JPH0760481A - 高Cr高Nオーステナイト鋼用溶接材料 - Google Patents
高Cr高Nオーステナイト鋼用溶接材料Info
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- JPH0760481A JPH0760481A JP21115393A JP21115393A JPH0760481A JP H0760481 A JPH0760481 A JP H0760481A JP 21115393 A JP21115393 A JP 21115393A JP 21115393 A JP21115393 A JP 21115393A JP H0760481 A JPH0760481 A JP H0760481A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】発電ボイラ用等の高温強度に優れた高Cr高Nの
オーステナイト鋼のガスシールドアーク溶接用溶接材料
を提供する。 【構成】(1) 重量%で、C:0.03〜0.1 %、Si: 0.1〜
0.5 %、Mn: 1.2〜8%、Cr:23〜28%、Ni:18〜30
%、Nb:0.01〜0.7 %、Al: 0.5%以下、N: 0.2〜0.
4%、Mo: 0.5〜1.5 %、およびB:0.01%以下を含有
し、かつ不純物としてP、SがP:0.01%以下ならびに
P+S:0.02%以下を満足し、残部がFeおよび不可避不
純物からなる高Cr高Nオーステナイト鋼用ガスシールド
アーク溶接材料。この材料には、必要に応じて更に、1
〜4%のCuを含むことができる。 (2) (1)の材料において、C: 0.1を超えて0.24%ま
で、Mn:8%以下およびN:0.15〜0.35%とした高Cr高
Nオーステナイト鋼用ガスシールドアーク溶接材料。
オーステナイト鋼のガスシールドアーク溶接用溶接材料
を提供する。 【構成】(1) 重量%で、C:0.03〜0.1 %、Si: 0.1〜
0.5 %、Mn: 1.2〜8%、Cr:23〜28%、Ni:18〜30
%、Nb:0.01〜0.7 %、Al: 0.5%以下、N: 0.2〜0.
4%、Mo: 0.5〜1.5 %、およびB:0.01%以下を含有
し、かつ不純物としてP、SがP:0.01%以下ならびに
P+S:0.02%以下を満足し、残部がFeおよび不可避不
純物からなる高Cr高Nオーステナイト鋼用ガスシールド
アーク溶接材料。この材料には、必要に応じて更に、1
〜4%のCuを含むことができる。 (2) (1)の材料において、C: 0.1を超えて0.24%ま
で、Mn:8%以下およびN:0.15〜0.35%とした高Cr高
Nオーステナイト鋼用ガスシールドアーク溶接材料。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、発電ボイラ用等の高
温強度に優れた高Cr高Nのオーステナイト鋼用ガスシー
ルドアーク溶接に使用される溶接材料に関する。
温強度に優れた高Cr高Nのオーステナイト鋼用ガスシー
ルドアーク溶接に使用される溶接材料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、高温で使用される発電用ボイ
ラ、化学反応装置等には、主として、18−8系のオース
テナイトステンレス鋼が使用されてきた。しかし、最近
のボイラ等での運転条件の苛酷化(高温化、高圧化)に
伴い、18−8系よりも更に高温強度が高く、耐食性に優
れた材料が必要とされるようになった。このような要求
に応えるために開発されたものとして、高Cr高Nを特徴
とするオーステナイト鋼があり、例えば特開昭57−1649
72号および特開昭59− 64752号の両公報には、高Crで、
N、Nb、Bを添加することにより、高温強度および耐食
性の改善を図ったオーステナイト鋼が開示されている。
ラ、化学反応装置等には、主として、18−8系のオース
テナイトステンレス鋼が使用されてきた。しかし、最近
のボイラ等での運転条件の苛酷化(高温化、高圧化)に
伴い、18−8系よりも更に高温強度が高く、耐食性に優
れた材料が必要とされるようになった。このような要求
に応えるために開発されたものとして、高Cr高Nを特徴
とするオーステナイト鋼があり、例えば特開昭57−1649
72号および特開昭59− 64752号の両公報には、高Crで、
N、Nb、Bを添加することにより、高温強度および耐食
性の改善を図ったオーステナイト鋼が開示されている。
【0003】そして、このような高Cr高Nオーステナイ
ト鋼の溶接に使用される溶接材料としては、母材をその
まま線材加工したものや、高Ni合金用アーク溶接材料
(例えば JIS溶接棒 DNiCr系) の使用が考えられてお
り、更に、共金系高Cr高Nオーステナイト鋼用溶接材料
(特開平5−69187 号公報参照)も提案されている。
ト鋼の溶接に使用される溶接材料としては、母材をその
まま線材加工したものや、高Ni合金用アーク溶接材料
(例えば JIS溶接棒 DNiCr系) の使用が考えられてお
り、更に、共金系高Cr高Nオーステナイト鋼用溶接材料
(特開平5−69187 号公報参照)も提案されている。
【0004】しかし、高Cr高Nオーステナイト鋼の溶接
では、母材は溶製後、圧延、熱処理により組織の調整を
受けて高温強度の確保が図られるのに対し、溶接金属は
殆どの場合、凝固時の組織で使用される。そのため、溶
接金属は、母材に比べ高温強度を高めることが本質的に
容易でない。
では、母材は溶製後、圧延、熱処理により組織の調整を
受けて高温強度の確保が図られるのに対し、溶接金属は
殆どの場合、凝固時の組織で使用される。そのため、溶
