JPH0759634B2 - ポリエステルの製造法 - Google Patents
ポリエステルの製造法Info
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- JPH0759634B2 JPH0759634B2 JP61001322A JP132286A JPH0759634B2 JP H0759634 B2 JPH0759634 B2 JP H0759634B2 JP 61001322 A JP61001322 A JP 61001322A JP 132286 A JP132286 A JP 132286A JP H0759634 B2 JPH0759634 B2 JP H0759634B2
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- Japan
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- acid
- polyester
- reaction
- lithium
- glycol
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- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は制電性ポリエステルの製造法に関し、更に詳し
くは安定した生産性で制電性及び制電剤の分散性に優れ
たポリエステルを製造する方法に関する。
くは安定した生産性で制電性及び制電剤の分散性に優れ
たポリエステルを製造する方法に関する。
従来技術 ポリエステル特にポリエチレンテレフタレートは、その
優れた物理的,化学的特性を有するため、繊維,フィル
ムその他成形品として広く使用されている。しかし、ポ
リエステルは帯電し易い欠点があり、このためさまざま
なトラブルが起る。例えば、フィルムに加工した場合、
製膜加工工程でのロールへの巻きつき,作業者への電
撃,ゴミやほこりの吸引によるフィルム面の汚れ,印刷
不良,フィルム同志のまつわりなどのトラブルが起り、
また糸の場合にも、糸乱れ,毛羽立ち,もつれ,収束性
不足、また加工後着用時の密着,巻きつきによる不快感
などを生じる。
優れた物理的,化学的特性を有するため、繊維,フィル
ムその他成形品として広く使用されている。しかし、ポ
リエステルは帯電し易い欠点があり、このためさまざま
なトラブルが起る。例えば、フィルムに加工した場合、
製膜加工工程でのロールへの巻きつき,作業者への電
撃,ゴミやほこりの吸引によるフィルム面の汚れ,印刷
不良,フィルム同志のまつわりなどのトラブルが起り、
また糸の場合にも、糸乱れ,毛羽立ち,もつれ,収束性
不足、また加工後着用時の密着,巻きつきによる不快感
などを生じる。
それ故、ポリエステルに制電性を付与することのニーズ
は大きく、従来からこれに関する研究はなされ数多くの
方法が提案され、またそのいくつかは実用化されてい
る。その方法は、(i)フィルムや糸に加工した後に物
理的処理,化学的処理を施す方法と(ii)ポリエステル
自体を改質する方法とに大別できる。そして、(ii)の
方法として、例えばアルキルスルホン酸の塩とポリアル
キレングリコールをポリエステル中へ配合する方法があ
り(例、特開昭52−47071,特開昭52−47072)、このア
ルキルスルホン酸塩としては主にナトリウム塩が用いら
れる。しかし、このアルキルスルホン酸のナトリウム塩
は、ポリエステル中での分散性が低い問題をかかえてい
る。
は大きく、従来からこれに関する研究はなされ数多くの
方法が提案され、またそのいくつかは実用化されてい
る。その方法は、(i)フィルムや糸に加工した後に物
理的処理,化学的処理を施す方法と(ii)ポリエステル
自体を改質する方法とに大別できる。そして、(ii)の
方法として、例えばアルキルスルホン酸の塩とポリアル
キレングリコールをポリエステル中へ配合する方法があ
り(例、特開昭52−47071,特開昭52−47072)、このア
