JPH0783084A - 油圧建設機械 - Google Patents
油圧建設機械Info
- Publication number
- JPH0783084A JPH0783084A JP23029193A JP23029193A JPH0783084A JP H0783084 A JPH0783084 A JP H0783084A JP 23029193 A JP23029193 A JP 23029193A JP 23029193 A JP23029193 A JP 23029193A JP H0783084 A JPH0783084 A JP H0783084A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mode
- engine
- pump
- construction machine
- rotation speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 title claims abstract description 57
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 57
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 6
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 6
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2246—Control of prime movers, e.g. depending on the hydraulic load of work tools
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2221—Control of flow rate; Load sensing arrangements
- E02F9/2232—Control of flow rate; Load sensing arrangements using one or more variable displacement pumps
- E02F9/2235—Control of flow rate; Load sensing arrangements using one or more variable displacement pumps including an electronic controller
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可変容量油圧ポンプを大容量化したり、通常
作業時におけるエンジン回転数を高めに設定することな
く、低負荷時に多量のポンプ流量を必要とする作業をも
良好に行うことができる油圧建設機械を提供する。 【構成】 エンジン27と、該エンジンの回転制御装置
28と、該エンジンにて駆動される可変容量油圧ポンプ
1と、該油圧ポンプの入力トルクを設定するレギュレー
タ44と、該可変容量油圧ポンプから吐出される圧油に
よって駆動されるアクチュエータ4,21とを備えた油
圧建設機械に適用される。コントローラ50に、第1の
エンジン回転数と第1のポンプ入力トルクとを組み合わ
せた第1のモード及び上記第1のエンジン回転数よりも
高い第2のエンジン回転数と上記第1のポンプ入力トル
クよりも小さい第2のポンプ入力トルクとを組み合わせ
た第2のモードを設定する。低負荷時に大ポンプ流量が
要求される作業を行う際にはモード選択スイッチ58に
て上記第2のモードを選択し、それ以外の通常作業時に
はモード選択スイッチにて上記第1のモードを選択す
る。
作業時におけるエンジン回転数を高めに設定することな
く、低負荷時に多量のポンプ流量を必要とする作業をも
良好に行うことができる油圧建設機械を提供する。 【構成】 エンジン27と、該エンジンの回転制御装置
28と、該エンジンにて駆動される可変容量油圧ポンプ
1と、該油圧ポンプの入力トルクを設定するレギュレー
タ44と、該可変容量油圧ポンプから吐出される圧油に
よって駆動されるアクチュエータ4,21とを備えた油
圧建設機械に適用される。コントローラ50に、第1の
エンジン回転数と第1のポンプ入力トルクとを組み合わ
せた第1のモード及び上記第1のエンジン回転数よりも
高い第2のエンジン回転数と上記第1のポンプ入力トル
クよりも小さい第2のポンプ入力トルクとを組み合わせ
た第2のモードを設定する。低負荷時に大ポンプ流量が
要求される作業を行う際にはモード選択スイッチ58に
て上記第2のモードを選択し、それ以外の通常作業時に
はモード選択スイッチにて上記第1のモードを選択す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等の油圧
建設機械に係り、特に油圧建設機械に搭載されるエンジ
ン及び可変容量油圧ポンプの駆動制御装置に関する。
建設機械に係り、特に油圧建設機械に搭載されるエンジ
ン及び可変容量油圧ポンプの駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開昭62−2334
30号公報、実公平3−29559号公報、特開昭62
−58033号公報等に記載されているように、油圧シ
ョベル等の油圧建設機械には、種々の走行条件及び作業
条件に応じて最適なエンジン出力特性あるいは可変容量
油圧ポンプの吐出特性を得るべく、駆動制御装置を備え
たものが提案されている。
30号公報、実公平3−29559号公報、特開昭62
−58033号公報等に記載されているように、油圧シ
ョベル等の油圧建設機械には、種々の走行条件及び作業
条件に応じて最適なエンジン出力特性あるいは可変容量
油圧ポンプの吐出特性を得るべく、駆動制御装置を備え
たものが提案されている。
【0003】特開昭62−233430号公報に記載の
ものは、掘削等の作業時及び走行時のエンジン出力特性
をそれぞれ最適化すべく、作業に適したエンジン出力特
性を持つ第1の最大燃料噴射量と、走行に適したエンジ
ン出力特性を持つ第2の最大燃料噴射量とを予め記憶し
ておき、建設機械が作業状態にある場合には前記第1の
最大燃料噴射量をエンジン回転速度に基づいて予め設定
される最大噴射量として選択し、走行状態にある場合に
は前記第2の最大燃料噴射量を前記最大噴射量として選
択するようにしたものである。
ものは、掘削等の作業時及び走行時のエンジン出力特性
をそれぞれ最適化すべく、作業に適したエンジン出力特
性を持つ第1の最大燃料噴射量と、走行に適したエンジ
ン出力特性を持つ第2の最大燃料噴射量とを予め記憶し
ておき、建設機械が作業状態にある場合には前記第1の
最大燃料噴射量をエンジン回転速度に基づいて予め設定
される最大噴射量として選択し、走行状態にある場合に
は前記第2の最大燃料噴射量を前記最大噴射量として選
択するようにしたものである。
【0004】実公平3−29559号公報に記載のもの
は、重掘削時等には多大の作業量が要求され、軽掘削時
等には少ない作業量で済むという前提のもとに、軽掘削
時等における燃料消費率や騒音等を低減すべく、作業の
種類に基づいて設定される原動機の複数の最高回転数の
うちで重作業に基づき予め定められる第1の最高回転数
と、該第1の最高回転数の出力トルクを越えない範囲の
可変容量油圧ポンプの最大傾転角とを組み合わせた第1
のモードを設定するとともに、上記複数の最高回転数の
うちで軽作業に基づき予め定められ上記第1の最高回転
数よりも小さい第2の最高回転数と、該第2の最高回転
数の出力トルクを越えない範囲の可変容量油圧ポンプの
複数の最大傾転角のうちで予め定められる上記第1の最
大傾転角よりも大きい第2の最大傾転角とを組み合わせ
た第2のモードを設定する設定手段を備え、この設定手
段によって設定された設定値に応じて選択的に原動機を
駆動し、上記可変容量油圧ポンプの吐出量を制御するよ
うにしたものである。
は、重掘削時等には多大の作業量が要求され、軽掘削時
等には少ない作業量で済むという前提のもとに、軽掘削
時等における燃料消費率や騒音等を低減すべく、作業の
種類に基づいて設定される原動機の複数の最高回転数の
うちで重作業に基づき予め定められる第1の最高回転数
と、該第1の最高回転数の出力トルクを越えない範囲の
可変容量油圧ポンプの最大傾転角とを組み合わせた第1
のモードを設定するとともに、上記複数の最高回転数の
うちで軽作業に基づき予め定められ上記第1の最高回転
数よりも小さい第2の最高回転数と、該第2の最高回転
数の出力トルクを越えない範囲の可変容量油圧ポンプの
複数の最大傾転角のうちで予め定められる上記第1の最
大傾転角よりも大きい第2の最大傾転角とを組み合わせ
た第2のモードを設定する設定手段を備え、この設定手
段によって設定された設定値に応じて選択的に原動機を
駆動し、上記可変容量油圧ポンプの吐出量を制御するよ
うにしたものである。
【0005】特開昭62−58033号公報に記載のも
のは、上記第2例に比べてさらに細かなモード分けを行
い、高速走行、低速走行、重作業、軽作業の各状態に応
じてオペレータが作動体を操作できるようにしたもので
あって、原動機の最高回転数可変手段と、可変容量油圧
ポンプの最大吐出し容積可変手段と、変更しうる複数の
最高回転数のうちの1つと変更しうる複数の最大吐出し
容積のうちの1つとを対応づけて1つの組とし、これを
あらかじめ複数組設定し、上記作動体の作動形態に対応
して該複数組のうちの1組を選択する設定・選択手段
と、上記作動体の目標とする作動形態を指示する指示手
段と、上記アクチュエータが作動状態にあるかどうか検
出する検出手段とを備え、上記指示手段及び検出手段か
ら出力される信号に基づいて上記設定・選択手段で選定
された値に応じて上記最高回転数可変手段及び最大吐出
し容積可変手段を駆動するようにしたものである。
のは、上記第2例に比べてさらに細かなモード分けを行
い、高速走行、低速走行、重作業、軽作業の各状態に応
じてオペレータが作動体を操作できるようにしたもので
あって、原動機の最高回転数可変手段と、可変容量油圧
ポンプの最大吐出し容積可変手段と、変更しうる複数の
最高回転数のうちの1つと変更しうる複数の最大吐出し
容積のうちの1つとを対応づけて1つの組とし、これを
あらかじめ複数組設定し、上記作動体の作動形態に対応
して該複数組のうちの1組を選択する設定・選択手段
と、上記作動体の目標とする作動形態を指示する指示手
段と、上記アクチュエータが作動状態にあるかどうか検
出する検出手段とを備え、上記指示手段及び検出手段か
ら出力される信号に基づいて上記設定・選択手段で選定
された値に応じて上記最高回転数可変手段及び最大吐出