接金属は、母材に比べ高温強度を高めることが本質的に
容易でない。
【0005】また、オーステナイト組織では高合金組成
のため割れ感受性が高くなり、溶接高温割れが発生しや
すく、特に、溶接金属では、溶接凝固時に溶接金属内に
発生する凝固割れが問題となる。更に、オーステナイト
鋼材の高温強度を高めるために添加される一部の成分
は、溶接高温割れに悪影響を与え、その防止を一層困難
にしている。
のため割れ感受性が高くなり、溶接高温割れが発生しや
すく、特に、溶接金属では、溶接凝固時に溶接金属内に
発生する凝固割れが問題となる。更に、オーステナイト
鋼材の高温強度を高めるために添加される一部の成分
は、溶接高温割れに悪影響を与え、その防止を一層困難
にしている。
【0006】そのため、母材をそのまま線材に加工した
溶接材料では、次のような問題がある。
溶接材料では、次のような問題がある。
【0007】例えば、母材の高温強度の改善に有効なB
は、溶接金属の溶接高温割れ感受性を高める作用があ
る。また、溶接高温割れ感受性の低減には、Ni量を減じ
てδフェライトを数%晶出させることが有効であるが、
このδフェライトは高温での使用中にシグマ相へ変態し
て脆化の原因になるため、δフェライトの晶出は抑えな
ければならない。一方、δフェライトの晶出を抑えた条
件下で、高温強度の改善に有効なNbを添加すると、割れ
感受性は一層高められることになる。従って、母材をそ
のまま線材に加工した溶接材料では、溶接金属に優れた
高温強度と同時に耐溶接高温割れ性を付与することは困
難であった。
は、溶接金属の溶接高温割れ感受性を高める作用があ
る。また、溶接高温割れ感受性の低減には、Ni量を減じ
てδフェライトを数%晶出させることが有効であるが、
このδフェライトは高温での使用中にシグマ相へ変態し
て脆化の原因になるため、δフェライトの晶出は抑えな
ければならない。一方、δフェライトの晶出を抑えた条
件下で、高温強度の改善に有効なNbを添加すると、割れ
感受性は一層高められることになる。従って、母材をそ
のまま線材に加工した溶接材料では、溶接金属に優れた
高温強度と同時に耐溶接高温割れ性を付与することは困
難であった。
【0008】一方、高温で使用される発電用ボイラ等の
溶接部の強度は、特にオーステナイト組織において、溶
接時の加熱により軟化し易いので、溶接入熱量、層間温
度等の溶接施工条件の影響を受けるため、従来の高Ni合
金用アーク溶接材料や先に特開平5−69187 号公報で提
案された共金系高Cr高Nオーステナイト鋼用溶接材料で
は、広範な溶接条件のもとで、高強度の母材に対して必
ずしも安定した高温強度が得られないという問題があっ
た。また、高Ni合金用アーク溶接材料は、高価であり、
経済性の点でも好ましくない。
溶接部の強度は、特にオーステナイト組織において、溶
接時の加熱により軟化し易いので、溶接入熱量、層間温
度等の溶接施工条件の影響を受けるため、従来の高Ni合
金用アーク溶接材料や先に特開平5−69187 号公報で提
案された共金系高Cr高Nオーステナイト鋼用溶接材料で
は、広範な溶接条件のもとで、高強度の母材に対して必
ずしも安定した高温強度が得られないという問題があっ
た。また、高Ni合金用アーク溶接材料は、高価であり、
経済性の点でも好ましくない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来の
溶接材料では、溶接金属に優れた高温強度と同時に耐溶
接高温割れ性を付与することは困難であった。本発明
は、このような問題に鑑み、溶接部の溶接高温割れ感受
性を高めることなく、安定した高温強度がより広い溶接
施工条件範囲で得られる溶接材料を提供することを目的
としている。
溶接材料では、溶接金属に優れた高温強度と同時に耐溶
接高温割れ性を付与することは困難であった。本発明
は、このような問題に鑑み、溶接部の溶接高温割れ感受
性を高めることなく、安定した高温強度がより広い溶接
施工条件範囲で得られる溶接材料を提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の溶接材
料を要旨としている。
料を要旨としている。
【0011】(1) 重量%で、C:0.03〜0.1 %、Si:
0.1〜0.5 %、Mn: 1.2〜8%、Cr:23〜28%、Ni:18
〜30%、Nb:0.01〜0.7 %、Al: 0.5%以下、N: 0.2
〜0.4%、Mo: 0.5〜1.5 %、およびB:0.01%以下を
含有し、かつ不純物としてP、SがP:0.01%以下なら
びにP+S:0.02%以下を満足し、残部がFeおよび不可
避不純物からなることを特徴とする高Cr高Nオーステナ
イト鋼用ガスシールドアーク溶接材料。
0.1〜0.5 %、Mn: 1.2〜8%、Cr:23〜28%、Ni:18
〜30%、Nb:0.01〜0.7 %、Al: 0.5%以下、N: 0.2
〜0.4%、Mo: 0.5〜1.5 %、およびB:0.01%以下を
含有し、かつ不純物としてP、SがP:0.01%以下なら
びにP+S:0.02%以下を満足し、残部がFeおよび不可
避不純物からなることを特徴とする高Cr高Nオーステナ
イト鋼用ガスシールドアーク溶接材料。
【0012】この材料には、必要に応じて更に、1〜4
%のCuを含むことができる。
%のCuを含むことができる。
【0013】(2) 重量%で、C: 0.1%を超えて0.24%
まで、Si: 0.1〜0.5 %、Mn:8%以下、Cr:23〜28
%、Ni:18〜30%、Nb:0.01〜0.7 %、Al: 0.5%以
下、N:0.15〜0.35%、Mo: 0.5〜1.5 %、およびB:
0.01%以下を含有し、かつ不純物としてP、SがP:0.
