JPH0780059B2 - 直流抵抗溶接装置 - Google Patents
直流抵抗溶接装置Info
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- JPH0780059B2 JPH0780059B2 JP1331628A JP33162889A JPH0780059B2 JP H0780059 B2 JPH0780059 B2 JP H0780059B2 JP 1331628 A JP1331628 A JP 1331628A JP 33162889 A JP33162889 A JP 33162889A JP H0780059 B2 JPH0780059 B2 JP H0780059B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は複数のインバータ電源が並列動作する場合の夫
々の溶接トランスの偏磁が同一化されて、以降における
偏磁制御が好適に行われる直流抵抗溶接装置に関する。
々の溶接トランスの偏磁が同一化されて、以降における
偏磁制御が好適に行われる直流抵抗溶接装置に関する。
[従来の技術] 近時、溶接ロボット等に用いられてアルミニウム等の溶
接を行う場合に数万アンペアの大電流の導出が可能な直
流抵抗溶接装置(インバータスポット直流溶接機)が用
いられている。
接を行う場合に数万アンペアの大電流の導出が可能な直
流抵抗溶接装置(インバータスポット直流溶接機)が用
いられている。
このような直流抵抗溶接装置にはコンバータ、インバー
タ、溶接トランス、さらに両波整流素子(整流器)等か
らなる複数のインバータ電源が配設されている。さら
に、夫々の整流器が直流出力を合成して大電流を得ると
ともに、通電電流を検知して予め設定される通電設定値
との比較制御を行う、所謂、周知のPWM制御回路等を用
いたフィードバック制御手段が設けられている。
タ、溶接トランス、さらに両波整流素子(整流器)等か
らなる複数のインバータ電源が配設されている。さら
に、夫々の整流器が直流出力を合成して大電流を得ると
ともに、通電電流を検知して予め設定される通電設定値
との比較制御を行う、所謂、周知のPWM制御回路等を用
いたフィードバック制御手段が設けられている。
ところで、このような直流抵抗溶接装置では複数のイン
バータ電源に夫々配設される溶接トランスの個々特性の
ばらつきにより、発生する偏磁が問題となる。この場
合、溶接トランスのコア、例えば、一組のU型コアある
いはEI型コアの夫々の接合部に樹脂材等を配設したギャ
ップを設けて偏磁を低減している。さらに、インバータ
のスイッチング動作に係る電流を検知して、溶接トラン
スの偏磁に対応して、通電電流を補正する偏磁制御手段
が設けられている。
バータ電源に夫々配設される溶接トランスの個々特性の
ばらつきにより、発生する偏磁が問題となる。この場
合、溶接トランスのコア、例えば、一組のU型コアある
いはEI型コアの夫々の接合部に樹脂材等を配設したギャ
ップを設けて偏磁を低減している。さらに、インバータ
のスイッチング動作に係る電流を検知して、溶接トラン
スの偏磁に対応して、通電電流を補正する偏磁制御手段
が設けられている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記の従来例の溶接トランスでは、一組
のU型コアあるいはEI型コアの夫々の接合部に樹脂材等
を配設してギャップを設け、これにより偏磁を低減して
いる。この場合、一組のU型コアあるいはEI型コアの閉
磁路に間隙が生じるものとなり、溶接トランスとしての
効率が低下する。さらに、偏磁は夫々の溶接トランスで
相違する。したがって、前記の偏磁制御手段は個々のイ
ンバータ電源に配設される。そのため構成が複雑とな
り、装置規模が増大する欠点を有している。
のU型コアあるいはEI型コアの夫々の接合部に樹脂材等
を配設してギャップを設け、これにより偏磁を低減して
いる。この場合、一組のU型コアあるいはEI型コアの閉
磁路に間隙が生じるものとなり、溶接トランスとしての
効率が低下する。さらに、偏磁は夫々の溶接トランスで
相違する。したがって、前記の偏磁制御手段は個々のイ
ンバータ電源に配設される。そのため構成が複雑とな
り、装置規模が増大する欠点を有している。