し容積可変手段を駆動するようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、建設機械で
行われる作業の中には、例えばバケットクラウド(バケ
ットを手前に引く作業)や作業機に破砕機を装着して行
う岩石等の破砕作業など、低負荷時に多量のポンプ流量
を必要とする作業がある。しかるに、上記公知例にはこ
の点について全く配慮されておらず、かかる作業を実現
するためにはいずれも大容量のポンプを搭載するか、あ
るいはエンジン回転数を高めに設定することが必要にな
る。大容量のポンプを搭載すると建設機械がコスト高に
なり、エンジン回転数を高めに設定すると、通常作業時
(低負荷時に多量のポンプ流量を必要とする作業以外の
作業時及び走行時)に、燃料消費率の増加、ヒートバラ
ンスの悪化、騒音の増大といった種々の問題が発生す
る。
行われる作業の中には、例えばバケットクラウド(バケ
ットを手前に引く作業)や作業機に破砕機を装着して行
う岩石等の破砕作業など、低負荷時に多量のポンプ流量
を必要とする作業がある。しかるに、上記公知例にはこ
の点について全く配慮されておらず、かかる作業を実現
するためにはいずれも大容量のポンプを搭載するか、あ
るいはエンジン回転数を高めに設定することが必要にな
る。大容量のポンプを搭載すると建設機械がコスト高に
なり、エンジン回転数を高めに設定すると、通常作業時
(低負荷時に多量のポンプ流量を必要とする作業以外の
作業時及び走行時)に、燃料消費率の増加、ヒートバラ
ンスの悪化、騒音の増大といった種々の問題が発生す
る。
【0007】本発明は、かかる従来技術の不都合を解決
するためになされたものであって、その目的は、可変容
量油圧ポンプを大容量化したり、通常作業時におけるエ
ンジン回転数を高めに設定することなく、低負荷時に多
量のポンプ流量を必要とする作業をも良好に行うことが
できる油圧建設機械を提供することにある。
するためになされたものであって、その目的は、可変容
量油圧ポンプを大容量化したり、通常作業時におけるエ
ンジン回転数を高めに設定することなく、低負荷時に多
量のポンプ流量を必要とする作業をも良好に行うことが
できる油圧建設機械を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、エンジンと、該エンジンの回転速度を制
御する回転制御装置と、上記エンジンにて駆動される可
変容量油圧ポンプと、該可変容量油圧ポンプの入力トル
クを設定するレギュレータと、上記可変容量油圧ポンプ
から吐出される圧油によって駆動されるアクチュエータ
とを備えた油圧建設機械において、第1のエンジン回転
数と第1のポンプ入力トルクとを組み合わせた第1のモ
ードを設定すると共に、上記第1のエンジン回転数より
も高い第2のエンジン回転数と上記第1のポンプ入力ト
ルクよりも小さい第2のポンプ入力トルクとを組み合わ
せた第2のモードを設定するモード設定手段と、該モー
ド設定手段に設定された上記第1のモード又は上記第2
のモードを選択し、選択したモードに応じたエンジン回
転数信号及びポンプ入力トルク信号を出力するモード選
択手段とを備える構成とした。
達成するため、エンジンと、該エンジンの回転速度を制
御する回転制御装置と、上記エンジンにて駆動される可
変容量油圧ポンプと、該可変容量油圧ポンプの入力トル
クを設定するレギュレータと、上記可変容量油圧ポンプ
から吐出される圧油によって駆動されるアクチュエータ
とを備えた油圧建設機械において、第1のエンジン回転
数と第1のポンプ入力トルクとを組み合わせた第1のモ
ードを設定すると共に、上記第1のエンジン回転数より
も高い第2のエンジン回転数と上記第1のポンプ入力ト
ルクよりも小さい第2のポンプ入力トルクとを組み合わ
せた第2のモードを設定するモード設定手段と、該モー
ド設定手段に設定された上記第1のモード又は上記第2
のモードを選択し、選択したモードに応じたエンジン回
転数信号及びポンプ入力トルク信号を出力するモード選
択手段とを備える構成とした。
【0009】上記モード選択手段は、低負荷時に多量の
ポンプ吐出流量が要求される作業を行う際には上記第2
のモードを選択し、それ以外の通常作業時には上記第1
のモードを選択するものとすることができる。なお、各
モードの選択に関し、低負荷時に多量のポンプ吐出流量
が要求される作業を検出する作業検出手段を別途設け、
上記モード選択手段が上記作業検出手段からの信号に応
じて、上記第1のモード又は第2のモードのいずれかを
自動的に選択するようになすこともできし、操作者によ
って操作されるモード選択スイッチを別途設け、上記モ
ード選択手段が上記モード選択スイッチからの信号に応
じて、手動にて上記第1のモード又は第2のモードのい
ずれかを選択するようになすこともできる。
ポンプ吐出流量が要求される作業を行う際には上記第2
のモードを選択し、それ以外の通常作業時には上記第1
のモードを選択するものとすることができる。なお、各
モードの選択に関し、低負荷時に多量のポンプ吐出流量
が要求される作業を検出する作業検出手段を別途設け、
上記モード選択手段が上記作業検出手段からの信号に応
じて、上記第1のモード又は第2のモードのいずれかを
自動的に選択するようになすこともできし、操作者によ
って操作されるモード選択スイッチを別途設け、上記モ
ード選択手段が上記モード選択スイッチからの信号に応
じて、手動にて上記第1のモード又は第2のモードのい
ずれかを選択するようになすこともできる。
【0010】また、上記の油圧建設機械には、エンジン
の目標回転数を設定する目標回転数設定手段と、この目
標回転数設定手段の操作量を検出する操作量検出手段と
を設け、上記エンジン回転数が上記操作量検出信号に応
じて、上記第1のモード又は第2のモードに対応する各
々の特性で制御されるようにすることもできる。また、
エンジンの目標回転数を検出する目標回転数検出手段
と、実際のエンジン回転数を検出する実回転数検出手段
と、上記目標回転数と実回転数との回転数偏差に応じ、
上記ポンプ入力トルクを補正する補正手段とを設け、上
記第1のモード又は第2のモードに対応して、ポンプ入
力トルクの補正量を変更するようにすることもできる。
この場合、上記モード設定手段には、上記第1のモード
及び第2のモードとも、上記エンジンの目標回転数が所
定回転数以上の領域で上記ポンプ入力トルクが小さくな
るように設定することができる。さらに、これらの場合
には、上記モード設定手段には、上記エンジンの目標回
転数に対応するエンジンの出力トルクを超えない範囲で
上記ポンプ入力トルクを設定することができる。
の目標回転数を設定する目標回転数設定手段と、この目
標回転数設定手段の操作量を検出する操作量検出手段と
を設け、上記エンジン回転数が上記操作量検出信号に応
じて、上記第1のモード又は第2のモードに対応する各
々の特性で制御されるようにすることもできる。また、
エンジンの目標回転数を検出する目標回転数検出手段
と、実際のエンジン回転数を検出する実回転数検出手段
と、上記目標回転数と実回転数との回転数偏差に応じ、
上記ポンプ入力トルクを補正する補正手段とを設け、上
記第1のモード又は第2のモードに対応して、ポンプ入
力トルクの補正量を変更するようにすることもできる。
この場合、上記モード設定手段には、上記第1のモード
及び第2のモードとも、上記エンジンの目標回転数が所
定回転数以上の領域で上記ポンプ入力トルクが小さくな
るように設定することができる。さらに、これらの場合
には、上記モード設定手段には、上記エンジンの目標回
転数に対応するエンジンの出力トルクを超えない範囲で
上記ポンプ入力トルクを設定することができる。
【0011】また、これらの油圧建設機械においては、
上記モード設定手段に、上記第1のモードが選択された
ときの上記可変容量油圧ポンプの入力馬力と、上記第2
のモードが選択されたときの上記可変容量油圧ポンプの
入力馬力とがほぼ等しくなるように、上記エンジン回転
数及びポンプ入力トルクを設定することができる。
上記モード設定手段に、上記第1のモードが選択された
ときの上記可変容量油圧ポンプの入力馬力と、上記第2
のモードが選択されたときの上記可変容量油圧ポンプの
入力馬力とがほぼ等しくなるように、上記エンジン回転
数及びポンプ入力トルクを設定することができる。
【0012】
【作用】図7に示すように建設機械に搭載されるエンジ
ンは、一般に中速回転域で出力トルクが大きく、高回転
になるにしたがって出力トルクが小さくなる。一方、燃
料消費率は、同図に示すように、中速回転域で良く、高
回転になるにしたがって悪くなる。さらに、建設機械に
搭載されるエンジンには、通常エンジン回転数を制御す
るためのRSVガバナが付設されるが、かかるエンジン
においては、RSVガバナの特性上、ガバナレバー位置
(エンジンの目標回転数)を一定にした場合、負荷(可
変容量油圧ポンプの入力トルク)が小さくなるにしたが
って燃料消費率が悪くなる。一般に建設機械に搭載され
るエンジンの馬力は、当該建設機械の作業量、フロント
強度、ヒートバランス等を考慮して設定されるが、所要
の作業量に対応するエンジン出力馬力が得られる範囲で
あれば、できるだけエンジン回転数を低くした方が、燃
料消費率及びヒートバランスの改善、それに騒音の低減
等を図る上で好ましい。
ンは、一般に中速回転域で出力トルクが大きく、高回転
になるにしたがって出力トルクが小さくなる。一方、燃
料消費率は、同図に示すように、中速回転域で良く、高
回転になるにしたがって悪くなる。さらに、建設機械に
搭載されるエンジンには、通常エンジン回転数を制御す
るためのRSVガバナが付設されるが、かかるエンジン
においては、RSVガバナの特性上、ガバナレバー位置
(エンジンの目標回転数)を一定にした場合、負荷(可
変容量油圧ポンプの入力トルク)が小さくなるにしたが
って燃料消費率が悪くなる。一般に建設機械に搭載され
るエンジンの馬力は、当該建設機械の作業量、フロント
強度、ヒートバランス等を考慮して設定されるが、所要
の作業量に対応するエンジン出力馬力が得られる範囲で
あれば、できるだけエンジン回転数を低くした方が、燃
料消費率及びヒートバランスの改善、それに騒音の低減
等を図る上で好ましい。
【0013】エンジンの出力馬力Pは、Cを定数、Tを
可変容量油圧ポンプの入力トルク、Nをエンジン回転数
としたとき、P=C・T・Nの関係にあるから、エンジ
ン回転数Nを下げても、可変容量油圧ポンプの入力トル
クTを大きくすれば、一定の馬力Pを確保することがで
きる。図7の例では、可変容量油圧ポンプの入力トルク
T1,T2(T1>T2)及びエンジン回転数N1,N2(N
1<N2)をP0 =C・T1・N1=C・T2・N2となるよ
うに設定することにより、N2からN1にエンジン回転数
を下げた場合にも所望のエンジン馬力P0 を確保するこ
