JPH0751641B2 - 耐擦傷性複合フィルムの製造方法 - Google Patents
耐擦傷性複合フィルムの製造方法Info
- Publication number
- JPH0751641B2 JPH0751641B2 JP60221494A JP22149485A JPH0751641B2 JP H0751641 B2 JPH0751641 B2 JP H0751641B2 JP 60221494 A JP60221494 A JP 60221494A JP 22149485 A JP22149485 A JP 22149485A JP H0751641 B2 JPH0751641 B2 JP H0751641B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- ionizing radiation
- curable resin
- protective layer
- composite film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐擦傷性複合フィルムの製造方法に関する。
近年,内装材,自動車窓ガラス用遮光フィルム等の化粧
材用基材として合成樹脂フィルムが広く用いられてい
る。
材用基材として合成樹脂フィルムが広く用いられてい
る。
従来,合成樹脂フィルムを基材とする化粧材としては,
単に合成樹脂フィルムに印刷を施した後,裏面に粘着剤
層を設けたもの,透明合成樹脂フィルムの裏面に着色剤
を含有する粘着剤層を設けたものが用いられていたが,
合成樹脂フィルムが傷付き易いため,合成樹脂フィルム
の裏面に粘着剤層を設けただけの化粧材は美麗な外観を
長期間に亘って維持できない欠点があった。このため化
粧材用等の用途に用いられる基材として単なる合成樹脂
フィルムにかわって,合成樹脂フィルムの表面に熱可塑
性樹脂よりなる表面保護層を設けた複合フィルムが用い
られるようになっている。
単に合成樹脂フィルムに印刷を施した後,裏面に粘着剤
層を設けたもの,透明合成樹脂フィルムの裏面に着色剤
を含有する粘着剤層を設けたものが用いられていたが,
合成樹脂フィルムが傷付き易いため,合成樹脂フィルム
の裏面に粘着剤層を設けただけの化粧材は美麗な外観を
長期間に亘って維持できない欠点があった。このため化
粧材用等の用途に用いられる基材として単なる合成樹脂
フィルムにかわって,合成樹脂フィルムの表面に熱可塑
性樹脂よりなる表面保護層を設けた複合フィルムが用い
られるようになっている。
しかしながら熱可塑性樹脂よりなる表面保護層を設けた
従来の複合フィルムは表面硬度が必ずしも充分とはいえ
ず,合成樹脂フィルムの傷付きを確実に防止することが
できないとともに,自動車窓ガラス用遮光材の基材とし
て用いる場合,特に夏季における自動車室内の温度上昇
によって表面保護層が軟化し,傷付き易いという欠点が
あった。
従来の複合フィルムは表面硬度が必ずしも充分とはいえ
ず,合成樹脂フィルムの傷付きを確実に防止することが
できないとともに,自動車窓ガラス用遮光材の基材とし
て用いる場合,特に夏季における自動車室内の温度上昇
によって表面保護層が軟化し,傷付き易いという欠点が
あった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので,内装材,遮光
フィルムもしくはその他の化粧材等の基材として用い得
る,表面硬度,耐熱性に優れた表面保護層を有する耐擦
傷性複合フィルムおよびその製造方法を提供することを
目的とする。
フィルムもしくはその他の化粧材等の基材として用い得
る,表面硬度,耐熱性に優れた表面保護層を有する耐擦
傷性複合フィルムおよびその製造方法を提供することを
目的とする。
本発明者らは上記課題を解説すべく鋭意研究した結果,
合成樹脂フィルム基材に電離放射線硬化型樹脂を塗布し
て硬化せしめる際に,基材を熱ロール表面に少なくとも
部分的に巻き付けて塗布層とともに30℃〜100℃の温度
に加熱しながら電離放射線を照射して塗布層を硬化せし
めて表面保護層を形成することにより電離放射線硬化型
樹脂の硬化収縮による歪が防止され,密着性に優れた表
面保護層を有する優れた耐擦傷性複合フィルムが得られ
ることを見い出し本発明を完成するに至った。
合成樹脂フィルム基材に電離放射線硬化型樹脂を塗布し
て硬化せしめる際に,基材を熱ロール表面に少なくとも
部分的に巻き付けて塗布層とともに30℃〜100℃の温度
に加熱しながら電離放射線を照射して塗布層を硬化せし
めて表面保護層を形成することにより電離放射線硬化型
樹脂の硬化収縮による歪が防止され,密着性に優れた表
面保護層を有する優れた耐擦傷性複合フィルムが得られ
ることを見い出し本発明を完成するに至った。
本発明の要旨は、合成樹脂フィルム基材の片面または両
面に電離放射線硬化型樹脂塗布層を形成した後、基材を
熱ロール表面に少なくとも部分的に巻き付けて塗布層と
ともに30〜100℃の温度に加熱しながら電離放射線を照
