がな
い。その上皮フを荒らす欠点さえもある。
【0009】カチオン系および両性界面活性剤は共に水
溶性や親水性で、親油性のプラスチックには不向きであ
る。また、耐熱性も200℃前後で、一般の熱可塑性プ
ラスチックの成形加工温度に耐えるには通常240℃程
度の耐熱性が必要とされ使用し難い。
溶性や親水性で、親油性のプラスチックには不向きであ
る。また、耐熱性も200℃前後で、一般の熱可塑性プ
ラスチックの成形加工温度に耐えるには通常240℃程
度の耐熱性が必要とされ使用し難い。
【0010】第四級アンモニウム塩系のカチオン系界面
活性剤、例えばベンザルコニウムおよびベンザルコニウ
ムクロライドは、殺菌剤として毒性が小さく、臭気もな
く、効力も優れ、現在も大量に使用されているが、致命
的な欠点は合成洗剤のようなアニオン系の物質により殺
菌力を全く失ない、また蛋白質の混在で効力の低下が大
きく、更には、血液中に入ると溶血作用があり使用上注
意を要する。更に、上記カチオン系活性剤はグラム陽性
菌には有効であるが、大腸菌、緑膿菌などのグラム陰性
菌に対する効力は乏しい。
活性剤、例えばベンザルコニウムおよびベンザルコニウ
ムクロライドは、殺菌剤として毒性が小さく、臭気もな
く、効力も優れ、現在も大量に使用されているが、致命
的な欠点は合成洗剤のようなアニオン系の物質により殺
菌力を全く失ない、また蛋白質の混在で効力の低下が大
きく、更には、血液中に入ると溶血作用があり使用上注
意を要する。更に、上記カチオン系活性剤はグラム陽性
菌には有効であるが、大腸菌、緑膿菌などのグラム陰性
菌に対する効力は乏しい。
【0011】TEGO系両性界面活性剤も殺菌力が強
く、肉類、食品関係、手洗いにも使用されている。ま
た、塩類や石灰、蛋白質あるいは血糖によっても効力が
低下しないと云われるが、欠点は希薄液でも味が極めて
苦いことで、噴霧には不適であること、pHによる効力
の変化が著しいこと、グラム陰性菌には殺菌力が乏しい
こと、更に腐敗菌、奇異桿菌には効力がない、すなわち
脱臭剤または水の腐敗防止に不適当であることである。
く、肉類、食品関係、手洗いにも使用されている。ま
た、塩類や石灰、蛋白質あるいは血糖によっても効力が
低下しないと云われるが、欠点は希薄液でも味が極めて
苦いことで、噴霧には不適であること、pHによる効力
の変化が著しいこと、グラム陰性菌には殺菌力が乏しい
こと、更に腐敗菌、奇異桿菌には効力がない、すなわち
脱臭剤または水の腐敗防止に不適当であることである。
【0012】上記の如く、現在使用されている殺菌剤は
どれも殺菌、消毒、脱臭効果の面で満足なものとは云え
ないものばかりである。
どれも殺菌、消毒、脱臭効果の面で満足なものとは云え
ないものばかりである。
【0013】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであり、MRSAを初め緑膿菌、結核菌、大腸菌、黄
色ブドウ球菌などをすべて殺菌し、プラスチックへの練
り込み、噴霧剤、溶液状または乳濁液状殺菌液として食
品包装分野、医療衛生分野に広く応用できる殺菌、消
毒、脱臭組成物を提供することを目的とする。
のであり、MRSAを初め緑膿菌、結核菌、大腸菌、黄
色ブドウ球菌などをすべて殺菌し、プラスチックへの練
り込み、噴霧剤、溶液状または乳濁液状殺菌液として食
品包装分野、医療衛生分野に広く応用できる殺菌、消
毒、脱臭組成物を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成するために鋭意検討を行ない、高級アルキルアミ
ンが優れた殺菌効果を有すると共に、プラスチックの成
形加工温度に耐える耐熱性を有し、かつ組成の変更によ
り水溶性から親油性にまで大巾に変性可能であることを
見出して本発明を完成するに至った。
を達成するために鋭意検討を行ない、高級アルキルアミ
ンが優れた殺菌効果を有すると共に、プラスチックの成
形加工温度に耐える耐熱性を有し、かつ組成の変更によ
り水溶性から親油性にまで大巾に変性可能であることを
見出して本発明を完成するに至った。
【0015】すなわち、本発明の請求項1の発明に係る
殺菌、消毒、脱臭組成物は、高級アルキルアミン縮合物
を有効成分として含有することを特徴とするものであ
る。
殺菌、消毒、脱臭組成物は、高級アルキルアミン縮合物
を有効成分として含有することを特徴とするものであ
る。
【0016】次に、本発明の請求項2の発明に係る溶液
状または乳濁液状殺菌、消毒、脱臭組成物は、高級アル
キルアミン縮合物を有効成分として含有することを特徴
とするものである。
状または乳濁液状殺菌、消毒、脱臭組成物は、高級アル
キルアミン縮合物を有効成分として含有することを特徴
とするものである。
【0017】また本発明の請求項3の発明に係る殺菌、
消毒、脱臭組成物は、高級アルキルアミン縮合物を有効
