JPH07703Y2 - 始動電動機 - Google Patents
始動電動機Info
- Publication number
- JPH07703Y2 JPH07703Y2 JP1987135782U JP13578287U JPH07703Y2 JP H07703 Y2 JPH07703 Y2 JP H07703Y2 JP 1987135782 U JP1987135782 U JP 1987135782U JP 13578287 U JP13578287 U JP 13578287U JP H07703 Y2 JPH07703 Y2 JP H07703Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moving cylinder
- spline
- pinion moving
- overrunning clutch
- clutch mechanism
- Prior art date
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は始動電動機に関し、更に詳細には内燃機関を始
動する始動電動機においてオーバランニングクラッチ機
構の移動規制手段に関する。
動する始動電動機においてオーバランニングクラッチ機
構の移動規制手段に関する。
(従来の技術) 従来、電機子の回転に応じて駆動される出力回転軸に形
成されたヘリカルスプラインの歯溝に係止部を設けて、
オーバランニングクラッチ機構を構成するスプラインチ
ューブの所定位置を越える前方への移動を規制するよう
にした始動電動機は、実公昭55−53727号公報に開示さ
れているように公知である。この種の始動電動機を第4
図に例示されたところから説明すると、直流電動機1に
おける電機子2の出力回転軸3は段付部3aを備え、この
段付部3aから軸方向端部へ1だけ離れた位置からヘリ
カルスプライン4が形成されている。
成されたヘリカルスプラインの歯溝に係止部を設けて、
オーバランニングクラッチ機構を構成するスプラインチ
ューブの所定位置を越える前方への移動を規制するよう
にした始動電動機は、実公昭55−53727号公報に開示さ
れているように公知である。この種の始動電動機を第4
図に例示されたところから説明すると、直流電動機1に
おける電機子2の出力回転軸3は段付部3aを備え、この
段付部3aから軸方向端部へ1だけ離れた位置からヘリ
カルスプライン4が形成されている。
この出力回転軸3にはオーバランニングクラッチ機構5
が当該出力回転軸3上を摺動可能に嵌装されている。オ
ーバランニングクラッチ機構5は、クラッチアウタ6aと
クラッチインナ6bとからなるオーバランニングクラッチ
6、クラッチアウタ6aに一体的に形成され内周面に軸方
向長さl2(但しl2<1)のスプライン歯7aを有するス
プラインチューブ7、クラッチインナ6bに一体的に形成
され先端外周部に機関のリングギヤ(図示せず)に噛合
ってこれを駆動するためのピニオン8aを有するピニオン
移動筒8等から構成されている。
が当該出力回転軸3上を摺動可能に嵌装されている。オ
ーバランニングクラッチ機構5は、クラッチアウタ6aと
クラッチインナ6bとからなるオーバランニングクラッチ
6、クラッチアウタ6aに一体的に形成され内周面に軸方
向長さl2(但しl2<1)のスプライン歯7aを有するス
プラインチューブ7、クラッチインナ6bに一体的に形成
され先端外周部に機関のリングギヤ(図示せず)に噛合
ってこれを駆動するためのピニオン8aを有するピニオン
移動筒8等から構成されている。
ところで、出力回転軸3に形成されたヘリカルスプライ
ン4は第5図に明瞭に示されるように複数本のスプライ
ン歯4aとその間の溝4bからなり、少なくともその1つの
溝4bは第4図でみて右側即ち前方側で閉塞されている。
その閉塞部は符号4cで示されている。他方、オーバラン
ニングクラッチ機構5のスプラインチューブ7における
スプライン歯7aは出力回転軸3のヘリカルスプライン4
における溝4bに対して1つ置きに噛合うように形成され
ている。従って、オーバランニングクラッチ機構5を出
力回転軸3に嵌装する際、スプラインチューブ7のスプ
ライン歯7aを閉塞されていない溝4bから通して段付部3a
とヘリカルスプライン4の端部との間の逃げ部9(軸方
向長さ1)に位置させ、ここでスプライン係合が外れ
るのでスプラインチューブ7は一山回転され少なくとも
1つのスプライン歯7aが閉塞された溝4bに入れられて戻
される。これにより、オーバランニングクラッチ機構5
が前方へ移動されたときスプラインチューブ7のスプラ
イン歯7aの1つが溝4bの閉塞部4cに当接してそれ以上の