射し,電離放射線硬化型樹脂を硬化せしめて表面保護層
を形成することを特徴とする耐擦傷性複合フィルムの製
造方法にある。
面に電離放射線硬化型樹脂塗布層を形成した後、基材を
熱ロール表面に少なくとも部分的に巻き付けて塗布層と
ともに30〜100℃の温度に加熱しながら電離放射線を照
射し,電離放射線硬化型樹脂を硬化せしめて表面保護層
を形成することを特徴とする耐擦傷性複合フィルムの製
造方法にある。
以下,本発明の一実施例を図面に基き説明する。
第1図に示すように本発明の複合フィルム1は,合成樹
脂フィルム基材2と該基材2の片面に設けられた三次元
架橋硬化皮膜よりなる表面保護層3とからなる。
脂フィルム基材2と該基材2の片面に設けられた三次元
架橋硬化皮膜よりなる表面保護層3とからなる。
上記フィルム基材2としてはポリエステルフィルム,ポ
リエチレンフィルム,ポリプロピレンフィルム,ポリ塩
化ビニルフィルム,ポリ塩化ビニリデンフィルム,ポリ
カーボネートフィルム,ナイロンフィルム,ポリスチレ
ンフィルム,エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム等
が用いられるが,ポリエステルフィルム,ポリカーボネ
ートフィルム,ポリ塩化ビニルフィルムが好ましい。
リエチレンフィルム,ポリプロピレンフィルム,ポリ塩
化ビニルフィルム,ポリ塩化ビニリデンフィルム,ポリ
カーボネートフィルム,ナイロンフィルム,ポリスチレ
ンフィルム,エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム等
が用いられるが,ポリエステルフィルム,ポリカーボネ
ートフィルム,ポリ塩化ビニルフィルムが好ましい。
表面保護層3は電離放射線硬化型樹脂を硬化せしめて形
成される。硬化に用いる電離放射線としては,コックロ
フトワルトン型,バンデグラフ型,共振変圧器型,絶縁
コア変圧器型,直線型,ダイナミトロン型,高周波型等
の各種電子線加速機から放出され,50〜1000KeV,好まし
くは100〜300KeVのエネルギーを有する電子線や,超高
圧水銀灯,高圧水銀灯,低圧水銀灯,カーボンアーク,
キセノンアーク,メタルハライドランプ等の光源から発
する紫外線等が挙げられる。これら電子線,紫外線によ
って硬化する電離放射線硬化型樹脂としては不飽和ポリ
エステル,ポリエーテルアクリレート,エポキシアクリ
レート,ウレタンアクリレート,スピロアセタールアク
リレート,ポリブタジエン樹脂,ポリチオールポリエン
樹脂等を用いることができ,更に硬化速度,硬化向上の
ためにトリメチロールプロパントリアクリレート,ペン
タエリスリトールトリアクリレート等の三官能性モノマ
ー;ネオペンチルグリコールジアクリレート,トリプロ
ピレングリコールジアクリレート,ジエチレングリコー
ルジアクリレート,1、6−ヘキサンジオールジアクリレ
ート等の二官能性モノマー;その他ジペンタエリスリト
ールヘキサアクリレート等の多官能性モノマーを混合し
て用いることができる。また電離放射線として紫外線を
用いる場合,光重合開始剤としてアセトフェノン類,ベ
ンゾフェノン,ミヒラーケトン,ベンゾイン,ベンジル
メチルケタール,ベンゾイルベンゾエート,α−アミロ
キシムエステル,テトラメチルチウラムモノサルファイ
ド,チオキサンソン類や,光増感剤としてn−ブチルア
ミン,トリエチルアミン,トリ−n−ブチルホスフィン
等を混合して用いることができる。
成される。硬化に用いる電離放射線としては,コックロ
フトワルトン型,バンデグラフ型,共振変圧器型,絶縁
コア変圧器型,直線型,ダイナミトロン型,高周波型等
の各種電子線加速機から放出され,50〜1000KeV,好まし
くは100〜300KeVのエネルギーを有する電子線や,超高
圧水銀灯,高圧水銀灯,低圧水銀灯,カーボンアーク,
キセノンアーク,メタルハライドランプ等の光源から発
する紫外線等が挙げられる。これら電子線,紫外線によ
って硬化する電離放射線硬化型樹脂としては不飽和ポリ
エステル,ポリエーテルアクリレート,エポキシアクリ
レート,ウレタンアクリレート,スピロアセタールアク
リレート,ポリブタジエン樹脂,ポリチオールポリエン
樹脂等を用いることができ,更に硬化速度,硬化向上の
ためにトリメチロールプロパントリアクリレート,ペン
タエリスリトールトリアクリレート等の三官能性モノマ
ー;ネオペンチルグリコールジアクリレート,トリプロ
ピレングリコールジアクリレート,ジエチレングリコー
ルジアクリレート,1、6−ヘキサンジオールジアクリレ
ート等の二官能性モノマー;その他ジペンタエリスリト
ールヘキサアクリレート等の多官能性モノマーを混合し
て用いることができる。また電離放射線として紫外線を
用いる場合,光重合開始剤としてアセトフェノン類,ベ
ンゾフェノン,ミヒラーケトン,ベンゾイン,ベンジル
メチルケタール,ベンゾイルベンゾエート,α−アミロ
キシムエステル,テトラメチルチウラムモノサルファイ