01%以下ならびにP+S:0.02%以下を満足し、残部が
Feおよび不可避不純物からなることを特徴とする高Cr高
Nオーステナイト鋼用ガスシールドアーク溶接材料。
まで、Si: 0.1〜0.5 %、Mn:8%以下、Cr:23〜28
%、Ni:18〜30%、Nb:0.01〜0.7 %、Al: 0.5%以
下、N:0.15〜0.35%、Mo: 0.5〜1.5 %、およびB:
0.01%以下を含有し、かつ不純物としてP、SがP:0.
01%以下ならびにP+S:0.02%以下を満足し、残部が
Feおよび不可避不純物からなることを特徴とする高Cr高
Nオーステナイト鋼用ガスシールドアーク溶接材料。
【0014】上記 (1)または (2)の材料は、更に、Mg:
0.02%以下または/およびCa:0.02%以下を含有するこ
とが望ましい。
0.02%以下または/およびCa:0.02%以下を含有するこ
とが望ましい。
【0015】
【作用】本発明者は、溶接部の溶接高温割れ感受性を高
めることなく、安定した高温強度がより広い溶接施工条
件範囲で得られるガスシールドアーク溶接材料に関して
詳細に検討した結果、次の知見を得た。ここで言うガス
シールドアーク溶接とは、Ar、He等の不活性ガスにより
アークをシールドして溶接を行う方法である。
めることなく、安定した高温強度がより広い溶接施工条
件範囲で得られるガスシールドアーク溶接材料に関して
詳細に検討した結果、次の知見を得た。ここで言うガス
シールドアーク溶接とは、Ar、He等の不活性ガスにより
アークをシールドして溶接を行う方法である。
【0016】 Nの固溶強化により高温強度の改善が
図れるため、溶接材料の高N化は、溶接金属の高温強度
の向上に有効である。
図れるため、溶接材料の高N化は、溶接金属の高温強度
の向上に有効である。
【0017】しかし、溶接施工時、溶接材料に含有され
るNが溶接金属中に残留しない (歩留らない) という問
題がある。これは、特に大入熱溶接において顕著となる
が、Nがアーク雰囲気中に飛散するためであり、溶接材
料中に多量のNが含有されていても、有効なNが溶接金
属中に歩留らない状況になる。この対策として、Mnの含
有量を 1.2%以上にすることにより、溶接金属中のNの
活量を下げ、Nの歩留り量の向上を図ることができる。
ここで、Nの活量とは、溶融金属中でのNの溶解度のこ
とである。
るNが溶接金属中に残留しない (歩留らない) という問
題がある。これは、特に大入熱溶接において顕著となる
が、Nがアーク雰囲気中に飛散するためであり、溶接材
料中に多量のNが含有されていても、有効なNが溶接金
属中に歩留らない状況になる。この対策として、Mnの含
有量を 1.2%以上にすることにより、溶接金属中のNの
活量を下げ、Nの歩留り量の向上を図ることができる。
ここで、Nの活量とは、溶融金属中でのNの溶解度のこ
とである。
【0018】 Cも固溶強化元素として高温強度の向
上に寄与するため、溶接材料の高C化は、溶接金属の高
温強度の向上に有効である。しかし、Cを過剰に含有さ
せると、Cは炭窒化物として多量に析出し、かえって高
温強度の低下を招くことになる。従って、Nとの相乗効
果による高温強度の改善をも考慮し、Nの含有量との関
係において、Cの含有量は適正に調整する必要がある。
上に寄与するため、溶接材料の高C化は、溶接金属の高
温強度の向上に有効である。しかし、Cを過剰に含有さ
せると、Cは炭窒化物として多量に析出し、かえって高
温強度の低下を招くことになる。従って、Nとの相乗効
果による高温強度の改善をも考慮し、Nの含有量との関
係において、Cの含有量は適正に調整する必要がある。
【0019】 Cuも固溶強化元素であるが、固溶強化
とともにCuの富化した化合物相の微細析出による析出強
化の作用を有するので、溶接金属の高温強度には有効で
ある。従って、炭窒化物の析出の問題があるCの含有量
を増す代わりにCuを添加してもよい。
とともにCuの富化した化合物相の微細析出による析出強
化の作用を有するので、溶接金属の高温強度には有効で
ある。従って、炭窒化物の析出の問題があるCの含有量
を増す代わりにCuを添加してもよい。
【0020】本発明は以上の知見に基づき完成されたも
のである。以下、本発明における溶接材料の成分の含有
量を前記のように限定した理由について述べる。以下、
「%」は「重量%」を意味する。
のである。以下、本発明における溶接材料の成分の含有
量を前記のように限定した理由について述べる。以下、
「%」は「重量%」を意味する。
【0021】C:溶接金属の高温引張強さおよびクリー
プ強度の向上に寄与する。しかし、過剰の含有は、前記
の通り炭窒化物として析出しかえって高温強度の低下を
招く。例えば、NbCrNおよびCr23C6 型の炭化物の析出
強化とCのマトリックスの固溶強化が高温引張強さおよ
びクリープ強度の向上に有効である。しかし、C量を過
剰に含有した場合には、粗大なCr23C6 が析出し、強度
の向上には寄与しない。一方、微細炭化物の析出により
Crが消費されると、Nが Cr2Nとして析出するので、固