ルキルスルホン酸塩としては主にナトリウム塩が用いら
れる。しかし、このアルキルスルホン酸のナトリウム塩
は、ポリエステル中での分散性が低い問題をかかえてい
る。
発明の目的 本発明者は、かかる問題のない制電化方法について研究
した結果、制電性及びポリマー中での分散性の面でアル
キルスルホン酸のリチウム塩が優れた特性を奏すること
を見い出した。しかし、その後の研究で、このリチウム
塩には、連続バッチで生産するとき、ポリマー中のジエ
チレングリコール(DEG)濃度が増加し、安定生産が難
しいという欠点があり、またこの現象は他のアルキルス
ルホン酸のアルカリ金属塩例えばナトリウム塩,カリウ
ム塩等では見られなく、リチウム塩独自の特異的な現象
であること、更にこのリチウム塩には、生産バッチの回
数が増えるにつれ分散性が悪化していくという欠点のあ
ることが明らかとなった。本発明者は、更に、これらの
改善方法について研究した結果、本発明に到達した。
した結果、制電性及びポリマー中での分散性の面でアル
キルスルホン酸のリチウム塩が優れた特性を奏すること
を見い出した。しかし、その後の研究で、このリチウム
塩には、連続バッチで生産するとき、ポリマー中のジエ
チレングリコール(DEG)濃度が増加し、安定生産が難
しいという欠点があり、またこの現象は他のアルキルス
ルホン酸のアルカリ金属塩例えばナトリウム塩,カリウ
ム塩等では見られなく、リチウム塩独自の特異的な現象
であること、更にこのリチウム塩には、生産バッチの回
数が増えるにつれ分散性が悪化していくという欠点のあ
ることが明らかとなった。本発明者は、更に、これらの
改善方法について研究した結果、本発明に到達した。
従って、本発明の目的は、制電性及び分散性にすぐたポ
リエステルを安定した生産性で製造する方法を提供する
ことにある。
リエステルを安定した生産性で製造する方法を提供する
ことにある。
発明の構成・効果 本発明の目的は、本発明によれば、テレフタル酸を主と
する二官能性カルボン酸またはそのエステル形成性誘導
体とエチレングリコールを主とするグリコールまたはそ
のエステル形成性誘導体とをエステル化反応またはエス
テル交換反応させ、次いで得られる反応生成物を重縮合
反応させてポリエステルを製造する方法において、アル
キルスルホン酸のリチウム塩を重縮合反応が終了するま
での段階で或は重縮合終了後の溶融ポリエステルに添加
し、かつ他のアルカリ金属化合物を重縮合反応開始前で
安定剤添加後に添加することを特徴とする制電性ポリエ
ステルの製造法によって達成される。
する二官能性カルボン酸またはそのエステル形成性誘導
体とエチレングリコールを主とするグリコールまたはそ
のエステル形成性誘導体とをエステル化反応またはエス
テル交換反応させ、次いで得られる反応生成物を重縮合
反応させてポリエステルを製造する方法において、アル
キルスルホン酸のリチウム塩を重縮合反応が終了するま
での段階で或は重縮合終了後の溶融ポリエステルに添加
し、かつ他のアルカリ金属化合物を重縮合反応開始前で
安定剤添加後に添加することを特徴とする制電性ポリエ
ステルの製造法によって達成される。
本発明で用いる二官能性カルボン酸は、テレフタル酸を
主たる対象とするが、他の二官能性カルボン酸を小割合
併用することもできる。この他の二官能性カルボン酸と
しては、例えばコハク酸,アジピン酸,セバシン酸,ド
デカンジカルボン酸などの脂肪族ジカルボン酸,ヘキサ
ヒドロテレフタル酸,1,3−アダマンタンジカルボン酸な
どの脂環族ジカルボン酸,イソフタル酸,ナフタレンジ
カルボン酸,ジフエニルスルホンジカルボン酸,ベンゾ
フエノンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸等をあ
げることができる。これらの共重合割合は全酸成分当り
20モル%以下、更には10モル%以下であることが好まし
い。
主たる対象とするが、他の二官能性カルボン酸を小割合
併用することもできる。この他の二官能性カルボン酸と
しては、例えばコハク酸,アジピン酸,セバシン酸,ド
デカンジカルボン酸などの脂肪族ジカルボン酸,ヘキサ
