JPH0777181A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
- Publication number
- JPH0777181A JPH0777181A JP21977093A JP21977093A JPH0777181A JP H0777181 A JPH0777181 A JP H0777181A JP 21977093 A JP21977093 A JP 21977093A JP 21977093 A JP21977093 A JP 21977093A JP H0777181 A JPH0777181 A JP H0777181A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- tooth
- scroll
- tip seal
- spiral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C27/00—Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C27/005—Axial sealings for working fluid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧縮機の性能を低下させることなく、チップ
シールの寿命を延ばすことを可能にした無給油式スクロ
ール圧縮機を提供する。 【構成】 チップシール9を、端面溝5内に固定して、
第1,第2スクロールの組立時に、対向する歯溝6の底
面に摺接させる中心部9Aと、渦巻面に垂直な断面形状
を、端面溝5の幅寸法よりも小さい寸法の幅、および端
面溝5の底面とこれに対向する歯溝6の底面との間の距
離よりも小さい高さを有するものとし、端面溝5内に
て、上記高さの方向に移動可能な状態にする周辺部9B
とから形成してある。
シールの寿命を延ばすことを可能にした無給油式スクロ
ール圧縮機を提供する。 【構成】 チップシール9を、端面溝5内に固定して、
第1,第2スクロールの組立時に、対向する歯溝6の底
面に摺接させる中心部9Aと、渦巻面に垂直な断面形状
を、端面溝5の幅寸法よりも小さい寸法の幅、および端
面溝5の底面とこれに対向する歯溝6の底面との間の距
離よりも小さい高さを有するものとし、端面溝5内に
て、上記高さの方向に移動可能な状態にする周辺部9B
とから形成してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一方が他方に対して相
対的に旋回運動をする互いに噛合う二つの渦巻形状の歯
を備えたスクロール圧縮機に関するものである。
対的に旋回運動をする互いに噛合う二つの渦巻形状の歯
を備えたスクロール圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6,7,8は、従来公知の無給油式ス
クロール圧縮機におけるスクロールの渦巻形状をした歯
21、およびこの歯21に垂直な断面部を示している
(実開平3−77083号公報)。歯21の端面には、
端面溝22が形成してあり、この端面溝22内にフッ素
樹脂系の材料からなるチップシール23が嵌挿してあ
る。そして、歯21の端面と歯21に対向する相手スク
ロールの歯溝24の底面25との間の隙間をシールする
ようになっている。
クロール圧縮機におけるスクロールの渦巻形状をした歯
21、およびこの歯21に垂直な断面部を示している
(実開平3−77083号公報)。歯21の端面には、
端面溝22が形成してあり、この端面溝22内にフッ素
樹脂系の材料からなるチップシール23が嵌挿してあ
る。そして、歯21の端面と歯21に対向する相手スク
ロールの歯溝24の底面25との間の隙間をシールする
ようになっている。
【0003】この圧縮機の場合、チップシール23の背
面、即ち底面25と反対側のチップシール23の面の側
に作用する背圧によって、チップシール23は底面25