本発明は係る点に鑑みてなされ、比較的簡単な構成にお
いて、複数のインバータ電源の溶接トランスの偏磁が同
一化して、以降の偏磁制御に優れる直流抵抗溶接装置を
提供することを目的とする。
いて、複数のインバータ電源の溶接トランスの偏磁が同
一化して、以降の偏磁制御に優れる直流抵抗溶接装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記の課題を解決するために、本発明は、例えば、第1
図に示すように、 n箇の一次コイル24a〜24dと1箇の二次コイル26を有す
る溶接トランスTの前記n箇の一次コイルのそれぞれに
対して、PWM回路41からのn箇のタイミングゲート信号
によりオンオフ制御されるn箇のインバータ14a〜14dの
出力がそれぞれ接続され、二次コイル側が整流素子28a
〜28fを用いて両波整流され、この両波整流出力が被溶
接物に供給される直流抵抗溶接装置において、 整流素子を並列接続構成にしたことを特徴とする。
図に示すように、 n箇の一次コイル24a〜24dと1箇の二次コイル26を有す
る溶接トランスTの前記n箇の一次コイルのそれぞれに
対して、PWM回路41からのn箇のタイミングゲート信号
によりオンオフ制御されるn箇のインバータ14a〜14dの
出力がそれぞれ接続され、二次コイル側が整流素子28a
〜28fを用いて両波整流され、この両波整流出力が被溶
接物に供給される直流抵抗溶接装置において、 整流素子を並列接続構成にしたことを特徴とする。
また、本発明は、各インバータ14a〜14dの入力側に流れ
る電流をそれぞれ検知するn箇の電流検知手段16a〜16d
と、 検知された電流が供給されるとともに、タイミングゲー
ト信号のタイミングを決める設定値信号CrをPWM回路41
の入力側に供給する制御手段40とを備え、 この制御手段は、前記検知された電流の相加平均値を
得、この相加平均値と設定値信号との差に基づいて補正
した同一のタイミングゲート信号がPWM回路から出力さ
れるように設定値信号を変化させて偏磁制御を行うこと
を特徴とする。
る電流をそれぞれ検知するn箇の電流検知手段16a〜16d
と、 検知された電流が供給されるとともに、タイミングゲー
ト信号のタイミングを決める設定値信号CrをPWM回路41
の入力側に供給する制御手段40とを備え、 この制御手段は、前記検知された電流の相加平均値を
得、この相加平均値と設定値信号との差に基づいて補正
した同一のタイミングゲート信号がPWM回路から出力さ
れるように設定値信号を変化させて偏磁制御を行うこと
を特徴とする。
さらに、本発明は、例えば、第1図および第4図に示す
ように、 n箇の一次コイル52a〜52dとn箇の二次コイル56a〜56d
を有する溶接トランスTBのn箇の一次コイルのそれぞれ
に対して、PWM回路からのn箇のタイミングゲート信号
によりオンオフ制御されるn箇のインバータの出力がそ
れぞれ接続され、n箇の二次コイル側がそれぞれ整流素
子(Da、Db)、(Dc、Dd)、(De、Df)、(Dg、Dh)を
用いて両波整流され、各両波整流出力が並列に接続さ
れ、この並列両波整流出力Ecが被溶接物に供給される直
流抵抗溶接装置において、 各インバータの入力側に流れる電流をそれぞれ検知する
n箇の電流検知手段と、 検知された電流が供給されるとともに、タイミングゲー
ト信号のタイミングを決める設定値信号を前記PWM回路
の入力側に供給する制御手段とを備え、 この制御手段は、検知された電流の相加平均値を得、こ
の相加平均値と設定値信号との差に基づいて補正した同
一のタイミングゲート信号がPWM回路から出力されるよ
うに設定値信号を変化させて偏磁制御を行うことを特徴
とする。
ように、 n箇の一次コイル52a〜52dとn箇の二次コイル56a〜56d
を有する溶接トランスTBのn箇の一次コイルのそれぞれ
に対して、PWM回路からのn箇のタイミングゲート信号
によりオンオフ制御されるn箇のインバータの出力がそ
れぞれ接続され、n箇の二次コイル側がそれぞれ整流素
子(Da、Db)、(Dc、Dd)、(De、Df)、(Dg、Dh)を
用いて両波整流され、各両波整流出力が並列に接続さ
れ、この並列両波整流出力Ecが被溶接物に供給される直
流抵抗溶接装置において、 各インバータの入力側に流れる電流をそれぞれ検知する