ヒドロテレフタル酸,1,3−アダマンタンジカルボン酸な
どの脂環族ジカルボン酸,イソフタル酸,ナフタレンジ
カルボン酸,ジフエニルスルホンジカルボン酸,ベンゾ
フエノンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸等をあ
げることができる。これらの共重合割合は全酸成分当り
20モル%以下、更には10モル%以下であることが好まし
い。
また、二官能性カルボン酸のエステル形成性誘導体とし
ては従来から知られている誘導体を用いることができ、
低級アルキルエステル特にメチルエステルが好ましい。
ては従来から知られている誘導体を用いることができ、
低級アルキルエステル特にメチルエステルが好ましい。
更に、本発明で用いるグリコールはエチレングリコール
を主たる対象とするが、他のグリコールを小割合併用す
ることもできる。この他のグリコールとしては、例えば
1,−プロパンジオール,1,4−ブタンジオール,1,6−ヘキ
サンジオール,ネオペチレングリコール,1,4−シクロヘ
キサンジメタノール,P−キシリレングリコール等をあげ
ることができる。これらの共重合割合は全酸成分当り20
モル%以下、更には10モル%以下であることが好まし
い。
を主たる対象とするが、他のグリコールを小割合併用す
ることもできる。この他のグリコールとしては、例えば
1,−プロパンジオール,1,4−ブタンジオール,1,6−ヘキ
サンジオール,ネオペチレングリコール,1,4−シクロヘ
キサンジメタノール,P−キシリレングリコール等をあげ
ることができる。これらの共重合割合は全酸成分当り20
モル%以下、更には10モル%以下であることが好まし
い。
また、グリコールのエステル形成性誘導体としては従来
から知られている誘導体を用いることができる。
から知られている誘導体を用いることができる。
本発明における上記酸成分とグリコール成分の反応は、
従来から知られ或は蓄積された方法によって行うことが
できる。
従来から知られ或は蓄積された方法によって行うことが
できる。
本発明ではポリエステルに制電性を付与する剤としてア
ルキルスルホン酸のリチウム塩を用いるが、このリチウ
ム塩は下記一般式 R−SO3Li (但し、Rは炭素数8〜20のアルキル基である)で示さ
れる。この具体例としてはオクチルスルホン酸リチウム
塩,ノニルスルホン酸リチウム塩,デシルスルホン酸リ
チウム塩,ドデシルスルホン酸リチウム塩,オレイルス
ルホン酸リチウム塩,ステアリルスルホン酸リチウム
塩,更にはアルキル基の炭素数が8〜20で、平均炭素数
が13〜16であるようなアルキルスルホン酸リチウムなど
をあげることができる。これらの添加量は、通常生成ポ
リエステル当り0.1〜10重量%である。
ルキルスルホン酸のリチウム塩を用いるが、このリチウ
ム塩は下記一般式 R−SO3Li (但し、Rは炭素数8〜20のアルキル基である)で示さ
れる。この具体例としてはオクチルスルホン酸リチウム
塩,ノニルスルホン酸リチウム塩,デシルスルホン酸リ
チウム塩,ドデシルスルホン酸リチウム塩,オレイルス
ルホン酸リチウム塩,ステアリルスルホン酸リチウム
塩,更にはアルキル基の炭素数が8〜20で、平均炭素数
が13〜16であるようなアルキルスルホン酸リチウムなど
をあげることができる。これらの添加量は、通常生成ポ
リエステル当り0.1〜10重量%である。
このアルキルスルホン酸リチウムはポリアルキレングリ
コール例えばポリエチレングリコール,ポリテトラメチ
レングリコール等と組合せて用いることができる。この
場合、ポリアルキレングリコールの添加量は0.1〜10重
量%が好ましい。
コール例えばポリエチレングリコール,ポリテトラメチ
レングリコール等と組合せて用いることができる。この
場合、ポリアルキレングリコールの添加量は0.1〜10重
量%が好ましい。
アルキルスルホン酸のリチウム塩は、エステル交換又は
エステル化反応中あるいは重合反応中,重合反応終了時
のまだポリマーが溶融状態にある時点で加えることがで
きるが、他のアルカリ金属化合物添加後に加えることが
