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JPH0773688A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH0773688A
JPH0773688A JP14791894A JP14791894A JPH0773688A JP H0773688 A JPH0773688 A JP H0773688A JP 14791894 A JP14791894 A JP 14791894A JP 14791894 A JP14791894 A JP 14791894A JP H0773688 A JPH0773688 A JP H0773688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory cell
potential
writing
write
bit line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14791894A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Endo
哲郎 遠藤
Yoshiyuki Tanaka
義幸 田中
Susumu Shudo
晋 首藤
Riichiro Shirata
理一郎 白田
Seiichi Aritome
誠一 有留
Tomoharu Tanaka
智晴 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP14791894A priority Critical patent/JPH0773688A/ja
Publication of JPH0773688A publication Critical patent/JPH0773688A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ消去やデータ書き込み時におけるトン
ネル酸化膜の絶縁破壊やリーク電流の増大を防止するこ
とができ、メモリセルの信頼性向上をはかり得る不揮発
性半導体記憶装置を提供すること。 【構成】 半導体基板の表面にソース・ドレイン領域が
形成され、該基板上に第1ゲート絶縁膜(トンネル酸化
膜),浮遊ゲート,第2ゲート絶縁膜及び制御ゲートが
順に積層され、浮遊ゲートと半導体基板との間の電荷の
授受により電気的書き換えを可能としたメモリセルを用
いた不揮発性半導体記憶装置において、データ消去に際
して、最初に半導体基板に高電位(昇圧電位;Hレベ
ル)を与え、かつ制御ゲート16に中間電位(電源電
位;Mレベル)を与え、次に半導体基板にHレベルを与
え、かつ制御ゲート16に低電位(接地電位;Lレベ
ル)を与える動作により、浮遊ゲート14から電荷を引
き抜くことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電荷蓄積層と制御ゲー
トを有するMOSトランジスタ構造のメモリセルを用い
て構成された電気的書き換え可能な不揮発性半導体記憶
装置(EEPROM)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、EEPROMの分野で電荷蓄積層
(浮遊ゲート)と制御ゲートを持つMOSトランジスタ
構造のメモリセルが広く用いられており、高集積化が進
んでいる。このメモリセルは、浮遊ゲートと半導体基板
との間の電荷の授受により電気的書き換えを可能とした
ものである。
【0003】しかしながら、この種の装置にあっては次
のような問題があった。即ち、データの消去を行う際
に、浮遊ゲートと基板との間のトンネル酸化膜に高電界
が印加され、絶縁破壊及びリーク電流の増大と言う問題
を招く。また、データ書き込み時にも、トンネル酸化膜
に高電界が印加され、大きなストレスがかかるため、一
定期間の使用の後には、トンネル酸化膜の劣化が生じ
る。そして、このトンネル酸化膜の劣化は、セルデータ
の読み出し時にセルに掛かるストレスに対するセルデー
タの耐性を下げ、セルデータの寿命を短くする原因とな
る。
【0004】また、EEPROMの一つとして、高集積
化が可能なNAND型EEPROMが知られている。こ
れは、複数のメモリセルをそれらのソース,ドレインを
隣接するもの同士で共有する形で直列接続して一単位と
し、ビット線に接続するものである。メモリセルは通
常、電荷蓄積層と制御ゲートが積層されたFETMOS
構造を有する。メモリセルアレイは、p型基板又はn型
基板に形成されたp型ウェル内に集積形成される。
【0005】NANDセルのドレイン側は選択ゲートを
介してビット線に接続され、ソース側はやはり選択ゲー
トを介してソース線(基準電位配線)に接続される。メ
モリセルの制御ゲートは、行方向に連続的に接続されて
ワード線となる。通常、同一ワード線につながるセルの
集合を1ページと呼び、一組のドレイン及びソース側選
択ゲートに挟まれたページの集合を1NANDブロック
又は単に1ブロックと呼ぶ。通常、1ブロックは独立に
消去可能な最小単位となる。
【0006】NAND型EEPROMの動作は次の通り
である。データの消去は、1NANDブロック内のメモ
リセルに対して同時に行われる。即ち、選択されたNA
NDブロックの全ての制御ゲートをVssとし、p型ウェ
ル及びn型基板に高電圧Vpp(例えば20V)を印加す
る。これにより、全てのメモリセルにおいて浮遊ゲート
から基板に電子が放出され、しきい値は負の方向にシフ
トする。通常、この状態を“1”状態と定義する。ま
た、チップ消去は全NANDブロックを選択状態にする
ことによりなされる。
【0007】データの書き込み動作は、ビット線から最
も離れた位置のメモリセルから順に行う。NANDブロ
ック内の選択された制御ゲートには高電圧Vpp(例えば
20V)を印加し、他の非選択ゲートには中間電位VM
(例えば10V)を与える。また、ビット線にはデータ
に応じて、Vss又はVbitH(8V)を与える。ビット線
にVssが与えられたとき(“0”書き込み)、その電位
は選択メモリセルに伝達され、浮遊ゲートに電子注入が
生ずる。これにより、その選択メモリセルのしきい値は
正方向にシフトする。通常、この状態を“0”状態と定
義する。ビット線にVbitHが与えられた(“1”書き込
み)メモリセルは電子注入は起こらず、従ってしきい値
は変化せず、負に留まる。また、ドレイン側選択ゲート
にはビット線電位を転送するための電圧VM を印加す
る。
【0008】データの読み出し動作は、NANDブロッ
ク内の選択されたメモリセルの制御ゲートをVssとし
て、それ以外の制御ゲート及び選択ゲートをVccとし選
択メモリセルで電流が流れるか否かを検出することによ
り行われる。データはセンスアンプ兼データラッチ回路
にラッチされる。
【0009】従来の書き込みベリファイサイクルについ
て説明する。書き込みデータを入力後、設定電圧(例え
ば20V)が選択された制御ゲートに設定時間だけ(例
えば40μsec )印加される。次に、書き込みが完了し
たか確認の読み出しを行う。もし、書き込み不足のメモ
リセルが存在すれば、そのメモリセルに対して再び20
V、40μsec の書き込みが行われる。その時、十分書
き込みがなされたセルに対しては、これ以上電子の注入
がなされないようにビット線にVbitHを与えておく。即
ち、全メモリセルが書き込み終了になるまで20V、4
0μsec の書き込みを繰り返す。なお、このときの各部
の電位を(表1)に示す。
【0010】
【表1】
【0011】上記のブロック毎(或いは、チップ毎)に
ベリファイする書き込み方法において、プログラム時間
を短縮するために、制御ゲートに印加する電圧(高電圧
Vpp)を上昇させながら、書き込む方法が知られている
(以下、チップ毎ベリファイ−電圧上昇法と称する)。
【0012】この書き込み方法を、図16を参照しなが
ら説明する。この方法は、次のような手順でプログラム
を書き込みが行われる。各メモリセルはプロセスばらつ
き、以前の使用状況によりしきい値にばらつきがある。
例えば本例において、最もしきい値の低いメモリセル
(即ち、最も書き込まれにくいメモリセルM2 )のしき
い値を、Vth=−4V(図16のA0)、最もしきい値
の高いメモリセル(即ち、最も書き込まれ易いメモリセ
ルM1 )のしきい値を、Vth=−1V(図16のB0)
とし、“0”書き込み、メモリセルのしきい値Vthを
0.5〜2Vの範囲とする場合を説明する。
【0013】あるページ(又はチップ)が選択される。
選択されたページの各メモリセルに書き込むデータに従
って、“0”書き込みであればVss(例えば0V)を、
“1”書き込みであればVbitH(例えば10V)を各メ
モリセルに接続されたビット線に印加する。そして、選
択ワード線(即ち、選択メモリセルの制御ゲート)に高
電圧Vpp(例えば、18.5V)を印加して、第1回目
の書き込みを行う。
【0014】第1回目の書き込みが終了した時点で、メ
モリセルのしきい値Vthが終了の判断レベルになってい
るかどうかチェックする(ベリファイ)。この時に、メ
モリセルM1 のしきい値Vthは、0V(B1)であり、
メモリセルM2 のしきい値Vthは、−3V(A1)であ
る。
【0015】メモリセルM1 及びM2 共にしきい値Vth
が所定の値以下であるので、書き込みが終了していない