n箇の電流検知手段と、 検知された電流が供給されるとともに、タイミングゲー
ト信号のタイミングを決める設定値信号を前記PWM回路
の入力側に供給する制御手段とを備え、 この制御手段は、検知された電流の相加平均値を得、こ
の相加平均値と設定値信号との差に基づいて補正した同
一のタイミングゲート信号がPWM回路から出力されるよ
うに設定値信号を変化させて偏磁制御を行うことを特徴
とする。
[作用] この発明によれば、n箇のインバータにより並列的に駆
動される溶接トランスの二次コイル側の両波整流回路の
整流素子を並列接続構成にしているので、整流素子1箇
の許容順方向通電電流値が小さくても大電流を被溶接物
に供給することができる。
動される溶接トランスの二次コイル側の両波整流回路の
整流素子を並列接続構成にしているので、整流素子1箇
の許容順方向通電電流値が小さくても大電流を被溶接物
に供給することができる。
また、この発明によれば、n箇のインバータにより並列
的に駆動される溶接トランスの二次コイル側の両波整流
回路の整流素子を並列接続構成にされている直流抵抗溶
接装置において、前記各インバータを駆動するPWM回路
から出力されるタイミングゲート信号を前記各インバー
タの入力電流値の相加平均値と設定値信号との差に基づ
く偏磁制御のための同一のタイミングゲート信号にして
いる。
的に駆動される溶接トランスの二次コイル側の両波整流
回路の整流素子を並列接続構成にされている直流抵抗溶
接装置において、前記各インバータを駆動するPWM回路
から出力されるタイミングゲート信号を前記各インバー
タの入力電流値の相加平均値と設定値信号との差に基づ
く偏磁制御のための同一のタイミングゲート信号にして
いる。
さらに、この発明によれば、n箇のインバータにより並
列的に駆動される溶接トランスのn箇の二次コイルのそ
れぞれの両波整流出力が並列接続構成にされている直流
抵抗溶接装置において、前記各インバータを駆動するPW
M回路から出力されるタイミングゲート信号を前記各イ
ンバータの入力電流値の相加平均値と設定値信号との差
に基づく偏磁制御のための同一のタイミングゲート信号
にしている。
列的に駆動される溶接トランスのn箇の二次コイルのそ
れぞれの両波整流出力が並列接続構成にされている直流
抵抗溶接装置において、前記各インバータを駆動するPW
M回路から出力されるタイミングゲート信号を前記各イ
ンバータの入力電流値の相加平均値と設定値信号との差
に基づく偏磁制御のための同一のタイミングゲート信号
にしている。
上記構成の偏磁制御を行った本発明では、1つの溶接ト
ランスに複数の一次コイルが巻回されているので、この
溶接トランスはインバータから供給される電流の直流成
分の和で偏磁する。これにより夫々の一次コイルの偏磁
が同一化し、溶接トランスの効率が向上するとともに、
例えば、以降の偏磁制御に係る構成が簡素化される。
ランスに複数の一次コイルが巻回されているので、この
溶接トランスはインバータから供給される電流の直流成
分の和で偏磁する。これにより夫々の一次コイルの偏磁
が同一化し、溶接トランスの効率が向上するとともに、
例えば、以降の偏磁制御に係る構成が簡素化される。
[実施例] 次に、本発明に係る直流抵抗溶接装置の実施例を添付図
面を参照しながら以下詳細に説明する。
面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は実施例の全体を示す構成図、第2図は実施例の
動作説明に供される図、第3図は実施例の溶接制御のプ
ログラムに係るフローチャート、第4図は実施例の変形
例の要部を示す構成図である。
動作説明に供される図、第3図は実施例の溶接制御のプ
ログラムに係るフローチャート、第4図は実施例の変形
例の要部を示す構成図である。
先ず、構成から説明する。
第1図に示される例は、三相交流400VのON/OFF部(ELB
等を含む)10に接続される交流電源部A、B、C、D
と、溶接トランスTと、整流部Eと、溶接部Fと、シス
テムコントローラGとから概略構成されている。
等を含む)10に接続される交流電源部A、B、C、D
と、溶接トランスTと、整流部Eと、溶接部Fと、シス
テムコントローラGとから概略構成されている。
交流電源部A乃至Dは夫々コンバータ12a、12b、12c、1
