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JPH07794B2 - 防錆剤 - Google Patents

防錆剤

Info

Publication number
JPH07794B2
JPH07794B2 JP62045023A JP4502387A JPH07794B2 JP H07794 B2 JPH07794 B2 JP H07794B2 JP 62045023 A JP62045023 A JP 62045023A JP 4502387 A JP4502387 A JP 4502387A JP H07794 B2 JPH07794 B2 JP H07794B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
rust preventive
preventive agent
salt
hydrocarbon group
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62045023A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63210196A (ja
Inventor
堯一 今井
武史 山田
富雄 川内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Chemical Industries Ltd filed Critical Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority to JP62045023A priority Critical patent/JPH07794B2/ja
Publication of JPS63210196A publication Critical patent/JPS63210196A/ja
Publication of JPH07794B2 publication Critical patent/JPH07794B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23FNON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
    • C23F11/00Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent
    • C23F11/08Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids
    • C23F11/10Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids using organic inhibitors
    • C23F11/167Phosphorus-containing compounds
    • C23F11/1673Esters of phosphoric or thiophosphoric acids

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Lubricants (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアルミニウム用防錆剤に関する。
〔従来の技術〕
従来、アルミニウム及びアルミニウム合金用防錆剤とし
ては、アルキルリン酸エステル、脂肪族カルボン酸エス
テル、脂肪族カルボン酸アミン塩、芳香族カルボン酸
塩、脂肪酸アミド等が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしこれらのものはアルミニウム及びアルミニウム合
金加工の防錆性において、使用者を十分に満足させるも
のではなかった。すなわち、これらの化合物をアルミニ
ウム及びアルミニウム合金加工の圧延油、切削油に添加
して使用した場合、ウォーターステンおよびオイルステ
ン等しみ状の錆を十分に抑制しきれない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らはアルミニウム及びアルミニウム合金の表面