と判断して、選択ワード線に第1回目に印加した電圧よ
り高い一定の電圧Vpp(例えば、19.5V)を印加し
て第2回目の書き込みを行う。第2回目の書き込みによ
り、メモリセルM1 のしきい値Vthは、3V(B3)で
あり、所定の範囲内にしきい値が入る。しかし、メモリ
セルM2 のしきい値Vthは、−0.5V(A3)であ
り、しきい値Vthが所定の範囲内にないので、書き込み
が終了していないと判断される。
【0016】メモリセルM2 の書き込みを行うために、
選択ワード線に第2回目に印加した電圧より高い一定の
電圧Vpp(例えば、20.5V)を印加して第3回目の
書き込みを行う。以後、最も書き込まれにくいメモリセ
ルM2 の書き込みが終了するまで(所定の範囲内にしき
い値が入るまで)、選択ワード線の電圧を徐々に上げな
がら、ベリファイと書き込みを行う。このような方法
は、例えば特開昭61−239497号公報に開示され
ている。
【0017】上記の方法では、選択されたページ上の全
てのメモリセルがプログラムされるまで、順次選択ワー
ド線に印加する電圧Vppを上げて行き、最終的に印加さ
れるVpp(=21.5V)は、最も書き込まれにくいメ
モリセルにも、最も書き込まれ易いメモリセルにも同等
に印加される。即ち、全てのメモリセルが同一のVppで
書き込まれる。
【0018】従って、プログラム時間は短くなるが、メ
モリセル間のしきい値のばらつきの幅は変わらないの
で、最も書き込まれ易いメモリセルは、オーバープログ
ラムすることになる。
【0019】上記の問題を解決するために、メモリセル
をビット毎にベリファイする方法がある(以下、ビット
毎ベリファイ−固定電圧法と称する)。各メモリセルは
プロセスばらつき、以前の使用状況によりしきい値にば
らつきがある。例えば本例において、最もしきい値の低
いメモリセル(即ち、最も書き込まれにくいメモリセル
M2 )のしきい値を、Vth=−3V(図17のC0)、
最もしきい値の高いメモリセル(即ち、最も書き込まれ
易いメモリセルM1 )のしきい値を、Vth=0V(図1
7のD0)とし、“0”書き込み、メモリセルのしきい
値Vthを0.5〜2Vの範囲とする場合を説明する。
【0020】この方法を、図17を参照しながら説明す
る。この方法は、次のような手順でプログラムを書き込
みが行われる。あるページ(又はチップ)が選択され
る。選択されたページの各メモリセルに書き込むデータ
に従って、“0”書き込みであればVss(例えば0V)
を、“1”書き込みであればVbitH(例えば10V)を
各メモリセルに接続されたビット線に印加する。選択ワ
ード線(即ち、選択メモリセルの制御ゲート)に高電圧
Vpp(=18.5V)を印加して、第1回目の書き込み
を行う。
【0021】第1回目の書き込みが終了した時点で、メ
モリセルのしきい値Vthが終了の判断レベルになってい
るかどうかメモリセル毎にチェックする(ベリファ
イ)。この時に、メモリセルM1 のしきい値Vthは、1
V(C1)であり、所定の範囲内にしきい値が入る。し
かし、メモリセルM2 のしきい値Vthは、−2V(D
1)であり、しきい値Vthが所定の範囲内にないので、
書き込みが終了していないと判断される。
【0022】再び、書き込みを行わないメモリセル(図
示しない)と、書き込みの終了したメモリセルに接続さ
れたビット線に10Vを、書き込みが終了していないメ
モリセルに接続されたビット線に0Vを印加し、選択ワ
ード線に第1回目と同じVpp(18.5V)を第1回目
より少し長い時間印加する。
【0023】上記の動作を、最も書き込まれにくいメモ
リセルM2 の書き込みが終了するまで(所定の範囲内に
しきい値が入るまで)行う。このような方法は、例えば
特開平1−159895号公報に開示されている。
【0024】上記の方法では、メモリセル毎にベリファ
イされるので、メモリセルのオーバープログラムは防止
できる。即ち、メモリセルのしきい値の幅を所定(所
望)の範囲内にすることができる。一方、選択ページ上
の全てのメモリセルは、同一のVpp(18.5V)でプ
ログラムされる。従って、プログラム特性の遅い(書き
込まれにくい)メモリセルも、早い(書き込まれ易い)
メモリセルも、同一の電圧でプログラムされるので、全
てのメモリセルがプログラムされるまでに多くの時間を
時間を要する。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のE
EPROMにおいては、データ消去時にトンネル酸化膜
に印加される高電界によって、トンネル酸化膜の絶縁破
壊やトンネル酸化膜のリーク電流の増大といった現象が
問題となっている。
【0026】また、NAND型のEEPROMにおける
従来のベリファイ書き込みは、最小パルス幅と最大書き
込み時間がセル特性と昇圧回路リミッタのばらつきで決
定されるので、集積化が進んでセル特性のばらつきが大
きくなると書き込み時間が極めて長くなるという問題が
あった。
【0027】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
もので、その目的とするところは、データ消去やデータ
書き込み時におけるトンネル酸化膜の絶縁破壊やリーク
電流の増大を防止することができ、メモリセルの信頼性
向上をはかり得る不揮発性半導体記憶装置を提供するこ
とにある。
【0028】また、本発明の他の目的は、セル特性がば
らついても書き込み時間の増大を抑制することのできる
書き込みベリファイ方式を有する不揮発性半導体記憶装
置を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、次のような構成を採用している。即ち本
発明(請求項1)は,不揮発性半導体記憶装置におい
て、電気的書き替え消去可能な複数のメモリセルがマト
リックス状に配置されたメモリセルアレイと、前記メモ
リセルのドレインに接続された複数のビット線と、前記
メモリセルの制御ゲートである複数のワード線と、ペー
ジ書き込みの時に、選択された前記ワード線に第1書き
込み電位を印加し、前記選択ワード線に接続され、書き
込みを行うメモリセルが接続されるビット線に第1ビッ
ト線電位を印加し、前記選択ワード線に接続され、書き
込みを行わないメモリセルが接続されるビット線に第2
ビット線電位を印加する書き込み手段と、前記書き込み
手段によって書き込まれた情報を読み、書き込み不足の
メモリセルがある場合には再び前記書き込み手段によっ
て再書き込みを行い、書き込みの回数に応じて第1書き
込み電位を順次上昇させる再書き込み手段と、を具備し
てなることを特徴とする。
【0030】また本発明(請求項10)は、不揮発性半
導体記憶装置において、半導体基板と、前記半導体基板
の表面に形成されたソース及びドレイン領域と、前記半
導体基板上に順次積層された第1ゲート絶縁膜と、電荷
蓄積層と、第2ゲート絶縁膜と、制御ゲートとを有し、
前記電荷蓄積層と前記半導体基板との電荷の授受により
電気的書き替えが可能なメモリセルと、データを消去す
る場合に、1回目に前記半導体基板に高電位を与え、前
記制御ゲートに中間電位を与え、2回目以降は前記半導
体基板に高電位を与え、前記制御ゲートに低電位を与え
て、前記電荷蓄積層から電荷を引き抜く手段と、を具備
してなることを特徴とする。
【0031】また本発明(請求項12)は、不揮発性半
導体記憶装置において、半導体基板と、前記半導体基板
の表面に形成されたソース及びドレイン領域と、前記半
導体基板上に順次積層された第1ゲート絶縁膜と、電荷
蓄積層と、第2ゲート絶縁膜と、制御ゲートとを有し、
前記電荷蓄積層と前記半導体基板との間の電荷の授受に
より電気的書き替えが可能な複数のメモリセルと、前記
メモリセルはマトリックス状に配置されていて、データ
を消去する場合に、1回目に前記半導体基板及び非選択
メモリセルの制御ゲートに高電位を与え、選択メモリセ
ルの制御ゲートに中間電位を与え、2回目以降は前記半
導体基板及び非選択メモリセルの制御ゲートに高電位を
与え、選択メモリセルの制御ゲートに中間電位より低い
電位を与えて、前記電荷蓄積層から電荷を引き抜く手段
と、を具備してなることを特徴とする。
【0032】また本発明(請求項14)は、電気的書き
替え消去可能な複数のメモリセルがマトリックス状に配
置されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイの
ドレインに接続されたビット線を複数持ち、前記メモリ
セルの制御ゲートに接続されたワード線を複数持ち、前
記同一ワード線に接続された複数のメモリセルに対し
て、各メモリセル毎に、異なるプログラム若しくは消去
パルスを印加することによって、上記選択メモリセルを
同一動作内にプログラム若しくは消去する手段と、を具
備してなることを特徴とする。
【0033】
【作用】本発明(請求項1〜9)は、ベリファイ書き込
み回数に応じて、選択ブロックの選択制御ゲートに印加
する書き込み電圧Vpp、及び選択ブロックの非選択制御
ゲートに印加するビット線電位転送用VM 、“1”書き
込みセルに与えるビット線電位VbitH等を制御すること
を特徴とする。具体的には所定の書き込み回数を検知し
て、これらの電圧を所定の範囲で上げていく。例えば、
Vppパルスは従来20V−20V−20V−と同設定電
圧の繰り返しであったが、本発明では19V−20V−
21V−21V−と、1V刻みで19Vから21Vまで
