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JPH07695B2 - 芳香族ポリエステル - Google Patents

芳香族ポリエステル

Info

Publication number
JPH07695B2
JPH07695B2 JP61066059A JP6605986A JPH07695B2 JP H07695 B2 JPH07695 B2 JP H07695B2 JP 61066059 A JP61066059 A JP 61066059A JP 6605986 A JP6605986 A JP 6605986A JP H07695 B2 JPH07695 B2 JP H07695B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component unit
mol
aromatic
unit
polyester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61066059A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62223224A (ja
Inventor
邦輔 福井
正則 本岡
Original Assignee
三井石油化学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三井石油化学工業株式会社 filed Critical 三井石油化学工業株式会社
Priority to JP61066059A priority Critical patent/JPH07695B2/ja
Publication of JPS62223224A publication Critical patent/JPS62223224A/ja
Publication of JPH07695B2 publication Critical patent/JPH07695B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐熱性、曲げ剛性率、引張強度、耐衝撃強度
などの機械的強度、耐高温加水分解性に優れた芳香族ポ
リエステルに関する。さらに詳細には、これらの性質に
優れた成形体あるいは繊維を形成することのできる芳香
族ポリエステルに関する。
〔従来の技術〕
パラオキシ安息香酸ポリエステルは従来から耐熱性に優
れた芳香族ポリエステルとして知られている。該ポリエ
ステルは分子量の大きいものが得難いこと、溶融時に熱
分解が著しいので射出成形、押出成形などの通常の溶融
成形法を採用することができないことなどの欠点があ
り、耐熱性には優れているが工業的にはほとんど利用さ
れていない。
また、このパラオキシ安息香酸ポリエステルのこれらの
欠点を改善しようとする試みとして、種々の芳香族ジカ
ルボン酸成分および種々の芳香族ジオール成分を共縮合
した芳香族ポリエステルが多数提案されている(たとえ
ば、特公昭47-47870号公報、特開昭47-11697号公報、特
開昭55-66924号公報、特開昭54-50594号公報、特開昭54
-77691号公報、特開昭55-144024号公報、特開昭56-9922
5号公報、特開昭56-136818号公報、特開昭56-141317号
公報、特開昭57-87423号公報、特開昭58-1720号公報、
特開昭58-29819号公報、特開昭58-29820号公報、特開昭
58-32630号公報、特開昭59-62630号公報、特開昭55-135
134号公報、特開昭56-47423号公報、特開昭56-50921号
公報、特開昭56-50922号公報、特開昭58-67719号公報、
特開昭53-35794号公報、特開昭58-53920号公報、特開昭
53-91721号公報、特開昭58-194530号公報、特開昭59-41
328号公報、特開昭50-66593号公報、特開昭50-108392号
公報、特開昭58-65629号公報、特開昭59-918117号公
報、特開昭53-24391号公報、特開昭55-149321号公報、
特開昭52-98087号公報、特開昭52-98088号公報、特開昭
52-121619号公報、特開昭53-47492号公報、特開昭53-11
0696号公報、特開昭53-136098号公報、特開昭54-43296