成分として溶解した溶剤または含水溶剤を噴霧成分とし
て含有してなることを特徴とするものである。
消毒、脱臭組成物は、高級アルキルアミン縮合物を有効
成分として溶解した溶剤または含水溶剤を噴霧成分とし
て含有してなることを特徴とするものである。
【0018】また、本発明の請求項5の発明に係る衛生
材料(例えばウェットティッシュ、脱脂綿、ガーゼ等)
は、上記請求項2、3の発明または後記請求項4の発明
の殺菌組成物を噴霧または含浸して得たものである。
材料(例えばウェットティッシュ、脱脂綿、ガーゼ等)
は、上記請求項2、3の発明または後記請求項4の発明
の殺菌組成物を噴霧または含浸して得たものである。
【0019】更に、本発明の請求項6の発明に係る固形
状殺菌、消毒、脱臭組成物は、高級アルキルアミン縮合
物を有効成分としてパラフィン系低分子量オレフィンワ
ックス結晶性樹脂に練り込んだものである。
状殺菌、消毒、脱臭組成物は、高級アルキルアミン縮合
物を有効成分としてパラフィン系低分子量オレフィンワ
ックス結晶性樹脂に練り込んだものである。
【0020】また、本発明の請求項7の発明に係る熱可
塑性プラスチック成形体は、高級アルキルアミン縮合物
を殺菌、消毒、脱臭成分として含有する熱可塑性プラス
チック材料を成形加工して得たものである。
塑性プラスチック成形体は、高級アルキルアミン縮合物
を殺菌、消毒、脱臭成分として含有する熱可塑性プラス
チック材料を成形加工して得たものである。
【0021】本発明に用いる殺菌、消毒、脱臭組成物の
有効成分たる高級アルキルアミン縮合物は、窒素基に結
合する2個の活性水素が存在する高級アルキルアミンと
エチレンオキサイドとを縮合した弱カチオン性のノニオ
ン系界面活性剤である。この高級アルキルアミン縮合物
は、一般のノニオン系界面活性剤とやや異なり弱いカチ
オン活性剤の性質を持っており、炭素数12〜24でエ
チレンオキサイドの付加モル数が20以下の縮合物がか
かる特性を有し、更に低モル付加物がその傾向が強い。
したがって、本発明に用いる縮合物としては、当然なが
ら炭素数12〜24でエチレンオキサイド付加モル数2
0以下のものが望ましく(請求項4)、特に炭素数12
〜18でエチレンオキサイドの付加モル数10以下のも
のがより好ましい。また、高級アルキルアミン縮合物
は、製造方法、特に高級アルキルアミンの種類、エチレ
ンオキサイドの付加モル数などを適宜選択調整すること
により水溶性のものも、水に難溶性でアルコール、炭化
水素、その他の有機溶剤に可溶性のものも自由に合成で
きるという特徴を有する。プラスチックへ練り込む殺菌
剤には水に難溶性のものを使用することが好ましいこと
は云うまでもないことである。そして、高級アルキルア
ミン縮合物の使用量は臨界的でなく、使用目的に応じて
適宜選択すれば良いが、熱可塑性プラスチック成形体に
は少なくとも0.1重量%、その他のスプレー剤用の液
体、溶液または乳濁液として使用する殺菌液、パラフィ
ン系低分子量オレフィンワックスの固形状ペレット等に
は少なくとも0.05重量%使用するのが一般的であ
る。
有効成分たる高級アルキルアミン縮合物は、窒素基に結
合する2個の活性水素が存在する高級アルキルアミンと
エチレンオキサイドとを縮合した弱カチオン性のノニオ
ン系界面活性剤である。この高級アルキルアミン縮合物
は、一般のノニオン系界面活性剤とやや異なり弱いカチ
オン活性剤の性質を持っており、炭素数12〜24でエ
チレンオキサイドの付加モル数が20以下の縮合物がか
かる特性を有し、更に低モル付加物がその傾向が強い。
したがって、本発明に用いる縮合物としては、当然なが
ら炭素数12〜24でエチレンオキサイド付加モル数2
0以下のものが望ましく(請求項4)、特に炭素数12
〜18でエチレンオキサイドの付加モル数10以下のも
のがより好ましい。また、高級アルキルアミン縮合物
は、製造方法、特に高級アルキルアミンの種類、エチレ
ンオキサイドの付加モル数などを適宜選択調整すること
により水溶性のものも、水に難溶性でアルコール、炭化
水素、その他の有機溶剤に可溶性のものも自由に合成で
きるという特徴を有する。プラスチックへ練り込む殺菌
剤には水に難溶性のものを使用することが好ましいこと
は云うまでもないことである。そして、高級アルキルア
ミン縮合物の使用量は臨界的でなく、使用目的に応じて
適宜選択すれば良いが、熱可塑性プラスチック成形体に
は少なくとも0.1重量%、その他のスプレー剤用の液
体、溶液または乳濁液として使用する殺菌液、パラフィ
ン系低分子量オレフィンワックスの固形状ペレット等に
は少なくとも0.05重量%使用するのが一般的であ
る。
【0022】本発明に用いる熱可塑性樹脂としては、ポ
リエチレン、ポリプロプレン、ポリ塩化ビニル、ポリス
チレン、ポリアミド(ナイロン)、ポリエステルなどが
挙げられるが、性能と価格のバランスを考慮するとポリ