2dと、インバータ14a、14b、14c、14dと、コンバータ12
a乃至12dとインバータ14a乃至14dの結線路に配設された
トロイダルコイル等の検知回路16a、16b、16c、16dと、
検知信号導出回路18a、18b、18c、18dとを有している。
さらにインバータ14a乃至14dのフルブリッジ回路を構成
するスイッチングトランジスタTra、Trb、Trc、Trdのベ
ース駆動を行うためのベース駆動回路20a、20b、20c、2
0dとを備えている。
2dと、インバータ14a、14b、14c、14dと、コンバータ12
a乃至12dとインバータ14a乃至14dの結線路に配設された
トロイダルコイル等の検知回路16a、16b、16c、16dと、
検知信号導出回路18a、18b、18c、18dとを有している。
さらにインバータ14a乃至14dのフルブリッジ回路を構成
するスイッチングトランジスタTra、Trb、Trc、Trdのベ
ース駆動を行うためのベース駆動回路20a、20b、20c、2
0dとを備えている。
溶接トランスTは、図から容易に理解されるように、夫
々インバータ14a、14b、14c、14dの出力端に接続される
一次コイル24a、24b、24c、24dと、二次コイル26とが一
組のコア27(一組のU型コアあるいはEI型コア等)に巻
回されている。
々インバータ14a、14b、14c、14dの出力端に接続される
一次コイル24a、24b、24c、24dと、二次コイル26とが一
組のコア27(一組のU型コアあるいはEI型コア等)に巻
回されている。
整流部Eは両波整流を行い直流電圧Eaを導出するための
整流器28a、28b、28c、28d、28e、28fとを有している。
整流器28a、28b、28c、28d、28e、28fとを有している。
溶接部Fは直流電圧Eaが印加される溶接ガン30を有し、
さらに溶接電極30a、30b間に挟持される被溶接部材(ワ
ーク)Wを備えている。さらに溶接ガン30と二次コイル
26の中間端に接続されるホール効果を利用した電流トラ
ンス等の通電電流検知器32を備えている。なお、加圧駆
動手段等は省略する。
さらに溶接電極30a、30b間に挟持される被溶接部材(ワ
ーク)Wを備えている。さらに溶接ガン30と二次コイル
26の中間端に接続されるホール効果を利用した電流トラ
ンス等の通電電流検知器32を備えている。なお、加圧駆
動手段等は省略する。
システムコントローラGはCPU、A/D、RAM、ROM、I/O等
が備えたマイクロプロセッサ(MPU)40を有している。
そして、フルクローズドNC制御を行うFMS用のコンピュ
ータ等の設定手段/集中制御装置からの連動制御信号Cm
が供給され、さらに連動制御信号Cnを送出する、所謂、
シーケンス等の溶接制御等を行うものである。さらにMP
U40からインバータ14a乃至14dのスイッチング周波数を
設定して溶接ガン30に印加される直流電圧Eaの変化、す
なわち、溶接エネルギーを所望の値に設定するための設
定値信号Crが供給される分配器を備えたPWM回路41を有
している。
が備えたマイクロプロセッサ(MPU)40を有している。
そして、フルクローズドNC制御を行うFMS用のコンピュ
ータ等の設定手段/集中制御装置からの連動制御信号Cm
が供給され、さらに連動制御信号Cnを送出する、所謂、
シーケンス等の溶接制御等を行うものである。さらにMP
U40からインバータ14a乃至14dのスイッチング周波数を
設定して溶接ガン30に印加される直流電圧Eaの変化、す
なわち、溶接エネルギーを所望の値に設定するための設
定値信号Crが供給される分配器を備えたPWM回路41を有
している。
次に、上記の構成における動作を説明する。
MPU40に連動制御信号Cmが供給されて、PWM回路41に設定
値信号Crが送出される。続いて、PWM回路41から設定値
信号Crに基づくタイミングゲート信号が夫々ベース駆動
回路20a乃至20dに供給される。ここでベース駆動回路20
a乃至20dとPWM回路41に係る回路構成はスイッチング周
波数を固定したまま夫々のスイッチングトランジスタTr
a乃至TrdのON/OFF時間の比率を変更する、所謂、周波数
固定パルス幅変調方式(PWM)である。
値信号Crが送出される。続いて、PWM回路41から設定値