ド,チオキサンソン類や,光増感剤としてn−ブチルア
ミン,トリエチルアミン,トリ−n−ブチルホスフィン
等を混合して用いることができる。
尚,上記実施例においては表面保護層3を基材2の片面
に設けた場合について説明したが,表面保護層3は基材
2の両面に設けることもできる。
に設けた場合について説明したが,表面保護層3は基材
2の両面に設けることもできる。
次に本発明耐擦傷性複合フィルムの製造方法について説
明する。
明する。
まず合成樹脂フィルム基材2の片面または両面に電離放
射線硬化型樹脂を塗布するが,塗布厚が薄すぎると充分
な耐擦傷性が得られず,また厚すぎると硬化速度の低下
や,硬化時に基材2にカール等の歪が生じ易いため,1〜
50μ,特に1.5〜10μの厚さに塗布することが好まし
い。塗布方法としてはブレードコーティング法,グラビ
アコーティング法,ロッドコーティング法,ナイフコー
ティング法,リバースロールコーティング法,キスコー
ティング法,スプレイコーティング法,オフセットグラ
ビアコーティング法等が採用されるが,塗布厚の精度,
塗布表面の平滑性に優れたグラビアコーティング法,リ
バースロールコーティング法,オフセットグラビアコー
ティング法が好ましい。
射線硬化型樹脂を塗布するが,塗布厚が薄すぎると充分
な耐擦傷性が得られず,また厚すぎると硬化速度の低下
や,硬化時に基材2にカール等の歪が生じ易いため,1〜
50μ,特に1.5〜10μの厚さに塗布することが好まし
い。塗布方法としてはブレードコーティング法,グラビ
アコーティング法,ロッドコーティング法,ナイフコー
ティング法,リバースロールコーティング法,キスコー
ティング法,スプレイコーティング法,オフセットグラ
ビアコーティング法等が採用されるが,塗布厚の精度,
塗布表面の平滑性に優れたグラビアコーティング法,リ
バースロールコーティング法,オフセットグラビアコー
ティング法が好ましい。
次いで基材2に塗布した電離放射線硬化型樹脂に電離放
射線を照射して電離放射線硬化型樹脂を硬化せしめる
が,本発明においては基材2を電離放射線硬化型樹脂塗
布層とともに加熱しながら電離放射線を照射して硬化せ
しめることが必要であり,電離放射線照射とともに加熱
することにより硬化収縮による歪の発生が防止され,電
離放射線硬化型樹脂が硬化して形成される三次元架橋硬
化皮膜よりなる表面保護層3が基材2への密着性に優れ
たものとなる。上記加熱温度が低すぎると表面保護層3
の密着性が低下し,また高すぎると基材2として軟化点
が低く薄いフィルムを用いた場合には基材2が収縮して
シワを生じ易い。このため本発明では30〜100℃の温度
に加熱するが,特に40〜80℃が好ましい。本発明方法に
おいては、基材2の収縮を防止するため、加熱方法とし
て電離放射線硬化型樹脂塗布層を形成した基材2を、熱
ロール表面に部分的または略完全に巻き付けて加熱する
方法を採用する。
射線を照射して電離放射線硬化型樹脂を硬化せしめる
が,本発明においては基材2を電離放射線硬化型樹脂塗
布層とともに加熱しながら電離放射線を照射して硬化せ
しめることが必要であり,電離放射線照射とともに加熱
することにより硬化収縮による歪の発生が防止され,電
離放射線硬化型樹脂が硬化して形成される三次元架橋硬
化皮膜よりなる表面保護層3が基材2への密着性に優れ
たものとなる。上記加熱温度が低すぎると表面保護層3
の密着性が低下し,また高すぎると基材2として軟化点
が低く薄いフィルムを用いた場合には基材2が収縮して
シワを生じ易い。このため本発明では30〜100℃の温度
に加熱するが,特に40〜80℃が好ましい。本発明方法に
おいては、基材2の収縮を防止するため、加熱方法とし
て電離放射線硬化型樹脂塗布層を形成した基材2を、熱
ロール表面に部分的または略完全に巻き付けて加熱する
方法を採用する。
本発明において基材2は所望の大きさに切断されたもの
を用いることもできるが,長尺な基材2をロール状に巻
回したまま用い,ロール状に巻回した基材2をくり出し
ながら基材2上に電離放射線硬化型樹脂を塗布し,次い
で加熱しながら電離放射線硬化型樹脂を硬化せしめる工
程を連続的に行ない,長尺な耐擦傷性複合フィルムを連
続巻き取り状に製造することが好ましい。
を用いることもできるが,長尺な基材2をロール状に巻
回したまま用い,ロール状に巻回した基材2をくり出し
ながら基材2上に電離放射線硬化型樹脂を塗布し,次い
で加熱しながら電離放射線硬化型樹脂を硬化せしめる工
程を連続的に行ない,長尺な耐擦傷性複合フィルムを連
続巻き取り状に製造することが好ましい。
以下に具体的実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明す
る。
る。
実施例1 フィルム基材として50μ厚のポリエステルフィルム(東
レ ルミラーT−60)を用い,この片面にポリエステル
アクリレート系の紫外線硬化型樹脂塗料(大日精化製:
セイカビームPHC)をグラビアコーティング法により塗