好ましい。
エステル化反応中あるいは重合反応中,重合反応終了時
のまだポリマーが溶融状態にある時点で加えることがで
きるが、他のアルカリ金属化合物添加後に加えることが
好ましい。
本発明で用いる他のアルカリ金属化合物はポリエステル
とは非反応性のアルカリ金属化合物(但し、アルキルス
ルホン酸の金属塩を含まない)であって、リチウムまた
はナトリウムのモノカルボン酸塩,炭酸塩,安息香酸塩
が好ましい。更にこのモノカルボン酸としては酢酸,プ
ロピレン酸,酪酸等の如き低級脂肪酸が好ましい。この
他のアルカリ金属化合物の添加は重縮合反応開始前で安
定剤添加後にする必要がある。重縮合反応に入ってから
の添加では、DEG抑制効果が少なく、連続バッチでの安
定生産性に欠ける。また安定剤添加前では、該アルカリ
金属化合物が安定剤でトラップされ、その作用が十分発
現しない。特に重縮合反応段階で添加するアルキルスル
ホン酸リチウム塩の副作用抑制効果がなくなる。また、
上述した添加時期にアルカリ金属化合物を添加すると、
アルキルスルホン酸のリチウム塩が微粒子化し、ポリマ
ー中での分散性向上効果が極めて大きい。
とは非反応性のアルカリ金属化合物(但し、アルキルス
ルホン酸の金属塩を含まない)であって、リチウムまた
はナトリウムのモノカルボン酸塩,炭酸塩,安息香酸塩
が好ましい。更にこのモノカルボン酸としては酢酸,プ
ロピレン酸,酪酸等の如き低級脂肪酸が好ましい。この
他のアルカリ金属化合物の添加は重縮合反応開始前で安
定剤添加後にする必要がある。重縮合反応に入ってから
の添加では、DEG抑制効果が少なく、連続バッチでの安
定生産性に欠ける。また安定剤添加前では、該アルカリ
金属化合物が安定剤でトラップされ、その作用が十分発
現しない。特に重縮合反応段階で添加するアルキルスル
ホン酸リチウム塩の副作用抑制効果がなくなる。また、
上述した添加時期にアルカリ金属化合物を添加すると、
アルキルスルホン酸のリチウム塩が微粒子化し、ポリマ
ー中での分散性向上効果が極めて大きい。
アルキルスルホン酸の金属塩は、一般に、ポリマー不溶
性で且つ分散性悪くて粒大粒子化し易く、従って該アル
キルスルホン酸の金属塩を配合したポリエステルは、こ
れを配合しないものに比べ、紡糸工程でのパック圧上昇
が大きいとか、フィルムにした場合表面が粗くなるなど
の欠点を有する。それに対し、本発明によるアルカリ金
属化合物を重縮合反応開始前でかつ安定剤添加後に添加
したポリステルではリチウム塩の分散性にきわめて優
れ、紡糸工程でのパック圧上昇,糸切れが大巾に改善さ
れ、またフィルムに成形した場合にも表面が平坦で磁気
テープ用途への使用も十分可能である。アルカリ金属化
合物の最適添加量は全酸成分に対し0.05〜2.0モル%で
ある。
性で且つ分散性悪くて粒大粒子化し易く、従って該アル
キルスルホン酸の金属塩を配合したポリエステルは、こ
れを配合しないものに比べ、紡糸工程でのパック圧上昇
が大きいとか、フィルムにした場合表面が粗くなるなど
の欠点を有する。それに対し、本発明によるアルカリ金
属化合物を重縮合反応開始前でかつ安定剤添加後に添加
したポリステルではリチウム塩の分散性にきわめて優
れ、紡糸工程でのパック圧上昇,糸切れが大巾に改善さ
れ、またフィルムに成形した場合にも表面が平坦で磁気
テープ用途への使用も十分可能である。アルカリ金属化
合物の最適添加量は全酸成分に対し0.05〜2.0モル%で
ある。
本発明で用いる安定剤はリン化合物が好ましく、特に下
記一般式で示される化合物が好ましい。
記一般式で示される化合物が好ましい。
(但し、R1〜R3はそれぞれ水素原子又はアルキル基であ
る) 上記式中R1〜R3のアルキル基としてはメチル,エチル,
プロピル,ブチル等の低級アルキル基が好ましい。これ
らの具体例は当業界において広く知られているものであ
り、それらを本発明においても用いることができる。安
定剤の添加量は全酸成分に対し0.01〜0.5モル%が好ま
しい。安定剤の添加はエステル交換またはエステル化反
応が実質的に終了した時点が好ましい。