順次設定電圧を上げていく。さらに、VM 及びVbitHを
Vppとの間の所定の関係に従って設定電圧電圧を上げ
る。
【0034】このような構成により,次のような効果が
得られる。第1に、最初の書き込み電位を低くする効果
について述べる。1回目の書き込み電圧の設定は従来よ
り1V下げられている。リミッタが高電圧方向にばらつ
いた場合(+0.5V)、従来は20Vの設定に対し2
0.5Vの電圧が出力された。よって,40usec で最
も書き込まれやすいメモリセルは,しきい値分布の許容
上限である2Vに達してしまう。そして、このパルス幅
が最小パルス幅を決定していた。
【0035】しかし本発明では、リミッタが高電圧方向
にばらついても、1回目の書き込み電圧の設定は従来よ
り1V下げられているので、最も書き込みやすいメモリ
セルでもしきい値が2Vを越えるのは200usec 以上
である(図15参照)。言い換えると、40usec の書
き込みパルスならば、リミッタの出力電圧が1.5V以
上高い方向にずれてもしきい値分布の許容上限を越えな
い。この結果、リミッタのプロセス制御が容易になり歩
留まりを向上させる。
【0036】第2に、2回目,3回目と書き込み電圧を
上げていく効果について述べる。今度はリミッタが低電
圧方向にばらついた場合に関して考える。従来は20V
の設定に対し19.5Vの電圧が出力されるとした。こ
の場合、最も書き込みの遅いメモリセルがしきい値の許
容下限0.5Vまで書き込まれるには400usec の時
間を必要とし、上記のように最小パルス幅が40usec
の場合には最大10回の書き込みとベリファイを繰り返
す必要があった。
【0037】しかし本発明によれば、書き込み電圧を徐
々に上げるので、1回目の書き込みパルスは従来より低
い電圧が出力されてしまうが、2回目,3回目と書き込
み電圧が上がるために3回目以降電圧を固定するとして
も、図15の実線太線に従って40usec ,5回の書き
込みでしきい値の許容下限0.5Vまで書き込まれる。
この書き込み時間は、正味の書き込み時間と比較して1
/2になっている。そして、この書き込み時間の短縮効
果はベリファイしない場合のしきい値分布(上記では±
1Vで計算してきた)が広くなればなるほどその効果は
大きくなる。
【0038】第3に、メモリセルの信頼性に関して述べ
る。メモリセルの劣化現象には、書き込み時にトンネル
酸化膜にかかる最大電界が大きく関係していることが知
られている。従来方法でリミッタが高電圧方向にばらつ
いた場合における最も書き込みされやすいメモリセルに
ついて考える。1回目の書き込み前にはメモリセルは消
去状態で負のしき値を有している。書き込まれやすいメ
モリセルは通常消去されやすいメモリセルであるので、
深い負のしきい値を有する。これに高電圧方向にばらつ
いた書き込み電圧が印加されると、トンネル酸化膜に非
常に大きい電界が加わりメモリセルに劣化が生じる。
【0039】しかし本発明によれば、1回目の書き込み
電圧を下げてあるので、従来方法に比べて小さい電界し
かトンネル酸化膜に印加されず、これによりメモリセル
の劣化が抑えられる。
【0040】第4に、Vppの増加に対して、選択ブロッ
クの非選択制御ゲートに印加するビット線電位転送用電
圧VM 、及び“1”書き込みセルに与えるビット線電位
VbitHを増加させる点に関して述べる。
【0041】“1”データセル及び“0”書き込みセル
で書き込みが終了したセルに対しては、制御ゲートにV
pp、ソースドレインにVbitHを与え、電荷が注入されな
いようにしている。従って、Vppの増加に対してはVbi
tHを上げれば誤書き込みを防ぐことが可能である。よっ
て、VbitHが転送されるよう非選択ゲートの電圧VMも
増加させる。但し、非選択制御ゲートに接続されている
メモリセルはゲートにVM 、ソースドレインにVssとい
う弱い書き込みモードにさらされるので、ここで誤書き
が発生しないようVpp,VbitHをバランス良く増加させ
ることが必要となる。
【0042】以上のように本発明によれば、メモリセル
の信頼性向上と書き込みの高速化が同時に達成できる。
本発明者らは、このようにプログラム特性の遅いセルと
速いセルに対してビット毎に最適なVppでプログラムを
行う方法を高速ビット毎プログラム法と呼ぶことにす
る。
【0043】次に、本発明(請求項3)の作用について
説明する。データ書き込み或いはデータ消去をメモリセ
ルのゲート絶縁膜全体にF−Nトンネル電流を流し、電
荷蓄積層に負電荷或いは正電荷を蓄積させることにより
行っているEEPROMにおいて、一般にゲート絶縁膜
にF−Nトンネル電流を流していくと、低電界側でのリ
ーク電流が増大し、データ保持特性が劣化することが知
られている。また、このゲート絶縁膜の劣化の程度は、
ゲート絶縁膜に掛かる電界に依存し、電界を小さくすれ
ば劣化の程度も小さく抑えることが可能であることも知
られている。
【0044】ところで、メモリセルにおいて、基板と電
荷蓄積層で作られるコンデンサの容量をC1 、電荷蓄積
層と制御ゲートで作られる容量をC2 とし、書き込み時
に制御ゲートにかかる電位をVpp、C1 にかかる電位差
をV1 、電荷蓄積層に蓄積されている電荷をQとし、さ
らにゲート絶縁膜の厚さをToxとした時ゲート絶縁膜に
かかる電界Eoxは Eox=(Q+C2 Vpp)/(C1 +C2 ) となる。
【0045】nチャネルのセルトランジスタを用いたE
EPROMの場合、書き込みは電荷蓄積層に電子を注入
し、負の電荷を蓄えることによってなされるので、Eox
は書き込みが進むにつれて小さくなることが分かる。こ
の時、電子の注入はF−Nトンネル電流によっており、
F−Nトンネル電流の強度はゲート(トンネル)絶縁膜
にかかる電界Eoxに強く比例している。従って、書き込
みが進むについれてEoxが小さくなるということは、書
き込みが進むにつれて電子の注入効率が悪くなることを
示している。
【0046】つまり、Vppとして大きな値が必要である
のはむしろ、書き込みがある程度進んだ時点であって、
書き込みの初期においては、Vppをある程度小さく取っ
ても充分な注入効率は得られる。同時に、書き込み初期
のVppを下げることによってゲート絶縁膜にかかる電界
Eoxの最大値を小さく抑えることができ、ゲート絶縁膜
の劣化を少なくすることができるという利点が生じる。
より具体的には、書き込み動作時の複数パルスのうちの
初回のパルスの立ち上がり時間を大きくとってやること
によってこの効果が得られる。立ち上がり時間を大きく
とる程、期待される効果も大きいが、書き込み速度との
兼ね合いで、あまり大きくするのは現実的ではない。
【0047】2回目以降のパルスによる書き込みの際に
は、電荷蓄積層にはある程度電荷が溜まっているため、
パルスの立ち上がりを遅くしてもゲート絶縁膜の劣化に
対する効果は初回ほど期待できず、もはやパルスの立ち
上がり時間を大きくとる必要はない。初回パルスの立ち
上がり時間をどのくらい大きくするかというのは、書き
込み速度との兼ね合いにより決まるが、少なくとも初回
パルスの立ち上がりを通常の立ち上がり(2回目以降の
パルス立ち上がり)より遅くしてやれば、ゲート絶縁膜
の劣化を通常の書き込みに比べて小さく抑えることがで
きる。
【0048】また、本発明(請求項10,12)におい
て、データ消去を行う前は、メモリセルのデータは、
“1”若しくは“0”データとなっている。ここで、
“0”データを持っているメモリセルのしきい値は、基
準電位よりも高くなっている。つまり、電荷蓄積層には
電子が多く注入されている。この後、基板により高い電
位を印加することにより、電子を電荷蓄積層から基板へ
放出させることにより、データを消去するのだが、
“0”データの場合は電荷蓄積層中に電子が入っている
ため、トンネル酸化膜に印加される電界がより強くなっ
ている。
【0049】そこで本発明によれば、第1回目の消去動
作で基板に高電位(Hレベル)を与え、制御ゲートに中
間電位(Mレベル)を与えることにより、実際にゲート
・基板間に印加される電圧が(H−M)となり、トンネ
ル酸化膜に印加されるピーク電界が減少される。この時
にしきい値は、負の方向へ移動し電荷蓄積層の電子数は
減少する。第2回目の消去動作では例えば基板にHレベ
ルを与え、制御ゲートにL(若しくはMよりも低い電
位)を与えることにより、印加電圧は大きくなるもの
の、この時には電荷蓄積層からは電子が抜けており蓄積
層の電位は下がっているため、トンネル酸化膜に印加さ
れるピーク電界は抑えられる。このようにして、トンネ
ル酸化膜に印加されるピーク電界が抑えられ、絶縁破壊
及びリーク電流の増大といった問題を改善できる。
【0050】
【実施例】まず、実施例を説明する前に、本発明の基本
概念について説明する。本発明の骨子は、書き込み動作
とビット毎ベリファイ動作のサイクルを繰り返しなが
ら、書き込み電圧Vppを徐々に高める(又は、選択ゲー
トの電圧Vppを徐々に下げる)ことにある。
【0051】本発明の特徴を、図1〜図3を参照して説
明する。本例において、最もしきい値の低いメモリセル
(即ち、最も書き込まれにくいメモリセルM2 )のしき
い値を、Vth=−4V(図1のE0)、最もしきい値の
高いメモリセル(即ち、最も書き込まれ易いメモリセル
M1 )のしきい値を、Vth=−1V(図1のF0)と
し、“0”書き込み、メモリセルのしきい値Vthを0.