に押付けられる。そして、チップシール23と底面25
とが潤滑油の無い状態で摺接するため、チップシール2
3は摩耗する。この摩耗量は、チップシール23の温
度,チップシール23に作用する底面25への押付け力
に依存し、高温,高押付け力程、摩耗量は大きく、低
温,低押付け力程、摩耗量は小さい。即ち、チップシー
ル23の摩耗量は、渦巻形状の歯21の中心部程大き
く、歯21の周辺部程小さい。このため、この圧縮機で
は、チップシール23を2分割して、中心部23Aの高
さは大きく、周辺部23Bの高さは小さく形成してあ
る。
面、即ち底面25と反対側のチップシール23の面の側
に作用する背圧によって、チップシール23は底面25
に押付けられる。そして、チップシール23と底面25
とが潤滑油の無い状態で摺接するため、チップシール2
3は摩耗する。この摩耗量は、チップシール23の温
度,チップシール23に作用する底面25への押付け力
に依存し、高温,高押付け力程、摩耗量は大きく、低
温,低押付け力程、摩耗量は小さい。即ち、チップシー
ル23の摩耗量は、渦巻形状の歯21の中心部程大き
く、歯21の周辺部程小さい。このため、この圧縮機で
は、チップシール23を2分割して、中心部23Aの高
さは大きく、周辺部23Bの高さは小さく形成してあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置では、
チップシール23の中心部23Aを厚く形成してあるの
で、厚くした分だけチップシール23の寿命は延びる
が、高温,高押付け力下の中心部23Aでの摩耗量が大
きいことに変わりはなく、チップシール23の寿命は有
限である。即ち、チップシール23の摩耗量がある限度
を超すと、チップシール23の背面側の隙間を介して、
チップシール23の中心部から吸込部へのガス漏れが甚
だしくなって圧縮機の性能、特に吸込ガス量の低下をも
たらすため、短い周期でチップシール23の取り替えが
必要となるという問題がある。本発明は、斯る従来の問
題点を課題としてなされたもので、圧縮機の性能を低下
させることなく、チップシールの寿命を延ばすことを可
能にした無給油式スクロール圧縮機を提供しようとする
ものである。
チップシール23の中心部23Aを厚く形成してあるの
で、厚くした分だけチップシール23の寿命は延びる
が、高温,高押付け力下の中心部23Aでの摩耗量が大
きいことに変わりはなく、チップシール23の寿命は有
限である。即ち、チップシール23の摩耗量がある限度
を超すと、チップシール23の背面側の隙間を介して、
チップシール23の中心部から吸込部へのガス漏れが甚
だしくなって圧縮機の性能、特に吸込ガス量の低下をも
たらすため、短い周期でチップシール23の取り替えが
必要となるという問題がある。本発明は、斯る従来の問
題点を課題としてなされたもので、圧縮機の性能を低下
させることなく、チップシールの寿命を延ばすことを可
能にした無給油式スクロール圧縮機を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、渦巻形状の歯を備えた第1スクロール
と、この渦巻形状の歯に対して偏心した位置にあって、
この歯に噛合いつつ同一平面内にて、この歯に対して相
対的に旋回運動をする渦巻形状の歯を備えた第2スクロ
ールとを設けるとともに、上記各歯の旋回面に平行な端
面に形成した渦巻形の端面溝内に、対向する歯溝の底面
に摺接させるシール用のチップシールを嵌挿したスクロ
ール圧縮機において、上記チップシールを、上記端面溝
内に固定して、上記第1,第2スクロールの組立時に、
対向する歯溝の底面に摺接させる中心部と、渦巻面に垂
直な断面形状を、上記端面溝の幅寸法よりも小さい寸法
の幅、および上記端面溝の底面とこれに対向する上記歯
溝の底面との間の距離よりも小さい高さを有するものと
し、上記端面溝内にて、上記高さの方向に移動可能な状
態にする周辺部とから形成した。
に、本発明は、渦巻形状の歯を備えた第1スクロール