に発生するウォーターステンやオイルステン等のような
錆を防止しうる防錆剤について鋭意検討した結果、本発
明に到達した。すなわち本発明は下記一般式(1)で示
されるオキシアルキル化アミン(a)もしくはヒドロキ
シアルキルアミン(ヒドロキシアルキルの炭素数は5以
上)のオキシアルキル化物(b)のリン酸部分エステル
(塩)(A)を含有することを特徴とするアルミニウム
用防錆剤(第一発明)およびオキシアルキル化アミン
(a)もしくはヒドロキシアルキルアミン(ヒドロキシ
アルキルの炭素数は5以上)(b)のオキシアルキル化
物のリン酸部分エステル(塩)(A)およびアルカノー
ルアミン類(B)を含有することを特徴とするアルミニ
ウム用防錆剤(第二発明)である。
本発明においてオキシアルカル化アミン(a)としては
一般式 〔式中、R1はC4以上の炭化水素基を有する有機基;R2
H、炭化水素基を有する有機基またはA2On2Hであ
り、R1とR2は場合により酸素原子または窒素原子を介し
て相互に連結されてNとともに5〜7員環を形成しても
よい。A1、A2はC2〜C4のアルキレン基;n1、n2は1以上
の整数である〕で示される化合物が使用される。
一般式(1)においてR1はC4以上の炭化水素基を有する
有機基であり、C4以上の炭化水素基およびC4以上の炭化
水素基を有する有機基があげられる。C4以上の炭化水素
基としては脂肪族系炭化水素基たとえばC422、好まし
くはC818のアルキル基またはアルケニル基(ブチル
基、ヘキシル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基、
ドデシル基、ステアリル基、オレイル基など);シクロ
アルキル基(シクロヘキシル基など)および芳香族系炭
化水素基(フエニル基、ナフチル基などのアリール基;
ベンジル基などのアラルキル基;ブチルフエニル基など
のアルカリール基など)があげられる。
またC4以上の炭化水素基を有する有機基としては下記の
基があげられる。
1) アミノ基含有炭化水素基 2) アミド基含有炭化水素基 3) エステル基含有炭化水素基 R′1COOA′ (3′) 4) エーテル基含有炭化水素基 R′1OA′ (4′) 〔式中、R′はC4以上の炭化水素基;A′はC2
アルキレン基;A′はC2のアルキレン基;XはH、C4
以上の炭化水素基またはA′4On′1Hである。〕 一般式(1′)〜(4′)において、A′は一般式
(1)のA1と;n′はn1、n2と;R′およびXにおける
C4以上の炭化水素基は先に述べたR1におけるC4以上の炭
化水素基とそれぞれ同様の基である。
A′はC2のアルキレン基であり、エチレン、プロ
ピレンおよびヘキサメチレン基があげられる。A′
C2のアルキレン基であり、A1と同様の基である。
一般式(1)におけるR1のうち、好ましいものはC4以上
の炭化水素基であり、とくに好ましいものはアルキル基
である。
R2はH、炭化水素基を有する有機基またはA2O)n2Hで
ある。この炭化水素基を有する有機基としてはC1以上、
好ましくはC122の炭化水素基またはこの炭化水素基を
有する有機基があげられる。これらはR1においてC4以上
をC1以上に変えた以外はその記載をそのまま引用でき
る。
R1とR2は場合により酸素原子または窒素原子を介して相
互に連結されて、炭素数4〜6の二価の有機基たとえば
CH2m′(m′は4〜6)、−CH2CH2OCH2CH2−およ
(R′はHまたはC1のアルキル基)を形成して、
Nとともに5〜7員環を形成していてもよく、この環状
基としてはピペリジノ基、モルホリノ基およびピペラジ
ノ基があげられる。
A1、A2はC2のアルキレン基であり、エチレン基、プ
ロピレン基、ブチレン基およびエチレン、プロピレン併
用系(ランダム、ブロック)があげられる。好ましいも
のはエチレン基、プロピレン基およびその併用系(ラン
ダム、ブロック)である。
n1、n2は1以上の整数、好ましくは1〜20の整数であ
る。またnの合計(アルキレンオキシドの付加モル数の
合計、n1+n2+n′……など)は通常1以上、好まし
くは1〜20とくに好ましくは1〜10である。nの合計が