移動が阻止される。従って、この閉塞部4cそのものがオ
ーバランニングクラッチ機構5の前方静止位置を越える
移動を規制するストッパとなる。
ン4は第5図に明瞭に示されるように複数本のスプライ
ン歯4aとその間の溝4bからなり、少なくともその1つの
溝4bは第4図でみて右側即ち前方側で閉塞されている。
その閉塞部は符号4cで示されている。他方、オーバラン
ニングクラッチ機構5のスプラインチューブ7における
スプライン歯7aは出力回転軸3のヘリカルスプライン4
における溝4bに対して1つ置きに噛合うように形成され
ている。従って、オーバランニングクラッチ機構5を出
力回転軸3に嵌装する際、スプラインチューブ7のスプ
ライン歯7aを閉塞されていない溝4bから通して段付部3a
とヘリカルスプライン4の端部との間の逃げ部9(軸方
向長さ1)に位置させ、ここでスプライン係合が外れ
るのでスプラインチューブ7は一山回転され少なくとも
1つのスプライン歯7aが閉塞された溝4bに入れられて戻
される。これにより、オーバランニングクラッチ機構5
が前方へ移動されたときスプラインチューブ7のスプラ
イン歯7aの1つが溝4bの閉塞部4cに当接してそれ以上の
移動が阻止される。従って、この閉塞部4cそのものがオ
ーバランニングクラッチ機構5の前方静止位置を越える
移動を規制するストッパとなる。
また、出力回転軸3には、オーバランニングクラッチ機
構5が後方(第1図でみて左方)へ復帰したときスプラ
インチューブ7のスプライン歯7aが出力回転軸3のヘリ
カルスプライン4から外れない所でそれ以上の後方への
移動を規制すべくC形ワッシャ10が取付けられており、
復帰してきたオーバランニングクラッチ機構5のスプラ
インチューブ7の端部が当接するようにされている。
構5が後方(第1図でみて左方)へ復帰したときスプラ
インチューブ7のスプライン歯7aが出力回転軸3のヘリ
カルスプライン4から外れない所でそれ以上の後方への
移動を規制すべくC形ワッシャ10が取付けられており、
復帰してきたオーバランニングクラッチ機構5のスプラ
インチューブ7の端部が当接するようにされている。
なお、第4図において、符号11はオーバランニングクラ
ッチ機構5を摺動させるためのシフトレバー、12はこの
シフトレバー11を作動させる電磁石装置、13は出力回転
軸3の外周面とピニオン移動筒8の内周面との間に介在
させられたスリーブベアリング、14はピニオン移動筒8
を始動電動機のフロントブラケット15に対して支持する
軸受をそれぞれ示している。
ッチ機構5を摺動させるためのシフトレバー、12はこの
シフトレバー11を作動させる電磁石装置、13は出力回転
軸3の外周面とピニオン移動筒8の内周面との間に介在
させられたスリーブベアリング、14はピニオン移動筒8
を始動電動機のフロントブラケット15に対して支持する
軸受をそれぞれ示している。
(考案が解決しようとする問題点) 上述したような従来の始動電動機では、オーバランニン
グクラッチ機構5の摺動時における後方静止位置での停
止は出力回転軸3に設けたC型ワッシャ10によって行な
っていた。しかしながら、電機子2のコア2a両端にはコ
イルエンド2bが突出しており、従ってC型ワッシャ10は
コイルエンド2bの突出端より軸方向コア寄りには設ける
ことができない。すなわち、コイルエンド2bの突出端よ
り内側ではC型ワッサ10の取付け(組付け)ができない
からである。そのため、出力回転軸3においてコイルエ
ンド2bの突出したその内側分の長さはまったくのデッド
スペースとなってしまい始動電動機の全長が長くなる原
因となっていた。
グクラッチ機構5の摺動時における後方静止位置での停
止は出力回転軸3に設けたC型ワッシャ10によって行な
っていた。しかしながら、電機子2のコア2a両端にはコ
イルエンド2bが突出しており、従ってC型ワッシャ10は
コイルエンド2bの突出端より軸方向コア寄りには設ける
ことができない。すなわち、コイルエンド2bの突出端よ
り内側ではC型ワッサ10の取付け(組付け)ができない
からである。そのため、出力回転軸3においてコイルエ
ンド2bの突出したその内側分の長さはまったくのデッド
スペースとなってしまい始動電動機の全長が長くなる原
因となっていた。
本考案の目的は、かかる従来の問題点を解決するために
なされたもので、従来のものに比べてコイルエンドの内
側がスプラインチューブの移動のための逃げ部として使
えることにより軸長が短かくなり、小形化が図れる始動
電動機を提供することにある。
なされたもので、従来のものに比べてコイルエンドの内
側がスプラインチューブの移動のための逃げ部として使
えることにより軸長が短かくなり、小形化が図れる始動