エチレンおよびポリプロピレンが特に好ましい。
リエチレン、ポリプロプレン、ポリ塩化ビニル、ポリス
チレン、ポリアミド(ナイロン)、ポリエステルなどが
挙げられるが、性能と価格のバランスを考慮するとポリ
エチレンおよびポリプロピレンが特に好ましい。
【0023】なお、本発明においては、上記の高級アル
キルアミン縮合物にアルコール系、カチオン系界面活性
剤、両性界面活性剤、銀イオン系などの殺菌剤や防カビ
剤を併用することも可能である。
キルアミン縮合物にアルコール系、カチオン系界面活性
剤、両性界面活性剤、銀イオン系などの殺菌剤や防カビ
剤を併用することも可能である。
【0024】本発明の種々の実施態様や用途を例示する
と次のとおりである。なお%、部は重量%、重量部を表
わす。 (1) 上記高級アルキルアミン縮合物をアルコールや溶
剤に溶解した液状物(例えば、後記実施例3、4参照)
は、エアゾル化したり更に30%位の水と混合して、そ
のまままたは噴霧状で、病室内や手術室内、白衣、カー
テン等の殺菌、消毒に、また生ゴミや靴の中等の殺菌、
脱臭等に用いられる。
と次のとおりである。なお%、部は重量%、重量部を表
わす。 (1) 上記高級アルキルアミン縮合物をアルコールや溶
剤に溶解した液状物(例えば、後記実施例3、4参照)
は、エアゾル化したり更に30%位の水と混合して、そ
のまままたは噴霧状で、病室内や手術室内、白衣、カー
テン等の殺菌、消毒に、また生ゴミや靴の中等の殺菌、
脱臭等に用いられる。
【0025】(2) 上記高級アルキルアミン縮合物を水
と相溶性の溶剤と水との混合物に加えて乳化したもの
(例えば後記実施例5参照)は拭き掃除用としてモッ
プ、雑巾に浸して床、廊下、机、ドア等の清掃に適用さ
れ、また衣類、カーテン、シーツ等の表面処理剤として
用いられる。
と相溶性の溶剤と水との混合物に加えて乳化したもの
(例えば後記実施例5参照)は拭き掃除用としてモッ
プ、雑巾に浸して床、廊下、机、ドア等の清掃に適用さ
れ、また衣類、カーテン、シーツ等の表面処理剤として
用いられる。
【0026】(3) 上記高級アルキルアミン縮合物を鉱
物油系のオイルに溶解したもの、例えば殺菌剤10%流
動パラフィンオイル80%、キシレン10%溶液もモッ
プ、雑巾に含浸させて床、廊下等の清掃に使用でき、ま
た玄関マット(綿、ポリエステル、レーヨン、及びそれ
らの混紡品製)に含浸させておけば殺菌、消毒効果があ
るマットとして有用である。
物油系のオイルに溶解したもの、例えば殺菌剤10%流
動パラフィンオイル80%、キシレン10%溶液もモッ
プ、雑巾に含浸させて床、廊下等の清掃に使用でき、ま
た玄関マット(綿、ポリエステル、レーヨン、及びそれ
らの混紡品製)に含浸させておけば殺菌、消毒効果があ
るマットとして有用である。
【0027】(4) 下記配合による高級アルキルアミン
縮合物殺菌剤入り床ワックスは大理石、木、プラスチッ
ク製床、廊下用のワックスとして月1回程度の塗布で十
分である。 (i) 殺菌剤エマルジョン 1.5部(涛和化学NV2
0%) (ii) アクリルエマルジョン 47部(ロームアンドハ
ース製NV40%) 水 23部 (2分間混合) (iii) 造膜助剤(エチレンジグリコール)(4.5
部)(ダイセル化学) 水(8.5部) (10分間混合) (iv) ポリエチレンワックスエマルジョン 10部(東
邦化学NV40%) (v) 消泡剤 0.2部(住友3Mアンチフォーム)
縮合物殺菌剤入り床ワックスは大理石、木、プラスチッ
ク製床、廊下用のワックスとして月1回程度の塗布で十
分である。 (i) 殺菌剤エマルジョン 1.5部(涛和化学NV2
0%) (ii) アクリルエマルジョン 47部(ロームアンドハ
ース製NV40%) 水 23部 (2分間混合) (iii) 造膜助剤(エチレンジグリコール)(4.5
部)(ダイセル化学) 水(8.5部) (10分間混合) (iv) ポリエチレンワックスエマルジョン 10部(東
邦化学NV40%) (v) 消泡剤 0.2部(住友3Mアンチフォーム)
【0028】(5) 上記高級アルキルアミン縮合物をパ
ラフィン系低分子量の樹脂ワックス、結晶系の樹脂に練
り込んだペレット状固形物は(例えば後記実施例6参
照)は、水の腐敗防止のため用いられ、6ヶ月から1年
間の効果が得られる。また工作機械油の腐敗防止にも使
用され、花の延命にも効果がある。
ラフィン系低分子量の樹脂ワックス、結晶系の樹脂に練
り込んだペレット状固形物は(例えば後記実施例6参
照)は、水の腐敗防止のため用いられ、6ヶ月から1年
間の効果が得られる。また工作機械油の腐敗防止にも使
用され、花の延命にも効果がある。
【0029】(6) 上記高級アルキルアミン縮合物を熱
可塑性樹脂(ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン
等)に練り込んで成形したフィルム、繊維状その他の成
形品(例えば後記実施例1、2参照)、例えば食品包装
フィルム、他の包装用品、手袋、エプロン、テーブルク
ロス、マナ板、容器、ハブラシ等の衛生用品、不織布、
空気清浄器のフィルター等に用いられ殺菌効果がある。
可塑性樹脂(ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン
等)に練り込んで成形したフィルム、繊維状その他の成
形品(例えば後記実施例1、2参照)、例えば食品包装
フィルム、他の包装用品、手袋、エプロン、テーブルク
ロス、マナ板、容器、ハブラシ等の衛生用品、不織布、
空気清浄器のフィルター等に用いられ殺菌効果がある。
【0030】(7) 上記(1)、(2)、(3)の液体殺菌剤
組成物を紙、綿、及びポリエステル、レーヨン、ポリア
ミド、ポリエチレン、ポリプロピレンエチレン、酢ビ共
重合体の繊維(綿)等に含浸させたものは、空気清浄器
のフィルター、脱脂綿、ウェットテッシュ、殺菌処理不
織布、殺菌ガーゼ、清掃用モップ、雑巾として有用であ
る。
組成物を紙、綿、及びポリエステル、レーヨン、ポリア
ミド、ポリエチレン、ポリプロピレンエチレン、酢ビ共
重合体の繊維(綿)等に含浸させたものは、空気清浄器
のフィルター、脱脂綿、ウェットテッシュ、殺菌処理不
織布、殺菌ガーゼ、清掃用モップ、雑巾として有用であ
る。
【0031】
【実施例】以下実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。なお、各実施例において部および%はすべて重量部
および重量%を表わす。
る。なお、各実施例において部および%はすべて重量部
および重量%を表わす。
【0032】実施例1および比較例1 中低圧ポリエチレン樹脂100部に殺菌剤としてポリオ
キシエチレンオレイン酸アミドを0.2部添加混合して
射出成形によりテストフィルムを作成した。殺菌剤を添
加せずに上記と同じ方法により作成したフィルムを比較
例1とした。これらのフィルムに大腸菌または黄色ブド
ウ球菌の菌数が約104 /mlの菌液を滴下した後、滅
菌低圧ポリエチレンフィルムをのせて菌液とテストフィ
ルムとを密着させた。これらを25℃で24時間保存し
た後、生菌数を測定した。なお、カバーフィルム同志に
ついて同様に試験した結果を対照とした。試験結果を以
下に示す。 保 存 時 間 試験菌 種 別 0 24 ─────────────────────────────────── 実施例1 10以下 大腸菌 比較例1 2.1×104 4.5×105 対 照 1.3×105 ─────────────────────────────────── 黄色 実施例1 10以下 ブドウ 比較例1 4.8×104 2.0×103 球菌 対 照 1.8×104 ───────────────────────────────────
キシエチレンオレイン酸アミドを0.2部添加混合して
射出成形によりテストフィルムを作成した。殺菌剤を添
加せずに上記と同じ方法により作成したフィルムを比較
例1とした。これらのフィルムに大腸菌または黄色ブド
ウ球菌の菌数が約104 /mlの菌液を滴下した後、滅
菌低圧ポリエチレンフィルムをのせて菌液とテストフィ
ルムとを密着させた。これらを25℃で24時間保存し
た後、生菌数を測定した。なお、カバーフィルム同志に
ついて同様に試験した結果を対照とした。試験結果を以
下に示す。 保 存 時 間 試験菌 種 別 0 24 ─────────────────────────────────── 実施例1 10以下 大腸菌 比較例1 2.1×104 4.5×105 対 照 1.3×105 ─────────────────────────────────── 黄色 実施例1 10以下 ブドウ 比較例1 4.8×104 2.0×103 球菌 対 照 1.8×104 ───────────────────────────────────
【0033】実施例2および比較例2 ポリプロピレン樹脂に殺菌剤としてポリオキシエチレン
リノールアミンを0.2%添加して実施例1と同様の手
順によりテストプレートを得た(サンプルA)。殺菌剤
量を0.3%としたテストプレートをサンプルBとし
た。殺菌剤を添加せずに作製したプレートを比較例2と
した。これらのテストプレートについて実施例1と同様
の殺菌テストを行った。カバーフィルムについて試験し
た結果を対照とした。試験結果を以下に示す。 保 存 時 間 試験菌 種 別 0 24 ─────────────────────────────────── A 30 大腸菌 B 2.1×104 30 比較例2 4.6×105 対 照 1.3×105 ─────────────────────────────────── 黄色 A 10 ブドウ B 4.8×104 10以下 球菌 比較例2 8.2×103 対 照 1.8×104 ───────────────────────────────────