信号Crに基づくタイミングゲート信号が夫々ベース駆動
回路20a乃至20dに供給される。ここでベース駆動回路20
a乃至20dとPWM回路41に係る回路構成はスイッチング周
波数を固定したまま夫々のスイッチングトランジスタTr
a乃至TrdのON/OFF時間の比率を変更する、所謂、周波数
固定パルス幅変調方式(PWM)である。
このベース駆動回路20a乃至20dから駆動パルスがインバ
ータ14a乃至14dの夫々のスイッチングトランジスタTra
乃至Trdのベースに供給されてスイッチング動作が行わ
れる。これにより、コンバータ12a乃至12dから供給され
た直流がパルス状高周波(交流)に変換される。この夫
々の交流は溶接トランスTの一次コイル24a、24b、24
c、24dに供給されて、二次コイル26に、例えば、比較的
低電圧、大電流の交流10Vに変換される。この場合、一
次コイル24a乃至24dと、二次コイル26とが一組のコア27
に巻回されている。ここでは、インバータ14a乃至14dか
ら導出される交流が一次コイル24a乃至24dに供給されて
コア27が励磁される。同時に直流成分で偏磁(突入電
流)を生起する。この場合、一次コイル24a乃至24dは一
組のコア27に巻回されており、インバータ14a乃至14dか
ら導出される交流の直流成分の和で偏磁を生起するもの
となる。したがって、個々の一次コイル24a乃至24dでの
偏磁が相違することなく、同一化される。
ータ14a乃至14dの夫々のスイッチングトランジスタTra
乃至Trdのベースに供給されてスイッチング動作が行わ
れる。これにより、コンバータ12a乃至12dから供給され
た直流がパルス状高周波(交流)に変換される。この夫
々の交流は溶接トランスTの一次コイル24a、24b、24
c、24dに供給されて、二次コイル26に、例えば、比較的
低電圧、大電流の交流10Vに変換される。この場合、一
次コイル24a乃至24dと、二次コイル26とが一組のコア27
に巻回されている。ここでは、インバータ14a乃至14dか
ら導出される交流が一次コイル24a乃至24dに供給されて
コア27が励磁される。同時に直流成分で偏磁(突入電
流)を生起する。この場合、一次コイル24a乃至24dは一
組のコア27に巻回されており、インバータ14a乃至14dか
ら導出される交流の直流成分の和で偏磁を生起するもの
となる。したがって、個々の一次コイル24a乃至24dでの
偏磁が相違することなく、同一化される。
そして、整流器28a乃至28fで両波整流が行われて直流電
圧Eaが導出され、続いて、溶接ガン30に印加される。
圧Eaが導出され、続いて、溶接ガン30に印加される。
このようにして、導出される直流電圧Eaについて前記溶
接トランスTの偏磁に係る偏磁制御が行われる。この偏
磁制御は連動制御信号Cmにおける通電指示信号と、検知
信号導出回路18a乃至18dから夫々導出される検知信号S
a、Sb、Sc、Sdの値の平均(相加平均)とを比較して、
その差を補正したタイミングゲート信号を夫々のスイッ
チングトランジスタTra乃至Trdに供給する、所謂、閉ル
ープ制御を行うものであり、これにより同期ずれによる
インバータ14a乃至14dの突出電流が阻止される。また、
定電流制御は通電検知信号Sfをもとに行われる。
接トランスTの偏磁に係る偏磁制御が行われる。この偏
磁制御は連動制御信号Cmにおける通電指示信号と、検知
信号導出回路18a乃至18dから夫々導出される検知信号S
a、Sb、Sc、Sdの値の平均(相加平均)とを比較して、
その差を補正したタイミングゲート信号を夫々のスイッ
チングトランジスタTra乃至Trdに供給する、所謂、閉ル
ープ制御を行うものであり、これにより同期ずれによる
インバータ14a乃至14dの突出電流が阻止される。また、
定電流制御は通電検知信号Sfをもとに行われる。
なお、これらの偏磁制御等の動作は後記されるMPU40の
溶接制御に基づいて行われる。
溶接制御に基づいて行われる。
以下、溶接制御を、前記MPU40のROMに記憶されたプログ
ラムに基づいて説明する(第2図、第3図参照)。
ラムに基づいて説明する(第2図、第3図参照)。
全体に係る動作開始の後、設定手段/集中制御装置から
の連動制御信号Cmを取り込み、被溶接部材Wの搬送、挟
持、初期加圧が行われてプログラムが開始する。