電動機を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の始動電動機は、電機子のコア両端に突出するコ
イルエンドと、電機子の回転に応じて駆動される出力回
転軸と、この出力回転軸に摺動可能に嵌装されるオーバ
ランニングクラッチ機構であって前記出力回転軸に形成
されたヘリカルスプラインに噛合うスプライン歯を内周
面に形成したスプラインチューブおよび機関駆動用のピ
ニオンを有するピニオン移動筒を備えるオーバランニン
グクラッチ機構と、前記出力回転軸に形成された前記ヘ
リカルスプラインの歯溝の少なくとも一部に設けられ前
記スプラインチューブの所定位置を越える前方への移動
を規制する閉塞部と、前記ピニオン移動筒の前端に設け
られてその内部に突出し前記ピニオン移動筒の後方への
移動時に前記出力回転軸の端面に当接して所定位置を越
える後方への移動を規制するストッパ装置とを備え、か
つ前記ストッパ装置により後方の所定位置に停止したオ
ーバランニングクラッチ機構の前記スプラインチューブ
の後端部は前記コイルエンドの内側に入り込むようにし
たものである。
イルエンドと、電機子の回転に応じて駆動される出力回
転軸と、この出力回転軸に摺動可能に嵌装されるオーバ
ランニングクラッチ機構であって前記出力回転軸に形成
されたヘリカルスプラインに噛合うスプライン歯を内周
面に形成したスプラインチューブおよび機関駆動用のピ
ニオンを有するピニオン移動筒を備えるオーバランニン
グクラッチ機構と、前記出力回転軸に形成された前記ヘ
リカルスプラインの歯溝の少なくとも一部に設けられ前
記スプラインチューブの所定位置を越える前方への移動
を規制する閉塞部と、前記ピニオン移動筒の前端に設け
られてその内部に突出し前記ピニオン移動筒の後方への
移動時に前記出力回転軸の端面に当接して所定位置を越
える後方への移動を規制するストッパ装置とを備え、か
つ前記ストッパ装置により後方の所定位置に停止したオ
ーバランニングクラッチ機構の前記スプラインチューブ
の後端部は前記コイルエンドの内側に入り込むようにし
たものである。
(作用) 本考案の始動電動機によると、オーバランニングクラッ
チ機構がシフトレバーによってピニオン移動筒をフロン
トブラケットから突出させてピニオンとリングギヤを係
合させるように前方へ移動させられたとき、スプライン
チューブのスプライン歯が出力回転軸のヘリカルスプラ
インにおける閉塞歯溝の前端閉塞部に当接して所定位置
を越える前方への移動が停止される。他方、オーバラン
ニングクラッチ機構が機関駆動後にシフトレバーによっ
て後方静止位置に復帰する際、ピニオン移動筒の前端に
設けられて該ピニオン移動筒の内部に突出するストッパ
装置が出力回転軸の先端に当接すると、オーバランニン
グクラッチ機構はその後方への移動を停止する。このよ
うに、オーバランニングクラッチ機構の後方向への移動
に対するストッパ装置がピニオン移動筒の前端に設けら
れているため電機子のコアから突出しているコイルエン
ドの内側をスプラインチューブのための逃げ部とするこ
とができる。
チ機構がシフトレバーによってピニオン移動筒をフロン
トブラケットから突出させてピニオンとリングギヤを係
合させるように前方へ移動させられたとき、スプライン
チューブのスプライン歯が出力回転軸のヘリカルスプラ
インにおける閉塞歯溝の前端閉塞部に当接して所定位置
を越える前方への移動が停止される。他方、オーバラン
ニングクラッチ機構が機関駆動後にシフトレバーによっ
て後方静止位置に復帰する際、ピニオン移動筒の前端に
設けられて該ピニオン移動筒の内部に突出するストッパ
装置が出力回転軸の先端に当接すると、オーバランニン
グクラッチ機構はその後方への移動を停止する。このよ
うに、オーバランニングクラッチ機構の後方向への移動
に対するストッパ装置がピニオン移動筒の前端に設けら
れているため電機子のコアから突出しているコイルエン
ドの内側をスプラインチューブのための逃げ部とするこ
とができる。
(実施例) 以下、本考案の始動電動機を添付図面に示された好適な
実施例について更に詳細に説明する。
実施例について更に詳細に説明する。
第1図には本考案の一実施例に係る始動電動機20が示さ
れている。この実施例を示す第1図において、第4図に
示された従来の始動電動機と同一又は相当の構成部分に
ついては同一の参照符号を付してその説明を省略する。
れている。この実施例を示す第1図において、第4図に
示された従来の始動電動機と同一又は相当の構成部分に
ついては同一の参照符号を付してその説明を省略する。
この実施例の始動電動機20において、直流電動機1にお
ける電機子2の出力回転軸21にはコア2aの端部近傍に段