5〜2Vの範囲とする場合を説明する。
【0052】まず、あるページ(又はチップ)が選択さ
れる。選択されたページの各メモリセルに書き込むデー
タに従って、“0”書き込みであればVss(例えば0
V)を、“1”書き込みであればVbitH(例えば10
V)を各メモリセルに接続されたビット線に印加する。
この時、各メモリセルはプロセスばらつき、以前の使用
状況によりしきい値にばらつきがある。
【0053】選択ワード線(即ち、選択メモリセルの制
御ゲート)に高電圧Vpp(=18.5V)を印加して、
第1回目の書き込みを行う。第1回目の書き込みが終了
した時点で、メモリセルのしきい値Vthが終了の判断レ
ベルになっているかどうかメモリセル毎にチェックする
(ベリファイ)。この時に、メモリセルM1 のしきい値
Vthは、1V(E1)であり、所定の範囲内にしきい値
が入る。しかし、メモリセルM2 のしきい値Vthは、−
2V(F1)であり、しきい値Vthが所定の範囲内にな
いので、書き込みが終了していないと判断される。
【0054】再び、書き込みを行わないメモリセル(図
示しない)と、書き込みの終了したメモリセルに接続さ
れたビット線に10Vを、書き込みが終了していないメ
モリセルに接続されたビット線に0Vを印加し、選択ワ
ード線に第1回目に印加した電圧より高い一定の電圧V
pp(例えば、19.5V)を印加して第2回目の書き込
みを行う。第2回目の書き込みにより、メモリセルM1
のしきい値Vthは、3V(F3)であり、所定の範囲内
にしきい値が入る。しかし、メモリセルM2 のしきい値
Vthは、−0.5V(E3)であり、しきい値Vthが所
定の範囲内にないので、書き込みが終了していないと判
断される。
【0055】メモリセルM2 の書き込みを行うために、
選択ワード線に第2回目に印加した電圧より高い一定の
電圧Vpp(例えば、20.5V)を印加して第3回目の
書き込みを行う。以後、最も書き込まれにくいメモリセ
ルM2 の書き込みが終了するまで(所定の範囲内にしき
い値が入るまで)、選択ワード線の電圧を徐々に上げな
がら、ベリファイと書き込みを行う。従って、プログラ
ム特性の遅いセルは,21.5Vで、プログラム特性の
速いセルは、19.5Vで、プログラムされ、ページプ
ログラムを行いながらビット毎に最適なVppでプログラ
ムされることになる。この方法を本発明者らはビット毎
ベリファイ−電圧上昇法と呼ぶ。
【0056】上記のようにすることにより、ビット毎ベ
リファイ−固定電圧法のようにメモリセルのオーバープ
ログラムがなくなると共に、チップ毎ベリファイ−電圧
上昇法のように、プログラム時間が長くなることを防止
できる。
【0057】図2は、プログラム時間と、メモリセルの
書き込み後のしきい値の幅との関係を示すグラフであ
る。縦軸はプログラム時間を示し、横軸はしきい値電圧
のばらつきの範囲を示す。図2において、曲線Aがチッ
プ毎ベリファイ−電圧上昇法の場合、曲線Bがビット毎
ベリファイ−固定電圧法の場合、曲線Cが本発明の場合
を示す。
【0058】チップ毎ベリファイ−電圧上昇法の場合に
は、各メモリセルに対するしきい値の幅は、プログラム
によって修正することはできず、プログラム時間にあh
にはよらない。
【0059】ビット毎ベリファイ−固定電圧法の場合に
は、書き込み後の各メモリセルのしきい値のばらつきを
小さくしようとすればするほど、書き込みに時間がかか
る。例えば、しきい値の幅が2Vの場合には、約500
μsec でよいが、1Vにすると約3倍の時間を要する。
【0060】本発明は、上記の2方法と比較して、しき
い値のばらつきを0.5Vにした場合でも、約300μ
sec であるので、長時間要することなく、しきい値のば
らつきを少なくして書き込みができる。
【0061】図3は、最大電界(ピーク電界)と結合係
数との関係を示すグラフである。縦軸が最大電界を示
し、横軸は結合係数を示す。図3において、曲線の種類
は図2と同じであるので、説明は省略する。
【0062】図3によれば、曲線Aと曲線Cとは、ほぼ
同じ特性を示している。曲線Bは、結合係数が大きくし
ようとすると、最大電界も大きくなる(例えば、結合係
数が0.5の場合に、曲線A及び曲線Cの約1.2倍)
ので、トンネル酸化膜に印加されるピーク電界が高くな
ると共に、絶縁破壊及びリーク電流の増大といった問題
が生じる。
【0063】以下、本発明の実施例を図面を参照して説
明する。図4は、本発明の一実施例に係わるNANDセ
ル型EEPROMのシステム構成を示すブロック図であ
る。1がEEPROMチップであり、2はこれらのEE
PROMチップ1のデータ書き替えを制御するための制
御回路LSIチップである。
【0064】図5(a)(b)は、図4の具体的なシス
テム構成例であるLSIメモリカードの斜視図と平面図
である。ここでは、カード本体3に4個のEEPROM
チップ1と1個の制御回路LSIチップ2を搭載してい
る。4が外部端子である。
【0065】図6は、本実施例におけるNAND型EE
PROMの回路構成を示すブロック図である。メモリセ
ルアレイ21に対して、データ書き込み及び読み出しを
行うためにビット線制御回路26が設けられている。こ
のビット線制御回路26は、データ入出力バッファ25
につながる。制御ゲート制御回路23は、メモリセルア
レイ21のロウデコーダ22によって選択される制御ゲ
ート線に、データを書き込み,消去,読み出し及びベリ
ファイの各動作に対応して所定の制御信号を出力するも
のである。基板電位制御回路24は、セルが構成される
p型ウェルを通常は0V、消去時にはVpp(〜20V)
に制御するものである。入力されたアドレスはアドレス
バッファ28を通してロウデコーダ23及びカラムデコ
ーダ27に伝達される。
【0066】なお、図には示さないが、データ書き込
み,消去及び読み出しに対応し、制御ゲート線,ビット
線,基板等にそれぞれ必要な書き込み電位Vw,消去電
位Ve及び中間電位Vmを与える書き込み電位発生回
路,消去電位発生回路,中間電位発生回路等が設けられ
ている。
【0067】図7(a)(b)は、メモリセルアレイの
一つのNANDセル部分の平面図と等価回路図であり、
図8(a)(b)はそれぞれ図7(a)のA−A′及び
B−B′断面図である。素子分離酸化膜12で囲まれた
p型シリコン基板(又はp型ウェル)11に、複数のN
ANDセルからなるメモリセルアレイが形成されてい
る。一つのNANDセルに着目して説明するとこの実施
例では、8個のメモリセルM1 〜M8 が直列接続されて
一つのNANDセルを構成している。メモリセルはそれ
ぞれ、基板11にゲート酸化膜13を介して浮遊ゲート
14(141 ,142 ,…,148 )が形成され、この
上に層間絶縁膜15を介して制御ゲート16(161
162 ,…,168 )が形成されて、構成されている。
これらのメモリセルのソース,ドレインであるn型拡散
層19は、隣接するもの同士共有する形でメモリセルが
直列接続されている。
【0068】NANDセルのドレイン側,ソース側には
それぞれ、メモリセルの浮遊ゲート,制御ゲートと同時
に形成された選択ゲート149 ,169 及び1410,1
10が設けられている。素子形成された基板上はCVD
酸化膜17により覆われ、この上にビット線18が配設
されている。ビット線18は、NANDセルの一端のド
レイン拡散層19にはコンタクトさせている。
【0069】行方向に並ぶNANDセルの制御ゲート1
6は共通に制御ゲート線CG1 ,CG2 ,…,CG8 と
して配設されている。これら制御ゲート線はワード線と
なる。選択ゲート149 ,169 及び1410,1610
それぞれ行方向に連続的に選択ゲート線SGs ,SGd
として配設されている。図9は、このようなNANDセ
ルがマトリックス配列されたメモリセルアレイの等価回
路を示している。
【0070】図10に、NANDセル型EEPROMの
ロウデコーダの具体的構成を示す。ロウデコーダは、E
タイプ、nチャネルMOSトランジスタQn41,Qn42 及
びEタイプ,pチャネルMOSトランジスタQp11,Qp1
2 からなるイネーブル回路と、Eタイプ,nチャネルM
OSトランジスタQn43,Qn44 及びEタイプ,pチャネ
ルMOSトランジスタQp13,Qp14 からなる転送回路
と、から構成されている。アドレス信号aiとデコーダ
イネーブル信号RDENBによりロウデコーダは活性化
され、ブロックが選択される。消去時にはφERが“H”
となって動作する。また、電圧VppRWは、読み出し時に
VCC、消去/書き込み時にVpp(〜20V)となる。
【0071】Eタイプ,nチャネルMOSトランジスタ
Qn50 〜Qn69 とEタイプ,pチャネルMOSトランジ
スタQp20 〜Qn29 は、選択ゲート電位SG1D、SG2D
と制御ゲート電位CG1D〜CG8D及びVuss の電位を、
ロウデコーダの出力を受けて伝達するトランスファゲー
トである。Vuss ,SG1D,SG2D,CG1D〜CG8Dは
各ロウデコーダに共通な信号である。
【0072】次に、本実施例におけるデータ消去動作に