の連動制御信号Cmを取り込み、被溶接部材Wの搬送、挟
持、初期加圧が行われてプログラムが開始する。
ステップ101において、第2図(a)に示されるよう
に前記連動制御信号Cmにおける通電指示信号(設定値信
号Cr)がPWM回路41に供給される。
に前記連動制御信号Cmにおける通電指示信号(設定値信
号Cr)がPWM回路41に供給される。
ステップ102において、検知信号Sa乃至Sdを取り込む
(第2図(b)参照)。
(第2図(b)参照)。
ステップ103において、検知信号Sa乃至Sdの相加平均
を求める演算を行う。
を求める演算を行う。
ステップ104において、第2図(c)に示される前記
通電指示信号と前記検知信号Sa乃至Sdの平均(相加平
均)との差(t)を演算して求める。
通電指示信号と前記検知信号Sa乃至Sdの平均(相加平
均)との差(t)を演算して求める。
ステップ105において、前記差(t)をもとに、設定
値信号Crを定める。
値信号Crを定める。
ステップ106において、差(t)に基づいて補正した
タイミングゲート信号を夫々のスイッチングトランジス
タTra乃至Trdに供給すべくMPU40からPWM回路41に設定値
信号Crが供給される。
タイミングゲート信号を夫々のスイッチングトランジス
タTra乃至Trdに供給すべくMPU40からPWM回路41に設定値
信号Crが供給される。
このようにして、連続的に遂行される偏磁制御のプログ
ラムの一過程が終了する。
ラムの一過程が終了する。
この場合、溶接トランスTの直流成分の和の偏磁に基づ
く検知信号Sa乃至Sdの平均(相加平均)で偏磁制御が行
われるものとなり、第2図(d)に示される同一のタイ
ミングゲート信号によりスイッチングトランジスタTra
乃至Trdが駆動される。したがって、同期がずれること
なくインバータ14a乃至14dの交流(出力)の突出電流が
阻止される。
く検知信号Sa乃至Sdの平均(相加平均)で偏磁制御が行
われるものとなり、第2図(d)に示される同一のタイ
ミングゲート信号によりスイッチングトランジスタTra
乃至Trdが駆動される。したがって、同期がずれること
なくインバータ14a乃至14dの交流(出力)の突出電流が
阻止される。
次に、第3図に示される実施例の変形例(第4図参照)
を説明する。
を説明する。
この例は、偏磁制御のもとに、より大電流の直流電圧Ec
を得るものであり、溶接トランスTBは図から容易に理解
されるように、夫々インバータ14a、14b、14c、14dの出
力端に接続される一次コイル52a、52b、52c、52dと、二
次コイル56a、56b、56c、56dとが一組のコア58に巻回さ
れている。
を得るものであり、溶接トランスTBは図から容易に理解
されるように、夫々インバータ14a、14b、14c、14dの出
力端に接続される一次コイル52a、52b、52c、52dと、二
次コイル56a、56b、56c、56dとが一組のコア58に巻回さ
れている。
整流部EBは両波整流を行う夫々の整流素子Da、DbとDc、
DdとDe、DfとDg、Dhの端部が連接されている。ここでの
出力端a、b、c、dは図からも容易に理解されるよう
に、二次コイル56a、56b、56c、56dの夫々の中点s,t、
u、vと並列接続されている。
DdとDe、DfとDg、Dhの端部が連接されている。ここでの
出力端a、b、c、dは図からも容易に理解されるよう
に、二次コイル56a、56b、56c、56dの夫々の中点s,t、
u、vと並列接続されている。
このような構成においては、出力端a、b、c、dの直
流電圧が並列にされ、前記実施例の直流電圧Eaと等しい
直流電圧Ecが得られる。この場合、前記同様の偏磁制御
が行われることにより、大電流の導出が効果的に行われ
る。
流電圧が並列にされ、前記実施例の直流電圧Eaと等しい
直流電圧Ecが得られる。この場合、前記同様の偏磁制御
が行われることにより、大電流の導出が効果的に行われ
る。
なお、上記の実施例では、検知信号Sa乃至Sdの相加平均
値を用いて偏磁制御を行っているが、溶接トランスT
(TB)の一次コイル24a乃至24d(52a乃至52d)の偏磁が
同一化されており、従って、検知信号Sa乃至Sdのいずれ
か一つを用いても同様の制御動作が可能である。さら