付部22が形成され、この段付部22から前方へ長さ1の
位置から第5図に示されたと同じヘリカルスプライン4
が形成されている。この長さ1の軸部分は前述した逃
げ部9である。この出力回転軸21にはオーバランニング
クラッチ機構23が摺動可能に嵌装されている。このオー
バランニングクラッチ機構23は従来と同様にクラッチア
ウタ6aとクラッチインナ6bとによって主に構成されるオ
ーバランニングクラッチ6、クラッチアウタ6aと一体的
に形成され内周面に軸方向長さl2(但しl2≦1)のヘ
リカルスプライン歯7aを有する従来と同様なスプライン
チューブ7、およびクラッチインナ6bと一体的に形成さ
れ先端外周部に機関のリングギヤ(図示せず)に噛合っ
てこれを駆動するピニオン24aを有するピニオン移動筒2
4等から構成されている。
ける電機子2の出力回転軸21にはコア2aの端部近傍に段
付部22が形成され、この段付部22から前方へ長さ1の
位置から第5図に示されたと同じヘリカルスプライン4
が形成されている。この長さ1の軸部分は前述した逃
げ部9である。この出力回転軸21にはオーバランニング
クラッチ機構23が摺動可能に嵌装されている。このオー
バランニングクラッチ機構23は従来と同様にクラッチア
ウタ6aとクラッチインナ6bとによって主に構成されるオ
ーバランニングクラッチ6、クラッチアウタ6aと一体的
に形成され内周面に軸方向長さl2(但しl2≦1)のヘ
リカルスプライン歯7aを有する従来と同様なスプライン
チューブ7、およびクラッチインナ6bと一体的に形成さ
れ先端外周部に機関のリングギヤ(図示せず)に噛合っ
てこれを駆動するピニオン24aを有するピニオン移動筒2
4等から構成されている。
ピニオン移動筒24の前端中心部には内部に貫通するねじ
孔24bが形成され、このねじ孔24bにストッパ装置である
皿ねじ25が頭部をセンター穴24cに嵌まり込んで前方へ
突出しないようにして螺合され、その先端はピニオン移
動筒24の内部に突出している。
孔24bが形成され、このねじ孔24bにストッパ装置である
皿ねじ25が頭部をセンター穴24cに嵌まり込んで前方へ
突出しないようにして螺合され、その先端はピニオン移
動筒24の内部に突出している。
このように構成された始動電動機20において、該始動電
動機20が非動作状態のとき、オーバランニングクラッチ
機構23は第1図に示されるような後方の静止位置にあっ
てその際皿ねじ25の先端が出力回転軸21の端面21aに当
接して後方静止位置を越えて移動することが阻止されて
いる。なお、オーバランニングクラッチ機構23の前方へ
の移動の際における静止位置での停止は従来の始動電動
機で既に説明したように出力回転軸21に形成されたヘリ
カルスプライン4の閉塞歯溝の前方閉塞部4cにスプライ
ンチューブ7のスプライン歯7aが当接することによって
なされる。
動機20が非動作状態のとき、オーバランニングクラッチ
機構23は第1図に示されるような後方の静止位置にあっ
てその際皿ねじ25の先端が出力回転軸21の端面21aに当
接して後方静止位置を越えて移動することが阻止されて
いる。なお、オーバランニングクラッチ機構23の前方へ
の移動の際における静止位置での停止は従来の始動電動
機で既に説明したように出力回転軸21に形成されたヘリ
カルスプライン4の閉塞歯溝の前方閉塞部4cにスプライ
ンチューブ7のスプライン歯7aが当接することによって
なされる。
このような始動電動機20によると、電機子2のコイルエ
ンド2bの張出した部分に位置する出力回転軸21の軸部分
に組付けるような部品がないため、その軸部分をスプラ
インチューブ7のスプライン歯7aを出力回転軸21のヘリ
カルスプライン4に噛合せる際の逃げ部9として利用で
き、その結果、従来のこの種の始動電動機においてデッ
ドスペースとなっていた部分がなくなり、それだけ軸長
を短縮することができる。
ンド2bの張出した部分に位置する出力回転軸21の軸部分
に組付けるような部品がないため、その軸部分をスプラ
インチューブ7のスプライン歯7aを出力回転軸21のヘリ
カルスプライン4に噛合せる際の逃げ部9として利用で
き、その結果、従来のこの種の始動電動機においてデッ
ドスペースとなっていた部分がなくなり、それだけ軸長
を短縮することができる。
第1図に示された実施例では、オーバランニングクラッ
チ機構23の後方静止位置での停止作用をなすストッパ装
置がピニオン移動筒24の前端中心部に設けられた貫通ね
じ孔24bに螺合された皿ねじ25によって構成されていた
が、第2図に示されるようにボルト26とワッシャ27によ
ってボルト26の先端のピニオン移動筒24内への突出量を
調整することもできる。これによれば、このワッシャ27