とができる。但し、エンジン回転数を低下すると、図8
に特性線Aで示すように、エンジン回転数を高くした場
合(図8の特性線B)に比べて、低負荷時のポンプ流量
が少なくなる。
可変容量油圧ポンプの入力トルク、Nをエンジン回転数
としたとき、P=C・T・Nの関係にあるから、エンジ
ン回転数Nを下げても、可変容量油圧ポンプの入力トル
クTを大きくすれば、一定の馬力Pを確保することがで
きる。図7の例では、可変容量油圧ポンプの入力トルク
T1,T2(T1>T2)及びエンジン回転数N1,N2(N
1<N2)をP0 =C・T1・N1=C・T2・N2となるよ
うに設定することにより、N2からN1にエンジン回転数
を下げた場合にも所望のエンジン馬力P0 を確保するこ
とができる。但し、エンジン回転数を低下すると、図8
に特性線Aで示すように、エンジン回転数を高くした場
合(図8の特性線B)に比べて、低負荷時のポンプ流量
が少なくなる。
【0014】しかしながら、通常作業時には、所望の作
業量が確保できれば、低負荷時におけるポンプ流量は少
なくて足りる。そこで、通常作業時には、低いエンジン
回転数と大きいポンプ入力トルクとを組み合わせた第1
のモードを割り当て、低負荷時に多量のポンプ流量が必
要な破砕等の作業時には、高いエンジン回転数と小さい
ポンプ入力トルクとを組み合わせた第2のモードを割り
当ててエンジン回転数及びポンプ入力トルクを制御すれ
ば、可変容量ポンプを大容量化したり、通常作業時にお
けるエンジン回転数を高めに設定することなく、低負荷
時に多量のポンプ流量が必要な破砕等の作業を行うこと
ができる。よって、多機能かつ高性能の建設機械を安価
に提供できると共に、通常作業時における燃料消費率を
良くすることができ、燃料消費率の改善に伴ってエンジ
ン冷却水への放熱量が小さくなるのでヒートバランスを
良くすることができ、さらには、エンジン回転数の低減
に伴って騒音を低減することができる。
業量が確保できれば、低負荷時におけるポンプ流量は少
なくて足りる。そこで、通常作業時には、低いエンジン
回転数と大きいポンプ入力トルクとを組み合わせた第1
のモードを割り当て、低負荷時に多量のポンプ流量が必
要な破砕等の作業時には、高いエンジン回転数と小さい
ポンプ入力トルクとを組み合わせた第2のモードを割り
当ててエンジン回転数及びポンプ入力トルクを制御すれ
ば、可変容量ポンプを大容量化したり、通常作業時にお
けるエンジン回転数を高めに設定することなく、低負荷
時に多量のポンプ流量が必要な破砕等の作業を行うこと
ができる。よって、多機能かつ高性能の建設機械を安価
に提供できると共に、通常作業時における燃料消費率を
良くすることができ、燃料消費率の改善に伴ってエンジ
ン冷却水への放熱量が小さくなるのでヒートバランスを
良くすることができ、さらには、エンジン回転数の低減
に伴って騒音を低減することができる。
【0015】
【実施例】 〈第1実施例〉図1〜図4により、本発明の第1実施例
を説明する。第1実施例に係る油圧建設機械は、選択さ
れたモード信号に応じてエンジン回転数に対応する出力
トルクを超えない範囲にポンプ入力トルクを制御する、
いわゆるスピードセンシングの制御量を変更することを
特徴とする。
を説明する。第1実施例に係る油圧建設機械は、選択さ
れたモード信号に応じてエンジン回転数に対応する出力
トルクを超えない範囲にポンプ入力トルクを制御する、
いわゆるスピードセンシングの制御量を変更することを
特徴とする。
【0016】図1は本実施例に係る油圧建設機械の構成
図であって、1は可変容量油圧ポンプ、27はこの可変
容量油圧ポンプを駆動するエンジンである。エンジン2
7の回転数は、ガバナ27aのガバナレバー27bをパ
ルスモータ28により回動することによって制御され
る。そして、このエンジン回転数に応じた可変容量油圧
ポンプ1の吐出油が走行用制御弁2を介して走行用油圧
モータ4に導かれるとともに、作業用制御弁20を介し
て作業用油圧シリンダ21に導かれる。
図であって、1は可変容量油圧ポンプ、27はこの可変
容量油圧ポンプを駆動するエンジンである。エンジン2
7の回転数は、ガバナ27aのガバナレバー27bをパ
ルスモータ28により回動することによって制御され
る。そして、このエンジン回転数に応じた可変容量油圧
ポンプ1の吐出油が走行用制御弁2を介して走行用油圧
モータ4に導かれるとともに、作業用制御弁20を介し
て作業用油圧シリンダ21に導かれる。
【0017】この油圧建設機械には、図示しない前後進
切換弁、ペダルによって操作されるパイロット弁、それ
にパイロット油圧ポンプが備えられており、例えば前後
進切換弁を前進に切換えてパイロット弁のペダルを操作
すると、パイロット油圧ポンプからの吐出油が油圧パイ
ロット式の走行用制御弁2のパイロットポート2aに導
かれ、該走行用制御弁2がパイロット油圧に応じたスト
ローク量で切換わる。これにより、可変容量油圧ポンプ
1からの吐出油が管路91、圧力補償弁23、走行用制
御弁2を経て走行用油圧モータ4に供給され、車両が走
行する。車両の速度は、上記ペダルの踏込量に依存す
る。
切換弁、ペダルによって操作されるパイロット弁、それ
にパイロット油圧ポンプが備えられており、例えば前後
進切換弁を前進に切換えてパイロット弁のペダルを操作
すると、パイロット油圧ポンプからの吐出油が油圧パイ
ロット式の走行用制御弁2のパイロットポート2aに導
かれ、該走行用制御弁2がパイロット油圧に応じたスト
ローク量で切換わる。これにより、可変容量油圧ポンプ
1からの吐出油が管路91、圧力補償弁23、走行用制
御弁2を経て走行用油圧モータ4に供給され、車両が走
行する。車両の速度は、上記ペダルの踏込量に依存す
る。
【0018】また、この油圧建設機械には、図示しない
スローリターン弁が備えられており、走行中にペダルを
離すと、パイロット弁が圧油を遮断し、その出口ポート
がタンクと連通される。この結果、パイロットポート2
aに作用していた圧油が前後進切換弁、スローリターン
弁、パイロット弁を介してタンクに戻る。このとき、ス
ローリターン弁の絞りによって戻り油が絞られるから、
パイロット式制御弁2は徐々に中立位置に切換わりなが
ら車両が徐々に減速されていく。
スローリターン弁が備えられており、走行中にペダルを
離すと、パイロット弁が圧油を遮断し、その出口ポート
がタンクと連通される。この結果、パイロットポート2
aに作用していた圧油が前後進切換弁、スローリターン
弁、パイロット弁を介してタンクに戻る。このとき、ス
ローリターン弁の絞りによって戻り油が絞られるから、
パイロット式制御弁2は徐々に中立位置に切換わりなが
ら車両が徐々に減速されていく。
【0019】さらにこの油圧建設機械には、図示しない
作業レバー及び減圧弁が備えられており、作業レバーを
操作すると、その操作量に応じて減圧弁で減圧された圧
力により油圧パイロット式の作業用制御弁20が切換わ
り、可変容量油圧ポンプ1からの吐出油が管路92、圧
力補償弁24及び制御弁20を介して作業用油圧シリン
ダ21に導かれ、該作業用油圧シリンダ21の伸縮によ
りブームなどの作業用アタッチメントが昇降する。ここ
で、圧力補償弁23,24は、走行用油圧モータ4と作
業用油圧シリンダ21の作動を独立に補償させ、これら
にそれぞれの負荷圧よりも所定圧だけ高い圧力を可変容
量油圧ポンプ1から供給させるようにするものである。
作業レバー及び減圧弁が備えられており、作業レバーを
操作すると、その操作量に応じて減圧弁で減圧された圧
力により油圧パイロット式の作業用制御弁20が切換わ
り、可変容量油圧ポンプ1からの吐出油が管路92、圧
力補償弁24及び制御弁20を介して作業用油圧シリン
ダ21に導かれ、該作業用油圧シリンダ21の伸縮によ
りブームなどの作業用アタッチメントが昇降する。ここ
で、圧力補償弁23,24は、走行用油圧モータ4と作
業用油圧シリンダ21の作動を独立に補償させ、これら
にそれぞれの負荷圧よりも所定圧だけ高い圧力を可変容
量油圧ポンプ1から供給させるようにするものである。
【0020】可変容量油圧ポンプ1の傾転角、すなわち
押除け容積は、レギュレータ、例えば傾転角制御装置4
0により制御される。傾転角制御装置40は、エンジン
27により駆動される油圧ポンプ41と、一対の電磁弁
42,43と、電磁弁42,43の切換えに応じて油圧
ポンプ41からの圧油によりピストン位置が制御される
サーボシリンダ44とからなり、サーボシリンダ44の
ピストン位置に応じて可変容量油圧ポンプ1の傾転角が
制御される。ここで、一対の電磁弁42,43はコント
ローラ50により切換制御される。
押除け容積は、レギュレータ、例えば傾転角制御装置4
0により制御される。傾転角制御装置40は、エンジン
27により駆動される油圧ポンプ41と、一対の電磁弁
42,43と、電磁弁42,43の切換えに応じて油圧
ポンプ41からの圧油によりピストン位置が制御される
サーボシリンダ44とからなり、サーボシリンダ44の
ピストン位置に応じて可変容量油圧ポンプ1の傾転角が
制御される。ここで、一対の電磁弁42,43はコント
ローラ50により切換制御される。
【0021】図中の符号51は、可変容量油圧ポンプ1
の傾転角θsを検出する傾転角センサ、52は可変容量
油圧ポンプ1の吐出圧力Ppを検出する圧力センサ、5
3はエンジン27の回転数Nrを検出する回転数セン
サ、54は可変容量油圧ポンプ1の吐出圧力とアクチュ
エータの最大負荷圧力(可変容量油圧ポンプ1の負荷圧
力と油圧シリンダ21の負荷圧力のうちの大きい方の値
であり、シャトル弁29にて選択されたものである)と
の差圧、つまりロードセンシング差圧(以下、LS差
圧)ΔPLSを検出する差圧センサである。また、55
はガバナレバー27bの回動量(制御回転数)Nθを検
出するポテンショメータであり、これらの各センサの検
出結果は、コントローラ50に入力される。57は燃料
レバー57aの手動操作に応じた回転数Xを指令する回
転数設定装置であり、その指令信号もコントローラ50
に入力される。さらに、58はモード選択手段、例えば
モード選択スイッチであり、エンジン回転数及びポンプ
入力トルクの組合せを、通常作業時に適した第1のモー
ドと、例えば破砕作業など低負荷時に大ポンプ流量が要
求される作業に適した第2のモードとに切換える。な
お、第1のモードは、低エンジン回転数と高ポンプ入力
トルクとの組合せからなり、第2のモードは、高エンジ
ン回転数と低ポンプ入力トルクとの組合せからなる。こ
の点については、後に図3及び図4を用いてさらに詳し
く説明する。このモード選択スイッチ58の状態もコン
トローラ50に入力される。
の傾転角θsを検出する傾転角センサ、52は可変容量
油圧ポンプ1の吐出圧力Ppを検出する圧力センサ、5
3はエンジン27の回転数Nrを検出する回転数セン