20より多くなると防錆性が低下し易い。
本発明においてヒドロキシアルキルアミン(ヒドロキシ
アルキルの炭素数は5以上のもの:以下ヒドロキシアル
キルアミンという)のオキシアルキル化物(b)として
は一般式 〔式中、R3はC3以上の脂肪族系炭化水素基;R4、R5、R6
はH、炭化水素基を有する有機基、またはA3O)n3Hで
あり、R7はHまたはA3On3Hであり、R4、R5、R6、R7
のうち少くとも1つはA3O)n3Hである。R4とR5は場合
により酸素原子または窒素原子を介して相互に連結され
てNとともに5〜7員環を形成してもよい。Aはアルキ
レン基、mは0または1〜6の整数である。A3はC2
のアルキレン基;n3は1以上の整数である。〕で示され
る化合物があげられる。
R3はC3以上の脂肪族系炭化水素基であり、たとえばC3
22好ましくはC818のアルキル基またはアルケニル基
(ブチル基、ヘキシル基、2−エチルヘキシル基、オク
チル基、ドデシル基、ステアリル基、オレイル基な
ど);およびシクロアルキル基(シクロヘキシル基な
ど)があげられる。R3がC2以下(またはヒドロキシアル
キル基の炭素数4以下)の場合は防錆力が低下する。R3
のうち、好ましいものはアルキル基である。
R4、R5、R6はH、炭化水素基を有する有機基、または
A3O)n3Hであり、R7はHまたはA3On3Hであり、R4
R5、R6、R7のうちの少くとも1つはA3O)n3Hである。
このR4、R5、R6、R7における炭化水素基を有する有機基
としてはC1以上、好ましくはC122の炭化水素基または
この炭化水素基を有する有機基があげられる。これらは
R1においてC4以上をC1以上に変えた以外はその記載をそ
のまま引用でき好ましいのはアルキル基である。
R4とR5は場合により酸素原子または窒素原子を介して相
互に連結されて、炭素数4〜6の二価の有機基たとえば
CH2m′(m′は4〜6)、−CH2CH2OCH2CH2−およ
(R′はHまたはC1のアルキル基)を形成して、
Nとともに5〜7員環を形成していてもよく、この環状
基としてはピペラジノ基、モルホリノ基およびピペラジ
ノ基があげられる。
Aはアルキレン基でありC2のアルキレン基たとえば
エチレン、プロピレン、ヘキサメチレン基などがあげら
れる。好ましくはエチレン基およびプロピレン基であ
る。A3はC2のアルキレン基である、エチレン基、ピ
ロピレン基、ブチレン基およびエチレン、プロピレン併
用系(ランダム、ブロック)があげられる。好ましいも
のはエチレン基、プロピレン基およびその併用系(ラン
ダム、ブロック)である。mは0または1〜6の整数、
好ましくは0または1である。n3は1以上の整数、好ま
しくは1〜20の整数である。またR4、R5、R6、R7の少く
とも1つの(A3O)n3Hに含まれる1個または複数個のn3
の合計(アルキレンオキシド付加モル数の合計)は通常
1以上、好ましくは1〜20とくに好ましくは1〜10であ
る。合計が20より多くなると防錆性が低下し易い。
オキシアルキル化アミン(a)もしくはヒドロキシアル
キルアミン(ヒドロキシアルキルの炭素数は5以上)の
オキシアルキル化物(b)のリン酸部分エステルとして
は一般式 〔式中Qはオキシアルキル化アミン(a)もしくはヒド
ロキシアルキルアミンのオキシアルキル化物(b)の残
基である。lは1以上の整数、qは1〜lの整数、aは
1または2、MはH、アルカリ金属、アンモニウムまた
はアミンのカチオンである。〕で示される化合物があげ
られる。
一般式(4)または(5)において、Qは残基を示し、
オキシアルキル化アミン(a)もしくはヒドロキシアル
キルアミンのオキシアルキル化物(b)からOH基を除い
た基をいう。lは1以上の整数で通常1〜9、好ましく
は1〜5である。Mのアルカリ金属としてはLi、Na、K
などが;アミンのカチオンとしてはアルキルまたはアル
ケニルアミン(メチルアミン、ジメチルアミン、エチル
アミン、ジエチルアミン、プロピルアミンなど);アル
カノールアミン類(アルカノールアミン類としては後述
するアリカノールアミン類(B)があげられる。)など
のアミンのカチオンがあげられる。Mのうちで好ましい
ものはアルカノールアミン類である。
オキシアルキル化アミン(a)もしくはヒドロキシアル