リノールアミンを0.2%添加して実施例1と同様の手
順によりテストプレートを得た(サンプルA)。殺菌剤
量を0.3%としたテストプレートをサンプルBとし
た。殺菌剤を添加せずに作製したプレートを比較例2と
した。これらのテストプレートについて実施例1と同様
の殺菌テストを行った。カバーフィルムについて試験し
た結果を対照とした。試験結果を以下に示す。 保 存 時 間 試験菌 種 別 0 24 ─────────────────────────────────── A 30 大腸菌 B 2.1×104 30 比較例2 4.6×105 対 照 1.3×105 ─────────────────────────────────── 黄色 A 10 ブドウ B 4.8×104 10以下 球菌 比較例2 8.2×103 対 照 1.8×104 ───────────────────────────────────
【0034】実施例3 殺菌剤としてエチルアミンオキサイドをエタノール70
部に0.1%(サンプルA)、0.5%(サンプル
B)、1%(サンプルC)濃度にそれぞれ溶解し、40
℃に加熱して攪拌しながら蒸留水をそれぞれ30部づつ
添加し、液状殺菌剤を作製した。これらの各サンプル1
0mlに菌液1mlを加え、混合後、20℃で一定時間
作用させた。作用開始15、30秒、1、2および5分
後に各作用試験管から後培養培地に1白金耳量移植し、
35℃で2日間培養後、試験菌の生育の有無を観察し、
菌の生死を判定した。なお、対照として滅菌水について
も同様に試験した。結果を以下に示すが、「+」は菌が
死滅しなかったことを、「−」は菌が死滅したことを示
す。 ─────────────────────────────────── 作 用 時 間 試験菌 検 体 ──────────────────── 15秒 30秒 1分 2分 5分 ─────────────────────────────────── A) − − − − − 大腸菌 B) − − − − − C) − − − − − 対 照 + + + + + ─────────────────────────────────── A) − − − − − MRSA B) − − − − − C) − − − − − 対 照 + + + + + ─────────────────────────────────── 註) MRSA:メチシリン耐性黄色ブドウ球菌
部に0.1%(サンプルA)、0.5%(サンプル
B)、1%(サンプルC)濃度にそれぞれ溶解し、40
℃に加熱して攪拌しながら蒸留水をそれぞれ30部づつ
添加し、液状殺菌剤を作製した。これらの各サンプル1
0mlに菌液1mlを加え、混合後、20℃で一定時間
作用させた。作用開始15、30秒、1、2および5分
後に各作用試験管から後培養培地に1白金耳量移植し、
35℃で2日間培養後、試験菌の生育の有無を観察し、
菌の生死を判定した。なお、対照として滅菌水について
も同様に試験した。結果を以下に示すが、「+」は菌が
死滅しなかったことを、「−」は菌が死滅したことを示
す。 ─────────────────────────────────── 作 用 時 間 試験菌 検 体 ──────────────────── 15秒 30秒 1分 2分 5分 ─────────────────────────────────── A) − − − − − 大腸菌 B) − − − − − C) − − − − − 対 照 + + + + + ─────────────────────────────────── A) − − − − − MRSA B) − − − − − C) − − − − − 対 照 + + + + + ─────────────────────────────────── 註) MRSA:メチシリン耐性黄色ブドウ球菌
【0035】実施例4 殺菌剤としてブチルエタノールアミン1モルとエチレン
オキサイド20モルとの縮合生成物0.5部をエタノー
ル99.5部に溶解した溶液100部とLPG100部
で殺菌、脱臭スプレーを調製し、MRSA、ミクロコッ
カス、黄色ブドウ球菌または表皮ブドウ球菌の菌液を塗
抹した寒天平板培地(以下、試験用平板という)に、検
体を1、3あるいは5秒間噴霧し培養後、試験用平板上
に生育した集落数を測定した。なお、検体未噴霧の試験
用平板を同様に培養して対照とした。結果を以下に示