ついて説明する。図11に、消去時の基板及び制御ゲー
トCG,選択ゲートSGの印加電圧の波形を示す。図1
1に示すように、選択ゲートSG及び非選択のCG'1〜
CG'8はHレベルを1回目,2回目共に出し、選択ワー
ド線のCG1 〜CG8 は1回目はMレベルを、2回目は
Lレベルを出している。
【0073】このようにデータの消去動作において、1
回目の消去パルス印加時にはワード線にMレベルを印加
することにより、トンネル酸化膜に印加される電界を低
下させた状態でしきい値を変動させて、2回目以後にト
ンネル酸化膜に高電界を印加することにより、トンネル
酸化膜に印加されるピーク電界を抑え、これによりEE
PROMの信頼性が向上する。
【0074】次に、本実施例におけるデータ書込み動作
について説明する。書き込みは、図12に示すフローチ
ャートに従って行われる。即ち、書き込みモードを設定
した後にデータ設定を行い、メモリセルに書き込みを行
う。その後、ベリファイ読み出しを行い、書き込まれた
データが正常か否かを判定し、正常であれば書き込みを
終了する。異常であれば、再度書き込み動作に移る。こ
のときに、後述するように書き込み電位を可変設定す
る。そして、例えば10回の書き込みでも正常に書き込
まれなかった場合は、書き込み異常として終了する。
【0075】書き込み時のSGd ,SGs ,CG1 〜C
G8 、ビット線電位の本実施例における関係を(表2)
〜(表5)に示す。ここでは、CG8 が選択されている
とする。また、“1”書き込みは、もともとデータが
“1”の場合と“0”書き込みが終了してこれ以上電子
注入をさせないため“1”書き込みを同じ電圧を印加す
る場合を含む。
【0076】
【表2】
【0077】
【表3】
【0078】
【表4】
【0079】
【表5】
【0080】(表2)は、書き込み電圧を19〜20〜
21Vと2段階に増加させる場合を示している。この場
合、書き込み電圧を2V増加させた時にビット線電位,
及び選択ゲートSGd を1V増加させている。
【0081】(表3)は、書き込み電圧を増加させる
度、ビット線電位,及び選択ゲート電位VM を増加させ
ている。ここで、上記の各電圧は、実施例に限るもので
はなく、適宜変更することが可能である。例えば、上記
例では1Vおきに電圧を増加させたが、0.5Vおき又
は2Vおきでもかまわない。さらに、同じ差分で増加さ
せなくてもよい。増加分を徐々に減らす、例えば19V
−20V−20.5V−20.7Vのように減らしても
よいし、逆に増加分を徐々に増やしてもかまわない。
【0082】また、上記実施例では1回毎に電圧を変え
ているが、例えば2回毎に19−19−20−20−2
1−21Vのように増加させてもよいし、19−20−
20−21−21−21Vと、ある設定回数毎に増加さ
せてもよい。同様に、ビット線電位、VbitH及びVM の
増加方法も多くの自由度を有する。当然、誤書き込みに
対する電圧マージンが十分あれば両者は固定電位でもか
まわない。
【0083】上記実施例の如く増加のタイミングは、必
ずしも書き込み電圧の増加のタイミングと同じである必
要はなく独立に制御してよい。また、上記実施例ではV
ppを徐々に増加させたが、制御ゲートとソース・ドレイ
ン間の電位差を増加するという意味では、書き込み電圧
を固定しておいてビット線電位を低下させていってもよ
い。(表4)の如くビット線電位を段階的に減少させて
もよい。
【0084】また、VbitHとVM の両者とも増加させな
くてもよい。例えば、VM は固定でVbitHのみ増加させ
ていってもよい(表5)。但し、増加させたVbitHが選
択メモリセルに転送されなければならない。また、Vbi
tHとVM が同電位でもよい。この場合、ドレイン側選択
ゲートでしきい値落ちするので、ビット線にはしきい値
落ちした電圧が送られる。逆に、SGd に印加するVM
と非選択メモリセルに印加されるVM が異なっていても
よい。
【0085】次に、図13に示すセンスアンプ兼データ
ラッチ回路(FF)をもとに、書き込みベリファイ方式
について説明する。図13に示すように、CMOSフリ
ップフロップからなるセンスアンプ兼データラッチ回路
(FF)があり、その第1の出力がφFにより制御され
るEタイプ,nチャネルMOSトランジスタQn7を介し
て、ビット線BLiに接続されている。ビット線BLi
とVccの間には、フリップフロップFFの第1の出力に
より制御されるEタイプ,nチャネルMOSトランジス
タQn8と信号φVにより制御されるEタイプ,nチャネ
ルMOSトランジスタQn9が直列接続されている。ま
た、ビット線をプリチャージするEタイプ,pチャネル
MOSトランジスタQp5と、ビット線を放電するEタイ
プ,nチャネルMOSトランジスタQn10 が接続されて
いる。また、フリップフロップFFの第2の出力を入力
とする検知トランジスタQn11 によって、センスライン
VDTCとVssが接続されている。
【0086】書き込み時に、“1”書き込みの場合はF
Fのビット線側ノードに“H”がラッチされ、ビット線
に中間電位が送られる。“0”書き込みの場合は、FF
のビット線側ノードに“L”がラッチされ、ビット線に
VSSが転送される。
【0087】書き込み確認動作はQn7を閉じた状態で、
まずプリチャージ信号φPBが“L”となってビット線
をVccにプリチャージする。この状態では書き込みデー
タをFFに保持されている。この後、選択ゲート,制御
ゲートが駆動される。ここで、セルのデータがDタイプ
であれば、ビット線がVssに放電される。また、セルの
データEタイプであれば、ビット線はVccレベルを保
つ。選択ゲート及び制御ゲートがリセットされた後、ベ
リファイ信号φVが“H”となって、“1”データが保
持されているビット線はVcc−Vthに充電される。その
後、FFを構成するCMOSインバータを非活性とした
のち、Gn7をON状態とし、ビット線の電位をセンスし
ラッチし、それを再書き込みのデータとする。
【0088】即ち、“1”書き込みのビット線には
“H”が、“0”書き込みのビット線で十分書き込みが
なされたものには“H”がラッチされる。さらに、
“0”書き込みのビット線で、書き込み不十分なものに
対してのみ“L”がラッチされる。再書き込みは、全F
Fのビット線側ノードに“H”がラッチされた状態にな
るまで続く。
【0089】これは、以下のようにして検知される。セ
ンスラインSLは全FFの検知トランジスタが接続され
ている。VDTCはpチャネルトランジスタQpkに接続
されている。上述のラッチ終了後Qpkが所定の時間活性
化される。そのとき、全ビット書き込みが完了していれ
ば、検知トランジスタは全てOFF状態となっているの
で、VDTCはVccに充電される。もし、書き込み不足
のセルが残っていると、そのビット線に対応する検知ト
ランジスタはON状態にあるので、VDTCの電位はV
ssに低下していく。このVDTCの電位を検知すること
によって、書き込みが終了したかどうか、一括で(即ち
アドレスを変えて、全ビット読み出すのではなく)検知
することができる。書き込みが未終了であれば、再書き
込みを行う。
【0090】上記の書込み動作を実現させるためのリミ
ッタ回路の1例を図14に示す。昇圧回路29の出力に
p型トランジスタMp を介して逆バイアス状態のダイオ
ードDが接続されている。ダイオードDのブレークダウ
ン電圧を1段当り9.5Vと設定する。
【0091】1回目の書き込み時φ1及びφ2をVssと
すると、ノードN1とN3間はp型トランジスタMp3,
Mp4によって短絡されているのでVppとしては19Vが
出力される。2回目の書き込みではφ1をVpp、φ2を
Vssと設定する。この時、ノードN2,N3間は短絡さ
れているが、ノードN1,N2間はp型トランジスタM
p1のしきい値Vth分だけ電圧降下している。よって、こ
のp型トランジスタのしきい値を1Vとすると出力Vpp
は20Vとなる。同様に、3回目の書き込み時はφ1,
φ2共にVppとする。よって、Vth2段分の電圧降下分
と合わせて21VのVppが出力される。
【0092】以上のように書き込み回数を検知してリミ
ッタ回路を制御することにより、所望の電圧を得られ
る。ここでは、p型トランジスタを2段用いたが、種々
変形可能である。しきい値の異なるトランジスタを並べ
て増加電圧を変化させてもよいし、同じしきい値を持つ
トランジスタを3個以上並べ2段分と1段分に分割して
もよい。さらに、p型,n型を組み合わせてもよい。ま
た、VM ,VbitHも同様な構成で昇圧回路ができる。
【0093】また、書き込みとベリファイリードのサイ
クルは、チップ内部で自動的に行ってもよいし、チップ
外部で制御してもよい。チップ内部で自動的に制御する
場合には、書き込み回数を記憶するカウンタ回路を具備
し、その出力信号等によって昇圧回路リミッタの設定電
圧を切り換える。また、 Ready/busyピンを書き込みベ
リファイサイクル中はbusy状態としておき、ベリファイ
読み出しで書き込みの完了を確認するか、規定回数書き
込みとベリファイを繰り返した後も書き込みが完了しな