サ、54は可変容量油圧ポンプ1の吐出圧力とアクチュ
エータの最大負荷圧力(可変容量油圧ポンプ1の負荷圧
力と油圧シリンダ21の負荷圧力のうちの大きい方の値
であり、シャトル弁29にて選択されたものである)と
の差圧、つまりロードセンシング差圧(以下、LS差
圧)ΔPLSを検出する差圧センサである。また、55
はガバナレバー27bの回動量(制御回転数)Nθを検
出するポテンショメータであり、これらの各センサの検
出結果は、コントローラ50に入力される。57は燃料
レバー57aの手動操作に応じた回転数Xを指令する回
転数設定装置であり、その指令信号もコントローラ50
に入力される。さらに、58はモード選択手段、例えば
モード選択スイッチであり、エンジン回転数及びポンプ
入力トルクの組合せを、通常作業時に適した第1のモー
ドと、例えば破砕作業など低負荷時に大ポンプ流量が要
求される作業に適した第2のモードとに切換える。な
お、第1のモードは、低エンジン回転数と高ポンプ入力
トルクとの組合せからなり、第2のモードは、高エンジ
ン回転数と低ポンプ入力トルクとの組合せからなる。こ
の点については、後に図3及び図4を用いてさらに詳し
く説明する。このモード選択スイッチ58の状態もコン
トローラ50に入力される。
【0022】コントローラ50には、図2に示すような
ポンプ傾転角を制御するための傾転角制御回路60が備
えられている。この制御回路60は、ロードセンシング
制御部(以下、LS制御部)61と、トルク制御部10
0と、最小値選択部63と、サーボ制御部64とからな
る。
ポンプ傾転角を制御するための傾転角制御回路60が備
えられている。この制御回路60は、ロードセンシング
制御部(以下、LS制御部)61と、トルク制御部10
0と、最小値選択部63と、サーボ制御部64とからな
る。
【0023】LS制御部61は、目標差圧ΔPLSR
と、差圧センサ54で検出されたLS差圧ΔPLSとの
偏差Δ(PLS)を演算し、この偏差Δ(PLS)から
目標値の変化量ΔθLを演算し、これを積分してロード
センシング制御のための目標ポンプ傾転角θLを求めて
出力する。
と、差圧センサ54で検出されたLS差圧ΔPLSとの
偏差Δ(PLS)を演算し、この偏差Δ(PLS)から
目標値の変化量ΔθLを演算し、これを積分してロード
センシング制御のための目標ポンプ傾転角θLを求めて
出力する。
【0024】トルク制御部100は、目標トルクTpo
を演算する目標トルク演算部101と、目標トルク演算
部101で求められた目標トルクTpoに圧力センサ5
2で検出されたポンプ吐出圧力Ppの逆数を乗じて傾転
角演算を行う演算部102と、演算部102で求められ
た値θpsに一次遅れ要素のフィルタをかけて入力トル
ク制御のための目標ポンプ傾転角θTを求める傾転角演
算部103とを有している。上記目標トルク演算部10
1は、回転数センサ53で検出されたエンジン回転数N
rと、ポテンショメータ55で検出されたガバナレバー
位置(制御回転数)Nθとの偏差から補正トルクΔTを
演算してスピードセンシングを行い、この偏差ΔTから
エンジンストールを防止するための目標トルクTpoを
演算する。
を演算する目標トルク演算部101と、目標トルク演算
部101で求められた目標トルクTpoに圧力センサ5
2で検出されたポンプ吐出圧力Ppの逆数を乗じて傾転
角演算を行う演算部102と、演算部102で求められ
た値θpsに一次遅れ要素のフィルタをかけて入力トル
ク制御のための目標ポンプ傾転角θTを求める傾転角演
算部103とを有している。上記目標トルク演算部10
1は、回転数センサ53で検出されたエンジン回転数N
rと、ポテンショメータ55で検出されたガバナレバー
位置(制御回転数)Nθとの偏差から補正トルクΔTを
演算してスピードセンシングを行い、この偏差ΔTから
エンジンストールを防止するための目標トルクTpoを
演算する。
【0025】図3は上記目標トルク演算部101の詳細
を示している。同図に示すように、本例の目標トルク演
算部101は、4つの関数発生器101a〜101d
と、2つの切換器101e,101fと、偏差器101
gと、補正トルク演算部101hと、加算器101iと
を有している。
を示している。同図に示すように、本例の目標トルク演
算部101は、4つの関数発生器101a〜101d
と、2つの切換器101e,101fと、偏差器101
gと、補正トルク演算部101hと、加算器101iと
を有している。
【0026】上記4つの関数発生器101a〜101d
には、ポテンショメータ55で検出された原動機のガバ
ナレバー位置Nθがそれぞれ入力される。第1の関数発
生器101aは、入力されたガバナレバー位置Nθに応
じて図示の特性を有する第1の目標トルクTr1 を出力
する。これに対して、第2の関数発生器101bは、入
力されたガバナレバー位置Nθが予め定められた値以上
になったとき、図示のように上記第1の目標トルクTr
1 よりも大きな第2の目標トルクTr2 を出力する。ま
た、第3の関数発生器101cは、入力されたガバナレ
バー位置Nθに応じて図示の特性を有する第1の基準回
転数Ns1 を出力する。これに対して、第4の関数発生
器101dは、入力されたガバナレバー位置Nθに応じ
て、図示のように上記第1の基準回転数Ns1 よりも常
に大きな第2の基準回転数Ns2を出力する。
には、ポテンショメータ55で検出された原動機のガバ
ナレバー位置Nθがそれぞれ入力される。第1の関数発
生器101aは、入力されたガバナレバー位置Nθに応
じて図示の特性を有する第1の目標トルクTr1 を出力
する。これに対して、第2の関数発生器101bは、入
力されたガバナレバー位置Nθが予め定められた値以上
になったとき、図示のように上記第1の目標トルクTr
1 よりも大きな第2の目標トルクTr2 を出力する。ま
た、第3の関数発生器101cは、入力されたガバナレ
バー位置Nθに応じて図示の特性を有する第1の基準回
転数Ns1 を出力する。これに対して、第4の関数発生
器101dは、入力されたガバナレバー位置Nθに応じ
て、図示のように上記第1の基準回転数Ns1 よりも常
に大きな第2の基準回転数Ns2を出力する。
【0027】第1の切換器101e及び第2の切換器1
01fは、モード選択スイッチ58が通常作業に適した
第1のモード側に切換えられたとき、共に接点a側に切
換えられ、モード選択スイッチ58が例えば破砕作業な
ど低負荷時に大ポンプ流量が要求される作業に適した第
2のモード側に切換えられたとき、共に接点b側に切換
えられる。したがって、モード選択スイッチ58が上記
第1のモード側に切換えられたときには、第2の関数発
生器101bからの第2の目標トルクTr2 と第4の関
数発生器101dからの第2の基準回転数Ns2 との組
合せが第1の切換器101e及び第2の切換器101f
から取り出され、またモード選択スイッチ58が上記第
2のモード側に切換えられたときには、第1の関数発生
器101aからの第1の目標トルクTr1 と第3の関数
発生器101cからの第1の基準回転数Ns1 との組合
せが第1の切換器101e及び第2の切換器101fか
ら取り出される。
01fは、モード選択スイッチ58が通常作業に適した
第1のモード側に切換えられたとき、共に接点a側に切
換えられ、モード選択スイッチ58が例えば破砕作業な
ど低負荷時に大ポンプ流量が要求される作業に適した第
2のモード側に切換えられたとき、共に接点b側に切換
えられる。したがって、モード選択スイッチ58が上記
第1のモード側に切換えられたときには、第2の関数発
生器101bからの第2の目標トルクTr2 と第4の関
数発生器101dからの第2の基準回転数Ns2 との組
合せが第1の切換器101e及び第2の切換器101f
から取り出され、またモード選択スイッチ58が上記第
2のモード側に切換えられたときには、第1の関数発生
器101aからの第1の目標トルクTr1 と第3の関数
発生器101cからの第1の基準回転数Ns1 との組合
せが第1の切換器101e及び第2の切換器101fか
ら取り出される。
【0028】偏差器101gは、上記第2の切換器10
1fによって選択された第1の基準回転数Ns1 又は第
2の基準回転数Ns2 と、回転数センサ53にて検出さ
れたエンジンの実際の回転数Nrとの偏差ΔN(Nr−
Ns1又はNr−Ns2)を求める。補正トルク演算部1
01hは、この回転数偏差ΔNに応じて図示の特性から
補正トルクΔTを求める。この特性によれば、回転数偏
差ΔNが正のときには補正トルクも正になり、回転数偏
差ΔNが負のときには補正トルクも負になり、また、|
ΔN|の増加にしたがって補正トルク|ΔT|が増加す
る。
1fによって選択された第1の基準回転数Ns1 又は第
2の基準回転数Ns2 と、回転数センサ53にて検出さ
れたエンジンの実際の回転数Nrとの偏差ΔN(Nr−
Ns1又はNr−Ns2)を求める。補正トルク演算部1
01hは、この回転数偏差ΔNに応じて図示の特性から
補正トルクΔTを求める。この特性によれば、回転数偏
差ΔNが正のときには補正トルクも正になり、回転数偏
差ΔNが負のときには補正トルクも負になり、また、|
ΔN|の増加にしたがって補正トルク|ΔT|が増加す
る。
【0029】加算器101iは、上記第1の切換器10
1eによって選択された第1の目標トルクTr1 又は第
2の目標トルクTr2 に上記補正トルク演算部101h
にて求められた補正トルクΔTを加算し、その値を目標
トルク指令値Tpoとして出力する。以上が目標トルク
演算部101の構成である。そして、上述したように、
演算部102にてこの目標トルク指令値Tpoに圧力セ
ンサ52で検出されたポンプ吐出圧力Ppの逆数を乗じ
て傾転角演算を行い、さらに傾転角演算部103にて演
算部102からの出力値θpsに一次遅れ要素のフィル
タをかけて入力トルク制御のための目標ポンプ傾転角θ
Tが求められる。
1eによって選択された第1の目標トルクTr1 又は第
2の目標トルクTr2 に上記補正トルク演算部101h
にて求められた補正トルクΔTを加算し、その値を目標
トルク指令値Tpoとして出力する。以上が目標トルク
演算部101の構成である。そして、上述したように、
演算部102にてこの目標トルク指令値Tpoに圧力セ
ンサ52で検出されたポンプ吐出圧力Ppの逆数を乗じ
て傾転角演算を行い、さらに傾転角演算部103にて演
算部102からの出力値θpsに一次遅れ要素のフィル
タをかけて入力トルク制御のための目標ポンプ傾転角θ
Tが求められる。
【0030】また、図2において、最小値選択部63
は、上記LS制御部61及びトルク制御部100からの
2つの目標傾転角θL,θTのうち小さい方の値を傾転
角指令値θrとして選択し、サーボ制御部64に出力す
る。サーボ制御部64は、選択された傾転角指令値θr