溶Nが減少し、溶接金属の強度の低下を防ぐことができ
る。そこで、CとNとの相乗効果を狙い、N量が 0.2〜
0.4 %のときにC量は0.03〜0.1 %とし、N量が0.15〜
0.35%のときにC量は 0.1〜0.24%とした。
プ強度の向上に寄与する。しかし、過剰の含有は、前記
の通り炭窒化物として析出しかえって高温強度の低下を
招く。例えば、NbCrNおよびCr23C6 型の炭化物の析出
強化とCのマトリックスの固溶強化が高温引張強さおよ
びクリープ強度の向上に有効である。しかし、C量を過
剰に含有した場合には、粗大なCr23C6 が析出し、強度
の向上には寄与しない。一方、微細炭化物の析出により
Crが消費されると、Nが Cr2Nとして析出するので、固
溶Nが減少し、溶接金属の強度の低下を防ぐことができ
る。そこで、CとNとの相乗効果を狙い、N量が 0.2〜
0.4 %のときにC量は0.03〜0.1 %とし、N量が0.15〜
0.35%のときにC量は 0.1〜0.24%とした。
【0022】Si:脱酸剤として添加されるが、過度の含
有は溶接高温割れ感受性を高めるので、 0.1〜0.5 %と
した。
有は溶接高温割れ感受性を高めるので、 0.1〜0.5 %と
した。
【0023】Mn:脱酸剤として添加されるが、高温脆性
に悪影響を及ぼすSを固定して、溶接高温割れ感受性の
低減に寄与する。更に、溶接金属中のNの活量を下げる
ことにより、溶接時にアーク雰囲気中へのNの飛散を抑
え、溶接金属中のNの歩留り量を上げ、高温引張強さお
よびクリープ強さの向上に寄与する。そこで、N量が0.
2〜0.4 %のときに、Mn量の下限を1.2 %とする。ただ
し、過度の含有は溶接金属の脆化を招くため、Mn量の下
限は8%とする。望ましいのは 1.2〜6%である。
に悪影響を及ぼすSを固定して、溶接高温割れ感受性の
低減に寄与する。更に、溶接金属中のNの活量を下げる
ことにより、溶接時にアーク雰囲気中へのNの飛散を抑
え、溶接金属中のNの歩留り量を上げ、高温引張強さお
よびクリープ強さの向上に寄与する。そこで、N量が0.
2〜0.4 %のときに、Mn量の下限を1.2 %とする。ただ
し、過度の含有は溶接金属の脆化を招くため、Mn量の下
限は8%とする。望ましいのは 1.2〜6%である。
【0024】Cr:高温強度、耐酸化性、耐食性の確保の
ために必要であるが、過度の含有は熱間加工性を損な
う。そのため、Cr量は23〜28%とした。
ために必要であるが、過度の含有は熱間加工性を損な
う。そのため、Cr量は23〜28%とした。
【0025】Ni:オーステナイト組織の安定化、高温強
度の確保のために必須であるが、δフェライトを晶出さ
せる。δフェライトは溶接高温割れ感受性を低下させる
が、一方、高温使用中での脆化の原因になる。本発明の
溶接材料では、δフェライトの晶出を抑えて高温脆化を
防ぐとともに、Niは高価な元素であるので、多量の添加
は経済性を損なうことも考慮し、Ni量は18〜30%とし
た。
度の確保のために必須であるが、δフェライトを晶出さ
せる。δフェライトは溶接高温割れ感受性を低下させる
が、一方、高温使用中での脆化の原因になる。本発明の
溶接材料では、δフェライトの晶出を抑えて高温脆化を
防ぐとともに、Niは高価な元素であるので、多量の添加
は経済性を損なうことも考慮し、Ni量は18〜30%とし
た。
【0026】Nb:NbCrNとして炭窒化物を微細析出させ
ることにより、高温強度の向上に有効である。しかし、
Nbの添加は溶接高温割れ感受性を上昇させる。特にδフ
ェライトを晶出させない条件下では、この割れ感受性の
上昇は著しいものとなる。そこで、Nb量は0.01〜0.7 %
とした。
ることにより、高温強度の向上に有効である。しかし、
Nbの添加は溶接高温割れ感受性を上昇させる。特にδフ
ェライトを晶出させない条件下では、この割れ感受性の
上昇は著しいものとなる。そこで、Nb量は0.01〜0.7 %
とした。
【0027】Al:脱酸剤として添加されるが、多く添加
してもその効果は飽和するため、含有量は0.5 %以下と
した。望ましくは0.01〜0.3 %である。
してもその効果は飽和するため、含有量は0.5 %以下と
した。望ましくは0.01〜0.3 %である。
【0028】Ca、Mg:溶接高温割れ感受性の低下および
線材加工時の熱間加工性の改善に有効である。しかし、
過剰の含有は、溶接金属中の介在物を増加させるため好
ましくない。従って、これらを添加する場合でも、その
含有量は0.02%以下とするのがよい。
線材加工時の熱間加工性の改善に有効である。しかし、
過剰の含有は、溶接金属中の介在物を増加させるため好
ましくない。従って、これらを添加する場合でも、その
含有量は0.02%以下とするのがよい。
【0029】N:溶接金属の高温強度の確保に不可欠で
ある。即ち、Nは凝固組織のマトリックス中に固溶して
これを強化するとともに、一部は窒化物として析出する
ことにより析出強化の作用をもつ。しかし、過度の含有
は、高温での使用中に多量の炭窒化物を析出させて、溶
接金属の脆化の原因となる。そのため、C量が0.03〜0.