の厚みや枚数を変えることにより、オーバランニングク
ラッチ機構23の後方静止位置を自由に調整することがで
き、このことはピニオン24aの始動電動機ハウジング内
での静止位置を自由に調整できる。そのため、ピニオン
24aと機関のリングギヤとの対向ギャップを精密に一定
に保つことができ品質の向上に寄与する。
チ機構23の後方静止位置での停止作用をなすストッパ装
置がピニオン移動筒24の前端中心部に設けられた貫通ね
じ孔24bに螺合された皿ねじ25によって構成されていた
が、第2図に示されるようにボルト26とワッシャ27によ
ってボルト26の先端のピニオン移動筒24内への突出量を
調整することもできる。これによれば、このワッシャ27
の厚みや枚数を変えることにより、オーバランニングク
ラッチ機構23の後方静止位置を自由に調整することがで
き、このことはピニオン24aの始動電動機ハウジング内
での静止位置を自由に調整できる。そのため、ピニオン
24aと機関のリングギヤとの対向ギャップを精密に一定
に保つことができ品質の向上に寄与する。
なお、上述の如き皿ねじやボルトに代えて第3図に示さ
れるような例えば割りピンの如きスプリング留め金28で
あっても同様の効果を有する。
れるような例えば割りピンの如きスプリング留め金28で
あっても同様の効果を有する。
(考案の効果) 本考案の始動電動機によれば、オーバランニングクラッ
チ機構のピニオン移動筒前端に該オーバランニングクラ
ッチ機構後方静止位置停止用のストッパ装置を設けたこ
とにより、コイルエンドの内側がスプラインチューブの
移動のめの逃げ部として使え、始動電動機の軸長を短縮
することができ、より小型化を図ることができる。
チ機構のピニオン移動筒前端に該オーバランニングクラ
ッチ機構後方静止位置停止用のストッパ装置を設けたこ
とにより、コイルエンドの内側がスプラインチューブの
移動のめの逃げ部として使え、始動電動機の軸長を短縮
することができ、より小型化を図ることができる。
第1図は本考案の一実施例に係る始動電動機を断片的に
示す断面図、第2図は本考案の他の実施例に係る始動電
動機においてオーバランニングクラッチ機構後方静止位
置停止用のストッパ装置を示すピニオン移動筒の断片的
な断面図、第3図は本考案の更に別な実施例に係る始動
電動機において他のストッパ装置を示す第2図と同様な
断面図、第4図は従来の始動電動機を示す断片的な断面
図、第5図は第4図に示された従来の始動電動機におい
て出力回転軸に形成されたヘリカルスプラインを示す正
面図である。 2…電機子、4…ヘリカルスプライン、4a…スプライン
歯、4b…歯溝、4c…閉塞部、6…オーバランニングクラ
ッチ、7…スプラインチューブ、7a…スプライン歯、9
…逃げ部、20…始動電動機、21…出力回転軸、22…段付
部、23…オーバランニングクラッチ機構、24…ピニオン
移動筒、24a…ピニオン、25…皿ねじ、26…ボルト、28
…スプリング留め金。 なお、図中同一符号は同一部分又は相当部分を示す。
示す断面図、第2図は本考案の他の実施例に係る始動電
動機においてオーバランニングクラッチ機構後方静止位
置停止用のストッパ装置を示すピニオン移動筒の断片的
な断面図、第3図は本考案の更に別な実施例に係る始動
電動機において他のストッパ装置を示す第2図と同様な
断面図、第4図は従来の始動電動機を示す断片的な断面
図、第5図は第4図に示された従来の始動電動機におい
て出力回転軸に形成されたヘリカルスプラインを示す正
面図である。 2…電機子、4…ヘリカルスプライン、4a…スプライン
歯、4b…歯溝、4c…閉塞部、6…オーバランニングクラ
ッチ、7…スプラインチューブ、7a…スプライン歯、9
…逃げ部、20…始動電動機、21…出力回転軸、22…段付
部、23…オーバランニングクラッチ機構、24…ピニオン
移動筒、24a…ピニオン、25…皿ねじ、26…ボルト、28
…スプリング留め金。 なお、図中同一符号は同一部分又は相当部分を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】電機子のコア両端に突出するコイルエンド
と、電機子の回転に応じて駆動される出力回転軸と、こ
の出力回転軸に摺動可能に嵌装されるオーバーランニン
グクラッチ機構であって前記出力回転軸に形成されたヘ
リカルスプラインに噛合うスプライン歯を内周面に形成
したスプラインチューブおよび機関駆動用のピニオンを
有するピニオン移動筒を備えるオーバランニングクラッ
チ機構と、前記出力回転軸に形成された前記ヘリカルス
プラインの歯溝の少なくとも一部に設けられ前記スプラ
インチューブの所定位置を越える前方への移動を規制す