布した。塗布厚は1μ,2μ,10μの3種類のものを準備
した。次いで紫外線硬化型樹脂塗料を塗布した各フィル
ム基材を表面速度5m/分で回転するロール表面の略半周
まで巻き付けて該ロールにて加熱しながら紫外線を照射
し紫外線硬化型樹脂を硬化せしめた。紫外線照射はロー
ル上12.5cmに設けた160W/cm出力の紫外線ランプ2灯を
用いて行なった。またロールによる加熱は紫外線硬化型
樹脂塗料の塗布厚の異なるもの各々についてロール表面
温度30℃,50℃,100℃について行なった。
レ ルミラーT−60)を用い,この片面にポリエステル
アクリレート系の紫外線硬化型樹脂塗料(大日精化製:
セイカビームPHC)をグラビアコーティング法により塗
布した。塗布厚は1μ,2μ,10μの3種類のものを準備
した。次いで紫外線硬化型樹脂塗料を塗布した各フィル
ム基材を表面速度5m/分で回転するロール表面の略半周
まで巻き付けて該ロールにて加熱しながら紫外線を照射
し紫外線硬化型樹脂を硬化せしめた。紫外線照射はロー
ル上12.5cmに設けた160W/cm出力の紫外線ランプ2灯を
用いて行なった。またロールによる加熱は紫外線硬化型
樹脂塗料の塗布厚の異なるもの各々についてロール表面
温度30℃,50℃,100℃について行なった。
以上のようにして得られた各複合フィルムの耐擦傷性,
表面保護層の密着性の試験を以下の条件で行なったとこ
ろ,紫外線硬化型樹脂塗料の塗布厚が1μのものは2
μ,10μのものに比べてやや傷付き易い傾向は認めら
れ,またロール表面温度30℃で加熱したものが50℃,100
℃で加熱したものに比べてやや表面保護層の密着性が低
い傾向は認められたものの,いずれも充分な耐擦傷性,
表面保護層の密着性を有する優れたものであった。
表面保護層の密着性の試験を以下の条件で行なったとこ
ろ,紫外線硬化型樹脂塗料の塗布厚が1μのものは2
μ,10μのものに比べてやや傷付き易い傾向は認めら
れ,またロール表面温度30℃で加熱したものが50℃,100
℃で加熱したものに比べてやや表面保護層の密着性が低
い傾向は認められたものの,いずれも充分な耐擦傷性,
表面保護層の密着性を有する優れたものであった。
耐擦傷性試験条件 スチールウール#0000により表面保護層表面を20回擦
り,傷付きの有無を観察した。
り,傷付きの有無を観察した。
表面保護層の密着性試験条件 24mm幅のニチバンセロテープ(工業用タイプ)を,予め
カッターによりクロスカットした表面保護層上に貼着
し,その上を綿布にて10往復擦り密着させた。しかる
後,これを1分間室内に放置し,テープを手前側より真
上方向に急激に引張って剥離した時に,表面保護層がテ
ープに粘着されて剥離するか否かを観察した。
カッターによりクロスカットした表面保護層上に貼着
し,その上を綿布にて10往復擦り密着させた。しかる
後,これを1分間室内に放置し,テープを手前側より真
上方向に急激に引張って剥離した時に,表面保護層がテ
ープに粘着されて剥離するか否かを観察した。
比較例1 実施例1と同様にして1μ,2μ,10μの厚さに紫外線硬
化型樹脂塗料を塗布したフィルム基材を実施例1と同様
のロール表面に同様に巻き付け,ロールを加熱すること
なく各々ロール表面温度10℃,20℃にて紫外線を照射し
て紫外線硬化型樹脂を硬化せしめた。
化型樹脂塗料を塗布したフィルム基材を実施例1と同様
のロール表面に同様に巻き付け,ロールを加熱すること
なく各々ロール表面温度10℃,20℃にて紫外線を照射し
て紫外線硬化型樹脂を硬化せしめた。
以上のようにして得られた各複合フィルムの耐擦傷性,
表面保護層の密着性を実施例1と同様の条件で試験した
が,傷付き,表面保護層の剥離が激しく,耐擦傷性,表
面保護層の密着性に劣るものであった。
表面保護層の密着性を実施例1と同様の条件で試験した
が,傷付き,表面保護層の剥離が激しく,耐擦傷性,表
面保護層の密着性に劣るものであった。
以上説明したように本発明製造方法は、電離放射線硬化
型樹脂塗布層を硬化せしめるに当たり、基材を熱ロール
表面に少なくとも部分的に巻き付けて塗布層とともに30
〜100℃の温度に加熱しながら電離放射線を照射する方
法を採用したことにより電離放射線硬化型樹脂の硬化収
縮による歪が効果的に防止され、密着性に優れた表面保
護層を有する優れた耐擦傷性複合フィルムを製造するこ
とができる。本発明方法により得られる耐擦傷性複合フ
ィルムは電離放射線硬化型樹脂を硬化せしめた三次元架
橋硬化皮膜によりなる表面保護層を有するため表面保護
層が耐熱性に優れるとともに傷付き難く、優れた耐擦傷
性を有し、このフィルムを化粧用基材として用いた場合
には、内装材、遮光フィルム等の化粧材の美観を長期間
に亘って保持することができる。
型樹脂塗布層を硬化せしめるに当たり、基材を熱ロール
表面に少なくとも部分的に巻き付けて塗布層とともに30
〜100℃の温度に加熱しながら電離放射線を照射する方
法を採用したことにより電離放射線硬化型樹脂の硬化収
縮による歪が効果的に防止され、密着性に優れた表面保