キルアミン(ヒドロキシアルキルの炭素数は5以上)
(b)のオキシアルキル化物のリン酸部分のエステル
(塩)の見本例を示せば下記のとおりである。なお、以
下の記載中、ジエタはジエタノールアミン、モノエタは
モノエタノールアミン、EOはエチレンオキサイド、POは
プロピレンオキサイドをそれぞれ示し、また例えば(P
O)はPO6モル付加物を表し、同様の表現を用いる。
(1)オキシアルキル化脂肪族アミンのリン酸部分エス
テル(塩) オクチルアミン(PO)リン酸部分エステルジエタ塩、
ラウリルアミン(EO)リン酸部分エステルモノエタ
塩、ラウリルアミン(EO)リン酸部分エステルNa塩、
ラウリルアミン(PO)(FO)リン酸部分エステルモ
ノエタ塩、N−メチルラウリルアミン(EO)リン酸部
分エステルジエタ塩、ラウリルアミン(PO)リン酸部
分エステルモノエタ塩、ステアリルアミン(EO)リン
酸部分エステルNa塩、ステアリルプロピレンジアミン
(EO)10リン酸部分エステルモノエタ塩など (2)ヒドロキシアルキルアミンのオキシアルキル化物
のリン酸部分エステル(塩) 2−ヒドロキシオクチルアミン(PO)リン酸部分エス
テルモノエタ塩、2−ヒドロキシデシルアミン(EO)
リン酸部分エステル・ジエタ塩、2−ヒドロキシパルミ
チルアミン(EO)リン酸部分エステル・モノエタ塩、
N,N−ジメチル−2−ヒドロキシラウリルアミン(EO)
リン酸部分エステルNa塩、N,N−ジメチル−2−ヒド
ロキシパルミチル(PO)リン酸部分エステル・モノエ
タ塩、N,N−ジエチル−2−ヒドロキシパルミチル(E
O)リン酸部分エステルジエタ塩、N,N−ジメチル−2
−ヒドロキシステアリルアミン(EO)リン酸部分エス
テル・ジエタ塩など (3)オキシアルキル化芳香族アミンリン酸部分エステ
ル(塩) アニリン(EO)リン酸部分エステルNa塩、アニリン
(PO)リン酸部分エステルジエタ塩、ベンジルアミン
(PO)リン酸部分エステルモノエタ塩など (4)オキシアルキル化脂環または複素環アミンのリン
酸部分エステル(塩) モルホリン(EO)リン酸部分エステルモノエタ塩、シ
クロヘキシルアミン(EO)リン酸部分エステルモノエ
タ塩など 本発明における部分エステル(塩)は公知の方法で製造
することができる。たとえばアミン化合物に触媒(NaO
H,KOHなど)の存在下、通常50〜200℃でエチレンオキサ
イド、プロピレンオキサイドなどのアルキレンオキサイ
ドを単独あるいは二種以上を個別にまたは混合して付加
させる方法でアミンオキシアルキレンエーテルとしその
末端水酸基を無水リン酸(またはリン酸)で少くとも一
個の活性水素が残るようにエステル化する。この反応に
無水リン酸を使用する場合は通常30〜100℃に加熱すれ
ばとくに触媒を使用しなくても容易に反応がすすむ。ま
たリン酸を使用する場合は通常100〜200℃で脱水してエ
ステル化することができる。エステル化したのち、リン
酸部分エステルの活性水素部分はアルカリ性物質(アル
カリ金属水酸化物、炭酸塩;アルカリ土類金属水酸化
物;アンモニア;アミン)で公知の方法により中和し塩
をうることができる。
本発明の防錆剤はオキシアルキル化アミン(a)もしく
はヒドロキシアルキルアミンのオキシアルキル化物
(b)のリン酸部分エステル(塩)を含有するものでも
よいがこれにアルカノールアミン類をさらに含有させる
とさらに防錆力が向上するという効果がある。本発明で
使用されるアルカノールアミン類(B)としては、 一般式 〔式中、R8、R9はH、炭化水素基またはA5O)n5Hであ
り、n4、n5は1以上の整数、A4、A5はC2のアルキレ
ン基である。R8とR9は場合により酸素原子または窒素原
子を介して相互に連結されてNとともに5〜7員環を形
成してもよい〕で示される化合物があげられる。
一般式(3)においてR8、R9の炭化水素基としては脂肪
族系炭化水素基たとえばC122、好ましくはC820のア
ルキル基またはアルケニル基(メチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基、オクチル基、ラウリル基、ステア
リル基、オレイル基など)およびシクロアルキル基(シ
クロヘキシル基など)があげられる。