る閉塞部と、前記ピニオン移動筒の前端に設けられてそ
の内部に突出し前記ピニオン移動筒の後方への移動時に
前記出力回転軸の端面に当接して所定位置を越える後方
への移動を規制するストッパ装置とを備え、かつ前記ス
トッパ装置により後方の所定位置に停止したオーバラン
ニングクラッチ機構の前記スプラインチューブの後端部
は前記コイルエンドの内側に入り込むようにしたことを
特徴とする始動電動機。 - 【請求項2】前記ストッパ装置が前記ピニオン移動筒の
前端中心部に形成されたねじ孔に螺合されたストッパボ
ルトからなることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項に記載の始動電動機。 - 【請求項3】前記ストッパ装置が前記ピニオン移動筒の
前端中心部に形成された貫通孔に差込まれて係合保持さ
れる割ピンからなることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項に記載の始動電動機。 - 【請求項4】前記ストッパ装置が前記ねじ孔に螺合され
た前記ストッパボルトの前記ピニオン移動筒内での突出
量を調整する調整ワッシャを更に備えていることを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第2項に記載の始動電動
機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987135782U JPH07703Y2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | 始動電動機 |
| KR9201426U KR920004493Y1 (ko) | 1987-09-04 | 1992-01-30 | 시동 전동기 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987135782U JPH07703Y2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | 始動電動機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6439475U JPS6439475U (ja) | 1989-03-09 |
| JPH07703Y2 true JPH07703Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31395687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987135782U Expired - Lifetime JPH07703Y2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 | 始動電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07703Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2538599Y2 (ja) * | 1991-01-11 | 1997-06-18 | 三菱電機株式会社 | スタータ装置 |
| JP2003214304A (ja) | 2002-01-18 | 2003-07-30 | Denso Corp | スタータ |
| FR2850136B1 (fr) | 2003-01-21 | 2006-05-26 | Valeo Equip Electr Moteur | Procede de montage d'un anneau d'arret sur un arbre de demarreur electrique muni d'un lanceur avec butee sur cannelures |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5553727U (ja) * | 1976-09-24 | 1980-04-11 | ||
| JPS61125675U (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-07 |
-
1987
- 1987-09-04 JP JP1987135782U patent/JPH07703Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6439475U (ja) | 1989-03-09 |
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