と、この渦巻形状の歯に対して偏心した位置にあって、
この歯に噛合いつつ同一平面内にて、この歯に対して相
対的に旋回運動をする渦巻形状の歯を備えた第2スクロ
ールとを設けるとともに、上記各歯の旋回面に平行な端
面に形成した渦巻形の端面溝内に、対向する歯溝の底面
に摺接させるシール用のチップシールを嵌挿したスクロ
ール圧縮機において、上記チップシールを、上記端面溝
内に固定して、上記第1,第2スクロールの組立時に、
対向する歯溝の底面に摺接させる中心部と、渦巻面に垂
直な断面形状を、上記端面溝の幅寸法よりも小さい寸法
の幅、および上記端面溝の底面とこれに対向する上記歯
溝の底面との間の距離よりも小さい高さを有するものと
し、上記端面溝内にて、上記高さの方向に移動可能な状
態にする周辺部とから形成した。
【0006】
【作用】上記発明のように構成することにより、チップ
シールの中心部は、ある程度摩耗すると、その後の摩耗
はなくなり、周辺部は、背圧の作用で、歯溝部の底面に
押付けられ、シール作用を生じるようになる。
シールの中心部は、ある程度摩耗すると、その後の摩耗
はなくなり、周辺部は、背圧の作用で、歯溝部の底面に
押付けられ、シール作用を生じるようになる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。図1〜4は、本発明の第1実施例に係る無給
油式スクロール圧縮機を示し、渦巻形状の歯1を備えた
第1スクロール2と、この渦巻形状の歯1に対して偏心
した位置にあって、この歯1に噛合いつつ同一平面内に
て、この歯1に対して相対的に旋回運動をする渦巻形状
の歯3を備えた第2スクロール4とを備えている。歯
1,3の旋回面に平行な端面には、渦巻形の端面溝5が
穿設してあり、端面溝5内には、歯1,3の端面と対向
する歯溝6の底面7,8との間の隙間をシールさせるた
めのチップシール9が嵌挿してある。
説明する。図1〜4は、本発明の第1実施例に係る無給
油式スクロール圧縮機を示し、渦巻形状の歯1を備えた
第1スクロール2と、この渦巻形状の歯1に対して偏心
した位置にあって、この歯1に噛合いつつ同一平面内に
て、この歯1に対して相対的に旋回運動をする渦巻形状
の歯3を備えた第2スクロール4とを備えている。歯
1,3の旋回面に平行な端面には、渦巻形の端面溝5が
穿設してあり、端面溝5内には、歯1,3の端面と対向
する歯溝6の底面7,8との間の隙間をシールさせるた
めのチップシール9が嵌挿してある。
【0008】このチップシール9は、中心部9Aと周辺
部9Bの二つの部分からなり、図2において、黒塗りで
示す中心部9Aは、例えば接着剤を使って、端面溝5内
に固定してあり、白抜きで示すチップシール9の周辺部
9Bは、端面溝5内に固定せずに、単に嵌挿してあるだ
けである。また、この周辺部9Bの幅は、端面溝5の幅
よりも小さく、かつ高さは端面溝5の底面とこれに対向
する歯溝6の底面7,8との間の距離よりも小さく、周
辺部9Bの背面側に空間が生じ、周辺部9Bに対して背
圧が生じるようになっている。なお、図3,4では歯3
と底面7の部分のみしか示していないが、歯1と底面8
の部分についても実質的に同様である(以下同様)。
部9Bの二つの部分からなり、図2において、黒塗りで
示す中心部9Aは、例えば接着剤を使って、端面溝5内
に固定してあり、白抜きで示すチップシール9の周辺部
9Bは、端面溝5内に固定せずに、単に嵌挿してあるだ
けである。また、この周辺部9Bの幅は、端面溝5の幅
よりも小さく、かつ高さは端面溝5の底面とこれに対向
する歯溝6の底面7,8との間の距離よりも小さく、周
辺部9Bの背面側に空間が生じ、周辺部9Bに対して背
圧が生じるようになっている。なお、図3,4では歯3
と底面7の部分のみしか示していないが、歯1と底面8
の部分についても実質的に同様である(以下同様)。
【0009】そして、高温で、かつ高押付け力のチップ
シール9の中心部9Aでは、チップシール9の使用開始