に、溶接トランスT、TBの一次コイル24a乃至24d、52a
乃至52dが形成される例をもって説明したが、これに限
定されない。2、3あるいは5以上の二次コイルを一つ
あるいは一組のコアに巻回し、前記同様の作用効果を得
ることも本発明に含まれる。
値を用いて偏磁制御を行っているが、溶接トランスT
(TB)の一次コイル24a乃至24d(52a乃至52d)の偏磁が
同一化されており、従って、検知信号Sa乃至Sdのいずれ
か一つを用いても同様の制御動作が可能である。さら
に、溶接トランスT、TBの一次コイル24a乃至24d、52a
乃至52dが形成される例をもって説明したが、これに限
定されない。2、3あるいは5以上の二次コイルを一つ
あるいは一組のコアに巻回し、前記同様の作用効果を得
ることも本発明に含まれる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、n箇のインバータによ
り並列的に駆動される溶接トランスの二次コイル側の両
波整流回路の整流素子を並列接続構成にしているので、
被溶接物に大電流を供給することができるという効果が
達成される。
り並列的に駆動される溶接トランスの二次コイル側の両
波整流回路の整流素子を並列接続構成にしているので、
被溶接物に大電流を供給することができるという効果が
達成される。
また、本発明によれば、n箇のインバータにより並列的
に駆動される1箇の溶接トランスを用いているので溶接
トランスの偏磁が同一化して、偏磁制御が簡単な構成
で、かつ効果的に行えるという利点を有する。
に駆動される1箇の溶接トランスを用いているので溶接
トランスの偏磁が同一化して、偏磁制御が簡単な構成
で、かつ効果的に行えるという利点を有する。
第1図は本発明の直流抵抗溶接装置に係る一実施例の全
体を示す構成図、 第2図は第1図に示される実施例の動作説明に供される
図、 第3図は第1図に示される実施例の溶接制御プログラム
に係るフローチャート、 第4図は第1図に示される実施例の変形例の要部を示す
構成図である。 12a〜12d……コンバータ 14a〜14d……インバータ 20a〜20d……ベース駆動回路 24a〜24d……一次コイル 26……二次コイル 27……コア 28a〜28f……整流器 30……溶接ガン A〜D……交流電源部 F……溶接部 G……システムコントローラ T……溶接トランス
体を示す構成図、 第2図は第1図に示される実施例の動作説明に供される
図、 第3図は第1図に示される実施例の溶接制御プログラム
に係るフローチャート、 第4図は第1図に示される実施例の変形例の要部を示す
構成図である。 12a〜12d……コンバータ 14a〜14d……インバータ 20a〜20d……ベース駆動回路 24a〜24d……一次コイル 26……二次コイル 27……コア 28a〜28f……整流器 30……溶接ガン A〜D……交流電源部 F……溶接部 G……システムコントローラ T……溶接トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 文朋 埼玉県狭山市新狭山1―10―1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 古賀 英範 埼玉県狭山市新狭山1―10―1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−71173(JP,A) 特開 昭51−84750(JP,A) 特表 昭58−500702(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】n(n≧2)箇の一次コイルと1箇の二次
コイルを有する溶接トランスの前記n箇の一次コイルの
それぞれに対して、PWM回路からのn箇のタイミングゲ
ート信号によりオンオフ制御されるn箇のインバータの
出力がそれぞれ接続され、前記二次コイル側が整流素子
を用いて両波整流され、この両波整流出力が被溶接物に
供給される直流抵抗溶接装置において、 前記整流素子を並列接続構成にしたことを特徴とする直
流抵抗溶接装置。 - 【請求項2】前記各インバータの入力側に流れる電流を
それぞれ検知するn箇の電流検知手段と、 検知された電流が供給されるとともに、前記タイミング
ゲート信号のタイミングを決める設定値信号を前記PWM