す。 MRSAに対する検体の殺菌効果試験結果 ──────────────────────────────── 検体噴霧時間 試験平板上の発生集落数 (秒) 測定1回目 測定2回目 ──────────────────────────────── 0(対照) 142 167 1 0 1 3 0 0 5 0 0 ──────────────────────────────── ─────────────────────────────────── 集 落 数 試 験 菌 ───────────────────────── 噴霧1秒 噴霧3秒 噴霧5秒 対 照 ─────────────────────────────────── ミクロコッカス 0 0 0 104 黄色ブドウ球菌 0 0 0 221 表皮ブドウ球菌 0 0 0 142 ───────────────────────────────────
オキサイド20モルとの縮合生成物0.5部をエタノー
ル99.5部に溶解した溶液100部とLPG100部
で殺菌、脱臭スプレーを調製し、MRSA、ミクロコッ
カス、黄色ブドウ球菌または表皮ブドウ球菌の菌液を塗
抹した寒天平板培地(以下、試験用平板という)に、検
体を1、3あるいは5秒間噴霧し培養後、試験用平板上
に生育した集落数を測定した。なお、検体未噴霧の試験
用平板を同様に培養して対照とした。結果を以下に示
す。 MRSAに対する検体の殺菌効果試験結果 ──────────────────────────────── 検体噴霧時間 試験平板上の発生集落数 (秒) 測定1回目 測定2回目 ──────────────────────────────── 0(対照) 142 167 1 0 1 3 0 0 5 0 0 ──────────────────────────────── ─────────────────────────────────── 集 落 数 試 験 菌 ───────────────────────── 噴霧1秒 噴霧3秒 噴霧5秒 対 照 ─────────────────────────────────── ミクロコッカス 0 0 0 104 黄色ブドウ球菌 0 0 0 221 表皮ブドウ球菌 0 0 0 142 ───────────────────────────────────
【0036】実施例5 殺菌剤としてエチルエタノールアミンのモノビエチン酸
エステル1モルとエチレンオキサイド5モルとの縮合物
0.3部をエタノール19.7部に溶解した溶液を、蒸
留水77部中に乳化剤3部(ペグノール#1500、東
邦化学製)を60℃に加温して溶解した溶液中に攪拌し
ながら混合し、水に乳化した殺菌液を調製した。この乳
濁液を含浸したガーゼを机、床、廊下などの拭き掃除用
に使用したが、拭き掃除用殺菌液として優れた効果を発
揮した。なお、この殺菌液についての試験結果は次のと
おりであった。 試験目的 検体のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に対
する抗菌力を調べた。 試験概要 検体の40倍希釈液〔試料1)〕及び50倍希釈液〔試
料2)〕をシャーレに注入、風乾させた後、その上に菌
液滴下し、経時的に生菌数を測定した。試験結果は以下
のとおりであった。。 試験結果 ──────────────────────────────────── 試料 1ml当たりの生菌数 試験菌 対 象 ─────────────────────── 保存直後*1 8時間後 24時間後 ──────────────────────────────────── 試料1) 2.8 ×104 <10 <10 MRSA 試料2) 2.8 ×104 <10 <10 対 照*2 2.8 ×104 1.6 ×106 2.6 ×108 ──────────────────────────────────── *1 共通の菌液を使用した。 *2 試料無添加
エステル1モルとエチレンオキサイド5モルとの縮合物
0.3部をエタノール19.7部に溶解した溶液を、蒸
留水77部中に乳化剤3部(ペグノール#1500、東
邦化学製)を60℃に加温して溶解した溶液中に攪拌し
ながら混合し、水に乳化した殺菌液を調製した。この乳
濁液を含浸したガーゼを机、床、廊下などの拭き掃除用
に使用したが、拭き掃除用殺菌液として優れた効果を発
揮した。なお、この殺菌液についての試験結果は次のと
おりであった。 試験目的 検体のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に対
する抗菌力を調べた。 試験概要 検体の40倍希釈液〔試料1)〕及び50倍希釈液〔試
料2)〕をシャーレに注入、風乾させた後、その上に菌
液滴下し、経時的に生菌数を測定した。試験結果は以下
のとおりであった。。 試験結果 ──────────────────────────────────── 試料 1ml当たりの生菌数 試験菌 対 象 ─────────────────────── 保存直後*1 8時間後 24時間後 ──────────────────────────────────── 試料1) 2.8 ×104 <10 <10 MRSA 試料2) 2.8 ×104 <10 <10 対 照*2 2.8 ×104 1.6 ×106 2.6 ×108 ──────────────────────────────────── *1 共通の菌液を使用した。 *2 試料無添加