号公報、特開昭54-136098号公報、特開昭56-59843号公
報、特開昭58-45224号公報などを参照〕。これらの先行
技術に提案された方法によると、確かに共重縮合によつ
てパラオキシ安息香酸ポリエステルにくらべて低い温度
で溶融するようになるので溶融成形性は改善されるが、
それにともなつて耐熱性が低下し、さらには曲げ剛性
率、引張強度および耐衝撃強度などの機械的特性が低下
したり、耐薬品性、耐水性が低下するものも多い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは、耐熱性、溶融成形性に優れ、曲げ剛性
率、引張強度及び耐衝撃強度などの機械的特性に優れた
新規な芳香族ポリエステルを鋭意検討した結果、パラオ
キシ安息香酸成分単位を主成分とするオキシ安息香酸成
分単位(A)、特定の芳香族ジオール成分単位(B)及
び特定の芳香族ジカルボン酸成分単位(C)からなる特
定の組成の芳香族ポリエステルが、前記目的を達成する
ことを見出し、本発明に到達した。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、 (A)パラオキシ安息香酸成分単位を主成分とするオキ
シ安息香酸成分単位が50ないし90モル%の範囲、 (B)ジヒドロキシナフタレン成分単位またはジヒドロ
キシジフェニルエーテル成分単位を主成分とする芳香族
ジオール成分単位が5ないし25モル%の範囲、および (C)ジカルボキシフェニルエーテル成分単位を主成分
とする芳香族ジカルボン酸成分単位が5ないし25モル%
の範囲 から構成され、オキシ安息香酸成分単位(A)、芳香族
ジオール成分単位(B)および芳香族ジカルボン酸成分
単位(C)がそれぞれランダムに配列しており、しかも
実質的に非晶性であってサーモメカニカルアナライザー
(TMA)で測定した軟化点(Ts)が250ないし450℃であ
り、かつ250ないし450℃、100sec-1で測定した溶融粘度
が102ないし106ポイズの範囲にあることを特徴とする溶
融成形可能な芳香族ポリエステルが提供される。
本発明の芳香族ポリエステルを構成するパラオキシ安息
香酸成分単位を主成分とするオキシ安息香酸成分単位
(A)は、パラオキシ安息香酸成分単位のみからなつて
もよいし、パラオキシ安息香酸成分単位の他に少量成分
のメタオキシ安息香酸成分単位を含有しても差しつかえ
ない。該オキシ安息香酸成分単位(A)中のパラオキシ
安息香酸成分単位の含有率はたとえば90モル%以上、好
ましくは95モル%以上の範囲である。
本発明の芳香族ポリエステルを構成する該オキシ安息香
酸成分単位(A)の含有率は50ないし90モル%、好まし
くは60ないし85モル%の範囲である。
本発明の芳香族ポリエステルを構成する芳香族ジオール
成分単位(B)はジヒドロキシナフタレン成分単位また
はジヒドロキシジフエニルエーテル成分単位を主成分と
する芳香族ジオール成分単位であり、ジヒドロキシナフ
タレン成分単位またはジヒドロキシジフエニルエーテル
成分単位のみからなつてもよいし、ジビドロキシナフタ
レン成分単位またはジヒドロキシジフエニルエーテル成
分単位の他に、少量の他の芳香族ジオール成分単位を含
有しても差しつかえない。芳香族ジオール成分単位中の
ジヒドロキシナフタレン成分単位としては2,6−ジヒド
ロキシナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン、1,4
−ジヒドロキシナフタレン、1,5−ジヒドロキシナフタ
レンなどを例示することができ、ジヒドロキシジフエニ
ルエーテル成分単位としては4,4′−ジヒドロキシジフ
エニルエーテル、3,4′−ジヒドロキシジフエニルエー
テル、3,3′−ジヒドロキシジフエニルエーテルなどを
例示することができる。芳香族ジオール成分単位中のジ
ヒドロキシナフタレン成分単位またはジヒドロキシジフ
エニルエーテル成分単位の含有率はたとえば90モル%以
上、好ましくは95モル%以上の範囲である。
該芳香族ジオール成分単位(B)の中に含まれるジヒド
ロキシナフタレン成分単位またはジヒドロキシジフエニ
ルエーテル成分単位以外の芳香族ジオール成分単位とし
ては、ヒドロキノン、レゾルシン、4,4′−ジヒドロキ
シジフエニル、ビス(4−ヒドロキシフエニル)メタ
ン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフエニル)エタン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロパンなどの炭素