1 %のときにN量を0.2 〜0.4 %とし、C量が0.1 〜0.
24%のときにN量を0.15〜0.35%とした。
ある。即ち、Nは凝固組織のマトリックス中に固溶して
これを強化するとともに、一部は窒化物として析出する
ことにより析出強化の作用をもつ。しかし、過度の含有
は、高温での使用中に多量の炭窒化物を析出させて、溶
接金属の脆化の原因となる。そのため、C量が0.03〜0.
1 %のときにN量を0.2 〜0.4 %とし、C量が0.1 〜0.
24%のときにN量を0.15〜0.35%とした。
【0030】Mo:凝固組織のマトリックス中に固溶し
て、溶接金属の高温強度を高めることができる。しか
し、含有量が 0.5%未満ではその効果が小さく、 1.5%
を超えるとその効果が飽和してしまうばかりか、耐食性
の低下を招く。従って、Mo量は 0.5〜1.5 %とした。
て、溶接金属の高温強度を高めることができる。しか
し、含有量が 0.5%未満ではその効果が小さく、 1.5%
を超えるとその効果が飽和してしまうばかりか、耐食性
の低下を招く。従って、Mo量は 0.5〜1.5 %とした。
【0031】Cu:Cu富化相として微細析出するため、高
温引張強さおよびクリープ強さの向上に有効に寄与す
る。従って、炭窒化物の析出の問題があるCの含有量の
増加の代わりに、Cuを添加するのが望ましい場合があ
る。Cuを添加する場合には、含有量は1%以上とし、過
剰の添加は延性の低下を招くため、上限は4%とする。
温引張強さおよびクリープ強さの向上に有効に寄与す
る。従って、炭窒化物の析出の問題があるCの含有量の
増加の代わりに、Cuを添加するのが望ましい場合があ
る。Cuを添加する場合には、含有量は1%以上とし、過
剰の添加は延性の低下を招くため、上限は4%とする。
【0032】B:結晶粒界に偏析して粒界の強度を高め
ることにより、クリープ強さの向上に寄与する。しか
し、過剰の添加は溶接高温割れを助長するため、含有量
は0.01%以下とする。
ることにより、クリープ強さの向上に寄与する。しか
し、過剰の添加は溶接高温割れを助長するため、含有量
は0.01%以下とする。
【0033】P、S:凝固時に低融点の共晶物を生成
し、溶接高温割れの発生原因となるので、Pは0.01%以
下でかつP+Sで0.02%以下とする。このようにPおよ
びSの2成分を同時に規制しているのは、PとSの相乗
効果で共晶物の融点が低下し、割れ感受性が高まるのを
防ぐためであり、これにより、Nb、Bの添加に伴う溶接
高温割れ感受性の上昇を抑えることができる。Nb添加鋼
であっても、充分な溶接性が確保され、Nbの添加による
高温強度の確保も容易になる。
し、溶接高温割れの発生原因となるので、Pは0.01%以
下でかつP+Sで0.02%以下とする。このようにPおよ
びSの2成分を同時に規制しているのは、PとSの相乗
効果で共晶物の融点が低下し、割れ感受性が高まるのを
防ぐためであり、これにより、Nb、Bの添加に伴う溶接
高温割れ感受性の上昇を抑えることができる。Nb添加鋼
であっても、充分な溶接性が確保され、Nbの添加による
高温強度の確保も容易になる。
【0034】なお、本発明の溶接材料が対象とする母材
は、主要合金成分がCr:17 〜28%、Ni:18 〜25%、C:
0.02 〜0.1 %、N:0.15 〜0.4 %、Nb:0.2〜0.8 %お
よびB:0.002〜0.006 %のいわゆる高Cr高Nオーステナ
イト鋼である。
は、主要合金成分がCr:17 〜28%、Ni:18 〜25%、C:
0.02 〜0.1 %、N:0.15 〜0.4 %、Nb:0.2〜0.8 %お
よびB:0.002〜0.006 %のいわゆる高Cr高Nオーステナ
イト鋼である。
【0035】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例と対比させ
て、更に詳しく説明する。
て、更に詳しく説明する。
【0036】母材として、表1に示す化学組成の高強度
の高Cr高Nオーステナイト鋼を用いて、ガスシールドア
ーク溶接材料の性能比較を行った。この母材は、高Cr系
でN、Nb、Bの成分を含有し、そのクリープ強度( 600
℃×100000時間)は18.8kgf/mm2 であり、SUS 347Hのク
リープ強度に比べ約 1.6倍に引き上げられている。
の高Cr高Nオーステナイト鋼を用いて、ガスシールドア
ーク溶接材料の性能比較を行った。この母材は、高Cr系