と、傾転角センサ51により検出された傾転角フィード
バック値θsとを比較し、ポンプ傾転角θsが傾転角指
令値θrに一致するように傾転角制御装置40の電磁弁
42,43を制御する。
は、上記LS制御部61及びトルク制御部100からの
2つの目標傾転角θL,θTのうち小さい方の値を傾転
角指令値θrとして選択し、サーボ制御部64に出力す
る。サーボ制御部64は、選択された傾転角指令値θr
と、傾転角センサ51により検出された傾転角フィード
バック値θsとを比較し、ポンプ傾転角θsが傾転角指
令値θrに一致するように傾転角制御装置40の電磁弁
42,43を制御する。
【0031】ここで、上記LS制御部61によるロード
センシング制御によれば、LS差圧が一定値になるよう
に可変容量油圧ポンプ1の押除け容積が制御され、上記
ポンプ圧がロードセンシング圧よりも所定の目標値だけ
高く保持されるので、ポンプ吐出流量が制御弁2又は2
0の要求流量になるようにポンプ傾転角が制御され、余
分な流量を吐出することがなく、絞り損失による無駄が
なくなり、燃費及び操作性の向上が図れる。また、トル
ク制御部100による入力トルク制御によれば、可変容
量油圧ポンプ1のトルクがエンジン27の出力トルクの
範囲内に保持され、エンジン27に過負荷が作用するの
が防止される。
センシング制御によれば、LS差圧が一定値になるよう
に可変容量油圧ポンプ1の押除け容積が制御され、上記
ポンプ圧がロードセンシング圧よりも所定の目標値だけ
高く保持されるので、ポンプ吐出流量が制御弁2又は2
0の要求流量になるようにポンプ傾転角が制御され、余
分な流量を吐出することがなく、絞り損失による無駄が
なくなり、燃費及び操作性の向上が図れる。また、トル
ク制御部100による入力トルク制御によれば、可変容
量油圧ポンプ1のトルクがエンジン27の出力トルクの
範囲内に保持され、エンジン27に過負荷が作用するの
が防止される。
【0032】また、上記コントローラ50には、図4に
示すエンジン回転数を制御するためのエンジン回転数制
御回路70が設けられている。同図に示すように、本例
のエンジン回転数制御回路70は、3つの関数発生器7
1,72,78と、切り換え器74と、偏差器77とを
有している。
示すエンジン回転数を制御するためのエンジン回転数制
御回路70が設けられている。同図に示すように、本例
のエンジン回転数制御回路70は、3つの関数発生器7
1,72,78と、切り換え器74と、偏差器77とを
有している。
【0033】関数発生器71,72には、回転数設定装
置57から送られてくる回転数指令値(燃料レバー57
aの操作量)Xがそれぞれ入力される。第1の関数発生
器71は、入力された燃料レバー57aの操作量Xに応
じて図示の特性を有する第1の目標回転数Nx1 を出力
する。これに対して、第2の関数発生器72は、入力さ
れた燃料レバー57aの操作量Xが予め定められた値以
上になったとき、図示のように上記第1の目標回転数N
x1 よりも低い第2の目標回転数Nx2 を出力する。
置57から送られてくる回転数指令値(燃料レバー57
aの操作量)Xがそれぞれ入力される。第1の関数発生
器71は、入力された燃料レバー57aの操作量Xに応
じて図示の特性を有する第1の目標回転数Nx1 を出力
する。これに対して、第2の関数発生器72は、入力さ
れた燃料レバー57aの操作量Xが予め定められた値以
上になったとき、図示のように上記第1の目標回転数N
x1 よりも低い第2の目標回転数Nx2 を出力する。
【0034】切換器74は、モード選択スイッチ58が
通常作業に適した第1のモード側に切換えられたとき接
点a側に切換えられ、モード選択スイッチ58が破砕作
業などの低負荷時に大ポンプ流量が要求される作業に適
した第2のモード側に切換えられたとき接点b側に切換
えられる。したがって、モード選択スイッチ58が上記
第1のモード側に切換えられたときには、第2の関数発
生器72から第2の目標回転数Nx2 が切換器74から
取り出され、またモード選択スイッチ58が上記第2の
モード側に切換えられたときには、第1の関数発生器7
1から第1の目標回転数Nx1 が切換器74から取り出
される。
通常作業に適した第1のモード側に切換えられたとき接
点a側に切換えられ、モード選択スイッチ58が破砕作
業などの低負荷時に大ポンプ流量が要求される作業に適
した第2のモード側に切換えられたとき接点b側に切換
えられる。したがって、モード選択スイッチ58が上記
第1のモード側に切換えられたときには、第2の関数発
生器72から第2の目標回転数Nx2 が切換器74から
取り出され、またモード選択スイッチ58が上記第2の
モード側に切換えられたときには、第1の関数発生器7
1から第1の目標回転数Nx1 が切換器74から取り出
される。
【0035】偏差器77は、上記切換器74から取り出
された第1の目標回転数Nx1 又は第2の目標回転数N
x2 と、ガバナレバー位置Nθとの偏差を求める。第3
の関数発生器78は、偏差器77より出力された偏差Δ
Nが正側の所定値以上のときにはパルスモータ28に正
回転方向の信号を与え、また、偏差ΔNが負側の所定値
以下のときにはパルスモータ28に逆回転方向の信号を
与える。
された第1の目標回転数Nx1 又は第2の目標回転数N
x2 と、ガバナレバー位置Nθとの偏差を求める。第3
の関数発生器78は、偏差器77より出力された偏差Δ
Nが正側の所定値以上のときにはパルスモータ28に正
回転方向の信号を与え、また、偏差ΔNが負側の所定値
以下のときにはパルスモータ28に逆回転方向の信号を
与える。
【0036】上記目標トルク演算部101に備えられた
4つの関数発生器101a〜101d及び上記エンジン
回転数制御回路70に備えられた2つの関数発生器7
1,72は、作業モードに応じた最適なポンプ入力トル
クとエンジン回転数とを設定するためのモード設定手段
を構成する。なお、上記の各関数発生器に予め記憶され
るデータは、モード選択スイッチ58によっていずれの
モードが選択された場合にも、通常作業を行うに際して
同じ作業量が得られるようにするため、上記第1のモー
ドに切り換えられたときの上記可変容量油圧ポンプ1の
入力馬力と、上記第2のモードに切り換えられたときの
上記可変容量油圧ポンプ1の入力馬力とがほぼ等しくな
るように設定することが好ましい。
4つの関数発生器101a〜101d及び上記エンジン
回転数制御回路70に備えられた2つの関数発生器7
1,72は、作業モードに応じた最適なポンプ入力トル
クとエンジン回転数とを設定するためのモード設定手段
を構成する。なお、上記の各関数発生器に予め記憶され
るデータは、モード選択スイッチ58によっていずれの
モードが選択された場合にも、通常作業を行うに際して
同じ作業量が得られるようにするため、上記第1のモー
ドに切り換えられたときの上記可変容量油圧ポンプ1の
入力馬力と、上記第2のモードに切り換えられたときの
上記可変容量油圧ポンプ1の入力馬力とがほぼ等しくな
るように設定することが好ましい。
【0037】以下、上記のように構成された本実施例に
係る油圧建設機械の動作について説明する。
係る油圧建設機械の動作について説明する。
【0038】エンジン27が起動された状態で、モード
選択スイッチ58が通常作業に適した第1のモード側に
切換えられると、目標トルク演算部101に備えられた
切換器101e,101fが共に接点a側に切換わり、
第2の関数発生器101bから第1の関数発生器101
aに設定された第1の目標トルクTr1 よりも大きな第
2の目標トルクTr2 が取り出されると共に、第4の関
数発生器101dから第3の関数発生器101cに設定
された第1の基準回転数Ns1 よりも大きな第2の基準
回転数Ns2 が取り出される。また、これと同時に、エ
ンジン回転数制御回路70に備えられた切換器74も接
点a側に切換わり、第2の関数発生器72から第1の関
数発生器71に設定された第1の目標回転数Nx1 より
も低い第2の目標回転数Nx2 が取り出される。
選択スイッチ58が通常作業に適した第1のモード側に
切換えられると、目標トルク演算部101に備えられた
切換器101e,101fが共に接点a側に切換わり、
第2の関数発生器101bから第1の関数発生器101
aに設定された第1の目標トルクTr1 よりも大きな第
2の目標トルクTr2 が取り出されると共に、第4の関
数発生器101dから第3の関数発生器101cに設定
された第1の基準回転数Ns1 よりも大きな第2の基準
回転数Ns2 が取り出される。また、これと同時に、エ
ンジン回転数制御回路70に備えられた切換器74も接
点a側に切換わり、第2の関数発生器72から第1の関
数発生器71に設定された第1の目標回転数Nx1 より
も低い第2の目標回転数Nx2 が取り出される。
【0039】目標トルク演算部101は、選択された第
2の目標トルクTr2 及び第2の基準回転数Ns2 から
目標トルク指令値Tpoを演算するが、Tr2 >Tr
1 ,Ns2 >Ns1 の関係にあるのでTpoの演算値が
大きくなり、したがって可変容量油圧ポンプ1の入力ト
ルクが大きくなる。一方、エンジン回転数制御回路70
は、第2の関数発生器72から取り出された第2の目標
回転数Nx2 からパルスモータ28の回転信号を求める
が、Nx2 <Nx1 の関係にあるので、現在のガバナレ
バー位置Nθが大きい場合には、エンジン回転数の偏差
ΔNが大きくかつそれが負の値となり、その偏差ΔNが
第3の関数発生器78の不感帯を超える値である場合に
は、パルスモータ28に逆回転の信号が供給されてエン
ジン回転数が低下する。また、現在のガバナレバー位置
Nθが小さい場合には、エンジン回転数の偏差ΔNが小
さく、その偏差ΔNが第3の関数発生器78の不感帯内
の値になる場合には、エンジン回転数が当該低回転数に
保たれる。よって、可変容量油圧ポンプ1の入力トルク
が大きく、かつエンジン回転数が低いという通常作業に
適したモードになる。
2の目標トルクTr2 及び第2の基準回転数Ns2 から
目標トルク指令値Tpoを演算するが、Tr2 >Tr
1 ,Ns2 >Ns1 の関係にあるのでTpoの演算値が
大きくなり、したがって可変容量油圧ポンプ1の入力ト
ルクが大きくなる。一方、エンジン回転数制御回路70
は、第2の関数発生器72から取り出された第2の目標
回転数Nx2 からパルスモータ28の回転信号を求める
が、Nx2 <Nx1 の関係にあるので、現在のガバナレ
バー位置Nθが大きい場合には、エンジン回転数の偏差
ΔNが大きくかつそれが負の値となり、その偏差ΔNが
第3の関数発生器78の不感帯を超える値である場合に
は、パルスモータ28に逆回転の信号が供給されてエン
ジン回転数が低下する。また、現在のガバナレバー位置
Nθが小さい場合には、エンジン回転数の偏差ΔNが小