かった場合は Ready/busyピンをready状態に戻し、例
えば特定のI/Oピンにベリファイが完了したかどうか
の情報を出力するようにする。当然のことながら、 Rea
dy/busyピンが Readyの戻る時、又はその後リセット信
号を入力する等、所定のタイミングで前記カウンタ回路
をリセットする。
【0094】チップ外部で制御する場合には、データ入
力,書き込み,ベリファイ等のコマンドを持たせ、書き
込みが終了したらベリファイのコマンドを入力し、書き
込みが未完了であれば再び書き込みコマンドを入力す
る。その時、チップ外部のCPU等が書き込み回数を覚
えておく。このような制御の時、例えば3種類の書き込
みコマンドを準備しておき、それぞれに昇圧回路の出力
電圧を対応させておく。このようにすれば、書き込み回
数に応じて書き込み電圧を制御することが可能である。
【0095】このような書き込みベリファイ動作によ
り、次のような効果が得られる。即ち、1回目の書き込
み電位を従来よりも下げるため、リミッタが高電圧方向
にばらついた場合でもしきい値分布の許容上限を越える
ことがなく、リミッタのプロセス制御が容易となる。ま
た、書き込み電位を徐々に上げることにより、ベリファ
イの回数を減らすことが可能となり、書き込み時間の短
縮をはかることができる。さらに、トンネル酸化膜に最
も大きな電界が加わる1回目の書き込み電位を低くして
いることから、トンネル酸化膜の劣化を防止することが
でき、メモリセルの信頼性向上をはかることができる。
【0096】次に、書き込みベリファイを行う場合の他
の例について説明する。まず、データ書き込みを行うメ
モリセルアレイ・ブロックを選択する。選択されたブロ
ックに対して、データ書き込みに先立ちそのブロック内
の全てのNANDセルのメモリセルのデータ消去を行
う。データ消去時は、全ての制御ゲート線(ワード線)
CGに0Vが与えられる。この時、選択ゲート線SGs
,SGd ,ビット線,ソース線及びメモリセルアレイ
が形成されたp型基板(又はp型ウェル)に消去電位V
eが印加される。非選択ブロックの制御ゲート線にも消
去電位Veが印加される。このバイアス状態を例えば、
10msの間保つことにより、選択ブロック内の全てのメ
モリセルで浮遊ゲートから電子が放出され、しきい値が
負の方向へと移動する。
【0097】次いで、消去されたメモリセルのしきい値
が充分負になっているか否かをチェックする消去ベリフ
ァイ動作に入る。選択されたNANDセル内の全てのメ
モリセルの制御ゲートが0Vに設定される。選択ゲート
SGs ,SGd は例えば5Vに設定され、ビット線には
例えば読み出し電位1.5Vが与えられ、ソース線及び
p型基板(又はp型ウェル)は0Vとされる。このと
き、選択ゲートSGs ,SGd が5Vになっている時間
は消去したメモリセルのしきい値がある程度負になって
いたらデータ“0”が読み出せる時間に設定される、そ
して、この設定された時間にデータ“0”が読み出され
ない場合には、再度データ消去を行い、条件を満たすま
で同様にベリファイ動作を繰り返す。
【0098】次いで、データ書き込み動作に入る。デー
タ書き込みはNANDセルの段数分のワードのデータ、
例えば8ビットで1NANDを形成する場合出あれば、
8ワード分のデータがデータラッチ回路にラッチされ、
そのデータによってビット線電位が制御されて“0”又
は“1”が書き込まれる。この時、選択された制御ゲー
ト線には書き込み電位Vw、非選択制御ゲート線には中
間電位VM が印加される。また、ビット線BLには、デ
ータ“1”書き込みの時は0V、“0”書き込みの時は
中間電位VM が与えられる。さらに、この書き込み動作
時には、選択ゲートSGd に中間電位VM が与えられ、
選択ゲートSGs 及びp型基板(又はp型ウェル)には
0Vが与えられる。
【0099】このデータ書き込みのバイアス状態を例え
ば1msの間保つことにより、“1”が書かれたメモリセ
ルではしきい値が正方向にシフトし、“0”が書かれた
メモリセルではしきい値は負に止まる。
【0100】次いで、書き込みベリファイ動作に入る。
この実施例においては、データ“1”が書き込まれたメ
モリセルのしきい値が所望の値以上になっているか否か
が、書き込みベリファイ電位VVER によってチェックさ
れる。このしきい値は、メモリセルのデータ保持特性を
考慮して決められるもので、例えば1.5Vに定められ
る。
【0101】具体的にはまず、選択された制御ゲート線
には書き込みベリファイ電位VVERが供給される。それ
以外の制御ゲート線にはVccが供給される。この時、同
時に選択される選択ゲートSGs ,SGd は共にVccに
設定され、ビット線には読み出し電位例えば1.5Vが
与えられ、ソース線は0Vとされる。これにより選択さ
れたメモリセルが“1”書き込みがなされたものであっ
て、そのしきい値が書き込みベリファイ電位を越えてい
れば選択されたメモリセル非導通となり、データ“1”
が読み出される。“1”書き込みが不十分でしきい値が
書き込みベリファイ電位に達していない場合には、選択
されたメモリセルは導通するから、データ“0”として
読み出され、再度“1”データを書き込み動作及びスト
レス緩和動作2が繰り返される。そして、再度ベリファ
イ動作を行い、書き込みベリファイ電位以上になるまで
繰り返される。
【0102】ここで書き込みは、所望のセルTrしきい
値を得るまで、繰り返し加えられる複数のパルスによっ
て行われる。書き込み電位を与えるための回路の概念図
は、本実施例では図14のようになっている。即ち、昇
圧回路32に対して信号を与えるリングオシレータ31
に対して、プログラム系のコントローラの中にある書き
込み回数のカウンタ30から信号を与えるようになって
おり、この信号により、初回の書き込み電位パルスに対
してだけリングオシレータ31の周期を遅くして、パル
スの立ち上がり時間を2回目以降のパルスに対して大き
くする。
【0103】リングオシレータ31の周期を可変にする
ための回路の例は、図15のようである。Vselectに対
して通常は“L”電位(例えば0V)が与えられている
が、周期を遅くしたい時にはVselectに“H”の電位
(例えば5V)を与える。従来の回路に上で述べたパル
ス立ち上がり速度制御の回路を加えることにより初回パ
ルスの立ち上がり時間を2回目以降に比べて大きくする
ことができ、ゲート絶縁膜の劣化を従来の場合に比べて
小さくできる。なお、本発明は上述した実施例に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々
変形して実施することができる。
【0104】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、デ
ータ消去やデータ書込み時にトンネル酸化膜に印加され
るピーク電界を抑えることができ、トンネル酸化膜の絶
縁破壊やリーク電流の増大を防止することができ、これ
によりメモリセルの信頼性向上をはかることができる。
また、書き込み回数に応じて書き込み電位を制御するこ
とにより、セル特性がばらついても書き込み時間の増大
を抑制することのできる書き込みベリファイ方式を実現
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための図。
【図2】プログラム時間とメモリセルの書き込み後のし
きい値の幅との関係を示す図。
【図3】最大電界(ピーク電界)と結合係数との関係を
示す図。
【図4】実施例のNANDセル型EEPROMシステム
構成を示すブロック図。
【図5】図4の具体的システム構成例であるLSIメモ
リカードの斜視図と平面図。
【図6】本実施例におけるNAND型EEPROMの構
成を示す図。
【図7】メモリセルアレイの一つのNANDセル部分の
平面図と等価回路図。
【図8】図7(a)のA−A′及びB−B′断面を示す
図。
【図9】NANDセルがマトリックス配列されたセルア
レイの等価回路を示す図。
【図10】NANDセル型EEPROMのロウデコーダ
の具体的構成を示す図。
【図11】消去時の基板及び制御ゲート,選択ゲートの
印加電圧の波形を示す図。
【図12】書き込みの様子を示すフローチャート。
【図13】センスアンプ兼データラッチ回路の例を示す
図。
【図14】実施例の書き込み動作を実現させるためのリ
ミッタ回路の1例を示す図。
【図15】実施例における書き込み特性を示す図。
【図13】従来例における書き込み特性を示す図。
【図14】書き込み電位を与えるための回路の概念図。
【図15】リングオシレータの周期を可変にするための
回路の例を示す図。
【図16】チップ毎ベリファイ−電圧上昇法を説明する
ための図。
【図17】ビット毎ベリファイ−固定電圧法を説明する
ための図。
【符号の説明】
1…EEPROMチップ、2…制御回路LSIチップ、
3…カード本体、4…外部端子、11…p型シリコン基
板、 12…素子分離酸化膜、13…トンネル
酸化膜(第1のゲート絶縁膜)、14…浮遊ゲート、
15…層間絶縁膜、16…制御ゲート、
17…CVD酸化膜、18…ビット
線、 19…n型拡散層、21…メモ