でN、Nb、Bの成分を含有し、そのクリープ強度( 600
℃×100000時間)は18.8kgf/mm2 であり、SUS 347Hのク
リープ強度に比べ約 1.6倍に引き上げられている。
【0037】
【表1】
【0038】溶接材料は、表2に示す12種類(本発明例
および比較例各6種類)とし、いずれも、実験室にて真
空溶製後、外径2mmの線材に加工することにより作製し
た。
および比較例各6種類)とし、いずれも、実験室にて真
空溶製後、外径2mmの線材に加工することにより作製し
た。
【0039】
【表2】
【0040】図1は、溶接試験に用いた開先の形状を示
す図であり、開先は60°とした。また、図2は、溶接試
験で作製した継手の形状を示す図であるが、溶接材料の
評価試験はこの継手を用いて行った。
す図であり、開先は60°とした。また、図2は、溶接試
験で作製した継手の形状を示す図であるが、溶接材料の
評価試験はこの継手を用いて行った。
【0041】溶接試験では、まず、図1に示す開先を設
けた外形38〜60mmのパイプの母材1を、図2に示すよう
に突き合わせ、炭素鋼からなる拘束棒2上に拘束溶接し
た。
けた外形38〜60mmのパイプの母材1を、図2に示すよう
に突き合わせ、炭素鋼からなる拘束棒2上に拘束溶接し
た。
【0042】次いで、その開先に対して供試溶接材料に
より多層溶接を行って、評価用の継手を作製した。継手
の溶接箇所は拘束溶接部3および開先に対する試験溶接
部4であるが、それぞれの溶接はArをシールドガスとし
たTIG法を用いた。ここで、拘束溶接を行うのは、母
材の両端を拘束することにより、開先部分の試験溶接部
4の溶接の際に生じた熱応力によって、試験溶接部4に
割れが発生しやすくするためである。
より多層溶接を行って、評価用の継手を作製した。継手
の溶接箇所は拘束溶接部3および開先に対する試験溶接
部4であるが、それぞれの溶接はArをシールドガスとし
たTIG法を用いた。ここで、拘束溶接を行うのは、母
材の両端を拘束することにより、開先部分の試験溶接部
4の溶接の際に生じた熱応力によって、試験溶接部4に
割れが発生しやすくするためである。
【0043】図3は、継手から採取した側曲げ試験片の
形状を示す図である。また、図4は、継手から採取した
高温引張試験およびクリープ試験に用いる試験片の形状
を示す図である。
形状を示す図である。また、図4は、継手から採取した
高温引張試験およびクリープ試験に用いる試験片の形状
を示す図である。
【0044】継手の溶接後、機械加工によって図3に示
す側曲げ試験片を採取し、これを板厚の2倍の曲げ半径
(8〜14mm) で、角度 180度の曲げ加工を行い、開先部
分の試験溶接部4における溶接高温割れ発生の有無を調
べた。さらに、機械加工によって採取した図4に示す試
験片により高温引張試験およびクリープ試験を行った。
す側曲げ試験片を採取し、これを板厚の2倍の曲げ半径
(8〜14mm) で、角度 180度の曲げ加工を行い、開先部
分の試験溶接部4における溶接高温割れ発生の有無を調
べた。さらに、機械加工によって採取した図4に示す試
験片により高温引張試験およびクリープ試験を行った。
【0045】高温引張試験は、 600℃にて行い、母材の
設計基準となる許容応力値以上の強度を保証しうる 47k
gf/mm2を判定基準とし、これを超えるものを合格とし
た。
設計基準となる許容応力値以上の強度を保証しうる 47k
gf/mm2を判定基準とし、これを超えるものを合格とし
た。
【0046】クリープ試験では、母材の破断時間が約30
00時間となる温度 600℃および荷重22kgf/mm2 の条件で
試験を行い、試験溶接部4の破断時間を調べた。評価の
判断基準は、母材の破断時間の80%として、これに達し
ないものをクリープ強度不足とした。
00時間となる温度 600℃および荷重22kgf/mm2 の条件で
試験を行い、試験溶接部4の破断時間を調べた。評価の
判断基準は、母材の破断時間の80%として、これに達し
ないものをクリープ強度不足とした。
【0047】溶接材料の評価にあたり、溶接高温割れに
ついて○は割れなし、×は割れ発生を示し、高温引張試
験について○は 47kgf/mm2の判定基準を超えるものを示
し、×は判定基準に達しないものを示す。更に、クリー
プ強度について○は破断時間が母材の破断時間の80%を
超えるものを示し、×は母材の破断時間の80%に達しな