回路の入力側に供給する制御手段とを備え、 この制御手段は、前記検知された電流の相加平均値を
得、この相加平均値と前記設定値信号との差に基づいて
補正した同一のタイミングゲート信号が前記PWM回路か
ら出力されるように前記設定値信号を変化させて偏磁制
御を行うことを特徴とする請求項1記載の直流抵抗溶接
装置。 - 【請求項3】n(n≧2)箇の一次コイルとn箇の二次
コイルを有する溶接トランスの前記n箇の一次コイルの
それぞれに対して、PWM回路からのn箇のタイミングゲ
ート信号によりオンオフ制御されるn箇のインバータの
出力がそれぞれ接続され、前記n箇の二次コイル側がそ
れぞれ整流素子を用いて両波整流され、各両波整流出力
が並列に接続され、この並列両波整流出力が被溶接物に
供給される直流抵抗溶接装置において、 前記各インバータの入力側に流れる電流をそれぞれ検知
するn箇の電流検知手段と、 検知された電流が供給されるとともに、前記タイミング
ゲート信号のタイミングを決める設定値信号を前記PWM
回路の入力側に供給する制御手段とを備え、 この制御手段は、前記検知された電流の相加平均値を
得、この相加平均値と前記設定値信号との差に基づいて
補正した同一のタイミングゲート信号が前記PWM回路か
ら出力されるように前記設定値信号を変化させて偏磁制
御を行うことを特徴とする直流抵抗溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1331628A JPH0780059B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 直流抵抗溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1331628A JPH0780059B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 直流抵抗溶接装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03189081A JPH03189081A (ja) | 1991-08-19 |
| JPH0780059B2 true JPH0780059B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=18245785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1331628A Expired - Lifetime JPH0780059B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 直流抵抗溶接装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0780059B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5184750A (ja) * | 1975-01-24 | 1976-07-24 | Osaka Transformer Co Ltd | Furatsushuyosetsuhohooyobisochi |
| JPS5571173A (en) * | 1978-11-20 | 1980-05-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Three-phase input welding power source |
| ATE15617T1 (de) * | 1981-05-13 | 1985-10-15 | Schuler Gmbh L | Elektrische energiequelle fuer eine widerstandsschweissmaschine. |
-
1989
- 1989-12-19 JP JP1331628A patent/JPH0780059B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03189081A (ja) | 1991-08-19 |
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