る) 上記式中R1〜R3のアルキル基としてはメチル,エチル,
プロピル,ブチル等の低級アルキル基が好ましい。これ
らの具体例は当業界において広く知られているものであ
り、それらを本発明においても用いることができる。安
定剤の添加量は全酸成分に対し0.01〜0.5モル%が好ま
しい。安定剤の添加はエステル交換またはエステル化反
応が実質的に終了した時点が好ましい。
本発明では、上述した添加剤を所定の時期に添加する以
外は従来から知られている反応条件を用いることができ
る。その際ポリエステルの反応触媒として知られている
化合物を触媒として用いることが好ましい。また他の添
加剤例えば滑剤,艶消剤等を添加することができる。
外は従来から知られている反応条件を用いることができ
る。その際ポリエステルの反応触媒として知られている
化合物を触媒として用いることが好ましい。また他の添
加剤例えば滑剤,艶消剤等を添加することができる。
実施例 以下実施例を挙げて、本発明を説明する。
なお実施例中の種々の物性値および特性は下記の方法に
より到達した。
より到達した。
(1) 表面固有抵抗 竹田理研(株)の振動容量型微少電位電流計TR−84M型
で測定する。(20℃,65%RH) (2) 帯電位半減時間 宍戸商会(株)のスタチックオネストメーターS−4104
型を使用して、電圧−5KVを試料の上2cmから30秒間印加
したとき、試料に生ずる電位が1/2の値に減衰するまで
の時間(秒)を求める。(20℃,65%RH) (3) フイルム表面粗さ CLA[センター・ライン・アベレッジ(Center Line Ave
rage・中心線平均粗さ)] JIS B 0601に準じ、東京精密社(株)製の触針式表
面粗さ計(SURFCOM 3B)を使用して、針の半径2μm,
荷重0.07gの条件下にチャートをかかせ、フイルム表面
粗さ曲線からその中心線の方向に測定長さLの部分を抜
き取り、この抜き取り部分の中心線をX軸,縦の方向を
Y軸として、粗さ曲線をY=f(x)で表わした時、次
の式で与えられた値をμm単位で表わす。
で測定する。(20℃,65%RH) (2) 帯電位半減時間 宍戸商会(株)のスタチックオネストメーターS−4104
型を使用して、電圧−5KVを試料の上2cmから30秒間印加
したとき、試料に生ずる電位が1/2の値に減衰するまで
の時間(秒)を求める。(20℃,65%RH) (3) フイルム表面粗さ CLA[センター・ライン・アベレッジ(Center Line Ave
rage・中心線平均粗さ)] JIS B 0601に準じ、東京精密社(株)製の触針式表
面粗さ計(SURFCOM 3B)を使用して、針の半径2μm,
荷重0.07gの条件下にチャートをかかせ、フイルム表面
粗さ曲線からその中心線の方向に測定長さLの部分を抜
き取り、この抜き取り部分の中心線をX軸,縦の方向を
Y軸として、粗さ曲線をY=f(x)で表わした時、次
の式で与えられた値をμm単位で表わす。
この測定は基準長を0.25mmとして8個測定し、値の大き
い方から3個除いた5個の平均値で表わす。
い方から3個除いた5個の平均値で表わす。
実施例1,2 テレフタル酸ジメチル100重量部,エチレングリコール7
0重量部及び酢酸マンガン0.025重量部の混合物を攪拌下
加熱して発生するメタノールを留去しながら90分間エス
テル交換反応させた。得られた反応生成物にリン酸を0.
035重量部添加し、該リン酸添加後10分の時点で表1に
示すアルカリ金属塩を0.1mol%添加した。次いで三酸化
アンチモンを0.03重量部添加し、その後反応物を285℃
まで徐々に昇温し、かつ系内を減圧に移行して、60mgHg
の減圧下で30分間、次いで0.5mmHgの高度の減圧下で80
分間重縮合反応させた。その際アルキルスルホン酸リチ
ウムおよびポリエチレングリコールを各1重量部づつ減
圧開始後100分の時点で添加した。
0重量部及び酢酸マンガン0.025重量部の混合物を攪拌下
加熱して発生するメタノールを留去しながら90分間エス
テル交換反応させた。得られた反応生成物にリン酸を0.