いものを示す。また、溶接の施工条件は、母材のパイプ
寸法とともに溶接入熱量(KJ/cm )および層間温度
(℃)を変化させている。ここで、溶接入熱量(KJ/cm
)は{溶接電流(A)×溶接電圧(V)/溶接速度(c
m/min)}× 60 の関係から求め、層間温度(℃)は特
定の温度範囲で変色する示温塗料によって測定してい
る。以上の評価結果を表3に示す。
ついて○は割れなし、×は割れ発生を示し、高温引張試
験について○は 47kgf/mm2の判定基準を超えるものを示
し、×は判定基準に達しないものを示す。更に、クリー
プ強度について○は破断時間が母材の破断時間の80%を
超えるものを示し、×は母材の破断時間の80%に達しな
いものを示す。また、溶接の施工条件は、母材のパイプ
寸法とともに溶接入熱量(KJ/cm )および層間温度
(℃)を変化させている。ここで、溶接入熱量(KJ/cm
)は{溶接電流(A)×溶接電圧(V)/溶接速度(c
m/min)}× 60 の関係から求め、層間温度(℃)は特
定の温度範囲で変色する示温塗料によって測定してい
る。以上の評価結果を表3に示す。
【0048】
【表3】
【0049】表3より明らかなように、本発明例である
溶接材料No. A1〜A6は、大入熱量および高い層間温
度の苛酷な条件でも、いずれも溶接高温割れの発生がな
く、高温引張試験およびクリープ試験においても良好な
成績であった。特に、溶接材料No. A1は、広範な施工
条件に対応すべく、溶接入熱量9〜13KJ/cm 、層間温度
150〜400 ℃およびパイプ寸法38〜60mmの広い範囲の条
件で評価したが、いずれの条件でも、優れた耐高温割れ
性、高温引張強さおよびクリープ強さを有していること
が分かる。
溶接材料No. A1〜A6は、大入熱量および高い層間温
度の苛酷な条件でも、いずれも溶接高温割れの発生がな
く、高温引張試験およびクリープ試験においても良好な
成績であった。特に、溶接材料No. A1は、広範な施工
条件に対応すべく、溶接入熱量9〜13KJ/cm 、層間温度
150〜400 ℃およびパイプ寸法38〜60mmの広い範囲の条
件で評価したが、いずれの条件でも、優れた耐高温割れ
性、高温引張強さおよびクリープ強さを有していること
が分かる。
【0050】一方、比較例において、溶接材料No. B1
〜B2は溶接高温割れの発生があり、溶接材料No. B3
〜B6は高温引張試験およびクリープ試験において強度
不足であった。
〜B2は溶接高温割れの発生があり、溶接材料No. B3
〜B6は高温引張試験およびクリープ試験において強度
不足であった。
【0051】
【発明の効果】本発明の高Cr高Nオーステナイト鋼用ガ
スシールドアーク溶接材料は、高Cr高N鋼材であるの
で、高Ni合金用溶接材に比して安価である。
スシールドアーク溶接材料は、高Cr高N鋼材であるの
で、高Ni合金用溶接材に比して安価である。
【0052】また、広範な施工条件のもとで母材に匹敵
する優れた高温強度を溶接金属に与え、更に、溶接高温
割れ感受性を低下させ、溶接割れを防ぐことができる。
する優れた高温強度を溶接金属に与え、更に、溶接高温
割れ感受性を低下させ、溶接割れを防ぐことができる。
【図1】溶接試験に用いた開先の形状を示す図である。
【図2】溶接試験で作製した継手の形状を示す図であ
る。
る。
【図3】継手から採取した側曲げ試験片の形状を示す図
である。
である。
【図4】継手から採取した高温引張試験およびクリープ
試験用試験片の形状を示す図である。
試験用試験片の形状を示す図である。
1…母材、2…拘束棒、3…拘束溶接部、4…試験溶接
部
部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高 隆夫 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号住 友金属工業株式会社内 (72)発明者 松本 茂 兵庫県尼崎市扶桑町1番17号住金溶接工業 株式会社内 (72)発明者 水田 俊彦 兵庫県尼崎市扶桑町1番17号住金溶接工業 株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】重量%で、C:0.03〜0.1 %、Si: 0.1〜
0.5 %、Mn: 1.2〜8%、Cr:23〜28%、Ni:18〜30
%、Nb:0.01〜0.7 %、Al: 0.5%以下、N: 0.2〜0.