原子数が6ないし15の芳香族ジオール成分単位を例示す
ることができる。
本発明の芳香族ポリエステルを構成する該芳香族ジオー
ル成分単位(B)の含有率は5ないし25モル%、好まし
くは7.5ないし20モル%の範囲である。
本発明の芳香族ポリエステルを構成する芳香族ジカルボ
ン酸成分単位(C)はジカルボキシジフエニルエーテル
成分単位を主成分とする芳香族ジカルボン酸成分単位で
あり、ジカルボキシジフエニルエーテル成分単位のみか
らなつていてもよいし、ジカルボキシジフエニルエーテ
ル成分単位の他に、少量成分の他の芳香族ジカルボン酸
成分単位を含有していても差しつかえない。ジカルボキ
シジフエルエーテル単位としては、4,4′−ジカルボシ
ジフエニルエーテル、3,4′−ジカルボキシジフエニル
エーテル、3,3′−ジカルボシジフエニルエーテルなど
を例示することができる。該芳香族ジカルボン酸成分単
位(C)中のジカルボキシジフエニルエーテル成分単位
の含有率はたとえば90モル%以上、好ましくは95モル%
以上の範囲である。
該芳香族ジカルボン酸成分単位(C)中に含まれるジカ
ルボキシジフエニルエーテル成分単位以外の芳香族ジカ
ルボン酸成分単位としては、4,4′−ジカルボキシジフ
ェニル、テレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ジカルボ
キシナフタレン、2,7−ジカルボキシナフタレンなどの
炭素原子数が8ないし15の芳香族ジカルボン酸成分単位
を例示することができる。
本発明の芳香族ポリエステルを構成する該芳香族ジカル
ボン酸成分単位(C)の含有率は5ないし25モル%、好
ましくは7.5ないし20モル%の範囲である。
本発明ほ芳香族ポリエステルにおいて、該オキシ安息香
酸成分単位(A)は、一般式〔I〕 〔式中、前期同様に1,4−結合が主成分であり、1,3−結
合を含んでもよい〕なる構造を形成しており、該芳香族
ジオール成分単位(B)は一般式〔II〕 −O−Ar′−O−〔II〕 〔式中、−Ar′−は前記同様に を主成分とし、他に炭素原子数が6ないし15の二価の芳
香族炭化水素を含んでいてもよい)なる構造を形成して
おり、該芳香族ジカルボン酸成分単位(C)は一般式
〔III〕 〔式中、−Ar2−は前記同様に を主成分とし、他に炭素原子数が6ないし13の二価の芳
香族基を含有してもよい)なる構造を形成している。本
発明の芳香族ポリエステルにおいて、該オキシ安息香酸
成分単位(A)、該芳香族ジオール成分単位(B)およ
び該芳香族ジカルボン酸成分単位(C)はそれぞれラン
ダムの配列してエステル結合を形成し、綿状の芳香族ポ
リエステルを形成している。該芳香族ポリエステルの分
子末端には、該オキシ安息香酸成分単位(A)が配置し
ていてもよいし、該芳香族ジオール成分単位(B)が配
置していてもよいし、該芳香族ジカルボン酸成分単位
(C)が配置していてもよい。また、本発明の芳香族ポ
リエステルの分子末端のカルボキシル基はメタノール、
エタノール、イソプロパノールなどの1価のアルコール
またはフエノール、クレゾールなどの1価のフェノール
でエステル化されていてもよいし、また同様に分子末端
の水酸基は酢酸、プロピオン酸、安息香酸などの1価の
カルボン酸でエステル化されていてもよい。
本発明の芳香族ポリエステルの250ないし450℃、例えば
軟化点(Ts)から30度高い温度、100sec-1で測定した溶
融粘度は102ないし106ボイズ、好ましくは2×102ない
し105ボイズの範囲である。
本発明の芳香族ポリエステルの融点(Tm)およびガラス
転移温度(Tg)は通常示差走査熱量計(DSC)では検出
されず、したがってこの芳香族ポリエステルは実質的に
非晶質であって、サーモメカニカルナライザー(TMA)
で測定した軟化点(Ts)は好ましくは250ないし400℃の
範囲である。
本発明の芳香族ポリエステルは次の方法によつて製造す
ることができる。すなわち、該オキシカルボン酸エステ
ル成形誘導体、該芳香族ジカルボン酸またはそのエステ
ル成形誘導体および該芳香族ジオールのエステル形成誘
導体を高温で溶融条件下ならびに減圧条件下に反応せし
め、反応によって生成する低沸点化合物を反応系外に留
去せしめることによつて芳香族ポリエステルを生成せし
めることができる。たとえば、該オキシカルボン酸の酢
