JPH0762684B2 - 免疫検査用プレ−トの製造方法 - Google Patents
免疫検査用プレ−トの製造方法Info
- Publication number
- JPH0762684B2 JPH0762684B2 JP61299320A JP29932086A JPH0762684B2 JP H0762684 B2 JPH0762684 B2 JP H0762684B2 JP 61299320 A JP61299320 A JP 61299320A JP 29932086 A JP29932086 A JP 29932086A JP H0762684 B2 JPH0762684 B2 JP H0762684B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recess
- plate
- edge
- inspection
- hla
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は抗原抗体反応を利用した免疫検査、とくにヒト
白血球抗原と抗血清との反応による免疫検査(以下HLA
検査という)に適した検査用プレートの製造方法に関す
る。
白血球抗原と抗血清との反応による免疫検査(以下HLA
検査という)に適した検査用プレートの製造方法に関す
る。
(従来の技術) HLA検査の原理は、リンパ球と抗HLA血清とを反応させた
後、ウサギの補体を加えるとリンパ球上の抗原と抗体が
対応していればリンパ球は細胞障害を受けて死滅し、生
死判定を顕微鏡により判定することができる。
後、ウサギの補体を加えるとリンパ球上の抗原と抗体が
対応していればリンパ球は細胞障害を受けて死滅し、生
死判定を顕微鏡により判定することができる。
HLA抗原は染色体上の遺伝子座にある遺伝子により支配
されており、A.B.C.D.DRの遺伝子座別に分類され、各座
につき極めて多種類の抗原が存在することが明らかにさ
れている。従ってHLA検査における操作は、これらの多
種類の抗血清をセットしたHLA検査プレートを用意し、
これに被検体白血球を注入して判定すること(タイピン
グ)が主眼となる。
されており、A.B.C.D.DRの遺伝子座別に分類され、各座
につき極めて多種類の抗原が存在することが明らかにさ
れている。従ってHLA検査における操作は、これらの多
種類の抗血清をセットしたHLA検査プレートを用意し、
これに被検体白血球を注入して判定すること(タイピン
グ)が主眼となる。
HLA検査方法は、次のようにして行われている。
検査プレートとしては、板面に多数個の凹部が形成され
ており、凹部縁部が板面より上方に形成されている合成
樹脂成形物が使用され、例えば第1図、第2図に示す如
き形状のものが用いられる。
ており、凹部縁部が板面より上方に形成されている合成
樹脂成形物が使用され、例えば第1図、第2図に示す如
き形状のものが用いられる。
検査プレート1の底部板面2に多数個の凹部3が形成さ
れ、その凹部の縁部6は板面2より上方に形成され、周
壁4が立設されている。周壁4の上方に蓋体5が設けら
れている。
れ、その凹部の縁部6は板面2より上方に形成され、周
壁4が立設されている。周壁4の上方に蓋体5が設けら
れている。
このような検査プレートの各凹部に抗血清を例えば1μ
l入れ、次に被検査体の蒸発を防ぐために、流動パラフ
ィンを5〜8μl入れた後、被検査リンパ球浮遊液1μ
lを添加し、室温〜37℃、30〜60分間インキュベートす
る。
l入れ、次に被検査体の蒸発を防ぐために、流動パラフ
ィンを5〜8μl入れた後、被検査リンパ球浮遊液1μ
lを添加し、室温〜37℃、30〜60分間インキュベートす
る。
次にウサギ補体5μlを加え、室温〜37℃で1〜2時間
インキュベートする。次に染色するために5%エオシン
水溶液2μl加え、5分後反応を止めるために35〜40%
中性ホルムアルデヒド水溶液を8μl加える。
インキュベートする。次に染色するために5%エオシン
水溶液2μl加え、5分後反応を止めるために35〜40%
中性ホルムアルデヒド水溶液を8μl加える。
この状態では、凹部に添加された液体は、第4図に示す
ように薬剤含有水溶液層13、流動パラフィン層14により
山盛りに盛上っている。この状態では、顕微鏡観察でき
ないので、カバーグラスを被せて、山盛りになった液体
をあふれ出させ、カバーグラスと凹部の縁部上面とを密
着させた後、顕微鏡観察し、リンパ球の生死を判定す
る。
ように薬剤含有水溶液層13、流動パラフィン層14により
山盛りに盛上っている。この状態では、顕微鏡観察でき
ないので、カバーグラスを被せて、山盛りになった液体
をあふれ出させ、カバーグラスと凹部の縁部上面とを密
着させた後、顕微鏡観察し、リンパ球の生死を判定す
る。
従来、タイピングに用いる抗血清は液状で取扱われてき
たが、保存、取扱が煩雑であった。このため抗血清をHL
A検査プレート上に凍結乾燥させて付着固定する方法が
採られている。
たが、保存、取扱が煩雑であった。このため抗血清をHL
A検査プレート上に凍結乾燥させて付着固定する方法が
採られている。
しかしながらかゝる合成樹脂製のHLA検査プレートに抗
血清を凍結乾燥させて付着固定させる場合に、凹部の表
面での凍結乾燥血清の付着力が弱く、保管、輸送時に剥
離しやすいためにタイピング判定に誤りをきたしやすい
欠点があった。
血清を凍結乾燥させて付着固定させる場合に、凹部の表
面での凍結乾燥血清の付着力が弱く、保管、輸送時に剥
離しやすいためにタイピング判定に誤りをきたしやすい
欠点があった。
この欠点を解消することを目的として、HLA検査プレー
トの凹部の表面を低温プラズマ処理し、凍結乾燥血清の
付着性を改善することが特開昭58-213252号により提案
されている。
トの凹部の表面を低温プラズマ処理し、凍結乾燥血清の
付着性を改善することが特開昭58-213252号により提案
されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら低温プラズマ処理をHLA検査プレートに施
すと、プラズマガスは該凹部内のみならず凹部の縁部上
面にも接触し、縁部上面が親水化される。このため検査
時、カバーグラスを被せると、縁部上面の薬剤水溶液が
流動パラフィンが流れきらないうちに流れ出し、カバー
グラスが凹部の縁部上面に密着された後に、凹部内に流
動パラフィンの一部が残存し、顕微鏡観察に際し、流動
パラフィンが光を反射するので、リンパ球の生死を判定
するのが困難になるという欠点があった。
すと、プラズマガスは該凹部内のみならず凹部の縁部上
面にも接触し、縁部上面が親水化される。このため検査
時、カバーグラスを被せると、縁部上面の薬剤水溶液が
流動パラフィンが流れきらないうちに流れ出し、カバー
グラスが凹部の縁部上面に密着された後に、凹部内に流
動パラフィンの一部が残存し、顕微鏡観察に際し、流動
パラフィンが光を反射するので、リンパ球の生死を判定
するのが困難になるという欠点があった。
本発明は上記の如き従来の免疫検査用プレートの欠点が
解消され、抗血清の凍結乾燥付着固定性が良好であると
同時に、測定時においてもリンパ球の生死の判定を容易
に行うことの出来る検査用プレートを提供することを目
的とするものである。
解消され、抗血清の凍結乾燥付着固定性が良好であると
同時に、測定時においてもリンパ球の生死の判定を容易
に行うことの出来る検査用プレートを提供することを目
的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は板面に多数個の凹部が形成され、かつ該凹部の
縁部が上記板面より上方に形成されてなる板状合成樹脂
成形物を低温プラズマ処理し、次いで上記凹部の縁部上
面を疎水化処理することを特徴とするHLA検査に用いら
れる免疫検査用プレートの製造方法に関するものであ
り、この本発明方法により上記目的が達成される。
縁部が上記板面より上方に形成されてなる板状合成樹脂
成形物を低温プラズマ処理し、次いで上記凹部の縁部上
面を疎水化処理することを特徴とするHLA検査に用いら
れる免疫検査用プレートの製造方法に関するものであ
り、この本発明方法により上記目的が達成される。
以下本発明の製造方法について詳細に説明する。
免疫検査用プレートを形成するための合成樹脂として
は、例えばポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、
ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、アクリロニトリル
−メチルアクリレート共重合体、スチレン−無水マレイ
ン酸共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、
アセチルセルロース、アセチルブチルセルロース、アセ
タール化ポリビニルアルコール、ポリプロピレン、エチ
レン−プロピレン共重合体、ポリエステル、ポリメチル
ベンテン−1等を挙げることができるが、特に好ましく
は、処理効果が特に顕著であるがポリスチレン、スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−無水マレイ
ン酸共重合体、及びポリ塩化ビニルである。これらの合
成樹脂中には、充填剤、着色剤、安定剤等が含有されて
いてもよい。
は、例えばポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、
ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、アクリロニトリル
−メチルアクリレート共重合体、スチレン−無水マレイ
ン酸共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、
アセチルセルロース、アセチルブチルセルロース、アセ
タール化ポリビニルアルコール、ポリプロピレン、エチ
レン−プロピレン共重合体、ポリエステル、ポリメチル
ベンテン−1等を挙げることができるが、特に好ましく
は、処理効果が特に顕著であるがポリスチレン、スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−無水マレイ
ン酸共重合体、及びポリ塩化ビニルである。これらの合
成樹脂中には、充填剤、着色剤、安定剤等が含有されて
いてもよい。
そして検査用プレートの形状は、板面に多数個の凹部が
形成されており、凹部の縁部が板面より上方に形成され
ているものであり、例えば第1図や第2図に示されてい
るようなものである。
形成されており、凹部の縁部が板面より上方に形成され
ているものであり、例えば第1図や第2図に示されてい
るようなものである。
本発明における低温プラズマ処理は、第1図、第2図に
示した検査用プレート1の全面に施される。
示した検査用プレート1の全面に施される。
低温プラズマ処理とは、100mmHg以下の低圧ガスに高周
波電界、マイクロ波電界又は直流電界を印加することに
よって低温プラズマを発生させ、このプラズマガス流を
検査用プレート1の表面に接触させることであり、凹部
3の表面のX線光電子スペクトルによる酸素原子/炭素
原子比が好ましくは0.15〜0.35より好ましくは0.20〜0.
30の範囲にあるように表面を酸化して、凍結乾燥血清の
付着性を著しく向上させることができる。
波電界、マイクロ波電界又は直流電界を印加することに
よって低温プラズマを発生させ、このプラズマガス流を
検査用プレート1の表面に接触させることであり、凹部
3の表面のX線光電子スペクトルによる酸素原子/炭素
原子比が好ましくは0.15〜0.35より好ましくは0.20〜0.
30の範囲にあるように表面を酸化して、凍結乾燥血清の
付着性を著しく向上させることができる。
この場合において、酸素原子/炭素原子比が0.15より小
さいときは凍結乾燥血清の付着性が乏しくなる傾向を示
し、又0.35よりも大きくなると血清中の抗体に作用して
力価を低下させる傾向を示す。
さいときは凍結乾燥血清の付着性が乏しくなる傾向を示
し、又0.35よりも大きくなると血清中の抗体に作用して
力価を低下させる傾向を示す。
第5図は高周波放電低温プラズマ処理装置の一例を示
す。
す。
ベルジャー15内は1×10-2mmHg乃至100mmHg、好ましく
は1×10-1mmHg乃至50mmHgの減圧雰囲気下にあり、高周
波発生装置16に接続したバンド(電極)17により雰囲気
ガスをプラズマ化する。雰囲気ガスはガス導入管18から
ベルジャー15内に供給し、ガス排出管19から真空ポンプ
(図示せず)により排気し、生じたプラズマガス流が検
査用プレート1の表面に効果的に接触するように検査用
プレート1をベルジャー15内に配置し、低温プラズマ処
理を施す。
は1×10-1mmHg乃至50mmHgの減圧雰囲気下にあり、高周
波発生装置16に接続したバンド(電極)17により雰囲気
ガスをプラズマ化する。雰囲気ガスはガス導入管18から
ベルジャー15内に供給し、ガス排出管19から真空ポンプ
(図示せず)により排気し、生じたプラズマガス流が検
査用プレート1の表面に効果的に接触するように検査用
プレート1をベルジャー15内に配置し、低温プラズマ処
理を施す。
このようにして処理した検査用プレート1の凹部3の表
面の酸化度の指標としての酸素原子/炭素原子比は、X
線光電子スペクトルにおいて534eV電子結合エネルギー
の位置に現われる酸素原子のIsピークの面積Ao及び285e
Vの電子結合エネルギーの位置に表われる炭素原子のIs
ピークの面積Acから式(Ao/Ac)×jにより求めること
ができる。ここに、jは元素間の補正係数であり、X線
源としてMgKα線を用いた場合のjは0.45である。
面の酸化度の指標としての酸素原子/炭素原子比は、X
線光電子スペクトルにおいて534eV電子結合エネルギー
の位置に現われる酸素原子のIsピークの面積Ao及び285e
Vの電子結合エネルギーの位置に表われる炭素原子のIs
ピークの面積Acから式(Ao/Ac)×jにより求めること
ができる。ここに、jは元素間の補正係数であり、X線
源としてMgKα線を用いた場合のjは0.45である。
次に本発明においては、低温プラズマ処理された検査用
プレート1の凹部の縁部6の上面を疎水化処理する。
プレート1の凹部の縁部6の上面を疎水化処理する。
疎水化処理の方法としては、縁部上面6に、プレートを
構成する合成樹脂の溶剤と接触させる方法や、縁部6の
上面の表面を軽く研摩し、疎水性の合成樹脂層を露出さ
せる方法などを挙げることが出来るが、疎水化の目的を
達成させる方法であれば他のいかなる方法でもよい。
構成する合成樹脂の溶剤と接触させる方法や、縁部6の
上面の表面を軽く研摩し、疎水性の合成樹脂層を露出さ
せる方法などを挙げることが出来るが、疎水化の目的を
達成させる方法であれば他のいかなる方法でもよい。
合成樹脂の溶剤を使用する方法の場合は、溶剤はその合
成樹脂の溶剤となるものであれば、いかなるものでも良
い。
成樹脂の溶剤となるものであれば、いかなるものでも良
い。
例えば、合成樹脂がポリスチレン樹脂であれば、アセト
ン、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラン、トルエ
ンなどが挙げられる。
ン、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラン、トルエ
ンなどが挙げられる。
これらの溶剤をセルロース系の紙、ガラスファイバーな
どに含浸し、縁部6の上面と軽く接触させ、溶剤を該縁
部6の上面に移行せしめる。合成樹脂表面が低温プラズ
マ化により親水化される深さは1ミクロン以内であるた
め、溶剤との接触で表面の一部が溶解されると、疎水性
の樹脂面が簡単に露出する。
どに含浸し、縁部6の上面と軽く接触させ、溶剤を該縁
部6の上面に移行せしめる。合成樹脂表面が低温プラズ
マ化により親水化される深さは1ミクロン以内であるた
め、溶剤との接触で表面の一部が溶解されると、疎水性
の樹脂面が簡単に露出する。
又、研摩する場合は研摩布、研摩紙、耐水研摩紙などを
使用して、縁部6の上面を1〜10μ以内で、研摩すると
疎水性の樹脂面が露出する。
使用して、縁部6の上面を1〜10μ以内で、研摩すると
疎水性の樹脂面が露出する。
(作用) この様に、本発明においては、検査用プレートの表面を
低温プラズマ処理したのち、凹部の縁部上面を疎水化す
るので、かくして製造された検査用プレートは凹部の縁
部上面が疎水化されたものとなる。
低温プラズマ処理したのち、凹部の縁部上面を疎水化す
るので、かくして製造された検査用プレートは凹部の縁
部上面が疎水化されたものとなる。
従って、検査時においてカバーグラスを被せると薬剤含
有水溶液層は流動パラフィン層が流れきった後に流れる
ようになり、カバーガラスが凹部縁部上面に密着された
時は凹部内には流動パラフィンは殆ど残っておらず、こ
のためリンパ球の生死判定が容易となるのである。
有水溶液層は流動パラフィン層が流れきった後に流れる
ようになり、カバーガラスが凹部縁部上面に密着された
時は凹部内には流動パラフィンは殆ど残っておらず、こ
のためリンパ球の生死判定が容易となるのである。
(実施例) 実施例1 第1図及び第2図に示される容器状のHLA検査用プレー
ト1の板面2に、第3図に示される形状の凹部3を60個
形成したポリスチレン樹脂製のHLA検査プレート1(寸
法55mm×85mm×10mm)を射出成形により成形した。凹部
3の形状の詳細は、底部直径7は1.3mm、凹部の深さ8
は1.9mm、凹部の縁部6の内径9は3.9mm、凹部の縁部6
の外径10は5.2mm凹部の縁部6の板面2からの立上り11
は1.1mm、斜面部の勾配12は65°である。
ト1の板面2に、第3図に示される形状の凹部3を60個
形成したポリスチレン樹脂製のHLA検査プレート1(寸
法55mm×85mm×10mm)を射出成形により成形した。凹部
3の形状の詳細は、底部直径7は1.3mm、凹部の深さ8
は1.9mm、凹部の縁部6の内径9は3.9mm、凹部の縁部6
の外径10は5.2mm凹部の縁部6の板面2からの立上り11
は1.1mm、斜面部の勾配12は65°である。
次いでこのプレート1を第5図に示すような装置によ
り、ベルジャー15内を2×10-1mmHgの空気圧に保ちつ
つ、処理条件を高周波出力100〜250W、処理時間数分〜1
0分の範囲で低温プラズマ処理を行った。
り、ベルジャー15内を2×10-1mmHgの空気圧に保ちつ
つ、処理条件を高周波出力100〜250W、処理時間数分〜1
0分の範囲で低温プラズマ処理を行った。
次いでX線光電子分析装置ESCA 650B((株)島津製作
所製)(X線源MgKα線)を用いて表面酸素原子/炭素
原子比を測定したところ、約0.25であった。
所製)(X線源MgKα線)を用いて表面酸素原子/炭素
原子比を測定したところ、約0.25であった。
次に、分析用濾紙(厚さ0.26mm、日本工業規格2種、東
洋濾紙(株))を4枚重ね、アセトンを含浸したもの
を、上記HLA検査プレートの凹部の縁部6に軽く接触さ
せた。
洋濾紙(株))を4枚重ね、アセトンを含浸したもの
を、上記HLA検査プレートの凹部の縁部6に軽く接触さ
せた。
上記凹部3内にHLA用コントロール血清(陽性用、ヘキ
ストジャパン(株)製)1μlを分注した後、凍結真空
乾燥(真空度2×10-2Torr、3時間)を行なった。
ストジャパン(株)製)1μlを分注した後、凍結真空
乾燥(真空度2×10-2Torr、3時間)を行なった。
次に、この検査プレートを用いて、HLA検査を実施し
た。精製水1μlを加え、凹部内の血清を溶解させた。
次に流動パラフィン(タイプ70 山桂産業(株)製)6
μl、リンパ球遊液1μl(リンパ球数2,000個)を順
次加え、室温で30分間インキュベートした。
た。精製水1μlを加え、凹部内の血清を溶解させた。
次に流動パラフィン(タイプ70 山桂産業(株)製)6
μl、リンパ球遊液1μl(リンパ球数2,000個)を順
次加え、室温で30分間インキュベートした。
次にウサギ補体(ヘキマトジャパン(株)製)5μlを
添加し、更に60分インキュベートした。
添加し、更に60分インキュベートした。
次にエオシンY(半井化学薬品(株))の5%水溶液2
μlを添加した。5分後、35%ホルムアルテヒド水溶液
(pH7.0)8μlを添加した。16時間静置後、カバーグ
ラス(50×70mm)を被せた。
μlを添加した。5分後、35%ホルムアルテヒド水溶液
(pH7.0)8μlを添加した。16時間静置後、カバーグ
ラス(50×70mm)を被せた。
カバーグラスが凹部の縁部上面に密着された後、凹部内
を観察すると、流動パラフィンは殆ど残っていなかっ
た。倒立位相差顕微鏡を用いて凹部内をみると、凹部の
底面の全面に渡ってリンパ球の状態を観察することがで
きた。
を観察すると、流動パラフィンは殆ど残っていなかっ
た。倒立位相差顕微鏡を用いて凹部内をみると、凹部の
底面の全面に渡ってリンパ球の状態を観察することがで
きた。
一方、比較のために、アセトン含浸濾紙による処理を行
なわずに作製したHLA検査プレートにて同様の検査を実
施した。この場合は、カバーグラスを被せた後、凹部内
を観察すると、流動パラフィンの液滴が見られ、顕微鏡
を用いて凹部内をみると、流動パラフィンが光を反射す
るので、凹部の底部の50%以上の面積内に存在するリン
パ球の状態を観察出来なかった。
なわずに作製したHLA検査プレートにて同様の検査を実
施した。この場合は、カバーグラスを被せた後、凹部内
を観察すると、流動パラフィンの液滴が見られ、顕微鏡
を用いて凹部内をみると、流動パラフィンが光を反射す
るので、凹部の底部の50%以上の面積内に存在するリン
パ球の状態を観察出来なかった。
実施例2 実施例1と同様にして低温プラズマ処理をしたHLA検査
プレートを作成した。
プレートを作成した。
次に研摩布(AA-100)を使用して、上記HLA検査プレー
トの凹部の縁部6の上面を約5ミクロン研摩した。
トの凹部の縁部6の上面を約5ミクロン研摩した。
このプレートを用いて、実施例1と同様の方法によりHL
A検査を行った。
A検査を行った。
カバーグラスを被せた後、倒立位相差顕微鏡を用いて凹
部内をみると、凹部の底面の全面に渡ってリンパ球の状
態を観察することができた。
部内をみると、凹部の底面の全面に渡ってリンパ球の状
態を観察することができた。
(発明の効果) 本発明方法においては、免疫検査用プレートに、該プレ
ート凹部における凍結乾燥血清の付着性を改善するため
の低温プラズマ処理を施すのみならず、次いで該凹部の
縁部上面を疎水化処理するのであり、かくして本発明に
よれば、凍結乾燥血清の付着性がすぐれると共に、HLA
検査時において、カバーグラスが凹部の縁部上面に密着
された後に、該凹部内に残存する流動パラフィンが殆ん
どなく、従って、顕微鏡観察によるリンパ球の生死の判
定が容易なHLA検査に用いられる免疫検査用プレートを
提供することが出来るのである。
ート凹部における凍結乾燥血清の付着性を改善するため
の低温プラズマ処理を施すのみならず、次いで該凹部の
縁部上面を疎水化処理するのであり、かくして本発明に
よれば、凍結乾燥血清の付着性がすぐれると共に、HLA
検査時において、カバーグラスが凹部の縁部上面に密着
された後に、該凹部内に残存する流動パラフィンが殆ん
どなく、従って、顕微鏡観察によるリンパ球の生死の判
定が容易なHLA検査に用いられる免疫検査用プレートを
提供することが出来るのである。
第1図は本発明において低温プラズマ処理に供せられる
検査プレートの一例を示す斜視図、第2図は同上の蓋体
を取付けた状態での縦断面図、第3図は本発明に用いら
れる検査用プレートの凹部の形状を示す断面図、第4図
はHLA検査時凹部に添加された液体の状態を示す説明
図、第5図は本発明にもとづく低温プラズマ処理態様の
一例を示す説明図である。 符号の説明 1……免疫検査用プレート、2……板面、3……凹部 4……周壁、5……蓋体、6……凹部の縁部 7……底面の寸法、8……凹部深さの寸法 9……凹部の縁部の内径寸法 10……凹部の縁部の外径寸法 11……凹部の縁部の上面の板面2からの立上り寸法 12……凹部の斜面部の勾配 13……薬剤含有水溶液層 14……流動パラフィン層、15……ベルジャー 16……高周波発生装置、17……バンド 18……ガス導入管、19……ガス排出管
検査プレートの一例を示す斜視図、第2図は同上の蓋体
を取付けた状態での縦断面図、第3図は本発明に用いら
れる検査用プレートの凹部の形状を示す断面図、第4図
はHLA検査時凹部に添加された液体の状態を示す説明
図、第5図は本発明にもとづく低温プラズマ処理態様の
一例を示す説明図である。 符号の説明 1……免疫検査用プレート、2……板面、3……凹部 4……周壁、5……蓋体、6……凹部の縁部 7……底面の寸法、8……凹部深さの寸法 9……凹部の縁部の内径寸法 10……凹部の縁部の外径寸法 11……凹部の縁部の上面の板面2からの立上り寸法 12……凹部の斜面部の勾配 13……薬剤含有水溶液層 14……流動パラフィン層、15……ベルジャー 16……高周波発生装置、17……バンド 18……ガス導入管、19……ガス排出管
Claims (1)
- 【請求項1】板面に多数個の凹部が形成され、かつ該凹
部の縁部が上記板面より上方に形成されてなる板状合成
樹脂成形物を低温プラズマ処理し、次いで上記凹部の縁
部上面を疎水化処理することを特徴とするヒト白血球抗
原と抗血清との反応による免疫検査に用いられる免疫検
査用プレートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61299320A JPH0762684B2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 免疫検査用プレ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61299320A JPH0762684B2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 免疫検査用プレ−トの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63151857A JPS63151857A (ja) | 1988-06-24 |
| JPH0762684B2 true JPH0762684B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=17871012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61299320A Expired - Lifetime JPH0762684B2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 免疫検査用プレ−トの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0762684B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2591100B2 (ja) * | 1988-09-30 | 1997-03-19 | 凸版印刷株式会社 | マイクロプレートの製造方法 |
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| CN111033259B (zh) * | 2017-09-07 | 2024-09-10 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 生物芯片用基体、生物芯片、生物芯片的制造方法及其保存方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58213252A (ja) * | 1982-06-04 | 1983-12-12 | Sekisui Chem Co Ltd | 合成樹脂製免疫検査具 |
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-
1986
- 1986-12-16 JP JP61299320A patent/JPH0762684B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63151857A (ja) | 1988-06-24 |
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