035重量部添加し、該リン酸添加後10分の時点で表1に
示すアルカリ金属塩を0.1mol%添加した。次いで三酸化
アンチモンを0.03重量部添加し、その後反応物を285℃
まで徐々に昇温し、かつ系内を減圧に移行して、60mgHg
の減圧下で30分間、次いで0.5mmHgの高度の減圧下で80
分間重縮合反応させた。その際アルキルスルホン酸リチ
ウムおよびポリエチレングリコールを各1重量部づつ減
圧開始後100分の時点で添加した。
この方法で4バッチ連続にポリエステルを製造した。
得られたポリエステルを乾燥したのち300℃で5分間溶
融してダイスリットから薄膜状に押出して、表面温度が
40℃に保たれた冷却ドラム上にキャストした。冷却後の
未延伸フイルムの厚さは350μであった。該未延伸フイ
ルムを、75℃に加熱されたロールを用いて長さ方向(M
D)に倍率3.7倍で延伸し、引続き110℃に加熱されたテ
ンター内で幅方向(TD)に倍率4.0倍で延伸し、さらに2
30℃で5秒間熱処理した。こうして得られた二軸配向フ
イルムの厚みは25μであった。これらのフイルムの物性
値を表1に示す。
融してダイスリットから薄膜状に押出して、表面温度が
40℃に保たれた冷却ドラム上にキャストした。冷却後の
未延伸フイルムの厚さは350μであった。該未延伸フイ
ルムを、75℃に加熱されたロールを用いて長さ方向(M
D)に倍率3.7倍で延伸し、引続き110℃に加熱されたテ
ンター内で幅方向(TD)に倍率4.0倍で延伸し、さらに2
30℃で5秒間熱処理した。こうして得られた二軸配向フ
イルムの厚みは25μであった。これらのフイルムの物性
値を表1に示す。
比較例1,2 酢酸リチウムの添加時期を重合開始後とする(比較例
1)、或は酢酸リチウムを添加しない(比較例2)以外
は実施例1と同様に行なった。得られたポリエステル及
びそのフイルムの特性を表1に示す。
1)、或は酢酸リチウムを添加しない(比較例2)以外
は実施例1と同様に行なった。得られたポリエステル及
びそのフイルムの特性を表1に示す。
表1から、比較例1,2ともバッチ(Bx)回数が増えるに
したがってジエチレングリコール(DEG)量が多くな
り、また粒子分散性も低下してフイルム表面が粗れてく
ることがわかる。
したがってジエチレングリコール(DEG)量が多くな
り、また粒子分散性も低下してフイルム表面が粗れてく
ることがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 67/02 KKB (56)参考文献 特開 昭61−115931(JP,A) 特開 昭49−11986(JP,A) 特開 昭47−21492(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】テレフタル酸を主とする二官能性カルボン
酸またはそのエステル形成性誘導体とエチレングリコー
ルを主とするグリコールまたはそのエステル形成性誘導
体とをエステル化反応またはエステル交換反応させ、次
いで得られる反応生成物を重縮合反応させてポリエステ
ルを製造する方法において、アルキルスルホン酸のリチ
ウム塩を重縮合反応が終了するまでの段階で或は重縮合
反応終了後の溶融ポリエステルに添加し、かつ他のアル
カリ金属化合物を重縮合反応開始前で安定剤添加後に添
加することを特徴とする制電性ポリエステルの製造法。 - 【請求項2】他のアルカリ金属化合物がリチウムまたは
ナトリウムのモノカルボン酸塩,炭酸塩または安息香酸
塩である特許請求の範囲第1項記載の製造法。 - 【請求項3】安定剤がリン化合物である特許請求の範囲
第1項記載の製造法。 - 【請求項4】アルキルスルホン酸のリチウム塩をポリア
ルキレングリコールと組合せて用いる特許請求の範囲第
1項記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61001322A JPH0759634B2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | ポリエステルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61001322A JPH0759634B2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | ポリエステルの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62161823A JPS62161823A (ja) | 1987-07-17 |
| JPH0759634B2 true JPH0759634B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=11498256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61001322A Expired - Fee Related JPH0759634B2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | ポリエステルの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0759634B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02151650A (ja) * | 1988-12-02 | 1990-06-11 | Polyplastics Co | 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物 |
| JP4021105B2 (ja) * | 1998-09-30 | 2007-12-12 | 三井化学株式会社 | ポリエステル樹脂組成物およびそれからなる中空成形容器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4911986A (ja) * | 1972-04-19 | 1974-02-01 |
-
1986
- 1986-01-09 JP JP61001322A patent/JPH0759634B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62161823A (ja) | 1987-07-17 |
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