R8とR9は場合により酸素原子または窒素原子を介して相
互に連結されて、炭素数4〜6の二価の有機基たとえば
CH2m′(m′は4〜6)、−CH2CH2OCH2CH2− および (R′はHまたはC1のアルキル基)を形成して、
Nとともに5〜7員環を形成していてもよく、この環状
基としてはピペリジノ基、モルホリノ基およびピペラジ
ノ基があげられる。
A4、A5のC2のアルキレン基としてはエチレン、プロ
ピレンおよびブチレン基があげられる。n4、n5は1以上
の整数、好ましくは1〜6の整数である。
具体的にアルカノールアミン類としては通常のアルカノ
ールアミン(モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、
ブタノールアミンなど)、脂環式アミンアルキレンオキ
サイド付加物(シクロヘキシルアミノエタノール、シク
ロヘキシルアミンアルキレンオキサイド付加物など)、
脂肪族アミンアルキレンオキサイド付加物(オクチルア
ミン、ラウリルアミン、パルミチルアミン、ステアリル
アミン、ジエチルアミノエタノールなどのアルキレンオ
キサイド付加物など)、および複素環アミンアルキレン
オキサイド付加物(モノホリンアルキレンオキサイド付
加物など)があげられる。これらのうち好ましいものは
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミンおよびシクロヘキシルアミノエタノールで
ある。
(A)と(B)の割合は重量比で通常99.5:0.5〜50:5
0、好ましくは95:5〜70:30である。(B)の量が0.5よ
り少ないととくに(B)を加えた効果が低く、また
(B)の量が50より多いと逆に防錆性が低下する。
(A)と(B)を混合する方法は特に限定されるもので
はなく、たとえば(B)を水に溶解した後(A)を投入
し混合撹拌する方法;(A)と(B)を水中に投入し、
混合撹拌する方法があげられる。好ましいのは前者であ
る。混合は常温、加温いずれでもよい。また(A)の中
和に用いるカチオンがアルカノールアミン類の場合は中
和する際に過剰量のアルカノールアミン類を投入して中
和塩(A)とアルカノールアミン類(B)の配合物とし
てもよい。
本発明の防錆剤は(A)成分および(A)成分と(B)
成分とを含有するものであるが、必要によりその効果を
減少しない範囲で消泡剤、界面活性剤などを加えること
ができる。
本発明の防錆剤を適用するアルミニウムとしては、アル
ミニウム及びアルミニウム合金があげられる。アルミニ
ウム合金としては鋳造用合金(Al−Cu系、Al−Cu−Si
系、Al−Si系、Al−Cu−Mg−Ni系、Al−Mg系合金など)
および加工用合金(高力アルミニウム合金たとえばAl−
Cu系、Al−Cu−Mg系、Al−Zn−Mg系、Al−Cu−Ni系およ
びAl−Si系合金、耐食性合金たとえばAl−Mg系、Al−Mn
系、およびAl−Mg2Si系合金など)があげられる。
アルミニウムおよびアルミニウム合金の形状としては
板、管、棒等の塑性加工品および機械、自動車等の加工
部品があげられる。アルミニウム用防錆剤の使用方法と
しては板、管、棒等の塑性加工品および機械、自動車等
の加工部品を本発明の防錆剤を希釈した水溶液および鉱
物油に浸漬又はスプレーで防錆処理する。希釈する防錆
剤の濃度は通常0.2〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量
%である。更に本発明の防錆剤は圧延油、切削油、プレ
ス油等の加工油に添加して使用することができる。その
場合防錆剤の添加量は1〜30重量%、好ましくは1〜10
重量%である。
〔実施例〕
以下実施例により本発明をさらに説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。
実施例1〜11、比較例1〜5 本発明の防錆剤 実施例1 オクチルアミン(PO)リン酸部分エステルジエタノー
ルアミン塩 実施例2 ラウリルアミン(EO)リン酸部分エステルNa塩 実施例3 ラウリルアミン(EO)リン酸部分エステルモノエタノ
ールアミン塩 実施例4 ラウリルアミン(PO)リン酸部分エステルモノエタノ
ールアミン塩 実施例5 ステアリルアミン(EO)リン酸部分エステルモノエタ