リセルアレイ、 22…ロウデコーダ、23…
制御ゲート制御回路、 24…基板電位制御回
路、25…データ入出力バッファ、 26…ビット
線制御回路、27…カラムデコーダ、 28
…アドレスバッファ、29…昇圧回路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための図。
【図2】プログラム時間とメモリセルの書き込み後のし
きい値の幅との関係を示す図。
【図3】最大電界(ピーク電界)と結合係数との関係を
示す図。
【図4】実施例のNANDセル型EEPROMシステム
構成を示すブロック図。
【図5】図4の具体的システム構成例であるLSIメモ
リカードの斜視図と平面図。
【図6】本実施例におけるNAND型EEPROMの構
成を示す図。
【図7】メモリセルアレイの一つのNANDセル部分の
平面図と等価回路図。
【図8】図7(a)のA−A′及びB−B′断面を示す
図。
【図9】NANDセルがマトリックス配列されたセルア
レイの等価回路を示す図。
【図10】NANDセル型EEPROMのロウデコーダ
の具体的構成を示す図。
【図11】消去時の基板及び制御ゲート,選択ゲートの
印加電圧の波形を示す図。
【図12】書き込みの様子を示すフローチャート。
【図13】センスアンプ兼データラッチ回路の例を示す
図。
【図14】実施例の書き込み動作を実現させるためのリ
ミッタ回路の1例を示す図。
【図15】実施例における書き込み特性を示す図。
【図16】チップ毎ベリファイ−電圧上昇法を説明する
ための図。
【図17】ビット毎ベリファイ−固定電圧法を説明する
ための図。
【符号の説明】 1…EEPROMチップ、2…制御回路LSIチップ、
3…カード本体、4…外部端子、11…p型シリコン基
板、 12…素子分離酸化膜、13…トンネル
酸化膜(第1のゲート絶縁膜)、14…浮遊ゲート、
15…層間絶縁膜、16…制御ゲート、
17…CVD酸化膜、18…ビット
線、 19…n型拡散層、21…メモ
リセルアレイ、 22…ロウデコーダ、23…
制御ゲート制御回路、 24…基板電位制御回
路、25…データ入出力バッファ、 26…ビット
線制御回路、27…カラムデコーダ、 28
…アドレスバッファ、29…昇圧回路。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0102
【補正方法】変更
【補正内容】
【0102】ここで書き込みは、所望のセルTrしきい
値を得るまで、繰り返し加えられる複数のパルスによっ
て行われる。書き込み電位を与えるための回路の概念図
は、本実施例では図18のようになっている。即ち、昇
圧回路32に対して信号を与えるリングオシレータ31
に対して、プログラム系のコントローラの中にある書き
込み回数のカウンタ30から信号を与えるようになって
おり、この信号により、初回の書き込み電位パルスに対
してだけリングオシレータ31の周期を遅くして、パル
スの立ち上がり時間を2回目以降のパルスに対して大き
くする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0103
【補正方法】変更
【補正内容】
【0103】リングオシレータ31の周期を可変にする
ための回路の例は、図19のようである。Vselectに対
して通常は“L”電位(例えば0V)が与えられている
が、周期を遅くしたい時にはVselectに“H”の電位
(例えば5V)を与える。従来の回路に上で述べたパル
ス立ち上がり速度制御の回路を加えることにより初回パ
ルスの立ち上がり時間を2回目以降に比べて大きくする
ことができ、ゲート絶縁膜の劣化を従来の場合に比べて
小さくできる。なお、本発明は上述した実施例に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々
変形して実施することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための図。
【図2】プログラム時間とメモリセルの書き込み後のし
きい値の幅との関係を示す図。
【図3】最大電界(ピーク電界)と結合係数との関係を
示す図。
【図4】実施例のNANDセル型EEPROMシステム
構成を示すブロック図。
【図5】図4の具体的システム構成例であるLSIメモ
リカードの斜視図と平面図。
【図6】本実施例におけるNAND型EEPROMの構
成を示す図。
【図7】メモリセルアレイの一つのNANDセル部分の
平面図と等価回路図。
【図8】図7(a)のA−A′及びB−B′断面を示す
図。
【図9】NANDセルがマトリックス配列されたセルア
レイの等価回路を示す図。
【図10】NANDセル型EEPROMのロウデコーダ
の具体的構成を示す図。
【図11】消去時の基板及び制御ゲート,選択ゲートの
印加電圧の波形を示す図。
【図12】書き込みの様子を示すフローチャート。
【図13】センスアンプ兼データラッチ回路の例を示す
図。
【図14】実施例の書き込み動作を実現させるためのリ
ミッタ回路の1例を示す図。
【図15】実施例における書き込み特性を示す図。
【図16】チップ毎ベリファイ−電圧上昇法を説明する
ための図。
【図17】ビット毎ベリファイ−固定電圧法を説明する
ための図。
【図18】書き込み電位を与えるための回路の概念図。
【図19】リングオシレータの周期を可変にするための
回路の例を示す図。
【符号の説明】 1…EEPROMチップ、2…制御回路LSIチップ、
3…カード本体、4…外部端子、11…p型シリコン基
板、 12…素子分離酸化膜、13…トンネル
酸化膜(第1のゲート絶縁膜)、14…浮遊ゲート、
15…層間絶縁膜、16…制御ゲート、
17…CVD酸化膜、18…ビット
線、 19…n型拡散層、21…メモ
リセルアレイ、 22…ロウデコーダ、23…
制御ゲート制御回路、 24…基板電位制御回
路、25…データ入出力バッファ、 26…ビット
線制御回路、27…カラムデコーダ、 28
…アドレスバッファ、29…昇圧回路。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】追加
【補正内容】
【図18】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】追加
【補正内容】
【図19】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/788 29/792 7210−4M H01L 27/10 434 29/78 371 (72)発明者 白田 理一郎 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 有留 誠一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 田中 智晴 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気的書き替え消去可能な複数のメモリセ
    ルがマトリックス状に配置されたメモリセルアレイと、 前記メモリセルのドレインに接続された複数のビット線
    と、 前記メモリセルの制御ゲートである複数のワード線と、 ページ書き込みの時に、選択された前記ワード線に第1
    書き込み電位を印加し、前記選択ワード線に接続され、
    書き込みを行うメモリセルが接続されるビット線に第1
    ビット線電位を印加し、前記選択ワード線に接続され、
    書き込みを行わないメモリセルが接続されるビット線に
    第2ビット線電位を印加する書き込み手段と、 前記書き込み手段によって書き込まれた情報を読み、書
    き込み不足のメモリセルがある場合には再び前記書き込
    み手段によって再書き込みを行い、書き込みの回数に応
    じて第1書き込み電位を順次上昇させる再書き込み手段
    と、を具備してなることを特徴とする不揮発性半導体記
    憶装置。
  2. 【請求項2】前記再書き込み手段は、第1及び第2ビッ
    ト線電位を可変設定する手段を含むことを特徴とする請
    求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】複数のパルスによるデータ書き込みにおい
    て、1回目の書き込みパルスの立上がり時間を、2回目
    以降のパルスの立上がり時間よりも長く設定する手段を
    有することを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
  4. 【請求項4】前記メモリセルは、複数個ずつ直列接続さ
    れてNANDセルを構成するものであることを特徴とす
    る請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】前記NANDセルの一端と前記ビット線と
    に接続された第1選択ゲートと、前記NANDセルの他
    端に接続された第2選択ゲートと、第2選択ゲートを介
    して前記NANDセルの他端に接続されたソース線とを