の当初においては、対向するスクロールの歯溝6の底面
7,8に摺接して摩耗するが、ある程度摩耗すると、中
心部9Aは固定してあるので摺接しなくなり、それ以上
の摩耗はなくなる。一方、中心部9Aが底面7,8に摺
接しなくなる結果、歯1,3の端面と底面7,8との間
の隙間は中心部9Aにより完全にはシールされず、高圧
側から低圧側に多少のガス漏れは生じる。
シール9の中心部9Aでは、チップシール9の使用開始
の当初においては、対向するスクロールの歯溝6の底面
7,8に摺接して摩耗するが、ある程度摩耗すると、中
心部9Aは固定してあるので摺接しなくなり、それ以上
の摩耗はなくなる。一方、中心部9Aが底面7,8に摺
接しなくなる結果、歯1,3の端面と底面7,8との間
の隙間は中心部9Aにより完全にはシールされず、高圧
側から低圧側に多少のガス漏れは生じる。
【0010】また、低温で、かつ低押付け力のチップシ
ール9の周辺部9Bは端面溝5内で浮動の状態にあり、
背面側の空間部に背圧が作用する結果、周辺部9Bは底
面7,8に押付けられ、歯1,3の端面と底面7,8と
の間の隙間は周辺部9Bによりシールされる一方、周辺
部9Bは底面7,8に摺接するため摩耗する。しかし、
周辺部9Bは、低温,低押付け力の状態下にあるため、
摩耗量は小さい。さらに、上述したように、中心部9A
において低圧側から高圧側にガス漏れが生じるが、周辺
部9Bでのシール作用によって吸込側へのガス漏れは阻
止され、このガス漏れは吸込ガス量に影響を与えない。
したがって、吸込ガス量は確保され、吸込ガス量の減少
による圧縮機の性能低下もない。なお、好ましくは、中
心部9Aをアラミド繊維とフッ素樹脂系の繊維の組合わ
せたもののように耐熱性,耐摩耗性のある材料から形成
するのがよく、周辺部9Bを例えばフッ素樹脂系の材料
のように摺動摩擦抵抗の小さい材料から形成するのがよ
い。
ール9の周辺部9Bは端面溝5内で浮動の状態にあり、
背面側の空間部に背圧が作用する結果、周辺部9Bは底
面7,8に押付けられ、歯1,3の端面と底面7,8と
の間の隙間は周辺部9Bによりシールされる一方、周辺
部9Bは底面7,8に摺接するため摩耗する。しかし、
周辺部9Bは、低温,低押付け力の状態下にあるため、
摩耗量は小さい。さらに、上述したように、中心部9A
において低圧側から高圧側にガス漏れが生じるが、周辺
部9Bでのシール作用によって吸込側へのガス漏れは阻
止され、このガス漏れは吸込ガス量に影響を与えない。
したがって、吸込ガス量は確保され、吸込ガス量の減少
による圧縮機の性能低下もない。なお、好ましくは、中
心部9Aをアラミド繊維とフッ素樹脂系の繊維の組合わ
せたもののように耐熱性,耐摩耗性のある材料から形成
するのがよく、周辺部9Bを例えばフッ素樹脂系の材料
のように摺動摩擦抵抗の小さい材料から形成するのがよ
い。
【0011】ところで、中心部9Aの長さは、第1,第
2スクロール2,4の歯1,3の大きさ、渦巻の巻数、
圧縮ガスの圧力等を考慮して決められるが、歯1,3が
3.5巻きで、吸込圧力が大気圧,吐出圧力が7kg/
cm2Gの場合、中心部9Aは、中心側の端部から1.
5〜2巻きの位置までとするのが好ましい。また、中心
部9Aと周辺部9Bとは、同一部材で形成してもよく、
別部材で形成してもよい。さらに、周辺部9Bに対して
は背圧を作用させる必要があるため、端面溝5内におい
て、周辺部9Bの側方、および背面側に隙間を生じさせ
る必要がある。このため、上記実施例では、中心部9A
に対して周辺部9Bを、その渦巻面に垂直な断面の高
さ、および幅の寸法に関して、小さく形成してあるが、
本発明はこれに限定するものでなく、中心部9Aと周辺
部9Bの寸法は異ならせずに、端面溝5の寸法を中心部
よりも周辺部の方を小さく形成してもよい。
2スクロール2,4の歯1,3の大きさ、渦巻の巻数、
圧縮ガスの圧力等を考慮して決められるが、歯1,3が
3.5巻きで、吸込圧力が大気圧,吐出圧力が7kg/
cm2Gの場合、中心部9Aは、中心側の端部から1.