ノールアミン塩 実施例6 2−ヒドロキシラウリルアミン(EO)リン酸部分エス
テルモノエタノールアミン塩 実施例7 2−ヒドロキシパルミチルアミン(EO)リン酸部分エ
ステルNa塩 実施例8 2−ヒドロキシパルミチルアミン(PO)(EO)リン
酸部分エステルジエタノールアミン塩 実施例9 2−ヒドロキシステアリルアミン(EO)リン酸部分エ
ステルNa塩 実施例10 N,N−ジメチル−2−ヒドロキシラウリルアミン(EO)
リン酸部分エステルモノエタノールアミン塩 実施例11 N,N−ジエチル−2−ヒドロキシパルミチルアミン(E
O)リン酸部分エステルジエタノールアミン塩 比較防錆剤 比較例1 亜硝酸−アミン系防錆剤 比較例2 安息香酸・ジエタノールアミン塩 比較例3 オレイン酸・ジエタノールアミン塩 比較例4 ラウリン酸アルカノールアミド 比較例5 ラウリルアミン(EO) 諸性能は下記試験法により評価した。また試験に供した
テストピースはJIS A 1050Pを湿潤パックテスト、ス
ポットテストの防錆剤1%水溶液のテスト液に浸漬およ
び滴下処理した。浸漬テストは、防錆剤0.5%水溶液の
テスト液に浸漬した。
本発明の防錆剤(実施例1〜11)と下記防錆剤比較品
(比較例1〜5)について諸性能を評価した。尚、灰褐
色および白錆状のウォーターステンは、湿潤パックテス
トで、茶褐色状のオイルステンはスポットテストで評価
した。結果を表−1に示す。
(1)湿潤パックテスト テスト液に浸漬処理したアルミニウム板(100×50×1.2
mm)を5枚重ね合わせた後、ステンレス板で上下をはさ
み、四隅をボルトで締めた。
これを湿度90%、温度50℃の恒温恒湿器中に1日放置
し、アルミニウム板の重ね合わせ部分の錆の状態を観察
した。
(2)浸漬テスト テスト液にアルミニウム板(70×12×2mm)を浸漬し、
2日間室温で放置して錆および変色の状態で観察した。
(3)スポットテスト アルミニウム板(30×30×1.2mm)上にテスト液を滴定
し、風乾後湿度90%、温度50℃の恒温恒湿機中に3日間
放置して錆および変色状態を観察した。
実施例12 表−1に記載した本発明の防錆剤(実施例3、4、11)
を下記成分の圧延油に加えた結果を表−2に示す。
加工油A 鉱物油(Vis40℃9〜12cst・) 90% 乳化剤(非イオン活性剤) 5% 油性剤(高級アルコール) 5% 実施例13 表−1に記載した本発明の防錆剤(実施例3、4、11)
を下記成分の切削油に加えた結果を表−3に示す。
加工油B 鉱物油(Vis40℃9〜12cst・) 55% 乳化剤(アニオン活性剤) 20% 油性剤(脂肪酸エステル) 15% 極圧剤(塩素系) 10% テスト液は湿潤パックテストは1%水溶液、浸漬テスト
は0.5%水溶液で行った。
〔発明の効果〕
本発明の防錆剤はアルミニウムおよびアルミニウム合金
の耐ウォーターステン性および耐オイルステン性がすぐ
れており、板、管、棒等の塑性加工品および機械、自動
車等の加工部品の錆やしみなどの発生が抑制され長期に
わたり良好である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10M 133:08 137:04 137:06 137:08) C10N 10:02 30:12 40:24 A (56)参考文献 特開 昭60−202197(JP,A) 特開 昭51−69460(JP,A) 特開 昭54−94446(JP,A) 特開 昭50−92304(JP,A) 特公 昭44−10650(JP,B1)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1)で示されるオキシアルキル化
    アミン(a)もしくはヒドロキシアルキルアミン(ヒド
    ロキシアルキル基の炭素数は5以上)のオキシアルキル
    化物(b)のリン酸部分エステル(塩)〔A〕を含有す
    ることを特徴とするアルミニウム用防錆剤。 〔式中、R1はC4以上の炭化水素基を有する有機基;R2
    H、炭化水素基を有する有機基またはA2O)n2Hである
    か、或いはR1とR2は場合により酸素原子または窒素原子
    を介して相互に連結されてCH2m(m′は4〜