護層を有する優れた耐擦傷性複合フィルムを製造するこ
とができる。本発明方法により得られる耐擦傷性複合フ
ィルムは電離放射線硬化型樹脂を硬化せしめた三次元架
橋硬化皮膜によりなる表面保護層を有するため表面保護
層が耐熱性に優れるとともに傷付き難く、優れた耐擦傷
性を有し、このフィルムを化粧用基材として用いた場合
には、内装材、遮光フィルム等の化粧材の美観を長期間
に亘って保持することができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので,第1図は本発明
耐擦傷性複合フィルム一実施態様を示す縦断面図であ
る。 1……耐擦傷性複合フィルム 2……合成樹脂フィルム基材 3……表面保護層
耐擦傷性複合フィルム一実施態様を示す縦断面図であ
る。 1……耐擦傷性複合フィルム 2……合成樹脂フィルム基材 3……表面保護層
Claims (1)
- 【請求項1】合成樹脂フィルム基材の片面または両面に
電離放射線硬化型樹脂塗布層を形成した後、基材を熱ロ
ール表面に少なくとも部分的に巻き付けて塗布層ととも
に30〜100℃の温度に加熱しながら電離放射線を照射
し、電離放射線硬化型樹脂を硬化せしめて表面保護層を
形成することを特徴とする耐擦傷性複合フィルムの製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60221494A JPH0751641B2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 耐擦傷性複合フィルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60221494A JPH0751641B2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 耐擦傷性複合フィルムの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6280041A JPS6280041A (ja) | 1987-04-13 |
| JPH0751641B2 true JPH0751641B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=16767590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60221494A Expired - Fee Related JPH0751641B2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 耐擦傷性複合フィルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751641B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006255661A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | 塗膜硬化方法及び装置 |
| US7846511B2 (en) | 2005-01-18 | 2010-12-07 | Fujifilm Corporation | Transparent film and method for manufacturing the same, polarized plate and image display device |
| US8241740B2 (en) | 2005-03-07 | 2012-08-14 | Fujifilm Corporation | Antireflective film, method of manufacturing antireflective film, polarizing plate and image display device using the same |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2797281B2 (ja) * | 1989-06-16 | 1998-09-17 | 大日本印刷株式会社 | ソフトコートフィルム |
| JPH0544530U (ja) * | 1991-11-22 | 1993-06-15 | オカモト株式会社 | ウインドー用フイルム |
| JP2002317062A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-31 | Dainippon Ink & Chem Inc | エネルギー線硬化樹脂フィルムおよび表面保護されたプラスチック成形品 |