【0037】実施例6 殺菌剤として椰子油脂肪酸アミド1モルとエチレンオキ
サイド6モルとの縮合物を1%低分子量パラフィンワッ
クスに練り込んで得た固形ペレットを花瓶に数個投入し
たところ水の腐敗を防止し、浄化に大きく効果を発揮
し、花もちが良かった。
サイド6モルとの縮合物を1%低分子量パラフィンワッ
クスに練り込んで得た固形ペレットを花瓶に数個投入し
たところ水の腐敗を防止し、浄化に大きく効果を発揮
し、花もちが良かった。
【0038】
【発明の効果】本発明の殺菌、消毒、脱臭組成物は、グ
ラム陰性菌、陽性菌の食中毒菌たる大腸菌、黄色ブドウ
球菌に対して優れた滅菌力を有し、MRSA菌に対し速
効的滅菌効果を有するとともに腐敗菌をも完全に滅菌す
るので脱臭剤としても優れている。また、水に難溶性の
ものはプラスチックの表面から溶出することが少なく、
従って殺菌力を長期間保持することができる。しかも、
この殺菌剤は沸点が250℃以上であり、熱可塑性プラ
スチックの成形加工温度に十分耐えることができ、更に
食品包装容器用のプラスチック添加剤(顔料分散剤、静
電気防止剤など)として認可されたものであり、かつ厚
生省告示370号にも合格、低毒性が証明されているの
で、本発明の殺菌、消毒、脱臭組成物の産業的利用価値
は極めて高いものである。
ラム陰性菌、陽性菌の食中毒菌たる大腸菌、黄色ブドウ
球菌に対して優れた滅菌力を有し、MRSA菌に対し速
効的滅菌効果を有するとともに腐敗菌をも完全に滅菌す
るので脱臭剤としても優れている。また、水に難溶性の
ものはプラスチックの表面から溶出することが少なく、
従って殺菌力を長期間保持することができる。しかも、
この殺菌剤は沸点が250℃以上であり、熱可塑性プラ
スチックの成形加工温度に十分耐えることができ、更に
食品包装容器用のプラスチック添加剤(顔料分散剤、静
電気防止剤など)として認可されたものであり、かつ厚
生省告示370号にも合格、低毒性が証明されているの
で、本発明の殺菌、消毒、脱臭組成物の産業的利用価値
は極めて高いものである。
Claims (7)
- 【請求項1】 高級アルキルアミン縮合物を有効成分と
して含有してなる殺菌、消毒、脱臭組成物。 - 【請求項2】 高級アルキルアミン縮合物を有効成分と
して含有してなる溶液状または乳濁液状殺菌、消毒、脱
臭組成物。 - 【請求項3】 高級アルキルアミン縮合物含有液を噴霧
成分として含有してなるスプレー用液状殺菌、消毒、脱
臭組成物。 - 【請求項4】 高級アルキルアミン縮合物が炭素数12
〜24でエチレンオキサイドの付加モル数20以下のも
のである請求項1〜3記載の殺菌、消毒、脱臭組成物。 - 【請求項5】 請求項2〜4に記載の殺菌、消毒、脱臭
組成物を噴霧または含浸してなる衛生材料または衛生用
品。 - 【請求項6】 高級アルキルアミン縮合物を有効成分と
してパラフィン系低分子量オレフィンワックス結晶性樹
脂に練り込んでなる固形状殺菌、消毒、脱臭組成物。 - 【請求項7】 高級アルキルアミン縮合物を殺菌、消
毒、脱臭成分として含有する熱可塑性プラスチック材料
を成形加工してなる熱可塑性プラスチック成形体。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5157516A JPH078543A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 殺菌、消毒、脱臭組成物 |
| EP94401399A EP0631722A1 (en) | 1993-06-28 | 1994-06-22 | Method for exterminating microbes for disinfection and deodorization |
| CA002126762A CA2126762A1 (en) | 1993-06-28 | 1994-06-27 | Method for exterminating microbes for disinfection and deodorization |