酸エステル、該芳香族ジカルボン酸および該芳香族ジオ
ールのビス酢酸エステルを通常200ないし450℃、好まし
くは250ないし400℃の温度で通常常圧ないし0.1mmHgの
減圧下に反応させることにより、反応によつて生成する
酢酸を留去しながら重縮合反応を行う方法によつて本発
明の芳香族ポリエステルを製法することができる。ま
た、該オキシカルボン酸のフエノールエステル、該芳香
族ジカルボン酸のビスフエノールエステルおよび該芳香
族ジオールを通常200ないし450℃、好ましくは250ない
し400℃の温度で通常常圧ないし0.1mmHgの減圧下に反応
させることにより、反応によつて生成するフエノールを
留去しながら重縮合反応を行う方法によつて、本発明の
芳香族ポリエステルを製造することもできる。重縮合反
応には触媒は使用しなくてもよいが、重縮合反応に用い
ることのできる触媒としては、酢酸アルミニウム、酢酸
カルシウム、酢酸マグネシウム、酢酸カリウム、酢酸ナ
トリウム、リン酸カリウム、硫酸ナトリウム、酢酸銅、
酸化アンチモン、テトラブトキシチタン、酢酸スズなど
を例示することができる。その使用割合は重縮合原料に
対して通常は0.0001ないし1重量%、好ましくは0.001
ないし0.1重量%の範囲である。
本発明の芳香族ポリエステルは種々の耐熱性の成形用途
に利用できる。たとえば、通常の射出成形および押出成
形において成形体を製造できることの他に、通常ポリエ
チレンテレフタレート等で行われている溶融紡糸法によ
り繊維状に成形することができる。
(発明の効果) 本発明の芳香族ポリエステルは、耐熱性、曲げ剛性率お
よび引張強度、耐衝撃強度などの機械的強度に優れ、耐
高温加水分解性に優れ、さらに溶融成形性に優れている
ので、耐熱性の成形体および繊維の分野に利用すること
ができる。
〔実施例〕
本発明の芳香族ポリエステルを実施例によつて具体的に
説明する。
なお、該芳香族コポリエステルの性能評価は次の方法に
従つた。
Tm,Tg:パーキンエルマー社製示差走査熱量計(DSCII
型)を用いて、合成したポリエステルをそのまま約10mg
を使用して、50℃から400℃まで20℃/分の速度で昇温
し、次いで50℃まで40℃/分で降温し、再び400℃まで2
0℃/分で昇温した。Tmは昇温1度目と2度目の吸熱ピ
ーク値を採用し、Tgは昇温2度目の値(最初の変曲点)
を採用した。
Ts:デユポン社製942型サーモメカニカルアナライザー
(TMA)を用いて厚さ1mmのプレスシートで、20℃/分の
昇温速度、荷重50gで石英ガラス製の針(直径25mil)が
0.1mm針入する点をTsとした。
熱変形温度(HDT): ASTM D 648(荷重18.6Kg/cm2)に準じて測定した。
溶融粘度:島津製作所製キヤピラリー型レオメータを用
いて、ずり速度100sec-1で測定した。
貯蔵弾性率(E′): 東洋ボールドウイン社のバイブロン−DDV−IIIを用いて
23℃、110Hzで測定した。
実施例1 p−オキシ安息香酸単位80mol%、4,4′−ジヒドロキシ
ジフエニルエーテル単位10mol%、4,4′−ジカルボキシ
ジフエニルエーテル単位10mol%からなるポリエステル
を以下のように合成した。500mlの反応器に、p−アセ
トキシ安息香酸144g(0.8mol)、4,4′−ジアセトキシ
ジフエニルエーテル28.6g(0.1mol)および4,4′−ジカ
ルボキシジフエニルエーテル25.8g(0.1mol)を入れ、
撹拌下に275℃で2時間酢酸を留出させ、次いで2時間
で330℃に昇温した後、室温まで冷却し内溶物を1mm以下
の大きさに粉砕した。この粉砕物を反応器に入れ、25
0、270℃でそれぞれ1時間、1mmHgで熱処理し、次いで3
00℃で24時間1mmHgで熱処理した。
該ポリエステルのTmとTgは検出されなかつた。342℃、1
00sec-1で溶融粘度は1400ポイズであった。350℃でプレ
スシートを作成し、TMA、HDT、バイブロンを測定したと
ころ、Tsは312℃、HDTは235℃、23℃のE′は3.8GPaで
あつた。
実施例2 p−オキシ安息香酸単位80mol%、3,4′−ジヒドロキシ
ジフエニルエーテル単位10mol%、3,4′−ジカルボキシ
ジフエニルエーテル単位10mol%からなるポリエステル
を以下のように合成した。500mlの反応器に、p−アセ
トキシ安息香酸144g(0.8mol)、3,4′−ジアセトキシ