5〜2巻きの位置までとするのが好ましい。また、中心
部9Aと周辺部9Bとは、同一部材で形成してもよく、
別部材で形成してもよい。さらに、周辺部9Bに対して
は背圧を作用させる必要があるため、端面溝5内におい
て、周辺部9Bの側方、および背面側に隙間を生じさせ
る必要がある。このため、上記実施例では、中心部9A
に対して周辺部9Bを、その渦巻面に垂直な断面の高
さ、および幅の寸法に関して、小さく形成してあるが、
本発明はこれに限定するものでなく、中心部9Aと周辺
部9Bの寸法は異ならせずに、端面溝5の寸法を中心部
よりも周辺部の方を小さく形成してもよい。
【0012】図5は、本発明の第2実施例に係るスクロ
ール圧縮機のチップシールの周辺部9B、およびその周
辺の部分を示し、上記第1実施例とは、この周辺部9B
を除き他は実質的に同一であり、互いに対応する部分に
ついては同一番号を付して説明を省略する。本実施例で
は、周辺部9Bを、歯溝6の底面7,8に摺接する摺接
部10と、摺接部10をその背面側から底面7,8に向
けて押圧する弾性部材からなる押圧部11とから形成し
てある。そして、このように形成することにより、周辺
部9Bの背面側の隙間の流動抵抗を大きくして、ここか
らガスが吸込側に漏れ難くするとともに、周辺部9Bを
底面7,8に密着させて、シール作用を向上させるよう
になっている。
ール圧縮機のチップシールの周辺部9B、およびその周
辺の部分を示し、上記第1実施例とは、この周辺部9B
を除き他は実質的に同一であり、互いに対応する部分に
ついては同一番号を付して説明を省略する。本実施例で
は、周辺部9Bを、歯溝6の底面7,8に摺接する摺接
部10と、摺接部10をその背面側から底面7,8に向
けて押圧する弾性部材からなる押圧部11とから形成し
てある。そして、このように形成することにより、周辺
部9Bの背面側の隙間の流動抵抗を大きくして、ここか
らガスが吸込側に漏れ難くするとともに、周辺部9Bを
底面7,8に密着させて、シール作用を向上させるよう
になっている。
【0013】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、渦巻形状の歯を備えた第1スクロールと、こ
の渦巻形状の歯に対して偏心した位置にあって、この歯
に噛合いつつ同一平面内にて、この歯に対して相対的に
旋回運動をする渦巻形状の歯を備えた第2スクロールと
を設けるとともに、上記各歯の旋回面に平行な端面に形
成した渦巻形の端面溝内に、対向する歯溝の底面に摺接
させるシール用のチップシールを嵌挿したスクロール圧
縮機において、上記チップシールを、上記端面溝内に固
定して、上記第1,第2スクロールの組立時に、対向す
る歯溝の底面に摺接させる中心部と、渦巻面に垂直な断
面形状を、上記端面溝の幅寸法よりも小さい寸法の幅、
および上記端面溝の底面とこれに対向する上記歯溝の底
面との間の距離よりも小さい高さを有するものとし、上
記端面溝内にて、上記高さの方向に移動可能な状態にす
る周辺部とから形成してある。
によれば、渦巻形状の歯を備えた第1スクロールと、こ
の渦巻形状の歯に対して偏心した位置にあって、この歯
に噛合いつつ同一平面内にて、この歯に対して相対的に
旋回運動をする渦巻形状の歯を備えた第2スクロールと
を設けるとともに、上記各歯の旋回面に平行な端面に形
成した渦巻形の端面溝内に、対向する歯溝の底面に摺接
させるシール用のチップシールを嵌挿したスクロール圧
縮機において、上記チップシールを、上記端面溝内に固
定して、上記第1,第2スクロールの組立時に、対向す
る歯溝の底面に摺接させる中心部と、渦巻面に垂直な断
面形状を、上記端面溝の幅寸法よりも小さい寸法の幅、
および上記端面溝の底面とこれに対向する上記歯溝の底
面との間の距離よりも小さい高さを有するものとし、上
記端面溝内にて、上記高さの方向に移動可能な状態にす
る周辺部とから形成してある。
【0014】このため、高温,高押付け力の中心部で
は、ある程度摩耗すると、その後の摩耗はなくなり、実
質的に寿命は限りなく延び、周辺部は、背圧の作用で、
歯溝部の底面に押付けられ、シール作用を生じるように
なる結果、圧縮機の性能を低下させることなく、チップ
シールの寿命を延ばすことが可能になるという効果を奏
する。
は、ある程度摩耗すると、その後の摩耗はなくなり、実
質的に寿命は限りなく延び、周辺部は、背圧の作用で、
歯溝部の底面に押付けられ、シール作用を生じるように
なる結果、圧縮機の性能を低下させることなく、チップ
シールの寿命を延ばすことが可能になるという効果を奏
する。
【図1】 本発明の第1実施例に係る無給油式スクロー
ル圧縮機の断面図である。
ル圧縮機の断面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図2のIII−III線断面図である。