さく、その偏差ΔNが第3の関数発生器78の不感帯内
の値になる場合には、エンジン回転数が当該低回転数に
保たれる。よって、可変容量油圧ポンプ1の入力トルク
が大きく、かつエンジン回転数が低いという通常作業に
適したモードになる。
【0040】これに対して、モード選択スイッチ58が
低負荷時に大ポンプ流量が要求される作業に適した第2
のモード側に切換えられると、目標トルク演算部101
に備えられた切換器101e,101fが共に接点b側
に切換わり、第1の関数発生器101aから第2の関数
発生器101bに設定された第2の目標トルクTr2よ
りも小さな第1の目標トルクTr1 が取り出されると共
に、第3の関数発生器101cから第4の関数発生器1
01dに設定された第2の基準回転数Ns2 よりも小さ
な第1の基準回転数Ns1 が取り出される。また、これ
と同時に、エンジン回転数制御回路70に備えられた切
換器74も接点b側に切換わり、第1の関数発生器71
から第2の関数発生器72に設定された第2の目標回転
数Nx2よりも高い第1の目標回転数Nx1 が取り出さ
れる。
低負荷時に大ポンプ流量が要求される作業に適した第2
のモード側に切換えられると、目標トルク演算部101
に備えられた切換器101e,101fが共に接点b側
に切換わり、第1の関数発生器101aから第2の関数
発生器101bに設定された第2の目標トルクTr2よ
りも小さな第1の目標トルクTr1 が取り出されると共
に、第3の関数発生器101cから第4の関数発生器1
01dに設定された第2の基準回転数Ns2 よりも小さ
な第1の基準回転数Ns1 が取り出される。また、これ
と同時に、エンジン回転数制御回路70に備えられた切
換器74も接点b側に切換わり、第1の関数発生器71
から第2の関数発生器72に設定された第2の目標回転
数Nx2よりも高い第1の目標回転数Nx1 が取り出さ
れる。
【0041】この場合には、目標トルク演算部101で
演算される目標トルク指令値Tpoは、Tr2 >Tr
1 , Ns2 >Ns1 の関係からモード選択スイッチ5
8が通常作業に適した第1のモード側に切換えられた場
合に比べて小さくなるために、可変容量油圧ポンプ1の
入力トルクが小さくなる。一方、エンジン回転数制御回
路70は、第1の関数発生器71から取り出された第1
の目標回転数Nx1 からパルスモータ28の回転信号を
求めるが、Nx2 <Nx1 の関係にあるので、現在のガ
バナレバー位置Nθが大きい場合にはエンジン回転数の
偏差ΔNが小さく、その偏差ΔNが第3の関数発生器7
8の不感帯内の値にある場合には、エンジン回転数が当
該高回転数に保たれる。また、現在のガバナレバー位置
Nθが小さい場合には、エンジン回転数の偏差ΔNが大
きくかつそれが正の値となり、その偏差ΔNが第3の関
数発生器78の不感帯を超える値である場合には、パル
スモータ28に逆回転の信号が供給されてエンジン回転
数が上昇する。よって、可変容量油圧ポンプ1の入力ト
ルクが小さく、かつエンジン回転数が高いという低負荷
時に大ポンプ流量が要求される作業に適したモードにな
る。
演算される目標トルク指令値Tpoは、Tr2 >Tr
1 , Ns2 >Ns1 の関係からモード選択スイッチ5
8が通常作業に適した第1のモード側に切換えられた場
合に比べて小さくなるために、可変容量油圧ポンプ1の
入力トルクが小さくなる。一方、エンジン回転数制御回
路70は、第1の関数発生器71から取り出された第1
の目標回転数Nx1 からパルスモータ28の回転信号を
求めるが、Nx2 <Nx1 の関係にあるので、現在のガ
バナレバー位置Nθが大きい場合にはエンジン回転数の
偏差ΔNが小さく、その偏差ΔNが第3の関数発生器7
8の不感帯内の値にある場合には、エンジン回転数が当
該高回転数に保たれる。また、現在のガバナレバー位置
Nθが小さい場合には、エンジン回転数の偏差ΔNが大
きくかつそれが正の値となり、その偏差ΔNが第3の関
数発生器78の不感帯を超える値である場合には、パル
スモータ28に逆回転の信号が供給されてエンジン回転
数が上昇する。よって、可変容量油圧ポンプ1の入力ト
ルクが小さく、かつエンジン回転数が高いという低負荷
時に大ポンプ流量が要求される作業に適したモードにな
る。
【0042】したがって、本実施例の油圧建設機械は、
可変容量ポンプ1を大容量化したり通常作業時における
エンジン回転数を高めに設定することなく、低負荷時に
多量のポンプ流量が必要な破砕等の作業を行うことがで
き、多機能かつ高性能の建設機械を安価に提供できると
共に、通常作業時における燃料消費率の低減、ヒートバ
ランスの改善、それに騒音を低減等を図ることができ
る。
可変容量ポンプ1を大容量化したり通常作業時における
エンジン回転数を高めに設定することなく、低負荷時に
多量のポンプ流量が必要な破砕等の作業を行うことがで
き、多機能かつ高性能の建設機械を安価に提供できると
共に、通常作業時における燃料消費率の低減、ヒートバ
ランスの改善、それに騒音を低減等を図ることができ
る。
【0043】〈第2実施例〉次に、図5により、本発明
の第2実施例を説明する。第2実施例に係る油圧建設機
械は、ガバナレバー位置(目標回転数;ポテンショメー
タ55の出力信号)に応じて入力トルク制御の際のスピ
ードセンシング特性を変更するようにしたことを特徴と
する。
の第2実施例を説明する。第2実施例に係る油圧建設機
械は、ガバナレバー位置(目標回転数;ポテンショメー
タ55の出力信号)に応じて入力トルク制御の際のスピ
ードセンシング特性を変更するようにしたことを特徴と
する。
【0044】図5は本実施例に係る油圧建設機械に備え
られる目標トルク演算部の構成図であって、同図に示す
ように、本例の目標トルク演算部111は、2つの関数
発生器111a,111bと、偏差器111cと、補正
トルク演算部111dと、加算器111eとを有してい
る。
られる目標トルク演算部の構成図であって、同図に示す
ように、本例の目標トルク演算部111は、2つの関数
発生器111a,111bと、偏差器111cと、補正
トルク演算部111dと、加算器111eとを有してい
る。
【0045】上記2つの関数発生器111a,111b
には、ポテンショメータ55で検出されたガバナレバー
位置Nθがそれぞれ入力される。第1の関数発生器11
1aは、入力されたガバナレバー位置Nθに応じて図示
の特性を有する目標トルクTrを出力する。これに対し
て、第2の関数発生器111bは、入力されたガバナレ
バー位置Nθに応じて図示の特性を有する基準回転数N
sを出力する。すなわち、ガバナレバー位置Nθの値が
予め定められた特定の値よりも大きい場合には、第1の
関数発生器111aから出力される目標トルクTrが大
きくなり、かつ第2の関数発生器111bから出力され
る基準回転数Nsも大きくなる。これに対して、ガバナ
レバー位置Nθの値が予め定められた特定の値よりも小
さい場合には、第1の関数発生器111aから出力され
る目標トルクTrが小さくなり、かつ第2の関数発生器
111bから出力される基準回転数Nsも小さくなる。
には、ポテンショメータ55で検出されたガバナレバー
位置Nθがそれぞれ入力される。第1の関数発生器11
1aは、入力されたガバナレバー位置Nθに応じて図示
の特性を有する目標トルクTrを出力する。これに対し
て、第2の関数発生器111bは、入力されたガバナレ
バー位置Nθに応じて図示の特性を有する基準回転数N
sを出力する。すなわち、ガバナレバー位置Nθの値が
予め定められた特定の値よりも大きい場合には、第1の
関数発生器111aから出力される目標トルクTrが大
きくなり、かつ第2の関数発生器111bから出力され
る基準回転数Nsも大きくなる。これに対して、ガバナ
レバー位置Nθの値が予め定められた特定の値よりも小
さい場合には、第1の関数発生器111aから出力され
る目標トルクTrが小さくなり、かつ第2の関数発生器
111bから出力される基準回転数Nsも小さくなる。
【0046】したがって、ガバナレバー位置Nθの値が
上記特定の値よりも大きい場合には、第1実施例の油圧
建設機械において、モード選択スイッチ58が通常作業
に適した第1のモード側に切換えられた場合と同様に、
目標トルク演算部111から出力される目標トルクTp
oが大きくなって可変容量油圧ポンプ1の入力トルクが
大きくなり、反対にガバナレバー位置Nθの値が上記特
定の値よりも小さい場合には、第1実施例の油圧建設機
械において、モード選択スイッチ58が低負荷時に大ポ
ンプ流量が要求される作業に適した第2のモード側に切
換えられた場合と同様に、目標トルク演算部111から
出力される目標トルクTpoが小さくなって可変容量油
圧ポンプ1の入力トルクが小さくなる。
上記特定の値よりも大きい場合には、第1実施例の油圧
建設機械において、モード選択スイッチ58が通常作業
に適した第1のモード側に切換えられた場合と同様に、
目標トルク演算部111から出力される目標トルクTp
oが大きくなって可変容量油圧ポンプ1の入力トルクが
大きくなり、反対にガバナレバー位置Nθの値が上記特
定の値よりも小さい場合には、第1実施例の油圧建設機
械において、モード選択スイッチ58が低負荷時に大ポ
ンプ流量が要求される作業に適した第2のモード側に切
換えられた場合と同様に、目標トルク演算部111から
出力される目標トルクTpoが小さくなって可変容量油
圧ポンプ1の入力トルクが小さくなる。
【0047】その他の部分については、前出の図1、図
2、図4に示される装置と同様に構成される。すなわ
ち、コントローラ50に備えられたエンジン回転数制御
回路70(図4参照)からは、モード選択スイッチ58
が通常作業時に適した第1のモード側に切換えられたと
き、第2の関数発生器72から第1の関数発生器71に
設定された第1の目標回転数Nx1 よりも低い第2の目
標回転数Nx2 が取り出され、エンジン回転数が低く保
たれる。一方、モード選択スイッチ58が破砕作業など
の低負荷時に大ポンプ流量が要求される作業に適した第
2のモード側に切換えられたときには、エンジン回転数
制御回路70から第1の関数発生器71から第2の関数
発生器72に設定された第2の目標回転数Nx2 よりも
高い第1の目標回転数Nx1 が取り出され、エンジン回
転数が高く保たれる。
2、図4に示される装置と同様に構成される。すなわ
ち、コントローラ50に備えられたエンジン回転数制御
回路70(図4参照)からは、モード選択スイッチ58
が通常作業時に適した第1のモード側に切換えられたと
き、第2の関数発生器72から第1の関数発生器71に
設定された第1の目標回転数Nx1 よりも低い第2の目
標回転数Nx2 が取り出され、エンジン回転数が低く保
たれる。一方、モード選択スイッチ58が破砕作業など
の低負荷時に大ポンプ流量が要求される作業に適した第