ジフエニルエーテル28.6g(0.1mol)、3,4′−ジカルボ
キシジフエニルエーテル25.8g(0.1mol)を入れ、撹拌
下に275℃で2時間酢酸を留出させ、次いで2時間で330
℃に昇温した後、室温まで冷却し内溶物を1mm以下の大
きさに粉砕した。この粉砕物を反応器に入れ、250、270
℃でそれぞれ1時間、1mmHgで熱処理し、次いで300℃で
24時間1mmHgで熱処理した。
該ポリエステルのTmとTgは検出されなかつた。333℃、1
00sec-1での溶融粘度は1600ポイズであつた。350℃でプ
レスシートを作成し、TMA、HDT、バイブロンを測定した
ところ、Tsは303℃、HDTは238℃、23℃のE′は4.3GPa
であつた。
比較例1 p−オキシ安息香酸単位40mol%、4,4′−ジヒドロキシ
ジフエニルエーテル単位30mol%、4,4′−ジカルボキシ
ジフエニルエーテル単位30mol%からなるポリエステル
を以下のように合成した。500mlの反応器に、p−アセ
トキシ安息香酸72g(0.4mol)、4,4′−ジアセトキシジ
フエニルエーテル85.8g(0.3mol)、4,4′−ジカルボキ
シジフエニルエーテル77.5g(0.3mol)を入れ、撹拌下
に275℃で2時間酢酸を留出させ、次いで2時間で330℃
に昇温した後、室温まで冷却し内溶物を1mm以下の大き
さに粉砕した。この粉砕物を反応器に入れ、250℃で1
時間、1mmHgで熱処理し、次いで270℃で24時間1mmHgで
熱処理した。
該ポリエステルのTmは検出されなかつたが、Tgは136℃
であつた。159℃、100sec-1での溶融粘度は106ポイズ以
上であった。350℃でプレスシートを作成し、TMA、HD
T、バイブロンを測定したところ、Tsは129℃、HDTは116
℃、23℃のE′は2.5GPaであつた。
実施例3 p−オキシ安息香酸単位80mol%、2,6−ジヒドロキシナ
フタレン単位10mol%、4,4′−ジカルボキシジフエニル
エーテル単位10mol%からなるポリエステルを以下のよ
うに合成した。500mlの反応器に、p−アセトキシ安息
香酸144g(0.8mol)、2,6−ジアセトキシナフタレン24.
4g(0.1mol)、4,4′−ジカルボキシジフエニルエーテ
ル25.8g(0.1mol)を入れ、撹拌下に275℃で2時間酢酸
を留出させ、次いで2時間で330℃に昇温した後、室温
まで冷却し内溶物を1mm以下の大きさに粉砕した。この
粉砕物を反応器に入れ、250、270、290、310、330℃で
それぞれ1時間、1mmHgで熱処理し、次いで350℃で10時
間1mmHgで熱処理した。
該ポリエステルのTmとTgは検出されなかつた。402℃、1
00sec-1での溶融粘度は1800ポイズであつた。400℃でプ
レスシートを作成し、TMA、HDT、バイブロンを測定した
ところ、Tsは372℃、HDTは316℃、23℃のE′は5.2GPa
であつた。
実施例4 p−オキシ安息香酸単位70mol%、2,6−ジヒドロキシナ
フタレン単位15mol%、4,4′−ジカルボキシジフエニル
エーテル単位15mol%からなるポリエステルを以下のよ
うに合成した。500mlの反応器に、p−アセトキシ安息
香酸126g(0.7mol)、2,6−ジアセトキシナフタレン36.
6g(0.15mol)、4,4′−ジカルボキシジフエニルエーテ
ル38.7g(0.15mol)を入れ、撹拌下に275℃で2時間酢
酸を留出させ、次いで2時間で330℃に昇温した後、室
温まで冷却し内溶物を1mm以下の大きさに粉砕した。こ
の粉砕物を反応器に入れ、250、270、290、310℃でそれ
ぞれ1時間、1mmHgで熱処理し、次いで330℃で24時間1m
mHgで熱処理した。
該ポリエステルのTmとTgは検出されなかつた。371℃、1
00sec-1での溶融粘度は1400ポイズであつた。400℃でプ
レスシートを作成し、TMA、HDT、バイブロンを測定した
ところ、Tsは341℃、HDTは283℃、23℃のE′は4.9GPa
であつた。
実施例5 p−オキシ安息香酸単位60mol%、2,6−ジヒドロキシナ
フタレン単位20mol%、4,4′−ジカルボキシジフエニル
エーテル単位20mol%からなるポリエステルを以下のよ
うに合成した。500mlの反応器に、p−アセトキシ安息
香酸108g(0.6mol)、2,6−ジアセトキシナフタレン48.
8g(0.2mol)、4,4′−ジカルボキシジフエニルエーテ
ル25.8g(0.1mol)を入れ、撹拌下に275℃で2時間酢酸
を留出させ、次いで2時間で330℃に昇温した後、室温
まで冷却し内溶物を1mm以下の大きさに粉砕した。この
粉砕物を反応器に入れ、250、270、290℃でそれぞれ1
時間、1mmHgで熱処理し、次いで310℃で24時間、1mmHg
で熱処理した。
該ポリエステルのTmとTgは検出されなかつた。342℃、1
00sec-1で溶融粘度は1500ポイズであつた。350℃でプレ
スシートを作成し、TMA、HDT、バイブロンを測定したと
ころ、Tsは312℃、HDTは223℃、23℃のE′は4.6GPaで
ああった。
実施例6 p−オキシ安息香酸単位70mol%、2,6−ジヒドロキシナ
フタレン単位15mol%、3,4′−ジカルボキシジフエニル
エーテル単位15mol%からなるポリエステルを以下のよ
うに合成した。500mlの反応器に、p−アセトキシ安息
香酸126g(0.7mol)、2,6−ジアセトキシナフタレン36.
6g(0.15mol)、3,4′−ジカルボキシジフエニルエーテ
ル38.7g(0.15mol)を入れ、撹拌下に275℃で2時間酢
酸を留出させ、次いで2時間で330℃に昇温した後、室
温まで冷却し内溶物を1mm以下の大きさに粉砕した。こ
の粉砕物を反応器に入れ、250、270、290、310℃でそれ
ぞれ1時間、1mmHgで熱処理し、次いで330℃で10時間、
1mmHgで熱処理した。
該ポリエステルのTmとTgは検出されなかつた。354℃、1
00sec-1で溶融粘度は1600ポイズであつた。360℃でプレ
スシートを作成し、TMA、HDT、バイブロンを測定したと
ころ、Tsは324℃、HDTは263℃、23℃のE′は4.6GPaで
あつた。
比較例2 p−オキシ安息香酸単位40mol%、2,6−ジヒドロキシナ
フタレン単位30mol%、4,4′−ジカルボキシジフエニル
エーテル単位30mol%からなるポリエステルを以下のよ
うに合成した。500mlの反応器に、p−アセトキシ安息
香酸72g(0.4mol)、2,6−ジアセトキシナフタレン73.2
g(0.3mol)、4,4′−ジカルボキシジフエニルエーテル
77.4g(0.3mol)を入れ、撹拌下に275℃で2時間酢酸を
留出させ、次いで2時間で330℃に昇温した後、室温ま
で冷却し内溶物を1mm以下の大きさに粉砕した。この粉
砕物を反応器に入れ、250、270、290℃でそれぞれ1時
間、1mmHgで熱処理し、次いで310℃で24時間、1mmHgで
熱処理した。
該ポリエステルのTmは検出されなかつたが、Tgは132℃
であつた。301℃、100sec-1での溶融粘度は5600ポイズ
であった。350℃でプレスシートを作成し、TMA、HDT、
バイブロンを測定したところ、Tsは281℃、HDTは156
℃、23℃のE′は4.6GPaであつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)パラオキシ安息香酸成分単位を主成
    分とするオキシ安息香酸成分単位が50ないし90モル%の
    範囲、 (B)ジヒドロキシナフタリン成分単位またはジヒドロ
    キシジフェニルエーテル成分単位を主成分とする芳香族
    ジオール成分単位が5ないし25モル%の範囲、 (C)ジカルボキシジフェニルエーテル成分単位を主成
    分とする芳香族ジカルボン酸成分単位が5ないし25モル
    %の範囲、 から構成され、オキシ安息香酸成分単位(A)、芳香族
    ジオール成分単位(B)および芳香族ジカルボン酸成分
    単位(C)がそれぞれランダムに配列しており、しかも
    実質的に非晶性であってサーモメカニカルアナライザー
    (TMA)で測定した軟化点(Ts)が250ないし450℃であ
    り、かつ250ないし450℃、100sec-1で測定した溶融粘度
    が102ないし106ポイズの範囲にあることを特徴とする溶
    融成形可能な芳香族ポリエステル。
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