| KR1019940014933A KR950000020A (ko) | 1993-06-28 | 1994-06-28 | 소독 또는 탈취를 목적으로 하는 살균방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5157516A JPH078543A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 殺菌、消毒、脱臭組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH078543A true JPH078543A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15651389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5157516A Pending JPH078543A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 殺菌、消毒、脱臭組成物 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0631722A1 (ja) |
| JP (1) | JPH078543A (ja) |
| KR (1) | KR950000020A (ja) |
| CA (1) | CA2126762A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6068847A (en) * | 1996-10-03 | 2000-05-30 | Johnson & Johnson Consumer Products, Inc. | Cosmetic compositions |
| WO2001044430A1 (en) * | 1999-12-14 | 2001-06-21 | Unilever Plc | Antimicrobial solutions |
| RU2214281C1 (ru) * | 2002-03-27 | 2003-10-20 | Региональная общественная организация - Институт эколого-технологических проблем | Препарат для борьбы с внутрибольничной инфекцией, обработки медицинских инструментов и средств личной гигиены |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4918550A (ja) * | 1972-06-14 | 1974-02-19 | ||
| JPS59101402A (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-12 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 殺菌剤 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4918550B1 (ja) * | 1970-03-07 | 1974-05-10 | ||
| US3916003A (en) * | 1971-03-01 | 1975-10-28 | Agency Ind Science Techn | Surface active agents |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP5157516A patent/JPH078543A/ja active Pending
-
1994
- 1994-06-22 EP EP94401399A patent/EP0631722A1/en not_active Withdrawn
- 1994-06-27 CA CA002126762A patent/CA2126762A1/en not_active Abandoned
- 1994-06-28 KR KR1019940014933A patent/KR950000020A/ko not_active Abandoned
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4918550A (ja) * | 1972-06-14 | 1974-02-19 | ||
| JPS59101402A (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-12 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 殺菌剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0631722A1 (en) | 1995-01-04 |
| CA2126762A1 (en) | 1994-12-29 |
| KR950000020A (ko) | 1995-01-03 |
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