    6)、−CH2CH2OCH2CH2−または (R′はHまたはC1のアルキル基)となりNとと
    もに5〜7員環を形成してもよい。A1、A2はC2〜C4のア
    ルキレン基;n1、n2は1以上の整数である。〕
  2. 【請求項2】R1がC4以上のアルキルもしくはアルケニル
    基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、ま
    たはアルカリール基である特許請求範囲第1項記載の防
    錆剤。
  3. 【請求項3】(b)が一般式 〔式中、R3はC3以上の脂肪族系炭化水素基;R4、R5、R6
    はH、炭化水素基を有する有機基またはA3O)n3H、R7
    はHまたはA3O)n3Hであり、R4、R5、R6、R7のうち少
    くとも1つはA3O)n3Hである。A3はC2〜C4のアルキレ
    ン基、Aはアルキレン基、mは0または1〜6の整数、
    n3は1以上の整数である。R4とR5は場合により酸素原子
    または窒素原子を介して相互に連結されてNとともに5
    〜7員環を形成してもよい。〕で示される特許請求範囲
    第1項または第2項記載の防錆剤。
  4. 【請求項4】一般式(1)で示されるオキシアルキル化
    アミン(a)もしくはヒドロキシアルキルアミン(ヒド
    ロキシアルキル基の炭素数は5以上)のオキシアルキル
    化物(b)のリン酸部分エステル(塩)〔A〕およびア
    ルカノールアミン類〔B〕を含有することを特徴とする
    アルミニウム用防錆剤。 〔式中、R1はC4以上の炭化水素基を有する有機基;R2
    H、炭化水素基を有する有機基またはA2O)n2Hである
    か、或いはR1とR2は場合により酸素原子または窒素原子
    を介して相互に連結されてCH2m(m′は4〜
    6)、−CH2CH2OCH2CH2−または (R′はHまたはC1のアルキル基)となりNとと
    もに5〜7員環を形成してもよい。A1、A2はC2〜C4のア
    ルキレン基;n1、n2は1以上の整数である。〕
  5. 【請求項5】〔A〕と〔B〕の重量比が99.5:0.5〜50:5
    0である特許請求の範囲第4項記載の防錆剤。
  6. 【請求項6】R1がC4以上のアルキルもしくはアルケニル
    基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、ま
    たはアルカリール基である特許請求範囲第4項または第
    5項記載の防錆剤。
  7. 【請求項7】(b)が一般式 〔式中、R3はC3以上の脂肪族系炭化水素基;R4、R5、R6
    はH、炭化水素基を有する有機基またはA3O)n3H、R7
    はHまたはA3O)n3Hであり、R4、R5、R6、R7のうち少
    くとも1つはA3O)n3Hである。A3はC2〜C4のアルキレ
    ン基、Aはアルキレン基、mは0または1〜6の整数、
    n3は1以上の整数である。R4とR5は場合により酸素原子
    または窒素原子を介して相互に連結されてNとともに5
    〜7員環を形成してもよい。〕で示される特許請求範囲
    第4項〜第6項のいずれか一項に記載の防錆剤。
  8. 【請求項8】〔B〕が一般式 〔式中、R8、R9はH、炭化水素基またはA5O)n5H;
    n4、n5は1以上の整数;A4、A5はC2〜C4のアルキレン基
    である。R8とR9は、場合により酸素原子または窒素原子
    を介して、相互に連結されてNとともに5〜7員環を形
    成してもよい。〕で示される化合物である特許請求範囲
    第4項〜第7項のいずれか一項に記載の防錆剤。
  9. 【請求項9】一般式(3)でされる化合物がモノエタノ
    ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
    ンおよびシクロヘキシルアミノエタノールからなる群よ
    り選ばれる化合物である特許請求範囲第8項記載の防錆
    剤。
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