【図4】 図2のIV−IV線断面図である。
【図5】 本発明の第2実施例に係る無給油式スクロー
ル圧縮機におけるチップシールの周辺部分、およびその
周辺部を示す断面図である。
ル圧縮機におけるチップシールの周辺部分、およびその
周辺部を示す断面図である。
【図6】 従来のスクロール圧縮機のスクロールおよび
チップシールの分解斜視図である。
チップシールの分解斜視図である。
【図7】 図6のVII−VII線断面図である。
【図8】 図6のVIII−VIII線断面図である。
1,3 歯 2 第1スクロール 4 第2スクロール 5 端面溝 6 歯溝 7,8 底面 9 チップシール 9A 中心部 9B 周辺部 10 摺接部 11 押圧部
Claims (1)
- 【請求項1】 渦巻形状の歯を備えた第1スクロール
と、この渦巻形状の歯に対して偏心した位置にあって、
この歯に噛合いつつ同一平面内にて、この歯に対して相
対的に旋回運動をする渦巻形状の歯を備えた第2スクロ
ールとを設けるとともに、上記各歯の旋回面に平行な端
面に形成した渦巻形の端面溝内に、対向する歯溝の底面
に摺接させるシール用のチップシールを嵌挿したスクロ
ール圧縮機において、上記チップシールを、上記端面溝
内に固定して、上記第1,第2スクロールの組立時に、
対向する歯溝の底面に摺接させる中心部と、渦巻面に垂
直な断面形状を、上記端面溝の幅寸法よりも小さい寸法
の幅、および上記端面溝の底面とこれに対向する上記歯
溝の底面との間の距離よりも小さい高さを有するものと
し、上記端面溝内にて、上記高さの方向に移動可能な状
態にする周辺部とから形成したことを特徴とするスクロ
ール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21977093A JPH0777181A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21977093A JPH0777181A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | スクロール圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0777181A true JPH0777181A (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=16740739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21977093A Pending JPH0777181A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0777181A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1826409A3 (en) * | 2006-02-28 | 2009-08-05 | Anest Iwata Corporation | Tip seal in a scroll fluid machine |
| GB2472637A (en) * | 2009-08-14 | 2011-02-16 | Edwards Ltd | Scroll Compressor With Plural Tip Seal Types |
| CN102472283A (zh) * | 2009-08-14 | 2012-05-23 | 爱德华兹有限公司 | 涡旋泵 |
| US9938975B2 (en) | 2011-03-29 | 2018-04-10 | Edwards Limited | Scroll compressor including seal with axial length that is greater than radial width |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP21977093A patent/JPH0777181A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1826409A3 (en) * | 2006-02-28 | 2009-08-05 | Anest Iwata Corporation | Tip seal in a scroll fluid machine |
| GB2472637A (en) * | 2009-08-14 | 2011-02-16 | Edwards Ltd | Scroll Compressor With Plural Tip Seal Types |
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