| JP7601646B2 (ja) * | 2021-01-22 | 2024-12-17 | 株式会社カネカ | ハードコートフィルムの製造方法、およびカール抑制方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5930170B2 (ja) * | 1976-04-16 | 1984-07-25 | 三菱レイヨン株式会社 | 耐摩耗性被膜を有するプラスチツク成型品の製造方法 |
| JPS5951952A (ja) * | 1982-09-11 | 1984-03-26 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 耐摩耗性に優れた艶消し性被覆材組成物 |
| JPS5951920A (ja) * | 1982-09-10 | 1984-03-26 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 耐摩耗性に優れた艶消し性被覆材組成物 |
-
1985
- 1985-10-04 JP JP60221494A patent/JPH0751641B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7846511B2 (en) | 2005-01-18 | 2010-12-07 | Fujifilm Corporation | Transparent film and method for manufacturing the same, polarized plate and image display device |
| US8241740B2 (en) | 2005-03-07 | 2012-08-14 | Fujifilm Corporation | Antireflective film, method of manufacturing antireflective film, polarizing plate and image display device using the same |
| JP2006255661A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | 塗膜硬化方法及び装置 |
| US8007874B2 (en) | 2005-03-18 | 2011-08-30 | Fujifilm Corporation | Method and apparatus for curing coated film |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6280041A (ja) | 1987-04-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2000326446A (ja) | 化粧シート及び化粧材 | |
| JPH0751641B2 (ja) | 耐擦傷性複合フィルムの製造方法 | |
| JPH08187997A (ja) | 転写シート及びこれを使用して形成した防眩性ディスプレイケース | |
| JP2989837B2 (ja) | ハードコート転写箔 | |
| JPS6353602B2 (ja) | ||
| JP2604691B2 (ja) | 艶消フイルムの製造方法 | |
| JP3341222B2 (ja) | 鏡面光沢化粧シ−ト | |
| JPH01176477A (ja) | 艷消しフィルムの製造方法 | |
| JPH0419924B2 (ja) | ||
| JPH11207864A (ja) | 金箔調シート及び金箔調部材 | |
| JP2579292B2 (ja) | 艶消フィルムの製造方法 | |
| JP4275477B2 (ja) | 硬化樹脂層を有する成形品の製造方法及び水圧転写装置 | |
| JPH02196646A (ja) | 転写シート | |
| JPH06286073A (ja) | ハードコートフィルムの製造方法 | |
| JPH01280598A (ja) | 金属薄膜層の転写方法 | |
| JPH0671811A (ja) | 化粧材及びその製造方法 | |
| JP2782795B2 (ja) | 複合フィルムの製造方法 | |
| JP2521737B2 (ja) | ハ−ドコ−トプラスチツクパネルおよびその製造方法 | |
| JPH04294141A (ja) | 厚塗り塗装感を有する化粧シートの製造方法 | |
| JP2657294B2 (ja) | 表面硬化合成樹脂成形品の製造方法 | |
| JPH04153395A (ja) | 塗工紙の製造方法 | |
| JPH04251735A (ja) | 成形積層用ハードコートシート及び成形体の製造方法 | |
| JPH08142295A (ja) | 化粧板とその製造方法 | |
| JP2938894B2 (ja) | ハードコート転写箔 | |
| JPH06286069A (ja) | 耐候性プラスチックパネルの製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |