JPH0760074A - 中空糸膜モジュール - Google Patents
中空糸膜モジュールInfo
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- JPH0760074A JPH0760074A JP21292993A JP21292993A JPH0760074A JP H0760074 A JPH0760074 A JP H0760074A JP 21292993 A JP21292993 A JP 21292993A JP 21292993 A JP21292993 A JP 21292993A JP H0760074 A JPH0760074 A JP H0760074A
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- fiber membrane
- membrane module
- filtration
- liquid
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 多数の中空糸膜を収納したハウジングにキャ
ップ体を液密に取着してなる外圧方式の中空糸膜モジュ
ールにおいて、該キャップ体に透過液を貯溜できる空間
を設け、かつ該透過液を貯溜できる空間の容積が中空糸
膜モジュールの全容積の10〜70%となるように設定
する。 【効果】 従来の濾過装置における逆洗ポンプや逆洗タ
ンクを設置することなく透過液逆洗を行うことができ、
濾過装置がコンパクトになるとともに、設備に要するコ
ストを低下させることができる。
ップ体を液密に取着してなる外圧方式の中空糸膜モジュ
ールにおいて、該キャップ体に透過液を貯溜できる空間
を設け、かつ該透過液を貯溜できる空間の容積が中空糸
膜モジュールの全容積の10〜70%となるように設定
する。 【効果】 従来の濾過装置における逆洗ポンプや逆洗タ
ンクを設置することなく透過液逆洗を行うことができ、
濾過装置がコンパクトになるとともに、設備に要するコ
ストを低下させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中空糸膜モジュールに関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】中空糸膜モジュールは、コンパクトでか
つ有効膜面積が大きいという特徴を有しており、従来よ
り工業用途や医療用途で、液体、気体の濾過や分離等に
使用されている。中空糸膜モジュールはその濾過方式に
より大きく2つに分類される。その1つは中空糸膜の内
表面に処理液を接触させ、膜を透過した透過液を中空糸
膜の外表面から取り出す内圧方式、他の一つは、これと
は逆に中空糸膜の外表面に処理液を接触させ、膜を透過
した透過液を中空糸膜の内表面から取り出す外圧方式で
ある。一般的には、内圧方式の中空糸膜モジュールは循
環方式の濾過に、外圧方式の中空糸膜モジュールは全濾
過方式の濾過に適しているが、処理液の特性に応じて適
宜使い分けられている。
つ有効膜面積が大きいという特徴を有しており、従来よ
り工業用途や医療用途で、液体、気体の濾過や分離等に
使用されている。中空糸膜モジュールはその濾過方式に
より大きく2つに分類される。その1つは中空糸膜の内
表面に処理液を接触させ、膜を透過した透過液を中空糸
膜の外表面から取り出す内圧方式、他の一つは、これと
は逆に中空糸膜の外表面に処理液を接触させ、膜を透過
した透過液を中空糸膜の内表面から取り出す外圧方式で
ある。一般的には、内圧方式の中空糸膜モジュールは循
環方式の濾過に、外圧方式の中空糸膜モジュールは全濾
過方式の濾過に適しているが、処理液の特性に応じて適
宜使い分けられている。
【0003】中空糸膜モジュールを用いて液体の濾過を
行う場合、濾過処理を継続するにつれて膜表面にスケ−
ル、SS成分等が付着し、濾過速度が低下してくる。か
かる濾過速度の低下は、全濾過方式の濾過を行う場合に
は特に顕著である。
行う場合、濾過処理を継続するにつれて膜表面にスケ−
ル、SS成分等が付着し、濾過速度が低下してくる。か
かる濾過速度の低下は、全濾過方式の濾過を行う場合に
は特に顕著である。
【0004】かかる濾過速度の低下を防ぎ、長時間安定
に濾過を行うために、一定時間おきに膜を透過した透過
液をポンプによって逆流させて、膜表面に付着したスケ
ールやSS成分等を剥離させ、濾過速度を回復させるこ
と(以下、これを透過液逆洗という)が一般に行われて
いる。
に濾過を行うために、一定時間おきに膜を透過した透過
液をポンプによって逆流させて、膜表面に付着したスケ
ールやSS成分等を剥離させ、濾過速度を回復させるこ
と(以下、これを透過液逆洗という)が一般に行われて
いる。
【0005】このような透過液逆洗を行うために、従来
の濾過装置では、透過液を逆流させるためのポンプ(以
下、これを逆洗ポンプという)や透過液を貯溜しておく
ストックタンク(以下、これを逆洗タンクという)等を
設置している。しかしながら、逆洗ポンプや逆洗タンク
を設置すると以下のような問題が生じる。 濾過装置の設置スペースが大きくなり、装置のコンパ
クト性が失われる。 逆洗ポンプや逆洗タンクの設置に伴う配管、電装等が
必要となり、設備に要するコストが大きくなる。
の濾過装置では、透過液を逆流させるためのポンプ(以
下、これを逆洗ポンプという)や透過液を貯溜しておく
ストックタンク(以下、これを逆洗タンクという)等を
設置している。しかしながら、逆洗ポンプや逆洗タンク
を設置すると以下のような問題が生じる。 濾過装置の設置スペースが大きくなり、装置のコンパ
クト性が失われる。 逆洗ポンプや逆洗タンクの設置に伴う配管、電装等が
必要となり、設備に要するコストが大きくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題に
鑑みてなされたもので、濾過装置に組み込まれる中空糸
膜モジュールであって、濾過装置のコンパクト性を損う
ことなく、また該濾過装置に伴う設備に要するコストア
ップを招くこともなしに透過液逆洗を行い、長時間安定
して濾過を行うことを可能とする中空糸膜モジュールを
提供することを目的とする。
鑑みてなされたもので、濾過装置に組み込まれる中空糸
膜モジュールであって、濾過装置のコンパクト性を損う
ことなく、また該濾過装置に伴う設備に要するコストア
ップを招くこともなしに透過液逆洗を行い、長時間安定
して濾過を行うことを可能とする中空糸膜モジュールを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
目的は、多数の中空糸膜を収納したハウジングにキャッ
プ体を液密に取着してなる外圧方式の中空糸膜モジュー
ルであって、該キャップ体に膜を透過した透過液を貯溜
できる空間(以下、これを貯溜スペースという)を設
け、かつ該貯溜スペースの容積を中空糸膜モジュールの
全容積の10〜70%となるように設定したことを特徴
とする中空糸膜モジュールを提供することによって達成
される。
目的は、多数の中空糸膜を収納したハウジングにキャッ
プ体を液密に取着してなる外圧方式の中空糸膜モジュー
ルであって、該キャップ体に膜を透過した透過液を貯溜
できる空間(以下、これを貯溜スペースという)を設
け、かつ該貯溜スペースの容積を中空糸膜モジュールの
全容積の10〜70%となるように設定したことを特徴
とする中空糸膜モジュールを提供することによって達成
される。
【0008】
【作用】本発明の中空糸膜モジュールは、キャップ体に
透過液を貯溜する貯溜スペースを設けており、該貯溜ス
ペースが透過液逆洗時に前記の逆洗タンクの役割を果た
すので、本発明の中空糸膜モジュールを組み込んだ濾過
装置は、従来の濾過装置における逆洗タンクを設置する
必要がなく、従って装置がコンパクトとなるとともに、
装置に伴う設備に要するコストを低下させることができ
る。
透過液を貯溜する貯溜スペースを設けており、該貯溜ス
ペースが透過液逆洗時に前記の逆洗タンクの役割を果た
すので、本発明の中空糸膜モジュールを組み込んだ濾過
装置は、従来の濾過装置における逆洗タンクを設置する
必要がなく、従って装置がコンパクトとなるとともに、
装置に伴う設備に要するコストを低下させることができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。図1に示されるように、本発明の中空糸膜モジュ
ールは、多数の中空糸膜7を収納したハウジング6とキ
ャップ体10とから構成されている。
する。図1に示されるように、本発明の中空糸膜モジュ
ールは、多数の中空糸膜7を収納したハウジング6とキ
ャップ体10とから構成されている。
【0010】中空糸膜7は、上端が開口するように固定
樹脂8により集束固定されている。一方、中空糸膜7の
下端は、上記固定樹脂8によって一本ずつ個別に封止さ
れており、自由に動き得る状態となっている。中空糸膜
7の下端は一括して封止されていてもよく、また、下端
を折り返してU字状の中空糸膜としてもよい。なお、中
空糸膜7の下端を開口状態で固定樹脂8によって集束固
定することもできる。
樹脂8により集束固定されている。一方、中空糸膜7の
下端は、上記固定樹脂8によって一本ずつ個別に封止さ
れており、自由に動き得る状態となっている。中空糸膜
7の下端は一括して封止されていてもよく、また、下端
を折り返してU字状の中空糸膜としてもよい。なお、中
空糸膜7の下端を開口状態で固定樹脂8によって集束固
定することもできる。
【0011】上記中空糸膜7としては、ポリスルホン
系、ポリアクリロニトリル系、酢酸セルロ−スなどのセ
ルロ−ス系、ポリアミド系、ポリカ−ボネ−ト系、ポリ
ビニルアルコ−ル系など従来公知の素材からなるものが
特に制限なく使用できる。
系、ポリアクリロニトリル系、酢酸セルロ−スなどのセ
ルロ−ス系、ポリアミド系、ポリカ−ボネ−ト系、ポリ
ビニルアルコ−ル系など従来公知の素材からなるものが
特に制限なく使用できる。
【0012】また、上記中空糸膜7を集束固定する固定
樹脂8としては、ポリウレタン系、シリコ−ン系、エポ
キシ系など従来より中空糸膜の先端を封止したり、中空
糸膜の接着固定に用いられている樹脂が特に制限なく使
用できる。
樹脂8としては、ポリウレタン系、シリコ−ン系、エポ
キシ系など従来より中空糸膜の先端を封止したり、中空
糸膜の接着固定に用いられている樹脂が特に制限なく使
用できる。
【0013】ハウジング6には処理液入口1および処理
液出口2が設けられている。処理液入口1には、第1の
弁を備えた処理液導入路(図示せず)が接続されてい
る。また、処理液出口2には第2の弁を備えた処理液導
出路(図示せず)が接続されている。そして、ハウジン
グ6にはキャップ体10がサニタリークランプなどの固
定治具9により液密に取着されている。キャップ体10
はハウジング6に液密に取着されていればよく、液密に
取着する手段については特に制限はない。なお、キャッ
プ体10とハウジング6とが上記固定樹脂8により一体
化されていてもよい。
液出口2が設けられている。処理液入口1には、第1の
弁を備えた処理液導入路(図示せず)が接続されてい
る。また、処理液出口2には第2の弁を備えた処理液導
出路(図示せず)が接続されている。そして、ハウジン
グ6にはキャップ体10がサニタリークランプなどの固
定治具9により液密に取着されている。キャップ体10
はハウジング6に液密に取着されていればよく、液密に
取着する手段については特に制限はない。なお、キャッ
プ体10とハウジング6とが上記固定樹脂8により一体
化されていてもよい。
【0014】キャップ体10には中空糸膜7を透過した
透過液を貯溜する貯溜スペース5が設けられている。こ
の貯溜スペース5は、透過液逆洗を行う際に逆洗タンク
としての役割を果すものである。
透過液を貯溜する貯溜スペース5が設けられている。こ
の貯溜スペース5は、透過液逆洗を行う際に逆洗タンク
としての役割を果すものである。
【0015】上記貯溜スペース5の容積は、膜の充填率
等に応じて適宜設定すればよいが、中空糸膜モジュール
の全容積の10〜70%になるように設定することが好
ましく、20〜50%になるように設定することがより
好ましい。なお、本発明でいう中空糸膜モジュールの全
容積とは、ハウジング6の容積およびキャップ体10の
容積を合わせたものをいう。貯溜スペース5の容積が中
空糸膜モジュールの全容積の10%より小さいと、透過
液逆洗を行うために充分な量の透過液が確保できず、逆
洗効果が認め難い。また、貯溜スペース5の容積が中空
糸膜モジュールの全容積の70%より大きくなると、中
空糸膜モジュールにおける有効膜面積の比率が相対的に
低下して中空糸膜モジュールの濾過能力が低くなるだけ
でなく、透過液のかなりの部分が透過液逆洗時に消費さ
れるため、濾過効率が低下し経済的ではない。なお、図
3に示す従来の中空糸膜モジュールでは、本発明でいう
貯溜スペース5に相当する部分の容積は、通常中空糸膜
モジュールの全容積の5%程度である。
等に応じて適宜設定すればよいが、中空糸膜モジュール
の全容積の10〜70%になるように設定することが好
ましく、20〜50%になるように設定することがより
好ましい。なお、本発明でいう中空糸膜モジュールの全
容積とは、ハウジング6の容積およびキャップ体10の
容積を合わせたものをいう。貯溜スペース5の容積が中
空糸膜モジュールの全容積の10%より小さいと、透過
液逆洗を行うために充分な量の透過液が確保できず、逆
洗効果が認め難い。また、貯溜スペース5の容積が中空
糸膜モジュールの全容積の70%より大きくなると、中
空糸膜モジュールにおける有効膜面積の比率が相対的に
低下して中空糸膜モジュールの濾過能力が低くなるだけ
でなく、透過液のかなりの部分が透過液逆洗時に消費さ
れるため、濾過効率が低下し経済的ではない。なお、図
3に示す従来の中空糸膜モジュールでは、本発明でいう
貯溜スペース5に相当する部分の容積は、通常中空糸膜
モジュールの全容積の5%程度である。
【0016】キャップ体10の貯溜スペース5の上部に
は透過液出口3が設けられている。この透過液出口3に
は、第3の弁を備えた透過液導出路(図示せず)が接続
されている。
は透過液出口3が設けられている。この透過液出口3に
は、第3の弁を備えた透過液導出路(図示せず)が接続
されている。
【0017】また、キャップ体10には後述のように、
貯溜スペース5に貯溜された透過液を逆流させるための
気体を導入する気体導入口4が設けられている。気体導
入口4には、第4の弁を備えた気体導入路(図示せず)
が接続されている。なお、図1に示す中空糸膜モジュー
ルでは、気体導入口4は、上記透過液出口3から分岐し
て設けられているが、必ずしもこの位置に限定されるわ
けではない。
貯溜スペース5に貯溜された透過液を逆流させるための
気体を導入する気体導入口4が設けられている。気体導
入口4には、第4の弁を備えた気体導入路(図示せず)
が接続されている。なお、図1に示す中空糸膜モジュー
ルでは、気体導入口4は、上記透過液出口3から分岐し
て設けられているが、必ずしもこの位置に限定されるわ
けではない。
【0018】次に本発明の中空糸膜モジュールを用いた
濾過操作について説明する。まず、処理液の濾過を行う
場合には、上記第1の弁および第3の弁を開放し、第2
の弁および第4の弁を閉止した上で、ストックタンク
(図示せず)内の処理液を処理液導入路から処理液入口
1を経て中空糸膜モジュールに導入する。中空糸膜7を
透過した透過液はキャップ体10によって集められ、貯
溜スペース5から透過液出口3を通り、透過液導出路を
経て取り出される。なお、上記第2の弁を開放しておけ
ば、循環方式の濾過を行うこともできる。この定常的な
運転を一定時間続けると、やがて、中空糸膜7の表面に
スケ−ル、SS成分等が付着し、濾過速度が低下してく
る。そこで、中空糸膜7の表面に付着したスケ−ル、S
S成分等を除去し、濾過速度を回復させるために、以下
のように透過液逆洗を行う。
濾過操作について説明する。まず、処理液の濾過を行う
場合には、上記第1の弁および第3の弁を開放し、第2
の弁および第4の弁を閉止した上で、ストックタンク
(図示せず)内の処理液を処理液導入路から処理液入口
1を経て中空糸膜モジュールに導入する。中空糸膜7を
透過した透過液はキャップ体10によって集められ、貯
溜スペース5から透過液出口3を通り、透過液導出路を
経て取り出される。なお、上記第2の弁を開放しておけ
ば、循環方式の濾過を行うこともできる。この定常的な
運転を一定時間続けると、やがて、中空糸膜7の表面に
スケ−ル、SS成分等が付着し、濾過速度が低下してく
る。そこで、中空糸膜7の表面に付着したスケ−ル、S
S成分等を除去し、濾過速度を回復させるために、以下
のように透過液逆洗を行う。
【0019】透過液逆洗を行う場合には、上記第1の弁
および第3の弁を閉止し、第2の弁および第4の弁を開
放した上で、気体導入路を経て気体導入口4より気体を
導入して貯溜スペース5に貯溜された透過液5を逆流さ
せ、膜表面に付着しているスケールやSS成分等を剥離
させる。そして該剥離されたスケールやSS成分等は、
処理液出口2より中空糸膜モジュール外に排出される。
なお、かかる透過液逆洗の後に上記第1の弁および第2
の弁を開放し、第3の弁および第4の弁を閉止して中空
糸膜モジュールに処理液を供給する(以下、これをフラ
ッシングという)と剥離したスケール、SS成分等をよ
り効果的に中空糸膜モジュール外に排出させることがで
きる。
および第3の弁を閉止し、第2の弁および第4の弁を開
放した上で、気体導入路を経て気体導入口4より気体を
導入して貯溜スペース5に貯溜された透過液5を逆流さ
せ、膜表面に付着しているスケールやSS成分等を剥離
させる。そして該剥離されたスケールやSS成分等は、
処理液出口2より中空糸膜モジュール外に排出される。
なお、かかる透過液逆洗の後に上記第1の弁および第2
の弁を開放し、第3の弁および第4の弁を閉止して中空
糸膜モジュールに処理液を供給する(以下、これをフラ
ッシングという)と剥離したスケール、SS成分等をよ
り効果的に中空糸膜モジュール外に排出させることがで
きる。
【0020】上記のように、透過液逆洗を行う場合に
は、貯溜スペース5に貯溜された透過液5を逆流させ
る。本発明の中空糸膜モジュールは、キャップ体10に
透過液を貯溜する貯溜スペース5を設けているので、本
発明の中空糸膜モジュールを組み込んだ濾過装置は、従
来の濾過装置における逆洗タンクを設置する必要がなく
なるので、濾過装置がコンパクトになり、しかも該装置
に伴う設備に要するコストも低下する。
は、貯溜スペース5に貯溜された透過液5を逆流させ
る。本発明の中空糸膜モジュールは、キャップ体10に
透過液を貯溜する貯溜スペース5を設けているので、本
発明の中空糸膜モジュールを組み込んだ濾過装置は、従
来の濾過装置における逆洗タンクを設置する必要がなく
なるので、濾過装置がコンパクトになり、しかも該装置
に伴う設備に要するコストも低下する。
【0021】また、透過液を逆流させる方法としては、
上記のように中空糸膜モジュールに気体を導入する方法
の他、逆洗ポンプを使用する方法がある。しかしなが
ら、透過液を逆流させる方法として中空糸膜モジュール
に気体を導入する方法を採用すると、従来の濾過装置に
おける逆洗ポンプを設置する必要がなくなり、装置がよ
りコンパクトになり、設備に要するコストもさらに低下
する。このように、透過液を逆流させる方法としては、
中空糸膜モジュールに気体を導入する方法が好ましい。
上記のように中空糸膜モジュールに気体を導入する方法
の他、逆洗ポンプを使用する方法がある。しかしなが
ら、透過液を逆流させる方法として中空糸膜モジュール
に気体を導入する方法を採用すると、従来の濾過装置に
おける逆洗ポンプを設置する必要がなくなり、装置がよ
りコンパクトになり、設備に要するコストもさらに低下
する。このように、透過液を逆流させる方法としては、
中空糸膜モジュールに気体を導入する方法が好ましい。
【0022】中空糸膜モジュールに気体を導入する場
合、その導入方法としては、上記のように、中空糸膜モ
ジュールのキャップ体10に気体導入口4を設けて気体
を中空糸膜モジュールに直接導入する方法の他に、前記
透過液導出路に分岐路を設け、該分岐路から透過液導出
路を経て中空糸膜モジュールに気体を導入する方法もあ
る。しかしながら、中空糸膜モジュールのキャップ体に
気体導入口4を設けておけば、モジュールを増設する際
に新たに気体導入路を設けるだけですみ、対応が簡便と
なる。このように、中空糸膜モジュールに気体を導入す
る方法としては、中空糸膜モジュールのキャップ体10
に気体導入口4を設けて中空糸膜モジュールに直接気体
を導入することが好ましい。
合、その導入方法としては、上記のように、中空糸膜モ
ジュールのキャップ体10に気体導入口4を設けて気体
を中空糸膜モジュールに直接導入する方法の他に、前記
透過液導出路に分岐路を設け、該分岐路から透過液導出
路を経て中空糸膜モジュールに気体を導入する方法もあ
る。しかしながら、中空糸膜モジュールのキャップ体に
気体導入口4を設けておけば、モジュールを増設する際
に新たに気体導入路を設けるだけですみ、対応が簡便と
なる。このように、中空糸膜モジュールに気体を導入す
る方法としては、中空糸膜モジュールのキャップ体10
に気体導入口4を設けて中空糸膜モジュールに直接気体
を導入することが好ましい。
【0023】中空糸膜モジュールに導入する気体として
は、その種類に特に制限はないが、通常、空気やヘリウ
ム、窒素、アルゴン等の不活性ガスが用いられる。ま
た、導入する気体の圧力を濾過時の膜間差圧よりも高い
圧力に設定しておくと濾過速度の回復に効果的であり、
通常1kg/cm↑2〜10kg/cm↑2程度、好まし
くは2kg/cm↑2〜5kg/cm↑2の範囲に設定さ
れる。
は、その種類に特に制限はないが、通常、空気やヘリウ
ム、窒素、アルゴン等の不活性ガスが用いられる。ま
た、導入する気体の圧力を濾過時の膜間差圧よりも高い
圧力に設定しておくと濾過速度の回復に効果的であり、
通常1kg/cm↑2〜10kg/cm↑2程度、好まし
くは2kg/cm↑2〜5kg/cm↑2の範囲に設定さ
れる。
【0024】図2は第二の実施例を示す。図2に示され
る中空糸膜モジュールでは、中空糸膜7は固定樹脂8に
よって下端が一括して封止され、固定されている。ま
た、気体導入口4は、透過液出口3とは別個に設けられ
ている。その他の構成は、図1に示す第一の実施例と同
様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付し
て、その説明を省略する。
る中空糸膜モジュールでは、中空糸膜7は固定樹脂8に
よって下端が一括して封止され、固定されている。ま
た、気体導入口4は、透過液出口3とは別個に設けられ
ている。その他の構成は、図1に示す第一の実施例と同
様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付し
て、その説明を省略する。
【0025】次に、本発明の中空糸膜モジュールを使用
した濾過の実例を試験例として示す。 試験例 ポリスルホンからなる有効長が1mの中空糸膜を使用し
て、有効膜面積が6m↑2 であって、かつ貯溜スペース
の容積が中空糸膜モジュールの全容積の25%であるよ
うな、図1に示す構造の中空糸膜モジュールを作製し
た。該中空糸膜モジュールを使用して、ワインの仕上げ
濾過を実施した。濾過量と濾過速度の関係を図4に示
す。なお、濾過条件は以下のとおりである。 処理液 :白ワイン(澱下げ後) 濾過方式 :外圧全濾過方式 濾過時の膜間差圧 :1kg/cm↑2 導入する気体の圧力:3kg/cm↑2(窒素) 逆洗間隔 :30分 フラッシング :15秒
した濾過の実例を試験例として示す。 試験例 ポリスルホンからなる有効長が1mの中空糸膜を使用し
て、有効膜面積が6m↑2 であって、かつ貯溜スペース
の容積が中空糸膜モジュールの全容積の25%であるよ
うな、図1に示す構造の中空糸膜モジュールを作製し
た。該中空糸膜モジュールを使用して、ワインの仕上げ
濾過を実施した。濾過量と濾過速度の関係を図4に示
す。なお、濾過条件は以下のとおりである。 処理液 :白ワイン(澱下げ後) 濾過方式 :外圧全濾過方式 濾過時の膜間差圧 :1kg/cm↑2 導入する気体の圧力:3kg/cm↑2(窒素) 逆洗間隔 :30分 フラッシング :15秒
【0026】図4より明らかなように、透過液逆洗によ
り濾過速度が大幅に回復しており、長時間安定して濾過
を行うことができた。
り濾過速度が大幅に回復しており、長時間安定して濾過
を行うことができた。
【0027】
【発明の効果】本発明の中空糸膜モジュールによれば、
従来の濾過装置における逆洗ポンプや逆洗タンク等を設
置することなく透過液逆洗を行うことができる。
従来の濾過装置における逆洗ポンプや逆洗タンク等を設
置することなく透過液逆洗を行うことができる。
【図1】本発明の第一の実施例に係る中空糸膜モジュー
ルの構造を示す縦断面図である。
ルの構造を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第二の実施例に係る中空糸膜モジュー
ルの構造を示す縦断面図である。
ルの構造を示す縦断面図である。
【図3】従来のモジュールの構造を示す縦断面図であ
る。
る。
【図4】試験例における透過量と濾過速度の関係を示す
グラフである。
グラフである。
1 処理液入口 2 処理液出口 3 透過液出口 4 気体導入口 5 貯溜スペース 6 ハウジング 7 中空糸膜 8 固定樹脂 9 固定治具 10 キャップ体
Claims (2)
- 【請求項1】 多数の中空糸膜を収納したハウジングに
キャップ体を液密に取着してなる外圧方式の中空糸膜モ
ジュールにおいて、該キャップ体に透過液を貯溜できる
空間を設け、かつ該透過液を貯溜できる空間の容積が中
空糸膜モジュールの全容積の10〜70%となるように
設定したことを特徴とする中空糸膜モジュール。 - 【請求項2】 キャップ体に気体導入口を設けたことを
特徴とする請求項1に記載の中空糸膜モジュール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21292993A JPH0760074A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 中空糸膜モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21292993A JPH0760074A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 中空糸膜モジュール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0760074A true JPH0760074A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16630632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21292993A Pending JPH0760074A (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | 中空糸膜モジュール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0760074A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1180391A3 (en) * | 2000-08-18 | 2002-02-27 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Filter device |
| WO2011058983A1 (ja) | 2009-11-10 | 2011-05-19 | 東レ株式会社 | 化学品製造用中空糸膜モジュールおよび化学品の製造方法 |
| WO2015046430A1 (ja) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 東レ株式会社 | カートリッジ式中空糸膜モジュールおよびカートリッジ式中空糸膜モジュールの製造方法 |
-
1993
- 1993-08-27 JP JP21292993A patent/JPH0760074A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1180391A3 (en) * | 2000-08-18 | 2002-02-27 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Filter device |
| WO2011058983A1 (ja) | 2009-11-10 | 2011-05-19 | 東レ株式会社 | 化学品製造用中空糸膜モジュールおよび化学品の製造方法 |
| EP2500083A4 (en) * | 2009-11-10 | 2014-08-13 | Toray Industries | HOLLOW FIBER MEMBRANE MODULE FOR USE IN THE PRODUCTION OF A CHEMICAL, AND METHOD FOR PRODUCING A CHEMICAL SUBSTANCE |
| WO2015046430A1 (ja) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 東レ株式会社 | カートリッジ式中空糸膜モジュールおよびカートリッジ式中空糸膜モジュールの製造方法 |
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