4 %、Mo: 0.5〜1.5 %、およびB:0.01%以下を含有
し、かつ不純物としてP、SがP:0.01%以下ならびに
P+S:0.02%以下を満足し、残部がFeおよび不可避不
純物からなることを特徴とする高Cr高Nオーステナイト
鋼用ガスシールドアーク溶接材料。 - 【請求項2】重量%で、請求項1に記載の成分に加えて
更に、Cu:1〜4%を含有し、かつ不純物としてP、S
がP:0.01%以下ならびにP+S:0.02%以下を満足
し、残部がFeおよび不可避不純物からなることを特徴と
する高Cr高Nオーステナイト鋼用ガスシールドアーク溶
接材料。 - 【請求項3】重量%で、C: 0.1%を超えて0.24%ま
で、Si: 0.1〜0.5 %、Mn:8%以下、Cr:23〜28%、
Ni:18〜30%、Nb:0.01〜0.7 %、Al: 0.5%以下、
N:0.15〜0.35%、Mo: 0.5〜1.5 %、およびB:0.01
%以下を含有し、かつ不純物としてP、SがP:0.01%
以下ならびにP+S:0.02%以下を満足し、残部がFeお
よび不可避不純物からなることを特徴とする高Cr高Nオ
ーステナイト鋼用ガスシールドアーク溶接材料。 - 【請求項4】重量%で、請求項1、請求項2または請求
項3に記載の成分に加えて更に、Mg:0.02%以下または
/およびCa:0.02%以下を含有し、かつ不純物として
P、SがP:0.01%以下ならびにP+S:0.02%以下を
満足し、残部がFeおよび不可避不純物からなることを特
徴とする高Cr高Nオーステナイト鋼用ガスシールドアー
ク溶接材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21115393A JPH0760481A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 高Cr高Nオーステナイト鋼用溶接材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21115393A JPH0760481A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 高Cr高Nオーステナイト鋼用溶接材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0760481A true JPH0760481A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16601270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21115393A Pending JPH0760481A (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 高Cr高Nオーステナイト鋼用溶接材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0760481A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009093676A1 (ja) | 2008-01-25 | 2009-07-30 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | 溶接材料および溶接継手構造体 |
| US7807273B2 (en) * | 2004-03-24 | 2010-10-05 | Dai-Ichi High Frequency Co., Ltd. | Alloy-coated boiler part and method of welding self-fluxing alloy-coated boiler part |
| JP2015107500A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 新日鐵住金株式会社 | オーステナイト系耐熱鋼用溶接材料ならびにそれを用いてなる溶接金属および溶接継手 |
| KR20160078846A (ko) * | 2014-12-24 | 2016-07-05 | 주식회사 포스코 | 극저온 인성, 내열성 및 내균열성이 우수한 플럭스 코어드 아크 용접 재료 |
| JP2018529522A (ja) * | 2015-08-12 | 2018-10-11 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 溶接継手およびその溶接材料、溶接方法 |
| CN109454358A (zh) * | 2018-11-29 | 2019-03-12 | 北京北方车辆集团有限公司 | 一种特种车辆高氮钢车体焊接制造专用焊丝 |
| WO2019098034A1 (ja) | 2017-11-15 | 2019-05-23 | 日本製鉄株式会社 | オーステナイト系耐熱鋼溶接金属、溶接継手、オーステナイト系耐熱鋼用溶接材料、および溶接継手の製造方法 |
| JP2021049570A (ja) * | 2019-09-26 | 2021-04-01 | 日本製鉄株式会社 | オーステナイト系ステンレス鋼溶接継手 |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP21115393A patent/JPH0760481A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7807273B2 (en) * | 2004-03-24 | 2010-10-05 | Dai-Ichi High Frequency Co., Ltd. | Alloy-coated boiler part and method of welding self-fluxing alloy-coated boiler part |
| WO2009093676A1 (ja) | 2008-01-25 | 2009-07-30 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | 溶接材料および溶接継手構造体 |
| US7951469B2 (en) | 2008-01-25 | 2011-05-31 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Welding material and welded joint structure |
| US8158274B2 (en) | 2008-01-25 | 2012-04-17 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Welding material and welded joint structure |
| JP2015107500A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 新日鐵住金株式会社 | オーステナイト系耐熱鋼用溶接材料ならびにそれを用いてなる溶接金属および溶接継手 |
| KR20160078846A (ko) * | 2014-12-24 | 2016-07-05 | 주식회사 포스코 | 극저온 인성, 내열성 및 내균열성이 우수한 플럭스 코어드 아크 용접 재료 |
| JP2018529522A (ja) * | 2015-08-12 | 2018-10-11 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 溶接継手およびその溶接材料、溶接方法 |
| WO2019098034A1 (ja) | 2017-11-15 | 2019-05-23 | 日本製鉄株式会社 | オーステナイト系耐熱鋼溶接金属、溶接継手、オーステナイト系耐熱鋼用溶接材料、および溶接継手の製造方法 |
| KR20200065067A (ko) | 2017-11-15 | 2020-06-08 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 오스테나이트계 내열강 용접 금속, 용접 이음, 오스테나이트계 내열강용 용접 재료, 및 용접 이음의 제조 방법 |
| CN109454358A (zh) * | 2018-11-29 | 2019-03-12 | 北京北方车辆集团有限公司 | 一种特种车辆高氮钢车体焊接制造专用焊丝 |
| JP2021049570A (ja) * | 2019-09-26 | 2021-04-01 | 日本製鉄株式会社 | オーステナイト系ステンレス鋼溶接継手 |
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