2のモード側に切換えられたときには、エンジン回転数
制御回路70から第1の関数発生器71から第2の関数
発生器72に設定された第2の目標回転数Nx2 よりも
高い第1の目標回転数Nx1 が取り出され、エンジン回
転数が高く保たれる。
【0048】よって、ガバナレバー位置Nθの値を上記
特定の値よりも大きく設定すると共に、モード選択スイ
ッチ58を第1のモード側に切換えることによって、可
変容量油圧ポンプ1の入力トルクが大きくかつエンジン
回転数が低いという通常作業に適したモードになる。ま
た、ガバナレバー位置Nθの値を上記特定の値よりも小
さく設定すると共に、モード選択スイッチ58を第2の
モード側に切換えることによって、可変容量油圧ポンプ
1の入力トルクが小さくかつエンジン回転数が高いとい
う低負荷時に大ポンプ流量が要求される作業に適したモ
ードになり、上記第1実施例に係る油圧建設機械と同様
の効果を奏することができる。
特定の値よりも大きく設定すると共に、モード選択スイ
ッチ58を第1のモード側に切換えることによって、可
変容量油圧ポンプ1の入力トルクが大きくかつエンジン
回転数が低いという通常作業に適したモードになる。ま
た、ガバナレバー位置Nθの値を上記特定の値よりも小
さく設定すると共に、モード選択スイッチ58を第2の
モード側に切換えることによって、可変容量油圧ポンプ
1の入力トルクが小さくかつエンジン回転数が高いとい
う低負荷時に大ポンプ流量が要求される作業に適したモ
ードになり、上記第1実施例に係る油圧建設機械と同様
の効果を奏することができる。
【0049】〈第3実施例〉本実施例は、図6に示すよ
うに、低負荷時に多量のポンポ吐出流量が要求される作
業を検出する作業検出手段を設け、自動的に第1のモー
ド又は第2のモードのいずれかを選択するようにしたこ
とを特徴とする。
うに、低負荷時に多量のポンポ吐出流量が要求される作
業を検出する作業検出手段を設け、自動的に第1のモー
ド又は第2のモードのいずれかを選択するようにしたこ
とを特徴とする。
【0050】作業検出手段は、バケット用油圧シリンダ
21aへの圧油の流れを制御する制御弁20aの一方の
パイロットポート20cに供給されるパイロット圧が、
所定値以上となったときにオン信号を出力する圧力スイ
ッチ101で、モード選択スイッチ58に代え、圧力ス
イッチ101からの信号をコントローラ50に入力する
ようになっている。それ以外は、前述した第1実施例と
同様に構成される。なお、パイロットポート20cに所
定値以上のパイロット圧が供給された場合、制御弁20
aは図6の左方側に弁位置を変え、バケット用油圧シリ
ンダ21aのボトム側に圧油を導き、図示しないバケッ
トをクラウド側に動作させる。
21aへの圧油の流れを制御する制御弁20aの一方の
パイロットポート20cに供給されるパイロット圧が、
所定値以上となったときにオン信号を出力する圧力スイ
ッチ101で、モード選択スイッチ58に代え、圧力ス
イッチ101からの信号をコントローラ50に入力する
ようになっている。それ以外は、前述した第1実施例と
同様に構成される。なお、パイロットポート20cに所
定値以上のパイロット圧が供給された場合、制御弁20
aは図6の左方側に弁位置を変え、バケット用油圧シリ
ンダ21aのボトム側に圧油を導き、図示しないバケッ
トをクラウド側に動作させる。
【0051】コントローラ50は、圧力スイッチ101
からの信号に応じて、通常作業に適した第1のモード、
あるいは低負荷時に大ポンプ流量が要求される第2のモ
ードを選択し、それに応じたポンプ入力トルク及びエン
ジン回転数を出力する。前述したように、バケットクラ
ウド作業時には、通常、低負荷であっても動作速度を速
めるために多量のポンプ流量が必要となり、コントロー
ラ50は、圧力スイッチ101からの信号がオンの場合
には第2のモードを、オフの場合には第1のモードを選
択する。したがって、上記第1及び第2実施例に係る油
圧建設機械と同様の効果を自動的に発揮させることがで
きる。
からの信号に応じて、通常作業に適した第1のモード、
あるいは低負荷時に大ポンプ流量が要求される第2のモ
ードを選択し、それに応じたポンプ入力トルク及びエン
ジン回転数を出力する。前述したように、バケットクラ
ウド作業時には、通常、低負荷であっても動作速度を速
めるために多量のポンプ流量が必要となり、コントロー
ラ50は、圧力スイッチ101からの信号がオンの場合
には第2のモードを、オフの場合には第1のモードを選
択する。したがって、上記第1及び第2実施例に係る油
圧建設機械と同様の効果を自動的に発揮させることがで
きる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
通常作業時には、低いエンジン回転数と大きいポンプ入
力トルクとを組み合わせた第1のモードを割り当て、低
負荷時に多量のポンプ流量が必要な破砕等の作業時に
は、高いエンジン回転数と小さいポンプ入力トルクとを
組み合わせた第2のモードを割り当ててエンジン回転数
及びポンプ入力トルクを制御するようにしたので、可変
容量ポンプを大容量化したり、通常作業時におけるエン
ジン回転数を高めに設定することなく、低負荷時に多量
のポンプ流量が必要な破砕等の作業を行うことができ
る。よって、多機能かつ高性能の建設機械を安価に提供
できると共に、通常作業時における燃料消費率を良くす
ることができ、燃料消費率の改善に伴ってエンジン冷却
水への放熱量が小さくなるためにヒートバランスを良く
することができ、さらには、エンジン回転数の低減に伴
って騒音を低減することができる。
通常作業時には、低いエンジン回転数と大きいポンプ入
力トルクとを組み合わせた第1のモードを割り当て、低
負荷時に多量のポンプ流量が必要な破砕等の作業時に
は、高いエンジン回転数と小さいポンプ入力トルクとを
組み合わせた第2のモードを割り当ててエンジン回転数
及びポンプ入力トルクを制御するようにしたので、可変
容量ポンプを大容量化したり、通常作業時におけるエン
ジン回転数を高めに設定することなく、低負荷時に多量
のポンプ流量が必要な破砕等の作業を行うことができ
る。よって、多機能かつ高性能の建設機械を安価に提供
できると共に、通常作業時における燃料消費率を良くす
ることができ、燃料消費率の改善に伴ってエンジン冷却
水への放熱量が小さくなるためにヒートバランスを良く
することができ、さらには、エンジン回転数の低減に伴
って騒音を低減することができる。
【図1】第1実施例に係る油圧建設機械の構成図であ
る。
る。
【図2】第1実施例に係る油圧建設機械に備えられる傾
転角制御回路の回路図である。
転角制御回路の回路図である。
【図3】第1実施例に係る目標トルク演算部の回路図で
ある。
ある。
【図4】第1実施例に係る油圧建設機械に備えられるエ
ンジン回転数制御回路の回路図である。
ンジン回転数制御回路の回路図である。
【図5】第2実施例に係る目標トルク演算部の回路図で
ある。
ある。
【図6】第3実施例に係る油圧建設機械の構成図であ
る。
る。
【図7】油圧建設機械に搭載されるエンジンの特性図で
ある。
ある。
【図8】油圧建設機械に搭載される可変容量油圧ポンプ
の特性図である。
の特性図である。
1 可変容量油圧ポンプ 4,21 アクチュエータ 27 エンジン 27a ガバナ 27b ガバナレバー 40 傾転角制御装置 44 レギュレータ 50 コントローラ 55 モード選択スイッチ 60 傾転角制御回路 70 エンジン回転数制御回路 71,72,78 関数発生器 74 切換器 77 偏差器 100 トルク制御部 101 目標トルク演算部 101a〜101d 関数発生器 101e,101f 切換器 101g 偏差器 101h 補正トルク演算部 101i 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F04B 49/00 341 F15B 11/00
Claims (9)
- 【請求項1】 エンジンと、該エンジンの回転速度を制
御する回転制御装置と、上記エンジンにて駆動される可
変容量油圧ポンプと、該可変容量油圧ポンプの入力トル
クを設定するレギュレータと、上記可変容量油圧ポンプ
から吐出される圧油によって駆動されるアクチュエータ
とを備えた油圧建設機械において、 第1のエンジン回転数と第1のポンプ入力トルクとを組
み合わせた第1のモードを設定すると共に、上記第1の
エンジン回転数よりも高い第2のエンジン回転数と上記
第1のポンプ入力トルクよりも小さい第2のポンプ入力
トルクとを組み合わせた第2のモードを設定するモード
設定手段と、該モード設定手段に設定された上記第1の
モード又は上記第2のモードを選択し、選択したモード
に応じたエンジン回転数信号及びポンプ入力トルク信号
を出力するモード選択手段とを備えたことを特徴とする
油圧建設機械。 - 【請求項2】 請求項1に記載の油圧建設機械におい
て、上記モード選択手段は、低負荷時に多量のポンプ吐
出流量が要求される作業を行う際には上記第2のモード
を選択し、それ以外の通常作業時には上記第1のモード
を選択することを特徴とする油圧建設機械。 - 【請求項3】 請求項2に記載の油圧建設機械におい
て、低負荷時に多量のポンプ吐出流量が要求される作業
を検出する作業検出手段を設け、上記モード選択手段は
上記作業検出手段からの信号に応じ、上記第1のモード
又は第2のモードのいずれかのモードを選択することを
特徴とする油圧建設機械。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載の油圧建設機械に
おいて、操作者によって操作されるモード選択スイッチ
を設け、上記モード選択手段は上記モード選択スイッチ
からの信号に応じ、上記第1のモード又は第2のモード
のいずれかのモードを選択することを特徴とする油圧建
設機械。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の油圧建
設機械において、エンジンの目標回転数を設定する手段
と、この目標回転数設定手段の操作量を検出する目標回
転数設定手段の操作量検出手段を設け、上記エンジン回
転数は上記操作量検出信号に応じて、上記第1のモード
又は第2のモードに対応する各々の特性で制御するよう
にしたことを特徴とする油圧建設機械。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の油圧建
設機械において、エンジンの目標回転数を検出する目標
回転数検出手段と、実際のエンジン回転数を検出する実
回転数検出手段と、上記目標回転数と実回転数との回転
数偏差に応じ、上記ポンプ入力トルクを補正する補正手
段とを設け、上記第1のモード又は第2のモードに対応
して、このポンプ入力トルクの補正量を変更することを