    具備することを特徴とする請求項4記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
  6. 【請求項6】複数のメモリセルは、ビット線に対して並
    列に接続されてメモリセルユニットを構成することを特
    徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】共通のドレインが第1選択ゲートを介して
    ビット線に接続され、共通のソース線が第2選択ゲート
    を介して共通ソース線に接続されてなるメモリセルは、
    ビット線に並列に接続されたNOR構造を有することを
    特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】複数のパルスによるデータの書き込みにお
    いて、1回目の書き込みパルスは、最も書き込まれ安い
    メモリセルがオーバプログラムをしない電位に設定する
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の不揮発性
    半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】複数のパルスによるデータの書き込みにお
    いて、書き込みパルスの上限電位は、前記メモリセル及
    びその周辺回路の耐圧に設定する手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】半導体基板と、 前記半導体基板の表面に形成されたソース及びドレイン
    領域と、前記半導体基板上に順次積層された第1ゲート
    絶縁膜と、電荷蓄積層と、第2ゲート絶縁膜と、制御ゲ
    ートとを有し、前記電荷蓄積層と前記半導体基板との電
    荷の授受により電気的書き替えが可能なメモリセルと、 データを消去する場合に、1回目に前記半導体基板に高
    電位を与え、前記制御ゲートに中間電位を与え、2回目
    以降は前記半導体基板に高電位を与え、前記制御ゲート
    に低電位を与えて、前記電荷蓄積層から電荷を引き抜く
    手段と、を具備してなることを特徴とする不揮発性半導
    体記憶装置。
  11. 【請求項11】前記高電位は昇圧電位であり、前記中間
    電位は電源電位であり、前記低電位は接地電位であるこ
    とを特徴とする請求項10記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  12. 【請求項12】半導体基板と、 前記半導体基板の表面に形成されたソース及びドレイン
    領域と、前記半導体基板上に順次積層された第1ゲート
    絶縁膜と、電荷蓄積層と、第2ゲート絶縁膜と、制御ゲ
    ートとを有し、前記電荷蓄積層と前記半導体基板との間
    の電荷の授受により電気的書き替えが可能な複数のメモ
    リセルと、前記メモリセルはマトリックス状に配置され
    ていて、 データを消去する場合に、1回目に前記半導体基板及び
    非選択メモリセルの制御ゲートに高電位を与え、選択メ
    モリセルの制御ゲートに中間電位を与え、2回目以降は
    前記半導体基板及び非選択メモリセルの制御ゲートに高
    電位を与え、選択メモリセルの制御ゲートに中間電位よ
    り低い電位を与えて、前記電荷蓄積層から電荷を引き抜
    く手段と、を具備してなることを特徴とする不揮発性半
    導体記憶装置。
  13. 【請求項13】前記高電位は昇圧電位であり、前記中間
    電位は電源電位であり、前記低電位は接地電位であるこ
    とを特徴とする請求項12記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  14. 【請求項14】電気的書き替え消去可能な複数のメモリ
    セルがマトリックス状に配置されたメモリセルアレイ
    と、 前記メモリセルアレイのドレインに接続されたビット線
    を複数持ち、前記メモリセルの制御ゲートに接続された
    ワード線を複数持ち、前記同一ワード線に接続された複
    数のメモリセルに対して、各メモリセル毎に、異なるプ
    ログラム若しくは消去パルスを印加することによって、
    上記選択メモリセルを同一動作内にプログラム若しくは
    消去する手段と、を具備してなることを特徴とする不揮
    発性半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】前記プログラムパルス若しくは消去パル
    スは、前記複数のメモリセルのプログラム若しくは消去
    期間中に与えられるものであることを特徴とする請求項
    14記載の不揮発性半導体記憶装置。
  16. 【請求項16】前記複数のメモリセルをプログラム若し
    くは消去する動作期間中に、各メモリセル毎にチャネル
    と制御ゲート間に印加される電圧の最大値が異なるよう
    にする手段によって、上記ワード線に接続された複数の
    選択メモリセルをプログラム若しくは消去する手段を有
    することを特徴とする請求項15記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
  17. 【請求項17】前記選択ワード線に時間的に増加してい
    く電圧を印加する手段と、各メモリセル毎に、異なるプ
    ログラム若しくは消去パルスを印加することによって、
    上記選択メモリセルを同一動作内にプログラム若しくは
    消去する手段と、各メモリセル毎に異なる時間の間だ
    け、上記ワード線電圧を印加する手段によって、上記選
    択メモリセルをプログラム若しくは消去する手段とを有
    することを特徴とする請求項15記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
JP14791894A 1993-06-29 1994-06-29 不揮発性半導体記憶装置 Pending JPH0773688A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6381178B1 (en) 1999-02-25 2002-04-30 Nec Corporation Non-volatile semiconductor memory device and method of rewriting data stored in non-volatile semiconductor memory device
US7266023B2 (en) 2005-07-14 2007-09-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Nonvolatile semiconductor memory device which reads by decreasing effective threshold voltage of selector gate transistor
US7289365B2 (en) 2005-07-14 2007-10-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Nonvolatile semiconductor memory device in which write and erase threshold voltages are set at levels symmetrical about neutral threshold voltage of cell transistor
JP2010086623A (ja) * 2008-10-01 2010-04-15 Toshiba Corp Nand型フラッシュメモリ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7266023B2 (en) 2005-07-14 2007-09-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Nonvolatile semiconductor memory device which reads by decreasing effective threshold voltage of selector gate transistor
US7289365B2 (en) 2005-07-14 2007-10-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Nonvolatile semiconductor memory device in which write and erase threshold voltages are set at levels symmetrical about neutral threshold voltage of cell transistor
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