特徴とする油圧建設機械。 - 【請求項7】 請求項6に記載の油圧建設機械におい
て、上記モード設定手段には、上記第1のモード及び第
2のモードとも、上記エンジンの目標回転数が所定回転
数以上の領域で上記ポンプ入力トルクが小さくなるよう
に設定したことを特徴とする油圧建設機械。 - 【請求項8】 請求項6又は7に記載の油圧建設機械に
おいて、上記モード設定手段には、上記エンジンの目標
回転数に対応するエンジンの出力トルクを超えない範囲
で上記ポンプ入力トルクを設定したことを特徴とする油
圧建設機械。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の油圧建
設機械において、上記モード設定手段には、上記第1の
モードが選択されたときの上記可変容量油圧ポンプの入
力馬力と、上記第2のモードが選択されたときの上記可
変容量油圧ポンプの入力馬力とがほぼ等しくなるよう
に、上記エンジン回転数及びポンプ入力トルクが設定さ
れることを特徴とする油圧建設機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23029193A JPH0783084A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 油圧建設機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23029193A JPH0783084A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 油圧建設機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0783084A true JPH0783084A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16905519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23029193A Pending JPH0783084A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 油圧建設機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0783084A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003001067A1 (en) | 2001-06-21 | 2003-01-03 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic driving unit for working machine, and method of hydraulic drive |
| WO2005014990A1 (ja) * | 2003-08-11 | 2005-02-17 | Komatsu Ltd. | 油圧駆動制御装置およびそれを具備する油圧ショベル |
| US7048515B2 (en) | 2001-06-21 | 2006-05-23 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic drive system and method using a fuel injection control unit |
| DE10051630B4 (de) * | 1999-10-19 | 2007-03-08 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co. Ltd. | Steuereinheit für Baumaschine |
| JP2011190788A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-09-29 | Komatsu Ltd | エンジンの制御装置 |
| CN104159803A (zh) * | 2012-01-05 | 2014-11-19 | 日立建机株式会社 | 工程机械的控制装置 |
| KR101527219B1 (ko) * | 2008-12-22 | 2015-06-08 | 두산인프라코어 주식회사 | 건설기계의 유압펌프 제어장치 |
| WO2025084135A1 (ja) * | 2023-10-18 | 2025-04-24 | 株式会社神戸製鋼所 | 油圧制御装置、建設機械および建設機械の制御方法 |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP23029193A patent/JPH0783084A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10051630B4 (de) * | 1999-10-19 | 2007-03-08 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co. Ltd. | Steuereinheit für Baumaschine |
| CN1300471C (zh) * | 2001-06-21 | 2007-02-14 | 日立建机株式会社 | 施工机械的液压驱动装置及液压驱动方法 |
| WO2003001067A1 (en) | 2001-06-21 | 2003-01-03 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic driving unit for working machine, and method of hydraulic drive |
| US7048515B2 (en) | 2001-06-21 | 2006-05-23 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic drive system and method using a fuel injection control unit |
| GB2421808B (en) * | 2003-08-11 | 2007-05-23 | Komatsu Mfg Co Ltd | Hydraulic operation controlling unit and hydraulic excavator provided with same |
| GB2421808A (en) * | 2003-08-11 | 2006-07-05 | Komatsu Mfg Co Ltd | Hydraulic driving control device and hydraulic shovel with the control device |
| WO2005014990A1 (ja) * | 2003-08-11 | 2005-02-17 | Komatsu Ltd. | 油圧駆動制御装置およびそれを具備する油圧ショベル |
| CN100420840C (zh) * | 2003-08-11 | 2008-09-24 | 株式会社小松制作所 | 油压驱动控制装置及具有该装置的油压挖掘机 |
| US7469535B2 (en) | 2003-08-11 | 2008-12-30 | Komatsu Ltd. | Hydraulic driving control device and hydraulic shovel with the control device |
| KR101527219B1 (ko) * | 2008-12-22 | 2015-06-08 | 두산인프라코어 주식회사 | 건설기계의 유압펌프 제어장치 |
| JP2011190788A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-09-29 | Komatsu Ltd | エンジンの制御装置 |
| CN104159803A (zh) * | 2012-01-05 | 2014-11-19 | 日立建机株式会社 | 工程机械的控制装置 |
| WO2025084135A1 (ja) * | 2023-10-18 | 2025-04-24 | 株式会社神戸製鋼所 | 油圧制御装置、建設機械および建設機械の制御方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3587957B2 (ja) | 建設機械のエンジン制御装置 | |
| US5307631A (en) | Hydraulic control apparatus for hydraulic construction machine | |
| JP3316053B2 (ja) | 油圧建設機械の原動機回転数制御装置 | |
| JP2651079B2 (ja) | 油圧建設機械 | |
| JPWO2004029460A1 (ja) | 建設機械の制御装置、および入力トルク演算方法 | |
| JPH0783084A (ja) | 油圧建設機械 | |
| JP2008151211A (ja) | 建設機械のエンジン始動システム | |
| JP2735978B2 (ja) | 油圧建設機械のトルク制御装置 | |
| JP3316057B2 (ja) | 油圧建設機械の原動機回転数制御装置 | |
| JP4121687B2 (ja) | 油圧走行車両 | |
| KR100805990B1 (ko) | 유압구동제어장치 | |
| JP4282871B2 (ja) | 油圧走行車両 | |
| JP4127771B2 (ja) | 建設機械のエンジン制御装置 | |
| JP2608997B2 (ja) | 油圧建設機械の駆動制御装置 | |
| JP4242038B2 (ja) | ホイール走行式油圧建設機械 | |
| JP2760706B2 (ja) | 油圧建設機械のトルク制御装置 | |
| JP2854898B2 (ja) | 油圧建設機械の駆動制御装置 | |
| JPH0351502A (ja) | ロードセンシング制御油圧回路の制御装置 | |
| JP2633095B2 (ja) | 油圧建設機械の油圧制御装置 | |
| JP3308073B2 (ja) | 油圧建設機械の原動機回転数制御装置 | |
| JP3175992B2 (ja) | 油圧駆動機械の制御装置 | |
| JPH07158605A (ja) | 油圧作業機の油圧駆動装置 | |
| JP2749733B2 (ja) | 油圧建設機械の油圧制御装置 | |
| JP2872417B2 (ja) | 油圧建設機械の油圧制御装置 | |
| JP3330340B2 (ja) | 油圧駆動機械の制御装置 |